平成26年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成26年6月10日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会選第6号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について          第 5  議会選第7号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦について          第 6  請願第1号 「手話言語法」に関する請願                      第 7  請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の            採択を求める請願                           第 8  請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書                       請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書      第 9  報第 5号 継続費繰越計算書の報告について                         報第 6号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 7号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 8号 平成25年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について        第10  報第 9号 専決処分の報告について                             報第10号 専決処分の報告について                             報第11号 専決処分の報告について                             報第12号 専決処分の報告について                        第11  議第77号 専決処分の承認を求めることについて                       議第78号 専決処分の承認を求めることについて                       議第79号 専決処分の承認を求めることについて                  第12  議第80号 専決処分の承認を求めることについて                       議第81号 専決処分の承認を求めることについて                       議第82号 専決処分の承認を求めることについて                       議第83号 専決処分の承認を求めることについて                       議第84号 専決処分の承認を求めることについて                       議第85号 専決処分の承認を求めることについて                       議第86号 専決処分の承認を求めることについて                  第13  議第87号 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車T型購入契約の締結について           議第88号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結について        議第89号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定について              議第90号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員会条例制定に            ついて                                     議第91号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について                議第92号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第93号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について              議第94号 朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について   第14  議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)             第15  議第96号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)            議第97号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)              議第98号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)                                                    〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   12番   川  崎  健  二  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時03分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名、欠席届け出のある者1名です。定足数に達 しておりますので、これから平成26年第2回定例会を開会をいたします。   市長から招集のご挨拶をお願いをいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成26年村上市議会第2回定例会を 招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありが とうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告8件、専決処分の承認10件、条例の制定2件、条例 の一部改正3件、指定管理者の指定1件、契約の締結2件、補正予算4件の合わせて30件でありま す。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶とい たします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、21番、相馬エイさんを指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについてご報告をお願い をします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 改めまして、おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱 いについて申し上げます。   平成26年第2回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る6月3日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員全員、議長、各常任委員長、総務課長、総務課参事並びに議会 事務局長の出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたし ます。   会期につきましては、本日6月10日から25日までの16日間といたしました。   審議日程につきましては、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、 残る議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各委員会へ付託いたします。   12日、13日、16日、17日の4日間は、本会議を開催し、一般質問を行います。   18日は総務文教常任委員会、19日は市民厚生常任委員会、20日は経済建設常任委員会を開催 し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   6月25日は本会議を開催し、各常任委員会委員長から委員会の審査報告を受けた後、採決を行 います。なお、追加議案が上程された場合、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、議 会選第6号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について及び議会選第7号 村上市農業委 員会の委員となるべき者の推薦については、それぞれ単独上程、即決といたします。   次に、請願第1号 「手話言語法」に関する請願について及び請願第2号 30人以下学級実現、 義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願については、それぞれ単独上 程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、請願第1号については市民厚生常任委員会へ、請願第2号 については総務文教常任委員会へ付託いたします。   次に、請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願及び請願第4号 集団的自衛権に関する 憲法解釈を変更することに反対する請願書については、紹介議員が同一のため、さきの規定にのっと り一括上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、いずれも総務文教常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案の議案について、以下議案名を省略させていただきますが、第5号から第8 号までの継続費繰越計算書の報告1件、繰越明許費繰越計算書の報告2件及び上水道事業会計予算繰 越の報告1件の4議案については、一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   報第9号から報第12号までの損害賠償に係る専決処分の報告についての4議案は、一括上程、 一括質疑の後、報告を終わります。   次に、議第77号から議第79号までの条例の一部改正に係る専決処分の承認を求めることにつ いての3議案は、一括上程、一括質疑、討論の後、それぞれボタン式投票による即決といたします。   議第80号から議第86号までの平成25年度の一般会計及び各特別会計補正予算に係る専決処分 の承認を求めることについての7議案については、一括上程、一括質疑、討論の後、それぞれボタン 式投票による即決いたします。   議第87号から議第94号までの8議案については、一括上程、一括質疑の後、議第87号及び議 第88号の2議案については総務文教常任委員会へ、議第89号から議第92号までの4議案について は市民厚生常任委員会へ、議第93号及び議第94号の2議案については経済建設常任委員会へそれ ぞれ付託いたします。   議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)については、単独上程、質疑の後、 3常任委員会に分割付託いたします。   最後に、議第96号から議第98号までの平成26年度の各特別会計補正予算、3議案については、 一括上程、一括質疑の後、議第96号については総務文教常任委員会へ、議第97号については市民 厚生常任委員会へ、議第98号については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は、6月5日正午までで締め切ったところ、16名の通告がありましたの で、12日及び13日はそれぞれ5名、16日、4名、17日、2名が4日間の日程で本会議において一 般質問を行うことにいたします。   最後に、討論の通告及び請願陳情に伴う意見書の提出期限は6月23日、その他の意見書の提出 期限は6月17日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員会委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表 により、本日から6月25日までの16日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月25日までの16日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成26年第1回定例会でご報告申し上げました以後、配 付報告書のとおり、火災は建物火災2件、その他2件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては、件数で1件、金額で1万 円であります。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会選第6号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議会選第6号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行 います。   お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づく指名推 選により行いたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、選挙の方法は指名推選によることに決定をいたしました。   お諮りいたします。指名推選の方法については、議長において指名することにしたいと思います。 これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議長において指名することに決定をいたしました。   お諮りいたします。新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に本間清人君を指名をします。これ にご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名をいたしました本間清人君が新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に当 選をいたしました。                                              日程第5 議会選第7号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議会選第7号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦につ いてを議題といたします。   お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会が推薦する農 業委員会委員に鈴木いせ子さん、村上市桃川890番地、板垣栄一君、村上市松山151番地、東海林 節子さん、村上市布部1909番地、本間サヨ子さんを推薦したいと思います。これにご異議はござい ませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名をいたしました鈴木いせ子さん、板垣栄一君、東海林節子さん、本間サヨ 子さんを村上市農業委員会委員に推薦することに決定をいたしました。                                              日程第6 請願第1号 「手話言語法」に関する請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、請願第1号 「手話言語法」に関する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) おはようございます。ただいま上程されました請願第1号 「手話言語法」 に関する請願につきまして、請願趣旨、請願事項については記載のとおりであり、資料も添付されて いるところであります。また、昨年には議員の皆様に手話言語法に向けての小冊子、「手話でGo!」 という小冊子が配られておりますので、この請願にはご理解いただいていると思いますけれども、若 干の説明をさせていただきます。   ろう学校では、今まで長い間手話は禁止されていました。授業だけでなく、生徒同士が手話で話 すことも禁じられていました。ろう学校では、言語を子どもたちに獲得させるため、発音し、口の形 を読み取ることで話をする口話法教育が行われてきました。しかし、子どもたちにとって補聴器等を 使用しても、通常の話し声を理解することは大変難しく、相手の話す口の形のみで話を理解すること も非常に困難なことであります。そのため、先生の話す内容がよくわからない、先生と生徒の自由な コミュニケーションが妨げられるなど、学力や社会性の発達に重大な影響がありました。2006年、 平成18年に国連総会で採択された障害者権利条約では、手話は独立した言語であると明記され、世 界では憲法や法律に手話を規定する国がふえてきており、世界的な潮流となっています。我が国では、 2011年、平成23年に障害者基本法が改正され、手話が言語であることは明確に位置づけられてい るものの、この規定だけでは音声言語中心の社会からろう者が安心して暮らしやすい社会へ変革する 推進力とするには不十分であります。手話が音声言語と対等な言語であることを国民に広め、ろう者 が日常生活や職場などで自由に手話を使ったコミュニケーションがとれること、ろう教育に手話を導 入し、子どもたちや保護者が手話に関する正しい情報を得ることが保障され、ろう者の自立した社会 参加に道を開くべく、(仮称)手話言語法が早期に制定されることを強く要望するものであります。   本請願につきましては、各議員のご理解とご賛同をいただきますよう何とぞよろしくお願い申し 上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第1号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第7 請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係 る意見書の採択を求める請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分 の1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されました請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫 負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願の請願者は、新潟県教職員組合村上市岩船郡 支部執行委員長、櫻井雅之さんですが、紹介議員であります私本間清人から本会議での若干の補足説 明をさせていただきます。   この請願は、議員各位がごらんになっておわかりのとおり、新市になってから毎年この時期に提 出され、ご賛同を得て議決され、政府各関係機関に意見書として提出された請願と同様の趣旨と内容 でございます。5年前に文部科学省が発表した小学校1年生から中学校3年生までの1学級35人以 下の学級編制を目指す新公立義務教育諸学校の教職員定数改善計画に沿って、これまで国県の関係機 関のご努力によって、部分的には毎年若干の改善は見られてはいるものの、まだまだ抜本的な改善に は至っていない現状から、今年度も提出されたものでございます。国の計画改善のための予算措置が 進まないことから、各都道府県では毎年住民の大きな期待に応えるために、独自に多額の教育予算を 計上せざるを得ず、地方財政に大きな負担が強いられ、地方財政環境を一層厳しくしている要因にも なっております。私も村上南小学校、そして現在の村上第一中学校のPTA会長を続けている中で、 保護者の方々や地域の方々から学級の人数をもっと減らしてほしい、いじめや不登校の生徒がなくな るような教育環境をつくってほしいなど、多くの要望を聞くにつけ、一日も早く、少しでも改善の手 だてをとってほしいものと痛感しているものでございます。   このことは、義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に切り下げられたことも同様であり ます。学校で学ぶ児童生徒が明るく心豊かに学業や学校生活を送り、少子化が急速に進行する中にあ って、一人一人が大切にされる教育環境をつくるため、また保護者や地域住民の強い要望に応えるた めにも、ぜひ本請願の趣旨と請願事項にご理解をいただき、議員各位の大きな賛同をお願いするとこ ろでございます。   なお、これまでと同じく、本請願書と同様の趣旨で昨年までも意見書の採択をいただきました。 関川村議会には同じ文面の請願書を、粟島浦村議会には陳情書を提出して意見書の提出をお願いして いることと聞いてございます。そのことをつけ加えまして、補足説明を終わります。   よろしくご審議の上、議員各位のご理解とご賛同をよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第2号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第8 請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書      請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書及び請願第4 号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書を一括議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) ただいま上程されております請願第3号につきまして、若干の説明をさせ ていただきます。   請願者は、村上生活と健康を守る会会長、斉藤正直さん、住所、村上市小須戸1297であります。 紹介議員は、私相馬エイでございます。   4月1日、消費税率を8%に引き上げる大増税が強行されました。安倍内閣は、ことし12月に は、来年10月からの10%への増税を最終決断するとしております。消費税は、税率1%で2.7兆円、 3%上げれば8兆円を上回る大増税です。前回の消費税増税が行われた1997年を上回る、文字どお り史上空前の大増税です。今国民の所得は伸びず、社会保障の負担増がのしかかっています。物価や 原材料費が高くなり、暮らしと営業を圧迫しています。このもとで、消費税の8%の大増税によって 消費が冷え込み、景気が急速に悪化することは必死です。年金は引き下げられ、医療や介護も悪くな るばかりです。4月以降、商売をやめ、閉店するところが出始めました。大震災から必死で立ち上が ろうとしている被災地にも増税は情け容赦なく襲いかかっております。請願事項は、来年10月から の消費税大増税をやめることを強く求めるものでございます。   続きまして、上程されております請願第4号につきまして若干の説明をいただきます。請願者は、 むらかみ9条の会代表、高木伸二さん、住所、村上市羽黒町12―7です。紹介議員、私でございま す。   安倍政権は、2週間を切った国会会期末までに集団的自衛権の行使容認に向け、憲法解釈の変更 を閣議決定する動きを強めております。5月17、18日実施された世論調査で、改憲によらず憲法解 釈変更による集団的自衛権行使容認につきまして、毎日新聞の世論調査では反対56%、賛成37%で した。共同通信では、反対51.3%、賛成34.5%でした。各界からも批判の声が上がっております。 元自民党幹事長でいらっしゃいまし古賀誠さん、野中廣務さん、加藤紘一さんらも反対の声を上げて おります。野中廣務さんは、憲法上から今の内閣の歩んでいる道は非常に誤りつつあると述べていら っしゃいます。そして、慶応大学教授の小林節さんも、そもそも首相の権限の範囲を超えており、法 の支配、立憲主義を無視する暴挙であるとも述べていらっしゃいます。   現加茂市長で元防衛庁防衛研究所長の小池清彦さんは、「安倍首相の狙いは憲法解釈を変えるこ とで、集団的自衛権行使にちょっとでも風穴をあけることです。そうなれば、風穴ではすみません。 憲法9条を改正したのと全く同じ結果になる。私は、湾岸戦争のとき、1991年、防衛庁の防衛研究 所長、それから教育訓練局長でした。自衛隊の血を流す派兵に、私は防衛庁内部で反対し、結局憲法 9条があったから派兵できなかった。平和憲法は、国の宝、国を守ると思いました。もし解釈を変え たら、米国が海外派兵を日本に要求してきたとき、もはや断ることができなくなる。派兵された隊員 に多数の死者が出て、自衛隊に入る人がほとんどいなくなる。徴兵制をしかざるを得なくなるのです」 と述べていらっしゃいます。   そして、与党内の野田聖子総務会長が月刊紙のインタビューで、憲法解釈を変更する閣議決定に ついて、拙速な議論では全会一致が原則の総務会を通ることはできないだろうとくぎを刺しています。 また、5月16日付、日報の社説には次のように書かれています。飛び飛びではございますが、首相 は安全保障の環境が厳しくなったことを理由に、私たちは何をなすべきかと呼びかけ、行使容認に強 い意欲を示した。これは、戦争放棄を明記し、海外での武力行使を禁じる憲法9条の解釈変更という より、9条を空文化するものだ。集団的自衛権の行使について、政府は1981年に憲法上許されない とし、これが歴代内閣の公式見解として定着していた。行使の容認は、確立された政府見解への重大 な挑戦と言えよう。飛びます。憲法解釈の見直しと言えば穏やかに聞こえるが、要は法の理屈を曲げ て戦争ができる国にすることではないのか。見直ししたいのなら、堂々と改憲の是非を国民に問うべ きであると述べています。   集団的自衛権の行使は、若者に海外の戦場で血を流せと迫るものです。日本国憲法第9条が戦争 放棄、戦力不保持、交戦権否認を定めているのが日本国憲法前文に政府の行為によって再び戦争の惨 禍が起こることのないようにするとうたっているためです。   以上、お話をさせていただきました。全議員各位のご理解と賛同をお願いいたします。よろしく お願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第3号及び請願第4号については、会議規 則の規定により、請願文書表のとおりいずれも総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第9 報第5号 継続費繰越計算書の報告について 報第6号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第7号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第8号 平成25年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、報第5号から報第8号までの4議案は、いずれも繰越計算書の報 告及び上水道事業会計の予算繰り越しの報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました報第5号から報第8号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、報第5号は一般会計の継続費についてであります。平成26年度に繰り越すべき額が確 定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものであります。   次に、報第6号から報第7号までの2議案は、一般会計、下水道事業特別会計の繰越明許費につ いてであります。平成26年度に繰り越すべき額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146 条第2項の規定により報告するものであります。   次に、報第8号は上水道事業会計についてであります。地方公営企業法第26条第1項の規定に より建設改良費の繰越額を、同条第3項の規定により議会に報告するものであります。   内容を申し上げますと、報第5号は、一般会計継続費の繰越計算書の報告であり、第9款消防費 の消防救急無線整備事業に関するものであります。   報第6号の一般会計繰越明許費では、第2款総務費の庁舎情報システム管理経費のほか8件に関 するものであります。   報第7号の下水道事業特別会計繰越明許費では、公共下水道建設経費及び公共下水道改築更新経 費に関するものであります。   最後に、報第8号の上水道事業会計予算繰り越しでは、拡張事業費、荒川地区第3次拡張事業ほ か1件に関するものであります。   以上、報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 報第 9号 専決処分の報告について       報第10号 専決処分の報告について       報第11号 専決処分の報告について  報第12号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、報第9号から報第12号までの4議案は、いずれも損害賠償の専 決処分の報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第9号から報第12号までの4議案につい てご報告を申し上げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況については記載のとおりであります。   報第9号は、平成25年12月22日、市教育情報センター駐車場におきまして、公用車両に乗り 込む際、風によってドアが開き、当方の運転席ドアが右側に駐車中の相手方車両の助手席側ドアに接 触し、損傷させたものであります。   報第10号は、平成26年2月13日、村上市坂町地内の市営堤下住宅4号棟の3階居室で上水道 給水管が老朽化により破損し、漏水により階下2階入居者の家財等に損害を与えたものであります。   報第11号は、平成26年4月10日、村上市小町地内におきまして、公用マイクロバスが相手方 住宅脇交差点を通過中、バス左後方上部が相手方の住宅の1階雨どいに接触し、損傷させたものであ ります。   報第12号は、平成26年5月6日、村上市田端町地内におきまして、村上駅前観光案内所の妻 壁の付束、飾り板が固定されていなかったため落下し、隣接する相手方駐車場に駐車中の車両を損傷 させたものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これらの件も含め、これまでもその 都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて施設の管理徹底、車両の運転、車両の 乗降の際に周囲に対する配慮と細心の注意を払うよう指示したところであります。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 報第12号の件でちょっとご質問させていただきたいのですが、ちょっとこ の現場私も見てきまして、妻側の付束って正面が桁行になるわけですが、入り口の下屋の上に大八車 か大七、その車輪の半分のが乗っていまして、その上に観光案内所みたいなこういう看板があります。 妻側ですと、大きい面の線路沿いにあるのが妻側になるわけですが、これどういったものだったので しょうか、落下したものというのは。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 大きさのことをご質問されておりますでしょうか。           〔「どういったものが落ったんでしょうか」と呼ぶ者あり〕 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 長さが約80センチ、幅が20センチの飾り用、本来であれば軸組 みにしっくいを塗って、在来工法ですとそうやって妻側つくるわけですが、しっくいの上に飾り用の 束といいまして、軸組みが見えるような格好で飾りの柱といえばいいのでしょうか、束をつけたわけ です。これが本来くぎで固定すべきところだったのですが、くぎが打たれていなかったということで、 落ちたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、それは例えば観光案内所の職員がつけたり、市の職員の方がつ けたのではなくて、本体工事の中でつけ柱ですよね。飾りつけ柱。それが結局ボンド、のり併用で例 えばタッカーどめというピンでとめるわけですが、それがとまっていなかったがために落ちたと。こ れ何で市が補償しなければいけないのですか。工事のこれ不手際、ここにも工事に瑕疵があったため と書いてあるのに、ということは工事業者もしくは工事の期間中にだって保険は当然入るわけです、 損害の保険。人災もあれば、そういう対物もある。例えば物が風で飛んで隣の家に当たった、この損 害賠償は業者が払うのが当たり前です。なのに何で、例えばこれを観光案内所の職員が工事終わって から自分らの看板をつけたのが落ちたというのならわかります。工事の施工中の瑕疵があるというこ とを認めておきながら、何でそれを市が払うのですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 公物管理法といいますか、地方自治法の法律上、公の施設において の賠償につきましては、とりあえず管理する地方公共団体が弁済をいたしまして、その相当額を原因 者に負担させていただくと、これが原則でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ということは、一旦は、公共の建物なので、その事故に関してはとりあえず 市が責任を持って相手方に賠償するけれども、今後工事方に賠償した金額を請求するというご理解で いいわけですかね。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今のところなのですけれども、観光案内所のところの上のほうに太陽光の パネルございますね。前常任委員会のときにもちょっとちらっ言ったかなと思うのですが、雪が降っ てくる、太陽光のパネルから滑り落ちるようにだっと雪が落ちてくる。見ていると、ちょっとこれに 関連することになりますけれども、雪どめのあれはあるみたいですけれども、あんなものできくのか なと。これ今後案内所のところからまた雪が落ちてきて人が当たったり、車に当たったりということ になると、またこういったような案件も出るのだろうとは思うのですけれども、その点何か対応とい うか考えておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 議員ご心配されているということで、業者及び設計者に確認をとり ました。今の雪崩防止のもので十分対応できるという回答はいただいておりますが、やはり雪質によ りまして細かく落ちてくる場合もございますので、その辺は状況見まして検討していきたいと思いま す。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私議員になってから3件の方にそういう相談を受けて、隣の人が当たって 窓ガラスを壊したり、車両に当たってあれだということがちょっと3件ぐらい私に相談あったのです、 実際のところ。ああ、これはあれだなと思って、太陽光のパネルというのは非常にいいのだけれども、 そういう部分で危ないというのがあります。全国にもいろんな事故が発生しておりますので、十分そ の辺気をつけて対応を練っていただきたいなと、こういうふうに思います。こういう公共の施設のも のでございますので、付け加えておいておきたいと思いますが、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 伺います。   報第10号についてなのですけれども、これ堤下住宅の4号棟23号室の方が被害を受けたとい うことで、その原因が33号室、上階の部屋での水道管の破損だということなのですけれども、その 上階の部屋には居住者はおらなかったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) その上の階には住んでいらっしゃいます。その方が洗面所の蛇口 が調子悪いということで、その下についています止水栓というもう一つとめる場所がついているので すけれども、そこをいじったときに壊れてしまったというふうな状況であります。上には住んでおり ました。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 賠償理由によりますと、老朽化による破損があったということと、今課長か ら説明があった、私が考えると不可抗力もあるのではないかなと。それが老朽化でということの判断 はどのようになされたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) その上の方がそういう水道に関して従事された方だというふうな こともありまして、素人の方が勝手にやって壊したとは考えられないというふうなこともありまして、 建てたときが昭和50年代のものでありますので、そういったことで老朽化も原因だというふうなこ とで判断させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) これすごく微妙な判断だと思うのですけれども、そういう本当に行政のほう の建物の老朽化が原因であれば、当然住まわれている方もかなりの被害を私は受けたのではないかな というふうに想定するのですけれども、今回の損害賠償の中にはそれは入っていないわけです。その 辺がグレーゾーンというかがあるのではないかなというふうに思ったものですから、質問させていた だきました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第11 議第77号 専決処分の承認を求めることについて       議第78号 専決処分の承認を求めることについて       議第79号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第77号から議第79号までの3議案は、いずれも条例の一部 を改正する条例制定についての専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第77号から議第79号までの3議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第77号 村上市税条例の一部を改正する条例制定及び議第78号 村上市国民健康保険税条 例の一部を改正する条例制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が平成26年3月31 日に公布されたことに伴うものであります。   議第79号 村上市老人医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につきましては、新 潟県老人医療費助成事業実施要領の一部改正に伴うものであります。   いずれも施行期日が平成26年4月1日のため、専決処分により対応したものであります。   村上市税条例の改正内容といたしましては、居住用財産の買い替え等の場合の譲渡損失の損益通 算及び繰り越し控除、特定居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除及び阪神・淡路大震災 に係る雑損控除等の特例について、地方税法施行令に規定されており、条例から削除するものであり ます。   また、肉用牛の売却による事業所得の課税の特例の適用期限を3年間延長し、公害防止用設備及 びノンフロン製品に関する課税標準の特例措置へのわがまち特例の導入、耐震改修が行われた要安全 確認計画記載建築物等に対する減額措置を創設するものであります。   さらに、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例の 適用期限を3年間延長するものであります。   村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、国民健康保険税の後期高齢者支援金等 課税額及び介護納付金課税額に係る課税限度額をそれぞれ2万円引き上げ、16万円と14万円にする ものであります。   また、国民健康保険税の軽減措置について、5割軽減の対象者となる世帯の軽減安定所得の算定 における被保険者数に世帯主を含めることとし、2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定に おいて、被保険者数に乗ずるべき金額を10万円引き上げ、45万円とするものとし、その他文言の整 理修正を行うものであります。村上市老人医療費助成に関する条例の改正内容といたしましては、平 成26年4月1日から70歳から74歳の医療費の自己負担割合が2割となることに伴い、これに準拠 する同助成制度についても受給者の自己負担割合を2割に変更するものであります。なお、改正以前 からの受給者につきましては、新たな負担増とならないよう、74歳まで1割に据え置くことといた しました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   今市長から説明があったのですが、議第78号の国民健康保険税条例の一部を改正する条例につ いて質問いたします。後期高齢者支援金と介護納付金にかかわる変更ということは理解するのですが、 それぞれが多分対象者がいるのだろうと思うのです。それでどのような世帯の変更が見込まれるのか ということを試算されていましたら、ご説明お願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(板垣喜美男君) この限度額の改正は、平成23年度4月に引き上げがありまして、3 年ぶりの改正となるわけですけれども、それぞれ支援金分につきましては、平成26年3月末で限度 額超過世帯が221世帯です。限度額超過額としましては、1,513万7,000円となります。これが改正 後になりますと、まだ平成26年度決定しておりませんので、平成26年3月末の数字で申し上げま すけれども、171世帯減となって150世帯、限度額の超過額としましては68万1,000円減額になり まして、1,445万6,000円となります。   次に、介護分でありますが、介護分につきましても平成26年3月末現在で、限度額超過世帯は 126世帯、超過額としまして671万9,000円になります。これが改正後は41世帯減りまして85世 帯、超過額としましては33万9,000円減額されて638万円となります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) その下の軽減2割、5割、7割の軽減のご説明がありました。そこで10万 円引き上がることによって、軽減対象がどのような世帯の変化が生まれるのでしょうか、お聞きいた します。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(板垣喜美男君) 今回は、7割軽減の部分については改正はございませんで、5割軽減 の部分でありますが、5割軽減の世帯につきましては、2割軽減から851世帯5割軽減のほうに回 りまして、1,633世帯となる見込みです。それから、2割軽減のほうにつきましては、今まで軽減の なかった世帯が5,428世帯ありますが、こちらから858世帯が新たに2割軽減の世帯となって、2 割軽減の世帯は1,546件となります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ありがとうございました。   次に、議第79号についてちょっとお聞きしたいと思います。市長のご説明でそれなりには理解 しようとしたのですが、ちょっとまだわからない部分もありますのでお聞きいたします。新たに2割 負担になる年齢対象が何歳の人たちが新たに2割になるのか、そこをちょっと明確にしていただきた いのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 70歳の方が新たに到達した場合においては、2割負担とすると いうことでございます。この制度は、ご承知のように平成20年の4月1日に法改正がございまして、 今まで国のほうで財政軽減措置をとってきたところでございます。本来は、3割負担ということを1 割、2割軽減ということで実施してまいりました。   失礼しました。新潟県老人医療費助成事業のほうですけれども、対象年齢が65歳から69歳を 県の老人医療の助成の対象年齢としておりまして、これにつきましても新たに65歳になる方から2 割負担をお願いするということでございます。 〇21番(相馬エイ君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第77号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第77号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第77号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第78号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第78号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第78号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   最後に、議第79号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第79号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第79号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時01分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第12 議第80号 専決処分の承認を求めることについて       議第81号 専決処分の承認を求めることについて       議第82号 専決処分の承認を求めることについて       議第83号 専決処分の承認を求めることについて       議第84号 専決処分の承認を求めることについて       議第85号 専決処分の承認を求めることについて       議第86号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第80号から議第86号までの7議案は、いずれも平成25年 度一般会計及び各特別会計の補正予算に係る専決処分の承認を求めることについてであります。これ を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第80号から議第86号までの7議案につ いて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成25年度村上市一般会計及び特別会計予算について、地方自治法第179条 第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求める ものであります。   最初に、議第80号は、一般会計補正予算(第14号)についてであります。各款にわたり事業 費の確定などによる所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,850万円を減額し、予 算の規模を348億5,140万円といたしました。補正の主な内容といたしましては、歳入におきまし ては、第2款地方譲与税から第15款県支出金までについて、交付額の確定による精算処理を行いま した。第18款繰入金では1億8,600万円を、第21款市債では3億1,070万円をそれぞれ減額し、 所要の調整を行いました。また、歳出におきましては、第3款民生費で、児童手当等支給額の確定な どにより7,108万8,000円を、第4款衛生費では子ども医療費助成経費の確定などにより2,694万 5,000円を、第6款農林水産業費では漁港施設整備事業などで事業費の確定により7,020万4,000円 を、第8款土木費では市道整備事業と下水道事業特別会計繰出金で事業費の確定などにより6,257 万円を、第9款消防費では防災行政無線整備事業などで事業費の確定により6,030万2,000円をそ れぞれ減額いたしました。また、第13款諸支出金では、財政調整基金に3億17万円の積み立てを 計上したところであります。第2表、地方債補正は、それぞれの起債について借入額確定により限度 額を変更するものであります。   次に、議第81号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳 入歳出の総額からそれぞれ640万円を減額し、予算の規模を3億5,390万円といたしました。補正 の主な内容といたしましては、歳入におきましては決算見込みに伴う調整により、第4款繰入金で一 般会計繰入金520万円を、第6款諸収入では道路改良工事、諸施設工事補償料120万円をそれぞれ 減額いたしました。歳出におきましては、決算見込みに伴う調整により、第1款総務費の総務管理費 で640万円を減額いたしました。   次に、議第82号は、村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳 入歳出予算総額から歳入歳出それぞれ850万円を減額し、予算の規模を5,080万円といたしました。 補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第1款繰入金を850万円減額いたしまし た。歳出では、第1款総務費、第1項総務管理費で847万4,000円を、第2款予備費で2万6,000 円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第83号は、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ2億4,000万円を減額し、予算の規模を75億5,170万円といたしました。補正の主 な内容といたしましては、歳入におきましては、第1款国民健康保険税で3,176万5,000円を、第 8款共同事業交付金で1億5,678万1,000円を、第10款繰入金では給付費等の決算見込みにより基 金繰入金7,730万8,000円をそれぞれ減額し、第11款繰越金では前年度繰越金の未計上額9,379万 8,000円を追加いたしました。歳出では、第2款保険給付費において、退職被保険者の療養給付費で 1億2,650万4,000円を、第7款共同事業拠出金では1億1,349万6,000円をそれぞれ決算見込み により減額をいたしました。   次に、議第84号は、下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてであります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ7,300万円を減額し、予算の規模を47億6,900万円にするとともに、地方債 の補正を行いました。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、決算見込みにより第 1款分担金負担金で受益者負担金1,400万円を追加いたしました。また、建設経費の精算にあわせ て第3款国庫支出金を111万7,000円減額いたしました。第4款繰入金では、一般会計繰入金2,684 万円を、第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入744万3,000円を、第7款市債では事業 費の確定に伴い下水道事業債5,160万円をそれぞれ減額いたしました。歳出におきましては、事業 実績にあわせ、第1款下水道費で下水道管理費1,303万7,000円、下水道建設費5,001万8,000円 を、第2款公債費では994万5,000円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第85号は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出 予算の総額からそれぞれ1,880万円を減額し、予算の規模を9億2,790万円といたしました。補正 の主な内容といたしましては、歳入におきましては、決算見込みにより第4款繰入金では一般会計か らの繰入金604万9,000円を、第6款諸収入では排水設備等設置資金貸付金収入400万1,000円、 移設補償金875万円を減額いたしました。歳出におきましては、事業実績にあわせ、第1款集落排 水費で集落排水管理費610万9,000円と集落排水建設費で1,209万2,000円をそれぞれ減額いたし ました。   最後に、議第86号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳 出予算の総額からそれぞれ2,440万円を減額し、予算の規模を6億750万円といたしました。補正 の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第1款分担金及び負担金140万円、第3款国 庫支出金568万6,000円、第7款市債1,730万円をそれぞれ減額いたしました。歳出におきまして は、第2款施設費で施設建設費の測量設計委託料194万円、工事費請負費2,226万4,000円を減額 いたしました。   以上でございます。よろしくご審議の上、原案どおり決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。これ平成25年度補正予算の最後の補正の専決でございま す。本当は、一般会計と特別会計と分けていただきたかったのですが、議会運営委員会のほうでこう やって決めたものですから、それに従ってやりますけれども、多々の質問ございまして、強いて言え ば1つ絞り込んで一般会計の21ページ、子ども医療費助成の件なのですが、この子ども医療費助成 というのは予防費として全体の中で補正組まれているので、この子ども医療費の件で今1,180万 4,000円の減額をしたということです。平成25年度というのは、平成24年度と何が違っているかと いうと、中学校3年生までも助成しようではないかということで、途中で上がっているはずなのです。 にもかかわらず減額となっているということになれば、これは全体で最後の締めなので、全体で幾ら のこの子ども医療費助成経費というのは最終的に幾らになるか、これで補正終わって減額して。平成 25年度は。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) それでは、子ども医療費の助成費事業の補助金ということで、こちらお 答えさせていただきます。   実績としまして、医療費の助成事業費につきまして、決算としまして6,287万7,723円という ことになります。それと、審査支払事務費ということになりまして、こちらのほうの実績で306万 6,948円、合計で6,594万4,671円になります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 平成26年度、今年度予算で子ども医療費助成費扶助ということで1億 2,487万1,000円を計上しているのです。その中で、支払いのための委託料で611万9,000円、合わ せて1億3,099万9,000円を所管の中で子ども医療費に予算として計上している。だからそんな 6,000万とかというレベルではないはずです。ここで1,180万4,000円というこの減額補正をするこ とによって、最終的に平成25年度に組んだときの予算よりも幾らになったのだということを私は知 りたいと言っている意味なのですが、実績がうんぬんくんぬん、それは後でもいいのですけれども、 恐らく決算で微調整が入ると思うのです、いろいろな部分で。今は、あくまでも補正というレベルで、 最後の補正ですから、そういうことで聞いているのですけれども、ここ大事なところなのです。なの で、もう一回ちょっと答弁し直してもらえますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 大変失礼しました。今見ていたのが歳入のほうの部分見ておりまして、 そちらのほうの補助金の額の説明でございまして、歳出について大変申しわけありませんが、細かな 数字持ち合わせしておりませんので、後で報告させていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、後ででも報告していただきたいと思います。   それでこの地方債1,050万でございますよね、この補正額の財源内訳の中に。この地方債の 1,050万円というのは、地方債というのは過疎債ですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 過疎債でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   29ページ、歳出の諸支出金、基金費のところに3億計上されておりまして、計、基金費が10億 というふうになっております。この平成25年度の最終補正で3億を基金積み立てするというのは、 ちょっとそれなりの理由があることなのかなというふうに推測いたしますが、これはどこからこうい う形で3億が生み出されたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) この3億につきましては、地域の元気臨時交付金を積み立てて、それで 平成26年度にその積み立てたものを取り崩しして執行するために積み立てたものでございます。当 初この3億については、ごみ処理場の補助金が削減された関係で、そこに元気交付金を充てることと いたしました。ところが、最終的に国の補正予算でその3億円が復活しました。そんな関係で、国か らの指導もございまして、これを後年度に雇用対策とか地域の経済の活性化とか、そういう事業に充 てたほうがいいのではないかということで、最終的に基金に積み立てて平成26年度に執行したもの でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次に、国保の補正で、国保の補正のすみません、12ページお伺いしたいの ですが、よろしいでしょうか。12ページの歳出の保険給付費の中の療養諸費、退職被保険者等診療 報酬費が減で1億2,650万4,000、ここに最終補正で出ております。ここでこのような数字が出ると いうのがどのような原因があったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 当初の24の実績、平成24年度の実績を見込みまして、当初予 算を編成したところでございますが、平成25年度の実績を見ますと、退職世帯の割合が減少したと いうことでございます。当初の世帯の割合としては、24を9.33%で見込んでいたところ、8.693% になったというのが要因でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そうしますと、退職者で病院にかかる人が少なかった、あるいは高度とい うか、その辺は具体的な中身はどういうことでしょうか。数字はわかりましたけれども。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) ご承知のように、団塊世代が今65歳へ突入しております。そう いうことで前期高齢に入っていくわけなのですが、当初見込んでいたものが異動等もございますので、 自然の住民異動等もございます。それらも総合的に見ますと、当初の予算の見込み違いもあったかと は思います。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第80号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第80号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第80号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第81号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第81号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第81号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第82号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第82号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第82号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第83号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第83号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第83号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第84号について討論を行います。討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第84号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第84号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第85号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第85号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第85号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第86号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第86号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第86号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第13 議第87号 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車I型購入契約の締結につい             て   議第88号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結             について   議第89号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定について   議第90号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員             会条例制定について   議第91号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について   議第92号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議第93号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について   議第94号 朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定             について   〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第87号から議第94号までの8議案を一括して議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第87号から議第94号までの8議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第87号は、災害対応特殊化学消防ポンプ自動車I型購入契約の締結について、地方 自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものであります。購入予定の化 学消防ポンプ自動車は、添付資料にお示しのとおりであり、消防本部に配備しております化学消防ポ ンプ自動車を更新するものであります。入札に当たりましては、専門的で特殊な技術を要することか ら、消防ポンプ自動車取扱業者による通常型指名競争入札を平成26年5月8日に執行し、落札者と なった新潟ラビットポンプ株式会社と4,449万6,000円で契約しようとするものであります。当日 仮契約を締結したものであります。   次に、議第88号は、消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結について、 地方自治法第96条第1項第8号の規定により、議会の議決をお願いするものであります。購入予定 のポンプ積載車及び小型動力ポンプは、消防団配備のポンプ積載車で、ポンプ付が1台、車両のみ3 台及び小型動力ポンプ3台を更新するものであり、消防ポンプ積載車及び小型動力ポンプ取り扱い業 者により指名競争入札を行い、株式会社宮島工業所と2,408万4,000円で契約しようとするもので、 平成26年5月8日付で仮契約を締結したものであります。   次に、議第89号は、村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定についてであります。近 年都道府県や新潟県はもとより、本市においても自殺により多くの尊い命が失われております。この 状況は、本市にとって憂慮すべき重要課題であると認識し、市民一人一人が命の大切さを認め合い、 市民挙げて自殺予防対策を総合的に推進していくことと本条例の基本理念としております。また、市 民一人一人が地域でお互いに支え合い、きずなを深め、本市のまちづくりの基本目標であります支え 合い、安心して暮らせる思いやりのまちづくりの実現に向けて制定をするものであります。   次に、議第90号は、村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員会条例制定 についてであります。議第89号で提案いたしました村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例に 基づき、自殺予防対策行動計画を策定して、総合的な自殺予防対策を推進していくため、自殺予防対 策検討委員会を設置するものであります。   次に、議第91号は、村上市手数料条例の一部を改正する条例制定についてであります。手数料 の免除に関する規定の改正で、法令により戸籍記載事項証明を無料で行うことができるものについて、 住民票記載事項証明をこれにかえて証明する際、戸籍記載事項証明と同様に免除するよう改正するも のであります。労働基準法第111条の規定により、労働者、労働者になろうとする者及び使用者が 無料で請求することができる戸籍に関する証明について、労働基準法関係の通達などもあり、戸籍に 関する証明にかえて住民票記載事項証明を求められることが多くなっており、同一目的で使用する証 明であっても証明の区分により手数料に差が生じていることから、条例の一部を改正するものであり ます。   次に、第92号は、平成27年度から指定しようとする村上市養護老人ホームやまゆり荘に係る 指定管理者の指定についてであります。指定については、公募によらず指定しようとするものであり、 新たに指定管理を行おうとするもので、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間と しております。なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等に つきましては、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしておりますので、あわせてご参照をお願 いいたします。   次に、議第93号は、村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定についてであります。平 成26年3月1日に開所した村上駅前観光案内所に住居番号が付されたことから、同条例第2条に規 定する位置を住居番号に改正するものであります。   最後に、議第94号は、朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について であります。朝日みどりの里の全施設は、各管理条例に基づき毎月月末の月曜日を定休日と定めてお ります。このため、朝日きれい館と朝日まほろばふれあいセンターの両施設が休館しますと、毎日の ようにご利用いただいているお客様がお風呂に入れない日が発生し、ご迷惑をおかけしている状況で あります。このため、利用者の利便を図るため、朝日まほろばふれあいセンターの休館日を毎月月末 月曜日から火曜日に改正しようとするものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第88号の消防のポンプ関係についてなのですが、これは新しく入れて、 今までのやつが例えば小型動力ポンプ3台入れて、ここ入れる場所も記入されておりますけれども、 今使っているものが古くなってというか、それを交換するわけなのでしょうけれども、その交換した 小型ポンプは適正な中での競売というのですか、何かやっておりますか。入れかえて古くなったもの は、この中で適切に処理されていますか。適切というのは、市として競売にかけるとか、そういう処 理をしていられますか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 古くなったポンプにつきましては、消防本部で各地区の予備として5台程 度は確保してあります。そのほかについては、各集落等で水防とかそういうもので必要あるものにつ いては、集落に優先的に提供しております。残ったものについては、オークションで出しております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その集落に優先的に与えるということそのものというのは、どういうこと なのですか。何でもそうですけれども、終わったもの、古くなって中古で使命を終わったもの、消防 自動車もそうですし、消防のポンプもそうですけれども、そういったものは広く市民の税金で成り立 っているわけですから、こうやって買っているわけですから、競売にかけて当たり前、そこに一つの 思惑があって、そこに譲り出したりしているということになると、これ全く観点が違ってくるのです が、その辺の取り決めというのはないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 消防長がお話しした、地域に譲り渡すというお話については、これ消防 ポンプ車ではなくて、ポンプ等の備品の話だと思います。消防ポンプ車については、廃棄になったも のは競売等で処分しているという状況です。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 備品も含めてです。今まで競売してきたのです。それがある年から競売が されてこない。実を言うと、小型ポンプを欲しがっているいろいろな方々がいらっしゃる。そして、 いつ入れ替えがあるのも知っている、こうやって今。それで競売にかかるのだろうと待っている。か からない。なぜかというと、どこかに使っている。この契約の中で、こうやって税金使って入れ替え た、その備品を小型ポンプとして欲しいと思っている市民もいるわけだ。それを思惑の中で物を譲り 与えたりということは、私はちょっと違うと思うのです。競売して待っている方々も、今までポンプ も競売していたのです。それ市長、どう思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 基本的には、当然競売をしてやるのが基本的なことだと思っております。そ して、もう一つは、私のところもこの前も来たのですけれども、発展途上国といいますか、まだまだ 消防ポンプ配備されていないような国から、ぜひとも1台でも2台でもお願いしたいというようなこ とは、要請が来ております。そういうときには、ことしは全然一台もやりませんでしたが、そういう ような要請も来ておりますし、また集落を優先的にということでありますけれども、それは何らかの 特殊な事情があってやっていることではないかなと、そのように考えておりまして、基本的には例え ば部品にしろ、本体、水を出す本体にしろ、競売をするのが基本的なものであると、そのように考え ております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ぜひこの契約そのものは、契約そのものでよろしいです。それでやったこ とによって中古で上がったもの、これに関してみれば基本は競売だと思います。欲しいという方に思 惑にやる、譲るという行為そのものは、これからは見直していただいてやっていただきたいなと、そ ういうふうに思っております。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第87号から議第94号までの8議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって、それぞれ議第87号及び議第88号については総務文教常任委員 会に、議第89号から議第92号までの4議案については市民厚生常任委員会に、議第93号及び議第 94号については経済建設常任委員会に付託をいたします。   1時まで休憩します。           午前11時51分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   福祉課長から発言を求められておりますので、これを許します。   福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 先ほどの姫路議員からの質問にお答えさせていただきたいと思います。   平成25年度、子ども医療費助成事業費でございますが、支出としまして1億1,823万180円で ございます。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ご了承ください。                                              日程第14 議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第95号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、平成26年度一般会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算の総額に それぞれ9億2,140万円を追加し、予算の規模を326億7,290万円にしようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第14款国庫支出金では、臨時福祉給 付金給付事業費補助金、がんばる地域交付金など4億6,102万円を、第15款県支出金では、水産物 供給基盤機能保全事業補助金などで1,600万4,000円を、第18款繰入金では、財政調整基金繰入金 などで2億8,496万2,000円を、第19款繰越金では前年度繰越金1億6,751万2,000円を、第20 款諸収入ではコミュニティ助成自治総合センター交付金などで1,270万円を追加いたしました。第 21款市債では、防災基盤整備事業債などで2,170万円を減額いたしました。歳出におきましては、 第2款総務費では、情報通信事業特別会計繰出金、コミュニティ助成補助金などで7,022万1,000 円を、第3款民生費では臨時福祉給付金、子育て世帯臨時特例給付金などで3億616万円を、第4 款衛生費ではごみ処理場最終処分場運営経費などで1億3,379万5,000円を、第5款労働費では、 勤労者総合福祉センター運営経費などで4,730万円を、第6款農林水産業費では農地・水保全管理 支払経費、漁港施設整備経費などで6,637万5,000円を、第7款商工費ではあらかわゴルフ場、み どりの里、村上市民ふれあいセンター経費などで1億4,981万円を、第8款土木費では山北道の駅、 市道整備事業経費などで7,665万3,000円を、第10款教育費では郷土資料館三の丸記念館運営経費、 オリンピック選手育成施設整備費補助金などで6,977万6,000円を追加いたしました。第2表、債 務負担行為補正は、指定管理料の追加であります。第3表、地方債補正では、河川海岸債及び消防債 の限度額を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   7款の商工費の4目の企業対策費で新規雇用促進奨励金130万と載っておりますが、これの内 容、根拠を教えていただきたいと思います。   商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 通年、常用雇用者、1年経過者が13人いるということで、1人当 たり10万円掛ける13人、130万円の雇用促進奨励金でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 奨励金ということですので、前向きな施策だなと思うのですけれども、 130万というのは少し消極的な数字ではないかなと思うのですが、ちょっとその辺でこの130万を さらに今後ふやしていこうとする施策なのでしょうか。施策というか、事業なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 既存の奨励金でございますので、今後の施策としましては、やはり 人口減少等、それから女性の人口が激変するという新聞等の報道もございますので、そんなようなこ とも絡めまして、新しい施策を今検討中でございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第95号については、予算付託表のとおり会議規則の規定によ って各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第15 議第96号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第97号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号) 議第98号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第96号から議第98号までの3議案についてを一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第96号から議第98号までの3議案につ いて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第96号から議第98号までの議案は、平成26年度村上市特別会計の補正予算についてであり ます。最初に、議第96号は、情報通信事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入 歳出の総額にそれぞれ340万円を追加し、予算の規模を4億5,840万円にしようとするものであり ます。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第4款繰入金で一般会計繰入金を 3,940万円追加し、第7款市債で3,600万円減額いたしました。また、歳出におきましては、第2款 事業費の施設建設費で340万円を追加しようとするものであります。   次に、第97号は、介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ810万円を追加し、予算の規模を73億5,710万にしようとするものであります。補 正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第9款繰越金で前年度繰越金810万円を追 加いたしました。歳出におきましては、平成25年度介護交付金及び地域支援事業支援交付金の決算 額を見込み、第6款諸支出金に社会保険診療報酬支払基金への返還金810万円追加しようとするも のであります。   最後に、議第98号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳 出予算の総額にそれぞれ1,200万円を追加し、予算の規模を6億7,740万円にしようとするもので あります。補正の主な内容といたしましては、蒲萄地区簡易水道統合整備事業において、歳入におき ましては第7款市債1,190万円を追加いたしました。歳出におきましては、第2款施設費で施設建 設費の測量設計委託料を1,200万円追加しようとするものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   ご質疑ある方。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第96号から議第98号までの3議案については、予算付託表 のとおり会議規則の規定によって、議第96号については総務文教常任委員会に、議第97号につい ては市民厚生常任委員会に、議第98号は経済建設常任委員会にそれぞれ付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、12日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時10分  散 会