平成24年村上市議会第4回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成24年12月4日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正について         第 5  報第 21号 専決処分の報告について                            報第 22号 専決処分の報告について                            報第 23号 専決処分の報告について                            報第 24号 専決処分の報告について                       第 6  議第165号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 7  議第166号 専決処分の承認を求めることについて                 第 8  議第167号 村上市生涯学習推進センター条例制定について             議第168号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例制定について                   第 9  議第169号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                               第10  議第170号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結について       議第171号 下越清掃センター組合規約の変更について                    議第172号 下越清掃センター組合の解散について                      議第173号 下越清掃センター組合の解散に伴う財産処分について          第11  議第174号 下越障害福祉事務組合規約の変更について               第12  議第175号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例             制定について                                 議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第181号 村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資 格基準に関する条例制定について                        議第182号 村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定について       議第183号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について               議第184号 村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定について             議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第13  議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)   第14  議第187号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)        議第188号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第189号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        議第190号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議第191号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)         議第192号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)        議第193号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第194号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)        議第195号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第196号 平成24年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名) 19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名であります。欠席の届けのある者1名です。定 足数に達しておりますので、これから平成24年第4回定例会を開会をいたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。            〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成24年村上市議会第4回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の報告4件、人事案件1件、専決処分の承認1件、 条例の制定2件、条例の一部改正7件、工事請負変更契約の締結1件、一部事務組合の解散1件、一 部事務組合の解散に伴う財産処分1件、一部事務組合の規約変更2件、指定管理者の指定5件、補正 予算11件の合わせて36件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを 申し上げまして、招集のあいさつといたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、3番、板垣千代子さん、16番、姫路敏君を指名を いたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。平成24年第4回定例会の会期日程及び議案 の取り扱いを協議するため、去る11月27日午前10時から市役所第1委員会室において、委員全員、正 副議長、総務課長、総務課参事、議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その 協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日4日から19日までの16日間といたしました。   審議日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議、採決の後、残る議案の 上程を行い、提案理由の説明、質疑の後、各常任委員会へ付託いたします。   6日、7日、10日、11日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   12日は総務文教常任委員会、13日は市民厚生常任委員会、14日は経済建設常任委員会をそれぞれ 開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   19日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、議員発議 第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正については、単独上程とし、提出者から提案理由 の説明を受けた後、質疑を行い、その後総務文教常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案について、以下議案名を省略させていただきますが、報第21号から報第 24号までの専決処分の報告については、一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   議第165号については、人事案件につき単独上程、質疑の後、討論を省略し、即決といたします。   議第166号の専決処分の承認を求めることについては、単独上程とし、質疑の後、討論を省略し、 即決といたします。   議第167号、議第168号の条例制定は、一括上程、一括質疑の後、総務文教常任委員会へ付託いた します。   議第169号 村上市常勤の特別職員の給与に関する条例制定については、単独上程、質疑、討論 の後、即決といたします。   議第170号から議第173号までの4議案については、一括上程、一括質疑の後、議第170号は総務 文教常任委員会へ、議第171号から議第173号までの3議案は市民厚生常任委員会へ付託いたします。   議第174号 下越障害福祉事務組合規約の変更については、単独上程とし、質疑、討論の後、即 決といたします。   議第175号から議第185号までの条例制定などの11議案については、一括上程、一括質疑の後、議 第175号から議第180号までの6議案については市民厚生常任委員会へ、議第181号から議第185号まで の5議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)については、単独上程、質疑の後、 3常任委員会に分割付託いたします。   議第187号から議第196号までの10議案については、一括上程、一括質疑の後、議第187号につい ては総務文教常任委員会へ、議第188号については経済建設常任委員会へ、議第189号から議第192号 までの4議案については市民厚生常任委員会へ、議第193号から議第196号までの4議案については経 済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   次に、一般質問の通告は、11月29日の正午で締め切ったところ、19名の通告があり、先ほど述べ ました6日、7日、10日に各5名、11日に4名が本会議において質問を行うことといたします。   最後に、討論及び陳情に伴う意見書の提出期限は12月17日、その他の意見書の提出期限は12月11 日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまです。   私も議運にはオブザーバーで出ていましたので、流れは大体は把握しているのですが、市長とい うか、特別職の、これは即決ということで、議第169号、これも質問しようと思ったら、きょう朝委 員長がそのように申し上げたので、いいのかなと、それはそれでいいのですけれども、議第174号の 下越障害福祉事務組合規約の変更についてでございますが、これはなぜ即決なのですか、その理由は 何なのですか、教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 議第174号 下越障害福祉事務組合の規約の変更、このことにつ きましては議運で格別議論がなくて、このままの形というようなことで、特別議論はありませんでし たので、そのように聞かれても、どうしてなのかなというのは私から答えるすべがございません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 基本的に即決とか一括質疑というのは、議運の仕事でございます。議運の中 で一つ一つ決めていく問題でしょうけれども、この議案の内容からすると、平成25年の4月1日から の施行でございます。となると、基本的には当初上がってきた議案に対してみれば、常任委員会に付 託されるのが基本です。しかしながら、これに関してみればなぜ即決かの理由が出てきません、私何 度読んでも。恐らくそのときに議会事務局のほうから、前回も前例でそういうことがございましたで そういうふうに持っていったのかなと、私はそのように感じましたけれども、施行の日が今月にしな いと間に合わないとか、あるいは来月からだとか、本当に競っている場合は今のようなやり方で、こ れは十分問題ないかと思います。施行が来年4月1日であれば、十分時間もあるし、規約の変更につ いてみれば、慎重審議を常任委員会に求めるべきだと思います。今後このような議案があった場合は、 即決ではなくて、基本的には常任委員会に付託が、私は議運のスタイルとしては基本だと思います。 そういうことで、議運の中では今後そういうふうにして審議してもらいたいのですが、いかがでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) そのように心がけたいと思います。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 18番、滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) それでは、今の委員長の報告の中で、議会側提案ということで、議員発議18 号というのが出ております。これが総務文教常任委員会に付託されるという説明がありました。この 議会発議第18号に書かれている5名の提出者といいますか、賛成者のうち、総務文教常任委員会に所 属している方が3名いらっしゃいます。今までですと、議会発議の場合、委員会審議をした後、その 所属する委員会の委員が発議者となって提出するというのはありますけれども、これまで委員会にか ける段階で、既にその委員会のメンバーが賛成者あるいは発議者になっているという例は余り聞いた ことないものですから、ちょっと確かめたいと思います。   請願の場合、その所属する委員会の委員は、やはり審査をする側に立つので、請願の紹介人とな ることは好ましくないということで、請願の紹介人は今まで本市議会では避けているわけです。そう いったことから考えると、これから委員会に付託をするという議案について、その所属する委員会の 委員も、やはり発議に賛成する議員として名前を挙げられるのかどうか、その辺の議運としての検討 はされましたか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 議員発議第18号についてでございますが、この議員発議というの は、私今4年半余り過ぎますけれども、議会運営委員会の前に提出されたということは今回が初めて でございまして、この議員発議第18号については、どのような取り計らいをするかということで議運 でもいろいろ協議された結果、総務文教常任委員会というようなことでお願いをしたわけでございま すが、この議員発議というのは、請願や陳情と違いまして、その趣旨に委員会に所属するとかしない かは別としましても、名前を連ねるのは何ら差し支えないのかなというふうなことで、特別議運の中 では協議をいたしませんでした。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 即決の場合であれば、私はこのままでもいいのだろうというふうに思います。 しかし、請願紹介議員として、この点は委員会に付託するのだから、所属する委員は紹介議員として なり得ませんよという一つのルールから考えると、やはりこの18号というのは総務文教常任委員会に かかるということからすれば、ちょっとこの問題はやっぱり慎重に議論しないと、どっちが正しいの か。委員会にかかるとしても紹介議員になれますよということであれば、これはいいのです。ところ が、それはなれませんという一つの形をとりながら、今こういう形で出てくると、やはりうまくない し、どっちかやっぱり選択せざるを得ないのだろうということと、この5人のうち、先ほど言いまし たように、総務文教常任委員会の委員が3名いらっしゃって、ここに書かれているその人を引くと2 名になるのですね、提出者と賛成者1人と。そうすると、これまで議員発議は、提出者のほか賛成者 2名によって提出できるのだということからすると、これまたこのまま行くと瑕疵のある議案という ふうに判断されかねないというようなことから、この点はもう一度議会運営委員会できちんとした方 針を出していただきたいというふうにお願いして、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、お手元に配付の日程表によ り、本日から12月19日までの16日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から12月19日までの16日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   それでは最初に、災害の発生状況であります。第3回定例会でご報告申し上げたました以後、配 付報告書のとおり、火災は建物火災5件、車両、その他火災3件の計8件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。特に新 発田ガス株式会社様では、創立80周年記念、新菖工業株式会社様では、創立50周年記念ということで、 軽乗用車1台のご寄附をいただいております。また、新たに児童手当法第22条の2規定による寄附を いただきまして、件数で2件、金額で6万円であります。   次に、11月20日執行の府屋浄化センター汚泥引き抜きポンプ取り替え工事の入札について、最低 制限価格の設定に記載の誤りがありました。現在落札業者には、その経緯を説明しているところであ り、副市長に対しましては、私から厳重に注意をいたしたところでございます。関係業者に多大なご 迷惑をおかけいたしまして、深くおわびを申し上げます。今後二度とこのようなことがないよう努め てまいります。   次に、市営蒲萄スキー場につきましては、今シーズンの営業を休止させていただくことといたし まして、さきの第4回臨時議会において、関連する議案の撤回の承認をいただいたところであります が、このたび関係する職員に対する処分を決定いたしましたので、ご報告をいたします。処分の内容 についてでありますが、当時の職員、担当課長及び現担当課長については、それぞれ減給10分の1、 2カ月、当時の担当係長を減給10分の1、1カ月、現在の課長補佐を戒告、担当係長を文書による厳 重注意といたしております。本件に関する関係職員の処分については、私から職員懲戒審査委員会に 諮問し、同委員会で村上市懲戒処分の指針に基づき審査を行い、その答申結果を踏まえて決定したも のであります。今後このようなことが発生しないよう注意喚起を行うとともに、特に全課長に対して 業務のチェック体制の強化、そして組織としての連携の強化を早急に行うよう強く訓示したところで あります。   なお、私と副市長の処分につきましては、議第169号で別途提案させていただいておりますので、 よろしくお願いいたします。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今市長から諸般の報告にありました、けさほど新潟日報に掲載されている、 その11月20日の入札の件であります。実はこの件につきましては、業者の方から先々週ぐらいとかに 私のところにも実は相談事ありまして、財政課の補佐から、現在の村上の入札の方式などもちょっと 私勉強させていただきました。今回の入札に関しましては、11社の参加ありまして入札が行われまし た。今村上は、以前佐藤順氏が市長をされているときに、入札前に設計価格を公表して、そして入札 をしていた時期もありますが、現在の入札は、当然設計価格の公表は、入札すべて終わってから公開 すると。そして、村上市には村上市の規約がございまして、その最低制限価格を決めるための計算式 が、条例の中にも規約としてうたわれているわけです。その金額からいくと、今回その金額を入れた、 これは副市長が担当する所管でありますので、その金額の札を副市長が入れて封筒に入れるわけです。 それが今回誤りがあったということであると私は思うのですが、その正解である、村上市が決めた入 札の基準の価格からいくと、本当の金額で入れている業者が、その11社の中で1社あるのです。本当 はそこに落札いかなければいけないのが、違う金額でいっている。そして、今そこで落札した業者は、 間違った数字にもかかわらず、その間違った副市長の入れた金額と同額で入れてきている。私は、そ の業者と副市長の間がどうだとか、そこで談合があったとか、そんなことは私のする仕事ではないの で、それは警察だとか、新聞屋さんが今後どういう形で追及するのか、やっていただければいいと思 うのですが、その経緯について、多分副市長が自分でその計算式をするわけではないはずです。恐ら く担当課、これですと下水道課になるのでしょうか、そこから予定金額、設計屋さんに頼んで委託を して、設計で来た金額から、その村上市の計算式、9掛けというやつの中で、副市長はそこから0.5 %だけ、加減ができない、上限0.5%、そうすると1,000万の金額であれば、5万円までの金額で1,00 0円ずつ自分で金額を決めることができる、50通り。そういう今入札の方式でやっているにもかかわ らず、その間違った数字を入れたということは、その担当課から予定価格の数字が間違っていたのか、 それとも計算式が間違っていたのか、それとも故意に副市長がその金額を間違った数字で入れたのか、 その辺はどうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) けさほど日報さんに掲載されましたとおりでございまして、私の計算 が誤って記載されたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) こういった例が、村上市以外の市ではあった形跡があります。新潟市なんか でも、入札で落札した業者がその仕事が取り消されて、そして訴訟というような問題も起きている事 例もあります。今入札、11月20日に入札で落札した業者が、今後副市長のその人的ミスで誤った数字 で落札をした業者が、もしも万が一、20日からもう段取りも組んでいて、材料も注文発注して、損害 賠償というような、例えば訴訟問題になった場合には、この責任の責めるべきはどこにあるのだろう と。その経緯、なぜこの数字が間違ってきたのか、担当課から来る数字が間違ってきたのか、今言っ たように本当に、何で副市長がその誤った数字を入れてしまったのか、そういった経緯については、 私はこの場ではなくても結構ですが、議会に対して経緯、またその内容、業者、そういったものをす べて公表して、議会に説明する責任があると思いますが、その辺副市長はいかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この経緯につきましては、先ほど述べましたとおり、私の記載ミスで あります。結果、歳出から流れてくるそのもの、いろいろ案件が重なっておりまして、いつもですと 5%の中で決定するということで事務的にやってきたわけであります。この件につきまして勘違いを して、その下がった金額を入れてしまったということであります。それが電子入札でありますので、 ずっとチェックされずに契約までいってしまったということであります。その経緯も含めて、今後業 者に大変迷惑をかけた面もありますので、その辺十分協議をしながらやっていきたいと考えています ので、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 質問の意味をなしていない。議会に対して説明をしなければいけないのでは ないのですか、そのことについて副市長はどう思われますかと、業者がどうなんて私聞いていません よ。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ですから、今経緯をいろいろ調査をして、その業者との協議をしてい るということでありますので、その結果については改めて報告をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今回の発注に関しましての設計金額は1,139万円、それに対して最低制限価 格が1,025万1,000円、これが90%の金額です。ところが、今回誤った数字が1,139万円に対して1,024 万5,000円、これは89.95%、いわゆるこんな数字が誤ったといえ、出てこないのです。この90%に対 して0.5%を増減することが、加減ができないわけだから、そうすると担当課から出てきている数字 というのは、恐らくこの1,025万1,000円、この金額が出てきているはずなのです。そこから副市長は、 0.5%上限の範囲の中で設定できるのではないのですか。今何でその加減の数字をあなたが入れたの かが不思議でしようがない、どこからこの1,024万5,000円という数字が出てくるのか、その根拠がわ からない。それとも、その1,024万5,000円という同額の別の工事があって、いろいろな工事が副市長 のところに来て、その工事が取り違えているのであれば、もう一つ別な工事だって、では金額違うの ではないですか、今副市長がおっしゃっている理由であれば。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 何回も申し上げましたとおり、私の記載ミス、単なる記載ミスでござ いますので、よろしくお願いします。 〇5番(本間清人君) 3問で終わりますけれども、後でしっかりとした議会への説明をお願いしま す。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 諸般の報告の2番目に、木製テーブル、木製いすのところ、山北支所新築記 念として議長の名前が載っているのです。これは、ちょっといかがなものかなと思います。確かに山 北の四交会の会長をやられているというのもわからないでもないですが、議員はどういうときでも寄 附なんかできないです。ですから、こういう場合は議長の名前はふさわしくないと思います。副会長 でもいいですけれども、その辺ご配慮なさったらどうですか、市長。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そうだと思いますので、そういうような申し出があったので、そのまま記載 したと思いますけれども、やはり副会長にすべき案件だなと、そのように考えていますので、今後に つきましてはそのような配慮をさせていただきたいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) もう一つ、お願いがあるのですが、先ほど職員はじめ、処分の市長から報告 ございました。もしあれだったら文書にして、担当課長がどうだだの、どうって、私聞きながら書き 切れない部分があったので、もしあれだったら文書にして、文書箱に入れていただければありがたい なと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 固有の名詞は避けさせていただきまして、役職だけということでよろしいで すか。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 固有の名詞なら一番いいですけれども、固有の名前を述べられないというこ とになればいたし方ないですが、その辺いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) それにつきましては、本日付で報道のほうにも発表させて、公表させて いただきますので、その部分で、固有名詞ではございませんけれども、職責と、その処分内容につい て報道のほうに公表しますので、それと同じものを議員の皆様にも棚入れをさせていただきたいと思 いますので、よろしくお願いいたします。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   今ほど姫路議員が申しましたけれども、ちょっと市長の蒲萄スキー場の件の職員の処分、メモし たのですが、ちょっと聞き漏らしたので、当事者の職員はどういう報告されましたでしょうか、私ち ょっとメモが書き切れなかったのですが。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 担当された職員ですか。 〇21番(相馬エイ君) はい。 〇市長(大滝平正君) 担当している職員については、減給10分の1、二月分です。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 地方公務員でありますので、法律に基づいて仕事をして、そしてそれからい ろんな波及効果が、いろんな関係、市全体、そして関係する業者、地域の皆さんにも迷惑をかけたわ けですし、それが1回の出来事ではなかったと。延々とそういう扱い、文書の扱いにしてもされてき たという、そういう部分でちょっとそれでいいのかなという疑問も持ったのですが、決めるのは関係 の委員会なのでしょうけれども、ちょっともう少し厳しくてもよかったのではないかなという気がす るのですが、その点ではどういう議論の中からそういう扱いにされたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この処分につきましては、いろいろな事案、各地で起こっている事案等を参 考にしながら、それらを勘案しながら設定をしたということでございまして、今回の事案については、 一個人の問題ではない、一個人の職員の問題ではない、やはり組織的なところに欠陥があったような 感がいたしますので、そういう観点からこういうような処分をさせていただいたということでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 先ほど本間議員の質問で、最後に、私も聞いておりまして、ちょっと何が何 だか、副市長も答弁が何が何だかよくすかっとしない、わからないと、そういうこともございますの で、この場で、私の間違いでございましたで済む問題ではないのだろうと思うのです。そこで、何ら かの場面を使ってしっかりと議会に報告する、議員が納得するような説明の場を私は求めたいと思い ます。議長、そして市長に求めたいと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そうおっしゃるということであれば、何らかの機会にしっかりと、その前後 の対応策も含めて報告をさせていただくということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 入札に関してちょっとお願いしたいのですが、入札公表兼結果表というのが ロビーのところに掲示されていますけれども、ホームページを見てもなかなか、設計書の詳しいのは 出てくるけれども、以前の議会で全部議員の方には配付していたのです。それ今後検討してもらいた いのですが、例えば平成19年に940万の落札者だれだれ、以下金額も業者名もみんな出て、全議員の ほうに配られたのですが、それを検討してもらいたいなと思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) そういう方法も以前はとっておりましたが、現在はホームページですべ て公表しておりますので、その中から必要なものを選んでいただければという方式でお願いしたいと 思います。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) それがちょっと真実味足りないのです。今後検討してもらいたいと思って、 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、私は入札の問題でお聞きをしたいと思います。   これは、恐らくインターネットで流れているわけですから、関係者も全部見ているかと思うので すが、まずチェック体制がどうなっていたのか、スキー場のときもそうでしたけれども、大反省をし ているわけでありますが、インターネットでの電子入札の場合、書き間違ったなんて、まずその書き 間違ったという、どういうことなのでしょうか。電子入札の書式というか、そういうファイルつくる のに、パソコンに手で書くのでしょうか、それどうなっているか。書いたってどういうことなのです か。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 手書きする部分がございます。それは、最低制限価格を500万までは私、 2,000万までは副市長、それ以上は市長ということで、先ほど本間議員の質問にもございましたが、0. 5%の範囲で最低制限価格を設定することになっておりますので、手書きでそれを記入して、封筒に 封入して、厳重に管理するという仕組みになっております。電子入札のお話がございましたが、電子 入札の際に、その管理している封筒をあけて、そこに手書きで書いてある数字を入力するという手順 になっております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) まるで副市長の情実という言い方は余りですけれども、ルールがなくて、 5%というふうに決まっているわけですから、副市長単独の判断で書くことが可能なのですか。担当 課の人が積算をして、資料をそろえて、いわば5%とはっきりわかっているわけでありますから、そ の上限ということでお書きになるのではないですか、資料を見てお書きになるのではないですか、副 市長にお聞きします。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ふだんですと、5%の中でやる案件でありますけれども、今回の案件 につきましては、それがその幅がなかったということを、私がその前例にのってちょっと書き間違え たということで、転記漏れということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 今重大なご発言があったかと思います。つまり担当課のチェックが入らな いで、副市長の単独判断で決められたということでしょうか、副市長にお聞きします。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ですから、私ども市長もそうですけれども、5%の範囲の中で単独で 決められます。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君、4回目ですよ。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、要望して終わります。   この件については、もっと詳しくきちんと説明をされることを期待いたします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                                        〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先ほど議運の委員長にもお願いしたのですけれども、この議員発議が、委員 会に付託される発議が、そこに所属する委員の提案者あるいは賛成者に足り得るかと、足り得ないか ということをはっきりしないと、先ほど言いましたように、提出者あるいは賛成者にはなり得ないの だと、請願の紹介議員の関係などから見てですね。そうすると、これは提出者と、それから賛成者が 1人になるわけです。そうすると、12分の1以上条例の、いわゆる議員発議の関係で、瑕疵ある議案 になるということで、その辺を明らかにしないと、これ審議できないというふうに議運の委員長にも お話ししたのですが、その辺をはっきりしないと、これからやっても、実際やったら、これは発議す る人数に足りないということで、全部無になるおそれがありますので、その辺をはっきりさせてから、 この議案を取り扱っていただきたいということです。 〇議長(板垣一徳君) 滝沢武司議員にお聞きしますが、滝沢武司議員の今のいわゆる修正ですね、 これに賛同できる動議として認めていいですか。           〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、動議として受けとめまして、ただいまから議運の委員会を開会をさせ ていただきます。   議運の委員の皆さん、議長室へひとつご苦労でもお願いします。   では、全員の皆さんには11時10分まで休憩します。           午前10時48分  休 憩                                                        午前11時21分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   それでは、議会運営委員長から議会運営委員会の内容について説明願います。 〇議会運営委員長(大滝久志君) それでは、議会運営委員会を開きまして、協議をいたしました結 果、請願と違い、議員発議の場合、賛成者となるについて法的にも村上市の会議規則としても何の問 題もないということ、そしてまた、委員会においても過半数を超えることがないので、何ら問題がな いと思うことから、総務文教常任委員会に付託するということで話をいたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ご質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕                                              日程第4 議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正につ いてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明を願います。   尾形修平君。           〔2番 尾形修平君登壇〕 〇2番(尾形修平君) それでは、議員発議第18号の提案理由について述べさせていただきます。   現行村上市においては、条例第56号第2条に基づき、1億5,000万以上の工事または製造の請負 契約は、議会に付さなければならないとしておりますが、当該契約の金額を変更する際にもこの条例 が適用されております。しかし、現状では、市の発注物件はほとんどが1億5,000万円以下の工事で あり、そのほぼすべての工事で変更契約が行われております。工事の規模にもよりますが、中には1, 000万を超える変更契約も行われております。   第2回定例会においては、工事の変更が生じた時点で工事を中断し、臨時議会にかけるだとか、 行政と業者が癒着しているのではないかなどなど、乱暴な意見が出たことに愕然といたしました。契 約内容の大幅な変更、例えば目的、構造、仕様、規模等の場合は、従来どおり議会の議決を必要とす ることは当然ですが、わずかの変更の場合でも議会の議決を経なければならないことに疑問を感じて おります。理事者側の事務の簡素化、効率化を促進させることと、議会と行政の信頼関係を固く信じ、 また県内他市の状況も踏まえ、改正の提案を行うものであります。県内他市の状況につきましては、 皆さんのお手元に資料として配らせていただいております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。   総文に委員会付託されますので、委員会の中でいろいろこれから喧々囂々になるのでしょうけれ ども、私委員会ではないものですから、少しご質問させていただきたいのですが、条例改正を、議員 が発議で改正する場合、私が思うに、例えば住民生活にこの条例では支障があるとか、もしくは市民 の皆さんの環境について、この条例では今の時代に適さないのではないか、もしくは条例がもう何十 年も前のその当時の条例であって、今の時代にはそぐわないので、よくこの条例を見直してみると、 議員から発議をして条例改正をするべきではないかという条例改正でしたらわかるのですが、私この 条例改正の提案は、逆に議員側からではなくて、請願として業者側から、軽微な追加工事について入 札案件であっても、ぜひ議会の付託なしで市長即決の案件にしていただきたい、そのことによって工 事も円滑に進むのだというようなことで、業者側もしくは行政側からこの条例改正を提案してくると いうことで議会に付託されるのでしたらわかるのですが、議会側からこの条例改正を提案してきてい るというのは、どこに利点があるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 議会側の利点としては、多分ないと思います。ただ、理事者側の事務の簡素 化等を支援するのも議員の仕事ではないかというふうに私は考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 我々は、行政の方々の仕事をしやすいがために議員として選ばれているわけ ではないと思うのです。例えば行政の仕事のチェックであるとか、市民の住民生活の向上、もしくは 安全安心のために、行政がやってくれることに関して議会としてはどうなのだということを議決して いくのが議会なわけです。今の発議者の答弁ですと、議会側があくまで仕事の簡素化、仕事がやりや すいようにと言っていますが、それだけで、例えばそれが2,000万のやつを1,000万にしたりとか、そ の金額だけの問題の話ではないのではないですか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今定例会にもです、議案の170号、山北支所庁舎の建設工事の変更契約が18 万ぐらいの減額ということで提案されておりますけれども、業者としてみれば、夏にできた工事の残 金です、この変更契約が議会で承認されなければ、その残金、億の金ですよね、それをいただけない わけです。そういうものに関して、わずかなものに関しては、私は市長の専決であってもいいのでは ないかという意味も含めております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 専決処分の中に損害賠償50万円以下、それが専決で、50万以上になりますと 議会に付託されないといけない。4月にお湯を運ぶ車のタンクローリーが事故を起こして、それにつ いても損害賠償の保険が六十数万でしたので、議会の議決得るまでに、いわゆる保険の執行ができな い。事故は4月5日でしたけれども、実際に執行されたのは9月の定例会以降になってしまうと、そ ういう案件はありました。工事の請負というのは、あくまでも税金を使うわけであります。我々も政 務活動費につきましても、1円から領収書を添付して、市民の皆さんに公開するということをやって います。やはり市民の皆さんからしてみれば、どういった工事で、どういったことをやられて、追加 にしたって、本当に適当な追加なのか、それともどういった追加なのかということを審議するのは、 私は議会の役目であろうかというふうに感じますが、その辺はいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今本間議員言われるのは、私も感じるところでありますけれども、平成23年 度の一般競争入札における契約件数が、私が調べた範囲でありますと268件ありました。そのうちの 変更契約が行われた件数が264件、まるっきりの変更なしというものが4件しかございません。議会 に出てくる1億5,000万以上の工事というのが、年間で言えば2本か3本、その2本か3本のわずか の工事の変更に関して、議会での議論の内容を聞いていると、そこまで市民が議員に対して求めてい るかなというようなところが多く感じられましたので、提案しました。この残りの264件に関しても、 議員の皆様がどれほど承知しているのかというのを、逆に私は伺いたいと思います。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまです。伺います。   そこで伺いますが、この賛成者の中を見ますと、高志会、鷲ヶ巣会、清流会、市政クラブの会派 長が賛成者になっております。それで、この案件の扱いのときに、自分たちは勉強会したのだという ようなことをおっしゃいましたが、いつ、どんな形で勉強会をされたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 勉強会の日にちは覚えておりませんけれども、私が個人的に感じたことを会 派でお話しして、会派長とも話した結果、では今度勉強会があるときに、その旨の発言をしてみたら ということでさせていただいた経緯でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そこで伺いますが、今までの議会の中での議論が、市民がそういうことを求 めているだろうかみたいなちょっと答弁ございましたよね。金額の問題ではないと思うのです。9月 議会でしたでしょうか、山北支所の変更、金額的には確かに少なかったのですが、その議論の中でい ろんな問題が浮き彫りになりました。つまりそういうことが議会の大事な役目だと思うのです。金額 が小さいから専決緩和すればいいなんていう問題ではなくて、議会は金額にかかわらず、行政に関す る仕事をしてもらう業者との関係の中で、本当にきちんと仕事がされているのかどうか、そしてそう いうことを議会でしっかりとチェックするというのが大事なことだと思うのです。そこで、議会で議 論することによっていろんな問題が浮き彫りになるのだということについては、議員の立場で提案者 はどのようにお考えなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今ほど相馬議員がおっしゃられた、9月の定例会で浮き彫りになったという ことはどういうことなのでしょうか、私としては感じていないのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) あえて時間とって悪いから、詳しい中身は言うまいと思ったのですけれども、 逆にそういう形で聞かれましたので申し上げますが、現在工事をしているところが、解体工事をした ら、地下からいろんなのが出てきたと。それで、それには運搬賃もかかるからという増額でありまし た、金額的には確かに大きい金額ではないにしても。しかし、いろいろと調べたり、議論の中でわか らないこともありましたけれども、調査の結果、当時何十年前に建てた業者が、今現在山北支所の建 て替えをしている業者だと。つまり旧の山北町役場をつくった業者が地下に埋め込んだものを、今回 もその業者が入札をして工事をしているという、つまり自分の会社がした仕事を自分がするからと増 額になるというのは、一般的にはおかしい、業界で言えばおかしなことだと思うのです。そんな形で、 とにかく想像以上にいろんなものががらがら、がらがら地下から出てきたということで増額になった わけです。そういうことも金額が小さければ、専決の緩和になったとすれば、そういうことが全然明 らかにならないわけです。そんなことで、とにかく議会としては、行政の仕事を、税金ですのでチェ ックすると。そして、議員の発議というのは、決して行政の仕事を簡素化にしようなんていうもので はない、逆にチェックをするべきだと思うのです。   それで、最後に申し上げますが、この賛成者の中に監査委員の佐藤重陽議員の名前を賛成者とし て載っております。監査の人がこういうところに名前を出すというのもどういうものかなと、その点 では何も考えないで、高志会として出されたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) そのとおりです。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。勇気ある発議、ご苦労さまでございます。   1つ、私はこの議案には悪いと思っておりません。専決であろうと何であろうと、最終的に議会 で審査するということは、決に設けてありますので、それはそれでいいと思います。恐らく尾形議員 が議員になる前にいろいろと仕事をなさっていて、いろんな不都合の中で、言われるほどそういうも のではないということで出してきたのもわかります。   1つだけ、私ちょっと疑問に感じるところが1つ。これは、本来であれば、先ほど前者の議員さ ん言っていたように、理事者側のサイトの問題なのです、大きくは。と考えると、これ議員の発議で なったとしても、市長が、いやそういったことは、私は思いません。議会の議員さん悪いのだけれど も、もう一度審査をお願いすると差し戻されたら、今度4分の3以上の議決がないと、それは受け入 れられないのです。これは、そういうことになっているのです。ですから、以前にも住民投票条例と かと議会で議決したことあるのです。ぎりぎり過半数取って議決された。しかし、当時の市長さんが、 それは住民投票する気ないからあれだと、する気あるかないかなのです、最終的に詰まるところは。 ということは、この議案に関してみれば、市長は相談しましたか、いわゆるこの議案を出そうと思う が、市長通った場合は受け入れていただけますかという相談を事前に市長となさいましたか、これ大 事なことなのです。議会で慎重審議しても、最終的に市長の手元に来たときに、市長がいや、議会さ ん悪いけれども、この条文は市民にいろんなことを言われると悪いし、悪いけれども、これは今まで どおりにしてくれないかと差し戻したら、4分の3以上の賛成がなければだめ、当然。何を言いたい か、市長ときちんと話し合いながらやりましたか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 市長とは特段お話をさせていただいておりません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) できれば、こういった議案を、特に理事者側に触れるところ、いわゆる触れ るところというか、理事者側が本来提案するべきようなところの場合は、尾形議員が、発議者の議員 が所属している常任委員会、あるいは同じ会派の所属している常任委員会等で一度もんでいただいて、 そして常任委員長を通して議長、市長と対談していただいて、そしてそういうのであれば、議会から 発議ということであればありがたい話だと、あるいはそういうのであれば、理事者側から上げようと、 こういったプロセスを踏まないと、非常に事が乱暴な言い方になってくると。こういうことは、本当 に乱暴だなと思いますけれども、もしかして理事者側が議会に操ってやらせたのではないかと、とん でもない話だと、そんなことはないのにと、こういうふうに言われる場合があるのです。変な話、理 事者側の市長さんが、議会の友好会派みたいなところになげうってやってくれと、なんていうありも しないようなことを言われる可能性もあるわけです。だから、私はそのプロセスは慎重にやっていた だきたいなと。この議案そのものには、私は反対するものではございませんが、その辺いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 私も議員になって初めての議案提出ということもありまして、先ほど前段で 大分皆さんにご迷惑かけたこともありますし、今姫路議員からおっしゃられたことも、今後の活動に 関しましては生かしていきたいというふうに思っております。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 質疑終結します。   ただいま議題となっております議員発議第18号については、議案付託表のとおり、会議規則の規 定によって総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 報第21号 専決処分の報告について 報第22号 専決処分の報告について      報第23号 専決処分の報告について      報第24号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、報第21号から報第24号までの4議案は、いずれも専決処分の報告 についてであります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第21号から報第24号までの4件についてご 報告申し上げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況については記載のとおりであります。   報第21号は、平成24年8月23日、市職員が泉町地内にある市所有地内の木の枝払い作業を行って いた際、切り落とした枝が隣接する泉町区の祭り屋台収蔵庫の屋根に当たり、かわらを損傷させたも のであります。   報第22号は、平成24年6月1日、市道九日市牧目線の九日市地内で、道路舗装面上のひび割れた 箇所に自転車の後輪が挟まったため転倒し、受傷したものであります。   報第23号は、平成24年4月5日、国道7号の塩野町地内で、温泉配湯車が国道7号から県道荒沢 塩野町線に右折で進入しようとしたところ、国道の対向車線を走行してきた相手方が運転する車両と 衝突し、反動で衝突した車両が県道から国道に出るため停車していた第三者の車両に衝突し、第三者 及び相手方が運転する車両を損傷し、相手方が頸椎捻挫を受傷したものであります。   報第24号は、平成24年10月11日、市道布部高南線の布部地内で、相手方車両が市道を走行中、対 向車とすれ違うため左側に寄ったところ、側溝のふたがずれ落ち、タイヤが側溝に落ち、助手席の前 後輪をパンクしたものであります。いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。   これまでもその都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて公用車の運転、道 路施設の安全確保、作業に当たっての安全確認について、細心の注意を払って業務に当たるよう指示 したところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。伺います。   まず最初に、市長に伺います。今回もこういう形で損害賠償専決処分のご報告がございました。 次の議会にはないようにと、きっと祈るような思いだと思うのですけれども、今回も金額の大小にか かわらず、こういう案件が報告されたのですが、市長の率直なお気持ちを、まずお聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 決してこういうような事故があってはならないということは、私も十分に承 知しております。しかしながら、この広い市の面積、市の職員の数等をかんがみたときに、ゼロとま ではいかなくても、この程度で済んでよかったとは申し上げませんけれども、極力最小限に食いとめ るというようなことで努力をしているつもりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   以前、総務課長に各課の合併になってからのこういう損害賠償の件数と金額とを書き出していた だきました。そして、当然それは当たり前のことだと思うのですけれども、それの扱い、そして職員 にとにかく十分注意をするというか、それぞれの都市整備課でしたら、各支所の建設課ですか、産業 建設課を通じて、常日ごろやっぱりきちんと住民の安全にために点検を怠らないというようなことに 対しての各課の集計の扱い、そしてそれをどう生かしていくかという点で、各支所あるいは関係する 課に対しての指導というのでしょうか、対応はどのようにされたのでしょうか。総務課長でもいいで すし、副市長でもいいです。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの件でありますけれども、この集計書を各課の課長、そして 支所にもいろいろ情報を提出させていただきました。その中で、各課の中で事故防止対策等しっかり とやっていくようにという指示を私からさせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 当然議場で、本当にこういう形で注意、あるいは私どもが厳しい言葉で行政 に求めるわけです。そうしますと、この議場の場では各支所長、課長の皆さんは、受けとめていらっ しゃるのだと思うのですけれども、戻られてから、自分の課の職員に対して徹底して、実はきょう議 場でこういう指摘があったと、自分の課としては今まで何件、そして金額的にはこのぐらいの今まで 損害賠償の案件の対象になっているがみたいな形で、それぞれの皆さんがどれだけ職員の関係する部 下に対して徹底しているかどうか、そこがされていないのではないかと私は思うのです。その点では、 市長です、金額の大小にかかわらず、本当に大きいけがではありませんよ。しかし、もしものことが あって、それが本当に、例えば一生障害持つような件になったらといった場合は、金額が少ないなん ていうことで済まされないわけです。ですから、ここで私のこの話を聞いている課長の皆さん、支所 長の皆さんが、それぞれの部署に戻ったときに、どれだけしっかりと職員に、部下に対して訓示とい いますか、指導、常日ごろの職員としての心構えをどれだけ徹底しているかということが、私はそこ まで、そこがルーズになっているのではないか、そこが優し過ぎるのではないかと思うのです。その 点で市長、どうされるおつもりですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 決してルーズになっておりません。私から命を受けて、副市長が支所に出向 いたり、あるいは各課に行って、今おっしゃったようなことを申し上げまして、徹底した交通安全に 努めていただきたいというようなことを申し上げているわけでございます。しかしながら、不可抗力 というのもあります。そういう観点から、先ほど申し上げましたように、この広い行政範囲内、ある いは職員の数等をかんがみながら、私たちはゼロを目指していきたい、そのように考えております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 報第22号かな、自転車は後輪がひび割れに挟まってという部分なのですが、 これは賠償理由のところを見ていますと、相手方も本件は、「市道の管理が十分できなかったため発 生したものであり」と、ここまず一つ置いておいて、その次に、相手方も自転車を車道の中央寄りに 走行していたことから、その過失割合を市が90%、相手方が10%として、いわゆる治療費等の賠償を 支払ったと。これは、私思うのですが、この自転車乗っていて、例えばお年を召した人とか、よく転 んだりする場合あるわけです。その部分というのが、どういうふうにして確認をとれたのかなのです、 どういうふうにして確認をとれたのか。これ自分で自転車乗っていてばんと転んだのですよね、違う のですか、これ説明していただきたいのですが、そういうことでよろしいですよね。自分で自転車乗 っていて、道路の真ん中ころ、中央寄りのところにひび割れがあって、そこに後輪をどんとなったが ゆえにばんと自分で転んでけがしたと、こういうことでよろしいですよね、解釈は。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) この道路の幅員がそんなに広いところではございませんけれども、 大体道路の3分の2というのですか、3分の1ぐらいのところの中央というよりも、中央と一番外側 の、そのまた中間あたりというのでしょうか、そこら辺にたまたまひび割れが入っていたということ でございます。そこに自転車の後輪が挟まったというふうに聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、村上市の道路を見てみると、ひび割れというのは結構ありますよ。恐 らく自転車も、転ぼうと思って乗っている人はいませんけれども、これ私、この人には大変申しわけ ないですけれども、もしかして今後どんどん、どんどんこういう事例が出てくるのは非常に怖いとい うか、わからないわけです、どこで転んだなんていったって。その瞬間を、その目で、その写真で、 その現場に警察官もいたわけではないでしょう、変な話。それは、保険屋さんとの協議の結果、市と の話し合いになっているのでしょうけれども、この辺のところがちょっと私は理解ができないのです が、どんなものなのですか、そこら辺は。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ご案内のとおり、非常に高齢化社会になりまして、お年寄りが自転車に乗っ ている場合も非常に多くなってきているというようなことで、まともな道路に乗っていてもちょっと 危ないなと、車後ろからも見ているとふらふら、ふらふらして乗っているなというようなことがたま たま見受けられます。今おっしゃったように、そういうような状態のときに、ちょっとした輪ぶれ、 あるいはひび割れにも対応できないというようなことではないのかなと、そのように考えていかなけ ればならないのではないかなと。そういう観点からいっても、やはりひび割れが道路にあって、そこ に自転車のタイヤがはまったと、そして転倒したという事実がありますので、それはいたし方ない、 市の道路管理に問題があったということで話し合いをしたということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 以前にうちのお袋が、今自転車乗らなくなったのですが、実をいうと同じパ ターンで側溝にはまって転んだのですよ。今でも左足のところが傷ついているのです。それで、自転 車乗れなくなって、歩きもちょっとやばいような状態です、前に。そんなおまえさんが乗っていて転 んで、しようがないべ、そういう市民もいっぱいいると思うのです。今度これがどんどん、どんどん 上がり始めたらどうなるのだろうと、非常に心配なところなのです。道路のひび割れに自転車の後輪 がはまって転んで損害賠償、このパターンが非常に私は、何か先のことを考えると怖い。その方には 申しわけないですけれども、今こうやって議案として、私は賛成しますけれども、これには。一応そ ういうところもしっかりと行政として、その辺のところも弁護士含め、考えておいたほうがよろしい のかなと思いますが、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今先ほど申し上げたように、非常に高齢化社会になって、おっしゃったよう に自転車に乗る方、あるいはバイクに乗る方、あるいは歩行していてもおぼつかないというような 方々が非常に多くなってきていると。そのような中で、こういう案件がこれからふえる可能性がある ということで、私どもも認識いたしております。そうしたときに、やはり話するときに、相手方と十 分に市の責任等について話をする必要があるというようなことで、ただ、ただ妥協するということで はないと、そのように考えて、そういうような対応をこれからとっていく必要があると、そのように 認識をいたしております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これいい機会なので、いい機会というか、大変失礼ですけれども、この議案 を教訓に、先のこともよくよく考えて向かっていってもらいたいなと、こういうふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時57分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第165号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第165号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについ てを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第165号は、人権擁護委員の推薦につき議 会の意見を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、小島正人氏につきましては、平成25年6月30 日をもって任期満了となります。つきましては、議第165号でお示しのとおり、小島正人氏を適任と 考え、引き続き人権擁護委員に推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決をいたします。   これから議第165号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第165号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第7 議第166号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第166号 専決処分の承認を求めることについてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第166号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成24年度村上市一般会計について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分 を行いましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。   本案は、村上市一般会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出それぞれ4,160万円を追加し、 総額を311億2,030万円としたいものであります。   補正の内容は、12月16日執行の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要する経費で あります。歳入は、第15款県支出金で選挙費委託金として4,160万円を追加いたしました。歳出は、 第2款総務費で選挙費用として歳入と同額の4,160万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議第166号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第166号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第8 議第167号 村上市生涯学習推進センター条例制定について      議第168号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関             する条例の一部を改正する条例制定について         〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第167号及び議第168号の2議案を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第167号及び議第168号の2議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第167号は、村上市生涯学習推進センター条例の制定についてであります。村上市生 涯学習推進センターにつきましては、予定どおり12月25日で工期を終え、来年2月ころをめどに備品 等の搬入や、村上地区公民館の移転作業を行い、3月上旬には市民の皆様へ利用していただきたいと 考え、条例制定を提案するものであります。   次に、議第168号は、村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例についてであります。本案は、現在県費負担となっている村上市理科教育セン ター嘱託非常勤専任所員の人件費が、平成25年度より市町村の負担となりますが、引き続き同セン ターに非常勤職員として専任職員を配置したいので、新たに項目を加えるものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。  〇5番(本間清人君) 議第167号の生涯学習推進センターの条例についてちょっとご質問させてい ただきたいのですが、以前私も公党に所属しておりまして、その党名等で公の施設を借りる場合には、 政治活動等にはお貸しできないという返答をいただいたのです。クリエート村上とか、例えば選挙の ときの期間中は、個人立会演説会で選挙管理委員会が特別にその会場を認めて個人演説会をさせます が、そのほかのときには政治活動に関しては一切貸さないということがうたわれているのですけれど も、今回の条例の使用制限の中には、そういった文言が全く入ってこない。ということは、何人足り ともその施設は利用していいということの解釈でよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 確かに市の公共施設、議員おっしゃるとおり特定の政党等の政治活 動等にはお貸ししていないと。ただ、個人の政治活動の報告会とかです、そういう部分での、いわゆ る公職選挙法に抵触しない活動であれば、今公民館ですとか、あるいは体育館ですとか、そういう部 分は使用させております。他の条例はちょっと全部持ってきておりませんが、生涯学習推進センター においてもそういった部分での取り扱いになるというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) それで、他の施設ちょっと調べてみたのですけれども、私断られたのは、隣 にありますクリエートなのです。でも、クリエートのこの今生涯学習センターの出している条例と同 じ文章なのです。ところが、勤労青少年ホームの条例の文言は、ちゃんとそのことがうたわれている のです、利用制限の中に。その利用制限の第9条の(5)なのですけれども、政治的もしくは宗教的 活動をしたとき、またはそのおそれがあるとき、いわゆる利用の許可を受けたものであっても、各号 のいずれかに該当すると認めたときはホームの利用を拒み、または使用書を無効とすることができる という、そういう条例文がちゃんと勤労者青年ホームはうたってあるのです。だから、貸せないと言 われても、この条文でうたっているから貸せないでいいのですが、私が拒まれたクリエートも、この 生涯学習センターも、こういう条文が文言に入ってこないということは、私の政治活動であれ、公党 であれ、貸すことはできるという条文になっているわけです。だから、この条文で我々が拒否される ことはおかしいわけです。青少年ホームでこの条文がうたわれているので拒否されることは納得いき ますが、条文のない施設に関して、そういうことを拒否されるのはちょっと私はおかしいのではない かなということを質問しているのです。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) ただいまのご質問でございますけれども、生涯学習センターの条例の設 置、第1条に「市民の生涯学習の振興に資するため」というような文言がございます。議員おっしゃ られるように、政治活動の中での市民の生涯活動の振興に資するということが認められれば使用は可 能かと思いますけれども、大きな目的として、このようなことでうたわれておりますので、この目的 に沿った形のものであれば使用できるというふうに解すことができるかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、何で勤労者青少年ホームだけは、そういう5番目の文言に、政 治活動及び宗教活動の使用を制限しているのですか、同じ公の施設で。そういうのであれば、条文も 同じ条文にして、勤労者、我々だって勤労者の青年活動している政治家だっているわけですよ。であ れば、統一するなり、例えばこの青少年のほうが間違っているのなら削除するなり、もしくはこの条 文にそれをつけ加えるなり、その必要があるのではないですか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 非常に難しい問題でありますが、人には集会の自由あるいは思想、信条の 自由、そして教育といえども政治教育に関係するようなことについては、やはり勉強させなければな らないというようなことがあるわけであります。それで、本間議員が、要するに市民に、我が党はこ ういうことでもって勉強会をして、私たちの考え方を知ってもらいたいのだというようなことで公の ことでやることについては、私はいいのではないかなと、こういうふうに考えるところであります。 ただ、政党の利害関係、そういうふうなことでもって自分の政党に人を引き込む、そういうふうな活 動においては利害が関係してくるわけでありますので、そういう集会はできないと考えられます。要 するに自分たちの考え方を一般的に広めていくという、そういうことについては政治教育の、あるい は宗教でも同じでありますが、一般的な教養を広めていくのだという、そういう考え方に立てば、私 は貸してもいいのではないかと、こういうふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) では、これで終わりますけれども、何か納得いかないのです。そうしたら、 勤労者青年ホームの文言とかもこれから考えてもらわないと、すみません。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 2点ほどお伺いします。   今ほど前の方の質疑の中でご答弁として、信条の自由というか、それは憲法でも保障されている わけですけれども、それで何々団体とか、政党を引き込むような活動内容では困る、あるいは布教活 動する内容では困るということで、例えば何々党の団体の名前で、村上の活性化について話し合いす るとか、勉強するとかと、そうした場合に、その申請団体が何々のところであっても、あるいは何々 教とか何々団体であっても、それは内容さえそういう内容でなければいいという解釈でいいのでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 一般的に自分たちの考えを知ってもらうという、そういう立場に立てばよ いのではないかと思うのだけれども、自分たちのところに引き込むとか、自分たちの党に入れるため だとか、そうなってくるというと利害関係が生じてくると、そういうことで、利害関係が含まれるこ とにおいては問題があるのではないかと、こういうことなのであります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 3回までいいのですよね。   例えば具体的に、瀬波羽黒神社の役員会をクリエートでやりたいとか、あるいは生涯学習セン ターでやりたいというような申請については、どんな形になるでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) その辺で、どういったケースになるかあれですが、政教分離という 部分がありますので、いわゆるある特定の政党のための利用になるとか、あるいは一宗教の宗教活動 に当たるとかいった、ケースによって利用できる、できないが決定されるのではないかというふうに 思っています。あくまでも教育長先ほどお話ししたのは、いわゆる個人として宗教あるいは信条、そ ういったものは自由だけれども、公の施設を使う場合にはある程度の制限があるというふうなことを おっしゃったのだと思います。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) その点は、ぶつからないようにということでわかりました。   もう一点お聞きします。公民館から移動して、古い今の公民館を、何か前で発表したことあった でしょうか、活用方法なんか考えていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今の村上地区公民館につきましては、将来的に老朽化が非常に進ん でいるということで、その代替施設で生涯学習推進センターを建設するわけですので、近い将来取り 壊しをすると。それ以降につきましては、今庁舎周辺の整備検討委員会、これを立ち上げて協議して いくというふうな予定であります。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初にです、業務ということで第3条に(1)から3まで載っております。そこで、お伺い いたしますが、以前どなたかの質問で、今現在朝日支所に教育委員会本体がありますが、不便さは感 じるけれども、新しく今建設中の生涯学習センターに教育委員会を移転というのですか、移すことは 考えていないと、たしか教育長答弁されておりました。設計の段階でも、公民館機能を移すと、公民 館が古くなったので、その中身をより充実させながら、公民館をまず新しく建て直して、より幅広い 生涯学習の拠点にするのだというような答弁だったような気がするのですが、その点では私が言った ようなことと変わりはないのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 新しい生涯学習センターができ、そして教育情報センターと一体となった 生涯学習のゾーンができるというようなことから、生涯学習を推進するには今後どうあればよいのか と、村上市民から喜んでもらえるような、どこでも、いつでも学習できるような、そういうふうな生 涯学習を進めていくにはどうすればいいのかというようなことで、生涯学習センターが新しくできた という、その時点からやはり考えなければならないのではないかというふうなことで、この議会の総 務文教常任委員会のときに、そのことについて説明をし、そして今後のあり方について詳しく述べて いきたいと、このように考えているところであります。それゆえに、総務文教常任委員会あるいはこ の議会が終わった後で、そのようなことにつきまして協議会がありますので、皆さんにお諮りしたい と、このように思っているところであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) では、教育長にお伺いいたしますが、今の私の質問で、若干変更を検討して いるという受けとめ方でよろしいか、多分今は申し上げられませんがという受けとめ方でよろしいの でしょうか。ちょっとはっきりしない答弁だったので、これは1問目というふうに受けとめていただ きたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 新しい考え方で進んでいくということで、変更を考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 2つ目の質問をさせていただきます。   ここに、村上市生涯学習推進センター条例という形で載っております。建設の名称は、生涯学習 センターという形で建設されておりました。それで、当初の予算では、名称は募集ということだった ような気がするのですが、「村上市生涯学習推進センター」という長々しいこの名前の、この条例で こういう形に出してきた経緯は、どういう経緯の中からなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 当初議会のほうに説明した段階では、愛称については公募するとい うふうなお話をさせていただいておりました。正式名称につきましては、今度できる生涯学習推進セ ンターが新たな生涯学習の推進、そして市民の皆様のいわゆる教育、みずからの教育をする、あるい は学習する、そういった部分も総合的に支援すると、それを推進していくのだというふうな意味合い から、「生涯学習推進センター」というふうな名前を教育委員会の内部で検討して、つけさせていた だきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 「推進」という言葉が必要なかったのではないかと、私なりの感想です。 「推進」というのは、まだまだ少ない、これからもっと広げる意味も、そういうような意味で、「推 進」という言葉は、あえてここにつける必要がなかったのではないかと、個人的な感想をまず述べて、 3つ目の質問をさせていただきます。   この条例をつくるに当たって、どこかの市の条例を参考にされたのでしょうか。そして、そこが 公民館機能移転という、場所というか、そういう条件が、同じようなところを参考にしたのでしょう か、そこをお聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) この条例をつくる段階では、他市町村の類似するような施設、これ も参考にしましたが、特に私ども今の公民館条例、この機能が移転するということですので、今の村 上公民館条例、これをある意味踏襲するという形をとりました。加えて市内の同じような公民館、情 報センターとの整合性はこれからになると思いますが、山北の山北会館ですとか、あるいはほかの文 化会館ですとか、そういった部分の条例とのすり合わせもして、作成いたしました。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第167号及び議第168号の2議案については、議案付託表のとお り会議規則の規定によって総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第9 議第169号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する             条例制定について                     〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第169号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部 を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第169号は、村上市常勤の特別職職員の給 与に関する条例の一部を改正する条例制定についてであります。   本案は、さきの市議会定例会並びに議会全員協議会等で説明させていただきましたとおり、市営 蒲萄スキー場の運営におきまして不適切な事務処理事案が判明し、議案撤回に至るなど、議員各位を はじめ、市民並びに関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけすることになりました。市長とし て、改めて皆様に深くおわびを申し上げる次第であります。市としましては、今回の事案を単に担当 部署のみの問題ととらえることなく、市役所組織全体としてとらえなければならない重要な事案であ ると強く認識しているところであり、本庁及び支所の全課長級に対し訓示を行い、その問題を部下職 員と共有し、二度とこのような問題が発生することのないよう厳しく注意喚起を行ったところであり ます。   つきましては、本事案に係る市長、副市長としての職責にかんがみ、私と副市長の給料について、 平成25年1月より3カ月間、それぞれ10%の減額を提案するものであります。   以上、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、3カ月、10%ということですけれども、この辺の 数字、どういうところから出てきたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全国のいろいろな事案等を勘案し、また過去における事案等も勘案しながら、 総合的に3カ月が妥当だということで判断をいたしたところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) これは、どこかにかけることなく、自分たちの判断だったということでよろ しいでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然庁舎内に懲戒審査委員会がありますので、懲戒審査委員会に諮問をして したということでございます。あくまでも職員の内部のあれですので、よそから委員をお願いしたと かということではないということであります。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 副市長にも伺いますけれども、自分たちがこの辺の数字でいいのかという部 分についてお伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 多い少ないにつきましては、個人の見解がありますので、いろんな事 例があると思うのですけれども、私と市長としては、今回の事案をかんがみて、これが妥当だという ことで皆さんにお諮りをしているところであります。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   懲戒審査委員会に諮問した、この3カ月の10%減で諮問したということでありますが、その諮問 する金額をせめて1年ぐらいしようかと、今回は大いに反省しているというような気持ちは、市長と 副市長にはなかったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど諮問委員会と言いましたけれども、正式な諮問委員会ではなくて、私 どもがみずから決めて、こういうことでお願いするというようなことでありますので、誤解がないよ うにしていただきたいと思っております。1年したほうがいいということですか。 〇21番(相馬エイ君) そのぐらい。 〇市長(大滝平正君) この10%、3カ月というのは、私は適当な判断だと思って提案させていただ いております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今までの事例等を参考にということでありますけれども、甘いと思うのです、 甘いです。それも10%減ですよね、そして3カ月ですよ。たしか今までもありましたよね、いろんな 職員の不祥事があった段階で、たしかこういう形になりました。しかし、今回はもっともっと行政の トップ、そして副という立場から、私はもっともっと厳しい自分たちに処罰というのか、処分をご自 分みずから出していただきたかった、そこで今の質問を聞いたのです。そこで、委員会の中では、市 長と副市長から出されたこの数字で妥当と判断されたのでしょうか、甘いと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 委員会と言いますけれども、先ほどちょっと私、舌が足りなくてあれですけ れども、私たちはこうしますと、職員はこうしますということで、その委員の皆さんには報告したと いうことでございます。何回も言いますけれども、私どもは妥当な考えでこれを提案しているという ことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 部下の課長たちが議論するわけですから、この数字で低いなんて言えるわけ ないと思います。副市長と市長、みずからが出してきた数字でありますので、それを受けとめるとい う立場なのだろうと思うのですけれども、私は3つ目の質問として、当然それは認めますけれども、 10%減、3カ月という、自分たちみずからかけたこの数字というのでしょうか、処分の仕方に関して は、今までのいろんな職員の不祥事が合併後、何回ありましたか。そのことを深くお二人が反省する ならば、たった10%、3カ月で済むものではないと。そこは、こういう段階で終わっているから繰り 返されるのです。やっぱりもっともっと今回のことを真剣に受けとめるならば、もっと厳しい処分を するべきだったと再度申し上げて、答弁要りません、質疑終わります。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 反問権お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん、基本条例にうたわれた反問権わかりますか。 〇21番(相馬エイ君) そうですか、はい。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私どもがいろいろ考慮して、私と副市長、職員よりも重い、それは管理上の 責任者ということでさせていただきました。10分の1、3カ月というお願いをしているわけでござい ますが、相馬議員のおっしゃる意図、それとどういう理由で相馬議員は何カ月をさせたいのか、それ をお聞かせいただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 私がそれを決める委員会の委員でもございませんし、今急にここで何カ月が よろしいのでしょうかと質問されても、それは軽過ぎるということは質疑いたしましたけれども、で はこれにしなさいという、私はその権利がございませんので、それは申し上げられません。ただし、 今まで何回もこういう場面が出てきたと。そして、今回初めてではない。合併になれば、職員の資質 向上、そして専門職が充実されると、合併の協議会の中では何回も行政側から報告されました。しか し、資質の向上どころか、不祥事だけが相次いで、そして職員の専門性の向上、専門の職員の採用が 充実されて、質の高い村上市になる、逆ではありませんか。それはさておいて、私は3カ月では短い、 せめて1年ぐらいしようというような気持ちはお二人は持たなかったのかという点で指摘させていた だきました。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そうすると、相馬さんの意見は、私どもは10%を1年間やれということとと らえてよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 1年がいいのか、半年がいいのかわかりませんけれども、とにかく3カ月で は、本当に今までの数々の不祥事を責任者として甘いのではないかと私は申し上げました。不満足で すか、こういう質疑を議場でされたということで。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私にも反問権という権利がありますので、行使をさせていただいて…… 〇21番(相馬エイ君) 何回でしたか。 〇市長(大滝平正君) 反問権は何回ということはないのではないですか。 〇21番(相馬エイ君) ああ、そうですか、どうぞ。 〇市長(大滝平正君) だから、相馬さんはどういう意図で、どういう理由で、私どもに何カ月どう しろというのか、はっきりとお答えをいただきたいと、そういうことです。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) だから、今私がここで質疑したからって、それを私が決められる権利がある のですか。言ったところで、それを改善されるわけではないでしょう、即決で決まるのですよ。決ま るのですよ、決まるのに、私が甘いのではないかと言ったけれども、何カ月がいいのですかなんて言 ったって、ではそれが審議にされる対象になるわけではないですか、違いますか、議長。 〇議長(板垣一徳君) 質問は、相馬エイさんに、10カ月という根拠、あるいは10カ月であればいい のかということを市長は聞いているのではないかと思いますけれども。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) だから、3カ月では甘過ぎたのではないかなと言っただけです。ですけれど も、反問権を使って市長が私に言ったって、私がでは諮問されているわけでもありませんし、一個人 が何々するべきだったという、数字は出せませんよ。だって、これから即決で決まるのでしょう、と にかく3カ月という、今回出されたものは甘過ぎると思いますということを私は質疑したのです。だ から、市長がそういうことを私に言われても、とにかくもっともっと期間を長くするべきではないか、 そのことが今回のこの不祥事を真剣に受けとめているという姿勢になるでしょうと指摘したのです。 今までの事例にかんがみということですから、今まで10%減の3カ月で来ていたわけです。 〇議長(板垣一徳君) 議長で採決するわけではございませんけれども、どうも反問権にも私から見 れば値をしないような点もありますので、相馬議員さんには質問が3問で終わりましたので、自席へ 帰ってください。 〇21番(相馬エイ君) 終わったから席に戻ったのに、市長の反問権ということで、議長、あなたが 許したのではありませんか。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私も何か反問権返されると悪いから、慎重に質疑しますけれども、昨年も 12月定例会、たしか6日だったと思うのですけれども、そのときには議案撤回2件、そして荒川での ゴルフ場の窃盗容疑ですか、それが重なったために、市長は10%、2カ月、みずから定例会のときに そういうことでしたいということを言われました。そして、その後、相馬エイさんはそういうことを 言いたいのではないかなと私は推測して質疑するのですけれども、ことしの1月2日に飲酒運転が出 まして、そしてことしの3月、4月に今のスキー場のいろいろな問題が、前課長と現課長の間にあり ました。そしてまた、この一連の問題で議案撤回、そしていろいろな不祥事がそれに関連してありま した。その中で、相馬議員は前回の1年前は2カ月の10%だから、1カ月ふやすだけでは、それでい いのかというような形で質疑したのではないかというふうに推測します。   私は、それはやっぱり市長もう少しというようなことを言うと、また問題がありますので言いま せんけれども、そのときも、昨年の12月6日の定例会初日のときも、「職員に対し注意喚起します」 と同じことを言ったような気がします。この1年間、また同じようなことを市長が言わなければだめ だ、副市長も同じような処分を受けるということは、非常に断腸の思いだと思いますが、この1年間 組織、職員に対して本当に取り組んだ姿勢というのがあったのでしたら、それについて教えていただ きたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も申し上げておりますように、職員に対しましては、会議等を通じて、 管理職はもちろんでございますけれども、管理職を通じてモチベーションを高めなさい、そして資質 の向上に努めなさい、世間から公務員として何だかんだ言われるようなことのないようにしていただ きたい、自分の職務を全うしていただきたい、そういうことは事あるごとに注意喚起を促していると いうことであります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 注意喚起して、起きなければ一番いいのですが、実際起きてしまってから ということで、取り返しのつかないことになるのですが、私が一番言いたいのは、もし職員の中で何 か問題を抱えて、まだある可能性もあるということを踏まえて、市長とか副市長は、処分の対象にし ないから、もう全部洗いざらいに、今まで何かもし問題が起きたらというようなことで、そういうよ うなことを職員の皆さんに問いかけて、何か文章にでも出させたとかといういきさつというのは、こ の1年間でありましたか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今おっしゃっていることは、職員が何か潜在的に問題を持っている可能性が あるから、それを表に出すようにと、そういうふうに処分しないから、そういうふうにしたほうがい いかということですか。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今の1問になるのですか、もう一回いいですか。 〇議長(板垣一徳君) はい。 〇17番(長谷川 孝君) そうではなくて、実際今回の事例を見ますと、やはり問題が出てきてから いろいろ騒ぐのではなくて、もしあったらと言っているのです、私は。大阪府知事の時代にやられた ようなことで、もしあったら大変なわけですから、そういうようなことが起きないように、事前に対 応できるような対応をしたかどうかということを聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 最近の職員というのはドライでございまして、非常に部署で仕事をしていて も、自分で抱え込む、人と相談しない、そういうような職員が多々あるというようなことでございま して、そういうことのないように、管理職はしっかりと職員を把握して、職員の行動等、職務はもち ろんでございますが、把握するようにということは何度も伝えてあります。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 終わりますけれども、本当にあってはならないことをたびたび重なるわけ にはいきませんので、ぜひこれから市長、副市長はじめ、きちんと市の職員が余りにも萎縮しないよ うに、合併していろんな職員が入り混じった中で、何とかうまく職員が生き生きできるような環境を つくらなければだめなのはもちろんですけれども、間違いがあれば、やっぱり市民のために一生懸命 にやろうとしている市の職員の全員が、1人や2人のために迷惑になるような、そういうようなこと があってはならないと思いますので、これからも一生懸命に職員の指導に当たっていただきたいとい うふうに思います。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 副市長にお聞きします。   先ほど3問だったので質問できなかったのですけれども、今回は職員の不祥事、そして蒲萄ス キー場の不祥事で、減俸10%、3カ月ということで決められました。先ほど副市長の答弁の中に、今 回の入札ミスは、私の誤りですと自分で認めました。業者にも多大なる迷惑かかっているわけです。 副市長の答弁でいくと、多分これから業者と話し合いしてどういう結果になるか、それに基づいて処 分決めましたなんていうことを言うと思うのですが、今回人のことではなくて、自分のことなのです。 そういった意味から、その辺も人的ミス、ご自分の今回やった行動についてはどのように考えている のですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今回の事案につきましては、あくまでも私の記載ミスということで、 事務的なミスであります。そのために多大な業者等に迷惑をかけたということは、素直におわびを申 し上げたいと思っています。その先については、今後市長といろいろ相談をしながら、どうあるべき か、それの判断をさせていただきたいと思っています。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 何度もくどいこと言うようですけれども、そのことについては議会にきちっ とやはり説明してください。そして、やはり業者の中でも、11社ある中から間違った数字を当ててく るということは、副市長が談合しているのではないかと言われても仕方がない事例だと私は思ってい るのです。そのことをきちっと説明して、そして自分の責任もみずからとるべきだと私は思いますが、 その辺もどうですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今いろいろ調査中でありますし、その業者ともいろいろお話、協議を している中であります。その結果が出た段階で、皆さんに報告をさせていただきたいと思っておりま す。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第169号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第169号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第170号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締              結について                             議第171号 下越清掃センター組合規約の変更について               議第172号 下越清掃センター組合の解散について                 議第173号 下越清掃センター組合の解散に伴う財産処分について    〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第170号から議第173号までの4議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第170号から議第173号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第170号は、山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結について であります。本工事に関する契約については、平成23年12月22日、第4回定例会において議決をいた だき、工事に着手したものでありますが、その後解体工事、外構工事など各工事における仕様等に変 更が生じ、本年6月の第2回定例会において変更契約の議決をいただき、これまで鋭意工事を進めて きたところであります。   今回の変更内容につきましては、既設庁舎本館の解体に伴い、廃材処分量の数量等の変更を行う ことが主なものでありますが、あわせて本工事の精算見込みを行ったことによりまして、最終的には 工事請負金額を18万1,650円減額するものであります。   次に、議第171号から議第173号の3議案につきましては、関連がありますので一括して提案理由 のご説明を申し上げます。下越清掃センター組合については、当市、新発田市、胎内市及び関川村の 3市1村で構成し、し尿処理施設の維持管理等の共同処理を行ってきたものでありますが、平成25年 3月31日をもって解散することといたしました。このたび同組合の解散するための手続として、地方 自治法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。   議第171号は、解散後の同組合の事務は、胎内市が承継する内容であります。   議第172号では、平成25年3月31日限りで同組合を解散、議案第173号では、解散した際の財産処 分について、すべて胎内市に帰属させるというものでございます。   なお、同組合を構成する3市1村において、各市村の12月定例会に議案を提案し、議決をいただ いた後、同組合が新潟県知事に解散の申請を行い、許可を受けるものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第170号から議第173号までの4議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会にそれぞれ付託をいたします。                                              日程第11 議第174号 下越障害福祉事務組合規約の変更について         〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第174号 下越障害福祉事務組合規約の変更についてを議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第174号は、下越障害福祉事務組合規約の変 更について、提案理由の説明を申し上げます。   本案は、地域社会における共生の実現に向けて、新たな障害保健福祉政策を講ずるために、関係 法律の整備に関する法律が公布されたことに伴い、障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生 活を総合的に支援するための法律へと名称が改められたとともに、内容の一部に改正がありました。 このようなことから、同組合規約の共同処理事務の規定等を変更するものであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) これ即決なので、ちょっとお聞きしたいのですが、この障害者自立支援法と いう、その法律そのもの自体の名称が変わったということではなくて、その中身のこれに該当する部 分の法律がこういうふうに文言が変わったということでの理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) このたびの改正で、障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生活 を総合的に支援するための法律に名称が変更になったということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、障害者自立支援法という法律そのもの自体の名称は、もうこの 世からなくなったというか、もうそれはないということですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) これは、平成25年4月1日から名称が変更になるということになります ので、これまでの障害者自立支援法というのは変わるということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今市長の答弁の中で、内容も若干変更が生じたということで、その内容につ いてはないわけですが、どういった内容が変わられたのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 下越障害福祉事務組合の規約の中に、列記しております障害者自立支援 法というのが、今申し上げた名称に変わるというふうなことと、それからもう一つは、やはり1項の 中で、障害者自立支援法がこの法に変更するということで、内容に一部変更を生じたということでご ざいます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員会付託はございませんので、即決なので聞きますけれども、1割負担の 10%補助というのは、今もやられていますか、この法律の中で生きていますか。1割負担ですよね、 障害者自立支援法の中での利用する側は1割負担、それを村上市は10%補助していると思うのですが、 それしていますか、一緒ですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) ご本人の負担は1割負担ということで、法律に明記されておりますので、 そのとおりに実施しておるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 村上市は補助していますか、していないですか。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 補助はしておりません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それ引き継いで補助していくはずなのですが、利用者、障害者が利用すると きは、自立支援法の中で1割の負担を求められるわけです。その1割を負担する中での10%は、市が 補助出そうということで、合併後も引き続きやっているはずなのですが、違うのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 大変失礼いたしました。本人からの負担は1割負担ということで、その 残りは市の負担ということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) いや、違うのですよ、ちょっと答弁が違うのですよ。1割負担しているので すよ、本人は、事業所を使うときとか何とかというのは全部。でも、その1割負担をしているのです が、その1割負担というのは余りにも障害者に対してちょっと大きいので、その10%を村上市として 補助しましょうと、その負担した額の。例えば本人が1万円負担すれば、1,000円を補助しようとい うことでやってきていたはずなのですが、それやめたのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) いえ、この障害者自立支援法が施行になった段階で、ご本人から負担を していただくのは1割負担ということでありますが、ただその中で、該当者の中で市民税が例えば非 課税世帯であるとか、そういう方がおられますので、その方々には免除という形ではなっております けれども、原則は個人から徴収させていただくのは1割負担ということでございます。 〇16番(姫路 敏君) 何か答弁が違うのです。ないのだったなんて、おれ相馬エイさんに聞いてい るのではないので、理事者の方に聞いているので、10%を負担するでしょう、その負担が重いから、 市として10%の負担をするというのを合併前に決まったのですよ、決めてやってきた。それは、合併 と同時になくなったのかね、そこまで私ちょっと踏み込んでいなかったので、それはないのですか。 わかりますか、言っている意味。市長、わかりますか、言っている意味。それないのだったら、ない と言ってくれればいいし、何か答弁が違うのです。 〇市長(大滝平正君) 要するに、法律で1割負担が義務づけられたと、それの1割負担をしなけれ ばならないけれども、市はそれを、1割負担を市がやっているかということなのでしょう。 〇16番(姫路 敏君) 違う、違うのです。   障害者自立支援法の中で、10%は障害者が負担する、当たり前ですね、どこの全国組織でやって も、これはみんなそれでやっているわけなのですが、その1割負担が重いので、その中の、例えば新 潟市であれば、たしか負担した額の25%を戻してあげようと、障害者に。ということのために、ここ の後ろにいる佐藤重陽議員が発議者になって、私が賛同者になって、旧村上市時代は10%の補助を完 成したのです。そして、市長さんがオッケー出してやった。それは合併前から引き継いでいるはずな のですが、それがいつの間にかなくなったということでいいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 1割負担の助成という考え方ですよね、それは実施しておりません。 〇16番(姫路 敏君) では、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第174号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第174号は原案のとおり可決されました。   午後2時20分まで休憩をいたします。           午後 2時03分  休 憩                                                        午後 2時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第12 議第175号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正す              る条例制定について                         議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を              改正する条例制定について                      議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第181号 村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技              術管理者の資格基準に関する条例制定について             議第182号 村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例制              定について                             議第183号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について          議第184号 村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定について        議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について         〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第175号から議第185号までの11議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第175号から議第185号までの11議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第175号は、村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例制定 についてであります。本案は、議第174号同様、障害者自立支援法が障害者の日常生活及び社会生活 を総合的に支援するための法律に名称が改められ、内容についての一部改正があったことによるもの であります。このため本条例の関係条文を改め、平成25年4月1日より施行するものであります。   次に、議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制 定についてであります。本案は、条例で定めている一般廃棄物処理手数料のし尿処理手数料、いわゆ るし尿くみ取り手数料について、現行の18リットル当たり120円を150円に改正するものであります。 本件については、合併後の調整項目となっていたものであります。現在村上地区が委託方式、ほかの 地区は許可方式となっているし尿の収集形態、そして地区ごとに異なるし尿処理手数料の2項目につ いては、し尿収集の委託化への移行時に料金の統一化を図るとしておりました。このため、これまで 市内の4収集業者と協議を重ねてきた結果、し尿の収集形態については全域委託化とし、し尿収集委 託料については、平成25年度より18リットル当たり税込み231円で実施することで調整がなされたと ころであります。これを受け、近隣市のし尿処理手数料や市の財政負担などを総合的に考慮し、改定 させていただくものであります。   次に、議第177号から議第180号の4議案については、ともに指定管理に係るものでありますので、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。これらの議案は、平成25年度から指定しようとする10施 設に係る指定管理者の指定についてであります。指定については、公募による村上火葬場無相院及び 山北火葬場が4年間、新たに指定管理を行おうとする上海府デイサービスが3年間の指定期間であり ます。そのほか公募によらない施設として、デイサービスセンター7施設が4年間の指定期間であり ます。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   次に、議第181号は、村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資 格基準に関する条例制定であります。本案は、地域の自主性を高めるための改革の推進を図るための 法律の整備に関する法律により、水道法の一部が改正されたことに伴い、水道布設工事監督者及び水 道技術管理者の配置基準及び資格基準を整備するものであります。   次に、議第182号は、村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例についてであり ます。本案は、平成25年度から村上市勤労者総合福祉センターの2階研修室の一般利用を停止すると ともに、2階第2会議室の半面利用を可能にすることに伴い、料金を改正しようとするものでありま す。これは、村上地区公民館の廃止に伴い、同公民館に所在する村上地域老人クラブ連合会の事務室 について、勤労者総合福祉センター2階研修室を使用してもらうとともに、2階第2会議室について、 利用目的や規模に沿った活用を可能にするため、料金を改正するものであります。   次に、議第183号は、村上市下水道条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 地域の自主性及び自立性を高める改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、第2次一括 法が平成23年8月30日に公布され、これに伴い下水道法が改正をされております。この改正に伴い、 これまで下水道法施行令で定められていた公共下水道の排水施設及び処理施設の構造の基準並びに終 末処理場の維持管理の基準については、それぞれ政令で定められている基準を参酌して条例で定める ことになりました。これを受け、本市における公共下水道の排水施設及び処理施設の構造の基準並び に終末処理場の維持管理の基準を規定するものであります。   次に、議第184号は、村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、議第183号と同様に、地域の自主性及び自立性を高める改革の推進を図るための関係法律の整 備に関する法律が平成23年8月30日に公布されたことにより、下水道法が改正され、これまで下水道 法施行令で定められていた都市下水路の構造及び維持管理については、それぞれ政令で定められてい る基準により条例で定めることとなったことを受け、本市における都市下水路の構造及び維持管理の 基準を規定するものであります。   次に、議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、平成25年度 から指定しようとする上助渕コミュニティセンターに係る指定管理者の指定についてであります。指 定については、公募によらず指定しようとするものであり、新たに指定管理を行おうとするもので、 指定期間は5年であります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第175号から議第185号までの11議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会にそれぞれ付託をいたします。                                              日程第13 議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)      〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第186号について、提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、村上市一般会計補正予算(第7号)であります。歳入歳出予算の総額に2億1,410万円 を追加し、予算の規模を313億3,440万円にしようとするものであります。   歳入ついて、主な項目を申し上げます。第15款県支出金では、障害者自立支援給付費負担金をは じめとして、7,110万3,000円を追加いたしました。   第19款繰越金では、前年度繰越金として1億4,117万7,000円を追加いたしました。   次に、歳出でありますが、全款にわたり人事異動による人件費の調整を行いましたので、それ以 外の主な要因について申し上げます。第2款総務費では、生活交通確保対策事業をはじめとして1億 1,267万9,000円を追加し、第3款民生費では、障害者自立支援特別対策事業経費及び国民健康保険特 別会計繰出金などの増加に伴い、1億1,305万3,000円を追加いたしました。   第6款農林水産業費では、農業体質強化基盤整備促進事業補助金をはじめ、6,435万3,000円を追 加いたしました。   第7款商工費では、蒲萄スキー場の休止に伴う調整をはじめとして、款全体では2,390万1,000円 減額いたしました。   第8款土木費では、幹線道路整備事業経費をはじめとして、3,832万3,000円を減額し、第9款消 防費では、ドクターヘリ離着陸場の舗装工事など1,252万1,000円追加いたしました。   第10款教育費では、パソコンリース料契約確定をはじめとして、2,178万円減額いたしました。   第2表、債務負担行為補正は、山北支所庁舎宿日直業務委託料をはじめとして、各種委託料及び 各施設指定管理料の追加でございます。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願いを申し上げ ます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   ページ37、38、商工費の観光費のところの中に、観光振興一般経費の中に「出張なんでも鑑定団 in村上」開催負担金80万と載っております。先月の鮭魂祭の段階で15人しか申し込みがなかったと、 あの時点で。それで、100人の申し込みがないと公開番組が取り消されるというようなこともあるの だというようなことで、先月末まで関係者のご努力がされたようですが、今回村上市としても協力と いうことで負担金が上がっていますが、最終的に先月末何件の応募があったかというようなことはつ かんでいますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 107件の応募があったと聞いております。 〇21番(相馬エイ君) わかりました。では、関係者が必死で、約20日間ぐらいの間に相当努力をさ れたということと受けとめます。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 確認の意味ですけれども、52ページの一般職のところの給与等についてなの ですが、補正後736人という人数で、手当と給与とございまして、これ幾らなのか、46億ぐらいにな るのですか、割ると給与の平均が、職員さんの給与の平均は626万円という数字が出てくるのですけ れども、計算私間違っていますか、626万円ですか、職員給与の平均は。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今議員おっしゃられたとおりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうですか、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題になっております議第186号については、予算付託表のとおり会議規則の規定によ って各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第14 議第187号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)       議第188号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)       議第189号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議第190号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)                                議第191号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第192号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              3号)                               議第193号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第194号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)       議第195号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第196号 平成24年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)   〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第187号から議第196号までの10議案は、いずれも平成24年度各 特別会計の補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第187号から議第196号までの10議案につい て、提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第187号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ1,490万円を追加し、予算規模を3億3,470万円にしようとするものであります。   歳入では、第4款繰入金で、一般会計繰入金として836万9,000円を、第5款繰越金で372万円追 加いたしました。また、第6款諸収入では、光伝送路等貸付料として86万2,000円を、道路改良工事 費等施設工事補償料として194万9,000円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第1款総務費の一般管理費で、人事異動に伴う人件費の調整分として96万3,000円を 減額いたしました。また、施設管理費では、山北、朝日及び神林地区の施設維持管理経費について、 それぞれ追加いたしました。この内容といたしましては、山北地区では、告知端末の修繕、電柱等の 移設に伴う幹線ケーブルの移設及び引き込み設備、視聴移設等に要する経費として698万7,000円を追 加いたしました。朝日地区では、告知端末の修繕料、光伝送路設備及び宅内引き込み整備の修繕など 562万8,000円を追加いたしました。神林地区では、電柱等の移設と市道桃川牧目線改良工事に伴う幹 線ケーブルの移設に要する経費など、349万8,000円を追加いたしました。また、光伝送路ケーブルの 点検について、3地区とも目視による点検を予定していましたが、行わないことにいたしましたので、 合わせて57万4,000円を減額いたしました。   次に、議第188号は村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額をそれぞれ1,220万円を減額し、予算の規模を1,600万円といたしました。   補正予算の主なものは、歳入では第1款売上金を2万3,000円減額し、第2款使用料及び手数料 を800万円、第3款繰入金を473万9,000円それぞれ減額いたしました。第4款繰越金を168万1,000円 追加し、第5款諸収入を111万9,000円減額いたしました。   歳出では、第1款総務費のうち一般管理費を1,220万円減額しようとするものであります。   次に、議第189号は村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ1億1,290万円を追加し、予算の規模を79億5,970万円にしようとするものでありま す。   補正の主な内容は、歳入では第5款療養給付費等交付金において、平成23年度精算交付により3, 654万9,000円追加し、第10款繰入金では、財政安定化支援事業繰入額の確定などにより一般会計から の繰入金を4,284万2,000円追加いたしました。同じく第11款繰越金において、平成23年度国民健康保 険特別会計の決算による繰越額の一部として、3,350万9,000円追加しました。   歳出では、第1款総務費において人件費などの補正として168万1,000円減額し、第2款保険料給 付費では、一般被保険者の高額療養費が支出増となる見込みにより1,712万円追加しました。第11款 諸支出金では、平成23年度国庫支出金の実績報告により精算返還金が必要となったことにより、償還 金を9,633万6,000円追加しました。   次に、議第190号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ830万円減額し、予算の規模を6億3,370万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金で830万円を減額し、歳出では職員の異動による人件 費の調整として、第1款総務費で826万1,000円を減額いたしました。   次に、議第191号は村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ1,130万円を減額し、予算の規模を69億1,110万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、人件費の調整に伴うもので、歳入では第4款国庫支出金、県支出金ほかで58 万1,000円を、第8款繰入金では1,071万9,000円をそれぞれ減額いたしました。   歳出では、第1款総務費では1,049万9,000円を、第3款地域支援事業費では80万1,000円をそれ ぞれ減額いたしました。   次に、議第192号は村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ230万円を追加し、予算の規模を5,830万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第1款サービス収入では、介護予防サービス計画費収入に50万円を、 第2款繰入金では一般会計繰入金に180万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第2款サービス事業費では、上海府デイサービスセンター運営事業経費の光熱水費及 び浴室、トイレの改修工事等のため230万円を追加いたしました。   次に、議第193号は村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ3億5,280万円を減額し、予算の規模を49億9,410万円にしようとするとともに、債 務負担行為及び地方債の補正を行いました。   補正の主な理由は、国の交付金事業の事業費確定によるものであります。   歳入では、社会資本整備総合交付金額の確定による事業費の縮小に伴いまして、第3款国庫支出 金を1億9,809万円減額して、7億3,941万円といたしました。また、第6款諸収入では、水道管等の 同時埋設に伴う受託事業収入等2,517万1,000円を減額して3,204万6,000円とし、第7款市債について も、下水道事業債を1億2,950万円減額し、14億5,750万円といたしております。   次に、歳出の主なものについてでありますが、第1款下水道費では、1項の下水道管理費で人事 異動等による職員人件費374万円と、処理場など下水道施設の修繕費500万円、電気料等の光熱水費50 0万円を追加し、委託料では、契約実績により242万9,000円を減額いたしました。2項の下水道施設 建設費では、交付金事業の事業費の縮小に伴い、事業箇所及び規模の見直しを行い、設計調査等の委 託料を6,304万円、工事請負費3億1,600万円をそれぞれ減額し、補償金については、組み替えにより 2,100万円追加いたしました。また、人事異動等による職員人件費232万円を減額いたしました。   第2款公債費では、償還利子の確定による375万1,000円減額いたしました。   第2表の債務負担行為の補正については、平成25年度の汚泥収集運搬及び処理の委託業務の業者 選定を本年度中に行うため、債務負担行為の設定を行うもので、第3表の地方債の補正については、 下水道事業債の限度額の変更であります。   次に、議第194号は村上市集落排水事業特別会計の補正予算(第2号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ1,270万円を減額し、予算の規模を10億3,580万円としようとするものでありま す。   補正の主な内容でありますが、歳入では4款繰入金で、一般会計からの繰入金を363万2,000円減 額し、5款繰越金では、前年度からの繰越金を303万2,000円追加いたしました。また、6款諸収入の 3項雑入では、事業の精算見込みから移設補償金を1,210万円減額いたしました。   次に、歳出でありますが、第1款集落排水費では、1項の集落排水管理費で人事異動等による職 員人件費を1,263万8,000円減額いたしました。また、処理場など施設の維持的な工事を実施するため、 修繕費407万4,000円と、工事請負費600万円をそれぞれ追加するとともに、今後の支出見込みから電 気料300万円を追加いたしました。2項の集落排水建設費では、下水道管等の移設に伴う補償工事に ついて、市道の改良工事で事業内容の変更がありましたので、委託料600万円と工事請負費600万円減 額いたしました。第2款公債費では、償還利子の確定により103万8,000円減額いたしました。   次に、議第195号は村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ230万円を追加し、予算の規模を7億7,360万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第5款繰越金230万円を追加いたしました。   歳出では、第1款総務費で一般管理経費の水質検査手数料134万5,000円を減額し、人事異動等に 伴う職員人件費44万2,000円、施設維持経費の修繕料137万8,000円を、第2款施設費では、簡易水道 建設改良経費の補償金7万円と、人事異動に伴う職員人件費175万4,000円をそれぞれ追加いたしまし た。   次に、議第196号は村上市上水道事業会計補正予算(第1号)であります。収益的収入及び支出 において、支出では人事異動等に伴う職員人件費900万円を減額し、総額8億6,530万4,000円といた しました。   資本的収入及び支出において、支出では人事異動等による職員人件費25万7,000円を減額し、総 額12億1,401万9,000円とし、6億9,126万円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税 等資本収支調整額3,952万9,000円、当年度分損益勘定保留資金3億5,123万6,000円、減債積立金2億 9,000万円及び建設改良積立金1,049万5,000円で補てんをいたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げま す。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 委員会付託で、ほかの委員会の方も質問すると何か余りよくないかもしれま せんが、23年度まで私も建設企業常任委員会でしたので、それに関連してちょっとご質問したいので すけれども、議第193号の下水道事業、これは国の交付金が増額であればよかったのですが、減額と いう形になって、建設費そのもの自体に3億5,000万の減額という補正になっております。昨年、私 が委員会のときに下水道課長から村上市の今後の下水道の工事計画という表をいただきまして、25年 度、26年度、そういった形でどこまで進んでいくと色分けした区域別の工事計画表みたいなのを私が 委員会のときにいただいたわけですが、こうした減額、工事そのものの建設費に減額という形になっ てきますと、その計画そのもの自体は今後変更する可能性があるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) お答えします。   下水道予算につきましては、これまで私ども国のほうに要望して、補助金でやっている関係で要 望して、ほとんど満額がつくというふうな状況で進んでおりましたけれども、東日本大震災以来、昨 年度は約3割、今年度は約2割ほど削減されております。私どもも限られた予算の中で、荒川地区と 村上地区で事業をする場所を選定して、工事を進めております。村上地区につきましては、ご存じの とおり平成30年までには終わらせるというふうなことでスケジュール組んでおりまして、今後残され た期間の間に、今までの分を補正しながら工事を進めていきたいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、昨年我々委員に配られた計画どおり、というのは私もそこに住 まわれている住民の方から聞かれて、その表を見ながら、この地域には何年後ぐらいに、例えば27年 度の工事着手、供用開始という形になっていますので、そのくらいまでにしか通りませんと。当然下 水道処理場が瀬波ですから、順々に来ているわけですから、当然国道端の上片町あたりは一番遅くな ってくるわけです。だから、今その計画を補正を起こして、昨年度3割減、ことし2割減、そうする と来年度の予算も一応市の計画をもとにした国の国庫予算を立てても、またこういった形で減額とか になってくれば、いわゆる計画からはずれませんかということなのです。そのとおりにやっていかれ るか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) やはり大幅な予算の縮減があれば、施工時期がずれていく可能性があ ります。その際は、改めて整備区域の年次割り等再度見直しして、ご説明するような形を考えてござ います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、例えばその間30年度までに市としてはすべて完成したいと。例 えば財政調整基金を取り崩して、下水道工事の着手を先に進めた場合に、もくろみとしている国庫負 担金が、今交付税としてとりあえず減額になってきますけれども、最終的に30年度まで着工終わると きには、今減額になっている分もすべて満額来るという補償があれば、別に取り崩して工事を先に進 めてもいいわけですよね。例えばその補償とか、その交付金算定額が、30年度までにきちっとおりて くるという確定はないわけですよね。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) 確定はございません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 所管外なのでちょっとお聞きしたいのです、通信関係です。   187号、通信事業特別会計のところなのですが、その10ページのところ、山北地区698万7,000円、 下に今度朝日のほうが562万8,000円、神林が331万4,000円と。6月に私一般質問していますけれども、 IP電話の修繕費、まさにそのものかなということでよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(斎藤甲三君) ただいま補正をお願いしている金額については、当然ながら告知端 末機の修繕経費も含んでおりますので、全額そうではありません。いわゆる幹線ケーブルの移設とか、 電柱等に共架している部分がありますので、そういったものが移設あった場合についての経費という ものも入っておりますし、その中で占める割合が多いのは、ただいま申し上げました告知端末機の修 繕が非常に割合が高いということになります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 昨年度の場合だと1,200万くらい告知端末機、いわゆるIP電話の修繕料に 使われている。ここに来て、すべてそうではないと言いながらも、ほぼそういうところに近い状態の 数字だと思うのですが、今年度終わりぐらいまでの間に、この調子でいくとまた修繕料というのは発 生する可能性も多々あると思うのですが、昨年度に比べてどのぐらい伸びるといったらおかしいです けれども、どれぐらい増加しますか、その金額が。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(斎藤甲三君) ただいま補正をお願いしている金額も含めまして、昨年度は1,170 万ほどの決算でございました。本年24年の状況でございますが、11月末までには既に修繕を終えてい るものが434台ほどでございまして、これが残り4カ月間、12月から3月までにどの程度推移するか ということで検討させていただいて、最終的の見込みといたしましては、3地区で619台、1,800万ほ どの金額になるのではないかということで、約630万ほどの増額になりそうだという見通しを立てて おります。これは、全体の告知端末機8,588台の約7%が24年度に修繕が見込まれる数ということで、 金額で申し上げますと1,840万近くになるのではないかというふうに……           〔「17%」と呼ぶ者あり〕 〇政策推進課長(斎藤甲三君) 7%、619台の見込みでございます。金額で申し上げますと、1,840 万程度ということで、昨年対比で約660万ほどの増ということで見込んでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私、これ所管外なものですから、所管外だと委員会で2回ぐらいしか質問で きない状態で、以前は一般質問しましたけれども、市長、これはどんどんふえていきますよね、今の ままの形で行けば。1,170万去年です、ことしはプラス1,840万、さあ来年になったらどうなるのでし ょうか。2,500万、3,000万と毎年これ単費ですよ、単費。村上市の皆さんからの血税そのものです、 充てているのは。これはやっぱり、6月に一般質問しましたけれども、早目にその形をちょっと考え ないと、一方では年間5万円、10万円の補助金を減らしながらやっているボランティア団体もたくさ んあります。そういうところを考えてみれば、いち早くこれを解決するようにやってもらいたい。ど うですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この件に関しましては、今機械が改良されておりまして、それを新しく取り 替えるというような今計画をつくりたいなと思っておりまして、何らかの機会に議員の皆さんにお示 しをしていきたいと、そのように考えております。壊れない機器にしていきたいとと。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 3回以上になるのであれですけれども、機械交換したところで何も変わらな いです。あり方そのものを考えないと、そういうことで担当課長もよろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第187号から議第196号までの10議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、6日、7日、10日及び11日は本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集 ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 2時58分  散 会