平成24年村上市議会第3回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成24年9月26日(水曜日) 午前10時開議                       第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  諸般の報告                                    第 3  請願第 3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書                   請願第 4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願                   請願第 5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願                第 4  請願第 6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願           第 5  議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについて              議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定について         議第131号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について         議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負変更契             約の締結について                          第 6 議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について       第 7 議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について       議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について       議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について   議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について          議第139号 市道路線の認定について                       議第140号 市道路線の変更について                       第 8  議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)        議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)        議第143号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)        議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)        議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)   第 9  議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について        議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について        議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について        議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て        議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計決算認定について   第10  議員発議第11号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる意見書の提出について         議員発議第12号 「教育費無償化」の前進をもとめる意見書の提出について           議員発議第13号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築               を求める意見書の提出について      議員発議第14号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の増額・拡充を               求める意見書の提出について        議員発議第15号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の増額・拡充を               求める意見書の提出について   第11  議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会の設置について          第12  議員発議第17号 MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛行訓練の中止               を求める決議                          第13  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件                                  日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  諸般の報告                                  日程第 3  請願第 3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書                   請願第 4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願                   請願第 5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願              日程第 4  請願第 6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願         日程第 5  議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについて               議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定について          議第131号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について          議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負変               更契約の締結について                      日程第 6 議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について     日程第 7 議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について       議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について       議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定について   議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について          議第139号 市道路線の認定について                       議第140号 市道路線の変更について                     日程第 8  議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)        議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)        議第143号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)        議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)        議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第 9  議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について        議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について        議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について        議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定に               ついて          議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい               て           議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につ               いて          議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計決算認定について 日程第10  議員発議第11号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる意見書の提出について         議員発議第13号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の                 構築を求める意見書の提出について        議員発議第14号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の増額・拡                 充を求める意見書の提出について        議員発議第15号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の増額・拡                 充を求める意見書の提出について 日程第11  議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会の設置について        日程第12  議員発議第17号 MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛行訓練の                 中止を求める決議                      日程第13  議員派遣の件                                                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財政課長補佐     伊 与 部   善   久   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、13番、木村貞雄君、14番、三田敏秋君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) おはようございます。大変ご苦労さまでございます。諸般の報告を申し上げ ます。   このたびの9月定例会会期中におきまして、市営蒲萄スキー場運営における問題事案が確認をさ れました。このことは、市長としてまことに遺憾であり、まずもって議員各位をはじめ市民の皆様に 多大なご迷惑をおかけしたことに対しまして、深くおわびを申し上げる次第でございます。現在のと ころ、事実調査についての確認が全て終了していない状態にあり、調査継続中でありますが、事実は 事実として皆様にご報告した上で今後の対応を図らなければならないものと判断し、現時点での詳細 については、この後に開催予定の市議会全員協議会にご説明させていただきたいと存じております。   今後さらに詳細が明らかになり、本市としての対応を明確にお示しできる段階となり次第、再度 皆様にご報告申し上げる所存でありますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) おはようございます。新聞の掲載の内容によりますと、以前委員会ちょっと 私番外議員として出られなかったものですから、質問させていただきたいのですが、担当課の意見か らいきますと、その職員の怠慢が原因であるというようなことを言っている担当課があります。   しかし、責任の所在はその課全体、そして副市長、市長に当然行くのだろうというふうに私は考 えます。その課がもう職員の怠慢で済ませるというのは、もってのほかなのではないか。もしそうい うことを言った担当課のもしくは課長、その担当課の人がいたら、それは全くその職員の怠慢で済ま せるのはおかしいというふうに考えますが、副市長、以前に職員の不祥事等が続いた際に、もっとほ かの案件、またそういった職員の不正はないのですよねというふうに問うた際に、ありませんという お答えでした。しかし、これは19年度から、当時ご自分が村長時代からのお話なわけです。そういう のが何も気づかないでいまだに来ているということ自体、私にとってはすごく考えられない。その辺 どのように考えますか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの件でありますけれども、今事実関係を聞き取りをして、責 任の所在また我々の処分も含めて検討しているところであります。詳細が確定次第、また皆さんにご 報告をさせていただきます。   また、全員協議会でも詳しい内容について報告をさせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 例えば会社なんかですと、その運行マニュアルですとか、例えばチェックリ ストですとかというのが必ずあります。   例えば会社の車を乗った場合に、出るときの距離を書いて、帰ってきたときの距離を書いて、ど こに行ってどうして、そしてチェックをしていく。例えばここに今委託されているトイレの掃除の人 だって、何時に入って何時に掃除してという、そういうチェックをちゃんとしているわけです。いわ ゆる運行ガイドマニュアルみたいな、そういったものが各所管ごとにそういうのは何もないのですか。 課長がちゃんと最後にはチェックをして判こを押して、副市長に上げてチェックをしていくというよ うな、そういった所管に対する仕事のチェック体制というのは、この市はどうなっているのですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 各課ごとにそういうマニュアルはあると思います。   ただ、その人事異動とか合併も絡みまして、連絡体制また上司との報告等が怠ったということで、 今回こういう事件が発生したと認識をしております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 商工観光課長、今回向こうのみどりの里からこっちに来られたばっかりで、 前課長は農林水産課長でありますが、農林水産課長にその当時のことを聞いたほうがいいと思うので すけれども、そういったチェック体制、また職員の仕事に対する担当する職員のその仕事の分担に関 しては、直属の上司であるあなたは何もそういったチェックはしていなかったということなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 現地のほうに赴いてたびたび現地、スキー場の運営とかは見ており ましたけれども、担当職員から上がってきたものについては、チェックしておりましたけれども、お っしゃるような今問題になっている部分につきましては、書類が上がってこなかったものですから、 全く順調にやっているものだと。何らその問題点を指摘されなかったものですから、そういうふうに 全く信用して、その部分はもううまくいっているのだというふうに思っておりました。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第3 請願第3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書      請願第4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願      請願第5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、請願第3号から請願第5号までの3議案を一括して議題といたし ます。   本件は、いずれも総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審 査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) おはようございます。ただいま上程されました請願第3号、 4号、5号は、去る9月13日の総務文教常任委員会において審査を行いました。その審査の概要と経 過についてをご報告申し上げます。   初めに、請願第3号 学校図書館の蔵書整備・充実に関する請願書を議題とし、紹介議員に補足 説明を求めましたが特になく、審議に入りましたが特に意見がなく、討論を求めましたが討論もなく、 起立採決の結果、起立全員で請願第3号は採択すべきものと決定いたしました。   続いて、請願第4号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願についてを議題とし、紹介議 員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員より、6月議会に同じような趣旨で30人以下学級と全会一致でこの委員会で決定し、そのこ ととどのようにかかわるのかとの質疑に、紹介議員より、説明というよりは請願者が違う。私が判断 して、この請願者に対してどうのこうのと言える立場ではないとの答弁でした。   委員より、教職員をふやせという自分たちが有利になるようなこと、義務教育だけでなく公立の 高校のこともわかるように文章を提案者が説明すべきだと思うとの意見がありました。   委員より、機能障害を持った生徒がふえている状況で、教職員の多忙化もあり、将来の子供をき ちんと教育していくよう賛成であるとの意見がありました。   以上で審査を終結し、討論を求めましたところ、賛成討論2件あり、起立採決の結果、起立多数 で請願第4号は採択すべきものと決定しました。   続いて、請願第5号 「教育費無償化」の前進をもとめる請願についてを議題とし、紹介議員に 補足説明を求めた後、審査に入りましたが特に意見がなく、討論を求めましたが討論なく、起立採決 の結果、起立同数で、委員長賛成にて請願第5号は採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する一括質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまでございます。請願の第5号の委員会質疑なのですが、 私も番外議員でその様子を見させていただいていたのですが、何か今の委員長の報告ですと、何もそ の請願の中で争うというか、議論されるところがないような、5号に対して、報告でございましたが、 委員からはたしか二、三の委員からかですか、ちょっと内容についての説明を紹介議員に求めたいと、 このような質問がございました。   しかし、残念なことに紹介議員はわかりません、わかりません。それで押し通して、おかしな話 だなと私は非常にそのことが残っているのです、頭の中に。そのこともあってかわかりませんが、可 否同数ということで、委員長が賛成されて可決されました。その中で、委員長がそれを賛成したとい う委員長のその方向性、考え方をお聞きしたいのがよろしくお願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) どうしてもしなければならないですか。 〇16番(姫路 敏君) よろしかったら、いかがでしょうか。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 請願になりますと、今までも経験で思ってきたわけですけれ ども、例えば1つの請願に対していろいろな文章で来ますけれども、議会になりますと、一言一句注 意して見ていって、字句の部分がこの部分が悪ければ反対するとか、中身のそのやってもらいたい、 こういうことをしてもらいたいというようなところを重視すればいいのですけれども、いつもその辺 で泣かされて否決される部分も多々あったと思いますし、議員になっても、一番その議員としてのあ れは、一般の人はできないのですけれども、国に対して決議の提出するというのは、議員だけが持っ た特権であり、一番大切なものでありまして、またいろいろなお願いするものに対して、例えば同数 であって、この前はたしか本会議でも議長が否決してなった場合もありますので、お願いしたものを 同数であればなるたけ通してやりたいという意味合いもありますし、請願の中身もいろいろと難しい ことも書かれておりますし、また国の関係のことも書かれておりますけれども、私どもはやっぱり地 方議員でありますので、困っていることなど、また今ここに書かれていることが全て100%すぐこう してもらいたいとか、そういうものもあるけれども、今までの経緯もたどってみますと、何でも新た に改革していくものは徐々に、徐々にやってきて今までもこうやっていますので、やはり少しでもそ こに近づけていくというような意味合いも込めまして、私の気持ちでございます。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。委員長が請願者の気持ちに成りかわって、大事だろうと判断 して賛成に回ったということのご答弁だったと思いますが、可否同数の場合の委員長あるいは議長の 表決権というのは、法律で縛られるものでも何にもございません、表決の意思というの。   例えば議員必携の全国町村議長会が編集したもので、学陽書房というところが発刊したものによ ると、それによると、そこは1つ、議会において過半数議決を要する場合、賛成、反対が同数で議長 が採決するときは、その条例改正や予算の補正や請願の採択、そして人事案件の同意に積極的に賛成 するものがまだ半数に満たない、超えていない。もうしばらく議決を差し控えることが望ましいもの とすると、こういうものがあるのです。いわゆる大ざっぱに言えば、住民にとって緊急性を要するよ うな、そういう議決でない限りは、ちょっと時間を与えて再度考える時間を与えてもいいのではない かということです。同じようなことが議員、職員のための議会運営の実際、地方自治会研究会自治日 報社より出されているものにも、現状維持というのが、これは同じように法律で縛られるものではな いのですが、現状維持の原則はイギリス下院にておいて、議員に再度審議の機会を与える。いわゆる 可否同数のとき、現状維持のときは、イギリス議会では議員にその再度審査する機会を与えると、中 立公平な議長が案件の成立に責任を負うのを避けることを理由として生まれたものです。これは、そ の生まれ育ちのことをうたっておりますけれども、なるたけ私はそういったような采配を委員長に期 待したいなと思ったのですが、委員長、今のこのいうような方向性を聞いていかがですか。半分の人 間が反対しているのです、意見書で出すにしても。いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私は、別にそういう込み入ったことは考えていません。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。今度一度書物を読んでいただければと思います。   以上、終わります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 委員長、ご苦労さまでございます。これ3つ一緒でいいのですよね。   1つは、委員会で慎重審議されて今の報告でございますが、二、三お伺いしたいと思います。ゆ きとどいた教育です。これについて、請願では国のほうで小中学校、高校も全部30人学級にしなさい と、こういう請願でございましたが、今少子化が進んでいまして、人口増加地区はそれは本当にそう いうこともあるし、何よりも教育の指導内容が一番だと思っていますが、委員長、村上市内でどの程 度小中学校30人学級になっているか、そういう議論とかまたあるいはお調べになったことございます か、村上の現状です、市内。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 詳しくそれ専門には調べていません。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 小学校も140クラスのうち110クラスが既に30人学級です、約75%。さらに少 子化進んでいきます。中学校も、55クラスのうち34クラスということで、これ7割です。   そういう状況があるのですが、これを実現した場合のこの請願の趣旨に沿って国が予算措置する 場合に、どのくらいの予算が必要になるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私は、先ほど申し上げましたように、そういう細かい数字、 最初から100%こういう問題を今までもいろんな改革、国のほうでしてきましたけれども、徐々にそ ういうふうな形になりつつ、なっていくような格好になっておりますので、先ほども申し上げました ように、今国でどれだけ経済がどういうふうになっているからこれを今100%やってほしいというよ りも、その目的を徐々に近づけていきたいという意味合いが一番私のほうにあるものですから、そう いうふうな判断をしたわけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) もう一回です。   村上市議会として国のほうに請願出すわけでございますが、もう一件の教育の無償化です。これ についても、例えば財源の調達法、今国が財政もピンチだと言っている状況でございますけれども、 この財政を調達するには、委員長にお聞きしますけれども、消費税を上げるという方法です。こうい う方法については、委員長はご所見をお伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) そういうようなことは、また別な政治的な問題でありますの で、私のほうでは控えさせておきます。 〇25番(片野鉄雄君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、請願第3号を採決をいたします。   本件の委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求め ます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第3号は採択することに決定をいたしました。   次に、請願第4号を採決をいたします。   本件の委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求め ます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、請願第4号は採択することに決定をいたしました。   最後に、請願第5号について、通告のありました原案に反対の討論を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) それでは、反対討論のお許しを得られましたので、反対討論を行います。   この請願は、請願趣旨のとおりですが、国に対して高校無償化の維持、拡充を進めること、そし て高校生、大学生に対する給付制奨学金制度をつくること、これらを国に求めると。村上市議会から 国に対して意見書を提出していただきたいというものでございますが、ここで問題とするべきことは、 村上市議会としての意見書となれば、なるべく付託された委員会の9割以上の賛成あるいは全会一致 の賛成があって望ましいところだと思います。しかしながら、この意見書のもととなる請願は、委員 会採決では可否同数となり、委員長の裁量にて可決した請願です。皆様、いま一度意見書の賛同者欄 を見てください。本来このようなときは、委員会メンバー全員に近い議員の名前が列記されるべきと ころですが、残念ながら委員会として4名の委員会メンバーは賛同者欄にも名を連ねておりません。 注目するところは、この意見書提出には議会を代表する板垣議長も、総務文教常任委員会の委員とし て賛成者には入っていないというところでございます。私は、この意見書の内容が全面的に悪いとは 思ってはおりません。ただ、私も審査当日に番外議員として出席し、委員会内での議論の様子をうか がわせていただきましたが、その中で感じたことは、紹介議員である相馬エイ議員が委員からの質疑 に対して、丁寧な回答とわかりやすい説明をしているとはとても思えなかったのでございます。私も、 欠点の多い短気な人間であり、人のことをどうこう言う立場にはございませんが、今回紹介議員には もう少し丁寧で心のこもった説明が必要だったのではないかと感じているところでございます。   さて、ここで委員会内での議論について考えてみたいと思います。参考までに、会議をする場合、 定足数の原則とか一事一件の原則、一事不再議の原則、多数決の原則など、皆様御存じのとおり会議 原則というものがございます。そこでは、可否同数になった場合、委員長あるいは議長の意思表明は、 現状維持の原則を用いて意思表明をすることが望ましいとされております。この現状維持の原則は、 さまざまな書物に書かれております。例えば全国町村議長会編、学陽書房が発刊した議員必携という 書物では、これは法的に強制力のあるものではございませんが、言わんとするところは、委員長が可 否同数に出くわしたとき、この議案に積極的に賛成する者がまだ半数を超えていないのだから、現状 維持してしばらく議決を差し控え、議案提出前の状態に戻してゆっくり考える時間を与えるという判 断が適当であるとも書かれております。つまり、市民生活に直結するような緊急性のある議案でない 限り、一度差し戻して再度考える時間をとるべきであるということでございます。   仮に今回この意見書がもし否決されたとしても、次回の定例会で再度上程する機会は十分にあり ます。その場合は、紹介議員にも意見書の内容をしっかりと勉強していただき、委員から質問にも十 分答えられるようにしていただきたい。請願提出から出直して、総務文教常任委員会内で多くの委員 から賛同されるように努力していただき、再度上程を試みていただくことが私は今回はベストな選択 だと思います。紹介議員、請願者には大変残念でございますが、この意見書の提出は今回あきらめて いただき、そして近い将来出し直していただき、再度の請願、そして意見書の提出を考えていただき たいと思います。   最後に、議員皆様の英断に期待して、以上反対の討論といたします。終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから請願第5号を採決いたします。   本件の委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求め ます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立少数です。   よって、請願第5号は不採択とすることに決定をいたしました。                                              日程第4 請願第6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第6号 農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願 を議題といたします。   本件は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) おはようございます。ただいま上程されました請願第6号  農業体質強化基盤整備促進事業の助成に関する請願について、去る9月20日、経済建設常任委員会に おいて審査を行いました。その審査の概要と結果について報告いたします。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審議に入りました。   審査では、農業はこの地域の基幹産業であり、助成率を上げることによりこの地域にもたらす経 済効果も増すことから、市の事業補助を現行の5%から県単農業農村整備事業や土地改良区施設維持 管理適正化事業と同率の10%に引き上げることには賛成であるとの賛成意見がございました。   その後、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第6号は採決す べきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから請願第6号を起立により採択をいたします。   本件の委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求め ます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、請願第6号は採択とすることに決定をいたしました。                                              日程第5 議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについて              議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定について         議第131号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について         議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事             請負変更契約の締結について                〇議長(板垣一徳君) 日程第5、議第129号から議第132号までの4議案を一括して議題といたしま す。   本案は、総務文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第129号から議第132号までの 4議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る9月13日及び14日の両日午前10時から第1委員会室において、委員9名、副市長、教育長、 担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと総務文教常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第129号 損害賠償の額を決定し和解することについてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第129号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   続いて、議第130号 村上市合併特例措置逓減対策準備基金条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、財政調整基金と財布を2つつくる必要はないのではないかとの質疑に、合併算定と一 本算定の差額の部分を埋める基金として、そして平成28年度から使うということで目的基金であり、 財政調整基金は財源不足を補う、家庭でいえば普通貯金のようなものであるとの答弁でした。   委員より、2つの基金を分けて積むということになるが、その判断はとの質疑に、財政の見通し を常に正確に把握する作業が必要であり、逓減基金については最低でも30億ぐらい必要だろうという ことで、平成27年まで積み増しするのは大変な作業ではないかと思っていますとの答弁でした。   委員より、30億の積み立ての必要性に納得しかねるとの質疑に、交付税が現在よりもどれぐらい 減るかという試算で、平成28年度には2億6,000万円、29年度には7億9,000万円、30年度には13億円、 31年度には18億5,000万円、32年度には23億8,000万円、33年度には26億円、それを補填するには住民 サービスを削るか基金を積み立てておくか、それらをなだらかにするそのようなシミュレーションを 行っているとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第131号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第132号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負変更契 約の締結についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、1,500万円の増額変更になっているが、外構工事は補助の関係で入れられないのかと の質疑に、外構工事は、当初本体工事に組み込まれていたが、その後市民からいろいろな要望で変更 が生じ、予算が厳しく、減らすものは減らしてきました。また、ブラインドも備品に移したとか、今 回請け差の関係もあり、当初のあったものをまた復活させたということであります。1,500万の財源 は地方債、一般財源で構成されているので、補助関係に影響する部分はないとの答弁でした。   最後に、委員長より、図面の不備があったので、変更になった図面の提出を求め、質疑を終結し、 討論を求めたところ反対討論1件、賛成討論2件あり、起立採決の結果、起立多数で議第132号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) どうも委員長ご苦労さまでございます。その生涯学習センターの追加工事の 件なのですが、私も議員としてその委員会のやりとりを聞いていた中で、この追加予算に関しまして は、その交付金措置で賄えるのでというような財政課長からのお話があって、本体工事のほうに入れ たほうが得なのだというようなお話で審議進められました。   この追加を出している業者に対してうんぬんというわけではないのですが、当初の設計で23カ所 しかなかったものが68カ所という大幅な変更で点検口の数がふえている、そのことについて協議も大 分なされていたようでありますけれども、建築本体工事、そして設備工事、電気工事と分離発注され ているわけです。今回ダンパーの点検口で初めの設計の段階からこのような追加になったということ は、私としてはこれは本体工事の追加ではなくて、設備工事での追加で出してくるべきなのだろう。 設備工事の追加ということになりますと、当然議会に付する案件ではありませんので、このように表 に出てこないわけでありますが、そのようなことについての協議は委員長、どのように考えていらっ しゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私にそのようなことを言っても、私の考えでしょう、思って いるかということは。 〇5番(本間清人君) そういった協議もなされたかどうかとか、また…… 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) そういった協議は、余り詳しい協議はなされていません。   質問者はプロでありますので、その辺はご承知かと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 当時その委員会の審査に関しては私もいたので、委員長、別にいじめるつも りで私質問しているわけではないのです。   これ前例として、議会というのはそのやり方、審議、そういった提案することに関してどうなの だということをまずチェックしていくのが議会の本質だと思うのですが、これが本当にその追加とし ていいのか、それとも設計会社の、当然設備、電気、建築と設計が上がってきて、本体の設計になる わけですけれども、そのときからの不備なのではないか。例えばそういった不備、そういったことも 指摘するようなことも、委員会のほうでは本当は審議するべきなのだろうというふうに思います。そ のことについて何ら審議はなかったのですが、そのことについて委員長はどう思われますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私は、不備だと思っていません。   いろんな説明も聞いていますし、将来故障とかいろんなあった場合に、むしろスムーズにいくよ うな、経費が削減になると思っております。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまです。お伺いいたします。   委員会の委員の質問の中で、天井の点検口の追加、当初の計画では23カ所だったけれども、72カ 所の追加ということでご報告があったわけですよね。当初は、廊下あるいは担当課長の説明ですと、 トイレ等についていたのです。ところが、この追加の図面を委員が出してほしいということで図面が 出された中には各部屋、それから2階、3階の窓際に非常に多く追加するという形でなされました。 そのときに、答弁の課長のほうから数回、議員が何で今になってこんなに多い数が追加されるのかと いう質問の中で、異常に多いと感じておりましたがというようなことで、多いと感じたというような ことが結構言葉として出てきているのです。それは、私そういうふうに聞いてメモしておりますが、 そういう答弁をしたということの確認をしたのですが。たしか多いというふうに思っていると。何で ここでこんなに多いのかと疑問に思ったと。当初は疑問に思ったという答弁をしているのですが、そ こだけ確認したいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私今手元にそういう資料持っていませんので、正確なことは 答えられません。 〇21番(相馬エイ君) はい。先ほど本間議員も質問しましたけれども、プロですよね。プロの方た ちが金額うんぬんではなくて、仕事の仕方で初めてこういう公の公共の建物を設計する方たちではな いわけです。それなのに、プロの人たちがなぜこういう点検口の追加というのがこんな時期にこうい う形で出てこなければないのかという点では、私はこの建築に関しては素人ですが、当初少し手抜き というか、この当初の設計に甘さがあったのではないかなと、そんなふうに思います。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第129号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第129号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第130号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第130号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第131号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第131号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第132号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第132号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について      議第134号 村上市社会福祉基金条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第133号及び議第134号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、市民厚生常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から議長宛て 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) おはようございます。ただいま上程されております議第133 号及び議第134号までの2議案につき、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   去る9月18日及び19日の両日午前10時から第1委員会室において、委員8名、副市長、税務課長、 環境課長、市民課長、福祉課長、保健医療課長、介護高齢課長、議会事務局長出席のもと委員会を開 催いたしました。その審査の概要と経過について主なものをご報告申し上げます。   最初に、議第133号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員から、たばこ税の税率の関係ですけれども、全国的に市町村は同じであるのかの問いに対し て、全国一律ですとの答弁でした。   また、3級品であるバット、わかば、しんせい、エコー、ブルマ、バイオレット、6品について、 村上市では何本売れているかとの質問に対して、375万8,880本ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第133号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第134号について、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、個人からご寄附いただいて昨年度950万のこの金を使用していますが、主な用途は 何ですかとの問いに対して、児童文庫として各保育園、学童保育所及び子育て支援センターなど、図 書と本立てを購入させていただきました。また、新しい児童手当については、まだ決定していません との答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第134号 については原案のとおり可決すべきものと決定しました。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第133号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第133号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第134号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第134号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定について       議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について       議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定に             ついて        議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について          議第139号 市道路線の認定について                       議第140号 市道路線の変更について                  〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第135号及び議第140号までの6議案を一括して議題といたしま す。   本案は、経済建設常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長宛て提出されております。最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いをいたしま す。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第135号から議第140号までの 6議案について、その審査の概要と経過について報告いたします。   去る9月20日及び21日の両日午前10時より第1委員会室において、委員8名、副市長、関係課長 及び担当職員、議会議長、議会事務局長出席のもとに委員会を開会しました。   初めに、議第135号 村上市温泉給湯施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、勝木、ゆり花温泉スタンドの利用時間で午後3時から午後9時までを、午後1時から 午後7時とした理由はとの質疑に、時間を早めてほしいという利用者の要望から改正するものである との答弁でした。   その後、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第135号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   次に、議第136号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定については、なお慎重審 査を要するために、継続審査にすべきものだとの意見が出て、起立採決の結果、起立多数により議第 136号は継続審査にすべきものと決定しました。   次に、議第137号 上助渕コミュニティセンター条例の一部を改正する条例制定についての議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第137号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第138号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、坂町住宅は当初何棟あったのかとの質疑に、20あったが、老朽化が進み、耐用年数の 関係で空き家となったら廃止し、現在は7棟まで減ったとの答弁でした。   その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第138号は原案のとお り可決すべきものと決定しました。   次に、議第139号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   さしたる質疑もなく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議 第139号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   最後に、議第140号 市道路線の変更についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑 に入りました。   さしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第 140号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 議第136号についてなのですけれども、今委員長の報告ですと、継続審査 にすべきものということで、結果だけ何か言われたような感じなのですけれども、どんなようなこと をその場で話し合われたかちょっと教えていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 今現在市として蒲萄スキー場、今年度営業できるかどうかを 含めて信越運輸局と協議中であるということで、その答えを待って市長が今後のスキー場運営方針を 皆さんにお話しすると言っておりますので、その話を聞いてからでも遅くないのではないかというこ とで、その判断のもとで委員会委員多数が継続審査を希望したものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) わかりました。今何か全員ではなくて、多数でそういう形の結論が出たと いうことで理解していいわけですね。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) はい。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第135号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第135号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第136号を採決いたします。   本案については、経済建設常任委員会委員長から継続審査の申し出が提出されています。これか ら本件について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。   本案は、委員長の申し出のとおり継続審査とすることに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第136号は委員長申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。   次に、議第137号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第137号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第138号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第138号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第139号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第139号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第140号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第140号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時20分まで休憩をいたします。           午前11時06分  休 憩                                                        午前11時21分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第8 議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)            議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)      議第143号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2             号)      議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第141号から議第149号の9議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第141号 平成24年度村上市 一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管分について及び議第142号 平成24年度村上市情 報通信事業特別会計補正予算(第2号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたし ました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第141号のうち、当委員会所管分、歳入全款について担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   歳入については、さしたる質疑なく、続いて歳出に移り、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   委員より、消防費の除排雪自主活動補助事業で、小型除雪機の購入で市内業者の検討はどうなっ ているのかとの質疑に、今年度については申し込み時期も遅れているので、間に合わない状況なので、 特に検討はしていないとの答弁でした。   委員より、申請1回受けても再申請可能だという文面あったので、それについてはとの質疑に、 1年1台は決めているが、大きな集落もあるので、1台とは限定できないので、申請をいただいた段 階で対応していきたいとの答弁でした。   委員より、教育振興費のにいがたっ子スキー体験拡大パイロット事業について、今後も継続され るのかとの質疑に、この事業は県の委託事業で、今後も継続されるのは定かではありませんが、平成 21年度も神林地区西神納小学校で事業が行われたとの答弁でした。   ほかにさしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第141号のうち、当委員会 所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   続いて、議第142号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、歳入の道路改良工事支障施設補償料に対し、歳出の施設管理費で補正が多くなってい るのはどうしてなのかとの質疑に、この工事は新潟県が発注しているもので、橋梁部分に添架してい るケーブルを移設する工事であり、19.9メートル、この橋梁部分について補償するもので、その間全 体で133メートルあるが、残りの部分は架空ケーブルなので、単独で支払わなければならないとの答 弁でした。   その他質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第142号は原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ちょっと委員長に確認なのですが、にいがたっ子スキー体験拡大パイロッ トというの、平成23年にも西神納小学校とかで行ったというようなことを報告したように思うのです が、違いましたか。   今報告した内容が平成23年度にも西神納小学校とかで行われたという報告だったような気がする のですが、違いましたでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私は、あくまでも委員会のときの答弁の関係で報告したわけ でございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 新規の事業が平成23年度に行われたということはあり得ないと思うのです が、私が委員外議員で聞いたのでは、平成24年度に西神納小学校でこれからもう一つの学校と2校で やるという話だったような気がするのですが、その辺はちょっと違うのではないかと思いましてお聞 きしました。答えてください。 〇議長(板垣一徳君) 答弁。   総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 私は、委員長として今回の委員会の中の決まったことを報告 しただけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ですから、新規でやるということは、平成23年度には実施していないはず なのです。   そういうような……ちょっと議長、休憩してください。 〇議長(板垣一徳君) 暫時休憩して、副委員長も委員長と相談して結構ですので、正確に答弁して ください。           午前11時28分  休 憩                                                        午前11時28分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   総務文教常任委員長、答弁願います。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 今ほど課長に調べてもらった結果、21年度は間違いないそう でございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) もう終わりですけれども、21年度の話しているのではなくて、さっきの報 告だと、23年度に実施したという話をしたから、新規なのにおかしいのでないのという話をしている のです。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 22年度、23年度はやっていないそうであります。 〇17番(長谷川 孝君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、今長谷川議員にご答弁なされたということは、委員長の報告と今委 員長が言ったことというのは、違うということですよね。   そうすると、委員長は訂正しなければならないのではないですか。新規でやるということで、24 年度にやるということで、22年度、23年度はしていないということですよね。どうなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務文教常任委員長。 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) 県の関係ですと、やはり継続となりますと、何年も継続でや っていきますけれども、一旦もう1年やって継続ならなくて、また何年もたってから出てくるのはみ んな新規になると、私はそういうふうに想像しています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) いいです。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   委員長、退席してください。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 次に、議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第 4号)所管部分について、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、木質バイオマスストーブ個人補助金なのか。例えば小中学生でも使用できないのか との問いに対して、一般住宅のみであるとの答弁でした。   委員からは、これから子供たちのためにも教育面でも今後は取り組んでいただきたいとの問いに 対しては、今後庁内の新エネルギー対策連絡協議会を立ち上げていきたいと思っているとの答弁でし た。   歳出、3款3項老人福祉費、委員から、小規模特別養護老人ホームについて、24年、25年度にそ れぞれベッド数29床規模の小規模特養を整備することであるが、事業者にとって採算性の厳しい施設 となるのではないかとの問いに対して、入居者、待機者が400人以上の状況から見ればかなり少ない ベッド数であるが、29床の小規模特養とすることにより、市内の方に限定して入所してもらうことは 可能となり、国の方針である地域密着型の施設として整備、運営するものですとの答弁でした。   歳出、3款2項児童福祉費、委員より、荒川統合保育園の設計変更について、唯一のはりと柱に ついて設計当初の木造から鉄骨つくりとする変更による訂正があるが、設計変更の理由は何か。設計 段階での問題がたびたび発生している状況に対し、土木や建設の技術者の職員を配置する体制が必要 ではないかとの問いに対し、大断面の施工で、市内業者では技術的に無理なもので、また長岡や長野 業者であれば対処できるが、納期や工期の問題が生ずるので、鉄骨づくりと設計変更するものです。 今後プロポーザル方式も含め、現在の入札のあり方を見直していかなければならないと考えている。 また、今年度大卒者が対象に土木技術者を募集したが、応募がなかったとの答弁でした。   歳出、4款1項保健衛生費、委員から、太陽光発電設備設置への補助金について、施工業者が市 内が、市外がで10万の差をつけましたが、工事者はどのような内訳となっているか。今回の補正によ り、今年度申し込みされた方は全て対象となったが、来年度以降も全ての申請者に補助を継続するの かの問いに対して、市内業者により取りつけが30件、市外業者によるものが18件で、工事総額1億48 2万3,000円となっている。CO2の削減や地球温暖化、省エネなどに対する意識の高揚やこの事業に 経済効果などを考慮し、継続していく。導入価格の低下なども見られるので、設置工事費に見合う補 助率になるなど、見直しを加えながら申請者に全て対応する考えであるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第141号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第144号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、担当課長よ り説明を受けた後に質疑を行いました。   委員からは、歳出で保健事業経費が出ていますが、毎年計画をつくるものですかとの問いに対し て、5年に1期といたしまして、特定健康診査と基本指針に即して来年度は2期目に当たることから、 本年度は見直し年度となっていますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第144号は原案 のとおり可決すべきものと決定しました。   議第145号 平成24年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、担当課長から説 明を受けて質疑に入りました。   委員からは、5,800万円積み立てしますが、あとの残りは幾らですかとの問いに対して、本年度 は2億8,062万4,141円ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第145号 は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第146号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)について、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、今この予算が出たということは、予算が出てからエアコンを取りつけるのですかと の問いに対して、冬用の対策とのことですと答弁がありました。   デイサービス上海府のことですが、今指定管理に移るわけですけれども、どこの指定管理も同じ ですかとの問いに対して、基本的には同じですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、全員で議第146号は原 案のとおり可決すべきものと決定しました。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 伺います。   今ほど委員長報告で、環境衛生費の中の新エネルギー推進事業、報告で来年以降も申請者に全て 対応するというふうに委員長報告されたと思うのですけれども、そういう議論になったのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 新エネルギー対策連絡協議会ということで立ち上げて、その 中でいろんな話をすると。全部するのではなくて、その中でいろんなお話し合いをして、村上市にと っては何が一番いいのか、そういうのも話し合って決めるということで報告ございましたので。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今ほどの委員長の答弁は、来年度以降申請者全てに対応すると言ったのです。 委員長報告の訂正しなくていいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) それは、連絡協議会を立ち上げるということで私その件に関 しては話していないと思ったのですけれども、もしお話ししたら、それは訂正します。 〇2番(尾形修平君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) 委員長、副委員長、ちょっと来てください。暫時休憩します、そのまま。           午前11時41分  休 憩                                                        午前11時41分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   それでは、市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) その方向で考えているということで、検討するということで お話ししたと思うのですが。           〔「今の文章は、そういう文章でねえですて」「もう一遍」「確認の             意味で言ってください」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 委員長、その部分だけを確認してください。   市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 今もう一度読み上げます。   施工業者が市内、市外で10万差をつけて、市内業者による取りつけが30件、市外業者が18件で、 工事総額1億482万3,000円となって、CO2の削減や地球温暖化、省エネなどに対する意識の高揚や この事業に経済効果など考慮し、継続していく導入価格の低下を見られるので、設置工事に見合う補 助率など見直し加えながら、申請者全てに対応すると考えている……これ。 〇議長(板垣一徳君) そこを修正してください。   委員長、立って答えてください。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) はい、すみません。   今大変ご無礼しました。「全てに」ということは、訂正してこの文に関しては削除をお願いしま す。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   経済建設常任委員会委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第141号 平成24年度村上市 一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管分について及び議第143号、議第147号から議第14 9号までの5議案について審査を行いました。その審査の概要と経過について報告いたします。   議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)のうち、経済建設常任委員会分につ いて報告いたします。初めに、議第141号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第4号)の当委員 会所管分の歳入部分について担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、続いて歳出に移り、担当課長に説明を求めた後、質疑に入りました。   労働費、農林水産業費については質疑なく、商工費では委員より、みどりの里経費の修繕料は、 50万円以上かかるものは市の負担だが、この修繕は何かとの質疑に、70万円のエアコンの室外機です との答弁でした。   委員より、観光施設経費で村上駅前観光案内所の土地購入費となっているが、金額は幾らかの質 疑に、683万7,000円の予定が599万円で購入できましたので、その差額84万7,000円を減額するもので すとの答弁でした。   土木費では委員より、道路対策事業経費で消雪パイプをどこに設置するのかとの質疑に、塩町地 内であり、新たな井戸は掘らないものの、県との協議により地下の水量が対応できることから、新た に130メートル設置するものですとの答弁でした。   災害復旧費につきましては、質疑がありませんでしたので、質疑を終了し、その後討論を求めま したが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第141号のうち経済建設常任委員会所管分につ いては、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第143号 村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)については、なお慎重審査 を要するために、継続審査にすべきだとの意見が出て、起立採決の結果、起立多数により議第143号 は継続審査にすべきものと決定しました。   次に、議第147号 平成24年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第147号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第148号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担 当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第 148号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   最後に、議第149号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、 担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第 149号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) ご苦労さまでございます。143号の蒲萄スキーの特別会計、継続審査という ことで委員会のほうでは決定されたということで、それはいいのでしょうけれども、その会計の中に は一般会計からの繰入金というのが入っております。   そうすると、141号の24年度一般会計補正予算に関しては、その歳入の際の繰入金、そこにも蒲 萄スキー場の繰入金が入ってくるわけですが、その辺の整合性はどのように委員長は考えていらっし ゃいますか。 〇議長(板垣一徳君) 経済建設常任委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) とりあえず、まず蒲萄スキー場の件に関しましては、後で継 続検査するということなので、その後その件についても報告しようかと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そうすると、143を継続で、先ほど市長からあったように、その結果等が踏 まえてそのことで決定をされると。継続審査するわけですが、ではその141号の歳入に関しては、今 回から歳入歳出全部所管が見るということになるわけですが、その141号の24年度一般会計補正のそ の歳入に関しても、委員会としてはそれも継続審査にするわけですね。 〇議長(板垣一徳君) 暫時休憩します。           午前11時52分  休 憩                                                        午前11時54分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   経済建設常任委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) すみません。一般会計のときははっきりしませんでした。   予算立てしておいて、はっきりしたいので、特別会計で執行するというような感じでやりたいと 思っております。……わからない。           〔「再々休憩」と呼ぶ者あり〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ちょっと休憩お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 暫時休憩します。           午前11時54分  休 憩                                                        午前11時55分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   経済建設常任委員長。 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) 予算立てしておかないと特別会計で審議できないので、予算 を通したということです。よろしいですか。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議第141号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第141号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第142号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第142号は委員長報告のとおり可決されました。   最初に、議第143号を採決をいたします。   本案については経済建設常任委員会委員長から継続審査の申し出が提出されております。これか ら本件について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。討論を終わります。   本案は委員長申し出のとおり継続審査とすることに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第143号は委員長申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定をいたしました。   次に、議第144号を採決をいたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第144号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第145号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告どおり決定することに賛成諸君の起立を 求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第145号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第146号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第146号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第147号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第147号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第148号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第148号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第149号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第149号は委員長報告のとおり可決されました。   ただいまから午後1時15分まで休憩をいたします。           正  午      休 憩                                                        午後 1時16分  開 議 〇議長(板垣一徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい             て          議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて          議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定につ             いて          議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定に             ついて          議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて          議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算             認定について          議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について          議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て          議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認             定について          議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて          議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて          議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて          議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計決算認定について   〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第150号から議第163号までの14議案は、平成23年度各会計の決 算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長宛て提出されております。   最初に、総務文教常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いをいたします。   総務文教常任委員会委員長。           〔総務文教常任委員長 木村貞雄君登壇〕 〇総務文教常任委員長(木村貞雄君) ただいま上程されております議第150号から152号までの3議 案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る9月13日及び14日の両日、さきに報告しました議案に引き続き審査を行いました。議第150 号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、当委員会所管分を議題とし、初め に歳入について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、地方交付税について、震災とかいろいろあったが、知らずによそよりも多く歳入とし て受け入れたとか何か特徴がありますかとの質疑に、震災の影響を懸念し、昨年の段階で下水道から 建設関係含めて全体の7割しか認めないという話で、国のほうからかなり少なくなるだろうと予測を 立てていたが、予想よりも普通交付税、特別交付税とも多く入ったという答弁でした。   委員より、国庫支出金について、前年度より少なくなった大きな原因があるかと思うが、総務費 の国庫補助金26.1%減でマイナス98%減額された要因はとの質疑に、一番大きいのは神林地区の情報 基盤整備が5億、学校の安全、安心が1億数千万減っているとの答弁でした。   続いて、歳出について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、消防費について、燃料の関係で消防のほうが一番使うので、支所も含めて燃料が統一 されているのかとの質疑に、消防署も消防団も本庁、支所も財政のほうから単価表が出るので、メー カーにこだわらずガソリン、灯油、軽油も値段は統一されているとの答弁でした。   委員より、教育費の中で教育支援センターの11名について、不登校の関係で仕事をしている人た ちであるが、人数的に不足はないかとの質疑に、旧市町村単位に不登校教室を設けています。そこに 適応指導員を配置していますし、各教育事務所に嘱託事務主事をお願いしております。現在のところ、 手が足りないとのことは聞いておりませんとの答弁でした。   委員より、特別教育支援という年々多くの子供が支援教育を受けて、小学校53名、中学校9名の 介助員を置き、各学校で一生懸命やっているが、もう少し手厚い、ふやしてほしいという要望はない かとの質疑に、学校からはそういう要望は現在なく、村上市は介助員の配置状況は県内上位と聞いて いるとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第150号のうち当委員会 所管分については認定すべきものと決定いたしました。   続いて、議第151号 平成23年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員で議第151号は認定すべきものと決定いたしました。   続いて、議第152号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、施設管理費で神林地区1年目であるのに、修繕費が763万かかっているのはとの質疑 に、主に修繕料ばかりでなく、伝送路の支所移転、伝送路の修繕とまた再設置が一番かかっているが、 全体で修繕費としてのっているとの答弁でした。   委員より、耐用年数が来たときにどうなっていくのか、今後の見通しはとの質疑に、告知端末の 修繕費がかかっており、今後これでいいのか疑問を持っており、今それも含め端末機のあり方も検討 させていただいておりますとの答弁でした。   そのほか質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第152号は認定すべきものと決定 いたしました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   次に、市民厚生常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民厚生常任委員会委員長。           〔市民厚生常任委員長 山田 勉君登壇〕 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定に ついてのうち、当委員会所管分についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りまし た。   委員からは、今言われた諸財産調査や法定的な措置は、23年度どのぐらいあったとの問いに対し て、私ども差し押さえしたのが23年度につきましては194件です。税額では1億5,835万2,000円が対 象ですとの答弁でした。   滞納者に対しての本庁と支所の役割は、どんな仕組みになっているのですかとの問いに対して、 収納、納税相談については本所で、各支所については市民生活課に収納を主にしていますとの答弁で した。   委員から、差し押さえした物品や動産があった場合、差し当たって予定は何が公表、公売はどう するのですかの問いに対して、そのような場合は、村上市ではネットオークションに動産を出してお ります。今後も、動産の差し押さえ等あった場合は、ネットオークションを主体に考えておりますと の答弁でした。   ここ何年税収は少なくなる。滞納者が減らない。委員から、今後徴収推進員はふやすつもりはあ りますかの問いに対しまして、戸別訪問が多くなる。職員数や納税相談の充実を図ってまいりますと の答弁でした。   委員から、これからは税務課のほうは大変忙しくなると思いますが、不景気でリストラもふえて います。1年で課長がかわる傾向ですが、今後はどのように考えているのかの問いに対して、公平、 公正を保つためには、国民の義務です。課長も、これからは4年ぐらい頑張ってもらうように考えて いきたいと思いますとの答弁でした。   委員からは、納税相談で親戚や銀行も貸してくれない。ヤミ金融を利用している人たちが含まれ ていると思われるが、そのような情報はつかんでいるのですかの問いに対しては、納税相談のときに 本人と話をしていますので、そのような話はありますが、弁護士に相談するように勧めていますとの 答弁でした。   委員からは、不納欠損で5年たつとなくなる。それを引きずっている人は何人がいたのですか。 村上市ではそのような人はいますかの問いに対して、確かに不納欠損については財産調査をしていま す。   委員から、何もない。これは、どうしても完納の見込みがない人については、不納欠損で時効は 5年です。また、行方不明の方や所在不明の方は相続できない。そのために、滞納者がふえていると の答弁でした。   委員から、また入湯税滞納者の2件につきましては、1人は52万9,300円です。もう一人につい ては358万4,163円ですが、分納してもらっていますとの答弁でした。   第11款交通安全対策特別交付金について、委員から、交付金を算定する基準はあるのですかとの 問いに対して、交付金の算定基準は交通事故発生件数、または道路延長とあるのですが、市からは道 路の延長を毎年度報告しておりますとの答弁でした。   委員から、第12款分担金及び負担金のごみ処理場運営費負担金では、関川村から23年度分として 3,826万円、今後もこの金額でいただくのですかとの問いに対しては、新ごみ処理場ができれば別に いただきますとの答弁でした。   次に、第14款国庫支出金では、委員から、市の下水道整備により合併浄化槽減っているのですか との問いに対しては、下水道事業を行わない上山田集落や大栗田集落について、合併浄化槽しかない ので、補助していかなければならないとの答弁でした。   委員から、自衛官の募集事務委託金について説明してくださいとの問いに対して、学校回りや自 衛官募集については説明しているものですとの答弁でした。   次に、歳出の第2款と第3款については、担当課長から説明を受けた後に質疑を行いました。   委員から、交通安全対策施設管理費家屋等購入費4万3,811円と、防犯対策経費等購入費76万2,3 15円について伺います。神林地区情報基盤の終了に伴い、JAかみはやしからカーブミラーと防犯灯 が設置された電柱87本の購入費でありますとの答弁でした。   委員から、消費者行政活性化事業経費の消費生活相談員について、サラ金を借りてどうしようも ない、地元で相談する人は余りいないと思いますがとの問いに対しては、以前より少なくなっている。 最近の傾向としては架空請求、もうけ話、未公開株などの相談が多くなっているとの答弁でした。   委員からは、防犯対策について、集落の防犯灯についてはどうなっているのかとの問いに対して は、新しい防犯灯について既存のところに設置する場合には、上限2万円を補助、残りは区の負担と なります。専用の柱の特別に設置する場合については、上限5万の補助をするとの答弁でした。   第3款民生費について、委員からは、地域生活支援についてわかりましたが、300冊、この配布 先はどんなことを考えていますかとの問いに対して、内訳なのですけれども、本所を含めた各支所の 窓口に設置して、説明会も求められると思いますとの答弁でした。   高齢者除雪費援助事業委託料につき、旧村上市の場合は1万だったのが6,000円に引き下げられ た。委員から、その経緯はとの問いに対して、旧朝日村は6,000円だったと思うので、3回まででき たとの答弁でした。   次に、委員から、統合保育園の確認申請問題ですが、参考まで山辺里保育園は何平米だったです かの問いに対して、延べ面積は990.40平米ですとの答弁でした。   また、確認申請はいつごろになりますかの問いに対して、地質調査をしたところ、液状化の可能 性が見られるところでしたので、確認申請は遅れるとの答弁でした。   委員から、平成26年度まで予定どおり開園できますかとの問いに対して、予定どおり平成26年4 月までに間に合う予定ですとの答弁でした。   委員から、この金額はオーバーした場合はもらえるのですかの問いに対して、その場合はありま すが、ただいまの場合はしていないとの答弁でした。   また、福祉課の場合はどうですかの問いに対して、補助金の場合は今ほどその額と上回った場合 はきませんが、ただし負担金の場合は精算してきますとの答弁でした。   委員から、未満児保育の現在の状況はの問いに対して、待機者は5人ですとの答弁でした。   委員から、戸籍・住民係の職員の対応が非常によくなった。どなたが指導しているのですかとの 問いに対して、毎月勉強会を開いて、どのようにお客さんに対応したらよいのか皆さんで話し合って いますとの答弁でした。   委員から、火葬場の指定管理料を教えてくださいとの問いに対して、村上の無相院については41 4万円、山北火葬場については291万7,000円、荒川火葬場については415万4,000円。火葬料について は、村上の無双院については934万4,000円、山北火葬場については659万円、荒川火葬場については5 78万5,000円となりますとの答弁でした。   委員から、ごみ処理場にもシルバー人材を頼んで、若い人が仕事をしたくても働く場所がない。 シルバーに入っている方は、仕事で一世を風靡した方ですので、その仕事を若い人に考えてはいかが ですかとの問いに対して、公募はしているのですが、シルバーの方は技術や経験を持っている。若い 人の雇用も考えて、今後検討してまいりたいとの答弁でした。   委員から、市営の墓地がどのぐらいありますかの問いに対して、府屋墓地、羽黒町墓地、岩船の 上町、新田町、松喜和の5カ所ありますとの答弁でした。   また、それぞれの現状はの問いに対して、府屋墓地に4カ所、岩船の上町、新田町に墓地があい ていますとの答弁でした。   委員から、不法投棄について、合併して広くなっていますが、現状としてどうなっていますかと の問いに対して、林道沿いなどに村上タイヤ48本、犬猫の死体5匹、廃プラ420キロ、プロパン1本、 旧朝日村においては特大タイヤ17本、大きいタイヤ40本、中タイヤ449本、小さいタイヤ200本不法投 棄されていました。なるべく捨てないように看板を立てて注意していますとの答弁でした。   第3款民生費、委員から、民生費の研修視察を行っていますが、他市の民生委員のよいところを 見て研修をされているのですかとの問いに対して、県外視察のときなどいろいろ勉強してきましたと の答弁でした。   委員から、障害者の方々などタクシー券をもらっているが、運転免許を持っている人もいるので すか。その人はどうなるのかとの問いに対して、運転免許を持っている人の実態を把握していないと の答弁でした。   委員からは、社会福祉協議会助成費9,143万3,000円、どなたが把握しているのですかとの問いに 対して、社会福祉評議委員会が会議を決めていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第150号の うち当委員会所管については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   議第155号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長から 説明を受けた後に質疑に入りました。   委員からは、収納推進係1人で大丈夫なのですか、国民健康保険税滞納の仕事をしているわけで すかとの問いに対して、1人になっていますが、業務としては市税、介護、国民健康保険税、介護高 齢など含めてやっていますので、前回お話ししたとおりでありますとの答弁でした。   委員から、高額医療費の報告では3.8%の増でした。結構大きい数字ですが、要因は何ですかと の問いに対して、いわゆる精神疾患の方の一般的な入院患者がふえた分ですとの答弁でした。   議第156号 平成23年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定について、担当課 長から説明を受けた後に質疑に入りました。   委員からは、布部診療所は今後どのようになっていくのかとの問いに対して、これから協議会で 説明していきますとの答弁でした。   以上で質疑もなく、討論を求めましたが、起立採決の結果、起立全員で議第156号は原案のとお り可決承認すべきものと決定しました。   議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、保険料の収入未済額の不納欠損額対象人数を教えてくださいとの対して、不納欠損 額につきましては33人、収入未済額につきましては100人ですとの答弁でした。   これで質疑なく、討論を求めた討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議第157号は原案のと おり可決すべきものと決定しました。   議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、介護保険料の収入未済額、不納未済額の対象人数を問いに対して、未納、未済額に 対しては68人、収入未済額に対しては275人ですとの答弁でした。   これで質疑なく、討論も求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立多数で議案第158号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第159号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長 から説明を受けた後、委員から、指定管理を受けた方がゆきわり荘のデイサービス、軽度のデイサー ビス年間3,000万円の収入ですが、かかっている経費は年間3,500万円です。500万の赤字です。質を 落とすか働く人たちの給料を下げるか、指定管理を受けられない状態です。これに対してこれからど のように考えているのか、この問いに対して、指定管理の状況を見ながら協議をしていくとの答弁で した。   これで質疑もなく、討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第159号に ついては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) たびたびで申しわけないのですけれども、今の議第150号の決算認定に関し まして、先ほど私質問した新エネルギーに関してもお話出ていましたけれども、決算認定で何で新エ ネルギーの話が出てきたのかお聞かせ願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 議第150号に対して一般会計ということで、全部のこの関係 している関係で報告させてもらいました。 〇議長(板垣一徳君) 尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) 今の新エネルギーのことに関して、この平成23年度の決算の中にこの項目に 入っていないと思うのですけれどもということを質問させてもらったのです。 〇議長(板垣一徳君) 市民厚生常任委員長。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 大変申しわけありませんでした。   その関係に対して、載せるべきでなかったのだけれども、大変ご無礼しました。 〇議長(板垣一徳君) 削除しますか。 〇市民厚生常任委員長(山田 勉君) 削除して。 〇議長(板垣一徳君) では、ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   最後に、経済建設常任委員会委員長から審査の概要について報告をお願いします。   経済建設常任委員長。           〔経済建設常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇経済建設常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第150号のうち経済建設常任 委員会所管分、議第153号、議第154号、議第160号から議第163号までの6議案について審査を行いま した。その審査の概要と経過について報告いたします。   議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定についてのうち、当委員会所管分を議 題として歳入部分について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたがさしたる質疑はありま せんでした。   次に、当委員会所管分の歳出部分について、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   衛生費、労働費では質疑なく、農林水産業費では、委員より、有害鳥獣対策経費で新潟県猟友会 村上支部の方は何人かとの質疑に、村上支部は全体で171名、村上地区46名、荒川地区21名、神林地 区9名、朝日地区47名、山北地区48名ですとの答弁でした。   委員より、漁港施設整備経費で(財)建設技術センター負担金があるが、これはどういうものか との質疑に、漁港積算システムの負担金との答弁でした。   商工費では、委員より、企業誘致経費で誘致の実績が出たのかとの質疑に、目立った成果は出て いないが、既存の会社の系列の本社へうかがう、市内の企業を訪問する、既存の会社が規模を大きく しないかなどの情報を収集していますとの答弁でした。   土木費では、排水路維持経費で排水路の維持管理はどうなっているのかとの質疑に、各地区から 同じような要望が多く、各所を少しずつ進めているのが現状ですとの答弁でした。   災害復旧費では、質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員に より議第150号の当委員会所管分について原案のとおり認定すべきものと決定しました。   議第153号 平成23年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第 153号は原案のとおり認定すべきものと決定しました。   続きまして、議第154号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、蒲萄スキー場運営経費の借地料は毎年270万円くらいなのかとの質疑に、毎年そのく らいの金額ですとの答弁でした。   その後、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第154号は原案のと おり認定すべきものと決定しました。   次に、議第160号 平成23年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、公共下水道はいつ完成するのかとの質疑に、村上地区は平成30年度の完成を目指して いるとの答弁でした。   その後、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第160号は原案のと おり認定すべきものと決定しました。   議第161号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員により議第 161号は原案のとおり認定すべきものと決定しました。   議第162号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   これもさしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員によ り議第162号は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。   最後に、議第163号 平成23年度村上市上水道事業会計歳入歳出決算認定について、担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   これもさしたる質疑なく、その後討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員に より議第163号は原案のとおり認定すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第150号について、通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第150号 平成23年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について、反対の 立場で申し上げます。   決算額は、歳入318億1,596万2,798円、歳出304億1,712万9,115円、差引残高13億9,883万3,683円、 収入未済額は5億5,552万4,781円、不納欠損額は3,379万1,532円、そして市債残は約334億円となっ ています。市税68億2,473万5,756円、徴収率92.4%、そして収入未済額5億2,918万2,588円、昨年よ り7.3%増となっております。滞納者の実人数は3,286人、不納欠損額は3,379万1,532円となっており ます。   合併により地方交付税は平成28年度から徐々に減り、平成33年度からは一本算定になり、約30億 減になる見込みであります。村上市監査委員が作成する審査委員書の結びの中には次のように述べら れております。景気は、復興事業等を背景として緩やかに持ち直してきていると言われているが、経 済状況は依然として好転しない状況にある。地域経済も低迷し、市税収入の落ち込み等により財政は 依然厳しい状況が続いている。今後市税の大幅な増収も見込めない中、合併関連特例措置の終了を目 前に控え、さらに厳しい状況となることも予想されるが、村上市総合計画の守り、育み、輝くまちづ くりというまちづくりの基本理念を踏まえ、村上市総合計画と村上市行政改革大綱の確実な実行と推 進及び予算の適正かつ効果的な執行により、市民と協働しながら地域の活性化と無駄のない簡素で効 率のよい行政の運営、健全財政の堅持を重視し、健全な財政運営と行財政の効率化を進めていかなけ ればならない。今後も、元気いいまち村上市の創造に向け、より一層の努力を望むものであると述べ ております。   市税を扱う税務職員の体制、滞納者との分納相談など、非常に時間がかかる仕事でございます。 収納率をさらに高めていく上からも、税務課職員の体制はもっと増員すべきと考えます。国民健康保 険税への一般会計繰り入れを市長はしておりません。県内でも幾つかの自治体は実施しております。 性質別分類表での人件費60億8,438万7,000円、構成比で20%となっております。毎年くどいようでご ざいますが、言っております。職員の政策能力向上、資質の向上、地方公務員としての教育は、まだ まだ不十分と言わせていただきます。守り、育み、輝くまちづくりが言葉だけでなく実践され、地方 自治体本来の仕事であります市民が健康で安心して暮らせる村上市になることを強く望み、反対の意 見と申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第150号について採決をいたします。   本案は各常任委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第150号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第151号を採決いたします。   本案は総務文教常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第151号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第152号を採決いたします。   本案は総務文教常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第152号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第153号を採決いたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第153号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第154号を採決いたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第154号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第155号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第155号 平成23年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に対する反 対討論を行います。   平成23年度の国民健康保険特別会計は、国民健康保険税引き上げを前提とした予算になっており ました。社会保障及び国民保険の向上を目的として、住民に医療を保障するための制度である国民健 康保険、しかし現実は払いたくても払えない。多くの市民が苦しんでおります。国保会計の収入未済 額の実人数1,663人が滞納の人数となっております。滞納の繰り越しは19.82%となっております。不 納欠損の対象人数は248人、滞納者の24年の8月1日現在の短期証427世帯950人、資格証201世帯289 人、病人や18歳未満の子供のいる世帯に対しての資格証発行は配慮していただき、普通の保険証を出 していただいていることは非常にありがたいことだと思っております。基金残は2億203万601円の基 金残となっております。窓口一部負担金の軽減につきましては、ぜひやっていただきたいと数年前か ら質問してまいりました。数年前に国のモデル事業に、県内で一自治体として手を挙げていただき、 その後も他市に先駆けて窓口一部負担の軽減については実施をしていただいております。市民に喜ば れております。申請は6件、そして実績の件数も6件ということで、減免金額52万3,000円と、まだ まだ件数は少ないのでありますが、このことが実施していただいているということは、非常にありが たいことでございます。   国保会計が深刻になりましたのは、歴代政権の社会保障切り捨てであります。その後も、事務費 や保険料軽減措置などへの国の財政支出を廃止、削減してきました。国民健康保険税の仕組みは医療 費の増大、国庫負担金の削減等があります。全てそれが国民健康保険税の保険料にはね返る仕組みと なっております。生まれたばかりの赤ちゃんにも均等割が重くのしかかってくるという、非常に厳し い内容を持った保険制度でございます。村上市の均等割は、1人当たり3万5,900円、21年度の資料 で県内15自治体のうち9市4町2村では、一般会計から国保税軽減のために法定外繰り入れを行って おります。しかし、村上市は、法定外繰り入れはゼロであります。憲法25条の精神に基づき、社会保 障制度として国民の健康を守る国民健康保険税の会計は、どこの自治体も深刻になってきております。 市長はじめ行政の幹部の皆さん、機会あるたびに国、県に国庫負担金の引き上げを強く訴えていただ きたい。一自治体で問題解決はできない、まさに深刻な事態となっておりますことを強く申し上げ、 反対討論の意見を言わせていただきました。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第155号を採決いたします。   本案は市民厚生常任委員会委員長の報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第155号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、これから議第156号を採決いたします。   本案は市民厚生常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第156号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第157号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第157号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に ついて、反対の討論をいたします。   75歳以上の高齢者がこの制度は医療で差別され、現代のうば捨て山になると、不安いっぱいの中 実施されました。年間18万以上の人は、年金より徴収されます。特別徴収といいます。年間18万円以 下の人は、納付書で納めることになります。普通徴収といいます。収入未済額は422万3,000円、実人 数100人、不納欠損額は35万、実人数43人が対象となっております。普通徴収の滞納者、実人数100人 でありましたが、平成20年度実人数で6人、21年度31人、22年度50人、23年度73人と、この4年間で 延べ160人の人が滞納となっております。   今数字を述べましたが、この数字を見てもわかりますように、1年1年滞納者はふえております。 これまで戦中を生き抜き、戦後は苦しい中必死に子育てをし、地域の発展に頑張ってこれられたお年 寄りであります。後期高齢者医療制度は、いろいろな問題がございます。高齢者にとって保険料負担 は重く、深刻であるということを申し上げ、反対討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第157号を採決をいたします。   本案は市民厚生常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第157号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第158号についての討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議第158号 平成23年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定に対して 反対の討論を行います。   介護保険13年目を迎えますが、誰もが安心して利用でき、安心して使える介護制度とはほど遠い 介護保険の実態となっております。この間、介護サービスの手数料はふえておりますが、社会保障切 り捨ての構造改革のもとで負担増、介護の改悪が進み、施設もまだまだ少なく、この村上市でも特養 の待機者は500人もいます。家族介護の負担は今も重く、家族の介護のために仕事をやめざるを得な い若者が村上市内でも年々ふえております。また、全国的には老々介護での悲劇のニュースも後を絶 ちません。介護保険制度で国民の負担が重い最大の原因は、この制度が始まったときにそれまで介護 費用50%だった国庫負担割合が25%にされ、三位一体改革により22.8%になったことによります。村 上市の実態ですが、収入未済額は介護保険料の第1号被保険者保険料1,282万1,000円、実人数275人、 不納欠損額は191万円、そして実人数は68人、滞納の繰り越し者は167人もおります。制度が始まると きから心配されておりました。介護保険制度充実のためには、国に対して自治体からも制度の改善を 強く求める声を上げていくことが求められております。そのことを行政各位にお願いをいたしまして、 反対討論を終わります。 〇議長(板垣一徳君) これで討論を終わります。   これから議第158号を採決をいたします。   本案は市民厚生常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第158号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第159号を採決をいたします。   本案は市民厚生常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第159号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第160号を採決いたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第160号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第161号を採決をいたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第161号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   次に、議第162号を採決をいたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第162号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   最後に、議第163号を採決をいたします。   本案は経済建設常任委員会委員長報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第163号は原案のとおり認定することに決定をいたしました。   それでは、午後2時25分まで休憩します。           午後 2時15分  休 憩                                                        午後 2時34分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              議案の撤回 〇議長(板垣一徳君) ただいま議員発議第12号の提出者である川村敏晴君から、この議案について は請願第5号の採決の際、既に議会のご判断が決定されていることから、これを踏まえ本議案につい ては撤回したい旨の請求がありました。   お諮りいたします。ただいま川村敏晴君から請求のあった議員発議第12号撤回の件については、 会議規則第19条第1項の規定に基づき、承認することにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま川村敏晴君から請求のあった議員発議第12号撤回の件については承認をされま した。                                              日程第10 議員発議第11号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる意見書の提出に                ついて         議員発議第13号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕                組み」の構築を求める意見書の提出について         議員発議第14号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の                増額・拡充を求める意見書の提出について         議員発議第15号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の                増額・拡充を求める意見書も提出について   〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議員発議第11号及び議員発議第13号から議員発議第15号までの4 議案についてを一括して議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   6番、川村敏晴君。           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ただいま上程されております議員発議第11号及び第13号から15号までの4議 案を一括して提案理由の説明をさせていただきます。   まず、議員発議第11号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる意見書は、去る9月13日に開催 されました総務文教常任委員会で審査され、採択された請願に基づく意見書の提出でございます。会 議規則第14条の規定により提出するものでございます。   本文は、皆様に配付してあります資料のとおりでございますので、説明を省略させていただきま す。   提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長。   賛成者は、滝沢武司議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議員、佐藤重陽議員、木村貞雄議員、そ して提出者は私川村敏晴でございます。   次に、議員発議第13号 地球温暖化に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求め る意見書は、去る9月14日に開催されました総務文教常任委員会で審査され、採択された陳情に基づ く意見書の提出についてでございます。会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   本文は、皆様に配付してあります資料のとおりでございますので、説明を省略をさせていただき ます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、国家戦略担当大臣、農林水産大臣、環境大臣、 経済産業大臣、衆議院議長及び参議院議長でございます。   賛成者は、滝沢武司議員、平山耕議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議員、大滝久志議員、佐藤 重陽議員、板垣一徳議員、木村貞雄議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   次に、議員発議第14号 私立高校生が学費を心配せず学べるように、私学助成の増額、拡充を求 める意見書は、去る9月14日に開催されました総務文教常任委員会で審査され、採択された陳情に基 づく意見書の提出でございます。会議規則第14条の規定により提出するものでございます。   本文は、皆様にお配りしてあります資料のとおりでございますので、説明を省略をさせていただ きます。   提出先は、内閣総理大臣、文部科学大臣、財務大臣、総務大臣、衆議院議長及び参議院議長でご ざいます。   賛成者は、滝沢武司議員、平山耕議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議員、大滝久志議員、佐藤 重陽議員、板垣一徳議員、木村貞雄議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   そして、議員発議第15号でございます。これも、内容については全く同じ意見書でございますが、 提出先が新潟県知事宛てとなっております。   提出者についても、同じく賛成者、滝沢武司議員、平山耕議員、冨樫宇栄一議員、竹内喜代嗣議 員、大滝久志議員、佐藤重陽議員、板垣一徳議員、木村貞雄議員、そして提出者は私川村敏晴でござ います。   以上のとおりでございます。どうか皆様のご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決をいたします。   最初に、議員発議第11号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第11号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第13号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第13号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第13号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第14号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第14号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第14号は原案のとおり可決されました。   最後に、議員発議第15号について討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第15号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議員発議第15号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会の設置について 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会の設置につい てを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いをいたします。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) 議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会の設置については、市 民厚生常任委員会で協議の結果、委員全員の賛同をいただきましたので、村上市議会会議規則第14条 の規定により提出するものであります。   賛成者は、渡辺昌議員、小林重平議員、板垣千代子議員、小池晃議員、本間清人議員、相馬エイ 議員、齋藤信一郎議員、山田勉議員、そして提出者は私長谷川孝です。   提案理由については、村上市を取り巻く医療体制は村上区域と新発田区域の2次保健医療圏の統 合により、県立瀬波病院の閉鎖による医師不足、県立新発田病院の新築においても病床数がふえず、 下越保健医療圏は基準病床数2,216に対し、既存病床数が1,860と356床が不足している非過剰地域と なっています。この地域の広大な面積は、人口減もありますが、新発田総合病院のほかに村上地域に 救急と地域医療を賄う基幹病院が絶対必要であり、医師の確保、適正な病床数、特に一般病床の確保 に向け、村上市議会も率先して取り組むことが求められています。   村上総合病院新築にかかわる諸問題は、前に述べました病床数、医師の確保、診療科目の充実な ど、医療体制の強化を含め、財政支援、新築場所、移転した場合の跡地利用、インフラ整備など、病 院を中心としたまちづくりにも及ぶことから、全常任委員会の所管にまたがるものとなります。村上 市が村上総合病院新築支援プロジェクトを立ち上げ、総務課長、財政課長、政策推進課長、都市整備 課長、保健医療課長で構成されていることから、議会としての検討の場を議長を除いた全議員で構成 する特別委員会が最良と考えます。   理事者側決めかねている問題をも含め、議会も検討を重ねていくことが村上総合病院の早期新築 の後押しにつながることを確信し、特別委員会設置を提案するものです。全議員の賛同のお願いを申 し上げ、提案理由といたします。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ご苦労さまです。村上総合病院新築検討特別委員会の設置につきましては、 趣旨は非常にわかります。   村上市議会では、地域医療の問題及びあり方について調査、研究することを目的として、平成21 年9月25日に地域医療調査研究特別委員会を設置しました。これ、中間報告の抜粋なのですが、新潟 県の医療圏計画に基づく村上、岩船地域の医療機関の現状並びに県の第3次医療圏基幹病院の現状の 把握と、市民が安心して医療を受給できる環境を整えていく必要から、議会として行政に対して提言 していくために調査、研究を行いましたという中間報告でございます。十分この特別委員会の設置を 検討されて提案されたと思うのですけれども、どのような段取りで今まで進めてこられたのか、時系 列でちょっと教えていただけますか。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 小杉議員も、地域医療研究特別委員会の委員でしたよね。   そのときに、大体地域包括ケアシステムというのが今国の考え方で、医師の数からしてこの地域 はそういうような国のやり方というのはなかなか取り入れられないということ御存じだと思うのです けれども、そういうのを含めて地域医療調査研究特別委員会は、第5次介護保険の要するに病床数と か、介護保険にかかわるその施設の増床とか増築とか、そういうような問題も含めて非常に広い問題 だし、村上総合病院はもちろん、坂町の県立坂町病院、そして山北の徳州会、そういうようなものを 含んで非常に地域医療というのは広いところにあるのです、御存じのように。   そういうのから含めて、この特別委員会に関しては、村上総合病院だけに特化した問題だから、 全議員が所管もいろいろあって、例えば今回の問題、土地の問題ですと、経済建設常任委員会ですし、 地域医療の今までのその診療科目ですと、我々の委員会、そして財政ですと、総務文教常任委員会と ばらばらになるので、そういうようなものでしたら、議長を除いた全議員で設置すべきでないかとい うような話を私がしましたら、委員会全員の全会一致でそういうふうにやろうということになったわ けでございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 私は、むしろその幅広いほうが連携していろんなことを考えられるのかなと 思うのです。   ですので、今設置しようとしている特別委員会の役割を現況の地域医療調査研究特別委員会でで きないかと。できるのではないかと私は思っているのですけれども、その辺についてはいががてしょ う。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この問題については、私ども無所属、無会派の議員で話し合いました。   今の現状のその特別委員会ですと、無会派の人間が地域医療調査研究特別委員会に入れないとい うような状況にあります。実を言いますと、この地域医療調査研究特別委員会も、私の提案でできた 委員会なので、自分がつくっていながら入れないというようなところがあるので、その辺も考えても らって、全員で特別委員会を立ち上げてもらいたいという意味合いもあるということを理解してくだ さい。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 私は、2つも医療関係の特別委員会があると、ごっちゃになるのではないか なと。もう少し既存のやつを整理しながら、いろいろな進め方ができるのではないかと思うのですけ れども、その辺のところいかがでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 議長からアドバイスをいただいたのは、決して今皆さんのところにもどこ の場所にしてくれなんていうような話をあるところからお話し聞いたりしていると思うのですけれど も、そういうようなことは全く関係なく、本当に公平、公正な立場で25人が協議をしていけるような 場をつくればいいのでないかということを私は考えております。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) このたびこの特別委員会が提案されたということ、初めて知ったのですけれ ども、この議案書見まして。   実は、私も地域医療の調査研究特別委員なのです。副委員長の鈴木議員に、いつ村上病院のこと 会議開くのですかと言ったら、村上病院で会議があるから、それ以前は開かれないのだと。その後に 開きますという、そういう話聞いていたものですから、唐突に私は受けとめているのですが、現在10 名で地域医療の調査研究特別委員会、今小杉議員からも話ありましたように、議事録なんか見まして も、地域医療の問題、あり方調査、研究するということで、この中間報告を見ますと、主に村上病院 のことをいろいろ取り上げてお話を聞いたり、さまざまなさっていますので、てっきり私はこの医療 問題の特別委員会はその延長で進めていくものと感じ取ったのですが、新しくこの特別委員会ができ ますと、村上市議会に同じようなことをする特別委員会が2つできることになります。そうすると、 並行して今までの特別委員会は特別委員会で村上病院の調査、研究すると。医療全般です。それから、 この今の特別委員会も、村上病院にかかわる諸問題、新築にかかわる諸問題ということで、同じよう なことを2つやる格好になりますが、その辺発想していくときに別に問題は生じないというふうにお 考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 前につくって今もございます、片野議員も委員だということで、中間報告 とか私どもがつくった中間報告ごらんになったと思いますけれども、地域医療調査研究特別委員会と いうのは、決して村上病院に特化した問題は取り上げないのだというような形で行なわれてきました。   ですから、先ほどから言いましたように、坂町の県立病院、そして徳州会の、そして村上総合病 院、それぞれの病院、そして医師会とか、いろんな形で話し合って、その中でこれからやっぱり健診 の例えば健診率の問題とか、それから先ほども小杉議員に申し上げましたけれども、介護保険のこれ からの500人以上の待機者に対してどういうような対応をすればいいのだかとか、そういうようなこ とまでも幅広い問題として地域医療に関して調査、研究して、今回中間報告の後結論を出していただ けるものだというふうに私は思っております。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 今ほど申し上げましたように、中間報告では村上総合病院のことを主に取り 扱って調査、研究してきたのですが、改選後、私委員長、副委員長になりまして、そして私も委員な のですけれども…… 〇17番(長谷川 孝君) ちょっと待って。違うと言ったでしょう。 〇25番(片野鉄雄君) 委員なのですが、この報告書見る限り私そういうふうに受けとめているので すが、一回もまだ特別委員会開かないでまた同じような委員会ができるという格好になると思います が、従来の新しい委員長、副委員長と、その辺の事前にこの提案する、議案発議する以前に事前に今 ある特別委員会の委員長、副委員長と話し合いをされた経緯というのはあるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今言いましたように、地域医療調査研究特別委員会とは別な問題、その中 にはやっぱり基幹病院ですから、村上総合病院。基幹病院ですから、そういうような問題もあります。 そして、各地域に区長さんとかと懇談会やったときにも、村上病院早つくれというような問題ありま した。ですけれども、その部分に関してだけの地域医療調査研究特別委員会は、その部分だけで特化 していないのだということで今まできたわけです。   ですから、今回の場合には財政支援も決まる。そして、場所も大体我々も調査していかなければ だめだし、ここの場所にはどれだけのインフラ整備かかるとかという問題は、やっぱり地域医療とま た別の問題として村上総合病院の新築に関する特別委員会をつくればいいのでないかというふうに、 私どもの委員会でご提案を申し上げたわけであります。 〇議長(板垣一徳君) 片野鉄雄君。 〇25番(片野鉄雄君) 2番目の質問に全然お答えになっていないのですが、委員長、副委員長とお 話しされたことあるかどうか、それをお聞きしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) ございません。 〇25番(片野鉄雄君) 委員長、これ3回目これでいいでしょうね。 〇議長(板垣一徳君) 終わりました。 〇25番(片野鉄雄君) 2つ目の問題、さっき答えなかった。まあいいけれども…… 〇議長(板垣一徳君) いや…… 〇25番(片野鉄雄君) いや、いいです、いいです。わかりました。 〇議長(板垣一徳君) では、終わってください。   ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから議員発議第16号について討論を行います。   平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) ただいま上程されました議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員会 の設置について、反対討論します。   我が市議会には、地域医療問題調査特別委員会があります。今回上程されました特別委員会は、 村上総合病院の新築に特化しての専門委員会であることはよく理解をしております。しかしながら、 地域医療問題調査特別委員会でも、今までさんざん地域医療の問題でさまざまな調査、研究を継続し てまいりました。そこには、どうしても村上総合病院の問題に行き着くのです。決まっています。確 かに建設場所は決まらないということで、市民の方々がさまざまな憶測からその論議がにぎやかにな っているということはよくわかります。理解しています。そのことについては、現在の段階で話しで きることを説明してくれないかと、その旨を総務課長に申し入れました。それに対して課長は、今大 事な段階に来ているから、そのことについてはもう少し待ってくれないか。9月議会の最終日、市長 からその問題について報告できると思いますから、待ってくださいとの答えでした。したがって、そ の委員会を開くことができなかったのです。   病院の建設については、場所についても建築規模の問題についても、市には決定権がないわけで す。確かにでも、それらについては要望はできます。そのために、地域医療問題調査特別委員会があ ると言っても過言ではないのです。したがって、市議会に同じような委員会が存在する理由がないと 考えます。したがって、本発議に関しては反対をします。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 賛成の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 反対の討論はございませんか。   滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) どうもお疲れさまです。私は、反対討論をこれからやりますが、全面的に反 対ということでなくて、きょう今ここで設置をすることについては、いささか時期尚早ではないかと いう観点から反対するものであります。   まず、第1番目の時期尚早ではないかという理由は、やはりこれまで市民厚生常任委員会ではど のような情報を得、どのような話し合いをされてきたかは、私は部外者ですから明らかではありませ んけれども、まだ市の確たる態度が議会に示されていない。聞くところによりますと、この定例会が 終わって全員協議会のときにそのことについて話があるやにも聞きますけれども、議会にこういうふ うに市としては考えるのだということについての方針あるいは態度、それから今後の取り組み、そう いったことについてまだ話がない中で今回設置をするということは、議会としてはいささか尚早なの ではないかというふうに考えます。この市の態度あるいは方針、そういったものは、今後の市の財政 の問題、財源の問題、そういったことに大きくかかわりますから、今後必ずこのことについては議会 で一定の結論を得るために、調査特別研究をしていく必要のあることだとは思いますけれども、今す ぐにということには私はならないのではないかと思います。   2番目は、先ほど平山議員からも話がありましたように、地域医療問題特別委員会というのがあ ります。先般の3月議会でその中間報告を当時の板垣委員長がされました。その主たる報告、中間報 告ですけれども、その内容は、やはり村上病院をどのようにということが一番大きいなテーマであっ たように私は受け取りました。また、この1つの議会に脇から見て屋上屋を重ねるような特別委員会 ではないかというような指摘があった場合に、あるいはそう感じられた場合には、やはり地域医療問 題特別委員会とのすみ分けをきちんとしておかないと、今提案のありますように、地域医療特別委員 会の委員も今度の設置されようとする特別委員会の委員にダブるわけですから、その辺についてはき ちんと整理をした上でこの問題が提案されるべきではないかというふうに思います。   したがいまして、市立病院の場合であれば、議会が市の方針あるいはやり方ということについて、 しっかりと支えながらあるいは尻をたたきながらやっていく必要がありますけれども、今回の場合は 市立ではなくて、市も運営審議会に入っているメンバーの一員であるというようなことから考えます と、市の態度をしっかりと聞いて、それが本当に妥当なのかどうかということを審議する、そういっ た委員会を今後持つべきではないか。今ここで設置を議決することについては、私はいささか尚早だ ということで、今回の提案については反対をするものであります。   恐らくこのことについては、何らかの今後の機会にこの問題は必ず出てくるというふうには思い ますけれども、今ではなかろうということで反対をいたします。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 賛成の討論をいたします。   今長谷川議員が提案者になって、そして市民厚生委員会で協議会の場で委員全員でお話し合いし た結果、よし、大事だろうということで方向性が私は決まったと思っているのです、その市民厚生の 中で。先ほどもちょっと質疑の中で触れられましたけれども、私姫路も、村上病院の今後の建設には 非常に興味もあるし、どういう場で発言をすればいいのかを本当選挙終わってからも考えてまいりま した。しかし、残念なことに無会派になっている、無所属になっている私がいけないのだかもしれま せんが、会派に属していないのは特別委員会に入れないという一方的なやり方で特別委員会が決まっ てしまっているのです。今後理事者側から方向性が、きょうもこれ終わってから協議会が開かれよう かと思います。その中で市長からある程度の説明はあろうと思います。全員協議会の中ではいろいろ と質疑、発言したりもできますが、それは全員協議会の中です。今後やっぱりしっかりとした議事録 の残る形の中で私も発言したい。そして、聞いてみたい。   議長を抜けた中での議員全員が属する特別委員会で、しかも村上病院の建設だけのことに限って のものであれば、これはいささか私はこれはよろしいと思います。また、その地域特別委員会という のも、ダブるようなところもあるかもしれませんが、今までできている地域の特別委員会は、それを 抜けた中で物を考えていただければいいかなと、こういうふうに思います。とにかく今大事なことは、 全員の議員が参加できる場を議会として設けていただきたい。あの人間、あの議員を抜けて、そして 10人なら10人だけでそれを協議、委員会として成り立つようなことではなくて、皆さんが議論できる 特別委員会をつくってもらいたい、その思いでございます。したがいまして、私は、決して同じ委員 会だとは思っておりません。今提案者言ったように、全員の議員が議論できるところに身を置く、置 かせていただきたい、これが思いでございます。したがいまして、今回の提案には賛成いたします。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) 反対の討論はありませんか。   佐藤重陽君。           〔20番 佐藤重陽君登壇〕 〇20番(佐藤重陽君) 今ほど上程されております議員発議第16号 村上総合病院新築検討特別委員 会の設置について、高志会で協議の末、このたびは反対の立場で討論させていただくということにな りました。   今ほどご提案の特別委員会は、地域医療調査研究特別委員会との整合性を図り、設置を検討する 必要があると私どもは考えておるわけであります。先ほど滝沢議員からの討論の中でお話がありまし た。私どもも、滝沢議員と非常に近い考えを有するもので、発言をさせていただくわけでありますが、 私もその地域医療調査研究特別委員会に属しておりますが、まだ実際には開かれておりません。この たびの市の方針を受けて、特別委員会の進め方、調査内容、調査方法が決まるものと私は思っており ました。当然村上病院の新築は、提案者が言われるように、地域医療を担う基幹病院として絶対必要 な施設であります。しかしながら、そのことが地域医療調査研究特別委員会で議論され、その上で村 上総合病院に関して特化した特別委員会が必要であるか検討させていただき、必要とされた時点での 設置が提案されるべきだと考えるものであります。   つまり、地域医療調査研究特別委員会の中で、まず今行政から出てくる方針を受けて協議をさせ ていただき、そして必要に応じて今回のご提案であります村上総合病院新築検討特別委員会なるよう な特別委員会が設置要望されることが望ましいものと考え、次回提案を逆に希望するものです。その 立場から、決してこの村上総合病院新築検討特別委員会の設置に反対ということが前提にあるのでは なくて、今ある特別委員会、そしてこれからつくられるであろう特別委員会があるならば、その整合 性を図ることがまず議会としては大切なのでないだろうかと、そういう立場でこのたびの提案には反 対させていただくものであります。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 賛成の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) なければ、反対の討論はありませんか。   木村貞雄君。           〔13番 木村貞雄君登壇〕 〇13番(木村貞雄君) 反対討論をかなり皆さん説明してくれたので、私自分の思いを簡単に述べた いと思います。   反対の立場ですが、一番最初に平山議員から申されたように、現在地域医療調査研究特別委員会 が立ち上げてやっている。それと整合性もはっきりしない。混乱が起きるおそれもありますので、そ れと提案者の話聞いてみますと、病院の運営、これはひいては経営にまで影響するものであります。 また、医師の関係、場所、それらに果たして議会がそこまで突っ込んでいかなければならないのか。 これが進んでいくと、大変混乱が起きてしまうという、そういう懸念があります。議員の中でも、例 えば場所一つにしても、私どもの集落であればすぐ病院の近くに土地もたくさんあります、そのよう にいろいろな考え方の人、議員が恐らく別々の考え方で混乱するような状況になってきます。   そういう懸念があるので、この市長もそうですけれども、いつも一般質問ありますけれども、そ れ以上のところまでは入っていけないという、私ども議会はある程度の財政支援、また研究するのは いいけれども、それ以上の突っ込んだ運営とかそういうところに入っていくべきではないと思います。 そういうところで、私は反対討論といたします。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 賛成の討論はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論ございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第16号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立少数です。   よって、議員発議第16号は否決されました。                                              日程第12 議員発議第17号 MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛                行訓練の中止を求める決議   〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議員発議第17号 MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、 低空飛行訓練の中止を求める決議についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   21番、相馬エイさん。           〔21番 相馬エイ君登壇〕 〇21番(相馬エイ君) 議員発議第17号 MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛行訓 練の中止を求める決議、上記の議案を別記のとおり村上市議会会議規則第14条の規定により提出いた します。   賛成者、竹内喜代嗣議員、長谷川孝議員、そして私提案者、相馬エイでございます。   読ませていただきます。MV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛行訓練の中止を求 める決議(案)。   日本政府は平成24年9月19日、米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイについて、「特に危険 と考える根拠は見出し得ない」と断定し、「飛行運用を開始させる」と安全宣言を発表しました。   オスプレイの試験飛行が9月21日、山口県岩国市の米海兵隊岩国基地で強行され、基地周辺や市 街地上空にごう音が鳴り響き、岩国市民、配備先の沖縄から不安や怒りの声が上がっています。   10月中には普天間基地での本格的な配備・訓練を行うとしています。   9月9日開かれた「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」では、10万人の参加者で埋め尽く され、「危険な空はもうたくさん」と声をひとつにしました。   オスプレイは今年4月以降、モロッコとアメリカのフロリダ州で墜落事故を起こしたのに続き、 9月に入ってアメリカ南部の市街地に緊急着陸しました。   日米合同委員会覚書書では、日本の航空法の最低安全高度である150メートル以下の低空飛行も 明記しています。国民を騒音と墜落の危険にさらす訓練など許されません。   アメリカ国内やハワイでは、安全性を懸念する住民の声や環境への悪影響から訓練は中止になり ました。   「環境レビュー」で公表された6ルートのピンクルートとブルールートは、村上市や粟島浦村上 空を通過します。しかし、防衛省からは詳細な訓練ルートなどの情報はなく、市民は不安を持ってい ます。   日本自然保護協会は「環境レビュー」が示した低空飛行訓練の6ルートが、自然環境保全法で定 められた重要な自然保護地域の上空を通過し、ルート下には絶滅危惧種であるイヌワシやクマタカ、 ライチョウの生息域があることを明らかにしました。   磐梯朝日国立公園もあり、村上市は自然と共に生きるまちです。   本市議会は、市民の生命及び財産並びに安全・安心な生活を守る立場から、MV22オスプレイの 普天間基地配備に反対し、低空飛行訓練の中止を求めることを決議します。   提出先は、駐日米国大使、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣官房長官です。   皆さんの賛同をお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) お疲れさまです。日米安保条約等を今日中問題、日韓問題のさなかの中で、 アメリカは日本のその安保条約に関しては守るのだということを言っていただきました。   私も、そのブルールート、ピンクルートの中で村上市上空がその訓練航路に入っているというよ うなことを聞きまして、先般日報では市長のほうの答弁では、これから県もしくは当局に対してそう いった説明開示、十分な説明を求めるのだというような発言もあります。こういった意見書になりま すと、例えばこの地域の上空を通ることに関してのきちっとした説明責任、またどういったルートな のかということを求めることでしたらいいのですが、沖縄の配備だとか、そういった部分まで言及し ている意見書を政府に提出するということになりますと、ちょっと趣旨としてどうなのかなというふ うに感じるのですが、その辺は提出者としてはいかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 立ったほうがいいですか、すみません。   安保条約うんぬんとか、そういうことを私は問うてはおりません。自治体の仕事というのは住民 の安全、それから危険性とか、そういうことに関してはしっかりと対応していくと、それが地方自治 体の仕事であり、また議会の仕事であると考えております。22日の日報に市長も意見を述べられてお ります。飛行ルートの開示も直前になるのではないか。直前では、説明責任を果たしたことにならな い。いつ、どこで訓練するのか、早く情報提供欲しいと。安全性が不安視されている中では、村上市 上空の飛行訓練回避や中止を要請したい。そして、山形県境に近い小俣集落の副区長さん、佐藤庄平 さんも、日米両政府とも事故は人為的ミスが原因としているようだが、ミスならまた事故が起きる可 能性がある。安全の一言では納得できないと憤りをあらわにしたというような記事が載っております が、やっぱり市民は不安を持っているのです。そして、結局日本の上空には6つのルートがありまし て、ピンクルートとブルールートは、その赤旗の記者が緯度、経度、そしてアメリカの環境レビュー の中に提示されていますポイントがあるのです。そこから割り出したもので、ピンクルート、青森の 山を出発して、最終的には北俣山、猿田ダム、横川ダムというピンクルートの最終コースというか、 ポイントになっております。それから、ブルールートでは粟島、北俣山、小国市街地域という形で、 この粟島から北俣山に行く途中、この村上の上空を通るのです。それで、このオスプレイが通ろうと するこの6つの飛行ルートは、現在アメリカ軍が練習をしております米軍の戦闘機の低空飛行の訓練 ルートになっておりまして、村上市民の多くの方も、なぜここに戦闘機が飛ぶのかということで、騒 音あるいはその機体を見て以前から声を不安がっているというのが現実でございます。   一般質問でも私が質問で発言いたしましたように、数年前ですけれども、ダムの職員がその米軍 の戦闘機の低空飛行の訓練でダムにぶつかると思った瞬間、きゅっと急上昇して飛んでいったとか、 学校の上空をものすごい爆音で通過して、子供が戦車だと叫んで授業がだめになったとか、さまざま な事例があるのです。それの上を、そのルートをこのオスプレイは飛ぼうとしていると、そのことを しっかりと考えていただきたいと思います。 〇5番(本間清人君) 長くなりそうなので、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑終わります。   これから議員発議第17号について討論を行います。   片野鉄雄君。反対があれば反対のほうを先にさせていただきますから。反対ですか。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) では、どうぞ。           〔25番 片野鉄雄君登壇〕 〇25番(片野鉄雄君) ただいま上程されました議員発議第17号に対しまして、国政レベルの議論は 地方議会にはなじまないと私は思っておりますが、発議がありましたので、反対の立場で討論をさせ ていただきます。少し長くなりますが、お許しをいただきたいと思います。   日本国民の生命と財産、そして日本の領土と日本の主権を守る、そして国民が安心して経済活動 を続け、国が繁栄し、国民が豊かに幸せになる、このことは何より大切なことであると考えますが、 そのためには我が国の防衛が確固たるものでなければなりません。今中国での反日デモ、尖閣問題を 機に、今こそ私たちは日本の国防の危機に目覚めなければならないと私は思うのであります。日本国 前文には、日本国民は平和を愛する国民の公正と信義に信頼して、我々の安全と生存を保持しようと 決意したということはご承知のとおりであります。つまり世界中どこの国も信頼のできる平和なよい 国ばかりなので、それを信用して日本と日本国民の生存を保つことを決意したということであります。 そして、その結果、日本国憲法第9条、戦争の放棄が明記され、日本国民は武力にある行使は永久に これを放棄する。陸、海、空軍、その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めないと うたわれているのであります。本当に中国も北朝鮮も、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼でき る国でしょうか。答えは明らかにノーであります。このような国に対しては、国民の生存権と国家の 主権を守る見地から、憲法第9条は除外すべきであると考えるものであります。中国により尖閣と沖 縄侵略は、いよいよ現実のものとなってきました。中国は、国際的取り決めを無視し、勝手に確信的 領域と称し領海を設定し、尖閣も沖縄ももともと中国の領土であり、日本が違法に奪ったものである ということをあらゆる領域であらゆる手を使い日本をおどし、屈伏させようと進めております。既に 北朝鮮の日本海側で新潟に最も近い羅津港には中国は30億ドルの投資をし、大型船の乗り入れや乗り 入れの港の整備、そのほか空港や火力発電所の建設を進めており、有事の際には中国の人民開放軍、 ミサイルを北朝鮮の羅津まで運んでくることができるようになります。そして、最も近い位置にあり ます約5,000坪の敷地面積を有する新潟領事官は、対日工作の拠点となることが予測されます。   さらに中国は、佐渡沖の海底資源に目をつけ、両津、加茂湖脇に既に1万5,000坪の土地を取得 しております。1949年の建国以来、中国は中長期計画のもと軍事大国への道を歩んでまいりました。 日本のマスコミではほとんど報道されていませんが、既に2年前の2010年7月1日からは国防動員法 を制定し、外国にいる中国人も有事の際は中国軍に動員され、国の命令で日本での破壊活動や軍事活 動を展開する危険があります。また、ことしの7月21日、人民開放軍の羅援少将は、香港のテレビで 尖閣侵略の6大戦略を発表し、中国の行政府に編入することや、ミサイルの試験区域に編入し、空軍 の射撃訓練を行うこと、石油掘削、漁業開発などの実行策を進めることを発表しております。このこ とは、インターネットでも見ることができます。   こうした状況の中、中国の尖閣侵略を抑止する切り札の一つがオスプレイの普天間基地配備であ ります。従来の輸送ヘリコプターと比較し、オスプレイは速度が2倍、行動半径が4倍、積載量が3 倍で、空中給油ができる性能を備えています。10万飛行時間当たりの事故率は、今飛行中の軍用ヘリ コプターの事故率が1.11であり、それよりも高い1.93でありますが、アメリカ海兵隊の航空機全体の 事故率2.45と比べると低く、欠陥機と騒ぐには無理があると思うのであります。むしろオスプレイが 配備されることに日本防衛の抑止力が強化され、中国を牽制し、アジアの地域の安定に寄与し、日本 をはじめ多くの人々の生命と財産を守る役割を果たす面を忘れてはならないと思います。既に中国は、 初の空母ワリャクを就役させ、さらに現在上海の造船所で2隻の国産の空母を建造中と言われており ます。戦争は嫌いだから、軍隊要らないと感情的に叫ぶだけでは、いつか武力により自由が奪われ、 国は滅ぼされてしまいます。毅然とした国を守る態度と、抑止力を持つことが何よりも大切であると 考えます。賢明な皆様のご理解を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、反対の討論を終わら せていただきます。ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) 私は簡潔に述べたいと思います。   このMV22オスプレイの普天間基地配備に反対し、低空飛行訓練の中止を求める決議に私は賛成 をいたします。   賛成の主な理由は、1つとしては市長の談話にもありますように、私どもの議員並びに市長も同 じでありますが、自治法にうたわれているところの市民の財産、安全を守るところに最大の眼目、任 務があるかと考えます。したがいまして、オスプレイが、今くしくも反対討論でご紹介ありましたよ うに、非常に事故の多い飛行機だということであります。このことが日本政府は安全だという証明を したということで、配備を強行しようとしているわけでありますが、まずその1つだけ反対の大きな 根拠になるものではないかなと思うのは、日本の航空法ではヘリコプターの運行規則の中に、トラブ ルがあってくるくる回る回転翼がとまったときに、エンジンがとまったときに自動的に回って不時着 するような、そういう装置が整備されていることが義務としてうたわれているということであります が、このオスプレイにはその設備がないということで、いきなりとまってしまうと、角度変えてヘリ コプターから飛行機になって進んで飛んでいくわけですが、そのときに操作を間違ったというような ことを盛んにニュースで報道されていますけれども、安全装置がないためにいきなり落ちてしまうと、 そういう非常に危険な飛行機だということであります。   それから、この飛行機、低空飛行訓練の内容については、軍事機密ということになる可能性があ りますので、30メートル以下で飛ぶとレーダーに捕捉されないということで、そのための訓練飛行を やるわけでありますから、低空飛行訓練をやらなければ何の意味もないわけであります。そしてまた、 これもまた公開はされていませんが、標的を決めて接近をして、人員をおろしたり荷物をおろしたり 回収をしたり、そういう訓練が想定をされます。そうした訓練がダムを標的にしてやられるなんてい うことが世界各地の軍事訓練の中では言われています。先ほど提案者の相馬議員も証言なさいました けれども、そういったことも心配されます。ですから、私どもは住民の安全を考えるならば、とても 容認、賛成できるものではないと考えます。   それから最後に、平和の問題でいえば、私ども神林……私神林出身でございますので、平和祈願 祭を毎年やりますけれども、戦争体験者の皆さんがおっしゃるのは、もう二度と戦争をしてはいけな い。もう二度と子供たちや家族が涙を流すようなことはしてはならない。あくまでも、外交交渉で解 決をすべきだということでありました。私は、先ほど反対者の方からその問題出ましたので、あくま でも外交交渉で解決をすべきだということを補足したいと思います。   以上、賛成討論といたします。 〇議長(板垣一徳君) 小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) ただいま上程されております議員発議17号のオスプレイの件でございますが、 確かに事故が多いというようなことでは、国民の皆さんが大変心配をしていることでございます。   その前に言っておきますが、これはオスプレイと言わないそうであります。アメリカではアスプ レイと言うそうでございます。これが本当の名前だそうでございます。   そこで、今このアスプレイの配置の問題、いろいろ確かに問題になっております。しかし、今皆 さんよく考えてください。片野鉄雄議員も言いましたけれども、日本の尖閣諸島、竹島含めて大変に 危険な状態になっているのです。なぜか。中国がきのうですか、台湾の漁船が来た。ですけれども、 日本は専守防衛ですから、発砲はできない。せいぜい放水だと。なぜそうなるのか。それは、今日米 関係が大変にうまくいっていないということなのです。そのためにも、決してそのために国民が犠牲 になってはいけませんが、まず日米関係をよくするために、この配置をしっかりとやっていただいて、 そして政府のほうからもきちんとした飛行ルート、安全ルートを発表していただいて、そして日本の 国益を守るべきだと今思っております。   今盛んに国民の安心と安全と皆さんおっしゃっております。こんな状態で安心も安全もありませ ん。やはり話し合いで解決できるのであれば一番いいでしょうけれども、お隣の国々はお話し合いで 解決できる国でありません。そのためにも、やはり日米がしっかりとタッグを組んで、一日も早くあ の尖閣諸島から中国、台湾、片や竹島においては韓国の方に日本の固有の領土であるということを知 らしめる必要があると思います。そのためには、やはり何回も繰り返しますが、日米安保、日米がや はり手を組むということによって、その今問題になっている部分が私は解決できるものであろうかと 思います。よって、このただ、ただ危険だから配置には反対だというようなことについては、私は反 対をいたす次第であります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議員発議第17号を採決をいたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立少数です。   よって、議員発議第17号は否決されました。                                              日程第13 議員派遣の件 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任を願いたいと思います。これにご異議はござい ませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任をされまし た。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成24年第3回 定例会を閉会をいたします。   長時間にわたり大変ご苦労さまでございました。           午後 3時43分  閉 会