平成26年村上市議会第2回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成26年6月25日(水曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第1号 「手話言語法」に関する請願                      第 3  請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の            採択を求める請願                                請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書                       請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書      第 4  議第87号 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車I型購入契約の締結について           議第88号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結について   第 5  議第89号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定について              議第90号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員会条例制定に            ついて                                     議第91号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について                議第92号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 6 議第93号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について              議第94号 朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について   第 7  議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)         議第96号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)        議第97号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第98号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       第 8  議第99号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第4号)   第 9  議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見              書の提出について                             議員発議第2号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面禁止のため              の決断と行動を求める意見書の提出について   第10  議員発議第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出について   第11  議員発議第4号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する決議           第12  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   12番   川  崎  健  二  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前 9時59分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。   なお、本会議終了後、さきにご案内のとおり全員協議会を開催をいたしますので、ご承知おきく ださい。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、1番、渡辺昌君、14番、三田敏秋君を指名をい たします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第1号 「手話言語法」に関する請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、請願第1号 「手話言語法」に関する請願を議題といたします。   本件は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) 皆様おはようございます。ただいま上程されました請願第1 号 「手話言語法」に関する請願は、去る6月19日の市民厚生常任委員会において審査を行いまし た。   初めに、紹介議員に補足説明を求めましたが特になく、参考人として出席した請願者から請願の 趣旨について意見を求め、審査に入りました。   役所では、病院の窓口で手話のできる人が配置されていない現状を法律ができることに賛成意見 がございました。また、旧村上市で議会を傍聴されたとき、県から通訳者が派遣されてきた。手話を 言語としてきちんと対応できる村上市になるためにも賛成という意見もございました。   そのほか意見なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願第1号 は採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第1号をボタン式投票により採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、請願第1号は採択することに決定をしました。                                              日程第3 請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係            る意見書の採択を求める請願                      請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書                  請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、請願第2号から請願第4号までの3議案を一括議題といたします。   本件は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されています請 願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める 請願、請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書、請願第4号 集団的自衛権に関する憲法 解釈を変更することに反対する請願書の3件は、去る6月18日、委員8名、議会議長、議会事務局 長出席のもと総務文教常任委員会で審査を行いました。その審査概要と結果についてご報告いたしま す。   最初に、請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書 の採択を求める請願について、紹介議員から補足説明を受けた後、審査に入りました。   さしたる意見なく、審査を終え、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員にて 請願第2号は採択すべきものと決定いたしました。   次に、請願第3号 消費税の大増税の中止を求める請願書について、紹介議員から補足説明を受 けた後、審査に入りました。   今の段階でも消費税増税は反対であるといった賛成の意見や、国全体を見ればやはり仕方ないと いう反対の意見などが出されました。   審査を終え、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立少数で請願第3号は不採択と すべきものと決定いたしました。   最後に、請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書について、 紹介議員から補足説明を受けた後、審査に入りました。   委員より、憲法9条が果たしてきた役割は、大変大きいものがある。安保が変わってきたので、 改正が必要だというなら、きちんと憲法を改正してからやるべきだ。最高の規範である憲法をそのと きの政府がこう解釈するからこうするよと決めることは、今後危うさを感じるといった賛成意見や、 戦後のどさくさの中で制定された現行憲法は、改正が必要なときに来ているのだと思うといった反対 意見もありましたが、憲法9条は守るべきは当然。しかし、状況が変化してきており、日米安保の絡 みもあると考える。国レベルでも現在審議中であるといった理由から、継続審査にすべきではないか との動議が出され、所定数の賛同者がおり、動議が成立し、委員にこの動議について採決を行ったと ころ、賛成多数で可決され、請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する 請願書については継続審査とすることに決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまです。委員長にお伺いいたします。   まず最初に、請願第3号についてお伺いいたします。請願の事項は、来年10月からの10%引き 上げをしないでいただきたいという請願事項でございました。しかし、国の方針だから仕方がないと いうことで、反対のご意見もあったそうですが、私ども地方の議員は、住民の暮らし、福祉を守るの がこの地方自治体の役目でもあり、そして議員の役目でもあります。そういう点から、消費税がさら に上がりますと、市民の暮らしは大変になる。そうしますと、払いたくても払えない、税金が払えな いというような、店をたたまなければならないというような方も出てくる、当然現に出てきておりま す。そういうようなことも危惧されるわけですが、そのような議論は委員会の中ではされませんでし たでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の中ではありませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次に、第4号についてお伺いをいたします。   動議で継続審査ということになったようでありますが、国の時の政府が危険な方向に行こうとし ているとき、1地方自治体であろうとも、住民の日常の平穏な生活は、憲法9条があってこそ守られ、 そして暮らし、福祉がしっかりと守られていくという観点から、議員の役割から、今国が危険な方向 に行こうとしているとき、今国に意見書を出すべきだというような意見はあったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員の中からはいろんな意見が出ましたので、先ほど委員長 報告の中で詳しく説明させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 9条は守るべきだと、大事なことだということで賛成のご意見もあったよ うですが、そこで委員長に最後伺います。継続審査ということですが、この9月議会までの間、どう いう形の流れで継続審査がされて、意見書、国への提出は方向としてはどうなるのでしょうか。市民 は、継続審査という意味が多分わからないのだと思います。私たちは、選ばれて議員の仕事をしてお りますので、市民がやっぱりわかるような形は、今後どうなるのかという点でご説明をお願いいたし ます。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 今委員会の中での結果を報告しております。これから皆さん で諮っていただきますので、今後のことはこれからになると思いますし、議会だよりとか広報で詳し く説明する必要あるのかなというふうに個人的には思います。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。集団的自衛権の継続審査の件なのですけれども、たしか 委員長の今の報告だと、つまり今国でいろいろと議論しているので、その様子を見るべきだという理 由の中で継続審査をしたほうがいいというふうに私聞こえたのですけれども、もう一度そこの理由の 部分て大事なところなので、というのはその理由によって、その理由だと少しおかしいなというのが 私感じるのです。だからなものですから、もう一度そこのところをご答弁いただけますか。ご答弁と いうか、教えていただけますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員の中からは、憲法9条を守るべきは当然だと。しかし、 状況が変化してきており、日米安保の絡みもあると考えると、国レベルで現在審議中であるというよ うないろんな理由から継続審査……           〔「いろんなって、理由を言ってください。いろんなとごまかさな            いで」と呼ぶ者あり〕   〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 今言ったとおりの理由です。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その理由であれば、私はまさに村上市議会として集団的自衛権を閣議決定 でやること、ここに書いてあるように集団的自衛権を憲法の解釈を容認するということそのものにつ いて、そうするべきではないと、いや、するべきだと、そういうのはやっぱり地方自治体としての色 をしっかりと、議会としての訴えを起こしておくべきだろうと思うのです。うやむやのままに流して おくということそのものが私はよろしくないのかなと思いますけれども、委員長としてみればその変 はやっぱり、今後大事なのです。何でも請願出てきて、ちょっと何か色つけたくないようなのあれば、 何かにかずけて継続ということの手腕を、手法をやり出したら、もう取りとめもなくなってくるのだ ろうと思うので、委員長として今後こういうのも含めてそういう継続審査という声が出てきたときに、 あなたはどういうふうに委員長として采配するのか、その辺お聞かせ願いたいのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) あくまでも委員会の報告ですので、委員会の中での方向性を 大事にしていきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私は、あなたがいないのかと言っているのです。あなたは、総務文教常任 委員会の委員長でしょう。あなたの考え方は、私はこうだと、でもしかしこうだというふうな、あな たがいない報告をしている。そこを私聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) あくまでも委員会の報告ですので、そんなふうに答えさせて いただきました。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 24番、山田勉君。 〇24番(山田 勉君) お疲れさまです。今現在は、集団自衛権に関する憲法解釈を変更すること に反対するというあれですが、賛成する方はどういう意見がございましたか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 先ほどの報告でも述べさせていただきましたけれども、賛成 の意見ですよね。反対することに……賛成の意見ですね。すみません。憲法9条が果たしてきた役割 が大変大きいものがある。安保が変わってきたので改正が必要だというのなら、きちんと憲法を改正 してからやるべきだ。最高の規範である憲法をそのときの政府がこう解釈するからこうするよと決め ることは、今後危うさを感じるというのが賛成の意見でございました。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 今、日本国は、各北朝鮮、中国、韓国といろんな諸問題があります。この 中で、もう突然国に迫って、船やらいろいろ来ていますが、これから継続になりましたけれども、先 ほど姫路氏も言いましたけれども、委員長としてやっぱりはっきり、これに関してまた時代の流れに 当然やっぱり憲法を変えていくべきだと思うのですが、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 先ほども申し上げましたけれども、委員会の報告をさせてい ただいていますので、よろしくお願いします。 〇24番(山田 勉君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、請願第2号を採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、請願第2号は採択することに決定をしました。   次に、請願第3号について討論を行います。   通告にありました原案に賛成の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 私は、消費税大増税に反対をする、中止を求める請願について賛成討論 を申し上げます。   今回の4月の消費税3%値上げでは、今市民の皆さんの間で大変なインフレ状況が参りまして、 生活が困難になったという方がほとんどでございます。よくなったという話は聞きません。一方、商 店やあるいは物づくりの皆さんからも、消費税増税で来年の3月末の消費税支払いどうなるのだろう かということで困っている方がたくさんいらっしゃいます。私がよく知る農家の皆さんでも、1,000 万以上の売り上げのある方は当然消費税を支払わなければなりませんから、こうした状況の中でイン フレで、安倍内閣が引き起こしたインフレですけれども、この中でもかかわらず4月以降も米の値段 は下がり続けていると。つい最近のニュースでも、千葉県の農家の人が在庫しているコシヒカリを販 売をしたら8,000円であったということでした。いろいろな経費を引けばそうなったということも あるのでしょうけれども、もう値下がり基調はとまりません。ですから、農協はじめ農家の皆さん、 中小企業の皆さん、商店の皆さん、大変なこの消費税値上げで負担を強いられるわけであります。さ らにまた、来年4月に消費税を10%にするということは、断じてこの地域の経済を守る、市民生活 を守る上で行わせてはならないと考えます。   前置きはともかくといたしまして、消費税というのは最限もなく引き下げを狙っていくという性 格を持つということであります。政府与党は、財源を確保していくときに、消費税さえ税率を変えれ ば幾らでも収入を確保できるわけでありますから、これほど簡単な仕組みはありません。既に財界は じめ20%を超える消費税というようなことを言い出しています。   皆さん、こうしたことを許しておけばどうなるのでしょうか。まさに景気の底が抜けてしまうの ではないでしょうか。中小企業を直撃し、来年3月以降の滞納が本当に心配であります。こうしたこ とから、結局は景気の後退を招くことは、火を見るより明らかであります。バブルをつくり出して景 気をよくするという簡単なやり方、石油ショック以来のバブルいろいろございましたけれども、バブ ルというのは必ず破裂します。日銀が禁じてもお札を幾らでも大量に印刷をしてインフレをつくり出 す、そして景気回復するというやり方ですが、このバブルは必ず破裂します。そのときの負担は、全 部国民にツケを回すというのが今までのやり方でした。皆さん、こうしたやり方は、結局は多くの国 民の幸せにはつながりません。私たち市民の生活は、よくなりません。このことをぜひともご理解い ただきたい。   それでは、世界を見て、消費税どうなっているのでしょうか。成長が期待される中国やベトナム、 インドには消費税はございません。そしてまた、アメリカにも消費税はありません。州によってはあ るところはありますが、アメリカは多くの国の皆さんは、消費税というのは輸出補助金にしかならな いと、自由で平等、相互の恩恵があるような貿易、交易を求めるならば、一方の国が一方的にもうけ るようなやり方はやめるべきではないでしょうか。そうしたことを考えるならば、日本の国益を考え るならば、早晩こうしたやり方は必ず破綻するだろうと。消費税のない国と、まさか外交で破綻をす るようなことをお望みなのか、私は疑問ではありますが、カナダのことを説明したいと思います。   カナダでは、1991年に消費税タイプの税金・商品サービス税というのを導入したそうでありま す。しかし、2006年から6%に引き下げ、さらに2008年には5%に引き下げているということで あります。なぜカナダは税率を引き下げたか。その理由は、アメリカからの圧力ではないかと言われ ています。カナダは、アメリカと北米自由貿易協定を結んでおり、国境もまさにアメリカと接してい るということから、地理的条件もあり、こうしたことを選んだのではないかと言われています。   もう一つのカナダの大きな理由は、カナダ国民の猛烈な反対運動であったということであります。 1991年の後、消費税を導入した後に行われた国会議員選挙で、この税金を導入した与党の進歩保守 党は、169議席からたった2議席に転落したということであります。景気の底が抜けて、市民が塗炭 の苦しみに陥るようなことは、断じて許してはなりません。   そして、ちょっと市の財政について触れるのを忘れましたからお話し申し上げますが、地方消費 税が増税されて、いかにも村上市が潤うように勘違いをされる方がいらっしゃるかと思いますが、交 付税をいただかない自治体というのはほんの限られた、新潟県でいえばほんの一握り、原発があった り、あるいは聖籠町のように火力発電所があったりするようなところであります。多くの自治体は、 交付税をいただいている。結局地方消費税が入ってきても、基準財政需要額そのものが減らされて、 交付税の算入基礎である需要額が減らされる。何の利益もないのであります。その結果、市民は塗炭 の苦しみに陥り、このままいけば消費税を滞納し、税金を払えなくて破産をする。悲惨な市民生活が 想定をされます。   村上市議会として、村上市議の皆さんの良識ある見解で、この消費税大増税に反対をする請願に ついて採択をしていただきたく賛成討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから請願第3号を採決をいたします。   本件に対する委員長報告は不採択です。   よって、原案について採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成少数です。   よって、請願第3号は採択しないことに決定をしました。   最後に、請願第4号を採決いたします。   本件については、総務文教常任委員会委員長から継続審査の申出書が提出されています。本件は、 委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることについて採決をいたします。   投票を開始してください。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、暫時休憩しまして、議会運営委員会を開催しますので、議長室にお集 まり願います。           午前10時28分  休 憩                                                        午前10時37分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ただいまの議会運営委員会の委員会の内容について、議会運営委員長からご報告を願います。   22番、大滝国吉君。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 今ほど議会運営委員会で審議されたことを報告いたします。   今ほどの件ですが、継続審査については討論を認めるか認めないかということで審議をいたしま した。本来であれば、そういう討論に応じるところでもありますが、この件につきましては、継続審 査についてのみの是非を問うことになりますので、それがいろいろなところまで支障を来すおそれが ありますので、議会運営委員会としては、先例でも定めており、この討論はしないことといたしまし た。 〇議長(板垣一徳君) 今ほど議会運営委員会の委員長から先例に定めているというような文言がご ざいましたけれども、これはございませんので、ご了承していただきたいと思いますが、今議会運営 委員会の委員長からご報告ありましたとおり、総務文教常任委員会に付託をした事案でございまして、 この総務文教常任委員会で継続審査をするということで採択をしたわけでございますので、今皆さん 方に採決をしていただくのは、継続審査をするかしないかという1点について採決をお願いしている ものでございますので、そうしますと継続審査をするかしないかという判断だけでよければ討論もい いのですが、この事案に対する請願の文面まで入りますと、非常にややこしくなるというようなこと で、議会運営委員会では討論をしないことにするということでございますので、ご理解していただき たいと、こう思います。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長にご質問ですけれども、継続審査をするということは、後に後に報 告が担保されるかというと、継続審査の場合は報告は担保されないわけです。つまり廃案になる可能 性もあるわけです。つまりどういうことかといったら、この議案に対して議場で意見を言う場所は、 もう既にそこでなくなる可能性があるということでございます。継続審査をするかしないかのことの 判定をするためには、もちろん議案の内容が芯になります。メインになります。こんなことは、私は 当たり前だと思いますけれども、議論の余地がもうなくなる可能性があるということなのです。それ を了としてやるならば、今後継続審査が委員会の中で採択された場合は、採択に対してのうんぬん、 議案も通してうんぬんはじめそれができなくなるという可能性がありますよね、ほかの議員は。今は、 いきなり採決ですから、おまえのそれをいいか悪いかは、それはできますけれども、議案に対してう んぬんくんぬんというのは、既にそこでもう賛成か反対かの討論が抹消されていますから、キープさ れない、担保されないということがありますけれども、その辺のことは委員会の中では議論されまし たか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員会委員長。 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 今回の場合は、継続審査のみの賛否のことについて今審議をされ ましたので、今姫路議員の言っているところまでは審議されませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   これは、今はいきなりのここでの発言で、いきなりの議会運営委員会でございますけれども、今 後議会運営委員会の中で継続審査の扱いについて見れば、もう一度ちょっと協議していただいて、何 らかの方向性が変わる方向性もあるかもしれませんし、そういう勉強というか、そういう協議する機 会が持てたらいいなと思いますけれども、その辺いかがですか。今はいいですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員会委員長。 〇議会運営委員長(大滝国吉君) 今後議会運営委員会の中で、それは検討してまいりたいと思いま す。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 質疑終わります。   それでは、これより請願第4号を採決をいたします。   本件については、総務文教常任委員会委員長から継続審査の申し出が提出されております。本件 に委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査とすることについて採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、請願第4号は委員長申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定をされました。                                              日程第4 議第87号 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車I型購入契約の締結につい            て             議第88号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結            について   〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第87号及び議第88号を一括して議題といたします。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています案件、議第87号、議第88号の 2議案は、6月10日の本会議場において総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査になってい た案件です。当委員会は、去る6月18日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、 教育長、担当課長及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。そ の審査の主な経過と結果についてご報告申し上げます。   初めに、議第87号 災害対応特殊化学消防ポンプ自動車T型購入契約の締結についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回の災害対応特殊化学消防ポンプ自動車は、広い村上市の中で主立った対象地域は どこかとの質疑に、主に危険物火災で、例えばガソリンスタンドなど危険物を扱っている火災が対象 だが、タンクローリー車などの交通事故も想定しているとの答弁でした。そのほかさしたる質疑なく、 討論もなく、起立採決の結果、起立全員で、議第87号は原案のとおり可決すべきものと決定しまし た。   次に、議第88号 消防団消防用ポンプ積載車及び小型動力ポンプ購入契約の締結についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、ツーサイクルの小型動力ポンプは煙も多く、音もやかましいが、今回購入するのはツ ーサイクルのものかとの質疑に、フォーサイクルの製品を指定した。随時入れかえを考えてはいるが、 予算面もあるので、消防団と打ち合わせしながら、検討していきたいとの答弁でした。   委員より、以前の消防団消防用ポンプ積載車は、集落名などが書いてあったが、最近入れかえた ものには数字しか書いていない。何か方針でもあるのかとの質疑に、分団の数字は表示されているが、 一般の人はわかりづらいので、消防団と一緒に検討したいとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第88号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第87号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第87号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第88号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第88号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第89号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定について        議第90号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員            会条例制定について                         議第91号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について          議第92号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第89号から議第92号までの4議案を一括して議題といたし ます。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長宛て 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第89号から議第92号まで の4議案につきまして、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   去る6月19日午前10時より本庁第1委員会室において、委員9名、副市長、担当課長及び担 当職員、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第89号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める条例制定についてを議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、市内の自殺者の件数はどなたかの一般質問に答えていますが、病気や心の悩みなど、 どの分野が多いのかとの質疑に、多重債務での自殺やいろいろな悩み等あると思いますが、こちらと しては分析などはしておりませんとの答弁でした。   委員より、昔は一つの集落の伝統文化のように近所づき合いがあったが、子どもも少なく、老人 が多く、また孤立している人が多い。村上特有の条例になるよう要望していかなくてはならないので はとの質疑に、貴重なご意見として今後の参考にしていきますとの答弁でした。   質疑を終結、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第89号は原案のとおり可決するべき ものと決定をいたしました。   続いて、議第90号 村上市民の命の大切さと心の絆を深める自殺予防対策検討委員会条例制定 についてを議題とし、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、委員会メンバーが20人以内とありますが、どのような構成を考えているのかとの質 疑に、村上市、村上保健所、村上警察署、村上公共職業安定所、村上人権擁護協議会、村上市岩船郡 医師会、村上地域生活センターはまなす、村上商工会議所、村上市民生委員児童委員協議会連合会、 新潟いのちの電話後援会下越支部、村上PTA協議会、村上市区長会連絡協議会、NPO法人自殺防 止ネットワーク風、新潟県下越地域いのちとこころの支援センター、村上地域老人クラブ連合会、村 上市青少年健全育成センター、村上市消防本部、村上市福祉課、村上市介護高齢課、村上市学校教育 課との答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第90号は原案のとお り可決するべきものと決定をいたしました。   続きまして、議第91号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、 起立全員で議第91号は原案のとおり可決するべきものと決定をいたしました。   続きまして、議第92号 公の施設に係る指定管理者の指定について(やまゆり荘)を議題とし、 担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、期間を3年とした理由は今後の建て替えなどの計画があるのかとの質疑に、このたび 当初予算で外壁工事をやって、施設を見れば建て替えまではいかないだろうとの判断をしております との答弁でした。   また、委員より、法改正により1室1名となり、改築をするのかとの質疑に、足りない部分を増 築するという考え方ですとの答弁でした。   また、委員より、入居者の通帳管理はどのようにしているのかとの質疑に、個人の通帳に関して は個人で管理しているものとこちらが管理しているものがあります。こちらで管理している方に対し ては、買い物や小遣い等で必要なときにおろして渡しています。また、紙パンツとかはこちらで買っ て、領収書を担当、またホーム長が管理、確認をし、やまゆり荘の預かり金等の管理に関する規定に のっとり行っておりますとの答弁でした。   また、委員より、隣のやまやの里との関係や避難訓練を共同で行ったりなどしていることから、 公募によらず指定していると思いますが、3年後は公募を行うのかとの質疑に、その辺も含め施設整 備も早く行いたい。足りない部分は増築し、指定管理そのものも含め、第7期の整備計画にものせた いので3年にしたとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第92号は原案の とおり可決するべきものと決定をいたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第89号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第89号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第90号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第90号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第91号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第91号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第92号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第92号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時10分まで休憩します。           午前10時57分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第93号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について         議第94号 朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定に            ついて   〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第93号及び議第94号を一括して議題といたします。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長宛て 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要についてご報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されております議第93号と議第94号の審査 の経過と概要についてご報告申し上げます。   去る6月20日午前10時より第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長出席のもと当委員会を開会いたしました。   議第93号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について、担当課長の説明を受け た後、質疑に入りました。   委員より、観光案内所が目立たない、わかりにくいのではとの質疑に、商工観光課長より、看板 を正面2階に市長の字で大きく表記する。また、屋根の雪は大丈夫かの質疑に、業者から大丈夫のお 墨つきをもらっているが、市の責任となるので十分監視をしていくとの答弁。   質疑を終結し、討論なく、起立による採決を行った結果、議第93号については起立全員で原案 のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第94号 朝日まほろばふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定についてを 議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理をやっている人と市は常にコンタクトをとる体制となっているが対策はとの 質疑に、商工観光課長より、毎月1回定時の報告会があり、課題や問題点を話し合いながら、管理業 者と一体となって進めている。また、副市長から、事情を聞きながら話をしていくとの答弁がありま した。   そのほかさしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行 った結果、起立全員で議第94号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第93号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第93号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第94号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第94号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)             議第96号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第97号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)      議第98号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)  〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第95号から議第98号までの4議案を一括して議題といたし ます。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されています。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第95号 平成26年度村上市 一般会計補正予算(第3号)のうち、総務文教常任委員会所管分について及び議第96号 平成26 年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)について、審査の主な経過と結果についてご報 告申し上げます。   当委員会は、去る6月18日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席のもと、先ほど報告しました案件に引き続き審 査いたしました。   初めに、議第95号の当委員会所管部分について、歳入について、各款ごとに担当課長に説明を 求めた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、歳入に引き続き歳出について担当課長から説明を求めた後、款ごとに質疑に 入りました。   第2款総務費について質疑なく、第8款土木費について質疑なく、第9款消防費について質疑な く、第10款教育費について、委員より、保健体育総務費一般経費で冬季オリンピックメダリスト育 成施設整備費補助金とあるが、どのようなものをどこに整備するのかとの質疑に、瀬波温泉側の旧市 民会館隣にサマースノーボードキッカーアプローチ及びビッグマット設置事業により、高さ14メー トル、長さ30メートルの滑り台のようなものと着地地点に15メートル四方、高さ3.4メートルの エアマットを屋外に設置するとの答弁でした。   委員より、補助金ということだが、市の基準にのっとり補助するということかとの質疑に、平野 歩夢さんがオリンピックで銀メダルを獲得したが、夏場の練習場は群馬県、長野県、富山県まで行か ないと施設がないということで、日本海スケートボード協会から要望書が出ていたので、村上市補助 金等交付基準に基づき、市で2分の1を補助し、事業主体が残り2分の1を負担する。4年後の金メ ダルを目指して、夏場にエアマットを使い、回転する技術を磨けるし、観光客も練習風景も見られる との答弁でした。   委員より、屋外に施設をつくるとすると、天候にも左右されるし、事故への対応など管理安全面 などを協会に任せて、市はかかわらないのかとの質疑に、安全管理については人命が大事なので、厳 重に注意してもらいたいと伝えてある。一般の人は、許可がないと入れないようにするし、あくまで も補助金なので、市では補佐し、管理等は協会に任せるとの答弁でした。   委員より、スケートパークの本体の整備はどう考えているのかとの質疑に、3月議会の折、いろ いろな意見をいただいたので、市の施設環境整備については、5月に庁内で関係課が集まり、検討委 員会を開いている。日本海スケートボード協会の施設についても、今後どうするか、この庁内検討委 員会で協議していく。   委員より、教育総務費の教育振興費で、外国語指導助手招致経費渡航負担金とあるが、当初予算 で組めなかったのかとの質疑に、当初予算では1名分を計上したが、その後2名が契約更新をせずに 帰国することがわかったので、2名分を補正で計上させてもらったとの答弁でした。   委員より、小学校費の教育振興費でスーパー食育スクール事業経費が計上されているが、村上市 が指定を受けた理由があるのかとの質疑に、地産地消の面からも指定の対象となった経緯もあり、村 上市では食育と学力向上も狙いとしているとの答弁でした。   第13款諸支出金、第14款予備費、第3条、第3表、地方債補正については質疑なく、質疑を 終え、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第95号 平成26年度村上市 一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決 定いたしました。   次に、議第96号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)について、担 当課長より議案の説明を求めた後、審査に入りました。   さしたる質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   5番、本間清人君。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第95号 平成26年度村上 市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分につきまして、さきに報告いたしました議案 に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過につきましてご報告を申し上げます。   初めに、歳入の第14款国庫支出金、第15款県支出金を款ごとに担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員より、第15款消費者行政活性化事業補助金の中で、相談員のさらなるレベルアップとはど のようなことかの質疑に、スマートフォンやインターネットなどさまざまな相談に対して、東京の国 民生活センターでの研修を考えておりますとの答弁でした。   また、委員より、出前講座等のメニューのお知らせを強化すべきではないのかとの質疑に、生涯 学習課の出前講座メニューに載せたり、広報等でお知らせをしていきたいとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、第2款総務費、第3款民生費、第4款衛生費、第2条、(第2表、債務負 担行為補正)を担当課長より款ごとに説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、第3款民生費保育園運営経費で、上海府保育園は14年前の建て替えの際もシロアリ が発生して、その対策を考えて建設したのに、なぜ同じ状況になったのかとの質疑に、建て替えのと きの話はわからないですが、一度シロアリ駆除をしたことは聞いていましたとの答弁でした。   また、委員より、学童保育費で山北の学童保育の人数はとの質疑に、直近の6月1日現在でやま ゆりが13名、はまゆりが26名の合計39名ですとの答弁でした。   また、委員より、片方はかわいそうなくらい狭いです。双方をバス等で送迎して、広いほうで伸 び伸びと保育してはどうかとの質疑に、同じサービスを提供するのが当たり前と考えておりますので、 そちらのほうも見させていただきますとの答弁でした。   また、委員より、臨時福祉給付金は1回きりの給付ですよねとの質疑に、1万円を1回だけにな りますとの答弁でした。   また、委員より、ゆり花会館運営経費で工事等の案件は緊急性を除いて新年度予算に計上するべ きではないのかとの質疑に、来年度予定をしておりましたが、元気臨時交付金の対象となったため、 前倒しをしましたとの答弁でした。   また、委員より、学童保育経費で60人規模と70人規模とでは建設費に差は出るのではないか との質疑に、実際の建設となると差は出ると思いますが、設計段階ではそう差はないと思いますし、 規定では1人当たりの面積が1.65平方メートルですので、数字的には余裕を持たせたいと考えてお りますとの答弁でした。   また、委員より、設計委託は提案型で考えているかとの質疑に、通常の一般競争入札を考えてい るとの答弁でした。   また、委員より、自動車借上料の61万3,000円の内容はとの質疑に、学校が4校で37名の児 童が利用しておりますが、学童保育所が1カ所しかなく、運転手を除く9人が乗車して、4回から5 回運行しておりますけれども、一番長い児童で85分学校で待ってもらっていて、先生も待機してい ただいている状況ですので、月曜日にジャンボタクシー2台、火曜日から金曜日までジャンボタクシ ーを1台増やして解消しようとするものですとの答弁でした。   また、委員より、工事請負費1,950万円の内容はとの質疑に、神林学童保育所の神林子育て支 援センターを利用する二十数組おりますが、迎えの際、向かいの空き地を利用していただいておりま すが、がんばる地域交付金の対象となることから舗装工事をさせていただくものですとの答弁でした。   また、委員より、第4款衛生費、新エネルギー推進事業で、洋上風力発電先進地視察とはどこの ことかとの質疑に、茨城県神栖市にありますウインド・パワーかみすを予定しておりますとの答弁で した。   また、委員より、最終処分場運営経費工事請負費は、元気交付金の運用というのはわかりました が、金額も大きいですし、工事の期間はどのように考えているのかとの質疑に、現在工事設計の委託 を行っておりますが、終わり次第8月に入札を行い、荒沢ですので、雪が降ることを考えますと、 12月半ばぐらいには終了したいと考えておりますとの答弁でした。   また、委員より、第2条、債務負担行為補正で、社会福祉法人阿賀北福祉会の指定管理はいつご ろから協議してきたのかとの質疑に、平成23年ころからと思いますとの答弁でした。   また、委員より、老人ホームやまゆり荘は、老人福祉法の措置制度に基づきつくられたと思いま すが、指定管理者が社会福祉法人だから大丈夫ということでいいのでしょうかとの質疑に、老人福祉 法で第1種の事業になりますが、事業を設置できる県、市町村、社会福祉法人とあり、社会福祉法人 で考えましたとの答弁でした。   また、委員より、指定管理者は法律に基づいて運営するわけですから、現在の職員は配置替えを して、臨時職員はそのままですと専門分野の方はこれから募集するということでよろしいのかという 質疑に、足りない部分に関して募集をかけるという考え方でありますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第95号の うち、当委員会所管分につきましては、原案のとおり可決するべきものと決定をいたしました。   続きまして、議第97号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、 さきに報告をいたしました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過についてのご 報告を申し上げます。   担当課長より説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決 の結果、起立全員で議第97号は原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。   以上、報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されております議第95号 平成26年度村上 市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会所管分と議第98号 平成26年度簡易水道事業特 別会計補正予算(第1号)について、先ほど報告いたしました議案に引き続き審査をいたしました。 その審査の経過と概要についてご報告申し上げます。   初めに、議第95号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第3号)の歳入について、担当課 長より説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、次に歳出について説明を受けた後、質疑に 入りました。   労働費、勤労者総合福祉センター運営経費について、委員より、木質バイオマスボイラーの検討 はされたのか、市の政策として木質バイオマスボイラーをやるのであれば、市の方針としてはっきり 打ち出すべきではないかとの質疑に、課長より、今回電気とガスの検討はしたが、維持管理費が高く なるので、木質バイオマスは見送った。また、副市長より、現在朝日庁舎の耐震診断を行っており、 ランニングコスト、原材料の調達、ダクトの改修などの問題もあるが、バイオマスボイラーの導入に ついて今後十分に検討していくとの答弁あり。   農業費、学校給食地場食材利用拡大モデル事業経費について、委員より、事業の中身はとの質疑 に、農林水産課長より、203万の食材費である。村上地区の生産者15名、学校教諭、JA、有識者、 県、市、教育委員会で推進会議を立ち上げ、市内10校が対象となるとの答弁。   農地面的集積推進事業経費について、委員より、中間管理機構との関係は、また受けた側の経営 が行き詰まった場合はどうなるのかとの質疑に、農業振興室長より、中間管理機構から再生協議会が 委託を受け、再生協議会の中で事業を進める。また、仮にそうなった場合は、中間管理機構に登録さ れている他の受け手の方につくってもらうことになり、その場合ペナルティーは生じないとの答弁。   委員より、交流の館八幡経費の中身の質疑に、担当課長より、体育館と交流の館の建物がくっつ いていて、解体した後の改修もあるので、今回設計させていただくお願いをしたとの答弁。   委員より、商工費、企業誘致経費、新規雇用促進奨励金について、定めについてはどうなってい るのかとの質疑に、担当職員より、1年間に市内在住の雇用者数が5人以上増加し、資本投下額が 3,000万以上あった場合に該当となるとの答弁。   委員より、市営あらかわゴルフ場について、毎年のように修繕工事がかかっているが、今後5年 後、10年後の見通しはとの質疑に、担当課長より、市営の唯一のゴルフ場として、当面このまま継 続していきたい。また、副市長より、観光の面、雇用の面でも役立っているとの答弁あり。   土木費、山北道の駅管理経費について、委員より、3,000万もかけて工事をするより、現在のト イレを改修し、ほかの海岸沿いの未整備のトイレを改修すべきではないかの質疑に、担当課長及び担 当職員より、車椅子の人も利用できるよう、男子用、女子用ともバリアフリー化するもので、増設工 事をしながら24時間トイレを使えるようにする。まだ設計は組んでいないので、金額が少なくなる 可能性もある。今回の交付金は修繕費に充てられないので、未整備のトイレについては一般経費で対 応していきたい旨答弁あり。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行った結果、起立多 数により議第95号のうち当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。   引き続き、議第98号 平成26年度簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、水 道局長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立全員で議第98号は原案のとおり可決 すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第95号を採決をいたします。   本案に対する各委員長報告は、いずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第95号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第96号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第96号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第97号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第97号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第98号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第98号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第99号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第4号)        〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第99号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第4号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第99号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第4号)についてであります。補正の内容は、 6月14日に発生した市営希望ケ丘住宅火災の復旧経費を計上するものであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,900万円を追加し、予算の規模を327億2,190万円にしよう とするものであります。   歳入におきましては、第19款繰越金で11万円を、第20款諸収入では公営住宅火災共済給付金 で4,889万円をそれぞれ追加するものであります。   歳出におきましては、第1款議会費で、地方自治法第100条の2による知見の活用に要する調 査費経費16万8,000円を、第8款土木費では住宅対策経費で修繕料608万円、解体やごみなどの撤 去作業委託料318万円、改修工事の設計等委託料563万円、改修工事費3,400万円をそれぞれ追加 いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   住宅対策経費、ここに計上されております。確かあの火災の建物は、16室があったと思うので すけれども、その16人の方で火災後、水浸し等にならなかったお部屋で現に住まれている方がいら っしゃるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 火元の方、それからその階下の3戸分の方以外は、現在そのまま 住まわれております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 工事にかかって、その下の3軒の方がそこに住まれるのは何カ月後ぐらい を予定しているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 現在その辺を詰めている最中でありまして、まだはっきりといつ ごろまでに住まわれるというところまでは至っておりません。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) その火災の諸般の報告があったときに質問すればよかったのですが、私も当 日消防団としてその消防活動をいたしまして、残念ながらあそこで1名の方お亡くなりになったわけ です。これから世帯を直していったとしまして、火元であります4階は、そのお身内の方というか、 また同じ、亡くなったわけですけれども、何か全く別な人が入るのか、その辺どうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) お亡くなりになられた方のほかに、入居当時はお子さん2人も入 っておりましたけれども、現在そのお子様が大きくなって独立していますので、現在亡くなった方お 一人の住まいでありました。したがって、今後はそこは空きになるということになると思います。改 めて入居者の選定というふうなことになると思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) こういう言い方すると、今そういう事故が起きたばかりで、また亡くなった 方々の親族に対してもし失礼な言い方でしたら申しわけないのですが、やはり次に入られる方とか、 不動産関係でもそうですけれども、何かしらのそういった事情があった場合に、例えば普通10万で 貸しているのですけれども、そういう物件なものですから半額の5万でお貸ししますとかというのは 一般のそういうアパートとかなっていますよね。ましてやそこでそういった方が1人お亡くなりにな っていると、そういうときになかなかどういうものなのかなという部分があって、果たしてそこを本 当に募集するべきなのか、もしくはそこをもう空き家にしてしまって、例えばそういった建物、16 世帯ですか、四四、十六入っているわけですから、何かそこの方々の集会施設にするなりという方法 は考えていないのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 集会施設は脇にございますので、現在集会施設というふうなこと は考えておりません。住宅に困窮した方の施設ということでありますので、私ども今のところはその まま同様の復旧を考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) この議案に関連してといってはなんなのですが、その消防活動する際に土手 側のほうに消火栓が1本と、あと貯水タンクしかなかったのですよね、消防活動の際。それで普通で すと、普通の消火栓ですとバルブでとめる、出すをやってやるのですが、あそこだとなんか真空管み たいので、ただ給水ポンプでくみ上げるというか、そういう施設しかなかったものですから、例えば 大欠側のほうですと、1本大きな用水路みたいのが流れていて、なかなか向こうからのホース搬入が 難しいという今回場所だったわけです。例えばそういう建物、普通の大きいマンションとかですと各 階にそういう消防施設がフロアごとにもあったりするのですが、今後そういった施設の消防施設的な ものというのは、消防長としては何か考えていないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 施設については、何年に建ったのかわかりませんけれども、消防法の施設 であればそのように考えたいと思いますし、その辺については建った当時のことはまだわかりません ので、お答えできません。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第99号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第99号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元              に係る意見書の提出について                   議員発議第2号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面              禁止のための決断と行動を求める意見書の提出について   〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議員発議第1号及び議員発議第2号についてを一括議題といたし ます。   提出者に提案理由の説明を願います。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されました議員発議第1号 30人以下学級実現、義務教育費 国庫負担制度2分の1復元に係る意見書について、会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る6月18日に開催されました総務文教常任委員会で審査され、採択すべきものと決 定された請願に基づく意見書の提出であります。   意見書の文面につきましては、皆様へ配付の資料のとおりであります。   賛成者は、鈴木いせ子議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、佐藤重陽議員、三田敏秋議員、滝 沢武司議員、小杉和也議員、そして提出者は私、渡辺昌でございます。   提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣であります。   次に、議員発議第2号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面禁止のための 決断と行動を求める意見書について、会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る6月18日に開催されました総務文教常任委員会協議会で審査され、願意了承され た陳情に基づく意見書の提出であります。   この意見書は、2015年のNPT再検討会議に向かって、核兵器のない世界への行動が直ちに開 始されるよう、核軍縮、核廃絶と安全保障にかかわる諸機関で日本政府が目標を分かち合う多くの 国々と協力して、核兵器全面禁止条約の必要性を訴え、その実現のための行動を提起することを国に 求めるものであります。   意見書の文面につきましては、皆様への配付の資料のとおりであります。   ご承知のとおり、当市議会では平成21年第2回定例会におきまして、村上市非核平和都市宣言 に関する決議が行われ、その決議を受けて、同年8月には戦争の惨禍を二度と繰り返すことのない社 会と人類の恒久平和を一日も早く実現するために、非核平和を願う全国全ての国の人々と手を携える ことを誓うことを掲げ、本市の非核平和都市の宣言がされております。   賛成者は、鈴木いせ子議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、佐藤重陽議員、三田敏秋議員、滝 沢武司議員、小杉和也議員、そして提出者は私、渡辺昌でございます。   提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する一括質疑を行います。   25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ちょっとわからないので、教えてもらいたいと思います。   議員発議第2号のほうですが、大変結構な内容と思いますが、ちょっと教えてもらいたいのは、 現在核を保有している国、イギリスとかロシアとかあるのですけれども、何カ国ぐらいあって、もし わかったら名前も教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) この条例が提起された当初、核兵器を保有していましたのが5カ国、アメリ カ、イギリス、フランス、ソ連、中国であります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 5カ国ありがとうございます。   これらの国々には、再検討会議には加入されていますか。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 加入しております。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議員発議第1号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第1号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第2号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第2号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出について      〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員発議第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出につい てを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   3番、板垣千代子さん。           〔3番 板垣千代子君登壇〕 〇3番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議第3号 手話言語法制定を求める意見書 について、提案理由について説明を申し上げます。   決議の文面につきましては、お手元に配付のとおりであります。   このたび議案提出に当たっての賛成者は、小林重平議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、大滝久 志議員、木村貞雄議員、小池晃議員、本間清人議員であります。提出者は、私、板垣千代子でござい ます。   提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官、衆議院議長、参議院議長。   以上、会議規則第14条の規定により提出するものです。   議会の総意をもってご決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第3号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第4号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する決議 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議員発議第4号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する 決議を議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) ただいま上程されました議員発議第4号 日本海沿岸東北自動車道の整備促 進に関する決議についてでありますが、本案は去る6月16日に開催されました高速交通等対策特別 委員会で審査された決議の提出についてであり、村上市議会会議規則第14条の規定により提出する ものです。   決議案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきますが、要望事項 といたしまして、1つ、新潟山形県境部の朝日温海道路においては、積極的に予算を投入し、早期に 完成を図ること。2つ、朝日温海道路をはじめ地域が真に必要とする道路整備を計画的に推進するた めの予算を持続的かつ安定的に確保するとともに、復旧・復興道路の整備に当たっては、通常の公共 事業とは別枠での予算を確保すること。3つ、国の公共事業関係費を平成21年度以前の7から8兆 円規模に回復させ、長期的、安定的に確保すること。また、平成27年度当初予算における公共事業 関係費の大幅な増額を図ることであります。   なお、本決議案に関しましては、去る5月9日に開催された村上市議会、鶴岡市議会、両高速交 通等対策特別委員会において協議され、両市議会において決議するべきであるとの意見の一致を確認 したところであります。   賛成者は、渡辺昌議員、竹内喜代嗣議員、小杉和也議員、齋藤信一郎議員、冨樫宇栄一議員、滝 沢武司議員、大滝国吉議員、大滝久志議員、そして提出者は私、尾形修平であります。   以上、提案理由の説明を申し上げました。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第4号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第4号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に 配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任を願いたいと思います。これにご異議はござい ませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任をされまし た。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成26年第2回 定例会を閉会をいたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           正  午      閉 会