平成26年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号                                     平成26年9月9日(火曜日) 午前10時開会                        第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願               第 5  請願第 6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書              第 6  報第 13号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について           報第 14号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について        第 7  報第 15号 継続費精算の報告について                      第 8  報第 16号 平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につい             て                                 第 9  報第 17号 専決処分の報告について                       第10  議第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第101号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第102号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第11  議第103号 専決処分の承認を求めることについて                 第12  議第104号 専決処分の承認を求めることについて                 第13  議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について              議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について                議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を             定める条例制定について                            議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定に             ついて                                    議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条制             制定について                                 議第111号 市道路線の認定について                            議第112号 市道路線の廃止について                       第14  議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)            第15  議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第16  議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         第17  議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                       〇本日の会議に付した事件                                  日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  日程第 4  請願第 5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願             日程第 5  請願第 6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書            日程第 6  報第 13号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について           報第 14号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について      日程第 7  報第 15号 継続費精算の報告について                    日程第 8  報第 16号 平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告に               ついて                             日程第 9  報第 17号 専決処分の報告について                     日程第10  議第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第101号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第102号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて        日程第11  議第103号 専決処分の承認を求めることについて               日程第12  議第104号 専決処分の承認を求めることについて               日程第13  議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について              議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について                議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基               準を定める条例制定について                          議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制               定について                                  議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める               条制制定について                               議第111号 市道路線の認定について                            議第112号 市道路線の廃止について                     日程第14  議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)          日程第15  議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)    日程第16  議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について       追加日程第1 一般会計決算審査特別委員会の設置について                   追加日程第2 一般会計決算審査特別委員会の委員の選任について                日程第17  議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定に               ついて                                    議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい               て                                      議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                     〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農 業 委 員 会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選 管 ・ 監 査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時02分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから平成26年第3回定例会を開会をいたします。   市長から招集のご挨拶をお願いをいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成26年村上市議会第3回定例会を 招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありが とうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告5件、人事案件3件、専決処分の承認2件、条例の制 定3件、条例の一部改正3件、市道路線の認定1件、市道路線の廃止1件、補正予算4件、決算認定 12件の合わせて34件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し 上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、2番、尾形修平君、15番、小池晃君を指名をい たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) おはようございます。それでは、私のほうから会期日程案及び議 案の取り扱いについて申し上げます。   平成26年第3回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る9月2日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員全員、議長、各常任委員長、総務課長、総務課参事並びに議会 事務局長の出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果についてご報告いた します。   会期については、本日9月9日から10月1日までの23日間といたしました。   審議の日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、残 る議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。   また、今定例会から一般会計歳入歳出決算の認定にかかわる審査については特別委員会を設置し、 これを審査することといたしましたので、よろしくお願いいたします。   11日、12日、16日、17日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   18日、19日、22日は一般会計決算審査特別委員会を開催し、付託議案の閉会中の審査をお願 いいたします。   24日は総務文教常任委員会、25日は市民厚生常任委員会、26日は経済建設常任委員会を開催 し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   10月1日は本会議を開催し、各委員長から委員会の審査報告を求めた後、採決を行います。な お、追加議案が上程された場合は当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、請 願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願及び請願第6号 子ども医療費助成制度の拡充 に関する請願書についてはそれぞれ単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、請願第5号につ いては経済建設常任委員会へ、請願第6号については市民厚生常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案の議案の取り扱いについて、以下議案名を省略させていただきますが、報第 13号、報第14号については一括上程として、一括質疑の後、報告を終わります。   報第15号、報第16号並びに報第17号の3議案はいずれも単独上程とし、質疑の後、報告を終 わります。   議第100号から議第102号までの3議案は、人事案件につき一括上程、一括質疑の後、討論を 省略し、それぞれボタン式投票による即決をいたします。   次に、議第103号及び議第104号については単独上程とし、質疑、討論の後、それぞれボタン 式投票による即決をいたします。   議第105号から議第112号までの条例の制定及び一部改正、市道路線の認定、廃止などの8議 案については、一括上程、一括質疑の後、議第105号は総務文教常任委員会へ、議第106号から議 第110号までの5議案については市民厚生常任委員会へ、議第111号及び議第112号については経 済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算については、単独上程、質疑の後、3常任委 員会へ分割付託いたします。   議第114号から議第116号までの平成26年度村上市各補正予算の3議案については、一括上程、 一括質疑の後、議第114号は総務文教常任委員会へ、議第115号及び議第116号は経済建設常任委 員会へそれぞれ付託いたします。   議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については単独上程とし、提案理由 の説明にとどめ、質疑は行いません。その後、議長提案により一般会計決算審査特別委員会を設置し、 正副委員長の互選の後、議第117号は一般会計決算審査特別委員会へ付託いたします。なお、特別 委員会の正副委員長互選のため、本会議休憩中、特別委員会が第1委員会室に招集されますので、ご 承知おきください。   最後に、議第118号から議第128号までの平成25年度村上市特別会計歳入歳出の決算認定につ いては一括上程、一括質疑の後、議第118号及び議第119号は総務文教常任委員会へ、議第120号 は経済建設常任委員会へ、議第121号から議第124号までの4議案は市民厚生常任委員会へ、議第 125号から議第128号までの4議案は経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は9月4日正午で締め切ったところ、16名の通告がありましたので、11 日及び12日はそれぞれ5名、16日は4名、17日は2名が4日間の日程で本会議において一般質問 を行うことといたします。   最後に、討論の通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は9月29日、その他の意見書の提 出期限は9月17日のそれぞれの正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終了いたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から10月1日までの23日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から10月1日までの23日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いをします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。平成26年第2回定例会でご報告申し上げました以後、配 付報告書のとおり火災は建物火災1件であります。この火災につきましては、若葉町の市営住宅火災 であり、第2回定例会最終日にご報告申し上げたとおりであります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。また、ふるさと村上応援寄附金につきましては件数で5件、金額で9万円 であり、児童手当法第22条2の規定により、寄附につきましては件数で1件、金額で4万円であり ます。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願を議題と いたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   14番、三田敏秋君。           〔14番 三田敏秋君登壇〕 〇14番(三田敏秋君) それでは、私から請願第5号について当市での影響等について補足して説 明をさせていただきます。   要旨については請願文書のとおりでありますが、今年の米価の大幅な下落は全国的に生産現場に 大きな不安を与えており、我が村上市も再生産への不安、小作料の見直しなど大変な状況にあると考 えます。影響額については、当市の主食用生産面積約5,000ヘクタール弱、生産見込み数量約2万 5,000トン強、平成25年産米と比較した場合、仮渡金でのJAの出荷額で約7億円の減、民間への 売り渡し額を加えると、実に8億円ぐらいの収入減がなされると想定されます。行政や関係機関の指 導、支援のもとに当市でも法人化や大規模経営体の育成が図られ、若いやる気のある後継者も各地域 で育ってきてはおりますが、どのような強力な支援策を講じても米価のとめどない下落は農業経営を 破綻に追い込むことは必至であることは明白であり、加えて私どもの圏域は第1次産業が基幹であり、 中山間地域も多く存在をしておる地域でもあります。農業を含め、第1次産業は単にその地域でのな りわいのみならず、環境保全、国土の保全等々、国土形成の根幹をなしておると言っても過言ではな いと考えております。安倍総理は、第2次安倍内閣において元気で豊かな地方の創生を図るとして、 政敵とも言える石破茂前自民党幹事長を今内閣の目玉とも言える地方創生大臣に起用をいたしました。 私もそのことには大きく期待をするところではありますが、地方が元気を取り戻すことは第1次産業、 農林水産業の経営基盤の強化にほかならないと考えます。米価のとめどない下落は現在も進んでいる 耕作放棄地の拡大や自然環境の破壊、そして地方から都市への人口流出の拡大など、さまざまな問題 が危惧されます。よって、議員各位には当市の現状認識を含め、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、 補足の説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第5号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 請願第6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、請願第6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書を議題 といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、補足をして若干説明をさせていただきます。   子どもの少子化、このままでは25年後ですか、日本創生会議が自治体として成り立っていかな いのではないかなんていう指摘もございました。この少子化対策は、焦眉の課題だと考えます。   ひるがえって私ども村上市を取り囲む自治体の状況をご紹介を申し上げますと、粟島浦村と関川 村が高校卒業年次までということで医療費の無料化をこの4月から実施をしております。山形県のお 隣の鶴岡市も中学校卒業までということで、この春から実施ということになっております。この請願 者は、そうした周りを取り囲むこういうこともございますし、合併のときに一緒に合併しないかとい うお話もあった粟島浦村や関川村が先進的にこういった取り組みをやっている。ぜひともこの村上市 でも若いお父さん、お母さん方が大変な思いをして子育てをしているわけでありますから、支援をお 願いしたいと、同じく高校卒業までお願いをしたいということであります。   もう一つ目は、自己負担の問題であります。我が村上市は、現物給付ということで行っておりま すが、一部負担金ということで通院で1日530円、入院で今1,200円の負担というふうになってい ます。県内でも一部負担金を完全になくすということで一歩踏み込んでいる自治体もございます。先 ほど申し上げましたように、周りの自治体と比べてもやっぱり村上市がいいなと思われるような制度 を実現していただきたい、そのようなことを思いまして、この請願趣旨に賛同いたしまして、紹介議 員となりました。   また、もう一つつけ加えさせていただきますと、ヨーロッパで人口減から一転して子どもの出生 数を、特殊出生率というのだそうでありますが、それをお父さんとお母さん2人から2人生まれても 人口変わらないのですけれども、フランスでは逆転をさせてふやしているということが話題になって います。やはり子育てするお母さんに、特に親に重点的に補助して、子育てをするから生活ができな いということがないような施策を展開しているというふうに聞いております。若いお母さんが1人で も子育てできる、フランスの場合は物すごく踏み込んでいまして、養子をとっても補助制度があると いうふうになっているというふうに聞いています。今後の国のあり方も大きく変わっていくでしょう が、ぜひとも村上市も一歩踏み出していただきたい、かように考えます。議員の皆様のご賛同をよろ しく申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第6号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              日程第6 報第13号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報告について      報第14号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第13号 公益財団法人イヨボヤの里開発公社の経営状況の報 告について並びに報第14号 公益財団法人山北産業振興公社の経営状況の報告についてを議題とい たします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第13号から報第14号までについてご報 告申し上げます。   これら2件は、村上市が出資しております2つの法人について、地方自治法第243条の3第2 項の規定によりご報告するものであります。   最初に、報第13号は平成26年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成25年度イヨボヤの里 開発公社決算の報告についてであります。当公社は平成6年度に設立され、平成24年4月1日から 公益財団法人に移行し、名称変更しておりますが、自然、伝統、文化、歴史的遺産、物産等の観光資 源を掘り起こし、維持、保存し、これを有効に活用することにより地域文化及び地場産業を基盤とし た観光の振興並びに創造性豊かで活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営をいたしてお ります。平成18年度から当公社は市の指定管理者としてイヨボヤ会館、おしゃぎり会館等の管理運 営を行っております。   平成26年度の事業計画は、同公社の定款第4条の規定による観光振興や教育、文化、芸術振興 等の公益目的事業及び同定款第5条の規定によるオリジナルグッズの販売、製造、そして施設管理等 の収益事業を行い、事業費は総額1億7,784万2,200円であります。   また、平成25年度の事業実績では、計画されました公益目的事業であります観光PRや収益事 業のオリジナルグッズの製造、販売、施設の管理事業などそれぞれ事業目的に沿って実施し、その収 支は配付の事業実績報告書のとおりであります。   次に、報第14号は平成26年度山北産業振興公社事業計画及び平成25年度山北産業振興公社決 算の報告についてでございます。当公社は、公益財団法人改革に基づき、昨年4月から財団法人山北 町産業振興公社から公益財団法人山北産業振興公社に名称変更しております。前身は平成10年2月 に設立し、農林業の担い手育成、農林漁業の作業支援や地域資源を活用した事業の取り組みを行い、 地域産業の振興を図ることを目的に運営いたしております。特に中山間地の条件不利地域の農作業受 託は、国土保全と山北地域の農業振興に大きく寄与しているところであります。   最初に、平成26年度事業についてでありますが、天候の影響を受けやすい米の生産は徹底した 管理体制のもとで作業効率の向上を図り、品質の向上と安定生産量確保による反別当たりの増収を目 指します。全体目標として、事業実施計画にあります数値に向け、実現できるよう努力してまいりま す。   次に、平成25年度事業実績では、事業収入は計画に対し102.5%、約135万円の増加となりま した。しかし、内容的には米の増収、作業受託の増加に起因するものではなく、農林道や市道の保全 等の増によるものでありました。一方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の 節減に努めましたが、その収支は配付の事業報告書のとおりであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   最初に、公益財団法人イヨボヤの里開発公社についてお伺いいたします。1ページに市民に愛さ れる施設づくりの中に職員それぞれが磨きをかけ、公社が村上市にとってなくてはならない存在とな るよう取り組むということで、それぞれ個人が努力をして公社の職員としての資質向上ということな のだろうと思うのですが、他の自治体の同じような施設を見ることによって自分たちの施設と大きな 違いを感じることが非常に学ぶことも多いと思うのですが、そういう点で公社の職員の人たちの研修 費、そして応対は本当によくなってきているようでありますが、資質向上というか、いろいろと村上 市にとっての存在ということもどこかで述べられておりますが、研修費はどのぐらいで、そして他市 に出かけていっての研修等もされているのかどうか、その辺実態をお聞きしたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 研修費の額でございますが、まことに失礼でございますけれども、 把握してございません。   それから、職員の研修でございますが、具体的に平成25年度につきましてはどこどこ行きまし たという報告はありませんが、議員おっしゃるとおり他市を見て人の振り見て我が振り直せというこ ともありますので、そういう面では今後力を入れていきたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 村上市の職員は自己研さんもしておりまして、ちょっと今コンクールの名前 忘れましたけれども、ことし石井いく子さんという方が優勝しております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それは、私も存じております、会場にもおりましたし。そういう点で全体 の職員が底上げされるということが大事だと思いますし、自分の職場だけにいましては本当にそれで いいのかなという点で、もっともっとこういうふうにしたほうがいいとかという点ではやっぱりよそ を見て学ぶということが大事なのだと思って指摘をいたしました。   2番目の質問させていただきます。山北の産業振興公社、これここの平成26年度の事業計画、 そして平成25年度の事業報告がされております。そこで、おやっと思ったのは、平成25年度の米 の販売の計画が2,680万の計画になっておりました。ところが、実績は2,165万の実績でありまし た。しかし、平成26年度の米の販売の計画はその実績をはるかに超えて2,380万の平成26年度の 計画になっていると。この変化というのでしょうか、ここには何があるのでしょうか、お聞きいたし ます。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私、理事長を仰せつかっておりますので、私のほうから答弁をさせて いただきます。   米の目標数値につきましては、やはりある程度の単収を上げるというのが目標であります。実際 平成25年度につきましては、管理不足、いろいろ天候の不順等、そんな要因から、ちょっと管理が 徹底されない面がありました。今年度は、それを糧に人の配置と、また田んぼをいろいろ区域を分け て担当して管理を徹底するというようなことで、目標としてこういう数字を上げさせていただきまし た。  〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) イヨボヤ開発公社と同じように、法人の職員はただ体を使って働けばいい のだだけではなくて、やっぱり職員の資質向上というのは生産にも大いに関係されてくるのだろうと 思うのです。そういう点で山北産業振興公社の職員に対しての教育あるいは資質向上のためのそうい う研修等はどんなふうにされているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 特に研修というのは実施をされておりません。ただ、やはりその公社 の職員の中でどういうやり方が効率がよくなるかというようなことで協議をして、今年度フレックス タイムといいますか、朝7時から夕方の4時までというようなことで作業のしやすい早朝に出勤をし て作業をするという、そういうことを導入をしながらいろいろの事例、また自己研さんを積みながら しっかりやっていくということで新たに認識をしてスタートをしております。 〇21番(相馬エイ君) 責任者もかわったという話も聞きましたが、やっぱり大いに改善するとこ ろは改善していくという、そして職員の資質を向上するということはどの職場であっても大事なこと と思います。指摘しておきます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) イヨボヤの里開発公社の平成25年度の決算書の中の7ページなのですが、 財務諸表に対する注記ということで、その2番目に基本財産及び特定資産の増減額及びその残高とい う欄がございます。その中で前期末の残高が、有価証券が9,987万4,746円、普通預金が13万 3,300円、合計が1億8,046円という前期末の残高に対しまして、当期の決算なのですけれども、平 成25年度に当期増額分を有価証券並びに普通預金合わせまして5,000万8,206円の有価証券並びに 預金を増額したと。ところが、その当期中に減少額として5,000万の減少して、当期末の残高とし ては前期末の残高と何ら変わりないような決算報告書になっているわけでありますが、この当期増額 した約5,000万の金額を増額して、なおかつ決算の最後に当期の5,000万分をまた減少していると いうことは、これ有価証券でありますから、例えばその分の利息だけもらったらまた解約するという ような、そんなようなやり方をやっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) まことに恐縮でございます。把握してございませんでした……後ほ ど調べまして、ご報告したいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、調べるついでになのですが、その当期減少額約5,000万円を当期に 増額して、なおかつ最後にまた同じような金額を減少しているという形で、もとの部分に関しては何 にも変わっていないわけですが、その減少した5,000万の金額はどこに充当して、どういうふうな 使い道になっているのかというのも調べておいていただければありがたいなというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) かしこまりました。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それと、山北産業振興公社の財務諸表の、これも5ページ、同じような名目 なのですが、ちょっとわからないのがこの財務諸表に対する注記の同じく2番目なのですけれども、 この基本財産、前期末残高では定期預金に2,970万円が残高としてあると。当期増額、当期減少額、 こちらはゼロ、ゼロなのですが、当期末残高が2,950万円ということで20万の減額になっているわ けです。それでいて、なおかつ合計は2,970万となっていると。ここの部分20万というのは、どう いうふうになっているのですか、これ。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この定期預金につきましては、出資金でございます。市が2,800万、 農協が60万、森林組合が60万、漁協が30万、市商工会が20万、計2,970万ということでありま す。この2,950万という表記につきまして、私もちょっと認識不足でございました。後ほど転記漏 れかどうか確認をさせて報告をさせていただきます。 〇5番(本間清人君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) イヨボヤの里開発公社のことでちょっとお聞きしたいのですけれども、 おしゃぎり会館の維持管理というのはイヨボヤの里開発公社がやっていると思うのですけれども、そ この奥のほうに郷土資料、文献資料とか置いてある部屋があります。その維持管理というのは、どな たのところでやられているというふうに理解すればいいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 三之丸記念館や歴史館のことでございましょうか。 〇17番(長谷川 孝君) いやいや、おしゃぎり会館の奥に部屋があって、そこに江戸時代とか、 そういうものの文献資料が入っている部屋があるのです。その資料自体、例えばおしゃぎり会館の維 持管理というのは全部がイヨボヤの里開発公社に任せているのか、それとも違うのかということをお 聞きしたい。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 全ておしゃぎり会館のほうの職員に任せております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 実は、私この夏休みにおしゃぎり会館の中の文献資料、江戸時代とか、 そういうものを調べさせてもらいました。前に、3月定例会か何かのときに、総務課長が生涯学習課 長だったときに、もう少し整理したほうがいいのでないかという話をしました。それで、1回館長に 聞きましたら、整備しに来てくれたのだというようなことを言っているのですけれども、もう少し管 理運営任せているとはいえ、生涯学習のほうでもう少し一緒にコミュニケーションとったほうがいい のでないか。館長の話を聞くと、どういうふうな形でこれから整理していくのかというようなことに 関しては全く知らない面があるので、その辺もう少しコミュニケーションとったほうがいいのでない かと思うのですが、その辺についてどなたか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 私どもの部下の文化行政推進室の職員がかかわっておりますけれど も、なおまた指示をしてきちんとおしゃぎり会館と連携をとるようにいたします。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 先ほど本間議員からの質問の中の山北の産業公社の2,970万円の 件でございます。2,950万と記載してございましたが、転記ミスでございます。訂正させていただき ますので、よろしくお願いいたします。申しわけございません。 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第15号 継続費精算の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第15号 継続費精算の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第15号についてご報告申し上げます。   本件は、継続費精算の報告についてであります。平成24、25年度の2カ年継続事業で実施した 統合保育園建設事業について事業が完了いたしましたので、精算の上、これを報告するものでありま す。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第16号 平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報            告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、報第16号 平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金 不足比率の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第16号についてご報告申し上げます。   本件は、平成25年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、議会にご 報告するものであります。よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。  〇5番(本間清人君) お聞きします。   資金不足比率、各会計において、特別会計なのですけれども、赤字が生じていないため、こうい うふうな記載をしたというふうに表示されております。下水道事業の特別会計に関しまして、村上市 の下水道事業工事に関しましては三十数年まで本工事続いていくわけでありますが、それに対しまし ての普及率が向上していかないというふうになっていきますと、例えば平成30年、平成31年度、 今後5年後、6年後の計画になりましたら恐らく事業費に対しましての普及率が低いために回収でき ないという部分が発生してくるのかなという私は気がしているのですが、その予測的シミュレーショ ンみたいな形でそのときになって赤字が生じてくるのかどうかというのは、下水道課とかではその試 算立てていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) お答えします。   今ほどのご質問につきましては、普及率ではなくて水洗化率のお話かと思います。どれだけ接続 されたかという話だと思いますが、これにつきましては将来的な水洗化率を推測いたしまして、その シミュレーションはいたしております。ただ、今その資料は持っておりませんので、ご説明できませ ん。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 水洗化率もそうなのですけれども、結局今下水道の接続事業のほかに本管工 事をずっと今続けているわけではないですか、市の。その事業が三十数年までかかっていきますよね。 全て村上市の事業が終わるのが平成32年でしたか、1年でしたか、いいのですけれども、そこまで 続いた場合に実際には今度使用者がふえていかない限り回収がなっていかないわけではないですか、 事業所の投資をしていくにもかかわらず。そうすると、ここに出てくる今の会計の資金不足比率とい う部分が今は赤字生じていませんからという表記なのですけれども、その普及率が上がっていかない 限り料金が徴収できていかないわけではないですか。そうなった場合に赤字に転じるのではないので すかということを言っているのですけれども、そうなった場合に例えば工事は全て終わったのですけ れども、実際に工事にかけた投資分の回収がなかなか思うように回収できていかないという実態には ならないのですかということなのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) 今現在ですと、使用料で不足する分あるいは工事費に伴います償還費 の不足する分というようなことが一般会計からの繰り出し、私どもとしては繰り入れで賄っておる関 係で赤字というのは発生してございません。今後につきまして、当然本来なら下水道の使用料で維持 管理等あるいは起債償還費を賄うべきところでございますが、なかなか今まで投資した事業費、償還 費が多くて使用料で賄うことができない状況でございます。今後下水道整備が終わったとしても、一 般会計の繰り入れなしではなかなか使用料で赤字を賄うことはできない状況が続いていくかと思いま す。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 資金不足比率という形で書いてあるのであれば、一般会計の繰り入れがある から資金不足ではないのだというような表記というのは、いかにも俺おかしいのではないかなと。例 えば下水道事業の特別会計でありますが、下水道事業そのものが独立した事業として企業会計で成り 立っていれば、一般会計からも繰出金は必要ないわけです。それを一般会計から繰り入れしているか ら今載っているのだということでこの資金不足が赤字になっていないというような書き方だと、いか にも市民の方が見られたときに下水道事業は赤字ではないのだから、事業として成り立って利益が出 ているのだというふうにしかとられないわけです。でも、そこには事業としては成り立っていないか ら、皆さんからいただいた財源の中から、一般会計からすごく金を充填しているのですよということ がここに記載していないと、充当率、今度例えば接続する方々にしても村上市のために俺らも下水道 事業のために普及しなければならないのだという方向に持っていくのがやっぱり仕事ではないかなと 俺は思うのですが、どんなものなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) 議員のご意見のとおり、本来なら使用料で賄うべきところでございま す。そして、企業会計に持っていって、その中で赤字がないというようなことが理想的でございます。 この資料の決算審査資料のほうに各会計の歳入歳出の決算総括表がございます。ここの一番右の純計 額でございますけれども、ここに本来ならここで赤字がなしというようなことで表示していますけれ ども、一般会計からの繰り入れの部分がマイナス表示で表記してございます。これらを見ていただけ れば、どの程度なものかというのはご理解できるかと思います。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 報第17号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、報第17号 専決処分の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第17号についてご報告申し上げます。   本件は、議会の委任事項であります損害賠償について専決処分したものであります。   事故の状況については、記載のとおりでありますが、平成26年6月26日、村上市大欠地内に おきまして警戒出動後、帰署中の消防車両が左折の際、車両後方右側のはしごが相手方住宅の門柱に 接触し、損傷させたものであります。本件は示談が成立し、このたび報告するものであります。   この件も含め、これまでもその都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて安 全徹底をしたところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 議第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第101号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第102号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第100号から議第102号までの3議案は、いずれも人権擁護 委員の推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第100号から議第102号までの3議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案は、いずれも人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、2人の方が平成27年3月31日をもって任 期満了となりますので、議第100号においては細野忠行氏を、議第101号においては和田勝義氏を それぞれ適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   また、議第102号においては平成26年12月31日をもって任期満了となります小川ミエ氏の 後任委員として、新たに伊藤えり子氏を人権擁護委員として推薦しようとするものであります。新任 の方の略歴につきましてはお示しのとおりであり、人権擁護委員として適任と考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決したいと思いま す。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第100号を採決いたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第100号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第101号を採決いたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第101号は原案のとおり同意することに決定をしました。   最後に、議第102号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第102号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第11 議第103号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第103号 専決処分の承認を求めることについてを議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第103号 村上市税条例の一部を改正す る条例指定について、提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、地方税法等の一部を改正する法律が平成26年3月31日に公布されたことに伴い、本 条例の一部を改正するものであります。   改正内容につきましては、地方法人税の創設に対応して法人税割の標準税率及び制限税率が引き 下げられたことに伴い、法人税割の税率を100分の14.7から100分の12.1とするものであります。   施行期日が平成26年10月1日のため、専決処分により対応したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   率が下がるということは、数字的には理解できるのですが、具体的に自治体と国との関係とか、 そういう点では何か具体的な変化があるのでしょうか、お聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(板垣喜美男君) 税率のほうは、村上市は制限税率を使っておりますので、14.7から 12.1というふうに2.6%下げられます。これにつきましては、地方法人税、これ国の税金になります が、そちらの分に充当されるというか、国の税金として徴収されると。ですから、法人の自治体の負 担は変わりません。ただ、この集められた地方法人税というのは地域間の税源の偏在、東京都とか大 都市は法人税いっぱい集まるわけですけれども、それを地方の財政力の乏しいところの差を縮小する というか、是正するために今回引き下げられたものです。この集められた2.6%に相当する部分につ きましては、課税標準を法人税額とする地方法人税として国税として創設し、その税収全額が交付税 及び譲与税配付金特別会計に直接繰り入れられまして、地方交付税の原資となるものです。今回10 月1日の事業開始ということで専決処分をお願いしたわけですが、平成26年度の当初予算の要求ベ ースで申し上げますと、法人税割が3億745万5,000円ほど当初予算で計上しておりますが、その 2.6%ということで、おおむね5,400万程度が減収となる見込みですが、これは先ほど申し上げまし たように、本年、平成26年10月1日からの事業開始になりますので、平成26年度予算に関しまし ては影響は出ません。平成27年度予算におきまして、10月1日から2月の末日までの事業開始の法 人につきまして、単純な割合で申し上げますと、1,500万ほど平成27年度の予算では影響が出るの かなというふうに推測されます。平成28年度からは、丸々5,400万が減収の見込みとなりまして、 その分が地方交付税という形で、それ以上が再配分される見込みと考えております。   以上であります。 〇21番(相馬エイ君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第103号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第103号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第12 議第104号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第104号 専決処分の承認を求めることについてを議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第104号について、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計予算について、地方自治法第179条第1項の規定により専 決処分を行いましたので、議会の承認を求めるものであります。   7月2日から工事に着手した旧村上地区公民館解体工事において、アスベスト含有建材の除去工 事が必要となり、隣接する村上小学校への影響を考慮し、夏休み期間中に除去を完了させるよう緊急 の対応が必要となったことから、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,040万円を追加し、予算の規模 を327億4,230万円にいたしました。   補正の内容でありますが、歳入では第19款繰越金2,040万円を追加し、6億8,912万2,000円 といたしました。   歳出では、第10款教育費で工事請負費2,045万円を追加し、31億7,693万9,000円といたしま した。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まだ工事中ですけれども、最終的に工事が終わるのは、いつの見込みなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 11月8日を予定しております。 〇21番(相馬エイ君) 工事しているところの前が道路です、垣根がありまして。柵というのでし ょうか、テントみたいの張られていますので、大丈夫だとは思いますけれども、あの辺観光客も通り ますので、その辺の危険性の配慮というのは当然工事関係者は認識されていると思うのですが、その 点での指導というか、そういうのはどうなっていますでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) アスベストの工事につきましては、8月中に全て終わりまして、保 健所等の指導で外部に飛散しているようなことがないかという調査もきちんと機械を入れて実施しま して、無事に搬出することができたということでございます。 〇21番(相馬エイ君) アスベストの工事もそうですけれども、実際脇を工事しているわけですの で、その辺であそこは観光客も通るし、住民の道路にもなっているわけですので、その辺の配慮に対 してはきちんと工事に関係する企業に対して指導はされているのですよねということをお聞きしたの ですが。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 本体の粉じん等につきましては、水をかけて膜を張ったところから 外へ行かないようにきちんと監視をして周辺の住民の皆様に迷惑をかけないようにという配慮をいた しておりますので、きちんと私どもも時々現場を確認あるいは見に来ておりますが、今のところ苦情 もなく進んでいるというふうに判断しております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第104号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第104号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   11時25分まで休憩します。           午前11時08分  休 憩                                                        午前11時25分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第13 議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について       議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について       議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定につい              て       議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例制定について       議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め              る条例制定について       議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準              を定める条例制定について       議第111号 市道路線の認定について       議第112号 市道路線の廃止について 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第105号から議第112号までの8議案についてを一括して議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第105号から議第112号までの8議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第105号は村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてであります。平 成25年12月27日に公布された消防法施行令の一部を改正する政令において、屋外における催しの 防火管理体制の構築を図るため、大規模な催しを主催する者に対して防火担当者の選任、火災予防上 必要な業務の計画の作成を義務づけることとなったため、条例の一部を改正するものであります。   次に、議第106号は村上市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。地方税法 の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令、地方税法施行規則の一部を改正する 省令及び地方税法施行規則及び航空機燃料譲与税を施行規則の一部を改正する政令、省令の公布に伴 うものであります。主な改正内容につきましては、平成27年4月1日施行のものといたしまして、 軽自動車税の税率引き上げに伴い、所要の改正を行うものであります。ただし、平成27年3月30 日以前に初めて道路運送車両法第60条第1項後段の規定による車両番号の指定を受けた3年以上の 軽乗用車に対しては、引き続き改正前の税率が適用されます。平成28年4月1日施行のものといた しまして、軽自動車税についてもグリーン化を進める観点から、初めて車両番号の指定を受けてから 13年を経過した3年以上の軽自動車に対する改正後の税率のおおむね20%の自由化となる税率を適 用する規定を新設いたしております。平成28年10月1日施行のものといたしましては、納税義務 者が市町村の区域外に転出した場合も特別徴収を継続することとする法令改正に伴う特別徴収対象年 金所得者の除外規定の見直し等を行うとともに、年金所得に係る仮特別徴収税額の算定方法の見直し が行われました。平成29年1月1日施行のものといたしまして、株式等に係る配当所得等の分離課 税について国債などの特定公社債の利子が対象となり、追加されたことと、及び株式等に係る譲渡所 得等の分離課税を一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税 に改組したことに伴う所要の規定の整備を行うものであります。   次に、議第107号は村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日に地方税法施行令の一部を改正する 政令及び地方税法施行規則の一部を改正する政令、省令が平成25年6月12日にそれぞれ公布され ることに伴い、平成29年1月1日施行分について本条例の一部を改正するものであります。主な改 正内容につきましては、上場株式等に係る配当所得等の分離課税について国債などの特定公社債の利 子が対象に追加されたことに伴う所要の規定の整備、株式等に係る譲渡所得等の分離課税を一般株式 等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に改組したことに伴う所要 の規定の整備を行うものであります。また、上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税を新設したこと に伴い規定を新設し、その他項ずれの修正を行うものであり、施行期日は平成29年1月1日であり ます。   次に、議第108号は村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を 定める条例制定についてであります。本案は、子ども・子育て支援法の制定により特定教育・保育施 設の運営に関する基準及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める必要があることから、新 たに制定するものであります。   次に、議第109号は村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定に ついてであります。本案は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合 的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律にお ける児童福祉法の改正により家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める必要があること から、新たに制定をするものであります。   次に、議第110号は村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例 制定についてであります。本案は、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等 の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法 律における児童福祉法の改正により放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める必 要があることから、新たに制定するものであります。   次に、議第111号は市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区新町地内及び大欠 地内において道路用地の寄附により帰属を受けたものの3路線について、新たに認定するものであり ます。   次に、議第112号は市道路線の廃止についてであります。本案は、村上地区羽下ケ渕地内にお いて道路機能を喪失した路線について払い下げの申請があったことから、路線を廃止するものであり ます。   以上、一括してご説明を申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますよう お願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第111号 市道路線の認定についてなのですが、私も今回一般質問の中 で市道路線の認定につきましては質問項目に上げていますので、詳しくは一般質問でまたやりたいな と思うのですが、ただ市としての考え方だけちょっと教えていただきたいと思います。   その部分というは裏新町支線2号なのですが、市の条件によりますと、前から区長会からの申し 入れ意向あったり、我々も委員会に対していろいろ審議をしてくれなんて私も言ったときありました。 それは、幅員が4メートル以上、延長が50メートル以上という網かけがあるわけですが、今回のこ の路線に関しては49.1メートルの延長で、いわゆる市の網かけからいきますと、50メートルの延長 がない。ただし、生活道路として今私道から市道認定にする際は昔と違って市が買ってまで市道認定 にするのではなくて、全て恐らく寄附行為という形での認定だとは思うのですけれども、これがもし 許されてくるのであれば、では幅員が3メートル90センチしかないけれども、延長が55メートル ありました、これもでは今後は市道認定として認めていくのであれば全く網かけは必要性がなくなる というふうに思うのですが、その辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 市道認定につきましては、非常にご要望がありまして、私どもも 苦慮するところでありますけれども、一応の線引きとしましては先ほど議員おっしゃるような形の中 で考えております。あとは、非常に土地を利用される方々のいろんな状況等をお聞かせいただきなが ら判断しているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) いろいろな条件の中で判断していくとなりますと、一応の目安が4メートル 幅員の50メートル延長という形になりまして、前回も学校町の市道路線に関しましてはこの部分も 入れた延長線だみたいな説明も受けまして、なかなかその線引きの部分がきっちりと法律みたいにた とえお酒1杯飲んでもアルコール検知が出れば酒気帯び運転になるのですよというような法律と違っ て、大まかな枠の中でやるという部分には俺絶対それは必要だと思うのです。そういうのであれば、 私は初めからその4メートルないし50メートルという網かけは全くもって廃止するべきだと思って おります。そのことについては、今後一般質問でまたやりますので、詳しくはいいのですが、そうい った方向性については今何か庁内とか、また市長とかで協議されていますか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 毎年、毎回こういうふうな形で市道認定の議案として上げさせて いただく中で、そういったことは毎回私どもの中でも議論はしております。ただ、なかなか皆さんに 納得いくようなきちっとしたものができないというふうな状況であります。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。109号と110号の件でちょっと、とりあえず109号なの ですが、この条例は新たに制定するのですよということでわかるのですけれども、この条例を制定す ることによって今現状で動いている、いわゆる家庭的な保育を行っている事業所さんどのぐらい対象 になりますか。どのぐらい数ありますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 109号につきましては、これは20人未満の施設に対する考え方を定め たものでありまして、国のほうの基準使っておりまして、今現在営業しておられるところの皆さんに は影響受けないような形で考えております。 〇16番(姫路 敏君) どのぐらいあるのですか。たしか大欠のほうにもあったような気がします が…… 〇福祉課長(長 研一君) 今正確ではないのですけれども、2件ほどあると思います。もしあれだ ったら、後でまた正確な数字お知らせします。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今の条例となってくると、なかなか例えばこの109号には保育士とか、そ ういったものはないのでしょうけれども、110号になってくると、今度これ学童保育にも関連してく るのでないかなと思うのですけれども、規則で縛りつけていくというか、条例で余り、これは国から の令もあってやっているのでしょうけれども、その辺今現状やられている方々が非常にこの条例を制 定したことによってやりにくくなる環境、条例を制定してやりにくくなる環境は最初から悪いのだと 言われれば、それまででしょうけれども、そういった方向性というのはありますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 110号のほうにつきまして、国の基準になるわけですけれども、以前か ら私どものほうでは1人当たり1.65平方メートルというような形で皆さんにいろいろ面積基準とか お話ししていたわけでありますけれども、村上市の今の現状であればそれをクリアするような基準で やっておりまして、この条例になりましたことで影響を受けるものはないと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 条例も一つ一つ見ていけばいいのでしょうけれども、既存のやっていて何 も事故もなくやっているところが逆に何々の準備をしなければならないとか、何々届け出をしていか なくてはいけないとか、いろいろ規則、規定に縛られて逆にやっていることが難しくなるようなこと のないように支援しながらやっていったほうがいいかなと思いますが、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第105号から議第112号までの8議案については、議案付託 表のとおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第113号について、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、平成26年度一般会計補正予算(第6号)についてであります。歳入歳出予算の総額に それぞれ4億9,100万円を追加し、予算の規模を332億3,330万円にしようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第14款国庫支出金では、がんばる地域 交付金などで2億4,720万9,000円を、第15款県支出金では農地台帳システム整備費補助金などで 452万4,000円を追加いたしております。第18款繰入金では、財政調整基金繰入金を2億円減額い たしております。第19款繰越金では、前年度繰越金4億7,115万9,000円をそれぞれ追加いたして おります。第21款市債では、市道整備事業債などで3,190万円を減額いたしました。   歳出におきましては、第2款総務費では電算業務委託料などで4,920万8,000円を、第3款民 生費では学童保育経費などで3,735万7,000円を、第4款衛生費では最終処分場運営経費などで1 億170万円を、第6款農林水産業費では交流の館「八幡」経費などで8,520万5,000円を、第7款 商工費ではみどりの里経費などで731万9,000円を、第8款土木費では道路対策事業経費などで1 億8,706万3,000円を、第9款消防費では防災対策費などで317万9,000円を、第10款教育費では 教育情報センター経費などで1,869万4,000円をそれぞれ追加いたしました。   第2表、地方債補正では、市道整備事業債、臨時財政対策債の限度額変更をするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 18ページのごみ処理の残渣の運搬ということで、これはちょっと前に課長 にもお聞きしましたけれども、これは有害のごみの処理とは違うわけですか、これ。処理場での話の ことですか、ちょっとお聞きしたいです。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) ごみ処理場運営費の不燃残渣運搬処分業務委託料につきましては、今現 在新ごみ処理場を建設中でございます。その建設中に現ごみ処理場のほうに排水を処分するためのマ ンホールを埋める工事を行いました。その中で私どものほうが予定していなかった、今のごみ処理場 の脇には昔不燃残渣を埋めたというのはわかっていまして、それにつきましては来年度以降検査、ま た調査、処分をする予定でしておりますけれども、今考えていなかった、予想していなかったところ で出てきたということであります。それらにつきましては、不燃残渣、またガラス瓶等であります。 それらにつきまして、県のほうの環境センターに相談しまして、ただいまそれらの不燃残渣の内容に ついては調査を行っております。それらの調査が終わりまして、特に重金属等がなくて問題ないとい うことであれば、民間の業者に委託してその処分をお願いするというようなことであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私これ内容をちょっと勘違いしていたのかもしれません。所管ではないの で、あれですけれども、有害ごみ関係のやつで今回補正が出てきたのかとちょっと勘違いしていたと ころあるのですけれども、市長、ごみ収集、これとちょっと勘違いしていたのですけれども、言いま すけれども、これは4月から3月までのごみのカレンダー各家庭に配っておりますね、これ環境課の ほうで。それで、ちらっと10月からここの市報でもお知らせあったのですけれども、この青の部分 が瓶、缶、日曜日にやるわけです。瓶、缶の回収している。ところが、今度緑のこの部分が有害ごみ、 電池とか、そういったような部分を今度回収の日をまた新たに定めるということで、これは4月の本 予算で出していたみたいですけれども、私これと勘違いしたのですけれども、これで私たまたま瀬波 の区長会に呼ばれて、そこにいたときに環境課のほうで説明がございまして、その日を新たに設ける ので、協力してくれと。ところが、今まで電池、有害ごみ関係ですと、瓶、缶の日に一緒にやってい たわけです。そうすると、その集落、町内がまた新たな日に電池、有害ごみだけのために当番を決め て、そしてそこでいわゆる住民の持ってくるのを監視するわけではないですけれども、見て確認して という作業がふえてくると。なぜ瓶、缶のいわゆる回収のときと別の日にしなければならないのだと いう、何で今までどおりできないのかと。業者さんの都合で回収が別になりますと言われたのです。 業者の都合で我々が何で動かなければならないのだと。ですから、瓶、缶の回収のときにそれが行わ れるように今までどおりやらせてくれというのが瀬波の区長会では一致して、課長来られていなかっ たですけれども、環境課のほうに話が出たわけです。環境課のほうでは、それの答えはくれと言って いるのですが、答えが全然出てこない。それで問い合わせたら、全部行政の職員でやりますというこ との答えだったのですけれども、その経費かなと私は思ったのですけれども、市長、どう思いますか、 これ。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 基本的には、悪いことではないなと考えております。今環境問題が取り沙汰 されている中で、瓶、缶あるいは危険物、有害なもの等を区別するということは、それはいいことだ なと考えておりますが、今おっしゃったように瓶と缶と同じ日に別々に置いていっていただいて回収 するという方法もあるのではないかなと。回収方法については、別な日に瓶は瓶、乾電池とか、そう いうのは別ということになると2日間になるわけです。それを瓶の日に同じ場所に置いておけば一石 二鳥というか、できるのではないかなと。単純に考えると、そうでありますので、その点も含めても う一回担当課に勉強させます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ結局今市長言われるように、瓶と缶と住民さんがその集落ごとに持っ てくる、あるその場所に。そうすると、それで確認している人たちが、違うものを持ってくるときあ るのです。それは、おい、違うぞと。これは、こう分けてこうだとやっと定着してきて、なかなかそ れ難しい中でやっと環境意識も高まって定着してきた。有害ごみの電池なんかもそのときに持ってき て、電池はこっちだぞと言ってやっている。その作業が日曜日に2カ月に1回ぐらい出てくる、それ はそれでいいと思うのです。それをあえてまた有害といって電池を違う日に切り離すということにな ると、またそこで当番も決めなければいけないし、また違うの持ってくる人も中に出たりする。そう すると、集落のやっている事業がどんどんふえてくるわけです。それは、ごみの分けるのも大事です けれども。ですから、その辺を臨機応変に、今市長言われるように瓶、缶のときに全部持ってきて、 瓶、缶は回収しても、その部分だけちょっと別の日に回収して業者さんが回ってもいいのかなと、こ ういうふうに思いますけれども、課長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) まず、おきまして今までの姫路議員のご指導に対してお礼を申し上げま す。今なぜ別々の日にしたかといいますと、同じところに持ってくれば持っていく場所が違いますの で、なかなか同じ日にはできないという形で私どものほうは別な日を設定させていただきました。そ の件につきまして、姫路議員からのご指摘がありましたとおり、事前に区長さん方にご相談すべきだ ったとは思っております。しかし、私どものほうは私どものほうの職員でそれに対応するというよう な形を考えていましたので、運搬業者さんが別々なところに持っていくということでしたので、別な 日に設定させていただいたというところであります。 〇16番(姫路 敏君) 市民も一生懸命やっていますから、余りいっぱいこと言って日にちもあれ するのも容易でなくなるので、その辺もじっくりよく耳をかして意見交換してから決めたほうがいい と思います。予算がこれだと思っていて私ちょっと勘違いしていた部分ありましたが、よろしくお願 いします。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。  〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず、22ページの道路維持費についてお伺いいたします。この道路対策事業経費、幾つか項目 がございますが、これから12月議会までの間に冬に向かいますし、当然枯れ葉等もいろいろ落ちま す。そこで伺いたいのですが、この対策事業経費の中に雨が降ったときの雨水が流れるグレーチング というのがいろんな道路のところにございますが、そこが本当にきょうの朝1つ見つけたのですけれ ども、穴があいていないのです、石ころ、土、草で。そして、1カ所石を掘り出していったら、どこ までもどこまでも砂が埋まっているの。とにかくそこは緩やかな坂道でした。つまりこれから雪も降 れば当然消雪パイプの水も流れると、そのグレーチング、雨水の排水の役目をしないのではないかと、 今この現状では。それから、ジャスコの跡地の村上総合病院の駐車場の角地のところはグレーチング の穴というのでしょうか、溝というか、そこから30センチも草が生えているのです。ですから、こ れから雪が降ってどんどんそこのグレーチングの役目が大事になってくるところが草が生えたり、土 で埋まっているという、そういうところの点検というか、清掃というか、そういうのもこの道路対策 事業経費の中には含まれているのでしょうか、伺います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) このたび補正をお願いしている部分につきましては、そういった ものは入ってございません。通常の当初予算の中にそういった予算は入っておりますので、今議員お っしゃったようなところにつきましては私どもも見て、確認の上でそういうところがあれば掃除なり したいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この道路対策事業経費で追加予算が出ておりますが、やっぱり見回りとい うか、見て回るという、職員が少なくなってきているから、そういうところに余裕がないのでしょう けれども、非常にやっぱり手薄になってきているのではないかなという気がします。その点では、予 算との関連でどのように考えているのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 私ども道路側溝につきましては、本来であれば市が管理するべき ものですけれども、これまでの流れの中で住民の方々に年に1遍あるいは2年に1遍ほど側溝掃除と いうふうなことでやっていただいておりますので、そういった中で私どももずっと過ごしてきている ところもありますけれども、だんだんと高齢化が進んでなかなか町内で出てやれないと。それで業者 に町内から委託してやっているところがほとんどになってきております。そういったところがある中 で、ここが不十分だから市がまたやり出すと、今度全部市でお願いするというふうなことになってく るような、そういう要素もありますので、どこら辺まで私どものほうできちっとやるべきか、それか ら地元でやれるべきところはどこなのかというふうなことをいろんな意味で、最近まちづくり協議会 というふうなものもできてまいりましたし、そういったところと住民でやれる部分、それから行政と してやる部分、そこら辺をちょっと具体的に話し合いながらやっていきたいとは思っております。た だ、私どものほうから言い出すと、また住民に押しつけでないかとかというふうなことがあるもので すから、その辺なかなか私どももどんなふうな形でやっていけばいいかというふうなことを非常に悩 んでおったわけですが、今後はそうも言っていられませんので、いろんなところでちょっとその辺の 話をさせていただきたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 24ページに都市計画費の中でまちづくりプラン等策定経費が載っておりま す。本来このまちづくりプランの当初の計画は、3月末をもって締め切るということでしたが、平成 26年度こういう形で都市計画費が追加という形で出ております。この大もとのまちづくりプラン策 定委員会の根本の目的がいまだ、まだ未定ですので、このまちづくりプラン等策定委員会がこういう 形で延々とこれでもか、これでもかという形で委員会を開かれ、そしてこういう経費が出ていくとい うことについてちょっと矛盾を感じますが、この経費はこれで最終なのでしょうか。まだまだ延々と このプランづくりは続くのでしょうか。ちょっと最初の目的と全然違ってきているというところにお かしいなという違和感を感じます。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 当初議員おっしゃるように、この3月の末をめどにというようなお 話でしたが、審議会の議論がかなり熱が入っておりまして、跡地だけでなくて、まちづくり全般にわ たりまして、さまざまな議論をいただいております。その中で今後あと3回程度の会議が必要なので はないかということで、このたび追加の予算をお願いしているところでございますが、延々という形 にはならないと思います。遅くとも今年度末をめどに方向性をお示しいただけるのではないかなとい うふうに思っております。 〇21番(相馬エイ君) 終わりますが、病院が建設計画まだ未定だと。そして、病院がそこでまだ 仕事をしているのに病院の跡地をどう活用するかなんて言ってお金を出してまちづくり委員の人たち が審議をすること自体、こんなことでいいのかなと不思議に思います。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 25番、片野鉄雄君。  〇25番(片野鉄雄君) 議長、3回までですよね。 〇議長(板垣一徳君) はい。 〇25番(片野鉄雄君) まず、12ページの総務費の電算管理費の二千六百幾らあるのですが、これ 国庫補助金で社会保障、それから税番号制度のシステム整備ということですが、この予算で全部でき るのですか、ちょっと内容を教えてもらいたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) この庁舎情報システム管理経費でございますが、議員おっしゃられ ましたように住民基本台帳税関連システムということで、税番号制度の導入に伴うものでございます。 内容につきましては、個人番号制度の機能強化ですとか、各帳票への個人番号欄の追加、それから各 連携装置の改修などといった内容になっております。また、中間サーバーとデータ連携を行う団体な どの統合端末システムの構築等の業務を行うことになっておりまして、これで最後というよりも、ま だ新たな事業が発生することも想定はされております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) それから、24ページの河川費なのですが、これ工事はどこの川でしょうか、 ちょっと内容を教えてもらいたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) すみません。もう一度お願いいたします。 〇25番(片野鉄雄君) すみません。24ページの河川費の河川維持管理経費。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) これにつきましては、河川維持のほうですよね。 〇25番(片野鉄雄君) わからなければいい。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) いや、わかるのですけれども、ちょっと資料が。すみません。神 林地区の赤坂川河床掘削、それから山屋川の護岸工事、そういったものを今回やらさせてもらってい ます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 都市計画費の今ほどのまちづくりプラン、都市計画総務費。それでは、こ の委託料の分ですが、当初2,600万ぐらいでコンサル一括しましたが、それとは別なプランになる わけですよね。それで、このプランいつごろできるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 先ほどもお答えいたしましたが、プランとしてはまちづくりプラン ということで同じものでございます。内容につきまして、今委員の皆様方に議論していただいており まして、あと3回ほどの議論を見て最終的な投資につながっていくのではないかなということで、こ のたび追加分の委託料、それから審議委員の報酬等の予算を計上させていただいたものでございます。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議長、質問に移る前に、今の質疑なのですけれども、私も実は平成18年の 新人議員のときに自分の所管の質疑した際にかなりほかの議員さんから怒られました。まして今の質 疑は委員長でありますので、やっぱり所管の質疑に関しては自粛するように進めていただきたいなと いう…… 〇議長(板垣一徳君) 私のほうで悪ければ訂正させますので、どうぞやってください。 〇5番(本間清人君) いや、俺ではないです。いいです。   25、26ページなのですけれども、ここの26ページ下から8行目ぐらいに財源更正という部分 がありまして、これに関しては文化財の保護費、それと社会教育施設費、保健体育費、こちらの一般 財源で見ている分が国庫支出金という形で国の財源に充てられたと。この部分を3カ所合計いたしま すと、1億1,535万2,000円という一般財源が今回国の国庫支出金のほうで見られたので、一般財 源にあき出たということになりますから、その分の金額を充当して今回市の単独事業でありますがん ばる地域交付金事業、こちらがこの間全員協議会でも説明されて、こういった事業に使うのだという 話がありました。そこに2億2,059万円という金額を市の単独事業として使うわけでありますけれ ども、こういったものが出てきたから、このかんばる交付金というものを今回つくろうというふうな 形の予算計上したのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) ここの財源更正で、25ページの特定財源の欄に2,400万円国庫支出金 がございます。これは、当初予算で予算を組んでいたので、そのときは一般財源を充てていたと。そ れに対して今回ここでがんばる交付金を充当して、国庫支出金を2,400万充当したということにな ります。そうすると、その分一般財源が浮いてきておりますので、その財源でもって新たにがんばる 交付金を活用した単独事業を創設して予算化したと、そういう仕組みでございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 18ページ、先ほど姫路議員が質問されたごみ処理場の運営経費であります けれども、課長の説明によりますと、新ごみ処理場の建設地にいわゆる有害ごみが埋まっていたとい うので、この予算が発生したというふうに私は受けとめたのですけれども、それでよろしいのでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) これが発生しましたのは、新ごみ処理場の建設地ではなくて、十川のほ うにある現ごみ処理場の建設地でした。そちらのほうにそこの水処理のためにマンホールポンプを埋 めたということであります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) そうすると、今新ごみ処理場の建設に当たって契約された解体工事も含めて 多分BOD方式で契約されたと思うのですけれども、そのときにはその調査をしたと思うのですけれ ども、わからなかったということなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 契約の中には、現ごみ処理場の解体工事は入っておりません。また、現 ごみ処理場の脇のほうに当初ごみ処理場をつくったときに埋めた残渣が入っているというようなこと はわかっておりまして、先ほども申しましたけれども、来年以降調査、また処分するというような計 画でおります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) では、今回の2,150万という数字はほんのその中の一部であって、今後現 行のごみ処理場が解体される際に有害ごみが新たにまた、数量も把握しているのかどうかわからない のですけれども、今後出てくるということでよろしいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 解体と同時ではございません。解体は、またこれから計画しながら解体 していかなければなりませんけれども、解体の前に今埋まっている残渣を取り除くと。数量もちょっ とはっきりしておりませんけれども、数億円かかるのでないかなと思われております。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第113号については、予算付託表のとおり会議規則の規定に よって各所管常任委員会に付託をいたします。   午後1時15分まで休憩します。           午後 0時09分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ここで、理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 説明が遅くなり、申しわけございませんでした。午前中の本間議員 のご質問であります平成25年度決算書イヨボヤの里開発公社でございますが、ここの7ページ、財 務諸表に対する注記ということで2番の基本財産及び特定資産の増減額及びその残高についてでござ いますが、簡単に申しますと、国債の買いかえでございます。この表で右から2つ目の当期減少額 5,000万につきましては、10年物の国債を満期に伴って解約したことによって投資有価証券が減に なったということでございます。この解約及び1億円の総資産の利子分、これが年利1.4%でござい ますが、これがその前5ページの運用益の基本財産受取利息140万で計上でございます。   それから、当期増加額4,952万5,206円でございますが、これは額面5,000万の30年物の既発 国債の購入費でございます。それで、48万3,000円については普通預金に充てられておりますが、 なお解約した際に利息が前6ページに記載ございますが、下から5行目になりますが、基本財産受取 利息8,206円、これが利息として計上されまして、この実売価格4,952万5,206円の差額48万 3,000円を普通預金に入れたということでございます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ご了承願います。                                              日程第15 議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第114号から議第116号までの3議案は、平成26年度各特 別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第114号から議第116号までの3議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第114号から議第116号までの議案は、平成26年度特別会計補正予算についてであります。   最初に、議第114号は情報通信事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳 出予算の総額にそれぞれ1,420万円を追加し、予算の規模を4億7,260万円にしようとするもので あります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては4款繰入金で一般会計繰入金を 480万円、5款繰越金で前年度繰越金を820万円、6款諸収入で道路改良工事支障施設工事補償料 を120万円それぞれ追加いたしました。歳出におきましては、第1款総務費の施設管理費で山北地 区施設維持管理経費に557万6,000円、朝日地区施設維持管理経費に870万円をそれぞれ追加いた しました。補正の主な内容といたしましては、山北地区では電柱等の移設に伴う光伝送路設備の移設 や修繕及びセンター施設設備の修繕に要する経費を481万3,000円、センター施設設備の維持管理 委託を要する経費といたしまして76万3,000円をそれぞれ追加いたしております。また、朝日地区 では荒沢本小須戸中新保地内の県道改良工事に伴う電柱等の支障移転に係る光伝送路設備の移設工事 などに要する経費として600万円、センター設備の修繕に要する経費として270万円をそれぞれ追 加をいたしました。   次に、議第115号は下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ1,410万円を追加し、予算の規模を44億9,020万円にしようとするものであり ます。補正の主な内容でありますが、歳入では第5款繰越金で前年度からの繰越金1,410万円を追 加いたしました。次に、歳出でありますが、第1款下水道費では第1項の下水道管理費で処理場など の施設の維持的な工事を実施するため、修繕料900万円と工事請負費510万円をそれぞれ追加いた しました。   最後に、議第116号は集落排水事業の特別会計の補正予算(第1号)についてであります。歳 入歳出予算の総額にそれぞれ410万円を追加し、予算の規模を10億6,990万円にしようとするもの であります。補正の主な内容でありますが、歳入では第5款繰越金で前年度からの繰越金410万円 を追加いたしました。次に、歳出でありますが、第1款集落排水費では第1項の集落排水管理費で処 理場などの施設の維持的な修繕を実施するため、修繕料410万円を追加いたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第114号から議第116号までの3議案については、予算付託 表のとおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第16 議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第16、議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定に ついてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第117号について、提案理由のご説明を 申し上げます。   本案は、平成25年度村上市一般会計の決算認定についてであります。平成25年度の村上市一 般会計については、平成26年5月31日に出納閉鎖し、会計管理者によって決算が調整された上、 市長宛てに提出されております。地方自治法第233条第2項の規定により、決算書を監査委員の監 査に付したところ、8月21日付で決算審査意見書が市長に提出されましたので、この審査意見書を 添付して議会の認定をお願いするものであります。   歳入総額355億5,169万5,030円で、歳出総額342億7,698万3,619円で、差し引き12億 7,471万1,411円を翌年度へ繰り越しました。なお、繰越明許費繰越額1億1,419万8,800円、継続 費逓次繰越額6万7,650円を差し引いた実質収支額は11億6,044万4,961円であります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定賜りますようお願いを申し上げます。                                              追加日程第1 一般会計決算審査特別委員会の設置について 〇議長(板垣一徳君) お諮りします。   この際、ただいま議題となっております平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算の審査を行う ため、お手元に配付の資料のとおり一般会計決算審査特別委員会を設置し、審査を行うこととしたい と思います。よって、一般会計決算審査特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題といたした いと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計決算審査特別委員会の設置についての日程を追加し、直ちに議題といたします。   お諮りします。平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算の審査を行うため、一般会計決算審査 特別委員会を設置したいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計決算審査特別委員会の設置については決定をされました。                                              追加日程第2 一般会計決算審査特別委員会の委員の選任について 〇議長(板垣一徳君) ただいま一般会計決算審査特別委員会が設置されましたので、一般会計決算 審査特別委員会の委員の選任についてを日程に追加し、委員の選任を行いたいと思います。これにご 異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、一般会計決算審査特別委員会の委員の選任を行うことについては決定をされました。   これから追加日程第2、これから一般会計決算審査特別委員会委員の選任を行います。   一般会計決算審査特別委員会委員の選任は、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配 付の資料のとおり議長において議長及び議会選出の監査委員を除く全議員を指名をいたします。これ にご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名をいたしました諸君は一般会計決算審査特別委員会の委員に選任をされま した。   これから一般会計決算審査特別委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩をいたします。   休憩中に委員会条例第10条第1項の規定によって、一般会計決算審査特別委員会を第1委員会 室に招集をします。正副委員長が決まり次第、議長宛て報告を願います。   それでは、暫時休憩をいたします。           午後 1時28分  休 憩                                                        午後 1時41分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   休憩中、一般会計決算審査特別委員会が開催をされ、正副委員長の互選の結果、委員長に平山耕 君、副委員長に小杉和也君が選任された旨、報告がありました。   委員長から就任のご挨拶をお願いします。   平山耕君。           〔一般会計決算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計決算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま決算審査特別委員会の委員長に選任されま した平山耕であります。この特別委員会は、村上市議会でも初めての試みであり、私としてもちょっ と戸惑うこともあると思うし、うまくいかないこともあるかもしれません。だけれども、理事者側の 方にも申し上げますけれども、スムーズな議事がなされますように理事者側も議員の方も心して臨ん でもらいたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっております議第117号については質疑を省略し、決算 付託表のとおり会議規則の規定によって一般会計決算審査特別委員会に付託をいたします。                                              日程第17 議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について       議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について       議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決              算認定について       議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について       議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて       議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて       議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について       議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第17、議第118号から議第128号までの11議案は、平成25年度各特 別会計歳入歳出決算認定並びに上水道事業会計決算認定についてであります。これを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第118号から議第128号までの11議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成25年度村上市各特別会計の決算認定についてであります。上水道事業会計を除く 平成25年度の村上市各特別会計については、平成26年5月31日に出納閉鎖し、会計管理者によっ て決算が調整された上、市長宛て提出されております。地方自治法第233条第2項の規定により、 決算書を監査委員の審査に付したところ、8月21日付で決算審査意見書が市長に提出されましたの で、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   議第118号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに5万7,404円であります。   議第119号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額3億5,584万6,173円、歳出総額3億 4,730万814円で、差し引き854万5,359円を翌年度へ繰り越しました。   議第120号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額5,171万5,664円、歳出総額4,982万 6,228円で、差し引き188万9,436円を翌年度へ繰り越しました。   議第121号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額76億1,230万5,145円、歳出総額74億 390万1,854円で、差し引き2億840万3,291円を翌年度へ繰り越しました。   議第122号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに33万214円であ ります。   議第123号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億3,753万5,655円、歳出総額6億 3,512万643円で、差し引き241万5,012円を翌年度へ繰り越しました。   議第124号の介護保険特別会計決算は、歳入総額71億3,164万809円、歳出総額69億9,988 万3,261円で、差し引き1億3,175万7,548円を翌年度へ繰り越しました。   議第125号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額51億9,973万4,759円、歳出総額51億 3,968万444円で、差し引き6,005万4,315円を翌年度へ繰り越しました。なお、繰越明許費繰越額 2,587万2,500円を差し引いた実質収支額は3,418万1,815円であります。   議第126号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額9億3,090万2,842円、歳出総額9億 1,913万1,138円で、差し引き1,177万1,704円を翌年度へ繰り越しました。   議第127号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7億5,377万5,096円、歳出総額7億 4,939万2,923円で、差し引き438万2,173円を翌年度へ繰り越しました。   議第128号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後決算を調整して、これを監査 委員の監査に付したところ、平成26年8月21日付をもって監査委員から決算監査意見書が提出さ れましたので、この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。業務量は、給水量655 万5,350立方メートルとなり、対前年比19万3,222立方メートル、2.9%の減となりました。経営 状況は、税抜きの損益計算書では総収入で9億3,436万2,269円、総費用8億7,797万6,323円と なり、差し引き5,638万5,946円の当年度純利益を計上いたしました。資本的収支では、企業債、 工事補償金による収入額4億2,237万9,000円に対し、建設改良費に8億1,063万9,892円、企業 債の償還金に1億9,355万6,234円、支出全体で10億419万6,126円となり、差し引き5億8,181 万7,126円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整 額3,386万2,557円、当年度分損益勘定留保資金4億224万8,878円、減債積立金5,000万円及び 建設改良積立金9,570万5,691円で補填をいたしております。   以上、12の会計の決算内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審査の際にご説明申 し上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の 積極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 情報通信事業特別会計です。232ページなのですが、もうご存じですけれ ども、山北、朝日、そして神林と、この地区だけは情報通信整備をして、そしてそこの部分に対して の特別会計が組まれていっていますけれども、この修繕費なのですが、山北で1,695万5,840円、 朝日のほうで1,102万6,051円、そして神林で1,039万287円と。これ先般私のほうで、いわゆる 端末器が壊れると。しょっちゅうしょっちゅう壊れるという部分がほとんどなのですかということで、 前々回ですか、聞いたことがございます。そしたら、多くは、ほとんどそれだったと。その後、今退 職なされましたけれども、斎藤さんのほうで一生懸命レンタルにしたらどうだろうということで経費 削減のためにいろいろと知恵を絞ってやられた経緯がございますけれども、これというのはその効果 がこれで出ているのですか。レンタルにした効果が出ているのですか。レンタルにすると、いわゆる その修繕料はレンタルのメーカーのほうで持つということに変わっているわけでしょうけれども、こ れはどういう内容なのか、まずこの修繕費の内容が。その辺のところも含めてちょっと教えていただ きたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 朝日地区の告知端末につきましては、平成25年度事業ということ でVP1000という機種からVP3000という機種に入れかえを行ったわけでございます。平成25年 度事業として行いましたので、年度当初ではなくて、たしか秋、10月から12月ごろまでだったと思 いますが、その期間に入れかえを行っておりますので、前の故障が多かったという機種で半年以上使 ってもらったということで、平成25年度に際立って修繕料の低減という形は見えてこないのですが、 これから平成26年に入り、また平成26年度に入ってから、機種が全部に行き渡っているわけでご ざいますので、その修繕料自体はかなり少なくなってきているというふうに感じております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。これ、でも相当大きな端末器の修繕にかかっているなと、 これ一目瞭然なのですけれども、もう一つ、この通信サービス事業というのが他会計からの繰入金、 いわゆる一般会計からなのですが、2億6,000万円ほど繰り入れられた上で事業が成り立っている というふうに見るわけですけれども、今後これはずっとこういう形でやっぱりいくしかないわけでし ょうか。何かいい方法ないのでしょうか、これ。他会計からの繰入金もやっぱり一般会計から毎年毎 年3億近い2億6,000万とかという形の中で入れなければ成り立たないというわけですよね、もう 整備もできているわけですから。この辺いかがですか、考え方としてみれば。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 装置を設置する際に過疎債というような形で、いわゆる借金もして おりますので、その償還も含めてまだゼロに近くなることは難しいのではないかなというふうに考え ております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 過疎債をご利用なさって、それでまずやっていくわけですけれども、この 運営に関しての何か過疎債の当て込みというか、そういうものはないのですか。財政課長、そういう ふうなことでの何か国からの交付金とか、そういうようなことでの色はないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) この情報通信の運営費についての過疎債ということでございますが、今 のところ、そういう制度は取り入れていないというところでございます。光伝送路をNTTに対して 貸し付けしているとか、そういうものでもってなるべく維持費、管理費の財源として運営していくと いう方針であると考えております。 〇16番(姫路 敏君) 3回終わったので、あれですけれども、とりあえず通信整備を行って、今 は朝日、山北、そして神林のほうは光ファイバーも入ってこうやって充実していますけれども、逆に 旧村上市と旧荒川のほうは少し取り残されているような気もしなくもございません。ですから、平等 を保つ意味では、これはいたし方ないのでしょうけれども、それでも一般会計から相当数な金額が入 っているわけでございますから、しっかりと歳出の部分、ぜひ修繕費が今後少なくなるように努力し ていただきたいと、こういうふうに思います。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第118号から議第128号までの11議案については、決算付託 表のとおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、11日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時59分  散 会