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村上木彫堆朱の種類

記事ID:0035025 更新日:2018年4月1日更新 印刷ページ表示

(1)木彫堆朱

木彫堆朱1木彫堆朱2

村上の伝統的な塗り方で、木地に彫刻をして漆を塗り重ねて仕上げます。面に彫刻を施すため、塗り方がむずかしく指頭またはタンポで塗る。出来上がりは黒みがかった朱色ですが、年数が経つにつれツヤがでて透明に輝く朱の色に変わっていきます。

 

 

(2)木彫堆黒

木彫堆黒1木彫堆黒2

堆朱塗り同様に歴史を持つ伝統的な塗り方です。堆朱塗りの華やかな色彩に対し、黒仕上げで玄人好みといえるでしょう。

 

 

 

 

(3)木彫朱溜塗り

朱溜塗り2

朱溜塗り1

 堆朱塗りの上塗りの後つや消しをし、木地呂漆を塗り仕上げます。全体が濃いチョコレート色をしています。

 

 

 

 

(4)木彫金磨塗り

金磨塗り

堆朱塗り、堆黒塗りの色漆の間に金箔を置き、研ぎ出しをして彩色と金箔の美しさを出したものです。表面のあちこちに金箔を散らし、写実風の図柄を使うため色と 色の境目を丹念にぼかします。

 

 

 

(5)色漆塗り(彩漆塗り)

色漆塗り

上塗りに数色の色漆を用いて塗り上げたものです。

 

 

 

 

(6)三彩彫り

三彩彫り

むき彫りとも言い、彫刻のない木地に漆を塗り、上塗りに朱・黄・青の三色を塗り重ね、最後に彫刻をして仕上げる。地色には黒を使い、つや上げするので華やかな 風情があります。