平成25年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成25年9月6日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 7号 新聞の軽減税率に関する請願書                    第 5  報第 13号 平成25年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成24年度イヨボヤの             里開発公社決算の報告について                         報第 14号 平成25年度山北産業振興公社事業計画及び平成24年度山北町産業振興             公社決算の報告について                       第 6  報第 15号 継続費精算の報告について                      第 7  報第 16号 平成24年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につい             て                                 第 8  報第 17号 専決処分の報告について                       第 9  議第108号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第109号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第110号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第10  議第111号 専決処分の承認を求めることについて                 第11  議第112号 損害賠償の額を決定し和解することについて                   議第113号 村上市行政改革推進委員会条例制定について                   議第114号 村上市指定管理者選定委員会条例制定について                  議第115号 村上市市民憲章等審議会条例制定について                    議第116号 村上市生涯学習審議会条例制定について                     議第117号 村上市防災会議条例の一部を改正する条例制定について              議第118号 村上市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定について            議第119号 村上市人権教育・啓発推進計画策定委員会条例制定について            議第120号 村上市急患診療所運営委員会条例制定について                  議第121号 村上市健康づくり推進対策委員会条例制定について                議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第123号 村上市農業振興地域整備計画審議会条例制定について               議第124号 村上市産業等の活性化事業審査委員会条例制定について              議第125号 村上市蒲萄スキー場外部委員会条例制定について                 議第126号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について             議第127号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について            議第128号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及び管理に関             する条例の一部を改正する条例制定について                   議第129号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について               議第130号 村上市都市計画事業受益者負担金徴収条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                     議第131号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について          議第132号 村上市集落排水事業分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について       議第133号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について               議第134号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について              議第135号 市道路線の認定について                            議第136号 市道路線の変更について                       第12  議第137号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第5号)            第13  議第138号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)           議第139号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第140号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第141号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      第14  議第142号 平成24年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第143号 平成24年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第144号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第145号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第146号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第147号 平成24年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第148号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第149号 平成24年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第150号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第151号 平成24年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第152号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第153号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第154号 平成24年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                       〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選管・監査                   本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから平成25年第3回定例会を開会をいたします。   市長から招集のごあいさつをお願いをいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。平成25年村上市議会第3回定例会を招集い たしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがとうご ざいます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告5件、人事案件3件、専決処分の承認1件、損害賠償 の額の決定1件、条例の制定10件、条例の一部改正11件、指定管理者の指定1件、市道路線の認 定1件、市道路線の変更1件、補正予算5件、決算認定13件の合わせて52件であります。よろし くご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、11番、平山耕君、24番、山田勉君を指名をいた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱いについて申 し上げます。   平成25年第3回定例会の会期及び議案の取り扱いについて協議するため、去る8月30日午前 10時から市役所第1委員会室において、委員7名、議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、 議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いた します。   会期については、本日6日から30日までの25日間といたしました。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定、諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採 決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明、質疑の後、各常任委員会に付託いたします。   10日、11日、12日、13日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   17日、18日は総務文教常任委員会、19日、20日は市民厚生常任委員会、24、25は経済建設常 任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   30日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行いま す。なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案について、以下議案名を省 略させていただきます。請願第7号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務 文教常任委員会に付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第13号、報第14号に ついては一括上程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第15号は単独上程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第16号についても単独上程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第17号についても単独上程、質疑の後、報告を終わります。   議第108号から議第110号までの3議案は人事案件につき、一括上程、一括質疑の後、討論を 省略、即決といたします。   議第111号については単独上程とし、質疑、討論の後、即決といたします。   議案112号から議第136号までの条例制定及び一部改正、損害賠償の額を決定し和解すること 及び公の施設の指定管理者の指定について、市道路線の認定などの25議案については、一括上程、 一括質疑の後、議第112号から議第118号までの7議案については総務文教常任委員会へ、議第 119号から議第122号までの4議案については市民厚生常任委員会へ、議第123号から議第136号 までの14議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託します。   議第137号 平成25年度村上市一般会計補正予算については単独上程、質疑の後、3常任委員 会へ分割付託いたします。   議第138号から議第141号までの平成25年度村上市各会計補正予算の4議案については一括上 程、一括質疑の後、議第138号は経済建設常任委員会へ、議第139号は市民厚生常任委員会へ、議 第140号及び議第141号は経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第142号から議第154号までの平成24年度村上市各会計歳入歳出決算の認定については一括 上程、一括質疑の後、議第142号平成24年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については3常任委 員会へ分割付託、議第143号及び議第144号の2議案については総務文教常任委員会へ、議第145 号は経済建設常任委員会へ、議第146号から議第150号までの5議案については市民厚生常任委員 会へ、議第151号から議第154号までの4議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いた します。   次に、一般質問の通告は、9月3日の正午で締め切ったところ、16名の通告がありました。10 日に5名、11日に5名、12日に4名、13日に2名の4日間にそれぞれ本会議において一般質問を 行うことといたします。   最後に、討論及び請願陳情に伴う意見書の提出期限は9月26日、その他の意見書提出期限は9 月13日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまです。議会運営委員会のほうは私もオブザーバーで出 ていたのですけれども、議案の取り扱いで議第112号から議第136号までの、これは常任委員会に それぞれ付託されるわけでございます。それで今までそれを一括してこのように、25議案ぐらいあ りますかということでの質疑をやるということですけれども、これ前も私ちらっと触れたことあるの ですけれども、議案が多い場合はいわゆる自分の所管外の常任委員会への質問というのは、常任委員 会開催のときにオブザーバーというか、委員外議員として2度しか質問できないということの範囲で あれば、できれば常任委員会ごとに一括ではなくて、多い場合は区切ったほうがいいのではないかと。 委員の方からそういう質疑もあったかと思いますが、そのときちょうどたまたま私オブザーバーで出 席したのですが、少し退席していたもので、その状況について教えていただきたいのですが。なぜ一 括になったのか、なぜその委員の質疑が却下されたのか、その経緯について教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 以前にたしか姫路議員のほうから議案が多過ぎるというよりも盛 りだくさんの場合には、分割付託をしてはどうかというようなお話がございましたけれども、議会運 営委員会といたしましても、そのものについて協議をいたしました。その結果、以前とそんなに変わ っていることもないし、その必要性もないのではないかということからこの問題については議会運営 委員会ではそのようなお話をいたしておりました。そして確かに30日の議会運営委員会のときに委 員からこういう多くの議案が提出された場合、委員会ごとにくくっていただけないものかというよう な発言がございました。それについて皆さんと協議をいたしましたが、賛同する方がおらなかったと いうような経緯の中でこのような形をとらせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今回の条例の制定は10議案が、10個が条例制定が附属機関条例から単独 して出されるという大事なのがづらづらづらっと並んでいるのです。例えば公の施設を指定管理にす るといってだっと以前に並んでいるものとは質が違うなと私は非常に感じるわけでございます。ただ 言えるのは、議会運営委員会は多数決で決める問題ではない。いわゆる少数派の意見を大いに取り込 んで議論すべきというところがございますが、委員長はそれについて委員長としてはこの議案25議 案ですか、区切ったほうがよかったのかなと、全く思いませんでしたか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 私としては全く思わなかったとか、そういう意味合いのことでは なくて、皆さんのご意見をお聞きして、議会運営委員会としての方向づけをするのが委員長かと思っ ております。その範囲の中で委員長としての私の判断というものをお聞きしたいと、こういうことで ございますか。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) やはり議会運営委員会の中で議論があったとするならば、以前に私が多い 場合は区切ったほうがいいのではないかという議論ではなくて、今回の議会運営委員会のあり方とい うか取り扱いのやり方、あり方ということに対して今まさに今回の議会運営委員会でそれが質疑され たわけですから、やっぱりそれ以前に誰かが言っていたからという意味ではなくて、今回の議会運営 委員会の中でそれが議論の対象になったとするならば、私はこれ大事なことだと思うのです。やっぱ り質疑がなかったからとか賛同がなかったからというよりも、委員長自身のリーダーシップのもと、 采配の中に取り入れてもいいのかなと。委員長はその議会運営委員会の方向性だけを全部聞いてう〜 んと言ってどっちにしようかなというのではなくて、委員長自身の方向性を、リーダーシップを持っ て議会運営委員会のこの議案の取り扱いの仕方にやってもらいたいと、私は強く思うのですが、今後 の対応として何かございますか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 確かにご指摘のとおり、条例案についてはかなりの量が上がって いるということについては知っておりましたけれども、今のご意見を刻しし、必要に応じていろいろ な場合を考えてこれから議会運営委員会でも議論してまいりたい、そのように考えております。 〇16番(姫路 敏君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から9月30日までの25日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月30日までの25日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   このたびの本市職員による公金の私的流用並びに着服、いわゆる公金横領の件の概要及び処分内 容につきましては、先日開催していただいた全員協議会及び報道等で公表したとおりでございますが、 改めて議員各位並びに市民の皆様方に市長として深くおわびを申し上げます。   これまでも全職員に対し事務の適正化はもとより、綱紀粛正について指導してまいりましたが、 このたびの事態を受け、去る4日改めて本庁、各支所及び消防本部で訓示を行い、本件の再検証によ る技術的な業務のチェック体制の強化はもとより、これまで以上にコンプライアンスの徹底を図ると ともに、常に危機管理意識を持ちながら業務に当たるよう、強く指示をしたところであります。   次に、災害の発生状況であります。平成25年第2回定例会でご報告を申し上げました以後、配 付報告書のとおり、火災は建物火災4件、林野火災1件、その他3件であります。   また、豪雨による被害状況につきましては、さきの第1回臨時会においてご報告させていただき ましたが、その後7月22日には高根観測所で午後4時20分からの1時間降水量で32.5ミリ、総雨 量84ミリを記録しております。この豪雨の影響により、畦畔の崩壊や林道の路線が洗掘されるなど の被害が発生いたしました。また、7月27日には村上地区で午前9時20分から午前10時までの 40分間に45ミリという集中豪雨に見舞われ、市道堤防線のJR羽越線下を通行どめにしたほか、7 件の床下浸水や落雷による被害が発生しております。さらに8月20日には村上観測所で午前6時30 分から降り出した雨が午前8時までに52ミリを記録し、茎太にある三面観測所では1時間降水量と して歴代1位となる64ミリを記録いたしましたが、いずれも関係部署及び関係機関並びに消防団に よるパトロール等、迅速な対応により被害を最小限に食いとめることができたものと感謝を申し上げ ます。   なお、これまでに確認いたしました市内公共施設等における被害状況につきましては、本日資料 として配付させていただきましたした。これら被災した施設等につきましては、今定例会において復 旧に必要となる経費について補正予算を計上させていただいております。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   また、児童手当法第22条の2の規定による寄附につきましては、件数で1件、金額で4万円で あります。   最後に、冒頭申し上げました職員による不祥事につきましては、管理監督の責任者である市長と いたしまして、深く責任を感じているところであります。私と副市長の処分につきましては、本定例 会の最終日に条例改正案を提案させていただきたいと考えているところでございますので、よろしく お願いをいたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 諸般の報告でのお金の寄附の件なのですが、故塚田コトさん、市長もご存 じのように3年ぐらい前ですかね、5,000万円でしたか、それ奨学資金のほうで、たしかそのときそ う聞こえたような気がするのですけれども、そちらのほうにも使わせてもらうなんていうようなこと があったと思うのですが、このたびまた1,500万ということで相当高い高価なご寄附をいただいた わけですけれども、市民の福祉と教育のためということですが、市長どんなふうに、具体的にこんな ふうにしようかなという方向性というのはお持ちですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ご案内のとおり、先ごろ5,000万円寄附したときに、お家と屋敷が売れた ときにはそのお金も寄附させていただきたいという申し出がございまして、今回そのような経緯を得 たわけでございますけれども、やっぱり福祉と、本人がそういうところに使っていただきたいという ことでありますので、今後寄附者の意に沿うような形で計画をつくっていきたいと、そのように考え ております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それとちょっと私も、故塚田コト様ということでございますけれども、も う亡くなられて3年、4年たつわけでございますけれども、相続とかいろんな意味からいって、亡く なった人がいつまでも財産を持っているということではないかなと思うのですけれども、その点法律 的なところちょっとわからない部分がありますが、相続されて例えば塚田コトさんの息子さんあるい はご親戚の方、親族の方が、塚田コトさんから正式にいただいて相続税をお支払いして、それでもま た余った分をいわゆる市のほうにご寄附、もしそういう経緯で寄附がされたのであれば、亡くなった 人の名前というよりも、寄附申込者というのは亡くなった人が寄附申込者に出てくるというのは、私 はちょっといかがなものかなと思うのですが、その辺はどういうふうな処理でこのようになっている のかお聞かせ願いたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) ただいまのご質問でございますけれども、このご寄附につきましては当 然ご本人亡くなっておりますので、親戚の方お二人でお見えになりました。その中で氏名につきまし ても確認をさせていただきまして、塚田コト様のご遺志というふうなことでこのような形で載せさせ ていただいたところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それは遺志はわかるのですが、正式の公のこういう書面に起こすときとい うのは、例えば私が議員やめて100万寄附すると、うちのおやじの遺志だから故姫路末松とかとい って出すのも何かおかしいですよね、こういう公の書面に出てくるの。やっぱり寄附される方という のは相続してしっかりとした法の手順を踏んでもらった方がご寄附すると、そのときに申込者の部分 についてみれば親族の誰々とか、何かそういうふうな表現をしないとまずいのではないですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 5,000万円ご寄附をいただいたときも申し上げたのですけれども、亡くなる ときにコトさんの遺言といいますか、公正証書等があったということで、そこに記されていたという ことで聞いております。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。寄附なされた方のそれを尊重してということでしょうし、 ありがたく受け取ってうまく活用していただきたいと思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   最初に、諸般の報告、市長は職員の不祥事についてのおわびがございました。そこで新聞等いろ いろ出ておりますが、2つほどちょっと教えていただきたいのですが、こういう仕事をしていた、不 祥事が見つかったのはいつなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 見つかった経緯については先般お話ししたとおり、事務の引き継ぎとい うことでありますし、引き継ぐ職員が疑いを持ったというのは7月の下旬でございます。それで上司 に相談して発覚したのが聞いたところ、しましたということで本人から確認したのは8月の2日でご ざいます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 367万円を全額返した日はいつだったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 8月の23日でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この前全員協議会のときにある議員の質疑で、いろいろなものがあるので すが、保育士の給食代、それは結果として24年度の決算に未収金として扱われているのかというこ とに対して、そうですという形で答弁されましたが、間違いありませんでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 給食費につきましては、24年度に入るべきものだということで、その とおり24年度の未収金なのでありますが、ただ決算は5月31日に出納閉鎖しまして、もう既に決 算書はできております。したがいまして、24年度の決算の中には入らないということで翌年度、25 年度の中に収入がされたということになっております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。3回しましたので終わりますが、なぜこのような質問をした かと言いますと、民生雑入の中の収入未済額が約1,150万ぐらいあるのです。それが一塊にどっと なるわけではなくて、結果的には何々が残幾ら、残幾らという形で1,150万の数字が出るのだと思 うのです。そういうところまでしっかりと、そうすると保育士の給食費等に未収の残金が多いと、こ の段階でも決算の仕事上の中でも気づくことができたのではないかというようなことで、やっぱり仕 事上の管理というか、そういうところのやっぱり甘さというか緩みというか、そういうのがあったの ではないかというふうにちょっと気づきましたので、質問させていただきました。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第7号 新聞の軽減税率に関する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第7号 新聞の軽減税率に関する請願書を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   14番、三田敏秋君。           〔14番 三田敏秋君登壇〕 〇14番(三田敏秋君) それでは、請願第7号 新聞の軽減税率に関する請願書。請願者は、新潟 日報会会長、阿部伸さんからのものであります。   それでは、補足説明をさせていただきます。新聞販売店の皆さんは、豪雪や台風など悪天候の際 もあるいは地震や洪水など災害時であっても、新聞はライフラインであるという自負と責任感を持っ て配達をしていただいております。新聞を駅やコンビニに買いに行くのは考えただけで非常に面倒で あり、毎朝各家庭に届く便利さは当たり前のようで実はありがたいことです。   さて、昨今は凶悪犯罪や振り込み詐欺など多発しておりますが、大事な選挙でも投票率が低下し ております。インターネットの普及とも関係するのかもしれませんが、新聞を読まない若者の増加が 社会の不安定化と無関係とは思えません。国民の政治的、社会的関心を喚起することが新聞のもつ重 要な役割だと考えております。   ところが、来年4月に予定されている消費税増税によって各家庭の経済的負担が増し、民主主義 を支える社会基盤である新聞の購読を中止する家庭がふえることが懸念されます。国民の知的レベル や社会への関心が低下することにより、日本の将来が心配されます。特に社会的、経済的弱者にその 傾向が出た場合、格差が拡大し、ますます社会が不安定になることでしょう。アベノミクス効果によ って日本の景気は回復基調にありますが、雇用拡大はまだ明確に見えてきておりません。海外に生産 拠点を移す企業がある中で、新聞販売店は国内から逃げない職場です。その新聞販売店の経営が消費 増税で大幅に悪化すれば、全国36万人強の販売店スタッフの雇用の場が失われるおそれもあります。   新潟日報販売店は、地域の見守り活動を積極的にやっていると聞き及んでおります。地域で異変 を感じたとき、例えば新聞がポストに数日間たまっていたというケースでは、民生委員や警察に通報 するなど地域の安心、安全に貢献してくれております。実際販売店スタッフの連絡によって一命をと りとめたひとり暮らしの高齢読者もいたそうであります。新聞販売店は私的インフラを弱体化させな いよう、複数税率の導入、新聞への軽減率適用を実現してほしいと訴えております。   政府は消費税率アップに例外はつくりたくないと考えているようですが、多くの国では品目別の 複数税率が導入されております。ヨーロッパなど民主主義の先進国では知識に課税せずという原則の もと、新聞や書籍に対して軽減税率を適用しております。   新潟日報の販売店で構成する新潟日報会から今回提出されている請願書の趣旨をご理解いただき、 当議会より政府に対して新聞への軽減税率適用を要望する意見書を提出したく、ご審議をよろしくお 願いいたします。   なお、新潟市や上越市など、県内8市町村議会でも同様の請願書が既に採択され、政府に意見書 が提出されたことを、あわせてお知らせいたします。また、きょうの新聞紙上では法学者、弁護士、 4人による新聞の公共性に関する研究会から、新聞は日本の誇るべき文化の維持と民主政治の健全な 機能にとって不可欠として消費税率引き上げに当たっては、新聞に税率を軽減する措置を適用すべき との意見書が発表されております。   以上、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第7号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 報第13号 平成25年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成24年度イ            ヨボヤの里開発公社決算の報告について      報第14号 平成25年度山北産業振興公社事業計画及び平成24年度山北町            産業振興公社決算の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、報第13号 平成25年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平 成24年度イヨボヤの里開発公社決算の報告について並びに報第14号 平成25年度山北産業振興公 社事業計画及び平成24年度山北町産業振興公社決算の報告についてを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第13号から報第14号までについてご報 告申し上げます。   これら2件は、村上市が出資しております2つの法人について、地方自治法第243条の3第2 項の規定により報告するものであります。   最初に、報第13号は平成25年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成24年度イヨボヤの里 開発公社決算の報告についてであります。当公社は平成6年度に設立され、平成24年4月1日から 公益財団法人に移行し、名称変更しておりますが、自然、伝統、文化、歴史的遺産、物産等の観光資 源を掘り起こし、維持保存し、これを有効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とし た観光の振興、並びに創造性豊かで活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営しておりま す。平成18年度からは当公社を市の指定管理者としてイヨボヤ会館、おしゃぎり会館等の管理運営 を行っております。   平成25年度の事業計画は、同公社の定款第4条の規定による観光振興や教育文化、芸術振興等 の公益目的事業及び同定款第5条の規定によるオリジナルグッズ等の製造販売や施設管理等の収益事 業を行い、事業費として総額1億7,098万9,950円であります。   また、平成24年度の事業実績では、計画されました公益目的事業であります観光PRや収益事 業のオリジナルグッズの製造販売や施設の管理事業など、それぞれ事業目的に沿って実施し、その収 支は配付の事業実績報告書のとおりであります。   次に、報第14号は平成25年度山北産業振興公社事業計画及び平成24年度山北町産業振興公社 決算の報告についてであります。当公社は公益法人制度改革に伴い、平成25年4月1日より財団法 人山北町産業振興公社から公益財団法人に移行し、公益財団法人山北産業振興公社と名称を変更して おります。当公社は平成10年2月に設立し、農林業担い手育成、農林漁業の作業支援や地域資源を 活用した事業の取り組みを行い、地域産業の振興を図ることを目的に運営しております。特に中山間 地の条件不利地域の農作業受託は、国土保全と山北地域の農業振興に大きく寄与しているところであ ります。   平成25年度事業計画についてでありますが、水稲の生産は徹底した管理体制のもとで作業効率 の向上を図り、品質の向上と安定生産量確保による10アール当たりの増収を目指しております。あ わせて今年度から公益財団法人としてスタートいたしましたことから、より一層の地域の理解と協力 を得るよう努めてまいります。   また、平成24年度事業実績では、総事業収入の計画に対し129.7%、約1,300万円の増収とな っております。内容的には農業受託作業関係約400万円、国土保全関係約250万円、受託作業関係 約650万円の増加によるものであります。また、支出におきましては、事業費全般において経費の 節減に努めており、その費用項目、金額等は配付の事業報告のとおりであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) イヨボヤの里開発公社の私ら審査といいますか、機会がないものですから、 ちょっとお聞きします。   イヨボヤの里のほうです。まず24年度の事業報告の2ページ、3ページにわたり収入よりも支 出がかからなかったということで市へ戻したというのが幾つかございます。それはそれで結構なので すが、入館者数を見るところはどこに出ていますでしょうか。別に出ていないですけれども、その辺 はイヨボヤ会館にことし何人入館したと、それからおしゃぎり会館はどうだったというようなところ はどこ見ればわかりますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) このたびの決算の報告資料には添付してございません。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 3回までですかね。それから、25年度の収支予算書、5ページにございま す。ここの事業収益というのが、管理の受託事業の収入の1億五千二百何十万、これが事業収益にな るのか、私はちょっとよくわからないのですが。管理運営受託事業収入、いわゆる指定管理者の市か らの委託を受けているトータルが1億5,295万7,000円と、市の補助金で900万、これは前金か、 出ているようですが、これ加えてどんなふうに、もし同じような性質であれば、これも管理の受託事 業と一緒になるべき性質なものかなとちょっと考えるのですが、その辺はどんなふうに区別されてい ますか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) まず事業収益のほうは各施設の指定管理料といいましょうか、施設 の維持管理にかかわる部分の経費でございます。   それから、補助金につきましてはイヨボヤの里開発公社が主催となって行う各種事業に対して市 が補助金を出しているというものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) わかりました。一生懸命それぞれやっておるようでございますが、もうち ょっと入館者数も含めて前年度、今年度、それから来年度の予定とか、もう少しわかりやすくなれば いいなと思っていますが、その辺報告書にそのように盛り込むことはちょっと考えられませんでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 今現在公益財団法人のほうの報告様式がこんな形に相なっておりま すので、また公社のほうと相談をさせていただきます。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   最初に、イヨボヤの里開発公社のほうの24年度の事業報告のところの2ページ目、イヨボヤ会 館の事業名のところで、三面川鮭居繰網漁助成とあります。これが収入がゼロで支出が130万840 円となっておりますけれども、これどのような経過からこのような収入がゼロ、支出がこのような金 額になったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。  〇商工観光課長(田嶋雄洋君) これは今までもそうでございますが、三面川鮭産漁業協同組合に対 して、鮭の漁を行う期間内におきまして居繰り網を実施していただきたいということで、平日ですと 午前1回、午後1回、それから土日につきましては24年度については午前2回、午後2回というよ うなことで契約をいたしまして、それに見合う賃金等の単価計算などもしまして積み上げたものがこ の金額でございます。 〇21番(相馬エイ君) わかりました。実績でということですね、つまりは。こういうものは結果 的には最初からこのぐらいかかるという、何人が出漁するかも未定だという形でこういう形になって いるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 実績ではなくて、やる段階でこれだけお願いしますということで、 その期間中作業をしてくださる方を確保するという形に相なります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次、山北の、公社名省略いたしますが、4ページ目に職員の状況というと ころが出ております。前年度臨時職員7名、当年度ということはつまり24年度11名というふうに なっておりますが、そして当年度減9ということで、最終的には前の年より臨時職員が2人ふえて いるようであります。このことは具体的には何をもとに臨時職員が2人ふえたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 細かい部分につきましては把握してございませんけれども、期間が 短い人とか長い人の臨時がございまして、トータル的にこのような動きになっているという状況でご ざいます。 〇議長(板垣一徳君) 課長、もう少し、相馬さんわからないから。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 臨時雇用につきましては、人数で出てくるものですから、当年度 11人。24年度ですけれども採用して、例えば夏稲刈りが大変だったから2人ふやしたとか、前年度 よりもふえてきたというふうな数字の動きで増減が出ているということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。わかるようでわからない。つまり臨時の人の例えば時間帯を 少なくして数をふやしたとかというのだったらそれなりの理由があるのでしょうけれども、例えばこ ういう事業で前の年に比べてこういう部分で人手が非常に多くなったという、そういう説明がないと、 ちょっと臨時職員の2人の増というのは具体的に理解しにくいということなのです。わかりますか、 わからなければ後でいいです。後で。こういう点も質問されるかもしれないということで、やっぱり しっかりとつかんでおくということが大事かと思います。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) この2件の件なのですが、採決も何もないわけ、報告で終わりでございま すけれども、昨年度も山北の産業公社と、あとイヨボヤの里開発公社は我々経済建設常任委員会の所 管で事務調査で動いております。私も以前に一般質問をしようとしたら、山北の公社のいわゆる事務 局長をはじめ来れない、いわゆる行政対応でしかできないということでここで動いていますが、恐ら く今2人の課長さん方答弁に苦しむのも、内容が手にとるほどわかっていないのだろうと、こういう ふうに思うのです。ここで報告で一括質疑されても恐らくわからないだろうと、答弁にも苦しむ。質 疑の内容についてもそれ以上のことは踏み込めない。公社の人が雇っている臨時職員ですから、行政 ではないですから。だからそういった意味からすると、これそのものがここでこの報告の審査を受け て採決もしないまま報告終了でございますので、これ今後の取り扱いとしてみれば、いわゆる我々経 済建設常任委員会のほうでも今回所管事務調査になるかどうか委員長の判断に委ねられますけれども、 発言はしようと思いますけれども、その辺のところを考えてみると、恐らくわからないのだろうなと、 こういうふうに思いますけれども、いかがですか、2人の課長にお聞きしたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 私はイヨボヤの里開発公社の理事として総会やらふだんの理事会、 こういうところにも出ておりますし、それからふだん必要に応じてそれぞれの施設を見たり、状況を 確認するために出歩いたりしておりますので、ある程度のことは把握しているというつもりでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 今ほどの相馬議員の質問、調べてこなかった部分ございまして、答 弁できませんでした。基本的に私も評議員という形でやっておりますが、実際的には評議員会に顔を 出して、評議員としてお話を聞いているような状況でございまして、深く中まではなかなか把握でき ないというのが現状でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 2つの公社についてですけれども、もし所管事務調査なりで、また昨年と 同様に説明を求めると、常任委員会からということになれば、大いにそういうのを受け入れて、そし てまたそういう場をやれる機会をとれるのかどうか、ここを聞きたいのです。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 昨年も経済建設常任委員会のほうで閉会中の事務調査の中で調査い ただきましたし、今年度もこの議会が終わりましたら日程をあわせていただきまして、あと懇談会と いうか調査をしていただきたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) イヨボヤの里開発公社につきましても、昨年度経済建設常任委員会 のほうと交流会、意見交換会などもございましたので、ぜひ閉会中の事務調査を含めていろんな機会 でまたお受け入れしたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということで経済建設常任委員会の所管の事務調査の大事な部分の一つで ございますが、そのときに私委員長のほうにも提言したいと思いますけれども、委員外議員の方でも そのことが今質問された方に来ていただいて、そのときに質問すればあらゆる詳細について手にとる ようにわかるということになりますので、一応そのときに再度質問したいと思いますが、そういう場 があったらよろしくお願いしたいと思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   11時15分まで休憩をします。           午前10時58分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第6 報第15号 継続費精算の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第15号 継続費精算の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第15号についてご報告を申し上げます。   本件は、継続精算の報告についてであります。平成23、24年度の2カ年継続事業で実施いたし ました山北支所庁舎建設事業、村上第一中学校耐震補強・大規模改修事業、岩船中学校耐震補強・大 規模改修事業及び生涯学習センター建設事業の4事業について、それぞれ事業が完了いたしましたの で、精算の上、これをご報告するものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第16号 平成24年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報            告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第16号 平成24年度決算に基づく健全化判断比率及び資金 不足比率の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第16号についてご報告を申し上げます。   本件は、平成24年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により議会に報告 するものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第17号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、報第17号 専決処分の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第17号についてご報告申し上げます。   本件は、議会の委任事項であります損害賠償について専決処分したものであります。事故の状況 については記載のとおりでありますが、平成25年6月15日、桃川地内にある農村公園駐車場に相 手方車両が方向転換のため、市道桃川28号線から後退で進入した際、市道側溝にかかるグレーチン グふたが持ち上がり、車体底部を損傷させたものであります。本件は示談が成立し、このたび報告す るものであります。   この件も含め、これまでもその都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて施 設等の管理徹底を指示したところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   たしかグレーチングふたの持ち上がりというのは、今回が初めてではなかったような気がするの ですが、担当課で何回目ぐらいの専決処分の対象でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 私が担当してから2件目だと、私が担当してから。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) たしかそのときも、とにかくきちんと防止のために見回りとか安全対策を 重視しますというような、たしか市長からも担当課からも答弁があったような気がするのですが、仕 事の中に入っているのですよね、こういう危険箇所の発見というのは。そういう体制なんかも組まれ ているのですよね。きょうは何々さんと何々さんがそういう見回りの担当になっていますとかと、そ ういうのってないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 以前もお答えさせてもらいましたけれども、月に2回だとかそう いった形でパトロールはしております。ただ、市道延長がかなりありますので、全部回っているとい うことではございませんので、本当に危険なところを、車で通ってないか、という程度でありますの で、本当にこういったところたまたま見逃すというふうなことはあると思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) たしか前にも言ったような気がするのですけれども、職員もどんどん減ら されてきて、確かにこういう部分での体制が弱くなっているのは事実かもしれません。合併で範囲も 広くなっているから確かに全部くまなくチェックできるかというとそういうのではないと思うのです けれども、ですけれども、今協働のまちづくりというのが進められている。いろんな行事をやったり することだけが協働のまちづくりではないのだろうと思うのです。結果的にはもちろん無料奉仕にな るでしょうけれども、地域を見守るだけだったら本当にその地域のお年寄りが散歩しながらでもチェ ックできるというか、そういう職員が不足になっていく中で地域の人が自分たちの住む範囲を、ここ は公園ですけれども、本当に安全のために協力してもらうというような体制も協働のまちづくりの一 つなのだろうと思うのです。その辺は今すぐではないにしても、今後に生かしていくという方向で、 ぜひ今私が申し上げたようなことも生かしていただければ幸いかなと思います。必ずまた出てきます よ、これは。 〇議長(板垣一徳君) 質問ですか。 〇21番(相馬エイ君) 一応答えられましたら、お願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) ご意見ごもっともでございますので、今後検討していきたいなと思 っております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今回のこの事故につきまして、6月15日に桃川地内で発生したわけであり ますが、今回のこの事故というのはご本人からこういった形で、グレーチングというと多分側溝にか かっている網のようになっている金属性のやつだと思うのですけれども、それが踏んだときにめくり 上がって自分の車の底を傷めたのだというのは、ご本人から市のほうにそういった連絡があったのか どうかというのをお聞かせいただきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 当事者のほうから連絡が神林支所のほうにありまして、それで立 ち会いのもとで確認をしたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 中身は例えば車両保険も入っていない、任意は当然入っていますし、強制も 入っている方がほとんどだと思うのですが、例えば車も年式も古いし、車両保険入ったところで30 万や50万の価値しかないというような車の場合、月々掛ける車両保険代を払う必要もないなという 方もいらっしゃるわけです。そういった方がもしこういった事故起こった場合に、自分の運転ミスだ という判断のもと、自分からも市のほうに連絡しないでやっているケースだってあろうかと思うので すが。例えばそういった保険入っている方が車両保険と自分の入っている保険会社に連絡した場合に、 市のそういったグレーチング、例えばそれがどういった運転でそうなったかはあれなのですが、保険 会社のほうからこの方はこういった形でこういう事故を起こしましたよということで、市のほうに保 険会社のほうから連絡来るというケースもあるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 当然保険会社からも本人のほうに、こういったことは市のほうに 話しすればいいのではないかというふうなことで言われたりしてくるケースもございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 議第108号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第109号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第110号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第108号から議第110号までの3議案は、いずれも人権擁護 委員の推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第108号から議第110号までの3議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案はいずれも人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。本市 区域に置かれております人権擁護委員のうち、2人の方が平成26年3月31日をもって任期満了と なりますので、議第108号においては加藤登代氏を、議第109号においては加藤紘教氏をそれぞれ 適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   また、議第110号においては、平成25年12月31日をもって任期満了となります阿部義人氏の 後任委員として、新たに和田壽久氏を人権擁護委員として推薦しようとするものであります。新任の 方の略歴につきましてはお示しのとおりであり、人権擁護委員として適任と考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決をしたいと思い ます。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決をいたします。   最初に、議第108号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第108号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第109号を採決をいたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第109号は原案のとおり同意することに決定をしました。   最後に、議第110号を採決をいたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第110は原案のとおり同意することに決定をしました。                                              日程第10 議第111号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第111号 専決処分の承認を求めることについてを議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第111号について提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成25年度村上市一般会計について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処 分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものであります。   去る7月17日から18日及び7月22日から23日にかけて梅雨前線豪雨により被災した村上、 朝日、山北地区の農地や林道及び道路、河川などの復旧費と、7月27日の落雷により被害を受けた 防災行政無線施設などの修繕工事費につきましては、早急に対応する必要があったことから、歳入歳 出予算の総額にそれぞれ5,530万円を追加し、予算の規模を328億3,480万円といたしました。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては第12款分担金及び負担金145万2,000 円を、第19款繰越金5,384万8,000円をそれぞれ追加をいたしました。   歳出におきましては、第3款民生費で老人介護施設の修繕料16万7,000円を、第9款消防費で 方面隊の費用弁償、防災行政無線施設の修繕料などで142万円を、第11款災害復旧費では農地農業 用施設で工事4カ所、修繕3カ所、林道施設で工事1カ所、修繕18カ所、公共土木施設で工事8カ 所、修繕22カ所などで5,371万3,000円を追加いたしました。   なお、今回の災害復旧工事箇所につきましては、国の災害査定を受けた後、補助災害に認定され れば補助金が交付されます。現段階では繰越金を財源といたしておりますが、補助金の交付が決定し た際には起債の充当を含めて財源の調整を行いますので、あらかじめご承知おきいただきたくお願い をいたします。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第111号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第111号は原案のとおり承認することに決定をしました。                                              日程第11 議第112号 損害賠償の額を決定し和解することについて              議第113号 村上市行政改革推進委員会条例制定について              議第114号 村上市指定管理者選定委員会条例制定について             議第115号 村上市市民憲章等審議会条例制定について               議第116号 村上市生涯学習審議会条例制定について                議第117号 村上市防災会議条例の一部を改正する条例制定について         議第118号 村上市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定について       議第119号 村上市人権教育・啓発推進計画策定委員会条例制定について       議第120号 村上市急患診療所運営委員会条例制定について             議第121号 村上市健康づくり推進対策委員会条例制定について           議第122号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第123号 村上市農業振興地域整備計画審議会条例制定について          議第124号 村上市産業等の活性化事業審査委員会条例制定について         議第125号 村上市蒲萄スキー場外部委員会条例制定について            議第126号 村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定について        議第127号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について       議第128号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置              及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第129号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について          議第130号 村上市都市計画事業受益者負担金徴収条例の一部を改正する              条例制定について                          議第131号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につ              いて                                議第132号 村上市集落排水事業分担金徴収条例の一部を改正する条例制              定について                             議第133号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定について          議第134号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について         議第135号 市道路線の認定について                       議第136号 市道路線の変更について                 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第112号から議第136号までの25議案についてを一括して 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第112号から議第136号までの25議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第112号は、損害賠償の額を決定し和解することについてであります。本案は、平 成25年7月1日、古渡路地内県道高根村上線と市道1205号線の交差点において、県道を久保多町 方向に走行してきた相手方所有の車両に、県道を横断しようとした公用車が出会い頭に衝突し、双方 の車両が損傷したもので、相手方車両修繕費を賠償するものであります。   本件事故につきましては、市道側に一時停止の規制がある交差点において、一時停止後に交差点 に進入した際に、右方向の安全確認が十分でなかったため発生したものであり、相手方にも前方注意 義務があることから、その過失割合を市側80%、相手方20%との示談が成立いたしましたので、市 は相手方に対し、車両修繕費54万1,200円を賠償しようとするものであります。   次に、議第113号から議第116号及び議第119号から議第121号並びに議第123号から議第 125号までについてであります。これら10議案は、いずれも現在村上市附属機関設置条例第2条別 表にある各種委員会等のうち、今回整理のついた10委員会等について、それぞれ単独として条例制 定するものであります。   なお、整理途中の各種委員会につきましても整理がつき次第、次回以降の議会に順次提案を申し 上げる所存であります。   次に、議第117号は、村上市防災会議条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、村上市防災会議条例の一部を改正するものであります。主 な改正の内容といたしましては、これまで防災会議の所掌事務としていた災害発生時の情報収集につ きましては、災害対策本部が行うべき事務として、災害対策基本法第23条の2第4項に規定されて おりましたが、これを防災に関する重要事項を審議すること及び市長に意見を述べることを追加する ものであります。また、防災会議に多様な主体の意見が反映可能となるよう、委員に自主防災組織を 構成する者、または学識経験のある者のうちから市長が任命する者を追加し、委員の数も35人から 40人に増員するものであります。あわせてこれまでその都度委嘱しておりました指定地方公共機関 及び公共的団体その他防災上重要な機関等から市長が委嘱する者、今回追加する自主防災組織を構成 する者または学識経験のある者のうちから市長が任命する者の委員の任期を2年とするものでありま す。   次に、議第118号は、村上市災害対策本部条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、村上市災害対策本部条例の一部を改正するものでありま す。改正の内容につきましては、根拠規定として引用しております災害対策基本法の条文が第23条 の2第8項に変更されたことに伴うものであります。   次に、議第122号は、公の施設に係る指定管理者の指定について、あらかわ保育園であります が、本案は平成26年4月から開園予定のあらかわ保育園に係る指定管理者の指定をしようとするも のであります。指定につきましては、公募により指定管理者を募集したものであり、指定期間を5カ 年としております。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料でお示しさせていただいております。   次に、議第126号は、村上市観光案内所条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、さきの定例会でご決定をいただいた村上駅観光案内所についてでありますが、本年11月1 日の開設を目途に準備を進めてまいりましたが、新潟県との補助金交付に係る協議に時間を要したた め、補助金交付内示が8月27日となりました。補助金交付内示後に入札行為を進めることとなり、 工事の着工及び竣工時期についても遅れが見込まれることから、本条例施行日を「平成25年11月 1日」から「平成26年3月1日」に改正するものであります。   次に、議第127号は、村上蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、蒲萄スキー場の再開に当たってパブリックコメントやワークショップなどで市民の皆様から いただいたご意見を参考にしながら、経費の削減を図るとともに、より多くの皆様にご利用いただけ るよう、条例の一部改正をお願いするものであります。主な改正内容といたしましては、リフト料金 を変更するとともに、経費削減のためナイター営業を廃止し、リフト運転時間を変更しようとするも のであります。   次に、議第128号 村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及び管理に関 する条例の一部を改正する条例制定及び議第129号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定 並びに議第131号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 これら3議案は、いずれも地区ごとに異なる下水道料金の統一に関するものであります。改正内容と いたしましては、各条例とも料金体系を基本料金と従量料金にするものであります。また、基本料金 につきましては、平成26年度から平成30年度までの5年間で全地区同一となるよう段階的に調整 することとしております。なお、地区の差のならし解消することを目的としていることから、市全体 の基本料金の増額は見込んでおりません。また、この規定につきましては、平成26月4月1日から 施行するものであります。   次に、議第130号 村上市都市計画事業受益者負担金徴収条例の一部を改正する条例制定及び 議第132号 村上市集落排水事業分担金徴収条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、地方税法の一部を改正する法律が平成26年1月1日から施行されることに伴うものであり ます。改正内容といたしましては、両条例とも延滞金の特例基準割合が商業手形の基準割引率に年 4%の割合を加算した割合から、国内銀行の新規の短期貸し出し約定平均金利の前々年の10月から 前年9月における平均に1%を加算した割合とするものであり、年14.5%の延滞金の場合には、新 たな特例基準割合に年7.25%を加算とした割合とし、年7.25%の延滞金の場合には新たな特例基準 割合に年1%を加算した割合とするものであります。また、この規定につきましては、延滞金のうち 平成26年1月1日以降の期間に対応するものについて適応するものであります。   次に、議第133号 村上市上水道条例の一部を改正する条例制定及び議第134号 村上市簡易 水道条例の一部を改正する条例制定についてであります。これら2議案は、いずれも地区ごとに異な る水道料金の統一に関するものであります。改正内容といたしましては、各条例とも料金体系を基本 料金と従量料金にするものであり、基本料金につきましては平成26年度から平成30年度までの5 カ年で全地区同一となるよう段階的に調整することとしております。なお、地区の差をならし解消す ることを目的としていることから、市全体の基本料金の増額は見込んでおりません。また、この規定 につきましては、平成26年4月1日から施行するものであります。   次に、議第135号は、市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区学校町地内にお いて道路用地の寄附により帰属を受けたもの3路線について新たに認定するものであります。   次に、議第136号は、市道路線の変更についてであります。本案は、荒川地区坂町地内におけ る烏川の河川改修工事に伴い、市道橋から上流約50メートルの位置にかけかえられたことにより、 終点の変更を行うもの1路線、この路線変更に伴って終点の変更を行うもの1路線、合わせて2路線 を変更するものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   13番、木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 1点だけ伺います。   議第128号の村上市合併処理浄化槽設置整備事業に係る個別浄化槽の設置及び管理に関する条 例の一部を改正する条例制定についてのこの中の附則別表、附則第3項、第4項関係ですけれども、 この中で基本料金が各処理区26年から段階的に示されていますけれども、この中で特定環境保全公 共下水道、神林地区、平林地区、これは131号も同じこと言えるのですけれども、この中で各処理 区は10立方メートルということ段階で記入されていますけれども、平林処理区については偶数の20 立方メートルから4、6、8というふうに、こういう記入の表現の仕方はどうしてやっているのです か。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) お答えさせていただきます。   基本料金の設定につきましては、神林地区以外は10立方メートルまで付与する形で改正されて おります。ところが、今ほどお話ありましたように、神林地区につきましては、2立方メートル300 円というふうな段階的に設定しておるわけでございます。理由といたしましては、神林地区は現在基 本料金の設定がないために、1立方メートル例えば200円から料金を徴収しております。これがほ かの地区と同じように10立方メートルといたしますと2,000円になります。そうしますと、今まで 200円払っていた方が段階的に調整しますから、初年度は1,900円になります。そうしますと、その 差が発生します。これはなるべく激変緩和をとって徐々に最終的な1,500円に近づけるために、神 林地区だけ5年間で段階的に1,500円に近づけるというふうな方式をとっております。例えば2立 方メートルまで300円というふうなことの措置でございますが、これを10立方メートルに置きかえ ますと、10立方メートルから2立方メートル引いた8立方メートルが従量料金の対象になりますも のですから、その金額と基本料金である300円を足しますと1,900円になりまして、10立方メート ルを付与した場合は1,900円の形になるというふうなことで、ほかの10立方メートル付与した場合 のほかの地区とは統一されるような形になります。 〇13番(木村貞雄君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 本当にこれだけの多いの3回ということだと容易でないのですが、それで も3回ということなのであれしますけれども。   最初に、議第112号です。車両の損害賠償の件でございます。3月の定例会終わってから行政 から来たやつです。どうかというと合併してからの損害賠償の金額、詳細に細かく全部、合併した平 成20年度、車両ですよ、36万4,210円、1年間に。次の年、21年38万3,374円、若干上がるので す。その次、平成22年度11万8,645円、ぐっと下がります。しかしながら、23年度に51万1,036 円、件数もどんどんふえてきています、この辺から。平成24年度180万1,198円、合併してからど んどん、どんどん緊張感が緩和していって、車の運転にも緊張感がなくなってきているというように 私は感じられる。だから今回の職員の不祥事もそうなのかなというふうに感じられる。   そこで前にも私お話ししましたが、この112号の損害賠償金額の相手方の市民の名前がずらっ と並んでいる。しかしながら、起こした職員の名前は一切書かれていない。これ市民から言わせれば おかしいだろうと。なぜ起こした職員の名前をここに書けないのか。やっぱりこれは市長、あのとき 何て言っていたかというと、法律上問題がないようであれば検討してみると。その後どういうふうに 検討されたのかわかりません。法律上問題がないということはたしか聞いておりますが。こういうと ころをやっぱり行政としてしっかりと何々課の誰々職員、誰のたろべいがいついつこういうふうにし て、市民の誰々と接触してこうなったと。自分の名前がこんな議案に上げられたら大変ですよ、職員 さんも。やっぱりそういう意味で言うと緊張感をやっぱり上げるには綱紀粛正を幾ら議会でやっても、 こういうところをしっかりと行政側でフォローして、フォローというのは職員をフォローという意味 ではないですよ。組織としてガバナンスを確立していくというのは大事なことなのではないかと思い ます。だんだん車両に係る損害賠償額ふえてきている、人数も多くなってきている。   先ほどのグレーチングの問題にしても平成22年7月28日、グレーチング、8万4,084円、朝 日支所。平成23年6月21日、グレーチング、都市整備課14万9,840円、2回あります。今回で3 回目、合併してから。それはグレーチングのことなのであれですけれども、こういった車両に関して みれば、やっぱりぐっと絞られるような議案として出すべきなのではないかと、そこら辺を聞きたい ですね、まず最初に、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) ただいまおっしゃられました交通事故につきましては、車両交通事故に ついては事あるごとに注意をしておるわけでございますけれども、今姫路議員おっしゃったように、 毎年のように出てまいります。これに対する今おっしゃったことについては昨年9月だったと思いま すけれども、姫路議員のほうからも職員の名前を出すべきではないかというふうなことでご意見を頂 戴し、私どももこれについて調べてみましたけれども、掲載の可否についての法的な根拠は特にはご ざいません。ただ、私どものほうとしましても、要綱を調べてみた中で当該職員については一定の処 分的なものを科しておるわけですし、その中で議会報告の中でまた改めて職員の氏名等を公表するこ とについては、二重の処罰というふうなことも考えられるというふうなことで、それについては仮に 訴訟となった場合においては過度の処分というふうなことも考えられますというふうなことで、これ については全国議長会のほう等にも問い合わす結果でございますけれども、そのようなことで、氏名 の掲載については記載しないというふうなことできているわけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そんなこと私聞いているのではないのです。結局どういうことかというと、 どんどん、どんどんふえてきている、金額もそうだし。歯どめをかけて幾ら、例えば議会として何か の議決をしてもこうやって変わらないのであれば、やっぱりそういうところも議案のあり方も今後考 えるべきなのではないかなと。酷なようですが、そういう歯どめの仕方もあるのだということをしっ かりと考えていただきたい。   次に、附属機関の一括のやつです。今回10個の、私3月と6月とこのことを申し上げました。 それ実行今されているわけです。附属機関条例から出てきて単独の条例である、これが本来の姿だろ うということになっているのですが、残り8つですか、7つか、いつごろまで単独条例として議案上 程される予定でおりますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これについては今回10個のものを単独条例とさせていただきました。 これについてはこの後に開催される見込みというものについて提案させていただいたわけでございま すけれども、残りのものにつきましても、大体隔年ごとの委員会等が多うございますので、次回以降 の議会においてお願いしたいと思いますが、中にはずっと開かれていない、例えば村上市企業誘致委 員会等もございます。これらについては開催される前といいますか、前の議会にお願いしていきたい というふうなことで考えております。といいますのは、これについては3年、5年後というふうなこ と。随時ということでありますけれども、これまでも開催されてございませんので、そのときを見な がらの形で提案をさせていただくというようなことで、長期に開催される見込みのないものについて は、そんな形で上程をさせていただきたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 開催する予定がないからそのときというのではなくて、やっぱりできるの であれば、わかっていることなのですから、早目に対応していただきたいと、このように思います。   3問目ですね、次に指定管理者制度についての選定委員会の条例の件なのですが、これ総務文教 常任委員会のほうで諮られるので、専門の事項を審査するため必要があるときは専門委員会を設けて 2名以内とするということで、あらかわの保育園に2名の方が今回7月に新たに入っております。何 を言いたいかというと、この方々、選定委員7名いらっしゃいます。今回いろんな事業所からさまざ まな形の中で来て、優秀な方ばかりなのですけれども、1つのことは例えば昨年度見ると無相院さん とか、そういう3つの火葬場を、余りそこに縁のないような方々が、縁のないというか、専門的な知 識的にも非常にどうなのかなと思われるところありますけれども、そういうときに2名とかつけてい ないわけですよね。結局2名以内でつけられるということそのものが、私どうも、どういうことかと いうと、なぜ2名以内なのか。どうもそこがわからないのです。なぜ2名なのか。7名でしょう、委 員は。2名が専門筋の方2名、なぜ2名以内と、何の根拠があるのかなと。場合によってはいっぱい 話聞くのであれば10名とかしてもいいのではないかなと思うのですが、何で区切るのかなと、こう いうことなのです。要するにどういうことなのですか、それ、2名という根拠は何なのですか、法律 で定まっているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今議員おっしゃったように、これまではいろんな分野から委員の方お願 いしているわけでありますけれども、今回は専門的な知識を持った方2名というふうなことで、あら かわ保育園の場合には大学院教授、それと市の主任児童員の方にお願いしてございます。   委員について2名でなければならないという規定は特にございません。それは専門的な立場の方、 今回は大学の先生と実際に現場を若い方というようなことでお願いしてございますけれども、その中 で今回2名ということでございますけれども、より多くの市民の意見をお聞きするということになれ ば、また別の方法でお聞きするような、例えばアンケートをとるとかそういうふうな方法で対応して いく必要があるのかなというふうに思っております。 〇16番(姫路 敏君) 今これで3問終わりましたけれども、とりあえず私が言いたいのは、2名 ということではなくて、若干名とかということにしておけば、いろんな部分で求められるというか、 4人、5人とかいる場合もありますので、それでも条例で決まればそれしかならないわけですから。 ひとつよろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。議第112号について伺います。   ここには車両修繕費として54万1,200円ということで金額がのっております。この金額からし て相当強いぶつかりだったのだろうと想像されますけれども、お互いけがというか、そういうことに 対してはどのような状況だったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 相手方のほうは特にけがはございませんでした。当該のほうは側 頭部を一部縫合しております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今ご説明ありましたけれども、相手がけがなかったということで車の修繕 費だけで済んでいますけれども、やっぱり市の職員の人に心にとめていただきたいのは、けがによっ て一生障害を与えることになるとか、事故によって例えば相手の方が亡くなったとか、そういうよう な本当に大きな事故につながる可能性があるのだということで、交通事故は本当に注意しなければな らないということを、朝の出発のときにとか上司の方がぜひ常の合い言葉みたいな形で職員の人にご 指導するべきなのだろうと、そんなふうに感じております。   2つ目の質問に入ります。きょう朝来ましたら、簡単なことなのですけれども、正誤表がござい ました。そして条例第6号というのが間違いで、条例第19号に直してくださいということで、議第 113号から125号までそれぞれみんな私どもが6から19に直しました。質問に値しないと言えば質 問に値しないのかもしれませんけれども、第6号と書いてあるのと第19号の間違いというのは初歩 的な間違いなのだろうと。それもきょうの本会議まで気づかないで、きょう本会議の朝にこういう訂 正が来るということは、公務員の仕事として村上市附属機関設置条例(第19号)と書いてあるので す。それが何で6号という形で、それも1つの号だけだったらわからないわけでもないけれども、こ こに書いてある全てがみんな一斉に間違っている。小さなことを質問するようで申しわけないのです けれども、なぜこんな間違いがきょうになって私どもに報告されるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) おっしゃるとおりでございます。議案につきましては、複数の目で、ま た違う職員で読み合わせをして間違いのないようにということで再三申してきたところでございます けれども、今回またたまたまミスが出てしまいました。これにつきましては、今後十分注意をしてこ のようなことのないように努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) こういうことが繰り返されますので、常に厳しい言葉で申し上げておりま す。こういうことがこれからないように願っております。   3つ目の質問ですけれども、3つの委員会にまたがっております、それぞれ。それでこの組織の 中に委員の任期は2年とし、再任を妨げないというのが、総務文教常任委員会で3つ、それから市民 厚生常任委員会で2つ、それと経済建設常任委員会で2つ、委員の任期は2年とし、再任を妨げない という文章がございます。再任を妨げないという言葉を入れたということ、つまりは相手が続けても よろしいですよということを言えば、その方に延々と何年も仕事をしてもらうということで余りよろ しくはないのではないかと。それは7つの委員会の条例が同じ文章になっているという、ちょっとよ り多くの人にこういう委員なりに当たってもらうということが、より多くの人の英知を市政に反映で きるわけでありまして、特殊な人たちだけがこういう仕事に携わると、能力を持っているというもの でもないのだろうと。それで2年は2年でいいのですけれども、再任を妨げないという言葉がなぜこ んなにいっぱいの委員会の条例の中に載っているのか、それはどういうことからなのですか、ご説明 をお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 委員の方につきましては、ご本人が決めるわけではなくて、私どものほ うからお願いして、適任者であるということでお願いをするものでございますので、ご本人の意思で 私がやりますとか、そういうのではないと思います。市のほうで適任者であるということでお願いし て、たまたま同じ方になることもございます。そういう意味で再任を妨げないというふうなことでお 示しをさせていただいているものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3番目ですけれども、ちょっと私が聞いたこととずれて。もちろん自分か らやりますなんていうことではなくて、行政がお願いをするわけです。ですけれども、より多くの人 にこういう仕事に当たってもらったほうがいいのだろうということを言っているわけ。再任を妨げな いという言葉がある限り、ご本人が辞退しない限り、またその方が次の年度もすることになるわけで す。遠慮しますという方もいるかもしれませんけれども。再任を妨げないという言葉を私は本当に必 要なのかと、そういうことで疑問を言ったわけです。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 本人が辞退しますというまでお願いするわけではございません。あくま で私どももその方が適任者であるかどうかということでお願いしております。 〇21番(相馬エイ君) 終わりますけれども、ちょっとずれています。私が聞いていることとずれ ています。委員会でも質問できますので。 〇議長(板垣一徳君) ずれておりません。後でよく聞いてください。 〇21番(相馬エイ君) 委員会でお聞きします。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第136号の市道路線の変更についてちょっとお聞きしたいのですが、建 設常任委員会の方にこんな質問すると俺らの審議邪魔してなんて怒られるかもしれませんけれども。   今ちょっと同僚議員にお聞きしましたら、以前の橋が水害によって破壊されて、新しい橋ができ たために市道変更するのだという部分はわかりましたのでいいのですが、そうすると旧の30号線の 川の側道というのですか、これは今後は市道ではなくなるという理解でいいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) これは烏川の堤防敷ということで、堤防の管理用道路という形に なると思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それと今市道路線認定の条件に幅員が4メーター以上、それと延長が50メ ーター以上という規定があると思うのですが、今回恐らく32号線と30号線と入れかえになった旧 の橋から駅側に向かった線路沿いのこの道の部分です。これが恐らくいわゆる新のほうを見ますと、 坂町32号線の新が今度幅員が3メーターから5.1メーターということになりますと、この部分が恐 らく3メーターなのだろうというふうに考えるわけですけれども、以前からの市道であれば幅員が狭 かろうか何しようがいいのだという解釈なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 既に坂町30号線のほうの終点部分にこの部分があったわけです ので、その部分が宙に浮いた状態になるということで、32号線のほうを延伸させてその分をカバー するというふうな考え方でこうしたものでございます。幅員そのものが確かに市道認定基準は基本的 に新規に認定する場合は4メーターとなっておりますけれども、既にあるものですので、これはやむ を得ないという形でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、今現在市内、例えば旧村上市内なんていうのは、緑町だとか学 校町、今回も新しく市道認定学校町出ていますが、非常に幅員の狭い道路ばかりで、私道をそれを市 道認定するのにずっと何年もやっていても、結局その部分がいろいろひっかかっている部分あるわけ です。その中でもああいう地域で幅員が4メートル以下でも今市道認定されている箇所というのは結 構あるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 市道認定基準に合わないものは原則として寄附とかいただいてい ませんので。もともと国有地というのですか、里道だとかそういったふうなもので残っているものは かなりあると思います。 〇議長(板垣一徳君) 議員の皆さん、質疑あるようであればここで昼食に入りたいと思いますが、 ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) それでは質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第112号から議第136号までの25議案については、議案付託 表のとおり会議規則の規定によりまして、各所管常任委員会に付託いたします。   午後1時15分まで休憩をいたします。           午後 0時12分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第12 議第137号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第5号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第137号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第5号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第137号について提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成25年度一般会計補正予算(第5号)についてであります。歳入歳出予算の総額に それぞれ5億1,100万円を追加し、予算の規模を333億4,580万円にしようとするものであります。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第14款国庫支出金で緊急消防援助隊 設備整備費補助金1,122万2,000円を新たに計上いたしました。第15款県支出金では、地域プロジ ェクト事業補助金などで2,340万8,000円を追加いたしました。第19款繰越金では、前年度繰越金 4億5,911万円を、第20款諸収入では次世代自動車充電インフラ整備促進事業補助金364万円を、 第21款市債では臨時財政特例債1,310万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出におきましては、第2款総務費で電算業務委託料など2,218万5,000円を、第3款民生費 では老人介護施設経費などにより4,413万4,000円を、第4款衛生費では新エネルギー推進事業に より710万8,000円を、第6款農林水産業費では林道改良工事費などにより3,301万円を、第7款 商工費では工業団地経費などにより2,005万2,000円を、第8款土木費では消雪井戸施設改修など により9,632万6,000円を、第9款消防費では常備消防防災施設整備経費などで2,239万1,000円 を、第10款教育費では遺跡発掘調査事業経費などにより1,673万1,000円を、第11款災害復旧費 では 公共土木施設災害復旧費で910万円を、第13款諸支出金では基金積立金2億4,000万円をそ れぞれ追加いたしました。   第2表、債務負担行為補正ではあらかわ保育園指定管理料について新たに設定し、第3表、地方 債補正では臨時財政特例債の限度額変更をするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 15ページです。ちょっと聞きたいのですけれども、電算管理費、2款1項 13目の庁舎情報システム管理経費、これで812万2,000円、これ修繕費で69万3,000円と、業務 委託料で742万9,000円と分けてありますが、業務委託料というのはどこかの外注さんにやっても らうのか、それとも入れることに対してのあれなのか、その辺ちょっと聞かせてください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) このたびの補正につきましては、修繕料と電算業務委託料あるわけ でございますが、そのうち委託料につきましては4つの業務をシステムの変更がございました。1つ は、村上市子ども医療費助成に関する条例改正に伴うシステムの改正がありました。これは73万 5,000円でございます。それから、家屋の評価基準の見直しに伴いまして、積雪寒冷地補正計算の適 正化を図るためのシステムを構築したものがございます。これが105万円でございます。それから、 防災行政無線の端末を更新することになっておりまして、その管理者と使用者の滞納情報につきまし て一つ一つ入れてまいりますと、誤りが発生する可能性があるということで、一括管理者、それから 使用者の情報をシステムに入り込むための改修を行ったものが1つあります。これが144万3,750 円でございます。それから、健康診断、健診のデータを管理します健康管理システムの機器の更新作 業を行いまして、これが420万円ということで、合計742万9,000円の追加ということでございま す。           〔「修繕料は何ですか」と呼ぶ者あり〕 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 修繕料につきましては、電算室の床下にございます空調機の室外機 のファンが故障いたしまして、経年劣化によりまして使用不能になったということでファンを交換し たということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 修繕費はそうすればこのシステム管理とは全く別のものということの感覚 になりますけれども、こういう上げ方でよろしいのか。   それとあと電算業務委託料というのは、システムの構築ということでいいのですね。外注にもの をやらせるのではなくて、来ていただいてシステム構築のために変換したり、そういうことの業務は 電算室でやるということでよろしいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 予算の上げ方といたしましては、需用費のほうに修繕料ということ で、需用費のほうに、11節のほうに需用費ということで修繕料を計上しておりますし、それから13 の委託料のほうにシステムの改修の委託料ということで計上してございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっとよくわからないから、後で聞きに行きますけれども、よろしくお 願いします。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   15ページの総務費の中の支所費の中の説明の2番の荒川支所庁舎管理経費で約400万のってお りますが、この測量設計と工事請負費は具体的には中身はどのようなものなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(渡辺正信君) 測量設計等委託料につきましては、給水ポンプユニットという支所の 要するに水ですね、その関係の更新に係る設計委託料ですし、工事請負費につきましては7月28日、 非常に強い雨が降った日があるのですが、荒川支所の公用車の車庫が非常に前から古くて屋根のほう が、前から穴があいていたのですが、要するに雨水が天井にたまりまして天井が落ちたということで、 車庫の屋根の改修と天井の撤去をする工事が工事費です。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 21ページの朝日有機センター経費に修繕費と工事請負費がのっております が、これは具体的にはどのような中身なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 修繕料につきましては、有機センター経費の485万4,000円、こ れにつきましては修繕料が堆肥散布機の修理、工事請負費394万7,000円につきましては、オープ ン式発酵攪拌器の本体カバーが傷みまして、これを取りかえ工事をするということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今9月、傷んだというのは25年度になって傷みが出てきたのでしょうか。 25年度の当初予算では対象になるべきものではなかったのでしょうか。そこを伺います。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 徐々に悪くなってございまして、今かえなければ、前々からわるく なっておりましたけれども、大分もう限界になってきたということで、新年度まで待てないというこ とでこのたび予算補正追加をさせていただくということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題になっております議第137号については、予算付託表のとおり会議規則の規定に よって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第13 議第138号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)       議第139号 平成25年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議第140号 平成25年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 議第141号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第138号から議第141号までの4議案は、平成25年度各特 別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第138号から議第141号までの4議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第138号から議第141号までの議案は、平成25年度特別会計についてであります。最初に、 議第138号は、蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ420万円を追加し、予算の規模を5,640万円にしようとするものであります。補正の 主な内容といたしましては、歳入におきましては、第1款繰入金を420万追加いたしました。歳出 におきましては、第1款総務費で圧雪車借上料420万円を新たに計上いたしました。   第2表、債務負担行為補正では、圧雪車購入費について新たに設定するものであります。   次に、議第139号は、介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ1,770万円を追加し、予算の規模を70億4,570万円にしようとするものであり ます。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、前年度介護給付費の国庫負担金等の 確定に伴い、第4款国庫支出金に552万2,000円、第6款県支出金に481万円をそれぞれ追加し、 第9款繰越金に736万8,000円を追加いたしました。歳出におきましては、前年度介護給付費等の 確定に伴い、第6款諸支出金に国県等の交付金の返還金として1,767万5,000円を追加いたしまし た。   次、議第140号は、村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入 歳出予算の総額からそれぞれ2億910万円を減額し、予算の規模を48億2,980万円にしようとする ものであります。補正の主な内容といたしましては、国の交付金事業の事業費確定にともない、歳入 におきましては、社会資本整備総合交付金額の確定により、第3款国庫支出金を1億7,302万円を 減額し、第5款繰越金では前年度からの繰越金2,142万を追加し、第7款市債では下水道事業債を 5,750万円減額いたしました。歳出におきましては、第1款下水道費では第1項下水道管理費で処理 場施設の維持的な工事を実施するため、修繕料729万9,000円、工事請負費344万5,000円をそれ ぞれ追加し、第2項下水道建設費で交付金事業の事業費縮小に伴い、事業箇所及び規模の見直しを行 い、工事請負費を2億5,500万円減額し、測量設計、調査等の委託料670万円及び工事負担金2,800 万円を組み替えによりそれぞれ追加をいたしました。   第2表、地方債補正では事業縮小に伴い、下水道事業債の限度額変更をするものであります。   最後に、議第141号は、集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入 歳出予算の総額にそれぞれ380万円を追加し、予算の規模を9億4,080万円にしようとするもので あります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第5款繰越金で前年度からの繰 越金380万円を追加いたしました。歳出におきましては、第1款集落排水費の総務管理費で消費税 額の確定により32万6,000円を追加し、施設管理費で処理場など施設の維持的な工事を実施するた め修繕費150万9,000円、工事請負費196万5,000円をそれぞれ追加をいたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第138号から議第141号までの4議案については、予算付託 表のとおり会議規則の規定によって、各常任委員会に付託いたします。                                              日程第14 議第142号 平成24年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第143号 平成24年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第144号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第145号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第146号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第147号 平成24年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決              算認定について                           議第148号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について                             議第149号 平成24年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                                議第150号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算              認定について                            議第151号 平成24年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第152号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について                               議第153号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第154号 平成24年度村上市上水道事業会計決算認定について    〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第142号から議第154号までの13議案は、平成24年度一般 会計及び各特別会計歳入歳出決算認定並びに上水道事業会計決算認定についてであります。これを一 括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第142号から議第154号までの13議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成24年度村上市一般会計及び各特別会計の決算認定についてであります。上水道事 業会計を除く平成24年度の村上市一般会計及び各特別会計については、平成25年5月31日に出納 閉鎖し、会計管理者によって決算が調整された上、市長宛て提出されております。地方自治法第233 条第2項の規定により、決算書を監査委員の監査に付したところ、8月22日付で決算審査意見書が 市長に提出されましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第142号の一般会計の決算であります。歳入総額329億5,050万7,590円、歳出総 額317億9,798万7,669円で差し引き11億5,251万9,921円を翌年度へ繰り越しました。なお、繰 越明許費繰越額1億994万7,700円、事故繰越額1,015万3,500円を差し引いた実質収支額は10億 2,241万8,721円であります。   議第143号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに22万8,738円であります。   議第144号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額3億3,487万4,003円、歳出総額3億 3,043万6,146円で、差し引き443万7,857円を翌年度へ繰り越しました。   議第145号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額1,609万9,972円、歳出総額は1,518万 2,330円で、差し引き91万7,642円を翌年度へ繰り越しました。   議第146号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額75億7,901万2,171円、歳出総額74億 5,974万4,852円で、差し引き1億1,926万7,319円を翌年度へ繰り越しました。   議第147号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額1,509万7,012円、歳出総額1,505 万1,636円で、差し引き4万5,376円を翌年度へ繰り越しました。   議第148号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億2,089万7,976円、歳出総額6億 818万7,900円で、差し引き1,271万76円を翌年度へ繰り越しました。   議第149号の介護保険特別会計決算は、歳入総額69億544万9,509円、歳出総額68億6,564 万5,766円で、差し引き3,980万3,743円を翌年度へ繰り越しました。   議第150号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに5,699万8,874円 であります。   議第151号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額49億7,619万9,848円、歳出総額49億 1,700万7,119円で、差し引き5,919万2,729円を翌年度へ繰り越しました。なお、繰越明許費繰越 額2,770万円を差し引いた実質収支額は3,149万2,729円であります。   議第152号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額10億385万7,850円、歳出総額9億 9,355万1,151円で、差し引き1,030万6,699円を翌年度へ繰り越しました。   議第153号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7億2,882万605円、歳出総額7億 2,275万9,624円で、差し引き606万981円を翌年度へ繰り越しました。なお、繰越明許費繰越額 22万7,000円を差し引いた実質収支額は583万3,981円であります。   議第154号は上水道事業会計決算であります。事業年度終了後決算を調整してこれを監査委員 の監査に付したところ、8月22日付をもって監査委員から決算審査意見書が提出されましたので、 この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。   業務量は、給水量674万8,572立方メートルとなり、対前年比1万1,329立方メートル、0.2% の減となりました。経営状況は、税抜きの損益計算書では総収入では9億5,072万2,504円、総費 用7億9,810万1,226円となり、差し引き1億5,262万1,278円の当年度純利益を計上いたしまし た。資本的収支では、企業債、工事補償金による収入額3億205万5,400円に対し、建設改良費に 6億6,001万8,196円、企業債の償還金に2億9,362万3,013円、支出全体で9億5,364万1,209 円となり、差し引き6億5,158万5,809円の不足となりました。この不足額を当年度分消費税及び 地方消費税資本的収支調整額2,885万4,557円、当年度分損益勘定留保資金3億5,628万440円、 減債積立金1億円及び建設改良積立金1億6,645万812円を補填いたしました。   以上、13の会計の決算内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審議の際にご説明申 し上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の 積極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 監査委員にきょうしか一応対面できないので、決算も終わったことだし、 それについて監査をなされたので、ちょっとお聞きしたいのですが、監査委員のほうに。   この審査の方法として、いわゆる必要に応じた関係職員から説明を聴取などにより行ったという ことですが、大変ご苦労なさっているの十分わかります。現場とかそういったところに監査委員が行 って監査をするというような場面というのは、それがいいのか悪いのかちょっとわかりませんが、そ ういったところというのは今までにはあったものなのでしょうか。ちょっとその辺よく聞かせていた だきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) やはり監査の内容によりましては、どうしても確認が必要であると いうような場合には、出先の現金の監査で伺ったりとか、いろんなケースが出てくるわけです。ただ、 今回の決算審査に当たりましては、出向いてということはございませんでした。おいでいただくなり をしまして、説明を聞いて確認をさせていただくというようなケースが多かったわけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 例えば除雪費であれば、この辺除雪多いですよね。旧山北町、荒川、そし て朝日、この辺多うございますけれども、そこの面積とか除雪の時間とか、そういったところで本当 にそれが適正なのかどうか、市道の距離からいって、降った量としてなんていうことを疑問を抱いて 調べようとしたということはありますか。いきなり除雪のことを聞きますけれども、あえて言います けれども、除雪作業、特に朝日地区の関係の除雪関係についてはそういったことはございませんでし たか。なければないでいいですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 今ほどのお話につきましては、私ども決算審査ではなくて、定期監 査というようなところで、やはりそれなりにどこの地区はえらい金額が多いなとかというような検討 をしたことはございますけれども、それをさらに突っ込んで具体的にどうだというところまではやっ ていなかったのが実態でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。   私も今回決算書の審査をする上で、今の監査委員の発言聞いたことは非常にためになりますので、 それらを含めて決算審査に入りたいなと、こういうふうに思っております。   監査委員の議員とあとお二方は非常に大変ご苦労なさって、そしてまた見ていただいていると思 います。議員のほうもやっぱり行政のチェック機能として、いわゆる監査ほどではないですけれども、 適正かどうかというのはやっぱりチェックしていく機関なのですけれども、ぜひ監査のほうこれから もよろしくお願いしたいと思いますが。お願いいたします。   ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでした。では伺います。   審査意見書の中でちょっとお伺いしたいと思います。4ページに財政構造がございまして、23 年度と24年度の比較で財政力指数が載ってございます。23年度0.393、24年度0.384と数値が減 っております。財政力指数は1に近いほど財政力が強いとされていると。つまり数値が下がっており ますので、23年度より24年度は数値的には確かにわずかなのですけれども、下がっているというこ とは、財政力が弱まったと受けとめられると思うのですが、この数値が出た分析はどのように監査委 員の方々は受けとめられたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) この数値につきましては、決算が終わりまして担当課のほうで算式 に当てはめますと、この数値が出てまいります。おっしゃるとおりわずかではありますけれども、比 較をいたしますと低下をして、若干悪くなっているというようなところまでは私どもも感じておりま したけれども、この数値自体がどういう算式でというのは私ども今ちょっと承知しておりませんので、 担当課のほうへお聞きになっていただければと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 財政力指数についてのこれが下がったということのご質問でありますが これにつきましては平成24年度と23年度を比較いたしますと、普通交付税が5.1%ほどふえました。 交付税が余計収入となりました。したがいまして、市全体の収入に対する割合としては税収よりも交 付税、国に頼る、そういう財政状況であるということで、したがいまして財政力指数は下がったとい うことで、普通交付税が増になったのがその原因でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 39ページにむすびとして文章が載ってございます。そこの中の3つ目の塊 の中の下のほうに、限られた財源で多様化する行政需要や新たな行政課題に対応するためには、将来 を見据えた計画的で弾力的な行政運営が求められるとありまして、その下に合併関連特例措置の終了 も目前に迫っている中で、今後の財政運営についてはさらに厳しい状況となることが予想されるが、 村上市総合計画と村上市行政改革大綱に基づいた計画的な事業の推進及び予算の効果的な執行により、 地域の活性化と無駄のない簡素で効率のよい行政の運営、安定的かつ健全な財政基盤の確立を重視し ていかなければならないとあります。このことはまさに村上市の厳しい財政の上に立って市民の命や 暮らしを守る、そういう行政の仕事をしていくという、あくまでも基本的、基礎的な言葉がここに書 いてあるわけでございますが、このような言葉をしっかりと最後にまとめられたという監査委員の思 いを、再度述べていただければありがたいと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) 思いと言われましたけれども、ここに私ども記載をしたのがまさに その思いでございまして、努力も当然その中には入ってくるでしょうし、努力したから必ずしもその とおりに進むものとものでないのと、これあることもまた出てくるわけでしょうから。ただ、まとめ るときの私ども監査委員の思いを込めて、こういう形で書かせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今私が読み上げましたこの言葉を市長は、行政のトップであります市長は 真摯に受けとめて、まさにこれからかじ取りをしていかなければならないわけです。つまり無駄な事 業でなくて、本当に市民の役に立つ事業をどう効率よく、どう安定的にやっていく。それが市民全体 のまちの発展につながるという、まさに行政の方々の英知が、これから努力が求められていると思う のですが、市長、この監査の結びの言葉を受けて、市長はどのようにしっかりと受けとめられたので しょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 書いてあるとおりだと受けとめております。 〇21番(相馬エイ君) だめですよ、そんな。それだけしか発言できないと受けとめて終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 基金のほうで213ページなのですけれども、村上市の奨学基金で昨年度 8,500万円を途中基金に入れ込みまして、決算期の残高が5億9,328万5,000円ということで、歳出 のほうを見ますと、10款の教育費の中に奨学基金積立金8,500万円という、これは計上されている のですが、昨年度の奨学資金制度の貸出金というかその歳出と、返済始まっている方もいらっしゃる と思うのですけれども、その返済のほうは当然歳入に入ってくる部分、それはどこの所管で出ていま したでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 奨学資金につきましては、基金で運用しておりますので、いわゆる 償還、返還金については一般会計のところには出ておりません。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 一般会計のほうには出てこないこということになりますと、監査委員の方の、 いわゆる返済が始まっているけれども、前にもちょっと私質問しまして、新聞にも出ていました。返 済が不能な方が全国的にも出てきていると、国の資金借りている方でも教育資金を返済できないと、 そういった事例というのも当然この市にあるのかないのかというのは、この中で我々が今その資料と してないわけですよね。そういった部分の監査というのはどのようになっていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) おっしゃるとおりでございまして、私どもも前期の残、それから期 中の増減、それから年度末、期末の残というようなことで押さえているというのが実情でございます。 その中身までは私どももよく検討したことはありませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 誰に質問すればいいのか、市長でいいのでしょうか。市長、そういった問題 がずっと全国的にも発生されてて、市長の施政方針の中でも奨学金制度というのは一つの自分の施策 の中でも目玉という形で言ってきて、利用されている方々には金利なしで、学校終わってから1年の 猶予を経た後に返していくわけですが、その実態が把握できていないという、今監査の方もその部分 に関してはわかるけれども、その内容自体も把握されていないということになりますと、ちょっとい ささか問題部分というか、我々も実際にことし返済額が正直幾らあるはずなのに、実際は返済額とし てこれしか入っていないとかという部分がわかってこないと、奨学金制度そのもの自体もずっとこの 基金を何十年と続けていく間に、どのような滞納が出てくるのかというのが我々としても把握できな いわけです。そういったものはどういうふうにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) おっしゃるとおり、今非常に国もそうでございますけれども、県も、私ども 村上市もいわゆる奨学金に対する滞納者をこれからどうしていくかというようなことを、これから出 てくるはずでございますので、検討していかなければならないなと、そのように捉えております。貸 し出した金と入ってくる金がどうなっているかというのは、担当課から報告は受けておりますけれど も、それどういう形で決算書あるいは附属書類に出していくかというようなこともこれから、今おっ しゃったようなことも含めまして、明快にわかるような形で表示していく必要があるのではないかな と、そのように考えております。 〇5番(本間清人君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第142号から議第154号までの13議案については、決算付託 表のとおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会にいたします。   なお、10日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時57分  散 会