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村上の鮭漁

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月12日更新

三面川の居繰網漁

毎年秋になると市内の川には鮭が上り、漁師が鮭漁を行う風景を間近に見ることができます。その中から、三面川と大川で行われている伝統的な漁法をご紹介します。

  1. 三面川の鮭漁
  2. 大川のコド漁

1.三面川の鮭漁

三面川では、秋になると川幅いっぱいに『ウライ』と呼ばれる柵が設けられ、産卵のために遡上してくる鮭を一括採補しています。これは、戦後中断していたものを昭和52年から鮭増殖を目的として再開したもので、遡上してきた鮭の行く手を阻み、2か所だけ開いている落し柵と呼ばれる密柵で捕らえ、採卵し、人工ふ化増殖を行っています。
また、ウライより下流では、『居繰網漁(いぐりあみりょう)』と呼ばれる伝統漁法が行われます。3艘の川舟を川の流れに乗せてひし形に広げながら使い、一艘に漁師が2人ずつ乗り、先行する1艘は網に鮭を追い、後方2艘の前方(下流側)の一人は櫂で舟を操り、後方(上流側)の漁師は水中におろしたサイ縄を握り、川を上って来る鮭が網にかかると舷を叩き呼吸を合わせて鮭を捕ります。

川幅いっぱいのウライ小学生の見学風景居繰網漁三面川の鮭漁だけに残る居繰網漁

実施期間

10月21日~11月30日まで

出漁時間

平日および土曜(午前 のみ):午前9時00分~

日曜および祝日(午前・午後):午前9時00分~、午後1時00分~

出漁場所

三面川漁業協同組合 第3ふ化場前(右岸)

お問い合わせ・取材の申し込み

村上市観光課 電話:0254-53-2111

2.大川のコド漁

山北地区の大川や勝木川にも、晩秋から初冬にかけてたくさんの鮭が群れをなし帰ってきます。なかでも大川は昔から鮭漁が盛んに行われ、毎年鮭漁の時期を迎えると、鮭が帰ってくるのを心待ちにしていた漁師たちで、川原もにぎわい活気づきます。
大川の鮭漁は、古くから伝えられている「コド漁」という漁法で行われており、この漁法は、全国的に他に類を見ない大川独特の漁法です。
コド漁の最盛期は、9月から12月中旬で、時期になると大川の河口付近はコドでうめつくされます。

大川のコド漁橋の上から漁の風景を望むコド漁の漁師

コド漁とは…

”コド”とは、左図のように川の流れを良く考えて川底に杭を打ち、その杭に竹や杉の皮、ヨシ、柳などを取り付けて、鮭が休憩したり隠れたりする箱型をした装置(コド1型)をいいます。
”コド漁”とは、このコドを利用し、コドに入ってきた鮭を「ミマド」から覗きながら「カキマド」に鉤(かぎ)を差し込んで鮭をひっかける漁法です。
現在は、以上の伝統的なコドを簡略化したもので、ウワジョウだけを作り、イチバングイに竹シダを流しただけという”モッカリ(コド2型)”を利用しての漁法が多く行われています。
全国的で伝統的な漁法が次から次へと消えてしまっている中で、この大川のコド漁は、鮭の習性をよく観察し利用した、先人の知恵がうかがえる貴重な漁法と言えます。

コド1型(JPEG 140KB)

※画像をクリックすると拡大画像が見れます

コド2型(JPEG 88KB)

※画像をクリックすると拡大画像が見れます

 

コド漁の箇所

国道7号線岩崎交差点付近より大川の上流、岩石・荒川口集落までコド漁の仕掛けあり

期間

毎年10月1日から12月31日まで(期間中は自由に見学できます)

お問い合わせ先

大川漁業協同組合事務所 電話:0254-62-7120