平成24年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成24年6月1日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会選第7号 村上市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について         第 5  請願第 2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書             の採択を求める請願                         第 6  報第  3号 平成24年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成23年度イヨボヤの             里開発公社決算の報告について                         報第  4号 平成24年度山北町産業振興公社事業計画及び平成23年度山北町産業振             興公社決算の報告について                      第 7  報第  5号 継続費繰越計算書の報告について                        報第  6号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  7号 繰越明許費繰越計算書の報告について                      報第  8号 平成23年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について       第 8  報第  9号 専決処分の報告について                            報第 10号 専決処分の報告について                            報第 11号 専決処分の報告について                            報第 12号 専決処分の報告について                            報第 13号 専決処分の報告について                            報第 14号 専決処分の報告について                       第 9  議第 96号 村上市副市長の選任について                     第10  議第 97号 村上市監査委員の選任について                    第11  議第 98号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について           第12  議第 99号 専決処分の承認を求めることについて                      議第100号 専決処分の承認を求めることについて                 第13  議第101号 専決処分の承認を求めることについて                      議第102号 専決処分の承認を求めることについて                      議第103号 専決処分の承認を求めることについて                      議第104号 専決処分の承認を求めることについて                      議第105号 専決処分の承認を求めることについて                      議第106号 専決処分の承認を求めることについて                      議第107号 専決処分の承認を求めることについて                      議第108号 専決処分の承認を求めることについて                      議第109号 専決処分の承認を求めることについて                 第14  議第110号 専決処分の承認を求めることについて                      議第111号 専決処分の承認を求めることについて                      議第112号 専決処分の承認を求めることについて                      議第113号 専決処分の承認を求めることについて                 第15  議第114号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の             一部を改正する条例制定について                        議第115号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について         議第116号 村上市消防団消防用ポンプ積載車の購入契約の締結について            議第117号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結について       議第118号 村上第一中学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負変更契             約の締結について                               議第119号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について               議第120号 村上市印鑑条例の一部を改正する条例制定について           議第121号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につい             て                                 議第122号 村上市新ごみ処理場整備・運営に関する契約の締結について       第16  議第123号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第3号)                 議第124号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)                                                   〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   佐  藤  重  陽  君   21番   相  馬  エ  イ  君    22番   大  滝  国  吉  君   23番   大  滝  久  志  君    24番   山  田     勉  君   25番   片  野  鉄  雄  君    26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    大   滝   和   春   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     斎   藤   甲   三   君        自治振興課長     佐   藤   憲   昭   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    本   間   誠   一   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     田   嶋   雄   洋   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君 農業委員会 遠   山 昭   一   君        事 務 局 長        選管委書記長        監 査 委 員    加   藤   正   志   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    板   垣       裕   君        朝 日 支 所 長    増   子   要   作   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    樋   木   義   昭           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成24年第2回定例会を開会をいたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成24年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、今後の市政運営に当たっての所信の一端につきましては、平成24年市議会第1回定例会に おいて申し述べたとおりでありますが、本市の大きな財産である海、川、山といった恵まれた自然と 豊かな文化を最大限に生かしながら、行政と市民が一体となったまちづくりのさらなる推進に取り組 んでまいります。合併以来、組織の再編、職員数の削減などをはじめ、行財政改革を進めながら、 「合併してよかった」と真に実感できるまちづくりに向け各施策を着実に実行し、成果を上げてまい りました。   2期目となる今後の施策につきましては、これまでの取り組みを検証しながら、引き続き行財政 改革の推進を図るとともに、将来の村上市のあるべき姿を見据え、総合計画をはじめとする後期実施 計画の策定を行い、各種施策を積極的に展開してまいる所存であります。全国的に不安定な経済情勢 が続く中ではありますが、お年寄りから子供たちまで村上市に生まれ、「住んでよかった」と実感で きるよう、愛郷無限の思いを大切に、「元気“eまち”村上市」の実現に向け、誠心誠意取り組んで まいる所存でありますので、引き続き市民の皆様並びに議員各位のご支援を賜りますようお願いを申 し上げます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告12件、人事案件2件、規約の変更1件、専決処分の承 認15件、契約の締結2件、変更契約の締結2件、条例の改正5件、補正予算2件の合わせて41件であ ります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあい さつといたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを 申し上げます。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、2番、尾形修平君、15番、小池晃君を指名をいた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 大滝久志君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝久志君) おはようございます。定例会の会期日程案及び議案の取り扱いに ついて申し上げます。   平成24年第2回定例会の会期日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る5月25日午前10時か ら市役所第1委員会室において、委員全員、副議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、議会事 務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日6月1日から20日までの20日間といたしました。   審議日程につきましては、本会議での諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、残る 議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求めた後、各常任委員会に付託いたします。   7日、8日、11日、12日の4日間は本会議を開催し、一般質問を行います。   なお、5日、6日は全国市長会が開催されることから、一般質問までの日にちがあくこととなり ますが、ご承知おきください。   13日は総務文教常任委員会、14日は市民厚生常任委員会、15日は経済建設常任委員会をそれぞれ 開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   6月20日は本会議を開催し、各常任委員長から委員会の審査報告を受けた後、採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案について議会選第7号 村 上市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙については単独上程とし、指名推選による即決といたし ます。   請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求 める請願については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務文教常任委員会に付託いた します。   続いて、理事者提案、以下議案名を省略させていただきますが、報第3号、報第4号の各公社の 平成24年度事業計画及び平成23年度決算報告の2議案については一括上程、一括質疑の後、報告を終 了します。   報第5号から報第8号までの継続費繰越計算書の報告、繰越明許費繰越計算書の報告2件及び事 業会計予算繰越の報告、計4議案については一括上程、一括質疑の後、報告を終了いたします。   報第9号から報第14号までの損害賠償に係る専決処分の報告についての6議案については一括上 程、一括質疑の後、報告を終了します。   議第96号 村上市副市長の選任については、人事案件につき単独上程、質疑の後、討論を省略し、 無記名投票による即決といたします。   議第97号 村上市監査委員の選任については、人事案件につき単独上程、質疑の後、討論を省略 し、起立による即決といたします。   議第98号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更については単独上程とし、質疑、討論の後、 起立による即決といたします。   議第99号 村上市税条例の一部を改正する条例制定及び議第100号 村上市国民健康保険税条例 の一部を改正する条例制定の専決処分の承認を求めることについての2議案は、一括上程、一括質疑 の後、討論を省略し、それぞれ起立による即決といたします。   議第101号から議第109号までの平成23年度の一般会計並びに特別会計補正予算の専決処分の承認 を求めることについての9議案は、一括上程、一括質疑の後、討論を省略し、それぞれ起立による即 決といたします。   議第110号から議第113号までの平成24年度の一般会計並びに特別会計の専決処分の承認を求める ことについての4議案は、一括上程、一括質疑の後、討論を省略し、それぞれ起立による即決といた します。   次に、議第114号から議第122号までの条例制定などの9議案については一括上程、一括質疑の後、 議第114号から議第118号までの5議案は総務文教常任委員会へ、議第119号から議第122号まで4議案 は市民厚生常任委員会へそれぞれ付託します。   最後に、議第123号、議第124号、平成24年度一般会計並びに特別会計補正予算の2議案は、一括 上程、一括質疑の後、議第123号については3常任委員会に分割付託し、議第124号は総務文教常任委 員会へ付託します。   なお、今まで6月と12月に行われてきた各常任委員会の支所開催は、今回からしばらくの間休止 することといたしましたので、ご了承お願いします。   一般質問の通告は、5月29日午前で締め切ったところ、17名の通告があり、先ほど会期のところ で報告しました本会議の4日間において行うことといたします。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見の提出期限は6月18日、その他の意見書提出期限は6月 13日、それぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終了いたします。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 議会運営委員長に質問いたします。私も議会運営委員の一人でありますが、 今回25日に初めて議会運営委員会が行われましたけれども、そこでのいろいろな議会運営委員長の運 営につきまして非常にちょっと考えるところがございますので、あえてきょう第2回定例会の日程等 につきましてご報告がありましたので、質問させていただきます。   25日の日、10時から議運がございました。しかし、総務課から議運以外の議員の皆さんに議案書 が10時を過ぎますと届けられました。そして、結果的に議会の中で陳情3件につきまして取り扱いが 変更になったわけです。それで、表紙の取りかえは届けられたようでありますけれども、日程のとこ ろ、12日の午前の一般質問の後、当初考えていた地域医療調査研究特別委員会がついた日程の案がそ のまま議運以外の議員に届けられました。きょうはきちんと訂正されているようでありますけれども、 そういう議運が開くと同時に議案書が届けられるということに対してはどのようなお考えなのでしょ うか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) どのようなことといいますと、陳情のことについて、例えば地域 医療、そういうふうな形のことを申されているのでしょうか。具体的にお願いします。 〇21番(相馬エイ君) そうです。 〇議会運営委員長(大滝久志君) その問題につきましては、事前にどこに付託するかという事前の 協議が24日の日の1時からございまして、いろいろ協議した結果、これでいいのではないかというこ とでお話をいたしました。あとのことについてはご承知のことかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 前日の、議長はいらっしゃいませんでしたが、副議長、議運の正副委員長、 そして事務局が入った打ち合わせはあくまでも打ち合わせでありまして、議運が終わって、議運で協 議がされて初めて議運の決定になるものだと思うわけです。そうしますと、前日の打ち合わせは正式 な会議でもございませんし、議事録も残されておりません。ですから、そこでの打ち合わせが議運に 最初提案されるということは今後決してあってはいけないことだと思うわけです。   2つ目に、お伺いいたします。きょうの議案の中に副市長と監査委員の選任の議案が載っており ます。それで、会派代表者会議が21日行われまして、そこで議会として推薦をどうしようかという話 し合いがされました。しかし、市民の方から私のところに、20日ある場所で十数人の議員が副市長の 選任、そして監査委員の選任について話し合いをしていたというお知らせの手紙が届きました。そこ には議運の委員長、そして議長も参加されているようであります。きょうこの場で選挙がされ、そし て採決がされるというのに、会派代表者会議の前にそういうことが一部の議員たちの中で話し合われ ていた事実があるということを議運の委員長としてどのようにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) それはあくまでも風評であり、うわさであり、会合をしたとか、 そういうもののことについて根拠があって、そこでどういう話がされたかを確認された上でそのよう な質問は受けたいと思います。 〇21番(相馬エイ君) では、事実ではないということをこの場であなたはおっしゃるのですね。 〇議会運営委員長(大滝久志君) はい。 〇21番(相馬エイ君) そして、あなたも議長もそういう場には参加していないということを言い切 るのですね。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 参加していたとか、していないとか、議員はあらゆる機会を通じ ていろいろと議論をしなければならない機会がございます。ただ、それをもってその今言われた2つ の問題について話をしたという根拠は何もございません。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員長、ご苦労さまです。   私、無会派でございまして、議会運営委員会に参加する機会がこれっぽっちもございません。そ れで、きょうの機会を見て1つご質問いたしますが、議第96号、これは無記名投票でございますよね。 選挙管理委員会の選任について、これは即決起立ということで委員長からの説明もございましたし、 紙にもございます。これを分けた理由は何ですか。監査委員ですか、監査委員の選任について。監査 委員の選任を投票にしなかったと議運は判断したわけですが、その理由は何ですか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) この問題については、議運でお話をしまして、96号については… … 〇16番(姫路 敏君) 理由を聞かせてください。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 理由といいますと。特別ありませんけれども、いつもこのような 形でやってきましたので、議会運営委員会としては96号については無記名投票、97号については起立 採決ということで提案したところ、何もご意見もございませんでしたので、そのように決定いたしま した。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それ答弁になっていないのですが。   私は、昨年の3月までこの議会におりました。それまでは、起立採決に関してみれば賛成多数な のです。賛成多数でだれだれに決まった、何々に決まった。その以後、私も経験はこれが初めてです が、起立採決の場合ですらだれが賛成者か反対したかをしっかりと議会だよりにも載るようになった のは議運の委員長でわかるとおりです。私何を言いたいかというと、人事案件は討論がないくらいに ものすごくデリケートなものがございます。起立採決の際、こういう場合は満場一致で絶対なるとい う確信があるのであれば起立採決もいいのでしょうけれども、やっぱり提案者は理事者です。議会提 案ではございません。議会提案であれば、議長の指名で何度も会派会議あるいは協議会を重ねながら その人事がはっきりとわかってまいります。したがいまして、それでも結構です。でも、理事者案件 というのは、先ほど相馬エイ議員も言われましたように理事者からの提案事項なのです。人事で。こ れは、やっぱりどうあろうと副市長と同じ扱いで表決をしないと。例えば、私は反対するものではご ざいません。今佐藤重陽議員が監査委員になろうということで理事者側から提案あります。もしそこ に座っていた議員が、立たなかった議員がいたらどうなりますか。私は、そういう部分でいうと人事 案件、しかも理事者側からの提案に関しての人事案件はすべて無記名投票というべき判断をすべきで あろうと、議運として。前みたいに賛成多数という表現だけでなるのであれば、これはそれでもよろ しいでしょう。ここをしっかりと議運で考えて審査したのですか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) その問題については、議運では特別議論がなくてこのような形に しましたし、そのようなご意見があったときには本会議でどうぞよろしくやっていただきたいと。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。私は、少なくとも起立採決のときは投票という声を出させて いただきます。そして、投票でぜひやっていただけるようにお願いするものだと私は思っております ので、そこは十分にお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 議会運営委員長。 〇議会運営委員長(大滝久志君) 本会議で決まったことはそのとおりにしなければならないという ふうに考えています。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月20日までの20日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月20日までの20日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。本年の3月定例会でご報告申し上げました以後、配付報告 書のとおり、火災は建物火災等8件であります。また、4月12日、村上地区羽黒町地内で発生しまし た建物火災により、この建物の上空を通過している光幹線ケーブルが焼失いたしました。このケーブ ルは、平成22年度に本庁と支所間のデータ通信のために整備したもので、羽黒町の一部区域のテレビ 難視聴を解消するためにも利用しているものでありますが、同日の午後8時5分ころ復旧いたしまし た。なお、これに要した経費は72万6,991円であり、全額保険より補てんされる予定であります。   次に、4月3日から4日にかけて発生いたしました暴風、高波による被害の発生状況についてで あります。状況につきましては第2回臨時会で報告させていただきましたが、主な被害状況は配布報 告書のとおりであります。これらのうち市の施設の被害総額は2,800万円を超え、復旧を要する経費 について新たに予算を講じる必要がありましたので、不足分は専決処分により対応させていただきま した。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおり多くの善意 が寄せられました。主なものといたしましては、5月8日には村上信用金庫様より同金庫の改組60周 年記念といたしまして、消防広報連絡車しんきん号の贈呈をいただきました。また、坂町在住の市民 の方からは、学校図書の充実のために金100万円のご寄附をいただきました。これら多くの善意に対 し深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   次に、岩船地域土地開発公社の清算事務完了の報告についてであります。岩船地域土地開発公社 は、昭和48年に本市を含む圏域7市町村の共同出資により設立され、以来市町村の基盤整備に係る公 有地の先行取得等を展開してまいりました。しかしながら、所有していた土地の償還が完了し、保有 している土地がないことや最近の社会情勢等から先行取得の有用性が薄まっていることなどから、公 社を解散することで合意し、本市では昨年の12月定例会において公社解散の議決をいただき、本年1 月5日付で県知事の認可を受けて解散し、その後清算の事務を進めてきたところであります。このよ うなことから、本日配付の清算事業報告書のとおり、去る3月28日に公社出資金及び残余財産の分配 が完了し、清算事務が結了いたしました。なお、清算終了後清算終了登記を行うとともに、県知事へ の報告も終了していることから、これに伴い岩船地域土地開発公社の解散、そして清算に係る事務手 続はすべて終えております。   最後に、東日本大震災により当市に避難されている皆様への支援体制についてでございます。5 月24日現在、雇用促進住宅及びアパート、貸し家などに56世帯、155名の皆さんが避難生活を送られ ております。4月からは社会福祉協議会のご協力をいただき、県の支援制度を活用した村上避難者サ ポートセンターを立ち上げました。雇用促進住宅内に設置した同センターの事務所には、避難者から 公募をした管理人を置くことにより、雇用の場の確保とより親しまれるサポートセンターとなるよう に配慮いたしました。また、市民ボランティアによる6名のサポーターが各世帯を巡回し、直接困っ ていることなどの相談に対応できる体制とすることにより、よりきめ細かな支援体制をスタートさせ ております。   以上、ご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会選第7号 村上市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について 〇議長(板垣一徳君) 日程第4、議会選第7号 村上市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙に ついてを議題といたします。   お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づく指名 推選により行いたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、選挙の方法は指名推選によることに決定をいたしました。   お諮りいたします。指名推選の方法については、議長において指名することにしたいと思います。 これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、議長において指名することに決定をいたしました。   お諮りいたします。選挙管理委員会委員に村上市平林56番地、武者秀雄君、村上市二之町11番22 号、佐藤廣君、村上市鵜渡路2274番地、佐藤勝則君及び村上市藤沢7番地28、磯部康次君、同補充員 に村上市越沢589番地1、齋藤武君、村上市松沢732番地、阿部敏郎君、村上市南町2丁目13番46号、 中村壽美子さん、村上市早稲田1358番地1、富樫真理君、以上選挙管理委員会委員4名、同補充員4 名を指名をします。   なお、地方自治法第182条第3項の規定により、補充員の補欠の順序はただいま補充員を指名し た順序によることにいたします。   お諮りいたします。ただいま議長において指名した者を村上市選挙管理委員会委員及び同補充員 の当選人と定めることにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名しました武者秀雄君、佐藤廣君、佐藤勝則君及び磯部康次君が村上市選挙 管理委員会委員に、齋藤武君、阿部敏郎君、中村壽美子さん及び富樫真理君が同補充員に当選をされ ました。                                              日程第5 請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係            る意見書の採択を求める請願                 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負担制度2分の 1復元に係る意見書の採択を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   5番、本間清人君。           〔5番 本間清人君登壇〕 〇5番(本間清人君) ただいま上程されました請願第2号 30人以下学級実現、義務教育費国庫負 担制度2分の1復元に係る意見書の採択を求める請願の請願者は、新潟県教職員組合、村上市岩船郡 支部執行委員長、貝沼史弘さんですが、請願紹介者である私、本間清人から若干の補足説明をさせて いただきます。   この請願は、議員各位がご承知のように、新市になって以来毎年この時期に提出され、議員各位 の賛同により議決いただいてきたのと同様の趣旨でありますが、来年度の教育予算編成に向けて請願 趣旨による意見書の採択を求めて提出するものであります。請願の趣旨、請願事項は請願書の記載の とおりでありますが、私も村上第一中学校のPTA会長としての立場から、今市内小中学校での教育 が抱える多くの問題は、多くの市民、保護者、地域住民にとりましても一日も早い解決が望まれてい ることを痛感しております。学校で学ぶ児童生徒が明るく心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り 組むために国に要請し続けてきた30人以下の学級編制の改善は、昨年度文部科学省の新公立義務教育 諸学校教職員定数改善計画によって、これまでの40人編制の学級編制基準がようやく約40年ぶりに改 定され、小学校1年生のみ35人学級編制を実施し、今年度小学校2年生まで拡充されましたが、まだ まだ暫定的な部分が多く、児童生徒と学級担任や教職員がよりきずなを深くし、真剣にぶつかり合う、 心を通わせることができ一人一人が大切にされる教育環境をつくる30人以下学級実現の第一歩を踏み 出したにすぎない現状にあります。   また、義務教育国庫負担制度の2分の1復活については、現在国、地方とも財政的に厳しい状況 にある中で、2006年度に国庫負担率が3分の1に削減されたことが地方財政全般を大きく圧迫し、国、 地方の将来を担う児童生徒の教育環境を悪化させる要因となり、全国の子供たちがひとしく教育を受 ける権利を阻害していることに対する改善要望であることをご理解いただきたいと思います。特に財 政力の弱い本県及び本市にあっては、教育行政及び財政を考えたとき、義務教育国庫負担制度の堅持 とさきに3分の1に引き下げられた国庫負担率を2分の1に回復させることの大切さを訴える意見書 の採択を求める要請であります。   学校教育に対する国民の期待や要望が格段に広がり、学校教育や児童生徒に課せられている各種 教育内容が拡大している今日、ぜひ児童生徒一人一人に行き届いた学校教育ができるよう、議員各位 の大きなご賛同とご理解をお願いするものであります。   なお、本請願書と同様の趣旨で、関川村議会及び粟島浦村議会には陳情書を、郡市3市村の首長 には要望書を本議会と同様に要請していることをつけ加えて補足説明を終わります。   以上、議員各位のご理解とご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第2号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第6 報第3号 平成24年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成23年度イヨ           ボヤの里開発公社決算の報告について      報第4号 平成24年度山北町産業振興公社事業計画及び平成23年度山北町           産業振興公社決算の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、報第3号及び報第4号の2議案は、各公社の事業計画及び決算の 報告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第3号から報第4号までについてご報告申 し上げます。   これら2件は、村上市が出資しております2つの法人について、地方自治法第243条の3第2項 の規定により、ご報告するものであります。   最初に、報第3号は、公益財団法人イヨボヤの里開発公社についてであります。公益法人制度改 革に伴い、財団法人イヨボヤの里開発公社は、平成24年4月1日より公益財団法人に移行し、公益財 団法人イヨボヤの里開発公社と名称変更いたしております。同公社は、平成6年度に設立され、自然、 伝統文化、歴史的遺産、物産等の観光資源を掘り起こし、維持保存し、これを有効に活用を図ること により、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興並びに創造性豊かで活力ある地域社会の実現 に寄与することを目的に運営されております。平成18年度からは、同公社を指定管理者に指定し、イ ヨボヤ会館、おしゃぎり会館等の管理運営を行っております。   平成24年度の事業計画は、同公社の定款第4条の規定による観光振興や教育、文化、芸術振興等 の公益目的事業及び同定款第5条の規定によるオリジナルグッズ等の販売、製造や施設管理等の収益 事業を行い、事業費として総額1億6,825万3,500円でございます。   平成23年度の事業実績では、計画されました観光振興事業、歴史的景観保全事業等の助成事業、 公共施設管理運営事業など、それぞれ事業目的に沿って実施し、その収支は配付の事業実績報告書の とおりでございます。   次に、報第4号は、財団法人山北町産業振興公社であります。当公社は、平成10年2月に設立し、 農林業の担い手育成、農林漁業の作業支援や地域資源を活用した事業の取り組みを行い、地域産業の 振興を図ることを目的に運営しております。特に中山間地の条件不利地域の農作業受託は、国土保全 と山北地域の農業振興に大きく寄与しているところであります。   平成24年度事業計画についてでありますが、天候の影響を受けやすい米の生産は徹底した管理体 制のもとで作業効率の向上を図り、品質の向上と安定生産量確保による反別当たりの増収を目指して おります。また、大きな課題となっておりました公社法人への移行申請を行うことにしております。   平成23年度事業実績では、事業活動収入が予算額に対して117.5%、金額にして約965万円の増と なりました。しかし、内容的には米の増収、作業受託の増加に起因するものではなく、農業者戸別所 得補償や近年にない豪雪による作業量の増加に伴う農業外受託収入の増によるものでありました。一 方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の節減に努めましたが、その収支は配 付の事業報告のとおりであります。   以上、ご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   このイヨボヤの里の開発公社事業計画の中で、イヨボヤ会館のいろんな事業がございます。そこ で、伺いますが、居繰網漁が秋の村上の三面川の風物詩になっておりますが、チラシ等の時間と、あ る具体的な例を申し上げますが、市民が観光客の方が見たいということで、種川を超えてその見える ところまで案内したのだそうです。そうしましたら、現場はもう終わっていたと。その市民の善意、 そして観光客の期待が裏切られたわけですが、組合とこの事業をするイヨボヤ会館と、そして関係す る課とのしっかりとした打ち合わせができていないから、こういう事例が起きるのではないかと思う のですが、そのようなことは、反省というのでしょうか、23年度の総括の中では具体的には出てきて いないものなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今相馬議員がおっしゃるように、居繰網漁も相手は自然相手でございますの で、前もって予約をいただいてもできない場合もありますし、また時間帯によっては川が増水したり というような自然に左右される非常に厳しい観光事業の一つであると、そのようにとらえております。 しかしながら、観光客が行ったときに、川が平穏であるにもかかわらず終わっていたということは非 常に遺憾なことでありまして、その点についても理事会あるいは評議委員会等でこれからは先ほどお っしゃいました三者で徹底的な検証を行いながらあるいは打ち合わせを行って、遺憾のないような取 り組みをするべきだということで話し合いをしております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それと、前にもこの場で質問いたしましたが、村上市長がこの公社の理事長 になっているわけです。それで、それはそれなりの理由があるのだろうとは思うのですが、果たして それでいいものかなという質問を前にもこの場で申し上げました。その点で、理事会等では市長が理 事長で結構でございますという意見が圧倒的に多いのでしょうか、それともそういう意見は全く出な いのでしょうか。前にもお聞きいたしました。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 市長が理事長で不都合だとか、いかがなものかという意見は全く出ません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この役員の理事の中に平成14年度から就任している方もいらっしゃいますし、 近年いろんな団体の代表という形で出ているのだと思うのですけれども、平成14年からですと相当長 い期間この理事をされているようですが、期間の制限とか、そういう長ければ長くてもよろしいとい うような規則があるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いや、長ければ長いほどいいという規則は何もありません。ただ、任期があ りますので、その任期にまた再任されてそういうふうになっていると。適任だというふうに理解をし ていいのではないかと思っております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 今相馬エイ議員がおっしゃられましたその役員の関係上のことで私もちょっ と質問したいなと思っていたのですが、この公社役員の理事はじめ評議委員の当然内部規約であると か規定というような形で資格が要るのかどうか、それはどういった互選で選ばれるのかちょっと教え ていただきたいなと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 手順等については、担当課長から説明をいたさせます。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) 役員の選出等については、観光協会とか商工会議所とか、そういっ たイヨボヤ公社の業務内容に関係するような団体の方から推薦をいただいております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 推薦をいただいてということは、そういった関係者方々しか推薦ができなく て、そしてその推薦される方は全くこの業務に関係ない方々もその評議委員会や理事者の中に入って いるという理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そういうような方々ばかりではございません。ちょっと今手元に資料ないの で、あれですけれども、いろいろな分野からいろいろな人材を理事にお願いしているとあるいは評議 委員にお願いしていると、そういう形態でございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 副理事長に商工会議所会頭、そして理事の中に商工会議所専務理事、この2 人が入っていらっしゃいます。私、10年前に村上商工会議所青年部というところの会長をやりまして、 「いいねっか村上」というものがずっと今大体定着して、場所も岩船港でやったり、中洲でやったり、 私のときは、初代でありましたけれども、このイヨボヤ会館の駐車場、そして前のホール、そこで綱 引き大会を市民挙げてやって、その後に中洲でバーベキューしたというような、ああいう思い出があ ります。何を言いたいかといいますと、こういった市の建物、そして観光について一生懸命やろうと いう若手をぜひ担っていくためにも、市長はよくよくその若手の担い手を教育、つくるのだ、人を育 てるのだということを言っているわけですから、ぜひとも、副理事長に会頭、そして理事に専務理事、 そういった肩書の方だけではなくて、ぜひじかのその若者の意見、例えば青年部の会長もしくはJC、 いろいろな若手の会もこの村上市には多くありますので、ぜひそういった若手の起用もしていただく べきなのだろう、またしなければいけないのだろうというふうに私は思いますが、その辺市長いかが でございますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全くそのとおりだと思っております。これからの理事、評議委員の選任に当 たりましては、その点も十分に考慮をいたしまして将来的な構想のもとに選任すべきだなと、そのよ うに考えておりますので、今言ったご意見等を参考にしながら進めてまいりたいと、そのように考え ております。 〇5番(本間清人君) よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 齋藤信一郎君。 〇9番(齋藤信一郎君) 報第4号についてお伺いをいたしますが、この24年度事業計画の前年度分 と計上されている2,287万2,000円というのは附属書類でどこから算出した金額なのでしょうか。例え ば23年度の実績を見ると米代金ですら1,800万ぐらい実績があるのですが、前年度2,200というのは少 ないのでなかろうかと思っているところであります。           〔「何ページですか」と呼ぶ者あり〕 〇9番(齋藤信一郎君) 24年度の事業計画の頭。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) それでは、私のほうから答えさせていただきます。   今年度の事業計画につきましては、受託作業等前年度並みの面積を、ちょっと多目ですけれども、 計上をさせていただいております。また、収穫につきまして非常に条件が厳しい田んぼもあります。 また、範囲が広くてなかなか管理が徹底しづらいというようなことでございますけれども、今年度そ ういうことで目標を高目にしてこういう事業計画を策定をさせていただきました。また、昨年実績に つきましては、多少の減はありましたけれども、いろんな手だてで目標を何とか同規模に抑えてきた ということでございます。ご理解をいただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 齋藤信一郎君。 〇9番(齋藤信一郎君) では、2番目の質問に移りますが、23年度実績と24年度の実績を比べると、 23年度5,500万ぐらいの活動収入があるわけですが、24年度は5,300万ぐらいに、かなり大きな額がダ ウンしているところでありますが、ちなみに附属書類を見ると……           〔「マイクもうちょっと……」と呼ぶ者あり〕 〇9番(齋藤信一郎君) 附属書類を見ると、この補助金というのが23年度1,400万ぐらい受けてい たものが800万ぐらいに落ちて600万ぐらいもダウンするということで、耕作面積は1町ばかりふえて いるにしても非常に厳しいのではなかろうかというふうに思うのですが、その点についてはどういう ふうにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 昨年度は、緊急雇用対策等県のほうからいろいろ手だてがございまし た。その補助金が結構多かったものですから、前年度に比べてかなり計画では今少なくなっておりま す。そんなことで、いろんな新潟県の緊急雇用創出事業とかふるさと創生事業、それらもありました ので、いろいろ補助がついて大きくなって、そして今年度はちょっとそれらの補助が切れたというよ うなことで減少をしているということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 齋藤信一郎君。 〇9番(齋藤信一郎君) 内容を見ると、先ほど市長からの説明にもありましたように、本来のこの 事業が約2分の1、そしてこの委託事業が2分の1ということなのですが、毎年申し上げているので すが、委託事業は除雪とあるいは林道の補修なのですが、これらはやっぱり専門業者に任せたほうが いいのでなかろうかという提言をしてきたわけでありますが、依然として2分の1ぐらいがなければ この法人が成り立たないというような経緯にあるわけであります。まして、今説明受けたとおり財団 法人に移行申請をするということでありますが、この申請するにもかなり費用がかかるのだろうとい うふうに想定されますし、内容を見ると事務職員1人増員し、現場の人間を減らしてつじつまを合わ せているようでありますが、この法人申請というのはかなりの期間とかなりの費用がかかると思うの ですが、それは副市長どういうふうにお考えですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この法人移行につきましては鋭意ずっと協議をして、平成25年度には そういう方向で今申請手続をしているところであります。公益法人でありますので、公益事業が2分 の1以上を確保しなければいけないというようなことで、農作業等、それらが公益事業になるわけで あります。それらと、あとほかの事業、除雪等ということでありますけれども、それらの比率をいろ いろきちっとしながら、手続に向けて今やっております。経費については、その中でいろいろ指導を 仰いだり、そういうことで今やっております。ソフトとか、そういう移行の経費については、その中 で、事業の中で捻出をして今鋭意努力をしているということでございます。 〇9番(齋藤信一郎君) ありがとうございました。終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   報告を終わります。                                              日程第7 報第5号 継続費繰越計算書の報告について      報第6号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第7号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第8号 平成23年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、報第5号から報第8号までの4議案は、いずれも繰越明許費繰越 計算書の報告についてであります。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第5号から報第8号までについてご説明申 し上げます。   報第5号は、一般会計の継続費につきまして、平成24年度に繰り越すべき額が確定いたしました ので、地方自治法施行令第145条第1項の規定により報告するものであります。   報告第6号及び報第7号の2件は、一般会計及び下水道事業特別会計の繰越明許費につきまして、 平成24年度に繰り越すべき額が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定によ り報告するものであります。   また、報第8号は、上水道事業会計につきまして、地方公営企業法第26条第1項の規定による建 設改良費の繰越額を同条第3項の規定により議会に報告するものであります。   内容を申し上げますと、報第5号は、一般会計の継続費繰越計算書であり、山北支所庁舎建設事 業ほか3件に関するものであります。   報第6号の一般会計繰越明許費では、無線システム条件不利地域解消事業経費のほか11件に関す るものであります。   報第7号の下水道事業特別会計繰越明許費では、公共下水道建設経費ほか1件に関するものであ ります。   報第8号の上水道事業会計繰り越しでは、下水道工事の遅れなどに伴い、完成に至らなかったも のであります。   以上、ご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   報告を終わります。   午前11時15分まで休憩をいたします。           午前11時03分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第8 報第 9号 専決処分の報告について      報第10号 専決処分の報告について      報第11号 専決処分の報告について      報第12号 専決処分の報告について      報第13号 専決処分の報告について      報第14号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、報第9号から報第14号までの6議案は、いずれも専決処分の報告 についてであります。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第9号から報第14号までについてご報告申 し上げます。   これら6件は、議会の委任事項であります損害賠償について専決処分を行ったものであります。 事故の状況については記載のとおりでありますが、報第9号は平成24年1月5日、公用車両が市道平 林小岩内線の葛篭山地内において一時的な吹雪で見通しが悪い状況で路肩から後退で本線に出ようと したところ、市道本線を走行してきた相手方車両に衝突し、双方の車両を損傷したものであります。   報第10号は、平成24年2月18日、移動図書館車が市道金屋長政線の金屋地内の交差点で進路先に 除雪車がいたため、右側道路に進路変更したところ、道路に吹きだまりがあったため、後退しようと した際に道路わきに設置されていた会社看板に車両後部が接触し、看板の一部を破損させたものであ ります。   報第11号は、平成21年9月4日、相手方が市道藤沢坂町線の歩道を歩いていた際、前方の駐車車 両をよけるために端に寄ったところ、側溝のふたの合わせ目のすき間に右足が落ち、受傷したもので あります。   報第12号は、平成24年3月5日、市道松原町3号線の松原町二丁目地内の信号機のない交差点で 公用車両が左側から走行してきた相手方の車両の右側面に衝突し、双方の車両を損傷したものであり ます。   報第13号は、平成24年2月20日、公用車両が県道坂町停車場金屋線の山口地内の交差点において 公用車両が信号待ちをしていた際、右折車線を直進車線と誤っていたことに気づき、車線を変更しよ うとしたところ、後方から直進車線を走行してきた相手車両と接触し、双方の車両を損傷したもので あります。   報第14号は、平成23年11月29日、檜原地内のごみ処理場内のプラットフォームにおいて同施設職 員2名がごみの搬入に来場した相手方車両からのごみの積みおろしの手伝いを始めたところ、車両後 部に積載されていたごみが崩れ落ち、同車両を損傷させたものであります。   これらはいずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。   今回の市道における事故に際して、改めてその管理の徹底を指示したところであります。また、 公用車の運転にあっては、常日ごろから細心の注意を払い、事故防止に努めるよう訓示したところで あり、このたびの事故においても当事者及びその管理監督者である上司に対し、厳重注意を行ったと ころであります。加えて、5月下旬には本庁及び各支所を会場に、職員を対象とした交通安全に関す る研修会を開催し、職員へのさらなる注意喚起と交通安全に対する意識高揚を図ったところでありま す。   以上、ご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) きょう後で副市長の選任というのがありまして、20年に副市長が選任をされ た際の議事録等を見ていますと、当初からマイクロバス、保育園を送迎後給油所でぶつけたとか、市 役所から公用車が出た際に、右折する際に相手方の車両が接触したとか、こういう損害賠償が毎回の ように出てきているわけであります。前もほかの議員さんのほうからこういった損害賠償について毎 回毎回このように出てくるのはどんなものだろうというような意見もいろいろ出ていました。   市長は、副市長を決める際に、私は営業的、外に出ることが多い、そのことで市内や職員を熟知 して、この状況を把握してしっかりとした人を充てたいということで副市長を選任されてきました。 こういった毎回毎回起こる職員の事故に関しましての損害賠償は、当然職員の方々も事故を起こした くてやっているわけではない、偶然のこともあるだろうし、故意的な事故を起こしたということはな いのかもしれませんが、毎回このように5件、6件と出てくることについて選任された副市長はどの ように考えますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 本当に毎回毎回こういう形で事故の報告がございます。そのたびに私 どもも課長を通じて職員にはそういう軽微な事故であろうとしっかりとした運転をして、そういう事 故にならないようにということで訓示をたびたび重ねてきております。そんな中でのいろんなこうい うちょっとした事故、ちょっとしたというか、人身事故に至らないそういうことでございますけれど も、それはもう今後こういう意識改革をもっともっとやっぱり進めていかなければいけないというこ とで、今後ともしっかりとした指導をしてまいりたいと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) ひとつよろしくお願いしたいなと思います。   そして、ちょっと1点だけどうしても理解しがたい報告があります。それは報第11号であります が、この相手方が親権者ということは恐らくけがをされた方はお子様なのだろうというふうに考える わけでありますけれども、その相手方が市道藤沢坂町線の歩道を歩いていた際、前方の駐車車両をよ けるため端に寄ったところ、側溝のふたの合わせ目のすき間に右足が落ち、受傷したものという事故 状況ですが、その理由なのですけれども、本件事件は歩道の側溝のふたの管理が十分でなかったため 発生したものであり、相手方も前方不注意であることから、その過失割合を市が40%、相手方60%と しという、こういうふうになっているわけですね。その前方に駐車車両があったためにこの子供はよ けたわけですが、その駐車車両は駐車違反区域に駐車をしていたのか、そしてその歩行者が前方不注 意というこの前方不注意、前方に車があったのを注意したために横に寄ったわけですよね。それが前 方不注意で逆に相手側の責めが大きいというのは何か私としては納得いかないというような部分があ るのですが、その辺の見解をお示しいただきたいなと思います。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 詳細のところ私のほうでも聞いていないところもあるのですが、 その中学生の女の子がアイスを食べながら、その車とまっていたのに気づいて移動したというふうな ことで、下のほうには余り注意が行っていなかったというふうなことで聞いております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) これは、そして21年の事故発生なのですよね。それが今やっと賠償が決定さ れるに当たって3年近くもかかっている。それだけいろいろ向こうと市側の賠償をするかしないかと か、市側も市には責任ないのではないかとかいろいろこの期間から見ればけんけんがくがく、そして 妥協案として何か市がでは40%だけは負担しましょうみたいな感じにしか私には受けとめられないの ですが、その辺はいかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) この事故につきましては、平成21年の9月4日に起きたわけであります けれども、その際には病院で診断して骨に異常がなかったということでありましたが、9月の25日に なりましてその部分が足がはれてきたということで再度受診をしましたところ、骨は異常なかったの でありますが、そのぶつけたところの肉が断絶して、切れた部分が縮んではれ上がってきたというよ うなことでございまして、特に保護者の方とその賠償についてどうのこうのはございませんでしたけ れども、遅れた理由につきましては、女子中学生であることもありまして術後の後遺症的なものある いはその回復の状況を見て、この状況であれば将来について特に心配ないという段階で示談をしたい というようなことでお互いに同意をして、今回示談が成立したことから報告をさせていただいたもの でございます。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 毎議会損害賠償が専決で出る。もう本当に質問するのも嫌になるぐらいです。 しかし、事実は事実でありますので、質問させていただきます。   今ほど本間議員がお聞きしました11号、ここで伺いますが、中学生がアイスクリームを食べなが ら歩いていた、そのことは確かにマナーとしては正しいマナーではなかったかもしれませんが、以前 にも荒川支所管内で道路のちょっと不備をコーンというのでしょうか、危険ですよという標識ありま すよね、それをきちんと置いておかなかったためにこういう損害賠償の対象になった事例が起きたと 思うのですけれども、なぜ同じ荒川支所内でこういう。ふたの管理が十分でなかったためというのは、 道路の安全に責任を持つ行政としてまず第一責任が問われるものだと思うのです。そして、同じよう なこのことが今回出てきたということに対して、市長はどのようにお考えなのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 同じようなものといいますのは、荒川支所ということですか。 〇21番(相馬エイ君) そう。具体的には、ちゃんとパトロールでしっかりと点検しておりますとい うようなことで、以前私がきちんとやるべきことをやっていなかったために起きた事例ではないかっ て質問したときに、今後パトロールでとにかくそういうちゃんと点検いたしますという答弁をしてい なさるのです、支所長は。 〇市長(大滝平正君) それについては、荒川支所を問わず副市長が各支所を定期的に回りまして、 課長の皆さんをはじめ職員の皆さんに、交通事故はもちろんでございますけれども、徹底して管理す るようにというような訓示をしながら、検討会議を持っているというようなことでありますけれども、 それでもなおかつこういう事故が発生するということでありますけれども、何が原因かということに なってくると、あるいはまた件数的に村上市の人口割合からして、職員の数からして多いのか少ない かは別といたしまして、あってはならないことでありますので、より一層徹底をしてまいりたい。皆 無とまではいかないのでしょうけれども、それを目指してやっていきたいと考えております。こと荒 川支所に限ったことではないのではないかなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) この交渉で、交渉というのですか、中学生の親御さんとの治療費及び慰謝料 として市側として20万お支払いいたしましたということですが、治療費はどのくらいかかって、慰謝 料はどのぐらいで市側が20万なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今その内容についてはちょっと資料持ち合わせておりません。申しわけ ございません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) こうして専決でご承認くださいというのですから、きちんと関係する課ある いは支所、総務課が最終的には大もとですけれども、これは荒川支所管内で起こった事例であります ので、荒川支所長がぱっと助けるというぐらいの体制があってもいいのではないかと。ただ、専決で すから、もうここで数字的な面でわからなくても私たちは、はい、認めますよということが求められ るわけですよね。その辺、治療費及び慰謝料としてって書いてあるのだったらしっかりとこの数字も 準備して質問に答えられるような体制にするべきだと思いますが、市長なぜこのような不備の中で提 案されるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然この議案出すには今おっしゃったように治療費幾らあるいはそのほかの 経費がどういうのの経費がかかったかというのをここに提示しないまでも把握しているのが常識であ ると考えておりますので、今後このようなことのないように指導していきたいと、そのように考えて おります。 〇21番(相馬エイ君) 後で数字は全議員に報告してください。 〇市長(大滝平正君) いや、あるそうです。 〇21番(相馬エイ君) ありました。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 大変失礼をいたしました。   治療費につきましては44万2,400円、それともう一方、損害賠償については50万8,520円の40%で ございます。 〇21番(相馬エイ君) 50万。 〇総務課長(大滝和春君) 50万8,520円でございます。その40%、20万3,408円ということで、支払 額が20万ということで示談をしてございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 最後に伺います。   この専決の最初の2つは吹雪の中での運転操作ですので、まず大変な中での事故という形で、そ れなりにはわかりますけれども、専決12号と、それから13号ですか、12号と13号は吹雪のときでもあ りませんし、見通しのよい交差点というか、信号のないところもあるようですが、本当に不注意です よね。気の緩みとか不注意から起きてきている事例ですよね。こういうことが起きるという、やっぱ り緊張感、それから交通事故に対しての緊張感が、市長は副市長をはじめ先頭にして職員に徹底して おりますって言うけれども、右の耳から入って左の耳から抜けていけばこういうことは繰り返される わけです。吹雪の中だったら本当にそれは仕方がないといえば仕方がないと思いますけれども、この 2つの事例なんて注意さえしっかりとしていけばこの事故が起きるわけがないのですよね。2人で乗 っていて話をしていたのか、それとも何かを考えながら運転していたか、結果的には気が緩んでいた としか言いようがありません。こういうことでたびたび、本当にたびたびこういうことが出てきて市 長自身だって恥ずかしいでしょう。いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 恥ずかしいという言葉が適切かどうかは別といたしまして、遺憾であるとい うことは間違いないです。事故は、ゼロであればそれにこしたことはないわけでありますので、ゼロ に向かってやるのが私どもの職員に対しての教育であると、そのように考えております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議案の上げ方のところでちょっとお聞きしたいのですが、例えば9号議案、 報告ということでの上程されて今審査しているわけですけれども、これ相手方の名前はすべて住所も 名前も出てきているわけですよね、どこのだれだって。そしてまた、過失割合も出てきている。村上 市の場合は、公用車という文字が出てきていない。私、事故というのは村上市が運転しているわけで はないと思うのです。村上市職員の何課のだれが運転している車両と市民のだれとが衝突したと、そ れに伴って公用車を運転した、公用車ですので、市の責任のもとでこうすると。あって当然です。こ れを見ると、市民ばっかり名前が出てきますよね。こういうような表現でよろしいのかどうか。これ 例えば、私思うのですが、先ほどからこういう事故がやまない、1つはやっぱり事故を起こした職員 の名前が出るようになれば少しは緊張感出てきますよ、これ。なぜ職員の名前が出てこないのか。相 手方の市民の名前ばっかり出てきている。これの違いはどこにあるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) この書式につきましては、従前に倣っているものでありますけれども、 加害者といいますか、職員につきましては重過失にならない限りこれは責任は村上市にあるというよ うなことで個人の名前が出てこないものであります。あくまでもこれは村上市の責任であるというよ うなことでございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 全く答弁になっていないです。私の言いたいことは、事故を起こした、起こ された、一緒の中で市民が名前が出てくるのであればやっぱり村上市の職員さんも、申しわけないで すが、しっかりと名前を出していただいて、そしてやること。そして、事故を防ぐ一つの手法として、 事故を起こしてきていない職員さんに表彰することも一つの手段です。悪いのだけ責めるのではなく て。やっぱり立派に活動して、常に交通事故に心がけてやっている職員さんだっていっぱいいるはず です。   したがいまして、私はここに申し上げたいのは、職員の名前を記載することとあわせて、事故を 起こしてきていない職員に表彰すること、こういったことがしっかりと指導されていけばこの事故も 少しはやんでくるかと思います。市長、どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 加害者であります市役所の職員の氏名あるいは役職等について掲載してもい いというようなことであればそのようにするべきだと思っておりますが、法的にどうなのかというこ とをこれから調査をさせていただきたい、そのように考えております。   あと事故を起こさない職員の表彰ですけれども、起こさないのが当たり前なわけですので、例え ば20年間とか、あるいは退職時等にそういうようなことを考えてもいいのではないかなと。例えば5 年とか10年とか、そんなスパンではなくて。今言ったとおり、その期間についても検討をしなければ ならない問題ではないかなと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 表彰は、そんな10年、20年というよりも、私は1年ごとでもいいかと思いま す。小さな表彰で頑張った努力賞でもいいですし、何でもいいです。少しの心がけがやっぱりよかっ たということにつながってくるかと思います。   私の言っているのは、議案の上程の名前について見れば片方だけ住所も名前も全部出ていて、公 表されるわけですよ、これ。事故を起こしたことさえもすべて。内容まで。それはどう考えても、平 等性もありますし、やっぱり事故を起こしているのは個人でございますので、その辺も含めて十分に 検討してもらいたいと意見にとどめて終わらせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) ほかにありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   報告を終わります。                                              日程第9 議第96号 村上市副市長の選任について 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第96号 村上市副市長の選任についてを議題といたします。   鈴木源左衛門君は退席を願います。           〔副市長 鈴木源左衛門君退席〕 〇議長(板垣一徳君) 理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第96号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、8月31日をもって任期満了となります村上市副市長に鈴木源左衛門氏を選任したいので、 地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものであります。   同氏の略歴につきましては、お手元の資料のとおりでありますが、これまで副市長として市町村 合併後のさまざまな課題や多様な住民ニーズに対し、的確な判断力と行動力により職務を遂行してい ただいているところであります。特に朝日地内に新ごみ処理場の建設に関しましては、建設検討委員 会の委員長として常に先頭に立って地元との交渉にかかわっていただくなど、献身的に取り組みをし ているところであります。また、村上総合病院の新築関係につきましても、市の新築支援検討プロジ ェクトのリーダーとして厚生連と意見の集約などに尽力をいただいているところでもあります。また、 このほかにも今後村上市のさらなる発展のため取り組むべき課題が多くある中で、鈴木氏にはこれま での豊富な経験をもとに引き続き副市長として私を補佐し、市民生活の向上のため各施策の実現に向 け努力をいただけるものと考えております。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) それでは、今ほど上程いただきました議第96号 村上市副市長の選任につい て、私の考えを少し交えて一、二点質疑をさせていただきたいと思います。   現在6万7,000人を割り込んでいる村上市の人口ですが、村上市の職員数は820名ほど、合併し、 広大な土地を持つ村上市です。為政者として村上市行政の執行権を有する市長の職務、権限、責任、 多岐にわたり重いものです。その副市長に求められる職務、権限、責任も大きくなると私は考えます。 大きく分けて、1つは行政事務全般及び行政職員の管理、統括であります。もう一つは、市長の考え る施策の計画、立案、執行にかかわる管理、統括であります。以上の2つあると私は考えております。 そのことについて市長のお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ただいま副市長あるいは私も含めてでございますが、2つの観点から職務に ついてのご質問がございました。   2つとも私はそのとおりであると、そのように考えておりますし、またこのほかにも当然いろい ろな立場に置ける職務、職責があると、そのようにとらえております。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 私は、実は4年前この新村上市が誕生する際、副市長2人制をしくことに大 いに期待をしておりました。さきに申し上げた副市長に求められる2つの職務を行政にたけ、行政経 験豊かな行政事務活動を統括できる副市長と施策の計画、執行のために政治的な対応にも耐え、遂行 できるような副市長の2人制をしき、合併新村上市の軌道が定まるまでそういう体制を続けていただ きたいと。しかし、副市長2人制の条例改正は残念ながら否決されてしまい、今日に至ったわけです。 市長として今副市長2人制について改めてどう考えているか、お聞かせ願いたいと思います。お願い します。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 最もいいのは、2人制は私はいいことだなと、そのように考えております。 しかしながら、村上市は今行政改革あるいは財政改革、組織改革等をやっているさなかでありまして、 これから財政基盤の確立に向けて取り組みを強化していくさなかでありますので、2人制というのは 無理があるのではないかなと、そのように考えております。1人制でも先ほど来お話にありましたよ うなこの2つのほかにいろいろな面でもう一人の副市長のかわりもしなければならないのが今の副市 長の立場でありますので、各課長あるいは職員等に対して徹底した厳しい態度で臨んでいただいて、 2人分の仕事をしていただくような、そういう意欲のある副市長の行動、そして言動をこれから求め ていきたいと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。 〇20番(佐藤重陽君) 市長の言われることよくわかりました。しかし、私の持論でありますが、副 市長が1名の専任になる場合、行政職にたけ、行政経験豊かな行政事務活動を統括できる副市長を優 先に考え選任すべきで、政治的な対応、それらの遂行に関しては対応は市長が行うしかないと、そん なふうな考えを持っているわけであります。先ほど本間議員の質疑にも通ずる部分があるのですが、 そういうことから昨年夏から暮れの議会に起きた行政事務方の議案の取り下げが続くような事務方の 失態や怠慢から起こる問題はまた起こるのではないかと、そういう心配をしているわけであります。 そして、一番今の状態で求められるのは、大変だと思いますが、総務課長によほど厳しく事務方の掌 握をしていただかなければいけないのでないかと、そんなことを私は思うのでありますが、市長のお 考えがあればまた一言お聞かせ願いたいなというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 総務課長に限らず、市長、副市長が1人制をとっている以上、各課長はそれ ぞれの職務に責任を持ってやっていくようにしていかなければならない、そのような教育を私どもは していかなければならないと思っておりますし、支所においては支所長にもっと厳しくお願いをしな がら、支所を取りまとめ、遺憾のないような支所行政をやっていくようにやっていかなければならな い、そのように考えて、そのような体制をとっていきたいと、そのように考えております。           〔「はい、議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 4回目になりますよ。 〇20番(佐藤重陽君) はい。最後に一言お話をして終わらせていただきたいと思うのですが、市長 が副市長に鈴木源左衛門氏を選任し、頼りにする気持ちはよく理解できます。私、平成3年の4月に 旧村上市議会議員に初当選をいたしました。鈴木源左衛門氏は、同年10月に旧朝日村議会議員に初当 選をしました。実は以降議会議員を務める間岩船、村上広域圏の議会議員としてともに交流、研修を 続けてきました。議会議員として、地方の政治家として、鈴木源左衛門氏は造詣も深く、一目も二目 も置いた同志と今でも思っております。しかしながら、求められる職採を考えたときに、私の考えが あり、政治家でなく事務方のスペシャリストという考えも理解していただきたいと。大切な人事案件 でありますが、私の変わらぬ持論ということもあり、わがままな態度をとらせていただくことになり ますが、お許し願いたいと。   以上で質疑を終わらせていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 市長が約4年前の20年の9月に同じく鈴木源左衛門、現在の副市長を議会に 選任お願いするに当たっての答弁の中に、「行政組織にも十分精通しており、また住民ニーズに対し ても的確に対応していただけるものと思っております。さらには、村長として私と5市町村の合併協 議に加わり、新市の誕生に携わってきた一人でもあり、鈴木氏は私を補佐し、副市長の職務を遂行で きるものと確信をいたしております。積極的に住民福祉の向上のため、ともに各施策の実現に向けて ご努力いただけるものと考えております」という提案理由を述べながら質疑に入りました。私も質疑 をさせていただきました。この4年間の中で、職員の逮捕事件もありました。飲酒運転の事件も何例 かございました。今回の損害賠償も毎回のように出てきている。市長は、自分が営業で外へ出る際に、 その内部をわかっていただける、そして内部をまとめていただける、そういった中の答弁もこの中に は入ってきているようでありますが、副市長は当然選挙ではなくて市長の選任で選ばれていきます。 そのことについて、この4年間を振り返り、全くこの人以外には村上にはいないのだという選任だっ たのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今の質問は、4年前にこの人しかいなかったかという質問ですか、それとも 今ですか。 〇5番(本間清人君) 今。 〇市長(大滝平正君) 今は鈴木、今の現副市長しか考えておりません。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 4年前の質疑で、小杉和也議員が質問しました。「候補者選定するその選定 の範囲はどうですか」、市長は「村上市民全員です」という答弁をされています。そして、その質疑 の中に、これは私が質問した質疑で「行政マン」、今佐藤重陽さんもそのことについてちょっと触れ ましたが、「行政マンは、行政マンでしかできない仕事もあります。行政マンでなく、市長、副市長 あるいはそのほかの特別職でなければできない仕事もいっぱいあるのです。それを今やらせていただ きたい。もちろん行政内部の人たちにもしっかりと行政内部を守っていただきたい。そういうことを お願いしながら、最良の私は人事としてご提案を申し上げた」ということでありますが、ではこの4 年間を振り返りましてもその当時の思いは間違いなかったということでよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 間違いなかったと思っております。先ほど提案理由で申し上げましたが、非 常に難しい案件でありました処理場の地権者との交渉等にも非常に積極的に身命、心血を注いで取り 組みをいたしていただきましたし、今本間議員から4年前の私の答弁に対しましての質問ございまし たが、その答弁に間違いは今でもないと、そのように確信をいたしております。 〇5番(本間清人君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 先ほど佐藤議員の件も踏まえて、市長の答弁が2人いてくれたら、でも今は 1人というような答弁でしたけれども、2人いたら本当に私もいいなと。副市長2人制。それを実現 するために、前であれば市長、助役、収入役、そして教育長入ってこれ四役ってよく呼んでいた場合 もあるのです。三役って、では市長、助役、収入役という時代もございました。私、市長と教育長と 副市長ともう一人副市長であれば、今3人いただいている報酬を全部ひっくるめて4で割り算すると、 経費は同じですよね。そうすれば何も行財政についていわゆる削減の方向は違わないです。かえって 副市長さんが今の給料の報酬の半分にしていただいて、もう一方いてくれたらどうかなって。それが 無理なのだったら市長、副市長、教育長、もとの四役、今三役、これらの今の3人にお支払いしてい る給与を4で割って副市長のほうの部分に当て込んでやる。そうすれば、2人いてくれたらすばらし いいわゆる佐藤重陽議員が申されている不安が解消されるような、内部にも精通し、そして外にも向 けての政策もできるような、ということを考える、こういう考え方をとってみてもよろしいかなと。 何もこの今の副市長に鈴木源左衛門さん一人でなくて、2人にさせたり、そのかわりこういう条例改 正をしたいと、そのぐらいの意気込みがあってもいいかなと思いますけれども、いかがですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今姫路議員からいろいろなご意見がございました。それは、姫路議員のお考 えで結構だと…… 〇16番(姫路 敏君) 当たり前だ。 〇市長(大滝平正君) 思っております。私どもの職責は、4人がひっくるめて4人で割って幾らと いうような軽い職責のものでは私はない、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) だれも軽いなんて言っていないです。報酬が低いから軽い職責だなんて、だ れもそんなことは思っていないし。報酬が高いのは重い職責かと言われたらそうでもない。そんなこ とを私は言っているのではない。そして、姫路議員の考え方を言っているのです、ここで。あえて言 わないでもいい。   それと、もう一つ思うのですが、副市長の1年間の報酬と、あわせて4年務めた退職金の金額を 教えていただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 大変申しわけございません。今手持ち資料ございませんので、後ほどお 答え申し上げたいと思いますが。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) いきなりで、計算もそこそこできないかなと思いますが。   報酬幾らぐらいですか。70万ぐらいですか。65万円ぐらいですか。そうやって考えると、たしか 相当の退職にもなろうかと思うのですが、500万ぐらいかな、何かそんな話も聞いたことありますが、 市長が4年間務めると大体1,200万の退職金になるということですので、1,000万近い退職金がそこに のるのかなと思います。何が言いたいか。すべて今、議会もそうです、30人から4名減らして1,600 万の削減を可能にいたしました、今。そして、26名の議員になりました。いろいろこれからも政務調 査費なども含めて考えられるところもございます。私は、人事についてみればやっぱりその人の報酬、 その人にどれだけ払われる、これもしっかりとつかんだ上でやっぱり安心ある副市長制度にする、経 費を上げることなく2人制にしてもらえばと、こういうふうに思っております。そして、鈴木副市長 には再度頑張ってもらえればと、こういうふうに思います。報酬は下がりますけれども。そんな考え 方しておりますが、あえて言いますけれども、市長、職責が給料ではかられるなんて、そういう考え 方をしている以上よくなりません。「給料が低いのは軽い仕事だ」、あなたは今そう申し上げました。 そうではない。そうではないです。どれだけ公僕として市民のために尽くせるか、ここが副市長の勝 負どころです。どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私は、そういう意味で申し上げたのではございません。4人足して、それを 4人で割ってというような発言がありましたので、そういうものではないと、そういうようなことを 申し上げた次第でございます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 市長にお伺いいたします。提案者でありますので。   私は、副市長の提案が今議会に提案されるというのは5月25日の議運、議案書を見まして初めて、 ああ、副市長の提案があるのだなということがわかりました。監査委員に関しては、21日の会派代表 者会議でちょっと議論がありましたので、それは監査委員は提案されるのかなとは思っておりました。 しかし、先ほども議運の委員長にこういう市民から手紙が来ましたと、そしてそのことについてお聞 きいたしましたら、「知りませんし、出ておりません」とご本人はおっしゃいました。しかし、市民 の目、耳は隠されないのですよね。それで、今こういう形でこれから選挙が行われますが、副市長の 選任についてもそこで話し合いをされているということをしっかりと市民は耳にしているのですよね。 そうしますと、一部の議員だけが6月議会副市長の選任があるからということをしっかりと事前にも う知っていると、そしてそのことが事前に名前もはっきり載っております。16名の議員。そして、そ の他となっておりますので、名前の載っていない議員もいるのかもしれませんが、市民は議会で議会 基本条例がつくられて本当に公正、公平、透明な議会という、そして市長もあらゆる場を使ってその ような表現をなさいます。そういう村上市であるべき村上市と議会が、きょうのこの場のこれからの 選挙の前に談合というのでしょうか、何というのか私は知りませんけれども、一部の議員で副市長の 選任を認めるようなことを話し合いをされているということが本当に、それはうわさでしょうという ことを先ほど議運の委員長はおっしゃいましたけれども、しかし市民らはしっかりと聞いて見ている わけですから、何人かの議員に手紙をよこしているわけです。ある議員さんはブログで公表しており ます。ですから、そういう背景がある中できょうこれから投票がある。つまりどこかから副市長頼む ねという……           〔「議長、異議あり」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) ちょっと私の発言中であります。黙っていてください。そういう……           〔「発言に……」と呼ぶ者あり〕 〇21番(相馬エイ君) そういうことがあっていいものかどうか、市長の感想をお聞きいたします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほど提案理由でも申し上げましたけれども、副市長の任期は8月31日であ ります。この次の議会の定例会は9月であります。普通人事案件は臨時議会を開いてやるべきもので ないというような村上市議会からの要請といいますか、そういうのも聞いておりましたので、当然今 の議会に提案してしかるべき私は案件であると、そのように考えておりますし、その後の話について は私は何も知りません。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君。           〔「さっきやりましたよ、質疑」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 先ほど質疑したので。佐藤さん。           〔「繰り返しはだめですよ」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) だめですよ。           〔「ちょっと待ってください」と呼ぶ者あり〕 〇20番(佐藤重陽君) 今ほどの相馬議員の質疑の中で、その議員の談合、またはその集まりの中で きょうのことがあたかも相談され、決まっているような発言がありましたが、私はそのことが、その 中の当事者として私の名前も出ております。だから、そのときの集まりの中身のこともわかっており ます。全然ないことをここで演壇の中で質疑されているということ自体いかがなものかと。そのこと について少し議長、議会運営委員会なりなんなりで相談をしていただきたいと。話し合いをしていた だきたいと。風評、うわさで議会の中でこういう問題について触れられるということは、人事案件と して提案されている本人に対しても、またここに臨んでいる我々にも非常に、私たちの議員としての 姿勢にかかわる問題でありますので、そこのところをしっかりと議運の中で相談をしていただきたい と、そういうふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 後日の議運の委員会で審議してみたいと思います。   ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔「何で佐藤重陽さん出るんですか、今」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 退席……自由なのです。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は議長を除き24名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、2番、尾 形修平君、15番、小池晃君を指名をします。   両人の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告します。   投票総数24票、これは先ほどの出席議員数に符号をしております。   そのうち、賛成  18票        反対  6票   以上のとおりであります。   よって、議第96号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。   鈴木源左衛門君を入場させてください。           〔副市長 鈴木源左衛門君入場〕 〇議長(板垣一徳君) 鈴木源左衛門君に申し上げます。   村上市副市長の選任については、同意することに決定をいたしましたので、お知らせをいたしま す。   それでは、午後1時20分まで休憩をいたします。           午後 零時16分  休 憩                                                        午後 1時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第10 議第97号 村上市監査委員の選任について 〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第97号 村上市監査委員の選任についてを議題といたします。   佐藤重陽君は退席を願います。           〔20番 佐藤重陽君退席〕 〇議長(板垣一徳君) 理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第97号についてご説明を申し上げます。   本件は、村上市監査委員のうち、議会議員の中から選任するものとして村上市上町、佐藤重陽氏 を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。   同氏の略歴につきましては、お手元の資料のとおりであります。旧村上市議会の議員として17年 間務められ、地方公共団体の財務や行政の仕組みにも知識があり、すぐれた職見を持たれた方と思っ ておりますので、適任と考えております。よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げ ます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決をしたいと思いま す。これにご異議はございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 投票。無記名投票でお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ご異議ありの声がございまして、無記名投票の声があります。この場合、要 求の成立には会議規則第71条第1項の規定によりまして3人以上を必要といたします。よって、賛同 の方の挙手を願います。           〔賛成者挙手〕 〇議長(板垣一徳君) はい、大変ありがとうございました。無記名投票を要求する諸君の挙手は3 人以上でありますので、よって無記名投票の要求は成立をいたしました。   これから議第97号を無記名投票により採決をいたします。   議場を閉鎖します。           〔議場閉鎖〕 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は議長を除き24名です。   投票用紙を配付します。           〔投票用紙配付〕 〇議長(板垣一徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 配付漏れなしと認めます。   投票箱を改めさせます。           〔投票箱点検〕 〇議長(板垣一徳君) 異状なしと認めます。   念のため申し上げます。投票は本案を可とする者は賛成と、本案を否とする者は反対と記載の上、 点呼に応じて順次投票を願います。   なお、会議規則第73条第2項の規定により、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票 は否とみなすことになっておりますので、その点特にご注意を願います。   点呼を行います。           〔点呼により順次投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れはありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 投票漏れなしと認めます。   投票を終わります。   議場の閉鎖を解きます。           〔議場開鎖〕 〇議長(板垣一徳君) 開票を行います。   開票立会人は、議会が行う選挙の方法に準じ、会議規則第31条第2項の規定によって、2番、尾 形修平君、15番、小池晃君を指名をします。   両名の立ち会いを願います。           〔開  票〕 〇議長(板垣一徳君) 開票の結果を報告いたします。   投票総数24票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。   そのうち、賛成  20票        反対  4票   以上のとおりであります。   よって、議第97号は原案のとおり可決されました。   佐藤重陽君を入場させてください。           〔20番 佐藤重陽君入場〕 〇議長(板垣一徳君) 佐藤重陽君に申し上げます。   村上市監査委員の選任については、同意することに決定いたしましたので、お知らせをいたしま す。                                              日程第11 議第98号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 〇議長(板垣一徳君) 日程第11、議第98号 新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを 議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第98号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、新潟県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてであります。平成24年4月9日から 外国人登録法が廃止され、外国人登録原票が閉鎖されることを受け、現在新潟県後期高齢者医療広域 連合規約中にある「外国人登録原票」という表記の削除が必要となったため、規約の一部について変 更を行うものであります。   よろしくご審議の上、原案どおり決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第98号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第98号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議第 99号 専決処分の承認を求めることについて       議第100号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第12、議第99号及び議第100号の2議案は、いずれも専決処分の承認を 求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第99号から議第100号までの2議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第99号 村上市税条例の一部を改正する条例制定及び議第100号 村上市国民健康保険税条例 の一部を改正する条例制定につきましては、地方税法の一部を改正する法律が平成23年12月14日に公 布されたことに伴うものであり、また地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する 法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成24年 3月31日に公布されたことに伴うものであります。いずれも施行期日が平成24年4月1日のため、専 決処分により対応したものであります。   村上市税条例の主な改正内容としては、市民税においては公的年金等に係る所得以外の所得を有 しなかった者が寡婦控除を受けようとする場合の申告を不要とすること、また東日本大震災に係る被 災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長等の特例に係る規定を整備したものであります。また、固 定資産税においては、住宅用地及び商業地等の土地の価格の特例期間を延長するための規定を整備す るものであります。村上市国民健康保険税条例の改正内容といたしましては、東日本大震災の被災者 等の負担軽減を図るため、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例に 係る規定を整備するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおり決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   こういう法律の変更というのは非常に難しい表現になっておりまして、今市長がご報告されまし たが、税務課長にお伺いいたします。特に市民の生活に直接影響があって負担増になるものがこの中 でもしありましたら、わかりやすくちょっとご説明お願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) それでは、今回の改正につきましてはすべて市民のほうに関係するも のでございますが、今相馬議員のほうからご指摘のありました市民への税負担の影響ということにつ いて、その点についてそれでは申し上げてみたいと思います。   その関係につきましては、附則の11条関係でございまして、ここでは税の負担調整の特例につい て述べたものでございまして、原則としましては現行の仕組みを24年度から平成26年度まで3年間延 長するものでございますが、住宅用地につきましては平成25年度までは負担水準90%以上のものにつ いて据え置き特例を継続した上で26年度に廃止するという特例の廃止の改正が一部入っておるところ が税負担の変更になるものと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 具体的には対象がどのぐらいで、金額的にはどのぐらいになるか、その辺は。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 対象でございますが、試算でございますけれども、現段階で筆数でお よそ4,200筆、それから税額の増減額でございますが、試算で55万ぐらいになるのではないかという ふうに試算しております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 他の条例については、特に負担増となるようなのはありませんか。 〇議長(板垣一徳君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) はい。今ほど市長申し上げたとおりでございまして、特例措置の期限 が23年で切れるものについて3年間延長するということ、それから寡婦控除の申告、所得税等の申告 において寡婦控除の申告をしなければならないものが今回の改正によりまして年金源泉されている関 係上申告が不要になるという、簡素化されたというものでございますので、特段負担増になるという ものはないと考えます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第99号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第99号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第100号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第100号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第13 議第101号 専決処分の承認を求めることについて       議第102号 専決処分の承認を求めることについて       議第103号 専決処分の承認を求めることについて       議第104号 専決処分の承認を求めることについて       議第105号 専決処分の承認を求めることについて       議第106号 専決処分の承認を求めることについて       議第107号 専決処分の承認を求めることについて       議第108号 専決処分の承認を求めることについて       議第109号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第13、議第101号から議第109号までの9議案は、いずれも専決処分の承 認を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第101号から議第109号までの9議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成23年度村上市一般会計及び特別会計について、地方自治法第179条第1項 の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるもので あります。   議第101号は、一般会計補正予算(第16号)であります。各款にわたり事業費の確定などによる 所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額からそれぞれ3億5,030万円を減額し、予算の総額を311億90 万円といたしました。補正の主な内容は、歳入では第2款地方譲与税から第20款諸収入までについて 交付額の確定による清算処理を行いました。第21款市債では、3億1,830万円減額し、所要の調整を 行いました。また、歳出においては、第3款民生費で子ども手当支給額の確定などで1億7,160万8,0 00円を、第6款農林水産業費では間伐作業路開設事業補助金確定などで6,470万5,000円を減額いたし ました。第2表地方債補正は、それぞれの起債について限度額を変更するとともに、一括返済による 一部起債の廃止をするものであります。   次に、議第102号は、情報通信事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ630万円を追加し、予算規模を2億6,900万円といたしました。補正予算の主なものは、 歳入では第4款繰入金で、公債費利子の支払い減により11万2,000円減額し、第6款諸収入でNHK からの難視聴対策のケーブルテレビ接続助成金641万2,000円を新たに計上いたしました。歳出では、 第1款総務費で報償費8万円減額し、第3款基金積立金でNHKからの助成金分を基金への積み立て のため追加いたしました。   議第103号は、蒲萄スキー場特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ30万円を追加し、予算の規模を3,510万円といたしました。補正予算の主なものは、歳入では、 第3款繰入金を30万円を追加いたしました。歳出では、第1款総務費30万6,000円を増額し、第2款 予備費6,000円を減額いたしました。   議第104号は、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額から それぞれ1億3,592万2,000円を減額し、予算規模を76億6,667万8,000円といたしました。補正の主な 内容は、歳入では、第4款国庫支出金において、平成23年度財政調整交付金の確定により5,828万4,0 00円減額し、19億1,175万6,000円としました。また、第7款県支出金では、平成23年度県財政調整交 付金の確定により1,643万1,000円減額し、3億54万1,000円としました。第10款繰入金では、財政安 定化支援事業繰入金の確定などにより一般会計からの繰入金を1,202万2,000円減額し、また国民健康 保険給付費等準備基金繰入金を保険給付費の減額見込みにより4,918万5,000円減額し、4億8,577万3, 000円といたしました。歳出では、第2款保険給付費において、一般被保険者の療養諸費が支出減と なる見込みにより1億1,061万円減額し、また一般被保険者の高額療養費が支出減となる見込みによ り2,531万2,000円減額し、51億9,400万1,000円といたしました。   議第105号は、国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ300万円を減額し、1,700万円といたしました。補正の内容は、歳入では、第1款診療 収入を外来収入の減により310万9,000円を、第3款繰入金では経常経費の節減により30万6,000円減 額し、第4款繰越金は項目計上の精査により41万5,000円追加するものであります。歳出では、第1 款総務費の診療委託料を外来診療収入の減収により300万円減額いたしました。   議第106号は、介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ90万円を減額し、予算の規模を5,340万円といたしました。補正の内容は、歳入では、 第1款サービス収入をゆきわり荘利用者が当初見込みより減少したこと等により350万円減額し、第 2款繰入金を260万円追加いたしました。歳出では、第2款サービス事業費で介護予防計画の委託件 数減少により介護予防サービス事業費を90万円減額いたしました。   議第107号は、下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額からそ れぞれ3,838万円を減額し、予算の規模を50億4,682万円にするとともに、地方債の補正を行いました。 補正の主な内容でありますが、歳入では、第6款諸収入で排水設備等設置資金貸付金収入及び下水道 管移設補償金を決算見込みにより3,678万円を減額して2,967万3,000円とし、第7款市債でも事業費 の確定に伴い、下水道事業債を160万円減額して15億2,270万円といたしました。歳出では、事業実績 にあわせ、第1款下水道費で下水道管理費3,104万1,000円、下水道建設費447万6,000円を減額して24 億1,961万2,000円とし、第2款公債費でも286万3,000円を減額して26億2,470万8,000円といたしまし た。   議第108号は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額から それぞれ1,760万円を減額し、予算の規模を8億7,370万円にするとともに、地方債の補正を行いまし た。補正の主な内容でありますが、歳入では、決算見込みにより第2款使用料及び手数料で農排施設 使用料を745万9,000円追加して1億7,061万8,000円とし、第4款繰入金では一般会計繰入金2,200万 円を減額し、4億272万2,000円としました。また、第6款諸収入でも排水設備等設置資金貸付金収入 305万9,000円を減額し、212万5,000円といたしました。歳出では、事業実績にあわせ、第1款集落排 水費で集落排水管理費1,322万円、集落排水建設費438万円をそれぞれ減額して、2億5,299万3,000円 といたしました。   議第109号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額から それぞれ4,520万円を減額し、予算の規模を7億3,080万円といたしました。補正の主なものは、歳入 では、第1款分担金及び負担金447万円、第3款国庫支出金559万2,000円、第7款市債3,520万円をそ れぞれ減額をいたしました。歳出では、第1款総務費で一般管理費を304万6,000円、施設維持経費を 112万5,000円をそれぞれ減額いたしました。第2款施設費では、簡易水道統合経費の工事請負費2,78 1万3,000円と簡易水道建設改良経費の工事請負費1,311万4,000円を減額いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) お伺いいたします。   国民健康保険税の補正の8ページで質問させていただきます。国民健康保険給付等準備基金繰入 金の4,918万5,000円の減がございました。この減になりました理由を詳しく教えていただきたいと思 います。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今ほどの件ですけれども、準備基金の繰入額4,918万5,000円でご ざいますが、今年度1億円の準備基金を取り崩しております。そのために予算調整を図りまして、4, 918万5,000円を減額しております。   以上でございます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それは数字上の説明でありまして、数字がこういう形に減になるからにはそ れなりの理由があると思うのです。その具体的な中身、なぜこういう数字の減になったかという中身 を知りたいのです。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 今回の補正減なのですが、その主たる要因というものが療養給付 費の中で1億1,000万ですか、減額しておるわけなのですが、インフルエンザ流行がこのたび少なか ったということが大きな要因となっております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今の質問は1回目の答弁ですよね。最初私が具体的に教えてくださいと言っ たのですけれども、数字の説明でしたので、今の課長の質問は1回目の質問の答弁としてよろしいで すよね。 〇議長(板垣一徳君) はい。 〇21番(相馬エイ君) では、2つ目入ります。   10ページの一般被保険者診療報酬費1億1,121万、今インフルエンザ流行が予想より少なかった ということでありますが、これはインフルエンザだけですか、中身は。1億ですよ、減が。その減の 中身、内容がインフルエンザそのものの減でよろしいのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) その他もございますけれども、1カ月平均相当、療養給付費の支 出に当たっては5億円相当を診療報酬費として支払っておりますので、年間にすれば1億というのは 1カ月にならせば1,000万もいかないような状況ではございますが、実際のところ金額的には1億と いうふうな数字になっております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 今最終的に23年度の最終的な帳面の帳じりというのでしょうか、それがこの 23年度の最終補正だと思うのですけれども、23年度は国民健康保険税引き上げられているのですよね。 引き上げられているわけですが、こういう形で最終的にこのような数字になっているということは、 まさに見込み違いというか、引き上げる何物もなかったのではないかなというような気がするのです が、その点では市長、どうなのでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 引き上げる必要はなかったというようなことでございますけれども、何回も 何回も答弁をしておりますけれども、医療費の高騰等によりまして、今回はあれですけれども、ある 程度の準備基金を持っていなければならないというようなことで引き上げをさせていただいたという ような経緯でございます。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 今の質疑の続きになりますけれども、私去年の予算つくったときには議員 ではなかったので、お聞きをしたいのですが、3ページの療養諸費、高額医療費等で1億円、少なか ったということなのですが、歳出で保険給付費が少なかったから、余ったのだということで補正する ということなのですが、一体全体、値上げもしたわけですけれども、当初予算のときの説明というの は、そう言われると困るのかどうかわかりませんが、どういうような説明をされたのでしょうか。イ ンフルエンザが少なかったなんて、インフルエンザが多いだろうなんていうことではなかったかと思 うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 当時私このたびの4月で異動で来ましたので、その経緯たるもの については深くわからないのですが、国民健康保険の財政事情が厳しいということは十分承知してお りました。その中で、いわゆる実質収支というのですか、その計算の中で今後10年を目途にした中で の収支計算というのですか、それを行っていった場合若干の引き上げをしなければならないという経 緯がございまして、今現在も準備基金を崩した中で運営しているわけでございます。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、市長にお伺いします。   先ほどの説明で、準備基金からの繰り入れは仕方がない、それで基金をある程度確保していくた めにも昨年度の当初予算はそのように作成をしたというようなお話だったのですが、市長のご認識を 伺いたいのですが、私も一般質問予定しておりますので、詳しい話はそちらでやりますけれども、市 長のお考えだけ伺いたいと思います。県内の多くの自治体で基金をかつては1カ月の医療給付費の2 カ月ぐらいをあるいは1カ月ちょっと必ず基金として確保するというような流れで10年前、六、七年 前まではそのように推移していたかと思います。根本的には国の繰入額が減ったからだということで はあるのですが、しかしながら県内の多くの自治体では市民の負担増を避けるために一般会計からの 繰り入れも行う、基金もぎりぎりまで取り崩すと、ほとんどないような状況になっているような自治 体もあります。例えば新潟市なんかはそんなふうになっているかと思います。ですから、市民の福祉 を願う、そういう心があれば一般会計からの繰り入れということも考えられるかと思いました。です から、基金にだけこだわるというのは、現在の市民が置かれている大変な不況の中で本当にこれ以上 の負担増では生きていけないというようなことが痛切な声で寄せられているわけであります。基金の あり方についてお考えを改めるようなことはないのでしょうか。相変わらず積み立てていかなければ ならないというようなお考えなのでしょうか。それだけお聞きしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 基金については、今竹内議員がおっしゃるとおりやはりある程度の準備はし ておく必要があると、医療費が多くかかったときに払えなくなる可能性がありますので、そう考えて おりますし、また法定内繰り入れは別といたしまして、法定外の繰り入れは私は基本的にはするべき ではないと考えております。国民健康保険の性質上、やはり法定外繰り入れは、一般会計からの繰り 入れはできる限り差し控えるべきであると、そのように考えております。 〇10番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 議第101号の一般会計の件ですけれども、これ専決でほとんど確定したもの ですので、ちょっとお伺いしたいのですけれども、19ページの予防業務経費の肺炎球菌ワクチンの接 種助成金145万3,000円、この数字的な根拠、明細お願いします。 〇議長(板垣一徳君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(林 与市次君) 議員がご承知のように、小児肺炎球菌につきましてのワクチンに つきましては23年度からスタートしたわけでございますけれども、今回予定していた当初の計画より も実績が余計だったということで、実績数が1,954人の方がこのワクチンの接種をされております。 当初では1,825人の方でございました。 〇8番(小杉和也君) すみません、その差がこの金額だということでよろしいですか。 〇保健医療課長(林 与市次君) はい。1万1,267円を助成しているわけですけれども、その中に 手数料等も含まれていますので、若干数値が違うとは思いますが、1万1,267円が助成金額となって おります。 〇8番(小杉和也君) いえ、人数の差額がこの金額になるのですかって。当初と実際の人数の差が この金額になるのでいいのですねという確認なのです。 〇保健医療課長(林 与市次君) はい、そうです。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 15ページの資源ごみの件ですけれども、この辺新規になっていろいろ組み替 えとかがあったのでしょうから、この辺のところをお伺いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(本間誠一君) 2の資源ごみ再商品化配分金の新規の説明でよろしいでしょうか。 〇8番(小杉和也君) 上との組み替えとの絡みで。絡みではないのですか。いや、いいです。その 新規のやつ。 〇環境課長(本間誠一君) この新規につきましては、公益財団法人の日本容器包装リサイクル協会 から入ってくるもので、そういう資源ごみのプラスチックごみ、これにつきまして品質基準としてき れいで分別されたものを出した場合ということで301万5,274円、それから見込み量より少なくなった 場合の低減額ということで、村上市のその予定額よりも昨年が少なくなったということで166万875円、 これが2本立てで交付されるのが467万6,000円ということで、資源ごみの出し方によってきれい、ま た前年を下回る数量を出すとこういう金額が交付されるというものでございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 13ページの除雪事業費の補助金ですけれども、これも新規なのですが、財政 課長に伺いますけれども、この7,950万という数字的なもの、その辺の根拠的なものを少しお伺いし たいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) これにつきましては、豪雪により除雪経費が多くなったものですから、 これに交付されるものでございます。申請額が1億5,900万で、補助率は2分の1で7,950万となって おります。 〇8番(小杉和也君) 2分の1ですか。はい、わかりました。ありがとうございます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第103号の蒲萄スキー場の特別会計、この会計を専決した意味はどこにあ るのですか。見るところ、支出で急いでやらなくてはいけない内容なのですか、これ。今専決しなけ ればいけない内容なのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(田嶋雄洋君) この10ページのところで説明させていただきますが、蒲萄スキー場 の運営費の中の修繕料は圧雪車の修繕でございましたけれども、その下のリフトゲレンデの管理委託 料で、これはパトロールをしている人たちの深夜勤務手当分が不足したものですから、その人に賃金 として支払う部分の委託料だったものですから、このたびの専決でお願いいたしました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) このぐらいの金額であればということでしょうけれども、専決、専決、専決 というのは、ここで上げられていますけれども、増額の専決というのはなるべくするべきではない。 いわゆるここでいう情報関係の会計では600万から出てきますけれども、それは助成金が入ってその まま基金に入れている。だから、そんなに争うものでもないのですが、争うというか、質問する内容 にもなってこないのでしょうけれども、私これだけ専決が続くというのが、どうしても急いでやらな くてはいけない部分が専決の最優先的な課題だと思うのですが、なるべく定例会の議案で上がった時 点で委員会付託に託する、これが基本です。それを少し考えていただきたい。すぐにやらなければい けない問題ではないものもこの専決の中に多いなって感じたものですから。その辺市長、いかがです か。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) やはり専決は極力やるべきではないなというのが基本だと思います。やむな く専決をしなければならないものは専決をさせていただきますけれども、専決を今すぐしなくてもい いものについては慎重にやはりやるべきであると、そのようにとらえております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) このたびはほとんど減額のものですから、軽くというか、考えている部分も あるかもしれません、もしかすると。しかしながら、今市長言われるようになるたけ専決ではなく委 員会付託にして道理を通すということが必要かと、こういうふうに思います。総務課長、いかがです か。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 今市長申し上げましたように、極力そのような形で提案をさせていただ ければと思います。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第101号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第101号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第102号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第102号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第103号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第103号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第104号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立多数です。   よって、議第104号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第105号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第105号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第106号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第106号は原案のとおり承認することに決定をしました。   次に、議第107号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第107号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第108号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第108号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   最後に、議第109号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第109号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第14 議第110号 専決処分の承認を求めることについて       議第111号 専決処分の承認を求めることについて       議第112号 専決処分の承認を求めることについて       議第113号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第14、議第110号から議第113号までの4議案は、いずれも専決処分の承 認を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第110号から議第113号について提案理由の ご説明を申し上げます。   本案は、平成24年度一般会計及び特別会計について4月3日から4日の暴風雨被害に係る復旧費 について市民の安全確保と被害の拡大を防ぐためにも早急に対応する必要があったことから、地方自 治法第179条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定により議会の承 認を求めるものであります。   議第110号は、村上市一般会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出にそれぞれ2,240万円を 追加し、総額を301億3,240万円といたしました。補正内容は、4月3日から4日の暴風雨により被害 を受けた建物の屋根の修繕に要する費用や倒れたカーブミラーの建てかえ費用、また海岸部において はしけにより漂着したごみ、流木などの処分する費用を計上しております。歳入は、第19款繰越金で 2,240万円追加いたしました。歳出の主なものは、第7款商工費では海水浴場及び観光施設の修繕な どで394万9,000円を、第8款土木費では海岸地区の土砂や流木の撤去処分として351万2,000円を、第 10款教育費では学校施設の修繕で633万3,000円をそれぞれ追加いたしました。   議第111号は、介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ80万円を追加し、予算の規模を5,430万円とするものであります。補正の内容は、4月3 日から4日の暴風雨により被災したデイサービスセンターさわらびセンターの屋根修繕とゆり花荘の 玄関屋根、軒先笠木修繕でございます。歳入では、第3款繰越金を80万円計上いたしました。歳入で は、第2款サービス事業費で、修繕料を80万円追加いたしました。   議第112号は、下水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ110万円を追加し、予算の規模を53億3,620万円といたしました。同じく4月3日から4日に発生 した暴風雨被害に係る復旧費を追加させていただいたものであります。補正の主な内容といたしまし ては、歳入では第5款繰越金で昨年度からの繰越金を110万円追加し、1,110万円としました。また、 歳出では第1款下水道費で修繕料35万2,000円と工事請負費74万8,000円をそれぞれ追加し、27億1,79 2万7,000円といたしました。   議第113号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ100万円を追加し、予算の規模を7億6,940万円にしようとするものであります。補正の主なも のは、歳入では第5款繰越金を100万円追加いたしました。歳出では、第1款総務費で施設維持経費 の修繕料を100万円追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これより一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、議第110号の一般会計の補正なのですけれども、 4月3日から4日までのあの暴風雨の被害ということで、先ほど諸般の報告でこの一覧表いただいて いますけれども、この補正の金額でこちらのあそこ上げているやつがすべて修繕できたのかどうなの か、その辺のところをお伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 諸般の報告につきましては、これ5月1日現在で私どものほうで取りま とめをして県に報告した数字でございます。その後各課で精査あるいは現地調査をしまして、金額的 には変わっているかと思いますが、箇所数等についてはほぼここにあるものであろうかと思います。 若干違っている部分があろうかと思いますけれども、総体的にはこの箇所数で、ただ金額については 見直しを行ったという部分かと思います。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今後もう少しこういったものが出てくるとか、そういったことってあるので しょうか、この被害において。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 私ども今把握している段階では、これから新たに出てくるものについて は特に報告は受けておりませんので、これ以降については出てこないものと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 農林水産関係もすべて大丈夫なのでしょうか、課長。 〇議長(板垣一徳君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(瀬賀 功君) 大変すみません。その後馬下地区の車両関係の部分が被害を受けて いるということで、6月補正で今の補正追加させていただいておりますので、ご理解いただきたいと 思います。 〇8番(小杉和也君) わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   一般会計のほうの修繕費の金額を見ますと、千円単位あるいはそれぞれ細かい数字で修繕料とい う形で出ていますね。それが介護の何番ですか、すみません、介護サービス事業と、それから下水道 の補正と、それから簡易水道の補正を見ますと、歳入で前年度繰越金がございます。それの数字と、 修繕料という形でまさに同じ金額で修繕料という形になっているのですけれども、具体的に修繕料の 見積もりというのでしょうか、それはこんな繰越金と同じようなぴったりした数字、入りがあるから、 支出があるといえばそれまでなのでしょうけれども、一般会計のいろんなところの修繕料は千円単位 までさまざまなのですよね。ですから、つまり見積もりというのでしょうか、それがあってこの数字 が出ているのだろうと思うのですけれども、今申し上げました3つのこの専決は繰越金と同じ金額で 修繕料として出ているという、入りがあるから、支出があるといえばそれまでなのかもしれませんけ れども、その修繕料の見積もりをとって、そしてこの金額にまけてくださいといって見積もりという のですか、歳出の予算案が出てきているのでしょうか。何かこんなぴったりの数字で、なぜこんな計 算がぴたりとなるのかなという、ちょっとその辺疑問に思ったもので、お答えください。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 歳入と歳出は合うことになっています。それがまず1点です。   それと、繰越金を使うというのは、とりあえず出しておくという意味合いもございます。なぜか といいますと、後で施設の、共済に入ってございますので、それからの補てんがある可能性があるの ですが、緊急に直さなくてはいけないということで、まずは立てかえておくという姿勢でございます ので、一般財源である繰越金をまずそこに充当すると。確定して共済金が支払われたら、後ほどの補 正予算でそれに見合った額を収入として見るという形になろうかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) それは入りの部分だと思うのです。支出の部分でそれぞれの修繕料が下水の 場合は修繕料と工事請負費で合わせて繰越金と同じ金額にぴたっとなっているようですけれども、修 繕するに幾らという見積もりというのでしょうか、このぐらいかかりますという数字がなぜこの入り の部分と一緒になるのかという。ちょっとおかしいですか。普通ここを直すには、幾らですといって 普通出ますでしょう。もちろんそうすると繰り越しのお金と合わないかもしれないから、それはそう すると入りの部分で多いか少ないかに、どっちかになるのだろうと思うわけです。おかしいかな。私 何か、何でこんな。だから、まけて、これに合わせてください、つまりは修繕料を払うわけですよね。 そうしますと、その見積もりというか、その幾らかかるかというのが出ているわけでしょう。出てい るのがこの繰り入れの金額とぴったりになぜなるのかって、そこを不思議に思うわけです。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この予算に上げられている歳出のそれぞれの修繕というのは、見積もり をもとにしてございます。ですから、100万上がっていても、見積もりが100万来ていても実際修繕す ると99万9,000円ということはあり得ます。それは残として残る可能性ございますが、緊急でござい ますので、それぞれの業者さんからいただいた見積もりを繰越金で計上しておりますし、支出のほう は、歳出のほうはそれぞれその見積もりの金額を計上させていただいております。実際の支出した金 額ではございません。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) つまりそういうことですよね。ここで歳出って載っているのは、これが決定 ではないと受けとめてよろしいのですか。 〇議長(板垣一徳君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) そのとおりでございますが、見積もりでございますから、かなり近い数 字ということでお考えいただければと思います。 〇21番(相馬エイ君) わかりました。ちょっと詳しく説明されないと、おやっと思ったものですか ら、素人っぽい質問かもしれませんけれども、お伺いさせていただきました。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決をいたします。   最初に、議第110号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第110号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第111号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第111号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   次に、議第112号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第112号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   最後に、議第113号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(板垣一徳君) 起立全員です。   よって、議第113号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。   午後2時45分まで休憩いたします。           午後 2時27分  休 憩                                                        午後 2時45分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第15 議第114号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に              関する条例の一部を改正する条例制定について             議第115号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について    議第116号 村上市消防団消防用ポンプ積載車の購入契約の締結について       議第117号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締              結について                             議第118号 村上第一中学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工              事請負変更契約の締結について                    議第119号 村上市手数料条例の一部を改正する条例制定について          議第120号 村上市印鑑条例の一部を改正する条例制定について      議第121号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条              例制定について                      議第122号 村上市新ごみ処理場整備・運営に関する契約の締結について 〇議長(板垣一徳君) 日程第15、議第114号から議第122号までの9議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第114号から議第122号までの9議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第114号は、村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例 の一部を改正する条例であります。障害者自立支援法の規定により、事業変更となった精神障害者通 所授産施設やまびこの家の顧問医師の項目を削除するもの及び本年4月より指定管理者制度を導入し た老人福祉センター長並びに朝日みどりの里調理師の項目を削除するものであります。   次に、議第115号は、村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定であります。本案は、近年 の電気自動車の普及に伴い、設置が求められている電気自動車の急速充電設備について省令の一部改 正により、対象火気設備等の対象として追加するとともに、急速充電設備の特殊性等を踏まえて、設 備を設置する際の位置、構造及び管理に関する基準を新たに定めるものであります。   次に、議第116号は、村上市消防団消防用ポンプ積載車の購入契約の締結であります。購入予定 の積載車は、添付資料にお示しのとおり普通積載車2台は更新、軽積載車6台のうち新規配備は荒川 方面隊と山北方面隊の各1台、ほか4台は更新するものであります。入札に当たっては、専門的で特 殊な技術を要することから、消防ポンプ積載車取り扱い業者6社による通常型指名競争入札を4月26 日に施行し、新潟モリタ株式会社と3,144万7,500円で契約しようとするもので、同日仮契約を締結し たものであります。   次に、議第117号は、山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負変更契約の締結であります。 本工事に関する契約については、平成23年12月22日、第4回定例会において議決をいただき、富樫・ カエツハウス・又助特定共同企業体と工事請負契約を締結したものであります。その後工事を進めて まいりましたが、工事の仕様等につきまして一部変更を必要とする箇所が生じたことから、設計変更 を伴う変更契約を行うものであります。主な変更理由といたしましては、解体工事の際地中障害物等 の処分量の増及び転落防止フェンスの設置等により、外構工事において増額となったものであります。   次に、議第118号は、村上第一中学校校舎耐震補強・大規模改造(建築)工事の工事請負変更契 約の締結であります。本工事に関する契約については、平成23年7月25日の第5回臨時会において議 決をいただき、福田・大進建設特定共同企業体と工事請負契約を締結したものであります。本工事で は、村上第一中学校校舎の耐震化及び学習環境の改善を進めてきたところでありますが、工事仕様等 について一部設計変更を行うものであります。主な変更内容といたしましては、管理棟屋上の一部防 水改修及び管理棟西側のひさし撤去などであります。   次に、議第119号は村上市手数料条例の一部を改正する条例制定及び議第120号は村上市印鑑条例 の一部を改正する条例制定でありますが、関連がありますので、あわせて説明を申し上げます。日本 に住む外国人住民の利便性の向上と行政事務の合理化を図ることを目的に、外国人住民を住民基本台 帳法の適用対象に加えることとした住民基本台帳法の一部を改正する法律等が本年7月9日から施行 されることに伴い、関係条例の一部改正を行うものであります。   次に、議第121号は、村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定につい てであります。新潟県の子ども医療費助成事業の改正に伴い、子供の入院、通院、医療費助成の拡充 を図るため、3人以上の子を有する保護者にあっては満15歳に達した日以後の最初の3月31日までと することを加え、平成24年9月1日より実施するというものであります。   次に、議第122号は、村上市新ごみ処理場整備・運営に関する契約の締結であります。本案は、 新ごみ処理場の整備に当たり、設計、建築及び運営業務を一括で発注するDBO方式により実施する ものであります。DBO方式の場合、基本契約、建設工事請負契約、運営業務委託契約の3つの契約 を締結いたしますが、それぞれの契約は不可分一体のものでありますので、地方自治法第96号第1項 第5号の規定により議会の議決をお願いするものであります。基本契約の相手方は、日立造船株式会 社東京本社、株式会社松田平田設計、株式会社加賀田組村上営業所、株式会社水倉組下越支店、株式 会社内山組、日神サービス株式会社、村上環境テクノロジー株式会社であります。次に、建設工事請 負契約は、契約金額が50億7,077万1,300円で、契約の相手方は日立造船、松田平田設計、加賀田・水 倉・内山特定建設工事共同企業体であります。次に、運営業務委託契約は、契約金額が61億7,472万8, 700円で、契約の相手方は村上環境テクノロジー株式会社です。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第122号について質問させていただきます。   こちらの質疑に関しましては、私が所管の委員会でありますので、内容まで質疑はできないと思 いますので、避けますが、その議案の提出の仕方について3議案一括でということで提出をされまし た。25日の議会運営委員会等でその審議についてどうするかということを私も議運の副委員長として 25日にそのことが言えればよかったのですが、私どもも何せその日の朝議案の内容を配付され、そこ で総務課長の説明を聞いて、議運としてどういうふうに議題を扱うかということについて決定するわ けです。本当であれば、私はきょうこの議運の立場で言うのは大変おかしい話ではありますが、この 機会でないと、内容をその1週間精査してみましたらどうしても、これでいいのかなという部分があ ったものですから、ぜひ質問させていただきたいなというふうに思うわけであります。   まず、このたび今市長から提案理由といたしまして1、2、3、すべてのその内容がDBO方式 の一括式であるからということで、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をもとめ るということで今提案をしてまいりました。自治法の96条のその5という部分に関しましては、「そ の種類及び金額について政令で定める基準に伴い、条例で定める契約を締結すること」ということに なります。それに基づいて、村上市の条例でございますが、1番目の基本契約について、この部分の 最後の、前文の一番最後ですが、「地方自治法第96条第1項第5号及び村上市議会の議決に付すべき 契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき村上市議会の議決後、甲が通知した日に本 契約として成立することを確認する」という文章でなっております。この文章に関しましては、この 1番目の契約、そして2番目の工事請負契約、そして3番目の運営業務委託仮契約書にも同じ文面が 3つとも掲載されてあります。そこで、村上市の条例を見てみました。その今出されている村上市議 会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例、この第2条というところなのですけ れども、この2条の条文を読んでみますと「地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき、議会の議 決に付さなければならない契約は、予定価格1億5,000万円以上の工事又は製造の請負とする」となっ ているのです。そうしますと、2番目に関するものに関しましては、当然これは建設工事請負の仮契 約書でありますから、この部分に全く該当するものでありますので、私は問題ないと思うのですけれ ども、この1番目は基本仮契約、その基本仮契約書のつづりがざあっと長いわけでありまして、そし て3番目は、60億の金額ではありますけれども、その契約の種類が運営業務委託の仮契約書なのです。 そうすると、この村上のその今第2条にかかわる条例第56号第2条の規定により議会の議決をいただ くと今申し上げて市長は提案してきましたけれども、その2条には全く入ってこないのです。その辺 がどういうことで一括して上程してきているのか。前回臨時議会のときに債務負担行為のとり直しで、 2年度にまたがる部分ということで債務負担は議決得たわけであります。そうすると、この条文から 今回議案に提案してくるのは2番目の請負工事金額の部分でしか議決することができないというふう に私は条例からいくと思うのですが、それを3つ一括にという、原則とすれば恐らく議会というのは 1事件1議案というのが大前提であるはずでありますし、一問一答というのも原則であります。そう すると、その3つをどうしても、関連だから、DBOで一括だから、1本にしてくる、契約先も同じ だからといっても正直契約先も一緒ではないわけですよね。代表契約はありますけれども、例えば運 営業務に関しましては全然日立造船なんか出てこないわけです。それが3つの議案で私は分けるべき なのだというふうに思うのですが、その辺いかがなものでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(本間誠一君) 地方自治法の一般的な入札につきましては、議員おっしゃるとおりでご ざいます。ただ、今回の入札につきましては、DBO事業ということで特殊なケースでございまして、 1入札ということで、1入札1事業でDBO事業は成り立っております。そういうことで、建設工事 請負契約と運営業務委託契約、これが2つで基本契約の特定の事業契約になりまして、この3つのう ち1つが欠けましても事業として成り立たないというようなDBOの方式でございますので、この3 つが1つのセットとなって1入札で決まっていくものでございますから、議会提案も1つのセットと して認定をお願いしたいということで議決をお願いしているものでございます。   なお、県内の先行事例といたしましては、新潟市、それから県外では青森市や徳島県の阿南市、 そちらが先行事例としてこのDBOで3つの事業を一括して議決してございますので、ひとつよろし くお願いしたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) そういう事例があって、今その3つが一つでも欠けても事業が成り立たない ので、一括してということでありますが、議案としては別段3つに分けても何ら問題がないのではな いのでしょうか。というのは、一括で出されてもこの3つの契約先が全部、例えば日立造船さんが全 部3つとも契約の本契約であるとなった場合に、契約先がその日立造船1社のみということであれば、 それも悪いのかもしれないけれども、まあいいのかなという部分もあります。ところが、例えば3番 目に関するその運営、ごみ処理場整備、そして運営事業の業務委託契約の契約先相手方は村上環境テ クノロジー株式会社、これ1社になっているわけですよね。あとその工事契約請負の契約とそうする と基本契約とも、その構成員の中に村上テクノロジーさんは1と2には入ってくるけれども、当然2 の工事請負契約のところには入ってこないわけですよね。全く構成員も契約先もすべて同じ先で同じ 契約になるのであればいいのですが、契約先が別々の案件となりますと幾ら一体のDBO方式といえ ども議案の議決の出し方としてはいかがなものかなというふうに私は思うのですが。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(本間誠一君) 議案の提案の資料の2のところにありますが、基本契約に基づく、よろ しいでしょうか、建築工事請負契約と基本契約に基づく運営事業契約が2つがありまして、それの2 つの契約を履行するために真ん中に基本契約がございます。契約の相手方は議員言うとおり3つとも 違うわけでございますが、1つの事業を実施していくという、そういう建前からいくと1本になる、 それからもう一つ、例えば運営費につきましては、今までのないDBO方式でこれから20年の60億で すか、そういうことでございますので、1本にして議会のご承認を得たいと、そういうことでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 先例にあったりした場合はいいのですが、これが今度先例になってしまうわ けです、一回これを通してしまいますと。今その提案理由の説明の中に地方自治法、そして村上のそ の条例第56号の第2条をもとにということで提出をしてきているわけであります。我々も議運の中で 今回も特別委員会に例えば請願を付託しようかとか、いろんな協議がなされました。そうするには条 例を改正して、こういうところでも付託ができるのだというのを別案件出した上でやらなければでき ないわけです。今条例が「1億5,000万以上の工事又は製造の請負とする」というこの条例文に基づ いて議会に提出をしているのであれば、これに当てはまるのは2番しかないのです。だから、幾らD BO方式で一括だから、審議を行ってくださいと言っても、ほかのでは1、2に関しては条例からい ったら議会の議決なんか要らないということになってしまうわけです。議会に付すべき案件ではない のだもの。議会に付すべき案件は、皆さん、市長が今提案されている理由はこの条例をもとに提出し てきているのだから、この条文は1億5,000万以上の工事請け負い、またはその製造の請け負いです。 だから、それを要らない部分までくっつけて議会で審議せいというのは逆におかしいでしょう。審議 する必要ないのだもの、条文からいけば。では、その1番と3番に関する審議は、何で決議としてこ の議会に議決を得なければいけないのですか。その条文はどこから来るのですか。やる必要ないので すよ、この条文からいけば。請け負いでもなければ工事契約でもないのだから、1番と3番は。やる 必要ないものをセットとして出してくること自体が逆におかしいでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今回のこのようなケースについては非常にまれといいますか、ほとん どこういう事業、DBO方式とか、こういうことでしか上程されないわけであります。いろいろの事 例をいろいろ審議した結果、このようなケースでは3本の契約すべてを対象とするか、また建設工事 のみを対象とするかにつきましては、条例はこのようになっておりますけれども、法律には明文化さ れていないということでございます。1件の入札により契約するものでありますので、3つの契約は 全体が不可分一体として特定事業契約を構成するものでありますから、このようなことで決議を一体 としてお願いをするものであります。新潟市の事例によりまして、私どももこういう形で提案をする ことでご理解をいただきたいと思います。 〇5番(本間清人君) 議長、3問になりましたので、質問は終わりますが、できれば、これは議会 運営の問題上にもかかわります、今後の先例にもなりますので、議運を開催要請をいたしたいと思い ます。そして、担当課、その方の説明の後この議案を取り扱うかどうかをもう一度再度審議していた だければありがたいなと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) では、議運の委員長、ちょっと来てください。   本間清人君に申し上げます。議運の委員会、ちょうどそのとき上京しておりまして私も出席かな いませんで、議運の委員長と今お話しした結果、この議案については3つ一緒に提案するべきだとい うことでお話をしているそうでございますので、ご理解をしていただきたいと、こう思います。   ほかに質疑はございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これは、3常任委員会にこれから審査をお願いするということでございます ので、私委員会が違うところなので、少々ちょっと聞いておきたいことがありますが、議第121号、 村上市の子どもの医療助成に関する条例の追加、これおとといかな、担当の課長ともお話はしていた のですが、ただし保護者が3人以上の子を有する場合は満15歳に達した日以降の3月31日までの者を いうということが追加されているわけですが、これに当たりましてちょっともう一度わかりやすく例 をとって担当の課長にお聞きいたしますが、例をとってですよ、例えばの話ですよ、上の子が22歳、 次の子が20歳、そして一番下の子が中学校1年生、この場合はその中学校1年生はいわゆる15歳まで の医療の補助の対象になりますかというところをもう一度、もう一度というか、県のほうにも問い合 わせたのでしょうけれども、ちょっとお聞きします。どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) 今の姫路議員のご質問の関係ですが、第1子が22歳、第2子が20歳、第 3子が中学1年生ということでございますが、この第3子の方が中学校を卒業するまでは助成対象と いうことになります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それが私どうも納得がいかないの。どうも納得がいかないのというのは、こ の保護者という定義ですよね。保護者が3人以上の子供を有する場合って、2人はもう成人している わけです。たまたま下の子が中学校の1年生だったというときにどうなるかという問題なのですが、 保護者の定義私いろいろ調べて、最終的に広辞苑第6版についています、保護者の。いいですか。保 護者の広辞苑の第6版2,583ページについております。保護者とは「未成年者を保護する義務のある 者」と書いてあるのです。いわゆる未成年者ということはどういうことかって、20歳未満です。とい うことになると、課長が県と問い合わせて、県のほうもこれまた大きなクエスチョンだろうなと思う のですが、いわゆる未成年者の子供を3人有している親、このことを保護者と。そうすれば、これ間 違った受給されたら困るのです。だから、私ここのところ確認するという意味で言っているのですが、 そうなってくるといわゆる22歳、20歳ということになるとどこかに、大学生の場合ありますけれども、 もしかして勤めていたら所得発生していますよね。もう自立しています。大きな目からいえば確かに 3人は育ててきているのでしょうけれども、一番下の子が中学校1年生だっただけで、例えば子供2 人しかいない家族で、中学校1年生と中学校2年生しかいない、そこは15歳まで対象にならないわけ です。必死こいてやらねばない。片やあそこの隣の家の子は成人しているのが2人いるし、それでお 兄ちゃんは稼ぎに行っているし、いわゆる隣は何か裕福だなというのに3番目の子だから、15歳まで 医療の助成ができるって言われたらこれ不公平だろうなって。ですから、この定義づけです。いわゆ る私は何を言いたいか。ただ簡単にその一つのただし書きとして、「保護者が3人以上の子を有する 場合は」という部分、ただそのまま読んでしまうと、子供3人いれば全部だというような考え方に行 政がなったら補助しなくてもいいようなところまで補助が入るということになるのです。ここをひと つぜひもう一度、私は広辞苑から引っ張ってきたのですが、保護者という定義づけ、これをもう一度 確認していただきたいなと思いますが、市長どうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) どうですかと言われてもあれですけれども、保護者の定義づけうんぬんとい う話になってくると、それは私がどうこう言う筋合いのものではないなと思っておりますけれども、 この県のいわゆる改正案ですけれども、3人目、満15歳に達した日以後ということでありますから、 3人子供を育てるには大変だというようなことでこういう改正をしたということで、私は単純に理解 をしております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私の市長に質問していることはそういうことではないのです。いいのです、 この条文で。この条文がいいのです、この条文でプラスされて。ただ、保護者という定義づけが、保 護者という定義、これが広辞苑では「未成年者を保護する義務のある者」ということなのです。つま り私が先ほど例に出したものはそうではないことを例に出したのです、わざと。わざとと言ったら変 な言い方ですけれども。でも、それが補助の対象になる、その一番下の子が補助の対象になるのだと いうことになると、全く違う解釈の中で補助するということになるではないですか。これは、私が違 う常任委員会ですので、ここでまず全体的に質問しているのです。ここをもう一度担当の課長にはそ の委員会始まるまでの間にしっかりとそこを調査、調査というか、理解していただきたいと思うので すが。そういう質問をしているのです。そうしてもらえないかという。どうですかというのを。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) では、保護者の定義づけをどう考えるかということですか。 〇16番(姫路 敏君) それを調べてくれということです、もう一度よく。 〇市長(大滝平正君) そうですね。担当の課長から調べさせますし、私も私なりに調査をしてみる ということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長、いいですか。わかりましたか。 〇福祉課長(斎藤 勉君) はい。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その定義づけの話はもう一度調べてくれということであれですけれども、3 人の子供を有して、13歳から、13、14、15歳まで、いわゆる中学校の子まで医療の補助対象に入ると、 今の条例をそのままではそこに適用したらどのぐらいの予算が想像できるかというと、9月からだと 630万だそうです。1年間通すと1,080万。1,000万ぐらい。そのうち県が2分の1補助してくれる。 支出金で出してくれる。そうすると、1年間その3人の子供を有している家庭に中学校までの1年生、 2年生、3年生までも医療費の補助をするということになれば、およそ県からは500万円ぐらいの支 出金が入る、ただし市として見れば自前で500万を用意していくと、こういうことですよね。そして、 全部、3人なんて言わないで1人目から2人目、3人目全部やりましょうよって市がやったら、この 条例をそういうふうにしたら1年間約3,000万です。1年間に3,000万出ていきます。そして、県から は同じく500万円支出金で来ます。本当の持ち出し2,500万です。私は、この条例の改正を3人ではな くて1人、1人からもう15歳、関川村も粟島浦村も15歳までやっております、そういうものの条例の 改正に変えられないものかと。今回のこれ。ただし、年間おおよそ2,500万がふえていく、持ち出し が。市として単独。でも、やる価値あるだろうと。だれかの一般質問にもありますけれども、ここで 一般質問する気はないですが、それだけちょっと。方向性の中で市長がどういうふうに考えているの か、今回の条例改正に伴って。そこまで踏み込んでいただければありがたいとは思いますが、市長ど うですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この後の一般質問でもあるみたいですけれども、少子化対策の一環としても 非常にやっぱりそれは意義あることであると考えております。第1子目からこの法律を施行したらど うかということでありますので、十分に私どもこれはこれとして今後の検討課題としては値する検討 課題の一つであると、そのように受けとめております。金額はわずか2,500万ですので、それで何ら かの、いわゆる少子化対策あるいは医療費の助成することによって何らかの家庭負担が減るというこ とであれば、その方向が非常にいい考えであるということは私もそう思います。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ぜひ今回の条例を前向きにとらえていただいて、これはこれとしてとらえて いただいて、9月には1人目からというぐらいに市長のほうで前向きな条例改正案が出てくることを 期待して質問終わります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、私の所管の委員会には当たらないようなので、議第122号につ いて質問したいと思います。   私が伺いたいたいのは、まず1つ目は2ページ目、仮契約書の中の2ページ目の下のほうに「又 は、第三者をして遂行せしめるもの」というふうに出てくるのですが、これは再委託のことでしょう か。   それから、続きまして9ページ、10ページに出てくるわけなのですが…… 〇議長(板垣一徳君) 一問一答でお願いします。 〇10番(竹内喜代嗣君) あっ、そうか。失礼しました。では、一問一答……はい、では今の件につ いてお答えお願いします。 〇議長(板垣一徳君) どなたですか、答えるの。   市長。 〇市長(大滝平正君) すみません。まことに申しわけございませんけれども、ちょっとどういう質 問か、ちょっと今…… 〇10番(竹内喜代嗣君) 下請に出すことが許されるのでしょうかということ。地元会社も運営会社 できるわけですよね。その会社がさらに、よくあるパターンとしては運転管理に高度な技術必要だと また別の会社つくったりするのです。あるいは、単純労務のほうをまた別な会社にしたりするのです が、そういったことも想定しているのかなと。それも丸投げで相手方になるのかなと。 〇市長(大滝平正君) わかりました。担当課長から説明させます。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(本間誠一君) この第三者というのは、SPC(特定目的会社)が委託する、そういう SPC(特定目的会社)の裁量の中の業者ということでございますので、市がどこかに委託するとか、 そういう文言の第三者ということでは理解ではございません。 〇10番(竹内喜代嗣君) では、質問ではなくて確認なのですが、要するに請負会社のほうがさらに 子会社に出すこともあり得るということですよね。そういう解釈。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(本間誠一君) はい。運搬とか、そういう部分につきまして、そういう委託ということ ではなくて、その下請というか、そういうものには出されるということでございます。 〇10番(竹内喜代嗣君) 議長、そうするともう一回しかできないわけですか。 〇議長(板垣一徳君) いや、3回目でいいです。 〇10番(竹内喜代嗣君) もう一回ね、では。 〇議長(板垣一徳君) はい。 〇10番(竹内喜代嗣君) ちょっと質問の段取り間違えまして。   それでは、根本的なことをお伺いしたいと思います。こういう大きな施策を打つ場合、視点を大 きく長く持たないとだめだと私は考えます。例えばごみの焼却については高温焼却が必要ということ で現在の施設が多額の経費をかけて建設されたわけです。ところが、今は一転をして、分別収集が進 む中で高温焼却は必要なくなっています。さらに、京都議定書、国際的な温暖化防止条約の問題がご ざいます。環境問題が、世界的な環境の激変が島嶼国の、小さい島国が沈没してしまうのではないか とか、気候変動で大変な災害が世界じゅうで多発するようになったということが問題視されていまし て、今後の進み方はごみを燃やす方向ではなくて燃やさない、資源を循環させるという方向に大きく 動く可能性があるわけです。反対しているのはアメリカと中国、それに追随している日本というよう な形になっているのですが、世界の趨勢はそういうふうに進んでいますので、2015年ですか、もう一 度話し合うということになっている、5年後だったか15年かちょっと定かではありませんが、とにか く世界の趨勢はヨーロッパとか韓国ではごみは燃やす方向ではなくなっています。 〇議長(板垣一徳君) 竹内さん、質問でございますので。意見ではございませんので、ご理解して 質問していただきたいと思います。 〇10番(竹内喜代嗣君) 今から述べますので、ちょっと。   それで、要するに国の方針が変わってしまった場合に、この20年間の契約ではずっと見ています とつまり市がその契約変更の結果、法律変更の結果その契約を変えなければならないあるいは考え方 そのものが変わってしまったのに、相変わらずごみを燃やさなくてはならないなんていうことになる のではないか、そのことについての考え方をお聞きして終わりたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。   ちょっと、今答弁しますので。           〔「終わったと思って」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 今の問題は、長い間議会でも討論いただいておりますし、検討委員会の報告 もございますようにそれなりの検討結果を踏まえて、25年になりますと、25年間たっている焼却炉で すので、改築が必要だというような観点のもとに、それらも踏まえて検討した結果建設に踏み切った わけでございますので、ご理解をいただきたいと思っております。 〇10番(竹内喜代嗣君) これで終わりますけれども、委員会ではこの問題について契約変更の問題 その他については詳しくお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第114号から議第122号までの9議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第16 議第123号 平成24年度村上市一般会計補正予算(第3号)       議第124号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第16、議第123号及び議第124号の2議案は、平成24年度一般会計及び特 別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第123号及び議第124号の2議案について提 案理由のご説明を申し上げます。   議第123号は、一般会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額に6,020万円を追加 し、予算の規模を301億9,260万円にしようとするものであります。歳入の主な項目について申し上げ ます。第15款県支出金では、緊急雇用創出事業臨時特例交付金補助金などで677万2,000円追加いたし ました。第19款繰越金では、前年度繰越金4,636万円追加いたしました。第20款諸収入では、コミュ ニティ助成自治総合センター交付金690万円追加いたしました。歳出について主な項目について申し 上げます。第2款総務費では、コミュニティ助成補助金など819万6,000円を、第4款衛生費では住宅 用太陽光発電システム設置費補助金などで2,035万8,000円を、第9款消防費では、海抜標示板の設置 費用713万円を、第10款教育費では平林小学校の防水改修などで1,218万1,000円追加いたしました。   次に、議第124号は、情報通信事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ150万円を追加し、予算規模を3億1,650万円にしようとするものであります。歳入では、 第5款繰越金で150万円を追加いたしました。歳出では、第1款総務費の総務管理費に新たに消費税 納付のため150万円を計上いたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げま す。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 伺います。   議第123号の歳入の8ですけれども、コミュニティ助成のこの交付金が出ておりますけれども、 まさに協働のまちづくりを進めようとしている村上市にうってつけの交付金のような気がしますけれ ども、この辺の新規の詳細についてお伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) これは、宝くじの運用基金を自治総合センターが交付するものでご ざいまして、収入が690万、支出も同額の690万でございます。   それで、一般コミュニティ助成事業と地域防災組織育成助成事業の2つの事業に本市は採択され ております。そのうち一般コミュニティ助成事業、これは町名、集落名は省かせていただきますが、 24年度におきましては9集落、町内からの申し込みがありました。このうち財団のほうで採択された のが4集落、620万でございます。そのほか地域防災組織育成助成事業、全市で2集落の申請があり ましたが、1集落採択されまして、70万の事業費でございます。都合合計しますと5集落、5町内と でもいいましょうか、5集落で690万ということでございます。   なお、事業内容等につきましては各集落、町内で異なっておりますが、例えばおしゃぎりの大八 車の修繕ですとか、笛、太鼓等の伝統文化、産業育成のための事業費、それから防災関係におきまし ては自主防のための防災用具の購入ということになってございます。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この辺のところいろいろと調べて、合うものがないかというものをずっとつ くり込んで検討していたのか、その辺のところいかがでしょう。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) 募集に当たりましては、各集落、町内の全区長、集落総代の皆様方 にこういう要綱でこういう募集がありますので、集落等で考えておる事業がありましたら申し込みを お願いしたいということでPRをしております。 〇議長(板垣一徳君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それは集落に対してですけれども、担当課のほうではまたいろいろなものが 当てはまらないかとか、そういうようなことを探して、適用できるかどうかというのをいろいろと検 討してきた経緯があると思うのですけれども、その辺のところをお伺いします。 〇議長(板垣一徳君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(佐藤憲昭君) 当然ながら、庁内内部各課において照会をとっておりますが、やは り町内、集落を優先させるということを大前提に考えておりますし、募集が少ない場合につきまして は今組織されましたまちづくり協議会の共同事業としても使われますので、そちらを考えておるわけ でございますが、いかんせん募集申し込みの件数が多うございますので、その辺は全部採択されない ということも懸念されますので、できるだけ町内、集落を優先させているということでございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第123号及び議第124号の2議案については、予算付託表のとお り会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) ここで総務課長より発言を求められておりますので、これを許します。   総務課長。 〇総務課長(大滝和春君) 午前中に姫路議員さんからお尋ねの件について資料がございませんでし たので、ここでお答えをさせていただきたいと思います。   副市長の給料、それから手当等についてでございます。これは、途中で報酬の改定等ございまし たので、若干数字的に少し違う部分もあろうかと思いますけれども、年間給料プラス手当で927万で ございます。それと、退職手当については、おおむね750万ということでございます。   以上でございますが、よろしくお願いいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、7日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午後 3時36分  散 会