平成26年村上市議会第1回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成26年2月25日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会報第1号 定期監査結果報告について                      第 5  議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について                  第 6  報第 1号 専決処分の報告について                             報第 2号 専決処分の報告について                        第 7  報第 3号 専決処分の報告について                             報第 4号 専決処分の報告について                        第 8  議第 1号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について                 議第 2号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について                 議第 3号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について                 議第 4号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について                 議第 5号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について            第 9  議第 6号 村上市教育委員会委員の任命について                  第10  議第 7号 専決処分の承認を求めることについて                       議第 8号 専決処分の承認を求めることについて                       議第 9号 専決処分の承認を求めることについて                       議第10号 専決処分の承認を求めることについて                       議第69号 専決処分の承認を求めることについて                  第11  平成26年度村上市施政方針                            第12  議第11号 平成26年度村上市一般会計予算                         議第12号 平成26年度村上市土地取得特別会計予算                     議第13号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第14号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第15号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第16号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第17号 平成26年度村上市介護保険特別会計予算                     議第18号 平成26年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第19号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第20号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第21号 平成26年度村上市上水道事業会計予算                 第13  議第22号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                    議第23号 村上市立小・中学校望ましい教育環境整備検討委員会条例制定について        議第24号 村上市消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について             議第25号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第26号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について                          議第27号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第28号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について               議第29号 村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定について          議第30号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について               議第31号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について              議第32号 市有財産の譲与について                             議第33号 市有財産の譲与について                             議第34号 市有財産の譲与について                             議第35号 市有財産の譲与について                             議第36号 市有財産の譲与について                             議第37号 市有財産の譲与について                             議第38号 市有財産の譲与について                             議第39号 市有財産の譲与について                             議第40号 市有財産の譲与について                             議第41号 市有財産の譲与について                             議第42号 瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負契約の締結に            ついて                                     議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第14  議第46号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定            について                                    議第47号 村上市精神障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て                                       議第48号 村上市国民健康保険診療所設置条例を廃止する条例制定について           議第49号 村上市国民健康保険診療所の診療報酬等徴収条例を廃止する条例制定につい            て                                  第15  議第50号 市道路線の認定について                             議第51号 村上市地域活性化施設条例の一部を改正する条例制定について            議第52号 村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定について             議第53号 村上市鳴海金山遺跡ゾーン観光施設管理条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第54号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例制定について          議第55号 高齢者生産活動センター条例の一部を改正する条例制定について           議第56号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について         議第57号 村上市ふれあい広場条例の一部を改正する条例制定について             議第58号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及び管理に関す            る条例の一部を改正する条例制定について                     議第59号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について                議第60号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について           議第61号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例制            定について                                   議第62号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について                議第63号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について               議第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第16  議第65号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第12号)            第17  議第66号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第67号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第68号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)                                                     〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(24名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   齋  藤  信 一 郎  君   10番   竹  内  喜 代 嗣  君    11番   平  山     耕  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(2名)    7番   冨  樫  宇 栄 一  君    12番   川  崎  健  二  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選管・監査                   本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) おはようございます。ただいまの出席議員数は24名、欠席の届け出のある 者2名です。定足数に達しておりますので、これから平成26年第1回定例会を開会をいたします。   市長から招集のご挨拶をお願いをいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日平成26年村上市議会第1回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の報告4件、専決処分の承認5件、人事案件6件、 過疎計画の変更1件、条例の制定2件、条例の廃止2件、条例の一部改正22件、市有財産の譲与10 件、工事請負契約の締結1件、指定管理者の指定4件、市道路線の認定1件、各会計当初予算11件、 補正予算4件の合わせて73件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願いを申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、10番、竹内喜代嗣君、23番、大滝久志君を指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。平成26年村上市議会第1回定例会の会期 日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る2月18日午前10時から市役所第1委員会室におい て、委員全員、議長、副議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、議会事務局長出席のもと議会 運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期につきましては、本日25日から3月19日までの23日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決を行い、その後市長より平成26年度村上市施政方針について所信表明が行われます。続い て、議第11号から議第21号までの平成26年度村上市各会計について一括上程とし、本日は提案理 由の説明を受けるにとどめます。また、昨年と同様に平成26年度村上市一般会計及び各特別会計予 算については、残る22号から議第68号までの47議案の上程、提案理由の説明、質疑、委員会付託 を終了した後、協議会に切りかえ、当初予算の概要について財政課長から補足説明を受けることとい たします。なお、説明については、質疑はできませんので、ご承知おきください。   あす26日の本会議では、施政方針及び議第11号から議第21号までの11議案に対して、各会 派代表から代表質問を行い、その後この11議案については、各常任委員会へ付託いたします。代表 質問の順序及び質問時間については、1番、鷲ヶ巣会、54分、2番、清流会、3番、市民クラブ、 それぞれ38分、4番、市政クラブ、5番、高志会、6番、凜政の風村上未来、7番、日本共産党は、 それぞれ30分といたします。   2月28日、3月3日、4日、5日の4日間は一般質問を行います。   3月6日、10日は総務文教常任委員会、11日、12日は市民厚生常任委員会、そして13、14日 は経済建設常任委員会を開催し、付託議案の審査をお願いいたします。   なお、総務文教常任委員会では、6日に総務課、政策推進課、財政課、消防本部、自治振興課、 選挙監査事務局、会計管理者、議会事務局、10日は学校教育課、生涯学習課、市民厚生常任委員会 では、11日に税務課、市民課、環境課、12日は福祉課、介護高齢課、保健医療課、経済建設常任委 員会では、13日に商工観光課、農林水産課、農業委員会、14日は都市整備課、下水道課、水道局の それぞれの所管の議案について審査をお願いすることといたしますので、理事者側も準備のほどよろ しくお願いをいたします。   3月15日の本会議最終日は、各常任委員長から委員会審査の報告を受けた後、採決を行います。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、議 会報第1号、第2号については、それぞれ単独上程、質疑の後、報告を終わります。   次に、理事者関係議案についてでありますが、報第1号、報第2号は、一括上程、一括質疑の後、 報告を終わります。また、報第3号、報第4号についても、一括上程、一括質疑の後、報告を終わり ます。   議第1号から議第5号までの5議案は、一括上程、一括質疑の後、討論を省略し、ボタン式投票 により即決といたします。   議第6号 教育委員会委員の任命については、単独上程、質疑の後、討論を省略、無記名投票に よる即決といたします。   議第7号から議第10号及び議第69号までの5議案については、いずれも平成25年度一般会計 及び特別会計の補正予算に係る専決処分の承認を求めることについてであります。一括上程、一括質 疑の後、それぞれ討論を行い、ボタン式投票により即決といたします。その後、市長による平成26 年度村上市施政方針の所信表明が行われます。   続いて、議第11号から議第21号までの平成26年度村上市一般会計予算及び特別会計予算の 11議案については、一括上程とし、議会先例第60の代表質問の規定に基づき、本日は提案理由の説 明を受けるにとどめ、あす26日の本会議において、施政方針及びこの11議案に対して代表質問を 行った後、11議案については各常任委員会へ付託いたします。   議第22号から議第45号までの24議案、議第46号から議第49号までの4議案、議第50号か ら議第64号までの15議案については、それぞれ一括上程、一括質疑の後、各常任委員会へ付託い たします。議第65号は、単独上程、質疑の後、3常任委員会に分割付託といたします。議第66号 から議第68号までの3議案については、一括上程、一括質疑の後、各常任委員会に付託いたします。   次に、議案の付託について申し上げます。議第11号から議第21号までの11議案、平成26年 度各会計予算に関する議案についてですが、議第11号については3常任委員会へ分割付託、議第12 号、議第13号については総務文教常任委員会へ、議第14号は経済建設常任委員会へ、議第15号か ら議第17号までの3議案については市民厚生常任委員会へ、議第18号から議第21号までの4議案 については経済建設常任委員会へそれぞれ付託し、審査をお願いいたします。   次に、議第22号から議第45号までの24議案については総務文教常任委員会へ、議第46号か ら議第49号までの4議案については市民厚生常任委員会へ、議第50号から議第64号までの15議 案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託し、審査をお願いいたします。   次に、議第65号については、先ほど申し上げましたとおり、3常任委員会へ分割付託いたしま すし、議第66号、議第67号については市民厚生常任委員会へ、議第68号は経済建設常任委員会へ それぞれ付託し、審査をお願いいたします。   代表質問の通告については、全会派からありました。また、一般質問の通告は、2月20日の正 午で締め切ったところ、16名の通告がありました。2月28日、5名、3月3日、5名、3月4日、 4名、3月5日、2名が一般質問を行うことといたします。   討論及び請願、陳情などに伴う意見書の提出期限は3月17日、その他の意見書提出期限は3月 5日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いをいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から3月19日までの23日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から3月19日までの23日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   皆様もご存じのとおりでありますが、さきに開催されました第22回ソチ冬季オリンピック、ス ノーボード男子ハーフパイプ競技におきまして、本市から出場いたしました平野歩夢選手、村上市第 一中学校3年生が見事銀メダルを獲得いたしました。このメダル獲得は、本大会における日本選手団 のメダル獲得第1号であり、冬季オリンピックでは日本選手最年少記録であるとともに、新潟県の出 場選手及びスノーボード競技出場選手として初のメダリストとなり、まさに記録づくめの快挙であり ました。去る2月11日の競技日に、教育情報センターにおいて開催されましたパブリックビューイ ングには、予想をはるかに超える400人以上の市民の皆様が参加され、平野歩夢選手に力強い声援 を送っていただき、日本一盛り上がったパブリックビューイングではなかったかと思っており、議員 各位、そして市民の皆様の団結力と熱意に改めて感謝を申し上げる次第であります。本市といたしま しても、この快挙をたたえ、去る2月29日に村上市スポーツ特別栄誉賞と、記念品としてクリスタ ルカップ及び報奨金100万円を授与いたしました。また、来る3月2日には、凱旋パレードや出場 報告会を予定しておりますので、大勢の市民の皆様に参加いただき、平野歩夢選手を祝福していただ きたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。   次に、災害の発生状況についてであります。平成25年第4回定例会でご報告申し上げた以降、 配付報告書のとおり、火災は建物火災1件、その他1件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては、件数で11件、金額で89 万5,000円であり、児童手当法第22条の2の規定による寄附につきましては、件数で1件、金額で 4万円であります。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまでございます。   ふるさと村上市応援寄附金、これ何か前回も私ちょっとお聞きしたのですけれども、名前とかそ ういったものというのは、これわからないというか、公表というかできないものなのですか。あえて しないという方針なのですか。わかりますか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 寄附された方によりましては、匿名でお願いしたいということがあ りまして、今のところ公表はしておりません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 11件全ての人がそういう申し出があったのですか。匿名でお願いしたい、 公表は嫌だと、つまりそういうことなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 申し込みをいただくときに、公表についての意思確認をしておりま せんでしたので、あえて公表については控えておったわけでございますが、ご指摘のようなこともご ざいますので、今後申込書の中に公表の意思の有無について記載の上、お申し込みいただくようにし たいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ふるさと村上市応援寄附金は、前回もそうですが、私このこと同じような ことを聞いていましたけれども、その前にこれではない村上市独自に、村上市に寄附される方、 1,000万とか5,000万とかおりましたですよね。その方々は、きちんと紙に載っています。   やっぱり私思うのですけれども、ふるさと村上応援寄附金、我々議員も含めこれ公開してやって いくに当たって、こういう方々からこういう善意があったと、私はそれは大いに、悪いことしている わけではないので、公開も踏まえた上でそのことに当たってもらいたいなと思いますが、市長いかが ですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今政策推進課長がお話ししたとおり、その時点において事前に公表してもよ ろしいかよろしくないかというようなことをお聞きして、それから公表したいと、そのように考えま す。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) これは、学校教育課長にお聞きすればいいのでしょうか、寄附物件の中に校 旗と除雪機というのがありまして、それぞれ岩船小学校児童愛育会会長、そして村上小学校PTA会 長というふうになっておるわけでありますが、金額も結構な金額で今寄附行為されているわけですけ れども、参考までにお聞きしますが、これは例えばPTA会費で集めた中からの金額で寄附を行った のか。それとも、村上小学校さんの場合の除雪機というのは、この除雪機を買うために例えば親とか いろんなところから集めて、それで除雪機をその寄附行為として上げたのか、その辺おわかりになり ますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 村上小学校の除雪機につきましては、140周年記念の一つの寄附と いうことでいただいたということで聞いております。   そのお金の購入金の集め方については、私どもでは承知はしておりません。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今町内自治会等で申請があれば、その町内の除雪機とかに市のほうでも補助 してというような形で、例えば三之町であるとか、町内で除雪機1台配置しているような町内今多く なってきたわけですが、学校なんかは特に小学校の子ども、児童が通う通路であるとか、例えば校門 前なんかをこの除雪機にわざわざそういった金を寄附行為でいただくということよりも、町内にそう いった助成をしているのであれば、学校なんか特に行政側がお金を出してこれは設置するべきではな いかなと私は思うのですが、その辺は教育長もしくは市長、どういった考えをお持ちなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 現実的には、学校の場合除雪機を活用するときに市の除雪機をお借りして、 必要に応じて借りて、そして除雪をしているというような状況にあります。   今議員のおっしゃるように、町内等にそういう除雪機があれば、近くから借りられるというよう な形でより有効になるのではないかなと考えておりますが、現実的には市の除雪機等を活用している というのが実態でございます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 教育長も、以前は村上南小学校の校長を現場でやられていてわかるとおり、 育成会だとか区長さん方でも、朝等本当に、ことしは少雪、雪は少なかったので、よかったのですけ れども、例えば昨年や大雪のときに、朝の通学帯のその通学路が除雪が間に合わなかったわけです。 時間がある方とか、朝例えば学校に除雪機さえあれば、我々で多々あいさつ運動とか例えば旗持って いるのではなくても、その除雪機何ぼでも俺らでかけられるのだがなと言っている方だっているわけ です。   こういう寄附行為でもらうのもいいのだけれども、こんなのは本当であれば行政が学校に1台ぐ らいずつ配置するというぐらいの気概で俺はやるべきではないのかなというふうに思っていますので、 ぜひその辺も今後考えてみていただければと思います。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会報第1号 定期監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議会報第1号 定期監査結果報告についてを議題といたします。   直ちに質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、3ページの監査の結果のB、ここの支出事務についてのところに、少数ではありま すが、支払いの遅れ、請求書の受領の遅れなどが見られましたとございますが、具体的にはどこの課 で、どのような実態があったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 事例としましては、さまざまではございますが、例えば指摘させて いただきましたのは検収日、いわゆる完了日と申しますか、それから請求書をもらうまでの期間が長 いものなど、こういったものを指摘をさせていただきました。   それから、どこの課ということでございましたが、今そこまでの資料は持ち合わせておりません が、支出等命令書、これに目を通しておるわけでございますが、毎月一般会計、特別会計で約5,000 件の支払いがございます。その中から先ほどのようなものを指摘をさせていただいているということ でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 監査というのは、今後こういうことが繰り返されないということで、あえ て文書でこういう形で少数ではあるがというふうにして指摘をしているのです。   ですから、どの課とか資料は持ち合わせていませんという答弁をされましたが、そういうことを 言わないということが逆にこういうことがさらに繰り返されるということになって、本当の意味の監 査の役割を果たしていないのではないですか。やっぱり文書でこういう指摘をする限りは、どこの課 であったということははっきり言うと。それは、今後にそのことが生かされるという意味で、そこを 責めるということではなくて、そういう事例があったとしても、今後そういうことを繰り返さないと いう意味で私はやっぱりはっきりどの課だったのかと、監査の立場から言うべきだと思う監査委員に お願いをいたします。   2つ目の質問をいたします。Cで契約事務についてとございます。そこで、事務処理では入札及 び契約時に業者から提出される関係書類や工事監査調書、委託業務完了検査調書など、必要とする書 類は財務規則等の規定のとおり処理されるのが普通であると、それが前置きでありまして、一部の契 約の決裁に不備が見られたと指摘しております。これはどの課で、どのような契約の決裁に不備が見 られたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) これは、書類を見せていただく中で、本来であれば所管課長までの 決裁が必要な書類がございます。それに決裁漏れがありました。また、受付印のないものが見られま した。内容としては、単純な事務処理誤りということだと思っております。   それから、どこの課というお話でございましたが、正確な書類は先ほどと同じく持ち合わせてお りませんが、幾つかの課があったということは記憶にございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目、Eの現金等の管理状況についてということで、外郭団体8件監査 しましたと。   その中で、一部帳簿と支出命令書が一致しないものがあった。それから、その下に一部郵便切手 及び監査はがき等の受け払い簿が整理されていないものがあったと、こういうふうに指摘されており ます。これはどの外郭団体で、そしてその一部帳簿と支出命令簿が一致しないというのは、具体的に はどのようなことなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) これは、いわゆる外郭団体、区長会でございます。   その中でのことなのですが、支出命令書に請求書が2枚添付をされております。一例としまして、 その合算した金額が命令額となっておりますが、通帳と出納簿には請求書ごとに記載してございまし た。そのため、一致をしていなかったという事例でございます。   それから、郵便切手の関係でございますが、いわゆる残高につきましてはきちんと把握をしてい るわけですが、その中身といいますか受け払い、これを受け払い簿に記載をしていなかったところが あったということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わりますが、監査の役目は、今後こういうことが発生しないということ で監査をするのでありまして、行政の立場を守るというのが監査委員の役目ではございません。です から、監査報告を議会にするからは、どの課であったということは当然報告されて私何の間違いでは ないと思うのです。そうでなければ、監査委員の役目は何なのかと非常に私は不安を持ってしまいま す。   以上、厳しいことを申し上げましたが、そうでなければ監査の役目は成り立ちません。終わりま す。 〇議長(板垣一徳君) 8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、4ページの現金等の管理の状況についてでござい ますけれども、先ほど外郭団体8件について監査したということで、区長会というような文言が出て きたと思うのですけれども、この8件というのがちょっと中途半端な数だなと思うのですけれども、 この8件というふうに絞り込んだのと、あと監査した日にちをちょっと教えていただけますでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) この8件といいますのは、村上市区長会連絡協議会から始まりまし て、山北地域区長連絡協議会、ここまで入れますと8件になります。   それで、この8件につきましては、今回の定期監査、それと財政援助団体の監査、この両方で実 施をさせていただいております。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ここに一部帳簿と支出命令書が一致しないというものがあったというふうに あるのですけれども、この区長会の会計的な部分はみんな統一されているので、そういった目で監査 されたのでしょうか、いかがでしょうか。統一されているのかどうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 区長会といいましても、それぞれ事務局がございまして、市の職員 の方が事務局を持っていると、そういうところもございますし、別個に事務局を持っているというと ころもございます。   私ども監査に当たりましては、通常の出納なら出納、こういう関係がどういう処理をされている かというところを同じ目で監査をしております。ですから、どこが違うとかというようなことはござ いません。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第5 議会報第2号 財政援助団体監査結果報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議会報第2号 財政援助団体監査結果報告についてを議題といた します。   直ちに質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今一番最後のページなのですけれども、個別事項として山北地区のほうで 一部現金を管理している実態があったということで指摘しておりますけれども、どのぐらいの、いわ ゆる協議会には平成24年度の実績で780万8,000円、788万円、約800万近いお金が出ていきます けれども、どのぐらいの頻度で現金で扱っていたのを指摘しておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 今現在個々にその出入り、これは把握しているわけではございませ んが、監査におきましてたびたび事業を行う前に預金をおろしまして現金で管理をしていると、こう いう回数が何回かありますので、やはり現金でということになりますと、いろんなことが想定されま すので、それでこういう書き方をさせていただいたわけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 本当に監査言われるように、できれば通帳からの振り込み等で決済のほう を持っていければ、現金で扱うというのは非常にいろんな意味で、またいろんな事件が過去にもあり ましたので、その辺はやっぱりいい指摘だなと思っております。   それともう一つ、村上地域まちづくり協議会とまた山北地区の協議会、この2つに対して、そも そも本来行政が執行する予算というかお金そのものは、年度でさばき切れなかったというか、やり残 したようなものは、繰越明許費みたいな形で議会の承認を得て、そしていいですよと。あるいは、残 ったお金というのは、全部不用額として決算で了解を得ると。全部全て議会の承認をとって、1,000 円足らずのお金でも全部会計を合わせていくというのが本来のやり方なのですが、まちづくり協議会 の場合だと、その余ったお金をまちづくり協議会の中で繰り越して、あるいは基金としてためてみた り、こういうことがいわゆる監査委員が言っている使用目的の制限を緩和した交付金の性質を持つ財 政支援目的のものと認識しているという表現なのだろうと、私はこういうふうに思いますけれども、 そういう見解でこういう文章で成り立って書いてあるわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) ここに書きました文言と合うかどうかはわかりませんが、やはりこ ういう活動といいますか、ものは長くなるものもございます。   そんなことから、今ほどおっしゃいました積み立てておいたりというようなことになっていくの だろうと思いますが、やはり本来であれば、その使用目的に沿ったという使い方、これがやりやすい ようにここにもちょっとそういう意味も含めてあるのですが、ガイドライン的なものをつくっておき まして、それらに照らし合わせて使用していくというようなことをやっていけば、さらにスムーズに 活動ができるのかなというような意味合いも含めて書かせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 行政の執行するお金がその協議会で繰り越す、あるいは基金になるという ことは、どういった法律の中で地方自治のほうになるのか。どういった法律の中でそれが許されるの かがちょっと私には理解しかねるところあるのですけれども、余ったのは一旦全部戻しなさいよとい うのが基本的な行政のスタイル、あるいは繰り越す場合は議会承認を得るということが行政のスタイ ルなのですけれども、そこのところのガイドラインをつくるという、つくったらいいのでないかとい うことを言っている意味なのですか、そこを聞きたいのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) いえ、先ほどガイドラインと言いましたのは、そういう意味ではご ざいませんでした。   いわゆる目的に沿って使用していく、またはそのいろんな活動を行っていく、そういうためのガ イドラインという意味合いでございます。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   山北地区まちづくり協議会の指摘で、一部帳簿と支出命令書と領収書の日付等が一致しないもの があった。所管課においては、適切な指導に努めていただきたいとございます。これは、どのような 帳簿で、支出命令書と領収書の日付が一致しないというのは、何日ぐらいずれていたのかというよう なことで、まず具体的にお聞きしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 今現在細かいところまでは、申しわけございませんが、承知をして おりませんけれども、監査をさせていただいた段階で、先ほども申し上げたように、見たものはいわ ゆる預金通帳、それから現金の出納簿、こういう書類、それから原資記録といたしまして領収書、請 求書、こういうものを監査をしております。   その中で、いわゆる領収日が領収書の日付と何日かずれておった、こういうものがありましたの で、書かせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) その下に、交付金の一部を現金管理している実態があったと。先ほど姫路 議員もお聞きしましたが、現金での保管は事件、事故防止、防犯上も好ましくないことから、行政が 事務局を担っている以上、通帳管理に改めることが望まれるとございます。   まさに、先ほどの一致しないものがあったと、所管課においては適切な指導に努めていただきた いと行政の担当課に指摘をしております。ここで、こういう文書をつくられた以上、この監査報告を まとめた後、関係所管課、そして関係するその担当課には監査のほうからどのようなご指導がされた のでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 担当課のほうにつきましては、実際に面接をしておりますので、そ の際にここに書かれたようなこと、これらを逐一指摘をさせていただいております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目に入ります。   監査の期間は、10月18日と12月16日からそれぞれ監査が行われました。去年の9月議会、 山北支所の中のいろいろな不祥事が明らかになりました。そういった職員も処分されました。その後 のこの監査の指摘です。ですから、その山北支所内におきましては、特に山北地区まちづくり協議会 を指導援助する所管課というものについては、非常にあの事件があった後にこういう指摘がされると いうことは、まだまだ行政の中での緩みがあるのではないかと、私は率直にこの監査報告を見て感じ たのです。今回特にこのいろいろ行政の事務上の処理、通常の行政の手続がされていないという指摘 が今回の監査報告は非常に多いのです。ですから、ああいう不祥事があった後も、このような指摘が 多く出てくるというのは、村上市全体の行政の職員、そしてそれぞれの課に対してやっぱり引き締め、 しっかりとした現金管理をきちんとやるという、そして自分の課の所管する団体等へのきちんとそう いう指導もするという、そういう全体的な姿勢が欠けているのではないかということを申し上げまし て、やっぱり次の監査でもこのようなことが指摘されるならば、一体全体どうなっているのだと、そ のときには言わざるを得ません。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん、質疑ですので、余り自分の意見をいっぱい出さないように。   ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 報第1号 専決処分の報告について 報第2号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第1号及び報第2号を一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第1号及び報第2号の2件について一括し てご報告申し上げます。   これら2件は、いずれも地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定され た契約の金額を変更する契約についての専決処分の報告であります。   最初に、報第1号は、消防救急デジタル無線整備工事変更契約についてであります。この変更契 約は、現在進めております消防救急デジタル無線整備工事の松山無線中継局設置に当たり、当初計画 した施設設置場所が軟弱な地盤であったため、計画位置を変更したことによる増嵩分279万3,960 円を増額したものであります。   次に、報第2号は、(仮称)荒川統合保育園建設建築本体工事変更契約についてであります。こ の変更契約は、現在進めております(仮称)荒川統合保育園建設建築本体工事におきまして、調理室 開口部の形状変更及び各更新における現場状況に伴う数量精査等による増嵩分102万9,000円を増 額したものであります。   以上、一括してご報告申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) 質疑はございませんか。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) まず、報第1号なのですが、地盤が軟弱だったので、その計画位置変更した ということでありますけれども、村上市は例えば旧ジャスコの跡地は何だらとかと地盤調査やってく れと言わないうちからやっている市の割に、こういうのを建設する際というのは、その場所が業者に 全てお任せなのかわかりませんけれども、設計する前に地盤の調査なんていうのはするのではないで しょうか。それが何でその計画立ってから急に軟弱だったなんていうことになるのか教えていただき たいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 今回設計変更した場所というのが建てるものは局舎という格好で、無線局 の建物の局舎を建てる予定だったのです。   それで、重量的にはそう積算荷重が重いものでないということで、基礎を約70センチ程度掘る 基礎だったものですから、通常どおりのボーリングとか、数メートルまで掘るボーリングまでは調査 しなかったという格好でございます。実際掘ってみたら、そこのところはやはり谷地みたいなちょっ と地盤出ましたので、そこのところは無理だということで、別なところに、地山のところに移動した という格好で変更設計させていただきました。特にその場所での増額が深さ的にはやはり70センチ 程度しか掘らないものですから、基礎工を補充するためのトップベース工法という、ちょっとこれコ ンサルから指導受けたのですけれども、軟弱地盤にも耐えられる基礎工法を取り入れて今回工事を施 工したいという格好でお願いしたものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) これ専決処分なので、しようがないのですけれども、例えばその差額が幾ら にしても、これにしたって入札でやっているわけではないですか。   例えばその場所も変わって、その工法も変わったのであれば、その入札に参加した業者に対して も何だい、そこの違い、その工法だったら違うねかということになるわけです、これ今までもずっと こういう物件がきていますけれども。そうしたら、専決は専決にしたとしても、議会にはその詳細な 当初の設計はこうだったのだけれども、今回こういう形の設計になったので、こういう変更になりま したという資料もつけてくるべきではないでしょうか。ただ、地盤が軟弱で場所が変わって、工法が 変わったので、二百何十万の追加を例えば専決しましたという、ただそれだけで報告しますというこ とでは、大変議会で入札にしたって決めているわけですから、その分は説明資料として私は添付する べきだろうというふうに考えます。   これは、報第2号も質問しようと思ったのですけれども、100万差は、うちの委員会で見てきた ときに、ただ給食室と行き来するのに不便だからと、そこに開口してドアつけただけです。そういっ たのも、詳細が出てこないと、本当に果たしてその金額で正しいのかどうかというのもうちらは何に もわからないわけではないですか。ぜひそういうふうにしていただきたいと思うのですが、いかがで しょうか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 今後提出するときには、議会に詳細わかるような提出の仕方をしたいと思 います。 〇5番(本間清人君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   今ほどの本間議員への答弁で、そんなに重くないものなので、基礎を70センチ掘る予定だった と。そんなに重くないものでという消防長の答弁ですが、そのそんなに重くないという重さはどのぐ らいの重さなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 重量的には300キロと聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 300キロといえば、それは重いです。   それを掘るその基礎が70センチ掘れば耐えられるというような当初の設計というかしたその業 者は、本当にこういうような工事を経験しているコンサルタントなのですか。何か、何でこういうこ と聞くかというと、村上というか、去年1年間あるいはその前の年から、工事を始めて、そして途中 から地盤が悪いとか、とにかく地盤に関係した追加が非常に多いのです。確かに地盤で軟弱だとか何 とかと言われれば、私たちわかりません、その専門の知識がないですから。では、先ほども本間議員 も言ったように、金額うんぬんではなくて、そういう地盤を、そういう山のそういうところにきちん と建てるとなれば、当然調査をし、そしてこれで間違いありませんというものを出して、初めてその 会社の信頼性が得られるのではないですか。ところが、今になってそこでは建たないと。無理だと。 軟弱だなんていうのは、その事業者の信頼度、専門性というのが本当に疑われても仕方がないような 今回の提案なのです。消防長のこと言っても、消防長はどうしようも、その分野の専門家でもありま せんので、非常にこういう形式の専決あるいは契約の変更が非常に多い。そのコンサルタントどちら ですか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) ちょっと今請負業者のほうだけ持ってきたので、コンサルタントの名前ち ょっと待って…… 〇21番(相馬エイ君) 請負業者でいいです。 〇消防長(本間善和君) 請負業者は、ここの議案のところに提出されております2社で行っており ます。   富士通ゼネラル・平山電気特定企業体という格好で工事を請け負っております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目伺います。   次に伺います。荒川統合保育園の契約金額変更、変更理由は利便性を考慮し、調理室の開口部の 形状を変更するほか、数量の精査とあります。今の時点になってこの開口部の形状というか、実際そ の設計したりするときには、そこで働く人たちの率直な声、要望等を聞いて、そしてつくられるもの だと思うのです。やっぱりそこで働く人が本当に働きやすい、子どもが小さいから、子どもの安全性 を常に確保できるというか、そういう観点で設計がされていくものなのでしょうけれども、なぜ、そ の数量の精査なんて何の数量を幾つ増額したのですか。   そして、この開口部とありますけれども、開口部というのは、どういうものをどういう形に変更 するという報告がされなければ、私たち目つぶってはい、結構ですと言うのと同じです。答えてくだ さい。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 今回の変更契約につきましては、今ほどご説明がありましたように、給 食室の配膳の部分なのですけれども、当初の設計では配膳台を置くスペースのところから食器を受け る渡し口といいますか、そのところを引き違いの戸だけで当初させていただいたわけでございますけ れども、毎日の業務というようなことで、実際作業する調理員さんの使いやすさを考慮させていただ きまして、引き違いの戸を下のところまで下げて洗浄することがやはり必要ではないかというような ことで、その部分の開口部を広げさせていただいたということでございます。   したがいまして、当初の幅が160センチ、高さが90センチの引き違いの戸を、床面から110セ ンチの高さだったのですけれども、それを110センチの高さを取っ払って1枚の戸といいますか、 戸に変更させていただいたということでございます。   それから、数量の精査の部分でありますけれども、これは設計から実際にやっていく中で、いろ いろ数量の部分、例えば今までパイルの部分を施工する上でそれを取りやめて、それを砂利敷きに砕 石にさせていただいたとか、あるいはその砕石の部分を取りやめにさせて、今その部分にかわるもの をまた常設させていただいたというふうなことで、逐次といいますか、細かい部分はございますけれ ども、その中で精査をしながら設計をさせていただいたということでございます。   それからもう一点は、県の監査でもあったのでございますけれども、実は医務室の関係で、当初 カーテンというものを予定させていただいたわけですが、やはり隔離をするというようなことで、そ れはアコーディオン室が必要であるというふうなことで、その部分を変更させていただいたというと ころでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わりますが、議長にお願いいたします。   ここで数量の変更と書いてあるにもかかわらず、課長の報告では何、どういう部品が何個の予定 が何個ふえたかという一切見えておりません。言葉からは、具体的な状況の報告であって、それがあ りません。ですから、認めますけれども、きちんとこのどういうものが何個最初の予定から変更にな ったのかと、その辺はしっかりと私のほか議員さんにもわかるように出していただきたい。それでな ければ、こんなこと、数量の変更ですで通る議会だと思ったら大間違いです。そのお願いいたします。 いいですね。 〇議長(板垣一徳君) 今相馬議員さんから資料提供を要求されていますが、皆さん必要ですか。議 員の皆さん。 〇21番(相馬エイ君) 必要ですかと聞きますか。 〇議長(板垣一徳君) 議員さんだけでよければ、議員さんに出していただきます。全員ということ でありますから…… 〇21番(相馬エイ君) 私だけで結構です、必要ですという声がありませんので。   では、私だけでいいですから、お願いします。いいですね。 〇議長(板垣一徳君) 課長、出してください。 〇福祉課長(斎藤 勉君) わかりました。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第3号 専決処分の報告について 報第4号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第3号及び報第4号を一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第3号及び報第4号の2件について一括し てご報告申し上げます。   最初に、報第3号は、新潟県市町村総合事務組合規約の変更についての専決処分の報告でありま す。これは、燕市及び五泉市から公平委員会に関する事務について、共同処理事務に加入したいとの 申し出があったことにより変更を行うものであります。   次に、報第4号は、議会の委任事項であります。損害賠償についての専決処分の報告であります。 事故の状況につきましては、記載のとおりでありますが、平成25年12月26日、新潟県庁外来駐車 場におきまして、公用車両右側後部ドアから荷物を搬出する際、荷物がドアに当たり当方右側後部ド アが右側に駐車中の相手車両の左側後部ドアに接触し、損傷させたものであります。今回の件も含め、 これまでもその都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、車両の乗降、荷物の積みおろ しを行う際に周囲に対する配慮と細心の注意を払うよう強く指示したところであります。   なお、本件は示談が成立し、このたび報告するものであります。   以上、一括してご報告申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   午前11時25分まで休憩します。           午前11時08分  休 憩                                                        午前11時25分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第8 議第1号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議第2号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議第3号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議第4号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について      議第5号 村上市固定資産評価審査委員会委員の選任について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第1号から議第5号まで5議案は、いずれも固定資産評価審査 委員会委員の選任についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第1号から議第5号までの5議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら5議案は、いずれもことし5月19日で任期満了となる村上市固定資産評価審査委員会委 員の選任について、地方税法第423条第3項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。 委員の数は5名で、本市各地区から1人ずつ選任しておりますが、今回山北地区については、新任の 斎藤誠氏を、ほかの4地区については、従前の方々をお願いすることとし、村上地区は村山誠氏を、 朝日地区は大滝達夫氏を、神林地区は橋賢一氏を、荒川地区は武士俣馨氏をそれぞれ適任と考えて 選任するものであります。   5人の方の略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては3年間となっており ます。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 固定資産は、市のその方が持っている土地の資産、建物資産を評価して、そ の0.何%でしたっけ、それの割合で固定資産税を取るわけですけれども、その固定資産の評価委員 の中にいわゆる土地家屋調査士みたいな、いわゆる今現状でその資産物件の価値がどうなのだかとい う評価する方は、全くこの委員の中には入っていないのですが、そういうものとはこの委員の持って いる役割というのは全く違うのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(本間 清君) ただいまのご質問でありますが、固定資産評価審査委員とい うのは、あくまでも第三者機関ということで、中立的な目で見ていく立場の委員ということでござい ます。   もちろんそういった専門的な知識を必要とする部分はありますけれども、今回お願いするこの 方々というのは、地域の土地の事情にある程度精通をされた方というような認識でお願いしていると ころでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) その第三者的中立な立場でのこの5人の委員会の方々がいわゆる路線価であ るとか、建物評価というものに関しての、例えば土地家屋調査士みたいな免許持っていて、その評価 は違うのではないとか、いいのではないかとかということも言える方々ではないわけですよね。   では、その第三者的中立的なその委員会というのは、何のために必要なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(本間 清君) その市民の方々の固定資産に対する評価に対する苦情の申し 立てがあった場合に、もちろん市との中間に入ってそれを審議をして、それが適切なものかどうかを 判断するという意味での中立的な機関というふうに認識しております。   あと、専門的な確かにそれ土地に関する資格をお持ちの方というのが必要な部分もあるのかもし れませんが、今度反対にその方々によって、土地の価格等不動産のものがいろんな意味で左右される という、そういう心配も懸念されるという部分もあると思いますので、今回こういう方々、中立的な 立場で識見を有する方ということでお願いした経緯でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、ちょっと私勉強不足で申しわけなかったのですが、うちとうちの隣に 親戚のうちがあったとして、同じ並びなのにこっちの土地の評価が例えば坪7万で、俺のところが8 万だと。同じ並びなのにおかしいのでないかというようなときには、役所に苦情を言ってもそこの苦 情の部分をこの方々がその委員会を開いて、それはどういうことなのだみたいな形での会議というか、 そういうことをやる場というか、そういう会なわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 選管・監査事務局長。 〇選管・監査事務局長(本間 清君) そのとおりなのですが、ただ毎年今の申し出を受け入れると いうことではないのです。   評価替えというのがございまして、3年に1回あるわけですが、今度27年が評価替えの年にな ると思いますが、その評価替えがあった60日とか90日という日数が決まっているのですが、その 間に申し立てをするということになりますので、いつもできるというものではありません。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちにボタン式投票により採 決したいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないでボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第1号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第1号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   次に、議第2号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第2号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   次に、議第3号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第3号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第4号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第4号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第5号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第5号は原案のとおり同意することに決定をしました。                                              日程第9 議第6号 村上市教育委員会委員の任命について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第6号 村上市教育委員会委員の任命についてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第6号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、村上市教育委員会委員の任命につきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律 第4条第1項の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。   ことし5月20日に任期満了となる教育委員会委員、佐藤信子氏につきまして、引き続き同人を 教育委員会委員として任命しようとするものであります。   略歴につきましてはお示しのとおりであり、任期につきましては4年間となっております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   この今議題にのっております教育委員の任命についてでありますが、佐藤信子氏、平成26年5 月20日をもって任期満了、その後任として同人を議会に提案するとありますが、次の任期はいつな のでしょうか。何年間なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今回佐藤信子委員にお願いしていますのは、26年の5月21日まで でございます。   引き続きということでございますので、26年5月21日から4年間ということになります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この略歴を見ますと、平成12年10月から朝日村教育委員会、そして平成 20年3月まで旧の朝日村教育委員を務められ、合併になってずっと現在に至っておられます。そし て、今回さらに4年も教育委員としての提案がされているわけです。   そうしますと、平成12年から26年の5月までで14年、今回同意されますと、さらに4年とい うことで、合計平成12年の12月に教育委員になられてから18年間、この任期の終わりまで務めら れますと、18年間教育委員をするということになるわけです。それで、そしてその平成12年の10 月に旧の朝日村の教育委員をされたときは、村上総合病院の看護部長をされており、そしてその後は 長岡中央総合病院の看護部長を13年から18年されており、教育委員14年間のうち6年間は、それ ぞれの病院の看護部長としての教育委員の兼務でありました。私は、そこで伺いますが、15年以上 も、この任期が終わりますと約20年近いわけです。このように20年近い長い期間教育委員を務め られた方は、かつていらっしゃいましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 私全ての旧合併前の町村の委員の方々のこと全て承知しているわけ ではございませんが、今で14年弱になりますか、ほかにこのような方がいらっしゃったかどうかに ついては、ちょっと知識ございません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 教育長でさえも、10年以上も教育長の任につくという方は珍しいです、本 当に。   その中で、教育現場の出身でもない方が最終で18年も教育委員をするということは、私はちょ っとえっと言葉を発するような期間なのです。余りにも長いと。では、この方しか教育委員の仕事を する方が、旧の朝日村から選ばれていらっしゃいますので、旧の朝日村の中に本当に教育委員をする 方、お仕事できる方がいらっしゃらないのだろうかと思うわけです。そういう現状の中で市長は提案 されております。そして、議長が同意して今回議案になっているわけですが、市長に伺います。余り にも18年1人の方が教育委員のお仕事をするというのは、本当にほかに人がいないのだろうかと。 果たしてこういうことでいいのだろうかと私は疑問持ちますが、提案された市長はどのようなお考え でこの18年教育委員をされようとする方の人物と期間が長いとはお考えにならなかったのでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回任命いただければ18年間ということでございます。   18年が長いということは決してございません。長ければ悪いというものでもございません。私 ども今までおつき合いさせていただいた限りにおいては、教育行政に熟知しておりますし、また一生 懸命に教育行政に取り組んでいただいているというような観点から、適任と考えて提案させていただ いております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) まだ法が改正されていませんので、教育委員の任命は当然市長ではなくて教 育委員会からの互選ということでよろしいのですよね。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長、答弁してください、それ。   学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) ちょっと今うかつにしていたものですから、申しわけございません。 もう一度質問お願いいたします。 〇5番(本間清人君) 教育委員のその任命は、まだ市長に任命権はあるわけではないわけですから、 教育委員会の互選でよろしいのですよね。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 先ほど市長が提案理由の中でも申し上げましたように、法律の中で 地方公共団体の長が議会の同意をもって、得て任命するという法律の中で今回はお願いするものでご ざいます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 市長が任命するということで、今回提案はされていますが、その互選に当た ってはやはり教育委員会でもまれるのですよね。そうではないのですか。全く…… 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 教育委員長については、委員の互選となります。   委員については、あくまでも市長の任命となります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 私、この今回上程されている方が悪いとかうんぬんとかということではなく て、別に反対するつもりはないので、賛成はしますけれども、市長、市長のご地元であります山北の 委員の方は、今回本図元子さんにかわられまして、実際に子育てもされて、私と一緒にPTAの会長 なんかもつき合いされた方がやっているわけですよね。   やはり現場のことを知っている方々を入れかえしていくというような部分は、少し循環をよくす るために、長くやればいいというわけではないのだろうけれども、そんなこと言って私もPTA会長 をもう7年もやっていますけれども、その辺の感覚という、もっと若い世代に、もっと子どもを接し て子育てを今まさにやっているとか、それが終わった方とか、例えばPTAの会長を経験されて、本 図さんはPTAの会長も経験されている。そういったこういう方を任命しようとかというお考えはな かったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 教育委員5名いるわけですけれども、5名のうちから1名だけは、18歳未 満だったか、18歳、保護者。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 18歳未満の保護者の中から1人選びなさいと。これがまた大変なのです。 受け手がないというようなことで、幸いにもPTA経験者あるいは教育熱心な本図さんがいらっしゃ いましたので、無理やりお願いしたような次第でありまして、今回のいわゆる今度学校をどうするか というようなことの検討委員会も立ち上げていただきますので、そういう面からも経験のある方、あ るいはそういうような保護者の方、あるいは学校の教育現場を携わってきた方、多種多様な方面から お願いしているということでございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに無記名投票により採決 したいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は議長を除き23名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投 票は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。   局長。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、10番、 竹内喜代嗣君、23番、大滝久志君を指名します。   両君の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票の結果を報告します。   投票総数23票。これは、先ほどの出席議員数に符合しております。   そのうち、賛成22票、反対1票、以上のとおりであります。   よって、議第6号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   午後1時まで休憩します。           午前11時55分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第10 議第 7号 専決処分の承認を求めることについて  議第 8号 専決処分の承認を求めることについて  議第 9号 専決処分の承認を求めることについて  議第10号 専決処分の承認を求めることについて  議第69号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第7号から議第10号まで及び議第69号の5議案は、いずれ も専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第7号から議第10号まで及び議第69号 の5議案について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成25年度村上市一般会計及び特別会計の補正予算について、地方自治法第 179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を 求めるものであります。   最初に、議第7号は、一般会計補正予算(第8号)についてであります。歳入歳出予算の総額に それぞれ420万円を追加し、予算の規模を343億3,000万円といたしました。補正の内容は、2月 7日からロシアのソチで開催されました第22回オリンピック冬季競技大会スノーボード男子ハーフ パイプの選手として出場し、見事銀メダルを獲得した平野歩夢選手を応援するための経費を追加した ものであります。   次に、議第8号は、一般会計補正予算(第9号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ4,300万円を追加し、予算の規模を343億7,300万円といたしました。補正の内容は、1月 1日に発生いたしました荒川浄化センターの落雷被害に係る復旧経費について、一般会計から下水道 事業会計に繰り出しするものであります。   次に、議第9号は、下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ4,300万円を追加し、予算の規模を48億5,180万円といたしました。補正の内容 は、議第8号でも申し上げました荒川浄化センターの落雷被害に係る復旧経費を追加したものであり ます。   次に、議第10号は、一般会計補正予算(第10号)についてであります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ3億1,000万円を追加し、予算の規模を346億8,000万円といたしました。補正の内容 は、除排雪経費において年度末までの執行見込み額を算出したところ、現行予算額では不足を生ずる ため追加したものであります。   次に、議第69号は、一般会計補正予算(第11号)についてであります。歳入歳出予算総額に それぞれ500万円を追加し、予算の規模を346億8,800万円といたしました。補正の内容は、第22 回オリンピック冬季競技大会スノーボード男子ハーフパイプにおいて見事銀メダルを獲得した平野歩 夢選手に対して行う祝賀の経費を追加したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 議第7号の専決処分のところでお伺いいたします。   10ページ、総務費の一般管理経費の中から特別旅費として副市長、議長のソチでの応援という 関係で旅費が出ております。これの根拠ということで、いろいろ財務の職員からお聞きしましたら、 財務規則の職員の旅費のところのたまたま議員である人が地方公共団体の機関から依頼されて公務の 遂行を補助するために旅行したような場合には、地方公共団体として旅費を支給することができると いうこれに当てはまるので、一般職員の特別旅費として議長の分もお出しいたしましたという説明で ありました。そこで伺いたいのですが、地方公共団体の機関から依頼されてという文章なのですが、 市長のところをおうかがいしましたときに、市長は私の専決というか、判断で2人を現地に送るとい うことを決めましたとお話しされておりましたが、地方公共団体の機関から依頼されてという、この 文言は市長の判断ということと同じ意味合いなのでしょうか。課長会議等で決められたそういう議案 だったのでしょうか、その辺はどうなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私の議会運営委員会で4名ということでお願いした話をさせていただきまし たが、その後いろんな事情があって2名になったというようなことでございまして、私が2名を議長 とそれから副市長というようなことで庁議の席でその旨を報告し、派遣したものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ですから、地方公共団体の機関から依頼されてという、この機関からとい うのは、市長が単独で判断しましたということと同類とのことなのか、それとも機関というからには 課長会議等で決められて、そして議長も旅費として扱って、お二人を公費でソチに送ろうという判断 がされたのかと。   だから、そういう部分で地方公共団体の長という表現がないものですから、市長の判断がこの機 関から依頼されてということとイコールなのかということを私は最初の質問で聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 機関からということは、当然行政の機関でありますので、私が長であります ので、私だと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今2つ目ですね、1番目の答弁がはっきりしませんでしたので。2つ目の 質問させていただきます。   そこで、市長が私が判断しましたというその根拠のところで、全員協議会では歩夢さんのオリン ピック出場はすばらしいことだと。もちろん現地で応援することも大事なことでしょうけれども、も っともっと公費の使い方を本当に本人、それからこれからのそのスポーツ関係の振興とご家族といろ んな支援の仕方があるのではないかと。もっともっとよく配慮するべきではないかという多くの議員 からの声がございました。しかし、次の日市長が私が判断いたしましたということでありましたが、 その判断した根拠は、その全員協議会の夜荒川で三役と議員の懇親会がございました。そのときに、 全員協議会でもっと慎重に考えるべきではないかと言った以外の議員から、現地で応援するのが本当 の応援だと言われた。ですから、自分が次の日判断をいたしましたということを私ども共産党にお話 しになりました。私は、そのときに全員協議会は議事録も残り、そして公開されている会議でありま す。そこでの議員の発言よりも、夜の懇親会の席、飲み会の席で現地に送るのが本当だと何人かから 言われたと。だから、私は次の日、私市長として判断をいたしましたという、その判断のもとが非常 にそういうことでいいのかなと。夜の懇親会の話は、まさに私的な話でありまして、議事録にも何も 残らないという、そういうことで私はそれでいいのかなとずっと思っておりました。しかし、天候に より残念ながらお二人はソチには行かれませんでした。そこで、この特別旅費が結果的にはこのよう な形でご本人たちが行かれないにもかかわらず、こういう予算計上しなければならなかったというの は、具体的にはどのような理由があってなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今のこの金額でありますが、実際には2月17日、全員協議会のと きにも議員のご質問がありました。   行かなかった場合の旅費の精算はどうなるのかということでしたので、それ以降旅行代理店のほ うと協議して、航空会社がJALということで、JALのほうともいろいろ協議しまして、結果的に 68万2,280円が返金されるということになりました。 〇21番(相馬エイ君) ほかは。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 旅行代金以外、現地での費用約70万ほどかかっていますが、それ についてはオリンピック等国際大会のときには全て買い取り、ユニット料金になっていますので、全 てを買い取りのため返金はなしということで聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 最後の質問させていただきます。   すばらしい活躍で、市民挙げて本当に喜ばしいことです。それで、平野さんの報奨金として100 万決めましてお渡しされました。ちょっと市民の方から聞かれたのです。あれだけすばらしい活動し たのだから、100万ではなくてもっと、例えば200万、300万というのは、何か規則上とか出され なかったのだろうかと。本当に100万の何倍もの活躍したのではないかといって、その100万の根 拠はどういうところから100万ということで決められたのだろうかというようなことで質問された のですが、私答えられませんでしたので、この場をおかりしてお聞きしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず1つには、いろいろな今までの経過、他市の経過等いろいろ勘案しまし て、あと本人の年齢等考慮いたしまして、100万ということで決定をさせていただいたということで ございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。   今ほど相馬エイさんのところの予算のところなのですけれども、約70万ぐらい返金があるとい うことは、ではこのお金は299万7,000円というのは、その70万というのは後で帰ってくるわけ。 それとも、それを引いた金額ですか、これは。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 旅行に行く前に旅行代理店のほうに支払いしておりますので、今 70万弱のお金掛ける2名分については、後日返金されるということになります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これは、それが入っていないと。後でまた減額補正あるのかということで よろしいですね。   それとあと、除雪費の件でちょっとお聞きしたいのですけれども、専決の第8号の部分です、専 決の事項の部分で。3億1,000万プラスになるということなのですけれども、このたび雪は余り降 っていなかったなとは思うのですが、昨年の実績で平成26年度の予算では4億1,400万のせてきて いるわけですけれども、25年度というのは3億3,700万ですね、最初に。そこに今3億1,000万、 雪余り少なくても約6億5,000万ぐらいは毎年必要になってくるのだろうなというのは、大体想像 つくのですけれども、この除雪の補償金はありますよね、補償金、どこか壊したりという部分。これ は、毎年何かで発生していますか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 除雪に当たると、ブロックを壊したりとか、生け垣を壊したり… … 〇16番(姫路 敏君) よく聞こえないのだけれども、耳が悪いのか、これ。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) すみません。   除雪に出てブロックを壊してしまったとか、玄関先を壊してしまったというようなことがあれば、 補償金として出します。後で私どものほうで見て、除雪によるものだということであれば出しますの で、そういったことはございますけれども、今回は修繕料ですので、除雪車の部分だとか、消雪パイ プの機械だとか、そういった部分の修繕的なものを中心に上げさせていただいております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、今年度は補償金等のそういう壊したりなんだりというのはなかった という判断でよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 今年度といいますか、このシーズンに入ってからは、まだそうい ったものは聞いておりません。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   これで3問終わったのであれですけれども、一応結構やっぱり除雪逆に雪降らずに困っている人 も世の中にいるのだなというのもありますけれども、仕方ない、これはしっかりとした予算です。わ かりました。ありがとうございます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第7号から議第10号まで及び議第69号を討論の後、ボタン式投票により採決をい たします。   最初に、議第7号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第7号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第7号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第8号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第8号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第8号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第9号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   次に、議第9号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第9号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第10号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第10号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第10号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第69号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第69号について採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第69号は原案のとおり承認することに決定をしました。                                              日程第11 平成26年度村上市施政方針 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、平成26年度村上市施政方針について、市長の発言を許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 平成26年村上市議会第1回定例会の開催にあたり、新年度の市政運営につ いて、私の所信を申し述べ、議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。   デフレからの脱却を目指した安倍政権の経済対策、いわゆるアベノミクスにより日本経済は回復 基調にあり、本市におきましては大きな期待感はあるものの、実感できるまでには至っておりません。   また、本年4月から実施される消費税増税の影響のほか、本市の基幹産業である農業分野におき ましても、生産調整の見通し等、農業政策がかつてない大きな転換期を迎えることになり、未だ先行 きが不透明なTPP問題への対応も含め、国内外の情勢や経済の動向をしっかりと見極めた市政運営 が重要な年となります。   本市におきましては昨年、人口減少問題への具体的な取組に着手いたしました。本年度から婚活 支援事業補助金や子育てメール等の新たな事業に取り組んでまいりますとともに、農林漁業の6次産 業化や農商工連携を推進する具体的な計画となる「(仮)村上市産業元気プラン」の策定準備を進め てまいります。   具体的な効果が目に見えてくるまでには、時間のかかる息の長い取組となりますが、「取り組め るものから取り組む」という方針のもと、定住人口や交流人口の拡大に向け、積極的に事業を展開し てまいります。   日本海沿岸東北自動車道につきましても事業化され、大きく前進した年となりましたので、地域 及び関係団体の皆さまと一体となり、全線開通を見据えた取り組みを継続的に進めてまいります。   また、移転候補地が決定した厚生連村上総合病院に対する支援につきましても、具体的な構想、 計画づくりを進めてまいります。   市民協働のまちづくりにおきましては、各まちづくり組織の活動が3年目を迎えます。本年度か ら「地域おこし協力隊」制度を導入し、コミュニティビジネスの構築に向け新たな基盤づくりに取り 組んでまいりますとともに、昨年度に各地域の地域審議会でご提案いただいた「地域活性化推進事業」 につきまして、荒川・神林・山北の3地域で実施いたします。   また、昨年度に制定いたしました「村上市民憲章」の普及啓発に取り組んでまいりますとともに、 「(仮)村上市まちづくり基本条例」につきまして十分な議論を深めながら制定いたします。   地方財政も含め著しい社会情勢の変化が見られる中、限られた財源を有効活用していくことが不 可欠になりますので、第1次村上市総合計画の見直しについての検討に着手いたします。   次に、本年度の一般会計予算の概要と主要事業の取組について申し上げます。   予算編成におきましては総合計画後期実施計画を基本とし、継続事業を着実に実行する中、住民 生活や経済対策に配慮した新規事業を盛りこみ予算編成を行ったところであります。   自主財源比率が低い本市において、一般財源の確保が大変厳しい財政状況にありますが、本年度 の予算規模を一般会計総額で317億5,000万円を計上いたしました。   主要財源につきましては、市税で65億9,419万円、地方交付税で125億7,000万円、国県支出 金38億8,781万円、市債39億8,630万円を見積もりました。   次に、主要事業の取組につきまして、本市総合計画の基本目標に沿ってご説明申し上げます。   はじめに、支え合い安心して暮らせる思いやりのまちづくりであります。   まず、保健・医療の充実につきましては、「健康むらかみ21計画」及び「村上市食育推進計画」 に基づき、各種健診、がん検診、健康教育・健康相談等を実施してまいりますとともに、健幸バン菜 運動や歩こうプロジェクトの普及促進を図ってまいります。また、昨年度策定した「歯科保健計画」 に基づき、医療費の上位を占めるう蝕に対する予防活動や各種予防ワクチンの接種を継続実施しなが ら、総合的に疾病予防対策を推進してまいります。   少子高齢化が進む中、この地域で安心して生活していくためには、地域医療体制の確保が喫緊の 課題であります。村上地域における二次医療機関である厚生連村上総合病院及び瀬波病院に対し、 「地域の医療サービス提供のための経費」として新規に支援を実施いたしますとともに、県立坂町病 院の医師確保に努めてまいります。   昨今大きな問題となっております自殺予防対策事業につきましては、外部委員会を設置し、平成 26年度中の条例制定を目指してまいります。   国民健康保険事業につきましては、本年度は診療報酬が改正される年度でもあり、更に厳しい財 政運営となりますが、基金の活用を図りながら医療費抑制策に関する事業を展開してまいりますとと もに、中学生以下を対象としたインフルエンザ予防接種費用の一部助成を継続してまいります。また、 特定健診におきましても、休日健診を継続し、受診しやすい健診体制の整備に努めてまいります。   地域福祉の形成につきましては、誰もが地域で自立して安心して生活できるよう、地域住民や民 間組織等と連携をしながら、ボランティア意識の醸成等を図り、地域の支え合いによる福祉を推進し てまいります。   次に、高齢者支援の充実についてであります。   今後、団塊の世代が高齢化する将来を見据え、介護が必要になっても住み慣れた地域で安心して 暮らし続けることができるためには、「地域包括ケアシステム」の構築が急務であります。   本年度は、同システムの円滑な運営を目指しながら体制強化を図るとともに、基盤づくりの一環 としての買物支援事業の導入や給食サービスの拡充に向けた検討等を進め、「村上市高齢者保健福祉 計画・第6期介護保険事業計画」を策定いたします。   また、高齢者等に対する除雪費援助事業や認知症対策事業を引き続き実施してまいりますととも に、生活機能の低下がみられる高齢者を対象とした、参加しやすい介護予防事業を展開してまいりま す。   障がい者支援の充実につきましては、障がい福祉サービスの充実を図り、障がい者の日常生活及 び社会生活を総合的に支援してまいりますとともに、昨年度から施行されました「障害者総合支援法」 に基づき、地域で必要なサービスを計画的に提供できるよう「第4期障がい福祉計画」を策定いたし ます。   続きまして、子育て支援の充実であります。   本年度は、「子ども・子育て支援法」に基づく「村上市子ども・子育て支援事業計画」の策定年 度となりますので、平成31年度までの幼児期の教育・保育及び地域の子育て支援の具体的な計画を 策定してまいります。   妊娠期から出産後にかけての支援といたしまして、妊婦健診費用助成やパパママ応援教室の充実、 こんにちは赤ちゃん事業等の新生児訪問、乳幼児健診、育児相談等の実施により、安心して子どもを 産み育てる環境整備に取り組んでまいりますとともに、新たに乳児紙おむつ処理支援事業を実施いた します。   保育支援につきましては、本年4月に、本市保育園で初めて指定管理者制度を導入した「あらか わ保育園」が開園いたしますので、連携を密にし、適正な保育環境の維持はもとより、休日保育や病 児病後児保育等、民間の力を活用した新たな保育サービスを展開してまいります。   また、現在、村上、荒川、山北地区の拠点施設で実施している土曜保育を、全地域で実施いたし ます。   なお、昨年度にリニューアルしたホームページや携帯電話へのメール配信事業により、タイムリ ーな子育て情報を提供し、子育て世代の方への支援強化を図ってまいります。   生活支援の充実につきましては、引き続き個々の状況に応じた指導・助言を実施し、本年7月に 創設される就労自立給付金制度の周知を図りながら、受給世帯の自立に向けての就労支援を行ってま いります。   また、平成27年4月の「生活困窮者自立支援法」の施行に向けた準備を進めてまいります。   平等社会の推進につきましては、昨年度に引き続き、人権教育及び人権啓発に関する施策を総合 的かつ計画的に推進するため「人権教育・啓発推進計画」を策定いたします。   次に、自然と景観を守る環境に優しいまちづくりについてであります。   まず、自然環境の保全についてであります。   本市の美しい自然環境は、先人たちが残してくれた貴重な財産であり、まさしく「ふるさと」で あります。   昨年度、「環境基本計画等進捗管理委員会」及び「環境審議会」からさまざまなご意見をいただ いておりますので、「環境基本計画」に基づく事業を効果的・効率的に推進してまいりますとともに、 環境フェスタや各種イベントを市民、事業者、行政の協働により実施してまいります。   また、新エネルギーの推進につきましては、引き続き住宅用太陽光発電システム及び木質バイオ マスストーブの設置補助や、電気自動車用充電インフラ整備を継続して実施してまいりますとともに、 新たに防犯灯のLED化に向けた調査事業を実施してまいります。   なお、本市の特性の一つであります洋上風力を生かした発電に関する影響調査が、国の事業によ り実施されておりますので、調査結果を注視し、事業導入の可能性を検討してまいります。   次に、生活環境衛生の確保についてであります。   ごみ処理業務につきましては、分別収集の徹底により、ごみの減量化やリサイクル率の向上を図 り、環境負荷の少ない循環型社会の実現を目指してまいります。   新ごみ処理場の建設事業につきましては、昨年度から建屋の建設工事に着手し、順調に推移して おりますが、引き続き工事の進捗管理に十分留意しながら、今年度末の稼働に向け事業を推進してま いります。   次に、上水道整備の推進についてであります。   水道施設は、日常生活や産業活動に欠くことのできないライフラインであり、水道水の安全性の 確保、安定供給を図ることが重要であります。   上水道事業につきましては、安全で良質な水道水の安定供給を図るため、村上地区第4次拡張事 業と荒川地区第3次拡張事業を継続してまいりますとともに、安定した供給基盤の整備と有収率の向 上を図るため、経年劣化が進み更新時期を迎えている水道施設の整備を推進してまいります。   簡易水道事業につきましては、蒲萄地区簡易水道統合整備事業の継続と南大平・指合地区及び河 内地区の上水道への統合に向けて簡易水道事業再編推進事業を推進してまいりますとともに、引き続 き府屋地区配水管改良工事を行うなど老朽施設の整備を推進してまいります。   次に、汚水処理対策の推進についてであります。   下水道の整備は、暮らしやすく快適な生活を支えるとともに、本市の恵まれた自然環境をいつま でも守り続けるための重要な役目を担っており、汚水処理人口普及率は95パーセントを超え、身近 に流れる川などの水環境の回復からも、下水道の整備効果を実感できるようになりました。   公共下水道事業につきましては、村上処理区において、約5.6キロメートルの管渠布設工事を実 施し、25ヘクタールの処理区域を拡大して、未整備区域の早期解消に努めてまいります。また、国 道7号より東側の仲間町・坪根集落等を事業認可区域に編入いたしますとともに、管渠の実施設計業 務に着手いたします。   集落排水事業では、平成27年度の完成を目指し、滝の前集落の管渠布設工事に着手いたします。   また、下水道施設の長寿命化計画により進めている改築更新工事は、瀬波第1中継ポンプ場やマ ンホール等の改築更新工事を実施してまいります。   これらの事業を計画的に推進しながら、下水道への加入促進を強化し、水洗化率の更なる向上に 努めてまいりますとともに、下水道整備区域外の汚水処理対策といたしまして、今年度から新たに合 併処理浄化槽の維持管理経費に対する助成を実施し、設置者の負担軽減を図ってまいります。   次に、活気に満ちた輝くにぎわいのまちづくりであります。   はじめに、農業の振興についてであります。   本年度は、農地中間管理機構の創設、経営所得安定対策の見直し、水田フル活用と米政策の見直 し、そして日本型直接支払制度の創設の4つの改革を柱とした新たな農業・農村政策が始まる年とな りますので、村上市「地域農業活性化」検討会におきまして、地域間競争に勝ち抜くことができる本 市における農業のあり方を十分に検討してまいります。   また、新たな制度にスムーズに移行できるように支援してまいりますとともに、新制度に基づい た耕作放棄地対策や、農地・農業用水等の保全管理活動等を着実に推進してまいります。   鳥獣被害防止の取り組みといたしましては、サルによる農作物被害防止のため電気柵の設置等を 継続するとともに、有害鳥獣の捕獲免許取得への助成を拡充し、担い手確保対策を推進してまいりま す。   また、基幹水利施設ストックマネジメント事業等を活用し、土地改良施設の効率的な更新整備や 保全管理の充実に努めてまいります。   林業の振興につきましては、施業集約化を一層推進し、林道、作業道等の路網整備について積極 的に支援するとともに、林業の成長産業化を図るため、昨年度利用者の増加がみられた村上市産材利 用住宅等建築奨励事業を継続して実施してまいります。   また、地球温暖化防止に対する森林吸収源対策といたしまして、切捨間伐に対する支援を拡充し、 森林の公益的機能の維持保全に取り組んでまいります。   海岸沿線を中心に拡大している松くい虫被害の防止対策につきましては、昨年度から実施した防 除薬液の樹幹注入に一定の成果が見られましたので、伐倒くん蒸処理と合わせ取組を強化し、松林の 防砂林、防風林としての機能維持と豊かな白砂青松の自然環境の保全に取り組んでまいります。   なお、合併前から検討されておりました(仮)岩船東部線の県営林道事業につきましては、地元 及び関係機関と連携し、早期の事業化に向けた取組を進めてまいります。   水産業の振興につきましては、桑川漁港の北防波堤改良工事を引き続き実施するとともに、漁獲 物の鮮度の保持を図るため、滅菌設備及び防暑施設を整備いたします。   また、漁業協同組合等関係機関と連携し、さかなまつり等の産直イベントの開催を支援し、漁 港・直売所の活性化を図ってまいりますとともに、県及び漁協等関係機関との連携を図りながら、後 継者育成を支援してまいります。   なお、昨年農林水産省から認定された「食のモデル地域構築計画」といたしまして、本市で獲れ る水産物のブランド化及び消費拡大を目指す活動がありますので、この取組に積極的に支援してまい ります。   次に、商工業の振興についてであります。   市内の景況は上向いているものの、消費税増税の影響や、駆け込み需要の反動など、先行きを懸 念する声が多く聞かれます。   このため、地域資源を活用した新商品の開発、地域ブランドの構築等、多くのメニューを揃えた 産業等の活性化支援補助制度の活用を積極的にPRし、地域産業の活性化を支援してまいりますとと もに、伝統的工芸品であります村上木彫堆朱につきましては、関係団体と連携し振興を図ってまいり ます。   また、商工会議所、各商工会が実施する経営支援事業及び地域活性化事業への支援を継続してま いりますとともに、消費税増税対策としてプレミアム付き商品券発行事業を実施し、地域購買を促進 してまいります。   市制度融資につきましても、引き続き信用保証料の補給を実施し、特に利用の多い不況対策資金 に対しましては全額補給を行うなど、中小企業者の負担軽減を図ってまいります。   企業誘致につきましては、企業設置奨励制度の拡充や企業立地促進法に基づく基本計画の策定に より、新規企業の誘致はもとより、既設企業の設備投資や事業拡張を支援してまいりますとともに、 新たな工場導入地域の創設に向けた研究を進めてまいります。   次に、観光の振興についてであります。   3月1日に、村上駅前観光案内所「むらかみ 旅なび館」がオープンいたします。   本市の観光案内拠点として、また、「まち歩き観光」の窓口として、本市観光イメージの向上に 大きく貢献するものと期待いたしております。   さて、本年4月から6月まで、JRグループ6社と、県・本市・観光関係団体等が協働で実施い たします大型観光イベント「新潟デスティネーションキャンペーン」が開催されます。本市におきま しては、村上茶等の地域資源を生かした「食と体験」に関するイベントを積極的に展開し、誘客に結 びつけてまいります。   また、新潟県に引き続き山形県、更には秋田県で連続したデスティネーションキャンペーンが実 施されますので、日本海きらきら羽越観光圏と連携し、圏域一丸となった広域的な取組を行ってまい りますとともに、各種イベントの実施、首都圏等での営業・宣伝活動を展開し、特に瀬波温泉へ臨海 学校等の誘客を積極的に進めてまいります。   なお、本市の貴重な観光資源であります三面川鮭居繰網漁につきましては、後継者育成が課題と なっておりますので、「鮭居繰網漁保存会」を結成し、漁の継続と後継者育成に取り組んでまいりま す。   物産の振興につきましては、越後村上物産会とも連携し、首都圏等でのイベントに参加し、販路 拡大を目指してまいります。   次に、就業・雇用支援についてであります。   市内の雇用情勢は、着実に持ち直してきておりますが、雇用のミスマッチが生じており、その解 消策が課題となっておりますので、ハローワーク村上や岩船郡村上市雇用対策協議会、高等学校など と連携し、課題解消に向けた支援策を検討してまいりますとともに、さらなる雇用拡大に向け、企業 への働きかけを続けてまいります。   また、勤労青少年ホームを活動拠点とする地域若者サポートステーションでの若者への自立支援 につきましても、着実に実績を上げておりますので引き続き支援をしてまいります。   次に、安全で快適な住みよいまちづくりについてであります。   まず、道路の整備についてであります。   昨年度に事業化されました、日本海沿岸東北自動車道「朝日まほろばインターチェンジ」から 「あつみ温泉インターチェンジ」間につきまして、1日も早い事業完了を目指し、近隣の関係団体と 連携して国に強く要望してまいりますとともに、「神林岩船港インターチェンジ」への重要なアクセ ス道となる市道桃川牧目線の整備を継続してまいります。   また、市道坂町荒屋線の歩道整備や狭あい道路の路肩拡幅など、安心できる歩行空間の確保とな る整備を進めてまいりますとともに、老朽化が進む市道橋の点検と、長寿命化修繕計画の策定を引き 続き実施し、道路の適正な維持管理に努めてまいります。   次に、河川・排水路の整備推進についてであります。   河川では滝矢川を、また、排水路では岩船備前屋排水路などの整備を継続実施し、降雨災害の未 然防止となる整備を進めてまいります。   次に、港の活性化の推進についてであります。   特定地域振興重要港湾に指定されている岩船港につきましては、昨年度の岩船港周辺区域整備計 画の検討時にいただいた意見を参考に、地域及び港湾関係団体の活動を支援してまいります。   また、岩船港での船舶の安全な航路確保のため、埋没土砂の撤去や海岸部における浸食対策につ いて、引き続き国・県に要望してまいります。   次に、安全なまちづくりの推進についてであります。   交通安全対策の推進につきましては、交通事故の件数は減少傾向にありますが、高齢者が関係す る事故の割合が高くなっているため、交通事故の減少と事故防止対策を関係機関、団体等と連携しな がら引き続き取り組んでまいります。   防犯対策の推進につきましては、地域の防犯意識の高揚を図るとともに、防犯を未然に防ぐ環境 整備に努め、安全で安心して暮らせるまちづくりの実現に向けた取組を進めてまいります。   また、昨年度制定した「空き家等の適正管理に関する条例」では、一定の成果が見られましたが、 引き続き適正な指導等を行ってまいります。   防災対策の推進につきましては、津波ハザードマップに基づき、これまでにご要望いただいた避 難経路の整備、看板の設置等の対策を、費用や優先度を考慮しながら年次計画で実施してまいります とともに、村上地域の防災行政無線のデジタル化統合工事につきましても、継続し整備を進めてまい ります。   また、自主防災組織で中心的な役割を担っていただく、防災士の育成事業に着手いたしますとと に、出前講座や防災フェスティバルなど防災意識啓発事業の実施により、災害に強いまちづくりを進 めてまいります。   常備消防では、平成25年度から3カ年計画で進めている消防救急無線デジタル化工事を引き続 き進めるとともに、消防救急機能の充実を図るため、救急救命士の養成及び消防士の高度教育を実施 し人材育成に努めてまいります。   また、幼年消防クラブや女性防火クラブの育成等を図り、防火意識の向上に努めてまいります。   非常備消防につきましては、引き続き消防水利や消防資機材の整備・充実を図るとともに、消防 団の組織及び定員の見直しを視野に入れながら、団員の確保に努めてまいります。   消費者の自立支援につきましては、依然絶えない悪質商法、詐欺被害等の未然防止に向け、市消 費生活センターを中心に関係機関等と連携しながら、出前講座の開催や広報紙等による啓発や情報の 提供を進めてまいります。   次に、高度情報化の推進についてであります。   地域情報化の推進につきましては、開局から6年を経過した「あさひちゃんねる」の放送設備を 更新いたしますとともに、放送内容の充実を図ってまいります。   行政情報化の推進につきましては、昨年5月に成立した「社会保障・税番号制度関係法」に対応 するため、システムの改修を進めてまいります。   次、良好なまちづくり推進についてであります。   都市計画につきましては、計画的な土地利用の誘導や良好な市街地の形成のため、「都市計画マ スタープラン」や、策定中の「村上駅周辺まちづくりプラン」を踏まえながら都市計画の変更作業を 進めてまいります。   また、木造一戸建て住宅の耐震化に対する支援を引き続き実施してまいりますとともに、長寿命 化計画に基づく市営住宅の適正な維持・保全に努め、良好な住環境の形成を図ってまいります。   景観の保全・活用の推進につきましては、村上らしい景観を守り、育て、つくり、市民が愛着と 誇りの持てる景観を後世に引き継ぐことを目的とした、「村上市景観計画」の運用が開始されますの で、「村上市景観条例」に基づき適正な指導を進めてまいります。   なお、村上地区の旧町人町における伝統的構造物群保存地区指定につきましては、都市計画道路 泉町羽黒町線の整備手法と合わせ慎重に検討を進めてまいりましたが、歴史ある町並みを生かしたま ちづくりこそが当該地域に適していると判断いたしましたので、活用しやすい「歴史まちづくり法」 による整備手法の具体的なスケジュールづくりに着手いたします。   次に、公共交通の充実についてであります。   まちなか循環バスは、多くのご応募をいただき決定しました愛称「あべっ車」として、市民の皆 さまに愛される交通機関を目指してまいります。   また、デマンド型乗合タクシー並びにせなみ巡回バスにつきましては、今後も利用率の増加が見 込まれますが、利用しやすい運行形態の更なる研究を進めながら、残存する交通空白地帯の解消に努 めてまいります。   なお、利用率が低迷している既存路線バスについては、学生運賃を従来の半額とする社会実験を 実施し、利用率の向上と併せて保護者の負担軽減を図りながら、生活交通手段の確保維持に努めてま いります。   次に、豊かな心と文化を育むふれあいのまちづくりについてであります。   まず、学校教育の充実についてであります。   児童・生徒の豊かな人間性や社会性を育んでいくためには、地域と密接に連携した学校づくりが 必要不可欠であります。このため「郷育会議」を中心とした学校、家庭、地域を結ぶ取組をより一層 強化してまいりますとともに、「地域の子どもは地域みんなで育てる」という理念の普及を図り、地 域全体の教育力の向上に努めてまいります。   また、スクールガードリーダーを中心に、通学ボランティア、PTA、地域の皆さま等の協力を 得ながら、児童・生徒の通学の安全確保を図ってまいります。   グローバル社会に対応した、個を伸ばす学校教育の充実につきましては、学力向上を図るため、 児童・生徒の基礎学力の徹底と、教材、教具、図書等の学校環境整備や外国語指導助手、教員補助員 の配置によるきめ細かな指導体制の整備に努めてまいりますとともに、市内企業等の皆さまの特段の ご協力をいただきながら、生徒の自己の進路の選択、決定能力や勤労観、職業観を育むためのキャリ ア・スタート・ウィーク事業を継続してまいります。   特別支援教育につきましては、引き続き介助員を適正配置し、児童・生徒一人ひとりに応じた教 育体制の整備充実を図ってまいりますとともに、関係機関との連携を密にし、多様化するケースに対 応できるよう取り組んでまいります。   いじめ、不登校の問題につきましては、市内全地区の適応指導教室において、指導員等が児童・ 生徒の心に寄り添った指導、相談を実施してまいりますとともに、多様化、専門化する事例に対応す るため、関係機関との連携を一層密にしてまいります。   小・中学校の望ましい教育環境整備につきましては、「村上市立小・中学校望ましい教育環境整 備検討委員会」を設置して、今後のあるべき教育環境等について検討してまいります。   学校施設につきましては、耐震工事計画に沿って、補強工事等の実施設計や二次診断を実施いた します。   次に、生涯学習の充実についてであります。   新たな生涯学習社会の構築を目指して策定した「第1次村上市生涯学習推進計画」に基づき、村 上市生涯学習推進センターは生涯学習の拠点として、公民館は地域の多種多様な学習ニーズや交流の 場として、一人ひとりが学習・文化活動に親しみ、地域・世代を超えた交流やライフステージに沿っ た生涯学習事業を推進してまいります。   青少年の健全育成につきましては、家庭教育事業や体験学習を引き続き実施するとともに、関係 機関及び関係課と連携し、子ども・若者育成支援事業に取り組んでまいります。   図書館、図書室におきましては、蔵書の充実と合わせ、よりよいサービスの向上に努めてまいり ますとともに、子どもたちへの読書活動をさらに進めるため、「村上市子ども読書推進計画」の策定 に着手いたします。   次に、文化・芸術の振興についてであります。   文化及び芸術の振興には、先人たちが築き上げた貴重な伝統的財産を、後世に継承していくとと もに、新たな文化・芸術の育成へ取り組んでいく必要がありますので、村上市美術展覧会や大須戸能 薪能を開催し、文化・芸術に接する機会や発表の機会を積極的に提供してまいります。   また、「村上まつり」の民俗学的価値や意義を調査するため、国の支援を受けて引き続き無形民 俗文化財調査を実施いたします。   村上城跡では、石垣整備や石垣悉皆調査を継続して実施するとともに、将来的な史跡指定地内で の利便性を向上させるため、「史跡村上城跡保存管理計画」の策定に着手いたします。   平林城跡では、殿屋敷の発掘調査と樹木伐採を実施し、整備に向けた情報収集と遺構の顕在化を 図ってまいります。   これら発掘調査や整備の成果につきましては、他の遺跡からの出土品とともに、展示公開や各種 歴史講座等の教材に活用してまいります。   次に、スポーツの振興についてであります。   昨年度、荒川及び山北地区に総合型地域スポーツクラブが設立されたことで、ようやく市内全地 区でスポーツクラブによる事業が実施されることとなり、本年度は、各スポーツクラブが連携し、児 童の運動意欲や技術向上を図るため、小学校体育活動支援事業に取り組みます。   今後は、効率的かつ効果的にスポーツ活動等が行えるよう、市内クラブ間のネットワークを更に 強化しながら、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツ活動に親しむことができる「生涯スポーツ のまち村上」の実現に向け、「村上市スポーツ振興計画」を確実に実行してまいります。   また、地域の推進役となるスポーツ推進委員の拡充とスキルアップを図ってまいりますとともに、 市民の皆さんに感動と希望を与える魅力あるスポーツイベント事業の企画・運営や、指導者の養成事 業、市体育協会等との協働事業により競技スポーツの振興に努めてまいります。   現在、市内の社会体育施設は、建築物の劣化が進んでいることから、「村上市スポーツ施設整備 計画」に基づき、計画的に施設整備を図ってまいります。   次に、簡素で効率の良い行政経営についてであります。   合併特例期間の終了による普通交付税の削減が明らかな中、本市には多くの課題が残されており、 行財政改革の将来にわたる着実な実行による財政基盤の確立が不可欠であります。   本年度は平成29年4月からの組織再編を見据え、各支所の「市民生活課」と「地域福祉課」を 「地域振興課」に統合し、「地域振興課」と「産業建設課」の2課体制に移行いたします。   また、引き続き退職者数の3割補充により、職員数の適正化を図りますとともに、職員の資質・ 能力の向上を図るための各種研修を実施し、多様な市民ニーズに対応できる職員の育成に努めてまい ります。   今後も、「行政改革大綱後期実施計画」の着実な推進と進行管理に努めてまいりますとともに、 施設見直し計画に基づいた計画的な指定管理者制度の導入や未利用財産の利活用を進めてまいります。   最後に、市民と行政の協働による行政経営についてであります。   市民協働のまちづくりにつきましては、各地域まちづくり組織のご努力により、地域に根差した 様々な活動が展開されております。今後とも各地域まちづくり組織への支援を継続してまいりますと ともに、地域リーダーの掘り起こしと人材育成を推進し、市民の皆さま一人ひとりが誇りの持てる個 性輝く豊かな地域を目指してまいります。   また、今年度から、総務省の定住定着推進事業である「地域おこし協力隊」制度を導入いたしま す。地域の新たな担い手として、また地域活性化の起爆剤として大いに期待しているところであり、 地域の更なる元気づくりと「定住の里」づくりを進めてまいります。   以上が私の市政運営に当たっての所信と平成26年度の主要な事業概要であります。『元気“e まち”村上市』の実現に向け、「愛郷無限」の思いを大切にし、誠心誠意取り組んでまいります。   市民の皆さまと議員各位におかれましては、特段のご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願 いを申し上げます。   ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 以上で平成26年度村上市施政方針を終わります。   午後2時15分まで休憩します。           午後 1時58分  休 憩                                                        午後 2時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第12 議第11号 平成26年度村上市一般会計予算                    議第12号 平成26年度村上市土地取得特別会計予算                議第13号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第14号 平成26年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第15号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第16号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第17号 平成26年度村上市介護保険特別会計予算                議第18号 平成26年度村上市下水道事業特別会計予算               議第19号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第20号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第21号 平成26年度村上市上水道事業会計予算           〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第11号から議第21号までの11議案を一括して議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第11号から議第21号までの11議案につ いて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成26年度の村上市各会計予算案であります。施政方針の冒頭にも触れまし たように、平成26年度の編成におきましては、総合計画後期実施計画に基づき、新ごみ処理場建設 事業や消防救急デジタル無線整備事業などの大型継続事業を着実に実行する中、住民生活や経済対策 に配慮した新規事業を盛り込み、予算編成を行ったところであります。   平成26年度当初予算案の規模を申し上げますと、一般会計では317億5,000万円、特別会計で は9会計で222億1,206万円、企業会計では21億7,784万2,000円、全会計合計で561億3,990万 2,000円となっております。   それでは、各会計の予算案の内容について順次申し上げます。最初に、第11号は、一般会計の 予算案であります。予算の総額は317億5,000万円、前年度当初予算と比較いたしますと、予算総 額ではマイナス3.1%、10億3,000万円の減額となり、その主たる要因は、事業が最終年度となっ た新ごみ処理場建設事業で10億5,633万円減額となったことによるものであります。また、普通建 設事業では、道路や街路など社会インフラの整備のほか、消防救急デジタル無線整備事業、防災行政 無線デジタル化事業、新ごみ処理場建設事業などにより46億3,558万円となり、新ごみ処理場建設 事業費の減額、統合保育園建設事業費の終了などにより、前年度比マイナス23.8%、14億4,931万 円の減額となっております。また、職員人件費では、引き続き退職者の3割補充による職員体制を進 めており、51億9,833万円となり、前年度比マイナス3%、1億6,266万円の減額となっておりま す。第2条では債務負担行為、第3条では地方債の目的及び限度額等を、第4条では一時借入金の借 り入れの最高額を30億に定めたところであります。   それでは、予算の概要から主なものを前年度と比較して申し上げます。歳入では、第1款市税を 個人市民税の落ち込みからマイナス0.2%、65億9,419万4,000円を見込んでおります。第10款地 方交付税では125億7,000万円を計上いたしております。第14款国庫支出金では、新ごみ処理場建 設事業交付金の減額などによりマイナス17.5%、24億8,741万2,000円を計上いたしております。 第21款市債では、ごみ処理場施設建設事業債、統合保育園建設事業債の減額によりマイナス18.1%、 39億8,630万円を計上いたしております。なお、不足する財源は、第18款繰入金、財政調整基金及 びごみ処理場建設基金などから5億8,915万円を繰り入れることにしております。   次に、歳出につきましては、増減額の大きい費目のものを申し上げます。第3款民生費では79 億1,923万9,000円、統合保育園建設事業の終了などによりマイナス6.3%、5億3,210万6,000円 の減額といたしました。第4款衛生費では38億4,376万9,000円、新ごみ処理場建設事業費の減に よるなどマイナス18.8%、8億8,968万円の減額といたしました。第8款土木費では35億3,450万 9,000円、基幹道路の工事請負費の増によりプラス7.1%、2億3,578万4,000円の増額といたしま した。第9款消防費では25億4,213万円、防災行政無線デジタル化及び消防救急デジタル無線整備 事業の増によりプラス22.5%、4億6,753万6,000円の増額といたしました。第10款教育費では 30億8,671万3,000円、学校施設改修経費の減などによりマイナス3.9%、1億2,444万1,000円 の減額といたしました。第12款公債費では41億1,096万4,000円、マイナス5.7%、2億4,861万 2,000円の減額といたしました。   続きまして、特別会計の予算案について申し上げます。議第12号は、土地取得特別会計の予算 案であります。予算の総額は6万円、前年度比マイナス73.9%、17万円の減額であります。歳入で は財産収入など6万円、歳出では諸支出金などを同額計上いたしております。   次に、議第13号は、情報通信事業特別会計の予算案であります。予算の総額は4億5,500万円、 前年度比プラス28.9%、1億200万円の増額であります。歳入では、第1款分担金及び負担金で、 情報通信施設負担金として55万円を、第2款使用料及び手数料で、情報通信施設使用料など5,290 万3,000円を、第4款繰入金では、一般会計からの繰入金として3億3,964万5,000円を、第6款 諸収入では高伝送路等貸付料など2,589万1,000円を、第7款市債では、情報通信基盤整備事業債 として3,600万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第1款総務費でプラス55.5%、7,144万 6,000円の大幅な増額となりました。これは、平成25年度に更新した朝日地区における告知システ ム維持経費によるもので、平成26年分の所要額として1億2,888万5,000円を計上いたしました。 第2款事業費では、朝日情報センタースタジオ設備のデジタル化に要する経費として3,607万2,000 円を、第4款公債費では、起債の償還元金及び利子として2億1,568万6,000円をそれぞれ計上い たしました。   次に、議第14号は、蒲萄スキー場特別会計の予算案であります。予算の総額は8,870万円、前 年度比8,150万円の増額であります。歳入では、使用料及び手数料で951万円を、繰入金で7,717 万1,000円を、諸収入で177万8,000円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、蒲萄スキー場運 営経費を含んだ第1款総務費で8,850万円を、予備費で20万円をそれぞれ計上いたしました。   次に、議第15号は、国民健康保険特別会計の予算案であります。予算の総額は74億6,900万 円、前年度比マイナス3.3%、2億5,700万円の減額であります。歳入では、第1款国民健康保険税 で14億1,307万4,000円を、第4款国庫支出金で17億1,602万6,000円を、第7款県支出金で3 億7,398万5,000円を、第9款共同事業交付金で9億1,811万7,000円を、第11款繰入金で5億 5,502万3,000円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第2款保険給付費で50億5,503万 6,000円を、第3款後期高齢者支援金等で9億254万2,000円を、第6款介護納付金で4億63万 2,000円を、第7款共同事業拠出金で9億524万9,000円を、第8款保健事業費で5,867万円をそれ ぞれ計上をいたしました。   次に、議第16号は、後期高齢者医療特別会計の予算案であります。予算の総額は6億4,300万 円、前年度比プラス1.5%、920万円の増額であります。歳入では、第1款後期高齢者医療保険料で 4億3,118万1,000円を、第3款繰入金で2億735万3,000円をそれぞれ計上いたしました。歳出 では、第1款総務費で1,761万4,000円を、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で6億2,082万 2,000円をそれぞれ計上いたしました。   次に、議第17号は、介護保険特別会計の予算案であります。予算の総額は73億4,900万円、 前年度比プラス4.6%、3億2,100万円の増額であります。歳入では、第1款保険料で13億6,473 万7,000円を計上し、また保険給付費、地域支援事業費の歳出見込み額により、負担割合に応じて 第4款国庫支出金で17億3,441万8,000円を、第5款支払基金交付金で20億4,933万9,000円を、 第6款県支出金で10億5,912万9,000円を、第8款繰入金で事務費等繰入金を含め11億3,287万 2,000円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、新規事業所の開設、介護報酬の改定を考慮して、 第2款保険給付費で70億1,347万7,000円を、第3款地域支援事業費で介護予防事業などにより1 億5,186万円をそれぞれ計上いたしました。   次に、議第18号は、下水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は44億7,610万円、 昨年度比マイナス11.2%、5億6,280万円の減額であります。歳入では、第1款分担金及び負担金 の受益者負担金、第2款使用料及び手数料の下水道使用料、第3款国庫支出金の国庫補助金などで 11億1,000万6,000円を、第4款繰入金の一般会計からの繰入金で19億5,281万2,000円を、第7 款市債で12億3,520万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第1款下水道費の下水道管理費 で8億7,329万5,000円、下水道建設費で10億1,827万2,000円、第2款公債費で25億8,203万 3,000円をそれぞれ計上いたしました。   これらの予算のもと、村上地区において約5.6キロメートルの管渠整備により、処理区域を25 ヘクタール拡大する予定としているとともに、下水道施設の老朽化や耐震対策のため、長寿命化計画 に基づき瀬波第1中継ポンプの再構築工事に着手いたします。また、下水道施設の適正な管理運営を 行い、引き続き水洗化率の向上に努め、使用料収入の確保を図ってまいります。   次に、議第19号は、集落排水事業特別会計の予算案であります。予算の総額は10億6,580万 円、昨年度比プラス13.7%、1億2,880万円の増額であります。歳入では、第1款分担金及び負担 金の利益者分担金、第2款使用料及び手数料の使用料、第3款県支出金の県補助金などで2億5,056 万4,000円を、第4款繰入金の一般会計からの繰入金5億2,047万7,000円を、第7款市債で2億 7,790万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第1款集落排水費の集落排水管理費で2億 3,236万7,000円、集落排水建設費で9,033万1,000円、第2款公債費で7億4,060万2,000円をそ れぞれ計上いたしました。これら予算のもと、滝の前集落の整備に着手するとともに、集落排水事業 につきましても施設の適正な管理運営を図り、引き続き水洗化率の向上に努めてまいります。   次に、議第20号は、簡易水道事業特別会計の予算案であります。予算の総額は6億6,540万円、 前年比マイナス9.4%、6,880万円の減額であります。簡易水道事業の業務予定量は、給水戸数 4,478戸、年間総給水量117万6,000立方メートルを予定しております。歳入では、第2款使用料及 び手数料の水道使用料などで2億506万4,000円を、第3款国庫支出金の国庫補助金で6,763万 4,000円を、第4款繰入金の一般会計からの繰入金で1億9,262万4,000円を、第7款市債で1億 8,670万円をそれぞれ計上いたしました。歳出では、第2款施設費の施設建設費で2億9,006万 5,000円を、第3款公債費で2億4,191万9,000円をそれぞれ計上いたしました。主な事業といたし ましては蒲萄地区、南大平、指合、河内地区における上水道事業への統合事業であります。   次に、議第21号は、上水道事業会計の予算案であります。業務の予定量は、給水戸数2万369 戸、年間総給水量を648万5,408立方メートルと定めました。収益的収支予算では、事業収益を11 億4,385万7,000円、事業費用を10億649万9,000円とし、利益は1億3,735万8,000円を見込ん でおります。資本的収支予算では、資本的収入を4億9,500万1,000円、資本的支出を11億7,134 万3,000円といたしました。主な事業といたしましては、拡張事業として村上地区の第4次拡張事 業で配水池築造工事費等の実施、荒川地区の第3次拡張事業で配水池緊急遮断弁室機械電気設備工事 等をそれぞれ実施いたします。また、各地区において、下水道及び道路改良工事に伴う配水管布設替 えなどの約8,400メートルを実施いたします。収支差し引き不足額6億7,634万2,000円は、当年 度分消費税等資本収支調整額6,208万6,000円、当年度分損益勘定留保資金3億6,956万2,000円、 減災積立金1億円及び建設改良積立金1億4,469万4,000円で補填しようとするものであります。 また、地方公営企業会計基準の見直しにより、平成26年度予算案から予定キャッシュフロー計算書 及び重要な会計方針等の注記を加えた書式としております。   以上、平成26年度の村上市各会計予算について一括してご説明を申し上げました。よろしくご 審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 以上で議第11号から議第21号までの提案理由の説明を終わります。                                              日程第13 議第22号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について       議第23号 村上市小・中学校望ましい教育環境整備検討委員会条例制定に             ついて       議第24号 村上市消防長及び消防署長の資格を定める条例制定について       議第25号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について       議第26号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関             する条例の一部を改正する条例制定について       議第27号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて       議第28号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について       議第29号 村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定につ             いて       議第30号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について       議第31号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について       議第32号 市有財産の譲与について       議第33号 市有財産の譲与について       議第34号 市有財産の譲与について       議第35号 市有財産の譲与について       議第36号 市有財産の譲与について       議第37号 市有財産の譲与について       議第38号 市有財産の譲与について       議第39号 市有財産の譲与について       議第40号 市有財産の譲与について       議第41号 市有財産の譲与について       議第42号 瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負             契約の締結について       議第43号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第44号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第45号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第22号から議第45号までの24議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第22号から議第45号までの24議案につ いて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第22号は、村上市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。本計画は、過 疎地域自立促進特別措置法に基づき、財政上の特別措置等を受けるため、その経過期間を平成22年 度から平成27年度までの7年間とし策定したものであります。このたびの変更内容については、市 内小中学校の学力向上、学習支援事業、地域まちづくり組織活動支援事業について、ソフト事業とし て新たに過疎債の適用を受けようとするものであり、国から示されております過疎地域自立計画等の 変更の取り扱い通知に基づき、議会の議決を求めるものであります。   なお、この計画変更につきましては、新潟県との協議手続を既に終えており、平成26年1月31 日付で異議ない旨の回答をいただいているところであります。   次に、議第23号は、村上市立小・中学校望ましい教育環境整備検討委員会条例制定についてで あります。本案は、今後の村上市における小中学校の望ましい教育環境についてご検討、ご審議いた だくための委員会を新たに設置しようとするものであります。   次に、議第24号は、村上市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定についてであります。 本案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律整備に関する法律、 いわゆる地方分権一括法により消防組織法が改正され、これまで政令で定められていた消防長及び消 防署長の資格につきまして条例で定めることとなったため、制定するものであります。   次に、議第25号は、村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、議第32号から議第41号までの市有財産の譲与についてでも提案申し上げておりますが、 平成21年3月に定めた行政改革大綱の施設見直し計画に基づき、朴平集落開発センターほか9施設 を関係する地縁団体へ移譲することに伴い、本条例から削除するものであります。   次に、議第26号は、村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例制定についてであります。本案は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支 援するための法律の改正に合わせ、関係する規定を整理するとともに保育園医師及び社会教育指導員 の報酬額を実情に応じた報酬額とするため、それぞれ改正するものであります。   次に、議第27号は、村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法及び大規模災害からの復興に関する法律の施行 に伴いまして、これら法に基づき派遣される職員に対し、災害派遣等の手当をそれぞれ支給する規定 を設けるとともに、平成26年4月1日に給与構造改革の経過措置資格が廃止されることに伴いまし て、これを規定した附則の規定を削除するものであります。   次に、議第28号は、村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、後ほど提案を申し上げます議第48号 村上市国民健康保険診療所設置条例を廃止する条例制定 に伴いまして、村上市国民健康保険診療所特別会計を廃止するものであります。   次に、議第29号は、村上市行政財産使用料徴収条例の一部を改正する条例制定についてであり ます。本案は、平成26年4月1日から施行されます消費税法及び地方税法の改正に伴いまして、行 政財産使用料の消費税及び地方消費税相当額の加算額を引き上げるため、使用料の算定方法を定めた 別表中の1.05を1.08に改めようとするものであります。   次に、議第30号は、村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、平成25年12月27日公布された消防法施行令の一部を改正する政令におきまして、対象火気器 具等の取扱いに関する条例基準が見直されたことにより改正するものであります。   次に、議第31号は、村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、平成26年1月29日に地方公共団体の手数料の標準に関する政令が改正されたことに伴いま して、危険物製造所等の設置強化、完成検査前検査及び保安検査に係る手数料を政令のとおり改正す るものであります。   次に、議第32号から議第41号までの10議案は、先ほどの議第25号 村上市集落集会施設条 例の一部を改正する条例制定についてでも申し上げました朴平集落開発センターほか9施設を関係す る地縁団体に移譲するものであります。   次に、議第42号は、瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負契約の締結 についてであります。本案は、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお願いす るものであります。瀬波小学校の校舎の耐震補強に当たりましては、平成21年度に耐震診断の2次 診断を終え、平成25年11月に実施設計が完成したものであります。入札に当たりましては、6特 定共同企業体による一般競争入札を平成26年2月12日に執行し、同日富樫・内山・高建特定共同 企業体と3億4,524万円で仮契約を締結したものであります。   なお、本案は、国の平成25年度当初予算の学校施設環境改善交付金対象事業として採択を受け、 平成25年12月16日に補助金の交付決定を受けたことから、今回の提案となったものであります。   次に、議第43号から議第45号までの3議案につきましては、いずれも公の施設に係る指定管 理者の指定についてであります。指定につきましては、いずれも公募によらず指定しようとするもの であり、指定期間を3年間としております。   なお、議第43号の村上体育館ほか10施設を一括とした村上地区体育施設関係及び議第44号の 神林総合体育館ほか7施設を一括とした神林地区体育施設関係は、平成26年度から指定しようとす る施設で、現指定期間に引き続して指定管理を行うものであります。   また、議第45号の朝日総合体育館ほか7施設を一括とした朝日地区体育施設関係は、新たに平 成26年度から指定管理を行おうとするものであります。   なお、各施設の選定の経過、指定管理となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につい ては、指定管理者の指定に係る資料でお示しさせていただいております。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第43、44、45、いわゆるこの体育施設の指定管理について、ちょっとこ の3議案を関連して質問させていただきたいのですが、施設の数、そういったものからいきますと、 この村上地区のウエルネスむらかみさんが指定管理となる物件のほうがかなり多いわけでありますが、 この3つの団体の、説明書見ますと、職員は管理上でスポーツ精通する方を4名ずつということで、 3団体とも職員4名の配置ではありますが、その指定管理料の3年間にわたる指定管理料の差がかな りあるわけです。   例えばそのウエルネスさんのほうは、指定管理料が7,676万5,000円、希楽々さんのほうが1 億3,782万5,000円、そして愛ランドあさひさんのほうが8,403万5,000円ということでかなりの 開きが、あさひさんとむらかみのほうは、大体近まっているのですが、その希楽々さんのほうだけが なぜか1億3,000万と飛び抜けている。使用料も含めて入ってくる部分は、指定管理者というふう になっているわけですが、その物件、物件にもいろいろ違いはあるのでしょうけれども、なぜ3年間 のその指定管理料がこんなにも差が出たのかご説明いただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 議員おっしゃるとおり、この3つの指定管理料かなりの差がついて おります。   単年度ベースでいきますと、大体ウエルネスむらかみ、愛ランドと希楽々では約2,000万ほど のこの金額の差があります。この差の主な要因につきましては、神林運動公園、いわゆる総合体育館 含めた多目的グラウンドありますが、ここの維持管理経費で約一千四、五百万ぐらいの差がほかの村 上地区、朝日地区と比べてあります。あとは、ランニングコストの面で若干神林の施設のほうが費用 がかかるということであります。 〇5番(本間清人君) まあわかりました。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第22号の過疎自立促進計画の変更ということなのですが、このたび3つ の要素のものを追加してくると。過疎債に充てられるように追加してくるということで、学力向上学 習支援事業、これもわかります。地域まちづくり活動支援事業、これもわかります、6,000万当初か らありましたので。   この長期コミュニティ活性化事業に1,400万なのですが、地域のその活性化事業ちょっといろ いろ見ていくと、地域おこし協力隊というのが文字に書かれています。それは、352万ほどあります けれども、あと何ですか。これ、集落関係というのは、整備事業というのは昨年度から入っています ので、それではないのかなとは思いますが、あとのその残りの1,100万ぐらいはどういったところ に使われるようにこの条例が過疎のほうになっているのですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) 議長、言っている意味わかりますよね。   予算上で出てきますが、まちづくり協議会の6,000万は予算上に出てきています。それとあと、 教育振興学力向上も教育補助員、学習支援員の配置ということで7,000万出てきています。これも わかります。地域コミュニティの活性化事業ということで、1,400万円を今後やっていくということ での条例変更に伴って、その1,400万というのはどの事業のことを指すのかを教えていただきたい と、こういうことを申し上げているのです。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 申しわけございません。   その1,400万というのは、どの資料に出てくる数字でしょうか。予算書でしょうか。箇所を明 確に。 〇16番(姫路 敏君) 添付資料に、自立計画変更資料に出てきているものを言っているわけです。   過疎地域自立促進計画、これわかりますよね。こういうので財政課がどこかから出してきたので しょう、これ。それいわゆる今年度というか、平成26年度の対象となる事業で1,400万円というの は、どの事業がなるのかなということを質問しているのです。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) 過疎地域自立促進計画というのをいただいておりますが、その過疎地域自 立促進計画というところの34ページのところに(3)、事業計画とございますが、その中の追加さ れているのが地域まちづくり組織の活動に対する補助というのが今年度今までないのが出てきていま すよね。これ6,000万円出てきています。あと、下のほうに地域コミュニティ活性化事業というの が地域おこし協力隊導入、これが340万ぐらい今年度出すよということで、あと地域リーダー育成 というのも出てきますけれども、地域リーダー育成であと全部なのか、ほかの事業どういったのが入 っているのかということを、ちょっと1,400万の内訳を教えていただきたい。   わからないのであれば、後で教えてください。わからぬでは困るよね、でも。 〇議長(板垣一徳君) ちょっと待ってください。   自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) 計画そのものの所管ではありませんが、内訳でございますけれども、 地域おこし協力隊、こちらの本年度の予算769万1,000円、地域おこし協力隊の事業でございます が、この769万1,000円と、それから集会施設整備事業691万3,000円になっていますが、これの 合計金額なのでございますけれども、県と協議した段階と予算が確定された段階では時差があります ので、丸まった数字ということになってございます。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   一応この過疎地域自立促進計画というのは、合併前は山北と、そしてまた朝日村のほうであった わけで、これが非常にメリットのあるというか、非常に財政運営上得なというか、私に言わせればす ばらしい事業なのですが、今債務状況を平成25年度末時点で一般会計で約338億3,000万円、それ で特別会計469億3,500万円、合わせて807億6,500万円。平成22年度からこれが合併してからハ ードではなくてソフト事業にも使えるようになったということで、非常にすばらしいなということで、 これが22年度から入り込んできていますが、その全体の中で過疎債が41億7,216万円、これが過 疎債として807億円の中に入り込んでいるわけですけれども、この過疎債を考えていったときに、 起債制限、いわゆる公債費比率、おおよそのところ18%を超えると危険水域に入るということです けれども、この過疎債充当率100%のうち7割が国からの交付税対象となる。実際は3割で自治体が 動かせるという、自治体が3割の負担で済むということを考えたときに、公債費比率そのものは同じ 債であっても考え方は違って、3割負担なのだよということの起債制限の中に入ってくるというはず だと思うのですけれども、財政課長、それでよろしいですよね。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) そのとおりであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということになれば、本当にこの過疎地域自立促進計画というのは、我が 村上市にとってみれば非常に大事な計画書であって、それでぜひ多くのまだまだソフト事業ございま す、ハードのほかにも。もっともっといろんな事業が有効に使えれるような、この過疎債として計画 して例えばいろんな医療関係の健診とか、あるいは本当に教育関係費、そこら辺も市長が言われるそ の奨学金制度なんかでも、もし機会があればそういうところに使えれるようになればありがたいなと 思っておりますけれども、そういうことでこの自立促進関係では市長はどういうふうに今後考えてお りますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 公債費率と言いましたけれども、多分実質公債比率のことだと思いますが、 これは非常に今おっしゃったように我々にとっては使い勝手のいいというか、これをなくして事業は できないと言っても過言でないくらいの有利な事業でありまして、ただし人気が非常に高いのです。 どこの地域も、もうこぞってそれに目をつけてくるということでありますので、その辺は今まで培っ てきた人脈を生かしながら極的に事業展開を図っていきたいと、そのように考えています。 〇16番(姫路 敏君) ぜひ自立促進計画の中でその人気の高い、前の旧村上市には一切なかった わけで、本当に朝日と山北の力があったからこそこうやってできるなというのが、しみじみこの自立 促進計画に入っています。ぜひ有効に活用していただきたいと思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第22号から議第45号までの24議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第46号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正             する条例制定について       議第47号 村上市精神障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条             例制定について       議第48号 村上市国民健康保険診療所設置条例を廃止する条例制定につい             て       議第49号 村上市国民健康保険診療所の診療報酬等徴収条例を廃止する条             例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第46号から議第49号までの4議案についてを一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第46号から議第49号までの4議案につ いて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第46号は、村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 制定についてであります。本案は、新潟県のひとり親家庭等医療費助成事業実施要領が一部改正され たことに伴いまして、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律が配偶者からの暴力の 防止及び被害者の保護等に関する法律へ名称変更されたことにより、関係する条文を改正するもので あります。   次に、議第47号は、村上市精神障害者医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につ いてであります。本案は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律が一部改正されたことに伴いま して、精神障害者に治療を受けさせる義務等が課されていた保護者の制度が廃止され、新たに精神障 害者の配偶者、親権者、扶養義務者などの家庭等の表記に改正されたことにより、関係する条文を改 正するものであります。   次に、議第48号 村上市国民健康保険診療所設置条例を廃止する条例制定について及び議第49 号村上市国民健康保険診療所の診療報酬等徴収条例を廃止する条例制定についてであります。これら 2議案は、実質的な継続が困難なために平成25年3月1日から休止しておりました布部診療所につ きまして、このたびの県の指導のもとで廃止のための条件が整ったことから、医療法の規定に基づき 条例を廃止するものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第46号から議第49号までの4議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第15 議第50号 市道路線の認定について       議第51号 村上市地域活性化施設条例の一部を改正する条例制定について       議第52号 村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定について       議第53号 村上市鳴海金山遺跡ゾーン観光施設管理条例の一部を改正する             条例制定について       議第54号 神林農村環境改善センター条例の一部を改正する条例制定につ             いて       議第55号 高齢者生産活動センター条例の一部を改正する条例制定につい             て       議第56号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定に             ついて       議第57号 村上市ふれあい広場条例の一部を改正する条例制定について       議第58号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及             び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第59号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について       議第60号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につい             て       議第61号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の一部を改             正する条例制定について       議第62号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について       議第63号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について       議第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第50号から議第64号までの15議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第50号から議第64号までの15議案につ いて一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第50号は、市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区塩町において住 宅地内の里道を新たに認定するものと、緑町2丁目地内において道路用地の寄附により帰属を受けた もの2路線につきまして新たに設定するものであります。   次に、議第51号は、村上市地域活性化施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、同施設の使用料を据え置くこととするため、消費税率の規定を削除し、これまでと同額とな るよう総額表示に改めるものであります。   次に、議第52号は、村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、企業が工場等の新設や増設を行う場合の奨励制度を拡充し、新たな企業の進出や既存企業の 設備投資を促進し、雇用の拡大を目指すものであり、投資額や雇用人数などの適用要件の緩和、大規 模投資に対する固定資産税免除期間の2年延長、用地取得助成金につきましては、雇用人数や取得面 積の要件を緩和するとともに、助成率を20%から30%に拡充、新規雇用促進奨励金につきましても、 対象となる雇用者の範囲を拡大するものであります。また、新設企業賃借料補助金を創設し、賃貸に て操業を廃止する企業に対しての支援を行うものであります。   次に、議第53号から議第56号までの4議案は、村上市鳴海金山遺跡ゾーン観光施設、神林農 村環境改善センター、高齢者生産活動センター、上助渕コミュニティセンター、これら4施設の条例 の一部を改正する条例制定についてであります。これら議案は、先ほど提案申し上げました議第51 号と同様に4施設の使用料を据え置くこととするため、消費税率の規定を削除し、これまでと同額と なるよう総額表示に改めるものであります。   次に、議第57号は、村上市ふれあい広場条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、久保多町ふれあい広場につきまして、これまで離れた2つの土地を1つのふれあい広場とし てきたものでありますが、現状ではそのうちの1つの土地が狭小かつ不成形でその機能を有していな いため除外するものであり、本条例別表第1におきまして久保多町ふれあい広場の位置を改めるもの であります。   次に、議第58号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及び管理に関す る条例の一部を改正する条例制定についてであります。及び議第59号 村上市下水道条例の一部を 改正する条例制定について並びに議第60号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制 定についてであります。これら3議案は、いずれも消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、使用料 について消費税率及び地方消費税率の引き上げ相当分の改正を行うものと、水道水以外の水の使用に よる使用料の不正未払いに対する対応する規定の整備を行うものであります。あわせて、議第60号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につきましては、老朽化が著しい寝屋処理区 漁業集落排水処理施設を更新せずに、特定環境保全公共下水道施設八幡処理区に統合するため、廃止 するものであります。また、この3議案の規定につきましては、いずれも平成26年4月1日から施 行するものであります。   次に、議第61号は、村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 制定についてであります。本案は、議第60号で提案申し上げました寝屋処理区を特定環境保全公共 下水道施設八幡処理区に統合し、廃止することに伴いまして、附則別表基本料金と別表第2、従量料 金の処理区名を削除するものです。また、この規定につきましては、公布の日から施行するものであ ります。   次に、議第62号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定及び議第63号 村上市簡易水 道条例の一部を改正する条例制定についてであります。これら2議案は、いずれも消費税法及び地方 税法の一部改正に伴い、水道使用料について消費税率及び地方消費税率の引き上げ相当分の改定を行 うものであります。また、この規定につきましては、いずれも平成26年4月1日から施行するもの であります。   次に、議第64号は、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、笹川流れ 夕日会館及び桑川駅前広場駐車場であり、平成26年度から指定しようとする施設であります。指定 については、公募によらず指定しようとするものであり、指定期間は引き続き指定期間を5年間とし ております。なお、各施設の選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要 旨等につきましては、指定管理者の指定に係る資料でお示しさせていただいております。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第50号から議第64号までの15議案については、議案付託表 のとおり会議規則の規定によって経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第16 議第65号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第12号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第16、議第65号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第12号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第65号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、平成25年度一般会計補正予算(第12号)についてであります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ1億5,460万円を追加し、予算の規模を348億4,260万円にしようとするものでありま す。   補正予算の主な内容といたしましては、各事務事業について精算及び精算見込みによる調整を行 いました。歳入においては、第10款地方交付税で8,500万円、第15款県支出金で農地・農業用施 設災害復旧補助金などで4,303万3,000円を、第16款財産収入で土地売払収入などで884万3,000 円を、第21款市債では農地・農業用施設災害復旧事業債などにより1,400万円をそれぞれ追加いた しました。   歳出におきましては、第2款総務費では生活交通確保対策補助金などにより909万2,000円を 減額し、第3款民生費では前年度事業の精算により生活保護等国庫負担金返還金など5,856万7,000 円を、第6款農林水産業費では個別所得補償経営安定経費などにより1,842万5,000円をそれぞれ 追加し、第8款土木費では市道整備工事補償金など1,807万1,000円を、第9款消防費では機械器 具購入費などにより1,578万6,000円をそれぞれ減額し、第13款諸支出金では合併特例措置逓減対 策準備基金積立金など1億2,072万5,000円を追加いたしました。   第2条、繰越明許費では、小中学校の耐震化工事などで翌年度に繰り越して使用できる経費を計 上しております。   第3条、債務負担行為の補正は、指定管理料の追加であります。   第4条、地方債の補正は、災害復旧事業債などの追加及び変更であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第65号については、平成25年度予算付託表のとおり会議規 則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第17 議第66号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議第67号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)       議第68号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第17、議第66号から議第68号までの3議案についてを一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第66号から68号までの3議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成25年度の各特別会計の補正予算であります。   最初に、議第66号は、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入 歳出の総額に歳入歳出それぞれ1,390万円を追加し、予算の規模を6億4,860万円にしようとする ものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第4款繰越金で1,267万6,000円を、 第5款諸収入で122万4,000円をそれぞれ追加し、歳出におきましては第2款後期高齢者医療広域 連合納付金で1,185万3,000円を、第3款保健事業費では198万3,000円をそれぞれ追加いたしま した。   次に、議第67号は、介護保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ8,480万円を追加し、予算の規模を71億3,390万円にしようとするものでありま す。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては介護給付費財政調整交付金の歳入見込み から第4款支出金で5,375万5,000円を、第9款繰越金で3,104万5,000円をそれぞれ追加いたし ました。   歳出におきましては、介護保険給付費等準備基金の積立金として、第4款基金積立金で8,480 万2,000円を追加いたしました。   議第68号は、下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ980万円を減額し、予算の規模を48億4,200万円にしようとするとともに、繰越明 許費の補正をしようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては建設経費の精算見込みから、第3款国庫 支出金で488万3,000円を、第4款繰入金で491万7,000円をそれぞれ減額いたしました。   歳出におきましては、第1款下水道費の公共下水道建設経費で、測量設計等委託料2,000万円、 工事請負費1,903万5,000円を減額し、水道、ガス等の移設に伴う補償金3,900万円を増額し組み 替えを行いました。また、公共下水道改築更新経費では、事業実績により976万5,000円を減額い たしました。繰越明許費は、公共下水道建設経費の工事請負費3億7,600万円と補償金7,610万円、 公共下水道改築更新経費の測量設計等委託料2,400万円と工事請負費1,678万円の計4億9,288万 円につきまして、工事の交通規制に伴い発生する市民生活への影響を回避するなどの理由により、翌 年度への繰り越しをお願いするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   13番、木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 1点だけお伺いします。   議第66号について、10ページの保健事業経費についてですけれども、この肺炎球菌ワクチン接 種助成金についてですけれども、これたしか平成24年の中間あたりから行った事業だと思いますが、 私もあちこち歩いていても高齢者の方でこのワクチンの市で助成しているという、そういった内容の ことをわからない方が大勢いると思いますので、私も会うたびに宣伝はしてきたのですが、この24 年度は途中から補正したのかわからないけれども、どのぐらい使っているかということを調べたので す。そうしたら、決算額で139万2,000円出ておったので、平成25年の当初予算では、これいっぺ ん注射をやると5年間もつということで、人数もそう考えなかったのかなと、こう思ったのですけれ ども、ところが今補正で91万3,000円で約2倍近くなっているのですけれども、その辺の積算はど うやったのですか、保健医療課長にお伺いしますが。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 高齢者の肺炎球菌ワクチンでございますが、平成25年度につき ましては、かなり助成対象者がふえておりまして、現在のこの91万3,000円補正させていただくと いうことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) その積算のこと聞いたのだけれども、余り詳しいこと聞かなかったのです けれども。 〇議長(板垣一徳君) もう一度質問されますか。   保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今の数値的には、300人ぐらいの分について補正させていただく ということでございまして、今後については議員もご承知のとおり、国でも秋からこの肺炎球菌ワク チンを定期化したいということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) ちょっと予算上のことで聞きますけれども、この91万3,000円、たしか村 上市では3,000円を助成していると思うのですけれども、これで割ると1,000円残るので、これ予 算上の関係で1,000円残すことになっているのだったと思うのですけれども、これについてちょっ とお聞きしますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) すみません、端数の関係でちょっと調整させていただいて、3で 割り切れないでしょうか。300人ちょっとふえるかもしれませんが、端数調整ということでございま す。 〇13番(木村貞雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第66号から議第68号までの3議案については、平成25年度 予算付託表のとおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。   午後3時35分まで休憩します。           午後 3時20分  休 憩                                                        午後 3時35分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   これから議第11号から議第21号までの平成26年度各会計予算の補足説明を受けるため、暫時 休憩し、直ちに協議会に切りかえます。           午後 3時35分  休 憩                                                        午後 3時55分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、明日は午前10時から施政方針並びに議第11号から議第21号までの平成26年度一般会 計及び特別会計予算に対する代表質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   長時間大変ご苦労さまでございました。           午後 3時56分  散 会