平成26年村上市議会第1回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成26年4月22日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議第72号 専決処分の承認を求めることについて                  第 5  議第73号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例の一部を改正する条例            制定について                             第 6  議第74号 瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負変更契約の締            結について                              第 7  議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 8  議第76号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第2号)                                                          〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   12番   川  崎  健  二  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消防本部次長     伊   藤       功   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時07分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届けのある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成26年第1回臨時会を開会をいたします。   市長から招集のご挨拶をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。   本日平成26年度村上市議会第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお 忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の承認1件、条例の一部改正1件、工事請負変更 契約の締結1件、指定管理者の指定1件、補正予算1件の合わせて5件であります。よろしくご審議 の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、5番、本間清人君、18番、滝沢武司君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本臨時会の会期日程案及び議案の取扱いについて報告をお願いをし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。平成26年村上市議会第1回臨時会の議案 及び議案の取扱いを協議するため、去る4月15日午前10時から市役所第1委員会室において、委 員全員、正副議長、総務課長、総務課参事及び議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたし ました。その協議内容と結果について報告いたします。   今臨時会の会期につきましては、議会先例第35号の規定に基づき、議第75号、議第76号の2 議案については所管常任委員会に付託し、審査していただくこととしましたことから、本日4月22 日とあす23日の2日間といたします。   次に、審議日程及び議案の取扱いについて申し上げます。本日の本会議で会期の決定、諸般の報 告の後、議案名を省略させていただきますが、議第72号、議第73号及び議第74号の3議案につい てはそれぞれ単独上程とし、提案理由の説明の後、質疑、討論を行い、ボタン式投票による即決とい たします。また、議第75号、議第76号の2議案についてはそれぞれ単独上程とし、提案理由の説 明、質疑の後、経済建設常任委員会へ付託いたします。   なお、本日の本会議散会後、経済建設常任委員会を開催し、付託議案の審査をお願いいたします。   あす4月23日の本会議は、経済建設常任委員会副委員長から委員会審査の報告を受け、質疑、 討論の後、ボタン式投票により採決いたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日と明日の2日間としたい と思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日と明日の2日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告として、ツキノワグマ出没の対応について申し上げます。   初めに、村上地区お城山、山居山周辺での目撃情報についてであります。今月9日にお城山で熊 の目撃情報があり、お城山登山口の複数箇所に注意看板を設置するとともに、羽黒町地内に捕獲用の おり1基を設置いたしました。翌10日早朝には、猟友会会員と職員が合同でお城山一帯を山狩りし ましたが、発見されませんでした。その後も山居山等、異なった場所で目撃されており、その都度防 災行政無線や防災メールでの広報、猟友会会員と職員でのパトロールを行うとともに、14日に山居 町地内に、また18日には羽黒町水源付近におりを1基ずつ設置をいたしました。   続いて、神林地区お幕場森林公園付近での出没についてであります。18日早朝、国道345号、 神林地区大池付近におきまして、高所作業車が路上で熊と接触したとの情報が寄せられました。熊は、 お幕場森林公園方面へ逃げたとのことから、防災行政無線や防災メールでの啓発広報や付近のパトロ ールを行い、公園入り口の22カ所に注意看板を設置するとともに、遊歩道への進入を禁止する措置 をとりました。また、さつき園地内と砂山小学校地内におりを合計3基設置しました。19日、20日 の土曜日、日曜日には、職員が2組で公園内をパトロールし、車による啓発広報を行いました。昨 21日午前7時過ぎ、県道臨港道路沿いの商店に松林の奥で熊に襲われたという男性が救助を求めて こられました。顔やもも等を負傷していたことから、すぐに県立新発田病院に救急搬送されました。 その後、午前10時30分ごろから熊の捕獲のため、職員、猟友会会員ら60名ほどでお幕場森林公園 と隣接する雑木林を山狩りした結果、午後1時ごろ、塩谷側の国有林で熊を発見し、捕獲いたしまし た。熊は、体長約1.5メートル、4歳から5歳の成獣の雄で、左後足に鬱血が確認されたことから、 18日に車両と接触した熊と同じ個体であると見られます。   この春は熊の目撃情報が多いことから、今後も防災メール等で注意喚起し、お城山及びお幕場森 林公園の注意看板は引き続き設置することにしております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) きのうその熊捕獲されたのは大変よかったわけでありますが、お城山の熊と 山居山に潜んでいる熊、これ同一の熊ではないのかなということで今言っているわけでありますが、 先般も山居町交差点付近で目撃されたと。いろいろなちょっと私の知り合い等、市外の方から電話も いただきまして、村上市の対応が非常に悪いのではないかというようなちょっとお電話をいただきま した。というのは、お城山にしても柵はしてあるのですけれども、高校生等も頻繁に頂上付近まで登 っているような状況です。前回、きのうもその被害に遭われた方は県外の方であるということで、そ ういった立入禁止措置とか、もしくはパトロールを配置するとか、危険箇所であるということをわか っていながら、そういった事故が起きてしまった。そういうことに関しては、市長は今後どのような 対策をとられるおつもりですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回の対応につきましても、決して後手に回っているということではないの ではないかなと。おりを設置したり、あるいはパトロールをしたり、あるいはお幕場におきましては 進入禁止の措置をとらせていただいたと。たまたま山形県の人というようなことで、恐らくそれを知 らなくて入っていったということではないかなと、そのように考えておりますが、今後につきまして も、これを教訓に、十分に危険を知らせる、あるいは危険防止について徹底した対策をとってまいり たい、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ぜひそのようにお願いしたいと思うのです。というのは、村上にわざわざ県 外から来られて、そこに熊が出るということを恐らく知らないで入ったのでしょう。でも、その数日 前からそこには熊が出没しているのですよということで、地元の人は先ほど言った防災メールやいろ いろな我々の携帯に入ってくるやつで、情報ネットで知っている方は市内の方は多いのですが、やっ ぱりそういったよその方は全くわからずに、危険箇所だということもわからずに入って、そういった 被害に遭われている。そうすると、やっぱり村上市にとりましても、村上市の対応はどうなっている のだということに多分なるのだろうというふうに感じておりますので、今市長が言われましたように、 危険箇所の徹底、そういったものに関しては今後も引き続きお願いしたいなというふうに考えており ます。   それと、猟友会の方々は大変仕事を持たれている方もいらっしゃいますし、それでまるっきりの ボランティアで行っているわけですから、本当に大変ご苦労されて、そしてきのうも皆さん捕獲して、 本当に一安心しているのだろうと、これは市民も一安心しているのだろうかと思いますが、ぜひでき ればこれは私も消防団の一員として、消防団は熊をとるための消防団活動ではないのですけれども、 やはり人員を確保するためにはいろいろなそういった機関も利用しながら、例えば日曜日、先週の日 曜日あたりでも一斉な、裏、表、四方からお城山を散策するとか、そういったものを市主導で今後も やるべきではないかなというふうに考えております。また、猟友会にはやはりそれなりの手当等も支 給してでも、やはりそういったものに努めていただくということを推進するべきではないのかなとい うふうに考えておりますが、その辺については市長のお考えいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど申し上げましたように、それが普通の、いわゆる通常における対策で はないかなと、そのように考えておりますので、これからは危機感を持って対応をしていかなければ ならない事案だなと、そのように考えております。 〇5番(本間清人君) お願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議第72号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第72号 専決処分の承認を求めることについてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第72号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算について、地方自治法第179条第1項の規定によ り専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき、議会の承認を求めるものであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ150万円を追加し、予算の規模を317億5,150万円といたしま した。補正の内容は、笹川流れ夕日会館及び桑川駅前広場駐車場の管理、観光案内、物産販売業務に ついて、4月1日から指定管理者が決定するまでの間、市が直営で行うことになったため、約1カ月 間の必要経費を計上したものであります。   歳入におきましては、第13款使用料及び手数料、物産販売手数料を40万円、第19款繰越金で 110万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出におきましては、第8款土木費で道の駅管理費150万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それでは、伺います。   歳出のほう、10ページになりますが、1カ月間の修繕料として約30万計上されておりますが、 この辺の使途についてお尋ねいたします。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) この修繕料でございますが、主に館内の電気照明の修繕でございま す。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) そうすると、3月31日までは指定管理者が行うべき修繕に当たると思うの ですけれども、それは4月1日以降に発生した事案なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 25年度につきましては、有限会社笹川流れ夕日会館で修繕いたし ますが、4月1日以後に新たに館内の電気等の修繕が必要だということで、修繕をしたお金でござい ます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   8ページの歳入の山北道の駅販売手数料、新規と、40万とございます。この説明、具体的には 市長からなかったようですが、具体的な内容についてご説明お願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) この歳入40万でございますが、有限会社笹川流れ夕日会館との委 託販売契約に基づきまして、販売価格の20%相当額、4月分を200万円の売り上げを見込みまして、 その20%を手数料として歳入に計上したということでございます。なお、この理由は、既存の村上 市笹川流れ夕日会館条例で、販売する者が販売価格の30%以内の手数料を支払うということであり まして、指定管理者制度導入前のみどりの里を例にしまして、20%は市の収入、10%は有限会社笹 川流れ夕日会館の収入としたものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) つまりこれは25年度指定管理を受けたところからの返還と受けとめればよ ろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) いえ、そうではなくて、本来3月31日をもって指定管理が解けた わけでございますが、残った商品等につきましては、有限会社様から委託契約を結んで販売したもの についての手数料をいただいたということでございます。ですので、返還金額とは全く関係ございま せん。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次の10ページのその他賃金47万6,000円とございますが、この賃金とい うのは何人の方を対象にしている金額なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 具体的には4名を想定しておりますが、ただ労働基準法上、8時間 労働ではありませんものですから、若干の時間帯、食い違いは出てきますが、延べでといいましょう か、4名の従業員の賃金を想定したものでございます。それと、通勤分の通勤費を同じく4人分、 29日見ております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと聞きたいのですけれども、3月31日時点で買掛金として計上され るべく、いわゆる店の商品、恐らく、試算表幾らだったか、ちょっと忘れましたけれども、たしか 200万近く在庫で持っているという状態になっているはずですけれども、その辺の処理はどんなにな りましたか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 当然買掛金につきましては有限会社の買掛金でございますので、そ のものについては市とは、当然何ら買い掛け分については市が負担するというふうなことはなくて、 現状の商品を販売したその手数料をいただくということで収入に上げさせていただいたということで ございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうではなくて、店に並んでいるものの委託の部分もありますね、店に並 んでいて。売れたら幾らで、売れたら幾らその方に返すみたいな話で。あらかじめ夕日会館の会社と して購入して、それを店に並べてお客様に販売している部分というものがあります。そうすれば、市 としてみれば、そういったことに関するものは案内だけ、案内所、一部売店とか、全くやっていない ということですか、そうすれば。それを持って販売するのであれば、それを買ったりなんかしなけれ ばならないでしょう、そこに。有限会社の夕日会館から市が買い取って、物にしなければならないの でないかと、こういうふうに思うのですが、この辺のやりとりはどんなになっています。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 確かに有限会社様の委託販売もございますが、市は一旦商品を買う ということではなくて、売れたものに対する手数料をいただいているということでございます。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。ここではないけれども、常任委員会に付託される部分はあ るので、そのときにまたちょっと内容等聞きたいと思いますが、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第72号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第72号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第5 議第73号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例の一部を改            正する条例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第73号 村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条 例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第73号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会条例の一部を改正する条例制定につい てであります。平成25年度に都市整備課内に設置した都市政策室について、平成26年度から政策 推進課に移したことに伴い、村上市村上駅周辺まちづくりプラン等策定委員会の庶務を政策推進課に 改めるものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   都市整備課が管轄で5人体制でした。ところが、平成26年からは政策推進課に改め、3人体制 に人事異動で変わっております。これは、どのような理由からでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまのご質問にお答えします。   今回の人事異動につきましては、今まで都市整備でいろいろ検討をさせていただいておりました。 ただ、まだ具体的な村上総合病院の関係につきまして、はっきりした計画がまだ示されていない段階 で、ハード面につきましてはまだまだ時間は要するのではないかというようなことであります。また、 その業務量もなかなか捉え切れないというようなことで、5名から3名にいたさせていただいており ます。当面の間、政策的な計画段階でありますので、当面の間、政策推進課に、そこに室を設けて検 討をしていくということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この駅周辺のまちづくりの関係で、平成25年の4月1日に都市整備課内に 新たな室を設けて5人体制ということで出発されたわけですよね。それは、1年でこういう形で、今 副市長がご説明されたような内容だということですが、その点ではたった1年でこういう体制が変更 するということに対しては、市長はどのようなお気持ちをお持ちなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 以前にも申し上げたと思いますが、いわゆる厚生連のほうで平成24、平成 25、平成26年の計画に載せるつもりだったけれども、自分たちの都合で載せれなかったと。平成 27、平成28、平成29の3カ年計画に載せるというようなことでございますので、その間さほどの 事務量もそんなにないのではないかというようなことでありますので、これはいたし方ないと考えて おります。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今市長の平成27、平成28、平成29年度にその計画の中に載せるという ことで、いたし方ないということは私も理解するんですけれども、一般質問等でそのまちづくりプラ ンの構想について、そしてあと総事業費の概算については昨年度の3月末までに一応お示ししたいと いうことで、それが訂正になって、4月中にずれ込むと、1カ月ぐらい待ってくれというお話だった のですが、もう4月も間もなく20日を過ぎております。今後、4月中にそういうような構想並びに、 これは病院が進まないとしても、まずその構想については示せるのだということで今まで答弁をいた だいてきているのですけれども、その辺についてはどういうようなスケジュールになっているのでし ょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 3月議会の経済建設の委員会の中で、前の東海林参事のほうからま ちづくりプランの策定の見込みについて説明があったというふうに聞いておるわけですが、その中で は少し議論が長引いていると、深い議論がされているということで、6月ごろにはというような説明 をされたというふうなお話を聞いております。その後、3月の17日に第3回の策定委員会が開かれ、 今後4回、5回というふうに続いていくわけですが、ようやく村上総合病院の跡地の利用ですとか、 求められる施設の内容についての議論になってくるものですから、もう少しお時間いただく必要があ るかなというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) では、前に答弁されたその3月末が4月にずれ込むというのは、はっき り言えば1カ月ぐらい遅れるというのはうそであって、6月ぐらいまでずれ込むというふうに理解し ていいということですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 議論が長引いて、いろんなご意見いただいているものですから、ま とまるまでにはまだ時間が必要だということですので、6月までにまとまるかどうかにつきましても、 今回4回の委員会が今週24日の日に予定されておりますので、その中である程度の道筋は見えてく るのかなというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 最後になりますけれども、その遅れというのは、例えば厚生連の村上総 合病院の移転が長引いて、はっきり言えば計画がなかなか進まないというのも理由の一つなのでしょ うか。教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 当初もう少しスピーディーな形で病院計画が進むのかなというよう なことを想定していたのですが、なかなかそんな状況にはなかったということもありまして、議員の 皆さん方もどこまでの議論が必要なのかということもやはり考えている中で、ただ構想として市とし ての考え方はやはり持っているべきだということでございますので、余りその病院、厚生連側の遅れ が大きく作用しているというような状況ではないと考えております。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第73号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第73号は原案のとおり可決されました。                                              日程第6 議第74号 瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負変            更契約の締結について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第74号 瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事 の工事請負変更契約の締結についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第74号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、瀬波小学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負変更契約の締結について であります。本工事に関する契約については、平成26年3月19日の第1回定例会において議決を いただき、富樫・内山・高建特定共同企業体と工事請負契約を締結したものであります。本工事での 校舎の耐震化及び学習環境の改善を進めるに当たり、工期、消費税等について一部契約変更を行うも のであります。変更内容につきましては、工期の延長、平成26年2月から適用する公共工事設計労 務単価及び平成26年度設計業務委託等技術者単価の運用に係る特例措置等の適用、消費税の8%切 り替えによるものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ちょっと1点確認をさせていただきたいのですけれども、こういった工事請 負変更契約が出てくるのは、その設計単価の変更等でそれは理由的にわかるのですけれども、例えば 今長期に契約しております、DBO方式でやっているごみ焼却場とか、あそこに関しても落札した業 者と落ちた業者との差額が約20億近くもある契約だったわけです。そういったものが今後もこうい ったものを理由に次から次へと変更契約みたいなものは出てくるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) ごみの焼却場についてですけれども、同じような形でのスライドが適用 になるという旨のお話はJVのほうにいたしました。しかし、JVのほうでは性能発注というような 形で、設計書の発注でありませんので、どうかなというようなことで、まだ今のところスライドにつ いての要求は来ておりません。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ほかに今入札関係で、ことしもそうなのでしょうけれども、3月、2月と昨 年の末近くに落札した、そういった工事物件に関しては、今後も年度かわって、平成26年度こうい った方式になっていくのですよと言ったら、またいろいろなそういった契約変更、やっぱり出てくる のでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 今回の2月から適用されました公共事業の設計労務単価、関係する工事 でございますが、今回の瀬波小学校の同じ時期に発注した学校関係のものは全部同様でございますし、 そのほかの道路関係、それから農林業の林道関係とか、さまざまな事業、繰り越ししている事業がた くさんございますので、これはほとんどこの事業の適用を受けるということになりますので、今変更 契約等進めているところでございます。そうしますと、繰り越したものはほとんどこういうことで対 象になるのが多いかというところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 前にもお話ししたのですけれども、私が一番心配しているのは、私もその業 者の中の一人として、元請さんばかりがこういった理由で変更契約で実際の契約よりも金額が多くな っていくのだけれども、下請業者さんも当然その見積もりを元請業者さんに出して、その金額のもと で契約をするわけです。元請さんが、例えば村上市からこの物件はうちに決まりましたといった場合 に、その各下請に出している見積もりから、では幾らでという契約を決めていくわけですが、そのと きに元請はこうやって変更になっているのに、下請は一切変更になっていかないというような事実も あるわけですよね。その辺は、市は、この間そのことを言ったら、そこまでは介入できないような話 はしていましたけれども、その辺も、県であれば、例えばうちらみたいな2次下請でも、どういう材 料を使って、どこの材料を使って、材料調書も全部出すわけでしょう、県に。出荷証明書と一緒に。 例えばこの杉はどこの杉使ったのだとか、この石こうボードはどこの石こうボード使ったのだ、それ 何で新潟県産を使わなかったのだというのもその理由も書かなければいけないわけです。例えば新潟 にはその工場がないので、千葉工場から買いましたとかという、そういうのもやっぱり今後は市の公 共物件に関しては全てそういった調書なんかも添付する必要があるのではないかなというふうに考え るのですが、その辺、答弁はどなたにすればいいのだろう。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 先回の議会でも同様のお話がございました。市からは2月18日付で今 回の単価の改正、インフレスライド条項の適用について通知したところでございますが、その中にも 請負代金額が変更された場合は、元請企業と下請企業の間に既に締結している請負契約の金額の見直 しや技能労務者への賃金水準の引き上げ等について適切に対応してくださいという通知も関係業界に 通知しております。なお、今後は工事を進めながら、下請の届けとかも当然取り交わしておりますの で、うちのほうの担当の監督員と施工業者との間に下請の部分のその辺の今回の趣旨の徹底につきま して指導させていただきますし、なお工事検査の際にもその辺のところをしっかり事情を把握して、 聞き取りして、この趣旨がしっかりと行き渡るようなことで、指導するようなことで先回も関係課長 集まって相談いたしましたし、しっかりと職員にも周知して、体制を進めていきたいというふうに考 えております。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) お伺いをしたいと思います。   先ほどの同僚議員の質問と同じ内容になるのですが、私は一般質問でも、こういった制度変更の もとで単価の改正とか行われていくわけですけれども、それが下請で働く労働者の皆さん、あるいは 指定管理もそうですけれども、実際に働く労働者の皆さんの待遇や賃金が保障されるようなことがな ければならないと考えています。これらの、今回の議案についての質疑でありますから、今も議論あ りましたけれども、今後これらを制度化する考え方は、私一般質問でも申し上げましたけれども、考 えられないでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいまの質問は、例えば8%になって3%上がったわけですが、契約は 8%でやると。下請の方々に従来どおりの5%しか払わないというような例もあるので、それを制度 化して、8%にしなさいというようなことをしたらどうかということでよろしゅうございますか。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 私、公契約条例を当村上市でも結ぶべきだというふうに一般質問では申 し上げました。同僚議員の質疑の中でも問題点が明瞭になってきたかと思います。そういった方向性、 目指すお考えはないのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然消費税が8%になったわけでございますので、下請、あるいは資材関係 等についても当然請求する場合には8%の消費税で請求するというのは我々通常考えられることであ りますので、それは指導をする必要があるなと。そうなっていないと言われると、通常であれば8% 請求するのは当たり前なわけでございますので、その点についてはちょっと我々も精査するというか、 考えて、事情を見てみる必要があるのではないかなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 制度化をして、きちんとした条例化をすれば、このことがより徹底され ていくものと考えます。これを指摘しまして、質問とさせていただきます。指摘で終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今の質疑と市長の答弁でちょっと疑問な点があるのですけれども、消費税 の5%から8%、これは当然わかるのですけれども、物を言っているのは労務賃金も国、県と変わっ ていくわけです。高くしなさいということで、その規定が。しかし、大もとの企業、とった企業はそ れはそれで申請はして、それはそれでいいのでしょうけれども、そこに入る下請の企業さんたちにそ の分のパーセンテージの上がる部分が反映されるのかどうか。これをもう少し行政としてチェックす るなりなんなり、そういう一つの制度化をしたほうがいいのではないかというのが、私、竹内議員の 言っている意味なのだろうと思うのですけれども、その辺を見きわめる方法として何か市長はいい方 法はあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) さっきからお答えしていると思うのですけれども、いわゆるチェックするこ とは可能ですけれども、それを制度化してということになると、ちょっと難しいのではないかなと、 そのように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 確かに制度化というと難しい部分はあるかとは思いますけれども、なるだ け下請の、下請さん方々がその賃金の改正によって、自分らのほうのパーセンテージもひとつ請負の 親企業のほうに請求できるような環境の醸成を行政として働きかけていただきたいということだと思 うので、その辺をよろしくお願いしたいと思います。   以上。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第74号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第74号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第75号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、公の施設であります笹川流れ夕日会館及び桑川駅前駐車場を平成26年度から指定管理 者の指定をしようとするものであります。指定につきましては、公募によらず行うものであり、平成 26年4月26日から平成29年3月31日までの約3年間としております。なお、選定の経過、指定 管理者となる団体の概要、施設管理及び運営提案要旨等につきましては、指定管理者の指定に係る資 料でお示しさせていただいております。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) この問題に関しまして、常任委員会、先回の定例議会からその後に全員協議 会等で市長からもご説明を受けました。それで、私もずっと市長の説明等、また経済建設常任委員会 の皆さんの審議なんかも、そのときに質疑なんかも聞いてずっといたのですが、私もそのとき全然発 言しませんでしたので、ちょっと確認の意味で質問させていただきたいのですけれども、あの建物に 関しましては今JR桑川駅と併設されております。当時二十数年前に旧山北町時代のときに、地域振 興、観光、そういった拠点ということで、恐らくJRとも協議されたのだろうとは思います。今その JRとの契約とか、また委託業務の関係上はどのようになっているのでしょうか。あの建物について。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) 建物使用料、駅舎分をJRから頂戴しております。なお、駐車場等敷 地一部につきましてはJRに使用料としてお支払いをしているという状況でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 3問しかないので、あと委員会のほうでもやるのだろうから、その金額幾ら というと、ちょっともったいないので、聞きませんけれども、その指定管理について、市長、先般全 員協議会等々で話したときに、委員の皆さんから今後は公募も含めたやり方でというようなことを言 われたときに、市長は相手方に、今後、今回はこういった形でいくけれども、次は公募という形でい くよというふうにお伝えしたというふうにおっしゃいましたよね。二十数年前というと、指定管理者 制度がまだ国でも確立していなくて、多分そのときは業務委託ということで旧山北町と提携したと思 うのです。例えばこれから村上市がこういう施設をつくるので、指定管理にするので、公募をすると いうのと、当時の旧山北町時代からの観光振興で考えたときに、地元の方々の観光拠点、そして地元 の方々の雇用創出するためにそういった施設をつくる、そして地元の方々にそのための夕日会館とい う有限会社をつくっていただいた。いわゆるみどりの里とは全く違うと思うのです。これを今後は、 この今の時代だから、いたし方ないのかもれません。ただし、その中でこれからお願いしたいのは、 やっぱり収支報告なんかが、あの数字が全くにせものではないとは思うので、本物だとして、そんな にいい経営状態ではないわけです。初代の社長が、笹川流れ観光汽船ですか、そこの社長、そしてエ メニクスの大滝社長、そして今が3代目、いわゆる地元の方々で、やっぱり地元でやっていこうとい う意識の中で、そうやって続いてきているのだろうというふうに考えます。これが違うようなところ に行ったりなんだりするということになると、山北の今までやってきたその観光そのもの自体の考え 方や今まで山北の桑川の地域の方でといったものが根本的に私変わってくるのかなという気がするの です。その二十数年間やってきたという中で。その辺は、市長どのようにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 二十数年前、私は町長ではございませんでしたが、当時の話をお聞きします と、駅舎といわゆる観光施設を合体するというのは画期的なことだったと言われております。そして、 それを運営するのにやはり地域の活性化、あるいは笹川流れ全体の活性化、あるいは観光拠点を考え たときには、やはり地域の皆さんが自分たちのお金を出し合ってやるというような組織をつくるのが 大事ではないかというようなことでスタートしたのが始まりと、そのように聞いておるわけでござい まして、非常にその人たちが一生懸命努力をされまして、今日まで至っているわけでございますが、 やっぱり長い年月の間には非常に経営が苦しいときもあったでしょうし、またお亡くなりになったと いうようなことでございまして、しかしながら経営は続けているというようなことでありますので、 非常に地域にとっては地域の人たちが大事にしている施設、あるいはまた笹川流れのメインの施設の 一つであるというような認識を持っておりますので、今回お願いしているわけでございますが、これ から今指定管理を出している、こういうようないわゆる観光的な施設、あるいは損益が伴ってくるよ うな施設等について、本当にこれでいいのかというようなことを今後市としてしっかりと取り組み考 えていく必要があるなと、そのように考えているところでございますので、今回につきましては、今、 シーズン間際でございますので、空白をつくるわけにいかないということでお願いしているわけでご ざいますので、今後につきましては議員の皆さんの意見をお聞きしながら、いわゆる本当に指定管理、 委託等がどうなのだろうというところから、根本的なものから考えていかなければならないなと、そ のような認識を抱いております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) もう私ずっと前からそう言っているではないですか。指定管理はもうやめま しょうと。だから、みどりの里のときも、こういった営業を伴って利益が出てくるような施設に関し ての指定管理、あのとき初めてだったわけです、村上市。だから、これからは指定管理そのもの自体 をやっぱり村上市は見直すべきだということをずっと言っているではないですか、もう3年も。だか ら、そのことは本当に真剣に考えていただきたいなと思います。   それと、これから高速が通って、例えば国道7号がバイパス化されてずっと行った場合に、やっ ぱり夏のシーズンはそれは笹川流れとか行きます。でも、ふだん地元の方が今後、また県外の方も通 るとなれば、今後は高速道路のほうにということになれば、なおさら海岸線の交通量なんか少なくな るわけですよね。その海の時期、1カ月はいいでしょう。でも、そのほかのときというのは、では地 元のために地元の産業化といっても、レストランに、地元の桑川の方が、では昼飯は夕日会館行って ラーメン食うかなんてなかなか難しいのではないかな。だから、今後その指定管理を進めるにしても、 では全く暇で、ラーメン1日2杯や3杯しか出ないのに従業員と調理師さん3人も抱えなければいけ ないというような、そういった事情も多分あろうかと思うのです。そういったものを踏まえて、例え ばこの期間を営業します、ほかのこういった期間に関しては例えば土日営業にしますとか、そういっ たものは今後細かい規約の中、内部規約とか規定の中でうたった中でぜひとも指定管理をしていって いただきたいなというふうに思うのですが、その辺いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全くそのとおりだと思っております。特に今の施設は、非常に季節によって おっしゃるとおり左右される。もう冬場はほとんどお客が入らないというようなことでありますので、 そういう施設を1年間通じての通常営業で果たしていいのかというようなこともしっかりとやっぱり これから取り組んでいく必要があるなと、考えていく必要があるなと、そのように考えていますので、 これからの研究課題とさせていただきたい、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 20番、佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) ちょっとお伺いしたいのでありますが、今回の笹川流れ夕日会館の指定管 理について再提案ということになってしまうわけですけれども、私は前回の3月定例会における議案 を撤回しなければいけなくなった要因、そして再提案をしなくてはならなくなった要因、あわせて考 えたときに、これは確かに平成5年ごろでしたか、旧山北町時代に、今も言いましたように、町の振 興、地域の振興を考えて起こした事業であると、大変いいことだったのだろうなというふうに思って いるのでありますが、この20年間の間に、簡単に言うと行政の管理、要するに私は地場の産業、地 場の商工業を育てるということは大切なことだと思うのです。今、近年特にこの村上市における事業 所、企業の内容を見ても、なかなか零細企業、商店、商工業が成り立たなくなって、集約化され、ま たは吸収され、または廃業、かなり事業所数もこの20年間の間に減ってきているのかなと。そして、 地元の企業、商店と言われるものがほとんどなくなりつつあるのかな、なくなる方向に進んでしまっ ているのかなという危機感を持ってならないわけであります。そう考えたときに、行政がかかわりな がら、こうやって地場の事業所、商工業、商店を育てていく、または頑張ってもらうということは大 切なことだと思うので、これはぜひ成功させていただきたいなというふうに思うわけであります。こ れは、夕日会館については、法人が経営しているということでありますけれども、法人をつくらせて 経営させているということでありますが、言ってみて零細企業であります。まちの商店でしかないわ けであります。そういう事業所をやはり育てる責任、それに対して私はこの業務委託していた平成 20年まで、そして指定管理者として任せた平成21年から、この通算した中での関係はわかりません が、特に指定管理者という制度を導入してからの市の責任は大きいのかなと、そのことが、管理監督 の責任が今回の結果を招いたのでないかと。そうでなければ、対外的な大手の企業、または事業所に 任せるのであればこんなこと言いませんが、やはり地元の零細企業を育てるためには行政としてもっ と心配りと管理監督が不足していたのでないかなというふうに思うのですが、その辺のところ、市長、 いかがお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいまおっしゃるとおり、平成合併するまでは委託管理ということでお願 いしていたわけでございますので、それが指定管理というようなことになったわけでございますが、 その時点において、やはり市としてはしっかりと指定管理とはどういうものかというようなことを説 明をし、そして納得をしていただくということがものすごく必要だったのではないかなと。いわゆる 委託というようなことの延長線上で考えていたのではないかなと、それがいわゆる指定管理に対する 希薄さに結びついてきたと、そのように捉えておりますので、その点においてはその当時やっぱりし っかりと説明をする必要があったなと、そのように思っております。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) これ3年間の指定管理期間で、3年後には今度公募も考えているというこ とをお話ししておりましたが、私は基本的にはこういう規模の事業はやはり地場の地元の皆さんに任 せていくべきだろうし、3年後もできたら、私は公募というよりは、やはり育てるという行政の考え 方、姿勢が必要なのだろうなというふうに思っております。そういう意味では、この事案については 当初自信を持って賛成したいという気持ちでいたのでありますが、なかなかここに至るまでの経過を 見ていると、果たして大丈夫なのかなと。そして、私にとっては一番の問題はやはり事業者というよ りは行政としてのこれからこういう事業所、地場の産業、商店に対する指導、管理のあり方、指定管 理のあり方、もう一度よくよく考えて任せていく必要があるのだろうなと。そういう意味で、私はこ のたびの失態は行政の失態であるというふうに私の中では結論づけないと、これはなかなか簡単に賛 成できないなというふうに自分の中で整理してまいりました。そして、今言われたように、また確認 させていただいたように、行政としての今までのことを反省、襟を正すというのでしょうか、これか らのことについては特に注意していっていただかないと。また、かといってその地場の小さい商店、 事業所が参加できないような指定管理、公募のあり方になったら困るので、その辺のことを考えなが ら、あわせて考えながら今後のことを検討していただきたいというふうに思っております。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、有限会社笹川流れ夕日会館、ここを構成している取締役の方々の職種はどういう職 種の方が取締役になっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) まず、代表は鮮魚卸売等でございます。もう一方、その奥様でござい ますけれども、同じく鮮魚の関係のお手伝いと潮鳴亭という料亭の渡邉さんの奥さんでございますの で、同様の感じでございます。それから、遊覧船の社長をしております方も取締役になっておられま す。もう一方、船舶修理等の業務を営んでいる方、それからもう一方、同じく渡辺鮮魚さんにお勤め のお嬢さんということで、5名の方が上げられます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 笹川流れ観光汽船さんは、取締役ではなくて、出資者というたしか報告が あったのですが、取締役になっているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) 恐れ入ります。監査役でございました。申しわけございません。代表 取締役が現社長、渡邉龍仁さん、取締役に渡邉清美さん、同じく富樫仁美さん、斎藤龍幸さん、4名 の方が取締役で、監査役、渡邉さんということでございます。失礼しました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それで、この代表取締役になっている方の渡邉龍仁さんの子どもさんは、 富樫仁美さん、斎藤龍幸さん、どちらもなのですか、それともどちらが子どもさんなのですか。監査 役の方も子どもさんなのですか、他人なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) 失礼しました。監査役は、観光汽船の代表でいらっしゃいますので、 他人でございます。それから、取締役の富樫仁美さんがお子さんと承知しております。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目ですので、終わりますが、みどりの里の指定管理の場合は、いろん な業種の方が出資者になり、そして役員をつくっているという、そういう関係があるけれども、こち らの場合は非常に家族、あるいは子どもというような方々が取締役という形で会社という形をつくっ ているというところに非常に問題があるような気がしてなりません。3つ目ですので、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   だたいま議題となっております議第75号については、議案付託表のとおり、会議規則の規定に よって経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第8 議第76号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第2号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第76号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第2号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第76号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第2号)についてであります。補正の内容は、 笹川流れ夕日会館及び桑川駅前広場駐車場指定管理料について、平成27年度から平成28年度まで の委託料限度額を指定管理者との協定に基づく額から平成26年度指定管理料を差し引いた額とする 債務負担行為を設定するものであります。笹川流れ夕日会館及び桑川駅前広場駐車場指定管理料につ いては、本年3月開催の第1回定例会において、平成25年度一般会計補正予算で債務負担行為の措 置をいただいたところでありますが、債務負担行為の効力は債務負担行為を設定した年度において支 出の原因となる契約の締結まで至らない場合、つまり本件の場合は指定管理者の指定に至らなかった ことにより、その年度末、平成25年度末をもって、その効力を失うことになりました。このため、 今回改めて平成26年度一般会計補正予算に債務負担行為の設定を提案させていただくものでありま す。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   債務負担行為1年分ですが、指定管理としては3年間を指定したいわけですよね。ですから、こ の議案は確かに1年分の債務負担行為という形になっていますが…… 〇議長(板垣一徳君) 2年分です。 〇21番(相馬エイ君) 失礼。平成27年度と平成28年度までとなっています。この期間を考えた、 つまり十分反省をしという表現で提出されているわけです。今後の方針ということとこれまでの経緯 という文書をいただいた中には、十分に反省しという、両者とも十分に反省しという表現になってお ります。そこで反省しとありながら、なぜ3年間という形をとったか、そこを説明していただきたい と思います。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 当初5年ということで指定管理3月定例会にお示ししたわけでござ いますが、今回の件につきまして、やはり有限会社様、それから市当局も反省しているわけでござい まして、3年間の指定管理ということで、市と、それから指定管理を受ける、予定しております有限 会社様と協力しながら、3年間でもって指定管理の期限を設けさせていただいたということでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3月議会できちんと有効な運営をしているからという形できちんと提出し ておいて、そして最終日に不適切な対応があったということで議案を取り下げている割には、非常に 再度提出が3年間というのは、5年から3年にたとえ期間を削ったとしても、やはり行政の対応は甘 いのではないかと。ここは、言葉では十分に反省しというようなことを言っていますが、なぜ3年間 にせざるを得ないのか。そこは、非常に旧山北町時代の市長が地元に甘いという、そういう考え方が あるのではないかというような気がしてならないのですが、そこはいかがなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 決してそういうことではございません。例えば指定管理マニュアルでいきま すと、3年、5年、10年となっているわけでございますので、ごらんいただければわかるとおりで ございますが、指定管理を1年あるいは2年とした場合、非常に雇用の関係で働いてくれる人が来て くれないというようなことが大きなネックになるというようなこともあります。やはり3年くらいか けて、今回は2年ですけれども、3年くらいかけてしっかりと体制を立て直し、そして地域の観光を 担っているというような意識のもとにやっていただくと、そして雇用体制においてもしっかりとした 雇用体制をとっていただきたいというようなことが3年の根拠でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この代表取締役をやっている方は、大滝市長後援会の地元の会長さんでい らっしゃいますね。その関係で非常に甘さがあるというような気がしてならないのですが、市長、そ の辺はいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 確かに、この前も答弁いたしましたが、1月までは、総会までは会長でした が、その後、会長は別な人になっております。そのような例えば私の後援会に入っているとか、そう いうようなことを、会長しているとか、そういうことは全く私にとっては便宜供与を与えたことは一 度もございませんし、できればより厳しくやっていかなければならないなと、そのように考えていま す。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第76号については、予算付託表のとおり、会議規則の規定に よって経済建設常任委員会に付託をいたします。   暫時そのまま休憩いたします。           午前11時23分  休 憩                                                        午前11時24分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   以上で本日の日程は全て終了をいたしました。   本日はこれで散会をいたします。   明日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集を願います。   大変ご苦労さまでございました。           午前11時24分  散 会