野鳥と鳥インフルエンザについて
国内においても、高病原性鳥インフルエンザの発生が見られることがあります。
これまで鳥インフルエンザウイルスが、野鳥から人へ感染した例はなく、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。
野鳥は、エサが取れずに衰弱したり、寿命、環境の変化、事故などさまざまな原因で不幸にも死んでしまうことがあります。野鳥が死んでいても、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はないと考えられます。
日常生活においては、過度に心配する必要はありませんので、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします。
死亡した野鳥は素手で触らないでください
野生の鳥は、体内や羽毛などに細菌や寄生虫などの病原体があることがあります。
野鳥との接し方について
- 日常生活において野鳥などの野生動物の排泄物などに触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
- 野鳥のフンが靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。
- 特に、靴でフンを踏まないよう十分注意し、万が一フンを踏んでしまった場合は、靴底を殺菌効果のある石けんなどで洗い落とすとよいでしょう。
- 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとしたりしないでください。
- 同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡していたら、村上保健所(電話53-8371)または市環境課(電話53-2111)にご連絡ください。
鳥インフルエンザに関するリンク
野鳥に関する鳥インフルエンザについて(新潟県ホームページ)
高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省ホームページ)