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村上城跡の令和元年度発掘調査概要

記事ID:0049083 更新日:2020年4月11日更新 印刷ページ表示

 令和元年度は黒門跡と城主居館跡の2か所で発掘調査を行いました。

黒門跡

搦手側 P3

 黒門跡では石垣と周辺の整備にかかわり、必要な情報を得るための確認調査を平成26年度より継続して実施しています。令和元年度は黒門へ至る搦手道(城の裏手の道)を中心に約155平方メートルの調査を行いました。
 その結果、新たに柱の穴を1基確認することができ、前年度までに検出していた3基の柱穴とあわせて、塀にかかわる柱列を構成することが高いことがわかりました。

城主居館跡

 敷石

 平成30年5月に豪雨により、七曲り登城道の法面が延長10メートルにわたり崩落したことにかかわり、該当箇所の修繕を実施するため事前の確認調査を行いました。
 その結果、斜面裾に設定した調査区からこぶし大の川原石を敷き詰めた敷石遺構が見つかりました。この遺構は庭園にかかわるものであると思われます。