平成26年村上市議会第3回定例会会議録(第4号) 〇議事日程 第4号 平成26年9月16日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時01分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いをいたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、5番、本間清人君、18番、滝沢武司君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、12日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は、4名を予定しております。ご了承願います。   最初に、16番、姫路敏君の一般質問を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。姫路敏です。一般質問を行います。きょうは多くの 傍聴の皆様ご苦労さまでございます。そしてまた中継とかテレビで見られている方もいらっしゃるか と思いますが、一生懸命一般質問いたしますので、よろしくお願いいたします。   私の一般質問は3点でございます。最初に、障がい者、高齢者の支援のためのタクシー利用券に ついて。村上市では障がい者など身体の不自由な方の経済的な負担軽減措置としてタクシー利用券を 発行しておりますが、その現況についてお聞かせください。   2番目、自転車タクシーの導入について。自転車タクシーは、ベロタクシーやシクロポリタンと も呼ばれ、ヨーロッパやアジアの観光地では大いに活用されております。日本でも横浜中華街の観光 などに導入され、注目を浴びておりますが、この究極のエコタクシーを観光面やそして高齢者福祉に 利用してみてはいかがでしょうか。考え方をお聞かせ願いたいと思います。   3番目、消防団の現況についてです。消防団員の退職報償金と消防団の定数についての現況をお 聞かせください。   以上、3点でございますが、市長答弁の後に再質問いたします。よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。それでは、姫路議員の3項目のご質問につい て順次お答えいたします。   最初に1項目め、障がい者や高齢者の支援のためのタクシー利用券についてのお尋ねでございま すが、対象者は、身体障害者手帳1級から3級、療育手帳A判定、精神障害者保健福祉手帳1級の手 帳を受けている方になります。利用券1枚当たりの助成額は、小型タクシーの基本料金相当額を利用 券として、年間1人に24枚交付しております。また、人工透析を受けている障がい者で高齢者のみ の市民税非課税世帯に関しましては、利用券48枚を交付しております。次に、交付人数であります が、平成25年度実績では732人、透析を受けておられる方は12人になり、枚数としては1万 8,144枚であります。支出済額は平成25年度実績で1万1,322枚で、746万580円になっておりま す。   また、高齢者支援につきましては、要介護認定を受け、常時車椅子を必要とされておられる方、 または、寝たきりの65歳以上の高齢者が、通院する際の経済的負担の軽減を図るため、タクシー等 の基本料金相当額を外出支援サービス利用券として、年間1人に24枚交付しております。昨年度の 交付実績は受給者203人、使用枚数1,970枚、支給額128万3,810円となっております。   次に、2項目め、自転車タクシーの導入についてのお尋ねでございますが、自転車タクシーはド ライバーが観光ガイドとなってゆっくり案内することができ、また観光施設が集中している比較的狭 い範囲の周遊手段に適した乗り物だと言えることから、観光面での活用が考えられます。雨天や降雪 など悪天候の場合の運行課題がありますが、自転車タクシーは、普通自動車免許または自動二輪免許 を所持していれば運転できるため、比較的参入しやすいことなどから、レンタサイクルなどと同様に 民間団体で運営していくことが適切であると考えております。高齢者の福祉利用につきましては、買 い物時など、限られた方の利用になると考えられます。   なお、本市では運行することは、現在考えておりませんが、運営を希望する団体・事業所等に対 しましては、産業等の活性化支援補助制度などによる支援を図って参りたい、そのように考えており ます。   次に、3項目め、消防団の現況についてのお尋ねでございますが、消防団員の退職報償金は、消 防団員として5年以上勤務して退職した場合に勤務年数や階級に応じて支給しておりますが、支給額 につきましては、勤務年数5年ごとに経験した階級によって金額が定められており、勤務年数30年 以上は階級別に一律の金額となっております。なお、平成26年4月1日から勤務年数、階級に関係 なく支給額を一律5万円引き上げて、最低支給額を20万円にしております。また、支給に際しまし ては、新潟県市町村総合事務組合に負担金等を納入し、退職した団員へ支給されております。   次に、消防団員の定員についてでございますが、本団及び方面隊ごとに定員を定めております。 平成26年4月1日現在、本団1人、村上方面隊709人、荒川方面隊311人、神林方面隊431人、 朝日方面隊550人、山北方面隊420人で、消防団全体では2,422人以内となっております。なお、 実員数は2,254人で、定員充足率は93.1%となっております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。   それでは、再質問に入りたいと思いますが、まず福祉関係のタクシー券についてなのですが、私 このことをテーマに一般質問をしようと思った1つの理由は、岩船地区にお住まいの老夫婦2人から ちょっと相談がございまして、どういう相談だったかというと、おばあさんが体が悪くて歩くことが 相当困難な状態であるということで、介護認定等を受けているのですが、そういう状態で、おじいさ んと2人暮らしなのですが、おじいさんが足が悪いのだけれども、車の免許持っているし、車持って いるので、それでおばあさんの病院の通院とか歯医者さんとかおばあちゃんの行きたいところを何と か自分で一緒に行っていたと、夫婦で。ところが、何度かおじいちゃんが事故に遭いそうになって、 車で。危ないなということで、それで子供たちは遠くに行っているのですけれども、免許証を返納し たらどうかということで、この6月に免許証を返納したと。ところが、おじいちゃんは免許証を返納 して、足も悪かったのですけれども、だんだんこの7月ぐらいから足が悪くて動けないような状態、 やっと外出するけれども、つえついてぎりぎり。2人して家の中で相当生活が容易でない状態でいる わけでございます。   ただ、おばあさんのほうが介護認定、おじいさんはまだ受けていなかったのですけれども、受け たほうがいいと私は言ったのですが。24枚のタクシー券を外出支援というタクシー券をもらってい る。本当に岩船の中で行動するのです。例えば、岩船だと安斎さんとかあと佐久間歯医者さんとか、 歯医者さんも何軒かありますけれども、そこに行くだけのことでのタクシーの利用なのですが、でも 相当数使うわけです、本当に。24枚ですけれども、3カ月、4カ月の間になくなってしまう、その 24枚が。人の3倍ぐらい使ってしまうみたいなところがございまして、それで姫路さん、タクシー 券1人年間24枚ですけれども、もう少しいただけないのかと、こういう相談でございました。私、 タクシー券というのは24枚で制限されておるので、なかなか難しいですねということで、瀬波とか 神林、荒川ものりあいタクシーというのがございますよね、デマンドののりあいタクシー、これを運 行しているので、それどうですかと言ったら、岩船地区だけはないのですよ、それが、岩船地区はな い。岩船地区はない、何でないかというか公共交通の部分では岩船の大通りを1時間に1本ぐらいず つバスが走っているので、そういうところでは一応のりあいタクシーが走らないという前提なのだと いうことでございました。自治振興課長、そうですよね。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(大滝一芳君) はい、間違いありません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでもう一つ、在宅支援事業、福祉支援事業といって歩行困難な方、今 みたいな方々を乗せて運ぶというのがあるのです、事業に。これがまた山北と朝日だけなのです、対 象が。岩船地区にはないというふうに考えていくと、これはやっぱり福祉関係のタクシーに頼らざる を得ないのかなということで、今回の福祉課と介護高齢課に行きまして、一応の答弁はいただいたの ですが、利用券の実態ということで私のほうでまとめさせていただきました。   資料の1をごらんください。その資料の1で福祉タクシー事業と右側のほうが外出支援サービス 事業、これはともに今市長からも答弁いただきましたが、経済的な負担の軽減などなど、これ同じで すね、大体目的とするところは。ただ、対象者が福祉タクシー事業の場合は身体障害者手帳というの が大体メインに出てきます。外出支援サービス事業というのは、要介護、介護認定を受けているとい うことが前提に来ます。この違いなのですが、ただここで私ちょっと利用の仕方ということで、使用 の考え方の中で福祉タクシー券は24枚もらえるのだけれども、1回の利用に何枚も使える。今だと 680円の基本料金ありますよね。例えば2,000円かかったとする、680円の3枚切ってやって不足分 を補う。これが可能なのです。ところが、外出支援サービスのほうでは1回につき1枚しか切れない。 これ何でこの違いがあるのですか。福祉課長、なぜ何枚も切れるのですか。やることができるように なったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 私どものほうの福祉タクシーにつきましては、平成23年になるわけな のですけれども、この年にやはり福祉タクシー券1枚しか使えないので、非常に使いにくいというお 話があったということで、そのときに要綱の改正を行いまして、何枚でもご利用いただけるように改 正させていただいたものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 要綱の中で何枚も使えると書かれていないですよね、要綱の中に。要綱の 中にはこれ外出支援サービスの介護高齢課長のほうも、何で1枚しか切れないのですか、介護高齢課 は。 〇議長(板垣一徳君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 24枚交付しておる理由については、年間12回、往復程度というよ うな考えの中で通院するとき片道1回、帰ってくるとき1回というようなことであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 深い理由はないのでしょうけれども、ただ今福祉課長のほうは利用するに 利用しやすい環境をお願いしたいということで、それはどういうことかというと、基本料金に限らず オーバーした分も680円なら680円で切れるようになれば、利用がしやすくなるのだということで すよね。私は外出支援サービスも同じだと思うのです、使う側にしてみれば。ですから、それが実態 利用、資料の2番の利用の実態のところを見ていただけますか。福祉タクシー券の利用の状況、これ 平成23年、平成24年、平成25年と、少し平成25年は上がっておりますけれども、6割前後なの です。4割は捨てているのです、もらっても。使っていない。外出支援サービスのところを見てくだ さい。これは7割から6割が捨てられているのです。捨てられているという表現は悪いかもしれない。 使われないままに廃棄されていってしまっている。これ両方見ただけでわかりますよね。外出支援サ ービスのほうは使いにくいのです、だから。   私は、いろんな意味で言うと、せっかく発行したのであれば大いに使ってもらうというのがいい のでしょうけれども、財政的には申請はしたけれども、なるたけ使わない方向の中でやってもらえば 財政圧迫につながらないから、そういう方法のほうがいいのだろうという考え方があるのでしょうけ れども、とりあえずこの実態について市長はどういうふうに感じますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 使う方によっていろいろだと思います。1回で使ったほうがいいという方と、 あるいはまた私は数行くので1枚1枚使っていったほうがいいという方もいるので、一概にはどっち のほうがいいとは言えませんけれども、使わない人たちがいっぱいいるというのは、それはちょっと 調べてみなければならないなと。そしてどういう対策をしていったほうがいいか、タクシー券でなく て別なものがいいのか、あるいはどういうような手段で病院まで通院しているのかと、あるいは必要 ないのかというようなことをつぶさにやっぱり聞いてみる必要があると、そのように捉えています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと私この一般質問入る前に財政課のほうに寄ってちょっと聞いたの ですが、平成26年度で外出支援サービスの予算というのが188万4,000円、福祉タクシー関係だと 760万4,000円ということで予算が立てられておりますが、これは市単独のものなのか、それとも国 県の支援があるのか、あるいは市単独であったとしても、交付税の対象になるものなのかどうか、こ の辺お聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 福祉タクシーにつきましては、市の単独事業になっております。交付税 の対象とかそちらの関係はちょっと把握しておりません。 〇議長(板垣一徳君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(冨樫孝平君) 外出支援につきましても、市単独事業でやっております。交付税の 算入についてはこちらのほうでは把握しておりません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 一応交付税の計算式はいろいろあるので、その辺はわからないにしても、 出ていくのは単費で出ていくということでしょうし、余り使ってもらわなければ財政的には逼迫して こないけれども、ただせっかくですから大いに利用して、その範囲の中では障がい者が大いに利用で きる環境を整えるのも一つなのではないかなと、こういうふうに思いますので。   私、3番目の資料の利用の実態から見て、ここで2つだけご提案したいのです。まず、1つは福 祉タクシー券も外出支援のタクシー券も2つとも、何枚でも使えるという福祉タクシー券と同じよう にそろえていただきたいなと。なおかつ要綱にそのことが一切載っておりませんので、しっかりその ことを書いた上で、やっぱり利用の便宜を図ればやりやすいところにそういうふうにしていただきた いのですけれども、どうですか、市長。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 姫路議員から今岩船の方のお話をいただきましたが、さっきも申し上げまし たように、1枚ずつ使ったほうがいいのか、それともまとめて2枚でも3枚でもあるいはまた5枚使 ったほうがいいのか、利用者にとって一番いいのは何かということを、もう少しやっぱり詳しく聞い てみる必要もあると。その上で対策をとっていくということではないかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ですから、市長、福祉タクシー券は1枚だけしかやらなくても大丈夫だし、 でもそれ以上にメーターが加算した場合は2枚でも3枚でも使えるということなのです。ただ、外出 支援のタクシー券は、メーターが680円以上超えた場合は、お金を払わなければならない、切れな い。だから私の言いたいのは、福祉タクシー券と同じように2枚目も3枚目も切れるような仕組みを つくれば、それだけ利便性が上がるのではないですかと。せっかくですから、同じにそろえたらいか がですかということを言っているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ですから、数いく人はいっぱい使うわけです。そして自分は1回で使っても いいから遠くの医者に行っている人もいると思うのです。ただ、小出しに1回福祉タクシー券を払っ て、そして足してやってもいいからというような方もいらっしゃるというようなことで、どうしたら 制度的に一番利用者が喜ぶかということではないかなと、そのように考えていますので、聞き取りを して、そして一番使いやすいような形態をとっていくのが私たちのこれからの仕事です。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 質問と答弁がかみ合っていないのですけれども、外出支援サービスも何枚 も切れるようにすれば、福祉タクシー券と一緒になるので、利便性が高まります。使い方に関してみ れば、その利用者が考えればいいだけで。行政としてみればそういう体制のほうがよろしいのではな いかと、こういうふうに思います。これが1つ。   2つ目、利用者のもしかして必要になるかもしれないということの前提で申し込まれる。これも いいと思うのです、これはこれで。これは十分それでいいと思うのですが、ただそれがゆえに利用率 が下がるというのはありますけれども、これはいたし方ないと思います。24枚という制限ではなく て、もしかして申請があったところに市のほうで調査をした上で、本当にここの家庭は、この世帯は もう少しタクシー券が必要だろうなというところに当たっては、市のほうで調査した上で、そして発 行できるような体制も、これまた必要なのかなと、こういうふうに思います。本当にみんな必要なの でしょうけれども、ここはもう少し必要だなというところに関してみれば、その制限を払って、そし て支給できるような体制が必要かなと思いますけれども、この辺いかがでしょうか。福祉課長、誰が 何枚利用したかというのは集計していますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 福祉課のほうでは個別に何枚ということまでは掌握しておりません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それは事務量ふえるだけなので、要らない仕事をどんどんふやしてもしよ うがないですけれども。ただ、言えることは申し出のあったときは24枚の制限はやっぱりそれ以上 でも出せるような環境というのも必要なのかなと思うのです。本当に2人して住んでいて、どうして もタクシーに頼らざるを得ない部分、ここら辺のところをしっかりと見きわめた上で考えていただき たいなと、こういうふうには思いますけれども、市長どうですか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それはなかなか難しいなと思っております。今マックスで24枚ということ ですので、それ以上利用したいという人には相談の上、あげればいいではないかということになって きますと、それぞれ個々に全部別な対応をとっていかなければならないということも考え得るわけで ございますので、利用頻度の高い方にはいっぱい発行するというのはちょっと難しいのではないかな と、そのように考えます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私が言いたいのは、申し出があって本当に逼迫している状況の方に限る。 それは市長が認めた者とか、それはひとつ例に置いておけばそういう方も、調べておめさんのところ そんな福祉タクシー要らないだろうということになれば、それは発行できないけれども。ただ、いわ ゆる申し出する窓口がひとつあればいかがかなと、私はこういうふうに思うのです。福祉のことを十 分考えていけば、それが支援サービスにつがるのであれば、そういう窓口もあってもいいのかなと、 こういうふうに思っているわけです。   一応私が思うのは、せっかくこれだけサービスとしてあるわけですから、利用者が利用しやすい 環境、それともう一つは申し出ができるような要綱、そういうことで。そういうところを少し考えて いただきたいと、こういうふうに思います。   次行きますけれども、自転車タクシーなのです、自転車タクシー。これシクロポリタン、これ造 語ですけれども、メトロポリタンとシクロを足してシクロポリタンと言うのですけれども、あとベロ タクシー、これはドイツの言葉でございます。これらを今ヨーロッパあるいは日本の観光地でもエコ タクシーとして導入しておりますけれども、今市長の答弁だと事業者がそういうことをして支援する という形が好ましいと、私もそのとおりだと思いますけれども、これ村上の観光の場合、きのうから 屏風まつりも始まっておりますけれども、散策して歩いて見て回る、城下町をというのがメイン、主 体になっております。そうすると、健康な方はそれなりにいいのでしょうけれども、見たいのだけれ ども、足が悪くて歩けないとか、それなりにタクシーでてんてん、てんてん行くことも可能でしょう けれども、こういう方々にいわゆる自転車タクシー、ここについていますけれども、これみんな電動 です。いわゆる普通の自転車でこいでいるのではなく、電動ですから軽いわけです。こういったもの を市として民間業者のタクシー会社さんとかと一緒になってつくり上げられたら、非常に観光もまた 促進されるのだろうなと、こういうふうに思いますけれども、商工観光課長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 大変いいご提案でございますが、やはりタクシー業界も高齢化して ございますし、それからベロタクシーにつきましては新潟市が唯一県内で行っているわけでございま すけれども、いろいろ聞きますと、なかなかもうからないというと、赤字が多いということでござい ますし、また議員ご指摘のあった足が悪い人の観光等については例えば人力車、タクシーの語源とな った、人力車が語源でございますので、そういった人力車等もあったらいいのかなというふうには思 っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 人力車ということになると引っ張る人が容易でないです。それこそ人が足 りないというか、探すの容易でない。電動式自転車だと結構ご高齢の方でも楽に観光案内をしながら こいで回れる。今商工観光課長言われたように、なかなか採算面のことを考えると1歩、2歩下がっ てしまうと、民間でも入りにくい。ですから、私の言いたいのはそこで行政なのです。行政と民間と の間でいろいろと取り決めて、そして運営そのものは民間にやっていただきながら、後押しをしなが らどうだろうと。エコタクシー的に観光客を乗せて、下のほうの写真、これどっちかというと村上に お似合いかなというのが下のほうの写真ですけれども、こういった形の中で運行できればすばらしい なと、こういうふうに思っておりますけれども、この件について市長どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) これにつきましてもなかなか難しいなと思っております。しかしながら、い いアイデアであることは間違いないと思っております。冬場、天気の悪いときはどうするのだという ことになってきますし、また採算面から今おっしゃったようにどうなのだと。新潟市は採算がとれな いというようなことであるそうでございます。これと同時にゴルフ場のカートありますよね、カート、 4人で乗って歩く。あれは誰もいなくても、運行上どうかわかりませんけれども、これは誰かが自転 車でこいでカートというのはひとりでに電動で走って行くというようなものもありますので、その点 についてもちょっと調べる必要あるなと、そのように考えています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 何にしろやる前にいろんなことは頭の中めぐってきますけれども、一歩踏 み出してひとつやってみるというのも、一か八かではないですけれども、少しよく考えて、失敗して いるところの例も見ながら行政が主導の立場でやらないとなかなか踏み込めないのかなと、こういう ふうに思いますが。   それともう一つ、福祉タクシー、これを福祉関係に使えたらなと、こういう意見があるのですけ れども、これもまた採算面とかそういうの出てきますよね、恐らく。これでこの部分をリハビリテー ション大学の福祉の部門と研究科目として3年あるいは5年ぐらいの中で採算面、そして状況とかを 研究していただいてということを目的に、ちょっと運行を依頼してみるとか、何かそういう岩船地区 に限定してとか、そんなようなことも考えてもいいのかなと思うのですけれども、大学の研究室とし て運行が採算どうだ、メンテナンスがどうだ、どういうふうな運行がいいのかというものも含めてや ると、ちょっと投げかけてみるというのもひとつ手があるのかなと思いますけれども、教育長どうで すか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 大学と教育と連携というのは私も考えますが、この手のことについての連 携というのはちょっと私の発想にはありませんでした。リハビリテーション大学はそのような話をす るのであれば、それもまた一つの手ではあると思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 結構大学のほうではいろんな企業あるいは行政から依頼を受けて、いろい ろな研究を行っております。それも大学の一つのポジションなのでしょうけれども、せっかくでござ いますので、そういうところもちょっと視線を見ていただいてやっていただけるのも一つかなと、こ ういうふうに思います。   自転車タクシーに関してみると、一番、市長も言われるように採算面、運行のあり方、この辺が 非常に難しいところたくさんあると思います。でも、エコということを考えてみて、そしてまた観光 面も考えてみて、私は取り入れるのには非常にいいなと、全国発信するにもいいなとは思っておりま す。福祉関係でこういうことで運べるということになれば、市長どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ちょっと今の話ですけれども、これを福祉タクシーがわりに使ったらどうか と、それをリハビリテーション大学と共同で研究してみないかということでよろしいですか。 〇16番(姫路 敏君) よろしいです。 〇市長(大滝平正君) 福祉タクシー、福祉で使うのもいわゆる観光で使うのも大体同じようなもの でありますけれども、いわゆる究極的にはどうやってこれを運行をするか、行政でどの程度関与して 民間の活力を引き出してくるかということになってきますので、民間の方々と今屏風まつりやってい ますし、あるいはまた春には人形様めぐりもありますので、それらとあわせて本当に必要かどうか、 やる人たちがいるのかというようなことも含めて話し合いを持ってみたいと、そのように考えていま す。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 何もやっていないところに一歩踏み出すわけですから、いろんなものが思 考がそこにいろいろと入ってきます。でもひとつそういうのを市役所の中で、庁舎の中で考えて、い いアイデアと方向性が出せればなと、こういうふうに思っております。ぜひその辺も踏まえて、今洋 上風力発電とかエコに対して相当村上市も1歩、2歩と踏み出しているわけですから、そういうのも 含めて発展的な考え方をしていただきたいなと、こういうふうに思います。   次に、消防団の現況についてです。今ほど市長の答弁からもございましたが、資料の裏のページ を見ていただきたいのです。資料2でございます。ここの資料2の@番、退職報償金の支給額表でご ざいます。これことしの4月1日から変わってこれになったのですけれども、これで間違いないです か、消防長。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 間違いございません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これはそして全国一律という考え方で確認しておりますけれども、それも 間違いないですか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 全国で、新潟県ですと新潟県市町村総合事務組合に掛金を支払ってやって いますし、他県についても同じような支払い方法になっていると思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そこで資料2のB番を見ていただきたいのですが、消防団員の在籍年数で ございます。消防団員の在籍年数、これこの9月1日のやつですから、2名減って2,252名という のが実員数なのですが、30年以上34年まで、これが41名、そしてまた35年から39年まで8名、 40年から44年間で1名、何と45年以上という方もいらっしゃいます、1名。今こういう振り分け になっておりますけれども、在職年数のところでちょっと村上方面隊が30年以上の人が異様に多い わけですけれども、これは何か心当たりありますか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 消防団の退職年度については、各方面隊ごと、各部のほうにお任せしてお りますし、その年の退職者とかそういうものによりまして、多少の出入りがあるみたいですが、各部 にお任せしております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ見ると村上方面隊が非常に多いと。恐らく一度入って余り人数かわら ないでそのままの人がずっといらっしゃるのかなと、こういうふうに思いますけれども、先ほど県の 事務組合のほうに退職金の掛金、負担金をお支払いして、県のほうの組合が共済会のほうにそれをお 支払いして、消防団へのお支払いは共済会から消防団のほうに入るわけですか、退職金は。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) そのとおりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今年度であれば、掛金1人当たり1万9,200円の2,422名分、定数分とし て4,650万2,400円を支払うという予算立てて、これもこれでよろしいのですね。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 間違いございません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私はここで提案したいのですけれども、資料のところに提案書が書かれて おります。これ読み上げますけれども。現行の支給額は勤続年数の30年以上までとなっております。 30年勤務した人も40年勤務した人も同じ金額になっております。当たり前ですけれども。最近では 人口の減少と消防団員の高齢化に伴って、現状では30年以上勤務している消防団員は51名おりま す。消防団員の在職年数を参考にしてみればわかりますが。そこで、高齢化に伴って長く消防団活動 をしていただくためにも、退職報償金を現行の30年以上から35年以上、40年以上と対象範囲を拡 大し、やりがいのある制度に改正すべきではないでしょうか。これは村上市だけ単独というわけでは なくて、要望をそれにはまず新潟県市町村総合事務組合に働きかけて、全国消防団員公務災害補償共 済会に地方の実態を知っていただき、制度改正を申し出ることが必要なのではないかなと思います。   18歳以上ですね、消防団員は。18歳で入るということは余りないかもしれません。20歳で入 っても40年務めたって60歳です。60歳ではまだばりばりでございます。そういう方も恐らく中に いらっしゃるのだろうと思いますけれども、そういうことのためにもやっぱり消防のコミュニティと いうのは非常に高い位置にありますので、ぜひそういうように変えていただけないかという要請を村 上市から事務組合のほうに上げるということはどんなものでしょうか。市長、どうですか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 消防の退職金も時代とともに変わったものだなと思っています。我々のとき は10万ちょっとぐらいの退職金ではなかったかなと今思い出しているところでございますが、市町 村の退職金組合に働きかけてはどうかというようなことでございますけれども、働きかける前に〔質 問終了時間10分前の予告ブザーあり〕事務局のほうに実態としてそういうような案件がほかの町村 からもあるかというようなことも含めて、私も理事していますので、ちょっと尋ねてみたいなと、そ のように考えています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、私今回消防団の退職報償金についてのテーマをこの一般質問で上げ た最大の理由は、私に相談者が結構いたのです。村上方面隊の方です。姫路さん、私もう40年近く なるけれども、30年で一旦やめて退職金もらって、また入り直せば5年以上すればまた退職金もら えるのでしょうかという話で、えっと私そんなことができるのかなと、わからないから、消防のほう に行って聞きに行ったらできますという答えでした。ですから、私は30年という、昔は30年でよ かったかもしれない。今はやっぱり長く務めている人も結構いるので、これからのことを考えると、 やっぱり30年から35年、5年刻みで50年間ではいかないですけれども、40年以上というような ことで、2枠つくっていったらどうかなと思うのです。そういう相談が実際あって動いているのです。 市長、私が勝手に思ってやっているのではないのです。   ですから、1番目の質問の福祉タクシー利用券もそうです。今回の消防団の退職報償金の件もそ うです。私が想像して勝手にやっているのではないのです。私の議員活動の中でいろんな方が相談し てくれる。それを見て、そしてああそうでしょうねということでこの退職金報償制度もいわゆるやり がいのある形にしたらいかがかと、こういうところから発想が始まっているわけでございます。   それでA番です。これは私が勝手につくった表です、言っておきますけれども。真っ黒くなって いるところございますよね、35年以上、40年以上と、いわゆる35年以上はここに私が勝手に10万 円プラスさせました。そして40年以上のところに私が勝手に20万をプラスしました。人数でそれ を掛け算して足すと幾らになるかというと、今現状でこうなるということなのですが、今現状の人数 でいくと約120万です。120万分追加額が出るということでございます。まずもってこれは事務組 合を通して共済会のほうに村上市の地方現状として提言していただいて、変わるまでの間、ちょっと 市として単独でこの部分の支援ができないかと、こういうふうに思います。これがあればやっぱりよ し30年以上たってもよし33年だと、あと2年すれば35年、退職金も違う、頑張ろうと。37年ま でいったと、もう3年すれば40年務めてやめようと。例えば年寄りばかりいっぱいいてもしようが ないなんて言う人も中にもいるかも。でも、20歳ぐらいから入って40年しても60歳ですから、結 構ばりばりできると思うのです。ですから、若くして消防団に入団してもらって40年いればこうだ よという、こういうものがあると、また違ってくるかと思いますが、副市長どうですか、この辺。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 消防団員の役割というのは大震災において非常にクローズアップされ ております。それに伴いまして、非常に少子化また高齢化が進んで本当に消防団員の確保等も大変な 現状になっております。市長おっしゃったように、現状をしっかり把握をしながら、またそれが全体 でやればいいのか、単独でそういうことを申し入れすればいいのか、その辺も含めて検討をする必要 もあるのではないかなと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、資料2の右側の組織体制のところを見ていただきたいのですが、 真っ黒くなっているところが、白字になっているところは定数です、2,422名、これは4月1日時点 での話ですけれども、2,422名なのですが、充足率というのですか、それが山北で71%、私はこれ 山北の定数が多過ぎるのではないかなと、逆に。定数を決める基準って何なのですか、定数を決める 基準。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 定数は〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕合併当時に各旧町村の消 防係が協議をしまして、その中身は旧町村の定数を踏襲して決めたものと思われます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 答えには余りなっていないのですけれども、定数を決める基準って恐らく ないのだろうなと思うのです。集落に何人いて若い人が何人いたのがここ余りもうちょっと定数を上 げておかないとこうだぜのうとか、そういういわゆるその辺のかげんで、もやっとしたかげんで決め ているのかなと。何かそんな気がしてなりません。というのは、山北の420名があるのに、村上が 709名ではないですか。私旧村上市のときに定数のときに、定員が減ったから定数を減らすというよ うなことを、たしか条例変更でそんなことがあったような気がするのです。私の記憶でしかないので すが。ただ、言えることは定数掛けるさっき言った1万9,200円です。負担金、例えば定数を現実 に合ったようにもう一回見直して、見詰め直して、定数を定めたとします。例えば村上を710名、 荒川を300名、神林を430名、朝日を530名、山北を310名みたいな定数に、本当にそれでいいの かわかりませんが、そういうふうに決め直すと、全部で2,280人、2,280人の定員数掛ける1万 9,200円を払うわけです。そうすると、272万6,400円が浮くのです。節約できる、掛金だけでも。 それがいいのか悪いかわかりませんが、そういうふうなこともひとつは経済的なところですけれども、 定数をもう一回本当にこれでいいのかどうか。だって山北の420名がこれでいいのだと、こうしな ければないのだということになれば7割しかないのではないですか、充足率。これをどうにかしなけ ればないわけですよ、今度逆に。だからそうやって考えてみると、現状に合った定数を見詰め直すと いうのも必要なのだろうなと思いますが、その辺消防長どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(板垣恵一君) 定数については山北方面隊を除いてはほとんど充足率90%を超えていま すので、山北の方面隊については昨年度定数を確保するために定年の年齢を上げてもらうという検討 を現在してもらっております。その検討が今山北の方面隊のほうで検討していただいておりますので、 その結果をもとにもう一度こちらでも検討してみたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 山北では何歳で定年だというのがあって、それに従ってみんなやっていて、 そうすると人が足りなくなってくると。であれば、もちろん今言ったような、そうすれば退職報償金 なんかの制度も充実してやれば、その辺で支援できるではないですか。人の補充も随分と後押しでき ると思うのです。そういうふうな部分も現状等見詰め直して、定数をしっかりともう一回把握して、 そしてやるべきなのだろうなと思います。   何しろ消防は我々のいわゆる安全安心を守ってくれる唯一のコミュニティでございますので、し っかりとした体制とやりがいのある体制づくりというのが必要だろうと思いますが、市長どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 定数に関しましては、条例で何人以内となっているので、420以内となって いますので、それはやっぱり改正すべきだなと、現状に合わない定数になっているということであり ますし、また山北方面隊の場合はいわゆる班編成を見直して、そして定数を削減をしながら、消防力 の落ちないようにというような方策をとっていますので、やはり条例による四百何十人以内というの は改良すべきだと思います。 〇16番(姫路 敏君) 時間ないので、15秒なので、ありがとうございます。   ぜひそうやってもう一度見詰め直して頑張ってもらいたいなと思います。   また、福祉タクシーのほうも一応ちょっともう一回要綱を見詰め直してやってもらいたいと思い ますが、〔質問時間終了のブザーあり〕以上、よろしくお願いします。   一般質問を終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで姫路敏君の一般質問を終わります。   11時5分まで休憩します。           午前10時53分  休 憩                                                        午前11時05分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、1番、渡辺昌君の質問を許します。   1番、渡辺昌君。(拍手)           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) 鷲ヶ巣会の渡辺昌です。議長のお許しをいただきましたので、私の一般質問 をさせていただきます。   私の質問項目は大きく2項目であります。1項目め、日本海沿岸東北自動車道の延伸と朝日みど りの里のあり方についてです。日本海沿岸東北自動車道朝日まほろばインターチェンジからあつみ温 泉インターチェンジ間の工事着工に向けて順調に事業が進められており、8月には国より日本海沿岸 東北自動車道と朝日みどりの里を直接つなぐためのロングランプを設けた設計図が提示されました。 今後の朝日みどりの里のあり方についての市の考えをお聞きしたく、以下の点について伺います。   @、観光や地域振興の面で、朝日みどりの里は大変重要であると考えますが、市の施設としてど のような位置づけをされていますか。   A、施設の老朽化が見られる中、市として日本海沿岸東北自動車道延伸を視野に入れた朝日みど りの里一帯の整備計画、通過地としないための魅力ある施設とするための対策を早急に検討すべきで はないですか。   B、昨年、日本海沿岸東北自動車道活用朝日地域活性化促進協議会より、日沿道延伸に関する要 望書が関係機関に提出されていますが、市ではその後どのような対応をとられていますか。   大きい項目の2項目め、蒲萄スキー場のことしの営業についてです。@、8月に蒲萄スキー場外 部委員会からの答申がありました。多岐にわたる内容となっていますが、今後どのように実際の運 営・営業に反映されますか。   A、先般、蒲萄スキー場へのハーフパイプの設置を検討する旨の市長の発言がありましたが、そ の後の経過はどのようになっていますか。   B、今シーズンの新たな取り組みなどは計画されていますか。   C、スキー授業実施校の増加などにより、女子用トイレの不足が問題となっていますが、対策を 考えていますか。   市長よりご答弁をいただいた後、再質問させていただきます。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、渡辺議員の2項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、日本海沿岸東北自動車道の延伸と朝日みどりの里のあり方についての1点目、 朝日みどりの里の位置づけは市の施設としてどのような位置づけかとのお尋ねについてでございます が、朝日みどりの里は、本市特産品を販売する物産館、新鮮な農産物を販売する直売所、朝日豚など 地元特産品を豊富にメニューに取り入れた食堂に加え、宿泊や温泉などの休養施設を含んだ総合的な 「道の駅」であり、さらには「朝日スーパーライン」や「二子島森林公園」、「鈴ケ滝」などの観光 スポットの玄関口になっており、まさに本市の重要な観光交流拠点であると考えております。   次、2点目、朝日みどりの里一帯の整備計画、通過地とならないための魅力ある施設となるため の対策を早急に検討すべきではないかとのお尋ねについてでございますが、渡辺議員ご指摘のとおり、 日本海沿岸東北自動車道全線開通後において、本市が通過地とならないためにも、開通前から地域の 整備計画を急ぐ必要があると考えており、本市の限られた財源の中で、いかに迅速かつ効果的な整備 が可能なのか、国・県との協議・調整を慎重に行っているところであります。しかしながら、1点目 で申し上げましたとおり、本市の重要な観光交流拠点であることから、地元のご意見をお聞きしなが ら、地元と行政の協働による地域づくりの方向性を早急に探ってまいりたいと考えております。   次、3点目、日本海沿岸東北自動車道活用朝日地域活性化促進協議会より日本海沿岸東北自動車 道に関する要望書が関係機関に提出されているが、市ではその後どのような対応をとっているかとの お尋ねについてでございますが、本市といたしましても、国・県等にかかわるものにつきましては、 関係機関にその旨働きかけをしたところであります。しかしながら、直ちに結果を求められるものだ けではありません。まだまだ構想段階のものもありますので、それをいかに具現化するかなど、要望 者や地元のお話をお聞きしながら、実現できる具体的な方策を見だす作業も必要と考えているところ であります。   次、2項目め、蒲萄スキー場の今年の営業についての1点目、蒲萄スキー場外部委員会からの答 申を今後どのように運営、営業に反映するかとのお尋ねについてでございますが、外部委員会からの 答申は、市民の健康、体力増進、子どもたちの学校教育及び生涯スポーツ施設として、さらなる発展 を図ること。中期的には、専門性と柔軟な発想が必要であることから、市直営から民間運営への移行 を進めることになっております。具体的には、各委員の専門的、かつ自由な意見を尊重した内容とな っておりますので、答申の反映に当たっては、蒲萄スキー場の現状や財政状況を踏まえ、精査しなが らできることから取り組んでまいりたいと考えております。   次、2点目、ハーフパイプ設置の検討経過についてのお尋ねでございますが、スケートパーク整 備等庁内検討委員会を設置し、スケートパークのほかスノーボードハーフパイプの整備についても検 討しているところでございますが、設置場所や維持管理等についてさらに研究していく必要があると 考えております。   なお、新潟県におきましても、スポーツ選手育成・強化のため、施設整備の検討を行っておると お聞きしておりますので、大いに期待をいたしているところであります。   次、3点目、今シーズンの新たな取り組みについてのお尋ねでございますが、今シーズンは、ハ ード面では圧雪車を1台更新し、利用者から要望の強いゲレンデの整備に力を入れ、利用者の満足度 向上に力を入れてまいります。ソフト面では、今年度開催したワークショップの意見を参考に、ボラ ンティア制度の構築や新規顧客獲得のために、19歳無料制度への参加などを検討しております。こ の制度は、株式会社リクルートライフスタイルが企画運営し、全国の19歳を対象とした会員登録制 度であり、登録後希望するスキー場の無料リフト券をダウンロードできるシステムで、現在全国で 172カ所のゲレンデが登録済みで、登録人数も15万人を超えており、年々増加の一途をたどってい るものであります。   最後の4点目、女性用トイレの不足が問題となっているが、その対策についてのお尋ねでござい ますが、現在はスキーセンターに2カ所、くらしたロッジに3カ所ございますが、女性利用客を想定 すると足りないのが現状であります。このため、現在利用できない外部トイレの改修など、利用者に 不便をかけないよう、計画的に整備をしてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ありがとうございました。それでは、私の再質問をさせていただきます。   まず、初めに朝日みどりの里についてであります。本日は傍聴されている方が多くいらっしゃい まして私も大変緊張をしているところであります。先日の尾形修平議員の一般質問と多少重複する箇 所もあり、ダブるかもしれませんけれども、大滝市長には何とぞわかりやすい答弁をよろしくお願い いたします。   さて、朝日みどりの里は朝日村時代より観光や地域振興の拠点として整備されてきた施設であり ます。また、朝日地区の多くの住民にとりましては大変親しみのある施設でもあります。また、市外 の方にとりましても、行楽によく出かける方や長距離ドライバーにとりましては、村上市民の方が思 う以上に朝日みどりの里の認知度は高いのではないかと思いますけれども、市長もあちこち公務で出 かけられて、多くの方と話される機会があるかもしれませんけれども、市外の方にとっての朝日みど りの里の認知度についてどのように感じておられるか教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 非常に認知度は高いと認識をいたしております。それに加えまして、今現在 は日本海沿岸東北自動車道が朝日みどりの里インターチェンジで終点ということで、どうしてもそこ に入らなければならないというようなことでありまして、非常に認知度も利用度も高い。それを今後 維持していくにはどうしたらいいかというようなことをこれから考えていく必要があるのではないか なと思っております。認知度は非常に高いです。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 朝日みどりの里の建設が始まりましたのは昭和59年、用地取得と造成に約 7,600万円をかけて工事を行いました。そしてその後昭和60年には物産会館、食堂、またぎの家な どに約2億3,700万、昭和62年には日本玩具歴史館、平成5年にはまほろば温泉センター、平成6 年には 体験交流センター、休養施設、屋根つき多目的広場、そして平成7年にはシルクフラワー工 房が建設されております。最近ですと、昨年度、平成25年度には朝日きれい館のボイラー熱交換機 の取り替えなど工事4件で841万、今年度は途中でありますけれども、まほろばふれあいセンター の室内、室外壁改修工事など工事3件で440万が工事費として使われています。そして、昭和59年 から現在までの31年間で合計40億1,600万円がこの朝日みどりの里に投資されているということ であります。   朝日みどりの里については、私も朝日みどりの里の7号線、北に行ったところに住んでおります ので、頻繁に通りますし、けさも通りました、帰りも通ります。通るたびにきょうはどのぐらいお客 さん入っているかなと、駐車場の車をいつも気にして見ているようにしておりますけれども、先ほど 朝日まほろばインターまで開通したことでお客さん大変ふえていると思いますし、また平成24年度 から朝日みどりの里が指定管理者制度となって以来、株式会社まほろばさんの営業努力によって効果 も大きいのではないかと思いますけれども、そこで市長に質問いたします。先ほど朝日みどりの里は 市の重要な観光交流拠点であるとのご答弁をいただきましたが、以前の直営による運営と現在の指定 管理による運営の比較など、どのような評価をされているかお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 詳細につきましては、担当課長からも答弁させていただきますけれども、い わゆる公で運営しているのと、指定管理になってから、公で運営しているのが悪かったということで はないのですけれども、非常に活気があるなと思っていますし、また従業員の皆さんも非常に元気で 笑顔でやっているなという感じがいたしておりますし、また鶴岡で行われました日本海東北自動車道 の大会のときも発表された方が朝日みどりの里の販売員と、非常にすばらしい発表をいたしまして、 民間のいいところを十分に出しているなと、そういうような感じを持っております。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 今ほど市長が申されたとおりでございますが、民間の指定管理にな った後の状況でございますけれども、従業員の方々が本当に朝日みどりの里を愛して、やる気を持っ ていて、なおかつ条例でいろいろ制約はあるのでございますけれども、その条例を超えた範囲でもい ろいろ頑張っていただいたと。特に3.11の大震災後は国道7号を通るお客さんに対して本当に温か いおもてなしをしたということで、おもてなしの力が向上しているというふうに感じております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 議会では昨年には経済建設常任委員会で、そしてことしの7月には高速交通 等対策特別委員会で朝日みどりの里を視察いたしました。その際感じたことは、きれい館の配管設備 などの老朽化、まほろば温泉などの施設等の雨どいの不備など、施設の老朽化であります。先ほど述 べましたように、多くの施設が建設から20年から30年が経過しており、それぞれの修繕工事も行 われてきましたが、最近は財政状況を理由に十分な維持管理ができていない状況にあると思いますが。   そこで副市長に質問いたします。鈴木副市長は合併前まで朝日村長としてみどりの里の管理者で あったわけですが、朝日村時代と比べて十分な修繕ができていないような現状について歯がゆい思い をされていないかお聞きします。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私が在籍中は十分やっていたかどうかそれはちょっと定かではござい ませんけれども、市営の施設としてやはり最低限の維持管理はやっていかなければいけない。また、 急な修繕が生じた場合はすぐ対応できるような体制をとっているところであります。ですから、十分 とは言えないかもしれません。ただ、やはりいろんな財政の問題もありますので、順次更新をしてい きたいと考えておりますので、その都度いろいろ査定の中で検討をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 次に、市長も資料をお持ちだと思いますけれども、株式会社まほろばさんに よる魅力あるまちづくりプロジェクトの資料についてでありますが、この資料の作成に当たって市は どのようにかかわっているのか教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 資料いただきましたが、この資料作成に当たっては市は直接関与は ございません。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 市長にお尋ねします。このプロジェクトの資料内容について市長はどのよう な感想をお持ちになったかお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 2014魅力あるまちづくりプロジェクト、非常にすばらしい提案でございま して、これを全部なし遂げたらすごいなと、そのような感想を持っています。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) この資料は先ほど言いましたことしの高速交通等対策特別委員会とまほろば さんとの協議というか、閉会中の事務調査というのでしょうか、その中で出された資料でありますけ れども、この資料というのは市に対する提案とも受け取れるものではないかと私は思いますが、いか がでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然このプロジェクトについては市の予算が絡んできます。市の予算でつく らなければならないものが、ランプとか、そういうものもありますので、当然のことながら市の予算 を使って市道としてつくっていくというところもありますし、また市で何らかの形で整備をしていく というところも当然入ってきますので、かかわりは十分にあります。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) このような資料の作成に至ったその理由というのは、高速道路の開通という 国の大きな事業に対応しようとする、現在指定管理となっているまほろばさんの強い意思のあらわれ だと思いますし、市が協力するというようなレベルではなく、市が主体となって朝日みどりの里の将 来について形にするべきだと私は思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 主体が市であれいわゆる株式会社まほろばであれ、要は朝日みどりの里がこ れから、今競争の時代に入ってきましたよね。国土交通省はいわゆる無料区間においてもこういうよ うな施設をつくるのですよと、これからは。そうしますと、どんどん、どんどん延伸するに従って競 争がものすごく激化してくる。魅力あるところでないとお客さんが寄ってくれないという観点から、 市がやるとかまほろばがやるという意味ではなくて、全員が協力し合って英知を結集してやるべきと、 そのように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ただいま市長の述べられたことは十分わかりますけれども、私は昨年一般質 問の中で指定管理者制度について一般質問いたしました。その中で市の多くの施設において指定管理 者制度が進められることで、市職員の現場スキルが低下し、地域の問題点などの発見や住民ニーズの 把握が難しくなり、それにより政策形成に影響を及ぼすおそれがあるのではないかと一般質問しまし たが、今回のこの市が動く前に指定管理者がこのような資料をつくったことについて、やはり施設の 所有者である市の意識がちょっと足りないのではないかと今回感じた次第ですが、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いや、それは違うと思います。このプロジェクト、皆さんがおつくりになっ たのは、恐らく国土交通省等とお話の上で、将来的にはどういうものを望むのだというような意思表 示をはっきりしたというように捉えておりますので、それはそれとして評価すべきでありまして、こ れから市はそれに対してどのような対応をしていくということになるのではないかなと、そのように 捉えています。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 今回朝日みどりの里のことについて一般質問するに当たってわかったことな のですけれども、市役所内に高速道に関するプロジェクトというのがあるのを今回初めて知りました が、どのような目的でつくられたものか、その内容について教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 高速道路が延伸することに伴いまして、市の内部の関係課が協議を し、早急に取り組むべきこと、それから今後プロジェクトとしてどういった形で進めるべきかという ようなことを具体的に協議する場ということで設置されたものであります。庁内会議と、それから幹 事会というような形で、2つの組織で成り立っております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) そのプロジェクトはいつ立ち上げられましたか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 平成24年5月でございます。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) そのプロジェクトの中で話し合われた内容とか、決められたことなどありま したら教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 1つはプロジェクトの体制ということで、どういった体制でやって いくかということ。それから、全体会議、先ほど申し上げた幹事会ということで、それぞれの役割、 座長に誰を据えるかというようなこと、それからワーキンググループという組織を設置するというよ うなことを話し合ったということになっております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 私はぜひその中でもっと早く、もう既に平成24年に指定管理者制度が入っ ていますし、高速道路の法線が示されたのは去年の夏であります。もっと早く朝日みどりの里の将来 像についてもうちょっと方向性を示していただきたかったと思いますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何もしていないというわけではないのです。公にしていいものとして悪いも のがありまして、私どもは国土交通省といろいろな面で会合を持ち話し合いをし、そして将来的には どうあるべきかというようなところまで及んで懇談の場を持っているわけでありますので、渡辺議員 もご承知のとおり、さきに国土交通省政務官が現地に来まして、つぶさに視察をいただいております し、そういうことひとつとっても冊子にしたりペーパーにしていないからというようなことではなく て、設計協議の段階ですので、それらも含めてどうあるべきかというようなことを真剣に話し合って いるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) ことしの8月に国から高速道路の事業を円滑に進めるため、猿沢地区と塩野 町地区に朝日あつみ道路猿沢、塩野町地区推進協議会というのが設けられ、その場で設計図の案とい うのでしょうか、たたき台というのですか、そういうのを示されましたが、朝日みどりの里周辺の設 計図というのは市長ごらんになっていますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それを見ているか見ていないかという問いには答えられません。今測量して 設計協議をしている段階でありますので、それが今現状の仕事をしているということであります。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) それでは、昨年朝日地区の市や関係機関に出されました日本海沿岸東北自動 車道活用朝日地域活性化促進協議会から出された要望書、それと今回朝日まほろばさんでつくられま した資料、両方ごらんになりまして、朝日みどりの里を将来通過点としないためのお考えというか、 大きな方針みたいなのありましたらお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず1つは、一番注視していかなければならないのは、高速道路のロングラ ンプどこにつくるかということだと思っております。それをひとつ決めて、そしてここに地元の皆さ んが描いたような将来像を、果たして本当にこれでいいのかというような検証をしながら進めていく というようなことが一番ベターではないかなと、そのように考えております。まず、今設計協議に入 っていますので、高速から朝日みどりの里までどうしたらお客さんがすんなりと入っていっていただ けるかと、それを第1番に今のところは考えていくべきではないかと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 地域からも朝日みどりの里に関しましては、いろんな要望が出ております。 そして利用者にとっても使いやすい道路となるよう、市長には国のほうに強く働きかけていただきた いと思います。   次に、朝日みどりの里のことでありますけれども、現在の朝日みどりの里は30年前の発想でつ くられた施設であります。今の時代、そして十数年後の日本海沿岸東北自動車道開通をにらんだ施設 とする整備の必要があるのではないかと思いますが、現在の村上市が合併して以来、山北地区では朝 日支所の建てかえ、神林地区、荒川地区では統合保育園の建設、村上地区では下水道の整備が急速に 進められているところであります。そして朝日地区につきましては、ごみ焼却場の大きなプロジェク トが進められているところでありますけれども、これは全市にかかわる事業であります。私はぜひ朝 日地区の事業として朝日あつみ道路の開通を見据えた朝日みどりの里の再開発の実施を提案しますが、 市長の考えをお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) さっきから何遍も申し上げておりますように、地元の皆さんの意見を私は最 優先してまいりたいと考えております。今設計協議しておりますので、何度も申し上げますが、一番 大事なのはロングランプをどこに持っていくか、市道になりますので、それらについてとりあえずは 早急に結論を出していかなければならないのではないかなと。そして将来的には、問題幾つもありま す。駐車場の不足、あるいは上のほうと道の駅との段差等がありますので、それらをどうやって解決 するかというような問題とか、プロジェクトチームがおつくりになった非常によくできていますので、 それらも参考にしながら取り組みをしていきたいと、そのように考えていますので、よろしいですか。 〇1番(渡辺 昌君) はい。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) よくわかりました。ただ、現在朝日まほろばインターチェンジ、みどりの里、 そして今後予定されるロングランプ、これらの考えというのは朝日村村長でありました中山与志夫村 長の考えた、頭の中にあった朝日の将来像の範囲内で動いているものだと私は思います。村長として 将来の朝日村を考えて積み重ねた施策が現在このような状況になっているのだと私は思います。ぜひ 大滝市長には10年後、20年後、30年後の朝日みどりの里の施設について大きく力を入れて取り組 んでいただくことをお願いしまして、朝日みどりの里についての質問を終わります。   次に、蒲萄スキー場についてであります。蒲萄スキー場につきましては、ことし外部委員会の答 申を受け、どのようにスキー場の運営に反映させていくか、もう一度簡潔にお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 外部委員の皆さん方には各個々の経験や、それから営業活動等によ って個々のご意見をいただきました。答申につきましては、個々のご意見を壊さないように数多くの 提言をいただいております。最終的には答申の主なものとしては、スキー場の運営については民間に 移行すべきだろうと、それが最終的な中間目標だといふうに聞いておりますが、そのことの答申につ いては個別に検討して、できるところから改善、それからソフト事業、ハード事業を進めてまいりた いと思っております。   なお、このほかに併行して7回ほどワークショップを開催したわけでございますが、ワークショ ップからも地元のスキー場を大切にする余り、いろんなご意見が出ました。そのご意見をできるもの から事業化にして進めていきたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 次に、市長が検討すると述べられましたハーフパイプの設置についてであり ますけれども、この2年間蒲萄スキー場の状況について私もいろいろスキー場に関するかかわる人た ちからいろいろ話を聞いていますけれども、なかなか今現在検討されているという話でありますけれ ども、なかなか建設し、その後維持管理していくのは大変なことではないかと思います。蒲萄ースキ ー場にハーフパイプを設置することというのはかなり可能性は低いのではないかと思いますけれども、 市長のお考えをお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず一つは地形の問題があると思いますし、ゲレンデの関係があると思いま すので、難しいことは難しいなというような外部委員会の意見もそのとおりだなと思っております。 しかしながら、県でスポーツ強化選手をつくるための施設づくりをこれからやるというようなことを 言われています。それもソチオリンピックで新潟県が3個のメダルをとったというようなことでござ いまして、一つにはハーフパイプ、一つにはアルペンというようなことで、それをどこに県がつくる かということで、私どもも県に行っていろいろお聞きして、耳打ちさせていただけませんかというよ うな話をしても、まだ遅々として県も本当のことを言ってくれないというようなことでありますので、 それらも見きわめながら蒲萄スキー場のハーフパイプ等についてどうしていくかということを判断を していかなければならないなと、そのように考えています。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 県の状況はわかりましたけれども、例えば他のスキー場のほうでハーフパイ プのような施設をつくるような情報というのはあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 今のところ聞いておりません。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 蒲萄スキー場の運営に当たっていろいろ熱心に取り組まれている方から言わ れたことなのですけれども、蒲萄スキー場についてかなり詳しい方であります。ハーフパイプをつく れる余裕があるのであれば、女子トイレを直してほしいという要望が上がっていますけれども、どの ようにお考えになりますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ハーフパイプとは別にしても女子トイレはつくると言っていますので、つく りますので、安心してください。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 安心はしたいのですけれども、今回の定例会で補正予算が上がっていないと いうのは、私議員経験短いのでよくわからないのですけれども、今補正で上がっていないということ は、ことしの営業は間に合わないような気がするのですけれども、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 補正予算に計上してございませんが、蒲萄スキー場特別会計の中に は修繕費が計上されてございますので、その修繕費の中で外にあるトイレが今使えない状態になって おりますが、女子トイレだけでも修繕をして対応してまいりたいと。新年度にはきちっとしたトイレ をつくっていきたいというふうに担当では思っております。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) よろしくお願いします。   今定例会の一般質問の中にもトイレが汚い観光地は衰退するという言葉がありましたので、ぜひ トイレに関してよくお願いします。   それと私も今年のワークショップに参加したのですけれども、その際前年度というのですか、ス キー場利用者のアンケート調査の結果というのをいただきました。その中にかなりいいことがいっぱ い書いてあります。ただ、皆さんも現在の蒲萄スキー場にお金をかけた施設をつくれないというのは 皆さんご存じのことでありますので、例えばソフト面とかそういう面でことしの運営に生かされるこ とがいっぱいあると思いますので、アンケート調査についてもうちょっと精査して取り組んでいただ きたいと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(佐藤憲昭君) 大変よいアンケートをたくさんいただきました。それを逐次精査の 上、採用するものは採用していきたいというふうに思ってございます。   なお、ソフト事業につきましては、先ほど市長が申し上げたとおり、全国規模の雪マジ!19と いう制度がございますが、この制度に登録して19歳を対象とした無料化を図っていきたいと。なぜ 19歳なのかといいますと、リピート、それから生活ががらっと変わる、20歳から変わる節目をもっ てリピート客を伸ばしたいということが主な目的でございます。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 朝日みどりの里についてと、そして蒲萄スキー場について、市長からの大変 心強い前向きな発言をいただきましたので、ぜひ今後も日本海沿岸東北自動車道に関しましては山北 防災道の駅の関連もありますので、なかなか難しいこともあるかもしれませんけれども、ぜひ〔質問 終了時間10分前の予告ブザーあり〕朝日みどりの里、蒲萄スキー場についてよろしくお願いいたし ます。   これで一般質問を終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) これで渡辺昌君の一般質問を終わります。   午後1時まで休憩をします。            午前11時45分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、17番、長谷川孝君の一般質問を許します。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) 一般質問を行います。朝は非常に傍聴者も多くて、午後から大変申しわ けないのですけれども、きょうは、この前10日の日に休会中に酒田港の洋上風力発電に商工業会の 人間が20人ぐらい行っていました。それと岩船の中学校のサッカーFC、この保護者がきょう生中 継を見てくれているというふうに言っていましたので、建設的な市長答弁並びに教育長答弁をいただ きたいというふうに思っております。   1項目め、岩船沖洋上風力発電について。去る8月26日に開催された、岩船沖洋上風力発電に 関する研究会において、その導入を積極的に推進すべきとの結論に至ったとの報告がありました。議 会としても推進に協力すべきだと考えますが、次の点についてお聞きします。   @、この計画の経緯を具体的にお話ください。   A、他の地域において、地元合意しなかった理由はどこにあるのですか。   B、研究会の結論を受け、市長の考えをお聞かせください。   2項目めです。中学校の運動部活動の状況について。運動部活動は、学校教育活動の一環として、 スポーツに興味と関心を持つ同好の生徒同士が、教員などの指導のもとに、自発的・自主的にスポー ツを行うものであり、より高い水準の技能や記録に挑戦する中でスポーツの楽しさや喜びを味わい、 学校生活に豊かさをもたらす意義を有しています。   しかしながら、生徒数に加え、教員の減少により生徒・保護者が望む運動部活動ができていない 状況も生まれてきています。去る7月12日には、岩船中学校サッカー生徒及び保護者を中心に、校 長宛に正式部活としての位置づけのお願いの陳情書が提出されたところです。中学校の運動部活動の あり方を含め、次の点についてお聞きします。   @、市内各中学校部活数、部員数を教えてください。   A、他の中学校で、生徒・保護者から新しい部活要望などはありませんか。   B、6月定例会でサッカー団体から人工芝グラウンド建設の陳情が採択されましたが、その後の 対応をお聞かせください。   3項目めです。子ども子育て支援について。人口減少問題対策の重要施策であります、子ども子 育て支援についてお聞きします。   @、子育て支援メールマガジンの受信登録者数と現在までの配信数を教えてください。   A、子ども医療費助成の一部負担金、通院530円、入院1,200円を負担なしにした場合、財源 として必要な額は幾らですか。   B、保育園の遊具・備品は充足していますか。   C、市内に親子が一日中遊べる施設や場所がありますか。   以上、3項目について市長答弁の後、再質問いたします。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、長谷川議員の3項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、岩船沖洋上風力発電についての1点目、この計画の経緯についてのお尋ねでご ざいますが、昨年の6月に日本海沖で海上風力発電導入の調査研究を進めている名古屋大学の教授が 本市を訪れ、岩船沖における大規模な洋上風力発電の構想についての説明を受けました。構想は洋上 風力発電で、海岸から約1キロメートル先で、水深10メートルから30メートルの一般海域に、着 床式の風車を数十基設置するもので、民間発電事業者が行う大規模な洋上風力発電を想定したもので あります。   その後、漁業関係者との打ち合わせを重ね、またことし2月に議会での講演会を経て、4月には 漁業関係者をはじめ、地域の関係者や学識経験者らで岩船沖洋上風力発電に関する研究会を設置し、 岩船沖における大規模な洋上風力発電の導入の可能性について検討を行ってまいりました。   8月26日には、研究会の研究結果が報告され、岩船沖における洋上風力発電の可能性は高く、 洋上風力発電の導入を積極的に推進していくべきとの結論をいただいたところであります。   次、2点目、他の地域において、地元合意しなかった理由はどこにあるのかとのお尋ねについて でございますが、地元合意に至らなかった他の地域として、こちらで把握しておりますのは、石川県 輪島市と山口県下関市があります。輪島市では、事故や水産資源への影響が懸念されるとの理由から、 漁業者からの合意が得られなかったと聞いております。また、下関市では、近隣住民への健康リスク や景観価値の理由から、地域住民の合意が得られなかったと聞いております。   次、3点目、研究会の結果を受け、市長の考えを聞かせていただきたいとのお尋ねについてでご ざいますが、川村議員の質問にもお答えいたしましたが、岩船沖洋上風力発電の実現は、地球温暖化 対策としてはもちろんのこと、地域経済の振興及び観光に結びつき、本市活性化の起爆剤として極め て有効なものと捉えています。研究会の結論を真摯に受けとめまして、今後は、漁業関係者及び地域 の関係者並びに市民の理解と協力のもと、岩船沖洋上風力発電の導入を推進していきたいと考えてお ります。   次、2項目め、中学校の運動部活動の状況については、教育長に答弁をいたさせます。   次に、3項目め、子ども子育て支援についての1点目、子育て支援メールマガジンの受信登録数 と現在までの配信数についてのお尋ねでございますが、4月から登録を開始し、9月1日現在の受信 登録者数は277人となっております。あとこれまでの配信数については、5月に1回目の配信を行 い、毎月1回配信しておりますので、9月1日の配信をもって、5回の配信を行っております。   次、2点目、子ども医療費助成の一部負担金をなしとした場合の市の財源として、必要な額は幾 らかとのお尋ねについてでございますが、平成25年度決算をもとに試算すると、1年間に約3,800 万円の増額見込みとなります。   次に、3点目、保育園の遊具・備品は充足しているかとのお尋ねについてでございますが、市内 の各保育園では、保育園のシンボルになるもの、年齢幅のある子どもたちが単一的な遊びではなく、 それぞれの遊び方で楽しめる遊びの可能性が広がるもの、さらに耐水性など素材に配慮して選定した 遊具・備品を必要数配備しており、充足しているものと考えております。   次、4点目、市内における親子が一日中遊べる施設や場所についてのお尋ねでございますが、屋 外施設には、鮭公園やいこいの森児童公園などの都市公園をはじめとした各種公園があり、屋内施設 としては、生涯学習推進センターのキッズルームや神林子育て支援センター、村上農村環境改善セン ターなどがあると思います。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、長谷川議員の2項目め、中学校の運動部活動の状況についての 1点目、市内各中学校の部活動数と部員数についてのお尋ねでございますが、学校名の後に運動部活 動数、所属生徒数を申し上げます。   村上第一中学校10部、234人。村上東中学校7部、188人。岩船中学校4部、67人。荒川中学 校9部、213人。平林中学校4部、83人。神納中学校4部、83人。朝日中学校8部、213人。山北 中学校5部、99人です。   なお、これ以外に、部活動以外の団体や社会体育のスポーツ少年団等に所属し、活動して、中学 校体育連盟主催の大会に参加している生徒は4部、50人おります。   次に、2点目、新しい部活の設置要望についてのお尋ねでございますが、過去3年間で申し上げ ますと、2カ校で保護者から部活動の新設要望がございました。しかし、いずれも学校規模、所属人 数等により新設はされず、先ほど申し上げました社会体育等で活動をしております。   次に、3点目、6月定例会でサッカー団体から人工芝グラウンド建設の陳情が採択されましたが、 その後の対応はとのお尋ねについてでございますが、本年5月に村上市サッカー協会からいただきま した人工芝のグラウンド建設のご要望につきましては、その後、同協会のご意見も伺いながら、サッ カー以外にも広くご利用いただけるよう、既存施設を改修する方向で、適地の選定、必要な規模・設 備、事業費等の把握のため、市内施設の点検や他市の人工芝グラウンドの視察を行うなどの調査、検 討を進めているところであります。   なお、以前から同協会やサッカースポーツ少年団など、関係団体の皆様からご要望いただいてお りました朝日みどりの里屋根付多目的広場の人工芝化につきましては、フットサル競技やサッカーの 練習にも使用できるよう、年度内の完成を目指し、現在改修に向けて準備を進めているところであり ます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 答弁ありがとうございました。   再質問をいたしますが、ちょっと時間の都合もありますので、1項目めを一番最後にさせていた だきたいというふうに思います。   2項目めの中学校の運動部活動の状況について、こちらの皆さんにお配りしました資料の2枚目 に陳情書というのがございます。私もここに名前を加えさせていただきまして、岩船区長会、岩船商 工業会とかいろいろな方、そのときも7月12日に伊藤校長のほうに提出させていただいたときには、 保護者も含めまして30人ぐらいの方が岩船中学校に行きました。実質的にこの結果は教育長は実際 この陳情に関しては校長先生に任せているというのが今までの部活の考え方だというふうに思うので す。ですけれども、これは県会議員を通して県の学校教育課長及び下越の教育事務所のほうにもこの 陳情文、要望書というのもあるのですけれども、これは要望書というのは具体的な中身ですので、こ れは別にしまして、陳情書は届いていると思います。   私は、校長先生だけの問題ではこれはないのではないかというふうに思うのです。その前は、岩 船中学校の場合には生徒数が108人に対して29人がサッカー部員です。そのような状態で先ほど新 しい部活動の要望何度かありましたかというのの教育長の答弁ですと、人数的な面とかそういうなこ とも踏まえて部活にはならなかったということを答弁されましたけれども、岩船の場合は実質的に3 割近い生徒がサッカーのところに所属していると。こういう現状を見て校長先生だけの判断の問題で いいのかというのが私は疑問になるのですが、その辺について教育長はどのように考えていますか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 部活動は学習指導要領の今回の新しい内容に部活動のあり方についても示 されていて、教育課程の一部として位置づけられました。これは学校教育の中で部活動が大事なもの であるというふうにして文部科学省も認めたものであります。ですから、昔は教育課程外にありまし たけれども、教育課程の中にあります。ということは、教育課程を編成することは学校長の仕事であ ります。学校長が教育課程を編成する中身の中に当然部活動は入ってまいりますので、校長がそれを 判断するというのは適切であると、このように考えます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 確かにそのような形、教育長の答弁が正しいのかもしれません。でも、 この要望書の中の具体的な中身をちょっと紹介させていただきますと、実際岩船小学校にスポーツ少 年団とかでサッカーをやっている部員数が、資料の中ではちょっと無理があったので、これ村上地区 だけの人数だったものですから、この資料の中には入れませんでしたけれども、サッカーがスポーツ 少年団の中でも一番、圧倒的に多いのです。スポーツ少年団の人数自体が、67人。次がミニバスケ ットボールで45人。ですから、283人のうちの67人がスポーツ少年団、村上地区だけです。今こ の人数を把握しているのは。ですけれども、サッカーというのは非常に今人気がありまして、そのよ うな中で岩船小学校のスポーツ少年団に入っているサッカーの児童が、サッカーをやりたいために部 活のある村上第一中学校とかそういうところに、この4月にも4人が行くという話がありました。で すけれども、コーチとかそれから保護者の方々が何とか岩船のFC、サッカー部活ではないのだけれ ども、一生懸命にやられているコーチの皆さんたちが何とか岩船FCに入ってもらえないかというこ とで説得しまして、4人のうち3人が岩船FCのほうに今入ってくれています。でも実際1人は村上 第一中学校に行きました。   これはどういうことを意味するかといいますと、やはりスポーツ少年団とかでサッカーをやって いる児童・生徒が、やはり同じ地域で部活として中学校になければ、やっぱりほかのところに行く可 能性があるということと、それから実際私が一番気になるのは、子どもたちを地域で育てようという 考え方があるわけです。それと逆行しているようなところもあるのではないかと思うのです。という ことはこの1人の、ここにも書いてありますけれども、村上第一中学校に行った子が岩船に住んでい れば、サッカーを小学校のとき一緒にやった子どもたちがみんなほかの岩船FCに入っているのだと。 だけれども、1人だけ村上第一中学校に行ってしまったと。そうすれば、チームワークのサッカーで すので、今まで仲よかったのが、ちょっと子どもたちにとってマイナスの面に行くのではないかとい うのを私は危惧しているのです。今は学区とかないので、スポーツが好きだったら荒川中学校にも入 れるような状態になっていますよね、実際のこと言って。村上第一中学校でも行けますよね、小学校 から。そういうようなやり方が本当に子どもたちの教育上好ましい問題なのか。そしてその問題をた だ単に岩船中学校とか中学校の校長先生だけに委ねているということが私はいいことなのかどうかと いうのは、非常にちょっと不安に思っているのです。その辺についてどう思いますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) まず、村上第一中学校に就学した子どもについてでありますが、村上市は 学区外就学の中に部活動による学区外就学の許可はしておりません。新潟市とか新発田市等では部活 動を学区外就学の一つの事案として許可しているところはありますが、村上市は先ほど議員がおっし ゃったように、やはり地元の学校に子どもたちが行くべきであろうと、今のところ部活動でそのよう な形での学区外就学は認めておりません。ですから、本人が村上第一中学校へ行ったとしたら、思い はそうかもしれませんが、表向きはそのような形にはなっていないはずであります。あくまでも地元 の学校へ就学することが望ましい。ただ、幾つかの許可事案がありますから、それが認められた場合 は学区外就学を認めるという形になっています。学区外就学だけに関しては今の答えであります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ということは、今村上市では部活等は自分が進むべき中学校に行く場合 に部活がない場合には、部活のために別な学校に入ると、地域以外のところに入るということは認め ていないということで理解していいわけですね。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 学区外就学の許可の要件の中に入れていない、こういうことであります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) その辺についてはよく私も4人がいたという現状をもう少し調べさせて いただきたいというふうに思っております。   それと部員数とかそういうのに関しては、先ほど資料で皆さんのところにお届けしたのですが、 4枚目の平成26年度中学校部活設置状況、これ先ほど教育長の答弁のあった中身を、申しわけない のですが、さきに学校教育課長に調べてもらって、答弁よりもさきにいただいて申しわけございませ んでした。   ここの中の太枠になっております岩船中学校のサッカー29人、それから平林のバスケットボー ルの女性の5人、それと神林の女性の11人、それから山北の卓球の男女2人、それからバドミント ンの3人というのが一応部活でない形で活動している生徒数というふうに理解したのですが、それで よろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) そのとおりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) これは岩船の場合には岩船FCという形で、保護者とそれから民間のコ ーチ、この民間のコーチも本当に大変なのです。私も岩船中学校が何十年ぶりかで県大会に出るとい うことで、7月にカルチャーセンターにある試合を見に行きました。残念ながら1回戦で1対2で負 けたのですけれども、保護者が優勝したぐらいいっぱい岩船の場合には付き添って応援に駆けつける のです。それでコーチも岩船で仕事やっているのですけれども、土日が休めないと、いつでも練習に つき合って一生懸命にやられている。そのために今回8月2日、3日の下越大会で見事にトーナメン トをやって優勝したのを私も見に行って、非常に保護者も感動して、みんなで盛り上がっていました。 保護者の応援もほかのチームよりも断然すごい応援の仕方をします。その中でコーチが、できればお 金もらってくれというようなことを言っても、お金とか報酬とかもらうと自分の好きな教え方ができ ないから辞退するというようなことで、一生懸命にやられているのですけれども、その形がずっと続 いてくれれば本当は一番いいのです。でも、やはり非常に大変だということがあります。それと遠征 とかの場合にはやっぱり各保護者から1,000円ぐらいずつ取って、それでバスをチャーターしなが らやっているということですから、岩船FCの場合にはやっぱり相当ほかのところと対抗試合とかに 出かけますので、非常に一生懸命にやっているのだけれども、コーチとかそういう方が非常に大変な のだということなのですが。   この中で中学校体育連盟に加入しているのは、部活以外の団体というのは、全部が中学校体育連 盟に加盟しているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 先ほど教育長答弁されたように4部、女子バスケは2校ありますが、 この部につきましても中学校体育連盟の大会には参加をしているということで聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 時間がなくてこればかりやっていられないので、一応今お話聞きました けれども、なかなか校長先生サイドで決めるということは覆すわけにはいかないということはわかり ました。   それでサッカーの人工芝グラウンドについては、今既存の施設を何とかしたいというふうに考え ているということなのですが、これは人工芝か何かで試算とかしたことはありますか、実際、どのぐ らいかかるのか。例えば観覧席なんか要らないわけですよね、例えばの話、100掛ける70ぐらいの 本当の公式のグラウンドがあればいいわけですから、それの人工芝で試算したら幾らぐらいかかるか ぐらいの試算とかはしたことがございますか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 人工芝に改修した場合の参考の見積もりをいただいたことがござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 金額とか聞く時間ないので、また後で教えてください。   それで3項目めに入らせていただきます。3項目めの3,800万というのは本当にすごい金額な ので、これを村上市だけ独自にやってくれというのはちょっと大変なあれでもありますけれども、そ れは1項目めにつなげて、後でお話しさせていただきます。   この中の3番目、保育園の遊具、備品は充足していますかについて再質問させていただきます。 実は岩船保育園の滑り台とかが使えない状態にあります。壊れているのか、それともどうなっている のかわからない。それと今は我々のころと違ってブランコなんか子どもたちが自由に使えないように なっていて、みんな取り外されているのです、どこの保育園も。どうしてああいうふうになっている のかというのは、園長先生に聞いたら危ないから万が一ぶつかったら大変だとか、それはわかるので すけれども、その中で滑り台とかの補修とかというものの要望が、いつぐらいに岩船保育園の場合壊 れて、それで今度どうする予定なのかだけ教えてもらえますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 岩船保育園の滑り台に関しましてですけれども、こちらのほうは年度当 初に私ども把握しておりまして、予算の推移を見ながら現在発注しておりまして、近く使えるように なると思います。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) それから、岩船保育園ですと、夏場本当はつけてもらえばよかったのだ けれども、デング熱とかがあって子どもが網戸がないために蚊に刺されて困っているというようなこ とを聞きました。確かに予算上大変なのかもしれないですけれども、やっぱり網戸をつけてもらいた いというようなものは季節的な要素もありますので、その辺についてやっぱり速やかにやってもらい たいと思うのですが、岩船保育園の網戸に関してはどのように考えていますか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 網戸の設置によりまして、冷房効果がふえるとかそういう有効な施設に つきましては、網戸をつけるというような形で検討させていただければと思います。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。   それであと一日中遊べる施設というのは、再質問したいのですけれども、これについては県民い こいの森をこの前視察しましたら、県民いこいの森は今県民いこいの森という名前ではないはずです。 でも看板はみんな県民いこいの森とそのままついていますけれども、今市のものになってそれで市の ものになれば支援がより充実した施設になっているのかと思いましたら、遊具はほとんど、滑り台が 2つぐらいあるだけで、あと何もありません。もう少しせっかくあそこにいこいの森というのがある のでしたら、半分右側は商工観光課の所管だと、左が農林水産課だと思うのですが、右側の商工観光 課の施設のほうは水浸しで、子どもたちが遊ぶにも遊べないような状況にあります。ですから、その 辺やはり本当に、若いお母さんたちとこの前意見交換会やったときに、一日中遊べる施設が欲しいね と言われました。ですから、そういうような既存の施設の中でも使い方次第、考え方次第で十分一日 遊べるような施設ができるのではないかというふうに私は思いますので、その辺に関してもう一回考 えてもらえればというふうに思っております。   それで、1項目めの岩船沖の洋上風力発電について再質問をさせていただきますが、実は2年前 の6月定例会のときに、私が岩船と塩谷の間に風力発電を何とかしたいのだけれどもという話をした ときに、前環境課長の現在の本間朝日支所長が、何とか粟島浦村の実証実験と同じように村上市も参 加したい旨を県のほうに話ししておいてもらいたいということを、きちんと話ししておいたことによ りまして、今回名古屋大学の安田教授が県に行ったら、村上市の岩船周辺でもそういうような話があ るということで、安田教授がこちらのほうでいろいろ今努力しているというふうにお聞きしました。 ですから、2年前に前環境課長が私の一般質問に対してきちんと県に話ししておいてくれたことによ って、こういうふうにビッグな計画が進んでくれたというふうに私は思っておりますので、本間現在 の朝日支所長には感謝の念でいっぱいでございます。この場をかりて感謝を申し上げたいというふう に思っております。   そこでこの前9月定例会の休会日の10日の日に、実は酒田にある洋上風力発電のサミットウイ ンドパワーの視察を商工業会の方を中心に20人ぐらいで行ってまいりました。その1枚目がここに 皆さんにもお配りしましたように、黄色い印がついているところが宮海海水浴場というところで、ち ょうど風力発電に囲まれているようなところがあります。ここは520台ぐらいの駐車場がありまし て、風力発電と海水浴場ということで非常に人気がある場所であります。   それとオレンジのところ、ちょっと印がついていると思いますけれども、実は酒田市役所の環境 課のほうに皆さんが行きまして、2004年に酒田では洋上風力発電、今から10年前から始めている のですけれども、今までに苦情とかそういうようなものはございましたかということで、例えば低周 波の問題とか、騒音とか振動の問題、そういうようなものがありましたかということでお聞きしに行 ったわけです。その中で10年間で1度だけ、オレンジのところに集落があるのですけれども、そこ の集落で1人の住民の方が振動を感じるという方がいたらしいです。それで市としては県に調査を依 頼したところ、基準値だったのだけれども、事業主体のほうで二重に窓をつけて現在に至っていると いうことですから、今岩船沖では1キロの洋上風力を考えているわけですから、ここの場合には本当 に400メールあるかないかぐらいの集落で、振動を感じたけれども、実際は基準値以内だったのだ ということで、それが1個だけあって、あとは全く今14基建てているのだけれども、ないのだとい うことをお聞きしました。   それとサミットウインドパワーの会社自体に行きまして、経営的に今どうですかという話を聞き ました。実際始めたときにはピットという固定価格が8円、その後11円、今現在は22円というこ とで非常に経営が安定してきていると。22円というのは洋上風力の場合にはピット36円なのですけ れども、ここは沿岸ですから洋上風力とはみなされていない。でも22円で非常に経営が安定してい るということをお聞きしてきました。   それらのことを踏まえて、市長にお聞きしたいのですけれども、このもし計画がうまくいきます と、今までに村上市の中で相当上位のビッグプロジェクトだと思うのですけれども、その辺の気持ち はどのように考えているのか、もう一度教えていただきたいと思いますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど来申し上げておりますように、ビッグなプロジェクトであることは間 違いないわけでございまして、推進をしていきたいと、そのように考えています。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 推進していくということと、私は一番大切なのはできれば一番バッター になれないかなというふうに思っているのです。ということは、私もいろいろ調べてみましたら、粟 島沖の場合は附帯式ですけれども、岩船沖の着床式を加えてメンテナンスの会社は岩船に置くのだと。 そして岩船が進まなければ粟島も進まないのだ。ということはどういうことかというと、岩船の場合 にも港湾海域の中ではなくて一般海域の中に今回つくるというのは、日本的に従来見ても初めての形 で、国に対しての一般海域に対しての既得権とかもないわけですから、相当省庁も推進協議会の中に なるべくアドバイザーに入れてほしいというようなことで、既得権争いをするぐらいの大きい省庁間 の問題も起きるのではないかというふうに言われております。   それと粟島沖の場合には、やはり漁業協同組合だけの問題ではなくて、県全体の漁業組合の県連 の問題になって簡単には進まない部分もあるのだということを考えますと、やっぱり岩船のほうが先 に進まなければだめだと。それとあと山形の〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕酒田沖とか も今沖合のほうで進めようとしても、秋田、山形というのはやっぱり系統の問題、送電の問題が非常 に問題になっていて、できれば村上市でつくる、岩船沖でつくるものが先に進めば、向こうのほうも ある程度進められるというようなことの話も聞いております。ですから、一番に取り組むということ は先進地になるわけです。我々がいつも視察に行く先進地視察というのを、逆に全国から先進地であ る岩船沖に視察に来るということになるのではないかと思います。   それともう一つ、来年ぐらいにやはり風力発電というのは、洋上風力発電は特に力を入れていく ことになって、国が例えば3,000基を計画するとなれば、やはり今実際、鹿島沖の小松崎社長のと ころにこの前我々会派プラス1で行ってきたときには、講習を受ける、国家試験ではないのだけれど も、講習を受けなければだめだと。その講習のために日立のほうに一人講習に行けば250万もかか るのだというふうに言われています。ですから、今後進むときにやっぱり学校みたいなのが必要にな ると、講習を受けて資格をとるための学校も必要になるとなれば、その学校をぜひとも村上市に持っ てくるようなこともできるのではないかと思います。ですから、先ほど市長答弁だと観光地にもなる のだし、雇用の確保にもなるのだし、それからそういうふうに先につくることによって全国的に講習 とか研修とか受ける場、つまりは洋上風力発電が現場にあるわけですから、そういうようなことを含 めまして、非常に大きい可能性を秘めているのではないかと私は思います。   それとあともう一つ、やはり粟島沖と合わせますと、5,000億円ぐらいの投資になるわけです。 ですから、これはやっぱりファンドみたいなのを組むのではないかと思います。そのファンドを組む ときにやっぱり地元枠というものをちゃんと確保できないかなと。そういうようなことも考えられる のではないかというふうに思います。地元の金融機関も交えた中でそういうファンドの一部を村上市 である程度使えるような、そういうようなことも考えられるし、可能性としては今まで私どもが考え てきた中よりも、もっと可能性は大きいのではないかというふうに思うのですが、環境課長どうです か。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) ファンドの件につきましては、そういうふうな形で組むのだと、私も話 を聞いております。もっともまず最初にSPC、特別目的会社をつくります。そしてそのつくった形 の中で事業が展開されます。特別目的会社でファンドを組むというような形になるのではなかろうか というふうにお話を聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 実はうちの岩船敬老会で、188人ぐらいの75歳以上の方が岩船小学校に 集まって敬老会をやりました。来賓挨拶で私この洋上風力、岩船沖でできればという思いからそうい うような話をさせてもらいましたら、88歳のおばあちゃんがあと10年ぐらい長生きしてその実現を 必ず見たいというふうに話しされていますし、もう一人の男性の方はやっぱりそういう夢のある話を 村上市は必要なのではないかというふうに言われていました。夢で終わらないで、現実になってもら うために私どもは一生懸命に〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕やらなければだめだというふ うに思っているのですが、市長ちょっと答弁が、何かもう少し覇気を持って、本当に政治生命かけて でもやらねばだめだというような答弁をもらいたいのだけれども、そういうような気持ちなのでしょ うか、どうなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 覇気があろうがなかろうが、答弁がどうあろうが、やると言って進んでいま す。そして日本で一番手に今進んでいるわけでございまして、できれば日本一の洋上風力ができると いうようなことであります。今お願いしたいのは、恐らく議会にも決議のお願いが来ていると思いま すので、一日も早く決議をしていただければありがたいなと、そのように思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) それで最後に市長にお願いしたいのですが、今子どもの医療費3,800万 円かかるとなると、自主財源とかというのはなかなか出てこないというふうに思うのですが、今回の 洋上風力発電が設置されて実現化されますと、事業税、そして固定資産税、そして県をまたいだ交付 税とかいろいろな形で自主財源がふえるようなことになるのではないかと私は思っているのです。そ の自主財源を子育て支援とか、それから人口減少対策とかそういうところに特化して、村上市がやっ ぱりほかよりも進んでいるというような部分の政策に使うというようなことは考えられないでしょう か、それだけお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まだ何が幾ら入ってくるかというようなこと、とらぬ何とかと言いますけれ ども、それはちょっと早々過ぎるのではないかなと思っておりますけれども、そういうふうに入って きた場合には、そういうところに特化して何かの形でやるのだということは可能だと思います。そう するべきだと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) とらぬタヌキでないようにやっていかなければだめなのではないかと思 っております。税務課長にはこういう形で40億円かかる、40基、固定資産税幾らかかるのかという ようなことを試算してくれという話をしたのですけれども、今までの実例がない、一般海域でやる事 業とかなかなか試算が難しいのだということですので、もう少したてばそういうような具体的な事例 も出てくる。   ともかく最初にやるということはいろいろなハンディキャップもあります、実際。ですけれども、 私はやっぱり村上市で、私が議員になってこういうような大きい事業を夢にまで見たこともなかった し、どっちかといったら小さな問題をぐちゅぐちゅしていた面もあったのではないかと思いますが、 今回こういうような、幸いにして名古屋大学の安田教授が住民合意を一生懸命にやってくれたと。こ れが事業体とかが入ってくれば山口県の下関みたいに、何かある東京からの大手が出てきたために、 漁協にお金ばらまいたがために失敗したのだなんていう話も聞きますので、そういうようなことが全 くなく、やっぱりきちんと利害関係のない人にやってもらったということで、ここまで進んだのだと 思いますので、ぜひとも洋上風力発電の計画が一日でも早く進むように頑張っていただきたいと思い ますので、よろしくお願いします。   以上で私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) これで長谷川孝君の一般質問を終わります。   午後2時5分まで休憩します。            午後 1時50分  休 憩                                                        午後 2時05分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、18番、滝沢武司君の一般質問を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) 市民クラブの滝沢であります。議長のお許しをいただきましたので、通告 書に沿って私の一般質問を行いたいと思います。  第1項目めは、本市教育行政の現状と今後についてということであります。その1つとして、さ きの定例会での教育長及び学校教育課長の答弁中、次の2点についての整合性と見解を伺うものであ ります。   まず、学校消耗品費の各学校配当についての質問に対して、何とか基準を示したい、その基準を もとに配当したところが、今年度各学校配当の大きな違いであると課長から聞いているとありました が、平成21年第2回定例会で当時の教育長及び学校教育課長は、今後5年をめどに納得できる平準 化に努めてまいりますと、答弁しています。これまで5年間の平準化への努力は学校教育課長からど のように聞いており、これまでの経過をどのように理解しているかを伺います。   次に、同じ消耗品費問題で、今後の配当についての質問に対して、学校教育課長は残った分につ いては再配当する予定で考えていると答弁しました。しかし、各学校へは今回の追加配分で予算の残 はありませんと教育委員会は通知しています。議会答弁と各学校への通知との不統一を感じるのです が、見解を伺います。   2点目は、生涯学習推進センターが設置されて1年半、利用状況の概要と予想以上に成果が上が っている事柄や、今後さらに力を入れていきたいと考えている点などがあったら説明願います。   第2項目めは、都市計画道路のこれまでと今後についてであります。その1点目は、旧村上市で の昭和29年の都市計画道路の指定以来、今日まで大幅な路線変更や規制緩和などで修正・改善があ った主な事柄の概略を項目的に説明してください。   2点目は、平成22年第2回定例会で今後の都市計画道路の変更などはの質問に対して、都市計 画課長が都市計画道路も二、三年ぐらいかけて客観的な整理や見直しをし、住民説明をして最終的な 判断に持っていきたい。変更もあり得ると答弁されていました。その後の検討結果や対応はどのよう に行われてきたかお聞かせいただきたいと思います。   答弁をいただいた後、関連する事項についての質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、滝沢議員の2項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、本市教育行政の現状と今後については、教育長に答弁をいたさせます。   次、2項目め、都市計画道路のこれまでと今後についての1点目、旧村上市での都市計画道路の 指定以来、今日まで大幅な路線変更や規制緩和などで修正・改善のあった主な事柄の概略について説 明願いたいとのお尋ねについてでございますが、旧村上市では昭和25年に村上駅から三面ダム工事 のために、資材を運搬する工事車両等の増加を見込んで、「田端上片町線」として、今で言う「北線」 について1路線を都市計画決定しております。昭和36年にほぼ今のような道路網としての計画決定 がなされております。また、平成3年には高規格道路としての日本海沿岸東北自動車道が新潟村上幹 線道路として計画決定されており、このときにはあわせてインターチェンジから市街地へのアクセス 道路として「神林村上線」、「七湊線」が、さらに平成5年には岩船地区において「岩船港線」、 「上町港町線」、「大通り線」も計画決定されております。その後平成8年にはお城山の麓を通る計 画としていた「南線」が、国指定史跡「村上城跡」のため一部廃止をし、その代替として「環状3号 線」を仲間町の国道7号まで延伸する計画を変更しております。   2点目、平成22年第2回定例会での質問に対し、その後の検討結果や対応はどのように行われ てきたかとのお尋ねについてでございますが、当時の答弁にもありましたとおり、20年以上の長期 未着手の都市計画道路について精査を行うことと併行して、用途地域等の見直し作業も進め、平成 23、平成24年度に一通りの見直し作業を終え、方向性は出したところであります。   しかし、その後ご承知のとおり、新たに朝日温海道路の都市計画決定を行わなければならないと いうことがありましたので、それを最優先業務として取り組んでまいりました結果、滝沢議員お尋ね の都市計画道路の対応ができかねていたところであります。今後は、まちづくりの観点からも急いで 行わなければならない路線について、住民のコンセンサスを得ながら、また関係機関と協議をしなが ら都市計画道路の変更作業を進める予定でおります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、滝沢議員の1項目め、本市教育行政の現状と今後についての1 点目の1つ目、学校消耗品費のこれまで5年間の平準化への努力について、どのように課長から聞い ているかとのお尋ねについてでございますが、合併当初は各地域で消耗品費の捉え方の違い等で予算 に開きがあったことから、学校事務共同実施推進協議会業務担当班にも研究していただきながら、予 算要求時等の参考にさせていただくなど、関係者の協力を得ながら平準化を図る努力を行ってきまし た。しかし、まだ不均衡感があるとの声が聞こえてくると報告を受けておりました。これは、これま での5年間では、学校側の理解と協力により消耗品費執行のための考え方の相違は解消されたものの、 配当予算の細部の学校間、同規模学校間の均衡について真の納得を得るまでには、至っていなかった ものと理解しております。   次、2つ目、今後の配当についての答弁において、議会答弁と各学校への通知に不統一を感じな いかについてのお尋ねでございますが、不統一は感じておりません。再度ご説明いたしますが、ご存 じのように消耗品費は学校配当執行分と教育委員会執行分がございます。ご質問中に今回の追加配分 で予算の残はありませんと通知しているとありますが、このことは各学校への配当執行分の予算を当 初は若干保留しておく予定でしたが、再配当によりこの分も全て配当したため、当初予定していた学 校配当分の予算については、今回の配当分で予算の残はありませんということの通知であります。   また、前回の定例会での今後の配当についての質問に対し、残った分については再配当する予定 で考えていますとの答弁につきましては、これは、教育委員会執行分の予算の執行実績により、幾ら かでも捻出して学校配当へ充てたいと答弁したものと受けとめております。   次に、2点目、生涯学習センターの利用状況の概要、予想以上に成果が上がっている事柄、今後 さらに力を入れていきたいと考えている点等のお尋ねについてでございますが、村上市生涯学習推進 センターは、平成25年3月に開館し、この月だけで102団体、1,026人の利用がありました。平成 25年度は、3,293団体、3万5,052人の方に利用いただいております。今年度は、4月から8月末 までで、1,483団体、1万4,660人の利用があり、昨年度の同期間と比較して、ほぼ同程度のご利用 をいただいております。   なお、この利用者数は、報告書を提出した団体等の利用者を集計したもので、高校生等が個人で 学習室等を利用している数は集計しておりませんので、利用者数には含んでおりません。   予想以上に成果が上がっている事柄につきましては、学習室の開館時間が朝8時30分から夜10 時まで利用できることから、日中は主に社会人の利用が多く、夕方からは、高校生を中心に夜遅くま で学習利用される方がふえています。そのため、夕方からは高校生の若い弾む声が聞こえる施設とな っており、学校の枠を超えた若者の交流の場にもなっています。   また、教育情報センターと廊下でつながっていることから、大きな研修会等で200人収容の視 聴覚ホールで全体会を行い、分科会を教育情報センターや生涯学習推進センターに分かれて行うなど、 2つの施設を有効にご利用いただいた事例があり、使用料収益増を図る提案やヒントにもなりました。 今後、力を入れていきたいと考えていることにつきましては、現在も行っている「企画提案型市民講 座」を引き続き実施し、市民の皆さんに各種学級や講座等を企画する段階から参画いただいて運営を 進め、市民の学習意欲を高めてまいりたいと考えております。そのためには、社会教育指導員をはじ め、担当する職員の意識や知識・技術を高めるために、継続的な職員研修を積み重ねて、レベルアッ プを図ってまいりたいと考えております。さらには、教育情報センターや図書館とも連携をした生涯 学習の拠点施設としての機能を発揮すべく、各種情報収集と発信に努め、市民の学習意欲を高めてま いりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 私は、1番目の教育行政の関係で、特に前回も消耗品費についていろいろ お聞きしたのですが、やはり質問者、そして答弁者、その間にやっぱり理解のずれがあると、答弁の 信用性というか、信頼性にもかかわりますので、決してリベンジをするつもりで今回質問をしている わけではありません。やはり答弁がいかに信頼性を持つものになるかということについては、答弁し たことがやはり実際に動いているあるいは決まっていくという、そういう姿がなければ、やっぱりお 互い不消化な部分が出てくるのだということでお伺いしたわけです。   第1点目の平準化の努力と経過ということについて今答弁がありました。私は前回の答弁で受け とめたのは、本当に今まで前の寺社教育長さんと学校教育課長さんが答弁して5年経っていると。そ したらその5年間どんな思いをしてきたのだということがやっぱり一番心配になるわけです。努力し ないとは考えていませんけれども、その過程がわからないと、前回の答弁のように合併前までの積み 上げを、今回は一つの基準を決めてやったので、これだけの違いが出てきたのですよというだけでは 過程がわからないものですから、私は伺ったわけです。   今お伺いしますと、この5年間は納得できない部分があったというふうに答弁されているわけで すけれども、それを直したのだと。しかし、これまでずっと5年間ですから、一挙にそれが今回で解 消されるとまた思えないという点も出てくるわけです。私は努力されたことを本当に高く評価したい とは思いますが、やはりその過程が見えないと。ただ、答弁だけののではいささか不安になりますの で、しかもそれを学校教育課長が教育長にレクチャーをした内容だと思うのです。教育長は今回初め てその編成に立ち会ったということですから、これまでの経過については非常に不明な面があるのか もしれませんけれども、果たしてそういうレクチャーでいいのかどうかというのが、前回の答弁で思 ったものですから、私は伺ったわけです。   今この5年間で納得できない部分が残ったので、そこを逐次埋めてきたのだけれども、というこ とになると、端的に言いますと、去年とことしでどんな違いがあったのだと。例えば平準化するには やっぱり学校数プラス学級数プラス児童・生徒数というようなことで、それは小中の差はあるのでし ょうけれども、そういういわゆる数式といいますか、積算基礎というのはそう大して変わっていない のだろうと思うのです。この5年間で徐々に直してきたとしても、大きな変化ではないと。去年と比 べて今回の配分についてはそういった面ではどんな違いがあったのかというのが、言葉ではなくてや っぱり計数なりで基礎をしっかり出してもらわないと、まだ理解できないので、その辺を伺います。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 今まで5年間何もしなかったわけではございません。その辺は滝沢 議員もご理解いただいているものと思っておりますが、先ほど教育長が答弁されたように、今まで平 成21年の第2回定例会で前教育長、前課長が答弁されたことについては、私どもも再度読み返しま したし、理解をしておるつもりではおります。ただ、私もそのときからいたわけではございませんの で、全て把握しているかといえば100%ではございませんけれども、私の聞いたなりに教育長のほう に今回の予算の配当についてご報告を申し上げております。   ことしの平成25年と平成26年度で一番大きく違うところというものにつきましては、先般の 定例会でも申し上げましたとおり、予算の規模につきましてはほぼ前年どおりでございます。ただ、 私どものほうで執行した部分がより学校にも有利に働くだろうし、それから効率的に配分というので しょうか、執行できるというような部分、いわゆる学校ではなくて、教育委員会で執行して、そして 学校のほうに物、物品として配当する、いわゆるお渡しする部分のウエートがことし若干大きかった のかなと。いわゆる今まで学校側から要望があったけれども、ちょっといろんな意味でできなかった 部分、執行はやりたかったのですが、やれなかった部分をことし平成26年度の当初の部分で、その 部分の枠を学校教育課執行の部分ということで膨らんだがゆえに、学校側への配分の部分が今までの 部分よりも少なくなったのかなということで理解しておりますが。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) わからぬでもないのですけれども、財政課長に伺います。   教育委員会からいろんな予算要求が出ます。そのときにこのように消耗品費のような品目につい ては、教育委員会から出てきた計数をもとにして、総額で出てきた数値を精査するのだと思うのです けれども、それはいろんな事情で削ることもあるのでしょうけれども、そういったことについてどの ように配分するのだというようなことについての予算査定上の何か聞き取りみたいなのはやるわけで すか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 当初予算の要求時には全ての課の予算要求に対しまして聞き取りをいた します。それで各項目ごとに昨年度との違いとか新規事業等をお聞きして、中身を聞いた上で最終的 な査定に入っていくという仕組みで予算要求を受けております。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 消耗品費のように、一旦決まるとなかなか補正のできない品目がいろいろ あると思うのです。そういったところでの要求に沿いたいということと、もう一つはやっぱり総枠で、 例えば予算上10年ぐらい前に枠を決めてこれだけ減らしなさいよということで予算を組んだ経過も 私はあったように思うのですけれども、そういうことで教育委員会は何%ことしは減らしなさいよと いうような、消耗品費は需用費の中ですから、需用費は何%減らしなさいよというような方針を持っ て臨んでいるわけではないと思うのですが、そう受け取っていいですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 平成26年度当初の編成時には、そういう何%減らしなさいとか、そう いう予算の受け方はしておりません。前年度の実績もございますし、その計画によっておおむね事業 というのはまとまっておりますので、特にそういう何%減にするようにと、そういうような予算要求 はしておりません。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、やっぱり教育委員会がこれだけ要求をしたいという額が出て きます。それを財政でいろいろ削ったり、ふやすことはないかもしれないけれども、そういう操作が されるということになると、今回なぜ予算で190万も減ったかということになるわけ。教育委員会 へも知らせなかったのではないかというような感じもするわけです。しかし、一方で学級数とか児童 数減っていますから、これは自然減としての意味はあると思う。それは認めますけれども、190万も 減額ということに対して、さらにこの前も言ったのだけれども、それが各学校に相当減らされて配当 されると。前回の一般質問で山田議員、今回の一般質問で木村議員が消耗品費についていろいろ聞い ているのです。聞いているということは市民のあるいは学校の保護者等からいろいろ非常に容易でな いのだということ、ことしは特に聞かされているから出てくるのだと思うのです。今までこういう例 は本当に私の経験ではないのですけれども。それほど学校現場は厳しいと、ことしは厳しくなったと いうことで受けとめている。   しかも、学校のそれぞれの配当が厳しいということのほかに、なるほど、4月末に予算配当した と。それで5月の28日に修正して追加をしたと。ところが、学校のほうは2割も減っているのだけ れども、教育委員会の手持ちはふえているのです。そうでしょう、400万ぐらいかな。その辺がまた 学校のほうではわからないと思うのです。これこれこういうことに使うからこれだけ手持ちを持つの ですという説明されましたか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) その件につきましては、校長会のほうにその部分については説明を したと記憶しております。今滝沢議員のおっしゃいました教育委員会の手持ちがなぜふえたのかとい うことにつきましては、先ほど私申し上げたとおり、教育委員会執行分として、一つの例として申し 上げますが、入れ替えをしてあげたかった部分についてなかなかさまざまな関係でできなかった机、 椅子等の部分について、そろそろ合併してしばらくたちますので、大分傷んできている机、椅子等に ついては、もうこの辺である程度手をつけて、学校側のほうに入れ替えの机、椅子を配置するのが、 そろそろ限界だろうということで、今回教育委員会執行分ということで私どもの手元のほうに残させ ていただきました。これは先ほど申し上げましたように、私どものほうで執行したほうが有利に働く という判断でそういう形にさせていただきましたし、今後につきましては全て学校側のほうに最終的 に配置されるものということで考えております。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今のような状況であれば、私はまさに百年河清を待つという言葉がありま すけれども、納得するように配当しました。納得するようにこれまでも努力してきましたと。その納 得というのは教育委員会の納得でしかないに聞こえるわけ、大変失礼ですけれども。それであっては まさに百年河清を待つという言葉に当てはまるということで、私はもう一度、今年度の消耗品費の配 当についてはいろんな方からもいろんな疑問が出されています。特に中には教頭会でこうやっている んだけど、そのことについてはこうなのだという意見とか疑問とか、文句ではないでしょうけれども。 そういったのが言いづらい雰囲気も聞こえてくれるのです。それであっては私はこの前言ったように、 教育委員会と現場の中をこれからつなげていかなければならない大きな仕事に差し支えるというふう に思うのですが、そういったことについてはぜひ。教育委員会はもちろん自分のほうではそんなこと は思っていないよとかやっていないよと言うんだけども、危なくて話できないのだというような、そ ういうところまで行っているということについては、一言、これはもうごく一部なのかもしれないけ れども、そんな情報どこから聞いたとか誰が言ったのだなんていうところまでいっているのだそうで す。ですから、その辺についてはぜひ今教育長の言う納得できることに私は努めていただきたいとい うふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 今ほどのご意見しっかり承りました。今回の措置について各委員からいろ いろご意見いただきました。ということは今議員がおっしゃるとおり、我々の説明が足りなかったと いうことは認めなければいけないし、猛省しなければいけないと、このように考えております。現場 の方々に納得のいく説明ができなかったということであります。本年度その部分については予算編成 時の前に学校事務の方々とうちの会計担当と、今回はこういうふうにしてやってみましたと。皆さん はどうでありましたかという声を聞く会を設けることにいたします。ただ、1回でそれができるとは 私は思っておりません。2回、3回とそのことで、決して学校現場全て納得できる予算要求はできな いかもしれませんが、お互いが譲歩できる中でそれを進めていきたい。   また、私と校長と話しますが、事務の方々と直接話す機会は少のうございます。12月ころには 私のほうから事務の方々に私が村上市の教育についてこういうふうに進めていきたいと考えていると、 こういうふうに予算的なものを持っていきたいというお話もさせていただくようにしております。学 校現場の声を少しでも多く承りながら、予算編成に努めていきたいと、このように考えております。 私は決して学校現場に教育委員会がやることに口出すななんていうことは申し上げませんし、そのよ うなことをさせる雰囲気はつくっていきません。そのことについては言明しておきます。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今教育長言われるとおりなのです。だけれども、なぜ今こういう問題にな るのか。議会でも問題になるかという、このところをもう一度考えてもらいたい。もちろん多くの学 校がありますから、また子どもあるいは保護者も大勢いますから、いろんなことでいろんな話が出る でしょうけれども、それをやっぱりいいほうに向けるのもやっぱり教育委員会の仕事なのだろうと、 教育長の仕事なのだろうというふうに思いますから、ぜひその辺をさらに心に残しながら進めていた だきたいというふうに思います。   2番目の課長とそれから総務室長、5月何日かの文書の言葉の中に、やはり受けとめたほうでお やおやと、聞いたほうでこんなことになっているのかというようなことがひとつないような手だてと 心組みをお願いをしたいというふうに思います。   また、時間もあれですから、いろいろ思いついたら、この件についてはやっていきますけれども、 生涯学習推進センターのことについて、生涯学習推進センターのことについていろいろお聞かせいた だきました。大変いい方向に動いているということについては、私も大変喜んでいる一人なのですけ れども、今のように組織的に見ますと、生涯学習課と村上地区公民館が併設されています。併設され たことでこの点が、朝日の場合もそうなのですけれども、こういう点が生涯学習を推進する上で大変 いい点があったというような点があったらお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 今職員のほうで地区の公民館担当と、それから生涯学習課の社会教 育推進室の職員が常に室内の打ち合わせ等で公民館担当職員もその場に入って一緒に会議を進めてお りますので、前よりはうんと職員の連携がよくなってきているのかなというふうに感じているところ であります。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 大変いい方向だと思います。   教育長にお伺いしたいのですけれども、教育委員会が学校教育課と生涯学習課と2つあって、1 つは朝日の支所、一つは生涯学習推進センターというふうに分かれます。教育委員会が2つあるいは 3つに分割しているというような市というのは多いのですか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 施設的な問題だと思いますけれども、村上市のような形をとっているとこ ろは少ないというふうに、私の少ない範囲での知識でありますけれども、そういうふうに感じており ます。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) なかなかそういう点での難しさはあろうかと思いますけれども、ぜひ大事 な村上市の教育のまさにセンターですので、連携をとりながらぜひ有効な組織になるように、効率的 な組織になるようにお願いをしたいというふうに思います。   ひとつちょっと聞き忘れたのですけれども、2番目の課長の答弁と市教育委員会の通知の関係で す。ここでちょっとすみませんが、戻らせてもらいます。そうすると、どっちが本当なのだという、 これから教育委員会手持ち分でいろいろ購入をして、安く買うことができて差額が生まれると、それ が教育委員会の手持ちの意味だと、これ何回も聞きましたけれども。これだと予算で積算したよりも 安く買うことができて、残ったお金というのは、これは残ったお金の処分というのは平成25年度ま でやってきた方法ですよね。残ったからみんな再度配分しますよという、こういうやり方をとるので すか、それともそれはやっぱり教育委員会の別なものを購入するのに充てるのか、いわゆる学校には あとは一切配分はしませんよと、どっちがこれから見ればいいわけですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 先ほど申し上げましたとおり、今回の消耗品の中にある教育委員会 執行分につきましては、大きく言いますと、小学校ですとプールの薬品代、それから私先ほど申し上 げました机、椅子の部分、それから消防関係、ホースだとかそれから消火器のことがその部分でござ います。プール薬品につきましては、夏休みのプールが終わりましたので、その部分については大き なウエートも占めているわけですが、その部分については執行は終わりました。この次、執行を見な がら次の大きい机、椅子等の部分に取りかかり、その部分が確定いたした後に学校側へ速やかに残っ た分については配当をしていきたいという予定でおります。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 急を求められる答弁ですから、いろいろ表現の難しさはあろうかと思いま すけれども、やはり全体的に見て学校にはいわゆる削減しているのだけれども、教育委員会は去年よ りも手持ちを多くしている。今後どうなるのだというような、やっぱり素朴な疑問に対してもぜひ、 丁寧にっていうのかな、わかりやすい答弁をお願いをしたいというふうに思って、次の都市計画道路 の関係ですけれども、これまで旧市町村から合併後、いろいろな形で改善や修正や新設という形で経 過をたどってきたことは大変よくわかりました。   ただ、私が都市計画道路については、これまで何回も、余り多くはないのですけれども、二、三 度聞いてきました。それは余り今まで一般的あるいは抽象的な聞き方をしたので、それなりの答弁し かなかったのかなというふうに思って、今回はもう少し具体的に聞きたいというふうに思います。   先ほど言いましたように、まだ部課長制のあった〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕平 成22年の第2回のときに、都市計画課長がこのときは指定区域の問題も非常に大きな問題で、そっ ちのほうにウエートがかかっていたようなのですけれども、見直すこともあるかというのはこれから いろいろ見直して、見直した結果については住民説明をして決めていきたいと、判断していきたいと いう答弁があったわけです。その都市計画課長が今の都市整備課長なものですから、その辺の流れと いうのはよくご存じだろうというふうに思ってお伺いするのですけれども、二、三年後、ことしで4 年になります、それから。その中で特にこれまで指定から半世紀たってもほとんど都市計画道路に指 定したのだけれども、手つかずにきたと。指定というのは一体どういう意味合いを持っていたのだろ うという疑問さえ起きるような状況がこれまでもあったわけです。   再度今まで約半世紀ぐらいの手つかずできた、そういう道路については現在どのように受けとめ、 対応しようというふうに思っているか、まず最初お伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 当時私、都市整備課の課長としてここに出ていまして、今議員お っしゃるような話、十分記憶しております。それで二、三年かけて都市計画道路の見直しの作業を行 うことになるだろうというふうなお話もさせていただきました。当時平成22年度に入りまして、平 成21年度に新しい新市の都市計画のマスタープランというふうなものができ上がりまして、それに 基づいて今後はいろいろそういう作業をしていく必要があるというふうなことでお答えさせていただ いたと思っております。   それとあと先ほど市長の答弁にありましたとおり、いろんなことがありまして、まだ具体的に住 民の方に投げかけている状況にはありませんけれども、当時は都市計画道路、ネットで組んでいるも のですから、ネットでもって変更作業をしなければいけないのではないかというふうなことで、全体 の都市計画の位置づけ等をコンサルタントに作業を委託しまして、客観的な見直し、県で出しており ますガイドラインに基づいたりしながら、社会情勢を踏まえて、見直しをかけていただきました。そ の中で整理したものを庁内でもんで、それから住民のほうに出て行ってと、それでまちづくりに必要 な部分から少しずつ都市計画道路の変更作業、都市計画の決定に基づく法的な手続を進めていかなけ ればならないという段階には来ていると思います。   それで今ようやく大町と小町の具体的な話なんかもありますけれども、その辺も少しずつ動き出 しておりますので、これからその辺の作業を見ながら、必要な場所から都市計画道路の変更作業を進 めてまいりたいというふうに捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 私の家の前も都市計画道路で、全く手つかずの今言った状況の道路なわけ です。我田引水というか利益誘導みたいに思われると悪いなと思って、なるべくそこのところ名指し にしないで来たから、今の一般的な答えになったのだと思うのです。   ところが、7月だったでしょうか、私の近所の方が側溝がありますが、側溝の板を持ち上げる穴 のところに足を挟めて軽い捻挫をされたということで、市役所のほうに、恐らく都市整備課のほうに も連絡がいったと思うのですけれども、職員の方が来られた〔質問終了時間5分前の予告ブザーあ り〕見ていって、あとどうするのかなと思ったら、すき間の大きいところには板を埋め込んで、そし て持ち上げる、これは70センチの50センチぐらいの10センチの大きさなのですから、一人で上が るものではありませんけれども、そこの持ち上げるところの角が壊れているものだから、恐らく足を ひっかけて捻挫をしたということなのだろうと思います。その壊れたところにオレンジのペンキをそ の部分だけ、十五、六箇所やって、あとはその後一切音沙汰なしというようなことで、恐らくペンキ はここ危ないのだというようなことで塗ったのだと思うのだけれども、そんなことでまたけがをされ た人が出たりするとこれ大変だと、路側帯の外なものですから、そこが歩道と同じに子どもたちもお 年寄りの方も歩いているところなのです。そういったことなので、このままいつまで放置されるのだ ろうという不安があります。   そういったことで、これまで指定道路としてのいろんな、都市計画法にもあるように、建物とか 土地とかいろんな関係で規制が加えられてきたわけ。ところが、その中間には何か軽減されたような 話も聞くのだけれども、非常に今でもまだその説明がないものだから、半世紀前の規制どおりだろう というふうに思っている方が大勢いらっしゃるわけ、ほとんどと言ってもいい。そういったことで指 定解除については、新しいところをつくるというのは非常に大事だけれども、規制緩和をするという こと、指定解除するということの一つのやっぱり大きな役割ではないかというふうに思いますが、ど うですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) ご質問の前に、先ほどの足を捻挫されたというふうなことにつき ましては、通常の維持管理の私どものことでありますので、それはそれできちっと対応させていただ きたいと思いますけれども。   都市計画の道路の話、ご質問のほうに戻りますと、確かにずっと規制をかけているわけですので、 ただ法的にそれを変えていないものですから、それは皆さんがご承知のとおり、規制が今でもかかっ ているという状況であります。そういったもので長年ずっと手つかずの都市計画道路について、当時 は高度成長期を見据えて人も車もふえるという見込みの中でつくった計画でありますので、それをも う一度今の状況、今後の将来的なことを見渡して、その辺の修正作業を行いなさいというふうなもの が趣旨でありますので、それに基づいて私ども一度作業は終えております。ある程度のものはでき上 がっているのですが、それを今後住民の方々にお話をしていく時期が来ているというふうな段階であ りますので、今後内部で、確かに時間も人もかかるものですから、今すぐというわけにはいかないの ですが、そういう今状況に来ていますので、ご理解いただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 都市計画審議会もあるわけですし、道路についてもいろいろな調査をやっ たり考えたりする機関があろうかと思いますので、実態をぜひ捉えながらやっていっていただきたい と。   屏風まつりであります。飯野地区も景観条例の指定内のところであります。歩く道路のところに ペンキのわけのわからない印がついているなんていうことでは、これは歩く人に対しても大変見苦し いと思いますので、ぜひその辺も〔質問時間終了のブザーあり〕ご検討をいただきたいと思います。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで滝沢武司君の一般質問を終わります。                                              〇議長(板垣一徳君) 本日はこれで散会いたします。   また、明日も午前10時から一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 3時55分  散 会