平成25年村上市議会第2回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成25年6月18日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長  田   嶋   雄   洋   君        都市整備課                   長       研   一   君        課 長 補 佐        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査 本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いをいたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、21番、相馬エイさんを指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は、2名を予定しております。ご了承願います。   最初に、7番、冨樫宇栄一君の一般質問を許します。   7番、冨樫宇栄一君。           〔7番 冨樫宇栄一君登壇〕 〇7番(冨樫宇栄一君) 皆さん、おはようございます。一般質問も4日目に入りましたが、私の質 問をさせていただきたいと思います。私の質問項目は2点であります。前回に引き続くものもありま すので、よろしくお願いをしたいと思います。   まず1点目、観光行政について。当村上市も観光まちづくりに力を入れており、各地区、団体の 独創的な活動やイベント等がマスコミでも多く取り上げられております。観光協会を中心とした関係 者の努力の成果があらわれており、当市の交流人口の増加が実感されるところであります。しかし、 今や観光は全国的に激しい競争状況にあります。観光の振興、拡大は、行政を含めた関係者の知恵と 努力にかかっておると言えます。観光を産業として持続、拡大していくためには、行政の果たす役割 は極めて大であります。市の観光振興施策の行政の役割を具体的にお伺いしたいというふうに思いま す。   2項目めは、都市計画区域の見直しについてであります。本市でも合併後の市街地の一体的な運 用、都市地域と農業地域の区別の明確化を図るため、都市計画マスタープランで示されている将来の 都市利用方針をもとに、都市計画区域の用途地域等の見直しを進めてきました。この4月から市中心 部の用途区域の変更がされました。しかし、南の玄関口と言われる荒川地区の見直しについては遅れ ているようであります。現状にそぐわないところが多く出ているということからも、都市計画区域の 用途の地域の見直しを急ぐ必要があると思いますが、現状についてお伺いをいたします。   一旦降壇して、再質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。   それでは、冨樫議員の2項目のご質問について順次お答えいたします。最初に1項目め、観光行 政について、本市の観光振興施策の行政の役割と具体的取り組みについてのお尋ねでございますが、 本市では観光振興計画を策定し、観光団体や市民の皆様と協働しながら観光振興施策を推進しており ます。観光振興計画は、平成22年3月に作成したもので、その進捗状況を把握するため、管理委員会 を設置し、施策の推進に努めているところであります。行政の役割としては、市民と協働で魅力ある 人材の育成や、観光資源を守り育てる活動、広報宣伝活動に力を入れており、観光協会等と連携を深 めて、全体的な調整役を含め、各種イベントの開催と広報宣伝活動を重点的に担当いたしております。   具体的な取り組みとしては、1つ目には各種イベント等の開催と、その実施に向けた調整役とし てコーディネートを図る役割があります。現在は新潟デスティネーションキャンペーンに対応するた めの推進協議会、さいたま市村上フェア実行委員会などを設置し、各種イベント開催に向けた準備を 進めております。   2つ目には、広域連携による観光PRであります。日本海きらきら羽越観光圏推進協議会、羽越 本線沿線観光振興連絡協議会などの構成員として、協議会の中で首都圏などでのPR活動や、おいで いただいたお客様に対するおもてなしイベント等を実施しております。   3つ目には、観光団体への支援事業があります。各種観光事業の推進のため、村上市観光協会や イヨボヤの里開発公社へ補助金による支援を行っております。観光資源を活用したイベントに取り組 む市民団体等への支援も行っております。観光イベント事業補助金を活用いただき、これまでに寺社 由来案内板の設置や、瀬波温泉花火大会などで市民団体等が主催するイベントを支援し、地域のにぎ わい創出や観光振興を図っております。   4つ目には、観光施設の維持管理があります。瀬波温泉海水浴場などの直営施設、朝日みどりの 里などの指定管理施設をはじめ、観光案内看板などの案内施設の設置や修繕等の維持管理を行ってお ります。   5つ目には、各種パンフレットやポスター等の作成及び広報宣伝活動があります。パンフレット やチラシ等の作成のために他市のものを研究するなど、参考にしながら、よりよいパンフレット等の 作成に職員も深くかかわっております。パンフレット等の発送依頼には親切丁寧に対応しております。   次に2項目め、都市計画区域の見直しについて、中心部の用途地域の見直しは行われたが、荒川 地区の用途地域の見直しが遅れている、急ぐ必要があると思うが、現状について伺いたいとのお尋ね についてでございますが、議員ご指摘のとおり、村上地域の用途地域は変更されましたが、荒川地域 の用途地域につきましては現在関係機関と調整中という状況であります。当初平成21年度策定の都市 計画マスタープランにのっとり、平成22年度から当時の都市計画課及び農林水産課双方で調整しなが ら見直し作業に入り、順調に審議を進めてまいりました。そして、平成24年度からは都市計画変更に 向けての住民説明に入らせてもらう予定でおりましたが、荒川地域の用途地域拡大部分に係る農用地 に関しましては、関係機関と詳細な詰めを必要としたことから、それらが整うまで待つこととし、村 上地域の用途地域を先に進めたものであります。   なお、荒川地域につきましては、現在農用地関係について関係機関と鋭意調整中であります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 観光問題については前回も問題取り上げましたのですけれども、基本的な ことにつきましてはこの村上市観光振興計画に記載もされておりますし、ここにはかなり具体的な任 務分担等明らかにされておるわけでありますが、基本的に、きのうですか、渡辺議員の質問の中で、 市の主に担うところはハード面は市がやる、そしてソフト面については観光協会が中心になってやっ てもらうと、そこ連携とるのが市の仕事ですというようなお話があったようでありますが、明確な区 別と、そういうものはもちろんないということでありますけれども、市が観光に対する市の役割とい うのですか、これをもっとわかりやすくイメージ的に言うと、例えば観光問題一つの事業として考え たときに、会社にすれば市は何をかを、総務部なのか、営業部なのか、企画部なのか、そういうわか りやすいイメージをぱっと一言で言えば、どういうふうに位置づけられるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 観光というものは一口に言って役割分担が何だかというものではないと私は 考えております。地域に住んでいる人、地域に住もうとする人、それらも全部全て自分たちの地域を 愛し、そして観光に来た人たちに喜んでいただける、そういうような心構えを持つことが大事であり ますし、そこに行政あるいは観光に携わる人たち、そしていろいろな団体が調整をして、そして一緒 になってこの村上のよさをPRし、そして来ていただく方々に喜んでいただける、そういうものを全 てひっくるめて一つの観光地、あるいは観光というものではないかなと、そのように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 言われていることは当然そのとおりなのでありますが、具体的に今地域間 競争となっているこの観光の中で、村上市が打ち勝って観光振興を図っていくためには、今どういう ことが本当に、では必要なのかということを明確にする必要があるのではないかというふうな感じが するものですからそういう言い方したのですが、ちょっとこの先月、新潟でも「県庁おもてなし課」 という映画が封切られました。見に行ってきましたのですが、たまたま私たちも会派で昨年高知県庁 へ寄せてもらったことも含めてお話をさせていただきたいと思うのですが、この映画は映画ですから、 小説を映画化したものでありますから、そのとおりではないですけれども、言わんとすることは伝わ るように感じました。この県庁おもてなし課というのは高知県庁に実在をする課でありまして、高知 県の観光特使に委嘱されている有川浩さんという作家が小説にしたものを映画化したというものであ りますが、観光行政のあり方のポイントが提起をされているというふうに思いますので若干ご紹介す れば、この物語は1人の若い県庁職員、おもてなし課に籍を置く職員の活動を映画化してあるのです が、一番あれなのは、観光特使に依頼をしに行ったのだけれども、その後庁内での意見調整に手間取 っている間に1カ月も過ぎてしまったと。委嘱された本人はどうなったのだと、もうそんなものは終 わったのだろうというふうなお叱りを受けたところから始まっていく映画なのですが、本当に行政は 間違いなく一つずつ手続を踏んで確実に実行していくというのが基本なのですけれども、事観光問題 に関しては、やはりスピーディーな業務対応というのがどうしても必要であるということと、余り慣 例にとらわれないでやっていくという、そういうことの必要性が言われているような映画だと私は受 けとめたのでありますが、そういう映画はともかくといたしまして、たまたまこの高知県庁へ行った のが、私たちの会派で高知市役所のほうに行政視察に行ったのでありますが、たまたま時間がちょっ とあったので市役所を見たら、すぐ隣が県庁だったので、高知県庁におもてなし課というのがあるな というような話になりまして、では行ってみようか、どうするか、しかし何もアポとっていないしな といういろいろ議論したのですが、断られてもしようがないと、パンフレットの一枚でももらってく るだけでもいいから、失礼を承知で行ってみようということにになりまして、突然アポなしで訪問し たということで、大変失礼なことをしたわけでありまして、そのおもてなし課の皆さんには大変ご迷 惑をおかけしたと思います。この場をかりて改めておわびを申し上げ、そしていろいろお話をいただ きましたことに感謝を申し上げたいというふうに思います。   この映画では、おもてなし課の課長さんは男の人になっていますけれども、実際の当課は正式に は高知県観光振興部おもてなし課という名称でありまして、中村智砂さんという女性の美人の課長さ んでありました。突然訪問したのですから一瞬面食らったというような感じでしたが、快くではなか ったのでしょうけれども丁寧に対応していただきまして、それでいろいろお話をしていただきました。 参考資料もいただいてきました。そういう面では、手のあいているスタッフをちょっと集めてみて説 明をしてもらったり、非常に丁寧な、まさにおもてなし課だなという印象を強くした訪問ありました が、そんなところからいろいろわかるように、観光名所をいかに開発するかというのは、それはどこ でもみんな一生懸命にやっている、競争しているわけですが、そこに実際に来たお客様を2度3度来 ていただく、リピーターをいかにつくるか、これが観光の基本なのだと、持続する観光でなければ観 光は産業として維持できないということから、いかに来たお客様をもてなし、満足をしていただくの かということから、このおもてなし課が設置をされたというお話でありました。おもてなしは確かに 市長が言われているように、市民我々一人一人も含めて、来たお客様に対する親切な対応であります けれども、言っているように、それは広報宣伝活動を充実していくというのは、もちろんそれ一つの 方法でありまして、それは大事な基本だと思いますが、しかし本当にそれを全体に市民に幅広く徹底 をしていくためには、もう少し工夫したことが必要なのではないかというふうに感ずるのですが、い かがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今行政としては、協働のまちづくりというような事業を昨年度から始めさせ ていただいております。非常に多くの地域で自分たちの地域を見直そう、あるいは考えてみよう、も う一度自分たちの地域の元気は何かというようなことを考えてみようという機運が生まれてきて、非 常に喜んでいるところでございます。そこにプラス、自分たちの地域の観光等についても非常に多く 話し合われているというようなことでございまして、そこに行政が入っていって、それを何とか実が 結ぶような観光行政にしていこうではないかというようなことを今模索しているところでございます。   いずれにいたしましても、観光といっても非常に範囲が広うございまして、村上市のみの観光、 あるいは広域的観光、特に最近新聞によく話題になっておりますけれども、北陸新幹線が開通をいた しますと、新潟に寄らないで高崎まで富山、金沢、長野の方々が行くと、非常に危機感を募らせてい るところでございます。そのためにきらきら羽越観光圏、あるいは羽越沿線の観光圏、広域観光を組 織して、何とかそれを食いとめて、こちらのほうに向いていただこう、足をこっちのほうに向けてい ただこうというような取り組みも強化しているわけでございます。その一環としてデスティネーショ ンキャンペーン等をやらせていただいているというようなことでございまして、それらの対応を急ぎ ながら、市として、あるいは業界の団体と携えて、観光をPRし、そしてご説明のとおりリピーター なのです。リピーターを何とか呼び戻す方法を考えていかなければならないのではないかなと、その ように捉えております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 私も高知県視察行くまでは、高知県というのは観光資源がどっさりあって、 ある程度集中をしていて恵まれているところなのだなというふうなイメージを非常に持って出かけて いったのですが、いただきました資料だとか、あるいは県の状況だとかを調べてみますと、そうでは ないのだなということに気がついたというのですか、高知県というのは四国の南部のほうで、ちょっ と海側に弓なりになっている細長い県でありまして、新潟県を裏表、東西をひっくり返したような感 じに似ているなという感じがしたのですが、高知県の総面積は7,100平方キロメートルなのですが、 その89%が山林だという、そして海のすぐそばまで山がせり出してきている典型的な山国なのです、 海の国ではないのですということでありました。その7,100平方キロメートルの中で89%が山林を占 める中で、可住面積が16.4%で、全国で47番目だと、一番可住面積が狭い地域なのだということがわ かりました。ここに人口75万1,000人が住んでおられるという、地理的には非常に条件的には大変な、 厳しいというのですか、状況の中で、しかしそこの中からいろいろ観光を全国に名が知れ渡っている ほど観光名所をつくり上げているというのは、まさに観光を本当に大事な産業だという、そこにどう やって育て上げていくのかということからいろいろ県が主導する形でさまざまな取り組みをされてい ると、非常に先進的な取り組みをされている、その一つのあらわれとしてそのおもてなし課が設定を されているということだというふうに思うのですが、ここでも高知県は今言ったような、そういう状 況の中で、観光地も結構ばらばら散らばっているのです。高知市内はお城があって、県庁があって、 市役所があって、ちょっと行けば中心部があって、播磨屋橋があったり、そんなことで歩いても行け るのですけれども、ほかのところへ行こうとすれば、交通手段がなければなかなか行けないという地 形であります。そういう中で観光を、要するに89%が山林だという県が生き延びていくためには、観 光に一つの産業として意向をかけていこうということが目指されておりまして、平成16年に観光振興 計画をつくったということでありますが、当時高知県を訪れた県外のお客様は、観光客は308万人で、 1人当たり消費量2万6,000円と計算すると、高知県内で約800億円の消費が見込まれていると。そし て、そこにサラダの原材料をつくるだとか、それに携わる人たちだの、何かの所得だとかいろいろ考 えると、直接効果が800億円でも、実際には1,000億円を超えるだけの経済効果を高知県へもたらして いると。ここをどうやって伸ばすかということで、観光を地域に密着した総合産業として育てていく ことを目指しているということを県としての基本施策として決めたわけです。それに基づいてさまざ まな取り組みがされているということであります。   今先ほど市長から答弁がありましたように、この村上市だけで観光ではもちろん不十分でありま して、高知県でも全県、四国4県全部と連携をした観光政策というようなことも進めておるわけです けれから、さまざまいかにそのほかのところと連携をさせて切れ間なく観光のお客様来てもらえるよ うな取り組みをするというのが、これは観光政策であろうというふうに思うのでありますが、リピー ターつくるためには、1度訪れてきたお客様をまた2度も3度も来てもらえるようにするにはどうす るのかということだと思うのです。行政が、それは今市長が言われたように、一人一人の我々がそう いうおもてなしの心を持つということが、それは基本でありますが、それをより効率よくそういう気 持ちを醸成をしていくための仕掛けをするというのですか、そういうことが行政の仕事として大きな ものがあるのではないかというふうに思います。当然広報宣伝活動というふうに、どういうやり方を するのか、ちょっと私もよくイメージが湧かないのでありますが、例えばおもてなし、その観光地周 辺の環境整備だとか、あるいは観光施設のものはそこを管理する団体だけではなくて、その周辺の人 たちも含めて清掃活動とか、あるいは環境整備活動だとかに参加をする、そのことを通して自分の地 域の観光地を大事にする、お客様を大事にするという気持ちが醸成をされていくのではないかという イメージを私は持っているのですが、その辺の取り組みについては市としてはどのように考えておる のでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 市といたしましては、観光協会などとやはり連携をとって、海岸清 掃や地域をきれいにする活動、そしてお客様におもてなしいただけるように、いろいろな機会を捉え て住民の皆様にもお願いをしているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) いろいろな機会でやっていくということになるわけでありますが、直接的 に観光に関係のない、携わっていない人たちが観光客をもてなそう、そしてそのことを通してこの地 域の観光を振興しようという気持ちを起こさせることを仕掛けるのが商工観光課の大事な仕事ではな いかという感じがするということなのですが、先ほど申し上げましたように、観光を地域に密着した 産業として発展させていくためには、今言ったような市民を含めた観光まちづくりを市民協働のまち づくりの一環として進めるということ、これは大事なことであります。それと同時に、この観光が拡 大をすることによって、実際に自分たちも含め、直接ではないけれども、回り回って自分たちも、自 分も含めた地域が潤うのだということが実感をしてもらえるような、そういう取り組みがぜひとも必 要であろうというふうに思います。   この間の本間議員の質問の中でも観光についての質問がありましたけれども、山形県の芋煮会の 例を出しておられたようでありますが、観光をすることは、芋煮会を全部地元産の材料を使ってやる ことによって地域が経済が潤うのだと、そのことが一般の市民にわかるような、そういう目に見える 形での取り組みというのですか、そういうこともぜひとも必要だろうというふうに思います。そして、 観光をイベントだけではなくて、持続させていくことによって一つの産業として成り立ってくると、 こういうことを市民の皆さんに理解してもらう、そういうことを実感してもらう、そういう取り組み というのが非常に、それは誰がやるのかと、これやっぱり行政、商工観光課がやるべき仕事ではない かと思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 観光課の職員の数も少のうございますが、やはりいろいろな機会を 捉えて、住民の皆様におもてなしを高めていただくようお願いしているということを重点的にやって いきたいと。最近は、人形さま巡りや屏風まつりなどでまち場の中で観光パンフを持っているお客様 に対して、市民の皆様からどちらへ行きなさる予定ですかというような声かけをするように町屋商人 会の皆様も声かけをされておりますし、商工会議所などでもいろいろな機会を捉えて皆様にお願いを しておりますので、そんな形で観光課だけが行うのではなくて、観光にかかわるいろんな関係の皆様 がそれぞれの機会を捉えて、市民の皆様におもてなしを高めていただくようお願いをしていくという ところがやはり大事で、観光課だけがやるものではないと、一丸となってやるものだなというふうに 思っているところです。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) もちろん一丸となってやるものなわけですが、それを仕掛けるのが商工観 光課の役目ではないかということを言いたいということなのです。   今お話が出ましたけれども、屏風まつりだとか、人形さま巡りだとか、これはすばらしいことを やっているのだなというふうに私は思うのでありますが、人形さま巡りは全国各地でやられているよ うでありますが、そこ大体のところはどこかの施設のところに幾つかのひな人形を集めて、そしてそ こにお客様来ていただくというのが大体のやり方のようですけれども、村上の場合は個人のものを自 分のうちで展示をして、そして案内も接待も全部自分がやっていると、それを1カ月間もやって、そ れ13年間だか14年間続けてきたということですから、当初の段階ではそんなに大勢のお客様は来なか ったのかもしれませんけれども、今の状況見ているとすごくいいなというふうに、何か平日でも結構 歩いているのが目につきますし、そしてそれを全くお土産を売っているだとか関係ないところの人た ちが一生懸命自分のところのやつを案内をしていると、こんなのは全国でもそうはないのではないか と、その結果として、やはり人形さま巡り、屏風まつりが終わった後でも、もう一度また村上に見に 来ましたという人がぽつぽつふえているというお話でした。   人形さま祭巡りの間1カ月間はやっているけども、さっぱりお土産だとか自分も売っているとこ ろ何も売れなかったのに、終わってから来た人、九州から来た人もいるそうですし、東京からなんか も結構そこ終わってから来られるお客様があるということで、そういうときに買ってくれると、どこ で回り回って何かしらの形で地域経済を潤しているということなのだなということが、そんなお話か ら感じたわけであります。   そういういろいろさまざまな工夫を凝らした取り組みを村上市は観光協会だとかを中心になって 進めておるのでありますが、ある意味では村上市というのは観光都市とすれば、中途半端というよう な言い方は失礼なのですが、でかい観光名所があるわけでもなくて、小さなイベントを幾つもつなげ ていくことを通してお客様をそのイベント以外のときにも来ていただく、そして地方に金を落として いただくと、こういうことを、そこに重点を置いて連続した、いかにお客様を呼び込むことができる のかと、これにかかっているような気がするわけでありまして、その辺について観光協会もうちょっ と、人員も足りないかもしれませんけれども、やはり力を入れていただきたいといことであります。 おもてなしをお客様、観光客の満足度を高めるというのはハード面、ソフト面、両面あると思います が、商工観光課としてどういうふうなことを今村上市としては課題だというふうにお考えでしょうか、 お伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 満足度を高めるためには、やはり一番の課題となるのはそれぞれの 受け入れ先となる、例えば宿泊先、それから観光施設となる、村上市で言いますとおしゃぎり会館や イヨボヤ会館など、それから民間の町屋の通年でお店をあけてくださっているそれぞれの受け入れ先、 こういったところのおもてなしがやはり高まるということが一番大事だろうと思っております。いか にしてそれを、全部の方の満足度を高めるってなかなか難しゅうございますが、一人でも多くの皆様 の満足度を高めるようなおもてなしをしていく、接遇を含めたおもてなしの向上が課題だろうという ふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) お客様の満足度を上げるために、これも高知県の例なのですが、おもてな し、その気持ちを醸成するために、そういう地域で、あるいは団体だとかが観光地周辺の環境整備だ とかをやることを奨励をしている、あるいはそういうことをいい、すごい、すばらしい取り組みだと いうふうになった場合、それを表彰していると、そういうのが高知県だけではなくて、広島県でもそ んなことをやっているとかとこの間報道されていましたけれども、そういうことを奨励をする、積極 的に商工観光課が奨励をするということがぜひとも必要ではないかというふうに思うのでありますが、 そういうことの取り組みはいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 表彰制度ということになりますとなかなか厳しゅうございますので、 今現在はそのようなことは考えておりません。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) それは、市のレベルとしては何十万の都市でもないわけですから無理もも ちろんあるのですが、そういう市民全体が観光客に対するおもてなしの心を醸成しようという活動を 奨励をしていく取り組みもぜひ強化をしていくべきではないかというふうに思います。   特に村上で観光客にちょっと聞いたというのですか、そういうお話を見ると、トイレがなさ過ぎ るのではないかという声を多く聞きました。なかなか場所的に設置が難しいのであります。あそこの 上町はあんなすばらしいトイレができましたけれども、あんなものをあちこちにつくれというふうに、 それは無理もあるでしょうけれども、しかし今、さきに言われているように、村上市の観光のお客様 というのは大型バスで来て、どっとどこか行って、ぱっと見せてもらって、そして行くのとは全然違 って、小グループだとか、あるいは夫婦だとか、そういう人たちがどこかへ車を置いて、あるいは電 車で来て、歩いて回って歩くというのが非常に多いのではないかという感じがするのです。そういう 面ではトイレが余りに少な過ぎるし、そのトイレの場所がパンフレット見ればトイレなんていって書 いてあるのが観光パンフの中には印はついてあるのですが、実際に行ってみてもどこがそのあれなの かというのはさっぱりわからないという状況のようでありますが、その辺についての改善方をどうい うふうにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 村上駅をおりて、特にこの村上地区の町屋地区を歩いて観光される 皆様を見ておりますと、トイレは少ないのかなという感じはございますが、よくよく歩いてみますと、 民間の施設の中でもトイレどうぞご利用くださいといって提供してくださっているお店もございます ので、確かに公共的な部分は少ないと感じるかもしれませんが、上手に宣伝をすれば、ある程度のト イレは利用できるなというふうに思っています。特に平日であれば、市役所周辺の公共施設などもト イレを開放してございますので、土日になると少し少なく感じるのかなというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) お客様のアンケートだとかをしてお客のニーズを正確に把握するというこ とが必要ではないかと思いますが、私の聞いているのとはちょっと認識の差があるようでありますが、 人形さま巡りだとか屏風まつりだとかは個人のお宅を開放してもらっているわけですから、そこを使 わせてもらうということももちろんやっているわけでありますが、なかなかそれもいろいろやっぱり 問題点もあるようであります。そういう面では、これも高知県の例なのですが、私のうちは、個人は 余りないようでありますが、うちのここは観光で来られたお客様にどうぞ使っていただいてもいいの ですというような、おもてなしトイレという制度がつくられていると、そして認定証を掲示をしてい て、誰でも歩いていて、ここのうちだったら、ここはトイレ借りられるのだなというようなことが一 目でわかるような取り組みをしているということなのでありますが、そういうこともしないと、個人 のとこ頭下げて使わせてもらえば使わせていただけるでしょうけれども、〔質問終了時間10分前の予 告ブザーあり〕全くそこのおひな様見せてもらって、そこから別に何も買うわけでもない、何もない のに、またトイレお借りしてというふうな、観光客とすればなかなか余りいいあれじゃないなという ことで、あそこを見て、ところどころにそういうトイレを、ちゃんとした公衆トイレでなくても、こ こは観光客のために開放しているトイレですというようなことがすぐわかって、観光客が気軽に使え るような、そういうことがぜひ必要ではないかというふうに私は思っているのですが、そういうとこ ろのお考えはないでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 高知県のおもてなしトイレという制度につきましてはインターネッ トで確認をしてございますが、村上市においてはこれにすぐ取り組もうというような考えはございま せん。ただ、民間の施設の方、お店をやっている方でも、外から見て、うちのトイレご利用いただい てよろしいですよというような表示をしているお店もございますので、中に入って中にも、また違う お店ではどうぞトイレご利用くださいといって書いてあるお店も村上市内にはございますので、そん なようなことで、これからもそんなお店がふえてくださることを願っております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 時間がありませんのであれなのですが、そういうトイレの場所だとか、あ るいは観光施設の場所も意外と看板が少ないという声が聞こえるようであります。そういう面では、 もう少し使わせてもらえるトイレ、あるいはここはどういうあれですとかという、その観光地の観光 の場所の観光案内所の看板でさえも、歩いていてもなかなか目につかないというのが状況ではないか と私は受けとめているのですが、観光看板、あるいは表示板、こういうものについてもっと強化をす る必要があるのではないかということを申し上げまして、一応この問題については終わりたいと思い ます。   都市計画についてでありますが、荒川のほうの状況については今市長からご答弁がありました。 言っていることはもちろんわかるのでありますが、荒川が南の玄関口だというふうに言われて、そし て都市計画マスタープランでも、荒川のここの地区は病院の西側はこういうあれで、県立坂町病院西 側一帯は保育園、医療施設等に近く、幹線道路7号、113号ともアクセスも可能な住宅地として中小 規模の生活の利便施設の立地も可能な用途地域の変更を目指しますというふうに明記をされておりま すし、そして国道7号の沿線は日本海東北自動車道荒川胎内インターからの流入利用者をはじめ、荒 川地区と国道113号からの利用者を前提にして、販売情報や休憩機能をした沿線サービスなどの利便 性の上進を目指す地域振興に資する交流拠点を目指すというふうにはっきりと書かれているわけです。 これを言われたように農業振興地域の整備に関する法律だとかの問題だとかも抱えておるわけであり ますが、これを合併してもう5年もなるのに全然その用途地域の区域指定も変更もまだできていない ということでは、どうなっているのだという地元の声が大きくなっています。ぜひ早急に進めていた だきたいというふうに思います。   この間の新潟日報にあれでしたけれども、上越の問題も出ていましたけれども、検討委員会をつ くってマスタープランの見直しをすべきだという提言が〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕検 討委員会からされたということも報道されておりますけれども、やはりこれはちゃんと現状社会情勢 の変化に合わせてマスタープランになる用途地域の変更、こういうものをしながら、地域の活性化を どうしても図っていくということが必要だというふうに思うのですが、その取り組みについて、今後 についてどういうふうにしようと思われているのか、市長のお考えをお聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど申し上げましたように、順次今計画変更していますので、引き続き急 いで取り組みを強化していくということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 順次ということでありますが、この7号線の沿線だとかを見ていますと、 用途地域に指定されていないために大きな面積を一気に開発するだとかはできないということで、全 く個人取引で適当に勝手にパチンコ屋が建ったり、コンビニが建ったり、個人のうちが建ったりして いまして、そして、したがってそういう宅地造成でありますから、道路もこんなになって曲がってい ったり、行きどまりの道路があったりということで、マスタープランに書いてあるような形での地域 開発がされていないという面があるわけでありますので、現状を踏まえて早急な見直しをお願いをし たいというふうに思います。   それとちょっと関連なのですが、この間の竹内議員の質問に対して、村上総合病院の移転に伴う 駅東西の駅周辺の開発ということで、駅の橋上化はどうしても必要なのだというようなことが市長か ら言われておりましたが、当然駅周辺の整備というのは必要なことでありますし、東西をつなぐこと が、これもやらなければならない事業ではあると思うのですが、しかしこれはいずれにしても膨大な 経費もかかる問題ですが、市長は当然将来のことを考えながら市政運営をやるわけでありますから長 期的なことを述べられたのだと思いますが、その辺についてもうちょっとお話しいただければありが たいのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 誰が答えるのだ、これ。           〔「通告ないけどもいいですか」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 都市計画に絡めてのことだ、答えてやればいいがの。           〔「そのとおり」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) お答えをさせていただきます。   将来的に、これは前から村上で話があった話でございまして、今さら初めて出てきた話ではない ということをまずご理解していただきたいと思っておりますし、将来的なことを考えると、どうして も駅の東と西を分断されている状態ではこれから村上市の発展はあり得ないと考えていかなければな らないと考えております。そのためには、何とかして東と西をどうやって結んでいくかということが 非常に大きな課題になります。連絡通路がいいのか、あるいは橋上駅がいいのか、これから具体的な 話を進めていかなければなりませんけれども、そういうような観点からすると、どうしてもこの東と 西の連絡はとっていく必要があると、そのように私は考えております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) わかりました。   なぜそういうこと言ったかといいますと、荒川地区でもいろいろ市長のほうに地区の要望が出て いるわけでありますが、羽越線から7号線まで続く南大通線の道路の整備だとかというあれが出てお るわけでありますが、地域の全体的な均衡ある発展のためには、中心部だけではなくて、ぜひとも地 区の重要なところについてはそういうちゃんとした開発の手をぜひ入れていただきたいということな のでありますが、よろしくお願いいたします。   時間がありませんので答弁いただけませんが、〔質問時間終了のブザーあり〕そういうことをぜ ひともよろしくお願いして終わります。ありがとうございました。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) これで冨樫宇栄一君の一般質問を終わります。   午前11時5分まで休憩します。            午前10時51分  休 憩                                                        午前11時05分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、21番、相馬エイさんの一般質問を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) これより私の一般質問をさせていただきます。   質問事項は、村上総合病院新築移転と市が計画している大型開発事業についてであります。   平成25年5月2日、新潟県厚生農業協同組合連合会代表理事理事長、末武雅之氏より、村上市長 に村上総合病院新築候補地の決定について報告がありました。報告には、駅西地区を新築候補地とし、 諸課題、その対応も含め、貴市の全面的なご支援、ご協力を賜りたいとあります。諸課題とは具体的 にどのような課題ですか。   5月13日の市議会全員協議会で市長は、JR村上駅西側に移転新築する村上総合病院の跡地には 統合保育園を建設する構想を明らかにしました。統合保育園は、駅前住民や商店の人々の望むものな のでしょうか。   村上市は、村上総合病院新築移転とあわせ、地方都市リノベーション事業(都市再生整備計画事 業の拡大)を取り入れ、駅を中心とした駅前広場、自由通路の整備、駅の橋上化なども含め、大型開 発事業をやろうとしています。村上市が計画している事業には莫大な財源が必要とされます。財政の 見通しはあるのでしょうか。   今現在市民の生活、営業は大変深刻になっています。市民の深刻な実態を踏まえた上で、大型開 発に乗り出そうとしているのでしょうか、市長のお考えを伺います。   答弁をいただきました後、再質問をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、相馬議員の村上総合病院新築移転と市が計画している大型開発事 業についてのご質問についてお答えをいたします。   初めに、本年5月2日の厚生連からの報告の中で駅西地区を候補地としたときの諸条件は具体的 にはどのような課題かとのお尋ねについてでございますが、厚生連からは新病院建設のための候補地 としては村上駅西が最適と判断し、今後具体的な事業を進めるに当たって必要な土地の面積の確保に 係る用地交渉や新病院利用者の交通アクセス向上のための対策などについてお話をいただいておりま す。   次に、病院跡地に建設する構想の統合保育園は駅前住民や商店の人々の望むものなのかとのお尋 ねについてでございますが、村上総合病院の跡地につきましては、総合保育園の構想を持っておりま すけれども、今後まちづくりプランを策定しなければなりませんので、その策定の中で市民の皆さん のご意見等をお聞きしながら判断をしていかなければならない事項と考えております。   次に、村上市が計画している地方都市リノベーション事業には膨大な財源が必要とされるが、財 政の見通しはあるのかとのお尋ねについてでございますが、リノベーション事業で検討しております 村上駅周辺の整備につきましては、今定例会に都市計画関係業務委託料として計上させていただいて おります。指摘のように、この事業には相当規模の事業費が必要となることが想定されることから、 限られた財源の中でいかに集中し、選択していくかといった視点が不可欠と考えております。したが いまして、整備計画につきましては中長期的な視点に立って、財政計画を含め、検討する必要がある と考えております。   次に、現在市民の生活、営業は大変深刻になっている、そのような実態を踏まえた上で大規模開 発に乗り出そうとしているのかとのお尋ねについてでございますが、市民の皆さんの生活環境の改善、 利便性の向上、そして新たなまちづくりによる地域の活性化、また観光地としての利便性やインフラ の充実などによるイメージアップが図られることになりますので、大きな効果が期待できるものと考 えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ありがとうございました。   では、再質問させていただきます。まず最初に、平成24年5月30日、今井副会長、横山組合長、 末武理事長が市役所を訪問し、大滝村上市長に早期新築に向けた建設建築用地の選定と財政支援につ いて要請されました。その中で財政支援については、市の財政事情が厳しいという市側から、大滝市 長から説明がありました。そして、結果的には20億の支援、それでその20億の中身は用地確保、イン フラも含めてという内容になっております。   そこで伺いますが、独立行政法人UR都市機構東日本都市再生本部の松川さんという方が村上市 においでになっていらっしゃいますが、どのような目的を持って村上市に訪ねられたのでしょうか、 政策推進課長、お伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 厚生連のほうから実はお話がございまして、もともとはジャスコ跡 地の汚染土壌の入れかえについてのいい制度があるから研究してみたらどうかというようなご提案が ありました。このため、厚生連の方と、それから市の村上総合病院新築支援プロジェクトのメンバー でそのお話を聞いたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それと、6月20日、第10回のプロジェクトの会議がございました。そこで、 JR新潟支社訪問の際の状況について報告というレジュメがございます。どなたがJR新潟支社へ訪 問して、報告はどなたがされたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 去年の話ですよね。 〇21番(相馬エイ君) はい。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 去年のJRの訪問については、村上総合病院が駅周辺、駅西に来た場 合に、その用地、JRの用地もどの程度確保、また提供できるのかというようなことの確認をさせて いただいた会議で、私がそちらのほうに出向いて説明を聞いたということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 日程から見ますと、それから6月20日の第10回プロジェクトの会議のレジュ メで、駅西駅前広場の整備計画と病院用地の買収計画の方向性について検討されております。これは、 具体的にはどういうことなのでしょうか。この段階では、駅西という用地は決定されておりませんよ ね。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) まだどこにしようかということの結論は出ておりません。ただ、可能 性としてJRの土地もかかる可能性がありますので、その辺をしっかりと対応して、それが可能かど うか、それを確認ということでいろいろ話をさせていただいたところであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 7月13日、現政策推進課長から、東日本新潟支社の企画室投資計画の小川さ ん宛てに、村上駅西側用地の売却意向についてというご相談がされております。中身はどのような話 だったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) JR東日本新潟支社のほうには2度伺っております。たしか6月と 7月にだと思いますが、1度目は私と、それから財政課の管財担当の職員で、2人で参りました。内 容につきましては今ほど副市長が申し上げましたように、村上総合病院の移転した場合の候補地とし て駅西の用地があったものですから、そこのことの検討をする中で、どうしてもJRの所有地の売却 が可能かどうかということの検討が必要だったということでございます。JRのほうには図面も含め、 介在する保安林ですとか、さまざまな施設もございますので、そういったものについて、もし駅西に 行ったとき、そういった用地についてはどの程度売却可能なのか、また売却が可能かどうかの最初の 入り口からもお話をさせていただきましたが、そういったことで駅西を検討する上での判断材料とし てお伺いしたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 7月25日水曜日、市長とプロジェクトメンバーで西口用地を踏査しておりま す。そして、7月25日、その後、第11回のプロジェクト会議をやっております。そのプロジェクト会 議を受けて、7月31日、副市長がJR新潟支社を訪問し、建設候補地になっている村上駅西側のJR 用地についての売却についての意向の確認に行っております。これは、どのくらいの土地を売却して ほしいというか、中身はどのような。ただご挨拶に行ったのではないと思うのですけれども、どうい う中身だったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) その命を受けて私が行ったわけであります。駅西の病院がそちらに移 転するということに仮定した場合に、どの程度譲ってもらえるかということの確認であります。北側 のほうにずっと保安林がありますし、その保安林をこちらのほうへ売却された場合には、それなりの 防風柵、フェンスをつくらなければいけないとか、結構そういうハードルが高かったものですから、 その辺も含めて事業費ベースで幾らぐらいかかるのかなというようなものも含めて、ちょっと機関車 置き場もありますので、その辺もちょっと含めてどの程度可能なのかということでご挨拶させていた だきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 村上駅は特殊な駅なのですよね。皆さんもご存じと思うのですけれども、単 式ホーム1面1線と、島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅で、現在エレベー ターつきの高架通路と秋田側にある地下通路で連絡をとっております。   それで、村上駅はデッドセクションという特殊な電流の交差点になっているのだそうですが、そ のデッドセクションとは具体的にどのようなことを指すのでしょうか、どなたか説明してください。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 専門的な部分についてはちょっと把握していない部分はありますが、 ちょうど西側の敷地の中に変電施設がございます。電車に乗って村上のほうに入ってきたときに一瞬 停電状態に電車の中がなったりしますが、交流と直流の切りかえの場所だというふうに認識しており ます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今ご説明がありましたけれども、村上駅は特殊な駅なのですよね。ですから、 鈍行というのでしょうか、鈍行はそういう直流と交流の境界となっており、隣の間島駅との間にデッ ドセクションがあると。特急列車、快速列車や貨物列車は直通するものの、JR東日本新潟支社は一 般型の交直流電車を保有していないと。ですから、ちょっと今説明あったような形の対応がされてい るということです。それで、現在のJRの駅周辺ということで、村上市の幹部が用地買収ということ で、まだ候補地も決まらないうちにせっせとJR新潟支社に足を運んでおります。1965年当時は1日 の平均乗車人員は3,921人、ところが今、ちょっと数年前ですが、2011年では1,797人と、1日平均の 人数が約半分以下に減っております。これが今村上市の駅の実態であります。   そこで伺いますが、地方都市リノベーション事業、これでいろんな事業の名前が出ておりました。 その事業の名前を聞いた限り私書き出しましたが、これ全てがこのリノベーション事業で対象にしよ うとしているのか、後でお聞きいたします。取りつけ道路駅前広場整備、駅西広場整備、連絡通路、 つまり橋上駅、それから病院の跡地の統合保育園、ジャスコ跡地の緑地、それから上下水道事業、そ れから取りつけ道路は松山1号線につながる取りつけ道路の改修というのでしょうか、これら全てを 対象にしたリノベーション事業にしようとしているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) リノベーション事業においてはそういう事業が対象になりますよということ で、市としては対象になる事業を拾い出しているということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それで、そのリノベーション事業の財源、どのぐらい自治体で負担する割合 になっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) リノベーションで行う事業に、先日議員さんに申し上げました ように、おのおのの事業費なんかをこれからのまちづくりプランの中で作成していくということにな りますので、まだ概算の全体の事業費までは……           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 事業の中での補助につきましては、支援施設の部分につきまし て50%の補助を受けるということで事業化されております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この事業全体の名前は出しているのですよね。そうしたら、おおよその概算 はこのくらいを見ているというのはあるのだろうと思うのです。そうでなければ行政の仕事のプロが 素人のするような仕事だと思うのですが、これらの対象になるとして総額どのぐらいを考えているの ですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今東海林室長から話ありましたとおり、その全体的な概算というのは出して おりません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それでは、行政何十年もやってきたプロが、素人のする仕事みたいなもので すね。24年8月24日、候補用地比較表の中にインフラ整備と初期整備概算工事費とございます。そこ には駅西、松山1号に接続する取りつけ道路と上下水道の布設、自由通路、駅前広場等の整備、取り つけ道路、水道施設、下水道施設、JR補償工事とありまして、(A)、それから用地費、宅地、畑 地、JRの土地、用地面積幾ら、これが(B)、(A)と(B)を足して初期整備事業費合計という ことで、情報公開を求めた私には残念ながらお歯黒で、ここの部分は消されてあるのです。ですけれ ども、消されてあるけれども、つまり行政の皆さんはちゃんとこういう(A)と(B)の概算を出し て検討したということです。市長、そうでしょう。知らないとは言わせません。(A)と(B)、事 業費合計とちゃんとなっているのです。大まかで結構ですので、幾らを見ているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 知らないとは許されないと言われても、我々が計画をしているこの事業、リ ノベーションに該当するというようなことで拾い出していますので、個別の事業費、あるいは相対的 な事業費が幾らかかるということはこれから計画書をつくる段階で出てくるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) つまり今回やろうとしている駅周辺の大型開発事業は、市長は市民の皆さん のご意見を聞くと言っていますが、今私が情報公開で求めた資料で肝心のところが消されているから この議場で聞いているにもかかわらず、言わないと。そうしたら、村上市のプロジェクトの課長連中 のそのプロジェクトでかかわった人たちは素人なのですか。そうではないでしょう。何十年も行政の 仕事をしたベテランの職員でしょう。つまり市民に知らせたくない、どのぐらいのお金がかるか極力 事業費が進んで県、国に申請をした段階で知らせたいという市長の思惑があるのです。   それで伺います。駅西の現在業者が持っている土地は何坪ですか。単価は幾らを見ていますか。 はい、担当。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 今の段階では、まだ単価については出ておりません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 私が取り寄せたこの評価シートの中には、西口の売却事項は路線価として2 万9,992円とちゃんと出ているのですよ。ですから、これが若干下がったり上がったりするかもしれ ないけれども、出しておりませんなんて、あなたたち議場でそう言えば済むと思ったら大間違いです よ。何でも隠そうとする、つまりそれは正々堂々と市民に知らせたくないという思惑があふれ出てい る、どの課長の答弁にも。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 大滝市長は、かつて建設計画策定時、合併の協議会当時の副会長であられま した。   そこで伺いますが、当初JR村上駅周辺整備事業が建設基本計画に登載されたのです。平成19年 1月5日現在、その当時で約19億円。年数がたっておりますのでこの19億円ではできないでしょう。 東と西の駅前広場、西の駐車場整備、東の駐輪場整備、西の駐車場整備、自由通路、橋上駅建設、設 計等委託料も含めて約19億1,800万の総事業費として当時登載されました。しかし、この当時JRは、 約19億のうち5,000万しかJRは出さないというのが住民説明会等の中で明らかになったのです。そ のことをご存じですか、市長。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 確かに合併協議会の副会長をしておりました。しかし、私は当時村上市長で はございませんでした。なぜ自由通路が合併の基本計画から外されたのか、不思議でなりませんでし た。政治というのは何年か先を見据えた土地の買収、あるいは用地の確保等を考えていかなければな らないものなのです。私どもあのときあそこの跡地を全部、将来病院が建つので病院用地として確保 するのだとうような話を聞いたとき、ああ、すばらしいなと思って考えておりました。そうすれば何 の問題もなく今解決したのになと、そのように考えているところであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 合併した自治体の持ち出しが余りにも多いと、そしてJRがJRの駅を利用 する人たちのために、何で合併した新市が何十億もかけて通路や広場等をしなければならないのかと、 つまりそれはみんな市民の負担になるということで世論が大きく広がったのです。ですから、19年7 月25日の基本計画登載からは消えたのです。県も認めなかった。だから載せることができなかった。 なぜならば、今病院が建つということで、そんなすばらしいことと市長がおっしゃいました。   しかし、あの土地は当時旧の村上市が何らかの形で活用できる土地だということで、合併協議の 中ででも話し合われたのでしょう。前田製管に打診に行ったら、今駅西の業者が一足先に買ったので す。情報をつかんだのでしょう。一足先に西口の開発業者が買ったのです。それで、旧の村上市は引 いたのです。それで、当時西口開発株式会社が緑町1丁目の周辺の住民に、村上駅周辺地区マスター プランと称して駅の東西に駐輪場、駐車場も含め、スーパー、病院と、当時スーパーは来ていないの に、スーパーも来るし病院も来るということで宅地開発の宅地を見に来るというか宣伝をしたのです。 それで、当時私は旧の村上市議会の議員でありました。この業者がつくった地図、病院とスーパーが 書き込まれているこの地図をもらいましたので、当時議会で質問もしておりますし、当時の村上総合 病院の院長さんに村上総合病院が線路の脇に建てるという計画があるのですかと言ったら、とんでも ありません、今そこに建てるなんていう病院の計画はありませんということでした。つまり西口駅に 西口開発株式会社、最初5社がここを1社2億で求めました。しかし、大変だということで5社をさ らにふやしているのです。名前は言いません。私は、ちゃんと法務局に行って調べております、当時 一般質問するために。そういうことで、財界にいがたにも書かれましたが、本当にこれらの人たちは 基本計画から登載されなかったということで悔しかったのです。ですから、何とかあの残っている土 地に病院を移転してほしいという願いはずっとあったでしょう。だから、私が全員協議会でなくて秘 密会のときの一番最後に、市民は、やっぱりそうか、うわさどおりだったと、やっぱり村上総合病院 は西口に行ったのだなと、市民の多くがそういううわさをしていた、なるほどなという声がいっぱい あちこちから聞こえてきます。   そこで伺います。合併した当時、今現在市の借金は約320億になっています。人口約6万6,000人 で割りますと、1人当たり48万になります。合併建設計画が出されて新市まちづくりプラン、合併市 町村基本計画概要の中ででは、地方債は25年から29年、2,770百万円平均して地方債は使うというよ うな公表を住民にいたしました。しかし、最近出された市の財政では、地方債は25年……失礼しまし た。総合計画の中で市債が25年から28年と出ていますけれども、4,869百万円……失礼、とにかく48 億6,900万円になっています。それで、当時は27億7,000万という形で合併シミュレーションのときに 出された内容よりも倍近いというか、相当大きな金額に現在なっているということを私は言いたいの であります。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 反問権を使わせていただきます。 〇21番(相馬エイ君) 議長、時間がありません。私の大事な時間です。 〇市長(大滝平正君) 反問権というのは、あなたの時間は除かれるのですよ。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん、反問権を許しますので。 〇市長(大滝平正君) 先ほど来、駅西に病院が決定したのをあたかも悪い、反対であるというよう な発言がなされておりますが、本当に相馬エイ議員は病院が駅西に行ったことに対して反対なのか、 まずそれを第一にお聞きしたい。   もう一つ、村上市が長年の懸案であります駅の東と西を何らかの形でつないで、そしてこれから 地域を発展し、まちを発展させようとする計画に対して反対なのか。反対のような発言がありますが、 その2つについて明確な答弁をお願いしたい。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイ議員、お答え願います。 〇21番(相馬エイ君) 駅西そのものが反対だというのではありません。ただ、このプロジェクトの 動きを見ていますと、去年の3月31日に副市長がJRに売却の打診に行ったり、そういう動きが非常 に目につくと。そこから、最初からそっちの方向に傾いていったのではないかと想像するわけです。   それと、向こうに駅西に建った場合、当然何らかの形で通路は必要だと思います。そうでなけれ ば、坂を上ってずっと原信に行くあの信号まで行かなければならないですから。ですけれども、それ を理由に橋上駅が必要だと市長ははっきり言っていますよね。どなたかの質問、竹内議員でしたか、 ほかの議員の質問にも橋上駅が必要ですと言っているのです。橋上駅は幾らかかるのですか、駅周辺 の土地を買うにはどのぐらいかかるのですかと言っても、それはまだ査定しておりませんと言って逃 げるのに、橋上駅は必要ですと、何回私ども議員に橋上駅は必要ですとおっしゃいましたか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、また確認しますけれども、駅西に病院が行くということは明確に反対 なのか賛成なのかお答えいただいておりません。   もう一つ、橋上駅が必要であると私は、ちょっと後で議事録読ませていただきますが、申し上げ ておりません。連絡通路ないし橋上駅、何らかの形で東と西をつながなければ、将来的に村上の発展 はないのではないかと、そういう発言をしていますので、明確に連絡通路あるいは橋上駅、東と西を 結ぶのが反対なのかどうかということをお答えいただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 通路をつくるのはどういう方法か、私は専門でありませんので必要だと思い ます。   しかし、橋上駅というのはエレベーター、あるいは階段、エスカレーターに乗って2階まで行っ て切符買うのですよね。そして、降りてきて列車に乗るのですよね。今何年か前の駅長さんのご厚意 でレトロな村上駅に改修されたのです。それで、人形さま巡り等、いろんなまちのイベントのときに 本当に村上にふさわしい駅に改善、改修されました。私は、市長は矛先をそういう形で私にぶつけて おりますが、つまり病院が駅西に行くことに関連づけて、いろんな事業をこの際やろうとしていると、 計画していると、そこが問題だと指摘しているのです。そして、どのぐらいの財政が必要かと聞いて も答えない。   それと、伺います。答弁になるのかもしれません。候補地比較表の中で、村上市都市計画マス タープランとの適合の中で……           〔「議長、整理して」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさんに申し上げます。   今市長から反問権を使いまして、いわゆる西口に村上総合病院をつくることに、端的にですよ、 反対なのかどうかが1点、もう一点は、今お話しされています西口と東口と、駅をつなぐことに反対 なのかどうかという質問でございますので、端的な答えでいいわけですから、それを相馬さんに答え てもらいたいというのが市長の反問権であります。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) まず最初、そこしかないとなれば、反対はできないでしょう。ですけれども、 私がいろいろ情報公開を取り寄せたりして行政の動きを見ていると、最初から西にウエートを置いて いるというふうに感じるから言ったまでです。   2つ目、通路は必要でしょう。ですけれども、橋上駅は絶対おかしいと思います。税金の無駄遣 いになります。リノベーション事業は、半分市が負担しなければならないのですよ。いいでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長、この答弁でよろしゅうございますか。   市長。 〇市長(大滝平正君) これからJRとの協議になりますけれども、そうすると相馬議員は連絡通路 は賛成であると、しかし橋上駅は反対であると、そういうふうに理解していいですか。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん、答えてください。 〇21番(相馬エイ君) そうです。それは、設計の仕方でできるのかできないかわかりませんけれど も、橋上駅をつくるということは、今村上の歴史文化、そしていろんな伝統を生かして住民がまちづ くりを一生懸命やっています。それとの逆行になります、この村上市が橋上駅をつくるということは。   そこで…… 〇議長(板垣一徳君) ちょっと待ってください。時間とめていますので。   市長、それでよろしゅうございますか。 〇市長(大滝平正君) 結構です。 〇議長(板垣一徳君) では、時間を動かしてください。   相馬エイさん、どうぞ。 〇21番(相馬エイ君) はい、伺います。   それで、私どもに村上総合病院新築に係る市の支援方針が配られましたですね。それができるま での間に3回会議をやっております。最初の14回のプロジェクトでは、本市は第1次村上市総合計画 の基本計画であるコンパクトなまちづくりを目指すことを原則とするので、市街地から郊外への移転 には承諾できないこととするという文章でした。しかし、8月27日の市長が、市街地から郊外への移 転は検討しないこととするは強過ぎる表現ではないのか、市街地を優先とするの表現にしたほうがい いという議論になりました。それで、第15回のプロジェクトでは、病院の市街地から郊外への移転は 検討しないこととすると変わったのですが、最終的には、私どもがいただいた新病院の建設予定地は 市街地を優先として検討するという文章になりました。いかに苦渋として、プロジェクトチームの中 で、この文章一つについても一生懸命検討されたというのがわかります。   そこで伺います。時間ももうなくなってまいりました。西口のあの土地の土壌調査はされていま すか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課参事。 〇都市整備課参事(東海林則雄君) 西口開発のほうからは、工場跡地を土地区画整理事業であそこ 整備したわけですけれども、住宅地に売却するためには土壌調査を実施して開発を行ったということ を聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 民間の開発業者が土壌調査をした、それをそのまま大丈夫だと受けとめる行 政の仕事でいいのでしょうか。しっかりとどこの研究所で、いつどのような形で土壌調査がされたか、 議会にしっかりと報告する必要があると思います。議長、求めます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。あっ、聞くの。 〇21番(相馬エイ君) はい、議長に。つまり業者がやっておりますで済む問題でないと、村上市が …… 〇議長(板垣一徳君) 答弁してください、行政の皆さん。   市長。 〇市長(大滝平正君) まだ用地が、そこに行くということは決定しましたけれども、用地買収今し ているさなかだと思いますので、内諾でも得られた段階で、当然行政として土壌調査、当然村上総合 病院の跡地についても同様のことで、行政として責任を持って土壌調査はいたすつもりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今まで全員協議会とかいろんなときに聞いていましたら、民間がやっていま すって2人の課長が答えていますよ。今行政として責任持って土壌調査しますと市長が初めて言いま した。それは当然しなければならないです。そのことをはっきり申し上げておきます。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) 民間がしてありますと言って、だから行政としてするという姿勢は、発言は なかったのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それは、民間で宅地造成するのですから、当然民間は民間でやったと思いま す。しかし、行政は何かをやる場合には当然責任がありますので、その候補地も村上総合病院の跡地 も、行政の立場でしっかりと土壌調査はやらせていただくということであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 第19回、25年1月28日のプロジェクトの会議で、今後の進め方の中身、用地 決定は、@、事業者はあくまで厚生連であり、決定は厚生連ですることが筋である、A、市が決定や 誘導した場合、厚生連から何らかの条件や新築後の要求が考えられるということで、非常にご苦労し ている様子がうかがわれます。   そこで伺います。先ほどから大型公共事業をしようとしていると、市の財政が大変になりますよ と何回も何回も繰り返して言いました。そこで伺います。財政課長に伺います。国民健康保険税と後 期高齢者、それから介護保険料の現在の滞納者の数わかりますか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ちょっと待ってください。通告外で答弁できますか。 〇21番(相馬エイ君) いや、いいです。はいはい、いいです。私がしゃべります。   つまり市民の暮らしは大変になったというところでかけたいのです。それが通告ないと言うのだ ったら、市民の暮らしの実態をつかんでもいないのにと言いたいわけ。だけれども、時間がないから 私が答弁します。滞納者、実人数で25年現在、5月末の数値、市税は1,973人、国民健康保険税1,009 人、後期高齢者医療保険料103人、介護保険料250人、これが現在の滞納者の実態です。   そこで伺います。橋の長寿命化、それからトンネル工事の点検、改修等、今国からいろいろと求 められております。それについても聞きたいのですが、とめられると悪いので、25年度の予定、162 件、計画としては点検が162、計画が267、24年度の末で点検が573、計画が326、これから考えられる のが点検122、計画264、これだけ橋の長寿命化をしなければならない、点検しなければならない橋が いっぱいあるということであります。トンネルについてもそうです。まだ24年度では4カ所、朝日で 4カ所、山北で1カ所しか点検はされておりません。こういう形で、それから小売店でどんどん、ど んどん営業をやめていくところがふえているのです。やっぱり大型店に押されているのです。その点 では、村上市の景況調査報告によりますと、卸業、小売業がマイナス41.5と、他の建設業等に比べま すと非常に数値が厳しい数値になっているということであります。それから、豚を飼っている方が3 軒やめられたそうであります。ことしの秋にはもう一軒やめる予定だそうです。本当に市民の暮らし は大変になっているのですよ。それを、それなのにもかかわらず、大型開発でこの際だリノベーショ ン事業に乗って、何でもやろうという、その行政の姿勢は市民は許しません。   そこで伺います。おととし、村上南小学校の給食室で熱中症によって調理員さんが救急車で運ば れました。それで、その後私調理室の改修をと、冷房を設置するようにと求めました。しかし、現場 の校長である教育長、学校長、学校教育課に改善の要望を出しましたか。それだけ答えてください。 〇議長(板垣一徳君) これ相馬さん通告していますか。私が質問内容を聞いていると、通告外の… … 〇21番(相馬エイ君) 通告ない。では、答えなかったらいいです。私が調査して、村上教育事務所 で確認をとりました。そうしたら、学校からきちんと調理室の〔質問終了時間10分前の予告ブザーあ り〕改修が上がりました。そして、村上教育事務所から学校教育課に上げました。しかし、そこで熱 中症でクーラーもないところで倒れて救急車で運ばれた人がいるにもかかわらず、何ら改善されてい ない。これが今の村上市の実態です。それで、学校給食法の第9条、学校給食衛生管理基準には、衛 生管理上適正を欠く事項があると認めた場合には、遅滞なく、その改善のために必要な措置を講じ、 教育学校もしくは共同調理場の設置者に対してその旨を申し出るものとするといって、ちゃんと学校 給食法という法律があるのです。ですから、学校の現場の校長先生、そして子供たちの安全な給食を 実施する施設の管理者である市長は、やっぱりこういう実態を真剣に受けとめて、去年は何にも動き がなかったです。25年度の予算にもつきませんでした。こういう実態が何ら改善されていないという のは市長として恥ずかしいことだと思います、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 通告外でございますので、学校関係の通告はございませんので…… 〇市長(大滝平正君) 今の質問には、通告外ですのでお答えいたしません。   先ほど来のいわゆる村上市における生活者、あるいは住民の方々の厳しさ、苦しさは十分に私も 認識をいたしております。さりとて、これから村上市が将来に向かって何もしないでいいかというこ とにはならない。最少の経費をかけながら、いろいろな国、県の補助事業を使いながら、村上市が将 来に向かってしっかりとした村上市をつくっていくためには、やっていかなければならない事業はや っていかなければならないのです。それをいかに効果的に選択して、集中してやっていくか、そこな のです。 〇21番(相馬エイ君) はい、いいです。市長が、何で私が…… 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 自分がそれをしたいかという、今の時間がない中で、そんな市長の答弁を聞 きたくありません。   2013年6月10日、日本共産党として村上市長、大滝平正さんに村上総合病院の移転新築に関する 要望書を提出いたしました。   1、村上総合病院新病院整備基本構想案医師確保にかかわって。(1)、基本構想案の実現は医 師確保が大前提です。医師確保を新潟県厚生連及び村上総合病院任せとせず、病院と連携しながら、 村上市としての医師確保の施策と展望を示していただきたい。(2)、救急医療の充実のために特に 整形外科医の確保に全力を尽くしていただきたい。(3)、医療行政に第一義的に責任を負っている のは新潟県です。基本構想案、地域完結型の医療体制構築が実現できるよう、新潟県に対し強く働き かけていただきたい。(4)、村上総合病院の移転新築に対する新潟県の助成額の抜本的な増額を求 めていただきたい。   大きい2として、村上総合病院の移転新築に連動させた村上駅周辺整備と駅橋上化について。村 上市の予算には限りがあります。村上駅周辺整備事業や駅橋上化に多額の予算を投資することは、村 上市の財政を圧迫し、将来に借金を残し、市民の切実な暮らしの願いに応えられません。市民の暮ら しと安全、安心を最優先にした予算の使い方が求められています。旧町村、旧村上市の中心市街地は、 空洞化になってしまいます。今でも大町、小町の通りは、日曜日になりますと人一人、車一台走って いないときがございます。(1)、村上駅周辺整備事業、病院跡地利用等及び村上駅橋上化の事業内 容について市民に公開し、跡地利用計画など、市民に広く公開し、意見を聞くとともに慎重な対応を すること。(2)、村上総合病院跡地に計画している統合保育園の建設はやめること。このことを市 長に申し入れました。   時間がありますので市長にお聞きいたします。〔質問終了時間5分前の予告ブザーあり〕5月14 日の新潟日報で、「病院跡地に統合保育園」、「村上市 駅周辺開発構想を練る」とございます。そ こで市長は、少子化の対策が急がれており、子育て支援が急務です、駅に近い保育園は保護者も利用 しやすいと思うし、子供の声が響けば地域が活気づくのではないかと記者に話したそうでありますが、 子供の声が響けば地域が活気づくと本気で市長はお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、保育園についてでございますけれども、今3つありますね。将来必ず 老朽化します。 〇21番(相馬エイ君) そういうのはわかっています。新聞にも載っておりますし、私もそれは理解 しております。この新聞に載った言葉を聞いたのですから、そのことだけを答えてください。 〇市長(大滝平正君) どのことですか。 〇21番(相馬エイ君) 何でちゃんと聞いていないのですか。少子化の対策が急がれており、子育て 支援が急務とも言っている。それから、駅に近い保育園は保護者も利用しやすい。子供の声が響けば 地域が活気づくのではないか。このことを本気に、子供の声が響けば地域が活気づくと本気で考えて いますか。 〇市長(大滝平正君) 考えています。   いいですか。地域に子供の声がなくなったら、地域が元気がなくなるのです。地域に子供の声が いっぱい、わあわあ、わあわあ、騒いだり、泣いたり、喜んだり、笑ったり、そういう声がいっぱい 出てくれば地域が元気になっていくのです。それが地域の活性化というものではないですか。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 情けないです。村上市の市長がそんな答弁しかできないなんて残念です。村 上市は歴史がある、伝統文化豊か、そして酒、鮭、情けのまちですよ。それなのに、大滝市長、あな たは何もわからないで村上市をまち壊しをしようとしています。市民は、借金をどんどんつくってま ち壊しするような大型開発事業は絶対許しません。   時間がちょっと余っていますが、ここで終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで相馬エイさんの……           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長の発言なのですが、きのう竹内喜代嗣議員に答弁なさったときには、駅 について橋上化を推進していくとしっかりとおっしゃったと思うのです。これは議事録で確認をして いただいて。いわゆる大事な部分で、今非常に敏感な部分です。今きょうの答弁を聞く限り、そんな ことは言っていないと、いわゆるそんな進めるとか、そういうことではなくて、東と西をつなげるた めにどうすればいいか、連絡通路も含めてという、少しぼかしに入ったような答弁が聞かれます。 我々議員として一般質問を聞いている中では、市長の答弁というのは非常に重いところがございます ので、これは一度ちょっと議事録で見ていただいて、もし橋上化を推進するという言葉が喜代嗣議員 のところに載っているのであれば、それを市長の口から謝罪した上で削除してもらうか、あるいはそ ういうのであればそういう説明をしてもらうか、何かそういう手段をちょっととっていただきたいな と思っております。言っていることが一回一回変わっているのでは、とてもではないが、我々も一般 質問を聞いていて大変なので、よろしくお願いしたいと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 姫路議員に申し上げます。   私のほうから議長として市長に今の旨を申し入れまして、そして調査をし、皆さんにご報告申し 上げます。 〇16番(姫路 敏君) はい。           〔「今休憩とって確認してくださいよ」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 動議ですか。動議だったら賛同者集めてください。           〔「今すぐ確認するのが筋でしょう」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ですから、動議ですかというの。           〔「報告するって、いつするんですか、それ知りたいです」と呼ぶ             者あり〕 〇議長(板垣一徳君) それは最終的には市長の判断に委ねるものだと、こう思っております。           〔「違います。何言ってんの」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) 議長。市長の判断ではなくて、議場での質疑、答弁の議事録を確認していた だいて、もしそういった答弁があるようであれば、これは市長の口からきちんと謝罪した上で、それ 削除してもらうか、あるいはその方向性で行くのであれば、きちんと我々のほうに説明していただき たいと、こういうことでございます。 〇議長(板垣一徳君) ですから…… 〇16番(姫路 敏君) 手法は、市長ではなくて議長のほうで取りまとめていただきたいのですが、 お願いいたします。いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) はい、わかりました。   以上で今定例会の一般質問を終わります。                                              〇議長(板垣一徳君) 本日はこれで散会いたします。   なお、明日19日から、第一委員会室において各常任委員会が開催されますので、定刻までにご参 集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 零時02分  散 会