平成21年村上市議会第5回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成21年11月16日(月曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  議第161号 村上市教育委員会委員の任命について                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教育長職務代理                   平   山       浩   君        教 育 部 長        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成21年第5回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) おはようございます。本日、平成21年第5回臨時会を招集いたしましたとこ ろ、議員皆様には公私ともお忙しいところご出席いただきまして、まことにありがとうございました。   さて、本日提出いたしました議案は、村上市教育委員委員の任命についての1件でありますので、 十分ご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせて いただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、本間清人君、23番、大滝国吉君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員長と協議した結果、議案については委員会 付託を省略して本会議審査とし、本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 議第161号 村上市教育委員会委員の任命について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第161号 村上市教育委員会委員の任命についてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第161号について提案理由のご説明を申し 上げます。   村上市教育委員会委員、寺社四男氏は、去る10月20日付をもって辞職いたしました。その後任と して信田榮太郎氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定 により議会の同意を求めるものであります。   なお、後任の委員任期につきましては前任者の残任期間となるため、平成24年5月20日までとな ります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) おはようございます。このたびの任命は、教育長の辞任という形でその欠員 補充といいますか、5名が教育委員会ですので、各5の地区から一人一人ということでの欠員補充で あることはわかるのですが、ただその任に適する、今回普通の教育委員が辞任をされて、それに対し ての欠員ということでとらえていいのか、それとも教育長という市の三役が辞職されて、それの欠員 ですので、市長の考えとしては教育長たる任にふさわしい人物としてこの任命に今回当たっているの か、それはあくまでも委員会が設置されてからの互選でありますので、全くその辺に関しては関知し ませんということでの人選なのか、その辺いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今本間議員がおっしゃるとおりでございまして、基本的には教育委員会によ って教育長、教育委員長を決定するわけでございますので、教育委員会において急な場面であります ので、それを十分に補うだけの教育長を選任していただけるものであると、そのように私は確信をい たしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市長が新しい初代の市長に当選をされて、我々議員も同じ日に新しい新市の こういう議会をスタートした際の教育委員の任命に際しましては5名すべて任命という形で上がって きました。ところが、だれが見ましてもあのときの任命の形では、前教育長であります寺社四男氏が もうそのまま教育長になるのだろうというような予想のもとでの5名の任命ではないかというような 部分があったかと思われます。そうしますと、その任にふさわしい方が今回ああいう形での辞職とい う形になりましたので、本当であれば市長が任命をする人事ですから、その前任者が行ってきた職務、 それに相当するだけの人物として上がってくるのがふさわしいのだろうと。私は、この信田さんとい う方とお会いしたこともありませんし、その方がどうのこうのというわけでもないのですが、今後の これだけ小学校21校、中学校8校ある大きい広い圏域の教育委員会をたった5名でもいいのかという 問題と、また各地区から1人というその人選もいいのか等も含めまして今後いろいろ行政側にも考え ていただきたいなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今教育委員会4名おりまして、今信田さんをご選任いただけると5名になる わけでございまして、教育委員5名の中には教育長にふさわしい方は当然私はいると思っております ので、教育委員会においてそれなりの人選をしていただけるものと確信をいたしておる、先ほど申し 上げたとおりであります。   教育委員の人数については、これから7万人の村上市として今の人数でいいのか等も含めまして これから検討をする余地はあると、そのように考えています。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 私も地方教育行政法を少し勉強してからこの場に臨めばよかったのですが、 今回5人の定員、5名の教育委員の中から互選と。教育委員長、そして及び教育長の委員会での互選 になるわけですが、例えば今の現状は4名、そして職務代理として部長が今その任につかれているわ けですけれども、残り2年半の間、例えばわざわざ5人にどうしてもしなければいけないのか。それ とも、今のままの状態で残りの任期をいくことはできないのか、その辺はいかがなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳しくは職務代理から答弁をいたさせますが、教育委員においては5名を置 かなければならないと私は認識しておりますが、詳細については教育長職務代理のほうからお願いし たいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) お答えします。   村上市の教育委員の定数は5名であります。今現在1名が辞任というふうなことで欠員が生じて おりますので、早急に欠員についての補充の人選をお願いしたいというふうなことが事務局からの願 いでもございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) おはようございます。では、お伺いいたします。   信田榮太郎氏をご推薦というか、こういう形で議会に提案されました。経歴を見ますと地域の教 育にもご熱心な方のように見受けられます。   そこでお伺いいたしますが、議会で可決されますと教育委員になられた皆さんは教育委員の任務 についてはどのような形で研修、学ぶ機会があるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) ただいま教育委員の方の研修ということでございますが、こ れにつきましてはご承知のように毎月の定例会等で相互の研修も行っておりますし、また県の教育委 員会の研修会等が年に何回か予定されてございます。この中で各市町村等の取り組み等も踏まえまし ていろいろなケース等も想定しながら研修をしていると聞いております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 教育委員会の任務とか、そういうのはなかなかこういう機会もないと余りじ っくり見る機会がないのですが、教育委員会というのは今回市長から推薦されて出されますが、かつ て歴史上公選の時期があったわけですが、村上ではないです。あったこともあるのですが、教育委員 会というのは議会と同じような教育に関する役目を持っているのです。それで、教育委員会に対して 住民が請願を出すことができる。そして、それを教育委員が紹介委員になって、そしてその説明をし て教育委員会の中でそれが審議され、当然討論等もあり、そしてそれを審議するという。まさに少人 数ではあっても教育に関する議会的なような役割をしっかりと果たす、それが教育委員会なのです。 ところが、今回こういう形でこの方が推薦されようとしておりますが、住民が教育委員会に対して請 願を出せる、そのことがまだ全然知らされていませんし、ですから教育委員会のあり方、教育委員会 についてもっともっと市民に周知するという。教育界がいろいろ問題がある中で住民との間に切り離 されていると、そういう点ではまさに教育委員の数は少ないのですけれども、やっぱり重要な役割を 持った教育委員会だということを現在教育委員なされている方たちには十分承知をしていただいて、 そういう少人数であったとしても大事な仕事をしているのだよというようなことをさらに、この方が もし任命された後は再度教育というか、学ぶ場をしっかりと設定していただきたいということをお願 いしたいのですが、その辺は可能なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今いる教育委員の方々もその点については十分認識している方々だと思って おりますし、またその任にふさわしい方がおなりになっていただいているというふうに認識しており ますし、これからどういうような形で教育委員の皆さんに勉強してください、地域との教育連携を密 にしてくださいというようなことはもちろん常に言っておりますし、またそうあるべきだと思ってお りますし、いろいろなところに教育委員の皆さんが顔出して、いろいろ地域の皆さんと接している姿 も見ておりますし、その点については十分にやっているのではないかなと。これからもそのようにも っと努力していただきたいということは私からも申し上げていきたいと、そのように考えています。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今本間議員の質問の中で後日行われます教育委員会の会議の中で委員長、そ して教育長の互選があるということであります。当然現在教育委員長になられている方がもし教育長 になるようなことがあれば新たな教育委員長が選ばれるわけでしょうが、世間ではその会議がされる 前にもう既にあの人が教育委員長であの人が教育長だろうといううわさも出ております。そういうふ うなうわさが、あくまでも推測ですが、出るような人材が実際大滝平正市長によって昨年選ばれてい るという、そういう背景自体非常に残念なことなのですが、そういううわさされているようなことが 果たして実際当たるかどうかわかりませんが、とにかく今教育界におきましては大変いろんな問題が 出ておりますので、ぜひしっかりとした任についていただきたいということをお願いいたしまして3 つ目の質疑を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 1点お伺いします。   前からの日程で今月の27日に臨時会が招集されるという予定を聞いていました。なるほど、10月 20日に前教育長がおやめになるというような事態、これはわかるのですが、きょうが16日。あと10日 もすればもう一回臨時会があるという中で、教育委員の補充の件1件でどうしても臨時会を開かなけ ればならなかった理由を伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、1つは滝沢議員おっしゃるように27日に臨時議会が招集されておりま すので、その席上かとも考えました。しかしながら、教員のこれから異動の時期に入りますので、そ れらに対応するため、あるいは一刻も早く教育現場に不安を与えないというためにもきょう16日にお 願いをしたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 市長の招集する理由はわかりました。それで、教育委員会のほうに聞きます が、教育委員会としてこの10日間待てなかった、どうしてもきょう16日にやらなければならないとい うせっぱ詰まった何か事情はありますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) 今のせっぱ詰まった状況があったかというふうなことであります が、先ほどの本間議員のご質問にもありましたように村上市の教育委員の定員は5名であります。5 名の方々がお集まりになる定例の教育委員会会議も12月にも予定されておりますので、その前までに は定数の中での委員会の委員の皆様からのまた助言をいただきながら教育行政の事務のほう進めてま いりたいというふうなことであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) もう一点ですけれども、16日以前にできればお願いをしたかったということ で日程調節をさせていただいて、非常に日程が議会も込んでおりまして、きょう16日しかとれなかっ たというようなこともあったということも理解していただきたいと思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今伺いますと一般的な状況としてはわかります。しかし、今の時期、各学校 の来年度の人事異動にかかわって、相当もう作業が進んでいる段階だと思うのです。そういった中で 教育長という職があけられなかったのかなというようなやっぱり具体的な理由を示していただきたか ったなというふうに思って、質問終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。ちょっとせっかくの議案の機会なので。補充しなけれ ばいけないと、5人の教育委員の中で1人を。それは、何か法律とか条例とかの裏づけというのがあ るのですか。要するにしなければいけないという裏づけ。ちょっと私も見てこなったので、そこまで あれですけれども、要するに条例ではどうしても5名いなければいけないのだという裏づけがとれる ような条文がありますか。法律上あれば第何条どこどこ、条例上あればどこどこというふうにちょっ と指示していただきたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) 今のお尋ねの件でありますけれども、地方教育行政の組織及び運 営に関する法律の第3条に教育委員会は5人の委員をもって組織するというふうな根拠がございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それ答弁になっていない。5人はわかる。それはわかる。欠員についてのあ り方を法律上、あるいは条例上でありますかということを聞いている。あるのですか。要するに5人 というのはわかる、それは。だから、5人選んでいる。5人だって生身の人間。いつどうなるかわか らない。今みたいな状態もあるし、何か事故等あるかもしれない。そういった場合の補充に関してな のですが、しなければいけないということの条例があるのか、法律があるのかお聞かせ願いたいと思 います。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) 申しわけございませんでした。お尋ねの件でありますが、同じ法 律、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第5条に委員の任期は4年とする、ただし補欠の委 員の任期は前任者の残任期間とするというふうなことでありまして、今回の場合は補欠の委員の選出 というふうになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私の言っているのはそういうことではなくて、欠けた場合こうしなければい けないというのは載っているのですかということを聞いているのです。載っていないのであれば載っ ていないと言ってもらえばいいです。載っていないのだが、教育行政上運営が困るという要望が教育 委員会からも殺到しているのだというような内容であればそれはいたし方ないという、何か自分で言 って、自分で答え言っているようなものだ。そういうのがあるのであれば仕方ないのでしょうけれど も、法律上の裏づけでやっぱり物事を考えないとあれでしょうということで、その辺なのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) お尋ねの件でありますが、5人の委員をもって教育委員会を組織 するというふうなことでありますので、今現在は4名の委員であります。これは、変則的な運営にな りますので、早急に正規の人員をもって教育委員会を組織するというふうなことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました、すみませんが。   市長に1つ。今前の教育長さん荒川町で、このたびも教育委員の方荒川町ということで、バラン スのとれたという中で5人の中で荒川町からもというような考え方をなさったのだろうと思いますけ れども、信田さんが議案に登場してくるプロセスというのをもしよければお話ししていただきたいの ですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然のことながらいろいろな方々と相談をさせていただきまして、人選につ いては慎重に行ってきたということでありまして、荒川町を中心に人選を進めてきたということであ ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長は慎重ということでなのでしょうけれども、人選するときというのはい ろんな方という、そのいろんな方の部分を聞かせていただきたかったのですが、それはよろしいです。   それで、教育委員会のほうで今後教育長及び教育委員長、教育委員長は今工藤さんがやっていら っしゃいますけれども、今後その中でそこに座られる方、教育長ということでの互選が5人でされる かと思いますが、その5人の互選のときというのは教育委員会として例えば市長とか、あるいは副市 長とか、議会議長とか、こういった方々にお伺いを立てるというような部分というのは互選の中には あるのですか。何か互選の規則の中とか、そういう中でお伺いを立てることができるとか、例えば。 立てなければいけないというのはないとは思うのですけれども、そういうようなものがあるのですか。 もう密室と言ったら失礼ですけれども、5人だけでの中で決まる。それとも、市長の考え方も聞き定 めるというようなことの中で何かあるのですか、中にルールというのは。その辺ちょっと聞きたいの ですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長職務代理。 〇教育長職務代理(平山 浩君) お尋ねの件でありますが、法令上、それから条例上そのような規 定はございません。あくまでも選任された5名の教育委員の協議の上というふうなことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。           〔「終わりだよ、3問。質疑終わりだって。質疑は3問でしょう。             終わったって」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) ちょっと議長、違うのです。議長、ちょっと失礼ですけれども、私が質問し ているときに後ろから。私は、3問で、これで終わります。これで終わったのです。もう今下がるの です、これから。 〇議長(佐藤宮吉君) 今最初の答弁が答弁になっていなかったということで、1問が追加というこ とになりますか。これで今3問目と私も理解しておりますので。 〇16番(姫路 敏君) それで終わるのです。議長。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長の最初の議会運営上の中でのあり方で、人事案件は通常委員会付託を省 略してやるべきというのは通例だと思うのです。人事案件の議案に対して議会運営委員長と諮った結 果、委員会付託を省略するというふうにおっしゃったと思うのです、最初に。これは、通常そうでは なくて、人事案件であれば確かに議会運営委員長とはお話はすることは何ら問題はないのでしょうけ れども、それはやっぱり委員会付託を、逆に言えば委員会付託ができるのだろうというふうに勘違い なされる方もいるのではないかなと私は思いますけれども、その辺ちょっと後でお調べになったらよ ろしいかなと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決いたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は、議長を除き28名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めます。           〔投票箱点検〕 〇議長(佐藤宮吉君) 異常なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は 否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、3番、本 間清人君、23番、大滝国吉君を指名します。   両君の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(佐藤宮吉君) 開票の結果を報告します。   投票総数28票、これは先ほどの出席議員数に符合しています。   そのうち、賛成24票、反対4票、以上のとおりであります。   よって、議第161号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              市長の発言 〇議長(佐藤宮吉君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。   資料を配付いたしますので、しばらくお待ちください。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 新型インフルエンザ予防接種の本市の対応について、議員各位にご報告を申 し上げ、ご理解を賜りたいと存じます。   新型インフルエンザの感染状況は、11月第1週で定点1医療機関当たり22.8となり、流行警報の 基準30.0に近づいております。今後インフルエンザの重症化防止や死亡に至る重篤化をできる限り減 らすことを目的に新型インフルエンザワクチンの接種スケジュールを基本として順次予防接種が実施 されてまいります。国、県では新型インフルエンザの予防接種を奨励するために生活保護世帯と市民 税非課税世帯には国が2分の1、県が4分の1の助成を行いますので、村上市も残りの4分の1を助 成し、国の方針どおり全額助成といたします。また、村上市は独自で子育て支援の視点から1歳から 就学前の幼児、小学生、中学生と接種時点で母子手帳を有する妊婦の方について2回接種の対象者に は1回目の接種費用である3,600円を、1回接種の対象者には費用の約半額である2,000円の助成を行 いたいと考えております。これに要する費用については次回の議会で提案させていただきたいと存じ ております。市民の皆様には本日議員の皆様にご報告させていただいた後、地域の予防接種受託医療 機関のリストとともに参考資料としてお配りしております「新型インフルエンザワクチン接種につい て」のチラシを18日に新聞折り込みしたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) 質疑等ございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議事運営上の問題をまず言わせていただきたいと思いますが、追加として諸 般の報告を入れたらよろしいのではないかと思います。これは、はっきり言いまして今のきょうの臨 時議会は人事案件で開かれているわけでございますので、それに便乗した中での報告等であれば諸般 の報告として市長からお話をいただければ議場でしっかりと扱えると。それに対しての、報告に対し ての質疑とかもとれるわけでございますし、それないままにやるとこれとりとめもなくいってしまう ところがございますので、どうかその辺のところをよろしくお願いしたいと思います。   なお、市長のほうから12月の議案に提案するということも今口頭で述べられましたので、そうい うのであればなおさらそういう形でやっていただきたいとは、私はこの運営上の問題言います。   もう一つなのですが、私が先ほど質疑しているところで、非常に心外でございます。私の質疑が 終わらないうちにあのような暴言を私に浴びせられて、そして私は議長の運営の中で質疑をしたわけ でございます。質疑は、議長もご理解くだされて、答弁が正常にされていないという判断のもとで第 1問目が2度、3度なった経緯はございます。もしそういうことがあるのであれば、私の質問が終わ った後に議会運営委員長が手を挙げて、長谷川議員が手を挙げて議長に対して主張すべき問題だと思 います。このように議事運営上で質疑している人、答弁している人が非常にやって、正式の場であの ようなことで質疑が中断されるようなことがあってはならぬと私は思いますので、議長に申し入れた いと思います。よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) お伺いいたします。   今このチラシをこの場で配られて、この場で見させていただきました。対応としては前向きな対 応ですので、文句をつけるとか、そういうことではないのですけれども、手順といいますか、ここ本 会議場です。そして、ご意見ございませんかといって、締め切られようとしたわけです。それで、流 れでちょっとお伺いしたいのですが、前向きな対応だから、いいことなのですけれども、仕事の進め 方としてこの議場で新型インフルエンザの予防接種についてのチラシを私たちこの場で渡されました。 それで、いかがですかということです。それで、きょうのこの本会議の前に関係する委員会がござい ます。もちろん私もその中の一人なのですが、せめて委員長さんにこういうことで市としては考えて、 こういう対応したいと思います、つきましては本会議の人事案件の後に皆さんにチラシをお配りして 報告をさせていただきたいというようなことは担当する常任委員会のせめて委員長さんにはお話しさ れているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) お答え申し上げますが、常任委員会がたしか開催されました。その 時点ではいろいろ国の動向もありまして、はっきりつかめないところがございまして、市の対応につ きましても具体性の中ではなかなかはっきりできない部分がございまして、またもう一つは医師会と の関係もありまして、実際予防接種してくださるのは医師でございます。ですので、医師会との協議 も進めていくというときに医療機関、窓口の対応、そういったこともちょっと具体化していないとい うふうなことからご相談は申し上げておりませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議会の常任委員会中にお知らせをしなさいということを質問したのではなく て、このチラシはきのうでき上がったのですか。この決定は、きのう決まったのですか。そうではな いでしょう。きょうのこの場の前にやっぱり関係する常任委員会の委員長さんに、1度関係の委員が 集まったところで説明をするなんていうことは到底ちょっと時間的な無理があったとしても、やっぱ り本会議でチラシを配らせてご報告させてもらいますぐらい事前に話を、市役所に来ていただいて話 をする、そのぐらいあってもいいのだろうという気がしています。私だったら怒ります、こういう対 応されましたら。いいことをするし、市民に対して前向きな対応だから、それはいいことです、その こと自体。しかし、仕事の進め方としてやっぱりせめてそのぐらいはあってもいいことなのではない かという気がしています。その点ではどうお考えなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 相馬議員おっしゃるとおりだと思います。確かに常任委員開催中の ときは検討の真っ最中でございましたので、今現在こういう形で検討しているということはお話しで きるわけでありますので、今後十分気をつけたいというふうに思います。 〇22番(相馬エイ君) 以上、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 大変予防接種の助成を受けられるということで、妊婦さんから年齢制限等い ろいろありまして、ありがたいことではあるのですが、新型インフルエンザのワクチンというのは無 限にあるわけではありませんので、この村上市地域にはワクチンとして何名分のワクチンが接種でき るというか、何人分来る予定なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 村上市のほうに何人分ということにつきましてはこちら のほうでもわかっておりません。ただ、今第3回目までの配分が終わりまして、各医療機関のほうで これぐらい欲しいということをこれは県のほう、保健所が取りまとめることになっておりまして、県 のほうに申し入れをいたします。そして、その分につきましてその回ごとに県のほうで割り振って配 分するということになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その数も当然全国、また県規模ということであれば当然数も限られてくるわ けですが、新型ワクチンがもう切れましたといった場合はこれどうしようもないことになるわけなの ですが、例えばこれ来年の3月までということで今なっております。例えば山北地区に行きますと妊 婦の方がすべて三角ということになりますとかかりつけの患者のみの接種ということになりますけれ ども、例えば東京等遠いところでお住まいになられている方がお産のために山北地区に、実家が山北 地区で帰られてきたと。そのときに新型のワクチンを打ってもらいたいと言っても、もしここがかか りつけの医院でなかったら打てないわけですね。そういった場合は、別にこれ補助とは全く関係ない のですけれども、そういった場合はどうなるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 私どものほうでは各医療機関に市独自でアンケートをい たしまして、自分のところのかかりつけの人でなくてもするのかどうかというようなアンケートさせ てもらいました。それで、ここで丸のついているところ、例えば村上総合病院とかであれば自分のと ころのかかりつけでない妊婦さんにも接種をしますということになっておりますので、まずそういう ところに行っていただいて接種していただいて、あとは住所のあるところで補助があるかどうか、そ れはまた別の話になると思います。 〇3番(本間清人君) はい、わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 以上で終わります。                                              〇議長(佐藤宮吉君) これで本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成21年第5回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前10時52分  閉 会