平成25年村上市議会第1回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成25年2月26日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会報第1号 定期監査結果報告について                      第 5  議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について                  第 6  議員発議第1号 村上市議会基本条例の一部を改正する条例制定について             議会発議第2号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について        第 7  請願第1号 生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書             請願第2号 年金2.5%の削減中止を求める請願                       請願第3号 妊婦健診と、 ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの 20 12            年度と同水準の公費助成を求める請願                  第 8  請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事前協議事業者の選定を            再度実施していただくための請願                    第 9  報第 1号 専決処分の報告について                             報第 2号 専決処分の報告について                             報第 3号 専決処分の報告について                             報第 4号 専決処分の報告について                        第10  議第 1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて           第11  議第 2号 専決処分の承認を求めることについて                  第12  平成25年度村上市施政方針                            第13  議第 3号 平成25年度村上市一般会計予算                         議第 4号 平成25年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 5号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第 6号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第 7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第 8号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算                議第 9号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算                     議第11号 平成25年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第12号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第13号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第14号 平成25年度村上市上水道事業会計予算                 第14  議第15号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                    議第16号 村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について               議第17号 村上市暴力団排除条例制定について                        議第18号 村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定について               議第19号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について             議第20号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について               議第21号 村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定について         議第22号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について                議第23号 村上市総合文化会館条例の一部を改正する条例制定について             議第24号 村上市青少年健全育成センター条例の一部を改正する条例制定について        議第25号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について               議第26号 市有財産の譲与について                             議第27号 市有財産の譲与について                             議第28号 市有財産の譲与について                             議第29号 市有財産の譲与について                             議第30号 市有財産の譲与について                             議第31号 市有財産の譲与について                             議第32号 市有財産の譲与について                             議第33号 市有財産の譲与について                             議第34号 市有財産の譲与について                             議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第15  議第36号 し尿処理に関する事務の委託について                       議第37号 村上市岩船郡障害者介護給付費等支給審査会共同設置に関する規約の変更に            ついて                                     議第38号 村上市空き家等の適正管理に関する条例制定について                議第39号 村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制定について       議第40号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準            を定める条例制定について                            議第41号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関            する基準を定める条例制定について                        議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について                議第43号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について              議第44号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第45号 村上市まゆの里保養センター条例を廃止する条例制定について            議第46号 (仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の締結について      議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第16  議第48号 市道路線の認定について                             議第49号 市道路線の変更について                             議第50号 市道路線の廃止について                             議第51号 村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定について             議第52号 村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定について       議第53号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第54号 村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定について             議第55号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について               議第56号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について                議第57号 村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定について         第17  議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)            第18  議第59号 平成24年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)              議第60号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)            議第61号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            議第62号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第63号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第64号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)             議第65号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)            議第66号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)                                                    〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名) 19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長 代表監査委員  種   部   義   秋 君        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名、欠席の届けのある者1名です。定足数に達し ておりますので、これから平成25年第1回定例会を開会をいたします。   市長から招集のご挨拶をお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成25年村上市議会第1回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様におかれましては公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まこ とにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の報告4件、人事案件1件、専決処分の承認1件、 各会計当初予算12件、過疎計画の変更1件、条例の制定8件、条例の改正15件、条例の廃止2件、財 産の譲与9件、指定管理者の指定2件、事務の委託1件、規約の変更1件、工事請負変更契約の締結 1件、市道路線の認定1件、市道路線の変更1件、市道路線の廃止1件、補正予算9件の合わせて70 件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集の 挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、22番、大滝国吉君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについてご報告をお願い をいたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) 皆さん、おはようございます。平成25年村上市議会第1回定例会 の会期日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る2月19日午前10時から市役所第1委員会室にお いて、委員全員、議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、議会事務局長出席のもと議会運営委 員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期につきましては、本日2月26日から3月21日までの24日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決を行い、その後市長より平成25年度村上市施政方針について所信表明が行われます。続いて、 議第3号から議第14号までの平成25年度村上市各会計予算について一括上程とし、本日は提案理由の 説明を受けるにとどめます。また、昨年と同様に平成25年度村上市一般会計予算については、残る第 15号から議第66号までの52議案の上程、提案理由の説明、質疑、委員会付託を終了した後、協議会に 切りかえ、予算概要について財政課長から補足説明を受けることといたします。なお、説明について は質疑ができませんので、ご承知おきください。   あす27日の本会議では、施政方針及び議第3号から議第14号までの12議案に対して、各会派から 代表質問を行い、その後この12議案については各常任委員会へ付託いたします。代表質問の順序及び 質問時間については、1番が鷲ヶ巣会、54分、2番、清流会、市民クラブ、38分、4番、高志会、市 政クラブ、凛政の風村上未来、日本共産党、30分といたします。なお、2番、4番は複数ですので、 本日くじ引きにより決定をいたします。   3月1日、4日、5日、6日の4日間は一般質問を行います。   3月7日、11日は総務文教常任委員会、12日、13日は市民厚生常任委員会、そして14日、15日は 経済建設常任委員会を開催し、付託議案の審査をお願いいたします。   なお、総務文教常任委員会では、7日、総務課、政策推進課、財政課、消防本部、自治振興課、 選挙監査事務局、会計管理者、議会事務局、11日は教育委員会。市民厚生常任委員会では、12日、税 務課、市民課、環境課、13日、福祉課、介護高齢課、保健医療課。経済建設常任委員会では、14日、 商工観光課、農林水産課、農業委員会、15日、都市整備課、下水道課、水道局の審査をすることとい たしますので、理事者側も準備のほどよろしくお願いいたします。   3月21日の本会議最終日は、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、採決を行います。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、議 会報第1号、第2号については、それぞれ単独上程、質疑の後、報告を終わります。   議員発議第1号、第2号については一括上程、一括質疑、討論の後、それぞれ即決といたします。   請願第1号から請願第3号までの3議案については、一括上程、紹介議員の補足説明の後、市民 厚生常任委員会へ付託いたします。請願第4号については、単独上程、紹介議員の補足説明の後、市 民厚生常任委員会へ付託いたします。   次に、理事者関係議案についてでありますが、報第1号から報第4号までの4議案については、 一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   議第1号については、単独上程、質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   議第2号については、単独上程、質疑、討論を後、起立による即決といたします。   その後、市長による平成25年度村上市施政方針の所信表明が行われます。   続いて、議第3号から議第14号までの平成25年度村上市一般会計予算及び特別会計予算の12議案 については、一括上程し、議会先例集第60の代表質問の規定に基づき、本日は提案理由の説明を受け るにとどめ、あす27日の本会議において、施政方針とこの12議案に対して代表質問を行った後、12議 案については各常任委員会へ付託いたします。   議第15号から議第35号までの21議案、議第36号から議第47号までの12議案、議第48号から議第57 号までの12議案については、それぞれ一括上程、一括質疑の後、各常任委員会へ付託いたします。   議第58号は、単独上程、質疑の後、3常任委員会に分割付託といたします。   議第59号から議第66号までの8議案については、一括上程、一括質疑の後、各常任委員会に付託 いたします。   次に、議案の付託について申し上げます。議第3号から議第14号までの12議案、平成25年度各会 計予算に関する議案についてですが、議第3号については3常任委員会へ分割付託、議第4号、議第 5号については総務文教常任委員会へ、議第6号は経済建設常任委員会へ、議第7号から議第10号ま での4議案については市民厚生常任委員会へ、議第11号から議第14号までの4議案については経済建 設常任委員会へそれぞれ付託し、審査をお願いいたします。   続いて、議第15号から議第35号までの21議案、議第36号から議第47号までの12議案、議第48号か ら議第57号までの10議案については、それぞれ一括上程、一括質疑の後、議第15号から議第35号まで の21議案については総務文教常任委員会へ、議第36号から議第47号までの12議案については市民厚生 常任委員会へ、議第48号から議第57号までの10議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託し、 審査をお願いいたします。   次に、議第58号については単独上程、質疑の後、3常任委員会へ分割付託。議第59号から議第66 号までの8議案については一括上程、一括質疑の後、議第59号については総務文教常任委員会へ、議 第61号から議第63号までの3議案については市民厚生常任委員会へ、議第60号、議第64号から議第66 号までの4議案については、経済建設常任委員会へそれぞれ付託し、審査をお願いいたします。   最後に代表質問の通告については、全会派からございました。   一般質問の通告は、2月21日の正午で締め切ったところ、17名の通告がありました。3月1日、 5名、3月4日、5名、3月5日、5名、3月6日、2名が一般質問を行うことといたします。   討論及び請願陳情に伴う意見書の提出期限は3月18日、その他の意見書提出期限は3月6日のそ れぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いをいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から3月21日までの24日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から3月21日までの24日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。 それでは、最初に災害の発生状況であります。平成24年第4回定例会でご報告申し上げました以 後、配付報告書のとおり、火災は建物火災4件、車両その他火災1件の計5件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   ふるさと村上応援寄附金につきましては、平成24年11月16日から平成25年4月31日までの間に件 数で3件、金額で55万円であります。また、児童手当法第22条2の規定により寄附をいただきまして、 件数で2件、金額で6万円であります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、次に議会からの報告を行います。   既にご承知のとおり、去る2月1日付で齋藤信一郎君と長谷川孝君から凛政の風村上未来として 会派を結成した旨の届け出があり、議長において受理したところであります。これにより議会先例67 の規定に基づき、議会運営委員会の委員の交代並びに同先例の取り扱いに準じて、議会に設置した各 特別委員会の委員についても同様に交代することとなりました。このことについては去る2月の15日 開催した会派代表者会議でご協議をいただき、各会派長からの報告に基づき議会運営委員会について は、木村貞雄君が辞任し、新たに長谷川孝君を、地域医療調査研究特別委員会については本間清人君 が辞任し、新たに長谷川孝君を、高速交通等対策特別委員会については三田敏秋君が辞任し、新たに 齋藤信一郎君をそれぞれ当市議会議会委員会条例第8条第1項のただし書きの規定に基づき、議会運 営委員会委員については2月15日に、両特別委員会については2月21日に議長において指名をしまし たので、当市議会委員会条例第8条第3項の規定に基づきご報告を申し上げます。   これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会報第1号 定期監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議会報第1号 定期監査結果報告についてを議題といたします。   直ちに質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では伺いますけれども、3ページのところの主要政策事業の実施の監査の結 果が載っておりますけれども、17件監査した結果、ここに保健医療課では高齢者肺炎球菌ワクチン接 種費用を助成しており、現在は当初の予定を上回る希望があると。今後も高齢者の立場に立った支援 策を期待したいと、わざわざ17件のうち監査したうちこれが出ているわけですけれども、この辺のと ころの理由についてちょっとお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 全部で17件監査をさせていただきました。それでその中でこれから のことを考えたときに、今の高齢者肺炎球菌ワクチン接種費用、これなんかにつきましても当初担当 課で予定をしておりました件数よりも多くなっておりましたし、これから高齢化社会ということで、 さらにこういう助成が必要になってくるのではなかろうかということで、あえて書かせていただきま した。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 当初の予定を上回る希望があるというのは、監査されててどのぐらいの割合 で多くなっていたかという、その辺のところつかんでおりますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 今手元にはっきりした件数は持ち合わせがないのでございますけれ ども、定期監査の際、聞き取りの際に担当課へ聞きましたらば、当初予定していたよりも多くなった というような話を聞き取りしましたので、そのまま書かせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 聞き取りということですけれども、その中で監査委員はかなり多くなったな という印象を持たれて、やはりここに記載したということでよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 当初私ども監査の際には想定した件数というのはありませんでした ので、あくまでも担当課からの聞き取り、これによって判断をしたということでございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。3ページのB、そこで伺いたいのですが、支出事務についてと、 少数ではあるが支払いの遅れ、請求書の受領の遅れなどが見られたとございますが、少数ではあるが とありますが、何課、関係する課、そして件数はどのような実態だったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) どこの課だったかということを今ちょっと資料の持ち合わせがない のでございますけれども、要は書かせていただきましたのは、起票忘れで支払いが遅れたもの。それ から、業者からの請求書の提出が遅れていたわけですが、その催促がさらに遅れてされたもの、こう いったものが数件ということでありましたので、書かせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 2つ目に入る前に、少数ではあるがというふうにして、こういうふうにして 指摘をしているわけです。それで資料を持ってきておりませんという監査のご答弁ですが、それでよ ろしいのでしょうか。今持っていなければ当然説明できないのでしょうけれども、やっぱり少数でも こういうものがあったということですので、しっかりと何課だったかということは議会で報告できる ようでなければ、本当の意味の監査にはならないと思います。以前こういう請求書遅れで不祥事があ りましたので、ご存じと思いますけれども、それが結果的にああいうことがあったにもかかわらず、 こういうことが続いているということは、行政の仕事がしっかりと規則に基づいてされていないとい うことですので、どこの課か資料を持ち合わせていませんでは、監査の役目を果たさないのではない かと指摘しておきます。   2つ目の質問に入ります。その下の契約事務についてですが、一番下の行、一部の契約の決裁に 不備が見られたとございますが、どのような不備で、何課の契約だったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) これは単純な誤りといいますか、決裁文書に決裁がなされていなか ったというものでございます。 〇21番(相馬エイ君) ちょっと済みません。もう一回、私どもがわかるように丁寧にちょっと説明 していただけませんか。言葉ではわかるような気がするのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 監査の際に契約書類を見せていただきまして、その書類の中に当然 決裁があっていい書類なのに、決裁がなかったということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管委書記長監査委員事務局長(加藤正志君) 私のほうから説明させていただきますけれども、 一応決裁のところには決裁欄というのがありまして、そこに課長までの決裁が一部漏れていたのがあ ったと、こういうことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そうしますと、決裁が本来なら職員から上司、そしてトップまでいくのが、 途中で印鑑がなかったということなのですね。そう受けとめればいいのですね。実際はそれは担当す るどこの部署が知りませんけれども、見ていたのだけれども、印鑑の押し忘れと受けとめればいいの ですか、いいのですね。わかりました。なぜそういうことが起きるのでしょう。   3つ目です。4ページの個別事項の税務課のところで、国民健康保険税の12月現在の数字が出て おりますが、国民健康保険税の現年度分滞納、収納率、国民健康保険税現年度分、61.73%、後期高 齢者医療保険が66.89%、介護保険料の現年度分59.78%となっておりますが、これは前年度に比べて どのような実態なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 今それぞれ前年の数字は持っておりませんけれども、それぞれ若干 ですが、下がっていたように思います。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第5 議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議会報第2号 財政援助団体監査結果報告についてを議題といた します。   直ちに質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。監査委員に少しお聞きしたいのですが、5番の監 査結果、Aの個別事項の中に、村上第一中学校PTAという部分がございます。たまたまちょっとそ のPTAの代表を私しているものですからお聞きしたいのですが、PTAに対する補助金に関しまし て、PTAに会計担当者がいるわけでもありませんし、最後にPTA会費、監査役はいるのですけれ ども、その会計は全て学校の、いわゆるPTA担当の先生が預かっているわけですから、収支報告に つきましては最後決算するときに我々も目を通します。その中で私が遠征費の補助金、それがどのぐ らい村上第一中学校の場合ですともらっているのか、そういうことも何に聞いていないものですから、 ましてここに今誤っているなんて書かれますと、ちょっと遺憾だなというふうに思うものですから、 どのぐらい入って、どのぐらい村上第一中学校には補助金出しているものですか、今回。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 総額で87万円です。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それでここに書いてあります事項の中の補助明細の年度が誤っているものが 見られたという、そのことについてちょっとご説明いただきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) これはいわゆる後で実績報告が担当課のほうへ出されるわけです。 それについておりました補助明細があったわけなのですが、それが単純に誤ったのだろうと思うので すが、平成23年ではなくて平成22年というような記載になっておりましたので、一応所管課において もチェックをして受け取るべきではないのかということで書かせていただいたものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それは単純に23年度の報告書なのですけれども、それが23が22に間違ってい たのか、それとも報告書自体が22年度のものを提出したのか、どちらなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 23年のものなのですけれども、単純に入力ミスで22年ということで 記載したものでございます。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 議員発議第1号 村上市議会基本条例の一部を改正する条例制定について      議員発議第2号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議員発議第1号 村上市議会基本条例の一部を改正する条例制定 について及び議員発議第2号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定についての2議案を一 括議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されました議員発議第1号及び議員発議第2号についてであり ますが、平成24年法律第72号による地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う当市議会の関係条 例等については、昨年12月の第4回定例会において所要の改正を行ったところでございますが、当市 議会基本条例にも同様の改正が必要なこと、また会議規則中、地方自治法を参照する条文の改正が必 要なことから、このたび所要の改正を行おうというものであります。   議会基本条例については、目次及び第15条の「政務調査費」を「政務活動費」に改める改正を。 会議規則につきましては、それぞれ地方自治法の規定条文を改めるものであります。改正の内容につ いては、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。   いずれも賛成者は尾形修平議員、川村敏晴議員、長谷川孝議員、平山耕議員、大滝国吉議員、相 馬エイ議員、大滝久志議員、そして提出者は私、本間清人でございます。   以上、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   ご審議の上、ご決定賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議員発議第1号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第1号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第2号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 請願第1号 生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書             請願第2号 年金2.5%の削減中止を求める請願                       請願第3号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチン                 への2012年度と同水準の公費助成を求める請願            〇議長(板垣一徳君) 日程第7、請願第1号から請願第3号までの3議案を一括議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   まず、最初に10番、竹内喜代嗣君、ございますか。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、私が紹介議員になりまして、届け出ました1号、2号、3号に ついて請願理由をご説明申し上げまして、皆様のご理解を賜りたいと考えます。   最初に、第1号でございます。生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書。請 願団体は村上生活と健康を守る会会長、鈴木碧さんからであります。   請願理由であります。国は、2004年から生活保護高齢者に保護費の一部として支給していた老齢 加算(村上市では月額1万5,570円)を段階的に削減廃止しました。これにより生活保護費は2割近 くも削減された結果、多くの高齢者は「食事の回数を減らした」「知り合いの葬式にも行けない」な ど、社会的に孤立を深め、人間らしい暮らしが困難になっています。   さらに政府は、2013年度予算案で生活保護の生活扶助基準を3年間で総額670億円削減すること を決めました。削減幅は平均6.5%(最大10%)で、この基準引き下げによって受給額が減る世帯は9 6%に上るとみられます。現行生活保護法が制定された1950年以来、保護基準が引き下げられたのは、 2003年度(0.9%減)と2004年度(0.2%減)の2回だけであり、今回は前例のない大幅引き下げです。   今回の基準引き下げは、生活保護基準以下の収入で保護を利用していない低所得者の消費支出と 保護基準を比較し、「保護基準のほうが高い」ことを理由とするもので、際限なく貧困の悪循環をも たらすものです。   生活保護基準引き下げは、制度利用者の生存権を侵害するばかりか、「収入が保護基準以下の80 0万の低所得世帯に保護を行き渡らせることこそ必要」「子育て世帯の支援を行い貧困の連鎖を断ち 切るためにも制度の充実を」「基準は最低賃金や就学援助など他制度の目安であり、引き下げは国民 の生活水準引き下げにつながる」などとして、日弁連や低所得者支援組織を始め、多くの国民から反 対の声が上がっています。   今日、労働法制の規制緩和により非正規雇用や不安定就労、低賃金が広がり、社会保障制度の切 り下げや負担増が行われ、格差と貧困が広がるもとで、生活保護や低所得者支援制度を充実し貧困を なくす積極的取り組みこそが強く求められています。   以上のことから、地方自治法第99条の規定により、国の関係機関へ意見書を提出いただくよう請 願いたします。   請願項目については3項目であります。1点目、生活保護基準の引き下げは行わないこと。   2点目、生活保護の老齢加算を復活すること。   3点目、生活保護費の国庫負担は現行の75%から全額国庫負担とすること。   以上、請願第1号を説明申し上げました。慎重審議の上、採択くださいますようよろしくお願い 申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣議員に申し上げます。   もう議員に配付されていますので、特に補足をする点がございましたら、説明していただきたい ということをお願い申し上げます。 〇10番(竹内喜代嗣君) わかりました。それでは簡潔に述べます。   続きまして、請願第2号 年金の2.5%の削減中止を求める請願でございます。議長からも注意 がございましたので、請願の要旨の中で今補足したいことは、年金の削減の流れが国の私どもの今の 市民の皆さんの生活から考えても、年金の収入が何とこの村上市では農業所得の収入、米の売り上げ よりも多いということであります。そして、また村上市民の収入が税務申告で200万円以下の人が8 割という現状、高齢化も進行しているわけでありますから、このことが村上市に与える影響ははかり 知れないものがあると思います。このことも鑑みてこの請願については採択していただけますよう、 慎重審議をお願いいたします。   続きまして、請願第3号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの 2012年度と同水準の公費助成を求める請願であります。これについてもつけ加えてご説明申し上げま すと、国は一般財源化をいたしました。村上市はこの補助については続ける方針を予算にうたってい るようでもありますが、今後の行方を決めていく問題でございますので、請願者の趣旨を酌んでいた だいて採択していただけますようお願い申し上げます。   以上、補足をしての説明といたします。終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第1号から請願第3号までの3議案につい ては、会議規則の規定により請願文書表のとおり市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第8 請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事前協議事業            者の選定を再度実施していただくための請願          〇議長(板垣一徳君) 日程第8、請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事 前協議事業者の選定を再度実施していただくための請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) それでは、請願第4号について、特に補足して説明することを申し上げます。   文書は読めばわかりますが、本店を村上市に置く介護福祉の事業者の方からいろいろとご相談が ございまして、昨年の9月から10月末にかけて2カ月間で、知ってのとおり地域密着型の福祉施設の 公募が行われました。そこにこの本店を置く方々から数社が応募いたしました。ご存じのとおりだと 思いますが。選定された結果、選定には至らなかったのですけれども、ただひとつ選定されたその事 業者が村上市の土地をもう既に借りることが決まって選定されていた。これは地元に本社を置く事業 所の方々は自分たちでみんな土地をどこにしようか考えて、土地のありようにもってきて図面を引っ 張って、そして応募してきたわけですけれども、非常にそれが憤慨いたしまして、こんな出来レース みたいなことを、とてもではないがやってられないみたいな話で相談に来ました。   私も冨樫宇栄一議員さんもその話を聞いて、これはやっぱり議会議員にこのことを知っていただ いて、知っていただいた上で、そして理事者側にもそのことを伝えようではないかと、こういうこと になりました。担当課のほうにもいろいろと足を運びましたが、担当課一存でどうすることもできな いわけでございますので、議員の皆さんの判断に委ねるということでございます。   ちなみに公募の要項、村上市の要項と、新発田市は応募というのですが、応募要項をつけておき ました。新発田市の場合は応募要項の中に、もし新発田市の土地を、これは賃貸ではなくて買う場合 はということでご案内もつけてあります。こういう優しいやっぱり要項にして、再度やり直していた だきたいというのがこの方々の思いでございます。   以上、そういうことでよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第4号については、会議規則の規定により 請願文書表のとおり市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第9 報第1号 専決処分の報告について      報第2号 専決処分の報告について      報第3号 専決処分の報告について      報第4号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、報第1号から報第4号まで、4議案はいずれも専決処分の報告に ついてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第1号から報第4号までの4件についてご 報告申し上げます。   これらのうち第1号から第3号につきましては、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分 したものであります。事故の状況については記載のとおりであります。   報第1号は、昨年の12月8日、村上市坂町地内に設置していた衆議院議員小選挙区選出議員選挙 ポスターの掲示板が強風により飛散し、相手方の塀に接触し、破損させたものであります。   報第2号は、昨年の11月12日、村上市山居町1丁目地内において、傷病者を救急車内に収容する 際、傷病者の左腕がストレッチャーからずり落ち、救急車内の壁とストレッチャーとの間に左手が挟 まり、左手親指と人さし指の間を負傷したものであります。   報第3号は、本年1月23日、公用車両で不用書類の廃棄処分作業終了後、車両格納のため駐車場 所に後退で駐車する際に、後退し過ぎ、後方に駐車してあった相手方車両に接触し、運転席側後部座 席のドアに損傷を与えたものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これまでもその都度職員に対し注意 を促してきたところでありますが、改めて公用車の運転、施設の安全確保、作業に当たっての安全確 認について細心の注意を持って業務に当たるよう指示したところであります。   次に、報第4号は、新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の規約の変更につい てであります。これは平成25年3月31日限りで、下越清掃センター組合及び上越地域水道用水供給企 業団が解散し、同組合を脱退すること及び小千谷市から公平委員会に関する事務について、共同処理 事務に加入したいとの申し出があったことにより変更を行うものであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。報第2号についてお伺いいたします。   この損害賠償ですけれども、本来あってはいけない部署でこういうことが出たわけですけれども、 そのことについて慌てたと言えば慌てたのでしょうけれども、その辺についてはどのように上司とし て調査してらっしゃるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 私のほうからお答えします。   確かにあってはならないことでございました。私も担当した消防士、救急救命士からこのいきさ つ、事情を聞きました。ちょっとここには書かれなかったのですけれども、傷病者については意識が ない、それからストレッチャーから、失礼ですけれども、はみ出るほどの体型の方だったということ で、通常であれば胸に手を当てて本人意識があるものですから、その上からベルトをかけるのです、 ストレッチャーからはみ出ないようにという格好で。だけれども、本人意識がなく、体型も非常にス トレッチャーからはみ出るぐらいの体型ですり落ちてしまったということで、それでもやはりあって はならないことだということで職員には厳重に注意をいたしました。   それから、ご本人意識がないため、ご家族の皆さんに私も直接行きまして、事情を聞き取り、こ ちらのほうのミスだということで丁重に謝って、治療費だけは損害賠償という格好で補償させてもら って、今回完治している状態になっております。今後ないようにひとつ注意したいと私思っておりま すし、職員も一同、このことについてはひどく反省しております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 報第1号についてお伺いします。   この選挙ポスターの設置でありますけれども、業者のほうに委託している案件だと思います。強 風吹いたのは多分地区全部で吹いたものと思われますが、この1カ所だけが外れたということに対し て、業者のほうに対しての瑕疵がなかったのかということを調査されたのかどうか、その1点だけお 伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管委書記長監査委員事務局長(加藤正志君) お答え申し上げます。   今回の事故の発生箇所である荒川地区なのですけれども、合計で3件ほど看板が飛ばされており ます。今回の事案については枠は残ったのですけれども、いわゆるパネルの部分だけぶっ飛んでいっ たという、こういう形で、たまたま丁字路だったのですけれども、筋向かいの板塀の1枚に直接角に ぶつかっていって板塀のところを壊してしまったと、こういう状況でございます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第1号について、提案理由のご説明を申し 上げます。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、中倉清氏につきましては、本年9月30日をも って任期満了となります。つきましては、お示しのとおり、中倉氏を適任と考え、引き続き人権擁護 委員に推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決をしたいと思いま す。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで起立により採決をいたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第1号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第11 議第2号 専決処分の承認を求めることについて            〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第2号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成24年度村上市一般会計補正予算(第9号)について、地方自治法第179条第1項の 規定に基づき専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定により、議会の承認を求めるもので あります。   歳入歳出にそれぞれ4億3,000万円を追加し、予算の総額を318億6,590万円とするものでありま す。   補正の内容は、除排雪経費の大幅な不足が見込まれるため、除雪対策経費を追加したものであり ます。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第2号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第12 平成25年度村上市施政方針 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、平成25年度村上市施政方針について、市長の発言を許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 平成25年度村上市議会第1回定例会の開催にあたり、新年度の市政運営につ いて、私の所信を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。   昨年12月に、3年3か月にわたった民主党政権に代わり、自民・公明両党による新政権が発足い たしました。   新政権は長引く円高・デフレ不況から脱却するため日本経済再生に向けた、大規模な経済政策を 推進しており、本市といたしましても、その効果に大いに期待しているところであり、積極的に取り 組んでいく所存であります。   一方、消費税増税、TPP交渉参加問題、再生可能エネルギー政策等、多くの課題を抱えた中で の船出となりましたので、その動向に機敏に反応しながら市政運営に努めてまいります。   そのような中、本市では昨年度、地域の皆様の意見を取り入れた「定住の里づくりアクションプ ラン」をもとに、平成28年度までを計画期間とする「第1次村上市総合計画後期実施計画」を策定い たしました。   本計画に則り、今後4年間の各種施策を展開してまいりますが、本年度は大きな節目の年でもあ ります。   まず、日本海東北自動車道の「朝日まほろばICからあつみ温泉IC間」につきまして、本年1 月に都市計画決定されましたので、早期の事業化に向け活動してまいります。また、通過都市となら ないよう、魅力あるまちづくりに向け、官民一体となった組織づくりに早期に着手いたします。   市民協働のまちづくり事業につきましても2年目を迎え、地域活性化の起爆剤として支援を強化 してまいりますとともに、更なる一体感の醸成を目指し、「市民憲章」及び「仮称まちづくり基本条 例」を制定いたします。   さらに、厚生連村上総合病院の建設支援、農商工連携や農林漁業の6次産業化及び地域ブランド の確立による地域産業の活性化、定住人口の拡大に向けた移住定住者に対する支援施策の検討等、喫 緊な課題に対しまして長期的な展望も視野に入れ取り組んでまいりますとともに、「村上市行政改革 大綱後期実施計画」に基づき、一層の行財政改革の推進を図ってまいります。   次に、本年度の一般会計予算の概要と主要事業の取組につきまして申し上げます。   予算編成におきましては、総合計画後期実施計画策定作業と合わせ、市民の生命財産を守り、活 力あるまちづくりの創造のための事業を最優先に編成を行ったところであります。   自主財源比率が低い本市において、一般財源の確保が大変厳しい財政状況にありますが、本年度 の予算規模を一般会計総額で327億8,000万円を計上いたしました。   主要財源につきましては、市税で66億546万円、地方交付税で123億9,000万円、国県支出金46億1, 505万円、市債48億6,910万円を見積もりました。   次に、主要事業の取組につきまして、本市総合計画の基本目標に沿ってご説明申し上げます。   はじめに、支え合い安心して暮らせる思いやりのまちづくりであります。   まず、保健・医療の充実につきましては、「健康むらかみ21計画」及び「村上市食育推進計画」 に基づき健康増進を図ってまいります。   健康づくりに重要なバランスのとれた食生活と運動習慣を定着させるため、健幸バン菜運動や、 歩こうむらかみプロジェクトの普及促進を図ってまいりますとともに、「歯科保健計画」を策定し、 歯科保健事業を積極的に展開してまいります。   がん予防につきましては、未受診者への勧奨を推進し受診率の向上を図ってまいりますとともに、 受診しやすい検診体制を構築してまいります。   また、自殺率が比較的に高い本市においては、効果的な予防対策を推進する必要があります。本 年度は庁内に検討組織を設置し、事業の推進手法等を検討してまいります。   地域医療体制の確保は、安心して暮らせる地域づくりに欠かせない重要な課題でありますので、 急患診療所における平日夜間診療を継続実施するとともに、県立坂町病院における医師確保や、厚生 連村上総合病院の早期建設に向けた取組を積極的に進めてまいります。   国民健康保険事業につきましては、引き続き医療費抑制に努めてまいりますとともに、インフル エンザ予防接種費用の一部助成や特定健康診査における個別健診料の個人負担の引き下げを実施いた します。   地域福祉の形成につきましては、地域住民や民間組織等と連携しながら、ボランティア意識の醸 成等、地域の支え合いによる福祉を推進してまいります。   次に、高齢者支援の充実についてであります。   これからの高齢者に対する支援には、介護、医療、予防、住まい、生活支援を総合的に効率よく 提供する仕組み、すなわち「地域包括ケアシステム」の構築が必要となります。その基盤づくりがと りわけ重要であると考えますので、街中お年寄り愛所による地域との連携づくりや、要援護老人安否 確認事業の拡充による生活実態の把握を推進するとともに、地域や各機関と連携・連続したサービス に取り組む、「仮称地域ケア・ネットワーク会議」の設置を目指してまいります。   また、入所待機者の解消に向け、地域密着型特別養護老人ホームと認知症高齢者グループホーム を、それぞれ1施設整備いたします。   なお、昨年度拡充いたしました高齢者等に対する除雪費援助事業につきましても、継続して実施 いたします。   障がい者支援の充実につきましては、地域の中で安心した生活が送れるよう、引き続き関係機関 と連携を図りながら、支援体制を構築してまいります。   続きまして、子育て支援の充実であります。   未来を担う、大切な子どもたちを安心して子育てできる環境づくりが求められており、本年度、 「村上市子ども・子育て支援事業計画」の策定作業に着手いたします。   妊婦健診費用の助成を継続実施するほか、乳幼児健診や育児相談等による育児不安の軽減、健康 な身体づくりに重要な食事指導を推進してまいります。   また、定期予防接種へ移行が予定されている、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの予防 接種につきましては、全ての対象者が接種できるよう周知してまいりますとともに、子どもの医療費 助成の対象年齢を中学校卒業時まで拡大し、経済的負担の軽減を図ってまいります。   なお、昨年度策定した「村上市保育園等施設整備計画」に基づき、計画的な施設整備に取り組ん でまいりますとともに、要望のある学童保育所における対象年齢の小学校6年生までへの拡大やファ ミリーサポートセンターの新設により、子育て環境の整備を図ってまいります。   生活支援の充実につきましては、雇用情勢が改善されない中、生活保護受給者数は、なお増加傾 向にありますので、個々の状況に応じて指導・助言を行うとともに、受給世帯の自立を助長するため、 就労支援の充実を図ってまいります。   平等社会の推進につきましては、人権に関する市民意識調査の結果報告書をもとに、平成26年度 の完成を目指し、「人権教育・啓発推進計画」の策定に着手いたしますとともに、昨年度策定した 「第1次村上市男女共同参画計画」に基づき、各種事業を展開してまいります。   次に、自然と景観を守る環境に優しいまちづくりについてであります。   まず、自然環境の保全についてであります。   昨年度、「村上市環境基本計画等進捗管理委員会」において、様々なご意見をいただきましたの で、これらのご意見を参考に効果的・効率的に事業を推進してまいりますとともに、環境フェスタや 海岸・河川等のクリーン作戦等を実施し、市民と行政が一体となった環境施策を推進してまいります。   新エネルギーの推進につきましては、住宅用太陽光発電システム及び木質バイオマスストーブの 設置に対する補助を引き続き実施してまいりますとともに、電気自動車の普及に備え、充電施設を朝 日及び神林道の駅に設置する等、昨年度策定した「村上市新エネルギー推進ビジョン」に基づき、本 市の地域特性を生かした新エネルギーの導入について、計画的・総合的に推進してまいります。   次に、生活環境衛生の確保についてであります。   ごみ処理業務につきましては、更なる分別収集の徹底を図り、ごみの減量化、リサイクル率の向 上を目指してまいります。   し尿収集業務につきましては、4月1日から全域で収集方法を統一し、それに伴い、各地区によ り異なっている手数料を統一いたします。   また、新ごみ処理場の建設事業につきましては、本年度から建屋の建設工事に着手いたしますの で、工事の進捗管理に十分留意しながら、平成26年度末の稼動に向けて事業を推進してまいります。   次に、上水道整備の推進についてであります。   水道施設は、市民生活や都市基盤を支える重要な施設であります。   上水道事業につきましては、村上地区第4次拡張事業と荒川地区第3次拡張事業を継続してまい りますとともに、各地域における安定した供給基盤の整備と有収率の向上に努めてまいります。   簡易水道事業につきましては、蒲萄地区、北中・大毎・大沢地区における統合事業を継続してま いりますとともに、南大平・指合地区及び河内地区の上水道事業への統合整備事業に着手するなど、 老朽施設の更新や各施設の統廃合を効率的・計画的に推進してまいります。   次に、汚水処理対策の推進についてであります。   計画的な下水道整備を進めてきた結果、近年身近な河川等においても、その効果が目に見えて感 じられるようになってまいりました。   公共下水道事業では、平成5年度の着工以来、20年間にわたり整備を進めてきました荒川処理区 の管渠整備が、本年度末をもって完了いたします。村上処理区につきましては、引き続き、拡大した 認可区域を含めた面的な管渠布設工事を計画的に進めてまいります。   集落排水事業では、新たに滝の前集落の整備に着手するなど、下水道の未普及区域の解消に向け、 積極的に整備を進めてまいります。   下水道施設の効率的な維持管理には、既存施設の統廃合や長寿命化を計画的に進める必要があり ますので、八幡処理区と寝屋処理区の統合、山辺里処理区の一部区域の朝日処理区への編入事業等に 取り組んでまいりますとともに、水洗化率向上に向けた普及活動を進めてまいります。   また、下水道整備区域外の汚水処理対策として、引き続き合併処理浄化槽の普及促進を図るとと もに、維持管理経費に対する支援の制度設計を進めてまいります。   次に、活気に満ちた輝くにぎわいのまちづくりであります。   はじめに、農業の振興についてであります。   昨年度、地域の中心となる経営体への農地の集積が円滑に進むよう、「人・農地プラン」を策定 いたしました。同プランを適切に実行し、新規就農者の定着に向けた支援を推進いたしますとともに、 国の動向を注視しながら、所得補償等、農業経営の安定と生産力の確保を図ってまいります。   また、中山間地域等直接支払制度による支援を継続してまいりますとともに、本年度、新潟県グ リーン・ツーリズム大会を村上・岩船地域で開催いたしますので、県内各地の関係者との交流を通じ、 農村地域の活性化に結び付けてまいります。   一向に被害の絶えないサルによる農作物被害につきましては、一定の効果が見られた電気柵設置 に対する補助を拡大するとともに、地域ぐるみによる被害防止活動のための研修等を実施し、効果的 な対策を推進してまいります。   林業の振興につきましては、平成21年度から取り組んでいる、「森林・林業再生プラン」の基本 理念により、森林経営計画の作成、作業路網の整備、再造林及び間伐等の森林施業に対する支援を継 続すると同時に、村上市産材利用住宅等建築奨励事業と越後スギブランド材の普及により、地域産材 の需要拡大を図ってまいります。   また、治山事業、森林病害虫防除による森林環境の保全を進めるとともに、効率的で安全な路網 整備に取り組んでまいります。   水産業の振興につきましては、海面・内水面における稚魚放流等の事業を継続し、今後も「つく り・育て・管理する漁業」の推進を図り、豊かな水産資源の確保に努めてまいります。   海面漁業につきましては、桑川漁港整備事業を計画的に推進するとともに、漁協等関係機関との 連携を図りながら、さかなまつり等の産直イベントの開催、漁港・直売所における加工・販売、後継 者の育成を支援してまいります。   なお、本年は江戸時代に鮭の自然保護増殖に取り組んだ村上藩士青砥武平治の生誕300年祭を開 催し、「鮭のまち村上」をPRしてまいります。   次に、商工業の振興についてであります。   市内の景況は持ち直しの動きが続いてはいるものの、先行きに懸念があるなど、依然として厳し い状況が続いています。   地域産業の活性化に向け、新品種、新製品の開発、地域ブランドの構築等、多くのメニューを揃 えた産業等の活性化支援補助制度の活用を積極的にPRしてまいりますとともに、商工会議所、各商 工会が実施する経営支援事業及び地域活性化事業を支援してまいります。   市制度融資につきましては、特に利用の多い不況対策資金のほか、新たに県小口零細企業保証制 度資金の信用保証料への補給を実施し、中小企業者の負担軽減を図ってまいります。   企業誘致につきましては、粘り強く取組を進め、雇用の確保に努めてまいりますとともに、企業 設置奨励条例が、企業にとってより活用しやすい制度となるよう研究を進めてまいります。   次に、観光の振興についてであります。   平成26年4月から6月までの間、新潟県で「デスティネーションキャンペーン」が開催される予 定となっており、本年はそのプレキャンペーンが開催されますので、本市におきましても、昨年12月 に設立した「うまさぎっしり村上」春のキャンペーン推進協議会を中心に準備を進め、村上の春をし っかりとPRし、観光の活性化に結び付けてまいります。   近年、町屋など城下町村上の魅力が各メディアで紹介され、多くの観光客の皆様に本市を訪ねて いただいております。   本年は、玄関口でありますJR村上駅前に町屋造りの観光案内所を建設し、その施設を十分に活 用するとともに、お客様へのおもてなしを高め、まち歩き観光の魅力の向上につなげてまいります。   物産の振興につきましては、首都圏でのイベントに引き続き参加するなど、各種団体・事業者と 連携を図りながら販路拡大を目指してまいります。   次に、就業・雇用支援についてであります。   市内の雇用情勢は、持ち直してきてはいるものの、依然として低い水準にありますので、ハロー ワーク村上や岩船郡村上市雇用対策協議会と連携し、市内企業へ雇用拡大の働きかけを続けてまいり ますとともに、県の緊急雇用創出基金を活用した事業を実施し、雇用創出を図ってまいります。   また、勤労青少年ホームを活動拠点とする村上地域若者サポートステーションと連携し、若者の 自立支援に取り組んでまいります。   次に、安全で快適な住みよいまちづくりについてであります。   まず、道路の整備であります。   日本海東北自動車道「朝日まほろばICからあつみ温泉IC間」の早期事業着手に向け、運動を 展開してまいりますとともに、市道桃川牧目線等の幹線交通網の整備を継続してまいります。   また、路肩の拡幅や未舗装箇所の整備等、通学児童、高齢者等に配慮した歩行空間の確保や、道 路の適正な維持管理に努めてまいります。   次に、河川・排水路の整備推進についてであります。   滝矢川、稲耕地沢川等の河川改修工事を継続実施するとともに、住宅地域の浸水被害の早期解消 を図るため、岩船備前屋排水路の整備を推進いたします。   次に、港の活性化の推進についてであります。   特定地域振興重要港湾に指定されている岩船港につきましては、港を活用した地域活性化手法の 検討のため、周辺地域一帯の土地利用を含めた調査事業に着手いたしますとともに、引き続き港湾関 係団体と連携しながらポートセールスに努めてまいります。   また、船舶の安全航路確保や海岸部における浸食対策事業の整備促進を国・県に強く要望してま いります。   次に、安全なまちづくりの推進についてであります。   交通安全対策の推進につきましては、依然として交通事故が多発しており、特に高齢者が関係す る事故の割合が高くなっておりますので、交通事故の減少と事故防止対策を関係機関、団体等と連携 しながら取り組んでまいります。   防犯対策の推進につきましては、市及び関係機関・団体が連携・協力して、地域の防犯意識の高 揚を図るとともに、「暴力団排除条例」を制定し、安全で安心して暮らせるまちづくりの実現に向け た取組を進めてまいります。   さらに、管理が不十分な空き家及び空き地が増えてきたことにより、近隣住民等への被害などが 懸念されておりますので、「空き家等の適正管理に関する条例」を制定し、生活環境の保全と安全安 心なまちづくりを進めてまいります。   防災対策の推進につきましては、津波ハザードマップの作成が遅れておりますが、説明会でご要 望をいただきました避難路整備及び看板の設置等につきまして、年次計画で整備してまいります。   また、村上地域の防災行政無線戸別受信機のデジタル化を計画的に進めてまいりますとともに、 自主防災組織の育成、避難訓練や出前講座、防災フェスティバルなどの防災意識啓発事業を推進し、 災害に強いまちづくりを進めてまいります。   なお、昨年度に新設いたしました除排雪自主活動に対する補助につきましても、継続して実施い たします。   常備消防では、消防救急無線デジタル化工事に着手いたしますとともに、救急救命士の養成及び 消防士の高度教育を実施し、消防機能の充実を図ってまいります。   また、幼年消防クラブや女性防火クラブの育成を更に強化し、防火意識の向上に努めてまいりま す。   非常備消防につきましては、引き続き消防水利や消防資機材の整備・充実を図るとともに、消防 団の組織及び定員の見直しを視野に入れながら、団員の確保に努めてまいります。   消費者の自立支援につきましては、市消費生活センターへ、幅広い年代の方からトラブル等の相 談が寄せられておりますので、引き続き関係機関等と連携しながら、出前講座の開催や広報等による 啓発、情報の提供により、被害の未然防止に努めてまいります。   次に、高度情報化の推進についてであります。   地域情報化の推進につきましては、「村上市情報化基本計画」に基づき取り組んでまいりました が、本年度は、上海府地区及び伊呉野集落に超高速ブロードバンドサービスの提供を行ってまいりま すとともに、更新時期を迎えた情報基盤告知端末機につきまして、維持管理コストの削減に配慮し、 計画的に更新してまいります。   次に、良好なまちづくりの推進についてであります。   都市計画につきましては、昨年度に引き続き変更作業を進めてまいりますが、懸案であります都 市計画道路泉町羽黒町線につきましては、沿線地域の将来を見据え、歴史的な町並みを生かした整備 手法について、地域の皆様と相談してまいりたいと考えております。   また、木造一戸建て住宅の耐震化に対する支援を実施してまいりますとともに、長寿命化計画に 基づき、公営住宅の適正な維持、保全に努めてまいります。   景観の保全・活用の推進につきましては、昨年度策定いたしました「村上市景観計画」の事業実 施に向け、条例等の整備を進めてまいります。   なお、検討を進めてまいりました村上地区の旧町人町における伝統的建造物群保存地区指定に向 けては、昨年開催しました北信越町並みゼミ村上大会で多方面の方からアドバイスをいただいたとこ ろでありますので、活用のしやすい制度内容等も考慮し、「歴史まちづくり法」とあわせた整備手法 を、さらに検討してまいります。   次に、公共交通の充実についてであります。   実証運行も3年目に入りますので、実証結果を踏まえながら、まちなか循環バスの運行経路の拡 充、デマンド型乗合タクシーの便数等の見直しを実施し、交通空白区域の解消を目指してまいります。 また、利用率が低下している既存路線バスにつきましても、利用者の状況調査を実施し、新たな運行 方法の検討を進めてまいります。   次に、豊かな心と文化を育むふれあいのまちづくりについてであります。   まず、学校教育の充実についてであります。子どもたちの豊かな人間性や社会性を育んでいくた め、「郷育会議」を中心とした学校、家庭、地域を結ぶ取組の充実を図り、地域全体の教育力の向上 に努めてまいります。   また、教材、図書等の整備や、外国語指導助手、教育補助員等の配置によるきめ細かな指導体制 を整え、学力の向上を図ってまいりますとともに、「早寝、早起き、朝ごはんに家庭学習」などの基 本的な生活習慣の改善や定着が図られるよう努めてまいります。   さらに、キャリア・スタート・ウィーク事業や介助員の配置による特別支援教育の充実、いじめ 及び不登校問題への対応に取り組んでまいります。   学校施設に関しましては、子どもたちが安全で快適な学校生活を送れるよう、また災害時の指定 避難場所としての機能も十分に果たせるよう改修を進めてまいりますとともに、将来の教育環境のあ り方についての検討に着手いたします。   なお、本年度は、村上小学校等の耐震補強・大規模改造事業を推進してまいりますとともに、施 設の計画的な耐震診断を実施してまいります。   食育につきましても、引き続き、地域における食文化の継承や感謝の気持ちを育てる取組を実施 してまいります。   次に、生涯学習の充実についてであります。   本年2月に完成しました村上市生涯学習推進センターで、新たな学習の場や機会・情報を提供し てまいりますが、隣接する教育情報センターとの一体的な利用により、大きな効果が生まれるものと 期待しており、本施設を拠点に全市的な社会教育の推進を図ってまいります。   図書館、図書室におきましては、蔵書の充実とあわせ、より良いサービスの向上に努めてまいり ますとともに、毎年実施しております「市民合唱のつどい」が、本年度は新潟県合唱祭との合同開催 となりますので、市民の皆様に楽しんでいただけるよう、盛大な事業にしてまいりたいと考えており ます。   また、青少年健全育成につきましては、幼少期から青年期まで一貫した支援を目指す、「子ど も・若者育成支援推進法」に対応する体制づくりに着手いたしますとともに、関係機関・団体と連携 し、事業実施に向けた準備を進めてまいります。   次に、文化・芸術の振興であります。   文化財の保存や伝統文化の継承、新たな文化・芸術の育成への取組は、地域づくりと同時に、地 域間交流の促進や交流人口の増加による活性化、経済的な効果が期待されます。   本年度は、村上、岩船、瀬波大祭を対象とした無形民俗文化財調査に着手するほか、村上市美術 展覧会や大須戸薪能を開催し、文化・芸術に接する機会や発表の場を提供してまいります。   埋蔵文化財関係では、国指定史跡である村上城跡の石垣整備や、平林城跡の遺構顕在化事業を計 画的に実施してまいります。   また、発掘調査の成果を広く一般に公開するほか、出土品等の展示公開や各種歴史講座等への活 用により、市民の文化財に対する理解と保護意識の高揚、愛郷心の醸成を図ってまいります。   次に、スポーツの振興であります。   本年度も、「村上市スポーツ振興基本計画」に基づき、年齢や体力、目的、ライフスタイルに応 じた、健康・体力づくりに関する新しい事業を実施してまいりますとともに、地域の推進役となるス ポーツ推進委員の拡充とスキルアップを図ってまいります。   また、総合型地域スポーツクラブにつきましては、未設置地区への年度内設立を目指し準備を進 めるとともに、本年度、本市を会場に開催されます第7回全国スポーツクラブ会議を契機に、クラブ 間のネットワークの強化を図ってまいります。   施設整備につきましては、昨年度「村上市スポーツ施設整備計画」を策定いたしましたので、限 られた財源を有効に活用しながら、計画的に施設整備を図ってまいります。なお、第34回北信越国民 体育大会ソフトテニス競技会が荒川テニスコートで開催されることから、テニスコートの改修工事を 実施いたします。   スポーツイベント事業につきましては、交流人口の拡大や地域の活性化、本市のPRに大きな効 果が期待できることから、引き続き全市的な取組を推進してまいりますとともに、本年度はスポーツ 選手など著名人が講師となる、特別授業「夢の教室」を開催いたします。   次に、簡素で効率の良い行政経営についてであります。   市町村合併による普通交付税の特例期間終了後の財政運営は、極めて厳しくなることが予想され ますので、健全財政の維持を図りながら更なる行財政改革の推進を図ってまいります。   職員数の定員管理につきましては、引き続き退職者数の3割補充を基本とし、職員総数を抑制し てまいりますが、外部研修等、新たな研修制度、再任用制度の導入により、職員の資質及び技術の向 上を図り、よりよい住民サービスの提供に努めてまいります。   補助金の公表、行政評価制度の構築、指定管理者制度の導入等による効果的な施設管理につきま しても、引き続き計画的に推進してまいります。   また、市ホームページにつきまして、メール配信機能の充実を含んだ全面リニューアルを実施し、 迅速で分かりやすい行政情報の提供に努めてまいりますとともに、全国に向け村上の魅力を発信して まいります。   最後に、市民と行政の協働による行政経営についてであります。   市民協働のまちづくり事業につきましては、地域の特色を最大限に引き出し、子どもたちに明る い故郷を継承するため、各地域まちづくり組織への支援を積極的に推進してまいります。   まず、活動支援につきましては、各組織の活動拠点施設の確保に向けた協議を進めるほか、各集 落の集会施設整備に対する支援を行ってまいりますとともに、地域の元気づくりを支援する地域おこ し協力隊制度や、地域の皆様とともに汗する集落支援員制度の導入に向けた制度設計に着手し、平成 26年度から導入できるよう準備を進めてまいります。   財政支援といたしましては、地域まちづくり交付金を総額6千万円に増額し、まちづくり組織の 運営や活動を支援いたします。   なお、市ホームページや元気マガジンで地域の情報などを広くお伝えし、地域間交流の活性化を 進めてまいります。   以上が私の市政運営にあたっての所信と平成25年度の主要な事業概要であります。『元気“eま ち”村上市』の実現に向け、「愛郷無限」の想いを大切に、誠心誠意取り組んでまいります。   市民の皆様と議員各位におかれましては、特段のご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い を申し上げます。   ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 以上で平成25年度村上市施政方針を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時47分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第13 議第 3号 平成25年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成25年度村上市土地取得特別会計予算                議第 5号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第 6号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第 7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第 8号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算           議第 9号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算                議第11号 平成25年度村上市下水道事業特別会計予算               議第12号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第13号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第14号 平成25年度村上市上水道事業会計予算           〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第3号から議第14号までの12議案を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第3号から議第14号までの12議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成25年度の村上市各会計予算案であります。施政方針の冒頭にも触れました ように、平成25年度には第1次村上市総合計画の後期計画4年間がスタートする大きな節目の年でも あります。総合計画の後期実施計画は、昨年度地域の皆様の意見を取り入れた定住の里づくりアクシ ョンプランをもとに、直面する行政課題に対し、その取り組みを進める一方、将来の財政事情を見据 えた計画として策定をいたしております。   2年目を迎える市民協働のまちづくり事業は、今それぞれの地域の組織における基本理念に基づ き活動が進められており、さらなる着実な前進を推し進めるため、引き続き人的支援を行うとともに、 地域まちづくり交付金を増額し、地域と行政が協働で元気な地域、元気な人づくりをさらに強化いた します。   また、行政改革につきましても、村上市行政改革大綱実施計画にのっとり、平成25年度から4年 間の後期実施計画の中では、前期計画での取り組みを検証し、より実効性のあるものとなるよう、引 き続き積極的に推進してまいります。   さらに、厚生連村上病院、村上総合病院の建設支援、農商工連携や農林業の6次産業化及び地域 ブランドの確立による地域産業の活性化、定住人口の拡大に向けた移住定住者に対する支援施策の検 討等、喫緊な課題に対しまして長期的な展望も視野に入れ取り組んでまいりますとともに、まちの将 来像である元気“eまち”村上市の実現に向けた取り組みを積極的に推進するため、各施策を展開し てまいります。厳しい財政事情の中でありますが、重要施策及び主要事業の実現に向けて、通年予算 を編成いたしましたので、ご理解とご協力をお願いするものであります。   それでは、各会計の予算案の内容について順次申し上げます。最初に、議第3号は一般会計の予 算案であります。予算の総額は327億8,000万円とし、前年度比プラス8.9%、26億7,000万円の増であ ります。第2条では継続費、第3条では債務負担行為、第4条では地方債の目的及び限度額等を、第 5条では一時借入金の借り入れ最高額を30億円に定めたところであります。   それでは、予算の概要から主なものを前年度と比較して申し上げます。歳入では、第1款市税を 法人市民税の落ち込みからマイナス0.5%、66億546万1,000円を見込みました。第10款地方交付税で は、123億9,000万円を計上いたしております。第4款国庫支出金では、新ごみ処理場への循環型社会 形成推進交付金をはじめ、プラス24.3%、30億1,623万8,000円を計上いたしました。第21款市債では、 ごみ処理施設建設事業債13億1,400万円など、プラス56.7%、48億6,910万円を計上いたしました。   次に、歳出については、増減の大きい費目について申し上げます。第3款民生費では84億5,134 万5,000円、プラス8.6%、6億6,691万9,000円の増額といたしました。(仮称)荒川統合保育園の建 設事業などによるものであります。第4款衛生費では47億3,344万9,000円、プラス46.9%、15億1,10 6万円の増額といたしました。これは新ごみ処理場の建設事業によるものであります。第9款消防費 では20億7,459万4,000円、プラス34.8%、5億3,550万円の増額といたしました。主な要因は、消防 救急デジタル無線整備によるものであります。第10款教育費は、生涯学習センター完成などに伴い、 32億1,115万4,000円のマイナス5.0%、1億6,925万6,000円の減額といたしました。第12款公債費は4 3億5,957万6,000円、プラス4.1%、1億7,358万3,000円の増額といたしました。   続きまして、特別会計の予算案について申し上げます。議第4号は、土地取得特別会計の予算案 であります。予算の総額は23万円とし、前年度比マイナス38.8%、14万6,000円の減であります。歳 入では、財産収入など23万円、歳出で諸支出金などを同額計上いたしております。   次に、議第5号は、情報通信事業特別会計の予算案であります。予算の総額は3億5,300万円と し、前年度比プラス12.1%、3,800万円の増であります。歳入では、第1款分担金及び負担金で情報 通信施設負担金として50万円を、第2款使用料及び手数料で情報通信施設使用料として5,286万7,000 円を、第4款繰入金で一般会計からの繰入金として2億6,524万1,000円を、第6款諸収入で光伝送路 等貸付料など2,522万9,000円を、第7款市債で情報通信基盤整備事業事業債として910万円をそれぞ れ計上いたしました。歳出では、第1款総務費でプラス30.3%、2,995万3,000円の増となりましたが、 これは朝日地区における告知システム更新事業によるもので、平成25年度分の所要額として2,651万8, 000円を計上いたしました。第2款事業費では、山北地区伊呉野集落におけるインターネット用光 ケーブルを敷設し、超高速ブロードバンド環境を整備するために916万3,000円を、第4款公債費とし ては起債の償還元金及び償還利子として2億1,204万1,000円をそれぞれ計上いたしております。   次に、議第6号は、蒲萄スキー場特別会計の予算案であります。予算の総額は720万円といたし ました。蒲萄スキー場については今後のあり方を検討してまいりますが、当初予算では維持管理に係 る経費を計上いたしました。   次に、議第7号は、国民健康保険特別会計の予算案であります。予算の総額は77億2,600万円と し、前年度比マイナス1.5%、1億2,000万円の減であります。歳入では、第1款国民健康保険税で15 億1,156万8,000円を、第4款国庫支出金で17億31万1,000円を、第7款県支出金で3億7,142万5,000 円を、第10款繰入金で4億6,772万8,000円を計上いたしました。歳出では、第2款保険給付費では、 加入者総数が減少傾向にあること、高額な先進医療の保険適用が一定水準で飽和したことで52億1,22 0万2,000円を、第3款後期高齢者支援金等で9億3,538万2,000円を、第6款介護納付金では4億1,83 9万6,000円を、第7款共同事業拠出金で9億5,399万9,000円をそれぞれ計上いたしました。   次に、議第8号は、国民健康保険診療所特別会計の予算案であります。予算の総額は50万円とし、 前年比マイナス97.1%、1,690万円の大幅な減であります。布部診療所は嘱託医師が平成25年2月末 で嘱託医を辞したいという申し出があり、平成25年3月1日から休止することにより、当初予算は施 設の維持管理の経費のみを計上したものであります。   次に、議第9号は、後期高齢者医療特別会計の予算案であります。予算の総額は6億3,380万円 とし、前年度比マイナス1.3%、820万円の減であります。歳入では、第1次後期高齢者医療保険料で 4億3,133万円を、第3款繰入金で1億9,850万3,000円を計上いたしました。歳出では、第1款総務 費で1,639万7,000円を、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で6億1,333万8,000円をそれぞれ計上 いたしました。   次に、議第10号は、介護保険特別会計の予算案であります。予算の総額は70億2,800万円とし、 前年度比プラス2.6%、1億8,000万円の増であります。歳入では、第1款保険料で13億4,959万9,000 円を計上いたしました。また、保険給付費で地域支援事業費の歳出見込額により負担割合に応じて、 第4款国庫支出金で16億5,140万6,000円を、第5款支払基金交付金で19億5,864万7,000円を、第6款 県支出金で10億1,619万8,000円を、第8款繰入金で事務費等繰入金を含め10億4,354万6,000円をそれ ぞれ計上いたしました。歳出では、平成24年度決算見込額及び第5期介護保険事業計画を反映させ、 第2款の保険給付費で66億9,270万円を、第3款地域支援事業費で1億5,264万4,000円をそれぞれ計 上いたしました。   次に、議第11号は、下水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は50億3,890万円とし、 前年比マイナス5.6%、2億9,620万円の減であります。歳入では受益者負担金、下水道使用料、国庫 補助金等で15億3,700万6,000円、一般会計からの繰入金で19億1,365万9,000円、市債で15億4,190万 円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、下水道費の下水道管理費で6億6,955万1,000円、下水道 建設費で19億1,872万5,000円、公債費で24億4,812万4,000円を計上いたしました。これにより村上、 荒川地区において約9.6キロメートルの管渠整備により、処理区域を42ヘクタール拡大し、荒川地区 につきましては、管渠整備を完成させる予定であります。また、浄化センターや管渠などの下水道施 設の老朽化対策や耐震化対策のため、計画策定や実施設計を進めるとともに、施設の適正な管理運営 を行い、引き続き水洗化率の向上にも努めて、使用料収入の確保を図ってまいります。   次に、議第12号は、集落排水事業特別会計の予算案であります。予算の総額は9億3,700万円と し、前年比マイナス10.0%、1億390万円の減であります。歳入では、受益者負担金、使用料、県補 助金等で2億3,495万9,000円、一般会計からの繰入金で4億6,698万円、市債で2億1,480万円を計上 いたしました。歳出では、集落排水費の集落排水管理費で2億1,056万5,000円、集落排水建設費で3, 596万7,000円、公債費で6億8,796万8,000円を計上いたしました。これにより新たに滝の前集落の整 備に着手するとともに、集落排水事業につきましても施設の適正な管理運営を図り、引き続き水洗化 率の向上にも努めてまいります。   次に、議第13号は、簡易水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は7億3,420万円と し、前年比マイナス4.5%、3,420万円の減であります。簡易水道事業の業務予定量は給水戸数4,514 戸、年間総給水量120万1,000立方メートルを予定しております。歳入では、第2款使用料及び手数料 で水道使用料など2億2,512万9,000円を、第3款国庫支出金の国庫補助金で9,548万1,000円、第4款 繰入金で一般会計からの繰入金1億6,985万1,000円、第7款市債で2億3,240万円をそれぞれ計上い たしました。歳出では、第2款施設費で施設建設費3億5,703万8,000円を、第3款公債費で2億4,32 2万4,000円を計上いたしました。主な事業といたしましては、蒲萄地区、北中、大毎、大沢地区にお ける上水道事業への統合事業であります。   次に、議第14号は、上水道事業会計の予算案であります。業務の予定量は、給水戸数2万238戸、 年間総給水量を662万5,133立方メートルと定めました。収益的収支予算では、事業収益を9億9,092 万3,000円、事業費用を9億1,715万5,000円とし、利益は7,376万8,000円を見込んでおります。資本 的収支予算では、資本的収入を4億6,564万1,000円、資本的支出を12億2,855万8,000円とし、主な事 業といたしましては、拡張事業として村上地区の第4次拡張事業で配水池及びペーハー調整棟築造の 詳細設計等の実施、そして荒川地区の第3次拡張事業で、配水池緊急遮断弁室の建築及び送配水管の 改良工事等を実施いたします。また、各地区において下水道及び道路改良工事に伴う配水管布設替え など、約1万3,310メートルを実施いたします。収支差し引き不足額7億6,291万7,000円は、当年度 分消費税等資本的収支調整額4,759万円、当年度分損益勘定留保資金3億6,997万3,000円、減債積立 金1億円及び建設改良積立金2億4,535万4,000円で補填しようとするものであります。   以上、平成25年度一般会計及び特別会計の予算案について一括してご説明を申し上げました。よ ろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 以上で議第3号から議第14号までの提案理由の説明を終わります。                                              日程第14 議第15号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について          議第16号 村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について          議第17号 村上市暴力団排除条例制定について                   議第18号 村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定について          議第19号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について        議第20号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について          議第21号 村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                議第22号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について           議第23号 村上市総合文化会館条例の一部を改正する条例制定について        議第24号 村上市青少年健全育成センター条例の一部を改正する条例制定             について                               議第25号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第26号 市有財産の譲与について                        議第27号 市有財産の譲与について                        議第28号 市有財産の譲与について                        議第29号 市有財産の譲与について                        議第30号 市有財産の譲与について                        議第31号 市有財産の譲与について                        議第32号 市有財産の譲与について                        議第33号 市有財産の譲与について                        議第34号 市有財産の譲与について                        議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第15号から議第35号までの21議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第15号から議第35号までの21議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第15号は、村上市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。本計画は、過疎 地域自立促進特別措置法に基づき財政上の特別措置等を受けるため、その計画期間を平成22年度から 平成27年度までの6年間とし、策定したものであります。計画の変更につきましては、搭載事業の追 加、修正等を行ったもので、国から示されております過疎地域自立計画等の変更の取り扱い通知に基 づき、計画全体に及ぼす影響が大きいことから、このたび議会の議決を求めるものであります。主な 変更内容についてでありますが、超高速ブロードバンド環境未整備地域の整備事業、新エネルギー推 進事業の追加、子ども医療費助成対象者の拡大などであります。   なお、この計画変更につきましては、新潟県との協議手続を既に終えており、去る1月28日付で 異議ない旨の回答をいただいているところであります。   次に、議第16号は、村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定についてであります。平成24 年5月11日に新型インフルエンザ等対策本部措置法を公布され、同法は平成25年度中に施行されるこ とになっており、新型インフルエンザ等緊急事態宣言がされたときは、市町村長は直ちに市町村対策 本部を設置することとされております。本案は、同法に定めるもののほか、村上市新型インフルエン ザ等対策本部の組織及び運営に関し、必要な事項を定めるために条例を制定するものであります。   次に、議第17号は、村上市暴力団排除条例制定についてであります。本案は、暴力団排除につい ては社会全体の認識のもとに推進していくことが必要となり、本市においても暴力団排除の機運を高 め、市及び市民等が一丸となって暴力団排除に取り組み、市民の安心、安全な生活を確保することを 目的に制定するものであります。   次に、議第18号は、村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 現在財政課所管となっております行政改革事務について、より効果的に人事、組織面に反映させるた め、関連する業務を総務課に移管しようとするものであります。   次に、議第19号は、村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、市民憲章及びまちづくりの基本的な考え方を示す条例について、平成25年度にその制定を行い たいと考えており、その審議機関として村上市市民憲章等審議会を設置いたしたく、新たに本条例に 加えるものであります。   次に、議第20号は、村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 平成25年度から上海府デイサービスを指定管理とすることから、不要となる介護サービス特別会計を 廃止するものであります。   次に、議第21号は、村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。本案は、4月1日より村上市中央公民館及び村上地区公民館が生涯学習推進センターへ移転す ることに伴い、村上市生涯学習推進センター条例に両公民館の設置に関する条文を追加するものであ ります。   次に、議第22号は、村上市公民館条例の一部を改正する条例制定についてであります。現在村上 市岩沢地内の村上市総合文化会館内に設置しております村上市中央公民館及び村上市三之町地内にあ ります村上地区公民館を、本年4月より村上市生涯学習推進センター内へ移転することに伴い、村上 市公民館条例の位置を変更するとともに、別表に改めるものであります。   次に、議第23号は、村上市総合文化会館条例の一部を改正する条例制定についてであります。現 在村上市総合文化会館に設置してあります村上市中央公民館が本年4月より村上市生涯学習推進セン ター内へ移転することに伴い、村上市中央公民館の項目を削除すること及び施設管理に関する記述を 改めるものであります。   次に、議第24号は、村上市青少年健全育成センター条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。現在村上市岩沢地内朝日支所庁舎内に設置しております村上市青少年健全育成センターが、 本年4月より村上市生涯学習推進センター内へ移転することに伴い、センターの位置を変更するもの であります。   次に、議第25号は、村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。村上市 二之町地内に設置しております二之町テニスコートは老朽化が進み、近年施設利用もないことから、 施設の廃止を行うため、削除するものであります。   なお、当該施設は現在隣接しております二之町児童館及び学童保育所を利用している児童がおり ますことから、平成25年度より福祉課へ移管がえを行い、子供たちの遊び場として活用を図ることと しております。   次に、議第26号から議第34号までの9議案は市有財産の譲与についてであります。これらの議案 は、集落集会施設を支援団体に移譲するものが朝日地区1件、山北地区6件、市有地を地縁団体管理 地とするために移譲するものが1件、村上市農業研修センターとして市が占用する建物の2階部分を 移譲するものが1件となっております。                    次に、議第35号は、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、平成25年度 から山辺里第二体育館ほか2施設に係る指定管理者の指定をしようとするものであります。指定につ いては公募によらず指定しようとするものであり、新たに指定管理を行おうとするものについては、 指定期間を1年としております。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   以上、一括してご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますよう お願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、今私一括質疑、第15号からのやつを行いますけれども、その前は一括 質疑行わなかったので、あれですよね。 〇議長(板垣一徳君) それは代表質問にあるということで。 〇16番(姫路 敏君) 一括質疑ではなくて代表質問で行うということで。 〇議長(板垣一徳君) はい。 〇16番(姫路 敏君) それでは、議第17号なのですが、暴力団を排除ということなのですが、これ ひとつ聞きたいのですけれども、お祭りに露天商の方々がいっぱい来なさります。あの方々は暴力団 ではないということでよろしいですよね。 〇議長(板垣一徳君) 観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) そのとおりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。暴力団ではないということで小中学校でもよく教えておいた 方がいい。暴力団だと思っている方も中にいたりしますので、しっかりとその辺は義務教育の中で教 えていただきたいと思います。   それともう一つ、議第19号、附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてなのですが、 これ私の一般質問とちょっとかぶっているようなところございますが、附属機関として設置されると いうことで設置するのだよという解釈でよろしいのですけれども、今回村上市市民憲章等の審議会を 追加するということなのでしょうけれども、ほか9つあってこれで10個目ですね、市長の采配の中に あるのは。ということになると、これはほかのほうは全部条例設置というのはされていて当たり前と いうか、附属機関ですからやっぱり条例制定がされてた上で、それを附属機関として設置しているの だよということの解釈でよろしいわけですよね。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) お答え申し上げます。   今ほどお話ありましたものについては、条例で定めているものでございますけれども、そのほか に私ども市の考え方としまして、県から示されております、前に課長会議で示されたものでございま すけれども、138条の4の第3項で定めるもののほか、同じく地方自治法174条で定める専門委員、そ れとその他多様化する住民の意見あるいは要望等を把握して行政に反映させるという目的で設置する もの、この3つのものについてそれぞれ趣旨に沿った形でしているところでございます。ですから、 条例で定めないものについても、ちょっと今数あれですけれども、15程度ございます。そのようなこ とで県から示された資料等をもとにして取り扱いをしているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ詳細については私一般質問で述べさせていただきたいと思いますけれど も、昨今これ裁判で相当争われて、自治体が全部負けているのです。これどういうことを言っている かというと、条例で定めてないものに関しての委員の手当、報酬等はいけませんということなのです、 結局。だからこれ設置条例の中に入ったから条例だなんだというばかげた話というのはあり得ない話 でありまして、一つ一つが条例化されていかないと、これ市長の個人的ないわゆる諮問として、市長 のお金で払いなさいと、こういうことまで裁判で出ているわけです。   本当に非常にぎりぎりの線で、例えば大阪府は、昨年の9月に大阪府は条例の規定に基づかずに 要綱などにより設置している委員会や協議会などについて、違法性のリスクが懸念されることから、 現在設置している大阪府の話ですよ、201の有識者会議を休止させて、必要性の高い会議については 条例化を図る方針で対応を進めていると報じています。昨年の9月の話です。昨今の条例に基づかな い委員会などへの報酬の支給について、違法性を認める住民訴訟の結果を踏まえての対応の模様です と。   つまりどういうことが言われているかというと、例えば広島高裁岡山支部では2009年の6月の判 決で、岡山市が設置した自治組織に関する検討委員会について、住民の権利、義務に影響を及ぼす権 限行使の前提となる調停、調査、諮問を行うなら、附属機関に当たると判断、議決なしの、いわゆる 議決なしというのは、議会にかけないで議決してないでの設置は違法として、市長に委員報酬の返還 を命令したと。つまり全て要綱などに当てはめて、しかも要綱などに当てはめて集めた委員さんにお 金を報酬、費用弁償等をやった場合は、これは議会として議決されていない限り認められませんとい うことは、ほんの去年あたりに始まったのです。三条市も平成24年から全部附属機関設置条例を見直 して、全部条例化しました、三条市、危ないということで。   こういうことを前提の上で、調べた上で今回のこの条例が出てきたのかはわかりませんが、そこ はしっかりと捉えて、あと私も一般質問でそこ言っていきますけれども、条例化の必要性というのを しっかりと、判例でも自治体が全部負けています。しっかしてくださいということです。どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 私どもの実態については先ほど申し述べたとおりでございますけれども、 それぞれまた判例なんかもいろいろあるようでございますので、その辺また各担当部署におきまして 内容等を精査しまして、言われるような違法性のもしあるとするならば、改正等についても検討する 必要があろうかと思います。そのようなことで内容を私どものほうでまた精査していきたいと考えて おりますので、よろしくお願いいたします。 〇16番(姫路 敏君) 出したものは引っ込みがつかない部分があるかもしれませんけれども、しっ かりとしてやって、調べた上で早目に撤回するものは撤回したほうがいいと思います。変えるものは 変えていくと。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第17号 村上市暴力団排除条例制定についてなのですが、1年ぐらい前で しょうか、地元紙には出なかったのですが、朝日新聞だったか読売だったかに神林地区にあります白 鳥が今集まる大池、そこに市有地であるところをそういう暴力団関係者に貸しているというようなこ とで、1回記事になりました。日報や地元新聞には載らなかったのです。当時朝日だったか読売だっ たかの全国紙に載ったのですが、そのことについての内容は市長ご存じですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 知っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今そこの部分の、当時記事で問題になっていた部分は、今どのようになって いるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 貸さないことにしていると思いますけれども、詳しくは担当課長に説明させ ます。 〇議長(板垣一徳君) 神林支所長。 〇神林支所長(板垣 裕君) 前そのようなことで白鳥の餌とかをやっていたのですけれども、現在 はそれはやっていないということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 続きまして、議第35号でございますが、この公の施設に関しまして山辺里の 統合小学校ができたために、その空き地の利用ということでこのスポーツクラブ、ウエルネスむらか みさんのほうに体育館、グラウンドの施設は指定管理ということでありますけれども、残る校舎の部 分に関しては今後どのような計画であるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 旧山辺里小学校の校舎、そして門前谷小学校の校舎につきましては、 今埋蔵文化財の収蔵庫というふうなことで計画しております。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 議第21号についてちょっとお伺いします。   第4条に推進センターに中央公民館と村上地区公民館を置くということですが、今現在村上地区 公民館にある備品はどういう形、公民館長に任せているような形に見受けられるのですが、その辺ど ういうふうな、引っ越しとか全部センターのほうに持っていかれるのですか、ちょっとお聞きしたい のですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 議員おっしゃる備品というのは、私ども市の備品もありますし、市 の備品につきましてはできる限り活用できるものは向こうに持っていきたいと。もう一つ、議員おっ しゃる各利用団体の方々が常日ごろ団体の備品として村上地区公民館に保管してあったもの、それに つきましては昨年からいわゆる調整を図って不用なものは引き払ってほしいと。新しく生涯学習推進 センターに持っていくものについてはどういうものがあるのか、その辺の調査はしたところでありま す。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) その団体の市長杯という冠のついている団体の備品が、団体のものかどう かはわからないのですけれども、公民館長から連絡を受けて、その備品引き取らないのだったら処分 しますと言っているのです。それで処分しますはいいのだけれども、実質的にこれからも市長杯とい う冠のついた大会をやっていく予定で、生涯学習推進センターの新しいところでも申し込もうとして いる団体に対して、備品等をそのまま移してもらえれば何の不自由もないのだけれども、それを引き 取ってくれと。引き取らない限りは処分しますなんて、そんな勝手なことを公民館長ができるのかど うか、その辺の経過はご存じないでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 昨年の6月ぐらいに第1回の利用者に向けての説明会を行ったとい うふうに私記憶しておりますが、その際、今議員おっしゃるような誤解を生じるような連絡があった というふうにも聞いております。ただ、その後私ども8月に利用者においでいただいての説明会、そ の折りにもう一回その辺の誤解のないように、団体の備品でなおかつ生涯学習推進センターに持って いくものについては、私どもの判断で、そしてなおかつ保管については管理者の責任で新しくできる 施設に保管するというふうなことで、その辺の誤解は解けたかなというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 28日の日にその団体がその件で協議するのですが、もし今後も大会を開く ので総合学習推進センターのほうで預かってもらうというか、そのような形もできるわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) あす利用者のもう一回説明会があります。今議員おっしゃる市長杯 という、囲碁と将棋でしょうか。そういったものは当然来年度村上地区公民館になるのか中央公民館 になるのか、引き継いで事業を開催しますので、その辺の配慮は十分していきたいというふうに思っ ています。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第15号から議第35号までの21議案については、議案付託表のと おり、会議規則の規定によって総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第15 議第36号 し尿処理に関する事務の委託について       議第37号 村上市岩船郡障害者介護給付費等支給審査会共同設置に関する             規約の変更について                          議第38号 村上市空き家等の適正管理に関する条例制定について           議第39号 村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制             定について                              議第40号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等             に関する基準を定める条例制定について                 議第41号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及             び運営等に関する基準を定める条例制定について             議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について           議第43号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について         議第44号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例             制定について                             議第45号 村上市まゆの里保養センター条例を廃止する条例制定について       議第46号 (仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の             締結について        議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第36号から議第47号までの12議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第36号から議第47号までの12議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第36号は、し尿処理に関する事務の委託についてであります。本案は、し尿処理に関 する事務の委託について規約を定めるものであります。本市、新発田市、胎内市及び関川村の3市1 村で構成する一部事務組合として、し尿処理施設の維持管理等の共同処理を行っている下越清掃セン ター組合につきましては、平成25年3月31日をもって解散することで、関係市村の議会で議決された ところであります。解散後の同施設については胎内市に継承されることから、本市、新発田市及び関 川村は収集及び運搬に関する事務を除くし尿処理に関する事務を、地方自治法第252条の14第1項の 規定により事務委託に関する規約を定め、胎内市に委託するものであります。   次に、議第37号は、村上市岩船郡障害者介護給付費等支給審査会共同設置に関する規約の変更に ついてであります。本案は、地域社会における共生の実現に向けて、新たな障害保健福祉施策を講ず るための関係法律の整備に関する法律が公布されたことに伴い、「障害者自立支援法」が「障害者の 日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に名称が改められたため、規約を変更するも のであります。   次に、議第38号は、村上市空き家等の適正管理に関する条例制定についてであります。本案は、 空き家等が放置されて管理不全な状態となり、老朽化による家屋等の資材等の飛散等による市民の生 命、身体及び財産への影響を保護する観点から、これら危険な状態にある空き家等の所有者に対し、 適正な管理を促すとともに、市がとるべき対策やその手続について定めるものであります。   議第39号は、村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制定についてでありま す。本案は、地域の自主性及び自立性を高めるため、改革の推進を図るための関係法律の整備に関す る法律、いわゆる一括法が施行されたことに伴い、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が改正され、 市町村が設置する一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格に関する基準が市町村に委任されることに 伴い、新たに条例を定めるものであります。   次に、議第40号は、村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準 を定める条例制定についてであります。本案は、先ほど議第39号と同様、一括法が施行されることに 伴い、介護保険法が改正され、これまで厚生労働省令で定められていた指定地域密着型サービスの事 業の人員、設備及び運営に関する基準について条例で定めることとされたため、制定を行うものであ ります。   次に、議第41号は、村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関 する基準を定める条例制定についてであります。本案は、先ほどの議第40号と同様、一括法が施行さ れたことに伴い、介護保険法が改正され、これまで厚生労働省令で定められていた指定地域密着型介 護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防 のための効果的な支援の方法に関する基準について条例で定めることとされたため、制定を行うもの であります。   次に、議第42号は、村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 平成26年4月開園予定の(仮称)荒川統合保育園について指定管理者制度を導入することに伴い、保 育園を指定管理者に管理を行わせることができるよう、所要の改正を行うものであります。加えて平 成26年4月1日から(仮称)荒川統合保育園を設置し、大津保育園、坂町保育園及び荒島保育園を廃 止するものであります。   なお、(仮称)荒川統合保育園の名称については公募を行い、あらかわ保育園と提案させていた だいております。   次に、議第43号は、村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、平成25年4月1日から学童保育所の対象年齢を現行小学校「3年生」までを「6年生」まで拡充 したいと考え、児童1人当たりの面積について見直しを行い、定員数を改めるものであります。   次に、議第44号は、村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について であります。本案は、子供の医療費助成の対象者を保護者が有する子の人数にかかわらず、入院、通 院ともに満15歳に達した日以後の最初の3月31日まで拡大するものであります。   なお、施行日は平成25年9月1日を予定しております。   次に、議第45号は、村上市まゆの里保養センター条例を廃止する条例制定についてであります。 本案は、新ごみ処理場建設工事に伴い、昨年10月から休館している本施設について、施設の老朽化も 著しいことから、今年度末をもって閉館するため、このたび条例の廃止を行うものであります。   次に、議第46号は、(仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の締結について あります。本案は、本工事の工事請負契約の締結について、地方自治法第96条第1項第5号の規定に より、議会の議決を求めるものであります。(仮称)荒川統合保育園は、老朽化が進む大津保育園、 坂町保育園及び荒島保育園を統合して、定員200人規模の保育施設として建設するものであり、(仮 称)荒川統合保育園建設検討委員会からの答申に基づき実施設計を行ったものであります。この保育 施設では子供たちが安定して落ちついた生活を送れるよう、未満児保育、3歳以上児保育、障害児保 育等保育内容に応じたゾーン分けや、特別保育を実施する上で効率よく柔軟に対応できる機能を持っ た保育園としたいと考えますし、子育て支援センターも併設して、荒川地区における子育て支援の拠 点施設として整備を図るものであります。   なお、契約金額は4億2,525万円、契約の相手方は加藤組・横井組・渋谷工務店特定共同企業体 であります。   次に、議第47号は、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、平成25年度 から指定しようとする福祉センターゆり花会館に係る指定管理者の指定について議会の議決をお願い するものであります。指定については公募によらず、現在の指定管理に引き続いて行おうというもの であります。指定期間は2年であります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。最初に、先ほど私「三条市」と言いましたが、「柏崎市」 の間違いです。この場で訂正させてもらいます。すみませんでした。   議第46号なのですが、荒川の保育園のことです。その説明のいろいろな資料に経過などについて も載っておりますので、それも含めてちょっとご質問したいと思います。私の所管外でございますの で、ひとつお願いします。   荒川統合保育園建設検討委員会設置要綱に基づいて、それで何度か委員会を開催してやっていっ たということなのですが、それは先ほども言うように附属機関としての意味合いがこれは強うござい ます。というのは 識見を有する者、いわゆる行政の職員さん以外の方にも入っていただいて行われ た委員会だったのではないだろうかと思いますが、それでそこに何かの費用弁償もあったのか、その 辺ちょっと教えていただきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) (仮称)荒川統合保育園の建設検討委員会の委員の関連でありますが、 当然附属機関といいますか、そういう立場の中から当然委員の方々の構成についても、実は検討委員 会に基づきましてさせていただいたわけでありますが、今ほどの附属機関云々の関係についてでござ いますけれども、この分について委員会に基づいた形での委員会の設置をさせていただいたという形 で進めさせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私の質問の答弁になっていないので、もう一回同じことを聞きます。   その委員会には職員さん以外の外部の方が入っておられますか。その方には費用を弁償しました かと聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 大変失礼いたしました。   外部委員の方で市の職員以外の方が入ってございます。外部の方の委員が入っております。報酬 を支払いをさせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということになると、それは全くの附属機関でございますし、そしてこの設 置要綱を見ますと、条例で定められているものではないですよね。つまりどういうことかというと、 要綱で定められている。要綱をつくって、いわゆる執行者である市長が要綱をつくってそこで外部の 者も入れて、そこにお支払いして、そしてでき上がったものについて議会のいわゆる契約をするので 頼むと、全くそこには議会無視の、いわゆる手順から言うと入り込んでない中でのプロポーザル、プ ロポーザルもそうですけれども、経過が行われているということなので、これはちょっと問題がある のではないかと思いますが、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 経過等についてはその都度議会の全員協議会等を開かせていただきまして、 説明をさせていただいているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私も気のついたときに勉強しておかしいと思ったときに、それを調べての質 問でございますので、そのときわかっていればそのときに質問していますけれども、今この契約をや ろうとしているときの経過の説明もちゃんと資料でついていますので。そうなってくると、ちょっと やり方が不適切だったのではないかと、こういうことにかわってきます。そうなった場合、委員の費 用弁償をしたり、そして集めた方々ということになれば、これは要綱ではなくて本来であれば検討委 員会設置条例という形の中で、議会にその真意を求めて議決して、そしてそれから建設提携までいく という本来の筋道を通すべきだったのではないだろうかと、こういうことにかわってくるのです。全 てそういうことになる。だから、条例にするためには議会で審査を受けるということになると、いろ んな部分で指摘が受けられます。議会もそれを持って集まった人たちで決めていく段階での提携なの だということになればまた違ってきます、見方が。ここなのですよ、問題が。だから、そういうとこ ろをしっかりとわかった上での今回の提携だというふうにしていかなければいけないのでしょうけれ ども、この辺いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 先ほどご説明申し上げました138条の4第3項附属機関、それと174条の 専門委員につきましてでありますけれども、これにつきましてはどちらについても報酬は支払うこと ができるということで県のほうで示されております。したがって、その内容等によりましてどちらか ということになろうかと思います。報酬等については双方とも謝礼が可能ということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それが不適切だったということになれば、提携もやっぱり一から考え直さな ければいけないというふうになってしまうのだ、これはしようがないのかもしれません。でもそうい うことがあるのですよということをしっかりとわきまえた上で、わかった上で提携の話もしていって もらいたいと、こういうふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第36号から議第47号までの12議案については、議案付託表のと おり、会議規則の規定によって市民厚生常任委員会に付託をいたします。   2時10分まで休憩します。           午後 1時58分  休 憩                                                        午後 2時10分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第16 議第48号 市道路線の認定について                        議第49号 市道路線の変更について                        議第50号 市道路線の廃止について                        議第51号 村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定について        議第52号 村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制             定について                              議第53号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第54号 村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定について        議第55号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について          議第56号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について           議第57号 村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定について   〇議長(板垣一徳君) 日程第16、議第48号から議第57号までの10議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第48号から議第57号までの10議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第48号は、市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区学校町地内におい て道路用地の寄附により帰属を受けたもの2路線について、新たに認定するものであります。   次に、議第49号は、市道路線の変更についてであります。本案は、村上地区赤沢地内の道路改良 工事完了に伴い、起終点の変更を行うもの1路線、朝日地区古渡路地内及び小川地内における県道高 根村上線の整備に伴い、市道のつけかえを要したことによる起点や終点の変更を行うもの5路線。そ の他荒川地区坂町地内において国有財産等の譲与を受けたものや神林地区潟端地内において2級河川 石川改修に伴い、起点や終点の変更をするもの4路線、合わせて10路線を変更するものであります。   次に、議第50号は、市道路線の廃止についてであります。本案は、村上地区馬下地内において現 在老朽化のため使用していない隧道部分を廃止するもの1路線、神林地区上助渕地区において用途廃 止されたもの1路線、同下助渕地内において2級河川石川改修に伴い廃止されるもの1路線、合わせ て3路線を廃止するものであります。   次に、議第51号は、村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定についてであります。本 案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、 いわゆる一括法が施行されたことに伴い、道路法及び道路構造法令が改正され、これらの法令に定め られている道路の構造の技術的基準と道路標識等の設置基準については条例で定めることとされたた め、制定するものであります。    次に、議第52号は、村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定についてで あります。本案は、先ほど議第51号と同様、一括法が施行されたことに伴い、河川法及び河川管理施 設等構造令が改正され、これらの法令に定められている準用河川の構造の技術的基準については条例 で定めることとされたため、制定するものであります。   次に、議第53号は、村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、平成21年度に村上市が定めた行政改革大綱の施設見直し計画に基づき、碁石集落開発センター ほか6施設を地元集落へ譲与すること、及びこれまでの建物所在地の表示が不一致なものについて改 めるものであります。   次に、議第54号は、村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、提案しております議第17号の村上市暴力団排除条例との関連から、露店市場の出店許可に際し、 暴力団等に対しては許可をしないということをより明確にするため改正を行うものであります。   次に、議第55号は、村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 先ほど議第52号と同様、一括法が施行されたことに伴い、都市公園法及び高齢者、障害者等の移動等 の円滑化の促進に関する法律が改正され、これらの法令に定められている都市公園の設置基準及び公 園施設の設置基準、並びに特定公園施設のバリアフリー化に関する構造基準等を条例で定めることと されたため改正を行うものであります。      次に、議第56号は、村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 先ほどの議第55号と同様、一括法が施行されたことに伴い、公営住宅法及び公営住宅施行令が改正さ れ、これらの法令に定められている入居収入基準と整備基準について条例で定めることとされたため 改正を行うものであります。   次に、議第57号は、村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定についてであります。本案 は、行政改革大綱の施設見直し計画に基づき用途廃止をし、平成25年4月1日ににいがた岩船農業協 同組合に譲与を予定していることから、このたび廃止するものであります。   以上、一括してご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますよう お願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第48号から議第57号までの10議案については、議案付託表のと おり、会議規則の規定によって経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第17 議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)      〇議長(板垣一徳君) 日程第17、議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第58号、平成24年度一般会計補正予算(第10 号)について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,480万円を追加し、予算の規模を321億70 万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、各事務事業において精算及び精算見込みにより調整を行いました。歳入では、 第10款地方交付税で普通交付税として9億6,764万8,000円を追加いたしました。また、第15款県支出 金では、介護基盤緊急整備臨時特例交付金など1億3,044万1,000円を、第18款繰入金では財政調整基 金など基金繰入金6億7,000万円をそれぞれ減額いたしました。   歳出では、第3款民生費では、介護基盤緊急整備等特別対策経費など8,778万8,000円を、第8款 土木費では、下水道事業特別会計への繰出金など5,541万2,000円を減額いたしました。第10款教育費 では、小学校施設改修経費など2,355万1,000円を追加いたしました。   第2条繰越明許費は、翌年度に繰り越して使用できる経費を計上しております。   第3条債務負担行為の補正は、指定管理料の追加であります。   第4条の地方債の補正は、保健衛生債などの追加であります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 18ページの障害福祉一般経費で114万9,000円ございますけれども、タクシー 利用の助成だということなのですが、タクシーはどういうふうにして助成されているのか。券なので すか、カードなのですか、その辺ちょっと教えてもらえますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 障害者の福祉タクシーの利用の件なのですけれども、当然市の単独事業 ということで、身体障害者手帳1級から3級と、それから療育手帳のA、それから精神障害者保険手 帳の1級の交付を受けている人に、小型タクシーの料金分の利用券を交付させていただいて、それで 月々に業者のほうから市のほうに請求書という形で参りまして、それをタクシー会社のほうに支払い をさせていただいているということでございます。したがいまして、個人の方はタクシー券の利用券 をタクシーのほうにお渡しするという流れでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) タクシーに乗られる障害者手帳を持っている障害者の方が券を持ってて、タ クシー会社の人にタクシーに乗ったら基本料金の分、今何ぼかわからないですけれども、600円なら6 00円の基本料金の分をぽんと運転手に渡すと。運転手はそれを持って会社のほうに、そこから会社が 市のほうにそれを持ってきて換金なされると、こういう形の流れということで。   その券は何枚つづりの券なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 年に24枚のつづりであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それが全部使ってなくなったので、114万9,000円ということで追加させてく ださいと、こういうことなのですよね、どうなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 当然今まで利用の制限を、1人月1回というふうなことでやっておった のですけれども、やはり1回ではなかなか用事が足せないというふうなことで、利用制限を撤廃をさ せていただいていることで、これまで利用されておらなかった手帳をお持ちの方が申請をして、タク シーの利用券の交付を受ける件数が多くなってきたということから、不足が生じることで今回補正を お願いさせていただいているということでございます。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。12ページの地方交付税9億6,764万8,000円の入りになっておりま す。これについてちょっと説明をお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 普通交付税につきましては、現在128億ほどになるのではないかという ふうにほぼ考えております。今回補正を行いまして、予算を計上しておりますが、まだ少し残は今後 伸びるのではないかなというふうには考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今9億交付税が入ったわけですが、この3月末での24年度の補正ですが、そ こで伺います。1つは、学校教育費の改修費がのっておりますが、どこの学校でしょうか、どのよう な工事でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 小学校の施設改修経費ということで予算を今回お願いいたしました。 これは山北北小学校の体育館の耐震補強の関係の工事費を今回計上させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) その下の諸支出金の基金に4億計上しております。今この段階で4億基金を 準備金として積む、その本意というかそれは。当初から計画があったのでしょうが、その辺について 説明してください。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この逓減基金につきましては、一本算定が平成28年度に始まりますので、 それに備えるということで、年度の最終、この補正になるわけでございますが、それらを活用して積 み立てていきたいということで4億積み増しをしたわけでございます。現在10億にこれで結果として なりますが、可能であれば27年度までに20億ほど積み増しをしたいという計画ではおります。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第58号については、議案付託表のとおり、会議規則の規定によ って、各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第18 議第59号 平成24年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)         議第60号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)       議第61号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議第62号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議第63号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第64号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)  議第65号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 議第66号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第18、議第59号から議第66号までの8議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第59号から議第66号までの8議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成24年度の村上市各特別会計の補正予算であります。   最初に、議第59号は、土地取得特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額か ら14万4,000円を減額し、予算の規模を23万2,000円にしようとするものであります。   補正の内容は、運用収入の確定によるものであります。   次に、議第60号は、蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ10万円を追加し、予算の規模を1,610万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金を10万円追加いたしました。   歳出では、第1款総務費で8万9,000円を追加し、第2款予備費で1万1,000円追加いたしました。   次に、議第61号は、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 から歳入歳出それぞれ1億8,770万円を減額し、予算の規模を77億7,200万円にしようとするものであ ります。   補正の主なものは、歳入では第1款国民健康保険税で2,567万8,000円を、第8款共同事業交付金 で1億9,819万1,000円をそれぞれ減額し、第11款繰越金では5,496万7,000円を追加いたしました。   歳出では、第6款介護納付金で2,164万4,000円を、第7款共同事業拠出金で1億6,602万3,000円 をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第62号は、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ260万円を追加し、予算の規模を6億3,630万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金で333万3,000円を減額し、第5款諸収入で442万5,000 円を追加いたしました。   歳出では、第3款保健事業費252万円を追加いたしました。   次に、議第63号は、介護保険特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ3,800万円を追加し、予算の規模を69億4,910万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では保険給付費等の見込みにより、第4款国庫支出金で1,380万5,000円、 第5款支払基金交付金で1,502万2,000円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、実績を見込み、第1款総務費で400万円を減額し、第2款保険給付費で5,500万円を追 加し、第3款地域支援事業費で320万円、第4款基金積立金で972万3,000円をそれぞれ減額いたしま した。   次に、議第64号は、下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ2,680万円を減額し、予算の規模を49億6,730万円にしようとするとともに、地方債の補正 を行いました。   歳入では、事業の精算見込みから第4款繰入金で一般会計からの繰入金4,301万6,000円を減額い たしました。また、第6款諸収入では県事業に伴う下水道管移設補償金額の確定により2,041万6,000 円を追加し、7款市債では420万円を減額いたしました。   歳出では、第1款下水道費の施設管理費で決算見込みによる手数料519万8,000円を、下水道建設 費の特定環境保全公共下水道建設費で測量設計等委託料850万円を、公共下水道改築更新経費で工事 請負費450万円を精算見込みによりそれぞれ減額いたしました。第2款公債費では償還利子の確定に より860万2,000円を減額いたしました。   次に、議第65号は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ2,360万円を減額し、予算の規模を10億1,220万円にしようとするとともに、地方債の補 正を行いました。   歳入では、第3款県支出金で補助金額の確定により807万4,000円を減額いたしました。また、4 款繰入金では事業の精算見込みから一般会計からの繰入金552万6,000円を、7款市債で1,000万円そ れぞれ減額いたしました。   歳出では、第1款集落排水費の農業集落排水施設管理費で手数料を67万9,000円減額しました。 また、集落排水建設費の集落排水改築更新事業経費では、測量設計等委託料492万円と、工事請負費1, 800万円をそれぞれ精算見込みにより減額いたしました。   次に、議第66号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入では、蒲萄地区 簡易水道統合整備事業の財源の組み替えにより、第4款一般会計繰入金で2,950万円を追加し、第7 款市債で2,950万円を減額いたしました。   なお、第2表の繰越明許費では蒲萄地区の簡易水道統合事業費3,270万8,000円を翌年度へ繰り越 しするものであります。   なお、予算総額の増減はありません。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第61号の国民健康保険税についてなのですが、所管外なので今聞いておき ますが、補正予算書の7ページです。国民健康保険税の6,762万9,000円の減額、いわゆる減額という ことなのですが、これは一体どういうことでそうなったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊予部純夫君) 保険税全体では2,567万8,000円の減額補正ということでお願いしてお りますが、これは当初見込みで被保険者数の見込みをするわけでございますけれども、今の状況から しまして保険者数1%の減を見込んでおりましたが、実際賦課いたしました結果、2.7%の減という ことで、被保者数の減が主な要因でございます。それらにつきましては、社会保険とか、それからそ の他の健保組合のほうの保険のほうに移ったというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 支出のほうになりますが、それと関連されているのでしょうけれども、11 ページ、12ページの保険の財政共同安定化事業拠出金ということで、これが一番多く減額ということ になっておりますが、これは一体どういうことになっているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) ただいまの保険財政共同安定化事業拠出金でございます。1億2, 842万6,000円の減額補正でございますが、これは保険財政共同安定化事業に対する財源としまして、 市町村保険者が拠出するものでございます。当初県全体として見込んでいた交付金が減額となったこ とから、その財源である拠出金を減額したものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと数年前までは国民健康保険そのものが非常に厳しい状態だというこ とでの説明を受けておりますが、今後の対応としてこれが最後の補正になると思うのです、これで最 後の補正、5月で締めて決算ということになってきますけれども、それについて今後の見通しはどう ですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 11月、12月、1月にも入ってからですけれども、インフルエンザ が流行したわけでございますが、それらの医療費の推移も含めて、私ども精査した中で現行の予算で 推移できるというふうに判断したわけでございます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第64号、下水道の事業特別会計補正なのですけれども、こちらの歳出10 ページ、11ページ。1款1項2目の中にあります維持管理の経費519万8,000円、水質検査の手数料、 汚泥分析等の検査手数料で減額になっております。設計委託料ですとか工事請負費が減額になるのは、 請け差の関係で最終補正で減額になってくるのは大体理解できるのですが、こういった維持管理の水 質検査の手数料であったり、分析等の検査手数料がこれほどまでの高額の減額になってくるという理 由をお聞かせいただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) これにつきましては、業務的には処理場の放流水の水質検査あるいは 放流河川の水質検査の費用になってございます。入札した結果が契約残額がこれだけの数字になって 残ってございました。それを今回精算したというような形でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) これの手数料も全部業者は入札で、これも請け差だと思えばいいわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) ほぼ請け差になってございます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第59号から議第66号までの8議案については、平成24年度予算 付託表のとおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。   これから議第3号から議第14号までの平成25年度各会計予算の補足説明を受けるため、暫時休憩 し、直ちに協議会に切りかえます。           午後 2時38分  休 憩                                                        午後 2時54分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、明日は午前10時から施政方針並びに議第3号から議第14号までの平成25年度一般会計及び 各特別会計予算に対する代表質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   長時間大変ご苦労さまでございました。           午後 2時54分  散 会