平成26年村上市議会第3回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成26年10月1日(水曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  請願第 5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願               第 3  請願第 6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書              第 4  議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について         第 5  議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について                議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を             定める条例制定について                            議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定に             ついて                                    議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条制             制定について                            第 6  議第111号 市道路線の認定について                            議第112号 市道路線の廃止について                       第 7  議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)                 議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第 8  議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について          第 9  議第129号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第7号)            第10  議員発議第 5号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額・拡充を求               める意見書の提出について                         議員発議第 6号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額・拡充を求               める意見書の提出について                    第11  議員発議第 7号 軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定基準の改正などを要請す               る意見書の提出について                     第12  議員発議第 8号 政府による緊急の過剰米処理を求める意見書の提出について          議員発議第 9号 JA改革に関する意見書の提出について              第13  議員発議第10号 岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する決議          第14  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、7番、冨樫宇栄一君、20番、佐藤重陽君を指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、請願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願を議題と いたします。   本件は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) おはようございます。ただいま上程されました請願第5号  政府による緊急の過剰米処理を求める請願は、去る9月26日午前10時より第1委員会室において 委員全員、理事者側から副市長、所管課長、室長、正副参事、係長出席のもと経済建設常任委員会を 開会し、審査を行いました。   委員より、去年の在庫が多く米価も下がり、このまま放っておくと3年連続となり、自殺者が出 るのではないか危惧される、請願に賛成であるとの発言。   その他特に意見なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で請願第5号は 採択すべきものと決しました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第5号について討論を行います。   通告のありました原案に賛成の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、請願に全面的に賛成することとしての賛成討論を行わせてい ただきます。   今回の暴落の背景には、JA全農や米卸業者が13年産米の在庫を過剰に抱え、投げ売りしてい る状況がその原因であります。安倍内閣は、輸入米をふやす環太平洋連携協定、TPPを前提に、国 の需給調整責任を放棄し、農家に自己責任を迫っています。2018年産から国による米の生産調整を 廃止することになっており、生産調整を達成した農家への交付金もことしから半減です。米の消費減 や豊作の中で過剰在庫が生まれやすくなっています。私は、政府保有米の古米を飼料用に回し、過剰 な13年産米を政府が買い上げることなどによる価格安定を今こそ実施をすべきものと考えます。こ のことを指摘いたしまして、賛成討論といたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから請願第5号をボタン式投票により採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、請願第5号は採択することに決定をしました。                                              日程第3 請願第6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、請願第6号 子ども医療費助成制度の拡充に関する請願書を議題 といたします。   本件は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されています。   委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されました請願第6号 子ども医療費助成制度 の拡充に関する請願は、去る9月25日の市民厚生常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   今後の村上市の政策上でも大切なことであり、一気に解決できる問題ではありませんが、賛成す るとの意見がございました。   その他さしたる意見なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立多数により請願 第6号は採択するものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。   ちょっと伺いたいのですけれども、私この請願には賛成討論もして賛成なのですが、制度改善に 当たっては自己負担をなくしてくださいという2文字目があるのですけれども、この件についての質 疑等は委員会の中ではございませんでしたか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) そのような質疑いろいろありました、実は。それで、自己負 担というのは、今までどおり初診料であります初回の530円と、あと入院が1,200円でしたか、そ の分に関して、同じ病院に関しては5回まで、それは払わなければいけないという、それはそのまま でだといったたしか議論だったと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) はい、わかりました。   この部分ちょっと私この請願で少しひっかかっていたのですけれども、賛成は賛成なので、あり がとうございます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第6号について討論を行います。   通告のありました原案に賛成の討論を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 賛成の討論を行いますが。まず最初に、先ほど質疑、私したのですが、2 番目の自己負担なくしてくれというのが少しひっかかるのですが、とりあえず方向性としてみれば、 私この請願に賛成したいなと思っております。   今回出された請願の内容なのですが、ちょうど私が6月の一般質問でも行いましたが、市長へ粟 島浦村、そして関川村も同じように子ども医療費の助成を高校卒業まで拡大しているので、ぜひやっ ていただけないかという質疑を行いましたが、市長さんのほうからは県が2年間の面倒は見てくれる とは言っておりますが、2年後、その後どうするのだと、財政的な負担もあるし、その辺が少しひっ かかるということで検討はしてみるとは言っておりましたが、その辺がひっかかるという答弁をいた だいております。私は、そのときに一応県が2年間補助してくれるというのであれば、まず先に拡充 をして、その後県会議員等にお話をしながら持続できないかという交渉をするのも市長の一つの仕事 ではないかと、こういうふうに申し上げておりました。   市長は、合併してから施設等の建設のときによく言われている言葉がございます、合併したこと によるスケールメリットを活用すると。旧自治体ではなかなかできなかったことも合併することによ ってできるようになったという、このスケールメリットを利用していくことを言われておりました。 ぜひそのことを建設とかハード面だけではなくて、ソフト面のことでもこのように実現していただき たいなと思っております。   合併して6年がたちます。6年が経過いたしました。合併の議論では、さまざまございました。 賛成、反対、激しい議論もたくさんございました。でも、今願うことは、せっかく合併したのだから 合併してよかったねという、この村上市をいかにしてつくっていかなくてはいけないか、ここに我々 は集中してやっていかなくてはいけないのかなと、こういうふうに思っております。少なくとも合併 しなかった関川村、粟島浦村がやっている高校卒業までの医療費拡充については、村上市も同じよう に今やっていくべきなのだろうなと思います。とりあえず県からの2年間の補助があるとするならば、 まずそこに乗って先に進むべきだろうと思います。また、自己負担等については、先によく考えてい かなくてはいけない問題は残りますが、ぜひこの請願を賛成していきたいと、こういうふうに思って おります。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから請願第6号をボタン式投票により採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、請願第6号は採択することに決しました。                                              日程第4 議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題といたします。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第105号は、9月9日の本会 議場において総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査になっていた案件です。   当委員会は、去る9月24日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員出席のもと、委員会を開会いたしました。その審査の主な経過と結果について ご報告申し上げます。   議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この条例改正は大規模な催しを主催する者に対して、防火担当者の選任、火災予防上、 必要な業務計画の作成を義務づけることとなったため改正するもので、人出予想が10万人を超えか つ露店等の数が100店舗を超える規模のものを想定し、村上市では該当する催しがないと言うが、 当市で条例改正しなければならないのは上位法の関係からかとの質疑に、今後人出予想が当市でも 10万人を超える可能性が考えられるためであり、近隣市には該当する催しはないが、新潟市の蒲原 まつり、白根のたこ合戦、長岡市の花火、上越市の高田城観桜会等が指定される見込みで、消防法の 関係からですとの答弁でした。   委員より、この条例改正のポイントは事故を未然に防ごうということなのだと思う。この条例改 正を機会に村上大祭のときの露店対応を見直すことはないかとの質疑に、平成26年度村上大祭のと きの露店数は281軒、人出は約2万8,500人であり、縁日、花火等で多数の者が集合するような催 しは、消火器を準備することが義務づけられており、店を出した時点において立入検査で安全性や消 火器を備えているかを検査しているとの答弁でした。   ほかにさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第105号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第105号をボタン式投票により採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第105号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について           議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について      議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例制定について                  議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例制定について                          議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例制定について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第106号から議第110号までの5議案を一括して議題といた します。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第106号から議第110号ま での5議案につきまして、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る9月25日午前10時から第1委員会室において、委員全員、副市長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第106号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、軽自動車税など改正は年度によって違うようですが、どのように変わるかとの質疑に、 平成27年度4月1日改正ですが、すぐ新しい税率が適用されるのは3輪以上の軽自動車を除くもの に対してであります。対象の50cc以下のバイク及び125cc以下の自動2輪車に関しましては、約 980万円ほどの増収見込みであり、不明なところは平成27年4月1日より新たに登録される3輪以 上の軽自動車については新しい税率になりますので増収になりますが、台数についてはわかりません という答弁です。また、平成28年4月1日からは軽自動車についても重課税が導入されます。平成 14年12月末まで新規登録した車は重課税の対象になり、平成29年4月1日からは平成15年1月 1日から平成16年3月末までの新規登録した車が重課税の対象になります。その他重課税の対象外 の車は、現行の税率となりますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第106号は原案のとおり可決す るべきものと決定をいたしました。   次に、議第107号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、東日本大震災に関しての文言が削除されたのはどうしてかの質疑に、規定そのものは 地方税法には残っており、ここで規定する必要がないので、削除となりますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第107号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第108号 村上市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を 定める条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、子ども・子育て支援法第34条第2項と第46条第2項に基づいてとあるが、それぞ れの具体的な内容はとの質疑に、第34条第2項のほうになりますと、特定教育、保育施設の設置者 は市町村の条例に定める特定教育、保育施設の運営に関する基準に従い、特定教育、保育を提供しな ければならないこと。第46条第2項については、特定地域型保育事業者は市町村の条例に定める特 定地域型保育事業の運営に関する基準に従い、特定地域型保育を提供しなければならないということ でありますとの答弁がありました。   委員より、第6条の中に利用者の申し込み順等の文言がありますが、介護のように点数とか基準 とかはないのかとの質疑に、入園者の選考基準は定めております。どのような状況ですと何点とかあ りますので、それらの基準を活用したいと考えておりますとの答弁でした。   委員より、職員の保育士資格の割合はどうかとの質疑に、割合は特に規定されていませんとの答 弁でした。   委員より、資格がないほうがどんどんふえるということにはならないのかという質疑に、もとも と園児の年齢によって保育士1人に対して何人という基準はありますので、補助に対しては資格は要 りませんとの答弁でした。   委員より、小学校との連携とありますが、内容はとの質疑に、これまでもさまざまな形で小学校 との連携は行ってきていますが、5歳児に関してまだ国のほうから何も示されておりませんので、今 後注視してまいりますとの答弁でした。   委員より、児童福祉法第24条には市町村の責任においてという位置づけが大きいと思いますが、 この基準を定める条例ではそのことに基づいた条例かとの質疑に、児童福祉法第4条については上位 法でありますので、その考えに基づいた条例であり、当然村上市も勘案、踏襲してつくってあります との答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第108号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第109号 村上市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例制定に ついてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、本条例に該当する施設は2件だと思いますが、何人預かっていますかとの質疑に、本 条例に該当するのは小規模保育事業所であり、大欠にありますゆりかご保育園と天神岡にあります託 児所マイマイでありますが、それぞれ10名程度だと思いますが、実数はわかりませんとの答弁でし た。   委員より、このような小規模保育事業所では1人当たり1カ月3万円ぐらいで預かり、二、三人 で運営していますが、国や県からの補助金等はありますかとの質疑に、今までは補助金はありません との答弁でした。   委員より、児童1人当たりの面積基準などという新しい基準に基づく条例になりますと、今後は 補助金などはどうなりますかとの質疑に、この基準に基づく条例になりますと補助という形になりま すとの答弁でした。   委員より、今後は資格者の有無についてはどうなるのかとの質疑に、国のカリキュラムの研修を 受ける必要があります。研修の実施主体は市町村であり、ただし経過措置としまして5年以内に受け れば新制度への移行が可能ですとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第109号は原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   続いて、議第110号 村上市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条 例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、 討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第110号は原案のとおり可決するものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第106号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第106号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第107号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第107号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第108号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第108号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第109号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第109号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第110号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第110号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第111号 市道路線の認定について      議第112号 市道路線の廃止について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第111号及び議第112号を一括して議題といたします。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第111号と議第112号につきま して、先ほどの請願第5号の審査に引き続き、経済建設常任委員会を開会し、審査を行いました。   議第111号 市道路線の認定について、最初に都市整備課長より説明を受けた後、質疑に入り ました。   委員より、道路の延長が20メートルくらいでもアパートや民家の並んでいるところは利用頻度 が高い。認定基準の見直しはできないかとの質疑に、副市長より、延長50メートルは崩せない。20 メートルの見直しをすると、いっぱい出てきて維持管理上も困難になるとの答弁。   そのほかさしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行った結果、議第 111号は起立全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第112号 市道路線の廃止についてを議題とし、都市整備課長より説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員より、羽下ケ渕4号線の延長と面積、また申請は1人かとの質疑に、都市整備管理室長より、 面積は101.37平方メートル、申請者は1名、隣接者は1名との答弁。   委員より、区長と話をしたかとの質疑に、室長より、用途廃止の申請は隣接者と区長の同意を得 たとの答弁。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行った結果、議第 112号は起立全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまです。   済みません、委員外議員で行っていればよかったのですが、今の委員長の報告の中で副市長の答 弁に50メートル、今村上市の市道認定の今回一般質問をちょっとやらせてもらって、幅員4メート ル、延長が50メートル。50メートルは、今譲れないという答弁ございました。一般質問のとき都市 整備課長は、今回のやつも50メートルないわけですよね。その辺本当は市道と市道とを結んだり、 県道と県道を結んだり、間の中でのものを結ぶものが市道なのだというお話の中で、今回これも袋小 路なわけです。それで、今50メートルは譲れないのだったら、これは通らないわけですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) 委員会では、そういった委員の質疑に対しまして、一応そう いう今先ほどご報告申し上げました答弁がありましたので、そういうふうに報告させてもらったわけ でございますが、その勘案といいますか、その辺はあと理事者側の対応になろうかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 委員会の中で都市整備課長は、これ49.1メートル、いろいろ生活道路だと か曖昧なところを、程度とかなんとかというのを50メートルというやつです、曖昧なもので申しわ けないというような答弁でした。4メートルの幅員は、緊急車両とか入る都合もあるので、これは譲 れないけれども、延長50メートルに関しては若干今後見直す必要もあるのではないかというのであ れば、胎内市さんのように幅員は4メートル、延長に関しては一切規定をしていないというような条 例に改正するべきなのだろうと、文言をと思っているのです。そういったような、今回一般質問のと きも今都市整備課長が言った答弁と、委員会に対する副市長の答弁とは今違うわけですよね。そうい ったようなことについて何か議論ございませんでしたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) 49.1メートルうんぬんというのは、議論は特にはございま せんでした。あとは、理事者の対応かと思います。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長の報告は間違っていなくて、私は同じ委員会なので、あえてちょっ と今の件で確認いたしますけれども、これ私が質問した内容なので、覚えておりますけれども、基準 はおおむね50メートルということでございますが、おおむね50メートルではなく、例えば20メー トルぐらいでもいいのではないですかと。いや、例えば30メートルでもいいのではないですか。大 幅に短くして、幅員は今言うように4メートル以内になると困るでしょうと。でも、延伸についてみ れば、それでいいのではないですかという私が質問をしたところ、都市整備の課長から、いや、20 メートルとか10メートルとかなってくると、管理も煩雑になってくるし、今のところおおむね50 メートルというのは譲れないという話ですよということだったと思うのですが、委員長、これでよろ しいですか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) そのとおりでございます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第111号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第111号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第112号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。投票漏れ、大滝久志議員、山田勉議員。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第112号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)            議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)      議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第113号から議第116号までの4議案を一括して議題といた します。   本案は、関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委員長から 審査報告書が議長宛て提出されています。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第113号 平成26年度村上市 一般会計補正予算(第6号)のうち、総務文教常任委員会所管分、議第114号 平成26年度村上市 情報通信事業特別会計補正予算(第2号)について、審査の主な経過と結果についてご報告申し上げ ます。   当委員会は、去る9月26日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員出席のもと、先ほど報告しました案件に引き続き審査いたしました。   初めに、議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)の歳入について各担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑がありませんでした。   次に、歳出について各担当課長から説明を求めた後、款ごとに質疑に入りました。   第2款総務費、第8款土木費には質疑なく、第9款消防費については委員より、先日、飯野で火 災があったが、高所作業車があったほうが消火はスムーズにいくと思ったが、そういった装備は必要 ないのかとの質疑に、財政的、人員的に余裕があれば、高所作業車を装備することにこしたことはあ りませんとの答弁でした。   第10款教育費について、委員より、教育振興費の新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業で参 加校はどうなっているのかとの質疑に、今シーズンが3年目になる神納小学校、平林小学校、2年目 の上海府小学校、ことし初めては瀬波小学校、神納東小学校、さんぽく北小学校の3校で、合計6校 ですとの答弁でした。   委員より、新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業で講師、指導員謝礼が計上されているが、こ れは何かとの質疑に、スキー場にお願いするインストラクターの謝礼であるが、新潟っ子スキー体験 拡大パイロット事業以外に個々の学校でスキー授業を行う場合は、PTA、保護者にお願いしている 形が多いとの答弁でした。   委員より、蒲萄スキー場の活性化を考えると、市内の多くの子どもたちに学校ぐるみでスキーを 体験してもらいたいと思う。新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業の参加校以外の学校がスキー授 業を行う場合に支援する補正予算が計上されていないが、どうなっているのかとの質疑に、補正予算 には計上していないが、今後参加校以外がスキー授業を行う場合、いかに支援していけるかをスキー 場担当者と協議しながら進めたいとの答弁でした。   質疑を終え、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第113号 平成26 年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   引き続き、議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)について 担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第114号 平成26年 度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決定いたしまし た。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   21番、相馬エイさん。           〔「間違えました」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、どうぞ。           〔「土木費ですので、後で」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) いいですか。           〔「都市計画費でしたので、建設のほうで伺います」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第113号 平成26年度村上 市一般会計補正予算(第6号)のうち、当委員会所管分について、先ほど報告しました議案に引き続 き審査いたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)の歳入、第12款分担金 及び負担金について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、続いて 歳出の第2款総務費、第3款民生費、第4款衛生費、第8款土木費をそれぞれの担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、防犯対策費について、岩船地区にできます看護学校の近くに設置する防犯灯の総事業 費と防犯灯、街路灯を何本つくのかとの質疑に、県のほうで国道345号線のいわくすの里から建設 中の看護学校の間に道路照明灯を設置しますが、送電線(  部分は274頁に発言訂正あり)の柱 に5カ所を予定していますし、反対側でも同じく5カ所ぐらいを予定しています。予算は県の工事予 算なので、わかりません。市の単独予算は199万円ですとの答弁でした。   委員より、交通安全対策費について、工事請負費の駅前第2駐輪場はどの場所かとの質疑に、J A岩船の前にバイクを置く場所ですとの答弁でした。   委員より、清掃費について、測量設計等委託料を詳しく説明してほしいとの質疑に、荒川地区の 金屋に以前から使用していました土砂の仮置き場があり、出入り口が現地と公図が違うことが判明し ましたので、登記をするための設計するものですとの答弁でした。   委員より、ごみ処理場経費について、ごみの埋設物の処理ですが、近隣住民は知っていたようで す。当時の経過を聞かせてほしいとの質疑に、当時は板屋越の最終処分場が完成するまでの間、埋め ておくつもりでしたが、違法性もないことから埋めたままでしたが、新ごみ処理場の建設の際には処 分してほしいとの条件があり、処分するものですとの答弁でした。   委員より、新ごみ処理場の建設予算に埋設物の処理料を計上しなかった理由はとの質疑に、新ご み処理場建設費は交付金事業であり、処理費は含まれていませんので、補正でお願いしましたとの答 弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第113号のうち、当委 員会所管分につきましては原案のとおり可決するべきものと決定いたしました。   以上、当委員会所管分についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   13番、木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 質疑ではないのだけれども、委員長報告の中に看護学校のところ、送電と 言ったよね。送電柱と言った、送電の柱と言った。送電でなくて配電です。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇13番(木村貞雄君) いや、間違ったから。質疑ではないのだけれども。 〇議長(板垣一徳君) 委員長、では相談して訂正してください、もし間違っていたら。 〇13番(木村貞雄君) ただいまの委員長報告の中で看護学校までの電線を持っていく柱ですけれ ども、あれは配電の柱でして、送電というのは鉄塔とか勝木の変電所いってる3万のやつの柱はある のですが、ほとんど鉄塔なのですが、それを配電に直していいです。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) 木村議員も質疑の、この質疑は木村議員からではなかったの ですが、今市民課長とも確認しましたけれども、あそこにあります、今山居町のインターまでのアク セス道路、あそこが道路灯ついたわけですが、その間に電気を送るための、送電するための柱がその 区間何本かついていまして、そこに今度歩道を照らす街路灯を今ついているわけです、このぐらいの。 それと同じ多分工事だと思うのです。ですので、配電盤ではなくて、送電線でいいのです。 〇議長(板垣一徳君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 送電というのは高圧線、6,000ボルト以下が配電線で、私そう言ったので す。その意味合いが送電という言葉使うのは、鉄塔から持っていく、そしてそこに電力のあれを落と すために変電所をつくるわけですので、送電という言葉は使わないほうがいいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) 先日の委員会の質疑の中では、市民課長より一応送電線とい う言葉で答弁されております。今6,000ボルトだとか1万ボルトだとかそういったものに関しては、 私も電力会社の人間ではありませんので、よくわかりませんし、一応私は答弁したとおりの回答をし ておりますので、その辺は後日また担当課長に調べて木村議員にお知らせしたいと思います。           〔「終わります」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第113号、議第115号、議第 116号のうち、最初に議第113号の当委員会所管分を議題とし、所管課長より歳入歳出の説明を受け た後、質疑に入りました。   第6款農林水産業費で委員より、農地中間管理機構の現状はの質疑に、農業振興室長より、市と 機構の業務委託を受け、受け手として217経営体、223ヘクタールを中間管理機構に貸し付け、10 月末に説明会を行うとの答弁。   第7款商工費で委員より、岩船町駅の100周年実行委員会の組織はどうなっているかの質疑に、 神林支所産業建設課長より、大嶋区長会長、磯部岩船地区区長会長など18名で構成。荒川支所産業 建設課長より、観光協会荒川支部で構成し、10月7日に実行委員会を立ち上げるとの答弁。   委員より、村上駅の開業は何かやるのかの質疑に、商工観光課長より、うまさぎっしり、村上駅 100周年の額、駅前での歓迎イベント、さけランチ企画などをやる。   委員より、11月に一斉にやるのかとの質疑に、商工観光課長より、11月1日にイベント、記念 列車、期間中にランチを。荒川支所産業建設課長より、坂町地域は11月1日に臨時列車、オールき らきらフェスティバル、神林支所産業建設課長より、岩船駅は11月1日に記念事業を行うとの答弁。   第8款土木費で委員より、山北道の駅、エアコン2台分、200万円は高いのではないかとの質疑 に、山北支所産業建設課長より、家庭用と違い、天井に取りつける業務用、20畳ぐらい、2つの部 屋で西日も入って暑くなる。冷房能力は、12.5キロワットとの答弁。   また委員より、いつごろ考えているかの質疑に、山北支所産業建設課長より、道の駅シーリング 工事分を財政とも協議し、決裁をもらい、6月末までに工事は終了しているとの答弁。   委員より、予算が余っているからやるのではなく、夏に間に合わなければ専決処分にやるべきで はなかったのかとの質疑に、副市長より、決裁を受けていたが、適正に流用したい、わかったとの答 弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ討論なく、起立による採決を行った結果、議第113 号のうち、経済建設常任委員会所管分については起立全員で原案のとおり可決するべきものと決しま した。   次に、議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、下 水道課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より特に質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第115 号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   引き続き、議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題と し、担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より特に質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第116 号は原案のとおり可決すべきものと決しました。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   今ほど委員長のご説明にはなかったのですが、土木費の都市計画費で駅周辺まちづくりプラン策 定経費の追加の補正が出ておりますが、それは…… 〇議長(板垣一徳君) 相馬議員に申し上げますが、それは政策推進課の課内の仕事でございまして、 先ほど相馬エイ議員さんが総務文教常任委員会のときに質疑をやっていただければよかったのですが、 総務文教常任委員会のほうの質疑が終結していますので、今回はご了承していただきたいと思います。 〇21番(相馬エイ君) はい。大変失礼いたしました。常任委員会を間違えました。しかし、まち づくり策定委員会の追加補正は認めることはできません。失礼いたしました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第113号を採決いたします。   本案に対する各委員長報告はいずれも可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第113号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第114号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第114号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第115号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第115号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第116号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第116号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時16分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              発言の訂正 〇議長(板垣一徳君) ここで市民厚生常任委員長から発言を求められておりますので、これを許し ます。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) 先ほど私の報告の中で送電線という言葉遣いにつきまして、 木村議員さんのほうからご質疑いただきました。それで、課長の答弁のほうは送電線ということで私 の報告変えたわけでありますが、先ほど木村議員さんがおっしゃったとおり、送電線というのはいわ ゆる高圧電線のことを指していまして、配電用の変電所から需要家に至るまでの電力線はやはり配電 線という文言だそうであります。ですので、今回の件に関しましては「送電線」というところをやは り「配電線」というふうに変えさせていただきたいと思います。改めて訂正をさせていただきたいと 思います。私も勉強不足で大変申しわけございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 了承願います。                                              日程第8 議第117号 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算             認定について                            議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について                              議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について     〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第117号から議第128号までの12議案は、平成25年度各会 計の決算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、一般会計決算審査特別委員会並びに関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願っ たものでありますが、各委員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、一般会計決算審査特別委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   一般会計決算審査特別委員会委員長。           〔一般会計決算審査特別委員長 平山 耕君登壇〕 〇一般会計決算審査特別委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第117号 平成25 年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてを報告いたします。9月18、19、22日の3日間にわ たり審査をいたしました。その概要について申し上げます。   最初に、9月18日、平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、議会事務 局、総務課、財政課、政策推進課、自治振興課、選挙監査事務局、会計管理者、消防本部、荒川支所、 神林支所、朝日支所、山北支所、学校教育課及び生涯学習課所管分についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑では委員より、財産収入で市所有の土地、建物で活用されていないものはとの質疑に、決算 の最後に財産の調書がありますけれども、もし使用されていない土地がありましたら、今後有効に活 用していく。できないものは売却の方向で精査しているとの答弁でした。   委員より、物品売払収入、調定額が約100万円くらいの減額の理由はとの質疑に、前年比とし ては560万円減で、その年に廃車になるものを売却するもので、幾らで売れるかはわからないため です。売却されたのは4件で、主なものはショベルローダー1台、乗用車1台、軽乗用車1台ですと の答弁でした。   歳出では、委員より、マイクロバスも含め、市の所有車両は329台あるが、この中にリース物 件は入っているかとの質疑に、リースは入っていない、リースは105台あるとの答弁に、それに対 して委員より、職員2人に1台を持つことになるが、将来的にどう対応するかとの質疑に、所有した ほうがいいもの、リースのほうがいいもの、使いやすい経費のかからないものを考えていきたい。ま た、リースには学校の送迎バスや消防のものもあるので、購入に当たっては補助事業があるものはそ れを使って、除雪車は補助金のあるものを来年から検討していかなければならない。高額なものはリ ースになっていくとの答弁でした。   公債費では、委員から民間では借り入れする際、利息を交渉するが、利息の交渉はしているのか との問いに、そのときはどの銀行から借りるのかとの質疑に、市中銀行から借りるときには見積もり を入札します。市内金融機関、郵便局から見積もりをとりますとの答弁でした。   引き続き、学校教育課、生涯学習課の質疑では、委員より、運転業務委託料と通学業務委託料に ついて毎年運転士さんの賃金が下がっていく。2つの業務の違いはとの質疑に、運転業務委託料はあ くまでも運転業務だけの委託でドライバーのみ、通学業務委託はバスも含めた委託で、前年度の決算 は運転業務委託料は5,650万円、通学業務委託料は1億5,170万円で、契約本数は調べていないと の答弁でした。   以上で18日に議題とした審査については終了しました。   次に、9月19日、議第117号、平成25年度一般会計歳入歳出決算認定のうち、税務課、市民 課、環境課所管分についてを審査した後、保健医療課、福祉課及び介護高齢課所管分について審査を 行いました。担当課長からそれぞれに歳入の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、市税で不納欠損額が多く出ているが、徴収員は何名体制ですかとの質疑に、昨年は 3名体制でしたとの答弁でした。   委員から、不納欠損が出ているので、もう少し徹底した徴収すべきではないのかという質疑と、 また個人で何名分、法人では何社分ですかとの質疑に対し、不納欠損は241人、法人は13社ですと の答弁でした。また、そのことに関して預貯金は差し押さえてあります。それを不納欠損の歳入のほ うに回していくという答弁でした。   歳出では、委員から、若い人で国民年金を払えないといって手続する人はどうなっているのかと の質疑に、若年者猶予で対処するとの答弁でした。   その後、保健医療課、福祉課、介護高齢課所管分を担当課長から説明を受けた後、歳入について の質疑に入り、終了後、歳出についての説明を受けた後、歳出の質疑に入りました。   歳入では、市内の保育園の収納率はとの質疑に、98.57%ですとの答弁でした。   委員からは、保育料の収納未済み額は1,600万円もあるが、いやに多いと感じますがとの質疑 に、滞納額の中身を分析すると、1人が多い金額を持っていたり、分納している方もいるが、分納額 が少ない方もいるので、なかなか減っていかないのが現状である。そういう方については分納の約束 をしているので、時効は停止している関係で不納欠損にはなりませんとの答弁でした。   歳出については、さしたる質疑なく、終了いたしました。   次に、9月22日、平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、商工観光課、 農林水産課、農業委員会所管分について担当課長から歳入の説明を受けた後、歳入の質疑に入り、歳 入の質疑終了後、歳出についての説明を受けた後、歳出についての質疑に入りました。   委員より、朝日まほろば農園の面積はとの質疑に、50平方メートルで18区画あり、1人1区画 ですとの答弁でした。   委員より、イヨボヤ会館の入館者数はとの質疑に、有料入館者数は5万3,007名、前年よりも 総入館者数については減になっているとの答弁でした。   委員より、年々入館者数が減少しているが、その対策はとの質疑に、その対策としては埼玉県の 高校生で臨海学校を受けに来ている人たちの夜間入館を認めたり、小学校の小学生の入館を無料にし たりしていくし、また、まちなか循環バスや観光施設へのパンフレットの配布等を行っているとの答 弁でした。   委員より、ふれあいセンターの使用料は前年度と比較してふえているかとの質疑に、平成24年 度が1億91万9,461円、平成25年度が1億1,611万3,255円となっていて、約70万円ほどふえて いるとの答弁でした。   次に、歳出の質疑では、委員より、漁港施設整備経費で市が関連しているところの4つの経費は どことどこですかの質疑に、中浜、府屋、脇川、桑川ですとの答弁でした。   委員より、桑川にある遊覧船の発着では、港の使用料はいただいているのかとの質疑に、笹川流 れ観光汽船と市と賃貸借契約をしていて、年間25万2,800円の賃貸料をもらっているとの答弁でし た。   ほかにさしたる質疑はありませんでした。   最後に、都市整備課、下水道課、水道局所管分について担当課長から歳入の説明を受けた後、歳 入の質疑終了後、歳出についての説明を受けた後、歳出の質疑に入りました。   使用料及び手数料では、委員より、市営住宅使用料で滞納繰り越し分が昨年よりふえているが、 対応策として戸別訪問して回収に努めているということだが、現状としては入っているのですかとの 質疑に、出納閉鎖期に入っているが、73万円ほど回収し、その後も回収に向け努力してまいります との答弁でした。   委員より、住宅使用料の滞納者は何人かとの質疑に、3人、2世帯分で、割と長く滞納している 方から最近滞納し始めた人も含めて3人、2世帯分、455カ月分ですとの答弁でした。   歳出についてはさしたる質疑はなく、終了しました。   以上で全ての質疑を終結し、討論を求めましたが討論はなく、起立採決の結果、起立多数で議第 117号については原案のとおり認定すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。   先ほどふれあいセンターの使用料をちょっと読み間違えました。1億ではなくて1,000万の違 いでした。平成24年度が1,091万9,461円、平成25年度が1,161万3,255円となっていて約70万 円ほどふえているとの答弁でした。私も目ちょっと、読み間違えました、済みませんでした。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 小杉和也君登壇〕 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) ただいま上程されています議第118号 平成25年度村上市 土地取得特別会計歳入歳出決算認定について及び議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別 会計歳入歳出決算認定についての2議案を先ほどご報告いたしました議案に引き続き審査いたしまし た。その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について担当課長 より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めたところ討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第118号は原案のと おり認定すべきものと決定しました。   次に、議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について担当課 長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第119号は原案のと おり認定すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) ご苦労さまです。議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳 出決算認定についてご質問をいたします。   今ほど委員長のほうから質疑はなかったということですけれども、平成25年度の基金運用収入 が5万7,404円と平年に比べて著しく低い運用益でありました。この件に関しても質疑もなかった ということでありましょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) その件についての質疑はございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 私調べるところによりますと、平成20年度38万、平成21年度38万、平 成22年度11万、平成23年度37万、平成24年度22万8,000円、平成25年度が5万7,000円と。 昨年だけが異常に低い運用収入だったということであります。ちなみにですけれども、基金条例を見 ますと、運用に関して市長は、基金の設置の目的に応じて基金の確実かつ効率的な運用に努めなけれ ばならない。4条として管理、基金に属する現金は、金融機関への預金、その他最も確実かつ有利な 方法により保管しなければならないということで、合併してから昨年度だけ著しく低いことに関して 委員会としての審査がなされなかったというのは、どのように委員長としてお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(小杉和也君) 委員会の報告ですので、私の考えを述べる場ではございませ んけれども、委員からは全くそういった意見はございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今言ったように基金条例自体が合併してから一度も運用というか、使われて いなかったという中で、基金条例自体の存在自体が私は疑問に感じますし、運用に関しても有利な、 例えば定期預金とか国債とかといって2億4,000万のお金を有効に使うべきではないかというふう に私考えております。この件に関しては、今回発言する場面でありませんので、機会があったときに 議論したいと思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 本間清人君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(本間清人君) ただいま上程されております議第121号から議第124号ま での4議案につきまして、その審査の概要と経過につきましてご報告申し上げます。さきに報告いた しました議第113号に引き続き審査をいたしました。   初めに、議第121号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入について歳入未済額の件数はとの質疑に、現年度分でありますが、916件で1億 240万7,565円で、滞納繰り越し分が1,056件の3億238万5,724円ですとの答弁でした。   委員より、収納推進員が国保では1人、市税では3人となっていますが、金額的には変わらない ので、成果的にはどうなのかとの質疑に、予算上では収納推進員が一般会計では3人、特別会計では 1人となっておりますが、実際には4人で収納推進に当たると思っていただきたいとの答弁でした。   委員より、市税の滞納者には国保や住民税など複数の滞納がある場合、分納していると思います が、その割合はどのように計算するのかとの質疑に、ご本人の希望を優先しますが、市側からすると、 古いほうから収納したほうが延滞金もかさみますので、有利であるとの話もさせていただいておりま すとの答弁でした。   委員より、市税に対しての減免措置については市民にどのように伝えているのかとの質疑に、こ れは保険税に限らず、介護保険、後期高齢医療保険料、それぞれの本算定の通知をしますので、減免 申請の申し出なども同封してありますし、市報の中にもそのことについて記載していますとの答弁で した。   委員より、歳出の給付準備基金積立金ですが、最終の積立金の残高を教えてくださいとの質疑に、 5月末まで2億215万3,684円ですとの答弁でした。   委員より、歳出の不用額が1億4,000万ほど出ているのは、住民負担から見ると見込み違いで はとの質疑に、交付金などの精算が翌年度精算になりますので、現在平成26年度の精算では1億 2,000万円ほど返金しなければなりませんので、この金額がこのまま残る金額ではありませんとの答 弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ反対の討論1件あり、起立採決の結果、起立多数 で議第121号は認定すべきものと決定いたしました。   次に、議第122号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定について を議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、 起立採決の結果、起立全員により議第122号は認定すべきものと決定しました。   次に、議第123号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の収入未済額に三角で29万8,000円とあるが、具体的に聞かせてほしいとの質 疑に、調定額から収入済額を引いてマイナスと表示しておりますが、還付すべき金額がそのまま入っ ておりますとの答弁でした。   委員より、歳出の温泉活用健康事業での実績利用者数はとの質疑に、国保事業では1万6,967 件、後期高齢者事業では7,596件の合計2万4,563件ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ反対の討論1件あり、起立採決の結果、起立多数 により議第123号は認定すべきものと決定いたしました。   最後に、議第124号 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の保険料収入未済額の件数はとの質疑に、現年度分230人、863万7,900円、 滞納繰り越し分184人、706万9,000円であり、合計304人の1,570万6,900円ですとの答弁でし た。   委員より、在宅寝たきり重度障害者等介護手当扶助400人とありますが、重度とつきますが、 介護度の制限があるのかとの質疑に、介護度での制限はありません。日常生活の自立度と認知症の自 立度で判定していますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めたところ反対の討論1件あり、起立採決の結果、起立多数 により議第124号は認定すべきものと決定いたしました。   以上、報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 片野鉄雄君登壇〕 〇経済建設常任委員長(片野鉄雄君) ただいま上程されました議第120号及び議第125号、126 号、127号、128号のうち、初めに議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出 決算認定について審査の概要と結果についてご報告申し上げます。   最初に、商工観光課長より説明を受けた後に質疑に入りました。   委員より、借地料について、昨年地元で協力できる部分、共有林については減額に協力したい旨 提案を受けたが、どうかとの質疑に、担当課長より、共有地40万減額の話を聞いているが、外部委 員会、ワークショップ踏む中でその辺を絡めて交渉に臨みたいとの答弁。   委員より、ゲレンデの草刈り業務について委託先が朝日地区猟友会となっているが、なぜ森林組 合に頼まないのかとの質疑に、観光交流室副参事より、以前は地元の人に人夫賃金を支払っていたが、 できなくなり、猟友会と森林組合に見積もりをしてもらったら倍以上の差がついたので、猟友会に頼 んだとの答弁。   委員より、スキーの貸し出しとロッジ等の使用料がなぜ売り上げとならないのかとの質疑に、商 工観光課長より、行政財産を扱うものとしてはスキー場の使用料は使用料、スキー貸し出し料は雑入、 物販は売り上げとならざるを得ないとの答弁。   委員より、借地料の面積と契約期間はとの質疑に、観光交流室副参事より、面積は山林17万 3,240.25平方メートル、田畑、宅地は1万8,199.53平方メートル。課長より、借地期間は5年で、 来年5月末までとの答弁。   委員より、外部委員会から報告書が出たが、今後の運営の方向性はとの質疑に、商工観光課長よ り、答申を受けたので、来年度から入りたいとの答弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第120号は 起立全員で原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と し、下水道課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、汚泥を開成さんに依頼するのをやめた理由はの質疑に、下水道課長より、昨年の8月 から運搬をやめ、新潟に運んでいる。当初バイオマスプラントに運んでいたが、機械トラブル、モー ター停止となり、分析の結果、汚泥に含まれる髪の毛や輪ゴムなどがプラント側の機器に影響を与え たためで、プラントの改善にはかなりの投資がかかるということでやめているとの答弁。   委員より、循環型社会を目指して国県の補助金も出て、よその自治体からも見学に来る施設。一 緒に解決するのが市の仕事ではないかの質疑に、副市長より、機具が外国製で高額、100%補助する わけにもいかない。よい施設ではあるが、業者の体力もある。業者さんからの申し込み対応を検討し て話し合いを進めたいとの答弁。   委員より、未収入額が2,000万、余計過ぎないかとの質疑に、課長より、未納者239人、1人 何件もの人もあり、998件である。収納率を上げる努力をしていくとの答弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第125号は 賛成多数にて原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、下水道課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、修繕料の内容はの質疑に、下水道課長より、ブロアの取りかえ2件と排水管の詰まり 解消2件との答弁。   委員より、山北、朝日地区の担当部署は環境課、神林の河内地区は下水道課となっているが、下 水道課一本にまとめたらどうかの質疑に、副市長より、トラブルは聞いていないが、特別会計の予算 編成もあるので、検討したいとの答弁。   以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第126号は 起立多数にて原案のとおり認定すべきものと決しました。   次に、議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、水道局長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より特に質疑なく、討論なく、起立による採決を行った結果、起立多数にて議第127号は 原案のとおり可決すべきものと決しました。   次に、議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定についてを議題とし、水道局長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、給水原価が上がっている要因はの質疑に、水道局管理業務室係長より、配水管修繕や 下水道工事に伴って新しい管の布設費や資産減耗費のためとの答弁。   委員より、石綿管の残り延長はとの質疑に、水道局管理業務室係長より、12キロメートルぐら い残っていると思われるとの答弁。   委員より、石綿管のパンクする事例はどうかとの質疑に、水道局長より、以前はあったと思うが、 近年は余り聞いていないとの答弁。   その他さしたる質疑なく、質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結 果、起立多数にて議第128号は原案のとおり認定すべきものと決しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第117号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、平成25年度一般会計決算、反対討論を行います。   平成25年度決算に当たりまして、市民の安全と福祉の充実という点でどうであったのか精査、 検討いたしました。まず、市民の安全にとってどうであったのかという点であります。1つ目、50 年に1度の水害対策が検討されていません。一般質問でも申し上げてまいりましたが、昭和41年、 1966年7月17日の豪雨に匹敵するような大雨に対する、豪雨に対する、洪水に対する検討があり ませんでした。関連いたしまして、9月議会で質問いたしました荒川郷のごみ処理場の有害物質が荒 川の洪水時に流れ出す危険がなおざりにされています。処理場の下流域から取水をしているのが胎内 市と荒川、神林の給水人口で4万人にも及びます。この方々の給水に対して非常なる危険が及ぶもの と考えております。   また、処理場の解体は合併時の重要課題でございました。その一方で、合併時に撤回されたはず の数十億円規模の橋上駅と周辺整備計画がよみがえり、平成25年度にコンサルタント会社に委託し て計画案をつくらせました。駅周辺整備計画作成に予算が執行されました。にもかかわらず、でき上 がった計画案が議会に報告されていません。どういう仕事をしたのかわからないものを議会が承認で きるはずがないと私は考えます。   福祉の充実ではどうであったのかという点であります。高過ぎる国保税の引き下げをしてほしい という多数の市民の声があります。一般会計からの繰り出しで補助をしている自治体が県内半数にも 及びますが、村上市では検討もされていません。その一方、平成25年度決算で閉鎖時期の残高で約 36億円も一般財政調整基金が積み上がっています。本来繰越金の半額程度が適当とされています。 地方交付税のあり方から見て財務省が不適切と指摘をしている事実もございます。   決算の認定についての意見であります税の滞納者を新発田市の新潟県税徴収機構送りにしていま す。滞納者の生活実態から離れている徴収機構では、病気の人に保険を解約しても払えというような 徴収が行われています。これは容認できません。とても払えないと頭を抱えて税務相談にも行けない 市民がいます。税滞納者に国保税の生活困難者に対する減免規定があることを知らせること、規定に ついて市民に公開をすべきであります。   最後に、審議の中で具体的な内容で指摘をいたします。プレミアム商品券で住宅リフォームも可 能ということで事業実施をいたしました。しかし、費用対効果という点では、住宅リフォーム事業の ほうが効果があるということでありました。費用をかけて事業を行うのですから、効果が高い住宅リ フォーム事業を実施すべきであったと考えます。私は、これらの点を指摘をいたしまして、平成25 年度一般会計決算については反対を表明いたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 平成25年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の討論を行い ます。   決算額、歳入355億5,169万5,030円、歳出342億7,698万3,619円、差し引き残高12億 7,471万1,411円、前年度比1億2,219万1,490円増でありました。収入未済額は4億6,537万 2,093円で、前年度比7.5%減、実人数2,609人となっています。不納欠損額は4,338万9,057円で、 1,211件となっております。新潟徴収機構への送り分は、平成25年度83件、平成21年当初より2 倍になっています。一般会計歳入における市財政の根幹となる主な費目の構成比率、市税18.8%、 地方交付税39.1%、国庫支出金10%、市債13.5%となり、歳入全体の大きなウエートを占めていま す。   予算議会でも申し上げましたが、子どもの医療費助成の対象年齢を子どもの人数にかかわりなく、 中学卒業まで入院、通院を対象にしていただくなど、市民にとって前向きな事業も数多くありました。 しかし、限られた財源を有効に生かし、健全な財政運営と行政の効率化が求められております。無駄 遣いは許されません。不要不急の市民が望まない箱物事業は許されません。   都市計画総務一般経費で村上駅周辺まちづくりプラン策定経費として2,851万1,000円が計上 されました。2業者にコンサルタント料、委託料として2,592万7,650円支払われております。こ の事業の前提は、村上総合病院が駅西に移転を契機として駅周辺の整備及び活性化を図るための計画 でありました。しかし、現在厚生連の建設計画の中にも村上総合病院の移転計画は明確化されており ません。にもかかわらず、駅周辺まちづくり策定委員会は会議を継続しております。私は、村上駅周 辺まちづくりプラン策定委員会条例制定時に次のように指摘をいたしました。総合病院の支援という ものを口実に、まず村上駅周辺の大型公共事業先にありきという村上市の姿勢に非常に危惧を感じま す。ものすごく膨大な決算、市債があるという状況の中で、非常に不要不急の大型公共事業をやると いうことは、市の財政を深刻化し、決していいことではないということを指摘をいたしました。現に 村上市の今の駅周辺のまちづくり策定事業は、頓挫しております。今回平成26年度の補正予算で策 定委員会の段階の補正予算をつくりました。しかし、どのようにプランを作成しようとも、本来この 事業の一番の根幹でありました村上駅総合病院が駅西に移転をするということは、まだ何の確約もな いという実態の中で、このような予算が実施されて使われてきたという今年度の予算は非常に本当に これでよかったのかと思っております。   それから、平成24年度の決算でも指摘いたしましたが、村上は観光で生きるまちです。しかし、 朝に夕に風向きで嫌なにおいが街中にしております。市民からの苦情がたくさん来ています。毎年の ように指摘しておりますが、抜本的な問題解決はされておりません。業者の方も営業という立場もご ざいますでしょうが、真剣に県、国等にも相談して、関係する課の間で嫌なにおい解決のために真剣 に取り組むことこそ、私は観光で生きるまちの大きな課題なのではないかと思っております。   長引く不況、4月からの消費税引き上げ、物価の値上げ、大型店の低価格競争により、昔から長 く営業してきた商店の閉店が数多く見られます。さらに、市民生活は深刻になります。まちづくりは 人づくり、将来の村上市は職員の政策立案能力にかかっています。   このことを申し上げまして、私の反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第117号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第117号は原案のとおり認定することに決定をしました。   午後1時15分まで休憩します。           午後 0時04分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   次に、議第118号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第118号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第119号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 4番、鈴木いせ子さん。   投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第119号は原案のとおり認定することに決定しました。   次に、議第120号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第120号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第121号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 平成25年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論を 行います。   国民健康保険税の徴収率は77.4%、収入未済額は4億479万3,289円、前年度比10.5%減、不 納欠損額は2,943万4,274円、前年度比61.8%増。滞納処分の執行停止などの納税緩和措置を行っ ていただいていることはありがたいことであります。しかし、短期証発行は701件、資格証発行は 278件となっております。給付準備基金積立金は、5月末で2億215万3,684円となっています。 平成22、平成23年度と村上市は2年連続での引き上げを行いました。そのことが市民に重い負担と なっていることは事実であります。均等割が3万5,900円となっていますが、生まれたばかりの赤 ちゃんにもかかってまいります。18歳以下の子どもへの均等割の減免をすべきです。基金の取り崩 し、一般会計からの法定外繰り入れで負担軽減をすべきです。   国保は社会保障の制度であり、皆保険体制を下支えする役割があります。国に責任があるにもか かわらず、国庫負担が減額されて加入者に負担が転嫁されています。厚生労働省も一般会計からの繰 り入れについては適正に行うことと通知をしていて、法定外繰り入れを禁止しているわけではありま せん。   ことし4月から70から74歳の窓口負担が1割から2割に引き上げられました。4月からの消 費税引き上げ、失業者の増大、物価の値上げなど、市民の生活の深刻さは増大しております。国民健 康保険法第44条の窓口での一部負担金減免については、もっと市民にわかりやすい周知徹底に努め ていただきたいです。政府は、医療費抑制策として団塊の世代が75歳以上となる2015年に照準を 合わせ医療費抑制を目指し、病院完結型から地域完結型へとし、入院や介護施設から地域、在宅へと 誘導しています。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第121号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第121号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第122号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第122号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第123号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反 対の討論をいたします。   この制度は、75歳以上の高齢者が医療で差別され、現代のうば捨て山になると制度創設以来、 不安いっぱいの中、実施されております。年間18万円以上の人は年金より徴収され、特別徴収とい います。年間18万円以下の人は納付書で納めることになります。普通徴収といいます。収入未済額 は353万7,000円、滞納実人数106人、不納欠損額は43万円となっております。わずかな年金で質 素にこの地域で貢献して、今日までこの地域発展のために貢献していらっしゃったお年寄りが非常に 大変な状況になっているお年寄りを苦しめるという、この制度の一日も早い廃止を望みます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第123号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第123号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第124号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 平成25年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対討論 をいたします。   収入未済額は、介護保険料の第1号被保険料1,570万7,000円、滞納実人数304人、不納欠損 額は介護保険料の第1号被保険料261万2,000円となっております。厚生労働省は、一定以上の所 得がある人の介護保険の自己負担を1割から2割に引き上げました。厚生労働省は、介護保険で要支 援と認定された高齢者に対する保険給付の廃止を打ち出し、2015年度以降、段階的に市町村任せの 新しい地域支援事業に移行しようとしています。財源の規模はどんどんと縮小する仕掛けになってお り、住みなれた地域や住まいで尊厳ある自立した生活を送ることができるよう、質の高い保健医療、 福祉サービスの確保、将来にわたって安定した介護保険制度の確立などと言葉だけは言われておりま すが、保険料を取られてサービスなしの深刻な事態になることが予想されます。関係機関のご努力が 無駄にならないように望みます。   病院から退院させられた患者の受け皿として、政府が整備しようとしているのが地域包括ケアシ ステムです。全国の市町村に人口1万人単位、中学校区で24時間30分以内に医療、介護、介護予 防、生活支援、住まいの5つのサービスを一体で提供できる体制をつくり、在宅生活を支援しようと いう考え方であります。しかし、誰が責任を持って地域包括ケアシステムをつくるのか、法律では決 まっていません。積極的な取り組みのない自治体では、病床削減や介護施設の不足のもとで多くの医 療、介護難民を生み出すことにつながりかねません。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第124号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第124号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第125号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第125号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第126号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第126号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第127号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第127号は原案のとおり認定することに決定をしました。   次に、議第128号について討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対の理由について1点だけ指摘をさせていただきまして、 反対討論といたします。   水道事業決算審議を通じまして、発がん物質であるところの石綿管が村上地区の水道給水本管に 使用されており、さらに改修計画もないということが明らかになりました。計画にもないということ では到底容認できないので、反対いたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   最後に、議第128号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は認定です。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議第128号は原案のとおり認定することに決定をしました。                                              日程第9 議第129号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第7号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第129号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第7号)を 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ご苦労さまでございます。ただいま上程いただきました議第129号につい て提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第7号)についてであります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ10万円を追加し、予算の規模を332億3,340万円にしようとするものであります。   補正の内容は、平成26年産米概算価格の下落及び台風11号の被害により減収が見込まれる農 業者への緊急融資に対する利子補給を行うものであります。   歳入におきましては、第15款県支出金で5万6,000円を、第19款繰越金で4万4,000円をそ れぞれ追加するものであります。   歳出におきましては、第6款農林水産業費で10万8,000円を追加するものであります。   また第2表は、債務負担行為の補正で緊急融資に伴う利子補給金を追加したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第129号をボタン式投票により採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第129号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第5号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額               ・拡充を求める意見書の提出について               議員発議第6号 学費と教育条件の公私間格差是正に向け、私学助成の増額               ・拡充を求める意見書の提出について          〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員発議第5号及び議員発議第6号を一括して議題といたしま す。   提出者から提案理由の説明をお願いをいたします。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されました議員発議第5号 学費と教育条件の公私間格差是正 に向け、私学助成の増額・拡充を求める意見書についてでありますが、本案は去る9月24日に開催 されました総務文教常任委員会の協議会で審査され、願意了承された陳情に基づく意見書の提出につ いてであり、村上市議会会議規則第14条の規定により提出するものです。   意見書案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長及び参議院議長であ ります。   賛成者は、鈴木いせ子議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、佐藤重陽議員、川崎健二議員、三 田敏秋議員、滝沢武司議員、小杉和也議員、そして提出者は私、渡辺昌でございます。   次に、議員発議第6号でございます。議員発議第5号と同様の趣旨の意見書でありますが、提出 先が新潟県知事宛てとなっております。   同じく賛成者は、鈴木いせ子議員、大滝国吉議員、冨樫宇栄一議員、佐藤重陽議員、川崎健二議 員、三田敏秋議員、滝沢武司議員、小杉和也議員、そして提出者は私、渡辺昌でございます。   議員発議第5号及び第6号は、以上のとおりでございます。ご審議の上、ご決定賜りますよう何 とぞよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議員発議第5号について討論を行います。討論はございませんか。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されております議員発議第5号 学費と教育条件の公私間格差 是正に向け、私学助成の増額・拡充を求める意見書についてでありますが、賛成の立場から討論をさ せていただきたいと思います。本当であればちょっと質疑しようかと思ったのですけれども、質疑し ても提出者に対する質疑なので、なかなか答弁できないだろうと思いまして、急遽ちょっと賛成の討 論をさせていただきます。   この問題につきましては、もう長年高校無償化等のことが言われておりまして、前政権でありま す民主党政権時代に高校の授業料無償化が決定されまして、月額授業料9,900円に関しては、法律 上不徴収という名目で、公立に関しても9,900円、私学に関しては公立に負担している分、9,900円 を授業料から相殺するというような形でもう一律でありました。ところが、平成26年度の改正法律、 ことしの平成26年4月からの改正した自民党政権での法律では、高校無償化という文言を削除いた しまして就学支援金ということで、これは公立問わず、高校の授業料の支援を市町村の民税所得税額 別で支援をしていこうというものであります。これは、金額的には公立は一律ですので、9,900円な のですが、そこに今までは全部一律だったのをおおむね所得、年間910万以上の方に関しては、現 行の授業料をお支払いいただくというふうに変わったわけです。   今回の請願は、私学に関してだけでありますけれども、公立に関しましても今回の現行の法律で いきますと、所得の多い方にはそれだけの応分負担はいただくというふうな法律に変わっております。 ただし、私立に関してはそれにまた違った今支援の法律になっておりまして、今までの現行のやつは 例えば在学中の方は昔の法律のままの適用になってしまうのですが、ことし、平成26年4月1日か らの入学した生徒でありますと、例えばおおむね課税が年収250万未満程度、これ非課税という対 象になるわけですが、非課税の対象者でありますと、私立の免除金額は全日制の場合、9,900円に対 しまして2.5倍の月額2万4,750円が支給される。そして、課税が5万1,300円未満、これ年収でい きますとおおむね250万から350万円程度なのですが、こちらですと2倍の1万9,800円、月額。 15万4,500円の税課、これは年収350万から590万程度なのですが、こちらですと1.5倍の1万 4,850円、就学支援金として私立高校生の世帯にはその分加算が現在の法律ではあるのです。ですか ら、正直申しまして前の無償化という、不徴収というときの法律から比べると、現在の法律のほうが 私立に通われている方の所得別で支給する支援の金額がちょっと変わってきますので、逆に言ったら いい部分はあるのです。   ですから、今、今回の意見書の中でも一番上の私立高校生への就学支援金制度を充実することと いうことに関しては、正直申しまして若干前よりは充実していることは充実しているのです。ただし、 私らが若いころ、私が高校へ行くころというのは、どうしても今の試験制度と違いまして、3月の公 立の入試の前に私立があって、いわゆるちょっとその辺の偏差値で自分入れるかどうかなとわからな い場合に滑りどめみたいな、ちょっと言い方おかしいのです、そんなふうな私立のことをいっていま した。ところが、今の現行ですと、例えば日本文理の高校野球にしましても私立で、やはり学力にし ましてもスポーツにしましても優秀な生徒がどうしてもその高校に入りたいということで今入学を希 望する方が多いわけです。それで、もう私立のほうは授業料から設備金額がどうしても高いので、保 護者が負担する割合としては公立の一律と違ってやはり高い。修学旅行に関しましても公立は大体沖 縄や九州とかそういうところなのですが、私学ですとどうしても海外という形になりますと、保護者 の積み立ての負担金も私立の場合は公立と違ってすごく高い。その分に関しては、これいたし方がな いという部分はあるので、賛成の中にもこれからやっぱり委員会とかいろんな中でそういった部分も 含めて協議したり、また皆さんと意見交換したり、研究する部分というのは中にはあるのでしょうけ れども、やはり保護者が通わせる、子どもがそういう高校にどうしても行きたい、例えば野球したい ので、文理に行きたい、中越に行きたいといったときに、どうしても授業料の負担とか金額が公立と 比べると高いので、なかなか厳しいのだと。うちは3人も子どもがいるのでとか4人も子どもいるの でという家庭にしてみれば厳しい部分をやはり国が、県がもう教育の充実ということでその分を国、 県が学校に対して、学校も学校法人でありますので、そこに補助金として投入をして、個人から徴収 する分を幾らか下げていくという方策につきましては賛成するところであります。   そういった意味で今の自民党の制度の中の法律改正では、支援金につきまして就学支援金は前の 制度よりは充実まではいかないのですが、若干制度的に低収入者に関しましての支援制度は少し充実 して金額もアップしている部分は本当にありがたいことでありますが、まだまだそれに及ばない学校 とかいろいろありますので、そういった意味ではこの意見書を通していただいて、ぜひとも国、県、 自治体がそういった学校に対する支援をもっと強化していただきたいということで賛成の討論とさせ ていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) ほかに討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第5号を採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第5号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第6号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第6号を採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第6号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第7号 軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定基準の改正な               どを要請する意見書の提出について           〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議員発議第7号 軽度外傷性脳損傷に関わる周知及び労災認定 基準の改正などを要請する意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   3番、板垣千代子さん。           〔3番 板垣千代子君登壇〕 〇3番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議第7号 軽度外傷性脳損傷に関わる周知 及び労災認定基準の改正などを要請する意見書の提出についてでありますが、本案は去る9月25日 に開催されました市民厚生常任委員会の協議会で審査され、採択された陳情に基づく意見書の提出に ついてであり、村上市議会会議規則14条の規定により提出するものであります。   意見書案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長で あります。   賛成者は、小林重平議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、大滝久志議員、木村貞雄議員、小池晃 議員、本間清人議員であります。提出者は私、板垣千代子でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいた します。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第7号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第7号をボタン式投票により採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第7号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第8号 政府による緊急の過剰米処理を求める意見書の提出につい               て                                議員発議第9号 JA改革に関する意見書の提出について         〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議員発議第8号及び議員発議第9号を一括して議題といたしま す。   提出者から提案理由の説明をお願いをいたします。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第8号、政府による緊急の過剰米処理を求 める意見書は、去る9月26日に開催されました経済建設常任委員会で審査され、採択された請願に 基づく意見書の提出でございます。会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   本文は、皆様にお配りしてあります資料のとおりでございますので、説明を省略させていただき ます。   提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣である消費者及び 食品安全担当、そして規制改革担当、少子化対策担当、男女共同参画担当のそれぞれの大臣、そして 衆議院議長、参議院議長でございます。   賛成者は、尾形修平議員、姫路敏議員、平山耕議員、山田勉議員、齋藤信一郎議員、竹内喜代嗣 議員、片野鉄雄議員、そして提出者は私、川村敏晴でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。   次に、議員発議第9号、JA改革に関する意見書は、先ほどと同じく経済建設常任委員会で審査 し、採択された議員提案の意見書の提出でございます。会議規則第14条の規定により提出するもの でございます。   本文は、皆様に配付してあります資料のとおりでございますので、説明を省略させていただきま す。   提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣、内閣官房長官、内閣府特命担当大臣であります消費者 及び食品安全担当、規制改革担当、少子化対策担当、男女共同参画担当のそれぞれの大臣でございま す。   賛成者は、尾形修平議員、姫路敏議員、平山耕議員、山田勉議員、齋藤信一郎議員、竹内喜代嗣 議員、片野鉄雄議員、そして提出者は私、川村敏晴でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議員発議第8号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第8号を採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第8号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第9号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第9号を採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第10号 岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する決議 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議員発議第10号 岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する 決議を議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   11番、平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) ただいま上程されました議員発議第10号 岩船沖洋上風力発電事業の導入 推進に関する決議ですが、本案は去る9月17日に開催された会派代表者会議において審査された決 議の提出であります。   決議の本文の資料は、皆様のお手元にある資料のとおりでありますけれども、若干文言が変わっ ておりますので、私が本文を読み上げます、朗読します。 岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する決議   現在、我が国におけるエネルギー政策において、再生可能エネルギーを活用した風力発電事業は、 地球環境負荷の低減やエネルギーの安定供給の観点から、国としても、その推進を強力に進めている ところである。   このような中にあって、風資源に恵まれ遠浅な地形を有する岩船沖の洋上は、風力発電事業を導 入する適地として高く評価されている。   これを踏まえ、村上市では岩船沖での洋上風力発電事業の導入を検討すべく地元漁業関係者をは じめ地域の関係者及び学識経験者で組織する「岩船沖洋上風力発電に関する研究会」を組織し、洋上 風力発電事業の導入の可能性について検討した結果、「地域住民の生活環境に対する配慮」、「景観 との調和」、「自然環境の保全と調和」、「漁業者及び岩船港利用者との調整」、「地元との情報・ 意見の共有」及び「地域の発展に資する取組みの検討」といった住民意見に基づく6項目の配慮すべ き事項を付帯し「岩船沖における洋上風力発電事業の実現の可能性は高く、洋上風力発電事業の導入 を積極的に推進していくべきである」との結論に至ったところである。   岩船沖洋上風力発電事業を実現させることは、国家レベルでの地球温暖化対策として有効な施策 であることはもちろんであるが、本市において、新しい事業体が進出することに伴い、観光分野はも とより地域経済の振興の観点からも本市の活性化の推進に大きく寄与するものと期待されるところで ある。   加えて、新しい事業体の進出に伴いもたらされる経済効果は、本市の行政運営にも多大な効果を もたらすものと思慮されることから、本市の活性化の起爆剤として極めて有効なものと考える。   よって、本市議会は、岩船沖洋上風力発電に関する研究会の研究結果に十分配慮するとともに、 地元漁業関係者及び地域の関係者並びに市民の理解と協力のもと、岩船沖洋上風力発電事業の導入を 推進する。   以上決議する。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。提案者にお伺いいたします。   今ほど市民の理解と協力のもとというお話がございました。たしか海岸沿いの住民の皆さんには、 教授がお話はされているようでありますけれども、一般的な市民に対しては9月7日、講演会のチラ シが入り、そこで教育情報センターで講演会がされた。そして、次の日新聞報道がされたという、そ ういう経緯だと思っているのですが、日本海は海岸沿いに関係する地域の住民の皆さんだけの海なの でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) そういうわけではないと思いますけれども、確かに地元住民のそうした研 究会の中での発言とかは十分考慮しながらこれを決めております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 研究会のメンバーは、確かに地域の漁業関係者、海岸沿いの地域関係者、 内水面関係者、観光協会、瀬波温泉旅館協同組合、岩船港利用促進協議会、岩船商工業会、粟島汽船 等、団体の長の方、会長の方が研究会のメンバーでいらっしゃいました。しかし、それぞれの団体あ るいは組織の会員さん、あるいは組合員さん等できちんとお話を聞き、そしてそこで真剣な協議とい うのは、いつどのような形でされているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) そこまで日程的には私はわかりませんけれども、ただそうした中での話し 合いをしたということは聞いています。そして、その方たちの話し合いだけではなくて、やはりより 多くの地域住民の話は聞かされていますし、村上市全員が全部に話しする必要はないのだと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今最後に何とおっしゃいましたでしょうか。ちょっと私今下向いていたの で、聞き取れなかったのですが、何とおっしゃったのでしょう。もう一回ちょっと最後の言葉はっき りおっしゃってください。 〇11番(平山 耕君) 確かに全市民に伝えないといけないかもしれないけれども、全市民の賛成 を得るということはなかなか難しいのではないかと思うと言ったまでです。 〇議長(板垣一徳君) 4回目になりますけれども。 〇21番(相馬エイ君) こういう形で今回決議がされますが、山口県の下関では非常に住民の健康 等に与える影響等もまだまだわからないということで住民運動が起こっているという。それで、決議 を今回の議会、決議するという、私は非常に急ぎ過ぎているなという気がするのですが、なぜ今この 時期なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) 洋上風力発電は、日本でも注目されている事業でありまして、今すること が一番村上にとって有意義になるというような観点のものもあるし、今しなければ、やはりよそに持 っていかれるというようなこともあります。そうした絡みであると思います。 〇21番(相馬エイ君) 3つたしかしましたね、質問。 〇議長(板垣一徳君) いや、4回しました。 〇21番(相馬エイ君) そうでしたか、失礼いたしました。質疑はこれで終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。   この決議に当然反対するわけではなくて、賛成の立場からちょっとだけお伺いしたいのですが、 今回の一般質問の中でも何人かの議員さんから洋上風力発電について意見ありまして、市長のほうか らの答弁も行政としても推進していくのだと、環境課の課長としてもそういったような答弁もござい ました。それはそれでいいことであり、また地域にとってもいいことなのだろうと私思っているので すが。ただ、裏にマスコミの方もいます。また、こういった決議がどおんという形で表に出ますと、 今村上市議会としても全て行け行けどんどんですみたいな形での報道をされますと、なかなかおかし い部分があるのではないかなということをちょっと感じるのです。研究会の会長と、またその中にい る方々も当然漁業関係者であったり、旅館業組合の方であったりといろいろいるわけですが、やっぱ りいろんな今地域でこういった話があったところもあります。でも、それも全部崩れていっていると ころも確かであるので、やっぱりこういう決議は決議として行うべきだと私も思うし、時期尚早とい う意見もありましたが、これは何年もかけてやっていることで、ではいつ決議するのだよという話に なる。これは、この時期でもいいのだろうと思うのですけれども。やっぱり議会としては決議した以 上、その部分に関してはやはりいろいろ研究したり、視察を重ねたり、本当はできることであれば市 長とか研究会の会長さんにはノルウェーの本社にでも行っていただいて会社の概要、そしてどういっ た事業をヨーロッパでは展開していて、そこの環境はどういうふうになっているのだということもや っぱり自分の目で確かめていただけるようなことまでやっていただけると私はありがたいなと思って いるのですが、その辺提出者はいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) もちろんこれからも風力発電に関しての研究会は進めなければならないと 思います。そして、経済建設常任委員会でも10月に視察に行くことは決まっていますし、2カ所行 きますし、全員で行くことも考えなければならないと思っています。そして、やはりより多くの理解 を得てから事業に取りかかることが大事ではないかなと私は思いますけれども。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) せんだっての新聞報道で売電のことに関しても何かこれから本当に東京電力 のほうで家庭用電力に関して買うのだかどうだかというちょっと記事出て、そういった部分等も考え ますと、例えばこれだけの世界で最大のもし洋上風力発電がここに設置されて、それを東港から東京 のほうに送電するのだという話ございましたけれども、そういった電力は今後必要ないので、買いま せんなんていうことにもならないようにしていただきたいなというふうに思っている。そういったこ ともやっぱり今後の決議した以上は、議会としても注視する必要があるのだろうというふうに考えま すが、その辺はいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) 事業そのものは、あくまでも民間企業が考える、やることなので、私ども はそれを側面から精いっぱい応援するという格好しかできないと思うのです。そうしたもののための 事業がスムーズに進むように私たちが地ならししていくということが大事ではないかと思いますけれ ども。           〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。   相馬さん、反対討論ですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 反対討論をいたします。   まず最初に、自然エネルギーの活用を一般的に反対するものではありません。研究会の研究結果 報告が8月26日、文章で報告がありました。その中では、研究会で検討した結果、洋上風力発電が 導入された場合に地域にもたらす経済効果や地域活性化への期待が持てること。今のところ地域住民 から大きな反対が見受けられないこと。懸念される課題が幾つかあるものの、対策を講じれば解決で きると考えられることから、岩船沖における洋上風力発電導入の可能性は高いと考え、岩船沖洋上風 力発電の導入を積極的に推進していくべきとの結論に至りましたとまず文章がございます。   そして、研究会で議論した結果、地域住民からいただいた意見をもとに配慮いただきたい事項と して次の点をまとめましたとございます。1つ、地域住民の生活環境に対する配慮とあり、洋上風力 発電設備から発せられる低周波音や振動などが地域住民の生活環境に悪影響を及ぼす可能性があるこ とを鑑みという文章がございます。2番目には、景観との調和とあって、洋上風力発電設備の整備計 画策定に当たっては、自然の造形を背景として形成された里地里山の風景や、地域固有の個性ある美 しい景観と調和するよう配慮する必要があるというようなこと。そして3つ目には、自然環境の保全 と調和ということで、すぐれた自然の風景地に影響を及ぼす可能性があることを鑑み、海岸侵食等に ついても十分な配慮。そして、日本でも有数の鮭文化を育んできた風土であることから、三面川及び 荒川を遡上する鮭への影響と対策については十分検討する必要がある。それから、マスやアユ等につ いても同様に検討する必要がある。4つ目、漁業者及び岩船港利用者との調整とございます。漁業者 及び岩船港利用者に支障を及ぼすおそれがないよう調整する必要。5つ目、地元との情報、意見の共 有とあり、地域との合意形成を図りながら導入を推進するに当たっては、環境影響評価の際や計画の 策定時などに説明会等を開催し、適切な情報共有を行うこと。6つ目、地域の発展に資する取り組み の検討というようなことで書いてございます。   このように6つの課題が載せられております。これらについての調査もこれからであります。当 然その結果も報告もまだです。これらは、観光で生きる村上、鮭の来るまち村上、地産地消の振興、 市民生活や市民の健康などに与える影響についての調査もこれからです。それなのになぜ今議会が決 議をするのでしょうか。議会として調査、議論もしておりません。全く理解ができません。なぜこん なに急ぐ必要があるのでしょうか。研究会の委員に関係団体の長の方々の名前が載っておりますが、 それぞれの各団体、各組織での説明、議論は十分されているのでしょうか。   昨年、平成25年6月28日、漁業の人たちと一緒に環境課職員が名古屋大学教授、安田公昭教 授、それから日本気象協会、再生可能エネルギー推進室主任技師、玉井孝昭氏、それから新潟漁業協 同組合岩船港支所、洋上再生可能エネルギー利活用アドバイザー、菅原純氏から説明を聞いたという ことであります。平成25年10月1日には関係者、そしてノルウェーの大使の方も同行し、市長に 面談されております。   しかし、海岸沿いの住民には安田教授が説明をされてはいるようでありますが、全体的な市民に 知らされたのはチラシで9月7日の講演会で、翌日の新聞報道で市民は洋上風力発電についてを知っ たわけであります。講演会に参加された市内の女性から私、そしてほかの議員の皆さんのところにも きっとお手紙が行っていると思いますが、その方はこのように受けとめていらっしゃいます。「講演 会の主催は、岩船沖洋上風力発電に関する研究会とありましたが、私は市の主催と思い込んで参加し ました。講演会では、主催者についての説明がなく、どのような経緯で市とともに研究会として立ち 上げていたのか、どのような位置づけなのかなども不明です。質問したのですが、十分な説明を得ら れずに、再度質問ができぬうちに終了時間が来てしまいました。市民の合意形成が専門の名古屋大学 の教授ということでありましたが、急がないと他の自治体で取り組んでしまいますというような発言 もあり、十分な合意形成とは言えないのではないのでしょうか。巨大資本が投資先として選定してき ているという点、研究会の構成メンバーや経緯についての市民への広報も全くありません。合意形成 とは言えない進行方法に異議を感じます。議会としては慎重、丁寧な、そして市民の立場に立ったご 活躍をお願いいたします」というお手紙をいただきました。   今回洋上風力発電の説明者である安田教授、この方は名古屋大学の教授でありますが、寄附研究 部門の教授でいらっしゃいます。そして、任用期間は平成25年4月1日から平成27年3月31日ま でであります。そこで、寄附部門というのは、寄附者は大阪府の日立造船株式会社、愛知県の岡崎信 用金庫の寄附を受けての研究者でいらっしゃいます。寄附金、総額4,200万円。寄附の時期、平成 25年4月1日から平成27年3月31日まで。寄附金の支払い方法、1年ごとの分割支払い。そして、 研究の概要は、我が国の海域利用は漁業法に守られた漁業者の生産活動が常に優先されており、我が 国特有の漁業権の存在は、洋上風力発電事業等の海洋産業の進展に大きなハードルとして立ちはだか っているとありまして、重要な研究課題が浮かび上がってきた。漁業者は、当該事業を理解するため の基礎的な情報、洋上風況の実際、風車設置に伴う海流や潮流の変化、それに起因する海底地形の変 貌などに関するわかりやすい解説を要望している。洋上風車設置に伴う海域の洋上気象及び海洋物理 が生物への影響等の情報提供こそが漁業者をして当該事業の推進に協力していただく最も重要な要素 となるということで、教授の研究部門は来年3月31日までの期間で、そして漁業者にいかに理解し て協力してもらうかというのが教授の研究内容であります。そして、教授の研究部門には水産総合研 究センターの方、それから日立造船の方、三井物産戦略研究所の方、日本風力発電協会の方等が客員 教授として名を連ねております。   市民から選ばれた議員が議会として本当に十分な議論、そして調査もしない中、このような形で 教授らの要望を行政も議会も受けとめて、それ行けどんどんということで余りにも急いで議会で決議 をするということは、私は反対であります。長くなりました。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 賛成の討論ありますか。   長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) 先ほどの反対討論は非常に長かったのですが、私は短く簡潔に賛成討論 を行います。議員発議第10号 岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する決議に賛成の立場で討 論をいたします。   日本海に吹く風は、江戸時代を中心に北前船による交易で瀬波、岩船、塩谷、海老江などに多く の繁栄をもたらしました。同時にその風の影響で北前船による水難事故も多く、古文書などには多く の惨事の様子が書き残されています。北前船による繁栄と惨事。自然の風に立ち向かった先人の勇気 がそれぞれの地域を築いてきたのです。その風が自然資源再生エネルギーとして新しい形でこの地を 変えようとしています。特に岩船沖は水深が着床式洋上風力発電に適していることから、その取り組 み方次第で新しい産業、新しい観光、新しい地域経済の振興に大いに期待されているところでありま す。   去る9月23日の日本経済新聞に東北地方の風力送電網計画整備の記事が載っていますように、 民間業者が多く名乗り出て、他の地域でも送電網計画、つまり系統についても着々と導入に向けた環 境整備が整いつつあります。   私は、村上市が洋上風力発電の先進地となることで、その受ける恩恵ははかり知れないものがあ り、将来に大きな夢と希望が期待できると確信しております。私たちの会派、凛政の風村上未来の会 派理念でもあります村上市の豊かな資源を利活用することで定住人口、交流人口の増加に努め、自然 エネルギー宣言都市を目指すことを提唱し、岩船沖洋上風力発電の導入を強く推進いたすものであり ます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、反対の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) なければ、賛成の討論はございませんか。   25番、片野鉄雄君。           〔25番 片野鉄雄君登壇〕 〇25番(片野鉄雄君) ただいま発議されました岩船沖洋上風力発電事業の導入推進に関する決議 案に対し、賛成の討論をさせていただきます。   けさの新聞に電力各社、再生エネルギー受け入れ中断という記事が大きく出ていましたが、送電 網の新規投資が間に合わない問題であり、政府として今後その対策を考えて、やがて問題は解消され ていくのではないかと私は思います。先ほど洋上風力発電推進の決議に反対の討論がありましたが、 その方々は原発反対、再生エネルギーの洋上風力反対ということですが、原子力を除くと日本のエネ ルギー自給率は何%かおわかりでしょうか。日本のエネルギー自給率は、原発を除くと4%しかあり ません、100分の4です。現状は、石油の輸入による火力発電で賄っていますが、ご承知のとおりは るか遠いペルシャ湾のほうから、これ地図ですけれども、ペルシャ湾のほうから延々タンカーで日本 国内に運んでおります。もし南シナ海、東シナ海が軍備拡張を続ける中国の制海権に入った場合、タ ンカーが無事日本に着くかどうか危惧され、日本にとっては極めて重大な死活問題となるのでありま す。そのような事態となれば、タンカーを防衛する自衛艦艇が必要となりますが、それらの方々は、 これまた自衛隊の海外派遣反対となれば、毎日電気の恩恵を受けている日本国民としていかがなもの でしょうか、甚だ疑問に思うものであります。   先ほどの決議案の趣旨説明にもありましたが、ことし5月26日に漁業関係者、地元漁業者、海 岸地区の区長会長、内水面関係者、瀬波温泉旅館協同組合、村上市観光協会、岩船商工業会、岩船港 利用促進協議会、粟島汽船、学識経験者から成る岩船沖洋上風力に関する研究会では、地域住民の生 活環境に関する配慮は、自然環境との調和など6項目について、先ほどの反対討論の中ではまだ調査 されていないから反対というのは、私は反対のための反対としか思えません。研究会では、それを十 分配慮して岩船沖洋上風力発電の導入を積極的に推進していくべきとの結論を出しております。事業 のタイミング、地元の意向、そして国のエネルギー政策にもかなった洋上風力発電推進の決議を村上 市の行政として、また議会としても協力し、推進すべきであると考えるものであります。   以上で賛成討論をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 次に、反対の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 次に、賛成の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで討論なしと認めます。   これから議員発議第10号をボタン式投票により採決をいたします。投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成多数です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。                                              日程第14 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第13(  の部分は304頁に発言訂正あり)、議員派遣の件を議題と いたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元に 配付の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議はございま せんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更について議長に一任をされました。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 今ほどの日程第13と申し上げましたけれども、日程第14でございますの で、修正しておわびを申し上げます。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成26年第3回 定例会を閉会をいたします。   長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 2時25分  閉 会