平成25年村上市議会第1回定例会会議録(第7号) 〇議事日程 第7号                                     平成25年3月21日(木曜日) 午前10時開議                       第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  諸般の報告                                    第 3  請願第1号 生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書             請願第2号 年金2.5%の削減中止を求める請願                       請願第3号 妊婦健診と、 ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの 20 12            年度と同水準の公費助成を求める請願                       請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事前協議事業者の選定を            再度実施していただくための請願                    第 4  議第15号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について                    議第16号 村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について               議第17号 村上市暴力団排除条例制定について                        議第18号 村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定について               議第19号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について             議第20号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について               議第21号 村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定について         議第22号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について                議第23号 村上市総合文化会館条例の一部を改正する条例制定について             議第24号 村上市青少年健全育成センター条例の一部を改正する条例制定について        議第25号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について               議第26号 市有財産の譲与について                             議第27号 市有財産の譲与について                             議第28号 市有財産の譲与について                             議第29号 市有財産の譲与について                             議第30号 市有財産の譲与について                             議第31号 市有財産の譲与について                             議第32号 市有財産の譲与について                             議第33号 市有財産の譲与について                             議第34号 市有財産の譲与について                             議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 5  議第36号 し尿処理に関する事務の委託について                  議第37号 村上市岩船郡障害者介護給付費等支給審査会共同設置に関する規約の変更に            ついて                                     議第38号 村上市空き家等の適正管理に関する条例制定について                議第39号 村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制定について       議第40号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準            を定める条例制定について                            議第41号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関            する基準を定める条例制定について                        議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について                議第43号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について              議第44号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第45号 村上市まゆの里保養センター条例を廃止する条例制定について            議第46号 (仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の締結について      議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 6  議第48号 市道路線の認定について                             議第49号 市道路線の変更について                             議第50号 市道路線の廃止について                             議第51号 村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定について             議第52号 村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定について       議第53号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第54号 村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定について             議第55号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について               議第56号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について                議第57号 村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定について         第 7  議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)        議第59号 平成24年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)           議第60号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)         議第61号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)          議第62号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)         議第63号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)           議第64号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)         議第65号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)         議第66号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)    第 8  議第 3号 平成25年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成25年度村上市土地取得特別会計予算                     議第 5号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第 6号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第 7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第 8号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算                議第 9号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算                     議第11号 平成25年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第12号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第13号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第14号 平成25年度村上市上水道事業会計予算                 第 9  議第67号 村上市教育委員会委員の任命について                       議第68号 村上市教育委員会委員の任命について                  第10  議第69号 新潟県県単医療費助成事業の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制            定について                              第11  議第70号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第11号)            第12  議第71号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)        第13  議第72号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)       第14  議員発議第3号 生活保護基準引き下げはしないことなどを国に求める意見書の提出につ              いて                                    議員発議第4号 年金2.5%削減の中止を求める意見書の提出について             議員発議第5号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの              2012年度と同水準の公費助成を求める意見書の提出について    第15  議員発議第6号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出について          第16  議員発議第7号 村上市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて                              第17  議員発議第8号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する決議           第18  閉会中の継続調査について                             第19  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長  田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は26名です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、板垣千代子さん、16番、姫路敏君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。大変ご苦労さまでございます。諸般の報告に ついて申し上げます。   防災行政無線の故障についてでありますが、3月18日の定時通信において、移動系の防災行政無 線が不通であったことから原因を調査したところ、諸上寺にある無線中継局の基盤に焼け焦げた痕跡 が残っていたため、落雷による過電流が原因と判断し、修理に取りかかりました。また、この故障に より、山北地区を除く防災行政無線、屋外拡声器と村上地区の個別受信機からの放送ができなくなっ たため、災害等が起きた場合は電話や防災メール告知端末等を利用して対応することにしております。 幸いにも現時点までに防災行政無線を使用するような災害は発生しておりませんが、早急に復旧でき るよう努力している現状であります。   なお、復旧に要する経費につきましては、落雷に伴う急な作業であったことから、専決補正で対 応させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   諸般の報告を終わります。                                              日程第3 請願第1号 生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書        請願第2号 年金2.5%の削減中止を求める請願                  請願第3号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチン            への2012年度と同水準の公費助成を求める請願            請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事前協議事業            者の選定を再度実施していただくための請願          〇議長(板垣一徳君) 日程第3、請願第1号から請願第4号までの4議案を一括議題といたします。   本件は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) おはようございます。ただいま上程されました請願第1号、 2号、3号、4号は、去る3月12日の市民厚生常任委員会において審査を行いました。その審査の概 要と経過についてをご報告申し上げます。   請願第1号 生活保護基準引き下げに関する意見書提出についての請願書についてを議題といた し、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員より、このことが実施されますと、子育て、高齢者など、医療福祉分野でも影響してきます ので、そういう点でも実施されますと、より多くの人たちに大変な負担が強いられますとのことで、 請願については賛成です。   また、委員から、今までの不況の中で生活が苦しく、40、50代の人は昼も夜も働いて貧乏が多く なってくる。この請願には賛成しますと意見がありました。   以上で審査を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員により原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、請願第2号 年金2.5%の削減中止を求める請願についてを議題とし、紹介議員に補足説 明を求めた後、審査に入りました。   委員から、来年消費税の関係で、今引き下げますと大変なことになってくるので、請願には賛成 しますという意見がありました。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で請願第2 号は採択すべきものと決定しました。   請願第3号 妊婦健診とヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの2012年度と同水 準の公費助成を求める請願についてを議題とし、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員からは、WHO、世界中全ての国々にヒブワクチンを無料で推進している、日本は他の国に 遅れている現状の中で、日本がもっともっと進めていただきたいので賛成との意見がありました。   また、委員からは、予防ワクチンについて、田村厚生大臣も今年度中に早期設立したいとのこと ですので、この請願については賛成ですとの意見がありました。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で請願第3 号は採択すべきものと決定しました。   請願第4号 平成25年度の村上市地域密着型サービス等事業者事前協議事業者の選定を再度実施 していただくための請願書を議題とし、紹介議員に補足説明を求めた後に審査に入りました。   請願第4号については、慎重審査を要するために継続審査にすべきものだと意見が出て、起立採 決の結果、起立多数により請願第4号は継続審査にすべきものと決定しました。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。ちょっと確認の意味で確認したいと思い ますけれども、今回の請願の4号、地域密着型の部分なのですが、委員会として見れば継続審査とな ったわけですから、当然委員長も継続審査の方向性で賛同されるかとは思うのですが、19日に2度目 の委員会を開催されました。これは委員長の判断で、それはそれでよろしいのかと思いますが、その 日の午前中に議会運営委員会がございまして、その議会運営委員会の中で、私はオブザーバーという か、番外議員ですので、そこで聞いていたのですけれども、請願者の意見聴取、参考人の意見聴取終 わってから、理事者側のほうにその内容について意見その他を聞こうではないかということが挟まり ましてから、そして討論、採決に入るということをみんな一致して、そう今後していきましょうとい う方向性が出たのですが、それはご存じかわかりませんけれども、その方向性で今後は委員会へ継続 なるのでしょうし、その考え方を尊重してやっていただきたいと思いますが、そういう運びで今後や っていかれますか。 〇議長(板垣一徳君) 山田勉君。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 委員会で決まった以上はその方向でいきます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員会というか、議運の委員会でですね。   それで、閉会中の継続審査ですから、当然1度、2度かな、委員会は開くにしても、恐らく状況 から言えば時期を逸してくるのかなと。最終的には審議未了というか、廃案となるのかななんて自分 なりには、紹介議員の立場としては思ったりもしていますけれども、一、二度なのか数回なのかわか りませんが、委員会お開きになるときに、ぜひ理事者のほうにもその内容を聞いていただいた上で、 そしてまた私ども紹介議員にも委員長のほうから事務局通してでも委員会開くよということをちょっ と言ってもらえれば大変ありがたいのですが、その辺いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 当然紹介議員でございますので、連絡します。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 以上ですが、ぜひよろしくお願いしたいなと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 委員長にお伺いします。   請願4号ですね、慎重審議の結果継続審査ということで、私もちょっと委員会番外、出られなか ったものですから、3点ほどお伺いします。   この種の請願、いわゆる決まった、市で決定した、その体制、異議申し立て、そういう指定して いるものなのですが、委員会の中では議会の審査に審議としてはなじまないのではないかというふう な、そういった議論はございませんでしたか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 私もいろんな面で事務局と相談しながら、ほかの例をどうか 調べていただいて、いろいろ勉強したいのだがということで調べました。結果的には委員会で継続と いうことで決まりましたので、これを支持していきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 3点ですね。それから、審議内容をもうちょっと詳しくお聞きしたいのです が、いわゆる市有地が行政財産か普通財産という、その辺の審議は何か主な内容、お話できるようで したらちょっとお聞かせ願いたいと思います。そのような審議は十分尽くされましたか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 土地ですか。私ども当然やっぱり今議運に出されて、私ども 委員会に付託されたので、その土地に関しても報告だけで詳しくわかりません。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) もう一点ですけれども、いわゆる地元業者育成というのは、これは我々常に 意識しているのですが、その辺の観点の議論というのは、主な内容、もし発表できる内容があったら 審議内容を、継続審査になったのですけれども、土地の紹介とか、何か今の段階で発表できたら地元 業者育成という感じで、どんな審議なされましたか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 企業ですから、企業努力ということで結果的にはなったわけ ですが、それはまたこれからいろいろと勉強しながら、委員会でも話していきたいと思いますが。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 委員長お務めご苦労さまであります。   私も1点だけ。というのは、片野議員と重複していたのですが、それに対しての答弁がなかった ようなので、改めてちょっと質問させていただきたいのですけれども、私の聞くのは請願第4号につ いてでありますが、請願者の考え方、要望としてはよく理解できるところなのであります。ところが、 やっぱりその請願事項、要するに中身を何を、趣旨というのですか、気持ちはわかるけれども、今も 片野議員が言いましたが、その契約行為そのものに対して、もう進んでいるものであります。そのも のに対してもとに戻せということになると、非常に難しい問題があるのかなと思っているのでありま す。そういう中で、今回のこの請願者の請願の趣旨を見た場合に、これは当初受け付けたのは最初か ら委員会のほうで受け付けたわけでありませんのでお尋ねしたいのですが、この請願そのものを取り 扱うに当たって、委員会の中で受け付けたこと自体に対しての私は疑問を感じているので、そのこと に対しての質疑、意見というのはございませんでしたか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 当然やっぱりいつの間にか決まっていたというのが何人かい ましたし、それからまた反対に言うと、営業努力が実ったのだという人もいます。いろんな意見が出 ましたけれども、その中で2日間にわたってお話ししましたが、これからまたそういう勉強しながら お話しして、いろいろと議論していきたいなと思います。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 委員長、私の質問の仕方が悪いのかもしれないのですが、要は私が聞きたい のは、今回の請願というものは、請願者の気持ちはよくわかります。そして、陳情であれば当然皆さ ん問題なく賛同得られた案件だったのだろうと思うのですが、請願ということで議決案件であります。 そういう形での今回の請願を議会として受け付けたということに私は実は問題があるのでないかとい うふうに思っているのですよ。請願者に対してもっと入り口のところで親切な説明をするべきだった のでないかというところを非常に感じているものですから、そのことについて要は委員会で、その議 案の中身ということで中身になるのですけれども、請願に対して、これを今回請願として、議会とし て受け入れましたということに対しての委員会の中での議論は、意見はありませんでしたか。そのと ころをちょっとお聞きしたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) その場所、それこそ企業、それでいろいろな中で、委員会の 中でもいろんな話がありました。なんで、今までの経緯で同じ業者が何人もいるのに、なぜ皆さんに 教えないのだと。もう少しちゃんと教えて、いろんな面で議論するということで……。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) いや、わかりました。わかりましたといいますか、ちょっとかみ合わないよ うですけれども、私の言いたかったのは、今回のは請願者の気持ちを考えた上で、一層今回議案とし て取り上げるよりは、別な指導の中で請願の出し方があったのでないかなということをちょっとお聞 きしたかったのですが、以上で終わります。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) すみません。請願については、もうみんな受け付けるという ことで話していますので、そういう面では当然受け付けて議論したところです。 〇20番(佐藤重陽君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、請願第1号を採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君 の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、請願第1号は採択することに決定をいたしました。   次に、請願第2号を採決いたします。   本件に対する委員長は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求 めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第2号は採択することに決定をいたしました。   次に、請願第3号を採決をいたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第3号は採択することに決定をいたしました。   最後に、請願第4号を採決いたします。   本件については、市民厚生常任委員会委員長から継続審査の申し出が提出されております。本件 は委員長の申し出のとおり継続審査にすることに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、請願第4号は委員長申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定をされました。                                              日程第4 議第15号 村上市過疎地域自立促進計画の変更について               議第16号 村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について          議第17号 村上市暴力団排除条例制定について                   議第18号 村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定について          議第19号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について        議第20号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について          議第21号 村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                 議第22号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について           議第23号 村上市総合文化会館条例の一部を改正する条例制定について        議第24号 村上市青少年県勢育成センター条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第25号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第26号 市有財産の譲与について                        議第27号 市有財産の譲与について                        議第28号 市有財産の譲与について                        議第29号 市有財産の譲与について                        議第30号 市有財産の譲与について                        議第31号 市有財産の譲与について                        議第32号 市有財産の譲与について                        議第33号 市有財産の譲与について                        議第34号 市有財産の譲与について                        議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について           〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第15号から議第35号までの21議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第15号から議第35号までの21 議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月7日及び11日の両日午前10時から、第1委員会室において、委員9名、副市長、教育委 員長、担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、総務文教常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第15号 村上市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第15号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   続いて、議第16号 村上市新型インフルエンザ等対策本部条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第16号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   続いて、議第17号 村上市暴力団排除条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた 後、質疑に入りました。   委員より、警察とかの連携の中でこの条例を制定しておこうということですかとの質疑に、市民 と行政が一体となって取り組むことですし、暴力団の状況は県内で31組織、約970人、新発田・村上 では91人確認いただいております。それらを踏まえて、今回条例制定をお願いするもので、入札等の ものにつきましては、警察と協議しながら対応していくようになると思いますとの答弁でした。   委員より、条例制定をきっかけに暴力団排除宣言などを考えているかとの質疑に、早期に検討し て、できるものから取り組んでいきたいとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第17号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第18号 村上市行政組織条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今まで財政課でやってきたものが総務課でなければならないという理由はとの質疑に、 職員が減っていく中で、組織の見直し等が必要となり、財政も含めて総合的に進めていくことなどを 判断し、適切に対応していきたいとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたところ、反対討論1件あり、起立採決の結果、起立多数で議第18号 は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第19号 村上市附属機関設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、市民憲章等審議会のメンバーは何人ぐらいかとの質疑に、15名程度を予定しており、 委員の選任についての考え方は、今までは各種団体から推選してきましたけれども、今後は市内の各 分野で一生懸命活躍している方々、若い層の方、また行政委員もということで進めているとの答弁で した。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第19号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第20号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第20号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第21号 村上市生涯学習推進センター条例の一部を改正する条例制定について、議第 22号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について、議第23号 村上市総合文化会館条例の 一部を改正する条例制定について、議第24号 村上市青少年健全育成センター条例の一部を改正する 条例制定についての4議案を一括議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、議第21号から議第24号まで、各議案ごとに起立採決の結果、4議案全て において起立全員で、議第21号から議第24号までは原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第25号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第25号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第26号から議第34号までの市有財産の譲与について、9議案を一括議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、集会所とか借地料を取っているところはまだ残っているのかとの質疑に、集会所とか は土地、建物は無償となっているとの答弁でした。   委員より、議第33号の雑種地という地目を譲与する形をとっているが、土地そのものを譲与とい うのはほかにあるのかとの質疑に、無償の譲与の土地は土地の場合、議決が必ず入ります。区のほう でいろいろな事情で可能であれば、そして合意ができれば譲与ということで議員に示すようになりま すとの答弁でした。   また、委員より、大きな町内で代議員制をとっているところは認可地縁団体になれないとのこと で、市として今後見直し等を考えていかなければならないのではとの質疑に、自治法の関係、民法か らも絡むが、問題となるのが代議員で決めたものを、出席しない方には委任状を出しなさいというの は、自治会の運営とは相入れないような実情があり、今後は県等にも柔軟な対応ができないものか、 検討したいとの答弁でした。   質疑を終結し、各議案ごとに討論、採決を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員で議第26号から議第34号までの9議案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしまし た。   続いて、議第35号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第35号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。   議第18号の行政組織条例の一部改正する条例について、ちょっと番外で出席できなかったもので すからお聞きしたいのですけれども、新旧のこの対照表を見ますと、財政課の(4)番目にありまし た行財政改革に関することを、総務課の(6)番に行政改革に関することというふうになったわけで すが、今までは行財政改革という、その財政の部分が総務課にこれを移行することによって、行政改 革といういわゆる財政の部分が抜けるわけですね。そのことについては、何か委員のほうからご質疑 なかったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 特別その点で大いに議論するというようなことはありません でした。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 私はこの議案に反対したいのですが、例えばこの4番目の財政課の(4)、 行財政改革に関することを総務課にそのまま移行するのだったらいいのですが、削って、行政改革に 関することのみを総務課に、そうすると財政課のことに関しては、財政改革に関してはどこも今回の 中の条例に出てこないわけですよね。市長の施政方針の中には、健全な財政計画、健全なる財政とい うことを常にうたっているわけですが、その部分については今後どういうふうになるのかなと。この 条例からいきますと、財政のことに関しては改革がなされなくていいという判断になってしまうので すが、そういうことについても委員長、どのようにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ここでは議論する場ではありませんけれども、行政改革の中 に職員改革とか財政改革とか、いろんな補助金とかの内容が組み込まれているというように私は認識 をしておりますが、あくまでも私この場では委員会で決まった委員長報告でありまして、ここでまた 本間議員と議論するところではございませんので、そのように控えさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 財政の改革については、やはり所管の課は財政課なので、総務課では私はな いと思うのですね。そのことについても、委員会では何の質疑もではなかったということですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員会委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 1委員のほうからもうその財政ということの意味で議論をさ たれのですけれども、そのほかには議論ございませんでした。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。   これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第15号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第20号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第22号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第23号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第23号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第24号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第24号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第25号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第26号から議第34号までの9議案を一括採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第26号から議第34号までの9議案はいずれも委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第35号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第35号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第36号 し尿処理に関する事務の委託について             議第37号 村上市岩船郡障害者介護給付費等支給審査会共同設置に関する規            約の変更について                           議第38号 村上市空き家等の適正管理に関する条例制定について           議第39号 村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制定            について                               議第40号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に            関する基準を定める条例制定について                  議第41号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び            運営等に関する基準を定める条例制定について              議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について           議第43号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について         議第44号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制            定について                              議第45号 村上市まゆの里保養センター条例を廃止する条例制定について       議第46号 (仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の締            結について                              議第47号 公の施設に係る指定管理者の指定について           〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第36号から議第47号の12議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出をされております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 3月12日、3月13日、2日間にわたり市民厚生常任委員会で 審査をした結果についてご報告申し上げます。   議第36号 し尿処理に関する事務の委託について、担当課長から説明を求めた後に審査に入りま した。   委員からは、この対象となっているのは、新発田市、胎内市、関川と村上市、荒川地区で間違い ありませんかとの問いに対して、そのとおりです。   以上で審査を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第36号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   議第37号 村上市岩船郡障害者介護給付費支給審査会共同設置に関する規約の変更についてを議 題として、担当課長から説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、名称が長い文字にしたのは、自立支援法が変わったのでわかりにくいとの問いに対し て、国の制度が変わったのでと答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第37号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第38号 村上市空き家等の適正管理に関する条例制定について、担当課長より説明を求 めた後に審査に入りました。   委員から、まち並み景観、空き家対策についても含めて協議していただきたいとの問いに、協議 をする中で考えていただきたいと思いますとの答弁でした。   また、委員からは、24年度空き家の調査をしたことがありますかとの問いに対して、事前に調査 はしていませんとの答弁でした。   また、委員からは、建物はしっかりしているのですが、雪で危険な状態であるが、これは対象に なりますかの問いに対して、対象になりますとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第38号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第39号 村上市一般廃棄物処理施設の技術管理者の資格を定める条例制定について、担 当課長より説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、この技術者は1名でよろしいのですかとの問いに対して、そのとおりです。   また、委員から、24時間稼働でも1名ですかとの問いに、施設に対して1名と決まっていますと の答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第39号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第40号 村上市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める 条例制定についてを議題として、担当課長から説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、国の省令で右倣えしたのかとの問いに対して、形はそのとおりです。省令どおりであ れば2人以下、特に認められれば4人以下とすることを盛り込んだとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第40号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第41号 村上市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準 を定める条例制定についてを議題として、担当課長に説明を求めた後に審査に入りました。   委員からは、これは民間でやっているところはどこですかとの問いに対して、荒川地区でやって いますとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第41号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   担当課長から説明を求めた後に、審査に入りました。   委員から、建物の中で子供がけがをした場合の責任はどこでするのかとの問いに対して、建物に 瑕疵があった場合は市が責任をとりますとの答弁でした。   委員からは、定期検診はどのようにやるのですかとの問いに対して、指定管理になっても定期的 に実施していくと答弁です。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが、委員から全国で指定管理は見直しができる業者に とってはうまい汁です。反対します。   以上で討論を終結し、議第42号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第43号 村上市学童保育の条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、担当課長に 議案の説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、村上南小学校プレイルームを南小クラブ、分離したわけですが、ここの状況は別な考 えであるのですかとの問いに対して、現在の南小クラブ、今後教育委員会で協議し、検討しますとの 答弁でした。   委員から、定員増になる今の状態についての問いに対して、1年生と3年生は申し込みが終わっ ている。小学校4年生以上、申し込みは事前にアンケートをとっておりますので、議決後に進めてま いりますとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第43号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第44号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題と いたします。   担当課長より説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、この制度は9月から実施されるという大変喜んでいますが、市の持ち出しについて、 内容に関しての問いに対して、子供医療費は1億3,000万円ですとの答弁でした。   また、人数についても教えてくださいとの問いに対して、小学生が5,160人、中学生は1,600人で すとの答弁でした。   以上で審査を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第44号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   議第45号 村上市まゆの里保養センターを廃止する条例制定について、担当課長から説明を求め た後に審査に入りました。   委員からは、保養センターの解体の手順はとの問いに対して、新ごみ場が新築されてからとの答 弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第45号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第46号 (仮称)荒川統合保育園建設 建築本体工事の工事請負契約の締結についてを議題と いたします。   担当課長に議案の説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、3回にわたって変更があったわけですが、なぜですかとの問いに対して、1回目は地 質調査、2回目は土壌汚染、3回目は液状化についてでありますとの答弁でした。   また、委員から、設計変更にも消雪パイプが入っていません。これから雪のやり場がないから、 早目にぜひお願いしたいとの問いに対して、排水の関係で考えていかなければなりませんとの答弁で した。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で、議第46号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   最後に、議第47号 公の施設に係る指定管理について、議題を担当課長から説明を求めた後に審 査に入りました。   委員から、ゆり花会館、この施設温泉利用者についてとの問いに対して、増減が出てきた。本年 度、24年度は人数的にもふえて、23年度764万円、入浴料、使用料は77万3,000円ほどありましたとの 答弁でした。   また、委員から、そのお金はどのように使用されているのかとの問いに対して、指定管理に充て ているとはっきりした基準はありません。今後指定管理も含めて見直しを検討していかなければなら ないと思いますとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第47号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   18番、滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 議第42号 保育園条例の関係で2点ほど伺います。   第1点は、第10条を変えるということでありますけれども、指定管理者制度、いわゆる公設民営 型の保育園管理運営をやっていいよという条例なわけですけれども、そのことについての論議はなか ったのかどうか。もしあったらどういう内容であったか、審査の様子を聞かせてください。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 委員からは、全国で指定管理は見直しているのがあるとか、 いろんなお話がありました。それで、甘い汁を吸っているのだが、そこで大いにもう少し考えたほう がいいというような意見もありました。ただ、皆さんはこれからやっぱり財政を考えると、これから いろんな面で民間の力をかりて、そういう面でもいろんな意見が出ましたけれども、結果的には皆さ んが賛同して、これから期待しているということで、そういうことです。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) このことについて、委員の審査があったということで確認していいですね。   それでは2点目は、これまでの条例で保育時間あるいは休園日の規定がなかったので、今回新た にそれを加えるという議案なのですが、この保育時間も、あるいは休園日の指定もなしにこれまでや ってきたことについての委員の審査があったかどうか。また、あったとしたらどういうような意見あ るいは内容だったか聞かせてください。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) その時間の問題とか、その話は出ませんでした。 〇18番(滝沢武司君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 同じ委員会で委員ですが、今の委員長の答弁で、ありませんでしたと答えま したので、そこにちょっと異議を申し上げます。   私が、今滝沢議員が質問したことと同じことを、旧荒川町ではそういうものの条例をつくってい ないで、保育園の運営をしてきたのですかと質問しましたら、規則で持っておりましたという答弁を たしか担当課長が答えられました。ですから、そういう質問はありませんでしたというのは間違いで す。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 質疑にしてください。   ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第36号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第36号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第37号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第37号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第38号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第38号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第39号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第39号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第40号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第40号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第41号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第41号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第42号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイ君。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第42号 村上市保育園条例の一部を改正する条例制定について、反対討論 を行います。   この条例改正は、大津保育園、坂町保育園、荒島保育園を統合して、荒川保育園を指定管理者に よる管理を行わせることができるというものです。全国的には指定管理制度のいろいろな問題点が出 てきて、見直しがふえております。企業にとっては、自治体が税金を使って建設した公共材を利潤追 求の道具にできる、先行投資の要らない安全でもうけが期待できる格好の市場なのです。新潟県内で は、2市しか保育園の指定管理は実施されていなく、村上市は3番目です。他市は、保育園の指定管 理は慎重になっています。村上市はなぜ急ぐのでしょうか。保育の公的責任の放棄は、地方自治体の 仕事である住民の安全、健康、福祉を守るという精神を投げ捨てるものです。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第42号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第42号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第43号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第43号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第44号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第44号は委員長の報告のとおり可決されました。   次に、議第45号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第46号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第46号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第47号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第47号は委員長報告のとおり可決されました。   11時20分まで休憩をします。           午前11時05分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第48号 市道路線の認定について                        議第49号 市道路線の変更について                        議第50号 市道路線の廃止について                        議第51号 村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定について        議第52号 村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定            について                               議第53号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第54号 村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定について        議第55号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について          議第56号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について           議第57号 村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定について    〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第48号から議第57号までの10議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長宛て審査報告書が提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第48号から議第57号までの10 議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月14日及び15日の両日、午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課 長及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第48号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後、質疑に入 りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第48号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第49号 市道路線の変更についてを議題とし、担当課長の説明を受けた後、質疑に入り ました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第49号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第50号 市道路線の廃止についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入 りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第50号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第51号 村上市道路の構造の技術的基準等を定める条例制定についてを議題とし、担当 課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、行政側の作業というのは、ソフト面は条例、規制、ハード面に影響はないのかの問い に、ハード面に影響は出てこない。今までは国のほうにおんぶにだっこしていたものを、地域ごとで 考えながら、地域に合った道路づくりをするようにということで、今回に当たっては、今のところは 影響はないとの答弁でした。   その後、さしたる質疑もなく、賛成討論はありましたが、起立採決の結果、起立全員で議第51号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第52号 村上市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第52号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第53号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第53号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第54号 村上市露店市場管理条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、ある議員と暴力団排除条例の議論をしているとき、村上市はこういうことをやり出し たよというPRをしたほうがいいのではないかと。祭りのとき、桃太郎旗でも立てて、目立ったとこ ろに立てていたらどうかの問いに、参考にして検討したいという答弁でした。   その後、さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第54号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第55号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 より説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第55号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第56号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長よ り説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、採決の結果、起立全員で議第56号は原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   最後に、議第57号 村上市農業研修センター条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第57号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第48号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第48号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第49号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第50号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第51号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第51号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第52号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第52号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第53号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第53号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第54号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第54号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第55号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第55号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第56号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第57号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第57号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)      議第59号 平成24年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)         議第60号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)       議第61号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)      議第62号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第63号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第64号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       議第65号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議第66号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)  〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第58号から議第66号までの9議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、各委員長か ら審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第58号 平成24年度村上市一 般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管分について及び議第59号 平成24年度村上市土地取 得特別会計補正予算(第1号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたしました。 その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第58号のうち、当委員会所管分、歳入全般について担当課長から説明を受けた後、質 疑に入りました。   委員より、学校の耐震改修の関係で、25年度にやるものが15カ月予算ということで前倒しでの予 算と思いますが、その辺についてはとの質疑に、当初予算の関係もあるが、村上小学校の大規模改修 約3億、この分については国、県との調整がついて、今定例会の最終日に追加議案ということで補正 予算を計上するとの答弁でした。   続いて歳出に移り、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、耐震工事の順位づけがなされていたと思いますが、国の補正から金額にあわせた順位 の変更はないのかとの質疑に、国の耐震補強の補助制度については、平成27年度までにはほぼ100% になるように予定を組んでいます。平成28年度以降については、国の方針がまだ決まっていないので、 平成27年度までには終了させたいということで進めていますとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第58号のうち、当委員 会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第59号 平成24年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第59号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) それでは、報告します。議第58号 平成24年度村上市一般会 計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管分と議題といたします。   最初に、歳入第12款分担金及び負担金から審査に入りました。   委員から、実家に帰って里帰り出産はどのくらいいますかとの問いに対して、29人いますとの答 弁でした。   また、歳出では光熱費は全体でどのぐらいですかとの問いに対して、1,853万です。   委員から、夏場の支所、各保育園の屋根、例えば太陽エネルギーがたまには研究して、民間だけ に任せないでと問いに対して、貴重な意見、今後検討しますとの答弁でした。   また、委員から、福祉タクシーが利用者が多くなったとの問いに対して、23年に要綱を改正して、 1回の利用券を1枚から24枚に変えた。そのため利用者がふえたとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、議第58号については原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   議第61号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、担当課長から 説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、国民健康保険の滞納者の数はとの問いに対して、2月15日現在は1,229名です。金額 は3億7,500万ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第61号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第62号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、担当課長か ら説明を求めた後に審査に入りました。   委員からは、湯ったり塾の場所が変わったのですかとの問いに対して、山北会館ですとの答弁で した。   委員から、今は定年制が60から65歳になっているところもありますが、高齢者の区分は75歳でよ ろしいのですかとの問いに対して、現在も同じですとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第62号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   議第63号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、担当課長から説明 を求めた後に審査に入りました。   委員から、看護師が退職された後、どなたか入れたのですかの問いに対して、募集しているので すが、なかなか見つかりませんでしたとの答弁でした。   また、委員から、今後欠員のままでやるのですかの問いに対して、予算が通り次第募集していき ますとの答弁でした。   委員から、行政の考え方としてなかなか親を最後まで自宅で介護する方が少ない。市でもバック アップして考えてもらいたいとの問いに対して、ただいまは貴重な意見ありがとうございました。こ れから市でもバックアップして、支援体制を考えていきたいとの答弁でした。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第63号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要についてご報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 議第58号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第10号)の うち、経済建設常任委員会所管分について報告いたします。   委員より、ゲートボールの屋内のマットはどのくらいするのか。また、どんなふうになっている のかの問いに、150万ぐらいで人工芝に似た形で、長さが20メートル、それを体育館全体に敷けるよ うに、32枚ほど敷き詰めるような形ですという答弁でした。   委員より、動物の死骸とかごみの片づけとかでいろいろふえたわけですかの問いに、どうしても ぎりぎりにつかめないわけでございまして、30万円を追加させていただきましたとの答弁でした。   その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第58号 平成24年度村 上市一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第60号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、補償の内容は物品的なことですか、労務的なことですかの問いに、蒲萄スキー場の2 カ所のロッジ経営者に支払うものですとの答弁でした。   その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第60号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第64号 平成24年度村上市下水道特別会計補正予算(第4号)を議題とし、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、汚泥分析等の手数料の件ですが、当初どのくらいで予定されていたのかの問いに、24 7万4,000円で、今現在171万5,000円減額で、補正後は75万9,000円になっているとの答弁でした。   その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第64号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第65号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第64号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第66号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第66号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第58号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第58号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第59号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第59号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第60号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第60号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第61号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第61号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第62号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第62号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第63号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第63号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第64号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第64号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第65号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第65号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第66号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第66号は委員長報告のとおり可決されました。   日程第8に入る前に、午後1時まで休憩をいたします。           午前11時50分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第8 議第 3号 平成25年度村上市一般会計予算                    議第 4号 平成25年度村上市土地取得特別会計予算                議第 5号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第 6号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第 7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第 8号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算           議第 9号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算                議第11号 平成25年度村上市下水道事業特別会計予算               議第12号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第13号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第14号 平成25年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第3号から議第14号までの12議案を一括して議題といたします。   本案はいずれも関係所管常任委員会に付託して、休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議案のうち、当委員会所管分の 議第3号から議第5号までの3議案について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたしまし た。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第3号 平成25年度村上市一般会計補正予算のうち、当委員会所管分について担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   歳入では、委員より、繰入金の関係で、国の補正の元気交付金とか入ってくるようですが、繰入 金が変動する可能性があるのではとの質疑に、元気交付金については、24年度の補正であり、対象事 業については検討中です。財政調整基金については、今後の村上総合病院整備にも絡んできますので、 なるべく基金は残したいという考え方で、元気交付金とか優良な地方債を財源として事業を進めてい きたいとの答弁でした。   歳出では、委員より、消防費で防火水槽は年間どのくらい予定しているのかとの質疑に、新規に 予算化させていただきましたが、2基つくらなければ国庫補助の対象にならないので、最低限度2基 つくることで進めています。防火水槽について要望ありますが、用地の確保もありますので、できる 限り年次計画で配備したいとの答弁でした。   また、委員より、最近道路の下に埋め込む方法もあり、市道にもつくれますし、しかも緊急を要 する問題なので、その辺を研究していただきたいとの質疑に、委員が言っているFRPの防火水槽、 コーキングされているもの、今年度2基入るのもそのものです。縦と横のものがあり、縦型にすると 面積が少なくて済むとの答弁でした。   委員より、教育費について山北中学校の体育館の営繕工事で、雨漏りの現状ですが、布ではりを 隠し、バケツがあって、1本や2本でない状況です。雨漏りするのは前からであり、原因がわかった のかとの質疑に、今まで専門家に聞いてもはっきりとわからなく、今回は完全というところまで持っ ていくためにこれぐらいの見積もりをし、予算計上していただきましたとの答弁でした。   また、委員より、この雨漏りの設計は当初計画した人に頼んでいるのかとの質疑に、違う業者で ありますとの答弁でした。   委員より、教育費、中学校の教育振興費で1,000万円減額されているがとの質疑に、24年度に中 学校の指導要領が改訂され、指導書、指導要領の資料、教材の消耗品等が大幅に増額になっており、 それが終わった関係で、ここで1,000万円ほどの減額となっていますとの答弁でした。   委員より、教育費の図書費について、1人当たりどのぐらいの算出なのかとの質疑に、学級あり で交付税算入されているので、小学校であれば148学級の分、交付税に算入されている額を積算して いますとの答弁でした。   また、委員より、消耗品、図書費など、合併前の基準で各市町村に相当差があり、それらを平準 化するよう努力するとのことであるが、そういった指摘は挙がっていないのかとの質疑に、合併前は 学校の配分方法が違っている状況でしたが、その差は100%までは解消しないが、だんだんと平準化 に近づいてきていますとの答弁でした。   委員より、スポーツ少年団活動費補助金で、市の補助金要綱は活動費に対して3分の1であるが、 全国大会に行ったりするので、遠征費の上乗せ、補填という考え方はないのかとの質疑に、全国大会 など負担がかかるので、経費の一部を認めていけるよう努力したいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第3号のう ち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第4号 平成25年度村上市土地取得特別会計予算についてを議題とし、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第4号は原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   続いて、議第5号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計予算についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、朝日地区の告知システム更新について、メーカーは変わらない。故障率はどうなるの かとの質疑に、既存のものは熱を冷ますためのファンがあって、そのファンの故障が全体の50%を超 えていて、これがないものに切りかえさせていただきますので、故障は少なくなりますし、故障があ った場合はレンタルであるので、市は一切持ち出ししないということですとの答弁でした。   委員より、朝日地区だけにとどまらず、山北、神林と計画を立てたと思いますが、その辺につい てはとの質疑に、3地区合わせて検討させていただきました。25年度朝日地区、27年度山北地区、そ して29年度神林地区を予定しています。今までそれぞれ導入形態が違っていたので、それぞれに告知 管理システムを持っていました。このたびの朝日地区の更新については、統合できるものは全て統合 したいと。将来の更新を見据えて、機器のサーバー関係も朝日支所に一括導入して、そこから引き込 む形で統合するものは統合するという形で順次進めていく考えですとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第5号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 議第3号所管分及び議第7号から議第10号まで、5議案につ いて審査の概要について報告申し上げます。   初めに、議第3号 平成25年度村上市一般会計予算についてのうち、当委員会所管分を議題とい たしまして、担当課長より説明を求めました後に審査に入りました。   委員から、未熟児赤ちゃんがどれくらいいますかとの問いに対して、1,500グラム以下26人、そ の中で保育器に入っていますが、全部ではありませんとの答弁でした。   また、委員から、児童ひとり親世帯は村上市で何世帯あるのですかとの問いに対して、1,294名 ですとの答弁でした。   また、委員から、寿山荘はどこの源泉でどこにあるのかとの問いに対して、旧すずきが池のとこ ろです。   以上で審査を終結して、討論を求めましたが討論もなく、議第3号については原案どおり可決す べきものと決定しました。   議第7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。担当課長から議案 の説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、滞納者はどのぐらいいますかの問いに対して、1,329人いますとの答弁でした。   また、委員から、保健事業費はウェルネスに委託しているのですかの問いに対して、糖尿病予防 と健康ダイエットについてお願いしていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求め、起立多数で議第7号は原案のとおり可決すべきものと決定 しました。   議第8号 平成25年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算を議題といたします。担当課長に 説明を求めた後に審査に入りました。   委員から、2月末まで中止になって、建物新しいのですか。開設されて10年ぐらいです。今後利 用はに対して、跡地は地元がどのように利用するのか相談しますとの答弁でした。診療所が関口にも あるのですが、老朽化していますので、来年まで再建があるので、それから考えたいと答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立全員で議第8号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   議第9号 平成25年度村上市後期高齢者医療特別会計予算を議題として、担当課長から説明を求 めた後に審査に入りました。   委員から、滞納者はどのくらいいますかの問いに対して、75人ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求め、起立多数で議第9号は原案のとおり可決すべきものと決定 しました。   議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算と議題といたします。担当課長に説明を求め た後に審査に入りました。   委員から、滞納者はどのくらいいますかの問いに対して、202名ですとの答弁でした。   また、委員から、基金の残はどのぐらいありますかの問いに対して、2億7,090万円との答弁で した。   以上で質疑を終結して、討論を求め、起立多数で議第10号は原案のとおり決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 委員長すみません、たびたび。   議第3号の一般会計予算の中の歳入の市税分は市民厚生の所管でしたよね。それで、歳入全款は 普通総務文教常任委員会でと認識していたのですが、そこのところ私、今委員長報告にも出てこなか ったのですが、例えば市税が前年度比3,500万の落ち込みと。特に法人市民税が7,400万ですか。この 辺の議論はされましたでしょうか。その辺経過お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) ございました。行われました。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 行われて、それでその理由といいますか、そのような審議されましたでしょ うか。もしわかったら教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員会委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 予算についていろんな質問がございました。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要についてご報告をお願いいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 議第3号 平成25年度村上市一般会計予算についてのうち、 当委員会所管分について報告いたします。   初めに、歳入全般について報告いたします。委員より、農村改善センターはどこですかの問いに、 神林の改善センターと村上の改善センターの両方ですという答弁でした。   委員より、朝日まほろばの夢農園はうまくいっているかの問いに、50平方メートル18区画ござい ます。その中で、残念ながら1区画だけあいています。運営については、管理組合が一生懸命やって います。みそづくり体験や畑作の研修会等を行っていますとの答弁でした。   委員より、イヨボヤ会館のピークの入館数はどのくらいでしたかの問いに、一番ピークで12万人 ぐらいでしたと。現在5万人ぐらいです。観光客も大型バスから個人で来る客が多いので、イヨボヤ 会館とタイアップして考えますとの答弁でした。   委員より、市営住宅の滞納繰り越し分として73万1,000円計上されていますが、昨年の予算を見 ると83万1,000円で計上されていますし、23年度の決算委員会ではかなりの繰り越しが残っていると 思っているが、去年より少なくなっているということは、滞納がふえると受けとめられるのですが、 そういう解釈でよいのかの問いに、昨年の当初予算は83万1,000円で計上していました。25年度は73 万1,000円で、滞納分は少し収納率が上がって、それで少なくなっているとの答弁でした。   委員より、市営住宅に入りたいという方は何人もおられますが、満杯だということですが、市内 全域で何棟あるかとの問いに、県営224棟、場所は村上、上ノ山と南町と希望ケ丘、それに荒川の堤 下ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑がないため、歳出に入りました。   委員より、急傾斜地の地元負担率は何%かの問いに、5%ですとの答弁でした。   委員より、岩船港の周辺整備で委託料として300万円出ていますが、市として実施の方向性を目 指しているという解釈でよいのかとの問いに、岩船港のビジョンの中でそういう方向性が出ている。 港湾を管理する新潟県と村上市と岩船港利用促進協議会のメンバーと話はしているのですが、具体的 な方向に一歩足が踏み出していかないが、ことしは本気になってやる必要があるとの答弁でした。   委員より、廃棄物処理手数料として4万円計上されていますが、犬猫の残骸を片づけるのに4万 円でよいのかとの問いに、例えばうちの施設内で業者をかけなくて処分する場合もございますし、例 えば駐車場とかで死んでいる場合は、私どもが処分する場合もありますので、そういうときのために 計上しているものとの答弁でした。   委員より、村上駅周辺の排水路が出ていて、大竜寺川や蛇川に流れていますが、観光客が臭くて たまらないとの苦情があります。下水道の普及が進めばそれがなくなるようなことをお聞きしますが との問いに、駅前周辺については、臭いにおいで苦情をいただいている。下水道をつなげてください とお知らせするだけで、江ざらいも地域ではできにくくなってきています。県道部分もあるので、す ぐにやれる状態ではないので、雨水対応とにおいと少しずつ江ざらいを進めているとの答弁でした。   委員より、若者サポートステーションの昨年度の件数は。また、市内にひきこもり、ニートは何 人いるのかの質問に、昨年、24年度の集計が終わっていないので、平成23年度相談件数896件、ニー トについてははっきりした数字が統計上出てこないが、国のパーセンテージから400人から500人と聞 いているが、登録されている人は350人、掘り起こせばもっといるのではないかと思いますとの答弁 でした。   委員より、朝日まほろば夢農園管理組合の委託料が300万円、単純に300万円の18区画で、一般の 農家から見れば桁外れなのですがという、どういうふうなビジョンでやっていくのか。また、区画を 借りた人にはみどりの里の利用券1万円分を還元するわけですが、正味2万円の収入しかないわけで すが、この先どれだけやっていくのかとの問いに、当初継続をして、市内でやめるという形で5区画 あきました。新潟近辺まで農作物直売所を全て回りまして、パンフレットをお願いしてきたり、北の ほうについては温海までお願いしてきました。都市との交流を図るために、いろいろとやってきまし た。今残っているのが2区画で、今2者を保留にしている。これからその人に加入していただけるよ うに努力していきますとの答弁でした。   委員より、村上牛のことで後継者の対策等はどのように考えているのかの問いに、ことしも門前 の牛飼いの人が1人やめました。全般に高齢になっている。この前も朝日の人で、別なところに勤め ていて、近くにいる親もやらせてくれないという状況でした。どうして後継者育成していこうかと考 えています。もっと牛導入資金を1%ではなくて、何万とか出せないのだかと。その辺も考えて育成 していこうと思いますとの答弁でした。   委員より、ジャムコが神林に来るそうだがという問いに、新しい工業で、工場団地の中にもよい 話がまとまりそうだとの答弁でした。   委員から、今年度川崎商会から1,000万円寄附していただきましたが、瀬波温泉の使い道はとの 問いに、地元の意向を聞いて、今月中にまとめて提出していただく予定ですとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第3号 平成25年度 村上市一般会計予算についての当委員会の所管分については、原案のとおり可決すべきものと決定し ました。   次に、議第6号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、外部協議会が未定だということだが、本当にやる気のある人にぜひ協議会の方針とし てはどうかとの問いに、方針としては蒲萄スキー場のあり方全般を審議し、ご意見をいただきたいと 考えています。39万9,000円の積算の根拠ですが、何も決まっていません。予算要求をするに当たっ ては、ほかの協議会のものも参考にして、7から8人ぐらい要るのではないかと積算しています。委 員長が1人、委員が8名で、1年間の会議の回数が7回という積算にしていますとの答弁でした。   委員より、借地料の積算根拠と個人なのか、集落なのかの問いに、個人もあるし、集落もある。 37件と認識しているとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第6号につきましては、起立全員 で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第11号 平成25年度村上市下水道事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、鶴岡市公共下水道管理費負担金はとの問いに、山北地区の伊呉野、鼠ヶ関集落のもの を、山形県の鶴岡市に処理してもらっているとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第11号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第12号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、滝の前の件で、1世帯当たり20万円ずついただくのでしょうかとの問いに、集落排水 事業で整備する予定ですので、1世帯20万円いただきますとの答弁でした。   委員より、高齢化になっているので20万円は非常に痛いと思う。ただにすればとは言わないが、 これから区長さんと相談したらどうかとの問いに、このことにつきましては、昨年度から集落にお邪 魔していていろいろ協議させてもらっています。負担金につきましても、他の排水事業で行ったよう に20万円と話をさせてもらっていますとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第12号につきましては、起立全員 で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第13号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を受けた 後、質疑に入りました。   委員より、簡易水道の会計は上水道と一緒にならないのかの問いに、今国のほうから平成28年度 までに簡易水道を上水道に統合しなさいという通知はいただいております。全域の幹線につきまして は、上水の統合は難しいとの答弁でした。   その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第13号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   最後に、議第14号 平成25年度村上市上水道事業会計予算を議題とし、担当課長から説明を受け た後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第14号は原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長ご苦労さまです。別に委員長にわんわん、わんわん言うわけでもない のです。ただ、議会だよりで話したことを、委員長がここで報告したことではないと議会だよりに上 げられないというのがございますので、そういう部分からいうと、少し1点だけ。   議第3号の一般会計の住宅の滞納の歳入のほうですね、ことしは73万円、しかし去年は83万円、 10万円ほど下がっているのです。下がっているということに対しては、滞納をいわゆる集金してくる 努力というか、滞納が、その意識が下がっているのではないかと。委員として見れば、こういう質疑 だったと思うのですよ。だからそれに対して見れば、行政側のほうは努力していくと。ああ、そうで すねということで努力していくということで、滞納率が悪くならないように、つまり滞納、委員長の 言われていることと逆のことを言っていたので、そこだけちょっと確認したいなと思って、10万円、 入のほうで下がっているということは、それだけ歩きが、活動が鈍ったのかという質疑に対して、い や、そうではなくて頑張っていきますということの答弁だったはずでありますから、そこをひとつよ ろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 確かにそういうことございました。それで、私もここへ書こ うかなと思ったのだけれども、余り長くなるからということで、短くまとめたつもりなのですけれど も、なおその件につきましては、もう一回検討してみます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長の言われているのは、収納の金額が下がっているということは、歳入 が下がっているということは、去年よりも努力が下がるのではないかと。もう少し、でなければ同じ ぐらいになって当然だろうと。上がって当然だろうという委員の質疑だったのです。だから、ああ、 そうですねということで行政側もその10万円下がったのに対してみれば、頑張っていくということで 言われていたはずなのです。それ委員長さえそうだよと言うてくれれば、ここで議論を終わりますけ れども。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員会委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) そのとおりでございます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第3号について、通告にありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対討論を行わせていただきます。   結論を一言で申し上げますと、私は福祉と防災に強い村上市政に転換をすべきであるということ から、反対をいたします。私の論点を順番に申し上げていきたいと思います。   最初に、村上市民の置かれている現状でございます。昨年の6月議会の質疑で明らかになりまし たが、今回の3月議会でも同じでした。8割の市民が所得200万円以下という状況でございます。そ して、市民の生活困窮が深刻であるということであります。高齢者の皆さんどうでしょうか。特に国 民年金のみで暮らす世帯の方からは、本当にやりくりが大変だという悲痛な声が聞こえてきています。 2人で何とか支え合っているけれども、1人欠けたらどうしようという、そういう声もよく聞きます。   そして、子供たちはどうでありましょうか。村上市では就学援助は生活保護を受給できるという 基準で就学援助を実施しています。それではいったい援助を受けている子供たちの数でございますが、 小中学生の約1割に達しています。そして、きょうも報告ありましたけれども、高過ぎる国保税であ るがために、期日に遅れて支払っている加入者が4割という現状でございます。   最後に、市民の皆さんからお聞きするのは、病気になったときの不安でございます。この議会の 一般質問でも議論をいたしましたが、県議会でも明らかになっているように、県知事みずからがお認 めになっているように、県北村上市の遅れた医療体制と救急体制の不十分さ、そしてまた遅れた水準、 これが病気になったときの不安ということで、市民の方々から口々に私どもに申し伝えられてまいり ます。   それでは一体村上市の施策、財政見通しはどうであったのか。今回どういう見通しを持っている のかということでございます。議論の中で明らかになったのは、合併以来交付税が算入されてくるわ けでありますが、国から支給されるわけでありますが、低く見て予算を組んできたことが明らかにな りました。政府資料を確認をしても、小泉政権以降でありますが、交付税の削減は見直されてきたの が流れでありました。段階補正があるから、もう小さい自治体ではやっていけないということで市町 村合併を行われたのですが、全国の自治体の窮乏がある中で、そしてまた選挙の審判もある中で見直 されてまいりました。財政や施策について指摘をしたいと思います。   次に、市の事業の業務委託化、指定管理という名前の業務委託でありますが、これが大規模に推 進されてきました。その結果、どういう現状が起きてきているかと申し上げますと、官製ワーキング プアの状態がこの村上市でも広く見られるようになったのではないでしょうか。これは12月議会でも 同僚議員からも指摘がありまして、重複しますので申し上げませんが、1点だけ、1つをもって全て を語りたいと思います。今業務委託の現場で、就業規則が労働者が常に閲覧できる場所に置いてある 事業所、指定管理という名前の事業所だと思いますが、ありますでしょうか。そのことを、私はない と考えております。そのことを指摘したいと思います。   そして結論です。こうした現状の中から、市民を守る施策の展開が必要だと考えます。私今回の 3月議会でも、村上市は水道料金統合や下水道料金統合に対し、市民の生活実態を考慮して、安いと ころにあわせて料金統合すべきだ、そして必要なところには、必要な事業には、必要な工事には、資 本投下には一般会計からの繰り入れを行って、その統合に備えるべきだということを指摘いたしまし た。   そして、また私は12月議会、村上市みずからがこの不況の深刻化、長期化で大変な状況にあるこ の村上地域、地域経済活性化のために高契約条例を制定して、経済活性化を図るべきだと提案をいた しました。市民を守る施策という点では、医療の充実を施策に展開していくべきだと。そしてまた、 介護の分野でも保険あって介護なし、入所したくても入れる施設がないという切実な市民の方の要望 をお聞きします。この現状を何としても改善をする必要があるかと考えます。私は今回の25年度予算 にはこうした施策の転換が残念ながら認められなかったのではないかなというふうに考えております。   最後に結論として、15カ月予算ということで、6月に補正を行うということですので、ぜひとも 私の反対討論ではありますが、この提案を市長は真摯に受けとめていただいて、考慮していただきた いことをお願い申し上げまして、反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告にありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第3号 平成25年度村上市一般会計予算について、反対の討論を行います。   一般会計当初予算の規模は327億8,000万円、前年度比8.9%、26億7,000万円の増であります。主 な要因は、新ごみ処理場建設費26億4,200万、荒川地区の統合保育園建設費5億3,500万円なのであり ます。自主財源は29.5%で、30%を切っております。市債残は平成24年度末見込みで327億5,900万円、 市民1人当たり49万6,000円の金額になります。地方自治体の仕事は、住民の安全、健康、福祉を守 ることです。市民の暮らしは深刻になっております。子育て中のお母さんで、昼夜働いている人がふ えています。働きたくても仕事がなく、面接で年を聞かれただけで断られるというのが実態だそうで す。お年寄りはスーパーの安売りのチラシを見ての買い物です。商店は大型店にとられ、売り上げが どんどんと下がっています。市民は長引く不況と負担増で不安な毎日を過ごしています。来年4月か らは消費税増税、市民の暮らしは深刻さをさらに増すことになるでしょう。   総合計画、後期実施計画の財政計画には、村上総合病院への支援の20億が含まれておりません。 インフラ整備などで20億以外にもかかるのではないかと不安を感じております。平成28年度からは合 併により、交付税が一般算定になり、現在より約20から30億円ぐらい少なくなるのではないのでしょ うか。   子育て支援では、子供の医療費助成の対象年齢を子供の人数に関係なく、中学校卒業まで対象に していただきました。学童保育所の対象を小学校6年生まで拡充していただきました。県小口零細企 業保証制度資金の信用保証料の補給実施など、評価すべき施策も数多くございます。   しかし、村上を代表する村上牛、村上木彫り堆朱、村上茶など、村上市の関係する方々の本気の 支援策が求められています。村上牛は販売店の努力でマスコミでも取り上げられ、ブランドになりま したが、飼育業者はえさの高騰や高齢化などで深刻な状態になっています。養豚業者も廃業するとこ ろも出ております。歴史ある村上木彫り堆朱も職人が桐箱屋さん1人、木地屋さん2人など、技術の 継承が深刻な実態となっています。   保健、医療の充実では、保健師、社会福祉士、介護士、消防士などの果たす役割は大きく、健康 づくり、介護予防、救急医療など、決して職員減になってはいけません。もしこの分野で職員減があ るとすれば、市長、副市長の姿勢、認識が問われることになるでしょう。   村上総合病院新築に当たっては、県北医療百年の計に立って、救急病院、災害拠点病院として市 民が待望している充実した病院になり、医師の確保が確実になされることを望みます。そのことは、 厳しい財政の中から支援される20億が本当の意味で生きるのではないのでしょうか。   歳出の性質別の人件費18%、58億8,564万3,000円、代表質問でも言いましたが、職員の資質及び 技術の向上、政策立案能力向上やよりよい住民サービスの提供のできる自治体になるためには、今ま でのようなやり方ではいけません。他自治体から学ぶ国内研修の予算をつけるべきです。地方公務員 は住民の暮らしを守るために奉仕することです。職員一人一人が初心を忘れず、自分の持っている力 を本気で発揮し、住民とともに安心して暮らせる、住民が輝く村上市を築くことができるかどうか、 この観点から協働まちづくりの予算もまだまだ少ないのではないでしょうか。   荒川保育園の指定管理をはじめとして、市内保育園の統合、そして指定管理を広げようとしてお ります。箱物事業に対しては、追加契約など甘く、介護保険や国民健康保険税への一般会計からの繰 り入れで負担軽減を決してしようとしない市長の冷たい姿勢があります。   以上、反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第3号を採決いたします。   本案に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案は各委員長報告のとおり決することに賛 成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第3号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第4号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を 求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第4号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第5号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を 求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第5号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第6号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を 求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第6号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第7号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 国保特別会計の予算案に対して反対を表明いたします。   昨年度の国保会計の推移を見ますと、昨年の6月議会に専決処分ということで、一昨年の国保会 計で剰余金が出た。それを繰り越さないで基金繰り入れと相殺をして専決処分をしてしまったことが ございました。私はこの予算案を見ますと、説明も聞いておりますと、剰余金が出ているのにかかわ らず、基金との相殺を目指しているとしか考えられませんので、そうした説明も聞いておりませんの で、繰り越しをなすべきだということで、原則を申し上げまして、反対といたします。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告にありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第7号 平成25年度村上市国民健康保険特別会計予算について反対の討論 をいたします。   長引く不況の中、国民健康保険加入者の生活は大変深刻になっております。払いたくても払えな い市民の苦しさ、市長はおわかりでしょうか。2月15日現在で滞納者実人数1,329人となっています。 金額は3億7,105万4,000円となっております。本算定時で応能割50.35%、応益割49.65%となってい ます。24年度の本算定で、本算定時の被保険者1人当たりの保険税額は9万8,800円となっており、 県内全市町村中12位となっています。赤ちゃんにも均等割がかかり、3万5,900円かかります。18歳 以下の子供たちの均等割の軽減を望みます。   3月8日現在、資格証発行219人、短期証発行799人となっております。平成22年、23年と2年連 続で値上げをされました。このことが国保加入者に重い負担としてのしかかっています。他の自治体 では、一般会計からの繰り入れで負担軽減を図っています。村上市はなぜしないのでしょうか。給付 準備基金残、平成23年決算で2億203万円ございます。基金からの繰り入れで引き下げの努力はでき ないのでしょうか。国に対して国庫補助金の増額を事あるたび、機会あるたび市長はじめ関係課長は 国に強く要望していただきたい。   このことを申し上げ、反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第7号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第7号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第8号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第8号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第9号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 申しわけありませんが、相馬議員が反対討論を申し上げますので、辞退を いたしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) それでは、次に通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第9号 平成25年度後期高齢者医療特別会計予算について反対の討論をい たします。   75歳以上の高齢者が、この制度は医療で差別され、現代のうば捨て山になると、不安と世論の反 対の中実施されました。年齢のみで人を差別し、保険料の負担を重くするだけでなく、医療の中身を 粗末にするというあってはならない制度です。年間18万円以下の人は口座振替納入か納付書で納める ことになります。2月15日現在、滞納者実人数で75人、3月18日現在の平成20年度滞納者5人、21年 分25人、22年分30人、23年分46人、24年分148人、合計254人と、このような実態になっております。 村上市は保険証取り上げは配慮していただいており、本当にその点ではありがたいと思っており、ま た当然のことではないでしょうか。今日までご苦労されたお年寄りが年をとるに従って、このような 医療の差別を受けるということは決してあってはいけません。この制度の一日も早い廃止を望みます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第9号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第9号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第10号を採決の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) この議案も相馬エイ議員が反対討論いたしますので、辞退をいたします。 〇議長(板垣一徳君) それでは、次に通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第10号 平成25年度村上市介護保険特別会計予算について反対の討論をい たします。   介護保険制度は14年目を迎えますが、誰もが安心して利用でき、安心して使える介護制度とはほ ど遠い介護保険の実態となっております。介護保険料、65歳以上で月1万5,000円に満たない人は普 通徴収と呼ばれ、口座振替か納付書で納付することになります。2月15日滞納者202人、滞納額約888 万6,000円となっています。   昨年第5期介護保険計画、平成24年から26年の3年間の介護保険料引き上げがありました。標準 的第4段階で月平均4,200円から5,300円になりました。年金は減らされる一方で負担は重くなる。お 年寄りの生活が大変、やっと暮らしていますの声が、悲鳴が聞こえてきております。社会保障切り捨 ての構造改革のもとで、負担増、介護の改悪が進み、施設もまだまだ少なく、特別養護老人ホームの 待機者、現在はどのぐらいになっているのでしょうか。かつては500人もおりました。老老介護、介 護退職など、在宅介護も深刻さを増しております。   生活援助時間短縮はコミュニケーションがとれず、利用者を不安にさせるなど問題も起きており ます。介護保険制度で高齢者の負担が重い最大の原因は、この制度が始まったときに、それまで50% だった国庫負担割合が25%にされ、三位一体改革により22.8%になったことによります。介護サービ スを提供すれば保険料が上がるという仕組みになっており、問題であります。   施設の増設もミニ特養29人2カ所、グループホーム9人9ユニットと進んでおりますが、抜本的 な解決にはほど遠いです。在宅介護の充実も利用料の負担軽減なども本気で考えていただきたいと思 います。保険料を取られてサービスなしにならないように、行政関係者の皆さんのさらなる努力を望 みます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第10号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第10号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第11号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 下水道特別会計の予算に反対を表明いたします。   理由は、料金統一を段階的に行うべきだというふうに9月議会で提案をいたしました。また、特 に神林地区の下水道料金の負担が重いということで質疑をいたしました。9月議会で明らかになった のは、20立方メートルで6年、40立方メートルで9年ということで、一番加入負担金が多い村上市の 20万に匹敵する下水道使用料を払い込むという結論でありました。   この議論の中で明らかになったこうしたことで推論をいたしますと、残念ながら問い合わせても 明確なお答えがなかったので、私は推定をして申し上げますけれども、つまり加入して9年以上なん ていうのは神林ではざらでありますから、もう既に神林に全て設置した排水ます掛ける20万は突破し ていると考えられるわけであります。ですから、きょう補正予算がありますから、そのときの質疑で 明らかにさせていただきますが、同じ市民として公平な料金というのは、私上水道の問題で9月議会 で質問いたしましたときに、最高裁の判例を参考にいたしまして追及いたしましたけれども、こんな ものは原則でありまして、もし不公平があるようであれば、監査が認めるはずがないのであります。 それぐらい重いものであります。最高裁の判決なんて持ち出す必要もないのであります。   ですから、私はもう既に神林に全て設置されている排水ますの数に対して、神林地区の住民は一 番高い村上市の加入料金と同じくらいに払い込んでいるという現状がある。お答えがいただけないわ けでありますから、推論でしか申し上げられませんけれども、そういうことから、明らかにしてもら えないということも含めまして、賛成できかねるということであります。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第11号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第13号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第14号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 上水道事業会計予算に反対を表明いたします。   一般会計のところでも申し上げましたが、特に飲み水は市民にとって生きていく上で、もう倹約 のできない最低の生きるすべであるということを申し上げました。この飲み水が値上がりするという ことは、倹約をしてもどうにも倹約のできないことなのだということが切実に市民から語られており ます。今後料金統合に向けて、それでは値上げがないように、今市民の苦境を考えたときに、市民の 立場に立った施策展開が求められているというふうに考えます。ですから、私は一般質問でも、資本 投下に対して一般会計から繰り入れをして対応をすべきだと。このことを指摘いたしました。残念な がら、今回の予算にはそれがあらわれてきませんでした。   そしてまた、神林地区の水道料金の問題でございます。神林は水道事業は整備を終えて合併をし ました。合併時の最後の議会で、利益率が26%もの神林水道はもうけ過ぎだと。引き下げの必要があ るということを議会の中で、論議の中で確認をしております。あれから5年であります。5年間も26 %もの利益率の神林地区のそういう体制のままおりました。私は神林議会の議論でも、ちょうど昨年 の9月の決算議会で、供給原価は140円というような結論だったかと思います。ですから、140円まで 神林水道は値下げが十分可能であるというふうに考えております。   先ほど下水道でも申し上げましたけれども、市民生活の基本となるこうした公共料金、市民の立 場に立って設定をしていくべきだと考えます。一刻も早い段階的な料金統一、それも低いところにあ わせた水道料金統合がどうしても必要だと考えております。そのことをお願い申し上げまして、そし てまた指摘をいたしまして、反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第14号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   2時半まで休憩します。           午後 2時10分  休 憩                                                        午後 2時30分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第67号 村上市教育委員会委員の任命について                  議第68号 村上市教育委員会委員の任命について             〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第67号及び議第68号はいずれも村上市教育委員会委員の任命に ついてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第67号及び議第68号について、提案理由の ご説明を申し上げます。   これらはいずれも教育委員の任命であり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4号第1 項の規定により、議会の同意を求めるものであります。   議第67号では、工藤泰則氏の後任として、お示しのとおり圓山文堯氏を村上市教育委員に任命し ようとするものであります。なお、後任の委員の任期につきましては、前任者の残任期間となるため、 平成28年5月20日までとなります。   また、議第68号では、村上市教育委員会委員、本間まゆみ氏は平成25年5月20日をもって任期満 了となりますので、その後任としてお示しのとおり、本図元子氏を教育委員会委員に任命しようとす るものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、一括なので。   最初の議第67号の圓山さんは、市長の今の説明だと教育長だった工藤泰則さんの後任としてとい うことでございました。また、本間まゆみさんの後任として、本図元子さんということでご提案ござ いましたが、ということになれば、圓山さんは、工藤泰則さんは教育委員会において教育長としてこ ちらに出席なされていましたが、という感覚でよろしいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) あくまでも教育委員会委員として任命をお願いしたいということでございま すので、ここで任命を受ければその後教育委員会開いて、その中で教育長を決めていただくと、そう いう段取りになろうかと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) あくまでも教育委員会の中で互選されてくるのでしょうけれども、市長のほ うとしてみれば、工藤氏の後任としてということでございますので、教育長としての配置がというこ とも念頭にございますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 工藤さんは旧村上市の教育委員として選出いただいておりますので、あくま でも村上市の教育委員として圓山さんをお願いしたいということでございまして、私から誰々を教育 長にしてくれとかということは、教育委員会に対しては申し上げられませんということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと答弁になっていないですけれども、すみません。工藤さんが旧村上 市とかということではなくて、私の質問しているのは、工藤泰則氏の後任としてその圓山氏がいわゆ る教育委員として今出すのだと。でも、市長のほうの念頭の中には、工藤泰則さんは教育長でござい ましたので、教育長というようなことが頭のどこかに、念頭にございますかということを聞いている のですよ。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 各旧市町村単位に1人ずついらっしゃいますので、工藤教育長は旧村上市か らの選出教育委員でございますということで、その後任ということで圓山さんということでございま して、その教育長という肩書の後任であるかということをお聞きしていると思うのですけれども、そ れだけは私からは差し控えさせていただきたいと。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) それでは、1点質問させていただきます。市長の今ほどの説明の中で、この 圓山さんを選任された経緯というものが聞けなかったのですけれども、圓山さんを選任されたいきさ つ等についてお聞かせ願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 工藤前教育長、教育委員が急遽体調不良ということでおやめになったという ようなことでございまして、もちろんおやめになった工藤教育長とも相談をさせていただいておりま すし、またしかるべき方々と相談をさせていただいて、圓山さんが適任であろうというようなことで、 そういう結論に至ったということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 前教育長とご相談されたというご答弁でしたけれども、しかるべき方の中に、 慣習的に退職校長会とかと、今まで教育委員に関しては相談されているということがあったかと思う のですけれども、そういう退職校長会とかという方が、今市長が言われたしかるべき方なのでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いわゆる尾形議員がおっしゃるのは、例えばこういうことを言っていいのか どうかわかりませんけれども、学閥によっていろいろな会あるみたいですけれども、そういう組織の 方という意味かもしれませんけれども、そういうところには相談はいたしておりません。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) このお二方の選任に関して、別に反対とか反論することで質問するわけでは ないのですが、同じ学区内で、私も圓山文堯、今現職の南小学校の校長先生でありまして、よく私も 知っていますし、いろいろ話もさせていただいている中で、非常に前向きな、教育に関しても私はい い人選だなとは思っているわけですが、ただ1点だけ心配なのは、退職されてということであります よね。まだ定年ではないはずなのですよ。もう2年ぐらい、うちの村上第一中学校の校長と多分同期 でありますので、もう2年ぐらいたしか在任の任期があるはずなのですが、それを退職されて教育委 員という形になりますと、今2番議員からもおっしゃったように、いろんな校長会、そういった中で、 先輩後輩というものが非常に厳しい組織体系の中で、その辺のことについては、何か本人とか話はあ りませんでしたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 任期がもう一年あるということでございまして、それを辞してお願いをし、 お引き受けしますということでございまして、その県当局とか、そういうところにはいろいろな面で ご相談をさせていただいたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 現職の校長が、そのままいきなり今まで教育委員会にということがあったの かどうか、過去に含めてちょっと私余りわかりませんけれども、非常に今まで教育の末端というか、 その先端で指導されていた方がいきなり教育委員会という形になることについて、私は別に何ら逆に いいのではないかなという部分はあるのですが、今後やはりここできょう承認を受けて、もし教育委 員になられた場合に、やはりそういった面でいろいろサポート体制していかないと、なかなか本人も 厳しい部分が出てくるのではないかなというふうに感じているのですが、その辺は市長の考えをお聞 かせしていただければと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど1年と申し上げましたが、2年の誤りでございました。申しわけござ いません。   その点については、前PTA会長の本間議員が一番よく知っていると思っております。本人とも 私大分話をさせていただきました。お手元の経歴にも書いてありますように、下越教育事務所指導主 事やったり、あるいはまた学校支援室長をやったり、そういう面では非常に豊富な行政経験も持って いるというようなことで、話しした段階では、非常に私としては適任だなという判断をしたというこ とでございます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 20番、佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) それでは、ちょっと質問をさせていただきます。   お二方の方をこのたび提案されてきているわけでありますが、考え方をちょっとお聞かせ願いた いのですが、このたびは村上地区の前教育長が辞職したということ、そして山北地区の前職の方が退 職ではなくて任期満了ということで推薦をしてきたと、こういうことでありますが、教育委員の人事 としてということで考えると、今後もそうですが、今の何か考え方でいくと、村上市の教育委員は村 上市内各地区から1人ずつ選ぶということになっているようでありますが、そのことについて今後も そういうことが果たして場面、場面ということがあるでしょうし、村上市の中に人材が決していない わけでは私もないとは思うのですが、村上市に限定した中の教育委員の推薦というものは、今後果た してどうなのかなということをひとつちょっとふと思ったりしているものでありますから、市長その 辺についてもしお考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今のご質問は、要は村上市内ではなくてもいいのではないかということです か。それとも村上市内で、5つの地区に限ってしなくてもいいという考え方を持っているかというこ とでございますか。 〇20番(佐藤重陽君) 申しわけありません。2つのことを含んでいるのですが、村上地区ごとに選 ぶということと、村上市内から選ぶということに限ることが果たして将来的に必要なのかなというと ころをちょっとお尋ねしたいなというふうに思ったのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 議論の分かれるところでございましょうけれども、まだ合併して5年経過し た中で、やはり教育委員5人いるわけでございますので、各それぞれの旧地区から今のところは1人 ずつのほうが、学校を管理する上からも、あるいは子供たちを見る目からも、教育行政を語る上から も、一番ベターなのではないかなと、そのように思っております。しかしながら、将来的には今教育 委員会を廃止してうんぬんという話も国のほうでは議論をしているというようなことでございますし、 またもう一つは5人の教育委員の中で、20歳以下の保護者が1人入っていなければならないというよ うなことなのですよ。それで、この本間まゆみさんもそのお一人でしたので、今度本図元子さんが20 歳以下の保護者の教育委員ということになってくるわけでございます。それは山北ではなくてどこで もいいのですけれども、そういうようなことで、でき得ればまだまだ5つの地域から1人ずつを選任 していきたいなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) あともう一点だけ。   議第67号の圓山さんの推薦についてですけれども、この経歴を見ると、今村上南小学校の校長で あるということであります。現在に至っておるわけでありますが、先ほど辞職ということが言われて おりましたが、校長の職はもう辞してあるのですか。それとも、これが決まり次第辞職すると、こう いうことなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 3月31日でもって教員を辞職するということで伺っております。 〇20番(佐藤重陽君) 結構です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決をしたいと思い ます。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、最初に議第67号について、無記名投票 により採決をいたします。   議場の閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は、議長を除き25名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は、本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の 上、点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。局長。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、3番、板垣 千代子さん、16番、姫路敏君を指名します。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告します。   投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合をしております。   そのうち、賛成19票、反対6票   以上のとおりであります。   よって、議第67号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   次に、議第68号について、無記名投票により採決をいたします。   議場の閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は、議長を除き25名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は、本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の 上、点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。   事務局長。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、3番、板垣 千代子さん、16番、姫路敏君を指名します。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票の結果を報告します。   投票総数25票、これは先ほどの出席議員数に符合をしております。   そのうち、賛成24票、反対1票   以上のとおりであります。   よって、議第68号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第10 議第69号 新潟県県単医療費助成事業の一部改正に伴う関係条例の整理に             関する条例制定について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第69号 新潟県県単医療費助成事業の一部改正に伴う関係条例 の整理に関する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第69号について提案理由のご説明を申し上 げます。   議第69号は、新潟県県単医療費助成事業の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定につ いてであります。   本案は、受給資格者が訪問介護を利用した際の医療費の助成方法について、利用者の利便性向上 を図るため、これまでの償還払い方式が現物給付方式に変更となることに伴い、関連する村上市子ど もの医療費助成に関する条例及び村上市老人医療費助成に関する条例について改正するものでありま す。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第69号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第69号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議第70号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第11号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第70号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第11号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第70号 平成24年度村上市一般会計補正予 算(第11号)について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、国の緊急経済対策を受けての補正予算であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ6億 7,200万円を追加し、予算の規模を327億7,270万円にしようとするものであります。補正内容につき ましては、平成25年2月26日に成立いたしました国の平成24年度補正予算により措置される補助金等 を活用し、学校の耐震改修や農林水産業の振興、市民の安全対策に資する事業などを中心に、早期に 発注可能なものを選定いたしております。   補正の主なものは、歳入では第10款地方交付税で、普通地方交付税2,996万1,000円を、第14款国 庫支出金で、歩道整備や学校耐震改修にかかる交付金など2億9,162万9,000円を、第15款県支出金で、 広域農道の橋梁点検調査にかかる補助金など6,831万円を、第21款市債で小学校債など2億8,190万円 を追加いたしました。   歳出では、第4款衛生費で、厚生連村上総合病院が整備する超音波診断装置に対する補助金1,59 6万円を、第6款農林水産業費で、三面川左岸用水路改修事業負担金など1億325万9,000円を、第8 款土木費で、市道坂町荒屋線の歩道整備事業や岩船地区の排水路整備事業費経費など2億2,856万円 を、第10款教育費では、村上小学校の耐震補強大規模改造事業経費など3億2,433万5,000円を追加い たしております。   第2条の繰越明許費の補正は、翌年度に繰り越して使用できる経費の追加及び変更をするもので あります。   第3条の地方債の補正は、小学校債などの限度額を追加するものであります。なお、平成25年度 一般会計当初予算に計上しております事業のうち、本補正予算により、前倒しで実施することとなり ます村上小学校校舎耐震補強大規模改造事業など6事業につきましては、6月定例会の補正予算にお いて全額を減額措置をさせていただく予定でおります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 歳入のところで、10ページの地域の元気臨時交付金というのがありますけれ ども、新規で5,223万5,000円ですね、なぜこのような名称なのかというのと、交付目的、交付先とか、 その辺の部分をちょっと教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この地域元気臨時交付金といいますのは、国が定めました日本経済再生 に向けた緊急経済対策というのが本年の1月11日に閣議決定されております。その中に使われる名称 でございますが、主に地域の経済の活性化のために24年度の前倒しでしましょうということが主な趣 旨の内容の交付金でございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 村上市に5,223万5,000円来ているわけですけれども、この金額の配分の理由 といいましょうか、根拠というのは何でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 種々制約がございまして、法律の補助事業でないものというようなこと で、県とやりとりをいたしまして、この交付金が使えるものの振り分けをさせていただきました。そ の結果、これらの5,000万ほどの事業が対象になるということで、交付金そのものが先に来るという 事業ではございません。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) いろいろと検討されたのでしょうけれども、使い道の部分で特にこのお金を 有効に生かそうと思って、配慮した部分とか何かありましたら、お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 地域経済の活性化という目的がございますので、この地元の建設業をは じめとした地域の業者さんに行き渡るようなことを配慮をいたしました。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それではお聞きいたします。   経済建設の委員会でも番外議員で質問申し上げましたところ、11ページの土木費になるかと思う のですが、一般質問でも参考例として道路、橋梁等の点検を予算化をして、24年度補正で先行してや っているところがあるということで質問申し上げました。24年度の補正予算の明細がわからないので という答弁でした。   もう一度委員会で申し上げた内容を申し上げますと、私昨年6月に議員に当選させていただきま して、議会の議論に参加させていただきました。先見事項として、道路や側溝の不備で、いわば村上 市の瑕疵で事故が起きて、弁済義務が発生するというようなことが多発するということがございまし た。委員会で申し上げたのは、そういったことが毎年あるのだから、この際この緊急対策の事業に乗 って点検をする必要があるのではないかなと申し上げたのですが、この中には具体的に出てこないも のですから、どうなのかなと思って質問申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 具体的なところで申しますと、道路ストック総点検というふうな ことで、舗装の路面の正常調査、それから盛り土、のり面、擁壁等の点検、そういったようなことを この委託料の測量設計等業務委託料の中に見込んでおります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 私、村上市の先輩議員や関係者の方にお聞きしましたところ、昔は都市整 備課の方でしょうか、市内をパトロールして道路の状況等を点検をしていたというふうに伺っており ます。全て外注でやるということで、平常業務としては道路パトロールやすぐ目につく側溝等の点検 などは、今は行っていないのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 以前のご質問にもお答えしたと思いますけれども、支所ごと、そ れから本庁もそうですけれども、週に2回くらいはパトロールをしているという状況であります。 〇10番(竹内喜代嗣君) 結構です。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 歳出の先ほどご説明で保健衛生費、医療施設を何か村上総合病院のほうに補 助するということで、超音波何とかってたしか言ったようですけれども、もう一度教えていただけま すか。この施設の機械。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 超音波診断装置です。中身は腹部の診断に使うものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) もう一点、排水路の新設改良、これどこでしょうか。山居町地区全般ですか。 12ページの排水路費の委託料。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) これにつきましては、岩船地区の備前屋排水路と言われている部 分のところのものでございます。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   これから議第70号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第70号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議第71号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5号)  〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第71号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5 号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第71号 平成24年度下水道事業特別会計補 正予算(第5号)について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、議第70号と同様、国の緊急経済対策を受けての補正予算であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ8億8,600万円を追加し、予算の規模を58億5,330万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第1款分担金及び負担金で、受益者負担金1,600万円を、第3款国 庫支出金で、社会資本整備総合交付金4億2,000万円を、第6款諸収入で受託事業収入2,000万円を、 第7款市債で公共下水道事業費事業債4億3,000万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第1款下水道費の下水道建設費で、測量設計等委託料800万円、工事請負費8億3,100 万円、補償金4,700万円をそれぞれ追加し、村上処理区及び荒川処理区の汚水管渠の整備促進を図る ものであります。   第2条の繰越明許費が翌年度に繰り越して使用できる経費を計上いたしております。   第3条の地方債の補正は、下水道事業の限度額を追加するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 先ほども討論のときに申し上げましたが、ここで平成24年度の特別会計の 補正予算が組まれるわけですけれども、私提案申し上げましたように、料金の格差があるわけであり ます。この補正が組まれて、今後どのような日程で下水道事業におけるところの料金格差、これはど のような工程表ができているのかお尋ねをしたいと思いますが、お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) このことについてご答弁申し上げます。   12月の委員会でもご説明させていただきました。そしてまた、全員協議会でもご説明させていた だきました。平成26年度に基本料金の統一をしようというふうなことでご説明させていただきました。 その統一に当たりましては、段階的に統一をするというふうなことでございまして、平成26年度から 平成30年度までの期間、5年間をもちまして段階的に調整したいと。その後重量料金について調整し たいというふうなことでご説明申し上げております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 基本料金の改定を来年度でしょうか、に図るということなのですが、そう しますと具体的なことがわかればでありますが、神林地区についてはどのようなことを想定されてい るのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) これも委員会のほうて全員協議会のほうで説明させていただいており ます。今現在5地区の基本料金が格差があるわけでございますが、これを平均します。加重平均とい うふうな方法で平均します。人の多さですね、同じ料金を払っている人の多さを重きを置きまして、 これで平均するわけでございますが、これで平均しますと約今1,500円になってございますので、1,5 00円を基本料金といたしまして、これをベースに徐々に高いところ、低いところを期間をもって調整 していくというふうなことでございます。今現在、神林地区につきましては、基本料金の設定はござ いません。1立方メートル200円という設定でございます。したがいまして、10立米でありますと2,0 00円でございます。基本料金10立方メートルを付与いたしまして1,500円にいたしますから、神林地 区につきましては、2,000円から1,500円のほうに徐々に統一されていくというふうなことで、先回の 委員会及び全員協議会でご説明させていただいております。 〇10番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第71号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第71号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議第72号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第72号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第 5号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第72号 平成24年度簡易水道事業特別会計 補正予算(第5号)について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、議第70号及び議第71号と同様、国の緊急経済対策を受けての補正予算であります。歳入 歳出予算の総額にそれぞれ1億1,650万円を追加し、予算の規模を8億9,010万円にしようとするもの であります。   補正の主なものは、歳入では第3款国庫支出金で、簡易水道事業費国庫補助金4,169万6,000円を、 第7款市債で簡易水道事業債7,460万円を追加いたしました。   歳出では、第2款施設費の施設建設費で、工事請負費1億1,650万円を追加し、蒲萄地区簡易水 道統合整備事業及び北中大毎大沢地区統合簡易水道事業の整備促進を図るものであります。   第2条の繰越明許費の補正は、翌年度に繰り越して使用できる経費の追加及び変更をするもので あります。   第3条の地方債の補正は、簡易水道事業債の限度額を追加するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第72号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第72号は原案のとおり可決されました。   議員の皆さんにお諮りします。発議案が残っておるわけでありますが、このまま続行してよろし ゅうございますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、そのように休憩をしないで続行させていただきます。                                              日程第14 議員発議第3号 生活保護基準引き下げはしないことなどを国に求める意見               書の提出について                         議員発議第4号 年金2.5%削減の中止を求める意見書の提出について        議員発議第5号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワ               クチンへの2012年度と同水準の公費助成を求める意見               書の提出について                   〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議員発議第3号から議員発議第5号までの3議案についてを一括 議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   1番、渡辺 昌君。           〔1番 渡辺 昌君登壇〕 〇1番(渡辺 昌君) ただいま上程されております議員発議第3号から5号までの3議案を一括し て提案理由の説明をさせていただきます。   まず、議員発議第3号 生活保護基準引き下げはしないことなどを国に求める意見書は、去る3 月12日に開催されました市民厚生常任委員会で審査され、採択された請願に基づく意見書の提出です。 村上市市議会会議規則第14条の規定により提出するものです。意見書案はお手元に配付のとおりであ りますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、総務大臣であります。   賛成者は、小林重平議員、板垣千代子議員、長谷川孝議員、小池晃議員、本間清人議員、相馬エ イ議員、齋藤信一郎議員、山田勉議員、そして提案者は私渡辺昌でございます。   次に、議員発議第4号 年金2.5%削減の中止を求める意見書は、同じく去る3月12日に開催さ れました市民厚生常任委員会で審査され、採択された請願に基づく意見書の提出です。村上市議会会 議規則第14条の規定により提出するものです。意見書案はお手元に配付のとおりでありますので、説 明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。   賛成者は、小林重平議員、板垣千代子議員、長谷川孝議員、小池晃議員、本間清人議員、相馬エ イ議員、齋藤信一郎議員、山田勉議員、そして提出者は私渡辺昌でございます。   次に、議員発議第5号 妊婦健診と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの20 12年度と同水準の公費助成を求める意見書は、同じく去る3月12日に開催されました市民厚生常任委 員会で審査され、採択された請願に基づく意見書の提出です。村上市議会会議規則第14条の規定によ り提出するものです。意見書案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただき ます。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。   賛成者は、小林重平議員、板垣千代子議員、長谷川孝議員、小池晃議員、本間清人議員、相馬エ イ議員、齋藤信一郎議員、山田勉議員、そして提出者は私渡辺昌でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。ご審議の上、ご決定を賜りますようよろしくお願い申 し上げます。大変失礼しました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。ちょっとお聞きしたいのですが、これは委員会の中で方向 性が決まっての渡辺議員の議員発議ということになりまして、議員発議をしているのでしょうけれど も、議員発議の提出者ということもありまして、ちょっとお聞きいたしますが、先ほど地域密着型の ところで、あなたは継続審査に副委員長という立場でありながら反対したと。これはあなたの判断で それはよろしいのでしょうけれども、この発議というのは、この内容を見ると、いわゆる例えば請願 から始まって意見書に変わっているのでしょうけれども、4号の消費税というのをちょっと待ってく れというような内容でございますよね、中止を求めるということで。ということは、これは国の機関 に対して意見を申し上げると。異議申し立てをするということでございます。   そこで、ちょっと議会事務局からの説明だと、異議申し立てを行うような請願は請願としてある べき姿ではないと。いわゆる望ましくないという説明をされましたが、私はそうではないだろうと。 多くの請願は、国、官公庁にあわせて請願を、一国民、一住民として請願をできるのだという権利を 有していますが、その権利のもとにあなたはその請願の審査をあなたもして、そして意見書をまとめ て提出して、国に異議を申し立てるのだということでこの提出意見書を出すのだというところで、い わゆる地域密着型の意見書と何ら変わりないよという感覚のもとでこれは書かれたといって判断して よろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) この意見書につきましては、常任委員会で委員全員話し合いの結果、審査の 結果、審議の結果、全員で全会一致で採決されましたので、それに基づいて意見書を提出しました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 答えになっていないのですが、私の言っているのは、あなたはこれはいわゆ る異議申し立てはできないのだと、請願では。余り好ましくないという議会事務局のご説明ございま したですよね、委員会のときにも。それは、地域密着型に限ってそういうのをやっていましたが、こ れも実を言うと今の行政のやっていることにストップを求めるようなあなたは発議の提出者です。あ なたの考え方として、これについて見れば、国に対して異議申し立てするのだという気持ちで書かれ たのですかということを聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 地域の意見としまして意見書を提出する分に関しては、何ら問題ないと思い ます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) だから、議長答弁になっていないのですよ。そうでなければそうでないと言 ってもらいたいのですよ。国のやっていることに対して異議申し立てとして、1つの村上市議会とし てあなた消費税やめてくださいよと。ストップを求めるのだよということでよろしいのでしょう。こ れ一つの異議申し立てですよ、国に対しての。そうでしょう。今国はやろうとして、法律まで決まっ て、流れがずっと来ているのですよ。それをあなたはその提出者になっているわけですよね。それは 請願で上がってきたのを議論した上で。それで、あなたはそれに対して、国の流れに対してやめてく れというのを書いているわけですよ、ここに。あなた提出者ですよ。そういうことでよろしいのでし ょう、この意見書は。そうなのではないの。そういうこと書かれているでしょう、これ。違うのです か。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 地域の要望として意見書を出しました。 〇議長(板垣一徳君) 3問で終わりです。 〇16番(姫路 敏君) いや、答えていないから。議長、私の答弁に答えていないから、これ1回目 の答弁しているのですよ。   もう一つ、2問目。この意見書は正々堂々と意見書なのですよ。いいのですよ、これで。そして、 国に異議申し立てしていいのですよ。というのは、請願で認められているの。議会事務局に後で、こ れちょっとおかしいなと思っているのですけれども、請願というのはどういうことだかというと、権 利で、いいですか、憲法の第16条で認められているのですよ、国民一人一人に。法に基づき、官公署 などに要望を述べる文書なのです、請願というのは。憲法は国民が損害の救済、公務員の罷免、法律、 命令または規則の制定、廃止または改正、その他の事項に関する要望を文書で申し出る権利を認めて いるのですよ、国として。したがいまして、私が聞いているのは、正々堂々と、これは国に対しての 異議申し立てなのだと。そういうための意見書なのだと。それをまとめて村上市議会として出すのだ ということを言ってもらいたいのです。いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 何度も繰り返しになりますけれども、地域として上がってきた請願を、委員 会で十分審議し、それに基づいて国に意見書を提出するものであります。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 鷲ヶ巣会の片野でございます。2つですね。引き下げはしないことというこ とですね。議員発議第3号、生活保護費ですね。それもそうなのですけれども、厚生労働省が去年の 12月に発表しましたね。過去最高だと。215万を更新したという発表されました。村上市もご承知の ように平成20年に生活保護費が3億6,000万、24年には6億7,000万と増加しています。   そこで委員長にお聞きしたいのは、財源ですね、財源。国の防衛費を減らせばいいのだと。それ から、大企業、財界から取ればいいのだと、こういう考えもあるようですが、提出者はこういう考え については、どのようにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 1番、渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 同じ答弁になりますけれども、委員会で全員で話し合った、全会一致で決め られたことによる意見書でありますので、そのような内容については、意見は述べる必要はないと思 いますので、控えさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 委員会で慎重審査されたのでしょうけれども、もう一点お聞きします。   逆転現象、いわゆる生活保護費をもらっている人が最低賃金で払っている人よりもいい待遇だと。 私のところは、実は市民の多くの方から苦情が寄せられているのですよ。随分来ています、不満、苦 情。何人からもですね。生活保護を受けている人がスナック通いして優雅な暮らしをしていると。そ れに比べて私らまじめにがつがつやっているのだけれども、一向に容易でないと。ふんまんやる方な いと、こういう実際の意見ですよ。市民の声ですよ。市は本当にチェックしているのだろうと。不正 受給ではないかと、ここまで私言われています。それですから、提出者として、副委員長としてです か、こういった市民の声に対しては、どのようにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 渡辺昌君。 〇1番(渡辺 昌君) 午前中の委員長報告で、審議内容については済んでおることではございます けれども、一応そういう意見も、委員会の中の委員の中では話はありました。それを十分踏まえて審 査して、全会一致で決められて意見提出になりましたので、そういう内容でご理解いただきたいと思 います。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決を行います。   最初に、議員発議第3号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第3号を起立により採決いたします。   本案を原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議員発議第3号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第4号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第4号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第4号は原案のとおり可決されました。   最後に、議員発議第5号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第5号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第5号は原案のとおり可決されました。                                              日程第15 議員発議第6号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出について 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議員発議第6号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出につ いてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   4番、鈴木いせ子さん。           〔4番 鈴木いせ子君登壇〕 〇4番(鈴木いせ子君) ただいま上程されました議員発議第6号について、TPP交渉参加反対に 関する意見書の提出についてであります。   本案は去る3月14日に開催されました経済建設常任委員会で審査され、採択された意見書の提出 についてであります。村上市議会会議規則第14条の規定により、提出するものです。意見書案はお手 元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、外務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、そして地元 選出の斎藤洋明衆議院議員であります。   賛成者は、尾形修平議員、三田敏秋議員、大滝国吉議員、片野鉄雄議員、小杉和也議員、川崎健 二議員であります。提出者は私鈴木いせ子であります。   以上、地方自治法第99条により、意見書の提出をするものであります。   また、安倍総理大臣がTPP交渉参加表明をした中で、遅いのではないかと思っている方もいら っしゃるかもしれませんが、村上市議会は民主党には提出しておりますが、自由民主党には提出して おりません。土壇場の交渉に入っております。聖域を守る後押しになればと思い、提案いたしました。 ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。   また、にいがた岩船農業協同組合、神林農業協同組合では、同様の趣旨にてTPP交渉反対の取 り組みが進められており、両農業協同組合から本市議会に対して政府に対する意見書提出についての 要望があることを申し添えいたします。どうぞよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第6号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議員発議第6号は原案のとおり可決されました。                                              日程第16 議員発議第7号 村上市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正す               る条例制定について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第16、議員発議第7号 村上市議会政務活動費の交付に関する条例の一 部を改正する条例制定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程をされました議員発議第7号 村上市議会政務活動費の交付に 関する条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、今議案につきましては、全議員ご承知 のとおり、一昨年の12月に条例改正をいたしました。その後、新聞紙上でいきなり4倍だとか、また 市民の一部からお手盛りであるとかという意見を聞き、議会運営委員会、そして会派代表者会議、全 員協議会等で調整を進めてまいった事項でございます。このたび意見の一致を大方見たということで、 このような条例制定について改正をするものでございます。   内容につきましては、皆様のお手元に配付のとおりではございますけれども、大きく変わった点 は政務調査費が政務活動費に変わったことは皆様ご承知のとおりでございますけれども、今まで年額 会派に対しての支給を9万円、それを今回は年額6万円以内の額に。そして、議員個人に対しては年 額15万円を年額6万円以内の額に定めるものでございます。また、交付対象につきましても、旧の条 例でありますと、会派及び議員に対しての交付でございましたが、今回会派、そして議員の職にある 者となっておりますが、その会派には所属、無所属であります1人議員も含む会派ということで交付 に関する条例制定をしていただいております。   賛成者は、尾形修平議員、川村敏晴議員、長谷川孝議員、大滝国吉議員、平山耕議員、大滝久志 議員、そして提出者は私本間清人でございます。   こちら村上市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。   皆様のご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議員発議第7号 村上市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正す る条例制定について意見を申し述べます。   昨年4月に行われました選挙後の村上市議会の政務調査費の請求はばらばらでした。今日まで会 派代表者会議で、議会運営委員会で、全員協議会でいろいろと協議されてきました。そのことは時間 をかけて話し合ったと思っております。政務調査費に関する会派の意見、各議員の意見は、議会の ホームページ、それから市議会だよりで市民に知らされ、市民からの意見を期間を決めて募集いたし ました。募集の結果は、女性1人、男性10人、氏名年齢なし1人、計12人でした。ところが、届けら れた意見は市議会ホームページには公表されませんでした。交付対象に第2条で会派(所属議員が1 人の場合を含む)が書き込まれたことはよかったと思います。このことは時間をかけて本当にぶつか り合う意見を出し合ったと思っております。交付額、会派、所属議員数に年額6万円、議員に6万円、 金額的にはそれなりに市民が理解する金額なのかもしれませんが、時間をかけて議員で話し合ったと いえ、決定を議員発議で、そして議員で決めるということは、議会基本条例の精神から果たしてどう なのでしょうか。そういう観点から、私は賛成できません。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第7号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議員発議第7号は原案のとおり可決されました。                                              日程第17 議員発議第8号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する決議 〇議長(板垣一徳君) 日程第17、議員発議第8号 日本海沿岸東北自動車道の整備促進に関する決 議についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   2番、尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) ただいま上程されました議員発議第8号 日本海沿岸東北自動車道の整備促 進に関する決議についてでありますが、本案は去る3月6日に開催されました高速交通等対策特別委 員会で審査された決議の提出についてであり、村上市議会会議規則第14条の規定により提出するもの です。   決議案はお手元に配付のとおりでありますので、説明は省略させていただきますが、要望事項と いたしまして、新潟・山形県境部の朝日まほろばICから温海温泉IC間において、平成25年度新規 事業化を早期に実現することであります。   賛成者は、渡辺昌議員、竹内喜代嗣議員、小杉和也議員、川崎健二議員、齋藤信一郎議員、冨樫 宇栄一議員、滝沢武司議員、大滝久志議員、大滝国吉議員、そして提出者は私尾形修平であります。   以上、提案理由の説明を申し上げました。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第8号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第8号は原案のとおり可決されました。                                              日程第18 閉会中の継続調査について 〇議長(板垣一徳君) 日程第18、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書の議長宛てが提出さ れております。   お諮りいたします。各委員会に関する閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり決 定することにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定をいたしました。                                              日程第19 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第19、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任を願いたいと思います。これにご異議はござい ますか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定をいたしました。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程は全て終了しましたので、会議を閉じ、平成25年第1回定 例会を閉会をいたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 3時55分  閉 会