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新型コロナウイルスワクチン接種 副反応について

記事ID:566930215 更新日:2023年3月20日更新 印刷ページ表示

​新型コロナウイルスワクチン接種 接種後の副反応について

副反応などについての相談窓口

ワクチンの安全性や副反応について新潟県新型コロナワクチン医療健康相談センターで相談を受け付けています。
ワクチン接種後3日経っても腫れているが、医療機関を受診した方がよいかなど、接種後の副反応や体調の変化についてはこちらにご相談ください。

 
電話番号 025-385-7762
受付時間 8時30分から午後6時00分まで

ワクチンの情報

薬事承認され、予防接種法に基づいて接種できるワクチン

ファイザー社の新型コロナワクチン
モデルナ社の新型コロナワクチン 

ワクチンの副反応について

起こりやすい副反応

日本で現在、接種が進められている新型コロナワクチン(ファイザー社及び武田/モデルナ社のワクチン)は、非常に高い効果がありますが、接種後、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状が現れることがあります。具体的には、注射した部分の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等の症状です。こうした症状の大部分は、接種の翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
また、1回目の接種後よりも2回目の接種後の方が、こうした副反応の発現する頻度が高くなる傾向も確認されています。それは、1回目の接種により、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができることによって、2回目の接種時には、1回目より強い免疫応答が起こり、発熱や倦怠感などの症状がより出やすくなるためです。
症状には個人差があり、1回目より2回目が必ず強くなるわけではなく、症状が無いから免疫がつかないというわけではありません。

接種後すぐに現れる可能性がある症状
アナフィラキシー
  1. 薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることがあるアレルギー反応です。
  2. じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が、急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーと呼びます。
  3. 起こることはまれですが、接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに医師と看護師が対応します。
血管迷走神経反射
  1. ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
  2. 誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
  3. 倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。
接種後、数日以内に現れる可能性がある症状
発現割合 ファイザー社
50%以上 接種部位疼痛
10~50% 疲労、筋肉痛、頭痛、悪寒、関節痛
1~10% 下痢、発赤、腫脹、発熱、嘔吐
発現割合 モデルナ社
50%以上 接種部位疼痛、疲労
10~50% 頭痛、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、悪心、嘔吐
1~10% 紅斑、発赤、腫脹、硬結、発熱

※オミクロン株対応2価ワクチン接種後の注意点(厚生労働省)より

3回目接種の副反応

ファイザー社のワクチンの場合、3回目接種時の副反応は、2回目の接種後と概ね同様であると確認されています。
ただし2回目の接種後と比較して、主にわきの下のリンパ節の腫れが多く(5%程度)報告されています。
3回目接種の1~4日目に、主に腋窩(えきか)リンパ節の腫れがみられます。
ほとんどの場合は症状は軽く、数日以内に回復することが多いですが、腫れがひどかったり長引く場合は、医療機関を受診してください。
厚生労働省新型コロナワクチンQ&A(3回目の副反応)についてはこちら

症状が出た時の対応

ワクチン接種後の発熱や痛みに対しては、医師が処方する薬以外にも、市販の解熱鎮痛薬(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン等))で対応いただくことができます。また、発熱時には、水分を十分に摂取することをお勧めします。
また、ワクチン接種から数日~1週間くらい経過した後に、接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てくることがあります。その多くは武田/モデルナ社のワクチンで報告されていますが、ファイザー社のワクチンでも起こることがあります。
数日で自然に治ると報告されていますが、発疹がかゆい場合は冷やしたり、市販の抗ヒスタミン剤やステロイドの外用薬(軟膏等)を塗ると、症状が軽くなります。こうした成分は、市販の虫刺されの薬などにも含まれています。
・詳細は、新型コロナワクチンQ&Aをご覧ください。  
 症状が特に重かったり、長引くなどがあれば、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

接種後の生活

ワクチンは高い発症予防効果が確認されていますが、その効果は100%ではありません。また、ウイルスの変異による影響もありえます。ワクチンを接種した後も、マスクの着用など、感染予防対策の継続をお願いします。

副反応への対応方法

新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法 [PDFファイル/233KB]

更に知りたい人へ

ワクチンごとの情報
  各ワクチンの注意事項や、臨床試験(治験)の結果など   

 副反応に関する詳しい情報は以下のリンクをご参照ください。

新型コロナワクチンQ&A ワクチンの安全性と副反応(厚生労働省ホームページ)
新型コロナワクチンの有効性・安全性について(厚生労働省ホームページ)
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)

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接種を受けることができない人・注意が必要な人

接種を受けることができない人

一般に、以下の方は、ワクチンを接種することができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを接種しても良いか、かかりつけ医にご相談ください。

・明らかに発熱している方(※1)
・重い急性疾患にかかっている方
・ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症(※2)の既往歴のある方
・上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある方

(※1)明らかな発熱とは通常37.5度以上を指します。ただし、37.5度を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A ワクチンを接種することができないのはどのような人ですか。」

注意が必要な人

一般に、以下の方は、ワクチンを接種するに当たって注意が必要です。当てはまる方は、予診票に記載をしていただいた上で、予診を行います。

・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方  
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方  
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方  
・過去にけいれんを起こしたことがある方  
・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方

ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、かかりつけ医にご相談ください。

また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、  

・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方

は、接種後の出血に注意が必要とされています。

更に知りたい人へ

ワクチンごとの情報
  各ワクチンの注意事項や、臨床試験(治験)の結果など   
 

 副反応に関する詳しい情報は以下のリンクをご参照ください。

新型コロナワクチンQ&A ワクチンの安全性と副反応(厚生労働省ホームページ)
新型コロナワクチンの有効性・安全性について(厚生労働省ホームページ)
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について(厚生労働省ホームページ)

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ワクチン接種に関するお問い合わせ

ワクチンに関する情報・お問い合わせはこちら

【厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター】
 Tel 0120-761-770(フリーダイヤル)
 受付時間 9時00分~21時00分(土・日・祝日含む)

【厚生労働省新型コロナウイルス関連およびワクチンについての聴覚障害者相談窓口(Fax・メールアドレス)】
 Fax 03-3581-6251
 メールアドレス:corona-2020@mhlw.go.jp
 相談される前にこちらをご覧ください

村上市新型コロナワクチン接種コールセンター

Tel ナビダイヤル 0570-001186 午前8時30分~午後5時00分(日曜日と祝日は休業)

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