平成25年村上市議会第2回定例会会議録(第3号) 〇議事日程 第3号 平成25年6月14日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君 教  育  長 圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査 本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いをいたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、5番、本間清人君、19番、小林重平君を指名をい たします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は5名を予定しております。ご了承願います。   最初に、17番、長谷川孝君の一般質問を許します。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) おはようございます。私の一般質問は2項目です。   1項目め、岩船港周辺の利活用について。岩船港周辺には多くの可能性が広がっています。その 環境整備として今年度岩船港周辺区域整備計画検討調査業務委託料300万円が予算化されていますが、 その委託料を含め、次の点についてお伺いいたします。   @、調査業務としてどのようなことを委託するのですか。   A、塩谷海岸侵食対策として防砂堤を新規計画するとのことですが、そのスケジュールと現在岩 船にたまった流砂を塩谷海岸に返す計画は進んでいるのですか。   B、以前あった企業誘致の話は、地域の合意や港湾施設の管理者である県と調整をすると答弁さ れていましたが、その後どうなりましたか。   C、岩船マリーナ建設に向けた現在の状況を教えてください。   D、市民の憩いの場、お幕場の松くい虫防除は大丈夫ですか。   2項目めは、人口減少問題対策委員会の設置についてであります。市では、市長をトップに将来 的な人口減少問題に取り組むため、対策委員会を設置しました。5月中旬に4つの部会を設け、具体 的な施策を検討していくとのことですが、次の点についてお伺いいたします。   @、特に少子化対策と交流・定住人口増に集中して対策を進めているとのことですが、ここ 「そ」になっていますけれども、印刷ミスですので、どのようなことが考えられますかです。   A、交流・定住促進事業費として287万2,000円が今年度予算計上されていますが、そのほとんど が縁結び推進員報酬で占められています。これまでも同様の取り組みを進めてきたところですが、そ の成果について教えてください。   B、婚活イベントなどは比較的早く取り組める事業ですが、それらを含め総合的に婚活を支援す る施策についてどのように考えていますか。   以上、市長答弁の後、再質問を行います。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。それでは、長谷川議員の2項目のご質問につ いて順次お答えいたします。   最初に1項目め、岩船港周辺の利活用についての1点目、岩船港周辺区域整備計画検討調査業務 としてどのようなことを委託するのかとのお尋ねについてでございますが、これまでは平成14年策定 の岩船港港湾振興ビジョンに基づいて整備を進めてまいりましたが、振興ビジョン内のにぎわいの空 間を創出するために海を体験できる空間、具体的にはプレジャーボート係留保管施設などが残されて おります。したがいまして、これらを中心に具体的な事業手法等をまとめ、あわせて隣接する塩谷海 岸等、岩船港周辺の計画づくりをすることとしております。   次、2点目、塩谷海岸侵食対策としての防砂堤建設のスケジュール等についてのお尋ねでござい ますが、防砂堤の計画につきましては新潟県が岩船港の航路埋没対策として計画したものであります。 新潟県によりますと、防砂堤につきましては岩船港港湾計画の変更が必要となりますので、今後関係 手続を経た後、具体的な事業計画等を策定し、平成26年度新規事業として国へ要求する予定となって いるとのことであります。   また、岩船港にたまった土砂につきましては、今年度の航路しゅんせつ工事において直接塩谷海 岸へ搬出する計画となっており、昨年度から実施している1級河川荒川のしゅんせつ土砂とあわせて 養浜を行う予定としております。   次に、3点目、以前あった企業誘致の話はどうなったかとのお尋ねについてでございますが、こ れにつきましては事業内容がスクラップヤードということでもあり、地域住民の理解が必要と考えま して、関係団体の意見を聞いたところであります。結果として、大半の意見が岩船港にはふさわしく ないとのことでございましたので、その企業に対しましてはその旨をお伝えさせていただいたところ であります。   次、4点目、岩船マリーナ建設に向けた現在の状況についてのお尋ねでございますが、これにつ きましては1点目でお答えしました調査業務委託の準備をしているところでありますし、今後関係者 や地域の皆さんとワークショップ的な作業をしながら、地域の熱意と一体となった取り組みをすべく、 その話し合いの場を準備しているところであります。   次、5点目、お幕場森林公園内の松くい虫防除対策についてのお尋ねについてでございますが、 近年異常気象等の影響により、海岸線の松林を中心に松くい虫被害が拡大しております。隣接する胎 内市では海岸線の防砂防風林において壊滅的な被害が発生しており、お幕場森林公園内においても少 なからず被害が発生しております。このため予防を目的とした薬剤散布と被害木除去のための伐倒駆 除を先般例年どおり下越森林管理署と協力し合ったところであります。今年度新たな試みとして健全 な松林の立木に防除薬剤の樹幹注入を行い、松くい虫の移動を阻止するための緩衝帯を形成する取り 組みを新潟県森林研究所と協働で行う予定であります。今後も被害の拡大を防止するため、薬剤散布 と伐倒駆除を継続してまいります。   次、2項目め、人口減少問題対策委員会の設置についての1点目、少子化対策と交流・定住人口 増に集中してどのような取り組みを考えているかとのお尋ねについてでございますが、本市では4月 23日、村上市人口減少問題対策委員会を設置し、少子化対策、定住・交流人口の拡大を柱とした具体 的な事業計画の検討に着手をいたしております。そして、具体的な検討を進めるため、子育て支援部 会、雇用創出部会、元気なまちづくり部会、そして影響調査部会の4つの作業部会を設置しました。 これまでにそれぞれ1回目の部会を開催し、今後の作業の進め方などについての検討を行い、想定さ れる事業の抽出作業に着手したところであります。したがいまして、まだ具体的にお示しできる状況 ではございませんが、早期に着手できる事業を優先に作業を進めてまいりたいと考えております。   次、2点目、縁結び推進員の成果についてのお尋ねでございますが、ご指摘のとおり平成25年度 の交流・定住事業経費287万2,000円のうち、縁結び推進員に関する経費は255万2,000円であり、予算 額の88%余りとなっております。縁結び推進員は、旧山北町が平成12年度に縁結び係を設置して取り 組みを開始した交流・定住・結婚問題に関する支援全般の職務を行う非常勤特別職として配置したも のであります。当初は、配偶者対策に重点を置いて事業を実施しておりましたので、従前からの結婚 相談員のほかに縁結び係長1人、縁結び推進員1人を配置して、行政による配偶者対策に取り組んだ ものであります。初年度は、独身者の意識調査で最も要望の多かった出会いイベントや男性の意識改 革講座などをそれぞれ6回実施しましたが、男性が消極的で効果があらわれなかったため、2年目以 降は山北地域とそこに住む人々との触れ合いを通して地域を理解することが結果的に結婚難の解消や 地域の活性化につながるという観点から、年間を通して独身男女がともに山北地域の農業を中心とし たなりわいを体験しながら交流を深める、いわゆる週末百姓やってみ隊を立ち上げ、現在に至ってお ります。成果としては、現在まで21組の成婚、12人の移住、3人の2地域移住を実現しております。   なお、人数だけの成果に限らず、総務省の過疎地域自立活性化優良事例表彰で山北町の総務大臣 賞受賞に貢献したことをはじめ、NHKのテレビ番組「難問解決ご近所の底力」で結婚難解消の妙案 として全国紹介され、指導を求められた長野県や静岡県など全国の同じ悩みを持つ自治体や農業団体 の配偶者対策の手本ともなっております。このように縁結び推進員は男女の縁結びに限らず、地域と 人の縁、都市と農村の縁など幅広い縁結びの支援に成果を上げておる現状であります。   次、3点目、婚活イベントなどは比較早く取り組める事業ではありますが、それらを総合的に支 援する施策は実施できないかとのお尋ねについてでございますが、1点目でもお答えしたとおり、具 体的な施策について取り組みの検討を始めたばかりでありますが、議員がご質問の婚活イベントは早 期に着手できる事業と考え、優先して議論を進めてまいりたいと考えております。したがいまして、 できるものについてはスピード感を持って実施してまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 答弁ありがとうございました。では、再質問を行わせていただきます。   調査業務についてなのですが、今市長答弁ですと岩船のマリーナ……マリーナとは言わなかった ですけれども、保留施設みたいな言い方されたと思います。それと、塩谷の侵食の問題についての2 つを大体中心に調査業務委託をするという話でございました。その中で岩船マリーナについてちょっ とお伺いしますけれども、その規模とか開設期日とか、そういうようなものがこの業務委託料とかに は含まれているのでしょうか。それらについて教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) おはようございます。それでは、今のご質問にお答えさせていた だきます。   このたびの調査業務委託につきましては、予算額300万円というふうなことでありまして、これ まで岩船港については各種振興ビジョン、市長の話にありました振興ビジョンの中に沿っていろいろ 整備を展開してきたわけですけれども、最終的に今残っていますのがプレジャーボートの係留保管施 設、いわゆるマリーナの構想でありますけれども、そういったものを具体的に今後進めるに当たって も、なかなかビジョン一つでは第三者に対して訴える力が少ないものですから、そういったものを今 後もう少し具体的に実現性のあるようなものにしたいというふうなことで、まずそういう狙いでこの 調査業務を行うということであります。それとともに岩船港に接する塩谷海岸のほうの侵食問題もあ りますので、そういったことも含めて周辺のところをもう少し具体的に構想を持とうというふうなこ とでありまして、議員さんおっしゃるような具体的な規模だとか、そういったものはこの中で少し具 体的になっていくものと思いますが、こんな規模で、こういうことでというふうな、そういう仕様書 をつくって検討しなさいというような委託ではありません。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) @とCがちょっと関連がありますので、Cも含めてちょっとお聞きいたし ますけれども、都市整備課長の船山課長は、今地元でマリーナの建設に向けて、いろいろ関係団体と 今までの経緯とか、そういうようなことでお話しする場を設けて、これからもするということなので すが、今のその辺の現状についてちょっと教えていただきたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 議員もご承知のとおり、このマリーナ構想については平成十七、 八年ぐらいから何回か盛り上がったり消えたりというような、そういう繰り返しだったと思います。 私も平成23年にこのことを担当しまして、いろいろ調べていく中で、会う人皆さん、いいことだ、い いことだとは言うのですけれども、実際にそこをリーダーシップとってやろうとするには少し大きな 問題だというふうなことで、なかなか一歩前に出なかったという部分を感じましたので、県はそうい うところを、市のところをちょっと見ているような雰囲気もありましたので、やっぱり市がもう少し リーダーシップをとる必要もあるのかなというふうなことで、そういう方向の話を地元の団体の方々 と少し話し合いをしてまいりました。それで、皆さんそういうふうに思っているのであれば、一緒に なってやりましょうというふうなことで、近々そういう話し合う場を設けたいというふうなことで、 今準備をしております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私、この件は合併前……前後しますけれども、合併前でも不法係留につい て三面、石川、落堀川、胎内川を中心に511隻の不法係留があるのだと、それでその辺に対しての対 策はどうなっているのかということをお聞きしたときに、7河川の関係市町村、県、国で発足の会議 協議会が開催される予定だということで、実際合併して五十嵐部長のときも開催されておりました。 結論的には、やはりその対策としては岩船にマリーナが必要だという結論が出たということを五十嵐 部長に聞いているのですが、都市整備課長はその辺についてのいきさつはご存じでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 合併前に長谷川議員のほうからそう一般質問があったというよう なことがありましたので、私もちょっとその辺は調べさせていただきました。そうしましたところ、 県北地域の河川不法係留船対策会議というふうなものが平成18年に始まりまして、19年の2月に県北 地域河川等船舶利用適正化協議会というふうなものが正式に発足をしております。その中でいろいろ 検討なされてきたというふうなものは私も確認できたのでありますが、最終的な結論めいたものはち ょっと私もまだ時間的余裕なくて探せなかったのですけれども、少し流れを見てみますと河川ごとに 対策を講じようということで、三面川、石川あるいは新発田のほうの落堀川とか、その中で荒川につ いてだけマリーナができているので、そこはきちっと取り締まりをしましょうというふうなことまで は読み取れるのですけれども、岩船港の実態につきましては、石川ですね、それにつきましては不法 係留があるけれども、そういった受け入れる施設がないというふうなことで、今後検討というふうに なっております。そういったところまでは少し調べさせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私は、そういうふうに五十嵐部長に聞いて、それで進めていくために岩船 で事業主体を何とか探してもらいたいということで、今に至っているということだというふうに理解 しています。それで、この前実は4日……6日の日、6月6日の日に鼠ヶ関のマリーナに地元の人た ちと一緒に行ってまいりました。鼠ヶ関のマリーナは、所管が生涯学習のほうが所管だということで、 これはどうしてそうなのかということだったのですけれども、国体があったときにヨットの競技を鼠 ヶ関マリーナを会場にしたために、ずっとそれから以降スポーツのほうで所管しているということで あります。それで、ここは最初はやはり山形県がつくったマリーナなのですが、その後国体を終了後 に市がかわりに管理するということになって、今現在は民間の指定管理でお願いしているということ であります。本当は柏崎マリーナというのも新潟県が開設して、それで今株式会社が指定管理をして いるのですけれども、この2つのちょうど真ん中辺に岩船港のマリーナができると非常に交流人口… …これから人口問題についても2項目めでやりますけれども、交流人口とか、それから定住人口とか、 それから経済効果も試算ですと約3億円ぐらいの岩船での経済効果があるというふうなことを試算し ております。できればやはり鼠ヶ関マリーナもそうなのですが、柏崎マリーナは開設したときの総事 業費が54億円ということで、もう中途半端な金額ではないわけなのですよ。それで、岩船マリーナが ある程度やはり不法係留だけではなくて、今回の地震のために福島とか、向こうの方が全部太平洋側 に船をマリーナを使っていたのをみんな日本海に移していきたいということで、鼠ヶ関マリーナの ハーバーマスターという責任者も岩船にマリーナつくられると、鼠が関のお客さんみんなとられてし まうと困るというぐらい、非常に岩船の立地としては高速道路から5分という立地ですので、非常に 利便性はあるのですが、今事業主体を地元の有志がやってもらわなければということで動いておりま す。ここに港振興交付金というのをきのう私調べまして、その中ではやはりマリーナの係留施設とか というものも振興交付金の中に入っているのですが、この事業主体はやはり自治体が事業主体になら なければ無理な交付金なのですよ。ですから、こういうものを地元が例えば株式会社でも何でもつく るとしても、こういう港振興交付金とかという設備等のために支援してもらえるものがなければ、非 常に自前ではなかなか厳しいのではないかという部分があります。市長にお聞きしますけれども、全 部地元でやることはできるだけのことはやりますが、こういう港振興交付金とかというものの交付金 が使えるようなあれとして、市もやはりそれなりの支援をお願いしたいと思うのですが、その辺はど んなものなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今鼠ヶ関のマリーナが話に出ましたけれども、あれはべにばな国体のときに つくった施設でありまして、別格の施設というようなことで、こちらから非常に多くの係留者がいる というようなこと、今おっしゃったとおりでございます。岩船港にマリーナをというようなことでご ざいますが、私もそれは必要であるというような認識を持っております。事業に当たって、市が事業 主体となることはやぶさかではない。しかし、地元負担も補助事業では採択されない、補助事業には のっかっていけない部分いっぱいあるのです。例えば桟橋等は、それはもう自前でやってもらうしか ないというようなこともお話をさせていただいております。そうすると、引っ込み思案になってくる。 よし、出してもいいからやろうという考えではないのだね。それだったらちょっと考えてみようかな というような考えなので、どうかそういうことではなくて、よし、それくらいの金なら出してもいい から、市と一緒になって、我々が運営主体となって、最終的にはやっていこうではないかというよう なやはり機運と岩船港の皆さんの意気込み、まとまり等を期待をしていかなければ成就できない私は 事業だなと、そのように捉えておりますので、その点についてもこれから喚起をしていきたいなと思 っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今言われたのは、桟橋とかというのは放置プレジャーボートの収容施設の 中の港振興交付金にも入っていると思うのですが、入っていないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 港振興交付金ですか、そういったもの……私も調べてはみたので すけれども、詳しくその辺まで議論したことがないものですから、正式にできる、できないというの はちょっと今ここで申し上げられないです。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私が調べた中にはちょっと桟橋の部分も入っているような気がします。知 恵と工夫を凝らして頑張る港を応援しますというふうに国土交通省が全国的にやっていて、20年か何 かに県内で2つぐらい、佐渡ともう一つ……ちょっと今ど忘れしましたけれども、というのがこの港 交付金を使っておりますので、その辺についてもちろん地元に関してはいろいろな形で私も地元が中 心になってやるのだという気持ちに関しては非常に強くなってきておりますので、その辺の市の考え も含めて、何とかこのマリーナについて開設できるようにお願いしたいと思いますので、市長もう一 度よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 桟橋につきましては、恐らく補助対象には私は入っていないと考えておりま すけれども、それはそれとして、地元の皆さんがそういうことでまとまってやっていこう、そして管 理運営は私たちがやるのですよというようなことであれば、市も全面的な応援は惜しまないと考えて おりますので、何といっても地元のやる気と熱意がどのくらいあるかにかかっているのではないかな と、そのように考えているところでございます。正直なところ今現在ではいろいろな話ししていきま すと何か尻込みするようなところを見受けられるということで危惧しているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、ありがとうございました。よろしくお願いします。   それで、3番については先ほど市長が話されたように地元……これは地元の合意がとれなかった というのは区長会とか、そういうところも含めてということで理解していいわけですね。企業誘致。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 地元の区長さん、それから漁協などの皆様でございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 2番目についての侵食等に関しては、先ほど市長答弁と私が聞いているの はちょっと違うような感じはするのですが、この流砂についてはマリーナ開設時を例えば2年ぐらい 後というふうに考えるとしたら、この流砂自体は塩谷海岸にみんな返っていますか。2年ぐらいの間 に。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 流砂につきましては、毎年冬の時期にたまってしまうということ の繰り返しでございまして、マリーナの部分を掘ってどうのこうのというものとはまた違う話になっ てくると思います。それで、防砂堤につきましては毎年の塩谷のほうがかけて、どうも港の入り口の ところにたまるという、そういう仕組みがありそうなのだということで、それを食いとめるために今 防砂堤を2つ塩谷側のほうに出そうというふうなことで計画しているというふうに聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、ありがとうございます。   5番目のお幕場の松くい虫についてなのですが、国道113号の新発田から荒井浜の辺というのは ものすごく海が見えるぐらいもうひどいような状況なのですが、もし万が一お幕場があんなになった ら、もう大変だと思うのですが、大丈夫ですか。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 市長が先ほど答弁しましたように、やはり薬剤散布をしながら防除 はしているのでありますけれども、胎内のほうから飛んでくるマツノマダラカミキリがやはり悪さを しておりまして、少しずつやはり枯れている部分もございます。それについても薫蒸処理しまして、 薫蒸って倒して薬剤で処理してビニールをかぶせて、飛び立たないような形で防除もしておりますし、 福田地内、お幕場の一番荒川寄りのほうです。そちらのにつきましては、先ほど市長が答弁しました ように、樹幹注入しまして、薬剤注入しますと大体5年から7年ぐらいは薬剤が入って虫もつかない という形もございますので、徐々に薬剤注入もしながら、守っていきたいというふうに思っておりま す。完璧に防除できるわけではございませんけれども、できるだけの防除をしていきたいというふう に思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) よろしくお願いします。   2項目めに入らせていただきます。先ほど市長は、@については具体的にはまだ……ある程度4 つの部会を決めただけだということですので、これからということだと思います。山北地区の農業体 験の百姓やってみ隊についてちょっとお聞きしたいのですけれども、現在の山北支所長の斎藤支所長 が2012年のときに新潟日報で非常に大きく取り上げられたので、その一連の事業にスタート時からか かわっていたのが山北……現在の支所長だということなのですが、確かに市長が言われたように縁結 びをダイレクトに求めるより、地域の魅力や住民の人間性などをしっかり伝える取り組みが大切だと 感じる、「急がば回れです」とコメントされているのですが、現在の週末百姓やってみ隊というもの に関して、ずっと取り組んできた山北支所長が一番知っていると思うのですけれども、この辺のやは りやり方というのは最初の1年目というのは出会いパーティーとかということで積極的にやられたけ れども、なかなか実らなかったということを含めて、やはり今のやり方が一番山北地区には合ってい るのではないかというふうに思っているのでしょうが、その辺についてちょっと教えていただきたい と思います。 〇議長(板垣一徳君) 山北支所長。 〇山北支所長(斎藤寿昭君) 私ども山間部におきましては、特に男性がなかなか積極的になれない ものですから、実際はパーティーの準備する途上におきましては大変汗をかいて一生懸命な男性も、 実際女性を迎えての交流の中ではなかなか積極的になれないと、それならばふだん作業着を着て主に 仕事をしている皆さんでございますので、その魅力を生かしてあげたいということで、汗を流して自 分の隠れた魅力を伝える事業としたわけでございます。今現在もこれがおっしゃるとおり地道な中で の取り組みでいいのではないかなとは思っております。しかしながら、3.11の東日本大震災以降、家 族の絆等のことで結婚を再度考える機運が高まっております。それとともに、農山村の魅力を感じる 方々もいっぱいいらっしゃるわけでございますので、先ほど提案されたような出会いイベント等も貴 重な場になると思っております。なお、男性には個人的には魅力ございますけれども、それを家の中 に閉じこもっていてはどこにも発揮できないわけでございますので、その魅力を人の中に出て発揮す る、そのような意識改革講座、それから親御さん、あるいは祖父母の世代におきましては自分たちの 苦労した時代を考えていただいて、これからの昔ながらのお嫁さんではなくて、結婚するということ の意味は何なのかというふうな家族にも意識の改革等の講座が必要かと思っております。さらに、行 政におきましては、それら農山村に生活することの夢を与える機会をつくって、希望を持たせるよう なチャンスをつくるということが大切かと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、ありがとうございます。   そこで、私どもがちょっと富山県の南砺市というところに婚活支援の視察に行ってきました。そ のときにお話しいただいたのが、南砺市は20代から40代の未婚の男性が3,800人、それで女性が2,500 人で、男性のほうが女性よりも1,300人多いのだということでした。それで、ちょうどそのときに婚 活係の職員が村上市のことも調べてくれていたのですよ。そうしましたら、村上市の場合の20代から 40代までの未婚男女が、男性が4,400人、女性が2,800人で、1,600人余り男性が多いと。ということ は、南砺市よりもまだ未婚の男性のほうがあふれる可能性が非常に村上市のほうが多いということを 聞きまして、それで、いや、これは大変だなというふうに感じてきました。はっきり言って村上市だ けでお嫁さん探すということではないとは思うのですけれども、このままでいくと1,600人の方が結 婚できないという可能性があるわけですよね。いろいろな新聞とかでは今はもう結婚は考えていない という未婚男性とか女性の割合が6割ぐらい占めているということで、決して結婚すれば幸せになる とかという問題ではないのですけれども、やはり一番人口減少対策としては結婚していただいて子供 さんを育ててもらうというのが一番理想的なわけなので、その辺についてちょっとお聞きしたいので すけれども、今山北地区の……確かに週末百姓やってみ隊というやり方も手法としては私はいいやり 方だなというふうに思っております。ですけれども、ほかの地域でではどうすればいいのかというこ とを考えますと、21のまちづくり協議会の中で何とかこの部分を取り組めないのかというふうに私は 思うのですよ。南砺市の場合には市民協働課の中に婚活係ということが設置されておりまして、それ でショッピングセンターの中にその場所を設けているということなので、村上市としても自治振興課 に直接の所管ではないのかもしれないのですけれども、何か21のまちづくり協議会の中で、例えばお せっかいな女性を10人ずつぐらいつくってもらって、それは婚活支援係みたいにたいそうな報酬とか は必要ないわけですから、南砺市の場合にはもし成立したらその男女の方から1万円もらうだけで、 あとはもうボランティアでやっているという人が100人を超えているわけですよ。おせっかいという。 南砺市なものだから、「なんとおせっ会」という団体をつくってやっているということなので、そう いうようなことをやっぱり考えていく必要があるのではないかと思いますけれども、所管はどこにな るのですか、これは。お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 減少問題の対策委員会を4月の23日に設置して、作業部会というこ とで今市長答弁にもありましたとおりでございますが、具体的にはこれからということでありますが、 さまざまな観点でこれは考えていかないといけないのではないかなということで、先般の全員協議会 の中でも発想を転換しながら、新たな発想でやらないとなかなかこの問題は糸口がつかめないのでは ないかなということで考えております。いろいろ議員からのご指摘のいろいろなご提案もありました ので、それも含め、今検討しているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、よろしくお願いします。   この後山田勉議員も婚活の専門議員ですので、その辺についてよく〔質問時間10分前の予告ブ ザーあり〕質問すると思いますので。   1つだけ、市長、先回の答弁でいろいろあったのですけれども、やはり300万円でナインティナ インの番組が誘致できるというのは、私はメリットあると思いますよ。それは、南砺市でも3回ぐら い企画書を書き直して、何とかテレビ受けにおもしろい企画書にしなければだめな苦労とかもあった みたいなのですけれども、300万円で全国から花嫁さんを募集して、それでその中ではやはり一番私 は大事なのは村上市の元気なところを全国にアピールできるというのは非常に大きいので、その辺1 回やってみませんかというのが私の一番の提案なのですが、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 300万でできるということであれば、婚活もあわせて村上市自体をPRする というような観点からいってもさほど高いものではないなと、そのように考えていますので、それら についてもこれ今できた部会で検討をしていただきたいなと、そのように思っております。いずれに いたしましても、どうしたら一緒になれるかというようなことなわけでございます。私もずっと町長 時代からやってきまして、婚活もかなり私も出席をさせていただきましたが、女性としゃべるのは私 だけなのです。あとほかの男性は壁のところにぴたっとくっついていて、女性が幾ら話しかけてきて も乗ってこないと。しかし、農作業とか畑とか山とか行くと力を発揮するのですね。それを見た都会 の女性はあこがれるのです。そして、一緒になる。そういうところにも着眼していっていかないと、 この辺の男性の魅力は何だかというところをしっかりとつかまえていって、婚活もしていく必要があ るのではないかなと、そのように考えております。それに300万の金はそんな高いものではないと、 やる価値があると私は考えております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 確かに「なんとおせっ会」の女性自体が結びつけるだけではなくて、やっ ぱりマナー講習から、先ほど市長が言われたように男性がしゃべらない、会話力をつけるとか、いろ いろなことをやっぱり南砺市の行政としてやっているのですよ。ですから、その辺も含めてもう一度 検討していただきたいというふうに思います。   最後に、1つ人口減少問題というのの一番の着眼点というのはやっぱり例えばの話、企業誘致で 労働力を確保して外に出さないというふうに若者を定着できるというのが一つのやり方があるのです が、なかなか今村上市に確かに新潟ジャムコからの社長とかは良質の労働力があるということで非常 に村上市に愛着を持っている企業とかもあるのですから、来るまでが大変なわけですよね。ですから、 その辺を含めて、ひとつ東北一で人口がふえているという黒川郡の富谷町というところのお話をちょ っとさせていただきたいと思うのですけれども、平成12年に人口が3万5,905人、平成17年に4万1,5 93人、平成22年4万7,593人、平成25年1月で5万57人、毎年1,000人ずつぐらいふえていると。それ で、2年後には市制のほうに移行するというぐらい元気だということであります。これは何でかとい うと、仙台市に近いわけですよね。ですから、仙台のベッドタウンとして大きくなったということな のですが、では村上市はベッドタウン化になれないのかという問題を突き詰めていくと、今岩船の私 の知り合いで、うちの町内でもそうなのですけれども、東区に通勤している方、〔質問時間5分前の 予告ブザーあり〕それから高速道路代を会社が持ってくれて、新潟のど真ん中に勤められている方と いうのがいます、現在。それで、子供たちも地元の小学校に上げてというふうに。ですから、村上市 の中で新潟市の通勤圏になり得るということも私は考えていかなければだめだと思います。前もある 議員がそういうふうな考え方を示しましたけれども、そこにはでは何が必要なのかという部分を考え て、子育て支援がものすごく進んでいて、子供が育てやすいとか、いろいろなことをその方策の中に 村上市らしさを取り上げてもらえればというふうに思っているのですが、市長はその辺の考え方はど のように考えておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それは、当然考えていかなければならない大きな問題であると考えておりま す。働くのは村上市外で働いてもいいですけれども、住むのは村上が一番いいと言って住んでいただ けるような村上市をつくっていく必要がある。そこにはどういう条件が今おっしゃったように必要か、 若い人たちが何で住んでいただけるか。安全で安心でなければならない。教育がしっかりしていなけ ればならない。あるいは子育てがしっかりしていなければならない。医療も充実しなければならない。 これが最低の私は条件だと思います。そういうことで、そういう観点から今進めています医療とか、 あるいは福祉とか子育てとか、非常に私は大事な問題であると、どこよりも負けない、どこよりも住 んでよかったというような、若い人たちに住んでもらえるような村上市をつくれば、働く場所は新潟 あるいは新発田、鶴岡でもいい。居住空間としては村上が一番だと、そういうようなところを着目し ていく、これから必要があるのではないかなと、そのように捉えています。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今の市長の考え方を聞いて、やはりどこにも負けないという部分をやっぱ りこれから考えていかなければだめだと思うのですが、政策推進課長にお聞きします。その辺の考え を含めて、この人口減少問題対策委員会にかける意気込みを教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 現在4つの部会で、各担当者が9名から13名程度の各部会ごとの 人数構成になっておりますが、代表して出てきて議論をしております。担当者だけ、委員だけではな くて、そのとき挙がった懸案につきまして、課に戻って、職員でいろいろ議論をしながら、また次の 会に持ってくるというような形にしておりますので、現在5月の中旬から下旬にかけて1回目やりま したし、今後もう一回、2回目の作業部会やることにしております。いろんな提案がこれから出てく るかと思いますので、そういったものを時間がかかるものはそういった形で整理しますし、やれるも のはスピード感を持って速やかに着手、また予算が要るものについては予算化しながら着手していく ような形で進めていきたいというふうに思っておりますし、議員おっしゃった村上の魅力をいかにア ピールしていくかということについても十分考えていきたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、よろしくお願いいたします。   以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) これで長谷川孝君の一般質問を終わります。   午前11時5分まで休憩します。           午前10時50分  休 憩                                                        午前11時05分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、24番、山田勉君の一般質問を許します。   24番、山田勉君。           〔24番 山田 勉君登壇〕 〇24番(山田 勉君) 議長のお許しをいただきまして、ただいまから一般質問をさせていただきま す。   1項目め、婚活支援対策について。合併して早いもので5年経過し、この間、村上市の人口も約 5,000人減少しました。このまま推移した場合、今後5年で1万人減ることになります。大問題にな ってまいりました。これまでも何回となく婚活支援を講ずるようお願いしましたのですが、そのたび に出会いの場を提供するパーティーなどを開催してきたが、週末百姓やってみ隊の取り組みのように 田植えから稲刈りまで年間を通して一緒に働くというような事業のほうが、お互い仲よくなり、結果 的に成果につながる施策であるとの説明がありました。   このたび、厚生労働省の国立社会保障人口問題研究所から2040年の推計人口が公表されました。 村上市の人口は約4万1,000人、新潟県の20市中で人口減少率がワースト2位、地域によってはこれ を上回る深刻な状況が発生すると危惧されています。村上市の人口減少問題がようやく本市の最重要 課題になりました。そこで、人口減少に対する市長のお考えをお伺いします。   このたび、婚活で大変頑張っている富山県の南砺市に視察に行ってまいりました。南砺市では、 婚活支援として事業費1,000万円を予算計上し、重点施策として市長みずから先頭に立って取り組ん でいます。また、出会いイベントは補助金として上限20万円を交付しています。これは、独身の男女 に出会いの場を提供する機会を拡充するためだそうです。その結果、平成24年度には婚活支援事業イ ベントで43組のカップルが誕生するという成果があったとのことでした。   また、婚活テレビ番組の誘致にも成功し、予算300万円でこれに取り組んだところ、テレビの相 乗効果が大きかったとのことでした。   これからの市長のリーダーシップが問われると思いますが、対策予算、婚活支援施策、そして婚 活テレビ番組の誘致などに取り組むお考えはないかお伺いします。   2項目め、各地区の大型スーパーの倒産に伴う高齢者等の買い物対策について。各地区で大型 スーパーが倒産し、ひとり暮らしの方や高齢者の生活が非常に不便になりました。2011年8月に経営 破綻したスーパーエノモトから店舗を引き継いだパワーズフジミは、山北店、村上肴町店、岩船店、 荒川アコス店が閉店しました。特に荒川地区では大型店のパルティが経営破綻し、ここに来てパワー ズフジミが倒産、突然何の説明もなく、市民はどこに行って買い物をしたらよいかわからなくなりま した。この状況に対する市長のお考えをお聞かせください。また、荒川地区ウオロクの進出計画が実 現すれば、少なからずこの状況は改善すると思いますが、現時点での状況についてお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、山田議員の2項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、婚活支援対策についてのお尋ねでございますが、本市の人口減少問題につきま しては、先ほどの長谷川議員への答弁のとおり、村上市人口減少問題対策委員会を設置し、取り組み を進めているところであります。議員ご質問の婚活支援対策につきましても、最優先に取り組むべき 事業として検討に着手している状況であります。対策予算、婚活支援施策、婚活テレビ番組への取り 組みでございますが、議員が紹介されました富山県南砺市の婚活事業の取り組みは全国から注目され、 大変効果を上げている事業として承知しているところであります。特に行政と市民、議員がさまざま な形で協力、連携する取り組みは大変参考になると感じているところであります。予算、施策につき ましては、現在鋭意検討中でございますので、ご推薦の民法婚活テレビ番組についても職員に研究さ せたいと考えております。   次、2項目め、各地区の大型スーパーの倒産に伴う高齢者等の買い物対策についてのお尋ねでご ざいますが、市内でも大型スーパーが4店舗閉店となり、地域住民の生活用品の買い物に大きな影響 を与えているところであります。特に買い物弱者となられている高齢者等の皆様は、近くのスーパー がなくなり、遠くまで買い物に行かなければならないため、不便な生活を強いられていることと思っ ております。現時点での状況といたしましては、山北店においては地元事業所が国の補正予算地域自 立型買い物弱者対策支援事業の採択を受け、跡地を利用した店舗販売や移動販売などについて現在準 備を進めております。また、荒川店においては店舗の引き継ぎについて現在調整中であると伺ってお ります。他地区においては、現在は跡地利用など進展がない状況であります。本市といたしましても、 国県の補助制度の活用による地元商店の利用促進、移動販売等の推進や市民を対象にした消費動向調 査を行うなど、今後の買い物弱者対策について検討してまいります。荒川店のウオロクの進捗状況と いうことでございますけれども、順調に話し合いがなされていると、準備を進めているというように 伺っております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) ありがとうございました。   市長みずから頑張って、市の職員中心に頑張るということで言っておられますが、各支所で実際 25歳から50歳までの独身の方はどのぐらいいるのですか。調べたことありませんか。           〔「男女別で」と呼ぶ者あり〕 〇24番(山田 勉君) 男女。           〔「男女」と呼ぶ者あり〕 〇24番(山田 勉君) はい。男性何人、大体、女性何人、そういうのは調べたことありませんか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 各支所の独身の職員ということですが……           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇政策推進課長(渡邉欽也君) すみません。           〔「わかる」と呼ぶ者あり〕 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 今回の対策委員会の中では、まだそこまでの調査はしておりません。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 今何回ぐらい会合持ったのですか。あれから市長がこの前議会全員協議会で 説明した後、何回ぐらいやりましたか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 5月の中旬から下旬にかけまして4つの作業部会をそれぞれ1回ず つ開催しております。次回は、来週以降に計画をしております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) もう本当に担当課長が決まったわけですから、もうぼんぼん、やっぱり今の 長谷川市会議員のほうからいろいろ質問ありましたけれども、次から次へいかないと、もう温いお湯 に入っていてはだめなのです。やっぱり人口が今6万6,000で、何年後には4万1,000ということで出 たわけでしょう。これは、これから本当にどんな形であろう、もう男性が多いのはわかっているわけ だから、女性をいかに村上市に集中していかなければならないと思うのですが、今後やっぱりそうい う面でも、南砺市は行ったところは、村上が6万6,000とすると人口が5万4,779人なのですよ。それ より本当に過疎地だったのです。それで、世帯数が1万7,364とありましたし、面積が668.86平方キ ロメートルでした。そういう過疎地の中でいろんな企画をしながらやっているわけです。その中で24 年は1年間やった。24年は43組だし、その前は17組もまず成功しているのです。その中で1年間20回 ぐらいやっているのですよ。この次、この次ということで、最初はやっぱり各支所で写真見合いとい うか、現にみんな……さっき言われましたようにおせっかいさんって必ずどこにもある程度年配にな ると、ここにいい人がいる、ここに男性がいるとか、いろんな情報をくれますので、市職員ではだめ なのです。やっぱり民間を交えてやらなければならないと。私は、早速やっぱり各支所に、本来であ れば市職員からまず独身者を皆いるわけだから、何人ってまだわからないわけだけれども、それから 最初やって、もう市職員が中心になってやらなければ。今後担当課長、写真見合いとか考えませんか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 南砺市でもさまざまな取り組みをされておりまして、写真見合いの こともやっておられるようですし、ネイルアートの講習会だとか、さまざまご自分の資質を磨くこと、 それから女性なり男性と相対するときの心構えの講座とか、さまざまないわゆる結びつけていくため の講座みたいなものも総合的に実施しておられるようですので、そういったものを一つずつ検証しな がら、実施できるものは早目にやっていきたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 今先ほど4部門で分けたと言いましたけれども、その部門、部門で内容的に ちょっと詳しく教えてくれませんか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 4つの作業部会につきましては、子育て支援部会、雇用創出部会、 元気なまちづくり部会、影響調査部会、この4つでございますが、子育て支援につきましては保育園、 それから学童保育等の充実のことを中心に、また医療費の充実、また相談の機会をどんなふうにする かといったことを保健医療課ですとか福祉課を中心にメンバーを募って検討しております。それぞれ 申し上げればよろしいでしょうか。           〔「はい、もっと」と呼ぶ者あり〕 〇政策推進課長(渡邉欽也君) はい。雇用創出部会につきましては、企業だとか、それから起こす ほうの起業の充実ですとか、農林漁業の6次産業化、それから農商工の連携といったことを検討する 部会としまして商工観光課、それから農林水産課を中心に職員をメンバーとしております。それから、 元気なまちづくり部会につきましては、配偶者確保対策だとか、移住、定住への制度の充実、それか ら市民協働のまちづくりの推進といったことを中心に検討する部会ということでございます。それか ら、影響調査部会につきましては、市税ですとか交付金の影響調査、それから国民健康保険税、介護 保険料等の影響調査ということで財政担当、それから税の担当、保健、国保、それから後期高齢者、 介護高齢の担当の職員で検討しているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) それで、本当に4つの部門分けたといいますけれども、やっぱり独身では子 供さんができないわけだから、何とかして結婚までいかないと、要するに村上市外から女性を何とか して集めて、それでお見合いさせて、少しでもいい結果に残されなければならないと思うのですが、 そういう面でも担当課長あたりはやっぱり部門、部門、4部門あるけれども、その中でもう少し、も う一歩進んだ何か対策は考えられませんか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 今現在いろんな事業を抽出している段階でございますので、その中 で本当にすぐやれるものとある程度時間がかかるものに分類いたしまして、やれるものは本当にス ピード感持って、例えば9月補正に予算を上げて実施するといったことも可能かというふうに思って おります。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) そこにまず恐らく当然婚活であれば入会者を募ってその中でやるわけですか ら、その中の条件なんてあるのですか。そういう募集はすることによって……わかりませんか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) これからそういった部分については検討するわけですが、議員行っ てこられた南砺市でも年齢だとか、それから会費のことだとかさまざま決めておられるようですので、 そういったことも参考にしながら今後検討してまいりたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) ほかで募集するには1年以内に結婚して、できるだけ早く結婚する、そうい う条件。そして、まず南砺市ですけれども、市内に住む人も結婚後に住むと必ず村上市に住む。それ から、3点目には定住、定職、安定した収入がある人。そして、加入登録料は無料にする。そして、 中に入った人を2万を支払うとか、何かいいところを見ながらやっぱりしたほうがいいと思うのです が、今回予算が出ていますけれども、南砺市は1,000万、人口少ない割には1,000万円の予算をつけた のですが、市長、その予算に関してはそれでやっぱりするべきですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 予算というのは事業内容によってつけるものでありまして、最初から1,000 万つける、2,000万つけるというものではない。どういう事業をやって、どういうことをやるのでど のくらいの経費がかかるからというようなことでありますので、それを見て予算をつけていきたいな と、そのように考えております。いずれにいたしましても、この婚活とか結婚の問題は非常に人権に かかわる問題でありまして、メンタルな問題がありますので、そんなにきょうしてあしたというわけ にはいかないということも十分事業をやっていますのでご理解していただいた上で質問しているのだ と思いますけれども、慎重の上にかつ迅速に事業を進めてまいりたいと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 本当にすぐきょう会ってあした結婚するなんてことはあり得ないのだけれど も、ただそういう面でもいろんな面で実際おせっかいする人がある程度頑張って、結果的によくなっ たとか、またそのほか次から次へいろんなことに対して報奨金をやるとか、そういうふうにしながら 少しでもその場を……男性と女性が会うその場をきっかけをつくってあげると、そうするとある面で は向こうでは20万をしながら大勢集めて、なるべくきっかけをつくると、そういう面でいろいろお金 もかかってくるような感じは受けますけれども、これからまずいろんな面で大変でしょうけれども、 ただ担当課長に当然そういう結ぶにはやっぱり時間が、いつも時間は大体8時半から5時15分まで仕 事、それ以降の時間がやっぱり一番大事なので、そういうふうにもう積極的にやるような方法で前へ 進んでいただきたいと思いますが、それに対して担当課長はどう考えますか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 市役所の勤務時間は8時半から5時15分というような形になってお りますが、物によっては本当に夜いろんな会合に出向いたり、集まっていただくような機会を設ける とか、時間、また曜日を問わず、場合によってはそういった時間、機会を設けていく必要も十分あろ うかと思いますので、そういったことも含めて検討してまいりたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 先ほど言いましたように、まず第一にやっぱり市の職員の独身の方で集まっ て、そういうことをまず第1回やりませんか。そういう市長がみずから職員が中心になって頑張ると いうのだから、そこまでは言いませんか。そういう会合を開く考えはありませんか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 市の独身の方を集めてということは……           〔「職員」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 職員をどういうようなことをやるのですか。やればいいと思いますか。 〇24番(山田 勉君) 要するに市職員でもいろんな独身者がいらっしゃるわけですから、そういう 面でも結構大勢いると思うのですよ。それをまず各支所で大体このぐらいいる、あのぐらいいる、そ うすれば1回ちょっと集まろうやというような雰囲気で1回集まって、見合いといいましょうか、そ ういう企画はしませんか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 市の職員の方々のいわゆるそういうような結婚に対しての意向調査等はこの 部会のどこかで始めていると思っておりますし、それ以上、今課長から詳しくあれしますけれども、 集まって、なぜ結婚しないのだとか、早くしたほうがいいとかという……           〔「いや、そういうあれじゃなくて。きっかけをつくって」と呼ぶ             者あり〕 〇市長(大滝平正君) そういうことを言うこともできませんし、課長から詳しく答弁いたします。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 職員で独身の方、おっしゃるように人数が一定程度いることは把握 しておりますが、同じ職場の中で集まって、議員おっしゃるような座談会というのですか、そういっ た形が果たしていいのかどうなのかにつきましては今後検討していきたいと思いますが、市の職員に とどまらず、市内の方、またできれば市外から、県外から大勢の方来ていただいて、市の人口がふえ ていくことが理想だと思いますので、視野を広く持って検討していきたいというふうに考えておりま す。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) いろんな講習会あるわけですが、その中でやっぱり幸せになるための講習会 とか、男性、女性分けて、そういう講習会なんかも考えたことありますか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 先週末ですか、民放で県内の婚活への取り組みということで糸魚川 市の例と、それから新発田市の取り組みについて紹介する番組がありました。新発田市の事例につき ましては、婚活イベントの紹介だったのですが、その前段にそれこそそういった場面に臨むときの理 想的な服装だとか、それから話し方だとか、どんなことを話せばいいのかとか、そういった細かな講 習もやっているような報道がございました。今後婚活イベントをやっていく上では、いきなり集まっ ても、先ほどの例でなくても、なかなか男性で女性と話しにくい、苦手だというような方も大勢おら れるかと思いますので、事前のそういったレクチャーとか講座を踏まえた上で本番に臨むような方式 も考えられるのではないかなというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 先ほど村上市の独身の方が南砺市のほうから調べられて、男性が独身者が4, 400人、女性が2,800人、本当に男性が多いな、本当に後継者の問題、いろんな問題で大変だなと思う わけですが、そういう面でも早急にいろんな企画をしながらやってほしいなと思っております。なか なか本当に難しい面も多々あると思います。これに対してはどうしたらいいのかというのがそれは当 然思うのですけれども、やっぱりいい例を見ながら、先ほど人口が毎年ふえているなんていうところ 見ると、やっぱりいろんな企画はあると思いますので、これからやっぱり担当課長なり、いろんない いところを見ながら頑張ってほしいなと思います。では、これに関してはこれで終わります。   次に、2項目めの各地区の大型スーパーの倒産に伴う高齢者等の買い物対策についてでございま す。市長が移動販売、それから先ほどウオロクの話あって、いい方向に行っていると言っておられま したけれども、ウオロクに関してはいつ開店できるのかなと思うのですが、そこまではお話は聞いて おりませんか。 〇議長(板垣一徳君) 農業委員会事務局長。 〇農業委員会事務局長(遠山昭一君) 荒川地区の下鍜冶屋地内の開発ということで、開発の中に農 業振興地域整備計画区域等がございまして、それにつきまして解除手続並びに農地転用が必要という ことで、今現在県と国、北陸農政局ですけれども、今審査中というようなことで、今ここでその後の 手順等もございますので、いつオープンということは言いかねるところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 移動販売についてはどこまで話し合っているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 移動販売の話につきましては、山北の旧スーパーの後をやる人が移動販売も 兼ねてやるということですので、誤解のないようにしていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 私も移動販売というから、各5地区に移動車をして、みんなぐるぐる回るの かなと思っていましたのですけれども、これは山北だけということですね。ほかの地域はございませ んか。ありません。本当に高齢者にとってはせっかくのスーパーがあって、そこへ行けば何でも買え るということで行っていたわけですが、これがやっぱりなかなか今2つとも、特に荒川の場合はなく なって、本当に大変だなということで、つい最近パルティの入札があったのですけれども、誰もおろ す人がいませんでしたけれども、今後やっぱりウオロクをできるだけまず前向きでできるだけ開店し て欲しいなと思いますけれども、これなかなかやっぱりそう簡単にはいかないのですか。ことし中に は開店するのだというあれはできないのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今現在の状況については農業委員会の局長からお話しありましたが、いつ開 店するか、いつそういう準備に入るのかはそのスーパー本体が決めることであって、私どもが決める ことではないわけでございますので、ご承知おきいただきたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) それはなかなかこっちの村上市のほうで少しでも早く何とかできないのかな というお願いかたがたは、それもやっぱりできないものですね。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私どもとすれば、いわゆるそういうような国県あるいは農政局に対してなる べく早く許認可を与えていただきたいというようなお願いは当然していかなければならないと思って おりますし、新しく来るスーパーについてもそういうような許認可が終わったらできるだけ早く開店 をしていただきたいと、そういうような申し出は当然のことながらしていく必要があると、そのよう に考えております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 今巡回バスが回っていますが、そういう面でもそういうお年寄り、買い物、 午前中なら午前中大型店へ送り迎えするような方法は考えられませんか。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) 荒川地区並びに神林地区では買い物対応ということでデマンドタク シーを回してございます。昨今といいましょうか、このパワーズフジミの閉店以来乗客も減ってきた わけでございますが、荒川地区においては駅前等の個人等の店舗もございますので、そちらのほうは 乗車口といいましょうか、乗降口に近くある店舗でございますので、そちらのやっぱり地元の商店の 活性化もあわせて考えていきたいなというふうに考えております。なお、神林の村上総合病院の帰路 だけでございますが、これにつきましては原信国道店のほうの場所を一角原信さんのご協力のもとに 乗降場所を設置してございます。余り利用はないみたいでございますが、今後利用されていくものと 思っております。また、議員ご指摘のように高齢者だけでなくて、やはり岩船地域におきましては大 学等がございますが、先般大学の学生様とお話を持った際に、やはりコンビニ等がなくて困っている というご意見もいただきましたので、その辺とも今後いろいろ検討していきたいなというふうに思っ ております。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) そういう場合、移動販売したいとか、またお店を今緊急だからやりたいとか、 そういうところに関してはやっぱり市からの補助金なんかは考えられるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 今現在そのような補助金制度は考えておりません。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇24番(山田 勉君) 本当に一日も早く大型店なり、それにかわるスーパーができればいいと思っ ていますが、どうかひとつ皆さんのご協力を得ながらひとり暮らし、また高齢者に関しても少しでも 不便をかけないように何とかお願いしたいなと思うのでございます。   これで私の質問を終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで山田勉君の一般質問を終わります。   午後1時まで休憩します。            午前11時37分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、25番、片野鉄雄君の一般質問を許します。   25番、片野鉄雄君。           〔25番 片野鉄雄君登壇〕 〇25番(片野鉄雄君) 鷲ヶ巣会の片野鉄雄でございます。議長のお許しをいただきましたので一般 質問をさせていただきます。   最初に、自衛隊についてであります。1、日本が独立国として存続するには、抑止力としての軍 隊(自衛隊)が必要と考えるが、市長の考えをお伺いいたします。   2、5月26日、岩船港に海岸防備のミサイル艇「うみたか」が寄港し、一日だけ一般公開されま したが、予想の5倍近くの方が見学しました。港の利活用として市長の所見をお伺いします。   3、今回の寄港歓迎式は村上市自衛隊協力会と自衛隊艦艇の寄港を歓迎する会の共催で行われま したが、8月1日に寄港する予定の掃海艇2隻の歓迎式及び歓迎レセプションについて、他市の場合 はほとんど自衛隊協力会の主催で行っています。このことについて市長はどのように考えていますか、 お伺いいたします。   4、新発田市には陸上自衛隊第30普通科連隊の新発田駐屯地があり、市にもプラスになっており ます。柏崎市や酒田市は、港の活性化の観点からも海上自衛隊の艦艇をなるべく寄港してもらうよう 防衛省に積極的に陳情活動を行っていると聞きます。市長の考えをお伺いいたします。   大きい2番目、村上総合病院の跡地利用について。市長は、5月13日の市議会全員協議会の場で、 移転した後の厚生連村上総合病院の跡地に3保育園の統合保育園構想を発表しました。「保護者にも 利用しやすくなり、子供の声が響けば地域も活気づく」と話されたと新聞に出ていましたが、私はこ の構想には反対であります。人口減少対策に待ったなしの現在、地域経済活性化の実行こそが求めら れるのではないでしょうか。以下についてお伺いいたします。1、市と商工会議所が音頭をとり、村 上総合病院跡地利用検討委員会を立ち上げ、広く若者の意見や地元の意見を聞いてはどうでしょうか。   2、跡地約1万3,000平方メートルはできるだけ厚生連に協力していただき、その中に民間が経 営する物産センターや鮮魚センターなど置いてはどうでしょうか。また、公設民営の情報発信館をつ くり、いろいろなジャンルの村上の情報を内外に発表、発信し、商品や作品なども販売し、多くの人 が集まる場にしてはどうでしょうか。   大きい3番目、市の人口減少問題対策委員会について。午前中にも質問がありましたが、30年後 の村上市の人口はこのままでいくと4万人台になると発表されました。市では庁内に対策委員会を設 置し、今年度中に対策を打ち出すと思われますが、役所の人だけで知恵を絞っても限界があると思い ます。以下についてお伺いいたします。1、もっと民間の人でアイデアの豊富な人とか、事業を起こ してきた人、またやる気のある人の提言、発想、意見、知恵をたくさん取り込むべきではないでしょ うか。   2、人口の定着には男女とも就業の場が不可欠と考えます。民間企業の活性化策と産業振興策も 同時に考え、計画を練るべきではないでしょうか。したがって、中身を充実させ、委員会の名称も村 上市人口増加対策委員会とし、市を繁栄させるビジョンを打ち出し、三条市のように戦略プログラム をつくってはどうでしょうか。   3、このことについて議会と連携して取り組む考えはないか、市長のお考えをお伺いいたします。   大きい4番目、市職員の対応と行政サービス改革について。市の職員は公僕ですので、市民に奉 仕する人であってほしいと思います。対応が親切ではなく、時間がかかったり、威張っている職員も 見受けられます。また、職員で自分の名刺をつくっていない人がいるのにはびっくりします。自分の 仕事と立場に責任を持って仕事をしている自覚があれば、きちんと自分の名刺を携帯すべきと考えま す。上司が部下を叱るぴりっとした指導をしていないのではないでしょうか。以下についてお伺いし ます。1、窓口サービスの充実と改革はどのように進められているでしょうか。   2、全職員の接遇能力向上のため、どのような努力をしているでしょうか。   3、係の人がいないとまるっきりわからないことが往々にしてあります。業務知識の共有化を図 る努力はしているでしょうか。   4、質の高い行政サービスをするため、行政のプロとして仕事が求められています。村上市はど のような指導をしているでしょうか。   5、市民の不満の声を聞く方法として鶴岡市のように市長へのはがきをつくってはどうでしょう か、再度お伺いいたします。   以上ご答弁をいただいた後、再質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、片野議員の4項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、自衛隊についての1点目、日本が独立国として存続するには抑止力としての軍 隊(自衛隊)が必要と考えるが、市長の考えを伺うとのお尋ねについてでございますが、自衛隊は日 本国憲法のもと、専守防衛に基づき、我が国の平和と独立を守り、また国民の生命と財産を守ること を任務としており、さらには災害等の際に被災地への派遣や国際連合の平和維持活動の福祉的任務に 当たっており、その存在、果たすべき役割は大きいと考えております。   次、2点目、5月26日、岩船港に沿岸防備のミサイル艇「うみたか」が寄港し、一日だけ一般公 開され、予想の5倍近くの方が見学したが、港の利活用として市長の所見を伺うとのお尋ねについて でございますが、5月26日は天候にも恵まれ、日曜日とも重なったことで、特に寄港した時間帯には 港付近は歓迎する多くの市民等でにぎわいました。岩船港に入港できる艦艇が航海の途中に寄港して もらえる場合には地元の人たちとの交流や乗務隊員に地元産物消費や観光をしてもらうことが経済効 果もあり、港の活性化にもつながるものと考えております。   次に3点目、今回の寄港歓迎式は村上市自衛隊協力会と自衛隊艦艇の寄港を歓迎する会の共催で 行われたが、8月に寄港する予定の掃海艇2隻の歓迎式及び歓迎レセプションについて、他市の場合 はほとんど自衛隊協力会の主催で行っている。どのように考えているかとのお尋ねについてでござい ますが、本市には自衛隊艦艇の寄港を歓迎する会があり、これまでも自衛隊艦艇が岩船港に寄港した 場合には歓迎レセプション等を率先して行っていただいているところであります。今後とも自衛隊協 力会と自衛隊艦艇の寄港を歓迎する会とが互いに協力、連携して受け入れ対応をしていくことが望ま しいと考えております。   次、4点目、新発田市には陸上自衛隊第30普通科連隊の新発田駐屯地があり、市にもプラスにな っていると聞いており、柏崎市や酒田市は港の活性化の観点からも海上自衛隊の艦艇をなるべく寄港 してもらえるよう防衛省へ積極的に陳情活動を行っていると聞くが、市長の考えを伺うとのお尋ねに ついてでございますが、海上自衛隊の艦艇等が岩船港に寄港するのは艦艇の給水補給や乗務隊員の休 養、地域住民等に対する自衛隊の広報活動等を目的に寄港しているものであります。今後とも自衛隊 新潟地方協力本部に対して艦艇等が航海途中に寄港できる場合には広報活動をしていただくよう要望 してまいりたいと考えております。   次、2項目め、村上総合病院の跡地利用についての1点目、市と商工会議所が音頭をとり、村上 総合病院跡地利用検討委員会を立ち上げ、広く若者や地元の意見を聞いてはどうかとのお尋ねについ てでございますが、村上総合病院跡地利用や村上周辺のまちづくり計画については今後まちづくりプ ランを策定する中で検討してまいりますが、議員ご提案の件につきましては市民の皆さんの声をお聞 きする一つの手法として参考にさせていただきます。   次、2点目、跡地には厚生連の力を得て、民間経営の物産センターや鮮魚センターを置いたり、 また公設民営の情報発信館をつくり、村上を内外に発信し、多くの人が集まるようにしてはどうかと のお尋ねについてでございますが、村上総合病院の跡地利用については統合保育園の構想を持ってお りますので、議員ご提案の件につきましては今後の検討の中で参考とさせていただきます。   次に3項目め、市の人口減少問題対策委員会についての1点目、民間の人でアイデアの豊富な人 や事業を起こしてきた人、またやる気のある人の提言、発想、意見、知恵をもっと取り込むべきでは ないかとのお尋ねについてでございますが、さきの市議会全員協議会でも自分たちで足を運んで市民 の意見をよく聞き、それを事業に生かしていくようにとのご指摘をいただいているところであります ので、各作業部会におきましてそれぞれの視点での市民の皆様の意見をお聞きする方法を1回目の会 議から議論させていただいているところであります。ご指摘の点を念頭に検討を進めてまいります。   次、2点目、民間企業の活性化策と産業振興策も同時に考え、村上市人口増加対策委員会として 繁栄ビジョンを打ち出し、戦略プログラムをつくってはどうかとのお尋ねについてでございますが、 村上市人口増加対策委員会という名称はともかく、定住人口の確保に民間企業の活性化、産業の振興 は欠かせないものと認識いたしております。村上市人口問題対策委員会に設置しました雇用創出部会 では、議員のご指摘の産業の活性化に向けた検討を進めることとしておりますので、今後の議論の中 で具体的な計画を積み上げていきたいと考えております。   次、3点目、村上市人口増加対策に議会と連携して取り組む考えはないかとのお尋ねについてで ございますが、市議会との連携につきましては人口減少問題にとどまらず、大切なことと考えており ますので、検討を進める中において必要に応じて随時ご報告させていただき、ご意見をいただきなが ら連携を図って進めてまいりたいと考えております。   次、4項目め、市職員の対応と行政サービス改革についての1点目、窓口サービスの充実と改革 はどのように進められているかとのお尋ねについてでございますが、平成21年度に策定した村上市行 政改革大綱前期実施計画において窓口の総合化や窓口サービスの充実を実施項目として取り組みを進 めてきており、窓口関係部署によるサービス向上に向けた検討を行い、来庁された市民が利用しやす く、また窓口間の移動で負担感を感じることが軽減されるような取り組みを行うなど、職員の対応を 含めた窓口環境の整備に積極的に取り組んできております。また、平日、夜間の延長窓口の取り組み に関しましては本庁及び支所での利用状況を踏まえながら、サービスの充実とともに効率化も含めた 取り組みを進めてきているところであり、今年度からの後期実施計画においても休日窓口の検討を行 うなど、引き続き市民が利用しやすい窓口サービスの提供に努めてまいります。   次、2点目、職員の接遇能力向上のためにどのような努力をしているかとのお尋ねについてでご ざいますが、接遇の研修につきましては県内市町村新採用職員の合同研修の際、基本的な接遇につい て研修をしております。また、昨年本市として独自におおむね35歳以下の職員約180人を対象に、外 部講師を招き、電話での応対を中心にした接遇研修を行っております。接遇研修は、今年度も内容を 変えて実施いたします。新採用職員等若手職員だけでなく、係長、課長補佐、課長等各階層の研修に おいても職場の危機管理にかかわる者として接遇について研修する機会があります。これら研修に加 え、庁内で接遇に関する苦情や好意的なご意見をいただいた場合、職員に周知し、接遇の参考事例と して共有することとしており、各種取り組みを継続し、職員の能力向上につなげるよう努力をしてま いります。   次、3点目、業務知識の共有化を図る努力はしているかとのお尋ねについてでございますが、各 課、室、係の業務については業務ごとに正副の担当者を決めるとともに、上司がその総括を行う体制 になっております。また、各課では課や室、係などの単位で定期的なミーティングを実施し、その 時々の業務進捗状況の確認や情報の共有化を図っております。全庁的には市長以下課長級職員で構成 する庁議において情報の共有化を行っており、庁議結果は各課長から各課職員に伝達しております。 このほか全庁的に共有化が必要な情報につきましては、パソコンによる庁内ネットワークを活用し、 職員に周知するようにしております。担当がいないと他の職員が内容を把握していないことがあると のご指摘でございますが、改めて共有化の手法を確認し、徹底してまいります。   次、4点目、質の高い行政サービスをするため、行政のプロとしての仕事が求められているが、 市はどのような指導をしているかとのお尋ねについてでございますが、これまでも職員の階層別によ る研修や担当業務などにおける専門研修を受講させ、能力の向上に努めているところであります。ま た、先ほどもお答えしたとおり、昨年度からは本市独自の研修として管理職を対象とした危機管理研 修や若手職員を対象とした接遇研修を行ってきており、今年度も引き続き実施するとともに、今後は 民間企業などの外部研修を検討するなど、職員の資質能力の向上に努めてまいります。   次に5点目、市民の不満を聞く方法として、鶴岡市のような市長へのはがきをつくってはどうか とのお尋ねについてでございますが、ご提案の件は昨年の第4回定例会の一般質問において現在本市 が行っている市政提案について、より効果的にご意見を伺う方法として、鶴岡市や米沢市、会津若松 市などの取り組みの具体的な例をお示しいただきながらご提案をいただいたものでありました。現在 の本市の市政提案制度につきましては、市民の不満を記するというよりも、文字どおり市政への提案 と意見、要望というようなことで、本庁の市民ホールなどに提案箱を設置するとともに、ホームペー ジからも提案できるようになっているものであります。ご提案の米沢市や鶴岡市の方式を検討いたし ましたが、当面現状のやり方を継続してまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ありがとうございました。   最初に、自衛隊の件でありますが、独立国サンフランシスコ講和条約ですか、調印して、翌年に 27年の4月28日ですか、もう日本は6年間の占領下にあったものが独立したということですので、や っぱり独立国として存続するにはどこの国も軍隊、これは必要だと思いますので、その辺については 市長も見解をお伺いしましたので、ありがとうございました。   それから、「うみたか」が寄港したとき、本当は新潟市に西港に2日間とまりまして600人だっ たのです。だから、岩船1日だから300人ぐらいだろうと予測していたところが、艇長のお話では1,4 50人ということでございました。いろいろ先ほどのご答弁でも地域の地元経済にもやっぱり少なから ず寄与するので、港の活性化にもつながるというお考えだということで、私も同感であります。それ から、新発田市さんにもお聞きしたのですが、自衛隊駐屯地があるわけですけれども、そのための市 及び市民へのプラス面ということでちょっと聞きましたら、書類でいただいたのですが、1つは一番 大きいのは災害時の迅速な対応、市内経済への貢献、約700名ぐらいいるわけですから。隊員並びに その家族の定住による人口確保、人口がふえるわけです。地域社会への貢献として、各種行事への参 加、盆踊りを毎年自衛隊主催でやっているとか、マラソン大会の支援とか、ボランティア、清掃活動、 地域祭り行事への参加、民謡流しなんか、各地の防災訓練に参加、自衛隊音楽隊の演奏会、新発田駐 屯地記念行事とか、こういったものをやって地域へも貢献されていると。さらに、防衛省から国有提 供施設の助成交付金というのが何百万来ているようであります。例えば人口がふえると、これは経済 的にも寄与するわけだと思うのですが、財政のほうで村上市、例えば人口1人ふえた場合に、家族も ある人もありますけれども、国から来る交付税、これはどのくらいプラスになるのですか。おおよそ。 財政です。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(菅井晋一君) 交付税の仕組みとしては、人口というのはさまざまな項目に人口の項目 がありまして、そこで積算されるわけでありますが、交付税は地方の例えば自主財源の少ない自治体 がその不足分を国が補填するというのが交付税の仕組みでありますので、一概に1人ふえたから幾ら ふえますということではありませんので、なかなかそういう計算はできないのかなと思っております。 〇25番(片野鉄雄君) いろいろ計算方法あるのでしょうけれども、やはり人口によって村上市のよ うな場合は国から来る交付税も加算されると、面積が広ければ道路のそういった交付金というのです か、そういったものをプラスになったり、いろいろ計算方法があると思いますが、やはり人口がふえ るということは地域経済の消費にもつながりますし、やはりそれは寄与していると、そういう意味で の寄与しているということになるのではないでしょうか。例えば漁協の方にも、これは聞いてきたの ですが、休漁期というのがありますね、7月、8月、こういうときに掃海艇の訓練を岩船港の沖で何 日かやると、その間当然滞在もするわけですけれども、そういったこと、柏崎市さん、高田市さん、 この話は旧機関筋から私お聞きしたのですが、陳情に行っているということですね。防衛省にやはり 陳情を行っているのですが、先ほど市長のご答弁では新潟地連のほう、新潟地方協力本部ですか、自 衛隊の、そちらのほうにまたお願いするというお話もあったようですが、この掃海艇が岩船沖で休漁 期に訓練できるとなれば、当然漁業補償なんかにもつながるでしょうし、私は今後十分検討に値する のではないかと思っています。そんなこともありますので、参考にしておいていただければありがた いと思います。   次に、村上総合病院の跡地利用についてであります。商工会議所と市が跡地利用検討委員会を立 ち上げたらどうかということにつきましては参考にさせていただくということでございますし、また 物産センターとか鮮魚センター、情報発信館、これも今後参考にさせていただくと、こういうお話で ございました。3つの保育園、私回ってきたのですけれども、特に建物が傷んで危険な状態というこ とでもありませんでしたけれども、強いて言えば駐車場が狭い……第二保育園、庄内町のほうで駐車 場が狭かったり、山居町保育園の場合は駐車場、ほかのところ、村上奨学会館とか、ああいうところ 借りたりしているようですが、特に今のところとりたてて統合しなければならないというような感じ を受けてこなかったのですが、むしろ駅前のあのあいた場所を多くの人が集まる、そういう知恵をや っぱり働かせてやったらどうかと。だから、JAさんが村上高校のちょうど反対側に420坪ですか、 土地を確保して、来年春JAふれあい市ですか、100坪ぐらいの建物建ててやるというようなことを 決定したようでありますが、本当はこういった鮮魚センターとか農協の野菜関係、そういったものを 一緒に抱き込んでというか、一緒になって跡地に持ってくれば一つの方法なのではないかなとは思う のですが、それはいろいろJAさんで建てる今のふれあい市も仮設的なものにしてもらうとか、柔軟 に対応してもいいのではないかと個人的に思っていますが、ぜひ検討委員会でどういう内容になるか、 大いに議論してもらいたいと思うのですが、そこでちょっとお聞きします。これ検討委員会は所管が 政策推進課ですよね。そうですね。これは、ブレーンストーミングという手法でやられていますか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) まだ具体的な検討には入っておりませんが、その中でブレーンス トーミングという方法についても手法としては考えられるものかなというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) これ人口減少ではなかったですね。跡地利用でした。済みません。   この検討委員会でも立ち上げてやる、検討していくということでしょう。そのときにぜひブレー ンストーミングでやっていただきたいと、大滝市長、いわゆるいろんな意見出たら、それを否定しな いわけですよ。みんな言ってもらうわけです。こんなふうにしたほうがいいのではないか、こんなの があればいいのではないかというのをとにかく意見を出してもらうのですよ。そうしないと決まった 形の意見で、何か活発な意見出ないでしまう。ぜひとっぴな意見とか、そういったものも大事にして やると、そしてアイデアを盛り込むということで、市長、これぜひ跡地利用については保育園に決定 したということでなく、今後保育園も含めて検討していくという考えでよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 村上厚生連病院の跡地につきましては、厚生連が移転して、今ある建物を解 体すると約五、六年はかかるわけでございますので、それからの話になりますので、今村上市として その時点になるとどうしても村上の保育園の移転問題が浮上してくると、考えていかなければならな いというような局面に当たるというようなことを考えると、私どもは今の構想としてはそこが保育園 の最適地ではないかというようなことでありますので、決定ということではなくて、これから今片野 さんがおっしゃったようなこと、あるいはいろいろな方々がいろいろなご意見を持っていると思いま すので、いろいろなご意見をお聞きしながら、最終的にどれがいいかというようなことを決定してい くのが常道ではないかなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 今回まちづくりプランの中でも検討していくというお話ございましたけれど も、国土交通省の地方都市リノベーション・コンパクトシティー構想があるのですが、これは市長、 ご承知でしょうね。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然知っております。 〇25番(片野鉄雄君) ぜひこういった制度も十分活用して、にぎわうそういったまちづくりを目指 してもらいたいと思っております。   次に、人口減少問題でございます。これもちょっと関係あるのですが、今後具体的計画立ててい くということでございましたけれども、この厚生労働省の人口問題研究所の発表で村上が今6万6,00 0が4万1,000になると、佐渡も6万2,000が3万7,000になると、こういう予想ですけれども、推計で すけれども、これは、ああ、そうですかでなくて、やっぱり非常に深刻な問題でありまして、特に雇 用創出部会、これは先ほど検討していくということですけれども、いわゆる市民のいろんな方々の提 言あるいはアイデア、こういったものを検討していくということですが、市報でも募集したらどうで すか。募集するようなこと、職員の提案制度も有効活用するということをうたっていますが、どうし ても市役所の中にだけいると発想がもうやっぱりどうしても限られてきます。全然事業やっている人 とか、民間からそういった方々の意見、提言をどんどんやっぱり取り込むべきではないかと思うので すが、再度お聞きしますけれども、そういった民間への方々を募集して、雇用創出部会に意見を反映 をさせると、これについてはどんなふうにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 人口減少問題につきましては、いろんな施策が考えられると思いま す。その中で4つの作業部会に分けて、今検討しているわけですが、一緒にそういった部会、審議会 のような形でお聞きする方法もあるでしょうし、各部会ごとにそれなりの方々、また団体のほうに足 を運んでお話を伺うとか、さまざま聞くにしても一つの審議会をつくって10人とか15人の中から聞く よりも、それぞれの部会で必要とする情報、必要とする団体、それから地域の皆さん方の声をではど んなふうに聞けば一番生かせるような声が聞こえるのかというようなことを今検討しておりますので、 今後その審議、作業を進める中で具体的に聞き方にしても、聞き方については検討していきたいと思 いますし、さきの全員協議会でもご指摘いただいたとおり市役所の中だけにいるのではなくて、地域 に足を運んで皆さんの声を聞くようにというようなご指摘もありましたので、その言葉を念頭に置き ながら作業を進めてまいりたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ぜひ柔軟な発想でお願いしたいと思います。三条市の経済部に営業戦略室っ てあるのですよね。これホームページ見てもらえばわかるのですが、これ市役所の中ですよ。営業戦 略が書いてありまして、地域ブランド構築事業とか、新市場開拓推進事業、農商工連携事業、情報発 信事業と、こういうのやっているのですよ。それで、これチェックシートというのがありまして、行 政評価制度あります。例えば農林業振興はどうだった、農業はどうだった、林業はどうだった、もの づくりはどうだった、新分野はどうだった、産業連携はどうだった、卸し流通機能は強化されたか、 観光部交流は推進されたとか、雇用の安定促進はどうだったと、これはさっき聞いたのですけれども、 議会とか一般の市民の方にも聞くのですね。それで、チェックするのは政策課の職員なのですが、そ ういうふうにして各項目ごとに営業戦略のほうでこれはよくできたかとか、点数つけると、そういっ たことを毎年やっているのですよ。このぐらい熱心にやはりやってもらいたいと思います。ぜひ三条 市の営業戦略のやり方を参考にしてもらえばありがたいと思っております。   それから、中小企業というのが……ほとんど中小企業ですから、元気出すというのが非常に大事 です。昨年12月議会で村上市も中小企業振興計画をきちっと打ち出したらどうなのだと、それに対し て市長のほうから今後検討していきたいと、中小企業振興基本条例、これについてはどうですか。市 長、年度内に制定するようなお考えございますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 年度内と言われると、はい、わかりましたとはちょっと言いかねますけれど も、やはり必要な施策の一つでありますので、十分に検討してまいりたいと、そのように考えており ます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ことし2月に中小企業庁が小規模企業の支援、そういったのを提言してまと めまして、これは新聞に出ていたのですけれども、13年度当初予算にもかなり盛り込んでおります。 このことは、政策課長、わかりますか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇25番(片野鉄雄君) 小規模企業の支援事業ですね。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 申しわけございません。今把握してございませんでした。 〇25番(片野鉄雄君) まだ見ていないですか。ぜひこういった情報もいち早くキャッチして、例え ば小さい企業が大事だということですよ。これは、経済産業省が提言をまとめて、中小企業庁が政策 を予算化したということですけれども、例えば小規模事業の活性化補助金として200万限度で3分の 2の補助あります。それから、ものづくりの小企業が行う場合に1,000万限度で3分の2補助、それ から小売業者がイベントやったり集客力向上の、そういった事業やるときに補助をしたりとか、いろ いろ事業ありますが、ぜひこの辺は商工会議所とも連携しながら研究してもらいたいと思いますが、 いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 雇用創出部会の範疇に入るかなというふうに思いますが、議員ご提 言の件につきましてもあわせて検討したいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) それと、ことしの3月に会派で長野県小布施へ行ってきたのですよ。これは、 ハイウェイオアシスの関係で、総合公園非常に活気があったのですが、同時に非常にいろんなことを 教わって、後から資料もらったりしたのですが、人口は1万1,000人で、市長、これは42億なのです よ、予算規模が。それが観光客が狭いところにもう年間120万来ている。人口は1万1,000から減らな いのですよね。大体横ばい。それで、一番驚いたのは道路整備してまちを直すに、やっぱり町屋風み たいな形で直っていましたけれども、ほとんど民間の力でやっているのです。行政の力かりないで、 事業を、そういったこと。議会には政策立案常任委員会というのが常任委員会としてあるのです。7 人で政策立案する、そういう委員会です。常任委員会です。それで、年間120万の観光客来るのであ れば、村上であれば700万からの観光客来ることになります。その中で特に感心したのは、新規就農 者の支援ということ、農業と文化を非常に大事にしているのです。こういった小布施町新規就農プロ グラム「就農指南之書」というのをこの昔の侍さんが農業やっているような、こういうのつくりまし て、それでこの小布施町農業を始める方、住居とか、そういうのみんなお世話しましょうということ で、2,300万の予算なのですよ。これ継続してやっているのです。農業する人来てくださいというこ とです。それから、小布施ブランド戦略というのもやっています。これも3,000万かけて小布施のブ ランドを商品をつくりましょうということで、そのぐらいお金かけてやっているのです。村上市は、 市長、このブランド戦略というのをどんなふうにして、どのくらい予算でやっていますか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 通告なかったのであれですけれども、村上市のブランド戦略を多分やってい ないことないと思うのですけれども、大体1,000万でどんなことやっているぐらいのこと、ぱっと担 当課長さん答弁できなければうまくないと私は思っていますよ。   それから、景気対策として住宅リフォームをやっていますね。これは驚くなかれ、去年は工事費 の30%、30万まで出したのです。ことしというか、その後の昨年は2,000万の予算で工事費の20%、 最大20万ということでございます。それで、地元の業者にやらせると、こういう施策もやっているの です。これが42億の規模の小布施町です。非常に密着した、そういうきめ細かい仕事やっています。 市長、この住宅リフォーム、私も昨年住宅改築の補助事業、そういったものを2,000万程度の財源で どうでしょうかと申し上げたのですが、これについては同じですか。来年度検討したいなんてことは 出てきませんか。 〇議長(板垣一徳君) 大変失礼しました。市長。 〇市長(大滝平正君) さっきから何答えていいかちょっと戸惑っているのですけれども、住宅リフ ォームという名前は住宅リフォームではないですけれども、村上市は住宅リフォームにかわるべきも のを数多く取り入れて、住宅リフォームと同じようなものをやっていますので、引き続きそういう方 向で進んでいきたいと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) そういったことも前向きに検討したいというふうに私は受けとめましたけれ ども。   それから、最後の問題でございますが、ちょっと私もフェイスブックにも載せておきましたけれ ども、市の職員、村上市の服務規程の第3条、職員は勤務の公共性を自覚し、市民全体の奉仕者とし て公共の利益のため、民主的かつ能率的な職務を遂行しなければならないと。第4条に職務を〔質問 終了時間10分前の予告ブザーあり〕行う場合の対応については、親切かつ丁寧でなければならないと、 こうはっきり市の服務規程に載っているのですよ。いろいろ研修したりしてちゃんとやっているとい うお話でございましたけれども、親切、それはべたべたする必要は何もないのですけれども、親切か つ丁寧ということは非常に意味のある言葉だと思いますよ。しゃくし定規な応対とか、つっけんどん な応対、そういった職員の方もまま見受けられます。これは、親切、丁寧と言いません。そういった ことをあれですか……課によってもやっぱり違います。先ほどはいろいろ課長さん方も研修している というお話でしたけれども、課長さんも掌握、その課でうまくやっているかどうかというようなこと を把握はどこでされているのですか。総務課ですか。副市長ですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今ご質問いただいた件でございますけれども、これについては特に若い 方を対象に昨年度も研修をしておりますし、今年度も約180名の若い職員を集めて、その辺研修をさ せていただくということで計画をしておりますし、来庁されたお客様の対応につきましては全部の課 で毎朝ミーティングをやっておりますし、あるいは係、課の打ち合わせ時におきましても当然指導し ているところでありますし、各課長、管理職については、それはどのように行われているかというこ とについて十分部下の指導には当たっているところでありますが。ただ、一、二やはりそのようなこ とも話としてまいっておりますので、その部分につきましては私どものほうに来たものについては担 当課のほうに注意をしまして、担当課長より部下に注意をしているというようなところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 全庁的なものについては庁議の場でそういう声が聞こえるとか、そう いうここを直してくれとか、そういうのは私のほうで指示をして、市長ほうで指示をして、徹底する ようにというような指導はさせていただいております。また、各支所については私が5月と11月に各 支所を回りまして、それぞれ管理職につきまして会議を持ちまして、そういう情報を提供しながら、 また接遇また本当に綱紀粛正についてその都度指導をしているところであります。ことしから各支所 もワンフロアになりまして、非常に活気がついてきたなという感じも受けております。そういう苦情 というのは余り聞こえてきませんけれども、どの辺で聞こえてくるのか、その辺も含めて、また情報 をいただきながら、直せるところはしっかりと指導をしてまいりたいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 村上市の行政改革大綱の24年度までの中に接遇に関して職員の自己評価の実 施ということ、これ終わったと出ていますね。これは、評価は自己評価、自分で自分を評価したので すか。例えば24年度実施したとなっていますが、接遇に対して自分はマニュアルどおりにやったとか、 第三者が評価するのではなくて、24年度に実施したとなっていますが、これ自分で自分を評価したと いう理解でよろしいのですか。課長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これにつきましては、人事考課制度の中でいろいろ目標を定めて、接遇 だけでなくて、業務面につきましても目標を設定して、職員それぞれが取り組んでいるわけでありま すけれども、それに対して上司の評価ということで取り組んでおります。まだ試行の段階でございま すけれども、その評価につきましても全管理職ができるだけ平準化できるような形で今取り組んでい るところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 参考に、三条の場合の行財政改革のこれを見ますと、最初に市の経営理念と いうのが出てくるのですよ。選ばれて〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕世代まで住み継がれ る、一人一人が行政のプロフェッショナルとして主体的に行動するとか、理念が出てきまして、その 次に目標達成の14の方策、それから数値目標とか財政目標、具体的にこういう毎年この戦略プログラ ムつくって、市長以下職員一体になって取り組んでいるやり方しております。   時間もなのですけれども。それで、25年度後期の行政改革大綱、これは窓口サービスに関して、 これ民間企業とか外部に研修する制度、外部研修制度の検討ということになっていますが、今年度は 民間企業に派遣実施する予定ありますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 職員の研修につきましては、先ほど市長申し上げましたけれども、県等 で実施しているもの、また私ども独自でやっているもの、それと技術的なものとか専門的なものもご ざいます。それらについては引き続き実施してまいりたいと思いますし、また民間の研修という部分 についてもぜひとも今年度取り組んでまいりたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) ぜひ民間のコンビニでもスーパーでも、スピード、親切、丁寧、正確に、こ れをモットーに、もうちょっと待たせてもお客さんが次のレジへどうぞ、何番窓口へどうぞとか、す ぐですよね。このくらいサービス、民間そうしないと生き残れないのですよ。役所はそんなことしな くて生き残れるから安心しているのですよ。全く観点が違う。郵便局も民間になったせいかすぐもう 待たせないですね。このぐらいの配慮がやっぱりあってもいいと思いますよ。三条ではないけれども、 税金を有効に生かすという観点ですよ。それが公僕ではないかと私は思っております。ぜひ民間の企 業で研修して、民間の厳しさ、スピード、親切、そういったことを十分に取り入れてもらいたいと思 っております。   まだ聞くこといっぱいあるのですけれども、一応終わります。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) これで片野鉄雄君の一般質問を終わります。   午後2時5分まで休憩します。           午後 1時47分  休 憩                                                        午後 2時05分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、16番、姫路敏君の一般質問を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 姫路敏です。議長の許可が得られましたので、これから一般質問を行います。 私の一般質問は3つでございます。   まず最初に、蒲萄スキー場の営業再開についてでございますが、5月の全員協議会の場で蒲萄ス キー場の再開について担当課より説明がされましたが、再開に向けて今後どのように運営していくの か、具体的な方策を聞かせていただきたいと思います。   2番目として、村上総合病院の移転について。村上総合病院が駅西に移転されることに伴って、 村上市の駅周辺はもちろんですが、全般のまちづくりについて聞かせてください。特に病院跡地利用 については、第一保育園、第二保育園、そして山居町保育園の3保育園を統合させる方針を市長は打 ち出しておりますが、なぜそのような考え方が出されたのか聞かせてください。   3つ目、3月定例会での市長発言についてですが、本年3月議会、村上市地域密着型サービス等 事業所事前協議事業者の選定に関する一般質問の中で、市長から村上市行政に対して事業者の営業努 力を促すような発言がございました。この発言の真意について聞かせていただきたいと思います。   以上、3点でございます。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、姫路議員の3項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、蒲萄スキー場の営業再開についてのお尋ねでございますが、蒲萄スキー場は 「元気“eまち”村上市」をキャッチフレーズに掲げ、地域の元気づくり、市民協働のまちづくりを 進める本市にとって地域の活性化を図る上でも重要な施設であります。日本海東北自動車道の朝日ま ほろばインターチェンジからあつみ温泉インターチェンジ間の年度内事業化が決定し、インターチェ ンジも蒲萄スキー場近くに建設されることから、ますます利便性が向上する観光施設の一つでありま す。また、地域の農業関係者などの冬期間の雇用の場としても重要な役割を果たしております。具体 的な運用の方策ですが、冬場の親雪、利雪活動の一環として、雪に親しむよう広報活動を実施すると ともに、初心者教室の開催や誘客イベントの開催などを行い、市民の健康増進、青少年の健全育成を 図ってまいります。そのために関係者と連携し、蒲萄スキー場の魅力をさらに高めることと、おもて なしの心を高めることを重点に置いて取り組みます。蒲萄スキー場の魅力は、小規模ながら近隣ス キー場にはない中上級者を魅了している変化に富んだゲレンデと、豊富で良質な雪質にあり、レベル の高いスキーヤー、スノーボーダーが集まっております。蒲萄スキー場は、本市唯一のスキー場であ り、子供たちの教育、そして生涯スポーツ、市民の健康づくりの施設として市民、地域、スキークラ ブなどが協働して運営するような体制づくりを目指します。それを実現するため、広く市民に呼びか け、ワークショップを開催し、行政だけでなく、市民の意見を広く聞き、運営に参画していただきた いと考えております。具体的なアイデアとしては、農家民宿や朝日みどりの里などと連携した誘客促 進策として大学などのスキー合宿の誘致、初心者や家族連れなどにも楽しめるイベントの開催、レス トランメニューの改善などを図ってまいりたいと考えております。学校教育とも連携し、蒲萄スキー 場を利用していただき、雪国に生まれ育った全ての子供たちにスキーのできる環境を提供してまいり たいと考えております。そのためにレンタル用品の充実も図ってまいります。また、おもてなし面を 向上させるために安全で安心できる整備を行い、市民の地域スキークラブ等との連携を深め、お客様 を温かく迎えるための従業員教育を徹底し、サービスを向上させるとともに、スキー場を活用した地 域の活性化に貢献できるスキー場運営を目指します。   次、2項目め、村上総合病院の移転についてのお尋ねでございますが、平成24年9月にお示しい たしました厚生連に対する支援方針でも述べましたとおり、村上総合病院が現在地から新築移転する ことになった場合にはまちづくりプランを策定し、地域の活性化を図ることにしております。病院が 移転した後の跡地利用、旧ジャスコ跡地の利用、村上駅の連絡通路、駅前広場及び道路等の整備、村 上駅周辺の活性化策などについてのプランであります。また、村上総合病院跡地の総合保育園構想に つきましては、市街地にあります第一保育園、第二保育園及び山居町保育園が築30年以上経過し、施 設の老朽化が進んでいることから、保育ニーズに対応した施設整備を図り、保育環境の整備を行い、 少子化対策、子育て支援を行う必要があると考えているものであります。なお、今後は市民の皆さん、 関係団体の皆さんのご意見等をお聞きしながら検討を進めてまいりたいと考えております。   次、3項目め、3月定例会での市長の発言について。村上市地域密着型サービス等事業所事前協 議事業者の選定に関する一般質問の中で村上市行政に対して事業者の営業努力を促すような発言の真 意についてのお尋ねでございますが、このときの公募では応募する事業者の独自性のある計画として いただくために市有地の利用もできるという含みを持たせながら全市を対象とし募集したものであり ます。本市の遊休地は有効利用する方針であり、その活用を考えるにはある程度の事業者の努力も必 要ではないかということで発言したものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、再質問いたしますが、まず最初に蒲萄スキー場の件なのですか、 今いろいろと蒲萄スキー場の件でご答弁いただきましたが、蒲萄スキー場の再開をするかしないかと いう部分についての一番の判断の大事な部分、これは商工観光課長何だと思いますか。再開しようか しないか、その一番判断の大事な部分、何ですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) スキー場の再開につきましては、何といいましても商工観光担当と いたしましては青少年の健全育成と市民の健康づくり、こちらのほうをまず優先に考えたということ でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 一応そういうことも確かに言えるでしょう。私は、この判断材料で一番大事 なことは、営業していって、運営をしていって、収入と支出がまずきちんととれているかどうか、こ こにあると思うのです。営業していくということを前提に考えれば。そして考えると、実績からいう と毎年ワンシーズンなのですが、約3,500万ずつかかります。3,500万ぐらいかかるのに、収入はいろ いろな使用料、リフト使用料等を含めて1,000万ですよね。この1,000万という数字が何とこの資料を 見てわかりますけれども、これ商工観光課から5月にいただいた資料、これをもとにして言いますが、 2番目の蒲萄スキー場を再開する場合の営業経費の中で収入の部が平成25年度1,000万が平成34年度 になっても1,000万、私そこに丸つけて、鉛筆書きで3,500って書いておいたのですが、せめてその目 標の3,500になれるようなやっぱり収入のシミュレーションをつくって初めて動き出すと、私はこの ように思っているわけでございます。そして、またその資料の3番目、蒲萄スキー場の利用者数見込 み、これが平成25年度7,000人、これは実績として今まで7,000人だったということをあえてそこで表 示したのだろうけれども、5年後の29年には7,700、いわゆる担当課のその方向性の中では5年で10 %アップさせようというのがそこの中に入っているのだろうと思います。しかし、それが2番のシミ ュレーションの中に反映されていないのですよ。この場合、客単価でいうと1,450円ぐらいの客単価 があるわけですから、掛け算すればすぐ出てきます。最低でもそれ以上のものをこの収入のところに 入れていかないといけないのではないかと。   もう一つ、この資料の雇用の状況のところ、私ここで鉛筆書きして書いておきましたけれども、 職員1人当たりの支払った1日の給料、1人にどれくらい払ったのだよというやつですね。平成23年 度が一番高うございます。今までの実績の中では。やめた前年度の。7,683円1日に1人に支払って いる。ところが、平成25年度、ことしに割り算すればすぐ出てきます。7,776円で過去一番最高の金 額が載せられているわけです。何を言いたいか、私は再開に伴ってのこの収支等のシミュレーション を見る限り、やめてくださいと言いざるを得ません。はっきり言って。こういうような中で蒲萄ス キー場の再開をしてもどうなのだろう。この辺は商工観光課長として、この資料について含めてどう いうふうにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 先ほども申し上げましたけれども、蒲萄スキー場につきましては収 支だけが全てではないと、やはり地元の子供たちの冬場の健全育成や、それから市民の健康づくりの ためにはやはり必要な施設だなというようなことで考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 確かに市営スキー場として収支のことだけを言っていたら始まらないではな いかという、そういう考え方もあろうかと思います。でも、ワンシーズンに2,000万から2,500万、強 いて言えば今度設備投資をやれば5年間で1億近い……1億を超えますよね、圧雪車を入れれば。そ れだけの設備投資をやって、そしてやっていくという価値観の問題ですよ。やっぱりそういうところ をしっかりとつかんで、ゴーサイン出していかないといけないのだろうと。たまたま私がその常任委 員会の担当の常任委員会ですので、さまざまとそういうところはまた質疑はしていかなければいけな いのですが、私なりにではどうしたら蒲萄スキー場が再開してやっていけるのだろうといろいろな方 向性で考えました。収支がだめだからやめようというのではなくて、そこに一つ出てくるのが教育委 員会とのコラボレーション、協力体制をいかにしてとれるか、ここだと思うのですよ。その中でこの 資料の裏側のほうに、これ学校教育課長にお願いして小中学生の児童生徒数を書き出していただきま した。これを私なりに整理して見やすく表示したものです。小学生が3,042名、5月1日現在、中学 生が生徒が1,710名、これ合わせると約4,700名です。この小中学生が全て蒲萄スキー場で授業を受け れるような体制をまず私はつくるべきだろうと。朝日地区の方々が生徒児童が滑りに来ているのはわ かっております。ではなくて、もっと広げていく。それを4,700人体制での児童生徒が滑れるような 条件をつけることによって、やっぱり休日になればもう一度お父さん、お母さん行こうよと、子供が 父兄を誘っていけれるような体制がそこでひとつとれていくような気がするのですよ。この件につい てみれば、教育長のほうに先日伺いまして、どうなのだろうというお話をこの一般質問に備えてちょ っと行ってきましたが、その中で教育長のほうからは総論はそのときは賛成ですけれども、各論にな ってくるといろいろな問題も生じてくるだろうと、その中で用具あるいは送迎車両や学校の授業時間、 これについてみれば校長先生の判断によるものが大きいごさいまして、教育委員会がこうせい、ああ せいという問題ではなくて、校長のほうでもその辺はしっかりとやっていかなくてはいけないので、 わかるのだけれども、そういう問題もあるのだろうということも聞いておりますが、教育長、その辺 どうですか。4,700人の児童生徒が蒲萄スキー場で滑れる、いわゆる9年間の義務教育の中で、上手、 下手はともかく、少なくともスキーあるいはスノーボードが滑れるような子供が教育の目標の中にお いて、そして蒲萄スキー場とコラボレーションして立ち上がっていくというような何かそういうもの はできないものでしょうか。いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 先ほど姫路議員とお話ししたときの同じような中身になるかもしれません。 雪国に生まれ育った子供たちが雪を雪害として感じるというものはよくない。要するに雪は確かに自 分たちの生活に支障はあるのかもしれないけれども、雪は自分たちにとってとても有益なものだと、 楽しみでもあるというものとして感じる子供たちをつくっていくことは私は大切だと思っております。 あわせて学習指導要領の中には自然とのかかわりの深い雪遊び、水上遊び、スキー、スケート、水辺 活動などの指導については地域や学校の実態に応じて積極的に行うことに留意することというふうに 述べられております。その地域的、最終的には校長判断でありますけれども、地域の実態に応じて、 当村上市の小中学校も行っておりますし、それがより広がっていけるような環境整備ができれば児童 生徒にとってはありがたいことだというふうに感じております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 本当にまさに教育委員会挙げて、そして蒲萄スキー場と協力し合ってやって いけることが何よりかなと私はそんなふうに思っております。それで、いわゆる収入の部、先ほども 言う、上げれる方法のもう一つ、これアイデアなのですが、よく社会福祉協議会がやりますね。家庭 に茶封筒が回ってくる。500円でも1,000円でもお願いします。私は、もし教育委員会と一緒になって 蒲萄スキー場がしっかりとした運営方針を立てたならば、そういった形の中で2万世帯あります。1 世帯1,000円ずついただければ2,000万になります。簡単な話。そういうようなことまでその関係者、 スタッフで皆さんにこうしたいのだという何かをはっきり言って伝えて、そして動くべきだろうと、 そうすれば収入の一つの2,000万までいくかどうかわかりませんが、ひとつ目標を立てて、そういう ところ。先般県議会議員の片野先生と2時間ぐらいこの件についていろいろとお話ししました。その 中で県で何か補助金あるいは支出金での体制はないのかということで早速調べていただいて、これは 前に教育長に言ったときにも話あったのですが、新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業、今もパイ ロット事業という形で平場のほうで来るときにはそのようなことは申請は校長先生がするということ でやっているとは思うのですが、上限は100万なのですが、リフト代あるいは講師代、それと借上料、 場所の、そういったものがあります。それが100万円いただければ、それでも収入に100万円が入って くるではないですか。そういうところをちょっと目をみはってやってもらいたいなと思うのです。だ から、そういうところを……客数もあります。そして、教育委員会と協力し合っていくこともありま す。そして、県の補助金、支出金をしっかりと見きわめる。探してくる。それともう一つは、1世帯 何ぼとか、そういう協力体制がとれるかどうか。収入をいかにして安定させるか、それに見合うもの にするかという努力がまずやるべきだろうと、こういうふうに思うわけです。さっきここに私鉛筆で 3,500万って書きましたよね。ここに目標と。ここに商工観光課長田嶋さん、あなたが3,500万って平 成34年度のところに書くのですよ、まず。そこから始まるのですよ。そのためにはどうすればいいと いうのが出てくるわけです。ただ、延々と1,000万ではなくて、この辺もう少ししっかりと書いて、 そしてそれに向かうような営業努力も含めて収入のあり方、そして教育委員会とのコラボレーション、 これを図ってもらいたいのですが、田嶋さん、どうですか、その辺。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) まず、誘客の客数の目標につきましては、もう少しふやせるように いろいろな策を考えてみたいというふうに思います。   それから、2つ目の教育委員会とのコラボレーションにつきましては、私の聞いている範囲内で は今年度も教育委員会のほうで県のほうのパイロット事業の補助申請をされているというふうに考え ておりますので、その辺のことは今も取り組んでいるというふうに思っております。   それから、県の補助金等につきましても、それ以外に持てるものがあれば、やはり有効に活用し て、最終的に今議員がおっしゃるように10年後、3,500万という数値にどれだけ、私が書けるかどう かは別にして、より高い数字を目指して努力をしてまいりたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 商工観光課長が10年後に3,500万と書く。そうすれば、それに関係するスタ ッフ、蒲萄のスタッフ、蒲萄のスキー場の本当にやってもらいたい人たち、あわせてこのたび請願に 上げてきて紹介議員になってくれた議員さんたちも、それに向かって出発しようではないかって始ま るのですよ。最終的に34年度のところに1,000万って書かっていれば、それしかならない。それが大 事なのです。ぜひ頑張ってもらいたいと思います。   もう一つ、これ市長にお伺いしたいのですけれども、このスキー場の運営その他ということにな ってくると、スキー場、雪ということになってくると、この人を抜けては語れないという、そういう 人ご存じですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それは、経営面とか技術面とかプロとかいろいろありますけれども、私が… …           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 今思い浮かべるのは、まずスキーヤーとすれば三浦雄一郎、あとはこの辺で いえば平野歩君、ハーフパイプ、まだまだ選手もいますけれども、そんなものかな。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうですね。平野歩夢君、英樹君、彼らはもうすごいです。もう世界で認め られている選手です。これが村上市から出ている。それで、先般英功さん、お父さんとこれもまたじ っくり話ししてきました。今平野君のほうはIMGってご存じですか。インターナショナルマネジメ ントグループ、これはタイガーウッズ、IMGジャパンというと石川遼さん、浅田真央さん、軒並み ずらっと有名選手が、その中に契約しております。契約に入りました。今月の末にそれが決まるとい うことで、オレゴンのほうにアメリカに行って契約してくるという話も聞いております。その前には、 それだけではなくてスノーボードのバートンとか、あるいはエナジードリンクのモンスターとか、そ ういうところと契約しているのですよ、もう。スポンサー契約。テレビではトヨタとかユニクロもそ こに入ってこようとしています。それだけもう有名な選手がこの村上から出ているのです。これをこ のことを平野君にお願いしたら、自分でできることであれば、自分たちでできることであれば、今ま でいっぱい教育委員会にお世話になってきたと。いろんな部分で、練習があればちょっと休まなけれ ばいけないときもある。それでも温かい目で送り出してくれている教育委員会にはいっぱいお世話に なっている。そんな村上市に自分たちでできることであれば幾らでも応援しますよというお声をいた だいております。山形にそのハーフパイプの設備のあるスキー場があるのですけれども、横根スキー 場というところですけれども、そこでいろんな練習をしているということでございます。ですから、 そういうところも見に行って、すぐそこですよ、横根スキー場。ハーフパイプをつくればいいという わけではないですが、そういったことで彼らが来ればもう有名人です。彼らが来れば少しの宣伝効果 もあるだろう。ですから、そういうことでこの地元にある蒲萄スキー場を何せかんせ採算もやっぱり 見逃せない。合うようなことでかかってもらいたいというのが一番なのですよ。市長、どうですか。 その辺の考え方。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 平野君とは私も何回も話をさせていただいております。夏場は、ご案内のと おり瀬波のあの外観から見るとぼろっちいですけれども、中はしっかりと越後杉でつくった練習場で 練習を励んでいるわけでございまして、冬場がないということで、今横根スキー場でやっているわけ でございますけれども、本当に村上が生んだソチオリンピックの第一候補者であると私も認識してい るところでございます。先ほど来お話しありますように、蒲萄スキー場の意義でございますけれども、 当然冬場における親雪、利雪、雪国の子供たちが雪と親しまないでいいのかということはもちろんあ りますけれども、最終的にはやはり価値観の問題ではあるとは言いながら、収支バランスが余りにも かけ離れていると、それはいけないということになってまいりますので、そこらをしっかりとこれか ら検討をしながら、今意見もいただきましたので、それらも含めまして計画をやっていく必要がある と、そのように捉えております。しかしながら、私はどのような形であろうとも、この蒲萄スキー場 は村上市唯一の冬場のスキー場でありますので、再開に向けて努力をさせていただきたい、そのよう に考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そんな感じで、今までどおりのやり方ではなくて、一皮、二皮むけた上で、 それで教育委員会、そしてはじめ宣伝効果、例えば……例えばの話よ。何かのニュースあるいは朝の 朝ズバとかに平野歩君が出て、出演して、いや、実を言うと私の田舎の蒲萄スキー場というところで 皆さん滑ってくださいなんていうことを一言、言ってみったね。相当な影響力を持つと思うのですよ。 それだけの今は人になっているということを市としても見きわめて、お願いする部分はお願いしてと いうことだと思うのです。外部委員会なんかあるときにちょっとお父さんのほうにでも声かけて、入 れる部分があれば、だから彼は言うのは夏場も使えたらいいのではないかという、同じ発想、みんな 同じでしょうけれども。バグーマット、東京消防庁で使っていて、50メートルから飛びおりても大丈 夫だと、ああいうものをやってバンジージャンプどうだとか、いろんな発想が出てきますから、そん なことも聞きながらやられて頑張ってもらいたいなと、こういうふうに思います。ただ、今までのま んまのまんま、この収支のまんま、はい、やらせてください、頼みますなんていうのではだめだと思 う。もっとその中身を検討して、3,500万って書いたら一発ですよ。本当に。おし、わかった、こう なるのだな、はいということになります。そこをしっかりと見ていただきたいと思います。   次に、村上総合病院の件についてちょっとお聞きします。村上総合病院の件なのですが、私この 資料をつくってまいりました。自分なりにイメージしたものを全部この中へ入れてきました。市長が 言う3保育園を統合するというのは私は反対なのです。大反対なのです。それで、なぜかと、第一、 第二、山居というのはその場所にあって初めていいのだろうと、その場所で。確かに老朽化は進んで おります。だからこそ地元の大工を入れて直していくというのがかえって経済効果もいいし、入園し ている園児ももう90人定員のところぎりぎりいっています、全部。何の問題もないです。減少してい るという問題もないです。ですから、そこはそのまま使っていくと、このように私は思っておるので すが、先ほど片野議員さんからもお話ございましたけれども、地方都市リノベーション・コンパクト シティーの推進ということで昨年補正予算で国の決まっています。市長ももう当然ご存じだと思いま すけれども、あえてそれをもう一回ちょっと文面を読ませていただきますと、リノベーション・コン パクトシティーの推進ということで、国土交通省のほうで出しているもの、少子高齢化により空洞化 が進む地方都市や大都市郊外等において建築物の改修など既存ストックを活用しつつ、既存ストック を活用しつつ、市街地再開発などを通じて公共公益施設などの必要な都市機能の整備や集約化を図る ことにより都市の再生、リノベーションとコンパクトで活力ある持続可能なまちづくりを推進する。 まさに市長がこの制度を使いながらと言っているのもわかります。ここで1つ、先ほど2回言いまし た。既存ストックを活用しつつ、ストックというのは既存にある財産です。既存ある財産、建物、土 地、これを言うわけでございます。これを再利用していく。全国的に150億円の財政がそこに充てら れるということで今政府のほうでもうたっておりますが、これを利用していくということで私が書い たのはこれです。   まず最初に、一般質問資料で村上駅前市役所。私は、駅前に市役所の機能を全部集約させる。教 育行政以外のセクションを全部集約させる。村上総合病院の跡にです。そして、生涯学習推進セン ターの活用ということで、ここに教育行政、今生涯学習課いますけれども、学校教育課もそこに持っ てきて、そこに一気に集約させる。こういう手法を私考えたのです。ちょうどたまたま新聞読んでい たら村上高校の前にJAふれあい市場ということで、そこに物産店をJAのほうでは考えているとい うこともございます。私は、そういうことの中で、これ見てわかるように、移転後の市役所、ではど うするのだよって、ここ。そこに出てくるのは1つ、ハローワーク、村上職業安定所、緑町1丁目に あります原信の脇にあります。それはもうこの市役所に来たらいいのではないか。目いっぱいですよ、 あそこも。   それともう一つ、商工会議所。青年部の集まりなど何だの見ているともうごちゃごちゃです。車 の置き場所もないぐらい。そこを駐車場にして、そしてこの村上の市役所、ここにあるところに持っ てくる。村上税務署もここに入れ込む。法務局もここに入れ込む。裁判所もここに入れ込む。裁判所 は、もう二、三人の職員さんしかいません。ですから、ここはもう統括された国の機関をはじめ、そ ういったところの機能を有するところとしてこの市役所を利用すると。そして、市役所の前の駐車場、 大型バス入れません。今歩く観光ということで、人形様めぐりでも何でもそうですけれども、大型観 光バスで来る場合もあります。ですから、とめれるように駐車場を整備する。いろんなことを次から 次に私言っていますけれども、そういうことです。そして、右側のほう、この地図、5市町村の地図、 これで支所を中心とした行政運営ではできないということが証明されました、この4年間で。この5 年間で。支所の活性化がない。連絡が遅い。これらの問題が何の解決もされないまま、今もあります。 したがいまして、集落ごとに存在する地域性を生かした生活に密着した行政運営を確立させるために、 例えば山北地区であれば大川谷地区、八幡地区、中俣、黒川、下海府とありますけれども、この地区 ごとに連絡所を置いて職員さんを配置させる。そして、密着した中で職員さんがご用聞きに回りなが ら通信網を利用して本所の指示をすぐにそこの場から仰げるような体制をつくる。インターネットで つないで、もう顔見ながら話しできますから。そういう体制を私は確立していくときが来たのではな いかなと思います。支所を中心にして枝分かれのようになるのではなくて、例えば神林であれば、上 助渕に住んでいる方々は神林村のときにはしようがないから支所に向かって役場のほう行きますけれ ども、上助渕に住んでいる方々だったらすぐに村上の本所来たほうが近いわけですよ。朝日の古渡路 に住んでいる方々は、こっちに本所に向かってきたほうが近いわけです。そうやって合併の効果とい うのはそういうところにあろうかと思います。もう支所ではなくて、その支所には農協あるいは商工 会、そういったもののそこの支所に行けば全部できると、今の支所に行けば、いうような体制を確立 させる、こういうようなところまで踏み込んでいかないと、これ人口減少にも一緒になるのですけれ ども、そういうようなやり方をとるべきだろうと私は思っているのですよ。この件について、市長、 どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) どうですかと聞かれても、何とも言えないのですけれども。           〔「どうにもならないか」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 参考にさせていただきたいと思います。その程度です。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、参考に本当にしてもらいたいのですけれども、例えば裏側行きますよ ね。これ今表として、裏側を、地図のあるところを裏側として、この村上総合病院のところを調べて いただいたの。@、A、B、C、D、Eとあるではないですか。これ別々のこの建物が合体されてい るのですけれども、C、D、Eの建物は耐震オーケーなのですよ。そういうことで言われております。 これ調べてもらった……ということでオーケー。そうすると、@、A、Bをほごして、ここを私は市 役所と言っているのですが、市民課、税務課、福祉課、年金課みたいなところをここにちょっと建て 直してつくるというようなことで、それで皆さんわかるように、市役所に来ていていつも六斎市とか なればとてもではないが車でいっぱい。わかるとおりです。それで、肴町のあたりにいて、市役所ど こですかって聞かれたら、容易でない、説明するのに。私は、そういう意味から言うと今村上総合病 院が移動するのであれば、そういったところにもう移動かけてもいいのかなと、全体を集約して。で きれば、今でもできるかもしれませんが、ノー弁当デーみたいなのをつくって、週に1回、例えば水 曜日とか火曜日は職員さんいらっしゃいますが、弁当を持ってこない日を決めようと。そして、何だ い、何するのだ。いや、その周りのところに食堂に行って食べようとか、弁当をたのもうとか、1,00 0円程度使ってもらうとか、いわゆる私、議員もそうですが、職員さん、皆さん、市長もはじめ、皆 さんの血税でお給料いただいておりますので、少しぐらいは周りの方々に少し還元できるというよう な意味も込めて、これは組合とも話はしなければならないです。強制的にはできないかもしれません。 でも、そんなような政策を少し形づけると、周りにいて、ああ、市役所あってよかった、そしていう ことになりますけれども、その辺のところもちょっと考えていただきたいなとは思っております。ど うですか、副市長。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 大変斬新なアイデアでありますし、昼食につきましてはそういうこと もいろいろ活性化については非常にいいご提案でありますので、いろいろ検討をさせていただきたい と思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それで、今度ちょっと地図、もうちっちゃくて見にくいかもしれませんけれ ども、ちょっと地図のほうを。ここに岩船港線ってありますよね。これ都市計画道路、岩船港線って 現実的にあるのです。ここをちゃんと整備するというか、それをやる。そして、跨線橋で渡った先が 二手に分かれていって、右側のほうに環状3号線あります。環状3号線のところに私バッテンしてお きましたけれども、これは現実的に不可能だろうとは思っておるのでバッテンしたのですけれども、 今の現状の道のところに少しつなげてやる。そうすると、三面集落のところから病院に向かって道路 があるのですよ。砂利道ですけれども。この道路を生かして、取りつけ道路として病院に向かえる。 そして、三面から環状3号線でそのまんま瀬波温泉トンネルに入ると。この下のほうに私、@、A、 B、C、これ位置図って、原信の出ているのですけれども、@番とA番は今雑種地というか、畑では ないので、そこのところを路線価格が、税務課のほうでちょっと前に見ていただいた路線価額がある のですが、2つ足して2で割ると2万5,500円ぐらいです。2万平方メートルございますので、5億 円ぐらい。路線価格で5億円ぐらいです。それを固定資産税で計算すると約714万円今現実に村上市 に上がってきております。しかし、村上総合病院になるとこの714万円は上がってきませんよね。村 上総合病院になると〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕上がってこない、こういう状況です。 なぜかというと、病院にはその部分についてみれば非課税になっています。村上総合病院にいるとこ ろは非課税です。非課税なのですね。税務課長、よろしいですか、それで。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) そのとおり非課税となる予定です。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ですから、私その部分のところも含めて考えてみると、この地図のところに 戻ると、都市計画道路北線というのが真ん中あたりに十字路みたいになっていますけれども、ありま す。これも計画に。○アと○イを足すと約20万平方メートル、その上の松原町が大体16万平方メート ルです。ですから、○アと○イと足すと20万平方メートル。ここを宅地化して、その上に上海府小学 校と瀬波小が統合小学校、勝手に書いているのですよ、これ私。何のあれもないで、何も話ししてい ないで。ただ言えるように上海府のほうも大分児童さんが減少しております。瀬波と一緒になれれば なと思っているのですが、瀬波のほうは大改修始めなければいけないのですが、ぼろぼろです。壁か らもうコンクリートが剥がれ落ちているような状態、この状態で何ぼ改修しても難しいだろうと、一 気に山辺里小学校みたいなことを考えればなというのがここの中に持ち込んだことになります。あと、 観光茶園、観光農園というふうにこれつくったのです。イメージを膨らませて、よくよく考えていく といろんなことが出てきます。どうやったら住民のために、そして機能よく、効率よく物事が進める のか、使えるのかというのをひとつ考えていただいて、ただ跡地の利用だけではなくて、跡地の利用 することによって何が起きるかというところまでちょっと考えていただきたいと思うのですよ。恐ら く市長のほうであそこを保育園にするという方向性は出したものの、いろいろみんなで意見も聞いて いくよという、そこに一つ保険みたいなのをつけていますけれども、一応その中でもこういったよう なアイデアがあるのだということもひとつ踏まえて、ちょっと検討してもらいたいと思いますが、市 長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 前段で申し上げましたように跡地利用は5年くらい先になるわけでございま すので、その間にしっかりとした村上市としての方向性を、何が一番いいのか、何をつくることによ ってどう変わっていくのかというようなことも含めて、短絡的なものではなくて総合的な判断のもと に取りかかっていくべきだろうと、そのように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それで、きのう鈴木いせ子さん、一生懸命村上総合病院の件で質問しており ました。高速道路の件から考えると、この方向性でいくとすごく高速道路からすぐ村上総合病院につ ながります。このいわゆる岩船港線を生かした、都市計画道路を生かした方向性で取りつけ道路にす ると。だから、そういうところもひとつ踏まえてやっていただきたいな、考えていただきたいなと、 こういうふうに思っておる次第でございます。   それと最後、3つ目なのですが、これ何もこう言ったから市長にけんけんがくがくと今言おうと は思ってはいないのですが、ただ市長も市長である限り注意していただきたいのですよ。どういうこ とかというと、おわかりのように市長が私にこういうことを言ったのですよ。特別養護老人ホーム、 ミニ特養を建てたいという業者がこの要項を見たら、自分たちの営業努力もやはりある程度しておか ないと、そういう業者もいますよ。市役所に来て、ここの土地建てたいのだけれども、お貸しできま すかと、私のところに来た場合は、土地は市役所のどこの土地が必要か知らないけれども、貸せると ころもありますよ。どうぞ保育園の跡地とか、そういうところで探してください、こういうふうに言 ったと、私に。答弁しているのですよ。住民がいろんな要望をしに来るときあります。それはもう オープンに開いて、いろんなことを言っても構わないと思います。ただ、公募して、応募してくる業 者が市役所に来て、いろんなことで担当課の課長さんとかにいろんなことを根掘り葉掘り聞き出そう とするの当たり前です。これこそ業者からすれば営業です。でも、職員の倫理規定があるのですよ、 しっかり。職員の倫理規定に従えば、そういったことは一切できないようになっているのです。倫理 条例というのあります。〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕倫理条例の中に倫理規則を設けな さい。この中に職員の職務に利害関係を有する者と接触、利害関係のある者との接触、その他市民の 疑惑や不審を招くような行為の防止、こういうことをするなよと書かっている。厳しいところの役所 に行けば、業者さんが幾ら課長の脇に行きたくても、名刺はそこに置いて帰ってくださいという市役 所もあるのです。それを市長室に招いて話ししたなんていうのはだめですよ、やっぱり。それは仲の いいお友達なのだかもしれないですけれども、やっぱりそういうところは市長にも感じていただきた い。そして、一つの業者に偏らないようにやってもらいたい。目的は、この条例は職員が全体の奉仕 者であって、その職務は市民から負託された公務であることにかんがみ、職員の職務にかかわる倫理 の保持に資するため、必要な措置を講ずることにより、職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不 審を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する市民の信頼を確保することを目的のために倫 理条例があるのです。これをしっかりともう一度読んでいただいて、市長さんのほうには市民のため に頑張ってもらいたいと思いますが、市長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど答弁したとおりでございまして、公募に対して遊休地を市としては有 効活用していただくような方策をとっているので、どうぞお使いくださいよというようなことであり ますので、それ以上の他意は何もございませんので、倫理うんぬんという話とはまた別になりますけ れども、十分にそういうところを注意していかなければならないなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、おめさん、私の言っていることわかっていないのだな。私は、少なく ともわかった、言ってもらいたいですよ。ちょっと失敗した。失敗したと思いますよ、私はこの発言 は。やっぱりそういうことをもって今後頑張っていきたいという声が聞きたかったわけでございます が、その辺も含めて、副市長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 職員の倫理規定につきましては、本当に遵守するような形で指導をし ているところであります。この今の件の対応につきましては、そういう窓口がありますので、そうい うところで問い合わせがなかったということが今の営業努力というようなことの発言になったと思い ます。そういうことで、今後十分にそういう対応についてはしっかり対応してまいりたいと考えてお りますので、よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということで、とりあえず蒲萄スキー場、ぜひ商工観光課長、シミュレーシ ョンよくとって、そして前に進むような計画を練ってください。常任委員会のときにそういったよう なものも何とか出せるように努力していただきたいなと思います。朝日の出身の議員さんもみんな紹 介議員になって、何とかと言っているわけでございますから、説得力のあるそういう資料を出してい ただきたい、そういうことなのです。どうですか、課長。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 努力いたします。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、そういうことで私の一般質問を終わりますが、何とかよろしくお願い します。以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで姫路敏君の一般質問を終わります。   午後3時10分まで休憩します。           午後 2時54分  休 憩                                                        午後 3時10分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、5番、本間清人君の一般質問を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) お疲れさまでございます。市民クラブの本間清人でございます。本日最後と なりましたが、もうしばしおつき合いいただきたいと思います。それでは、議長のお許しをいただき ましたので、今定例会の私の一般質問、3項目でございますが、順次ご質問させていただきます。   1項目め、村上市の施設の運営についてであります。村上市が抱えている多くの施設があります が、市役所本庁舎、各支所、そして指定管理者にお願いしている施設もあります。その運営管理や維 持についてお聞きいたします。   @、庁舎には清掃業者が各庁舎の清掃を行っておりますが、各支所によって業者の違いはあるの でしょうか。   A、本庁、支所の業者と年間の契約金額をお聞かせいただきたいと思います。   B、指定管理している施設の清掃は指定管理料の中に含んでいるのか、指定管理者が直接行って いるのかお聞かせいただきたいと思います。   C、各施設内で設置しております自動販売機などの管理及び売上金はどのようになっているのか お聞きしたいと思います。   大きい項目2点目、村上市の公園整備についてであります。駅前周辺や山居町及び南町などには 公園がありません。以前にもお聞きいたしましたが、ぜひとも公園の整備をお願いしたいと思います が、お考えをお聞かせいただきたいと思います。   3項目め、観光や魅力あるまちづくりについてであります。市長は、村上に直接来ていただいて 地場のものを見たり食していただきたいと以前おっしゃっておられましたが、そのためにはどのよう な施策をされたのかお聞かせいただきたいと思います。   @、商工観光課や観光協会のそれらに対する取り組みをお聞かせください。   A、村上市は、多くの自然、温泉、食材、特産物などに恵まれておりますが、誘客するのにこの 一品というのが何なのかわかりにくいと思います。村上市を代表するものは何であると考えておりま すか。   B、村上市のシンボルでもあります臥牛山(お城山)でございますが、せっかくの石垣も今修復 しているのにもかかわらず、全く見えません。樹木も荒れ放題であります。村上城跡保存育英会との 関係もありますが、頂上の整備も含め、市民や観光客にも親しんでいただけるよう、村上市で取り組 むことはできないものかお聞きしたいと思います。   以上、3項目であります。市長答弁の後、再質問させていただきますので、よろしくお願いいた します。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、本間議員の3項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、村上市の施設の運営についての1点目、庁舎及び各支所の清掃業者は異なるの かと、2点目、その年間契約額はとのお尋ねについてでございますが、本庁及び山北支所を除く各支 所の清掃業者は平成24年6月1日から平成27年5月31日までの3年間を条件に、通常型指名競争入札 により契約しております。なお、山北支所は新築したこともあり、平成24年11月1日から3年間の契 約となっております。業者名と年間契約額についてでありますが、本庁は新潟県ビル管理協同公社新 潟営業所で、年間契約額は453万6,000円、荒川支所は新潟県ビル管理協同公社新潟営業所で120万7,0 00円、神林支所は保健センターと合わせて有限会社北部衛生社で194万円、朝日支所は新潟県ビル管 理協同公社新潟営業所で110万9,000円、山北支所は新潟県ビル管理協同公社新潟営業所で219万2,000 円となっております。   次、3点目、指定管理している施設の清掃は指定管理料の中に含んでいるのか、指定管理者が直 接行っているのかとのお尋ねについてでございますが、公の施設の管理に指定管理者を導入または更 新する際、新規導入であればそれまで市が直営で管理していた形態をもとにして更新する場合は現状 での管理形態をもとにして指定管理に係る経費を算定しており、清掃業務についても同様であります ので、それぞれの施設において指定管理者が直接業務を行っている場合、または指定管理者が市と協 議の上、一部業務として再委託して行っている場合があります。   次、4点目、各施設内で設置している自動販売機などの管理及び売上金はどのようになっている かとのお尋ねについてでございますが、指定管理者が管理を行っている場合、各施設の設置目的によ るサービスの提供形態によって直接自動販売機を設置して売り上げを得ているもの、または販売自体 をサービス提供の目的としていない施設については行政財産目的外使用許可申請を受け、市が許可を 行って設置しているものがあります。この目的外使用許可の場合は、設置に係る使用料を免除するか わりに、電気料等の実費または実費相当額を指定管理者が授受することで管理経費の節減に努めても らうこととしております。   次、2項目め、駅前や山居町及び南町などへの公園設置の考えについてお聞かせいただきたいと のお尋ねについてでございますが、駅前周辺に必要な公園につきましては今後策定いたします駅周辺 のまちづくりプランの中で一つの案として検討させていただきたいと考えております。また、山居町 や南町などにおける公園につきましては、必要性は十分に認識しておりますので、検討をしてまいり たいと考えております。   次、3項目め、観光や魅力あるまちづくりについての1点目、村上に直接来ていただいて地場の ものを見たり食していただくための商工観光課や観光協会の取り組みについてのお尋ねでございます が、商工観光課や観光協会の役割は、1つには関係団体等と連携して誘客のために各種イベントを開 催することであります。そして、2つ目には誘客のための広報宣伝活動を実施することであると考え ております。観光イベントについては、市民、団体等と協働し、四季それぞれに実施しております。 本年は特に新潟デスティネーションキャンペーンのプレイベントを実施しており、来年度の本イベン ト開催に向けた準備をしております。また、JR東日本旅客鉄道株式会社や東日本高速道路株式会社、 羽越本線沿線観光振興連絡協議会、日本海きらきら羽越観光圏推進協議会等と連携したイベントを村 上駅や高速道路のパーキングエリアなどで実施しております。広報宣伝活動では、平成22年度に村上 市観光協会のホームページをリニューアルいたしました。昨年度は、これまでに9市町村ごとだった 観光パンフレットを1冊にまとめた総合観光パンフレットを作成しております。情報発信には旅行業 者や旅行雑誌、マスコミ等への情報提供が有効であることから、新潟県観光協会等が主催する観光商 談会へ参加し、本市の魅力あるイベント等を紹介しております。また、旅行業者やマスコミへ直接訪 問し、あるいは本市においでいただくモニターツアーを実施し、旅行商品の造成や雑誌等へ掲載して いただけるよう営業活動も実施しております。近年は特に首都圏の埼玉県に重点を置いて観光宣伝に 取り組んでおります。さいたま市村上フェア実行委員会では、大宮駅や岩槻区などのイベントを活用 し、物産販売と観光PRを行っており、好評を得ているところでございます。   次、2点目、村上市を代表するものは何であるか考えているのかとのお尋ねについてでございま すが、本市には自然、歴史、文化など、数多くの観光資源があり、その代表格は鮭のまち村上である と考えております。荒川地区から山北地区まで鮭の恩恵を受けているまちであると考えております。 そのため観光キャラクターもサケリンであり、観光協会等が利用している観光のキャッチフレーズも 現在は「鮭・酒・人情」(人情なさけ)でありますが、のまち村上で、本市をアピールしているもの と考えております。今後も鮭のまち村上を筆頭にして、各種観光資源を売り出すとともに、市民の皆 様の温かなおもてなしの心を伝えてまいりたいと考えております。   次に、3点目、市民や観光客が臥牛山(お城山)に親しんでいただけるような取り組みについて は、教育長に答弁をいたさせます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、本間議員の3項目め、観光や魅力あるまちづくりについての3 点目、市民や観光客が臥牛山(お城山)に親しんでいただけるような取り組みについてのお尋ねでご ざいますが、まず石垣の顕在化につきましては史跡村上城跡整備事業の一環として平成21年度から本 丸、天守台跡、石垣周辺の樹木伐採を行い、その顕在化に努めております。しかし、村上城跡が新潟 県の保健保安林に指定されていることから、一度に多くの木を伐採できないため、年次的に実施して いるところであります。また、城跡の維持管理につきましては村上城跡保存育英会と協力して定期的 な草刈りや枝葉の除去、倒木処理などの環境整備を行っているほか、山頂の桜の樹勢回復措置などを 実施し、環境保全に努めているところであります。ご承知のとおり村上城跡は国指定史跡に指定され ていることから、整備についてはさまざまな制約が加えられております。本年度からそうした規制を 緩和する目的で史跡村上城跡保存管理計画の策定に取り組んでおり、将来的には駐車場や休憩施設な どの便益施設の整備等が可能となることから、観光資源として、また市民の憩いの場として、さらに 親しみの持てる史跡になるよう、積極的に取り組んでいきたいと考えております。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご答弁ありがとうございました。それでは、1項目めから順次ご質問させて いただきたいと思います。   政権がかわりまして、以前の民主党政権のときに早速やり始めたのが事業仕分けという名のもと で、防衛省の裏で市ヶ谷体育館でいろいろな千数百項目、そのまた細項目になりますと何万になりま したか、ちょっと忘れましたが、それについて事業仕分けをしていました。私も当時その体育館直接 行きまして、その事業仕分け、AグループからCグループだったかな。3つぐらいのグループに分か れて、いろいろな所管に別れて仕分けをしておりました。これは、民主党政権前の自民党時代から事 業仕分けとしてやっていることもあったわけでありますが、例えば今回私がこの質問に挙げておりま す清掃業務、そういったものに関しても事業仕分けというよりは今までやってきたことが、例えばい いものとして継続する、もしくは何かしらの弊害があって、これを見直さなければいけない、または こういうふうに改善しなければいけないというような市の中でいろいろそれは出てくると思うのです ね。考え方として、先般たまたまテレビを見ていましたが、議員さんがどこのちょっと地方自治体か わかりませんが、議員さんがトイレ掃除をしたり、自分の議場の清掃をしている。これは、考えよう によっては自分たちが使っている自分たちの場所ですから、自分たちが清掃するのは考えてみれば当 たり前なのです。当たり前なのですが、今考えようによってはその各支所によって年間数百万の契約 を受けている相手方もあり、そこにいた年間の雇用する人方もいるので、それを全く無視して、では 全部自分たちで賄いましょうという考え方がいささかいいものなのか悪いものなのかということは私 もよくわかりません。ただ、市長の考え方として、これだけ各支所の年間契約金額を見ますと、やは りそれ相当の金額が生じている。でも、自分たちの身の回りの机、もしくはこういう床、その程度を 掃いたりふいたりするのは、これは当たり前のことでありますよね。そういったものについて、市長 の考え方としてはまずどういった考えをお持ちかお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、私は別として、職員が自分が使っている机の上をふいたり、その下を 掃除するのはごく自然なことであります。そのほかにいわゆるフロア全体をみんなでやるとか、トイ レをやるとかとなってくると、非常に今ご承知のとおり削減をして手いっぱい自分の職務を果たして いるというようなこともありますので、到底私は無理だと考えておりますので、やはり清掃業務は業 者に委託をしてやっていただくしかないのではないかなと、そのように私は考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 市長のお考え方が別に私が悪いとかいいとかと言う権利もありませんので、 それはそれで全然いいと思います。私も全てのそういった業務を委託しているから全て排除して、で は全部自分たちで賄うことが本当にいいのかどうかというのは正直これからいろいろな内部、総務課 とか、庁議の中でご検討されていっていい方法、例えば削減していくことだってできるわけですし、 業者との間と、業者だって一応市から仕事をいただいているから、雇用管理として年間何人の方をう ちも雇用できるのだということもあるわけですから、雇用が拡大していくことが経済の活性化になる ので、全てが私もだめだという考え方はおかしいなと思っていますので、市長のその考え方がいい悪 いではなくて、そういった部分もいろいろ含めて、多分それって清掃業務だけではなくて、いろんな 所管課で抱えているところいっぱい問題あると思うのですよ。そういったものも含めた中で、やはり 細かいところを再チェックしたやっぱり庁舎内での協議は必要ではないのかな。いろんな施策面とか 大きなものは見えるのですが、やはり足元の部分というのをもっとしっかり庁舎の中でやっていただ きたいなというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然今我々は行政改革あるいは財政改革、組織改革に進んでいますので、そ の中でいわゆる無理無駄を省いて、最小の経費で最大の効果が上がる市役所づくりをしているという ような中で、そういうような今おっしゃったようなことも当然問題になってまいりますので、それら について十分に検証をしていきながら、節約をしていく必要があると、職員でできるものは職員で、 あるいはまた業者にお願いしたほうがいいというものは業者にお願いしていかなければならないので はないかなと、そのように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ちょっと総務課長にお聞きしたいのですが、各支所ごとのも必要なのですけ れども、例えばでいいので、本庁だけ参考にお聞きします。今本庁は、年間453万6,000円の契約で、 新潟県ビル管理システムと言いましたか。そこと契約をしているようですが、この会社と契約してい るところが3つぐらいあるのですか。あと、ほかは北部さんとか違うようでありますけれども、その 年間契約業務の中で、本庁はどういった範囲を今お願いされていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 本庁につきましては、今議員おっしゃったように453万6,000円、これ年 間でございます。お願いしている業務につきましては、まず毎日議員さんも見られていると思います けれども、廊下あるいはホール、それから階段、それから便所等の清掃をお願いしているところであ ります。それから、床面のワックスがけにつきましては年間3回ほどお願いしてございます。あと、 月1で会議室等のモップがけというようなことでお願いしてございます。なお、支所につきましても ……支所もよろしいでしょうか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇総務課長(大滝和春君) 支所につきましては、毎日の業務につきましては本庁は8時間でお願い してございますけれども、各支所については4時間というようなことでありますし、あとワックスが け等につきましても年間1回ないし2回というようなことでお願いしているところでございます。大 まかではありますが、以上でありますが。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) さらにちょっとお聞きします。その業務に関しまして、今本庁に対しては清 掃業者毎日行っているものか。そして、毎日であれば実働毎日何人でその8時間労働に当たっている か教えていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これにつきましては、先ほど申し上げました場所につきまして清掃をお 願いしているものでありまして、何人ということでこちらからお示しするわけでございません。仕事 量に対して会社側のほうで判断いただいて、それぞれ面積等勘案するのでありましょうけれども、人 員のほうは会社のほうで配置をしているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 先ほどこれ一般競争入札という形みたいですが、3年契約で行っているよう でありますけれども、その入札業者に関しましては大体何業者ぐらいで入札になるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これ本庁、支所とも同じでございますけれども、6社を指名して入札を お願いしてございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 6社の入札であれば、当然一般競争入札ですから金額の安いやつが当然入札 になるわけですよね。こんなの制限価格も何もあるわけではないわけですから。でも、何か協議によ ってはその6社を今までの統計で3年間、村上市役所本庁が453万6,000円というのであれば、例えば 450万円でという金額を決めて、例えば荒川が120万7,000円であれば120万、神林が194万円であれば1 90万とか、その辺のラインでその6社が分配方式みたいなことというのは当然入札だからできないと 思うけれども、そういうような方向性というのもありなのかなという部分はあるのです。そんなもの どうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) いろいろ考え方はあろうかと思いますけれども、一応6社で競争してい ただいてお願いしているわけでありますけれども、なおどの会社でも働いておられる方はいずれも地 元の方が働いているというようなことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) はい、ありがとうございました。当然今ほかの入札でも地元雇用、地元優先 入札というのやっているわけですから、当然そういう業者の方には地元の方に来ていただくのが一番 当たり前なのかなというふうに考えております。   あと、その3項目めに挙げております指定管理の答弁の中に、今まで引き続きで直接やっている ところもあれば、またその契約の中で今まで市がやっていたときには委託業者に清掃業務をお願いし ているところは委託業務としてやっているということでありましたが、そういう委託業務、指定管理 者となっている施設に関しての清掃業務がもしですよ、市の今までのやり方どおりに来ていた場合に は当然そこも入札になるわけですよね。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 意味のほうちょっとわからなかったのですが、今までどおり来ているも のであればそのままとおっしゃいましたか。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 指定管理として指定管理に委託した場合に、今市長、先ほどの答弁ですと今 まで市が直接やっていた流れをそのまま継承している施設の場合には委託で清掃業務をお願いしてい る施設もある。もしくは新規新たにお願いしているところは自分たちが清掃も担当してやっている施 設もあるというお話でしたので、そうすると今まで市がやってきたときも恐らく随意なんてことあり 得ないわけですから、そういう施設も入札で清掃業者は頼んでいたはずだと思うのです。そうすると、 今も指定管理になっている施設に関しては入札だと思うのですが、その際の入札はどこが主体として 入札をする。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) まず、市で指定管理をお願いしているのが全部で136ほどございます。 このうち直営でしているのが104、それから再度業者等にお願いしてやっているのが32でございます。 それで、この指定管理でお願いする金額の中にこの清掃に係る分についても含めてお願いしていると いうことでありますし、あとその指定管理者がどういう形態で業者にお願いしているかについては各 担当のほうで把握していると思いますけれども、原則としてそこで入札になっているのだろうという ふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今おっしゃっているのは、では指定管理料が例えばA物件に対して、例えば 私が指定管理になりました。そうすると、その清掃業務を含めた年間1,000万の指定管理料を私が市 役所からいただきます。その指定管理料の中に清掃業務も含めて今お支払いしているのだというお話 ですよね。そうすると、その業務に関しては今おっしゃっているのは指定管理業者がどこを選ぼうが、 どこを使おうが、入札しようが、全くいいのだみたいな答弁ですけれども、それでいい、その理解で いいのですか、私の。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) それにつきましては、例えば今直営でやっていたものを指定管理料でお 願いすると、どういうふうな……さっき清掃部分も含めてお願いするということでありますし、その 中で清掃業者をどこにするかというのは原則的にはその指定管理者でございますけれども、指定管理 をお願いする際にそれぞれの施設の担当課のほうとも協議をしているというふうに聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) きょうは時間ない中でそんな答弁ばっかり繰り返していられないのですが、 ぜひちょっとお願いしたいのです。その指定管理に至っている施設の清掃業務、ほかにもいろいろ委 託している業務あるので、ほかにもいっぱい本当は出さなければいけないのもあるのでしょうけれど も、とりあえずは今私の質問している指定管理業者にお願いしているところが清掃業務も含めた指定 管理料をいただいているのであれば、その相手方との契約形態が入札でやっているものなのか、それ ともその指定管理業者が勝手にこの業者に頼んでいるものなのか、そして年間契約として幾らで清掃 業務をしているのか、その辺の資料をぜひ総まとめにしていただきたいと思います。例えば今指定管 理料の中に全ての清掃業務の金額も含めて委託しているということになれば、例えばその清掃業務に 関しては1,000万のうち150万円分が清掃業務の金額として指定管理料としてお渡ししているのだと。 ところが私が勝手に決められる業者ということになれば、おまえのところ悪いけれども、100万でや ってくれないかということだってできるわけですよね。そうすると、150万という金額を市から指定 管理料の中でいただいている金額なのにもかかわらず、業者に対しては100万円で契約をしていると なれば、その差額は50万出るわけですよ。それも市長が言う営業努力だろうと言われれば、それまで なのだけれども、その形態はおかしいですよね、やり方としては。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 恐らく1,000万なら1,000万で委託受けて、指定管理受けて、そのうちに150 万が清掃料となっていれば、その150万に対してやはり何らかの形で競争原理を働かせて、そしてそ の領収書等も当然のことながら各施設ごとに違うと言っているのではないか。全部総務課がやってい るということではなくて、指定管理に出しているところの課が違うから、多分それぞれの課でそれな りに正しい方法でやっているのではないかと、そのように理解しています。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) いや、それはそうですよね。所管課によって、例えば体育館とかの施設は生 涯学習課でありますし、商工観光課が所管している指定管理もあるし、いろいろな社会福祉だって社 会福祉協議会に管理委託しているわけでしょう。おいしいところだけ。そういう部分がその委託…… 例えば今後の今の指定管理の条例改正の中でも、例えば体育施設にしたって減免処置とかも含めて、 これからは使用料も委託された指定管理者側が使用料をいただけるわけですよ。でも、指定管理料っ て決められた中で、それはあくまで指定管理料なのだから、その中からその指定管理者が利益を出そ うという行為自体は私はおかしい指定管理料の配分方法ではないか。今総務課長がおっしゃったのは、 その150万の、例えばの話だから、150万の清掃業務の中で私がその1,000万の中では150万の清掃業務 の分が150万になると、それを市から1,000万で私が指定管理を受けた。でも、150万でそのままそっ くりその清掃業者に渡せればいいのだけれども、私のほうで勝手に入札をしたり、私のほうで勝手に 業者を決めていいということになれば、例えば100万で決めた業者もいたっていいわけですよね。競 争原理の中でって今言っているわけだから。そうすると、その差額の50万が出てくるのだけれども、 それが指定管理料の中で経常利益になってくるわけですよね、市役所からの。それが指定管理の経理 の仕方が俺はおかしいのではないですかという。だったら、その辺の領収書もしくは契約書を配分し て、例えばAさんの指定管理者のところは150万の清掃業務で我々市と契約したのだけれども、実際 入札してみたらあなたのところは100万で契約したのだと。そしたら、50万円は返金していただきた いというのが、これが普通だと思うのですけれども。俺言っていること間違っているかな。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 理屈的には間違ってはいないと思います。ただ、清掃の委託料につきま しても、これまでの実績等を勘案して、当然含めているわけでございますので、極端な話、200万が1 00万になるというようなことはまずないのかなと考えておりますけれども、細部については議員おっ しゃいましたようにそれぞれの担当課のほうで決定といいますか、やっておりますので、その辺につ いてはまた私のほうで担当課のほうに聞き取りして、その状況についてはまたお示しをしたいと思い ます。なお、議員ご承知のようにこの管理指定につきましてもいろいろ形態がございまして、先ほど 利用料金全部そこに行くのだというようなお話もございましたけれども、ご承知だと思いますけれど も、委託料型、それから併用型、それから利用料金型というような3種類に分かれておりますので、 その辺についても若干異なるということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 極端に言えばです。私が先ほどから例に挙げております。もし私が指定管理 者になった場合に同族企業とかに、例えばその委託をお願いすることだって今の場合だと可能になる わけですよね。市長は、市長の立場で今同族会社に入札とか……入札の参加はいいでしょうけれども、 例えばおろすのってなかなか今難しい立場ですよね。ところが、逆に指定管理として受けた業者は同 族会社だろうが、例えばそこの指定管理は私やっています。たまたま私の女房がダスキンだとかに代 理店になっていた。そうすると、その清掃業務、俺今回この指定管理受けたのだから、俺のところの 施設の清掃おまえのところにやればいいにのにって、それだって可能になってくるわけですよ。そう すると、市が税金としてやっている指定管理料の中がごちゃごちゃになるのではないか。指定管理も 歴史が浅いので、私指定管理のこと結構ずっと何かいろいろやっていますけれども、そういうことも きちっとしたマニュアルの中に指定管理としてあれだけの運用マニュアルとかもつくったわけですよ ね、昨年。そして、今回も条例改正、そういった料金型とかいろいろやっているわけですが、対外で はなくて、市とその業者、委託される指定管理側とのそういう細かい部分の面というのをこれからは 見ていかなければいけないのではないか。そういう細かい部分。そういうところもやっぱりチェック する必要はあるのではないかな。その辺どうなのでしょうか。副市長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの指定管理の件についてでございますけれども、それぞれマ ニュアルは一つありますけれども、その中でいろんな形態、またその積算の方法等、それを全部含め て一括してやるというようなところもあるわけであります。その形態によっていろいろ出し方の解釈 の仕方もいろいろ違うと思いますので、その辺もう少し今の指摘を受けて、少し総務課長言われたよ うに調査をさせていただいて、その辺本当に公平性でない、また本当に競争原理といいますか、本当 に努力した部分が報われるような形でこれからの指定管理に反映させていただきたいと思います。そ の辺ちょっとまだ把握していない面もあろうかと思いますので、それを反映しながら新しい指定管理 のあり方について検討をさせていただきたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ぜひ総務課長、その所管であります今百三十何個の指定管理外部に出してい る部分に関しましては清掃業務以外の部分もいっぱいあると思うのですよ。ぜひそういったものは調 べてもらってよろしいですか。それで、もしできれば別に近々にとかって言いませんので、我々にも 参考資料としてそういった先がどういった形でやっているのかということもやっぱり我々も情報とし て必要だと思いますので、そうすることによって指定管理の質問とかいろいろ内容も私も変わってき ますので、ぜひその資料を一応つくっていただきたいと思いますが、よろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) はい。その辺各施設ごとに異なると思いますので、調べさせていただい て、後ほどまたご説明あるいはご提示をさせていただこうと思いますので、よろしくお願いいたしま す。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そういうことで何とかお願いします。1項目めばっかりやっていますともう 時間もかなり使ってしまったので、2番目も行きます。   市長、前回から私のほうでお願いをしております公園整備、今駅前周辺の病院の跡地、または旧 ジャスコの今駐車場になっているあの跡地も含めて、これから駅前周辺の整備等の中に公園の施設と いうのを盛り込むのも一つ提案としてあるのかもしれません。南町、山居町も今後の中で考えるとお っしゃってくれました。前から私が言っているのは、村上南小学校、警察署、その前にある田んぼを、 今田んぼとなっても休耕地になっていまして何もやっていませんので、あそこに公園があれば警察の 真ん前でいいなとずっと思っているので、そういったものも含めながらぜひ考えていただきたい。そ して、ただ公園といっても公園……砂場があって、遊具があって、ブランコがあって、ジャングルジ ムあってという、そういう公園ではなくて、ちゃんと公園建設のコンサルティングという専門家がい らっしゃいますので、このまちにあった公園と、そして子供から高齢者までその地域の方が本当に親 しんでいただけるような公園施設にしていただきたいなと、そういうものをぜひとも周辺に私はつく っていただきたいということを切にお願いしたいのですが、前向きなご検討をお願いしたいと思いま す。いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 駅前については、今おっしゃったとおり病院の移転に絡めてジャスコの跡地 も含めて検討をしていきたいと、そのように考えております。南町につきましても、山居町も含めま してですけれども、今休耕田になっておりますあそこは何か非常に難しい土地だと聞いておりますの で、そこではなくても、先ほど来議論になっております保育園等も含めまして、どうあるべきかとい うことを検討をしていきたいなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ぜひ公園整備のほうをお願いいたします。これ通告にないので、話のついで ですが、村上インターから山居町交差点のアクセス道路に関しまして、今電気のほうの設置終わりま して、非常によくなったと思っておりますので、本当にありがとうございました。ご尽力いただきま した所管の課の皆様には御礼申し上げる次第であります。   3項目めの観光関係に移ります。今新潟市では食の陣、いろんな食の陣ということで、各ホテル では村上牛を扱った食材でというのもやっていただいたり、そういった企画がございます。私が実際 に青年部の活動をしているときとか、いろんな観光でやっているときに全国大会やら県大会やらいろ んな地域でやっぱりおはこをつくろう、自分ところの十八番というものをつくろうというような〔質 問終了時間10分前の予告ブザーあり〕ことの活動をしていた時期がありまして、実際に私が行ったと ころで参考に申し上げますと、米子なんかでは当然カニ、大分あたりでは関サバ、関アジ、そして福 井ではこれも商工会議所の青年部が発案した焼きサバの押しずし、非常に今全国的にも有名になりま した。あれは商工会議所青年部が立案して、今はもう福井を代表する地元の押しずしになっておりま す。あと、ほかには帯広でしたでしょうか。鮭のちゃんちゃん焼きとか、釧路に行きますと豚丼です とか、青年部、商工会議所関係の方が尽力されて、もういろいろ全国に発信しているものがあります。 大分は、大分市の中に府内戦紙なんていう大々的なぱっちんのあれがありまして、食材でないものも 全国発信している。あそこには別府温泉もあり、湯布院もあって非常に大分っていいところだったな ということを私も思っているのですが、今市長が答弁の中で村上を代表するものは何なのだ、やっぱ り鮭を中心としたまちなのだ。「鮭・酒・人情」、このものをつくったのも今JCのいわふね青年会 議所の理事長やっております加藤君という、その加藤君が青年部の時代に我々と一緒にそのキャッチ フレーズを「いいとこだねっか村上」のキャッチフレーズつくるときに彼が発案したものが「鮭・ 酒・人情」というあのキャッチフレーズなのですよ。それを今市長が一番とするのは村上は鮭なのだ ということをおっしゃっているのであれば、ではその全国的な鮭、実は私、横浜との交流会やってい て、横浜にイベントに酒びたしやら鮭持っていったのですが、なかなかやっぱり知名度がない。そし て、金額的にも聞くとやっぱり尻込みもする。伊勢丹や三越なんかですと結構売れるのだそうですけ れども、やじ馬のそういったイベント会場ではなかなか私は売れ行きが悪かった。村上牛もさほどで はなかった。その辺のことを踏まえますと、やっぱりPRの仕方がどうなのだろうという部分、その 辺商工観光課の課長は、市長は鮭中心のまちなのだということをおっしゃっていました。その部分に ついて商工観光課としては何かやっていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) まず、大きな考え方として、一つには外へ出てやっぱりPRをする ということが一番必要だと思いまして、先ほど市長答弁にもありましたように、今は埼玉を中心に実 際試食品を持っていったり、物産販売もしているところでございますし、パンフレットで宣伝なども しているということが1つ目でございます。   それからもう一つ目は、やはり地元に来ていただくように誘客すると、そのためにはやはり村上 自体のイメージを上げるという、この村上に来るとこんなのが食べられるよということでのイベント 開催を含めた事業が必要だというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 外に発信していく、それは当たり前のことなのですが、私その前に一番大事 なのはいろいろな活動を通じていろんな地域の物産店とか、また青年部が開発しているものとかも研 修に行ったりしました。例えば近くでは、山形商工会議所の青年部がやっている今全国的に有名な山 形の芋煮、あれも今までは全部コンニャク芋だとか、そういったものが群馬だったり、食材も地元で はなかった。それを全部今度は地元にしようということで、青年部が自分たちで畑に自分たちがコン ニャク芋を育てて、今山形の芋煮の食材は全部山形市内の食材なのですよ。その辺から考えますと、 鮭を中心として村上は進めるのだというその意識がやっぱり村上市民、村上の商店街、村上の商工会 議所、商工会の人間、そして村上の商売人がそういう名のもとで何かしない限り、結局村上っていつ やってもてんでばらばらなのですね。例えば釧路行った豚丼でも、どこ行ったって豚丼、豚丼、豚丼、 豚丼ですよ。そこが何か村上はもう行政がやろう、市長の考えていることと業者とか、例えばその業 種、そして会議所、商工会、そういったものの感覚が全部では一緒になってとにかくやってみようや という部分がないのではないかなという気がするのです。〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕 これ通告にないので、別に参考までですけれども、山形の新庄市ってありますよね。新庄市は、商店 街の活性化するために商工観光課の課長さんはじめ、行政が主導として発案したものがあるのですよ。 それは、商店街の商店の皆さんに100円均一、いわゆるもう茶わん屋さんの茶わん、本当は500円で売 っているのだけれども、もうこれずっと売れていなかったので、今回これを100円で出そうとか、お 茶があともう1週間で賞味期限になるので、これはもう100円で出そうとか、そういったものを各自 分の店の店頭に並べていただく。そして、100円均一をその商店街でやるのだそうですよ。そして、 会計は店の中で会計していただくのだそうです。その場で会計するのではなくて。そうすると、今ま で店に入ってきていただけなかった市民の皆さんとかも、ああ、この店にはこんなものがあるのだと か、ああ、こんなものも置いてあるのだ、そしてそのご主人さんとか奥さんとかとも話ができて、そ んなこういうのもあるのですねみたいな話から、100円で買ったものが、結局会計するときには2,200 円になったりとかということがあると。だから、例えば人形様めぐりでも、今あれだけ大々的に1カ 月やっていて、本当にいいことやっていますよ。村上はそういった情報発信すごいなと、よそへ行け ば言われます。でも、実質商売としてつながっているかというのは別問題なのですね。だから、その 間でもいいですから、ぜひ例えばそういった100円をやりながら、何か一つのそういう案として、ぜ ひそういったものも参考にしていただければな。だから、ぜひ観光課の課長は新庄なんて近いので、 1回その100円ショップしながら商店街の活性化、あれだけ本当にシャッター通りだった、隣のとこ ろ言ったら悪いのですが、本当新発田だって今駅前にあれだけの県立病院できたって、もうほとんど 店あいていませんよね。だから、あんな状態になる前に何かしら村上でも活性化なるために手を打っ ていただきたい。やっぱり行政が主導しないと私は絶対無理だと思っていますので、課長が一生懸命 その部分に関して頑張っていただきたいなと思うのです。ぜひよろしくお願いしたいなと思います。   それと、市長も先般出席いただきました。村上商工会議所青年部30周年、あれは旧村上市の中で ありますので、まだ商工会と商工会議所が合併しておりませんから、その中で青年部というのは満45 歳までの人しか会員ではできません。親会である商工会議所に会員として登録されている事業所もし くはその経営者ということで、もしくはその家族ということで構成されているのが青年部であります が、全国で800ぐらいの各都道府県の単会があります。各市町村ごとの単会ですけれども、その中で 3万人程度の人口で会員数が110人も、その45歳以下のそういった経営者、商店街の方もしくはそう いう事業所に勤めている方があれだけいるというのは本当に全国でも村上ってすごいところなのです。 そういう方々が今後10年後、20年後、どうなるかといいますと、私もそうです。私もその商工会議所 の青年部の会長も歴代務めて、前回表彰もいただいて、それで挨拶もさせていただきました。でも、 私も卒業してからもう5年になります。その方々も卒業して10年、20年になりますと、この村上のま ちをやっぱりしょって立つ経済人になっていくわけですよね。だから、そういう方々、その活動やっ ていることにやっぱり今後の村上の夢を託さなければならない。希望を。そのためにも商工観光課と やっぱり連帯して、若い力の発想力とか、若い力の行動力というのは本当にすばらしいものがある。 なぜそういったものをもっと活用して村上の活性化につなげていかないのかなというのがものすごく 私は不思議で仕方がない。その辺はどんなものでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私もこの前出させていただきまして挨拶をさせていただきました。挨拶の中 でも申し上げましたが、本当に青年部の活動は目をみはるものがあると、村上の元気印イコール青年 部ではないかというような挨拶をさせていただきましたが、アイデアもすばらしいものを持っていま すし、また行動力すばらしいものがありますので、当然のことながらあの方々と市役所、特に担当課 と密接な連携のもとに互いに切磋琢磨しながら取り組みをしていく必要があると、そのような認識を 持ちました。 〇5番(本間清人君) 時間もありますので〔質問時間終了のブザーあり〕ちょっと後ろできません けれども、また9月にやりますので、よろしくお願いします。終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで本間清人君の一般質問を終わります。                                              〇議長(板垣一徳君) 本日はこれで散会いたします。   また、6月17日午前10時から一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 4時00分  散 会