平成24年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成24年9月5日(水曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書              第 5  請願第 4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願                   請願第 5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願                第 6  請願第 6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願           第 7  報第 15号 平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告につい             て                                 第 8  報第 16号 専決処分の報告について                       報第 17号 専決処分の報告について                            報第 18号 専決処分の報告について                            報第 19号 専決処分の報告について                            報第 20号 専決処分の報告について                       第 9  議第125号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて            議第126号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて            議第127号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて            議第128号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第10  議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについて              議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定について         議第131号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について         議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負変更契             約の締結について                          議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について       議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について       議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について       議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について   議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について          議第139号 市道路線の認定について                       議第140号 市道路線の変更について                       第11  議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)        議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)        議第143号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)        議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)        議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)   第12  議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について        議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について        議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について        議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て        議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達しておりますので、こ れから平成24年第3回定例会を開会をいたします。   市長から招集のごあいさつをお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成24年村上市議会第3回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提案いたしました議案は、報告6件、人事案件4件、損害賠償の額を決定し、和解す る件1件、条例の制定1件、条例の一部改正7件、工事請負変更契約の締結1件、市道路線の認定及 び変更が2件、補正予算9件、決算認定14件の合わせて45件であります。よろしくご審議の上、原案 どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のごあいさつといたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、21番、相馬エイさんを指名を いたします。ご了承を願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いい たします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。平成24年村上市議会第3回定例会の会期日 程及び議案の取り扱いを協議するため、去る8月29日午前10時から市役所第1委員会室において、委 員全員、正副議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、議会事務局長出席のもと議会運営委員会 を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日5日から26日までの22日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定、諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採 決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明、質疑の後、各常任委員会に付託いたします。   7日、10日、11日、12日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   13日、14日は総務文教常任委員会、18日、19日は市民厚生常任委員会、20日、21日は経済建設常 任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   26日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案について、以下議案名を省 略させていただきます。請願第3号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務 文教常任委員会に付託いたします。   請願第4号と請願第5号は、ともに関連し、紹介議員が同一であることから、一括上程とし、紹 介議員の補足説明を受けた後、総務文教常任委員会に付託いたします。   請願第6号については単独上程とし、紹介議員の説明を受けた後、経済建設常任委員会に付託し ます。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第15号については単独上 程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第16号から報第20号までの専決処分の報告は一括上程、一括審議の後、報告を終わります。   議第125号から議第128号については、人事案件につき一括上程、一括質疑の後、討論を省略、即 決といたします。   議第129号から議第140号までの条例制定、市道路線の認定など12議案については一括上程、一括 質疑の後、議第129号から議第132号までの4議案については総務文教常任委員会へ、議第133号及び 議第134号は市民厚生常任委員会へ、議第135号から議第140号までの6議案については経済建設常任 委員会へそれぞれ付託します。   議第141号から議第149号までの平成24年度村上市各会計補正予算の9議案については一括上程、 一括質疑の後、議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)については、3常任委員 会へ分割付託、議第142号は総務文教常任委員会へ、議第143号は経済建設常任委員会へ、議第144号 から議第146号までの3議案については市民厚生常任委員会へ、議第147号から議第149号までの3議 案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託します。   議第150号から議第163号までの平成23年度村上市各会計歳入歳出決算の認定については一括上程、 一括質疑の後、議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算の認定については3常任委員会 へ分割付託、議第151号及び議第152号の2議案については総務文教常任委員会へ、議第153号及び議 第154号の2議案は経済建設常任委員会へ、議第155号から議第159号までの5議案については市民厚 生常任委員会へ、議第160号から議第163号までの4議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付 託いたします。   次に、一般質問の通告は、8月31日の正午で締め切ったところ、17名の通告がありました。7日 に5名、10日に5名、11日に5名、12日2名の4日間にそれぞれ本会議において一般質問を行うこと といたします。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は9月24日、その他の意見書提出期限は9 月12日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いをいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。   私無会派ですので、議会運営委員会に対して反映させる唯一の機会というのはこの場で、前回も そうだったのですけれども、反映していただきたいと思いまして、ちょっと二、三ご質問いたします が、1つは議案の内容的に報第18号、これ専決の第26号、そしてまた報第20号、専決の第28号と、こ の2点はいずれも車両による交通事故の賠償ということでございますが、私6月の議会で理事者側の ほうに提案の仕方というか、議案書の書き方として、いわゆる相手方というのは、これ何か事務局か らきのう、おととい聞いた話だと相手方はきちんと書いておかなければいけないと、特例等がない限 り一字一句相手を、いわゆるプライベートなところまでというところがない限りは大体出さなければ いけないと。理事者側のほうの担当職員の名前等は、出さなければならないということではないので しょうけれども、でも公開的なところからいくとやっぱり出してよろしいのではないですかというこ とで市長さんに問い合わせたところ、市長のほうからは「法と照らし合わせて検討する」ということ の回答はいただいておりました。しかし、今回の議会運営委員会で、皆様が一生懸命協議なさったの でしょうけれども、そのことが一つも協議というか、議論にすらなっていなかった。非常に私もう残 念でしようがないと思いました。今後その辺についても、車両における損害賠償等について見れば、 理事者側における職員の当事者の名前もきちんと出すというような形でやっていただきたいという思 いがあるのですが、その辺も議運の中で今後協議の対象としてやっていただきたいのですが、どのよ うなお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) ただいまのお話でございますが、確かに先回の議運のときにはそ のようなお話、要請もございませんでしたので、いたしませんでしたけれども、議会運営委員会とし て協議をしていただきたいというようなお話であれば、今後の議会運営委員会でそのものについて議 論をしていきたいと、そのようには考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。ぜひ市民の目線に立った中で議運のほうの協議も進 めていただきたいなと、このように思います。   それと、もう一つ。日程のところで、議第141号というのは一般会計の補正予算案でございます。 そしてまた、142号から149号まではこれ特別会計の補正予算。いずれも補正予算でございます。その 補正予算で一括で上程されるということは、委員長もちろんご存じだと思いますが、議員に許される 質問は3問です。3問で特別会計の8議案と、しかも一般会計の補正のところの、一般会計の補正は 今回は多うございます。29ページにわたっております。それも特別会計も全部込み込みで3問にしろ というのは、いささか私は乱暴過ぎるのではないかなと。したがいまして、何を言いたいのかという と、141号を切って、これを一括で質問対象にすると。番外議員に対象になる人は、いわゆる本日初 日でしか、最初に理事者の答弁の正式な答弁いただけるのは初日しかないのだろうと、こういうふう に思いますが、今後この辺も補正予算のボリュームを見ながら議会運営委員会でのその日程のあり方 を決めていただきたいのです。いわゆる補正予算が多うございます、今回は。そうすれば、一旦一般 会計は一般会計で切って、その後特別会計は全部一緒でもよろしいとは思いますが、このような形で 進めていただければ非常にありがたいなと。私無会派なもので、議論するところはこういう場でしか ないのですが、ひとつ委員長それも議運の中でご協議願いたいと思いますが、どんなものでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 確かに私も今回の議案を見まして議員と同じようなものは持ちま したけれども、今回の場合議運でこのように決定させていただきましたけれども、このように多い場 合どのようにしたらよろしいのか、議運の方々とご相談をして、なるべく意に沿えるような形にいた したいとは思っておりますが、今のところ今回の場合はこのような形で進めていきたいと思いますの で、よろしくご理解のほどをお願いいたしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。議会運営委員会は、全会一致をなるべく採用しなが らやっております。それは少数派、私みたいな議会運営委員会に入れない、いわゆる無会派の人間の 意見も少し優しく吸い上げていただければ非常にありがたいと思いますが、よろしくお願いいたしま す。   もし最後に答弁願えれば。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 議運といたしましても、なるべく皆さんの意見が通りますように 働きかけてはいきたいと思いますけれども、今後の議運にお任せをいただきたいと、このように思い ます。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りをします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表によ り、本日から9月26日までの22日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月26日までの22日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。6月定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書のと おり、火災は建物火災5件、車両その他の火災2件の合わせて7件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。特 に株式会社川崎商会様からは、瀬波温泉地区の環境整備のために利用してほしいということで、現金 1,000万円のご寄附をいただきました。厚くお礼を申し上げますとともに、有効に利用させていただ きたいと考えております。   次に、村上市被災者受け入れ対策本部の解散についてであります。本市の対策本部は、震災発生 直後の3月16日に市内に避難してきた方々に対し、全庁挙げてその支援を行うために設置したもので あります。そして、これまで市民のご協力をいただきながら、本市としてもさまざまな支援を行って まいりました。本部を解散するに至った理由といたしましては、大震災から1年半が経過しようとし ており、避難されている皆さんも村上での生活にもなれ、精神的にも安定してきていること、また支 援態勢についてはことし3月11日に設置した村上避難者サポートセンターの避難者の見守り及び支援 態勢が順調に機能していることから、8月31日の金曜日をもって解散することといたした次第であり ます。市内には8月27日現在54世帯、150名の方が避難生活を送られておりますので、引き続き本市 としても支援を続けてまいりたいと考えております。なお、現在は総務課が窓口となっておりますが、 支援内容によっては関係課と協力していくこととしております。   次に、新たな災害時相互応援に関する協定書の締結についてでございます。本市では、昨年8月 東日本大震災を教訓とし、市役所機能確保のために必要な施設設備の提供のほか、避難が必要な被災 者の受け入れを盛り込んだ村上市・見附市・妙高市災害時応援協定を締結したところであります。そ して、このたび新たに宮城県多賀城市と災害時における相互応援協定締結の運びとなりましたので、 ご報告するものであります。昨年3月、多賀城市から日本海側の拠点市として本市に災害時の相互応 援協定を締結したい旨の要請がありました。その後両市で検討を行い、来る10月10日に私が多賀城市 に出向き、協定書の締結式を行うこととしております。ご承知のとおり、多賀城市は仙台市の北東に 位置し、面積19.65平方キロメートル、人口約6万1,900人の工業都市であり、仙台市のベッドタウン ともなっているところであります。東日本大震災では、昨年10月20日現在のまとめにによりますと死 者、行方不明者311人、住家の被害は全壊、半壊など合わせて1万468世帯が被災しており、このほか 公共施設等の被害額は49億6,300万円余りとなり、甚大な被害を受けました。本市にとって、このた びの協定の締結は太平洋側の自治体とは初めてとなります。特に協定では、これまでの応援規定のほ か、災害時には通信途絶等により被災地からの応援要請ができなくなることも想定されることから、 応援市は自主的な情報収集により被災地に対する応援を実施することとしております。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 一部訂正をさせていただきます。   「本年3月、多賀城市から日本海側の拠点市として」というくだりがあるのでございますが、そ れを「昨年」と言ったということでありますので、「本年」でありますので、訂正をし、おわびを申 し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ちょっと確認させていただきたいのですけれども、私今防災メールで調べ ましたら、8月10日に山北地区の荒川口で林野火災があったと思うのですが、それがこの火災発生状 況の中に載っていないようなのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 消防長。 〇消防長(本間善和君) 間違いなく火災は発生しましたが、面積が10アール未満だということで、 面積条件に当てはまらなかったということでここに計上しませんでした。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 総務課長にお聞きしたいのですが、今回寄附金の申し出、善意のその寄附金 の申し出結構あるわけでございます。その中に、ふるさと村上応援寄附金ということで、これ300万 という寄附、そして震災関係の寄附ということで100万6,808円という総額の寄附、そしてまた寄附金 という形での1,000万と88万という寄附、いろいろあります。歳入でいきますと、寄附金という項目 の中にこの項目全部、その震災の寄附だとか、ふるさと応援資金の寄附というのは、歳入の款でいき ますとすべての項目が寄附金という項目に入っていくのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) はい、そのとおりでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうしますと、歳出に関しては、今度項目に当然寄附金という項目はなくな るわけですが、一度寄附金として歳入に入った金額を、例えばこの川崎商会さんの寄附金ですと瀬波 海岸の整備に使ってくれというその特定、例えば図書に使ってくれだとか、数年前に何か5,000万と いう多額の寄附があったときにも小学生や介護、そういったものの社会福祉に使ってくれというよう な寄附、その名目もこういうのに使っていただきたいという善意の寄附ありますよね。そういったの は、この歳出の中にはどのような計上で項目が上がってくるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 予算に関することでございますので、私のほうから答弁させていただき ます。   今ほど歳入のほうにつきましては、一般寄附ということで寄附金の項目で計上させております。 支出につきましては、それぞれご寄附をいただいた方の趣旨を尊重いたしまして、それらの趣旨に沿 ったものの支出を考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、今決算書とか、これからも決算書毎年毎年当然出るわけですが、 その中には寄附金を流用とか、その項目というのが決算書には反映されてくるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 一つ一つ決算書にそういった寄附金の使途というようなことでは計上し てはございません。 〇議長(板垣一徳君) 25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 1点お聞きしたいのですが、先ほど防災協定のお話ございまして、大変結構 なありがたい話、ありがたいといいますか、ほかにも防災協定結んでいるところあるようですが、多 賀城市というのは古い、古代の何かあの辺拠点都市みたいな由緒のある市で、その市から指名を受け たといいますか、ご指名あったということは非常に私は意義あるのではないかなと思うのですが、そ の防災協定をこういう内容で結びましたよというようなこと、さっき口頭でありましたけれども、何 か市民に今後知らせるとか、文書か何か、そんな考えでいるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど申し上げましたとおり、10月10日に多賀城市に参りまして、締結をし た後に、当然のことではありますけれども、市報がいいのかあるいは回覧板がいいのか、いろいろな 観点から広くお知らせできるようにしていきたいと、そのように考えております。 〇25番(片野鉄雄君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書を議題 といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   8番、小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) 皆さん、おはようございます。それでは、請願第3号 学校図書館の蔵書整 備・充実に関する請願書について補足説明させていただきます。   請願の趣旨につきましては、お手元に配付のとおりでございますが、OECDとは経済協力開発 機構のことであり、ヨーロッパ諸国を中心に、日米を含め、34カ国の先進国が加盟する国際機関です。 自由な意見交換、情報交換を通じて、経済成長、貿易自由化、途上国支援に貢献することを目的とし ています。このOECDが生徒の学習到達度調査を行い、我が国の児童生徒は思考力、判断力、表現 力などを問う読解力が弱いとの結果が出ており、読書体験の不足がこの結果を招いているとの分析も あります。小学校においては、調べ学習が平成23年度から始まり、中学校では国語教科書において平 成24年度からいろいろな情報を評価、識別し、活用する能力であるメディア・リテラシーの観点から、 百科事典の活用が述べられています。地方財政措置として、平成24年度予算として平成23年12月24日 閣議決定された学校図書館図書整備5か年計画では、学校図書館図書標準の達成を目指すために、増 加冊数分約86億円、更新冊数分約114億円、合わせて約200億円が計上され、住民に光をそそぐ事業と しての知の、知識の「知」ですね、知の地域づくりに対する予算が約300億円計上されています。請 願事項は、村上市における子供たちの健全な育成はもとより、知に基づく地域づくりの一環として市 内小中学校の図書館の蔵書整備、充実を継続的に実施してくださるようお願いするものでございます ので、何とぞ皆様のご判断をいただきましてこの請願を採択いただきますよう心からお願い申し上げ る次第でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第3号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 請願第4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願      請願第5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、請願第4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願及び請 願第5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願を一括議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) ただいま上程されております請願第4号、5号につきまして、若干の説明を させていただきます。   請願者は、新潟県公立高等学校教職員組合執行委員長、熊谷直樹氏であります。   第4号の請願趣旨は、皆さん、お手元に載っておりますので、しっかりと目を通していただきた いと思います。請願項目は、国の責任で全ての小中学校、高校で30人学級を実現すること、2つ目に 国は新たな教職員定数改善計画をつくり、計画的に教職員をふやすこと。   第5号の請願項目は、国は高校無償化の維持、拡充を進めること、2つ目として国は高校生、大 学生に対する給付制奨学金制度をつくることを要望してございます。教育基本法には第18条まで載っ ております。そして、第4条、教育の機会均等として次のように述べられております。第4条、「す べて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、 性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」、2、「国及び地方公共団 体は、障害のある者が、その障害の状態に応じ、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な支援を 講じなければならない」、3、「国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由に よって修学が困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない」、第9条、教員として、「法 律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その職責の遂 行に努めなければならない」、2、「前項の教員については、その使命と職責の重要性にかんがみ、 その身分は尊重され、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならな い」、そして16条に教育行政として、「教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法 律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分 担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない」、2、「国は、全国的な教育の機 会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する施策を総合的に策定し、実施しなければなら ない」、3、「地方公共団体は、その地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教育に 関する施策を策定し、実施しなければならない」、4、「国及び地方公共団体は、教育が円滑かつ継 続的に実施されるよう、必要な財政上の措置を講じなければならない」と書いてございます。   細かい資料につきましては、お手元に添付されてございますので、ぜひ賛同していただけますよ うお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第4号及び請願第5号については、会議規 則の規定により、請願文書表のとおりいずれも総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第6 請願第6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、請願第6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願 を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 紹介議員川村さんになっていますので。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程されております請願第6号 農 業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願に対して、紹介議員を代表いたしまして若干の説明 をさせていただきます。   この請願の趣旨は、既に皆様のお手元に配付済みの書面によるところでございますが、この事業 は村上市の基幹産業の一つでもある地元米づくり農家の将来を左右するとも言える事業でございます。 岩船産コシヒカリの良質米の生産には水の管理がとても重要であることは、皆様にもご理解いただけ ることと存じます。この地域は、昭和30年代に現在の圃場に整備されたものの、いまだに当時の古い コンクリートの用排水路や、ところによっては土側溝のところもまだ残っており、渇水期においては 国交省により荒川からの取水利用が制限される環境にあるため、安定した水の利用の確保が厳しい状 況に陥ることも多々ある状況でございます。古い側溝ゆえの漏水をパイプラインによる取水と排水路 の改修によって安定した水管理を行うことで高品質の岩船産コシヒカリの生産につなげることの重要 性はもとよりでございますが、さらに国の補助率55%で総事業費9億円強に及ぶこの事業は地元に与 える経済効果においても大きく寄与する事業であると捉えております。しかしながら、いまだ米価低 迷の中、地元農業者の疲弊も多くある中で、地元負担45%のうち土地改良区25%、村上市5%。しか し、地元地権者分の負担金15%、約1億3,700万円強は、地権者に重くのしかかってまいります。請 願書にもあるとおり、せめて当地区で実施している石川第3号地区等や関根川側地区等の事業と同率 の10%補助を切にお願いするものでございます。ちなみに、県内の他市町村での同様事業における補 助率を申し上げますと、お隣の関川村においては20%、佐渡、見附市、小千谷市では10%、ちょっと 例外的ではございますが、長岡市や柏崎では50%の補助率で同様事業が実施されている状況というこ とでございます。   どうか議員の皆様のご理解を賜りますことをお願いを申し上げ、私からの補足説明とさせていた だきます。よろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第6号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり経済建設常任委員会に付託をいたします。                                              日程第7 報第15号 平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報            告について                         〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第15号 平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足 比率の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第15号につきましてご報告申し上げます。   本件は、平成23年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条及び第22条第1項の規定により、議会に報告するも のであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 質問いたします。   22年度の将来負担比率、163.6%から23年度167%になって3.4%増になっておりますが、これの 数字の増は何が要因となったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) それぞれの指標の中で、標準財政規模というのがございます。村上市と して必要な財源の規模という意味なのですが、それが縮小したのが一つの原因でございます。   それから、下水道の繰出金、これが見込みより多くなったというのが将来負担比率を押し上げた 主な要因でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 下水道の繰出金が予想よりも多くなったというその要因は、具体的にはどう いうことなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) お答えします。   私どものほうで起債を借り上げいたしておりますその償還でございますけれども、この償還費に つきまして、昨年度特例によりますその保証金免除の負担金繰上償還がございますが、その償還を実 施したためにその分ふえてございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) つまり保証金免除の措置をしたということですが、それは当初の計画にあっ たのでしょうか、それとも年度中にそういう措置をしたほうがいろいろといいという判断のもとにさ れたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) この保証金免除の繰上償還につきましては、18年度から制度化になっ てございます。それにつきましては、私どものほうの下水の経営努力等をした上で、それが許可にな れば実施できるものでございまして、当初予算につきましては実施できるかどうかというような部分 の確定がなかったものですから、組み入れてございませんでした。結果的にそういう借り上げたこと によりましてふえているということでございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第16号 専決処分の報告について      報第17号 専決処分の報告について 報第18号 専決処分の報告について      報第19号 専決処分の報告について      報第20号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、報第16号から報第20号までの5議案は、いずれも専決処分の報告 についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第16号から報第20号までの5件についてご 報告申し上げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況については、記載のとおりであります。報第16号から報第17号は、平成24年4月3日から4日に かけての暴風雨により、山北地区小俣地内にある防火水槽のふた部分に設置してあった積雪対策用の 小屋形の覆いが破損、飛散し、近くに駐車していた相手方車両を損傷したものであります。   報第18号は、平成24年4月5日、国道7号の塩野町地内で温泉配湯専用車が国道7号から県道荒 沢塩野町線に右折で進入しようとしたところ、国道の対向車線を走行してきた第三者の車両と衝突し、 その反動で衝突した第三者の車両が県道から国道に出るため停車していた相手方車両に衝突し、第三 者及び相手方の車両を損傷させたものであります。   報第19号は、平成24年3月9日、瀬波小学校の校舎のひさし部分からコンクリートの小さな破片 が剥離、落下し、駐車中の相手方の車両を損傷させたものであります。   報第20号は、平成24年6月8日、公用車が県道村上停車場線を中央図書館方面に向かって走行中、 Uターンするため道路脇の駐車場に右折で入ろうとしたところ、デリネータポールに接触し、損傷さ せたものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これらの件も含め、これまでもその 都度職員に対し注意を促してきたところでありますが、改めて公用車も含め、車両の運転に当たって は細心の注意を指示したところであります。   以上、ご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これより一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。   先ほど議運の委員長に質問された内容の部分をちょっと理事者側としての捉え方でお聞きいたし ますけれども、車両についての事故というのが2件ございます。その2件ございますが、私6月のと きに市長のほうにもう随分とこの車両についての、いわゆる市長は理事者側のトップとして職員に都 度厳重注意なさってきたのだろうけれども、なかなかとまらない、多く多く出てきている、やっぱり 議会としてもその議案の内容から推していって車両の事故に関して見ればいわゆるその当事者である 職員の名前も記した上で議案として出していただきたいということを私が市長に質問いたしましたら、 市長のほうは「それが法律でかなうものであれば検討してみる」ということをおっしゃいましたが、 何ら検討されていないようなふうに同じく出てきているということはいかがなものかなと思いますが、 その辺どのように捉えておりますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 6月定例会で今おっしゃったようなことをご質問されております。何もして いないのではなくて、その後いろいろ検討をさせていただきました。法的根拠も検討をさせていただ きましたし、職員の人権、プライバシー等も総合的に判断をいたしました。その結果、私としては職 員の名前は明記しないというようなことで決定をいたしております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 法律に沿って、それはいいのでしょう。そこを質問……議長、答弁していな いのですから、法律に沿って、いいのであれば検討すると。いいのか、悪いのか、それまず言っても らわないと。 〇市長(大滝平正君) 法的には当事者であります職員の名前は明記する必要は、しなくてもいいと いうことであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、ちょっと違う。法律的には職員の名前を記すことは法律違反なのかど うかということを聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) でも、詳細は総務課長から申し上げますけれども、記載をしなくてもいいと いうことだと私は理解しています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ押し問答していますけれども、私が言っていることを議長わかりますよ ね。正確な答弁が欲しいのです。ここの議案に該当する職員の名前を記することは法律上違法行為に なるのですかということを聞いているの。それ最初に答えてください。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も申し上げますけれども、記載をしなくてもいいということでございま す。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) おかしいでしょう、答弁。すれ違……おかしい、その答弁は。議案書に職員 の名前を記することが法律上違法行為になるのかどうかということを聞いているのです。しなくもよ いなんて聞いていないのです、誰も。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) それでは、前回6月定例会におきまして議員のほうから、事故を起こし た職員についても事故の抑制にもなるというようなことで載せられないかというご質問がございまし た。   それについて私どもも調べさせていただきまして、まず今市長申し上げましたけれども、職員の 誰が当事者であるか等については議会の議決要件とはなり得ない、また職員の誰が当事者であるかと いうことについて審議をすることはできないというような回答をいただいております。   それで、ただいま問題になっております法的にはどうなのかという部分でございます。まず、職 員の義務違反に対しましては、一定の処分、懲戒等を行っているわけであります。その上で、かつ議 会へこれがただいま申し上げましたように議会の審議得たいための要件にはなっていない、職員の氏 名等を議案に掲載することに関しましては一種の懲戒とも解せるというような部分がございます。仮 に訴訟等となった場合につきましては排斥とされる可能性は極めて大きいというようなことで、従来 どおり議会への氏名掲載については行わないというようなことで判断をさせていただいたものであり ます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路議員、3問目です。 〇16番(姫路 敏君) 違います。 〇議長(板垣一徳君) いやいや、だから今…… 〇16番(姫路 敏君) だから、私は最初に言っているのは、議長、法律に違法しているのかと。 〇議長(板垣一徳君) いや、だからそれを質問…… 〇16番(姫路 敏君) 違法をしているのであれば、それはできません。違法をしていないのであれ ば、書ける機会が与えられるわけです。そして、書く、書かないは市長の判断です。 〇議長(板垣一徳君) だから、3問目ですから、もう一問どうぞ。 〇16番(姫路 敏君) 3問目ではないです。1問目です。答弁がおかしくて3問にされたら困りま す。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇16番(姫路 敏君) では、次行きます。次に行きます。何質問するのか忘れてしまった。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) あと瀬波小学校のこの専決の27号、報告第19号。これ車に当たって、車が損 傷したと。これ小学校の敷地内でございますよね。17万8,242円もの相当な修理しておりますが、こ れもし下に人がいたら、人だったら大変なことになろうかと思うのです。この辺のところは、損害賠 償が成立したから、いいとかという、そういう問題だけではないと思うのです。その辺のところは、 どっちへ聞けばいいのかわからないのですが。総務課になるのか、議案出してきたのは。どういうふ うに感じています。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) ただいまの質問の件でございますけれども、朝早かったというよう なことで幸い児童の登校には影響はなかったわけでございますけれども、その日のうちに現場のほう に当然のことバリケード等を張りまして、剥離のおそれのある外壁につきましては直ちに取り除いた という措置をしてございます。   そして、ただいまも非常口の入り口のところには、もし万が一何かあってはいけないということ で、予防措置ということで簡易のプレハブ的な屋根を設置をしてございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 瀬波小学校は、26年度から耐震、いろいろと改修が進んでいこうかと思いま すが、怖い部分がございますので、その辺よくよくチェックして、現場の学校のほうにもよろしくお 願いしたいと思いますが。   総務課長の言っているのは、きのう私ファクスいただいた、内容を。議会事務局から。これおか しい。後でまたこの以外のところでもちょっとご質問に行こうかと思いますが、何を職員を責めてい るわけでも何でもない。やっぱり市民も名前出てあれしているわけ。車両の事故やまないのであれば、 やっぱりきちんともう少し議案の方法も考えるべきだろうということを提言しているのです。そこを 十分わかっていただきたいと思いますが。よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   報の第19号、これが事故発生日が24年の3月9日。議会の年度としては23年度の期限内に入って いるわけですが、3月9日発生したこの案件が今のこの9月議会に出てくるというにはどういう事情 があったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) この車両につきましては、先ほど申し上げましたように学校の先生の車 でございます。そのようなことで、修理する時期等について協議をしながら進めてきたということで 報告の時期が遅れたものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ちょっと、何か下向いてしゃべっているから、よく聞こえないのです。もう 一回ちょっとわかりやすく言っていただけませんか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) この対象となっている車両については、学校の教諭の車でございます。 そのようなことで、先生の授業あるいは仕事の関係上、あいている車を修理する時期についてお互い に話をさせていただきまして、その部分で時期的に遅れたということで報告は今回の定例会で報告さ せていただくということになったものであります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ちょっとそんな……何。ちょっと今総務課長が言ったことを私が復唱します と、先生の車だと、それで新学期もあって授業等で忙しく、その先生と話し合いする時間がなかなか、 ちょっと表現は違うかもしれません、とれないためにこの9月議会の報告と相なりましたという受け とめでいいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 大変舌足らずで申しわけございません。先生との協議についてはできた わけでありますけれども……聞こえますでしょうかね。先生との話し合いについてはすぐにできたわ けでありますけれども、先生の勤務の都合上いつ修理したらいいですかというようなことで、その部 分で遅くなったものであります。 〇21番(相馬エイ君) 2つ目の質問終わりますけれども、ちょっと今の質問で何か、何でそんな ルーズなのってちょっと疑問に感じますので、次の3つ目に行きますけれども、何で相手が先生だか ら、こんな3月9日に起きた件が9月議会にわざわざ提案されなきゃないのかって。その辺はちょっ ともしかしたら詳しいことを調べなければないかもしれませんので、また学校教育課、総務課等に詳 しく聞いて、わかったということになるまでちょっといろいろと聞かせていただきます。   3つ目の質問させていただきます。毎回、言いたくないけど、ここで市長、そして担当課長にし っかりと申し上げてきました。合併して以来この5年、今5年目を迎えようとしておりますが、その 各課、関係する課の損害賠償の件数、そして今までの合計金額、ゆっくりと公表してください。そし て、それを職員がわかるような形で、職員の目に触れるような形で周知させているのでしょうか。3 つ目の質問、2つの質問で申しわけないのですけれども、それ2つ答えてください。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) これまでの損害関係の件数のことかと思いますけれども、今現在手元に あるのは昨年度と今年度の分しか今持っておりませんが、それでもよろしゅうございますでしょうか。 〇21番(相馬エイ君) うん、それで結構です。そして、合併になってからの合計を全議員に資料と して提出してくれること、お願いできますでしょうか。 〇総務課長(大滝和春君) はい。今手元にはございませんけれども、そのようなことで準備してま いりたいと思います。 〇21番(相馬エイ君) 去年とことしのだけでいいから、手元にあるのだったらそれをお述べなさい よ。 〇総務課長(大滝和春君) わかりました。昨年度の事故件数でございますけれども、28件でござい ます。そのうち職員が運転していたものは10件であります。   あと各課ということでございますけれども、ちょっと細かな部分まだないのでありますけれども、 一番多いのが1課で3件…… 〇21番(相馬エイ君) 1課でなくて、何課かぐらいはっきりおっしゃいなさいよ。 〇総務課長(大滝和春君) はい。税務課でありますが、3件であります。そのほかについては1件 ということで、関係課の名前、産業課、それから消防署、それから選管、それから水道、それから都 市整備というようなことでございます。なお、詳細については、また後ほどお示しをしたいと思いま す。   本年度でありますけれども、これまで9件でございます。課につきましては、それぞれ1件であ りますけれども、水道、生涯学習、地域振興、これ山北であります。それから、朝日支所、それから 荒川支所であります。なお、山北の支所については2件となっております。   以上でありますけれども。 〇21番(相馬エイ君) 職員にどのように周知していますか。それだけ答えて終わりにしてください。 〇総務課長(大滝和春君) はい。職員については、毎月庁議といいまして課長会議がございます、 このときにこのような状況であるというようなこととあわせて、事故対策について課長のほうからし っかりと部下を指導するようにというようなことで、これは市長のほうから毎たびのように申し伝え てございます。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 報第19号ですけれども、これ瀬波小学校の校舎ということですけれども、瀬 波小学校のこの校舎は何年ぐらいに建って、この事件を受けて小学校含めて公共機関とか、そういっ たもののチェック、そういったものはされたのかどうか、お伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(板垣 圭君) 瀬波小学校の築年数でございますが、昭和51年に最初の建物が建っ てございます。ということで、築36年ということになってございます。   この事故が起きましてから、学校長にも当然、瀬波小学校はもとより、他の学校の校長会議の際 に他の学校の校長先生にも、こういう事案が発生したので、十分事故の管理というのでしょうか、等 については十分気を配っていただきたいということは申し上げてございます。当然ながら、各教育事 務所を通じまして学校管理、施設の管理につきましては目を配るようにということですぐ周知をして ございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 総務課長に伺いますけれども、ほかの公の施設、古くなったのも結構あると 思いますが、そういったところもこの事故を受けて何かチェックされましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 施設のその外壁等につきましては、全部個々にチェックというわけでは ございませんけれども、各支所、また本所担当課のほうで確認した段階で、もし今のようなことで傷 んでいるということであれば、その都度また補正の予算をお願いして取り組んでいるところでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 補正うんぬんではなくて、やはりチェックしているかどうかというの大事だ と思いますので、どこでも起こり得ることだと思います、古い施設であれば。その辺のところよろし くお願いします。   もう一つ、報第18号ですけれども、これ国道の対向車線を走行してきた車があって、右折で自分 が進入しようとして事故を起こしたということですけれども、右折をしようとしているのであれば直 進が見えていると思うのですけれども、その辺のこの事故の経緯的なもの、その辺のところはいかが でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) この報第18号につきましては、私ども介護高齢課の所管の事業の関 係でございますので、お答えさせていただきます。   右折しようとした私どものほうの車でございますが、その対向車線を走ってきた車の前にやっぱ り大きな車が走行していたということで、その通過後すぐというようなことでちょっと確認が十分で なかったということの状況でございました。 〇8番(小杉和也君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 報第18号の損害賠償の件なのですが、それと同類の、後に議題となってきま す議第129号の損害賠償の額を決定し和解することについてという議題があります。恐らくこの2つ の案件に関しては同じ事故だというふうに思うのですが、これがなぜ2つに。片や専決処分、片や和 解というふうになっているのか、その辺お聞きしたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) ただいまのご質問にお答えします。   まず、2件になっている部分でございますけれども、これについては損害賠償の相手方が異なる こと、それと報告と、それから議案につきましては、片方については50万円以下でありますし、片方 は50万円を超えているというようなことで、これにつきましては平成20年の5月20日の議会において 専決処分に関する部分について議決をいただいておるところでございます。そのようなことで、2つ の案件ということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 介護高齢課長、前回の議会の後、我々の委員会にこの事件に関してだけは一 回説明しましたよね。委員会の後でしたか。そのときに、この第三者とか、そういった話の報告は 我々にはしていませんよね。 〇議長(板垣一徳君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) お示しした資料に基づいて報告していたかと思っていますが。 〇5番(本間清人君) いや、ちょっと。これ2問目でいいですか、議長。今ちょっと…… 〇議長(板垣一徳君) はい、いいです。 〇5番(本間清人君) そうではなくて、我々の委員会に、市民厚生の委員会のときでしたよね。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇5番(本間清人君) この事件に関しては……私、言ったではないですか。まほろばが指定管理に なった後のすぐの事故だから、こんなの我々の委員会に今報告しているのですかと俺言ったではない ですか。あのときのときに、第三者がいてとかなんていう説明はしていませんよね。 〇議長(板垣一徳君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) そのときの説明をさせていただきました事故報告書のところには車 の衝突の状況も概略載せてございましたし、そこのところでは今のその報第18号のところの関係車両 は軽トラックであるというようなことで資料にも明記してお話ししておるかと思いました。 〇5番(本間清人君) まあいいです。   では、第3問。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今総務課長が言いました50万円以上なので、和解の額等が違うので、議会の 承認が必要なのだと。ところが、例えば山北の支所の追加工事にしても、議会の承認は必要だと言い ながら、工事はもう終わっていてから出てきているわけです。例えば南小学校の追加工事にしても、 夏休みの期間中にしなければいけないので、どうしようもないのだということで、9月の議会に工事 完了後の報告になっているわけですよ。でも、議会の承認をいただかなければだめなのだという。変 な出し方ずっとしているではないですか。今回も相手方がいて、相手が議会の承認をいたただかない うちには車も入れかえることできない、保険の請求することもできない。その期間ずっと議会の承認 が必要ですからって保険屋に言われているわけです。これ相手があって、議会の承認が必要だという のであればすぐにでも臨時議会開くなり、やはり相手のことを思うべきなのではないですか。それで、 工事に関しては追加工事も議会の承認受けずに勝手にやってしまっている。何かおかしいのではない のです。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) おっしゃるとおりでございますけれども、今回の事故に関しましても第 三者の車、これはトラックでありますけれども、この部分については相手方が停止していて過失も認 められないというようなことでありますので、これについては予備費対応というようなことで支払い を終わらせていただいております。ただ、この今議員からご指摘のあった相手車両につきましても、 本来であれば、冒頭市長のほうからも説明あったと思いますけれども、運転されていた方も含めて3 件一緒にするべきところでありますけれども、その辺の区分をちょっと考慮させていただきまして今 回出させていただいたものであります。   なお、今議員おっしゃった部分については、今後またしっかりと対応していきたいというふうに 考えております。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   11時半まで休憩します。           午前11時19分  休 憩                                                        午前11時30分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第125号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第126号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第127号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第128号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第125号から議第128号までの4議案は、いずれも人権擁護委員 の推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第125号から議第128号までの4議案につい て提案理由のご説明を申し上げます。   これらは、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に 置かれております人権擁護委員のうち、3人の方が平成25年3月31日をもって任期満了となることか ら、議第125号では小田寛三氏を、議第126号では野マサ子氏を、議第127号では菅原尚子氏をそれ ぞれ適任と考え、引き続き人権擁護委員に推薦しようとするものであります。   次に、議第128号についてであります。本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、小田 百枝氏につきましては平成24年12月31日をもって任期満了となるため、その後任委員として新たに渡 辺幸雄氏を人権擁護委員に推薦しようとするものであります。新任の方の略歴につきましてはお示し のとおりであり、人権擁護委員として適任と考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決をいたします。   最初に、議第125号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第125号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   次に、議第126号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第126号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   次に、議第127号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第127号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   最後に、議第128号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第128号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。                                              日程第10 議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについて          議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定について     議第131号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について    議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工              事請負変更契約の締結について   議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について       議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について  議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について  議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について  議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定              について                         議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について     議第139号 市道路線の認定について                  議第140号 市道路線の変更について                 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第129号から議第140号までの12議案については、一括して議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第129号から議第140号までの12議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第129号の損害賠償の額を決定し和解することについてであります。本案は、平成24 年4月5日、村上市塩野町地内国道7号交差点において、温泉配湯専用のタンクローリー車が県道荒 沢塩野町線に右折で進入してきたところ、国道の対向車線を走行してきた相手方車両と衝突し、反動 で相手方所有の車両は県道から国道に出るために停車していた第三者の車両に衝突し、相手方及び第 三者の車両を損傷したものであります。また、相手方車両の運転手は頸椎捻挫を受傷しております。 本件事故は、右折時の前方確認が十分でなかったために発生したものであり、相手方にも前方注視義 務があることから、その過失割合を村上市が90%、相手方が10%とし、車両修繕費として64万2,060 円を賠償するものであります。   なお、本来であればすべての示談が成立してから提案するのが通例でありますが、相手方車両の 運転手のけがに対する損害賠償については、治療に時間を要することから、協議の結果、このたびは 車両のみについての決定をお願いするものであります。   次に、議第130号は、合併特例措置逓減対策準備基金条例の制定についてであります。本案は、 今年度で合併から5年目を迎え、合併特例処置が適用される期間があと3年となりました。普通交付 税については、平成28年度から平成32年度までの5年間で段階的に削減され、平成33年度からは新村 上市本来の交付額となります。平成33年度の普通交付税の額は、現行制度が変わらない場合、平成24 年度と比較すると約26億円の減少が見込まれます。このため、合併特例処置が適用されているうちか ら歳出の削減を図り、後年度に充当、活用できる基金を積み立てることで、歳入の削減に伴う歳出の 急激な減少の緩和を図ることを目的に本基金の設置を提案するものであります。   次に、議第131号の村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 旧山辺里小学校体育館及びグラウンドと旧門前谷小学校体育館及びグラウンドを社会体育施設として 利活用するために条例を改正しようとするものであります。なお、旧山辺里小学校グラウンドについ ては、ゲートボール場を備えた多目的グラウンドとして整備し、活用することとしたいため、現在の 山辺里ゲートボール場と下渡大橋ゲートボール場については廃止するものであります。   次に、議第132号、(仮称)生涯学習センター建築本体工事の工事請負変更契約の締結について であります。本工事に関する契約については、平成24年第1回臨時議会において議決いただいた同日 付で加藤組・内山組特定共同企業体と工事請負契約を締結し、工事を進めてきたところでありますが、 利用団体からの要望を受け入れ、工事の仕様等について一部変更を行うものであります。主な変更内 容としては、ブラインド工事、駐輪場の設置、空間を有効活用するための調理実習室の棚、収納、学 習室のつくりつけ机の追加、作品を展示するためのピクチャーレールの設置箇所を追加するものであ ります。   次に、議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、経済 社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措 置法の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令並びに地方税法施行規則の一部 を改正する省令が平成23年12月2日に交付されことに伴い、本条例の一部を改正するものであります。 改正の内容につきましては、法人税率の引き下げで法人市町村民税が減収となる市町村との増減収を 調整するため、都道府県たばこ税の一部を市町村たばこ税に移譲すること及び退職所得に係る税額控 除を廃止することに伴い、規定を整備するために改正するものであります。   次に、議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、児童手当法の一部を改正する法律が平成24年3月31日施行されたことにより、児童手当法第22 条2の規定に基づき、児童手当に係る寄附制度が創設されました。この改正により、本市が寄附を受 領した場合には次代の社会を担う児童の健やかな成長を支援するために使用しなければならないと規 定をされていることから、寄附とその用途との関係を明確にする必要があるために改正を行うもので あります。   次に、議第135号は、村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、勝木・ゆり花温泉スタンドの利用時間について現在「午後3時から午後9時まで」と規定さ れているものを、利用者の利便性向上のため「午後1時から午後7時まで」に改正するものでありま す。   次に、議第136号は、村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、利用者の減少から、今年度から村上市蒲萄スキー場でのナイター営業を廃止することとし、 これに伴いナイター券料金の設定を廃止するとともに、シーズン券の金額についても改正するもので あります。   次に、議第137号は、上助渕コミュニティセンター条例の一部改正についてであります。本案は、 上助渕コミュニティセンターについて平成25年度から指定管理者制度への移行を予定しておりますこ とから、指定管理者導入に向け条文の追加等を行うものであります。   次に、議第138号は、村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 老朽化が進んでいる戸建て住宅である村上市営坂町住宅のうち、空き家となった住宅1戸について用 途廃止のための改正を行うものであります。   なお、空き家周辺の安全などを考慮し、入居者が撤去した後は用途廃止処分を行い、その都度解 体する予定であります。   次に、議第139号は市道路線の認定についてでありますが、議第140号の道路変更についてもあわ せてご説明申し上げます。提案内容につきましては、市道に認定する路線が4路線、変更する路線が 3路線であります。認定路線の内訳は、村上地区において宅地開発によって帰属を受けたものが3路 線及び村上地区と朝日地区にまたがる農道を市道に所管がえしようとするのが1路線になっておりま す。   また、変更の3路線は、村上地区と朝日地区にまたがる農道を市道に所管がえしようとすること に伴い、逆に市道から農道に所管がえすべき路線が生ずることから、路線変更となるものは2路線、 県道の改良事業完了に伴い、市道への管理として引き渡しを受けたものが1路線であります。   以上であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 議第130号の村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定についてお伺 いいたします。   逓減ということは、売り上げとか収益とかがだんだん減ってくるという意味があるのですけれど も、その対策として準備基金を設置するということになるわけですけれども、平成29年度以降の財政 予想、前は市長に一般質問等であれしましたけれども、そのときにはまだ立てていないということな のですが、ここまで逓減対策準備基金条例をつくるということですと、財政シミュレーションのもと でこの設置条例案をつくったと、設置するのだということで理解してよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 現在歳入のシミュレーションを主にして、歳出のほうはまだなのでござ いますが、入をシミュレーションして今回の基金の条例の制定に至っております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今年度は6億円ということを見込んでいるということですけれども、何年 度までにこの準備基金を幾らとして積み立てるという予定にしているのか、お聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) あくまでも財政のサイドということでございますが、平成27年度までに 30億ほど必要になるのでないかというふうには考えております。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 合併後、財政努力というのですか、そういうことで基金を20億使って、そ れで30億ためるということで、実質的には10億ぐらいその1年間で積み立てていくのだということを やられたと思うのですが、財政調整基金を含めて、基金高がふえているということは私も理解します。 16基金以外にこの準備基金というのを別枠で積み立てていくというふうに理解していいんでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) それぞれの基金には目的がございまして、取り崩しについても条件がご ざいますので、この基金についても別な目的といいますか、逓減のための財源として活用させていき たいというふうには考えております。 〇17番(長谷川 孝君) 3問終わったから、いい。 〇議長(板垣一徳君) 8番、小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 議第132号の件ですけれども、先ほどの説明で利用団体からの要望受け入れ というようなことがございました。1,464万ぐらいとかなり金額が大きいのですけれども、この件は1 2月27日に入札行われまして、このときの再入札の差が200万ぐらいなので、本当に金額が大きいなと いうようなことはちょっと思いました。   それで、利用団体の方とも平成23年4月の20日に説明会を行ったり、平成23年5月の25日にアン ケート調査を行ったりしておりますけれども、この辺利用団体からの要望の受け入れということの流 れはどんなになっているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 利用団体からの意見の聴取の流れということでしょうか。 〇8番(小杉和也君) 時系列でもらえれば。 〇生涯学習課長(高田 晃君) はい。昨年の2月26日に基本設計に基づく公開プロポーザルでいわ ゆる基本計画が決まりました。その後、同年4月に村上地区の公民館利用団体の皆さん全員お集まり いただきまして、いわゆる基本計画についての説明会、以後3回ほど利用団体の方々にはお集まりい ただきました。この間、議員今おっしゃったとおり、皆様にアンケート調査。このアンケート調査の 内容につきましては、今使っている利用団体のいわゆるどういった団体が何人規模でどういった部屋 を利用したいというふうなアンケート結果であります。それに基づきまして、今建設中の生涯学習セ ンターが不便なくそのまま利用できるかどうか判断したということであります。その後、ことしに入 りまして6月26日、再度今度は移転等の今後のスケジュールとか、あるいは今ある団体の方々の持ち 物の整理ですとか、そういう部分について相談会をいたしました。そして、8月の19日、ちょっと日 付あれですが、8月に入りましてもう一回その件について懇談会を開いたということで、利用団体の 方々五十数名出席しております。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) その利用団体の方は、ある程度細かい図面を見て、こういったものがさらに 必要だという要望を出してきたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 皆さんお集まりいただくごとに平面図をお示しして意見を聞いたと いうことであります。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 市長に伺いますけれども、今後こういった後から利用する方のその要望が出 てくればある程度反映していくというような方向性でよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も何度も建てられるものではありませんので、今建てておりますので、 利用者がよりよい方向で検討をしていただいて、そして市としてもそのほうがベターだなと思うとこ ろにはこれからもそういうような配慮をしていく必要があるのではないかなと、そのように考えてお ります。 〇8番(小杉和也君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 委員会で審議されるのですけれども、私その所管の委員会ではないので。   今の132号のその追加工事請負契約という案件なのですが、これは議会で入札のときの工事請負 の締結というのを議会で承認をしているから、追加工事としてまた出た場合にはこうやって出るわけ ですが、ほかの、当然入札は毎日のように行っておりまして、当然議会に付さなくもいい1億5,000 万以下の物件につきましては幾ら追加工事があろうが何しようが、議会には全然付してこないわけで すよね。その内容につきまして、最低工事予定額と最低制限価格というのを今決めて当然入札をやっ ているわけですけれども、2億の物件で74%掛けた最低制限価格が例えば1億四千幾らだと、そうす ると入札で落札をした業者が1億四千数百万でとった、その予定価格からの金額の差が5,000万ある ので、その中の分で予算が、当初もともとは2億円の予定していたのだから、その中からの金額であ れば何ぼでもいいのではないかみたいな感覚の追加工事になっているような部分というのはないので すか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) いわゆる請け差の問題だと思うのですが、請け差の利用につきましては 契約検査室のほうで厳しく判断してございますので、必要以外のものについては請け差は使わないと いうのを原則にしております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) この今回の追加工事、その業者さんがうんぬんというわけではないのですけ れども、その工事の概要を見ますと、例えば天井点検口の追加で44万5,000円とか細かい項目を見ま すと、私らがゼネコンさんから点検口を1カ所、スタンダードって普通の点検口です、ああいう点検 口、ああいう点検口をつけた場合に、1カ所五、六千円です、請負金額が。そうすると、この44万5, 000円となりますと、1万円にしたって44台もつく。そんな点検口の追加というのは、そういう細か い項目までちゃんと渡す側の市側は内容をチェック、精査して追加工事を発注しているのかというこ とです。ましてやその業者が請け負った金額に対して、加藤組さんや内山組さんがやるわけではない のです。すべてこの工事はそこにいるまた下請業者さん、業者さん、業者、そういった方々が工事を 直接やるのです。そこに本当にそれだけの妥当な金額で行っているかどうかなんていうのをちゃんと 調べているのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今議員ご指摘のこの点検口でありますが、確かに当初設計の中には 24カ所ほど含まれておりました。工事を進める中で、この吸気フィルター等の交換がどうしても必要 になってくると。そういった場合には、当然足場を組んで外から作業をするということになっており ますが、この天井の点検口をふやすことによって簡易にできると。さらには、内部の配線等の点検あ るいは修理をする場合にも点検口をふやすことによって効率性が上がるということで追加させていた だきました。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 3問しかないんで、その詳細はまた私も調べていろいろ、委員外なのですけ れども、また委員会のときにいろいろやりたいなと思います。   ただ、市長のお考えとして、例えばこういう工事の請負での追加工事はこうやってどんどん出て きます。ところが、今実際に必要な学校教育の部分の施設であったり、例えばプールはもう今中学校 授業がないので、必要ないのですよね、プールが。そういう解体を本当は急いでほしい。そうすると、 予算がないんでって平気で言われる。しかし、こういうのはどんどん、どんどん1,000万、2,000万と いう予算がついていく。そういう考え方は、市長どういうふうに考えていらっしゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほども答弁をさせていただきましたが、今つくっているものに対してはそ れを利用する人たちがより使いやすいような、そういうようなものにつくり上げていくのが一番ベ ターではないかなと、そのように考えておりまして、そういう意見を聞きながら、完成時にはよりよ いものをつくって完成をしていきたいと、そのように考えておりますし、これとは別な観点で、いわ ゆる今言った学校教育における施設整備あるいは施設の要らないものの解体とかも順次やっぱり手が けていく必要があると、そのように認識をいたしております。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 25番、片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) すみません。同じく議第132号、1点だけお聞きしたいのですが、前山北支 庁舎の請負変更契約ですか、あれは何かできてしまって、それでこれだけかかりましたというような 感じだったのですが、私反対したのですけれども、この場合はこれからこの追加工事を行うというこ とでよろしいでしょうかね。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) そのとおりであります。 〇25番(片野鉄雄君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) 21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 130号についてお伺いいたします。   ご説明がありましたが、とにかく財政が大変厳しくなるというこの将来の深刻な現状を考えてこ ういう基金条例をつくるということですね。それで、この基金条例の根拠となる数字はとちょっと見 てみましたら、後で24年度の補正の中で明らかになるのですが、繰越金が余ったのですよね。6億8, 600万でしょうか。それで、諸支出金として、基金費として6億円を入れていると。歳入歳出の関係 が補正予算のところで出ております。つまりこういう基金、6億が決算で出てきたので、今回基金条 例をつくることになったのか、それともこういうものはつくらなければないという考えは持っていた のだけれども、たまたまこの6億円が出てきたので、今回から始めることにしたと。どういう背景が あるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 普通交付税が28年度から減るというのは事実でございますので、それの 対策を既に考えておりまして、それでは普通交付税減少を補填するためのきちんとした基金をつくろ うということで今回繰越金を使わせていただいたということで、私どもとすれば必要なこういった条 例制定だというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この条例の第5条の繰替運用というところに、「市長は、財政上必要がある と認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り 替えて運用することができる」とあります。これは、具体的にはどのような内容を指すのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 必要になったときに取り崩して、繰りかえて運用するという内容でござ います。必要になったときの条項でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 生涯学習センターの請負変更契約の締結について、132号についてお伺いを いたします。   変更理由として、工事概要としてここにいろいろな内容が載ってございます。6月議会の山北支 所のこの案件でも明らかになりましたように、課長が言葉でこうこう、こうこう、こういうものが根 拠でございますって答えても、議員はしっかりとしたこの……例えばブラインド工事、幾らですか、 333万5,000円ってここに書いてありますが、それが1個が幾らで、そしてそれが何個でとかというふ うにこの数字の根拠となるものがしっかりと委員会に提出されなければしっかりとした決断はできな いわけですよね。あのときには休憩時間をとって、そしてわかる資料の提出をと言ったにもかかわら ず、休憩後にその資料が出ないで、それで副市長、そして関係の課長の答弁で終わってしまったとい う。そして、本会議の採決の後に担当の委員たちにその資料が配られたという本来の議会に対応の行 政の仕事のやり方では、当然反対をいたしましたが、非常に私は疑問を感じております。そういうこ とのないようにしっかりとこの変更の数字の根拠となる資料は用意していただきたいし、そのような 議会への提案の仕方を市長はしっかりとさせていただきたいと思います。   あのときの委員会には市長は同席しておりませんでした。ですから、あのやりとりを聞いてはお りませんが、責任は、行政の職員の仕事の仕方、そして議会に提出する資料の内容、そしてそこで答 弁する行政の人たちのその曖昧な答弁、それはみんな市長の責任です。ですから、前回の6月議会の ような山北支所の契約変更のような、一言で言えば行政の仕事としては余りにもお粗末な議会に対し ての対応だったということをぜひ反省して、そのようなことのないようにしっかりとした資料提出を させるとお約束できますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然のことながら、私市長でありますので、いいことも悪いことも全部私の 責任であります。しっかりと管理をしていきたいと思っております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第136号、蒲萄スキー場の条例の件ですが、3万円を2万8,000円にという ことだと思うのです、これ。シーズン券、ナイターになるのかな。蒲萄スキー場そのものが、使用料 としての今回の決算のを見ていると売り上げと使用料と合わせて大体880万ぐらいになるのですか、8 80万ぐらいになるのに、この改正してまた下がるのではないですかね。その辺の、入場料が下がった から、売り上げが下がるわけ、売り上げというか、使用料が下がるわけではないのでしょうけれども、 その辺のことは大丈夫なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 失礼いたしました。今マイクの確認をしておりました。   売り上げは、多少下がるということでございますが、今度逆にそれに伴うナイターを行うことを やめることによって支出しなくてもよい経費も出てまいりますので、大丈夫であろうかというふうに 考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これ私の所管の委員会、経済建設委員会なんで、その場でもう一度聞きたい とは思っておりますが。   ただ、1つ、うわさでしかないのかもしれないですけれども、朝日の人から聞くと「3年くらい 前から運輸局に出しているリフトの検査、これをやっていないのだよ」と言われる方がいて、そんな はずないよと、そんなことないでしょうと言っているのですが、その辺の……そんなことないですよ ね。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 今現在調べておりましたら、書類が提出されていないということが わかっております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) していないということですか。それは、していないことになるのか。とにか く私の委員会なので、それはもしそういうのであればしっかりとそのことがわかるような資料をちゃ んと提出してもらいたいと思いますが。副市長、どうですか、これ。蒲萄というと朝日のことだし。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの件につきましても、今調査中であります。今後の運営につ いても、鋭意今年度に向けてその辺運輸局との調整を今後進めてまいりたいと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) きちんとした内容で行政がやっているものですから、そういうのは違法な形 でやっていたなんていうことになると大変なことです。しっかりしてもらいたいと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第129号から議第140号までの12議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。   午後1時15分まで休憩します。           午後 零時08分  休 憩                                                        午後 1時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(板垣一徳君) ここで6番、川村敏晴君より発言を求められておりますので、これを許しま す。   川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 先ほど請願第6号の農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願での 補足説明の際、他市町村の補助率の説明に関しまして資料の読み誤りがあり、訂正をさせていただき たいと思います。   補助残のパーセンテージをそのまま読んでしまいまして、まことに申しわけございませんでした。 正しくは、関川村約9%、長岡市と柏崎市がともに約22.5%でございました。訂正をしておわびを申 し上げます。よろしくお願いいたします。                                              日程第11 議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)       議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第143号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)       議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)       議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第141号から議第149号までの9議案は、平成24年度一般会計及 び特別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第141号から議第149号までについて提案理 由のご説明を申し上げます。   最初に、議第141号は、村上市一般会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出の総額に8億6, 360万円を追加し、予算の規模を310億5,620万円にしようとするものであります。初めに、主な歳入 から申し上げます。歳入の第14款国庫支出金では、災害復旧事業などで786万9,000円を、第15款県支 出金では介護基盤緊急整備のための交付金など1億2,957万4,000円を追加いたしました。第19款繰越 金において、前年度繰越金6億8,684万2,000円を、第21款市債では、臨時財政対策債など3,620万円 を追加いたしました。続きまして、主な歳出を申し上げます。第3款民生費では、介護基盤緊急整備 のための補助金など1億2,533万7,000円を追加いたしました。第4款衛生費では、予防接種委託料や 太陽光発電補助金など3,530万6,000円を、第6款農林水産業費では、新規就農総合支援事業交付金な ど1,480万円を追加いたしました。第8款土木費では、道路橋梁など4,256万円を、第11款災害復旧費 では1,737万8,000円を、第13款諸支出金では、合併特例措置逓減対策準備金として6億円を新たに計 上いたしました。第2表、債務負担行為補正では、景観計画策定業務を追加いたしました。第3表、 地方債補正は、災害復旧事業債の追加及び臨時財政対策債限度額の変更であります。   次に、議第142号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ330万円を追加し、予算規模を3億1,980万円にしようとするものであります。歳 入では、第5款繰越金で117万5,000円を、第6款諸収入で道路改良工事支障施設工事補償料として14 0万円を、建物共済災害共済金として72万5,000円をそれぞれ追加いたしました。歳出では、第1款総 務管理費の一般管理で情報通信施設使用料の二重納付による返還処置のため、新たに還付金8,000円 を計上いたしました。また、施設管理費では、山北地区脇川地内における国道345号倉沢橋の橋梁補 償工事に伴い、支障移転工事費329万2,000円を追加いたしました。   次に、議第143号は、村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ470万円を追加し、予算の規模を3,290万円にしようとするものであります。補正 予算の主なものは、歳入では第3款繰入金で301万9,000円を、第4款繰越金で168万1,000円をそれぞ れ追加いたしました。歳出では、第1款総務費、第1項総務管理費、1目一般管理費を470万円追加 いたしました。   次に、議第144号は、村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ80万円を追加し、78億4,680万円にしようとするものであります。補正の内容は、 歳入では第11款繰越金において平成23年度国民健康保険特別会計の決算による繰越額として80万円を 追加いたしました。歳出では、第8款保健事業費において国の第2期特定健診等基本指針の改正案が 示されたことにより、新たに第2期の特定健康診査・特定保健指導実施計画にかかわる策定業務委託 料を81万5,000円追加いたしました。また、第12款予備費では1万5,000円減額いたしました。   次に、議第145号は、村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ7,440万円を追加し、予算の規模を69億2,240万円にしようとするものであります。補 正の主なものは、歳入では昨年度介護給付費の国庫負担金等の確定に伴い、第4款国庫支出金1,459 万6,000円、第5款支払基金交付金1,274万6,000円、第6款県支出金1,298万4,000円をそれぞれ追加 いたしました。また、第9款繰越金は、3,407万4,000円を追加いたしました。歳出では、第1款総務 費23万4,000円、第4款基金積立金5,837万4,000円、地域支援事業費の交付金確定により、第6款諸 支出金1,543万2,000円を追加いたしました。   次に、議第146号は、村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳 出予算の総額にそれぞれ170万円を追加し、予算の規模を5,600万円といたしました。補正の主なもの は、歳入では第2款繰入金で、一般会計繰入金122万6,000円を、第3款繰越金では前年度の繰越金47 万4,000円をそれぞれ追加いたしました。歳出では、第2款サービス事業費の居宅介護サービス事業 費では、施設の修繕及び工事のため170万円を追加いたしました。   次に、議第147号は、村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ1,070万円を追加し、予算の規模を53億4,690万円にしようとするものであります。 歳入では、第5款繰越金で前年度繰越金1,070万円を追加いたしました。次に、歳出では、第1款下 水道事業の総務管理費で、消費税額の確定により850万1,000円を追加いたしました。また、施設管 理費においても、処理場等の下水道施設の修繕費450万円と機械器具購入費61万円をそれぞれ追加し、 施設維持管理委託料では契約額の確定により291万1,000円を減額し、第1款下水道費では1,070万円 を追加いたしました。   次に、議第148号は、村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ760万円を追加し、予算の規模を10億4,850万円にしようとするものであります。 補正の内容でありますが、歳入では第5款繰越金で前年度繰越金に760万円を追加いたしました。次 に、歳出では、第1款集落排水費の集落排水総務管理費で、消費税額の確定により603万5,000円を追 加いたしました。また、農業集落排水施設管理費では、処理場の機器交換に伴う工事費156万5,000円 を追加し、第1款集落排水費では760万円を追加いたしました。   次に、議第149号は、村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ190万円を追加し、予算の規模を7億7,130万円にいたしました。補正の主なもの は、歳入では、第3国庫支出金518万5,000円減額し、第7款市債700万円を追加いたしました。歳出 では、第1款総務費では平成23年度の消費税及び地方消費税の確定申告に伴い、消費税及び地方消費 税額71万2,000円、第4款予備費に118万7,000円をそれぞれ追加いたしました。   以上、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 一般会計のほうで質問いたします。   19ページの環境衛生費、住宅用太陽光発電システム。所管が違うので、ちょっとお聞きしたいの ですが、これは当初6月のときに新しく設けていくときに、これは殺到するよと、この金額は。今回 このいわゆる補正に至ったのだろうとは思います。ただ、国はキロ当たり3万円、県は7万円。この 辺の県内だと聖籠町でも7万円、阿賀野市で5万円、胎内市で7万円。村上市は、キロ当たり12万5, 000円。そうすると、ボリュームが大きくて、家庭用だと大体4キロ。そうすると、50万円の補助の、 上限50万円ということになるのでしょうけれども、これ今このたび補正でこういうふうに上げており ますけれども、将来的なビジョン、そして志、この辺が見えてこないのです。ただの思いつきでしか 何か。いいのです、こういうような補助をするのは。でも、50万円、ほかのところ目いっぱいでも21 万です。これ半分でも相当進むのではないかなとは思っております。そうすれば2倍の人たちに補助 できるわけなのですが、この辺の感覚というのは、これ課長なのか市長なのかわからないですけれど も、その辺どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、今おっしゃるとおり、当初予定していたより非常に多かったと。どち らかというといい傾向だなとは思っております。そういうことで、3.11災害以来新しいエネルギーに ついても非常に大きなやっぱり関心があるのだなということでありますし、できれば今回申し込みさ れた方々には抽せんということではなくて、全員に差し上げていきたい。そして、これからのことに ついては再度検討をしていきたい、今機器も相当、ソーラーも相当安くなってきているみたいなので、 それらも含めて検討をさせていただきたい、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ことし6月からというか、8月からですか、補助始まって、傾向的にはいい のだろうとは思いますが、ただ来年になって、とても予算がないので、やめますというような、そう いうような補助制度だったら、これは最初からもうちょっと金額のことを考えてやったほうがよかっ たのではないかと。再来年になったらとても出せないといったら、これまた市民のほうでもせっかく あったのにないのかという逆にクレームに変わってしまいますから、この辺は慎重かつ有効的なやり 方で持っていってもらいたいと思っております。   また、一般会計の、もう一つ今度27ページ。これ所管は私違うので、今のうちに聞いておこうと いう部分で、再度もう一回委員会のときには聞くことにはなろうかと思いますが、27ページ、緊急雇 用創出事業、体育総務費。これ私思うのですが、いわゆる緊急雇用ですから、雇用の創出に使われる ということなのでしょうけれども、今生涯学習関係でいうと社会教育指導員、月額9万8,100円でや っております。これは、週に4日間しか勤務ができない。7時間で28時間勤務。そうすると、社会保 険も何も入っていないのです。村上市全体で、これ一度前に生涯学習課長にお聞きいたしましたが、 11名程度いると。そこの中央公民館というか、村上の最初の、公民館ですかね、そこには3名いらっ しゃると。でも、前は本当に教育のスペシャリストである先生方のOBさんが配置について、いろい ろ子供あるいはその教育の指導等に当たっていましたが、今ほとんど先生のOBという方はいらっし ゃいません。本当に40代、恐らく30代からも応募してきて、公募によってそこに就職するわけですよ ね。それが社会保険も入っていない状態で。私は、この緊急雇用も生涯学習のこっちも大事ですけれ ども、私は公民館のその配置のあたりももう少し報酬の見直しをここでひとつやったほうがいいかな と思うのです。責任持った、目いっぱい勤めてもらって社会保険も掛けて、できれば生涯学習の形の 中で、例えば青少年健全育成センターの主任指導員だったら14万4,000円です。もう5万円から違い ます。給与、報酬にして。やっぱりその辺を充実してあげて、充実したその教育指導に当たられるよ うな形をとっていただきたいと思いますが、これあわせてどうですかね。これは教育長、いかがでし ょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 今いじめ問題だとか、そういうふうなものも発生しております。それで、 そういうふうなことに対しての対応をお願いしたりする場合もあるわけなのでありまして、こういう 人たちの低い賃金、社会保険にも入れないというような人たちに対しては、できるだけそういうよう なことがないように、しかも今お話を聞くと30代、40代の人たちですので、できるだけ配慮していき たいというふうな考えを持っております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 生涯学習関係で緊急雇用創出事業で、こっちもしっかりとやってもらいたい のですが、同時にそういった部分でもぜひ充実させて、前は先生方のOBさんでスペシャリストで、 しかもちょっと金銭的に余裕があったりする方が配置についたりしていたわけですけれども、高田課 長、どうですか。最後に。その辺いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 議員おっしゃるとおり、従前教員のOBあるいは公務員のOB等が 社会教育指導員に携わっていたというふうな時代から、今は本当に若い方、それも男性の方が社会教 育指導員になっているということですので、時代に合ったような、その職に合ったような報酬、待遇 を検討していきたいというふうに考えております。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第141号から議第149号までの9議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第12 議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について       議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                               議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決              算認定について                           議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について                             議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて                               議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算              認定について                            議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて                               議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について                              議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計決算認定について   〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第150号から議第163号までの14議案は、平成23年度一般会計及 び特別会計歳入歳出決算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第150号から議第163号までの14議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成23年度村上市一般会計及び各特別会計の決算認定についてであります。上水道事業 会計を除く平成23年度の村上市一般会計及び各特別会計については、平成24年5月31日に出納を閉鎖 し、会計管理者によって決算が調製された上、市長あて提出されております。地方自治法第233条第 2項の規定により、決算書を監査委員の審査に付したところ、8月22日付で決算審査意見書が市長に 提出されましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第150号の一般会計の決算であります。歳入総額318億1,596万2,798円、歳出総額304 億1,712万9,115円で、差し引き13億9,883万3,683円を翌年度へ繰り越しました。   なお、継続費逓次繰越額3,746万5,450円、繰越明許費繰越額6,834万8,800円を差し引いた実質収 支額は12億9,301万9,433円であります。   議第151号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに30万9,460円であります。   議第152号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額2億7,562万320円、歳出総額2億6,922万3, 664円で、差し引き639万6,656円を翌年度へ繰り越しました。   議第153号のみどりの里特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに2億7,519万8,527円であり ます。   議第154号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額3,602万2,471円、歳出総額3,433万9,499円 で、差し引き168万2,972円を翌年度へ繰り越しました。   議第155号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額76億8,234万6,806円、歳出総額75億4,953万 2,842円で、差し引き1億3,281万3,964円を翌年度へ繰り越しました。   議第156号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額1,698万3,172円、歳出総額1,664万9, 432円で、差し引き33万3,740円を翌年度へ繰り越しました。   議第157号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億1,155万1,932円、歳出総額6億1,004 万1,972円で、差し引き150万9,960円を翌年度へ繰り越しました。   議第158号の介護保険特別会計決算は、歳入総額65億4,405万4,319円、歳出総額65億571万7,642 円で、差し引き3,833万6,677円を翌年度へ繰り越しました。   議第159号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額6,448万40円、歳出総額6,320万5,219円 で、差し引き127万4,821円を翌年度へ繰り越しました。   議第160号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額52億9,018万3,469円、歳出総額52億975万1,65 0円で、差し引き8,043万1,819円を翌年度へ繰り越しました。   議第161号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額8億8,315万9,670円、歳出総額8億6,752万 6,940円で、差し引き1,563万2,730円を翌年度へ繰り越しました。   議第162号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7億3,756万2,569円、歳出総額7億2,219万 887円で、差し引き1,537万1,682円を翌年度へ繰り越しました。   議第163号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後、決算を調製してこれを監査委 員の監査に付したところ、平成24年8月22日付をもって監査委員から決算監査意見書が提出されまし たので、この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。   業務量は、給水量675万9,901立方メートルとなり、対前年度比3,432立方メートル、0.1%の減と なりました。経営状況は、税抜きの損益計算書では総収入で9億4,755万1,514円、総費用8億4,747 万5,863円となり、差し引き1億7万5,651円の前年度純利益を計上いたしました。資本的収支では、 企業債、工事補償金による収入額4億4,028万8,737円に対し、建設改良費に7億4,406万9,925円、企 業債の償還金に3億2,884万5,879円、支出全体で10億7,291万5,804円となり、差し引き6億3,262万7, 067円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,252 万3,353円、過年度分損益勘定留保資金5,873万4,329円、当年度分損益勘定留保資金3億3,515万353 円及び減債積立金2億621万9,032円で補填をいたしております。   以上、14の会計の決算内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審議の際にご説明申し 上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の積 極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第150号から議第163号までの14議案については、決算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、7日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 1時42分  散 会