平成24年村上市議会第4回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号                                     平成24年12月19日(水曜日) 午前10時開議                      第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正について         第 3  議第167号 村上市生涯学習推進センター条例制定について                  議第168号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第170号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結について  第 4  議第171号 下越清掃センター組合規約の変更について                    議第172号 下越清掃センター組合の解散について                      議第173号 下越清掃センター組合の解散に伴う財産処分について               議第175号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例             制定について                                 議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 5  議第181号 村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資 格基準に関する条例制定について                        議第182号 村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定について       議第183号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について               議第184号 村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定について             議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 6  議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)        議第187号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)        議第188号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第189号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        議第190号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議第191号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)         議第192号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)        議第193号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第194号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)        議第195号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第196号 平成24年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)   第 7  議第197号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制             定について                             第 8  議第198号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第8号)            第 9  議員発議第19号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について            議員発議第20号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について           議員発議第21号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定               について                            第10  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長                   建   部   昌   文   君        補佐        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は26名です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、21番、相馬エイさんを指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正について 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正につ いてを議題といたします。   本件は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) おはようございます。ただいま上程されております議員発議 第18号について、その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   去る12月12日午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、教育長、担当課長及び担 当職員、議会事務局長出席のもと総務文教常任委員会を開会いたしました。   初めに、議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正についてを議題とし、提出 者に議案の説明を求めた後、審査に入りました。   委員より、議員は行政に対するチェック機関を果たす役割なので、これまで審査された契約変更 の議案についてはやらなくて済むという結果になるのですか、それでよいと思っているのかとの質疑 に、昨年の実績で、268件の一般競争入札で、そのうち変更のあったものは264件、変更のなかったも のが4件、その中で1,000万円の変更あったものが2件ありました。1億5,000万円を境にして、一円 でも多ければ議会に諮り、一円でも少ないと議会に諮らなくともよい。ほぼ全てが現状議会に諮らな くてもよい工事であります。その中で議員の目に届く物件が2件か3件であります。その二、三件の ものを審議することは確かに重要です。しかし、それ以外のものに関しては行政に任せているという ことです。このたび提案しているのは、県内他市の状況を見て、5%ということで提示しております ので、5%ぐらいであればわずかな変更の中に入るのではないかと提案させていただきましたとの答 弁でした。   委員より、これまで変更契約の議案でいろいろな問題が討議されています。この実態から考える と、数だけの問題でなく、内容の問題は大きいと思いますが、提案のあった方向でいかないと議会と してうまくないと判断されている部分はありませんかとの質疑に、議員としてメリットはないと思い ます。業者側からの立場になりますと契約変更が議会で承認されないと半年間も精算金をいただけま せん。関係する業者の支払いにも影響してきますとの答弁でした。   また、委員より、議会に諮ることを多くすることはよいことであり、市民にどういうふうに市政 に対する信頼を課しているのかという観点からは考えなかったのかとの質疑に、全てではなく、契約 金額の5%という枠を設けています。変更のあったもの264件の物件で、議員の皆さんがどのぐらい 認識しておられるのか、そのほうが市民に対して説明責任があるのではないかと思います。また、市 民の視点から見ても、議会にそこまで求めているのかと感じておりますとの答弁でした。   以上で審査を終結し、討論を求めましたところ、賛成討論2件、反対討論3件あり、起立採決の 結果、起立多数で議員発議第18号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   なお、委員より少数意見の留保を求められ、出席委員1人以上の賛成がありましたので、これを 少数意見として留保しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。委員番外でもちょっと欠席していたもの ですから、ちょっとお聞きしたいのですが、理事者側のほうの反応というのは委員会の中では何かい ろいろやりとりはございましたか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) いえ、特にございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 特にございませんでしたではなくて、委員長が理事者側に聞いたり、あるい はいわゆるこの条例は議会議員のことの条例ではないですよね。委員にかかわるというよりも。理事 者側のいわゆる専決事項の変更でございますから、つまりが市長が、それを市長にとってみればそれ を受け入れて、ではそういうことであればやっていきましょうよということの方向性が出されている のかどうか、それは私もちょっと初日にその辺質問いたしましたが、それを含めて、そういうやりと りというのは全くなかったということですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) はい、ありません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) やっぱり大事なことは、確かに議員の中で審査していくわけですから、議員 の意見の交換、これも大事でしょうけれども、やっぱりこれはもととなっていくのは、今度は理事者 側の采配の中に入ってくるわけですから、その辺はやっぱり委員長としてもしっかりと聞いておくべ きだと、こういうふうに思いますが、今後そういうことあったときには、含めて理事者側のほうにも 状況を確認していただきたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 今後についてはいろいろと検討させていただきます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第18号を討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、反対意見の表明をいたします。   理由は、専決処分とは、本来議会において議員が議決、裁定すべき事件について特定の場合に地 方公共団体の長、これは市長になりますが、議会にかわって当該事件を処分、決済することですとあ ります。今回の提案は、議会を開くいとまがないときに該当し、本来議会において議員が議決、裁定 すべき事件について特定の場合に地方公共団体の市長が議会にかわって当該処分を決済することの規 定に当たります。住民代表の市長と議会の二元代表制は憲法の規定によるものです。第93条は、日本 国憲法第8章地方自治にあり、地方公共団体の議会、それと長の直接選挙について規定しています。 広範な行政権限を有し、議会に比べ強大な権限を持つ長に対抗していくため、住民自治の原則の観点 から、議員に対してこそ活用が求められるところだと考えます。   今回の提案は、委員会審議の中では業者に迷惑がかかるので改正すべきとする意見と、今までの 金額で支障がない。議会のチェック機能を後退させるものとする少数意見とに分かれました。私は、 住民代表としての議会の権限について重く受けとめる必要があると考えます。議会がその権限をみず からやすやすと手放し、いたずらに市長の権能を強めることについてもっと慎重になる必要があると 考えます。   私は、今回の議会の一般質問で公契約条例の制定を提案しました。この制度を採用している自治 体では、市が発注する公共事業や業務委託事業で実際に働く労働者の賃金を確保させることを規定し ており、指定される賃金は国の最低賃金法に基づいて規定される最低賃金よりも高く設定されている というものです。末端で実際に仕事をする中小建設業者の方や労働者の意見は、単価が安過ぎて赤字 だ、仕事を続けられないという悲鳴です。また、同僚議員の一般質問でも市の委託事業労働者の実情 は結婚できない低賃金等の現状告発がありました。実際に仕事をする中小零細業者や労働者の立場に 立ち、公契約条例の制定こそ今必要なことだと考えます。市長の権限拡大ではなく、議員の提案で可 能な公契約条例の制定が今こそ必要だと考えます。   よって、今回の専決事項の拡大は議会のチェック機能を後退させるものなので反対をいたします。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 次に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されております議員発議第18号 市長の専決事項の指定につい ての一部改正について反対の立場から討論いたします。   この議案は、文字通り市長が専決処分にすることができる事項であります。したがって、議会か ら改正の必要性があるのかが疑問であります。定例会初日にも質疑いたしましたが、市民の皆様にと って大切な事項や利便性が図れるような改正でしたら私も喜んで大賛成でありますが、この事項は業 者と行政の取り決めに対して議会の承認を得ることであります。発議者は、1億5,000万以下の契約 の入札について議員はどれだけ理解しているのかのほうが疑問であると委員会で言っておられました。 私も議員になって、なぜ1億5,000万以上しか上程されないのか、逆に疑問でありました。   現在、地方議会では村上市議会もそうですが、議会基本条例を制定している議会が全国でもふえ ております。それは、市民、行政、議会の役割を明確にするとともに、議員みずから議員としての職 務、立場を確立しようというものです。   また、村上市議会は3、6、9、12月の年4回の定例会ですが、通年議会を目指す議会もふえて おります。そうなれば次の定例会まで上程はできないとか、議会の議決がなければならない案件もも っとスピーディーになるはずです。議会には執行権がありません。理事者側の執行しようとしている ことに対して審議するしかありません。金額うんぬんではなく、今議案は議会から提案する条例改正 ではないように思うのであります。業者側から請願、陳情ならわかりますが、議員が発議するような 条例改正ではないのです。賛成者に4会派の会派長の名前がありますので、その会派の方々は賛成と なるのでしょうが、いま一度議員としての役割を考えていただきたいと思います。本来であれば一円 からでも自分たちのお金ではありません。税金を利用する仕事です。議員が、議会が審議するのは当 たり前のはずです。したがって、この上程されております条例の改正には反対をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 最後に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議員発議第18号 市長の専決事項の指定についての一部改正について反対の 討論をいたします。   地方自治体の契約の性格として、地方自治体が締結する債権契約は市場機構に基づく契約とは異 なり、地域住民の生活と発達を目的とし、その達成の手段として締結されるものです。これらの契約 は、膨大な公金の支出を伴うことから、契約という形態を通じて発生する不公正、腐敗を生み出しま す。そのため、地方自治体の締結するこの契約は、その手続などについて民法など司法的諸原則とは 異なった厳正な公共性の確保が要請されています。したがって、地方自治体の契約に関する規定は地 方自治体の行政組織内部における法的拘束であり、契約締結に当たる公務員の職務上の義務を定める のが目的とされています。そして、法令に違反した契約担当職員はその責任を負い、場合によっては 地方自治法第243条の2によって職員が賠償責任を負うことになります。市長の専決とは、重要さ、 緊急性が求められると市長が判断したものが対象となります。市長の専決が悪用されるということも 考えられます。今までこのような発議はございませんでした。何が変わったから今回緩和する必要が あるというのでしょうか。発議者の説明では不毛の議論があるなどと提案時に説明がございました。 しかし、不毛な議論とは受けとめたのはどの分野のどのような人たちが不毛な議論と受けとめたので しょうか。私は、17年間議員をやってまいりました。建設関係の議員の方もいらっしゃいましたが、 このような形で議員発議をされたことはございませんでした。何で上限1,000万円なのでしょうか。 このことは、今まで申し上げましてきたことは行政や業者を喜ばせる何者でしかありません。行政の 仕事、税金の使い方をチェックする議会には大事な仕事を持っております。業者からの請願、陳情で はなく、議員発議で市長の専決事項の緩和を提出するとは納得できるものではございませんし、なぜ このような形で議員が発議したのか、不思議でなりません。たしか先月でしたでしょうか、友好会派 が担当課を呼んで学習をしたとのことでございます。発議の提案者になっている高志会の尾形修平議 員、そして賛成者は同じく高志会の佐藤重陽議員。佐藤議員は、議会からの選出の監査委員でありま す。まさに行政のしてきた仕事、中身について、そして税金の使い道をチェックする大事な監査役の 立場の任を持っている議員であります。そして、ほかに賛成者は鷹ヶ巣会会派長大滝久志議員、同じ く清流会会派長三田敏秋議員、同じく市政クラブ会派長川村敏晴議員が賛成者となっております。議 員がこのような形で行政や業者を喜ばせるような発議をするということは非常に不安を感じておりま す。人数からいって過半数を友好会派の人たち、議員で占めております。可決は当たり前と当初から 思っていられるかもしれませんが、私はこのような形で議員発議で市長の専決事項を緩和する改正を 提出するということは納得できません。   以上、反対申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議員発議第18号を起立により採決をいたします。   本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議員発議第18号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第3 議第167号 村上市生涯学習推進センター条例制定について             議第168号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関             する条例の一部を改正する条例制定について              議第170号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結             について                         〇議長(板垣一徳君) 日程第3、議第167号、議第168号及び議第170号の3議案を一括して議題と いたします。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第167号、議第168号及び議第 170号の3議案について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その審査の概要 と経過についてご報告申し上げます。   議第167号 村上市生涯学習推進センター条例制定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員より、名称はどのような流れで決めたのかとの質疑に、生涯学習課内部で調整してきました。 その検討の経過では、生涯学習関連団体の方々、社会教育公民館運営審議委員の方々との意見交換を し、教育長の意見も聞きながら、教育委員会で報告し、決定させていただきましたとの答弁でした。   委員より、推進の文言が入ったのはとの質疑に、この生涯学習のセンターが村上市の生涯学習を 推し進めるという、いわゆる推進する意味を込めて推進という文字を加えさせていただきましたとの 答弁でした。   委員より、朝日支所の生涯学習課が移転することですが、事務室が狭くなるのではとの質疑に、 先般総務文教常任委員会の事務調査でも議員の皆さんにごらんいただいたわけですが、狭くないとい うことでありますとの答弁でした。   委員より、管理運営に対する村上地区教育事務所の機能や配置はどのようになるのかとの質疑に、 本日協議会で詳しく説明しますが、現在の教育事務所は教育情報センターのほうへ配置したいと考え ていますとの答弁でした。   委員より、情報センターと生涯学習推進センターの管理、運営についてはとの質疑に、渡り廊下 でつながっておりますが、統括するのは生涯学習推進センターによる管理者になろうかと思いますが、 それぞれ個別に管理する部分も出てくると思いますとの答弁でした。   委員より、教育情報センターでは冷暖房料徴取についての定めはありませんが、均衡上調整すべ きではないですかとの質疑に、教育情報センターの使用料、暖房料の徴取については生涯学習推進セ ンターだけではなくて、市内の公の施設等の使用料規定と若干異なるものがあります。現在調整を図 っているところですとの答弁でした。   また、委員より、教育情報センター、生涯学習推進センターと紛らわしい部分があるので、ネー ミングを通称というか、そういった方向に考えられないものかとの質疑に、7月中旬に愛称の募集を 行う予定となっておりますが、愛称については生涯学習推進センターだけの愛称で、検討委員会では いつの時期に募集したらいいのか検討中との答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第167号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第168号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の 一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、 さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第168号は原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   続いて、議第170号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結についてを 議題とし、山北支所長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、 起立採決の結果、起立多数で議第170号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。ちょっと委員会におりませんでしたので、委員長にお伺いいたし ます。   この生涯学習センターについていろいろ質疑がございましたようですが、当初生涯学習課は間も なくできる施設、生涯学習推進センターには入るという計画はなかったわけですよね。それで、その 段階で設計がつくられたわけですが、急遽ここに来て生涯学習課本体がそこの建物の中に入るという 計画に変更になったということでありますが、職員が入る部屋が、市民が利用されるべき部屋が急遽 生涯学習課が入ることによって、市民が本来使うべき部屋が市の職員の事務室にかわるというような ことはないかと不安を感じているのですが、そういう点での答弁はどのような答弁だったのでしょう か。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私も今ほど答弁したのですが、事務室が狭くなるようなこと はないということで答弁させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 狭くなるようなことはないということになれば、その事務室に職員がぎゅう ぎゅう詰めの中で仕事をするというふうに受けとめます。なぜこのような質問をするかといいますと、 公民館を利用する方たちに図面を見せて、ここはこういう部屋ですよ、ここは市民の皆さんが使える 部屋ですよ、ここは事務室ですよと言って説明をされて、そしてここの団体からの細かい要望を聞い て建設されたのですよ。ですから、もし事務室以外のところで職員が事務をするようなことになりま すと、利用者に対して説明したことと違うことが出てくるのではないかと、もしそのようなことがあ れば市民に対して不誠実な対応だということになるので、心配して聞いているのです。では、事務室 は1つで十分だという答弁があったと受けとめてよろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) この最終日のあれは委員長報告でありまして、委員会で決ま ったこと報告するので、この場で審議するようなあれではないと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ですから、審議の中で事務室には何人入るという答弁があったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 別にそのような何人とかという審査はありませんでした。 〇21番(相馬エイ君) 終わりますが、同僚議員の質問では14人は入るということでありました。14 人以上の職員が移動するようですが、非常に私はそのこと、市民に対して不誠実になるのではないか という不安を持って質疑いたしました。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第167号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第167号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第168号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第168号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第170号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第170号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第171号 下越清掃センター組合規約の変更について               議第172号 下越清掃センター組合の解散について                 議第173号 下越清掃センター組合の解散に伴う財産処分について          議第175号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する             条例制定について                          議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                       議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議第171号から議第173号及び議第175号から議第180号までの9議 案を一括して議題といたします。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) おはようございます。ただいま上程されております議第171 号から議第173号まで及び175号から議第180号までの9議案について、審査の概要と経過についてご 報告申し上げます。   去る12月13日午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、税務課長、市民課長、環 境課長、保健医療課長、介護高齢課長、福祉課長、そして議会事務局長の出席のもと委員会を開催い たしました。   議第171号から議第173号までの3議案を一括議題として、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   委員からは、下越清掃センターについて、ここまでに至るまでどのような審議をしたのですかと の問いに対して、下水道が普及し投入量が減るとのことで、村上も新発田市も自前の施設を持ってい るので、また胎内市もこれから老朽化して更新の時期が来ているのでとの答弁でした。   また、委員からは、関係する住民に対しての説明はするのですかとの問いに対して、値段も変わ らないので説明はしませんとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第171号、 議第172号、議第173号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第175号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例制定につ いて、担当課長から説明を受けた後に質疑に入りました。   委員からは、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の改正によるもので すねとの問いに対して、社会福祉サービスなど障害者を支援するために総合的に支援しているものと 答弁でした。   また、委員から、旧村上市では1割負担をしていたのですが、合併と同時になくなっていますが との問いに対しては、その経過についてはお聞きしていませんとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第175号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第176号 村上市廃棄物の減量化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定に ついて、担当課長から説明を受けた後に質疑に入りました。   委員からは、し尿処理の手数料については、業者と市との考えが随分隔たりがあると思いますが、 また毎年処理量が10%減少してくる。この先の計画についての問いに対しては、合併以降も48回協議 しました。業者としては、年間一定の額を支払いしてほしいという1台当たり幾らという形でこれか ら見直し、効率よく集めてもらいたい。今までは地域が違うので半分しか入っていないことが多かっ た。既に決まった方法で、また地区割をやらないで一本化して、台数や人件費を減らして、定額制を 見いだしたいと思っていますとの答弁でした。   また、委員からは、地区ごとの対象になっている数を教えてくださいとの問いに対して、村上1, 940件、荒川600件、神林414件、朝日520件、山北290件ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第176号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第177号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長から説明を受けた後に 質疑に入りました。   委員からは、点数を公表していますが、何点であったかの問いに対して、一番よかったのが1,15 3点、次に1,014点、次に974点、最後に679点との答弁でした。   また、委員からは、火葬場で仕事をしている職員についての研修はしているのですかとの問いに 対して、サービスの仕事ですので、研修はしていますとの答弁でした。   また、委員からは、旧荒川町は友引でも火葬していたのですが、今はしていないみたいですがと の問いに対して、条例上は友引でも火葬はできるが、指定管理仕様書の中で休日となっていることか ら指定管理者と協議が必要である。との答弁でした。   委員から、アンケートは前からしていたのですかとの問いに対して、指定管理になってからと聞 いていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第177号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第178号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長に議案の説明を求めた後に質 疑に入りました。   委員からは、荒川、村上、山北の火葬場が会津屋1社独占になったわけでありますが、選定委員 の中にはそれに対しての意見はとの問いに対して、今までは仕事をしてきた方からも応募してきまし たが、提案の中で会津屋さんが一番よかった。これからも内容を見ながら見ていきたいとの答弁でし た。   また、委員から、指定管理料が村上と同じような金額はどういうことかとの問いに対して、山形 県の温海地区で23年度まで補助金という形で1世帯2万4,200円ありましたが、24年度からは補助金 が出ておりません。23年度は9割が山北まで来ていました。今後は温海地区からはどんどん減少して、 それを維持するには話を持って指定管理料としていくとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第178号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第179号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長から説明を求めた後に 質疑に入りました。   委員から、公の施設ですが、上海府だけが公募で、今1団体しかなかったとの問いに対して、選 定委員会で協議した結果です。内容についても平均を50点以上クリアすれば認可できるとの要綱を作 成していますとの答弁でした。   委員からは、社会福祉協議会の7つの施設を運営していますが、社会福祉協議会と交渉してきた のですかとの問いに対しては、交渉は一切していませんでしたとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第179号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定について、担当課長に議案の説明を求めた後に質 疑に入りました。   委員からは、施設長は現場で働いてきた人が施設長になっているのですかとの問いに対して、し かし社会福祉協議会の職員ですとの答弁でした。   また、委員からは、社会福祉協議会の事務所が狭くて、職員が周りにいて行きにくい、話しにく い、個人情報など、これから事務所の職場について考えてもらいたいとの問いに対して、本庁にある 事務所について山辺里地区の場所に移動してはとの話もありましたが、区長会の要望として、本庁に 来ることによって用事も連絡も二度手間にならないので本庁に置いてほしい要望がありました。行政 改革の中で考えていきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ反対の討論が1件あり、起立採決の結果、起立多数で 議第180号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第171号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第171号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第172号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第172号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第173号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第173号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第175号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第175号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第176号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第176号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第177号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第177号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第178号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第178号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第179号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第179号は委員長の報告のとおり可決されました。   次に、議第180号を討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されております議第180号 公の施設に係る指定管理者の指定 についてでありますが、反対の立場から討論をいたします。   委員会では賛成多数で可決いたしましたが、私は反対をいたしました。その理由は、議第179号 の議案は公募による指定管理です。しかし、議第180号は公募でないことに疑問を感じます。そもそ も指定管理とは何なのでしょうか。行財政改革の一環として、公の施設を民間の活力などに委ねて、 資金の削減や民間業者に対して新たな可能性を生み出すことだと思います。しかし、近ごろでは長岡 市や他の自治体でも指定管理そのものの見直しが進んでいます。この先、指定管理を廃止して、全て を公に戻す自治体も出てきているようであります。村上市としましても、ただ指定管理に移行するこ とだけでなく、この先のことは指定管理者制度そのものを考えるべきだと思います。   また、このたびの提案では同じデイサービスの施設を1施設だけ公募、残りの7施設は社会福祉 協議会にというのは納得がいきません。まして村上市から多額の補助金をいただいている団体であり ます。会計も内部でどのようにもつくられるように思います。指定管理を受けるに当たっての各業者 や各事業者の提案は非公開、そして終わった後の事業報告や決算は公開です。利益が出れば次の入札 には指定管理料を下げるような指定のやり方では民間業者の活力も何もあったものではありません。 この7つの施設の指定管理料はゼロであります。しかし、議第179号では3年間で2,270万円の指定管 理料が発生しております。何が違うのでしょうか。7施設は十分な利益が見込めるということなので しょうか。その事業計画すら公開できないという理事者の姿勢には賛成できません。公平、平等な運 営ではないように思いますので、この議案に対しては反対いたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これより議第180号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第180号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第181号 村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術             管理者の資格基準に関する条例制定について              議第182号 村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定             について                              議第183号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定について          議第184号 村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定について        議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第181号から議第185号までの5議案を一括して議題といたしま す。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) おはようございます。ただいま上程されております議第181 号から議第185号までの5議案の審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月14日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、担当課長及び担当職員、 議長、議会事務局長出席のもと委員会を開会しました。   初めに、議第181号 村上市水道布設工事監督者の配置及び資格基準並びに水道技術管理者の資 格基準に関する条例制定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、条例化しなければならない理由はとの質疑に、国のほうで地域の自主性及び自立性を 推進するため、地方公共団体に対する義務づけを規定している関係法律を改正することなどを目的と して、第2次一括法を平成23年8月に公布し、同法により水道法の一部が改正されたものとの答弁で した。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第181号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第182号 村上市勤労者総合福祉センター条例の一部を改正する条例制定について、委 員より、半分に仕切ったときに手前側と奥側では状態が違うのですが、この辺の料金の部分は同じと いう判断で、そういうふうにしたのかとの問いに、広さがほぼ同じということで、同額にしましたと の答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第182号は原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第183号 村上市下水道条例の一部を改正する条例制定については、質疑もなく、討論 もなく、起立採決の結果、起立全員で議第183号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第184号 村上市都市下水路条例の一部を改正する条例制定について、さしたる質疑も なく、討論もなく、起立採決の結果、議第184号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について、委員より指定管理料年間20万円 の範囲はどの辺までかの質疑に、雑品類7,000円、燃料費2万9,000円、光熱水費が一番多く25万6,00 0円、修理費1万5,000円、設備費、設備管理費ほか3万1,000円、合計すると33万8,000円、使用料と いうことで利用料金が13万8,000円入り、差し引きしますと20万円になるとの答弁でした。   その他、さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で、議第185号は原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) 委員長、どうもご苦労さまでございます。182号について、ちょっと確認さ せていただきたいのですが、初日私、生涯学習センターの条例とその辺の条例につきまして、今回18 2号の条例改正は、金額とその使用目的についての条例改正なのですが、その条例の条文の中に初日 に質問したように、政治団体、そして宗教団体には使用制限ということで、使用させないというのが 勤労者センターにはうたっていたのです。そのことについて生涯学習センターはどうなのだと言った ら、教育長の答弁は、そういう方々にも使用させるという答弁でした。となると、この生涯学習セン ターが使用させて、でも条文の中ではこの勤労者センターはそういう団体には使用させないという条 文になっています。そのことについては何かご審議ありませんでしたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) そういう話はございませんでした。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第181号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第181号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第182号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第182号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第183号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第183号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第184号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第184号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第185号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第185号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時03分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号)            議第187号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)      議第188号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第189号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議第190号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議第191号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第192号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3             号)                                議第193号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議第194号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議第195号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)      議第196号 平成24年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)  〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第186号から議第196号までの11議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第186号 平成24年度村上市 一般会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管分について及び議第187号 平成24年度村上市情 報通信事業特別会計補正予算(第3号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたし ました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第186号のうち、当委員会所管分、歳入全般について款ごとにそれぞれ担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、消防費県補助金の関係で、ドクターヘリポート建設、これはどこにつくられるのかと の質疑に、朝日方面に向かって若鮎橋を渡ったすぐ左側で、市の土地であります。圃場整備の行った 団地であるとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、続いて歳出に移り、担当課長から款ごとに説明を受けた後、質疑に入 りました。   委員より、消防費について、ドクターヘリ、防災ヘリも含めて、山北地区に今は指定されて非常 の場合の用途はなされていると思いますが、こういう施設そのものを県としてつくるようなことがあ るのかとの質疑に、村上市の管内で臨時のヘリポートは50件あり、今のものをつくると51件になりま す。今回冬場でもおりられるということで、県費で整備するものです。県内で希望が少なければ100 %で、予算が9,000万円です。他市の消防本部でも手を挙げたものですから、今回1カ所ということ です。ほかについては、これからも要望していきたいとの答弁でした。   委員より、冬場の関係で、除雪はどのようにするのかとの質疑に、消雪パイプ、電熱線とありま すが、経費については県で持たないので、市では機械除雪ということで、面積も多くとっています。 新潟から20分でヘリが来るので、優先的に緊急時に間に合うよう、定期的に除雪を行うとの答弁でし た。   委員より、常備消防のところで、落雷関係、これで修復しますかとの質疑に、今ここに2件ほど 落雷で挙がっています。予備費で1件直しているのがあります。これで3件の修繕ですが、これで全 部でありますとの答弁でした。   委員より、教育費で、平林小学校の雨漏りについて、その後の修繕した結果についてはとの質疑 に、文化祭前に完了させるようにとの対応をいたしまして工事を行いました。現在学校側からは追加 の雨漏りについて聞いておりませんので、無事に終わったのではないかと理解しておりますとの答弁 でした。   ほかにさしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第186号のうち、当委員 会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第187号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)について議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、二、三年前につくられたものがどうして年間4,000万円もの修繕費がかかるのか。 年々続いていく現状で、根本的な原因はどのように捉えているのかとの質疑に、修繕費が4,000万円 も超えることになります。そのうち約半分が告知端末機そのものの修繕です。告知端末機については、 耐用年数が5年というふうに言われています。朝日地区がその年度になっているということで、管理 業者といろいろと話し合いをさせていただきました。耐用年数による経年劣化で、特に告知端末機に ついては24時間フル稼働ということで、熱を発する機械となっております。冷却ファンが24時間のも のに耐え得るように5年間になっていない。どうしても途中で交換せざるを得ない。こういうところ が経費のかかる要因となっています。今後は新しいものに切りかえていきたいと思っていますとの答 弁でした。   委員より、現在の状況がよくなるのではなく、むしろ修繕料がだんだんとふえていくのですかと の質疑に、このままの形でいくと額はどんどんふえていきます。これをとめる対応策をいろいろ検討 させていただきました。告知端末機は、市が持たなくてもいいのではないかという考え方をしたわけ であります。レンタル対応するとか、修繕料がかからないように機器も更新していますので、そのも のを早く採用したいと手だてを講じさせていただいております。そのことについては協議会で説明さ せていただきたいとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第187号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告を願います。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 議第186号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第7号) のうち、市民厚生常任委員会所管分について、担当課長に説明を求めた後に質疑に入りました。   委員から、厚生連佐久病院に研修視察に行って、そこと比べると中身の考えが全く違う。村上病 院には輪番制や施設の整備とか、市からの補助金を出して日曜日などは村上総合病院から県立病院に 回される方もあるとのことですが、地域病院として国の補助金などをいただいていますが、村上総合 病院について医院長とお話しされましたかとの問いに対して、医院長も忙しいので、なかなか会えま せんでしたとの答弁でした。   また、委員からは、医療施設等設備費助成についての問いに対して、国が3分の1、県が3分の 1、市は3分の1で、関川村、粟島浦村にもお願いしますとの答弁でした。   委員からは、医療施設はどのような機械で、値段はどのくらいですかの問いに対して、脳波計で、 移動しやすい、性能は高い、デジタルで、医師も使いやすいとのことで、また値段は772万8,000円で すとの答弁でした。   以上で歳入についての質疑を終わり、次に歳出について担当課長に説明を求めた後、質疑に入り ました。   委員からは、税務総務費の普通旅費の徴収機構への派遣は本人の希望かとの問いに対し、本人の 希望ではなく、私どもとして人選して派遣しましたとの答弁をいただきました。   次に、3款について質疑に入りました。委員からは、質疑はありませんでした。   次に、4款について質疑に入りました。委員からは、荒川の停電は一体いつだったかの問いに対 して、村上の無相院の停電は8月ごろでありました。との答弁でした。   委員からは、保育士と同じ臨時の方でクラスを持っている人は何人いるのですかの問いに対して、 一人で担当する30人、複数で担当58人と答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第186 号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第189号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当課長 の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、国保保険料を昨年値上げしましたが、今後大丈夫だかとの問いに対して、今年度そ の中で24年度の状況を見て、25年度以降引き上げしなければならないのか、その検証をしなければな らないとの答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第189 号については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第190号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題として、 担当課長から説明を受けた後に質疑に入りました。   委員から、職員数が1名減となって、本当にこの課ではこれだけで必要なのかと協議して決めた のですかとの問いに対して、来年度予算人件費については12月現在の人数で各課で上げていただいて、 その後適切な配置をしているとのことで答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第190 号について原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第191号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議第として、担当 課長から説明を求めた後に質疑に入りました。   委員からは、家族介護慰労金についての問いに対しては、寝たきり状態で介護認定を受け、1年 間サービスを受けない方の家族にご苦労さまということで、少しでも在宅が長く続くようにというこ とで介護者に支援支給するものですとの答弁でした。   委員からは、1人幾ら支給するのですかの問いに対して、1人年間10万ですとの答弁でした。   委員から、ゆったり塾の利用についてどのような状態にあるのかの問いに対して、週3コースで、 1コース25名、75名の方が利用していますとの答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、全員で議第191号に ついては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第192号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)について、担当課 長から説明を求めた後に質疑に入りました。   委員からは、上海府デイサービスは特殊浴槽がないので、どのような改修なのか問いに対して、 トイレにつきましては手すりの位置が悪い。浴槽が深過ぎるということで、危険性があるとのことで、 改修を行うとの答弁でした。   委員から、もし事故があった場合、責任問題についての問いに対しては、市の保険で対応します との答弁でした。   以上で質疑を終結して、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第192 号には原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 議第186号 村上市一般会計補正予算(第7号)のうち、経 済建設常任委員会所管分についてご報告申し上げます。   第5款労働費については、質疑なく、第6款農林水産業費については、さしたる質疑はございま せんでした。   第7款商工費について、委員よりなんでも鑑定団の開催負担金がありますが、実行委員会での総 額は幾らの開催経費になっているのかの問いに、88万円ですとの答弁でした。   第8款土木費について、委員より幹線道路整備事業経費の減額についてはどこかとの問いに、市 道桃川牧目線の分ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第186号 村上市一般 会計補正予算(第7号)のうち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しま した。   続きまして、議第188号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)について、 委員より一シーズン休んでいるのではなく、予算をつけて、ほかのスキー場を見学研修に行ったらど うかの質疑に、わかぶなスキー場とか胎内スキー場には昨年も行ってきました。今年度も行く予定に していますとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第188号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第193号 村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、委員より村上と荒 川の件だと思いますが、全体面としてどのくらいの整備になりますか。また、何年かかりますかの質 疑に、平成24年の4月現在で、復旧率で村上処理区が64.5%、荒川処理区が86.6%、村上処理区が平 成30年度、荒川処理区が平成25年度を完了目標にしています。水洗化率は、10月現在で67%ですとの 答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第193号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第194号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について、委員 より神林の河内地区の合併処理浄化槽の修繕は市としてやっていくということですが、朝日、山北地 区に関しては何ら進展がないが、神林の河内地区と同じにしてはどうかとの質疑に、総合計画の後期 に入ってきておりますので、何とかしようと制度設計を詰めている状態でございますとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第194号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第195号 村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)について、質疑もなく、討 論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第195号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   最後に、議第196号 平成24年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)について、質疑もな く、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第196号は原案のとおり可決すべきものと決定しま した。   以上で経済建設常任委員会の報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これより順次起立により採決をいたします。   最初に、議第186号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第186号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第187号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第187号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第188号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第188号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第189号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第189号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第190号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第190号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第191号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第191号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第192号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第192号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第193号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第193号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第194号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第194号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第195号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第195号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第196号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第196号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第197号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正             する条例制定について                   〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第197号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の 一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第197号 村上市ひとり親家庭等の医療費 助成に関する条例の一部を改正する条例制定について提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、新潟県のひとり親家庭等医療費助成事業が本年11月27日に改正されたことに伴い、対象 者に対し摘要を図るため、第2条第3項のひとり親家庭を定義する際の児童要件に父または母が配偶 者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の規定による保護命令を受けた児童を加え、関係 条文を改めるものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第197号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第197号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議第198号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第8号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第198号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第8号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第198号 村上市一般会計補正予算(第8 号)について提案理由のご説明を申し上げます。   去る12月3日、新潟県から介護基盤緊急整備に係る平成24年度分の追加補助の打診がありました。 本市では、来年度荒川地区に地域密着型介護老人福祉施設を予定していたものでありますが、早速こ の施設の事前協議事業者と協議を行い、本年度に着手することでの了解が得られたことから、施設の 早期開設が図られるため、県へ追加要望をしたいと考え、係る所要額の補正を提案するものでありま す。このため歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億150万円を追加し、予算規模を314億3,590万円にし ようとするものであります。   歳入では、第15款県支出金で介護基盤緊急整備等臨時特例交付金として1億150万円を追加いた しました。   歳出では、第3款民生費の老人福祉費において、施設整備に関する補助金として同額を計上いた しました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第198号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第198号は原案のとおり可決されました。   どうですか、皆さん。休憩……継続してやったほうがいいですか。ちょっと時間かかりますが。           〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 休憩。   午後1時まで休憩します。           午前11時46分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   日程9、議員発議19号に入る前に私から皆さんに申し上げます。   日程第9において、このたびの地方自治法の改正に伴う当市議会会議規則並びに条例の一部改正 について議員発議により提案されているところでありますが、このうち議員発議第21号 村上市議会 政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定については改選後の当市議会において、よ り効果的な政務調査費のあり方について検討すべく、私から議会運営委員会に諮問し、年内にその答 申を得るべく市民の皆さんの意見をお聞きしながら、議会において鋭意調査、研究を行ってきたとこ ろであります。しかしながら、さきの全員協議会でもご報告申し上げましたとおり、この政務調査費 をこれまで以上に効果的に運用していく方策を得るまでにはなおいましばらく時間をかけて慎重に検 討を行うことが必要であると判断をしたところであります。   議員各位には、今後も会派代表者会議、また無会派の皆さんを加えた協議の場において引き続き 検討作業を行い、議会の総意により当市議会にとりましてより効果的な政務調査費となるよう調査、 研究を進めることといたしますので、格段のご協力を賜りますようお願いを申し上げます。   ついては、これから提案されます議案のうち、政務調査費の交付に関する条例の一部改正につい てはこのたびの地方自治法の改正に伴う主要の改正にとどめておりますので、その旨ご了承を願いま す。                                              日程第9 議員発議第19号 村上市議会会議規則の一部を改正する規則制定について       議員発議第20号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について      議員発議第21号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正す               る条例制定について                  〇議長(板垣一徳君) それでは、日程第9、議員発議第19号、議員発議第20号及び議員発議第21号 の3議案についてを一括議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されました議員発議第19号 村上市議会会議規則の一部を改正 する規則制定について、議員発議第20号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 及び議員発議第21号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について でありますが、平成24年法律第72号による地方自治法の一部を改正する法律の施行により、地方公共 団体の議会及び長による適切な権限の行使を確保するとともに、住民自治のさらなる充実を図るため、 議会の招集及び会期、議会の長との関係、直接請求制度などについて必要な改正が行われたところで あります。   また、これまでの議員の調査、研究に資するための経費として規定としていた政務調査費が議員 の調査、研究に加え、そのほかの活動に資するための経費として新たに政務活動費として改正された ことから、当市議会の関係条例及び会議規則に所要の改正を行おうというものでございます。   なお、このたびの改正については、議会運営委員会において協議、検討した素案に基づき、全員 協議会において詳細に説明を行ってきたところでありますので、ここでは改正概要についての説明と させていただきますので、ご了承いただきたいと思います。   初めに、当市議会会議規則の一部改正についてでありますが、このたびの地方自治法の改正に伴 い、本議会においても公聴会の開催、また参考人の招致をすることができることとされたことから、 これにかかわる規定を第9節として新たに7条を加え、それに伴い目次を改正するというものでござ います。   次に、当市議会委員会条例の一部改正についてでありますが、地方自治法における委員会に関す る規定を簡素化し、委員の選任方法、在任期間など法律で定めていた事項を条例に委任することとさ れたことから、常任委員の所属にかかわる規定及び特別委員会委員も在任任期に関する規定を新たに 加える改正を行おうとするものでございます。   次に、当市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正についてでありますが、このたびの地 方自治法の改正では政務調査費の名称を政務活動費に改め、その交付目的は議員の調査、研究、その 他の活動に資するためと改めるとともに、政務活動費を充てることができる経費の範囲は、これを条 例で定めることとされました。   加えて議長は、政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めることとする旨も改正が 新たにあったところでございます。これにより当市議会の政務調査費の交付に関する条例においても 題名を含め本則に規定する政務調査費を政務活動費に改め、第5条を政務活動費を充てることができ る経費の範囲として改正し、別表として経費の範囲を新たに2表加えたところであります。   また、第7条及び第9条では政務活動費にかかわる収支報告書の提出などの方法について規定す るとともに、これに閲覧にかかわる規定を新たに加えたところでありますし、第10条では政務活動費 の透明性の確保の観点から、議長の責務について新たに規定したところでございます。   このたびの改正の施行期日につきましては、法律の施行期日が公布の日から6カ月を越えない範 囲で政令で定める日から施行するとされており、現時点で政令の公布がないことから、当市議会の改 正条例などの施行については公布の日、または地方自治法の一部を改正する法律附則第1条ただし書 きの政令で定める日のいずれか遅い日から施行することとしたところでございます。   なお、政務調査費の交付に関する条例の改正については、このたびの地方自治法の改正が年度途 中における制度改正であったことから、当市議会では既に交付済みの政務調査費については改正前の 条例の規定により、なお従前の例によることとする経過処置を設けておりますので、あわせてご承知 おきいただきたいと思います。   以上、会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   いずれの議案につきましても賛成者は、尾形修平議員、川村敏晴議員、木村貞雄議員、大滝国吉 議員、平山耕議員、相馬エイ議員、大滝久志議員、そして提出者は私本間清人でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを申 し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから提出者に対する一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議員発議第19号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第19号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第19号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第20号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第20号を起立により採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第20号は原案のとおり可決されました。   最後に、議員発議第21号の討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第21号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第21号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任を願いたいと思います。これにご異議ございま せんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任をされまし た。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成24年第4回 定例会を閉会をいたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 1時13分  閉 会