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すくすくコラムVol.24

記事ID:0039850 更新日:2018年11月22日更新 印刷ページ表示

感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)にご用心!

感染性胃腸炎は、細菌やウイルスの感染が原因でおう吐や下痢が起こる感染症です。なかでも、ウイルス感染による発症が多く、抵抗力の落ちている人や乳幼児では、少ないウイルス量でも発症してしまうことがあります。冬は特に流行しやすいため、普段の生活において注意が必要です。

どこから感染するの?

 
食品からの感染人からの感染

・ウイルスのついた食べ物(二枚貝に多い)
・感染した人が調理などして汚染された食品  など

・感染した人のおう吐物や便からの二次感染
・家庭や施設内などでの飛沫などによる感染  など

感染から発症まで

 ノロウイルス 
 潜伏期:24~48時間   ⇒   発症後3日で軽快

 ロタウイルス 
 
潜伏期:24~72時間   ⇒   発症後3~8日で軽快

予防方法は?

(1)「手洗い」をしっかりと!

特に食事前、トイレの後、調理前後などは、石けんでよく洗い、流水で十分に流しましょう。

(2)「人からの感染」を防ぐ!

流行期はできるだけ人ごみなどを避け、マスクを着用するなどして二次感染や飛沫感染を予防しましょう。

(3)「食品からの感染」を防ぐ!

1)加熱して食べる食材は中心部までしっかりと火を通しましょう。
2)調理器具や調理台は消毒して清潔にしましょう。

※ロタウイルスには予防接種(任意)があります!感染を防ぐためにも予防接種を受けましょう。

感染しても発症しないために!

(1)生活リズムを整え、しっかり睡眠をとりましょう!

私たちの体は太陽のリズムに合わせてホルモンを出すことで、昼間は活動し、夜は休むといった生活リズムをつくっています。しかし、それらが乱れるとホルモンの分泌や自律神経などに影響し、免疫機能の低下を招きます。また、睡眠が十分でないと抵抗力が弱るため、感染しやすく治りにくくなってしまいます。
感染に負けない体をつくるためにも、太陽のリズムに合わせた生活リズムと十分な睡眠を心がけましょう。

(2)粘膜を強くしましょう!

 粘膜には細菌やウイルスが体内に入るのを防いだり、体外に排出したりする役割があります。その材料となるのが、タンパク質と色の濃い野菜(ビタミンA・C・葉酸)です。これらの栄養素をきちんと摂って丈夫な粘膜をつくりましょう。

子育てや子どもの成長などの心配なことがあれば、いつでも保健師までご相談ください。