平成25年村上市議会第2回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成25年6月26日(水曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書            第 3  請願第 6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書             の採択を求める請願                         第 4  議第 86号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第 87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について            議第 88号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について            議第 89号 村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                            議第 90号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について              議第 91号 市有財産の譲与について                       第 5  議第 92号 村上市子ども・子育て会議条例制定について              議第 93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第 94号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について               議第 95号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について           議第 96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について              議第 97号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について  第 6  議第 98号 村上市観光案内所条例制定について                  第 7  議第 99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)        議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)           議第101号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第102号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)      第 8  議員発議第 9号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意               見書の提出について                       第 9  議員発議第10号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書の提出について 第10  議員発議第11号 村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けての決議           第11  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君 教  育  長 圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        都市整備課参事    東 海 林   則   雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査 本   間       清   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時02分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。   なお、本会議終了後、さきにご案内のとおり全員協議会を開催いたしますので、ご承知おきくだ さい。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、22番、大滝国吉君を指名を いたします。ご了承願います。                                              市長の発言 〇議長(板垣一徳君) ここで市長から発言を求められておりますので、これを許可します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、先日の 一般質問における私の発言についてご説明いたします。   6月17日の竹内議員の医療の充実に関する一般質問の私の答弁の中で、橋上駅が必要だと発言が あったとのことでありましたが、議事録を確認した結果、橋上駅が必要であるとは申し上げておりま せん。私が答弁した橋上化とは、連絡通路の橋上化を意味したものでありますので、よろしくお願い をいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 先般の発言についての異議というか、それに関しては私がそれについて議長 のほうに申し上げました。議長、それ取り上げてくれましたが、議会としていわゆる取り扱って調査 するということで、今市長から答弁いただきましたが、その議事録の内容すらも私手元に入っており ません。それでいくと、私思うのですが、市長がそう言われても、我々はそれを確認する資料さえ手 元になく、それを了解してくれというのは果たしてどうなのか。おかしいと思います。やっぱり議会 としてその発言の内容についてきちんと議事録を調べた調査結果を出していただいて、そこを確認し てからということになろうかと思います。言葉で言うのと議事録に出ているのを確認するのとは全く 違う話でございますので、そこを何とか議長のほうでそういう采配のもとで、なお先般市長からその 話をいただくといったときに再度私は議会として調査して調べるということで申し上げたと思います が、その辺のところをご理解願いたいのですが、いかがなものなのでしょうか。議長に対してなので すが。 〇議長(板垣一徳君) 先般姫路議員から10番の竹内喜代嗣さんの一般質問の内容が、いわゆる駅橋 上橋、橋上橋ということで私どもは受け取っているから、それを確認して、本会議で報告してもらい たいというふうに私は受けとめまして、それで事務局に調べていただきまして、皆さんが必要であれ ばその資料はお出ししますので、それで検討していただければご理解いくのではないかと、こう思い ます。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 必要であればというか、それは必要なものでしょう。だって、議事録につい て問いているわけです。必要なものも何も、それは必要だと思います。それで、必要なのは橋上化に しては、それについては推進していきたいと、このように私は申し述べたということを記憶しておる ものですから、そこのところが一番大事なところだと思うのですよ。その言葉の言語があったかない かだけなのですよ。その意味がどうだの、この流れからこうだろうということを指して物を言ってい るのではないのです。そのときにそういう言語があったかないかの明確性を議事録で表示していただ きたいということを私は述べたのです。そして、議会として調べるということを議長が申し上げたの ですから、そこはやっぱりそういう言語があったかないかをまず示していただきたいということなの です。よろしくお願いしますが。 〇議長(板垣一徳君) 資料を提供しますので、暫時休憩します。           午前10時08分  休 憩                                                        午前10時14分  開 議 〇議長(板垣一徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開しますが、私のほうから一言だけち ょっと説明をさせていただきたいと思います。姫路さんから質問でございますので。   一番下のほうの市長の答弁の中で5段目に入りまして、その前から前文があるわけでありますが、 「お話しされましたけれども、橋上化はどうしても村上の将来のことを考えると必要な事業の一つで あると、そのように捉えて事業の推進を図ってまいります。」と、こういうことなのですが、駅の橋 上化とは申していないということで、この橋上化というとり方が私としては橋上化というのは駅の橋 上化を含めていないということを市長に確認をとって、市長、ではそういうのであったら報告してい ただきたいと、こういうことで報告させていただきました。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そんなばかげた話ありますか。駅の橋上化についてお話ししているのに、駅 がついていないから駅ではないと。駅なのかどうかって、駅の橋上化の話ししているではないですか。 そんな子供だましみたいな言い方というのは議長も議長ですよ。そういうのであれば、これについて みれば駅の橋上化と市長のほうで皆さんに勘違いされるような発言をして申しわけありませんという ことぐらい言って撤回しなさいよ。あって、それ当然ですよ。これを聞く限り、みんな駅の橋上化と 思いますよ。あれ、駅の橋上化、市長は推進しているのだと、私はもうあそこの議員の控室行って皆 さんと確認し合ったぐらいですよ。そんな子供だましみたいなこと言わないでくださいよ。議長のそ の席において。橋上化と言えば、もうこんなもの駅の橋上化の話ししているに決まっているではない ですか、議長。お願いしますよ。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君、私が答弁する問題ではないのです。市長が答弁をしているのです から。 〇16番(姫路 敏君) 市長に求めてくださいよ、そんなことは。 〇議長(板垣一徳君) ですから、駅の橋上化と私は考えていないのですよということを先ほど答弁 したでしょう。 〇16番(姫路 敏君) では、何の橋上化ですか。           〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 先ほど説明したでしょう。 〇16番(姫路 敏君) おかしいのではないですか。そんなもの議会運営委員会でも開いて、この発 言について問題になるのかどうかをやってくださいよ、議会として。問題となるのであれば市長の訂 正を求めなければならないですし、市長も訂正すればいいではないですか。それだけの話ではないで すか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 先ほども答弁いたしましたけれども、前段で相馬エイ議員から橋上駅の話が ありまして、橋上駅を必要だと言ったというようなことでありますので、私は答弁の中で一貫して橋 上化というのは連絡通路の橋上化を意味しているというふうに私は答弁をいたしておりますので、よ ろしくお願いをしたいということであります。           〔「そんな話あるかね。何でそういうこと言うかな」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 7番、冨樫宇栄一君。           〔「訂正すればいいではないですか」と呼ぶ者あり〕 〇7番(冨樫宇栄一君) 私もこの発言に触れたのですが、恐らく趣旨は……           〔「マイク」と呼ぶ者あり〕 〇7番(冨樫宇栄一君) 趣旨は、今市長が説明されたことだろうというふうに私も受けとめてはい るのですけれども、ただ文言として橋上化として表現されますと、駅それ自体を橋の上につくるとい うことを意味するわけですよね。連絡通路って跨線橋でずっと渡るのは連絡通路とか歩道、それは地 下道もあるし、上もあるし、踏切もあるでしょうけれども、連絡通路が必要だということは私も恐ら くそういう意味で市長が言っているのだなとは思いましたけれども、しかし橋上化というふうにこの 文言を議事録に残るとすれば、やっぱりこれは駅の橋上化というのはずっと線路をまたぐ橋をかけて、 その上に駅をつくって、一旦上の橋を階段上っていって上行って、そこで切符買ってホームへおりる と、こういうことを言うわけですから、表現とすれば間違っているので、そのことは訂正をしていた だければいいのではないかというふうに思います。           〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も申し上げますが、私は連絡通路というのは今おっしゃったように地下 道もあります。そして、駅の上もあります。それを駅の橋上化、連絡通路というふうに私は発言をし ているつもりでありますので、橋上駅という発言とは意味が異なると……           〔「専門用語と違うのだから、意味」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 専門用語でそういうようなことであれば……           〔「これが議事録に残ると誤解を招く」「そういうことなのですよ」             と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) いや、だから……           〔「言っていることわかります、趣旨は」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) うん。           〔「だから、それはいいのですけれども、ただ議事録にこうちゃん             と残ると橋上化というのは駅の橋上化を指すことですから」と             呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) あくまでも私は連絡通路の橋上化ということで申し上げていますので……           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この議事録を見ますと、新発田駅には当時30億かかるということで議論にな ったという質問があって、そしてそれに対しての答弁で市長がこのように答えているのですよね。誰 も流れとして連絡通路なんていう言葉は質問者、質問の議員、竹内議員は全然聞いていないわけです よ。とにかく駅の橋上化という質問に対して市長がこのように「橋上化はどうしても村上の将来のこ とを考えると必要な事業の一つであると、そのように捉えて事業の推進を図ってまいります。」とま で確定的に言っているのですよね。そうしますと、先ほどそういう考えではございませんでした、連 絡通路のことでございますというのでしたら、駅の橋上化は村上市として考えていない、一切駅の橋 上化の事業には進まないと、今市長が連絡通路のことですと言い切るならば、そうしっかりと議員は 受けとめてよろしいのですね。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今の問題は、連絡通路を橋上化するという意味で私は橋上化という言葉を使 ったのですけれども、今冨樫議員からそれが専門用語としてはおかしいのではないかということであ れば、ちょっと考えなければならないなと思っておりますけれども、相馬さんが言ったのは橋上駅が 必要であるという質問しているのですね、私に。           〔「質問ね」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 私に。だから、私は橋上駅とは言っていませんよと。私が駅の橋上化という のはあくまでも連絡通路を橋上化、地下道ではないですよというような意味で推進してまいりますと いうような答弁をいたしております。今後それJRとの協議の中でどのような話になるかは別といた しまして、今現在は私は連絡通路の橋上化というようなことで推進をしてまいりたいと、そのように 考えているところであります。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) 終わります。行政の職員あるいは市長の言葉というのは正確さを求められま すし、その後でそうではなかったなんてどうにも言葉で変えられるものなのですよ。ですから、厳し いようですけれども、ここで本当にしっかりと確認をとって、そして本当に市長が連絡通路だけを考 えているのだったら、それをしっかりと議事録に載せてください。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、私当事者でありますので、指摘をしたいのは最初に質疑という ことなので、これは一体このことも訂正、勘違いということで申し出ということで議事録に残るとい うことでありますが、この一般質問のやりとり議事録については訂正をしないということでいいわけ ですね。市長にお伺いする。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私の意図するところは、橋上駅という意味ではございませんので、あくまで も連絡通路の橋上化を目指していきたい、推進していきたいということでありますので、この議事録 は私の意図からするとこのとおりであるということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 先ほどから議論されていますように解釈上私は別な意図で言ったのだとい う市長の弁明を議会が受け入れるかどうかということになるかと思います。私は反対であります。ど う考えても先ほどから議論がありますように私は新発田駅の橋上化の30億の問題もはっきりと申し上 げまして市長を問いただしたわけでありますから、その結果あくまでも必要な事業だと、村上市の将 来のためには必要だとまで言い切って発言なさったのでありますから、これは全面撤回をする申し出 あるいは議事録から削除するということでなければ成り立たない話だと思います。神林議会でもそう いう経験がありますが、発言をなさった直後に議会をとめて、まず大体訂正の必要があるかどうかも 含めまして事務局が議長会に問い合わせたりして、その日のうちに訂正をしたということであります。 削除された文言でありますから、ここで発言する意思はございませんが、今回の発言も議会軽視に当 たるのではないでしょうか。私は、そのことを事務局でははっきりと議長会等に確認をしていただき たいと思います。そのことについて事務局、議長にお伺いして終わります。ご返事お願いします。           〔「休憩。議運」「議運しようて」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員会を開く動議を出してくださいよ。議会運営委員会を開いて検 討していただきたいという動議を出しなさい。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、いいですか、議会運営委員会開いて。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 暫時休憩します。           午前10時25分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。   休憩中に議会運営委員会を開会をいたしまして、その結果が出ましたので、議会運営委員会の委 員長からご報告お願いします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) 先ほどの件につきまして、議会運営委員会を開き協議したところ、 議事録と照らし合わせても市長の言う橋上化は駅の橋上化を指しているものと考えられるところであ り、またそのような誤解を受けるものであることを捉えても、この件については改めて市長発言を訂 正する旨、議長から市長に勧告するよう議会運営委員会として申し入れをいたしました。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。ご質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ただいま議会運営委員会委員長から報告があったとおり、竹内喜代嗣君の一 般質問の際の市長発言の真意については、先ほど市長から連絡通路といった意味合いで申し上げたと の説明があったところではありますが、議事録ではその発言の経過から駅の橋上化と捉えられること から、この部分については訂正すべきと考えますので、改めて私から市長に訂正するよう勧告をいた します。                                              発言の訂正 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいまの件でありますが、私が竹内議員の一般質問の際に申し上げました 橋上化の真意は先ほど申し上げたとおりでありますが、議長から勧告のあったとおり、駅の橋上化と 捉えられても仕方がないということであります。したがいまして、私の真意を明確にあらわすために ご指摘の部分については駅の橋上化を示したものではないということで訂正をさせていただきたいと 思いますので、よろしくお願いをいたします。大変ご迷惑をおかけしました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今ほど市長からそのようなご発言がございました。私の一般質問の際、市長 が反問権を議長に求められました。そのときの市長の私に対しての反問権の中に連絡通路ないし橋上 駅、何らかの形で東と西をつながなければ将来的に村上の発展はないのでないかと、そういう発言を していますので、明確に連絡通路あるいは橋上駅、東と西をつなぐのが反対なのかどうかということ をお答えくださいとしつこく私に反問権をなさいました。今ほど竹内議員に対しての答弁のそういう 真意だったということで発言がございましたが、市長の頭の中に連絡通路としか頭にないのだったら、 なぜ私に反問権の中でこのように橋上駅ということを数回も出して、両方とも反対なのかというよう な反問権を使ったのですか。つまり市長はその議員に対して非常に言葉を使い分けている。反問権を 使われた私としてはしっかりと議事録に橋上駅、連絡通路だけを頭にあるのだったら連絡通路だけを 問えばいいことなのに、あるいは橋上駅ということで、橋上駅ということを数回出しているのです。 私は、反問権をされた私としてはおかしいということだけを申し上げて終わります。 〇議長(板垣一徳君) ご質疑ございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。                                              日程第2 請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書を 議題といたします。   本件は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要についてご報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 時間も大分過ぎたみたいですけれども、改めましておはよう ございます。   ただいま上程されました請願第5号 村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願書は、去る 6月21日の経済建設常任委員会において審査を行いました。その審査の概要と結果についてご報告い たします。   初めに、紹介議員に補足説明を求めましたが特になく、参考人として出席した請願者から請願の 趣旨について意見を求め、審査に入りました。   審査では、委員から蒲萄スキー場再開に際し手続の問題としてパブリックコメントの実施がいま だに行われていないこと、今後の方向性を審議する外部委員会がいまだ実施されていないこと、市民 や蒲萄スキー場の再開要望書に署名をした人々が蒲萄スキー場の経営状況や特別会計の状況を理解し ていないこと、また財政面について平成23年度決算ベースで約2,600万円もの繰出金があること、財 政が逼迫する中、政策の優先順位に疑問があること、現在提案されている営業方針案等に改善案が示 されていないこと、このような状況であり、再開に向けてさらなる議論が必要であるとの意見があり ました。   委員から、特別会計が黒字と市民は誤解している。一般会計からの繰出金の額についてきちんと 表示すべきとの意見がありました。これに対し、理事者から前例を踏襲して広報の表記であり、今後 検討するとの答弁がございました。   委員から、再開に向けた市の対応が遅過ぎる。市営スキー場であるため、行政が先頭に立って進 めるべきであり、本来再開に向けての協議会を実施し、市主体で再開案を示し、ワークショップを通 じて市の方策をまとめ、それからパブリックコメントを募集する。今となってはワークショップは不 用であり、市で持つ案をまとめて方向性をつくり、パブリックコメントをもらい、指定管理者制度へ の移行も検討し、進めてはどうかとの意見がありました。これに対し、理事者からアイデアは行政内 部の意見をまとめたものであり、パブリックコメントを含めワークショップにより市民意見をいただ き、早急に改善案をまとめて、ことしの営業を迎えたいとの答弁がございました。   委員から、運営方法が見えてこないが、地元にはなくてはならない施設であり、市唯一のスキー 場である。観光面、高速道路の延伸への取り組みもあり、地元の熱い気持ちを受けとめていただきた いとの意見がございました。   以上の質疑の後、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願第5号 は採択すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ご質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第5号を起立により採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第5号は採択することに決定をいたしました。                                              日程第3 請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係 る意見書の採択を求める請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の 1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題といたします。   本件は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査の報告 書が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております請願第6号について、その審査 の概要と経過についてをご報告申し上げます。   去る6月19日午前10時から第1委員会室において、委員9名、議会事務局長及び議会事務局職員 出席のもと総務文教常任委員会を開会いたしました。   初めに、請願第6号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の 採択を求める請願を議題とし、請願提出者から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で請願第6号は採択すべきものと決 定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ご質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第6号を起立により採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第6号は採択することに決定をいたしました。                                              日程第4 議第86号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について              議第87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について       議第88号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について       議第89号 村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の            一部を改正する条例制定について                  議第90号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について         議第91号 市有財産の譲与について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第86号から議第91号までの6議案を一括して議題といたします。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第86号から91号までの6議案 について、さきに報告しました請願6号に引き続き委員9名、副市長、教育長、担当課長及び担当職 員、議会事務局長出席のもと審査をいたしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げま す。   初めに、議第86号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第86号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第87号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、指定管理選定委員会とか保育園の審議会など進んでいるが、条例化することでどう変 わるのかとの質疑に、今まで各市町村ごとに捉え方が異なっていました。外部の方が入って市長の諮 問に答えるものについては附属機関とするのが正しいということで、今全国的にそのような考え方で 見直しを行い、改めて附属機関として条例化をお願いするものです。選定委員会で候補者選定したも のについては改めて今回附属機関としての位置づけをお願いするものですとの答弁でした。   委員より、これまで委員会の委員の半分は役所のメンバーでなかったのか、今度は有識者7人と いうことで性格的にも違うと思いますし、前からこのことは必要ではなかったのかとの質疑に、指定 管理者選定委員ですと学識経験者のうち7人以内、保育園では学識経験者以外に専門的意見を頂戴す るということで2人を追加し、考え方としては選定に当たり多くの意見をいただいていくということ ですとの答弁でした。   委員より、市長部局で9つの委員会、教育部局で2つの委員会、その一つ一つを条例化すべきと ころが同じスタイルで審議会を追加していくだけで、規則要項で定めていくとなると本来求められて いることとは意味合いが異なるのではないかとの質疑に、とりあえず5つを附属機関としてお願いし ているが、残りも早急に整理し、全部で17ほどあるが、この中から条例化すべきもの、附属機関条例 の中に整理するもの、できるだけ早急に単独化すべきものは単独、附属機関とするものは附属機関と して議会にお諮りしますとの答弁でした。   委員より、一つ一つ条例化しないで名称だけを条例として捉え、大切な中身は規則要項でいくと いうことで順番が違うようであるがとの質疑に、市で設置している委員会は106ほどあり、法律に伴 うものが20、附属機関設置条例の中に定めるもの17です。そのほか単独13ほど全部で50の附属機関に ついて整理している。とりあえず5つについては間違いなく附属機関であるだろうということで調整 させていただいております。まずは違法性という部分も勘案しましてお願いしているものであり、規 則要項も含めて見直しをし、単独条例にするように議会にお願いしていきたいと考えておりますとの 答弁でした。   委員より、附属機関の報酬、費用弁償などの分け方、この条例規則要項の中にうたっていないの ですかとの質疑に、非常勤特別職は報酬、別表で月額の報酬となるので個別の規定はないとの答弁で した。   また、委員より、報償費で支払っているものはとの質疑に、附属機関になっていないものについ ては謝礼という形で非常勤特別職に準ずる形で支払っているとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第87号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   なお、本案については委員会での採決を終えた後に理事者から説明の際の答弁内容に誤りがあっ た旨申し出があり、その申し出を受け、委員会においては議第87号の採決が変わるのではないかとの 意見がありました。しかしながら、既に採決を終えている事件でありましたので、その取り扱いをど うすべきか、議会事務局長に指示し、全国市議会議長会法制部に問い合わせを行い、その対応につい てご教示いただいたところであります。その結果、全国市議会議長会法制部からは採決に当たっての 理事者答弁に誤りがあった場合、当然採決の際の前提条件が異なっているということとなるので、委 員会として再審査する必要があると判断した場合は、これを委員会に諮り、委員会の議決により当該 訂正の申し出のあった理事者答弁の訂正を行った上で再度採決することは差し支えないとのことでし た。このことから当日直ちに委員会を招集し、ただいまの件について起立採決の結果、起立全員で議 第87号は原案のとおり可決すべきものと決定したところであります。   続いて、議第88号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第88号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   続いて、議第89号 村上市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部を改正 する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第89号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第90号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第90号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第91号 市有財産の譲与についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   委員より、譲与を対象とする施設は残っていますかとの質疑に、この件も含めて39の施設が譲与 の対象として残っていますとの答弁でした。   委員より、土地と施設が別々で、土地が集落のものであれば、地縁団体で固定資産税は減免です かとの質疑に、減免ですとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第91号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ご質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第86号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第86号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第87号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第87号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第88号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第88号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第89号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第89号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第90号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第90号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第91号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第91号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第92号 村上市子ども・子育て会議条例制定について         議第93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第94号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定について          議第95号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について      議第96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について         議第97号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定に            ついて                         〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第92号から議第97号までの6議案を一括して議題といたします。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中にご審査を願ったものですが、委員長から議長宛 て審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) おはようございます。さて、当委員会に休会中審査を付託さ れました案件は委員会審査日程に記載のとおり、議第92号から議第97号までの6議案で、その審査の 概要と経過についてご報告申し上げます。   去る6月20日、午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、税務課長、環境課長、 市民課長、福祉課長、保健医療課長、介護高齢課長及び関係職員、議会事務局長出席のもと委員会を 開会いたしました。   最初に、議第92号 村上市子ども・子育て会議条例制定について、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員からは、委員15名以内で組織するとのことですが、構成はどのようになっていますかとの問 いに対して、村上市社会教育委員の方、子供、若者の育成支援組織の方、村上市市民委員の方、児童 委員協議会の方、村上市主任児童委員の方、村上市小学校長会の方、新潟県市立幼稚園総会の方、保 育園の保護者2名、学童保育園の保護者の方、村上PTA協議会代表の方、NPO法人会おたすけさ んぽく代表の方、医療法人佐藤医院の方、次世代育成支援行動計画策定の際に公募委員になられた方 で構成されていますとの答弁でした。   また、委員から、ここで言う子供とは幾つから何歳までを言うのですかとの問いに対して、ゼロ 歳から18歳までですとの答弁でした。   委員から、三条市の場合は保育園も教育委員会の所管であり、生涯学習が市長部局になっている。 対象がゼロ歳から18歳までなのであれば、もう少し考え方、福祉だけの問題でなく、教育委員会が一 緒になって横のつながりを持ってやってもらいたいと思うのですがとの問いに対して、ゼロ歳から18 歳までを対象としていることを踏まえ、横のつながりをしっかりと持ちながら、市全体としての取り 組みを検討してみたいと思っていますとの答弁でした。   また、委員からは、条例で国の法律に詳しい人を1人、2人を育てていくというお考えはありま すかとの問いに対して、すぐに答えられるよう法律に詳しい人を育てていきたいとの答弁でした。   委員から、文言として抜けている第7条、第8条、報酬費、費用弁償条例文がついているが、昨 日はついていないとの問いに対して、私も勉強不足だが、任意の単独の法律区分をして9月議会、12 月議会、整理をして、単独上程させていただきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、議第92号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第93号 村上市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、担当課長から 説明を受けた後に審査を行いました。   委員からは、第21条、この10年間均等割プラス500円に加算すると推計でどのぐらいの増額にな りますかとの問いに対して、現在均等割に課税している方は3万人、それで年間で1,500万円、10年 間では1億5,000万円でございますとの答弁でした。   また、委員からはこの改正を市民の方にお知らせはどのような形で知らせるのですかの問いに対 して、まだ決定されていませんので、今後広報、各地の送付する際にお知らせする、また市民の方に 定期的に周知していきたいと思っていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対討論が1名ありました。討論に引き続き起立採 決を求めたところ、起立多数で議第93号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第94号 村上市入湯税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、審査を行いました。   委員から、この年14.6%の割合というのは今までの条例の第11条でも同じく14.6%になっていま す。ただし、納付期限を超えて納入する場合は14.6%ということなのかの問いに対して、納付期限を 超えて納入する場合は年14.6%の延滞金、ただし納付期限を超えた後の1カ月までに納入した場合は 7.3%としているものを特例の見直しを行い、当分の間14.6%は特例基準割合7.3%の割合を加算した 割合であり、納付期限後1カ月までの7.3%は特例基準割合に1%割合を加算したものとする。14.6 %の場合でいうと、特例基準割合は現時点では貸し出し平均金利プラス2%程度であるので、7.3% を加算しておおむね9%程度にするとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第94号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第95号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後に審査を行いました。   委員からは、条例で追加という形で出してきましたけれども、要項とか持っていて、実際は対応 されていたものですかとの問いに対して、要項で定めて対応していましたとの答弁でした。   また、委員から、要項で対応された人数はどのくらいですかとの問いに対して、24年度の扶養者 減免については27世帯あり、ちなみに23年度は20世帯と押さえていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員にて議第95号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第96号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後に審査を行いました。   委員から、介護保険料の延滞の実態はどのようになっていますかとの問いに対して、見込み決算 で24年度については9万1,200円、23年度決算で8万3,800円、22年度決算で10万8,300円となってい ますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員にて議第96号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第97号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後に審査を行いました。   委員から、延滞の実態はどのようになっていますかとの問いに対して、24年度決算見込みで5万 3,500円、23年度決算で3万2,500円、22年度決算で4万9,700円となっていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立全員にて議第97号は原案のとおり可決すべきものと決定 しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第92号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第92号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第93号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第93号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第94号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第94号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第95号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第95号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第96号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第96号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第97号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第97号は委員長報告のとおり可決されました。   午後1時まで休憩します。           午前11時49分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第6 議第98号 村上市観光案内所条例制定について              〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第98号 村上市観光案内所条例制定についてを議題といたしま す。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長宛て 審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第98号について、その審査の 概要と経過についてご報告申し上げます。   去る6月21日、午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職員、 議会議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第98号 村上市観光案内所条例制定についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後、 質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第98号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから起立により採決をいたします。   議第98号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第98号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第 99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)            議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第101号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議第102号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第99号から議第102号までの4議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第99号 平成25年度村上市一 般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分について、さきに報告しました議案に引き続き審 査をいたしました。その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   初めに、当委員会所管分、歳入全般について款ごとにそれぞれ担当課長から説明を受けた後、質 疑に入りました。   委員より、教育国庫補助金7,967万5,000円の減額、これは前年度で実行していたということかと の質疑に、小学校の学校施設環境改善交付金の減額補正が一番大きく影響していますが、25年度の当 初予算にも同額の予算を計上していました。国の経済対策の関係で3月の追加議案で同額を24年度の 補正予算として盛らせていただきました。村上小学校の関係で25年度の当初予算分を減額するという ことですとの答弁でした。   委員より、学校教育等設備整備費補助金の関係で、小中学校の理科備品の予算、各学校順番にし ているとのことだったが、理科備品の均一化はなされているかとの質疑に、小学校当初予算で7校分、 ローテーションでお願いしています。中学校は、3校分ローテーションでお願いしている。今回の補 正はその分とは別に、国の経済対策の関係で理科教材備品を整備する費用ということで平均1校当た り50万程度の予算がオーケーということで、歳出で予算計上し、その2分の1補助であります。全て 盤石かといえば、そうではないかもしれませんが、それに近いものが整備されるものと思っていると の答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当課長から款ごとに説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、教育費で外国語指導助手の件は当初予算で間に合わない段階ということですかとの質 疑に、今回のALTの関係では当初予算作成時は6人のALTの来年の希望は確認しております。そ のときには今回の該当するALTの方にはまだ村上市に残るということであり、4月に入って家族の 事情で帰国しなければならなくなり、ぎりぎりになって後任の方をお願いしたところですとの答弁で した。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第99号のうち、当委員 会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 議第99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)の うち、市民厚生常任委員会所管分を議題とし、予算付託表の記載順に担当課長に説明を受けた後、最 初に歳入についての審査を行いました。   委員から、生活保護費補助金のセーフティーネット支援対策等事業は業者に委託するのですかの 問いに対して、そのとおりですとの答弁でした。   委員から、新潟県医療施設等の設備費補助金の対象となる設備はとの問いに対して、腹部超音波 診断装置で、国、県3分の1ですとの答弁でした。   委員から、風疹予防接種緊急対策事業補助金の内容についての問いに対して、全国的な風疹が大 流行しているため、その予防接種を行う際は助成を行う市に対して補助金ですとの答弁でした。   以上で歳入の質疑を終わり、引き続き歳出についての質疑に入りました。   委員から、就農推進委員の体制はとの問いに対して、就農推進委員は4名ですとの答弁でした。   委員から、過誤納還付金についての問いに対し、20年は598万2,400円で、還付加算金が113万1,1 00円、21年度は539万1,700円で、還付加算金が78万900円、22年度は453万6,600円で、還付加算金が9 6万4,900円、23年度は374万700円で、還付加算金が22万2,900円との答弁でした。   委員から、これだけの過誤納還付金があったということだが、原因は何ですかとの問いに対し、 会社の経理担当が移動し、新しい担当者が償却資産として申告しなくてもよいのを申告していたため に数値が違っていたもので、問い合わせた結果、わかったものですとの答弁でした。   委員からは、1社ですかとの問いに対して、法人1社ですとの答弁でした。   委員から、山居町保育園に看護師を配置するとのことであるが、重度の保育園の状況はどうかと の問いに対し、山居町保育園では重度のお子さん、また手のかかるお子さんが多い傾向にあり、山居 町保育園は拠点施設としていることから、今後もふえる傾向であるとの答弁でした。   また、(仮称)荒川統合保育園の事業者の選考はいつまでかとの問いに対して、6月4日説明会 を開き、全部で4事業者が来ました。応募の締め切りは6月25日です。また、応募の事業者に対して 第1次審査を行い、最終的に選考委員会でそれぞれ点数による評定により決定するとの答弁でした。   委員から、排水路などの汚泥の処理量が大幅にふえているが、その理由はとの問いに対し、今年 度新たに汚泥などの集積施設を設置し、そこに集積した上で、順次最終処分を行うため業者に処理を 委託しているものであり、各集落、町内の下水清掃の際に出る汚泥の量で見込みが変わったものであ り、今年度を経過することによりおおむね処理量の見通しを立てることができるものと考えていると の答弁でした。   また、業者が処理する際には必ずマニフェストが必要になるわけで、処理量などについても明確 に把握できるはずだがとの問いに対し、マニフェストは委託している処理業者と処理場の間で交わす ことになっており、委託処理業者と市との間では契約に基づき事務を行っているとの答弁でした。   委員から、子宮頸がん予防ワクチンの副作用の事例はあるかとの問いに対し、現在国から勧告通 知が入り、個別にご案内を差し上げているとの答弁でした。また、市民に不安を与えないように努め ているが、接種する場合は医師に相談してくださいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、市民厚生常任委員会所管分については起立全員にて、議第99号 は平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第101号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、担当 課長から説明を求めた後に審査を行いました。   委員から、保健指導の対象者は何人いますかとの問いに対して、1,300人いますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、全員にて議第101号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、99号で相馬エイさんが反対の討論を出しておりますが、99号は全員 一致ではなかったのではないでしょうか。ちょっと確認とっていただきたいのですが。たしか全員一 致と聞いたような気がして、私の聞き間違いであればあれですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 委員長、確認してください。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 全員だと思いましたが。全員です。99号でしょう。反対討論 は…… 〇16番(姫路 敏君) 相馬エイさんが反対討論出しているということは、恐らく委員会内では相馬 エイさんは反対に回ったかなと思われるのです。したがいまして、委員長の報告とするならば賛成多 数で採択するものということが正しいのではないかと思いますが、もしあれであれば今のうち訂正し ていただきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 99号なのですが、相馬エイさんのほうで反対しましたので、 多数ということでよろしくお願いします。すみません。 〇議長(板垣一徳君) 副委員長、間違いないですか。間違いありません。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、ご理解していただきたいと思います。   ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第99号 平成25年度村上市一 般会計補正予算(第2号)のうち、経済建設常任委員会所管分、議第100号 平成25年度村上市蒲萄 スキー場特別会計補正予算(第1号)及び議第102号 村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1 号)について、さきに報告した議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過について ご報告申し上げます。   初めに、議第99号についてでありますが、歳入については質疑はございませんでした。   次に、歳出について、第4款衛生費、第6款農林水産業費については質疑はございませんでした。   第7款商工費について、委員より、プレミアム商品券が当初予算に計上されず、いきなり補正予 算で3,000万円が出てきたのはなぜですかとの質疑に、村上商工会議所及び4商工会からの要請もあ り、このたび補正で計上したものですとの答弁でした。   委員より、プレミアム商品券について内容的な部分を教えてほしいとの質疑に、4月に商工会議 所の担当者を集めて話し合いを行った結果、過去5回やってきたが、換金手数料が2%では高いので、 1%でやっていただけるとのお話を聞いている。また、建設関係の景気がよくないし、リフォームの 需要もあることから、今現在リフォームの使用限度額は1回55万であるが、例えば165万円とかのリ フォームにでも対応できるような方向にしていきたいとの答弁でした。   委員から、みどりの里のエアコンの件で、毎回壊れているようですがとの質疑に、宿泊施設13棟 のエアコンについては平成7年度に設置されたままのもので、18年ぐらいたっている。このたび修繕 につきましては、13棟のうちの1つが壊れたものに対応するものであるとの答弁でした。   次に、第8款土木費について、委員より都市計画総務一般経費2,800万円の使い道はとの質疑に、 駅周辺の測量及び調査、まちづくりプランにおいて、駅周辺の活性化を含めた構想を作成する経費で あり、もう一つは駅の連絡通路西口広場の設計にかかわるものでもある。この種の計画については、 胎内市でも同様の取り組みを行っているので、参考にし、全体的な構想をつくるに当たっては現在の 利用状況、住民の要望、土地利用構想などに基づく概算事業も明確にしていくとそれくらいの金額が かかるとの答弁でした。   その後、さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第99号 村上市一般 会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しま した。   次に、議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、外部委員会とは5人で考えているだろうが、いろんな人の意見や協力体制での話し合 いは考えていないのかとの問いに、外部委員会については市外の方を中心にスキー場経営の専門家を 考えている。市内の方につきましては、ワークショップを考えているとの答弁でした。   委員より、学校教育課あたりとの連携は考えていないのかとの問いに、学校教育課、教育長の意 見を確認して、市内の小学校については全部蒲萄スキー場に実習を申し入れると考えている。議決後、 具体的に話し合いをしていきたいとの答弁でした。   委員より、昨年12月以降に地元と話をしながら方向性を出して、市長の言葉をかりれば組織が生 まれ変わるような、組織として再開に向かってやっていかなければならないとの力強い発言があった が、何もやってこない。今すぐにでも運営の柱を組み立てて市民に周知して、パブリックコメントを 実施し、市民の意見をもらってやってもらいたい。全く同じ形で何の変化も起きないのではないか、 これでは不安があるがとの問いに、昨年度はお休みしたが、原因検証などは終わったので、新たな体 制をすぐに整えたいとの答弁でした。   委員より、先ほどの請願審査で将来的に指定管理の考えはないかと請願者に問いかけた際、行政 サイドと相談して前向きに考えていきたいといった答えをもらったが、5年後、10年後の市のほうの 考えはとの問いに、その考えもある。外部委員会からどういう助言がいただけるか、これからになる ので、それを含めて検討し、指定管理者とする受け皿が必要なので、それらがしっかりして、これな ら任せられるなという段階で具体的に検討していくことになる。当面は市直営でやっていくことにな ると考えているとの答弁でした。   委員より、5年間は市で責任を持つことになるだろうが、前回出た経費概算では市民が納得しな いと思う。議論を尽くして市民が納得するようにすべきであり、予算もとりあえず執行する必要がな いのであれば、ある程度やってから議会に諮るべきだと思うがとの問いに、これから市民の意見を聞 きながらしっかりとした運営方針を立てて、市民の意見を踏まえながら急いでやるということ、今後 はそれを踏まえて皆さんから理解を得られるように広報もしながらやっていくこととしたいし、将来 的な自信にもつながるよう市民に訴えていきたいとの答弁でした。   委員より、今まであったものがなくなるということは非常に大変なことである。理事者側の提案 理由もよくわかるが、スキー場の思いを含めてのメリット、デメリットはとの問いに、スキー人口が 年々減少していくのがマイナス面、それに施設も経年劣化が進み、安全性も低下している面が感じら れる。しかし、冬場の市内唯一のスキー場であり、子供たちの学習の場として喜ばれてきた施設でも ある。子供たちが冬場のスキー授業に取り組むことができるというのは、自然の中で育ち、雪と触れ 合うというのが大事だと思うし、子供たちの健全育成というものも含めてメリットがあるとの答弁で した。   以上で質疑を終えました。その際、委員から議第100号を継続審査としたい旨の動議の提出があ り、所定の賛成者があったことから、動議は成立し、これを直ちに議題といたしました。   動議提出委員からは、蒲萄スキー場の営業再開についてはパブリックコメントを実施した上で営 業再開についての考え方を取りまとめるとした昨年12月の第4回定例会における理事者答弁が具体的 に実施されていないこと、またさきに開催された議会全員協議会で示された蒲萄スキー場の営業再開 に当たっての所要の経費のうち、このたびの補正予算では提案されていない経費があり、今冬の再開 に向けては今後なお補正予算の提案が考えられることから、現時点では営業再開に当たっての全ての 経費の見込みが明らかになっていないことなどを理由に、引き続き継続審査する必要があるのではな いかとの趣旨の提案理由の説明がございました。   その後、直ちに本動議について起立により採決を行った結果、起立少数で議第100号を継続審査 とする動議は否決されました。   引き続き、議第100号について採決を行ったわけでありますが、その際動議提出委員を含む3名 の委員が委員会室を退席しましたが、出席委員が定足数に達していましたので、採決を行い、討論な く、起立全員で議第100号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   その後、委員から議第100号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)に対 する附帯決議の動議が提出され、所定の賛成者があったことから、動議は成立し、これを直ちに議題 といたしました。   動議提出委員からは、本日皆様に資料として配付したとおり蒲萄スキー場の営業再開に当たって はパブリックコメントを実施し、今季の運営に反映させること、速やかに外部委員会を設置し、運営 に当たっての助言を受けること、また指定管理者の導入などを視野に入れながら経営改善に努めるこ との3点について早急に実施し、その結果を市民に公表することを求める附帯決議について議案理由 の説明があり、その後本動議について起立により採決を行った結果、起立全員で議第100号平成25年 度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)に対する附帯決議は可決されました。   次に、議第102号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第102号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、簡潔にお聞きしますので、審議の結果、経過について簡潔にお 答えください。   一般会計補正予算の審議に入るときに、初日に私は市長にリノベーション事業の全体規模がわか らないのに、これでは問題だというような指摘をしたのですが、委員会ではそのリノベーション事業 の規模についてお答えが、説明があったでしょうか、なかったでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) その手の説明はございませんでしたと思います。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイ君。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   今委員長、説明がありませんでしたとご答弁なさいましたけれども、何をもって説明と受けとめ るのかわかりませんが、私は番外議員でしたけれども、中身がわからないと、それなのに2,800万の 調査費をつけて大がかりな駅を中心とした事業をするというので、そして反対しなさい、賛成しなさ いなんて言うほうがおかしいということで迫りました。そうしたら、2,800万はどんぶり勘定で2,800 万、目つぶって計上したのだかって聞きましたよね。           〔「それは番外」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) 番外でね。           〔「番外でしょう」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) はい。だから、委員長は正規の常任委員の方の意見をまとめたのだと思うの ですけれども、そうしましたら行政の人の仕事はある程度のものを積み上げて、そして大きく幾らと いう形に計上するのが仕事でないかということを私は聞きました。そうしましたら、測量800、通路、 広場500、その他1,500万と、本当の大ざっぱの数字でしたけれども、それはやっとこ答弁しましたよ ね。市長に言うなと言われているのかと私は怒り声を立てて聞き出しましたけれども、それは事実あ りましたですよね。報告はされませんでしたが。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) よろしいですか。番外委員のやつはここには別に載せなくて 結構なのでしょう。だから、私は載せませんでした。確かにそういう意見はございましたし、あなた 大分興奮しましたけれども、確かにありました。だけれども、番外委員のやつは委員外なので、載せ ませんでした。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 蒲萄スキー場についても質問してよろしいでしょうか。質疑してよろしいで しょうか。 〇議長(板垣一徳君) いいですよ。 〇21番(相馬エイ君) いろんなこの資料でご説明がされました。そこで、ちょっと、うんと……も のすごく本当に真剣に議論されたのですね。番外で聞いていましても。それで、営業方針を受けた運 営の考え方(案)というふうにして1から3、いろいろな考えられるアイデアが資料3には載ってい るのですよ。ところが、収入を見てみますと、平成25年度から平成34年まで収入が1,000万でずっと くるのですね。これだけいろんなアイデアをして、いろんなことできる限りのことをやって、皆さん に喜んでもらうスキー場運営をやっていきたいと、地元の方々とも一緒にやっていきたいと言ってい る割には、そうだったら少しでも収入は、ほんのわずかでも収入は上げる目的で、この1,000万が 延々と10年間も続くなんていう数字の書き方はおかしいだろうと思うのです。つまり少しでも向上さ せていくと、それが数字に見る営業努力であり、活性化を本当に地元と一緒に行政がやっていくのだ なという裏づけになると思うのですが、その点ではなぜ10年間も収入が1,000万というような点での ご説明はどんなだったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) たしか最後までいたと思うのですけれども、私聞く前にみん な知っていると思いますけれども、いろいろやっぱり例えばその年に雪降ったり降らなかったり、あ るいはお客が入ったり入らなかったりするから、大体このくらいのめどであればいいかなというよう な数字は出しておるとは思うのですけれども、それに対して上がったり下がったりは上下はあると思 います。けれども、結論から言えばやっぱり基本の数字出しておかなければ、またあなた方に何を言 われるかわからないので、とりあえず出していたと思うのですよ。そんな説明でよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それで、蒲萄スキー場が休業というか、それは長年のやっぱり蒲萄スキー場 の運営あるいは市の考え方の怠慢にあったのだろうと思うのです。蒲萄スキー場はいいスキー場だと、 自分の友達、東京とか鶴岡からも来るけれども、いいスキー場だと褒めているよと、当時いろんなこ とを担当の人に意見を言うのだけれども、聞く耳を持っていなかったと、そういうことを最近になっ ていろいろ教えてくれるのです。つまり蒲萄スキー場営業再開に当たっては、私は責任者である市長、 そして旧朝日村の元村長であった副市長、そして担当を含め、やっぱり本当に新たな大きな思いでや っぱり当たっていくという、その決意が一番今問われるのだと思います。   答弁は要りません。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第99号について、通告にありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第99号 平成25年度村上市一般会計補正予算(第2号)について、反対を いたします。   土木費の都市計画費、都市計画関連業務委託料として2,800万円が計上されています。先ほど前 半竹内議員の答弁について、市長はあのように訂正されましたが、議会初日、私は平成25年度一般会 計補正の2,800万円について本会議場で質疑をいたしました。全員協議会で市長は駅を中心として、 駅前、駅西広場、自由通路、駅の橋上化、病院跡地に統合保育園、ジャスコ跡地に緑地と説明されま したが、これら全てが入っての土地利用のための調査費なのですかとの問いに対して、担当よりそう ですとの答弁がありました。しかし、そのとき市長は訂正はしませんでした。国土交通省の地方都市 リノベーション事業、この事業は交付率50%、残り50%は市が負担、つまり市民に重くかかってまい ります。村上総合病院の移転、新築に連動させた村上駅周辺整備と駅橋上化が今計画されています。 そのための測量と構想計画策定のためにコンサルタントに委託しようというものであります。この事 業は、合併の基本計画搭載事業にはありません。第1次村上市総合計画後期実施計画にもありません。 平成19年当時、合併協議会でJR村上駅周辺施設整備事業が問題になりました。合併市町村基本計画 搭載候補事業として、当時議会や住民説明会で議論になりました。村上総合病院が当時向こうに駅西 に移転するという計画が何もない中、旧前田製管跡地の開発の業者の考えが強く、明らかになってい るということで、関係以外の業者からも批判が上がっておりました。国道の大型店に客をとられ、村 上商店街が必死で生き残りを模索しているというのに、まちづくりの拠点を駅裏に移すという、これ は当時の市長の議会答弁で拠点という発言をしております。そして、広大な土地利用について村上市 は意見を言うべき立場にありますが、開発業者任せに放置して、駅西口をつくるとして業者の利権に 奉仕しているのではないかとも議論になりました。業者が駅西に大型スーパーや村上総合病院を誘致 すると住民に説明しているが、中心市街地や商店街との調整はとっているのかとの住民説明会の問い に、当時の市長はとっていないと答えています。駅前広場整備のために駅前の土地を市がJRから当 時は6億で買収するということでありましたが、理解はできないと、法定合併協議会で議論をしてい くと市長は答弁しております。しかし、住民の合意がない中で進められようとされておりました。駅 の利便性を高めるのにJRの負担がわずか当時19億という提示されております。その5,000万円、2.6 %しかJRは負担をしないというのが明らかになりました。そして、当時の市長はJRは金がないの ですとも住民説明会で答えておりました。このように当時でさえも19億、それからいろいろとものは 上がっておりますので、19億でできるわけはありません。現在市債残は320億円、人口6万6,000人、 赤ちゃんの人数も含めまして1人当たり48万円の借金を抱えております。合併により平成28年から5 年かけ少しずつ交付金は減らされます。平成33年からは一本算定により現在より25億から30億円の交 付金が減らされます。村上市は、既に112億円のごみ焼却場の計画を持っております。村上総合病院 の新築移転に20億円の助成を予定しています。加えて市民の暮らし、特に国民健康保険税や介護保険 料などの負担増が暮らしを圧迫し、高齢化が進むもとで介護支援、地域コミュニティーなどの、そし て中心市街地のまちづくり等も求められています。公共事業に関しては、高速道路、トンネルの崩壊 事故に象徴されるように高度経済成長時代に整備された道路や橋梁施設の維持補修が大きな問題にな っています。これらもしっかりと対策をとらねばならない時期に来ております。村上市には予算が限 りがあります。村上駅周辺整備事業や駅の橋上化に多額の予算を投資することは村上市の財政を圧迫 し、将来に借金を残し、市民の切実な暮らしの願いに応えることはできないのではないでしょうか。 そうでなくとも、いろんな市民の小さな要望に対しては予算がない、予算がないとそれぞれの課から は答えが返ってきております。市民の暮らしと安全、安心を最優先にした予算の使い方が今何よりも 求められております。合併によってある方が私にこう言いました。「村上だけがよくなっている。合 併によって私たち旧の何々町はさびれていく。これが合併だったのでしょうか」と私に問いかけた女 性がおりました。旧町村、旧村上市の中心市街地、駅前商店街の影響ははかり知れないほど深刻なも のになると心配しております。駅周辺整備事業、病院跡地利用、そしてジャスコ跡地利用など、事業 内容について市民に公開し、跡地利用計画などを明らかにするべきです。そして、広く意見を聞くと ともに行政指導で進めるのではなく、何よりもここに住むのは住民であります。地方公務員である市 の職員、そして市長をはじめとする村上市の職員は住民に奉仕することを第一にしなければなりませ ん。市の財政を借金をふやすような仕事をするのが住民奉仕の仕事ではございません。ジャスコ跡地、 そして病院跡地がどうなるか、どういうものが建つかは村上の玄関口である村上駅前が死んでしまう のではないかと心配をしております。統合保育園建設を考えているようでありますが、住民の願いで はないはずであります。   市長は、市民によって選ばれております。そして、この駅周辺整備大型公共開発事業は村上総合 病院の移転が明らかになったと同時に議会に報告され、急浮上しました。しかし、職員の動きを見て おりますと、これらは以前から明らかにはなっていませんでしたが、着々と県や国等に行って話を聞 いたりということで計画をしている姿が見えてまいります。市民を何よりも大事にする、その姿勢が なければまちづくりは成功はいたしません。そのことを申し上げまして、長くなりましたが、反対討 論とさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告にありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、議第99号に対して反対討論を申し上げます。   今村上市に必要な施策は大規模再開発ではなく、市民の命と暮らしを守る施策であると考えます ので、私は反対をいたします。先ほども質疑いたしましたが、規模がわからないままリノベーション 事業のコンサルタント契約を結ぶ、計画をつくる、こうした調査費などは到底認められません。反対 の理由になる村上市の現状を申し述べてみたいと思います。今村上市の若者はどういう状況に置かれ ているでしょうか。若者たちが言うのは働く場所がないということです。「パートや派遣労働しかな くて本当に大変だ」、こういう声が若者たちから聞かれます。都会から帰ってきたいと思っても働く 場所がない、口々にそういうふうに言います。そして、市役所で働く若い人たちのことであります。 臨時や、あるいは指定管理の労働者として、いわば官製ワーキングプアという状態に置かれておりま す。欧米では同一労働、同一賃金が当たり前であります。短時間労働者の賃金が安いというのは異常 であります。村上市の現状、商工業者の苦境でございます。消費不況が業者の皆さんを直撃していま す。例に挙げますと、建築確認申請の件数が毎年毎年2割近く減少していくという状況が続いていま す。それだけ住宅着工数が減っているということは、この地域の不況が非常に深刻だという状況がよ くわかるかと思います。こうした中で中小業者の皆さんが口々におっしゃるのは、「消費税の増税が 来年度なされる。10%になれば倒産か廃業するしかないのではないか。どうしたらいいのだ」という 声であります。そして、農林漁業者の皆さんの置かれている状態です。販売価格の低迷と、そして円 安のもとでの燃料や資材の値上げ、これが業者の皆さんを直撃しています。皆さんもよくご存じだと 思いますが、漁業の皆さんが出漁調整をしなければならないような事態に立ち至っています。畜産業 者の皆さんも円安、飼料高騰によりまして、経営危機に陥っています。そして、市内の農家の皆さん、 米づくり農家の皆さん、今米価が続落しています。6月の取引価格でいえば新潟コシヒカリもJAは 仮渡し額を割り込んでいるという情報を入手しております。つまりこの価格がこの秋の米の価格に連 動していくわけであります。年金生活者の皆さんはどうでしょうか。年金切り下げが行われて、これ からも切り下げが行われるということで生活防衛に入っているということであります。あるコンビニ の経営者にお聞きしたところ、今のコンビニというのは入店してきた人の大まかな年齢もチェックす るようになっているのだそうでありますが、明らかに年金生活者の皆さんの買い物していく額が減っ ているということをお聞きしています。皆さん、口々におっしゃるのは、これ以上の負担増や年金の 切り下げでは生きていけなくなる、こういうことをおっしゃっています。   それから最後に、税金の滞納者の皆さんが増加しているということであります。払いたくても払 えなくて、深刻な状況に陥っている、こういう方から相談を受けております。   そして、村上市の現状の大きな2番目だと考えるのは、医療体制の充実が待ったなしの課題だと 考えます。一般質問でも指摘をいたしましたが、救急車で新発田病院まで2時間もかかる。そして、 満床で入院できない。こんなところはないというのが医療関係者の常識であります。こんなところは ないというのは、こんな地域はないということです。   それから、村上市県北の圏域では常勤の整形外科医さんが病院には今1名しかいらっしゃらない わけであります。このままでよいのでありましょうか。   それから、新潟県自体が県全体の医療レベルよりも下越医療圏のレベルが低いとはっきり認めて いるわけであります。下越の中でも、これは資料がはっきりございませんので、余り断言はできませ んが、私が実感する限りでは新発田病院のすぐそばと我々のような村上あるいは山北のはじに住んで いらっしゃる方ではこれは当然レベルが下がる。同じ下越でもレベルが下がっていると言えるのでは ないでしょうか。   そして、結論になりますが、こうした現状から鑑みて、今必要な施策は市民の命と暮らしを守る 施策こそ必要ではないでしょうか。そして、合併して5年目の村上市としてあまねく市民に行き渡る 施策展開が必要ではないでしょうか。   私は、この間一般質問で村上市の医療体制充実を新潟県に求めていくべきだという点、それから 12月議会では公契約条例を制定をして、官製ワーキングプアをなくしていく。村上市みずからが経済 振興を図る。このことが大事だというふうに訴えました。そして、今議会では住宅リフォームという 点ではまた再び取り上げさせていただきましたし、群馬県高崎で行われている商店街等のリフォーム 事業が非常に好評だということも取り上げさせていただきました。これらの事業は、村上市の隅々ま で行き届く施策でございます。   以上、私は最初に申し上げましたが、今こそ必要な施策はあまねく市民に行き渡る施策展開が必 要であって、規模がわからないような再開発事業、リノベーション事業ではないということを断言い たしまして、私の意見といたします。   以上、発言を終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第99号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第99号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第100号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第100号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第101号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成諸君の起 立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第101号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第102号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第102号は委員長報告のとおり可決されました。   午後2時15分まで休憩します。           午後 1時59分  休 憩                                                        午後 2時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第8 議員発議第9号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元              に係る意見書の提出について               〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議員発議第9号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2 分の1復元に係る意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第9号 30人以下学級実現、義務教育費国 庫負担制度2分の1復元に係る意見書の提出についてでございますが、本案は去る6月19日に開催さ れました総務文教常任委員会で審査され、採択された請願に基づく意見書の提出でございます。村上 市議会会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   意見書案は、皆様のお手元に配付のとおりでございますので、説明は省略をさせていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣及び内閣官房長官でございます。   賛成者は、滝沢武司議員、平山耕議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議員、大滝久志議員、佐藤 重陽議員、木村貞雄議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   以上、提出理由の説明を申し上げました。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第9号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第9 議員発議第10号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する意見書の提               出について                      〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議員発議第10号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の促進に関する 意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いをいたします。   8番、小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) ただいま上程されました議員発議第10号 ホテル・旅館等建築物の耐震化の 促進に関する意見書の提出について、村上市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、尾形修平議員、鈴木いせ子議員、三田敏秋議員、姫路敏議員、大滝国吉議員、片野鉄 雄議員、川崎健二議員、そして提出者は私小杉和也であります。   本文は皆様にお配りしてありますので、そのとおりでありますが、簡単に説明しますと、四国の 南の海底にある深さ4,000メートル級の深い溝の南海トラフの巨大地震や首都直下地震で甚大な被害 が予想されることから、耐震化の促進のために今国会で建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部 を改正する法律が5月22日に可決され、成立いたしました。この法律は、昭和56年以前の旧耐震診断 基準で建てられた床面積5,000平方メートル以上の不特定多数の者が利用するホテル・旅館等の建築 物について耐震診断の実施、耐震診断結果を平成27年末までに所管行政庁に報告することが義務づけ られたものです。診断結果による耐震化には多額の費用を要するため、耐震化には国が責任を持って 財政支援措置を充実させてほしいこと、必要な財政支援措置が確立されるまでは施行期限を延長する ことや耐震診断結果の公表を猶予するなどの配慮をお願いしたいというものです。   また、この発議は村上市も加盟する全国温泉所在都市議会議長協議会により意見書の提出を依頼 されたものであり、経済建設常任委員会においても意見の一致を見ての提出となりました。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、国土交通大臣、観光庁長官であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) どうもお疲れさまです。今これは旅館温泉組合等加盟している市議会議長会、 そしてそこからの今回の私意見書にも、また請願の中にも入っていない部分の発議でしたものですか ら、委員会のほうの発議なので、委員会の方々から誰かが発議したのかなと思ったら、そういう経過 がわかったので、その部分はいいのですが、法律の改正によっていろいろ当然建築確認申請も変わっ てきますし、いろいろ変わってくるわけなのですけれども、この文面の中に「不特定多数の者が利用 するホテル・旅館等の建築物で、床面積5,000平方メートル以上」、これが法律の中であるのかどう か。例えばでは4,800平方メートルの建物だとして、5,000平方メートルで100人収容、もしくは4,800 平方メートルでも120人収容という建物があったとした場合に、何かその基準が定かではないですよ ね。その辺が法律で定まっているのかどうかというのは確認されましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) これは改正の法律ですけれども、以前の法律の中にも5,000というのはきち っと入っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 5,000というのがその法律で入っているということですね。5,000平方メート ル以上は耐震化やりなさいと。商売やっている以上、例えば耐震診断の結果の公表を猶予するという、 これ別に私この意見書に反対ではなくて、賛成する立場でもお聞きしてしているわけなのですが、当 然その診断結果で、ここは今の基準に合っていない建物なのですよということを公表されてしまえば、 お客さんがそこは基準に合っていないから不安なので泊まるのやめようとなってしまうわけですし、 その経営者の方も、ではその支援も、資金も自分で調達となればなかなか厳しいからということのこ ういう意見書が提出されたという理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) はい。そういうことでございまして、例えば熱海市の場合はこういった対象 になるホテルとかが21軒ありまして、それで14施設が耐震診断未実施というような報告もございます。 そういったことで、全国的にいろんな影響が出るということで、こういった意見書を出すものでござ います。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第10号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第11号 村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けての決議 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員発議第11号 村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けての決議 を議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いをいたします。   12番、川崎健二君。           〔12番 川崎健二君登壇〕 〇12番(川崎健二君) ただいま上程されました議員発議第11号 蒲萄スキー場の営業再開に向けて の決議についてでありますが、このことについては議第100号の委員長報告でも申し上げましたとお り外部委員会からの意見を十分踏まえ、今後の経営改善に向けての取り組みを早急にまとめた上で、 営業を再開することが最も重要なことであるといった認識のもと、本市が有する唯一のスキー場が市 民にとって必要とされる施設であるとともに、本市が進める生涯学習を推進する上でも重要な役割を 担う施設となるよう念願するものであり、営業再開に当たっては市民に対するパブリックコメントを 実施し、その結果を踏まえ、今後の運営のあり方についても早急に結論を得ながら、順調な再スター トを切ることが最も重要なことであります。   議会としてもこのたびの蒲萄スキー場の営業再開がまさに本市にとって有意義な公共施設として、 その効果を十二分に発揮させることができるよう支援していくといった趣旨に基づき、提案している ものであります。   このことから、決議の内容で示した事項の取り組みを早急に進めていただき、蒲萄スキー場の営 業再開にこぎつけていただきたいといった思いから提案しているものであり、これを強く理事者に対 して働きかけていきたいといった思いから提出いたした経緯であり、会議規則第14条の規定により提 出するものです。   賛成者は、小杉和也議員、尾形修平議員、鈴木いせ子議員、三田敏秋議員、姫路敏議員、大滝国 吉議員、片野鉄雄議員、そして提出者は私川崎健二でございます。   それでは、ただいまから決議の内容を申し上げます。   村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けての決議(案)。   村上市営蒲萄スキー場の営業再開に当たっては、1、市民に対するパブリックコメントを実施し、 その結果を今季の運営に反映させること。  2、速やかに外部委員会を設置し、今後の運営方針及び通年営業の方策等、蒲萄スキー場のあり方 について外部委員会から助言を受けること。  3、指定管理者の導入を視野に入れる等、運営経費の節減と利用者の増加策を講ずる等蒲萄スキー 場の経営改善に努めること。   上記の項目について早急に履行し、その結果を市民に公表すること。以上、決議する。   以上、提案理由の説明を申し上げました。今後の蒲萄スキー場の営業再開に向けては所定の手続 を経た上で、本市唯一のスキー場としてしっかりと営業を再開していただくことを念願しながら、議 会の総意として強く理事者に提案していきたいと考えておりますので、ご審議の上、何とぞご賛同賜 りますようよろしくお願い申し上げます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) 委員長、どうもお疲れさまです。こういう問題に関しまして、蒲萄スキー場 は逆にこの1年間休止することによって利用者の方々も、またその関係者の方々も、そのスキー場を どうしようか、どうするかということに関して、逆に真剣に考える機会になったのではないかなと私 は思っているのです。こういう決議を議会から附帯決議として出す、大変私もそれは議会の役割とし ていいことだと思うのですが、私の知り合いも蒲萄スキー場の愛好家がいまして、再開に向けて署名 活動をしていたと思うのですよ。私も家族一丸全部署名したわけですが、その署名の集まった人数等 とか、その提出先とかということに関しては何か委員会でお話とかございませんでしたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) たしか4,300人ぐらい集まったと聞いております。そうです。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そのスキー愛好家の蒲萄スキー場を愛している方々に言わせれば、本当に蒲 萄スキー場というのはいいスキー場なのだそうです。それで、その方々は1級、2級とかを持ってい る方々なので、その方同士で、例えば蒲萄スキー場に行けば、ほかのスキー場だと学校を開くと6,00 0円ぐらいかかるのだけれども、ここでは無料でやろうではないかと、それを順番で1時間ぐらいず つやったりすれば、初心者の方も蒲萄スキー場行けばただで教えてもらうのだというような形とか、 やっぱりあの人たちはあの人たちで考えているのです、今。でも、それもやっぱり1年間休止した、 もし休止しないでずっとやっていると、恐らくこんなのも出てこなければ、何の考え方も出てこない という部分で、私はこの1年間の休止というのが非常に蒲萄スキー場を見詰める上ではいい1年間だ ったのではないかなという感じがするのですが、その辺委員長とか、そういった何か委員会での質疑 とかありませんでしたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) 確かに議員が言うように1年間休憩したということに関しては、地域の皆さ んもこれではだめだから、もう少しこういうふうにやっていこうという気持ちになったと思います。 そういう話は委員からも出ております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それと、3番目に指定管理者の導入を視野に入れる等と書いてありますが、 何か今そういった具体的に何か市のほうでは指定管理にお願いするようなところの団体を今探してい るとか、そういった具体的な話は担当課からございましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) これは、委員からの質問がありましたけれども、まだどうする、こうすると いうお話は出ておりませんでした。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。   20番、佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 賛成です。 〇議長(板垣一徳君) 反対ですか。 〇20番(佐藤重陽君) いや、いや、賛成なのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) すみません。反対の討論はございませんか。           〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ございませんね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) みんな手挙げている方、みんな賛成ですね。           〔「はい」「賛成です」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、20番、佐藤重陽君。           〔20番 佐藤重陽君登壇〕 〇20番(佐藤重陽君) それでは、ただいま上程されました村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けて の決議ということに、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。   私ども、実は高志会で昨年来、蒲萄スキー場の休止が決まって以来、たびたびに協議、検討して まいりました。その中で昨年議会の中でまた市長にお願いしたこともあったわけであります。私ども、 再開に向けてはぜひ前向きな形で進めていただきたいという気持ちはあるのですが、再開には賛同す るものの、やはり事業再開準備に入るタイミングが違っていたのではないのかなと、そのことで非常 に今回の残念ながら特別会計においては、基本的に反対ではありませんので、しかし今の状態で事業 準備に入るということにはやはり少し異論を持つところがあり、退席せざるを得ないと、そういう形 になったわけであります。そして、特にお願いしたいのは、この村上市蒲萄スキー場の再開に当たっ てはという始まりでこの決議は始まっているわけでありますが、本来であればやはりこの市営蒲萄ス キー場の営業再開の検討に当たっては、いわゆる事業に入る前の前段のところをもう少し時間をかけ て検討していただきたかったなと、例えば市の有するスポーツ施設としてどうあるべきなのか、また 教育資産に資するためには妥当な施設なのか、また蒲萄地域をいかに雇用に結びつける施設となり得 るのか、また蒲萄地域の、また産業振興にどうやって結びつけられるのか、その辺のところの前段の もっともっと協議すべき、検討すべき部分があったのでないかなというふうに思うわけであります。 そういう中で遅ればせながらというになるのかもしれませんが、やはり時間はない中でもまだまだ検 討する、この3項目について言ってみるならば、もう少し行政も時間を割いていただいて、時間のな い中時間を割いていただいて、やはり実施していただきたいなと、そういう中で事業を進めていただ きたいなという思いで、私は賛成の立場で討論させていただいているわけであります。やはり蒲萄ス キー場といえども、やはり貸館業務と同じような考え方の中で捉えるのか、それとも教育施設として 捉えるのか、産業の振興施設として捉えるのか、そのことによってやはり大きなその蒲萄スキー場の あるべき姿が決まってくるのだろうなというふうに思っておりますので、ぜひともこの村上市蒲萄ス キー場の営業再開に向けての決議を皆様ご賛同いただいて、理事者の方にもご理解をいただいて事業 を進めていただきたいと、こういう思いで賛成の討論をさせていただきます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) それでは、ただいま上程ありました議員発議第11号 蒲萄スキー場の営業再 開に向けての決議について、賛成の立場から討論を行います。   本決議については、既に経済建設常任委員会で全会一致で議決されている案件であります。委員 会審査の過程におきまして、先ほど委員長報告にもありましたけれども、昨年度第4回定例会におき まして私の一般質問に対し、営業再開に当たっては市の重要な施設であるため、市民からのパブリッ クコメントを実施するかの問いに、実施するとの答弁があったにもかかわらず、いまだに実施されて いないこと、さらに本年第1回定例会において理事者側から外部委員会を設置し、今後の方向性を審 議していただくと報告されましたが、これもいまだに実施されていないこと、昨年の市報では蒲萄ス キー場特別会計の収支報告で、歳入3,602万に対し、歳出3,434万とあたかも168万円の利益が出てい るような報告をし、一般会計から2,544万8,000円の多額の繰出金があることなど蒲萄スキー場の経営 状況を一般市民には理解されていないこと、5月13日全員協議会に提出された営業方針案及び運営の 考え方について、現状に対しての改善案が示されていないほか、今回提出されている補正額4,500万 円のほかに、圧雪車のリースとして今後5年間毎年1,200万の経費が発生すること、営業方針にある 学校教育の観点からすれば、十分でない学校修繕費や教材費の増額のほうが現場サイドでは子供たち に反映されるのではないでしょうかなど、いずれにしても財政が逼迫している中、本当に政策及び予 算の優先順位としてこのように多額の繰出金を行うことが適正であるのか十分な議論がなされていな いため、経済建設常任委員会において、理事者側から予算の執行には1カ月ぐらいの余裕があること などを踏まえ、継続審査にするように提案しましたが、残念ながら否決されました。そこで、附帯決 議を採択したわけでありますが、さらに強く理事者側に認識していただくために議員各位の賛同を求 め、議決いただけるようにお願い申し上げまして、賛成討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) 8番、小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) では、賛成の討論をいたします。   この決議は、経済建設常任委員会で委員全員の賛同により附帯決議という形で議決されたものが ベースになっています。蒲萄スキー場は、市のチェック機能が働かず、管理運営に不備があり、昨 シーズンは蒲萄スキー場を休止せざるを得ませんでした。昭和61年1月にオープンしたこの蒲萄ス キー場を開設するに当たって大変苦労されたと聞いております。しかしながら、二十数年たった今、 最近は市直営のスキー場という自覚が不足していたのではないかと思われるところです。   平成24年11月2日に開会された第4回臨時会において、市長は本会議場でこれから再開するに当 たりまして、なぜ蒲萄スキー場が必要なのだというようなしっかりとした定義を持って、そしてこれ だけのお金をかけても蒲萄スキー場は再開すべきですよと、そこまでいかないとならない案件である ということも申し上げてきておりますので、しっかりとその点について先ほど来申し上げているよう に民間も入れて協議会を設置して話し合いの場を設けていきたいと答弁しています。それがなされて いない。答弁と食い違っているから、経済建設常任委員会では多くの議論がありました。今にして思 えば、12月定例会に追加の補正予算を提出し、外部委員会の予算を計上して可決後、すぐに委員会を 招集し、動き出せばよかったのではないかと思っております。   それと、村上市行政改革大綱後期実施計画について、村上市行政改革推進委員会からの答申では、 蒲萄スキー場特別会計については村上市のスポーツ振興や観光振興の観点も含め、見直しを第三者委 員会等でのゼロベースによる検討が必要と考えるとあります。市長の答弁にもありましたように、速 やかに外部委員会を設置して助言を受けることを強く求めたいと思います。指定管理になる前、そし て日本海東北自動車道が朝日まほろばインターまで延伸する前の朝日みどりの里も一般会計からの繰 り入れがありました。私は、みどりの里管理運営委員会委員になり、最初の会議で何を言ってもいい ですかと確認をしてから、お客さんは商売の上で細かいことからいろいろと提案をしました。他の外 部の委員の方も積極的に提案し、市側はよい提案にはすぐ取り組み、改善しました。また、市職員、 臨時職員も含めて全員で接客や新商品開発など真剣に取り組み、決算の会議においても各施設の担当 者が来て、こちらが何を質問してもすぐ答えられるといったように数字もしっかりと把握していまし た。このような姿勢が必要なのではないでしょうか。   村上市営蒲萄スキー場の営業再開を求める請願は本会議においても可決されました。経済建設常 任委員会での請願審査に当たっては多くの傍聴者の方がおり、請願を提出した蒲萄スキー場促進協議 会の方々は今までどおりではなく、市と一緒に努力していくと力強く述べ、熱意を感じました。再開 に当たっては、オフシーズンの有効活用や、例えば中上級者向きのコースだということを逆手にとっ て、上のゲレンデは幾つかの大学のスキー部に対して平日を貸し切りにして村上市の宿泊施設とセッ トで売り込み、下のゲレンデは市内全小学校など、教育関係に使用するなど、さまざまなアイデアを 多数出し、おもてなしの心で温かく迎え、また来たくなるようなスキー場、交流人口の増加にも寄与 できるスキー場であってほしいと思います。また、そうならなければならないと思います。本来であ れば今回の特別会計の補正予算は継続審査とし、できるだけ早く理事者側に動いてもらい、7月29日 に予定されている臨時会で決するのがベストだと考えていましたが、決議の内容を速やかに実行して もらうことを強く訴えまして、私の賛成討論とさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 決議に賛成する討論を行います。   私、蒲萄スキー場の営業再開を求める請願に賛成いたしております。大いに促進するべきだと、 こういうことで思っております。先ほど蒲萄スキー場の補正予算では常任委員会の審査の場で再開に 向けての予算説明が不十分であろうと、そしてまた営業再開の内容としてみれば説得力の欠ける部分 がございました。これらに鑑みて、採決の際には委員会でも退場したのですが、今回も退場させてい ただきました。今小杉議員、尾形議員と一緒に私も常任委員会においては継続審査をしていただいて ということで主張したところであります。これについては、理事者側のほうから補正予算が実行され るまで約1カ月ぐらいはタイムラグがあるという確認をした上で、差し支えないということを確認し た上で、その間に蒲萄スキー場再開に向けての具体的な営業素案をつくって、パブリックコメントを 実施すべきであるとの見解を示したところでございます。しかし、委員長報告でもあったように常任 委員会では賛成少数で継続審査は否決されたところでございますが、このような経緯からも今回上程 されている村上市蒲萄スキー場の営業再開に向けてのこの決議は議会として理事者側に求める最低限 やっていただきたい事項の一つとして重要な内容であると思っております。何とかこの決議が理事者 の手により実行されて、そしてすばらしい蒲萄スキー場の再開ができることを皆さんで祈念していき たいと思っております。どうか議員皆さんの賛同をお願いするところでございます。   ありがとうございます。 〇議長(板垣一徳君) ほかに討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第11号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任を願いたいと思います。これにご異議はござい ませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任をされまし た。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成25年第2回 定例会を閉会をいたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 2時50分  閉 会