平成25年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成25年6月11日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書            第 5  請願第 6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書             の採択を求める請願                         第 6  報第  5号 継続費繰越計算書の報告について                        報第  6号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  7号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  8号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  9号 事故繰越し繰越計算書の報告について                      報第 10号 平成24年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について       第 7  報第 11号 専決処分の報告について                            報第 12号 専決処分の報告について                       第 8  議第 73号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 74号 専決処分の承認を求めることについて                 第 9  議第 75号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 76号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 77号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 78号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 79号 専決処分の承認を求めることについて                      議第 80号 専決処分の承認を求めることについて                 第10  議第 81号 専決処分の承認を求めることについて                 第11  議第 82号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 84号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第 85号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第12  議第 86号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第 87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について            議第 88号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について            議第 89号 村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                            議第 90号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について              議第 91号 市有財産の譲与について                       議第 92号 村上市子ども・子育て会議条例制定について                   議第 93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第 94号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について               議第 95号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           議第 96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について              議第 97号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第 98号 村上市観光案内所条例制定について                  第13  議第 99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)            第14  議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)           議第101号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第102号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)                                                   〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名) 17番   長 谷 川     孝  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君 教  育  長 圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課 早   川   明   男   君        課 長 補 佐            都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査 本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時05分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名、欠席の届け出のある者1名です。定足数に達 しておりますので、これから平成25年第2回定例会を開会をいたします。   市長から招集のごあいさつをお願いをいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成25年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告8件、専決処分の承認9件、人事案件4件、条例の制 定2件、条例の一部改正10件、市有財産の譲与1件、補正予算4件の合わせて38件であります。よろ しくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたし ます。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、4番、鈴木いせ子さん、18番、滝沢武司君を指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱いについて申 し上げます。   平成25年第2回定例会の会期及び議案の取り扱いを協議するため、去る6月4日午前10時から市 役所第1委員会室において、委員全員、議長、常任委員長、総務課長、総務課参事並びに議会事務局 長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期につきましては、本日6月11日から26日までの16日間といたしました。   審議日程につきましては、本会議で諸般の報告、報告事件の報告を受けた後、即決事件の審議を 行い、採決の後、残る議案の上程を行い、それぞれ提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託 いたします。   13日、14日、17日、18日の4日間は一般質問を行います。   19日は総務文教常任委員会、20日は市民厚生常任委員会、21日は経済建設常任委員会をそれぞれ 開催し、付託議案の休会中の審査をお願いいたします。   6月26日は本会議を開催し、各常任委員長から委員会の審査報告を受けた後、採決を行います。 なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係でございますが、請願第5号  村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願については、単独上程とし、紹介議員の補足説明を受 けた後、経済建設常任委員会へ付託いたします。   請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求 める請願については、単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務文教常任委員会へ付託い たします。 続いて、理事者提案、以下議案名を省略させていただきますが、報第5号から報第10号までの継 続費繰越計算書の報告1件、繰越明許費繰越計算書の報告3件、事故繰越し繰越計算書の報告1件及 び上水道事業会計予算繰越の報告1件の計6件については、一括上程、一括質疑の後、報告を終わり ます。   報第11号及び報第12号の損害賠償に係る専決処分の報告については、一括上程、一括質疑の後、 報告を終わります。   議第73号及び議第74号の条例の一部改正に係る専決処分の承認を求めることについては、一括上 程、一括質疑の後、討論を省略し、起立による即決といたします。   議第75号から議第80号までの平成24年度の一般会計及び特別会計補正予算に係る専決処分の承認 を求める6議案については、一括上程、一括質疑の後、討論を省略し、それぞれ起立による即決とい たします。   議第81号の平成25年度の一般会計補正予算に係る専決処分の承認を求めることについては、単独 上程、質疑の後、討論を省略し、起立による即決といたします。   議第82号から議第85号までの4議案については、人事案件でありますので、一括上程、一括質疑 の後、討論を省略し、それぞれに起立による即決といたします。   議第86号から議第98号までの13議案については、一括上程、一括質疑の後、議第86号から議第91 号までの6議案については総務文教常任委員会へ、議第92号から議第97号までの6議案については市 民厚生常任委員会へ、議第98号は経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)については、単独上程、質疑の後、3 常任委員会に分割付託いたします。   議第100号から議第102号までの3議案については、一括上程、一括質疑の後、議第100号と議第1 02号は経済建設常任委員会へ、議第101号については市民厚生常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は、6月6日正午で締め切ったところ、16名の通告がありましたので、13 日、5名、14日、5名、17日、4名、18日、2名の4日間にそれぞれ本会議において行うことといた します。   最後に、討論及び請願陳情に伴う意見書の提出期限は6月24日、その他の意見書提出期限は6月 18日、それぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会で協議した内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おはようございます。ご苦労さまでございます。   この議案の取り扱いについてですが、議第73号から議第85号まで、81号までは専決ですね、それ が討論を省略するという形で、今日程が上がってきておりますけれども、人事案件はわかるのですが、 専決処分、これだけちょっと多いということになると、私も今まで余り感じてはいなかったのですが、 議会事務局のほうにも即決の前の討論なしの即決というのはどうなのだろうとちょっと聞きましたら、 今までの例でそういうふうにやっているのでということが、議会運営委員会のときの資料として上げ ましたよという答弁だったのですけれども、専決そのものというのは、いわゆる理事者側の、これは 時間もないし、早くやったほうがいいということで決められる、議案としては議案ですよね、専決に したのかどうかという部分がありますけれども、やはり一つ一つの予算を動かして、あるいは条例を 決めてということに対しての専決であったとしても、議員個々はそれに反対なのか賛成なのか、最終 的に決を見れば賛成したり、反対したりとありますけれども、そのプロセスの中で討論ということを 省いてしまったのでは、いささか問題があるのではないかなと、こういうふうに思うわけでございま す。今までは、私も何げなく通ってきたのですが、ここで1度議会運営委員会のほうでも、今後ちょ っとそういう日程をつくるときに、考えるときに、取り扱いについていま一度その辺のところも審査 というか、議論なさっていただきたいと思いますが、委員長いかがなものですか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 確かに言われることはごもっともだと思うのですが、今までこの ような形でやってきましたので、議会運営委員会としては何の問題なく討論を省略して、即決します ということで異議はなかったのですが、今16番議員からそのようなお話がございましたので、次期議 会運営委員会において、そのような旨を協議いたしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。私も、実を言うとちょっと討論もしたい内容に近い ものが、中に議案としてあったもので、ふと気づいてそういうことを言いました。   議会事務局長を初め、議会事務局のほうの考え方としても、先例によって、いわゆるそれでやっ てきたということで、なぜそれが討論を省略されているかはわからないということの答弁でしたので、 そのところをしっかりと議会運営委員会の中でも確立していただきたいなと。ないのであればないで いいでしょうし、あるのであればしっかりとやって、ないのであればそれの理由づけがきちんとあら われれば一番いいし、そういうところをあわせてお願いしたいなと、こういうふうに思います。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月26日までの16日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月26日までの16日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いをします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   それでは、最初に災害の発生状況であります。平成25年第1回定例会でご報告申し上げました以 後、配付報告書のとおり、火災は建物火災5件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   また、児童手当法第22条の2の規定による寄附をいただきまして、件数で1件、金額で10万円で あります。   以上であります。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私が発言したのと皆さんのお手元に配付した資料が、10万円と1万円と違い がありますので、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) すぐ調べられますか。   暫時このまま休憩します。           午前10時23分  休 憩                                                        午前10時26分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) まことに申しわけございません。ただいま寄附についてご報告させていただ きましたが、私の読み違いがございました。再度ご報告いたします。   児童手当法第22条の2の規定による寄附をいただきまして、件数で1件、金額で1万円でありま す。よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。ご質疑のある方。   20番、佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 寄附の申し込みの報告の中で、けちをつけるわけではないのであります。ひ な人形というのが3点あるのでありますが、これ市外の方から2件、みんな市外ですね、新潟市の方 からいただいているのです。これは、やはり村上にかかわりがあるとか、またはそれなりの古いもの といいますか、そういう意味での郷土資料館に飾るようなひな人形として、「ふさわしい」という言 葉はよくないのでしょうけれども、そういう歴史的な価値のあるもので寄附をいただいたと、こうい うことなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今ご質問のありましたひな人形でありますが、細かい部分まで私ち ょっと承知しておりませんが、いずれも享保びなで、歴史的には古い人形だと。ただ、これがその郷 土資料館に展示するにふさわしいかどうかという部分につきましては、おしゃぎり会館のほうとまた 今後協議していきたいというふうに考えております。 〇20番(佐藤重陽君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 先ほど市長が、寄附の申し出の私の読み違えでしたということで訂正された ようでありますが、読み違いだったら、わざわざ確認に行く必要はなかったのではないかとちょっと 気がするのです。それで、すぐ私の読み違いでした、失礼いたしましたと、すぐその場で謝るはずな のに、結局10万円という原稿になっていたのではないかと、だからこそ本当に10万円なのか1万円な のかということで担当課長、そして総務課長が確認に、わざわざ休憩をして確認に行ったのではない かと思います。そうではないですか。1万円と書いてあったのを、市長が壇上で10万円と読み違えた のだったら、課長が市長のところに出たそのとき、即失礼しました、1万円と書いたのを私が10万円 と読み違えましたということで、すかさず休憩とって確認に行かなくても謝ることができたはずなの ですが、私の読み違えでしたというだけではちょっと疑問に感じるのですが、原稿には10万円と書い てあったのではないですか、事実は1万円であったとしても、違いますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さんの諸般の報告には1万円と書いてございます。私の原稿には10万円と 書いてありまして、本来であれば私が1万円と読むところでありましたけれども、確認しないで10万 円と読んでしまったということでございまして、読み違いということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そうでしょう、市長が壇上で読み上げる原稿には10万円と書いてあったので すよ。それをさらっと、その真実を言わないで、私の読み違いでしたという市長は、頭がいいのだな とすかさず思いました。   しつこいようですけれども、何でこういう質疑をするかといいますと、よく本会議場にきちんと した資料が出てから、正誤表が出てからよく正誤表の間違いが、ほとんどの議会で正誤表の間違いが、 訂正お願いしますというのが必ず出るのです。ですから、今回もそうだと思うのです。仕事が、行政 の方々は仕事がなれているのでしょうけれども、やはり上司は再度議会に出す前にしっかりと数字、 あるいは確認という、そういう上司としての責任と、それから疑いを持ってかかる、それで間違いな ければそれでいいわけですから、そういう姿勢がちょっと欠けてきているのではないかなと、そんな ふうに思いますが、市長いかがですか。なぜこのように正誤表がしょっちゅう間違いが出てくるので しょう。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 正誤表につきましては、間違ったものを正しくお願いしたいということで正 誤表出すわけでございまして、今回の場合は、最終的に私が確認をするべきものでありましたので、 私の責任であると、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 議場で市長が読み上げたり、議場で私どもの判断材料になる資料というのは、 簡単なものではないということを申し上げておきます。今度の9月議会から正誤表が誤っていました なんていうことのないような、村上市の行政事務をしっかりとやっていただきたい、そのことを申し 上げて終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) この寄附物件の中に、株式会社加藤組さんから、私きょう出されたばかりな ので、その場所の確認はちょっと今できませんけれども、地目が雑種地山林、そのほかに公衆用道路、 そういったものを含めまして計1,100平方メートルぐらいでしょうか、そうすると坪数にして田んぼ 約1反分、これの寄附目的が村上市発展のためにというふうに書いてあるのですけれども、これ村上 市の発展のために何か、どういうふうに使う予定があって寄附をお受けしたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 寄附をいただいた場所は、滝の前地区の三面川の右岸側でございま すが、ちょうど多伎神社や、あるいは三面川の河口のほうへ釣りに行くお客さんの駐車場として利用 させていただこうというふうに考えている場所でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、もも茶屋さんの曲がり角のちょうど下おりるところ、あれ加藤 組さんのものだったやつを今度市が寄附いただいて、そこを今度駐車場に整備するということなので すね、はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書を 議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   1番、渡辺昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されています請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を 求める請願書について、紹介議員を代表しまして若干の説明をさせていただきます。   この請願の趣旨につきましては、皆様に配付の書面のとおりですが、昨シーズン、24年度のス キー場の営業が中止になったことは、地元集落初め、地域の方々、長年利用されてこられたスキー ヤーの皆様にとって、思いもよらぬ大変ショックな出来事であった一方で、30年間にわたり冬期間営 業されてきたスキー場の存在について再認識する機会ともなりました。営業休止の事態をプラス指向 でとらえ、これまでのスキー場のあり方を検証、見直しをして、市長の言葉をおかりすれば、新しい 蒲萄スキー場として再出発できますよう、地域全体でどのような取り組みや協力ができるのか、現在 考えているところであります。今後の営業には、多額の修繕費がかかることも事実であります。市民 の皆様のご理解を得られるよう努めなければならないことはもちろんです。   しかしながら、合併以後、急速に元気がなくなってきている中山間地の過疎地にとって、地域振 興のために蒲萄スキー場はなくてはならない存在であります。さらなる営業努力や、さまざまなアイ デアを積極的に取り入れて利用者の増加を図り、蒲萄スキー場がこれまで以上に有効活用できますよ うに、ぜひとも25年度から営業を再開していただきますよう地域を挙げて強く要望するものです。何 とぞ皆様のご理解をいただきますようお願い申し上げ、私からの補足説明とさせていただきます。ど うぞよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第5号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係            る意見書の採択を求める請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の 1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されました請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負 担制度2分の1復元に係る意見書の提出を求める請願の請願者は、新潟県教職員組合村上市岩船郡支 部執行委員長、平山裕也さんですが、紹介議員であります本間清人から若干の補足説明をさせていた だきます。   この請願は、議員各位がごらんになっておられますとおり、新市発足以来、毎年この時期に提出 され、ご賛同を得て議決され、政府各機関にも意見書が提出された請願と同趣旨でありますが、一向 に改善の様子が見られない現状から、ことしも提出されたものであります。   4年前に、文部科学省が発表した中学校3年生までの1学級35人以下の実現を目指す、新公立義 務教育諸学校の教職員定数改善計画によって、小学校1、2年生段階で改善が見られたものの、今年 度予算にはそれ以後の改善のための予算措置が盛り込まれておりません。そのために、各都道府県は 毎年住民要望に応えるために、多額の予算を支出せざるを得なくなっております。このことは地方財 政に大きな負担を強いることになり、地方財政環境を一段と厳しくしている要因にもなっているもの が現状でございます。このことは、義務教育費国庫負担率が2分の1から3分の1に切り下げられた ことによって生じている、学校や子供たちへの整備、充実にかかわる教育関係費においても同様でご ざいます。学校で学ぶ児童生徒が、明るく、心豊かに学業や学校生活を送ることができ、少子化が急 速に進行する中にあって、一人一人が大切にされる教育環境をつくるため、また保護者や地域住民の 強い要望に応えるため、ぜひ本請願事項にご理解をいただき、議員各位の大きなる賛同をお願いする ものでございます。   なお、昨年までと同じく、本請願書と同様の趣旨で、昨年までも意見書の採択をいただいており ます関川村議会には同文の請願書を、同じく粟島浦村議会には陳情書を提出して、意見書の提出を求 めると聞いておることを申し添えて、私の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、 議員各位のご理解とご賛同をよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第6号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第6 報第 5号 継続費繰越計算書の報告について 報第 6号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 7号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 9号 事故繰越し繰越計算書の報告について      報第10号 平成24年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第5号から報第10号までの6議案は、いずれも繰越計算書の報 告及び上水道事業会計の予算繰り越しの報告についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました報第5号から報第10号までの6議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、報第5号は、一般会計の継続費についてであります。平成25年度に繰り越すべき額が確 定いたしましたので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものであります。   次に、報第6号から報第8号までの3件は、一般会計、下水道事業特別会計及び簡易水道事業特 別会計の繰越明許費についてであります。平成25年度に繰り越すべき額が確定いたしましたので、地 方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものであります。   次に、報第9号は、一般会計の事故繰り越しについてであります。平成25年度に繰り越すべき額 が確定いたしましたので、地方自治法施行令第150条第3項の規定により報告するものであります。   次に、報第10号は、上水道事業会計についてであります。地方公営企業法第26条第1項の規定に よる建設改良費の繰越額を、同条第3項の規定により議会に報告するものであります。   内容を申し上げますと、報第5号は、一般会計継続費の繰越計算書の報告であり、第3款民生費 の統合保育園建設事業に関するものであります。   報第6号の一般会計繰越明許費では、介護基盤緊急整備特別対策経費のほか13件に関するもので あります。   報第7号の下水道事業特別会計繰越明許費では、公共下水道建設経費に関するものであります。   報第8号の簡易水道事業特別会計繰越明許費では、蒲萄地区簡易水道統合整備事業ほか1件に関 するものであります。   報第9号の一般会計事故繰り越しは、防災対策費の津波ハザードマップ作成委託経費に関するも のであります。   最後に、報第10号の上水道事業会計予算繰り越しでは、拡張事業費、村上地区第4次拡張事業ほ か1件に関するものであります。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。報第5号についてお伺いいたします。   統合保育園建設事業、荒川の統合保育園の事業、総事業費6億8,900万の事業が継続繰り越しさ れる数字でありますが、現在この事業の現状は、進捗というのでしょうか、実際はどの状況になって いるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 荒川統合保育園の建設に関しましての進捗状況でございますけれども、 6月6日に、先般の臨時会で3,000万の補正を認めていただきまして、砕石パイル工法をさせていた だきましたが、その砕石パイルの工法が終了したということで、今月10日から砕石をそこに敷きまし て、7月いっぱいまで基礎工事をやるという状況でございます。予定としては、8月に建屋の計画で、 予定で進めておるという状況でございます。   なお、工事に関しては、順調に推移しているということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第7 報第11号 専決処分の報告について 報第12号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第11号及び報第12号は、損害賠償の専決処分の報告についてで あります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第11号から報第12号までの2件についてご 報告申し上げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況については記載のとおりであります。   報第11号は、平成25年3月7日、村上市関口地内の消防器具置き場屋根に設置されている雪どめ の柵が、老朽化のため積雪の重みに耐えきれず、大量の雪とともに落下し、隣接する関口地区所有の ごみ置き場の建物の一部を破損させたものであります。   報第12号は、平成25年3月25日、村上市北新保地内の市有地の立木の枝が風により折れ、駐車車 両を損傷させたものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これらの件も含め、これまでもその 都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて施設及び市有地の管理徹底を指示した ところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) まず、伺います。   消防長にお伺いいたします。今回のこの損害賠償は、相手が人でなくて車だったということが幸 いだと思うのですけれども、消防器具置き場の屋根の雪どめ柵の老朽化により発生したとありますけ れども、そういうものの管理は、その地域の消防団が定期的にしているのだと思うのですけれども、 定期的に回るときに気づかなかったのか、その辺は実態はどういうことなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 今議員おっしゃるとおり、消防団が管理しております。各地区の消防団が 消防の器具置き場の屋根ですので、屋根は当然雪おろしという格好で通常やっているのですが、こと しの雪、今発生した3月のとき、ちょっと耐え切れない、通常の雪より耐え切れなかったということ で、消防団のほうも日常、通常のお仕事しているわけですので、定期点検という格好での1日、15日 の点検しかほとんどできないというのが現状です。そういうことから、きめ細かな点検まではいかな かったということで、それでも今後このようなことがないようにという格好で、十分注意するように 団のほうには指示してあります。以後気をつけたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次の北新保地域での損害賠償について伺います。   この「風により市有地の立ち木の枝が折れ」とありますけれども、この市有地はどこを指して、 管理はどこが管理責任になっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 北新保の新しい団地のある地域なのですが、道路を挟んだわきに市の雑 木林がございます。そこで大きなナラの木の枯木がありまして、そのナラの木の枝が折れて、枝に引 っかかっていたようなのが二つ、三つありまして、その一つが枝が張り出しているものですから、そ の個人のお宅の駐車場のところに風で飛んでいったということでございます。その雑木林は、市の財 政のほうで管理しているものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この件も、相手が車だということで、けがとかそういうことではなかったわ けですけれども、対策は相手が人でなかったからいいという問題ではないですよね。今後このような、 常にそこを点検ということも不可能でしょうけれども、それにしても今後の対策はどのような対応を 職員に命じられましたか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) まず、この現場の木が道路のほうにも大きく張り出しておりまして、い ろいろ東北電力の電線とかにもかかっておりましたので、東北電力と相談して、早速伐採をいたしま した。このように、市の土地でいろいろこういう、草が、雑草が伸びているとか、いろいろ連絡ござ います。職員も限られた人数ではございますけれども、これら市の土地が近隣にご迷惑をおかけする ような、そういう箇所についてはしっかり点検して、そして枝の伐採とか適宜やっているというとこ ろで、改めてそういう場所をもう一回チェックしなさいということで指示しております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 議第73号 専決処分の承認を求めることについて      議第74号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第73号及び議第74号は、条例の一部を改正する条例制定につい ての専決処分の承認を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第73号から議第74号までの2議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第73号 村上市税条例の一部を改正する条例制定及び議第74号 村上市国民健康保険税条例の 一部を改正する条例制定につきましては、地方税法の一部を改正する法律が、平成25年3月30日に公 布されたことに伴うものであります。いずれも施行期日が平成25年4月1日のため、専決処分により 対応したものであります。   村上市税条例の改正内容といたしましては、固定資産税及び特別土地保有税の納税義務者等に掲 げられている独立行政法人森林総合研究所が行う特定中山間地域保全整備事業と、農用地総合整備事 業に伴う仮換地等に係る納税義務者の特例措置、並びに農用地総合整備事業の用に供する固定資産税 に係る非課税措置について、適用期限が到来することに伴い廃止するものであります。   村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、国民健康保険税の被保険者であった者 が、国民健康保険から後期高齢者医療制度に移行する場合について、国民健康保険税の軽減判定所得 の算定の特例を恒久化するほか、既に講じられている特定世帯への移行後、5年目までの間に世帯別 平均割額の2分の1の軽減措置に加え、5年目以降の3年間についても4分の1の軽減措置を講ずる ものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、議第73号についてお伺いいたします。今この特例というのでしょうか、この条例改 正の期限が終わって、これがなくなるということでありますが、今現在これがなくなるということで、 この環境に関する影響が出てくるとか、そういうことはないのでしょうか、その辺からまず伺います。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) この件につきましては、今事業がやっているのがごく少数でございま して、もうそれも新しい事業としては国のほうで考えていないということで、これに廃止することに よる影響というのは出てこないものと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 次の74号についてお伺いいたします。   今これが、この特例が延長というのでしょうか、さらに3年延ばされたということは、なぜこの ような措置がとられようとしているのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 今まで5年間という特例措置がございました。この5年が今回の25年 の3月31日で期限が切れるということになりますと、今まで2分の1軽減をされていた方々について、 急激な負担増が出てくるということになりますので、その激変緩和措置としまして、3年間について は4分の1の軽減を継続するということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 最後に、この3年間、さらに3年間を4分の1の激変緩和をするということ によって、どのぐらいの世帯が恩恵を受け、数字的には、概要でいいのですけれども、どのぐらいと 見ておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) この軽減措置の終わる世帯につきましては、20年に対象となった世帯 でございますので、およそ430世帯が新たに3年間の恩恵というか、その特例が対象となるというふ うにこちらのほうでは見ております。 〇21番(相馬エイ君) 金額は。 〇税務課長(伊与部純夫君) 金額につきましては、ちょっと今このものについての対象金額という のはございませんが、特定世帯のほうでございますと、今までで、23年、24年につきましては、対象 となったのがおよそ1,500世帯累計あるわけでございますが、軽減額で120万ぐらいの軽減がされてお ります。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第73号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第73号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第74号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第74号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   11時15分まで休憩をいたします。           午前11時01分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第9 議第75号 専決処分の承認を求めることについて      議第76号 専決処分の承認を求めることについて      議第77号 専決処分の承認を求めることについて      議第78号 専決処分の承認を求めることについて      議第79号 専決処分の承認を求めることについて      議第80号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第75号から議第80号までの6議案は、いずれも平成24年度一般 会計及び各特別会計、並びに上水道事業会計の補正予算に係る専決処分の承認を求めることについて であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第75号から議第80号までの6議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成24年度村上市一般会計及び特別会計について、地方自治法第179条第1項 の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるもので あります。   最初に、議第75号は、一般会計補正予算(第12号)についてであります。各款にわたり事業費の 確定などによる所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額にそれぞれ950万円を追加し、予算の規模を3 27億8,220万円といたしました。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第2款地 方譲与税から第20款諸収入までについて、交付額の確定による精算処理を行いました。第21款市債で は、12億600万円を減額し、所要の調整を行いました。また、歳出におきましては、第3款民生費で、 子ども手当支給額の確定などにより3,009万6,000円を、第4款衛生費では、新ごみ処理場建設事業の 平成24年度事業費の確定などにより1億7,462万8,000円を、第8款土木費では、河川整備事業と下水 道事業特別会計繰出金で、事業費の確定などにより1億1,303万9,000円をそれぞれ減額いたしました。 また、第13款諸支出金では、合併特例措置逓減対策準備基金に4億円の積み立てを計上したところで あります。第2表、地方債補正は、それぞれの起債について、借入額確定により限度額を変更するも のであります。   次に、議第76号は、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ2億3,000万円を減額し、予算の規模を75億4,200万円といたしました。補正の 主な内容といたしましては、歳入におきましては、交付実績により第4款国庫支出金2億795万2,000 円を減額し、第7款県支出金5,989万2,000円を追加いたしました。第10款繰入金では、保険給付費の 年額見込みにより国民健康保険給付等準備基金繰入金を1億2,120万2,000円を減額し、第11款繰越金 では、前年度繰越金の未計上額4,353万6,000円を追加いたしました。歳出におきましては、第2款保 険給付費において、一般及び退職被保険者の療養給付費の実績見込みにより2億2,100万円を、第8 款保健事業費では、委託料900万円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第77号は、下水道事業特別会計補正予算(第6号)についてであります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ1億5,200万円減額し、予算の規模を57億130万円にするとともに、地方債の補正 を行いました。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、決算見込みにより第2款使 用料及び手数料では、下水道使用料1,000万円を追加いたしました。また、第4款繰入金では、一般 会計からの繰入金8,504万8,000円を減額し、第6款諸収入では、排水設備等設置資金貸付金貸付収入 806万1,000円、受託事業収入549万1,000円をそれぞれ減額いたしました。第7款市債では、事業費の 確定に伴い、下水道事業債6,340万円を減額いたしました。歳出におきましては、事業実績に合わせ て、第1款下水道費では、下水道管理費6,391万6,000円、下水道建設費8,591万6,000円をそれぞれ減 額し、第2款公債費では、借入金利子216万8,000円を減額いたしました。   次に、議第78号は、集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてであります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ1,140万円を減額し、予算の規模を10億80万円といたしました。補正の主な内 容でありますが、歳入におきましては、決算見込みにより第2款使用料及び手数料では、農排施設使 用料701万9,000円を追加いたしました。また、第4款繰入金では、一般会計からの繰入金1,441万7,0 00円を減額し、第6款諸収入では、排水設備等設備資金貸付金収入など400万2,000円を減額いたしま した。歳出におきましては、事業実績に合わせて、第1款集落排水費では、集落排水管理費896万円、 集落排水建設費244万円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第79号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)についてであります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ1,620万円を減額し、予算の規模を8億7,390万円といたしました。補正の主な 内容といたしましては、歳入におきましては、第3款国庫支出金543万円、第4款繰入金608万8,000 円、第5款繰越金678万2,000円をそれぞれ追加し、第6款諸収入210万円、第7款市債3,240万円をそ れぞれ減額いたしました。歳出におきましては、第2款施設費では、施設建設費の工事請負費1,320 万7,000円、第3款公債費の償還金利子及び割引料299万3,000円をそれぞれ減額いたしました。   最後に、議第80号は、上水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。収益的支出にお きましては、平成24年分の消費税及び地方消費税額が確定したことにより、第2項営業外費用に消費 税及び地方消費税額897万6,000円を追加し、総額を8億7,428万円といたしました。   よろしくご審議の上、原案どおり決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第76号について質疑いたします。   そのページの76号の国民健康保険税ですね、国民健康保険税の8ページの繰入金で、国民健康保 険給付金の準備基金の繰入金として1億2,100万戻すと、基金のほうに戻すということの解釈をして いるのですが、それでよろしいのか。そしてまた、戻したら基金はどのぐらいになるものなのか。こ れは、9月の決算書には全部出てくるのでしょうが、最初の補正の、本当の最初の補正だと思うので、 その辺のところをお聞かせ願いたいのですが、お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今ほどの基金の繰入金でございますけれども、基金の繰入金1億 2,120万2,000円、これにつきましては、当初基金を取り崩しを行わなければならないだろうというこ とで予算を計上しております。今年度、24年度につきましては、基金を取り崩さなくてもやっていく ことができましたので、この1億2,120万2,000円を予算減額したということでございます。 〇16番(姫路 敏君) 幾らなの、基金。 〇保健医療課長(林 与市次君) 現在の基金残高につきましては、3月末現在で2億210万6,011円 でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そして、それに次のページです、支出、歳出の部分です。これ保険給付費療 養諸費として2億2,100万円、これかからないという調整のことなのですが、ということは、当初見 込んだよりも国保の医療関係というのは、見込んだ医療費よりも少なかったという考え方をとってよ ろしいものなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今議員のおっしゃるように、医療費がかからなかった部分もござ いますが、大きな要因といたしましては、24年度に国の調整交付金、34%の国の定率負担分が32%引 き下げられました、かつ県の調整交付金が7%から9%に引き上げられております。この関係で、国 と県の関係でございまして、その影響が当初予算に組み込まれられなかったということが要因でござ います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということは、最初に国が減って、県が上がったということになれば、県が 上がったほうがいいということですよね、考え方にすれば、比率からすると。そういう考え方でよろ しいのか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 新潟県の調整交付金につきましては、地域の実情に即した医療水 準、所得水準の不均衡の調整とか、そういう特別事業に認めている交付金でございまして、いずれも 2%国が下がり、県が引き上げられたわけですけれども、実際その金額的には、国の2%のほうが若 干下回っているということでございます。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。本当は、これがいい状態なので、私から見て。討論したかっ たのですけれども、何分にも討論できないという議会運営委員会の方向性がありまして、ありがとう ございます。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   一般会計のほうの22ページで伺います。清掃費の新ごみ処理場建設事業経費1億6,977万6,000円 の減額になっておりますが、現時点での減額はどのような事情から減額なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 建築確認申請書で80万円の減になっておりますが、これは当初、関係省 庁への届け出が私どものほうでやらなければならないかということで予算要求したものでございます が、要求水準書によりまして建設JVの負担になったもので、全額減額させていただくものでござい ます。   なお、またその次の設計施工管理委託業務でございますけれども、入札の請け差及び出来高によ る減でございます。また、技術支援業務委託料につきましては、当初設計協議の日程、また工場立ち 入り検査などの不確定な中で私どものほうが算定いたしましたが、実績により減額になったものでご ざいます。   なお、工事請負費につきましては、1億5,944万8,000円でありますが、入札による請け差が約1 億6,000万、出来高が20%と見ていましたのが18.9%、今年度の出来高ですけれども、そのようにな りましたので、それに伴う減が約5,000万強がございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 24ページの中小企業金融制度経費、この信用保証料補給金が674万減となっ ております。これの実態は何を物語っているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 当初予算では2,000万ほど計上しておったわけですが、最近の制度 融資を利用される方が減少傾向になっておりまして、今回の利用者が少なくなったということで、当 初見込んでおった2,000万を使うことなく、674万7,000円減額せざるを得ないと、利用者の減でござ います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 26ページの住宅費で、耐震改修促進事業が減額と、この段階でなっておりま す。これはどういう原因から生まれた減なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長補佐。 〇都市整備課課長補佐(早川明男君) 今ほどの件についてお答えをさせていただきます。   耐震改修促進事業の中で、耐震診断補助につきまして、こちらにつきましては件数が当初見込み より6件ということで少なかったということで、137万円の減額。それと、耐震改修の補助というこ とで、診断終わってから改修という段取りで進んでいくのですが、その中で診断まではされるのです が、改修される方はいなかったということで、予算計上させていただいておりました150万全額減額 ということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第75号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第75号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第76号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第76号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第77号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第77号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第78号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第78号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第79号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第79号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   最後に、議第80号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第80号は原案のとおり承認することに決定をしました。                                              日程第10 議第81号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第81号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第81号について、提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成25年度一般会計補正予算(第1号)についてであります。ことし3月16日の落雷に より被害を受けた防災行政無線施設、諸上寺中継局の修繕工事費につきまして、早急に対応する必要 があったことから、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,900万円を追加し、予算の規模を328億1,900万 円といたしました。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第19款繰越金900万円、 第20款諸収入の災害共済金保険料3,000万円をそれぞれ追加いたしました。歳出におきましては、第 9款消防費の防災行政無線管理経費の工事請負費3,900万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、雑入のところで3,000万入っているわけですけれ ども、この辺共済の部分ですね、普通の共済と若干違うかなと思うのですが、この辺のところはどう でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 歳入のほうで3,000万ということで、工事費が3,900万でありますけれど も、これについては市で加入をしております全国町村会の総合賠償補償のほうで対応していただくと いうことで、原則としては100%でございますけれども、このアナログ部分について、現在部品等に つきまして製造がされておりません、古いもので製造がされていないというようなことで、これにつ いては業者のほうで在庫等、あるいは在庫のないものについては中古品等で対応するというようなこ とで、この部分につきまして保険がきくかどうかというのはまだ明確化されておりませんので、今後 その辺については協議を進めていくというようなことで、内数として3,000万ということで計上させ ていただいているものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) その辺のところ、現場確認とかもこの共済の担当の方が来られて、きちっと したものを出すのか。それとも全部かかったものを、これくらいかかりましたよというふうに出すの か、どうでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これらについては、当然修理の内容、それから見積書等、保険会社に提 出をいたします。それを保険会社で精査をいたしまして、疑問があるものについては、保険会社のほ うで来て確認するというような作業があるというふうにお聞きをしているところでございます。 〇8番(小杉和也君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 消防長にお聞きしたいのですが、防災行政無線のほうの、今各いろんな日本 の中の自治体で、J―ALERTのほうの都合が悪いような自治体も出ているような話が、何か新聞 等にも出ているのですが、村上市に関しましては、そのJ―ALERTに関しては何か支障はござい ませんか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) このJ―ALERTにつきましても、定期的な点検等を行いまして、新 聞等で不具合が生じているというような自治体もございますけれども、私ども村上市におきましては、 おかげさまで特に今のところ支障があるというような状況にはなってございません。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) あともう一点、ちょっと関連で消防長にこれはお聞きしたいのですが、私も 消防団の一員として、各方面隊の消防車両の無線の通信確認を毎月15日ですか、やっています。大事 なあれは無線でありますけれども、その部分について毎月毎月その点検の中で、何か不具合や支障出 ている事例はございますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今のところ毎月の定時放送では、そのような不備というのは出てきてお ません。 〇5番(本間清人君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第81号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第81号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第11 議第82号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第83号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第84号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第85号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第82号から議第85号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求め ることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第82号から議第85号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら4議案、いずれも人権擁護委員の推薦について議会の意見を求めるものであります。本市 区域に置かれております人権擁護委員のうち、3人の方が平成25年12月31日をもって任期満了となり ますので、議第82号においては野田光子氏を、議第83号においては松井良明氏を、議第84号において は佐藤八重子氏をそれぞれ適任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   また、議第85号においては、平成25年6月30日をもって任期満了となる橋晴二氏の後任委員と して、新たに菅井克彦氏を人権擁護委員として推薦しようとするものであります。新任の方の略歴等 については、お示しのとおりであり、人権擁護委員として適任と考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 松井さんかな、略歴のところで、これ新潟県立高等学校勤務というのはどこ のあれですかね。別にいいのか、特別問わなくても。県立高校に勤務していたということで。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決したいと思いま す。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、順次起立により採決をいたします。   最初に、議第82号を起立により採決をいたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。 よって、議第82号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第83号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。 よって、議第83号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第84号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。 よって、議第84号は原案のとおり同意することに決定をしました。   最後に、議第85号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。 よって、議第85号は原案のとおり同意することに決定をしました。                                              日程第12 議第86号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関 する条例の一部を改正する条例制定について               議第87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第89号 村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例             の一部を改正する条例制定について                   議第90号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第91号 市有財産の譲与について                        議第92号 村上市子ども・子育て会議条例制定について               議第93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について             議第94号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について           議第95号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について       議第96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第97号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定             について                         議第98号 村上市観光案内所条例制定について             〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第86号から議第98号までの13議案を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第86号から議第98号までの13議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第86号は、村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例制定についてであります。本案は、平成25年4月1日から介護高齢課所管の上海 府デイサービスセンターに指定管理者制度が導入され、本市のデイサービスセンター8施設がすべて 指定管理施設になり、非常勤の特別職の職員であるセンター長及び生活相談員の配置が不要になった ことに伴い、本条例の別表からデイサービスセンターに係る部分を削除するものであります。   次に、議第87号は、村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、さきの定例会において指摘をいただき、現在本市に設置されております各種委員会等について 整備を行っているところでありますが、これら委員会のうち、地方自治法に規定する附属機関の職務 の調定、審査、審議または調定等行うことに類似するものにつきましては、委員会の所掌事務を整理 し、所属機関として設置すべきものにつきましては、今回5委員会等について条例改正するものであ ります。   なお、整理途中の各種委員会につきましては、整理がつき次第、次回以降の議会に順次ご提案を 申し上げる所存であります。   次に、議第88号は、村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、平成21年に定めた行政改革大綱の施設見直し計画に基づき、寒川生活改善センターを寒川自治 体に移譲することと、寒川集落センターにつきましては、集会施設としての目的を廃止するために、 本条例から削除するものであります。   次に、議第89号は、村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正 する条例制定についてであります。本案は、公の施設の管理運営に指定管理者の指定を行う場合、そ の候補者の選定に当たっては、指定管理者選定委員会での意見の報告を受け、議会での議決に付して いるところでありますが、指定管理者選定委員会を附属機関として明確化することに伴い、指定管理 者の候補者の選定における指定管理者選定委員会での審査、審議を行うことの規定を追加するもので あります。   次に、議第90号は、村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 現在指定管理者による管理を行っている体育施設につきましては、使用料を本市で収受し、管理運営 に係る費用を指定管理者に支払っておりますが、指定管理者が利用料金としてみずから収受できるこ ととし、指定管理者がより積極的及び自主的な管理運営を図ることで、サービスの向上と体育施設の 利用促進に努めるために、使用料金の徴収等について追加するものであります。また、この規定につ きましては、平成26年4月1日から適用するものであります。   次に、議第91号は、市有財産の譲与についてであります。本案は、先ほど申し上げました議第88 号で、村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定にも提案しておりますが、平成21年に定め た行政改革大綱の施設見直し計画に基づき、寒川生活改善センターを寒川自治会に移譲することに伴 うものであります。   次に、議第92号は、村上市子ども・子育て会議条例制定についてであります。本案は、子ども・ 子育て支援法の制定を踏まえ、同法第77条第1項各号に掲げる事務を処理するとともに、本市が実施 する児童福祉法、その他の子どもに関する法律による施策について調査、審議する機関として設置す るために制定するものであります。   次に、議第93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、平成23 年12月2日に公布された東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災のための施策 に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律及び地方税法の一部を改正する法律が、平 成25年3月30日に公布されたことに伴うものであります。主な改正内容といたしましては、個人の住 民税の税率の特例を規定するもので、東日本大震災からの復興に関し、地方公共団体が実施する防災 のための施策に必要な財源を確保するため臨時の措置といたしまして、個人の市民税の均等割の標準 税率に500円を加算し、3,500円とするものであります。なお、この特例措置は、平成26年度から平成 35年度までの10年間とするものであります。そのほかの改正内容といたしましては、平成25年から復 興特別所得税が課税されることに伴い、地方公共団体への寄附金に係る特例控除額及び延滞金等の利 率の見直し、また個人の住民税の住宅借入金等特別税額控除及び東日本大震災に係る住宅借入金等特 別税額控除の適用期間期限を、平成29年までの4年間延長すること等であり、関係する規定を整備す るものであります。   次に、議第94号は、村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 地方税法の一部を改正する法律が、平成25年3月30日に公布されたことに伴うもので、延滞金等の利 率を見直すものであり、関係する規定を整備するものであります。   次に、議第95号は、村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、国民健康保険税の減免及び東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長 の特例の一部を改正するものであります。改正内容といたしましては、国民健康保険税条例第14条、 国民健康保険税の減免の中に、旧被扶養者減免を明記し、整備するもの及び平成25年度税制改正に伴 い、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例の規定を整備するもので あります。   次に、議第96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定及び議第97号 村上市後期高齢 者医療に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、地方税法の一部を改正 する法律が、平成26年1月1日から施行されることに伴うものであります。改正内容といたしまして は、両条例とも延滞金の特例基準割合を、商業手形の基準割引率に年4%の割合を加算した割合から、 国内銀行の新規の短期貸出約定平均金利の前々年の10月から前年9月における平均に1%を加算した 割合とするものであり、年14.6%の延滞金の場合には、新たな特例基準割合に年7.3%を加算した割 合とし、年7.3%の延滞金の場合には、新たな特例基準割合に年1%を加算した割合とするものであ ります。また、この規定につきましては、延滞金のうち、平成26年1月1日以後の期間に対応するも のについて適用するものであります。   次に、議第98号は、村上市観光案内所の条例制定についてであります。本案は、本市を訪れる観 光客の利便を図り、観光産業の振興に寄与することを目的に、村上駅前に建設する村上駅前観光案内 所について制定するものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてなの です。   これは、今回5つの委員会審議会を附属機関条例の中に入れようではないかということなのです が、これは私、3月の一般質問でも質疑した部分というか、一般質問した部分であります。これにつ いてみれば、市長から明確な答えが出されているのにもかかわらず、またこのようなことの形の中に やっていこうという方向性が、どうも私は納得ができないというところがございます。市長が政策を 打ち立てていくときは、通常は庁舎内の職員さんで、いわゆる政策集団、委員会などを立ち上げます ね、今回であれば人口減少の問題の委員会などは、あれはもう全然構わないわけ、ああいうふうにし て政策を職員さんにいろいろなアイデアを出してもらう。ところが、それを一歩乗り越えて、外部の ほうの有識者やら、あるいは住民、区長さんとかをその委員会の中に入れて、そして意見を聞いてい こう、そして政策のいわゆる一つの盾としていこうということをやった場合、これは何度も言います けれども、附属機関という位置づけになるのです。これは、法律上そういうふうになっているのです。 だから、法律にいわゆる自治法の138条の43項の規定により、条例を定めなければいけない。これは、 私が3月の一般質問でもまちづくり審議会に関することということで、そういう特集のやつがありま す。これでいろいろな形の、判例もいろいろ見ながら、その法律相談事例の中ではどう判断している かと。まちづくり審議会などでいろいろ集めて、そして行われて、そこに答申される、市長の諮問機 関ですよ、はっきり言って、それが答申されるような委員会においては、条例化しなければいけない ということで、もういろいろと各自治体で争われて、それはもう負けているのです。ですから、随時 条例化できる委員会から条例化してくださいと、おいわかったと、違法性があるのであれば、見直し ていきましょうよという答弁をいただいているのに、この中にくくろうとしている。つまりどういう ことかというと、これでは一つ一つの委員会が審査されないままに、言ったように条例みたいな形で 動いてしまうのです。これをなくそうということを言っているのにもかかわらず、ここに出てくる。 このことについてみれば、総務課長あれですか、認識しておりますか、そういうことは。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) それについて、先般の議会におきまして議員のほうからご指摘をいただ きまして、それについては十分認識をしているところであります。今回のこの提出につきましては、 まず市長のほうから附属機関として認められるものについては、条例の制定が必要であるというよう なことで、必要なものについては早急に整備をさせていただきますということで、たしかお答えをし たと思います。私どものほうでも、まずはその条例化を急いでいきたいというようなことで、今回5 つご提案を申し上げたわけでありますけれども、今まだ整理のつかない部分もございます。それにつ いては、9月でまた上げさせていただきますし、単独で上がっているもの、あるいはこの附属機関条 例の中に整理されているものもございます。これらも含めて再度、今あるものも含めて整理をさせて いただいて、できるだけその早い時期に単独で条例化すべきもの、あるいはそこの附属機関条例の中 に整理するものと、早期に整理をしてご提案を申し上げたいというようなことでございます。そのよ うなことでご理解をいただければと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 本来、例えば村上市蒲萄スキー場外部委員会、これがございますね、これを 附属機関条例の中に入れれば、もう委員会として、そして集まられた方にも費用弁償できているとい う形に、今度規則でできていくわけですよ、ここから先は。それはもう議会の審査、いわゆる担当常 任委員会の審査も何も要らない、つくれるわけだ、勝手に。「勝手に」という言葉はいいのか悪いか わかりませんが、市長サイドでもうつくれるわけです、どうにでも。本来であれば、この2つ、例え ば私の常任委員会であれば、村上市蒲萄スキー場外部委員会、その下の村上市産業等の活性化審議審 査委員会とございますね、これは事業審査委員会条例あるいはスキー場外部委員会条例という名のも とに、担当常任委員会の慎重審査を受けて、そして議会の承認を受けて、初めて附属機関として成り 立つと、こういうことなのです。これを3月に言っているわけですから、そういうようにしてもらわ ないと困るわけです、困るのです、これは。違法性があることをしているということなのです、行政 側が。だから、9月にははっきり言って、ここから抜き出して、単独の条例をつくるように努力をし ていただきたい、もう早急のうちに。こういうことできますか、総務課長。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) ただいまご指摘のありました、9月までということでございますけれど も、私どもも精いっぱい努力をさせていただいて、できるだけ早急にこのような形で、今議員おっし ゃったような形でご提案をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 行政の課長さん方々は、この前私、3月議会の一般質問で出した、このまち づくり審議会に関することの資料をよく見ていただきたい。そして、各担当でこのようなことが総務 課で行われるときに、ちょっと待ってくれと、これまた指摘されることもあるし、違法性が高まると いうことの中でやれば、しっかりと担当委員会の中、担当課の中で条例化を目指せるように努力して いただきたい、そのぐらいのことの提言もしていただきたい。いかがですか、市長。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいま総務課長から答弁がありましたように、暫時今整理をしている段階 であるというようなことでございまして、これから単独条例を制定するものは制定していかなければ ならないのではないかなと、随時整理をしていきたいと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 条例の中には、急がなくてはいけないものもあります。本当にしっかりとか かっていただきたい、9月までにはまとめていただきたいと、こういうふうに思います。よろしくお 願いします。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   別表を見ますと、市長の部には、今まで村上市市民憲章等審議会、こういうものしかありません でした。そこに、ここにありますように、村上市指定管理者選定委員会ほか村上市人権教育・啓発推 進計画策定委員会、村上市保育園等施設整備計画審議会、村上市蒲萄スキー場外部委員会、村上市産 業等の活性化事業審査委員会という形で、4つを加えるわけですね。こういうように、市長の部にこ れらの審議会あるいは委員会を設けるとした意図は何ですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) この中には新規のもの、例えば村上市の蒲萄スキー場外部委員会、これ は新規であります。また、一番上の村上市の指定管理者選定委員会、これにつきましては、これまで 条例ではなく…… 〇21番(相馬エイ君) そういうことではないの。   市長の部につけなければならないという理由は何ですかと聞いているの。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私の部局につけたということは、市長として、いわゆるこれらの政策あるい は施策を行っていく場合に、そういうような意見を聞く必要があるというようなことで、今条例を制 定をしているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 条例制定は、姫路議員が言うように、しっかりとした条例をそれぞれが必要 だというのは、前回の議会で姫路議員が熱っぽく語って、それは幹部の皆さんも理解されたのだと思 うのです。だから、条例をつくるということは、それなりの意義があるのです、それはわかるのです。 ですけれども、まだ1問目ですよ、答えがちょっとずれている。市長の部にこれらを入れたという、 その入れたということは、何をもって入れたのかと。入れなくてもいいのではないか、条例をしっか りそれぞれつくって、それぞれの課がしっかりとそれを担当すればよかったのではないかという気が するのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 質問の内容がちょっと理解できないのですけれども、例えば市長部局あるい は教育委員会部局にもあるわけでございますので、今申し上げたように、市長として事業を進め、あ るいは施策を進めていく上で、当然のことながら意見を聞く必要があるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 市長が、こういう委員の皆さんから意見を聞くというのは当たり前のことで しょう。ですけれども、市長の部に置いて、市長の部に置かざるを得ないということがよくわからな いと言っているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 言っていることがわからないのですね、当然市長の部局に置くべき条例であ ると私は考えています。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3番目か何番目かわかりませんが、ちょっとずれているようですので、また これは委員会に回りますので、ちょっとその辺ですっきりさせたいと思いますけれども、なぜちょっ とこういう質問をしたかといいますと、とにかく市長が諮問するということで、そして人選も市長の 委嘱によってという形で、私がなぜこういう質問したかというのは、非常に市長の考え方、市長が影 響を与えるのではないかという危惧を持っているのですよ、こういうすべての分野にわたって市長の 統轄下に置くということは。それは、市長ですから当たり前のことですよ。しかし、それぞれの課長 が責任を持って予算をつけて、それぞれの事業をやっていくという中で、当然それぞれの課の課長の 責任もあるでしょう、それがこういうふうに4つの部、それも大事な部門ですよ。それが市長の部の 市長の統轄下に入るというのは、非常に私は今後危惧をしております。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ちょっと私の所管外なので、ご質問させていただきたいのですが、質問する のは、議第90号の市体育館施設条例なのです。   先ほど75号議案の24年度の補正にも、例えば体育館施設に関しては、指定管理料の追加、例えば ふれあいセンター、勤労者センターにしてもそうなのですけれども、今まで利用料金は市に、管理料 だけということでやっていました。というのは、減免措置があったり、収支のバランスが合わない部 分もあるわけですよね。例えば利用料が全額払うお客さんというか、利用者ばかりではなくて、例え ば教育委員会主体とするものをやった場合には、全額当然免除になるし、例えば市の何か教育委員会 から許可を受けた団体に関しては半額免除とかというふうになりますから、例えばスポーツ少年団が 使っている今市の体育館施設についても、夜電気料やらいろいろな経費もかかるのだけれども、料金 はないので、それに対する経費ばかりが出ていったから、指定管理料をこうやって追加で出てきても、 私は支払ってもいいのだという理解のもとにいたわけです。今後は、この条例改正によって、使用料 も全部、例えば希楽々さんであるとか、村上の団体の今指定管理受けているところに、その使用料も 全額納めるのだよということになりますと、今後今市と契約している指定管理料の問題も出てくると 思うのですが、その辺はどういうふうにクリアしていっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今議員ご指摘の収支のバランス、今後利用料金併用型に持っていっ た場合に、今議員おっしゃるように、利用料が例年どおり入ったときと、いわゆる減免率が多くて、 減免した団体が、利用者が多かったということになると、当初私ども、来年度4月からですので、過 去3年間のいわゆる収支の状況を見ながら、25年度からの指定管理料を決めるわけですが、大体今で すと体育施設、460万ぐらいの年間の収入があります。今ここで神林の希楽々とウェルネスと2つの 団体が料金併用型に持っていこうとしていますが、使用料が営業努力、自分たちの自主努力によって ふえた場合、それが自分たちの収入としてふえていくということになります。あと使用料が今みたい に減免が例年より多かったという場合については、年度の精算でその辺は調整は図っていきたいとい うふうには考えております。年度の精算については、燃料費あるいは修繕料、これらもすべてその年 度ごとに精算をするようになっています。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 先ほど市長のこの提案理由の中に、利用料金もその指定管理者側に渡して、 指定管理側でそういった営業努力をしてほしいみたいな提案理由だったけれども、結局今言ったよう に、減免措置の利用者ばかりが占有して使われると、外部の方が入ろうとしても、年間通じて予約が、 例えばスポーツ少年団みたいに入っていれば、その時間帯は使えないわけですよね。本当は全額払っ てでも使いたいという人が、そこには使えなくて、減免の人ばかりが優先的に使っていく。そうなっ てくると、やはりその指定管理料のバランスもおかしくなってくるのではないかなと。   また、細かい点で1回私、一般質問しましたが、神林のプールの、学校がもう夏休み期間短くな って、その内部にも、学校始まっているにもかかわらず、指定管理者側はその条例のもとにプールを オープンしていなければいけなかったという事例がありましたね。そういったのも、ぜひこの条例の 中からいろいろ指定管理側と、やはりこれからいろいろ協議することがあると思うのです。あれなん かは50円だったり、旧神林の方は無料だったわけですよね。その辺も、今後その料金型を全部指定管 理者側ということになるのであれば、やはりいろいろ考えていくべきもあると思うし、これ来年4月 からの施行ですよね、だからその間にいろいろやはり指定管理者側と協議したほうがいいのではない かなと思いますので、よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 議員おっしゃるとおり、今回利用料金併用型に持っていった経緯の 中でも、総合型スポーツクラブの方々からの要望もありましたし、今おっしゃったように、今体育施 設すべて8割減免しています。スポーツ少年団、児童生徒については全額減免ということになってい ますので、その辺についても将来的に、この利用料が上がっていけば運営的にもよくなるのですが、 その辺についても検討していきたいというふうに思っています。 〇5番(本間清人君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第86号から議第98号までの13議案については、議案付託表のと おり会議規則の規定によって、それぞれ議第86号から議第91号までの6議案を総務文教常任委員会に、 議第92号から議第97号までの6議案を市民厚生常任委員会に、議第98号については経済建設常任委員 会に付託をいたします。   ただいまから1時20分まで休憩します。           午後 0時15分  休 憩                                                        午後 1時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第13 議第99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第99号について提案理由のご説明を申し上げ ます。   本案は、平成25年度一般会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳出予算の総額から それぞれ6,040万円を減額し、予算の規模を327億5,860万円にしようとするものであります。補正の 主な内容といたしましては、歳入におきましては、第14款国庫支出金の平成24年度補正予算で前倒し いたしました、村上小学校校舎耐震関係の学校施設環境改善交付金などで8,251万円を減額し、第15 款県支出金では、農業水利施設保全合理化事業補助金などで7,289万8,000円を追加いたしました。第 19款繰越金では、前年度繰越金1億7,846万1,000円を、第20款諸収入では、コミュニティ助成自治総 合センター交付金などにより2,127万4,000円を追加いたしました。第21款市債では、学校教育施設等 整備事業債などにより2億680万円を減額いたしました。歳出におきましては、第1款議会費の需用 費23万8,000円、第2款総務費のコミュニティ助成補助金、過誤納還付金などにより3,890万7,000円 を、第3款民生費では、保育園備品などにより1,471万円を、第4款衛生費では、風疹予防接種緊急 対策助成金などにより2,413万4,000円を、第6款農林水産業費では、経営体育成支援事業費補助金な どにより3,017万2,000円を、第7款商工費では、プレミアム付き商品券発行事業補助金などにより7, 130万3,000円を、第8款土木費では、都市計画関係業務委託料などにより3,803万8,000円をそれぞれ 追加いたしました。第10款教育費では、平成24年度補正予算で前倒しした学校建設費の減額により2 億8,984万6,000円を減額いたしました。第2表、債務負担行為補正では、防災行政無線個別受信機購 入費を追加いたしました。第3表、地方債補正では、農業債の限度額変更と、小学校債の廃止をする ものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これより質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺います。   入りのほうで、13ページのコミュニティ助成自治総合センター交付金というのがありますけれど も、これ新規ですので、あと私、所管外ですのでお伺いしたいと思います。これが何で来たかという のと、出の部分でどんなことを、これはコミュニティ助成補助金と書いてありますけれども、どんな ことを計画しているのかお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) 例年この6月定例会におきまして自治総合センターの交付金、これ が決定いたしますので、この時期に補正をお願いしているわけでございますが、これは昨年度、全部 の申請件数で21件、各集落からのお祭りですとか、それから自主防災ですとか、集会施設を建てるの で補助金をくださいということで、これは宝くじのお金を使ってまいる交付金でございますけれども、 これの採択が決定しましたので、今回補正を受けるものでございます。内訳としましては、集落名で 申し上げますと、小岩内、小町、それから坂町地区の祭礼実行委員会、塩谷区、下新保区、南田中区、 これが一般コミュニティ分でございます。それから、コミュニティセンター、要するに集落の集会施 設を建設するための補助金、なお大規模修繕等でございますけれども、潟端区、これは新設でござい ます。花立区につきましては大規模修繕でございます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 11ページの新潟県消費者行政活性化事業補助金、これも私、所管外で新規で ございますので、お伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 市民課長。 〇市民課長(西村 治君) 歳入でございますね、入のほうですね。 〇8番(小杉和也君) 入のほうです。 〇市民課長(西村 治君) これは、新潟県に基金を設けまして、消費者基盤の強化を図るために国 が交付金ということで、その4年間ということで、平成21年度からこの活性化事業というのが取り組 みされまして、24年度で終了ということであったのですが、政権が昨年かわりまして、12月に、引き 続きもう一年、今の見込みですともう一年この基金事業を使って、消費者活性化事業の補助金を取り 組むべき市町村に交付して行ってもらうというようなことの話がありまして、私どものほうで県にお 願いをしまして、このたび内示をいただいて、この分を補正計上させていただいたということでござ います。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 続きまして、最後19ページの予防業務経費の部分で、ワクチンの接種の助成 金という部分で今まで計上されていたものが、予防接種委託料というような項目に変わっております けれども、この辺の経緯についてお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) この3ワクチン、子宮頸がん、ヒブ、小児肺炎球菌でございます が、本年の4月から定期接種に移行されまして、助成金から委託料に変更するものでございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   23ページの都市計画費の都市計画関係業務委託料2,800万、今回補正で出ておりますが、内容は どのようなものなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) このたびの村上総合病院の移転に伴います駅周辺の土地利用だ とか、活性化策の柱となるためのまちづくりプランというのを作成するための委託料を計上させてい ただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 2,800万の中身はどのようなものですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 中身としましては、駅周辺の調査、測量等を含めた基本的な部 分の計画の作成になります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今2つ目の質問にしていただきたいのですけれども、2,800万の補正の中身 はと聞かれた場合、この2,800万がどこかにぽんと全部委託するのだったら、どういうところの委託 料になりますとか、そういうふうに答えていただきたいのですよ。2,800万ぽんとどこかに行くのだ ったらそういう答弁を、それが細かく2,800万のうち、こういうのとこういうのと、こういう中身が ございますと、私は番外議員ですので、ここであえてお聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 2,800万につきましては、コンサルのほうに全部委託する費用 でございます。 〇21番(相馬エイ君) 今2つ目ですよ、これね。 〇議長(板垣一徳君) はい、いいですよ。 〇21番(相馬エイ君) 答弁がちょっとあいまいでしたので。わかりました、その2,800万、コンサ ルタント料、そうしますとこのコンサルタントが駅周辺の土地利用についての調査、調査といえば測 量とか、そういうこともやるということですね。そうすると、周辺の土地利用といいますけれども、 以前私ども議員に、全員協議会で市長は、駅を中心としたまちづくりをしたいと、病院の移転後も含 めてというようなことで、市長自ら言葉に出しておりますのが、駅前と駅西の駅の広場の整理、それ から自由通路、また橋上駅という言葉も出しております。それから、病院跡地には、日報にも載りま したが、統合保育園を。そして、ジャスコ跡地には、どなたかの議員の質問に緑地にしたいと市長は 全員協議会で答えておりますが、その辺も含めてこの周辺の土地利用のコンサルタントに調査をする 中身は入っているのでしょうか、入っていないのでしょうか、部分だけなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 今ほど議員のおっしゃられます広場、自由通路等、保育園、病 院の跡地等も全部含まれております。 〇21番(相馬エイ君) 含まれているね。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) はい。 〇21番(相馬エイ君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 25ページ、小中学校関係の学校教育関係のものについて質疑いたします。   小学校費の小学校教材整備経費として937万5,000円と、国と一般財源と半々ずつで、中学校もそ ういうのがあるのですけれども、これ何ですか、内容は。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 小学校費、それから中学校費、同様のものがございますが、これは 24年度末に国の経済対策として補正予算が組まれました。その中に、単価の高い理科備品を学校平均 50万を目安として整備をして、補助申請をしなさいというような通知がまいりました。補助申請につ きましては、各理科備品の品目が、数値が、金額が確定しないと申請できませんので、25年度の補正 でもオッケーなのかということを確認しましたところ、それでもオッケーということで、私どものほ うで各学校に調査をかけまして、それで今回集計された数値として、小学校費937万5,000円、それか ら中学校のほうで311万5,000円を計上させていただいたものでございます。これにつきましては、歳 入のほうにもございますが、2分の1相当額が国が補助するものということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ備品関係、そういう理科の教材関係の高価なものということで入れたわ けですけれども、常に2分の1ですか、国からの補助というのは、物によって違うということはあり 得るのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 補助単価は、補助額は2分の1、これは物の、例えば単品の金額が 極端な話、何百万であっても何十万であっても、2分の1補助には変わりございません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その下のほうの小学校施設改修経費ということで、3億円相当が減額という ことになっておりますけれども、内容的には測量、あと工事請負費ということになっておりますけれ ども、これはどういうことの内容なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 先ほど市長も提案理由の中で申し上げましたが、この部分、前年の 3月定例議会の追加議案で、村上小学校の耐震工事の関係を補正予算で盛らせていただきました。そ の時点で、当初予算にも同額盛られていましたので、今回その当初予算の分を減額するという補正を させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、所管外なのでお伺いをいたします。   23ページの8款6節ですか、都市計画総務費の、先ほどの相馬議員の質疑の中でも出ましたけれ ども、コンサルタント委託料の件でお伺いをしたいと思います。考え方を、第1点お聞きしたいと思 います。普通は、家を建てる場合にどういうような家を建てるかという構想を持って、建築士さん、 建築家に相談ということになるわけですが、当然そうなっているかと思います。まさか100万円のお うちを建てるのに、設計委託するときに100万円から1億の設計してくれなんていうことは言うはず がありません。そこで、お伺いをいたしますが、コンサルタントに委託する絵をかくわけであります が、その総額は幾らぐらいになりますか。ちなみに、新発田駅の橋上化では30億というプランが出て、 市民がびっくりということがございました。どういうプランを想定してコンサルタントに委託するの でしょうか、お答え願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) そういうもろもろの内容も含めて、まちづくりプランの中で検 討して、事業費とかそういうのをまちづくりプランの中で検討していきたいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 課長補佐に聞いてもこれまでだと思うので、市長にではお伺いしますけれ ども、まさか天井知らずの予算でコンサルタント委託するはずがないと思いますし、もしそういうよ うな、大体総額どのくらいのプランというものがなくて委託するのであれば問題だと考えますが、市 長お答え願えますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 総体的な金額は別といたしまして、いわゆる以前から申し上げておりますよ うに、駅周辺をこれから活性化していくためにはどういうようなものが必要で、どういうようなもの があれば駅周辺が活性化できるかというようなことを中心に考えていきたい。そして、今まで皆さん からご提案があります、あるいは私どもが考えておりますようなことを網羅いたしまして、コンサル ティングをしていただいて、その中からこれであれば十分に対応できる、あるいは将来の財政計画と の絡みからいって、この程度であればできるというようなものを、その中から採用していくというこ とになろうかと思います。 〇10番(竹内喜代嗣君) 議長、あれでしょうか、天井知らずのコンサルタント委託はあり得ないと 思って聞いたのですけれども、また堂々めぐりの議論なのですけれども、もう一度同じことで答弁求 めるわけにはいきませんか。 〇議長(板垣一徳君) 3回目でしょう。 〇10番(竹内喜代嗣君) 3回目だけれども、2回目の答弁が不十分なので、2回目にしていただき たいということなのですが、許可をいただけなければ、3回目でもいいです。 〇議長(板垣一徳君) 3回目にしてください。 〇10番(竹内喜代嗣君) では、もうちょっとつけ加えて。   天井知らずのプランの策定をお願いするなんていうことは、全く間違っていると思いますが、市 長は一体どのくらいのプランをお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいま答弁申し上げたとおりです、今まで議論をしておりますように、東 と西を結ぶ通路、それらに伴いまして、東口と西口の駅前の周辺の整備、通路につきましても、果た して橋上化でなければだめなのか、あるいは連絡通路が可能なのかというようなことも含めましてや っていきたいと。そして、道路アクセスの計画等、もろもろそれらについて、天井知らずということ はないですよ、何百億、何千億かかってもというようなプランではなくて、そういうような、いわゆ る駅の東と西を結んで、村上市の駅前地域が活性化するような方策は何かというようなことを主眼に 置いてお願いをしていくということでございます。 〇10番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 21ページなのですが、商工業振興費のプレミアム商品券の件なのですけれど も、ずっと当初予算で上がってきて、ことしはその当初に上がってこなくて、今回新規ということに なるわけなのですが、市の当初予算の考え方として、そういう外部からのこういう補助制度を当初に 上がってこなかったので、当初予算には入っていませんでしたと。それが、向こうが慌てて、ことし もやるのでお願いしますということで、こうやって新規の補正で上がってくるという、そういう市の 予算のつくり方の予算配分という考え方では、市長はどう思いますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) このプレミアム商品券につきましては、当初予算で当然私どもは計画をしな ければならないなと思っておったわけでございますけれども、5つあるわけですよね、商工会議所が 1つ、商工会が4つ、その意見統一がなされていなかったというようなことで当初予算には載せられ なかったと。その後、5つの商工会議所含めまして、商工会も含めまして、意見交換をした段階で、 やはり効果があるというようなことでお願いをしたいということで、お願いに参ったところでありま すので、今の補正にお願いしたというような経緯でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 商工観光課長にお聞きしたいのですけれども、私も商工会議所の会員として いるわけですが、市民の方がより市の商店街を活性化させて、利用していただくために、恐らくこの プレミアム商品券というのをつくったわけですよね。本当にそれが市民の方が喜んで、このプレミア ム商品券を使っていただいているのか。また、加盟している商店街の交換できるお店の方も、本当に このプレミアム商品券化を賛同して、喜んで参加しているのか。どうも話の中で会員の中から聞くと、 結局は商工会議所の手数料と事務手数料と商品引きかえの手数料が、単なる市の税金で負担している のではないかという批判もあるわけです。その辺に関しまして、商工観光課長、一番その実態として 直にそういう方々と触れているわけですから、市長はそうそう毎日毎日、そういう方と話できるわけ ではないので、その辺課長はどういうふうに感じていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) まず、市民の皆さんが喜んで利用されているかどうかという点につ きましては、過去4年間の中で5回実施しているわけでございますが、失礼いたしました、ちょっと お待ちくださいませ。   失礼いたしました。過去4年間で5回の実績をしているわけですが、今までの買い方を見てみま すと、やはり皆様きちんと早目に購入されているという状況がございますので、市民の方はこのプレ ミアムがついたということで大変喜んで買い物しているというふうに判断しております。   それから、参加店舗が今度喜んでいるかという点につきましては、今まで換金率等のことについ て何回か検討しておりまして、この点については2%の換金率がございまして、ちょっと高いといっ たような声もございます。そこで、もっと安くならないものかというようなこともありまして、今回 の発行につきましては、この換金率を下げて、お店の方にとっても利用しやすいというようなことに しようということで、今準備会をしているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) その換金率の問題で、いわゆるその換金率を下げる、だからその下げた分が、 本当は商工会議所が負担すればいいわけですよね、会議所主体の事業なのだから、市主体ではないわ けでしょう。それを、市がこのプレミアム付き商品券発行事業補助金という形で助成した助成金の税 金を、その換金率に投入していただくような補助金の使い方はどうなのだという方が、中にはいらっ しゃるわけです。その辺がどうなのかなという、そういうお金の、補助金の使い方が、果たしていい ものなのかどうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) いいものかどうなのかということになりますと、今までの経験を、 過去4年間の経験で、こんな形でどうかというところで5つの、商工会議所と4つの商工会の皆さん と相談しながら、これでご負担もいただいたりしながら、こんな形で進めてまいったということでご ざいまして、このたび少し改良を加えて、また実施していきたいというふうに考えているところでご ざいます。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第99号については、予算付託表のとおり会議規則の規定によっ て各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第101号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議第102号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第100号から議第102号までの3議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第100号から議第102号までの3議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第100号から議第102号までの議案は、平成25年度特別会計についてであります。最初に、議第 100号は、蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ4,500万円を追加し、予算の規模を5,220万円にしようとするものであります。補正の主な内容 といたしましては、歳入におきましては、第1款繰入金を3,408万4,000円、第2款繰越金を91万6,00 0円、第3款売上金を2万円、第4款使用料及び手数料を872万5,000円、第5款諸収入を125万5,000 円、それぞれ追加いたしました。歳出におきましては、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一 般管理費を4,500万円追加しようとするものであります。   次に、議第101号は、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ110万円を追加し、予算の規模を77億2,710万円にしようとするものであります。 補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第13款連合会支出金106万5,000円を新たに 計上いたしました。歳出におきましては、第8款保健事業費では、在宅保健師等を活用した生活習慣 病予防のための家庭訪問事業を実施するため、報償費など106万5,000円を追加いたしました。   最後に、議第102号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。歳入歳 出予算の総額からそれぞれ1億1,360万円を減額し、予算の規模を6億2,060万円にしようとするもの であります。補正の主な内容といたしましては、国の補正予算に伴い、歳入におきましては、第3款 国庫支出金4,169万6,000円及び第7款市債7,480万円を減額いたしました。歳出におきましては、第 2款施設費で、施設建設費の統合事業などの工事請負費1億1,360万円を減額いたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、議第101号についてお伺いしたいと思います。   8ページの歳入のほうで、特定健診未受診者等特別対策補助金というのが連合会から来ておりま すけれども、この辺の補助金が来た経緯についてお伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) この事業につきましては、先ほど市長からも答弁ありましたよう に、2月に交付申請があったものでございまして、40歳以上の生活習慣病の予備軍を救済するための 家庭訪問事業でございまして、そのために補助率は100%なのですが、5月から健診事業が始まるも のですから、そのスタートをかんがみて健診結果とあわせて事業展開していきたいということで、6 月補正予算に計上させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) これは、手を挙げた市町村が全部通ったりする補助金なのでしょうか。それ とも、村上市は特にこういうことをやりたいからということで申請をしたというような理解でよろし いですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 手を挙げさせていただいて、認めていただいた補助金でございま す。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、県内の中で幾つ手を挙げて、幾つ採択されたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今ちょっと手元になかったのですが、聞くところによれば、30市 町村あるわけですけれども、市の20市については、この生活習慣病のほかにもう一つ事業名があるの ですが、そのいずれか選択方式なのですが、いずれかに手を挙げているということを聞いております。 〇8番(小杉和也君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、お伺いを申し上げます。   国保会計の2ページです、こちらに繰越金が3万5,000円ということで補正額上がっていますが、 先ほど可決されました24年度の繰越金の額はもう決まってしまったわけですが、1億3,200万でした。 そうしますと、恐らく決まったのですから、このとおりに処理がなされるとすれば、最終日にはこの 繰越金額が24年度の繰越額である1億3,200万余りに、また補正されるのではないかと考えますが、 教えていただけますか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 私、今竹内議員のおっしゃったこと、ちょっと理解しなかったの ですが、もう一度お願いできますか。 〇10番(竹内喜代嗣君) 先ほど可決した24年度の専決処分の承認があったわけですが、国保会計の 専決承認があったわけですね。そこで、繰越金の額が確定をしているわけです、繰入金の額も確定を しているわけですから、それでわからないから聞いているわけですが、繰越金ということで24年度の 会計閉鎖にはまだ正式になっていないのかなっているのかわからないのですが、1億3,000万繰り越 すというお金が発生したように見えるわけです。ところが、25年度の補正を見ますと、歳入の繰越金 が3万5,000円になっているので、私の解釈によれば、これはきょう決まったばかりですから、きょ う補正というわけにはいかないでしょうから、最終日にまた補正があるのか、あるいは別な方向に処 理するお考えなのか、あとまた勘違いがあれば教えていただきたいのです。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今竹内議員さんのご質問は、この専決補正の7ページにあります 歳入の繰越金のことを言っているのでしょうか。 〇10番(竹内喜代嗣君) 私見ているのは、議第76号の2ページに書いてある歳入歳出予算補正のこ とを言っているのですけれども、これを見てはいけなかったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) この繰越金につきましては、いわゆる準備基金のための繰越金… … 〇10番(竹内喜代嗣君) 要するに基金に積み上げる気なのでしょう。 〇保健医療課長(林 与市次君) 24年度分としての…… 〇10番(竹内喜代嗣君) 議事ストップさせる気ないので、では2回目の質問でやります。   基金に積み上げる処理を行うお考えですか、24年度の会計閉鎖の結果、基金に積み上げる予定で すか。繰り越さないで、積み上げるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 繰越金は、あくまでも予算の執行はしていないわけですね。予算 に計上したけれども、それを繰り越さないで減額したということで理解しているのですが。 〇10番(竹内喜代嗣君) ちょっとよくわからない、やめます。後でゆっくり聞きに行きます。 〇議長(板垣一徳君) 後で課長とよく、頑張ってください。 〇10番(竹内喜代嗣君) 繰り入れと繰り越しが2つ出てくるからわけわからない。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第100号から議第102号までの3議案については、予算付託表の とおり会議規則の規定によって、議第100号及び議第102号については経済建設常任委員会に、議第10 1号は市民厚生常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれにて散会をいたします。   なお、13日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 2時00分  散 会