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幽玄な雰囲気に包まれて

記事ID:0024316 更新日:2016年8月22日更新 印刷ページ表示

あいさつ

舞囃子「高砂」を演ずる黒川能下座の皆様

日時

平成28年8月15日(日曜日)午後6時30分~

場所

村上市総合文化会館

記事  

 

新潟県無形文化財の大須戸能による「薪能」が演能され鑑賞いたしました。

昭和62年の開催から今年でちょうど30回目を向かえ、30回を記念して山形県の黒川能下座(くろかわのうしもざ)の皆様から特別に演能いただけることになり、節目にふさわしい舞囃子「高砂」の舞が華麗に披露されました。次第に薪能の幽玄な雰囲気に包まれながら、大須戸能の演目・能「羽衣」、狂言「棒縛り」能「夜討曽我」(半能)が演じられ、観客を魅了しました。笛や鼓、囃子が力強く場内に響きわたり、そこに能装束をまとった役者の動きが重なり合い、鼓動の高鳴りとともに能を継承する大須戸能保存会の皆さんの奥深さを感じました。