平成25年村上市議会第4回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成25年12月18日(水曜日) 午前10時開議                      第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 8号 免税軽油制度の継続を求める請願書                       請願第 9号 TPP交渉に関する請願書                      第 3  議第158号 村上市民憲章の制定について                          議第159号 村上市職員の再任用に関する条例制定について                  議第160号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第161号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第162号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第163号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第164号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について              議第165号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第166号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について               議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第169号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例制定について         議第170号 村上市景観条例制定について                          議第171号 村上市景観審議会条例制定について                       議第172号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について            議第173号 蒲萄スキー場圧雪車の購入契約の締結について                  議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第180号 市道路線の認定について                            議第181号 市道路線の変更について                       第 4  議第182号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第6号)                 議第183号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第184号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)           議第185号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第186号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          議第187号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第188号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)            議第189号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)           議第190号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)           議第191号 平成25年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)         第 5  議第192号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について           第 6  議第193号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第7号)            第 7  議員発議第19号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について              議員発議第20号 TPP交渉に関する意見書の提出について             第 8  議員発議第21号 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての意見書の提               出について                           第 9  議員発議第22号 広域合併団体の実態に応じた普通交付税措置を求める意見書の提出に               ついて                             第10  議員発議第23号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書の提出につい               て                               第11  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、21番、相馬エイさんを指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第8号 免税軽油制度の継続を求める請願書                   請願第9号 TPP交渉に関する請願書                  〇議長(板垣一徳君) 日程第2、請願第8号及び請願第9号を一括して議題といたします。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   経済建設常任委員会委員長、川崎健二君。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) おはようございます。ただいま上程されました請願第8号及 び請願第9号の2議案については、去る12月13日に経済建設常任委員会において審査を行いました。 その審査の概要と結果について報告いたします。   最初に、請願第8号 免税軽油制度の継続を求める請願書についてを議題とし、紹介議員より補 足説明を受けた後審査に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、請願第8号は起立全員で採択すべきものと決定しま した。   続きまして、請願第9号 TPP交渉に関する請願書を議題とし、紹介議員より補足説明を受け た後質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決を行った結果、請願第9号は起立全員で採択すべき ものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 質疑なしと認めます。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、請願第8号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は採択です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、請願第8号は採択することに決定をしました。 次に、請願第9号の討論を行います。   通告のありました原案に賛成の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、賛成討論を行わせていただきます。   私一般質問でも申し上げましたが、このTPPが通ってしまえば、私どもこの村上地方の農業、 農村は壊滅的な打撃を受けることは必至でございます。加えて漁業にも甚大な損害を与えることは明 白であります。このことは、皆様ご存じですので、つけ加えてお話をしたいと思います。   まず、ISD条項の問題でございます。投資家の利益確保がおのおのの国の法律に優先する国家 主権を売り渡す条約、すなわち国益を守る措置を無力化する条項です。ISD条項による過去の訴訟 実績は、カナダ28件、メキシコ19件、米国19件、結果はメキシコ、カナダ全敗、米国全勝。米国は、 全訴訟で勝訴。TPPで国際訴訟が起これば、米国が必ず勝つ仕組みになっています。このISDの 中に含まれているラチェット条項というものも大問題であります。今韓国でこれが大騒ぎになってい る問題であります。貿易などの条件を一旦合意をしたら、後でどのようなことが発生してもその条件 は変更できないというルール。つまり1度決めた開放水準は、後で不都合、問題があったとしても逆 戻りできないという恐怖の条項であります。   それからNVC条項、非違反提訴のこと。米国企業が日本で期待した利益を得られなかった場合 に、日本がTPPに違反していなくてもアメリカ政府が米国企業にかわって国際機関に対して日本を 提訴できるというもの。それからスナップバック条項、アメリカ側が相手国の違反やアメリカが深刻 な影響ありと判断するときは、関税撤廃をほごにできるというものであります。このようにまことに いわば国を売り渡すような不平等条約であります。こんな不平等条約、何としても受け入れることは できないと私は考えます。   以上、賛成討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから請願第9号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は採択です。   本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対 のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ちょっと待ってください。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 今直ったか。いや、直ったか、姫路さんのものも直った。   今それで正常に賛成の投票ができています。ほかのやつはどうなの。オーケーだね。   投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、請願第9号は採択することに決定をしました。                                              日程第3 議第158号 村上市民憲章の制定について                     議第159号 村上市職員の再任用に関する条例制定について             議第160号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する             条例制定について                          議第161号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制             定について                             議第162号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                議第163号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する             条例制定について                          議第164号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について         議第165号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第166号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について          議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第169号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例制定につ             いて                                議第170号 村上市景観条例制定について                     議第171号 村上市景観審議会条例制定について                  議第172号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について       議第173号 蒲萄スキー場圧雪車の購入契約の締結について             議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第180号 市道路線の認定について                       議第181号 市道路線の変更について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第3、議第158号から議第181号までの24議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長、木村貞雄君。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) おはようございます。ただいま上程されております議第158 号から議第164号までの7議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月11日午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、教育長、担当課長及び担 当職員、議会事務局長出席のもと審査をいたしました。   初めに、議第158号 村上市民憲章の制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員より、この委員は何名で、構成はとの質疑に、条例では15名、公募は3名、結果としては公 募委員の1名が辞退し、14名となりましたとの答弁でした。   委員より、今後小中学校でいろいろの場、行事で浸透させていくと思うが、ぜひ多くの会場で唱 和をしてもらいたいがとの質疑に、大切なことであり、この憲章を子どもたちの心にしみ入るような 方法で節目節目に唱える。ただ唱えるだけでなく、その意味を最初にしっかりと認識した上で行って いきたいとの答弁でした。   また委員より、地域の特色がないと、村上の表現がないのではとの質疑に、最初の段階には鮭と か固有名詞をとの議論もありました。しかし、それは観光パンフレットのようになってしまう。その 言葉を聞いて大人から子どもまでイメージできるようなものにしたかった。どうやって浸透させてい くかは大事であり、講じ方については議論をし、いきなり出してはわからないので、じっくりと説明 していきたいとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第158号は原案のとお り可決すべきものと決定しました。   続いて、議第159号 村上市職員の再任用に関する条例制定についてを議題とし、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、ほかの市の場合、例えば提案したが否決したとかはあるのかとの質疑に、県内ではま だ未制定の市は4市、これについては国の制度を受けて全県で協議しながら進めてきたものでありま す。全国的には、その自治体の事情とかいろいろなものがあろうかと思いますが、否決されたものも ありますとの答弁でした。   委員より、定数の問題では、3割削減している中でどんな影響があるのかとの質疑に、今お願い しているものについては短時間雇用で定数には含まれない。できるだけ適正化計画に沿った形で進め ていくとの答弁でした。   また委員より、再任用職員とはどういう名称でカウントされるのかとの質疑に、あくまでも身分 的には公務員で、呼び名は再任用短時間勤務職員ですとの答弁でした。   委員より、職員団体との協議はとの質疑に、概要的な部分について何回か説明しました。改めて 組合に説明する。一応了解ということで返答はいただいているとの答弁でした。   また委員より、今後新採用枠をどうして決めるのかとの質疑に、職員の適正化計画に基づき、平 成29年4月1日目標として733名の形でやっていきたいとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第159号は原案 のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第160号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第160号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   続いて、議第161号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について を議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第161号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   続いて、議第162号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、21万4,000円が基本となると、この表では7級の再任用職員が36万3,000円、職員は退 職したときの号給で高いものをもらっていた人はこうなるのでしょうかとの質疑に、再任用では職責 に関係なくフルタイムなら21万4,000円、短時間はこれを基準にして積算するとの答弁でした。   委員より、21万4,000円、仕事の分野、係長よりは狭いと思うが、主任の役割は何かとの質疑に、 主任級は幅広い知識及び経験を要する業務の実行、上司の指示のもとに日常継続的に発生する業務を 確実に遂行すること、担当業務に対して具体的な改善、提案の提示や意見、具申を行うこと、ほかの 係員の支援を積極的に行い、業務の円滑な遂行に努めるということで、ちょうど当てはまると思うと の答弁でした。   また委員より、職員の40人が皆手を挙げると毎年大変なことになる。しかし、これらの人はこの ぐらいの金であれば今までの経験からすれば民間でも十分雇ってくれるのではないか。民間企業と連 携をとって再雇用を幅広くやる気はないですかとの質疑に、再任用はあくまでも本人の希望なので、 ほかのどこかに希望するとかもあります。余り集中しないような形でこれを運用したいとの答弁でし た。   そのほかさしたる質疑なく、討論を求めましたところ、賛成討論1件あり、起立採決の結果、起 立多数で議第162号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第163号 村上市職員の寒冷地手当の支給に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第163号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   続いて、議第164号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第164号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまです。ちょっと伺わせていただきます。   162号についてちょっと聞きたいのですけれども、委員会の中で姫路議員の質問だったでしょう か、それに対して当面が市独自で地域で異なるので、変えることは可能だという答弁があって、その 後根拠がしっかりとなければならない。他市と違うと公平委員会から訴えられるかもしれないという ちょっと総務課長からそういう答弁があったのです。その後あと言葉が続かなかったのですが、具体 的には誰がどのようにして公平委員会から訴えられるのかという具体的な説明はあったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) これ158号ではないのですか。 〇21番(相馬エイ君) 162号の給料明細、行政職給料表とかそういうところでのいろいろ質疑のや りとりの中で総務課長から公平委員会から訴えられるかもしれないということが委員会の中で言葉が あったのです。そこがちょっと具体化しなかったのだけれども、委員長はどのようにその言葉を受け とめたのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 委員外議員ですので、報告には載せなかったです。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今委員長は、番外議員の質問だったから委員会報告の中には載せなかったと いうことですね。番外議員であったとしても、委員会に出ていて質疑したのは事実でありまして、そ れで私がちよっと意味がよくわからなかったので、後でちょっと聞きましたら、その再任用の対象に なる人が他市と違うということで、公平委員会に訴えれば、それで村上市が訴えられるしれないとい うような中身なのですけれども、再任用になった人が他市と条件が違うというようなことで、もっと 条件を村上市はよくすべきだったなどということで公平委員会に訴えるような退職者の人がいるのだ ろうかとちょっと私は疑問に思ったのです。   委員長が番外議員の質疑とのやりとりでしたので、委員会報告には載せませんでしたということ ですので、それは仕方ないです。ただ、そういう答弁があったということだけは私の耳に、そして記 録にしっかり残っておりますので、ちょっと不可解な言葉だなと思いましたので、お聞きいたしまし た。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   市民厚生常任委員会委員長、山田勉君。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) おはようございます。ただいま上程されています議第165号 から議第168号、4議案についてその審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月12日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、税務課長、環境課長、市 民課長、福祉課長、保健医療課長、介護高齢課長及び関係職員、議会事務局長出席のもと委員会を開 催いたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   最初に、議第165号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員から、対象となるところはとの質疑に対して、県立村上高等学校、奨学会、村上城跡保存育 英会ですとの答弁でした。   また委員から、社会福祉法人とか特殊法人とか学校法人とかどの部類に入るのかとの問いに対し て、固定資産税とか市課税の範囲の中で地方税に定められ、該当していないとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第165 号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第166号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について、担当課長から説明を 受けた後に質疑に入りました。   委員から、括弧内、納期期限延長があったときは、その延長された納期期限とする、その意味が わからないとの問いに対して、納期期限の延長とは災害等があったとき納期を特別に定めて、例えば 被害等の場合納期を2カ月以内に納期を改めて遅らせることができる。それらをした場合、遅らせた 納期については延長金が発生するのは納期が到来したときに限られるので、時期は延長金が発生しな いとの答弁でした。   委員から、入湯税について、熱海、箱根、相模原について調べたが、どの市でもついていない。 村上市だけが先駆けているのかとの問いに対して、県から準則に基づいて、入湯税に限らず、市民税 同様の規定があります。市税についても、災害があった場合同様の扱いの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第166 号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長から説明を受けた後に質疑に 入りました。   委員から、別に問題あるわけではないが、学童保育の運営には資格が必要ですかとの問いに対し て、必要ありませんが、厚生労働省で厚生児童委員資格あります。県が主催する講習会に保育園保育 士、幼稚園資格を持っている人が行って資格をとっている人もいますとの答弁でした。   委員から、収益事業につながるのかの問いに対し、NPO法人なので、営利事業としてではない と認識している。ただ、子どもさんの預かり賃の部分はあります。収益事業をしているとして税務署 に届けてありますが、先ほどの説明、該当しないが、法人税均等割合は対象となるとの答弁でした。   委員から、保育所児童数、委員何名ですかとの問いに対して、12月1日現在は山北のやまゆり学 童保育所12名です。はまゆり学童保育所では23名ですとの答弁でした。   委員から、担当する指導員は何名ずついるのですかとの問いに対して、2名ずつですとの答弁で した。   委員から、何時から何時までですかの問いに対して、1時半から6時半までですとの答弁でした。   委員から、学童保育については初めてですかの問いに対して、平成23年度一度指定管理、今回は 更新時期に来ているので、再度予定をしているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、起立による採決を行った結果、議第167号については起立多数にて原案の とおり可決すべきものと決定しました。   議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長から説明を受けた後に質疑に 入りました。   委員から、現在のやまびこの家はどのような状態になっていますかの問いに対して、職員が3名、 臨時職員が1名、利用者は10名から12名利用していますとの答弁でした。   委員から、この施設は担当職員はそのまま継続するのですかの問いに対して、指定管理になると 市の職員ですので、どちらかの課に異動する予定ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結、討論なく、起立による採決を行った結果、議第168号は起立全員にて原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   議第166号ですか、入湯税条例の件で、委員長の報告で今聞いていると、災害に遭われたなどな どで2カ月いわゆる納期が延びると。2カ月納期が延びたときに、委員長の報告で延長金と言ったの ですけれども、私条例というものは特殊な言葉使うもので、延長金とは何ですか。延滞金ではないの ですか。延長金と委員長言われていましたけれども、延長金というものがあるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 延長金で話されましたが。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、それは延長金で正しいのですね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) 延滞金ではないのですね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 1番、渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ただいまの姫路議員のご質問…… 〇議長(板垣一徳君) それ委員長と相談して、委員長から答えてください。委員長と相談して委員 長が答えてください。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 今私のほうで延長金とは言ったのですが、その場ではそうい うふうに書いていたので、延滞金で。大変ご無礼しました。訂正します。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、2カ月分の延滞金はつかないのだという表現でよろしいのですね。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) はい、そのとおりです。 〇16番(姫路 敏君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長、川崎健二君。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 改めましておはようございます。ただいま上程されておりま す議第169号から議第181号までの13議案の審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月13日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職員、 議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会しました。   初めに、議第169号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、委員の方向性は決まっているのかとの問いに、候補はあるが、議会が終わってからお 願いしたいとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、賛成多数で議第169号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第170号 村上市景観条例制定についてを議題とし、担当課長より説明を受けた後、質 疑に入りました。   委員より、9月17日から10月7日までのパブリックコメントについての1人の意見が出されてい るわけですが、記入する作業はどういう連絡系統で書くのかとの問いに、担当で提案し、内部で検討 して公開するとの答弁でした。   委員より、6章、27条2項に経費一部を助成することができると書いてありますが、どのような 内容を想定しているのかの問いに、旧村上市からあったもので、歴史的景観助成制度の範囲を広げた もので、行革の会議等に出して了解を求めてからつくっていくもので、重点地域が対象になるとの答 弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第170号については起立全員で 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第171号 村上市景観審議会条例制定について、委員より景観条例とか重点地域が市の 中にも相当あるが、審議会を立ち上げてやるときは、例えば海老江地区にもありますが、海老江のほ うの審査をするとき、実情のわからない人が審議会委員に入っていても景観の重点地区ごとに設置す る考えでよいのかとの問いに、第3条に組織があるが、全部で8地区あるので、その中の代表に入っ ていただく形になるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第171号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第172号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第172号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第173号 蒲萄スキー場圧雪車の購入契約の締結についてを議題とし、担当課長より説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、委員会または全員協議会でも説明はあったが、そのたびに国産メーカーで県内の大原 鉄工所と契約してきたが、海外メーカーも国内のスキー場にも結構入ってきているし、予算の比較検 討をするべきだと言ってきたが、それは行ったのかの問いに、外国製と比較したところ、メンテナン ス面で急いで部品を調達できない部分があるので、日本製と判断しましたとの答弁でした。   委員より、3,449万2,000円で購入し、耐用年数と維持管理費はとの問いに、メーカー推奨の耐用 年数7年または5,000時間で、蒲萄スキー場には大きいものが14年、これは前のやつです、よって10 年は超えると思う。基本整備以外の部品など推奨費用が1年目から10年目で合計1,073万円と出して いるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり議第173 号は可決すべきものと決定しました。   次に、議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について、議第175号 公の施設に係る指定 管理者の指定について、議第176号 公の施設に係る指定管理者の指定について、議第177号 公の施 設に係る指定管理者の指定についてを一括議題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りまし た。   質疑もなく、討論もなく、起立採決を行った結果、議第174号は起立全員で原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   以上、177号まで起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長より説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、観光協会に指定されるのは賛成だが、瀬波温泉の駐車場にあるものが駅前に移るとい うことだろうが、跡地利用はとの問いに、観光案内物産センターを指定管理に出しており、瀬波温泉 連絡協議会としてそのスタッフが残り、維持管理されるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第178号については起立全員で 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理料300万円増額に関してですが、修繕費も増えていくということですが、み どりの里の場合ですと50万以上の修繕費は市で負担することになっているが、あらかわゴルフ場はた しか10万円以上ではなかったですかの問いに、今年度までは10万円を超えるものは市の負担でしたが、 来年度から50万円を超えるものを市の負担に変更するとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第179号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第180号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に 入りました。   委員より、山居町のほうはこのたび区長さんが動き回って土地の地権者に挨拶しながら趣旨説明 し、市道認定をとろうと思えばかかわる人がみずから動いてやっている。これ以外にも結構あるだろ うが、行政としてのあり方として、上がってくれば応じるよとのスタンスが行政と区長が話をして住 民代表が行政が待っているような雰囲気の中でこなしていく。もっと改造できないものか。やとりの 中で今後どう取り組むか、待っているしかないのか。それとも行政のほうから指導していくのかとの 問いに、なかなか難しい問題です。もともと寄附を受ける部分が開発業者がつくって、ある時期法律 が緩んだ時期もあり、住んでいる人は悪くないが、側溝など壊れて出てくるケースも多い。今後どう するかということだろうが、難しい問題ですとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第180号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第181号 市道路線の変更についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第181号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。伺います。   議第169号についてお伺いいたします。委員長の報告の中には、この大事な村上駅周辺まちづく りプラン等策定委員会条例のこの委員会が公開なのか非公開なのかという言葉がなかったのですけれ ども、その点に関しましては質疑では明らかにされなかったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 明らかにされていないかということなのですけれども……ち ょっと待ってください。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) その件に関しては、公開か非公開というものは委員外議員の 発言でなかったかな、これは。   質疑ございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこで、委員だけの質疑が多分ご報告されたのだと思うのですけれども、厚 生連の末武氏から駅西を建設候補地として決定したいという文章が村上市長、大滝平正様宛てに提出 されています。あの文章で厚生連が駅西に建設すると決定したと認識しているのかという番外の質問 がありまして、そこで担当が認識していると答弁最初したのですけれども、その後副市長のほうから その担当の答弁を取り消しまして、正式には協定をもって決定になると。ただし、それを前提にして 準備をしているのだという答弁があったのですが、そのご報告はありませんでしたが、副市長からそ ういう答弁があったということは委員長も聞いていらっしゃいますよね。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) それは、番外議員のことですので、先ほどの総務の委員長と 同じく答える必要はないと思いますので。 〇21番(相馬エイ君) 委員長報告の中にはなかったけれども、番外でのそういう質疑の中で副市長 がしっかりとそういう答弁をしたということは議事録に載っておりますので、一応申し上げます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第158号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第158号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第159号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) いいですか。成立しています。きょう1日姫路議員大変申しわけありません が、まず我慢して、私のほうも気をつけますので。   投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第159号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第160号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第160号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第161号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第161号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第162号に対しては、尾形修平君外2名から修正案が提出されておりますので、これを 議題といたします。   修正案提出者に提案理由の説明をお願いします。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) それでは、ただいま上程されております議第162号 村上市職員の給与に関 する条例の一部を改正する条例制定についてに対する修正案を別記のとおり、地方自治法第115条の 3及び村上市議会会議規則第17条の規定により提出いたします。   賛成者は、佐藤重陽議員、姫路敏議員、そして提案者は私尾形修平であります。   修正案の内容につきましては、別記資料のとおりであります。   それでは、提案理由に関して述べさせていただきます。今回提案されている再任用職員の給与表 は、新潟県人事委員会からの資料であり、いわゆる県内一律によるものです。さきの9月定例会にお いて、私の一般質問で村上市行政改革大綱後期実施計画に対しての答申について質問させていただき ました。地方公務員給与均衡の原則となっている国家公務員給与の比較対象の民間企業は、大都市の 給与水準の高い企業である。地方の民間企業の給与水準と大都市企業では、大きな格差があるので、 市と地方民間企業でも給与の官民格差が大きいと考えられる。地方交付税等から再配分を受けている 地方公務員の給与水準は、地方経済と連動する仕組みを検討し、構築することが必要であると答申内 容についての質問に対し、十分に認識して進めていきたいとの答弁がされております。   ですが、残念ながら今回上程されている内容は、この答申内容が一切反映されておりません。本 原案の給料表は、1級が33号給相当額、2級が17号給相当額、そして6級、7級に至っては、1号給 以下となっており、今回修正案として提案しますのは、再任用職員の給料は全て1号給に統一すると いうものであります。   本市では、2級職員を想定していることから、月額18万5,800円となるわけですが、本市におけ る嘱託員の最高程度の月額が18万3,200円であることから、私は相当額であると判断するものであり ます。   ちなみに短時間勤務で計算した場合、原案では時給1,380円となりますが、修正案では時給1,200 円程度になります。本市の臨時事務職員の時給が750円となっており、また民間企業においても1,000 円以上を支給しているところはほとんどありません。   以上のことから、現行の法制度の中で検討した結果、本修正案を提出したわけでありますし、市 民の皆様からもご理解いただけるものと確信いたしております。   終わりに、再任用される職員の方が居心地の悪い環境をつくらないこと、そして納税者である市 民との乖離がないことが第一義であると考えております。どうぞ市民の代弁者である議員の皆様の良 識ある判断とぜひともこの修正案にご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、上程とさ せていただきます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから修正案提出者に対する質疑を行います。どなたかございませんか。   17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私、この修正案に反対するという立場ではないのですけれども、ちょっと お聞きしたいのですが、さっき尾形議員は確かに市の提案だと2級のやつを使うということで、行政 職の場合は21万4,000円ですよね。   ですけれども、下の消防職給料表を2級に使いますと25万1,900円が17万3,600円と、あっという 間に一般職よりも、行政職給料表よりも低くなるのですが、これに関してはどう考えているのでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今回提案されている消防職に関して、やはり行政職と統一しないとうまくな いのではないかという考えのもとに、格差が大きいとは私も感じましたけれども、やはり同じ1号給 相当を使うのがよろしいのではないかというふうに考えました。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ということは、市の提案ですと行政職の場合は21万4,000円なのだけれど も、そして消防職の場合には25万1,900円なのだけれども、消防職の場合は17万3,600円でいいのでは ないかということで理解していいわけですか。いいわけですね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。伺います。   行政が提案された中に手当というものがあったのです。それで、再任用の短時間の方にも期末手 当1.45カ月、勤勉手当0.65カ月、合わせて2.10カ月分手当が期末勤勉手当として支給されるという案 があったのですけれども、村上市で長年臨時で働いてこられている方はこういう手当は支給されない のです。そういうことに対しては、今回この給料表の変更というか、提案だったのですけれども、こ れについてはどのように考えられたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それに関しましては、先ほど提案理由でも述べましたけれども、現行法制度 の中で考えた場合、地方公務員としての扱いになっておりますので、それは地方公務員法で定められ ておるものでありますので、地方公務員法の第28条第4条1項に関して、それは支給しなければなら ないというふうに定められておりますので、本市でこれだけを除くというわけにはいかないというふ うに判断しました。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 質問ですか。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまです。   職員の給与体系につきましては、例えば国や県での人事院勧告で公務員給与の削減0.何%とかあ るたびに条例当然こうやって改正してくるわけです。今回再任用の規定を市で我々議会に提示してき たのは、先ほど長谷川議員からも言われましたように、2級を基準にするのだということで来ている わけです。そうすると、この再任用の職員のほかの1級、あと3級から7級の部分に関しても、この 1号給という形で合わせている今提案来ていますが、私は逆に言ったら、また今後の流れから65歳ま での今後は例えば定年退職にするのだなどという企業も出てくるわけですし、例えば国家公務員法の 中で今後定年退職は65歳にするという法律も今度できる可能性だってあるわけです。そういうのであ れば、村上市の場合は、これは単独でできることですから、その2級だけの再任用の職員の給与額を 定めた表にしたほうが私はわかりやすいのかなという感じがするのですが、その辺のことはいかが思 いますか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 私も今回私が提案している部分に関して、運用に関して2級でやるというこ とにしていますけれども、これは重大ですので、将来的に2級及び当初は3級というふうにもおっし ゃっていましたし、給料表自体を、行政職の給料表自体を全て変えるというのはいかがかなというふ うに判断しました。   ただ、今本間議員言っているように、それは運用の部分でしっかり2級でということでは理事者 側のほうからありましたので、その辺は我々は今後チェックしていくべきだというふうに考えており ます。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから修正案について討論を行います。   初めに、修正案に反対の討論を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま提案されています修正案についての反対の討論をさせていただきま す。   まず第1番に、提案された内容につきましては、全く理解できないということではありませんけ れども、その決定までの経過について私はいささか疑問を持つものであります。いわゆる地方公務員、 ここで言えば市職員の勤務条件あるいは給与については、村上市が本来であれば地方自治法上公平委 員会をつくって、それで数々の審査をするというのがこれが普通の状態でありますけれども、それぞ れの県あるいは自治体においても、人口15万人以下のところは公平委員会を置かずに県の公平委員会 のほうに委託をするということがただし書きで書いてあります。   したがいまして、村上市の場合もそういった意味合いから議会の議決を経ながら公平委員会に職 員の給与あるいは勤務条件についてあるいはそのほかの措置について権限を委託しながらそのことに ついて検討をし、市がそのことについての条例改正等を行うと、条例の制定あるいは一部改正を行っ ていくというのが公務員の仕組みであろうと思います。   今回の場合も全く再任用という新しい制度ができたことにかかわっての問題でありますが、先ほ ど159号で全会一致で再任用制度は議会としても認めるということで、そのうちの月例給といいます か、再採用された方の給与についての部分にのみ問題を示しながら修正をされたということからいき ますと、私は今のような状況の中から、総体はいいのだけれども、ある一部分についてはうまくない と。よほどの村上市としての事情がない限り、県の公平委員会でもこのことについては各自治体の現 状あるいはこの問題についてのこれまでの経過等国、県あるいは他市町村の状況を十分勘案しながら 決定し、市に提案されているものと考えます。   したがいまして、ここの部分はいいけれども、ここのところはうまくないという場合、よほどの 問題がそこにある以外はやはり認めていくのがこれまでの状態だったのだろうと思います。したがい まして、この種の市職員に関する条例の制定あるいは改正について、私は常に市の職員の合意を得て いるのかということを常に聞き正してきました。合意の得られていないものについては、私はやはり 十分検討する余地がそこに残りますから、このことについては賛成できないという態度。合意できて いるということであれば、積極的にそのことについては賛成をするという態度をとってきました。   したがいまして、今回も市の職員の合意も得ているという提案でありますから、それを一つのよ りどころとしながら、今のように公務員の給与、勤務時間等に関する問題についてのこれまでのあり 方と現在の状況からこのことについては反対をしたい。   まず一番最後ですけれども、1号給のところにまとめればいいといういわゆるこれまでの考え方 なりあるいは給与の仕組みがあるからそこに置くということについては、やはり余りにも短絡的では ないかという感じを今提案を聞きながら感じました。ぜひ市職員の給与が高いあるいは優遇されてい るということについては、私はそういう感じ方もあるのだろうけれども、現在の給与、勤務条件につ いてはこれまでの長い歴史があるわけですから、それを否定してはいけないというふうに感じながら、 今の修正案についてはいささか問題が大き過ぎるということで反対討論にいたしました。   よろしくお願いをいたします。 〇議長(板垣一徳君) 次に、修正案に賛成の討論を許します。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) 議第162号に対する修正案に賛成の立場で討論をいたします。   村上市の再任用職員に関する市の説明では、再任用職員は正規職員であり、主査級または主任、 主事級として任用する。再任用職員の給与は、職責に関係なく月額21万4,000円とする。再任用職員 は、フルタイムではなく、短時間勤務とする。短時間勤務とは、週15.5時間から31時間までの範囲と する。短時間勤務職員に対して期末勤勉手当を2.1カ月を支給するという説明でありました。短時間 勤務職員として再任用された場合、週5日、1日6時間勤務すると月額約16万5,670円となります。 そこに期末勤勉手当年間2.1カ月を加算しますと年額233万5,100円となるわけです。年間1,440時間働 くことで全部を時給換算にしますと、時給1,620円にもなります。それと比較して村上市の臨時職員5 18人はどうでしょうか。主なところでは、事務補助、時給750円、保育士、資格あり、時給900円、ク ラス担当、時給1,080円、看護師、時給1,400円、教育補助員、教員免許あり、時給1,375円です。も ちろん1年契約ですので、期末勤勉手当は当然支給されません。臨時職員と再任用職員との比較、年 間1,440時間勤務した場合を見ますと、臨時職員の事務補助は108万円です、年間。保育士、資格あり 臨時職員は129万6,000円です。保育士クラス担当臨時職員155万5,200円です。看護師、資格あり臨時 職員201万円です。教育補助員198万円です。再任用職員は、先ほど説明しましたように233万5,100円 になります。再任用職員は、それまでの知識、能力、経験を生かし、専門の職務につき、即戦力とし て活躍が期待できることから、市民サービスの向上につながるとの市の考えですが、臨時保育士とし て1年契約で更新しつつ15年間勤務し、クラス担当を担っているという臨時保育士さんもおられます。 この方は、専門の職務につき、市職員に匹敵する仕事に従事していると私は思います。臨時職員でも 主任、主査級の仕事をされているという方もおられるわけです。これらの点を考慮し、臨時職員の待 遇改善も含め、再任用職員の給与に関する部分の一部を修正する修正案に賛成するものであります。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、反対の討論を許します。   23番、大滝久志君。           〔23番 大滝久志君登壇〕 〇23番(大滝久志君) それでは、議第162号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条 例制定についての修正案について反対の立場で討論を申し上げます。   原案は、地方公務員法に基づき、本市においても再任用職員制度を導入するために、当該職員に 対する給与表を設定する内容であります。この再任用職員については、理事者側から勤務状態をフル タイム勤務ではなく、定数に入らない短時間での勤務を主としているとともに、主任級の職員として 位置づけており、給料表は2級を適用していきたいとの説明を受けております。   ただいまこの給与額に対し、事務補助の臨時職員と比較されて、その額を抑える必要があるとの ことでの修正案が出されました。ご承知のとおり再任用制度は、高齢者雇用促進法の施行もあり、本 格的な高齢社会に対し、高齢者の知識、経験を社会において活用していくという高齢者雇用の促進と ともに、年金の支給年齢が段階的に引き上げられることとなった改正に合わせて、60歳代前半の生活 を雇用と年金の連携により支えることができるようにしていくという2つの目的を有しております。 この中で地方公務員の再任用制度は、国家公務員との均衡をとりつつ導入されており、基本的事項に ついては同様の内容となっております。   ただし、国家公務員については、その内容が法律等において制定されているのに対し、地方公務 員については地方公務員法の枠組みのみを定め、給与、勤務時間等の具体的な内容は条例で定めるこ とになっていることから、今定例会の関連する条例案が提出されているところであります。このよう に再任用職員は、国家公務員法や地方公務員法の適用を受けることになり、正規職員同様その任務に 対し責任と義務を負うことになります。このため、本市のように人事委員会を持たない自治体におい ては、職員給与の設定に当たっては正規職員と同様に人事院もしくは新潟県人事委員会の指導に沿う のが適当であると考えます。このことは、本制度を導入している自治体においても同様な取り扱いを されていると伺っております。したがいまして、本市の場合、市の職員給与については、その額の改 定なども含めてこれまでも人事院もしくは新潟県人事委員会の勧告を最大限に尊重してきたことはご 承知のとおりであります。   よって、安易な修正は市職員の給料表の根幹にかかわる大きな問題であると思われますので、原 案に示された再任用職員の給料表については、適当なものであると考えます。   以上のことから本修正案については反対するものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 次に、賛成の討論を。   20番、佐藤重陽君。           〔20番 佐藤重陽君登壇〕 〇20番(佐藤重陽君) この議第162号の修正案に対し、賛成の立場で討論をさせていただきたいと 思います。   私ども高志会を代表する尾形修平議員よりこのたびの修正案が出されたわけであります。最初に お断りしなくてはいけないのは、私は委員会で原案に賛成いたしております。そして、このたび修正 案にまた賛成という立場で討論させていただくわけでありますが、この中には私は今現在も原案に対 するまた提案がなされるならば賛成ということに考えております。   しかしながら、この修正案が原案よりさらに村上にマッチングした提案ではないかということで あえて修正案に賛成をさせていただくものであります。私委員会でも申し上げましたが、この雇用保 険、失業手当というものは、公務員にございません。そして、民間の場合は今再雇用制度ということ で、やはり退職後失業手当と再任雇用制度をうまく組み合わせながら、いわゆる年金の受給まで生活 している、過ごしていくというようなことが考えられているところが多くあるようであります。   そういう中で、私の問題としているのは、再任用職員への給与額の基礎となる数字、基準をどこ に持ってくるかということがやはり今問題になっております。制度そのものに反対する方はおられな いわけでありまして、その額のところでどこが基準で、どこが妥当なのかというところが問われてい るのだろうと。それが原案の中では、県の人事委員会、公平委員会の提案、考え方を参考にというこ とでございます。   しかしながら、村上のこの市の取り巻く環境を考えたならば、非常に今のままでいいのかなと。 いわゆる私としては、提案者であります尾形議員から説明があったとおり、給料表を基礎としている ことは問題ないわけでありますが、ではどこの号給に合わせるかということが級によってまばらであ ると。これは、やはり非常に違和感を感じるところがあるのかなと。そんなところで、修正案では退 職時点では何級の方であれ新規再任用時点の給料月額を1号給としていくと。短絡的と言われるかも しれませんが、やはりわかりやすい。市民にも理解していただきやすい。そういう部分は、この修正 案にはあるのではないかなと。   そして、私自身も思うに、これが村上市における再任用制度としての待遇面として、給料面とし て将来的にどうかということを考えたときに、これまた見直しは可能なわけであります。職務、職業 の中でその必要に応じた見直しというものは可能なわけであります。再任用制度をどういう形でス タートするかというところが今問われているわけであります。そういう中で、やはりこれは市民にも わかりやすい説明ができるような雇用条件、雇用体系の中で進めていく必要があるのでないかなと。 単に人事院勧告、県の人事委員会、公平委員会の提案参考というよりは、やはり村上市ならこういう 形であればやります、やっていこうではないかというところからスタートをし、やはり見直していく ことがあってもいいのかなというふうに思っている次第でございます。   そんなことで、私はこの修正案に、原案に対しても委員会で賛成いたしましたが、修正案であれ ばよりよい提案でないかということでこの修正案に賛成をさせていただき、討論をさせていただいて いるわけであります。   皆さん、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 次に、反対の討論ありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 次に、賛成の討論はありますか。   姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 修正案について賛成の立場で討論いたします。   つい最近というか、10月にある男性の方が私のところに訪ねてまいりました。相談に来られたの ですが、就職の相談でございます。年齢は32歳で、昨年結婚したそうです。アパートに住んでおりま す。その方は、高校を卒業した後に専門学校に通って、現在ある民間企業の自動車整備員として11年 間勤務なさっております。奥さんは、介護施設でパートで働いておるそうです。おなかの中に3カ月 の子どもがいらっしゃる。来年の4月ぐらいに出産ということであります。   そこで、その方から私への相談は、現在の会社、今働いているのですが、ずっと正社員ではない と。臨時職員であると。給料が月額で総額15万いただいていると。残業がほとんどないので、あって もサービス残業に近いと。給料から社会保険等引かれると、手取りで約13万円ぐらい。こう言われて おりました。正職員でないので、ボーナスはもちろんございません。それでも奥さんがパートで10万 円程度稼いでこれるので、2人合わせて23万円で何とか暮らしておりますと。その方いわく、これか ら子どもができたら到底自分の給料だけでは生活できません。何とか姫路さんに、私にいいところ就 職先ないかと。いいところと言われても、どうなのですかと。手取りで15万はいってほしいのだと。 本当こういうせつない就職のご相談でございました。恐らく皆さんも議員やられていらっしゃればそ んなような相談過去に何度か受けたことはあるかなとは想像つきます。   しかしながら、就職の紹介だの何だのというものは、なかなか厳しいところがございまして、思 うようにいかないのが現実でございます。私も製造会社紹介したのですが、そこに勤めることはでき ないということで今に至っておりますが。   ここで昨日税務課のほうで私だんなさんの月収が25万、年収約300万。これは、村上市の民間平 均の給料所得です。そして、奥さんの月収が大体12万円ぐらいで、年収が144万円となると。子ども さん2人いるとどのぐらい住民税を払うことになるかとお聞きいたしました。その結果、ちょっと試 算していただいたのですが、だんなさんからは11万5,000円、年間ですよ、11万5,000円いただくと。 奥さんから4万6,000円と。2人合わせると16万1,000円になるそうです、平均的に。   私が問題にするのは、再任用制度の職員の給料は、国から交付税措置もございません。補助金も ないです、国から。負担金もないのです。つまり60歳の定年を迎えて再任用制度で雇用される職員さ んへ支払われる給料の原資は何かというと、全て住民税で徴収した市民税で支払うということになり ます。私たち議員もそうです、市長もそうです、職員もそうです。忘れてはいけないことは、このよ うに上がってきた税金から我々は報酬をいただいているということなのです。つまり私が今冒頭で言 われたせつなく暮らしている人も住民税を支払っております。その方の住民税から再任用制度の職員 さんにお支払いするわけです。ここがやっぱり忘れてはいけないところだなと、こういうふうに思っ ております。いろいろな規制はあるかもしれません。   しかしながら、やっぱり今村上市の現状を見たときに、この就職の現状を見て、所得の現状を見 たときには、我々議員はやっぱりそういう立場になって、そしてこの再任用制度はオーケーでござい ますので、そこに支払われる給料をひとつ独自に検討するということも大事な我々議会の仕事ではな いかと、このように思っている次第でございます。少しでも官民是正を我々はやっていかなければい けないなと。そしてまた、今回の修正案まだまだ甘いぞと言われる方も中にもしかしていらっしゃる かもしれませんが、それでも第一歩だと思います。   ぜひ議員皆さんの賛成という声を聞きながらこの修正案可決していただきたいと、こういうふう に思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、反対の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 次に、賛成の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論をなしと認めます。   これから議第162号の……           〔「投票でお願いします」と呼ぶ者あり〕                                              動議の提出 〇議長(板垣一徳君) 動議ですね。賛同者。           〔賛成者挙手〕 〇議長(板垣一徳君) はい、成立します。   ただいまご異議あり、無記名投票との声があります。この場合の要求は成立には会議規則第71条 第1項の規定によりまして3人以上を必要といたします。   よって、先ほど挙手しましたので、これは成立をいたします。   よって、無記名投票の要求は成立をいたしました。                                              〇議長(板垣一徳君) これから議第162号の修正案を無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は、議長を除き25名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は修正案を可とする者は賛成と、修正案を否とする者は反対と記載 の上、点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、9番、齋 藤信一郎君、21番、相馬エイさんを指名をします。   両君の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告します。   投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合をしております。そのうち賛成11票、反対14票。   以上のとおりであります。   よって、議第162号の修正案は否決されました。   議員の皆さん、休憩なしであれですが、この162号だけ進めてよろしゅうございますか。それと も休憩に入ったほうがいいですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、162号だけ進めさせていただきます。   次に、議第162号の原案について採決をいたします。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) いや、今討論させます。   最初に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) 非常に賛成でも反対でもやりづらい討論になります。今回の議第162号 村 上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを反対討論させていただきます。   今後の年金制度を考えますと、65歳からの支給となれば、60歳で定年退職され、5年間の間給与 及び年金等全くの無支給状態となりますので、退職金や貯蓄を5年間の生活費に回さなければならな くなり、家族のため退職金でマイホームの資金として考えている方や子どものために資金運用などを 考える職員の方々などにすれば、非常に不安になるのは当たり前のことであります。したがいまして、 再任用制度は今後の制度を考えますと、大変必要な制度であることは間違いありません。   しかし、給与の支給額の面からしますと、果たしてこの提示された金額で妥当なのかにつきまし ては、いささか疑問を感じるところもございます。例えば一般企業でもこのことについては、前向き に改正している企業は多いはずです。中には5年間の定年延長や5年間の嘱託勤務、期末手当等は支 給しないなどいろいろなその企業の中で考え方はあるようでありますが、このたび上程されておりま す提案金額が現状の社会面から理解され、また公務員だから仕方がないのだというような意見が大半 でしたら私も賛成をいたしますが、議案が出されてからいろいろな方々からのご意見を頂戴いたしま した。なかなかご理解を得られることはできません。お金の問題は、非常に難しいところもあります。   少しこの本議案からは離れてしまいますが、議会にしましても政務活動費の増額の際には選挙の 争点にもなりました。議案の内容とは違いますが、再任用制度がなくても現に再就職している職員の 方はたくさんいらっしゃいます。国会でも議論となりました天下り禁止法案など市の職員でも村上市 から補助金を受けたりしている企業、団体等への再就職の禁止など市の職員としての再任用の前に考 えなければいけない事例などもあるのではないでしょうか。   委員会では、再任用制度の条例をも否決した自治体もあると聞いておりますし、自治体独自で決 めていけるとも聞いております。まして日本の市町村一斉でこの議案を取り扱っているわけでもあり ませんし、この議案を上程しない自治体もあると聞いております。その再任用の条例自体に私も反対 しているわけではないのですが、私もこの給与体系、この給与表に関しまして、では幾らだったらい いのかということになりますと、正直わかりません。私が話を伺った多くの市民がこのご理解のいか ないことには賛成できませんので、このたびの議案に対し反対とさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に賛成の討論を許します。   23番、大滝久志君。           〔23番 大滝久志君登壇〕 〇23番(大滝久志君) それでは、議第162号について賛成の立場で討論を行います。   提案の再任用職員については、地方公務員法第28条の4第1項に基づき、採用することができる と明記されております。この再任用制度は、定年等で退職した職員の公務で培った知識、経験を公務 の上で活用していくとともに、60歳代前半の生活を支えるために平成13年4月に導入されたものであ りますが、近年公的年金の支給開始年齢が段階的に引き上げられたことにより、公務員のみならず、 民間企業でも高齢者雇用安定法の改正に伴い、既に何らかの形で導入がされている状況であります。   本市において、このたび本制度の導入に至ったことは、高齢社会の進展などの社会情勢を考慮い たしますと、適切な対応であると考えます。   さて、争点の再任用職員の給与額の設定についてでありますが、先ほどの修正案の反対討論で申 し上げましたように、地方公務員法の適用を受け、身分上正規職員とその責任と任務は何ら変わるこ とのないことであり、何をもって給与額を決定するかとするならば、本市のように人事委員会を持た ない自治体においては、公務員給与制度の特殊性から鑑み、これまでどおり人事院あるいは新潟県人 事委員会で示されたものを根拠とすべきものであると考えます。   したがいまして、提案された内容は適切であると判断し、本案に対し賛成するものであります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第162号の原案についてボタン式投票により……           〔「議長、投票」と呼ぶ者あり〕                                              動議の提出 〇議長(板垣一徳君) 動議ですね。           〔「投票。賛同者いるかはあれですけど」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議あり。無記名投票なのでしょう。声があります。   この場合の要求の成立には、会議規則第71条第1項の規定により、3人以上を必要といたします。 よって、挙手を願います、賛同の方。           〔賛成者挙手〕 〇議長(板垣一徳君) 3人以上でございますので、動議は成立いたします。   よって、無記名投票の要求は成立をいたしました。                                              〇議長(板垣一徳君) 議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は、議長を除き25名です。   投票用紙を配付いたさせます。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は原案を可とする者は賛成と、原案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点注意を願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、9番、齋 藤信一郎君、21番、相馬エイさんを指名をします。   両君の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告します。   投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合をしております。そのうち賛成14票、反対11票。   以上のとおりであります。   よって、議第162号は原案のとおり可決されました。   1時20分まで休憩します。           午後 0時06分  休 憩                                                        午後 1時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   次に、議第163号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第163号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第164号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第164号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第165号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第165号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第166号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第166号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第167号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) 議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について、反対討論いたしま す。   まず、議案は指定管理者の指定でありますので、反対理由は上程された管理者では賛成できない ということでなければならないのですが、私の反対理由は違うところで反対をしなければならないこ とをまずお許しいただきたいと思います。   この議案が市民厚生委員会で審査されました。審査の中で、公募によらず継続で管理者として指 定するということでした。指定管理者選考委員会での決定ということでしたが、我々委員には3年間 の指定管理の実績や収支報告もなく、最終決定機関であります議会に対して余りにもお粗末な審査を しなければならないことに疑問を感じております。上程された指定管理者は、郷育教育にも協力して いただいておりますし、地域の方々にも信頼があると思っております。   しかし、議会での議決に際しては、行政は経過報告や業績、収支報告などの協議資料をもっとそ ろえなければならないと思っております。ただ、審議委員会で了承したので、議会もよろしくお願い しますというのは、審議する必要がないものと同じだと思っております。もともと私は、指定管理者 制度そのものに反対をしておりますが、今後もこのような議案が上程されてくるはずです。全ての指 定管理者が悪いわけではないと思います。例えば集会所や公園など地域の方にお願いしたほうがいい ものもあるでしょう。   しかし、子どもを預かり、料金も発生するような施設の場合、行政側は先ほど言った資料の提出 は最低必要であると思います。また、このたびは、村上市保育園等施設整備計画審議会の規則にもあ るように、審査をお願いしなくてはならないのではないのでしょうか。保護者や地域の方を含んだ審 議会に協議もしないで議案として上程するのは規則違反ではないでしょうか。これは、さきのあらか わ統合保育園の指定管理者の選考でも同じことだと思っております。このような行政の進め方に対し て、この議案の反対討論をしなくてはならないことは、指定管理者に対しても大変失礼で申しわけな いこととは思いますが、議会人として、行政のチェック機能として、これからも議案として上程され ることもあり、このたびの議案に対して反対をいたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第167号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第167号は委員長報告のとおり可決されました。   これより議第168号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第168号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第169号の討論を行います。   最初に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) 議第169号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例制定につ いて反対討論をさせていただきます。   まちづくりに際してのプランを策定するのは、大変必要なことだと私も思います。委員会設置に は大賛成です。   しかし、上程されました村上駅周辺の条文には、賛成できかねるところもありますので、反対を いたします。   まず1点目、新潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院の移転後の跡地利用に関することとあ りますが、住民アンケートでも駅西口に村上総合病院が移転されますが、アクセス道路やインフラ整 備が必要かなどという質問があります。私が理解しているのは、移転先の候補地に選定委員会により 村上駅西の決定に厚生連が了承したということで、今後4年間のうち2年間で建設に係る要件や費用 を算出し、2年間で建設をしたいという意向をお聞きしただけで、村上駅西に建設するとは聞いてお りません。まして厚生連側にしましても、ほかの地域、県内各所にある病院建設と比較しますと、条 件も異なりますから、当初要望していました条件、用地は村上市が提供してください、資金援助は30 億円お願いいたします。そのことについても、まだまだ考えることもあるのではないでしょうか。   村上市にしましても、病院が移転しても20億円の支援に抑えるつもりが村上総合病院跡地、旧ジ ャスコ跡地を村上市が買収してなどという話は、議会も市民も聞いてはいませんし、逆にもち代より 笹代のほうが多くなるのではないでしょうか。まして両者とも業者と契約しますので、村上市には売 りませんとなれば本末転倒です。   2点目です。村上市の方向性が全然見えないことです。市長は、病院跡地には統合保育園建設を、 旧ジャスコ跡地には公園をなどと言いましたが、以前旧ジャスコ跡地がだめになったときは、土壌調 査で有害物質が含まれているので、改良費などを考えるとふさわしくないとの説明でした。   しかし、今現在は舗装で覆っているので大丈夫なのだという説明もしました。私は、病院を建設 する際に有害物質を取り除けば近隣住民も安心するので、一石二鳥だと思っておりましたのに、その 土地をむき出し状態の公園にするというのは、はてまたおかしなお話でございます。このような点、 そしてアンケートの集計も済んでなく、議会にも何の報告もない状況からしますと、賛成はできませ ん。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第169号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例制定につ いて反対の討論をいたします。   まず最初に、総合計画の実施計画の中に村上市村上駅周辺まちづくりという計画は載っておりま せん。平成25年度の村上市施政方針には、厚生連村上総合病院の建設支援とのみ記載されております。   ところが、6月議会で突然2,800万円の調査費がつき、1つ、村上駅周辺地区測量業務委託。そ の中身は、JR村上駅構内とその周辺の測量及び調査等が内容となっております。   それから2つ目の委託は、村上駅周辺まちづくりプラン基本構想等作成業務委託。内容は、まち づくりプラン基本構想と都市再生整備に関する計画案の作成及び合意形成支援。   3つ目の委託は、村上駅東西連絡通路及び村上駅東西広場基本構想策定業務委託。内容は、JR 村上駅に東西を連絡するため、歩行者用の通路と駅の東西口に広場を整備するための基本構想を策定 する。   4、村上駅周辺地区交通計画策定業務委託とあり、内容は駅周辺地区について新築病院や駅利用 者の利便性、安全性の向上、まちづくり推進のための地区交通計画を策定というような中身になって おります。   この条例の第2条には、委員会は、市長の諮問に応じ推進計画の策定に係る次の事項について調 査及び審議するとありまして、1、村上駅周辺の公共施設の整備及び土地利用に関すること、2、新 潟県厚生農業協同組合連合会村上総合病院の移転後の跡地利用に関すること、(3)、村上駅周辺の 活性化のためのまちづくりの推進に関すること、(4)、全各号に掲げるもののほか、これらに関連 する計画等に関することというふうにあります。つまりこの(4)は、これらに関する計画という表 現になっておりますが、具体的にはどのようなことを指すのか、この条例の提案の段階では一切わか りません。   そして、アンケート調査が行われました。きょうの全員協議会でそのアンケートの結果が報告さ れると思いますが、そのアンケートの中にまず初めにお読みくださいという言葉がありまして、JR 村上駅周辺の整備についての現状ということで、1つ、厚生連村上総合病院は、村上駅西側の民有地 に移転する計画です。駅西側への連絡通路などを含め、周辺整備について検討する必要があります。 1つ、市では移転後の跡地を施設の老朽化が進み、建て替えが必要な保育園を統合した統合保育園と しての利用を考えています。1つ、旧ジャスコ跡地については、多目的広場や緑地としての活用を考 えていますということで、アンケートのご協力にこのような文章をまず市の考えを真っ先に入れて初 めにお読みくださいということで、頭の中に、アンケートを書く人の頭の中にこれをインプットする というこのようなこそくなアンケートの取り方が行われました。   そこで、第3条の組織では、委員は15人以内とし、市長が委嘱するとあります。(1)、住民の 代表5人、(2)、関係諸団体に属する者6人、(3)、学識経験を有する者2人、(4)、関係行 政機関の職員2人とありまして、この関係行政機関の職員は地域振興局地域整備部、そして地域振興 局企画振興部の職員の方を入れているようです。そして、委員の任期は、委嘱の日から村上駅周辺ま ちづくりプラン策定完了の日までとするとあります。そして、費用弁償の説明の中で、どのような会 議をするのかというその質疑の中で明らかになりましたことは、1月中に策定委員を決め、そして3 月までに3回ぐらい会議を開きたいと。そして、その間何回か住民との意見交換を持って、平成25年 度中、つまり平成26年3月議会には基本構想を示すという計画だそうであります。そして、平成26年 度中にパブリックコメントあるいは県、国と調整、協議。そして、流れとしては、平成27年3月議会 に事業化というか、つまり国、県に正式な申請という形になる流れを考えているようであります。   そして、第9条、委任というところに、この条例に定めるもののほか、委員会の運営について必 要な事項は市長が別に定めるということで、ここでも市長の権限が非常に大きくなっております。   それで1つは、この施政方針にありますように、村上総合病院の建設に協力するというのは、確 かに私どもも教えられておりますし、それは理解しております。   ところが、9月30日の全員協議会でまちづくりプランについては、村上総合病院が駅西側に移転 を契機として駅周辺の整備及び活性化を図るための計画であるというふうに報告されました。村上総 合病院は、今いろいろと調査中であります。そして、候補地として決定はしましたが、正式にそこに 建てるという具体的な計画もまだ示されておりません。にもかかわらず、村上市はこのようにまちづ くりプラン策定委員会の条例をつくって、そして委員を決めて、費用弁償も補正予算でつけて、一気 に行政主導で駅周辺を、駅を中心とした不要不急の公共事業をやろうとしております。   そして、JRにアンケートをとる前とかいろいろと昨年の3月ごろから打診に行っております。 その中で、JRでは次のような8項目の条件を村上市に示しましたが、村上市は一切そういうものを 議会にも報告しておりません。1つ、変電所、車庫は動かせない。2つ、大型車出入りの通路は確保 必要。3つ、防風林、鉄道林の補償。あの防風林を伐採した場合は、あれと同じぐらいの塀をつくる というのが条件だそうです。4、それをなくしたときには、同じような固定型の防雪柵が必要と。そ れから5つ目、境界のところには進入防止の柵が必要。6つ目、消雪井戸に支障がないように。7、 建物3個の撤去が必要。8つ、電柱、支線の確保、公告看板契約の解除等いろんな当面このようなも のをクリアしなければなりませんよということで条件を示しているようですが、議会には一切何の報 告もございません。   それで、まちづくりプランを策定するというのだったら、行政がこのように委託費をかけて中身 を相当考えているわけです。委員会をつくる前に業者にもこういうものをある程度計画を立て出して いるわけです。つまりどのぐらいの概算が必要かというものはしっかりと行政では捉えているにもか かわらず、どのような概算で費用がかかるか。特にJRの場合、一切ほとんど0.5しかJRは出しま せん。そのことを市民に知らせもせずにまちづくり策定プラン委員会ですか、これをつくって、既成 事実として住民の皆さんからご意見を伺いましたというこの仕事の進め方。つまり私は、村上総合病 院の支援というものを口実に、まず村上駅周辺の大型公共事業まず先にありきというこの村上市の姿 勢に非常に危惧を感じております。今でさえも940億の平成24年度の決算で借金がございます。それ は、一般会計、特別会計、そして債務負担行為を合わせてです。村上市の予算規模の約3倍です。こ れ以上に村上市に借金を残して、住民が望んでもいないような大型公共事業をやる。つまり市のため、 まちの活性化と言いながら、誰を喜ばせるための事業をやろうとしているのでしょうか。   住民から送られた議員として、私は村上市の仕事の進め方に非常に不安を持っております。です から、今延々と述べましたが、反対の討論をさせていただきました。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第169号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第169号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第170号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君は賛成 のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第170号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第171号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第171号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第172号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第172号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第173号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第173号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第174号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第174号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第175号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第175号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第176号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第176号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第177号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第177号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第178号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第178号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第179号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第179号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第180号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第180号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第181号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第181号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第182号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第6号)            議第183号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第184号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)      議第185号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議第186号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1             号)                                議第187号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第188号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第189号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議第190号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)      議第191号 平成25年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)    〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第182号から議第191号までの10議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長、木村貞雄君。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第182号のうち当委員会所管 分について及び議第183号について、先ほど報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その 審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第182号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち当委員会所管分を議 題とし、歳入全款について款ごとに担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   15款で委員より、教育費委託金で新潟っ子スキー体験拡大のパイロット事業、昨年も神林の子ど もたちが行っている。3校とはどこですかとの質疑に、3校と言いましたが、昨年に引き続き、神納 小学校、平林小学校と新たに上海府小学校ですとの答弁でした。   また委員より、ことしから蒲萄スキー場が再開しますが、蒲萄スキー場でできますかとの質疑に、 今回のパイロット事業については市の校長会でもぜひ蒲萄スキー場を使ってほしいということでお願 いし、今回3校とも蒲萄スキー場で2月ごろ使わせてもらいますとの答弁でした。   また委員より、パイロット事業に当たっている学校だけでなく、ほかの学校も予算化して、靴な ど用具のことも商工観光課と精査してそろえてはとの質疑に、パイロット事業については県から補助 でクリアできる。しかし、二、三年でパイロット事業がなくなった場合、その後に用具を持っていな い子の保護者については、用具をそろえるのはなかなか困難になります。商工観光課にはそういう面 についてはクリアしていってほしい。予算については、大事なポイントで、検討していきたいとの答 弁でした。   委員より、18款繰入金でごみ処理場の建設資金2億円を戻されて、どうして21款の市債で1億7, 340万円増やすのかとの質疑に、ごみ処理場に充当する起債は2種類あり、補助分に当たるものと単 独分とあります。補助分に当たる起債は、充当率90%、普通交付税の元利償還の公債費に充てられる ものが交付税の算入率50%、単独分については充当率75%で、算入率30%、それで補助分は2億8,80 0万円ほど増え、単独分は1億円ほど減りました。差し引きで1億7,300万円が財源的に有利になりま したとの答弁でした。   ほかにさしたる質疑なく、続いて歳出に移り、担当課長に説明を求めた後、款ごとに質疑に入り ました。10款教育費で、委員より、学校給食で約600万の減額で、どこかの学校の職員が減っている のか、総体なのかとの質疑に、当初19名の人件費計上で、8月末に1人退職、事務系の行政職の方1 名ですとの答弁でした。   また委員より、管理職手当をもらっている方かとの質疑に、課長補佐級で、管理職手当があった との答弁でした。   また委員より、その補充はとの質疑に、9月からは臨時の方をお願いしている。3月までいた方 をお願いして、支障のないよう対応したとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第182号のうち 当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第183号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、山北の電柱移設に554万円、地区はどこなのかとの質疑に、全体で6本ふえ、189万円 ほど。それと、当初告知端末が朝日との入れ替えの関係でそんなに壊れないだろうと思っていたが、 157台ほどかかり、それで350万円ほど増えた。11月から入れ替えができたので、以降は取り替えで対 応したとの答弁でした。   また委員より、電柱6本増えたというよりは、壊れたとか移動したのではとの質疑に、電柱を新 規に立てたというよりは、東北電力やNTTが摩耗や支障移転等で電柱の建て替えにより生じてくる もので、その電柱にケーブル線を引き込んだり、張り替えすることによる経費、その案分した経費が 請求されてくるとの答弁でした。   そのほか質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第183号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   市民厚生常任委員会委員長、山田勉君。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) それでは、報告します。   議第182号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第6号)歳入歳出決算の認定についてのうち 当委員会の所管分についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   歳入について、委員から、行政財政使用料今回提案されたが、いつまでですかとの問いに対して、 平成26年の3月31日までの予算ですとの答弁でした。   委員から、安心子ども基金1,383万3,000円の中途半端の数字ですが、この根拠はとの問いに対し て、新システムデータ6億9,565万円、新システム導入費6億8,775万円、県と協議して、基本的には 10分の10と補助金ですとの答弁でした。   委員から、児童手当の人数の問いに対して、6万8,509人、14人上回ったとの答弁でした。   歳出について、委員から、空き家対策のことなのですが、古い地図を持って回っているのですが、 これに対してその地図は見ていませんとの答弁でした。   委員から、1,485万3,000円減額になっているのは給料改正があったからですかの問いに対して、 37名といった1名減の36名人事異動のためですとの答弁でした。   委員から、保育士の日給はの問いに対して、クラス担当の保育士8,100円で、64名います。保育 士は7,600円で14名、パートは7,000円で18名ですとの答弁でした。   委員から、長くなればなるほど子どもの愛着心が増すだろう。契約は1年更新、不平等感が出て くると思うが、またパート、臨時というものは職員と違って福利厚生がしっかりしていない仕事は、 同じ仕事をしているが、それに対してどう考えているかの問いに対して、適正化計画で保育士も入っ ている。来年度は、4名採用させてもらった。臨時職員の雇用についても改善をするように考えてい きたいとの答弁でした。   委員から、市民と議会の懇談会でアメリカシロヒトリが多く発生し、噴霧器10万円しかないそう だが、大丈夫なのかの問いに対して、10万5,000円で六、七メートル飛ぶタンクと一体化しているの で、貸し出し用にはよいと思うとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立による採決の結果、議第182号については起立全員にて 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第185号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、担当課長か ら議案の説明を受けた後に質疑に入りました。   委員から、安定化事業補助金でも説明を受けたがの問いに対して、今ほど軽減世帯が交付税算定 より増えて、0.5数字として出ている。税務課と協議しているとの答弁でした。   委員から、国民健康保険特別会計としてはありがたくないとの問いに対して、突発的なインフル エンザとかを想定しているのではないかとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立による採決を行った結果、議第185号については起立全 員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第186号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、議題と して担当課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、以前後期高齢医療制度は、国では廃止とすると言われていましたがの問いに対して、 今のところ特にありませんとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立による採決を行った結果、議第186号については起立全 員にて原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第187号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当課長から 議案の説明を受けた後に質疑に入りました。   委員から、介護の運営協議会は年に何回ありますかの問いに対して、今年度は2回予定しており ます。   委員から、原則的に公開しているのか、公開していないかの問いに対して、原則公開ですとの答 弁でした。   委員から、公開ならば、インターネットなどを調べて関係の事務局に紙1枚でも渡してほしいと の問いに対して、前向きで検討しますとの答弁でした。   委員から、今まで後見人制度はありますかとの問いに対して、ありますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決を行った結果、議第187号については原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   経済建設常任委員会委員長、川崎健二君。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 議第182号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第6号) を議題とし、経済建設常任委員会所管分について担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   歳入については、質疑はございませんでした。   次に、歳出について。第6款農林水産業費について、委員より、食のモデル事業で柳カレイを売 るらしいが、どんな戦略となっているのかの問いに、手を挙げて当選すれば5年間出るということだ ったが、よく調べたら単年度事業で1,000万円出るが、7月に協議会を設立しなければならない。市 の水産物の付加価値をつけていく。今年度は単費で、来年度は1,000万円でやりたい。来年度も手を 挙げる予定ですとの答弁でした。   委員より、海で揚がる鮭の8割は馬下漁港で揚がる。斜路が危険な状態になっている。今後直す 予定はという問いに、施設だから抜けてしまうと大変なことになる。現場を見ると修繕が必要なので、 新年度予算に申請していきたいとの答弁でした。   第7款商工費について、委員より、水産業総務費の時間外手当が大きいのは、さかなまつりなの でしょうかとの問いに、それもあるし、青砥武平治300年祭、7月から毎日時間外で間に合わなく、 それで上がったものとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第182号 平成25年度 村上市一般会計補正予算(第6号)のうち当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   続きまして、議第184号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)について。   委員より、除雪面積はどのくらいかの問いに、第1駐車場で9,171平方メートルであるとの答弁 でした。   委員より、駐車場だから除雪しやすいと思うが、委託か入札かの問いに、蒲萄集落の市道除雪を 行う業者と契約する。蒲萄スキー場駐車場のみだと固定費20万円を払う形になるため、市が払う金額 が増えるので、市道除雪と一体で、契約は一本、タコグラフで積算3時間、蒲萄スキー場へ請求して もらうとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第184号は原案のとお り可決すべきものと決定しました。   次に、議第188号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第188号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第189号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第189号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第190号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、12月1日の市報、水道料金のことが書いてあった。非常にわかりにくい基本料金だけ を並べて、山北だけ高く見える。わかりやすくしないと誤解を招く。今後うまく表示していただきた いとの問いに、わかりにくい説明で申しわけございませんでした。3月1日号にも記載予定ですので、 もう少し詳しくわかりやすいようにしたいとの答弁でした。   そのほか質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第190号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   議第191号 平成25年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、担当課長より説 明を受けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第191号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第182号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成す る諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第182号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第183号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 賛成全員です。   よって、議第183号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第184号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第184号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第185号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第185号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第186号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第186号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第187号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第187号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第188号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第188号は委員長報告のとおり可決しました。   次に、議第189号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第189号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第190号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第190号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第191号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成する諸君は 賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第191号は委員長報告のとおり可決されました。   2時40分まで休憩します。           午後 2時26分  休 憩                                                        午後 2時40分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第5 議第192号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について      〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第192号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第192号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、固定資産評価審査委員会の委員の選任について、地方税法第423条第3項の規定に基づ き、議会の同意を求めるものであります。   委員数は5名で、本市各地区から1人ずつ選任しておりますが、去る10月、神林地区の方がお亡 くなりになったため、地方税法第423条第4項の規定により、後任委員として、高橋賢一氏を適任と 考え選任するものであります。   後任の方の略歴につきましては、お示しのとおりであり、任期につきましては前任委員の残任期 間の平成26年5月19日までとなっております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は、人事案件ですので、討論を用いないで直ちに採決をしたいと思います。これにご異議は ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は討論を用いないでボタン式投票により直ちに採決をいたします。   本案は原案のとおり同意することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第192号は原案のとおり同意することに決定をしました。                                              日程第6 議第193号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第7号)       〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第193号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第7号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第193号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、平成25年度村上市一般会計補正予算(第7号)についてであります。小中学校施設の耐 震化事業につきまして、平成25年11月25日付で学校施設環境改善交付金の内示を受け、瀬波小学校、 平林小学校、三面小学校の校舎耐震補強大規模改造工事及び岩船中学校の屋内運動場耐震補強工事を 実施するものであります。今回の交付金予算は、東日本大震災復興特別会計から実施されるもので、 交付金の裏財源に充当率100%、交付税算入率80%の全国防災事業債を充てることができるため、有 利な財源で実施できるものであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億220万円を追加し、予算の規模を343億2,580万円にしようと するものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第10款地方交付税では499万6,000円を追 加し、第14款国庫支出金では学校施設環境改善交付金3億1,484万円を、第21款市債では教育債4億8, 230万円をそれぞれ新たに計上いたしております。   歳出におきましては、第10款教育費で小中学校施設改修経費8億228万3,000円を追加いたしてお ります。   第2表、地方債補正では、小学校債4億5,350万円、中学校債2,880万円を新たに計上、追加する ものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、歳入のところですけれども、学校施設環境改善交 付金というものが新規で出ているわけですけれども、これ全ての市町村に出ているわけではないと思 うのですが、その辺の経緯についてもう少し詳しく説明いただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今回追加議案ということで補正をお願いしました。この件につきま しては、10月の中旬ころに国から県を通しまして平成25年度の当初予算に係る部分で学校施設改善交 付金の追加要望がありました。その関係を受けまして、この10月の下旬に、先ほど市長も申されたよ うに、瀬波小学校、平林小学校、三面小学校の校舎、それから岩船中学校の体育館の耐震補強大規模 改修工事ということで申請をし、先月の25日に内示をいただいたという経緯でございます。   この学校施設環境改善交付金という名称につきましては、今やっております村上小学校もこの名 称で交付金をいただいておりますし、私どもでやっている耐震補強の工事につきましては、この名称 で国のほうから交付金をいただいております。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、県内ではどこの市町村がこういった交付金を受けて追加で要望が通っ ているのでしょうか。いかがでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今回当初予算の前倒しの募集が私どもとあと私の知る限りでは数市、 そんなに数多くない市が該当になっていると聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 追加要望が通った一番の要因というのでしょうか、その辺のところは何かあ りますか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今回の追加募集で交付金が通常の計算ですと交付金が実工事費額と、 それから面積と交付単価を掛け算したものの比較で安いほうの額が通常は交付されます。   ところが、今回は実工事費のほうでの交付で算出された交付額が内示として来ております。とい うことで、通常私どもが想定した金額よりもかなり多い金額で交付されるものと予定しております。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 小学校のほうなのですが、今課長の説明だと瀬波、平林、三面とおっしゃい ましたか、この3つの。どのぐらいずつのあれですか、割合でしょうか、金額的に。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 3校の耐震補強大規模改修工事なのですが、内容的にはいろいろと 内容が違いますので、一概には申し上げることはできませんが、平均というわけにはいきませんが、 瀬波小学校を例えば例に申し上げますと、外壁の全面改修、それから屋上の防水等がございまして、 ほかの平林小学校、それから三面小学校よりも予算規模的には大きい予算を合計の中に計上してござ います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ですから、金額的な、例えば瀬波が幾ら、平林が幾ら、三面が幾らというも のはわかりますか。それを教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 瀬波小学校の関係ですと約4億7,300万円強、それから平林小学校 ですと1億6,880万円程度、それから三面小学校ですと7,570万円強の数字でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 予定でいくと、本来来年度というのですか、平成26年度からの予定をしてい たわけですけれども、ご存じのように瀬波小学校だと外壁が落ちてきて車を壊すぐらいの相当危険な 状態で今もあるわけでございますけれども、その辺の工事というものは当初私説明受けたのは、たし か夏休みくらいを利用してということで聞いていましたけれども、これで前倒しで来られたというこ とになれば、その工事する時期というのですか、そういったことというものはどのようなことで考え ておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今回私どもこの3校、岩船中学校も含めてでございますが、平成26 年度の当初予算のほうに盛る予定で準備をしておりました。先ほど申し上げたように、国のほうから 前倒しの申請がございましたので、手を挙げさせていただきました。   理由としましては、姫路議員申されたように、期間的にも今回予算をいただければ準備期間も当 然早くなりますし、それから入札行為も当初予算に盛るよりもうんと早く行うことができるというこ とです。工事的には、学校側のほうに迷惑かけないというような意味合いからもして、夏休みは主た る工事になるわけですけれども、でもそれにしてもいろんな工事、準備行為等も早目にできますし、 なるべく学校側へ大きな迷惑かけないように土曜、日曜を使った工事も当然期間が長くなればできま すので、そのようなことで、中心的には夏休みの工事が中心になるかと思いますけれども、全体的に は工期を長くとることによって学校側への迷惑もそう想定されないのかなということで認識しており ます。 〇16番(姫路 敏君) 子どもたちも授業しながらということになりますので、その辺よくよく見な がら、そして早目にかかれるように努力していただきたい。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今平成26年度要求する予定のものが国のほうから前倒しで来たということで、 工事自体は平成26年度の今夏休みが中心だということであります。   今各市に耐震補強をやって、診断されて不良というところは随時工事しているわけですが、今今 回小学校3校、中学校、岩船のほうは本体工事終わっていたのかな。それでいきますと、あと残り、 市内の小中学校二十数カ所の中でまだ耐震工事をしなければいけないところというものはどの程度残 っているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 私どもの予定では、国の現在の交付金制度がある平成27年度までに は全ての校舎の耐震改修工事を終了したいと思っております。   今回小学校で3校、それから岩船中学校の場合体育館ですが、これの工事平成26年度に終われば、 あと残りはというのでしょうか、平成27年度までに終了したい学校とすれば、校舎として神納小学校、 それから平林中学校を平成27年度中に工事を終了したいという計画であります。それで一応校舎は終 了ということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、あともう神納と平林だけ2校で終わるということなのですね。   そうすると、今平成26年度の事業予定の当初予算に盛り込むやつがこの平成25年度の補正で出て きたということは、今平成27年度までとは言いますけれども、その2校については平成26年度の当初 予算に盛り込んでいかれる予定なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) この残りの神納小学校と平林中学校の耐震補強につきましては、平 成26年度中に設計を済ませ、平成27年度中に工事を行うという予定でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) あと村上第一中学校なんかでも40年とかになって、耐震であれだけのお金を かけて耐震補強はしましたが、老朽化になってきたその基準。普通大体学校施設とかですと、コンク リート造とか今まだ木造のところもあるのでしょうけれども、大体何年めどに建て替えとか、その建 て替えするときにはいろいろ人数の関係上統合だとかいろんなものをまた考えていかなければいけな いのでしょうけれども、大体国だとか文部科学省のほうでは学校施設の建て替えというものは大体ど のくらいめどみたいな基準というものはあるものなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) この年数で建て替えうんぬんというところはちょっと私は見たこと はないのですが、今国のほうのスタンス的には建物の長寿命化、いわゆる寿命を長くするという工事 のほうにシフトしておりますので、他県においては60年、70年あるいは100年という、もたせるとい うような工事をやっている県もあるやに聞いておりますが。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第193号をボタン式投票により採決をいたします。   本案は原案のとおり可決することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第193号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 議員発議第19号 免税軽油制度の継続を求める意見書の提出について         議員発議第20号 TPP交渉に関する意見書の提出について        〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議員発議第19号及び議員発議第20号についてを一括議題といたし ます。   提出者から提案理由の説明を願います。   8番、小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) ただいま上程されました議員発議第19号 免税軽油制度の継続を求める意見 書の提出についてでございますが、本案は去る12月13日に開催されました経済建設常任委員会で審査 され、採択された請願に基づく意見書の提出でございます。   村上市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、尾形修平議員、鈴木いせ子議員、三田敏秋議員、姫路敏議員、大滝国吉議員、片野鉄 雄議員、川崎健二議員。そして、提出者は私小杉和也であります。   本文は、皆様にお配りしてありますので、そのとおりでありますが、簡単に説明しますと、冬季 観光産業の重要な柱であるスキー場産業の発展に貢献してきた免税軽油制度ですが、軽油取引税にお いて地方税法附則第12条の2の7により、索道事業者は平成27年3月31日までの間免税の対象となっ ています。これ以降は制度が廃止される状況にあることから、索道事業者がゲレンデ整備車などに使 う軽油に軽油取引税1リットルについて32.1円が課税されることになり、負担が増します。ちなみに 村上市蒲萄スキー場で使用した軽油が約2万8,000リットルということから、単純に32.1円を掛けま すと89万8,800円の負担増となります。   以上のことから免税軽油制度の継続を強く要望するものです。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、国土交通大臣、 衆議院議長、参議院議長であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。   続きまして、上程されました議員発議第20号 TPP交渉に関する意見書の提出についてでござ いますが、こちらも去る12月13日に開催されました経済建設常任委員会で審査され、採択された請願 に基づく意見書の提出でございます。   村上市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、尾形修平議員、鈴木いせ子議員、三田敏秋議員、姫路敏議員、大滝国吉議員、片野鉄 雄議員、川崎健二議員。そして、提出者は私小杉和也であります。   本文は、皆様にお配りしてありますので、そのとおりでございますが、平成25年7月18日には第 183回国会、参議院農林水産委員会において農林水産分野の米、麦、牛肉、豚肉、乳製品、サトウキ ビなどの甘み資源作物といった重要5品目について引き続き再生産可能となるように除外または再協 議の対象とすることなど8項目の決議が採択され、翌19日には衆議院農林水産委員会においても同様 の決議が採択されました。両議院において決議が採択されたことを受け、農林水産大臣がその趣旨を 尊重し、関係府庁とも連携を図りつつ、政府一体として最善の努力を尽くしてまいる所存だとの発言 をしております。   提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、内閣府特命 担当大臣(経済財政政策)であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議員発議第19号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第19号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第19号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第20号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第20号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第20号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議員発議第21号 要支援者への予防給付を市町村事業とすることについての               意見書の提出について                 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議員発議第21号 要支援者への予防給付を市町村事業とすること についての意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されました議員発議第21号 要支援者への予防給付を市町村事 業とすることについての意見書は、去る12月12日に開催されました市民厚生常任委員会で審査され、 採択された要望書に基づく意見書の提出です。   村上市議会会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきますが、要望す る事項は2点であります。   1、要支援者を介護保険給付の対象から分離しないこと、2、利用者負担に所得による差を設け ないことであります。   提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長であります。   賛成者は、小林重平議員、板垣千代子議員、長谷川孝議員、小池晃議員、本間清人議員、相馬エ イ議員、齋藤信一郎議員、山田勉議員。そして、提出者は私渡辺昌でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。ご審議の上、何とぞご賛同賜りますようよろしくお願 い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第21号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第21号をボタン式投票により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第21号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第22号 広域合併団体の実態に応じた普通交付税措置を求める意見               書の提出について                   〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議員発議第22号 広域合併団体の実態に応じた普通交付税措置を 求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第22号 広域合併団体の実態に応じた普通 交付税措置を求める意見書の提出については、去る12月11日に開催されました総務文教常任委員会で 審査され、採択されたものであります。   会議規則第14条の規定により提出いたします。   意見書案は、皆様に配付してあります資料のとおりでございますので、説明を省略をさせていた だきます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長でございます。   賛成者は、滝沢武司議員、平山耕議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議員、大滝久志議員、佐藤 重陽議員、木村貞雄議員、提出者は、私……           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇6番(川村敏晴君) 失礼しました。   提出者は、私川村敏晴でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第22号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第22号をボタン式投票により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対する諸君は反対のボタ ンを投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第22号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第23号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書                の提出について                   〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員発議第23号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求め る意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議員発議第23号 「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書の 提出についてであります。   上記の議案を別記のとおり、村上市議会会議規則第14条の規定により提出をいたします。   賛成者は、滝沢武司議員、長谷川孝議員、竹内喜代嗣議員。そして、私提出者、相馬エイで提出 をさせていただきました。   その意見書の案は、別記のとおりでございますが、若干お話をさせていただきます。皆さんもテ レビ、そして新聞等で採決のニュース等を毎日のようにごらんになったと思っております。この特定 秘密保護法案のその審議は、衆議院では46時間、参議院では22時間で強行採決による強行採決という 形で国会を通過しております。   そこで、中川委員長が委員会で報告をされたというような報告を本会議でしておるようでござい ますが、審議中に突然自民党議員が立ち上がり、議場が騒然とする中、何の動議かさえ聞き取ること ができない中、その採決されたという本会議での報告があったということで、このこと自体国会議員 の質問、討論、採決の権利を奪う重大な憲法違反であります。   そこで、JNNの世論調査でも国会での審議は十分だったのかという問いに、十分だと答えた方 は8%、十分でなかったと答えた方は85%いらっしゃいます。この法案がなぜ多くの広範囲の方々か ら反対あるいは慎重審議をという声があのように盛り上がったかといいますと、この法律はまず1つ は民主主義の根幹である国民の知る権利、言論、表現の自由を脅かし、日本国憲法の基本原理を根底 から覆すものだからであります。   そして、(1)として、秘密の範囲は政府が勝手に決め、国民には何が秘密かも知らされません。 特定秘密の対象は、防衛、外交、特定有害活動、いわゆるスパイ行為の防止、テロ活動防止の4分野 としていますが、例えば防衛では自衛隊の運用から装備、施設などあらゆる事項が対象とされており、 限定されたなどと言えるものではありません。最も重大なことは、特定秘密を指定する決定権が行政 機関の長に委ねられていることです。外務省、防衛省など行政機関の長が我が国の安全保障にとって 著しく支障を与えるおそれがあると判断すれば、特定秘密に認定できる仕組みであり、政府行政当局 の恣意的判断で秘密は際限なく広がってしまいます。   しかも、一旦秘密指定されれば、政府の判断で秘密の期間は幾らでも更新できることになってお り、永久に公表されないおそれすら出てまいります。国民には、何を秘密にしたのかも知らされませ ん。これでは、自分が接した情報が特定秘密かどうかもわからないまま処罰されることになってしま います。政府は、原発やTPPは秘密保護法の対象ではないと言いますが、法文上にはそれらが除外 される保証はどこにもありません。原発事故での資料隠しのように、政府に都合の悪い情報を秘密に して国民に隠そうとする危険は重大であると言わなければなりません。   (2)、国民の知る権利、報道の自由を奪い、違反したら最高で10年の懲役に。最高で懲役10年 という重い刑罰で公務員をはじめ幅広い国民に秘密保持義務を科すものです。特定秘密の漏えいは、 故意に漏らしたものだけではなく、過失によるものでも処罰対象とされます。特定秘密を取り扱うこ とになる公務員や契約企業の労働者に対しては、適正評価と称して警察などの国の行政機関により本 人の犯罪歴、病歴、借金をはじめ、思想調査を含む網羅的な身の上調査が行われ、調査対象は家族や 友人にも及びます。このままでは多くの国民がプライバシーを侵害され、思想信条を理由とした差別 的取り扱いという重大な人権侵害の危険にさらされてしまいます。特定秘密を漏らした者だけでなく、 ジャーナリストの取材活動や一般市民による情報公開要求など特定秘密にアクセスしようとする行為 まで処罰対象としています。   さらには、共謀、教唆、策動も処分するとしており、処罰の対象は市民のあらゆる行為に及び、 家族、友人などにも広がる危険性があります。しかも、最高で懲役10年という刑罰は、現行自衛隊法 の防衛秘密の漏えいに対する刑罰(5年以下の懲役)の倍になるもので、在日米軍の機密漏えいの場 合、米軍刑事特別法、懲役10年と同じであります。このように報道、取材を萎縮させ、言論、表現の 自由、国民の知る権利に対して致命的な打撃を与えることは明らかであります。   (3)、特定秘密というだけで国会の立法権や国勢調査権を制限してしまうものであります。特 定秘密に対して、国県の最高機関である国会の調査権をも制限しています。国会に特定秘密を提供す るときは、非公開の秘密会を要求した上、提供の範囲を限定し、扱い方にも制限を加えています。国 会議員や国会職員も秘密を漏らせば処分対象にされるのです。これでは、外交、防衛という国政の重 要問題で国民を代表する国会が政府を監視し、チェックすることは不可能になります。このことは、 国会の立法権、国勢調査権を侵害し、国民主権の原理にも反するものです。民主主義の根幹である国 民の知る権利を侵害し、憲法の基本原理を根底から覆すものであります。   本案が通過した次の日、新潟日報の一面に論説編集委員室長の鈴木政二さんが「民主主義が壊さ れる」という題ですばらしい文章を載せておりました。長くなりますので、最後の部分だけを読ませ ていただき、皆様にお知らせしたいと思います。   国民の声、異論が抑圧された時代に、決して時代を逆行させるわけにはいかない。その先に何が 待っているのか。それは、私たちの歴史が証明している。国民が知るべき情報を知ることは、民主主 義の基盤であり、民主主義は平和の礎である。民主主義と平和の思いを軽視することは、戦後の日本 が国際社会の中で築き上げてきた信頼をも傷つけ、孤立を招きかねない。後世のためにも、この法律 がはらむ危険から目を背けず、その排除を目指すことが私たちの責務だとあります。   以上です。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、そして内閣総理大臣であります。   皆さんの賛同を期待しております。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する質疑を行います。   25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 3点ほどお聞きします。   特定秘密の保護に関する法律、この目的の文言を読んでの感想をまずお聞かせください。この法 律の目的を読んだ感想をお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) さきの参議院選挙で与党自民党、公明党が数を得たという。2割の得票で8 割の議席を得るという小選挙区制の矛盾の中で圧倒的な数を得たと。何か怖い感じもいたしましたが、 この今回のようにPKO協力法でさえも衆議院で88時間、参議院で106時間の審議をしているにもか かわらず、今回の特定秘密保護法は衆議院で46時間、参議院で22時間という本当に十分な審議もせず に、国民にその内容も明らかにせずに国会を通過させたということでありまして、感想といいまして、 とにかく私は怖さを感じております。   とにかく国会議員でさえも中身が十分、不十分だという中で、私がその中身を全て理解するには まだまだ時間が足りません。とにかく怖いと、恐ろしいと。知る権利、とにかく国民の目、耳、口を ふさぐということは、いつか来た道に行くのではないかというそういう怖さを感じております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 目的聞いたのですけれども、全然答えいただけませんでした。   2つ目に、この法律の第1条、提案者は目的とか勉強し提案されるのだと思うのですが、この第 1条の目的の中で、国会審議をして修正合意した箇所があります。その部分についてどこかお聞かせ ください。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこまで勉強してきておりません。   私森まさこ大臣と違いますので、そういうあなたの質問に答えるまでにはちょっと時間が必要か と思いますので、その点は勘弁させていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 提案者は、執行目的ぐらいは資料として持っていってもらいたいと思います。   3番目に、国民の知る権利とマスコミの報道の自由、これが脅かされる、損なわれると、こうい う主張だったかと思いますが、この法律の第22条、この法律の解釈適用の条項をお読みになりました か。その感想をお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 片野議員の質問でありませんので、私の感想を聞くということよりも、私は とにかくこの法律が圧倒的広範囲の国民から非常に危惧を持たれ、そして慎重審議がされなかったと。 あのような強行採決で、つまり暴挙で通されたということで、本当に大きな世論になっているという その立場に立って、それで基本的人権とか知る権利とか平和主義とか、そういう日本国憲法の原理に 反するその今回の秘密保護法だということで非常にこの廃止を求めているのでありまして、片野議員 が私に感想をこのように質問されますけれども、それはまた別な機会で聞いていただきたいと思いま す。   それから、目的もわからないでといいますが、ここに目的書いてあるもの持っています。しかし、 十何行書いてありますので、読めと言えば読みますけれども、長くなりますので、省略させていただ きます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 目的の要旨なんかは、地元新聞にもちょっと出ていますよね。   それから発議者は、先ほど申し上げましたように、私は質疑をしているのでありますから、ちゃ んと質疑に答えるようにお願いしたいと。これは、議長にお願いすればいいのでしょうか。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。 〇21番(相馬エイ君) 片野議員、お疲れさまでございました。 〇議長(板垣一徳君) これから議員発議第23号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「議長、反対討論」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 反対討論の方、反対討論の方。   25番、片野鉄雄君。           〔25番 片野鉄雄君登壇〕 〇25番(片野鉄雄君) 議長のお許しをいただきましたので、反対討論をさせていただきます。議員 発議第23号に反対の討論をさせていただきます。   昨日政府は、閣議で初の国家安全保障戦略と新防衛大綱を決定し、積極的平和主義の立場を推進 すると同時に中国の対外姿勢、軍事動向を慎重に注視していく必要があると明記いたしました。これ に対し、早速中国の報道局長は、自国が共産党独裁の軍事大国であることを棚に上げ、日本を軍国主 義と批判しました。ちゃんちゃらおかしいというか、ずるいというか、全く話になりません。   現在の日本国憲法の前文にうたってある平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我々も安 全と生存を保持しようと決意したことを理由に憲法改正に反対運動している人もおりますが、現実の 世界情勢はそんなに甘くないと思います。   先般11月23日、中国は、力を背景に尖閣諸島上空を含む東シナ海に一方的に防空識別権を設定す るなど我が国を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しています。機密情報には、相手の地上レーダー は幾らの高度でどの範囲をカバーしているか、相手の戦闘機の搭載しているレーダーの有効な探知距 離は、ミサイルの射程、命中精度、誘導する電波の周波数など非常に重要な情報があります。日本に はスパイ防止法がなく、スパイ活動に対する罰則規定が甘く、海外から日本はスパイ天国だと言われ てきました。   このため、今回の法律では、国家公務員が知り得た機密を漏えいした場合は、今まで1年以下の 懲役が最高10年となり、他の諸国と同程度となります。スパイ行為は、国家の存亡にかかわる犯罪で あり、米国の場合は最高刑が死刑となります。最近マスコミは、今回の法律が知る権利と報道の自由 を侵害すると強力に反対運動を展開していますが、憲法学者の百瀬章氏が指摘するように、この法律 の規制対象は国民の生命、安全、財産を守るための国家の機密であり、時の政権の利益を守る政府の 秘密ではないことを理解しなければならないと思います。国民の知る権利を保障する法律としては、 既に情報公開法が制定されています。どんな会社、組織でもトップシークレットがあるように、今回 の法律はもともと国民が知りようもない情報の取り扱いを定めたものであります。同法第22条に国民 の知る権利の保障に資する報道または取材の自由に十分配慮しなければならないとあり、国際社会か ら見ても極めて穏当で常識にかなったものとなっております。   この法律、特定秘密保護法の目的の要旨は、ご承知のとおり国の存立にかかわる安全保障に関し、 特に秘匿が必要な情報の漏えいを防ぎ、国と国民の安全を確保するということであり、その対象は防 衛、外交、スパイ活動の防止、テロ活動の防止の4つの分野となっています。   11月19日、衆議院国家特別安全委員会に参考人として発言した評論家の西村幸祐氏は、この法律 の真意が国民に理解されないのは、テレビ番組等に法案の反対派しか出さないからで、国民の知る権 利をマスコミが阻害していると喝破されました。つまり国民にとって、この法律の必要性、重要性を マスコミが正確に、公平に伝えていないから多くの国民が悪い法律のように誤解してしまう。全く偏 向報道であり、我が国には左翼言論の自由はあるが、保守言論の自由はないと言われるゆえんであり ます。   私は、この法律が自民、公明、日本維新の会、みんなの党の与野党で議論し、12カ所の法案修正 をし、成立したことを評価するとともに、12月9日、安倍首相が記者会見で記者の質問に答え、厳し い世論については謙虚に、真摯に受けとめなければならない。私自身もっと丁寧に時間をもっととっ て説明すべきだったと反省もしている。ということで、冒頭今後も国民の皆さんの懸念を払拭すべく 丁寧に説明をしていきたいとの発言を信頼し、今の発議に反対の討論とさせていただきます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 次に、賛成討論のある方。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、「特定秘密の保護に関する法律」の廃止を求める意見書につい て賛成討論を行いたいと思います。4点ほど理由を添えて意見といたします。   1つ目は、何が秘密かも秘密というとんでもない法律であるからであります。現行法でも公務員 の守秘義務で守られているのになぜかということであります。   2つ目、きょうのTPPの請願の問題でもご紹介いたしましたように、政府がきちんと説明しな い事柄にまるで国を売り飛ばすようなそういう重大な事案が含んでおる。TPPの秘密交渉と言われ ていますが、全てまたさらに秘密にしてしまう。秘密にすることも秘密なわけでありますから、日本 の国民が国がどこに進んでいくのかという問題すらも秘密にされてしまうおそれがあるということで あります。この件については、いわゆる右寄りという方でも、極端な言葉であの方たちは申し上げま すから、売国奴という言い方をしております。このようなことが秘密保護法によってなされるならば、 まさに日本の進路にとって重大な事案と考えます。   3つ目、身近な問題で申し上げます。私の知り合いの方で、場所を言うと問題になりますけれど も、皆さんの全く身近な原発再稼働を申請中ということでありますが、その原発の建設工事にかかわ った方で、「竹内さん、実は私地下工事やったのだけれども、活断層があったのだよ」と。そのとき に監督官から「これはもう絶対に秘密で、絶対口外するなと言われたのだ」というようなことが話あ りました。今再稼働問題が注目されていますから、さてどうしようかなと思っていたら、「竹内さん、 もう秘密保護法できたから、その問題やると大変なことになるよ」というふうに言われました。きょ うこの問題言うかどうかちょっと迷ったのですが、しかしながらこれは重大な問題だろうと思って発 言をさせていただいております。   それで、また身近な問題であります。核廃棄物の候補地にこの村上市が挙がっております。これ らの廃棄場所については、国が指定をして強引に進めるという方向だそうでありますが、これらが選 ばれていく過程等も全て秘密にされる。こういうことではないでしょうか。つまり私たちの身近な問 題でも国の進路の問題でも秘密にされてしまう。こんなことでよいのでありましょうか。   それから最後に4点目、歴史を振り返ってみても、知らないうちに戦争に巻き込まれて、あの塗 炭の苦しみをアジア諸国民、そして日本国民が第2次世界大戦において受けたわけであります。この 反省を踏まえても、この秘密保護法には問題があると考えます。例えば中国との問題を反対討論なさ った方おっしゃいましたけれども、柳条湖事件という満州事変の勃発する原因になった事件がござい ます。これは、特定の思想を持った方を除いて、歴史学者の皆さんの間でも日本軍が勝手に関東軍が やったことだと。それを中国軍が攻撃したということで、それが戦争の引き金になったというふうに 言われております。   皆さん、私が言いたいのは、つまり国民が本来知っていなければならないことが隠された場合に 何が起きるかわからないということであります。一触即発の状況というものは、反対討論なさった方 の意見と同感であります。これが例えば尖閣諸島の上空で戦闘状態に入ったと。一切秘密になったら どうでしょうか。自衛隊員の血を流すべきだという議論をしているある幹部の方もいらっしゃいます。 そんなことになれば、本当のことがわからなければ国際的な外交交渉の場でもきちんと主張すること もできないわけであります。   私は、神林地域で、かつての神林村で議会の皆さんも平和記念碑の記念式典に参加していただい て、もう二度と戦争を起こしてはいけない。あくまでも外交交渉によって解決をしていただきたいと いう戦争経験者の記念碑の委員会の皆さんからの言葉を毎回いただいております。もう亡くなってし まった戦争体験者の方から「竹内、おまえとは意見は違うけれども、どんなことがあっても戦争だけ はしてはならないのだよ」、その言葉が私は忘れられません。   今ヒットラーのやり方に学ぶべきだとおっしゃったある大臣。自衛隊員の命令違反は銃殺にすべ きだと言ったある大臣。皆さん、こうした大臣がおられる政権がつくったこの特定秘密法、断固とし て反対すべきではないでしょうか。   村上市議会の皆さんの良識を表明していただきたく賛成討論といたします。   以上、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第23号をボタン式投票により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成する諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタン を投票開始の宣告により押してください。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成少数です。   よって、議員発議第23号は否決されました。                                              日程第11 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議はございま せんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任をされまし た。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成25年第4回 定例会を閉会をします。   長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 3時40分  閉 会