平成24年村上市議会第1回定例会会議録(第4号) 〇議事日程 第4号 平成24年3月5日(月曜日) 午後1時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   12番   川  崎  健  二  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門   君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 連日ご苦労さまです。ただいまの出席議員数は26名です。欠席の届け出ある 者1名です。定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、5番、川村敏晴君、25番、小野七五三君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、2日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は、3名を予定しております。ご了承ください。   最初に、17番、長谷川孝君の一般質問を許します。   長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) 一般質問を行います。私の質問は、3項目です。   1項目めは、長寿・健康宣言都市をめざそう。村上市が抱える大きな問題としては、高齢化に伴 う準限界集落がふえ、10年後には行政区の半数が限界集落となることが予想されています。   しかし、逆に準限界集落を将来にわたり元気な高齢者が多く居住している地域ととらえ、活動、 行動している町内が芽生えてきていることも聞こえてきます。このことから、高齢者の健康を維持す るため、行政としてできる限りの協力を惜しまず、長寿・健康宣言都市を目指すことを提起し、次の 点についてお伺いいたします。   @、各行政区の高齢者がみずから健康づくりのため、日々活動していることについてどのように 把握していますか。   A、それらの中で解決が困難なことで相談を受けていることはありませんか。   B、行政区で老人クラブの解散がふえていることも聞こえてきますが、その現状と老人クラブに 対する支援策についてお伺いいたします。   C、高齢者のグラウンドゴルフ人口がふえてきていますが、各地域でグラウンドゴルフ場の確保 などの要望はありませんか。   D、1月10日開催の第3回介護保険運営審議会を傍聴させていただきましたが、委員から市が健 康づくりのため力を入れていることは理解するが、健康づくりにみずから取り組む高齢者が体育館を 利用する場合、無料にすべきではとの意見がありました。高齢者に対し、1日100円の使用料を無料 にする考えはないか、お伺いいたします。   2項目めは、介護予防事業との連携についてです。平成23年度から3年間の高齢者保健福祉計画 では、健康寿命を延ばす保健・介護予防対策が掲げられていますが、その中で介護予防事業として連 携して実施していくこととあります。2次予防対象者と要支援1、2の方に行う介護予防サービスを 含めて次の点についてお伺いいたします。   @、老人クラブで行う健康講座、シニア健康づくり教室、地域の茶の間などの支援事業を保健医 療課、介護高齢課、生涯学習課などが連携して実施していますが、その成果をお聞きいたします。   A、村上地区が行っている湯ったり塾の利用状況はどうですか。   B、要支援1、2が対象者となるデイサービス「ゆきわり荘」は、指定管理に移行するのでしょ うか。   3項目めは、デイサービス7施設の指定管理についてです。公のデイサービス7施設については、 公募をせずに、今までどおり村上社会福祉協議会が指定管理者となる議案が上程されました。公募を しないで決定した経緯についてお聞かせください。   以上、市長答弁の後再質問を行います。よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 中学校の卒業式大変ご苦労さまでございました。   それでは、長谷川議員の3項目のご質問について順次お答えをいたします。   最初に1項目め、長寿・健康宣言都市をめざそうの1点目、健康づくりのために活動している各 行政区の高齢者をどのように把握しているかとのお尋ねについてでございますが、保健師が地域の訪 問や健康教育、地域の茶の間の健康相談等の場で高齢者が個人や仲間とどのような健康づくり活動を しているか把握するようにしております。   次に2点目、解決が困難なことで相談を受けていないかとのお尋ねについてでございますが、健 康づくりについて個人や区から特に解決が困難な相談は受けてはおりませんが、町内での健康相談や 茶の間、地域の行事にも出てこない高齢者の健康状況把握が難しく、民生委員等と連携をとるように して把握に努めております。   次に3点目、老人クラブの解散がふえている現状と支援策についてのお尋ねについてでございま すが、市内の老人クラブの組織は、平成23年度では155単位クラブがありますが、平成20年度から12 単位クラブが解散している現状であります。その主な原因としては、60歳代から70歳代の方の加入が 少ないことによる会員の減少やその結果会員の年齢層が高くなることに伴う役員のなり手不足などが 考えられます。高齢者が楽しく生きがいを持って地域で暮らし続けるために、生きがいづくり活動や 健康づくり事業などを行う老人クラブの役割は非常に大きいと考えていることから、組織強化につな がる支援として、高齢者見守り支え合い事業の中で老人クラブの会員を核として、退職されたばかり の元気な方やボランティア活動を行っている方などを積極的に取り込んで見守り支え合い活動のチー ムをつくっていただくことを進めております。こうした活動を通じて老人クラブの会員との融和や仲 間づくりを行う場や機会を提供し、会員の拡大につなげることができるのではないかと考えていると ころであります。   次に4点目、高齢者のグラウンドゴルフ人口がふえているが、グラウンドゴルフ場の確保につい て要望はないかとのお尋ねについてでございますが、ご指摘のとおりグラウンドゴルフ人口は近年全 国的な増加傾向にあり、特に高齢者への普及が著しいと聞いております。現在各地区の愛好者は、運 動公園内のグラウンドや河川公園などで活動している状況であります。会場の草刈りや砂の補充など 環境整備への要望については、その都度対応しているところでありますが、今のところ活動場所の確 保についてのご要望はいただいておりません。   次に5点目、高齢者が体育館を利用する場合、1日100円の使用料を無料にする考えはないかと のお尋ねについてでございますが、高齢者が体育館を利用しながらみずからの健康づくりをしていた だくことは、介護予防の観点からも大変結構なことと思っております。お尋ねの使用料を無料にする ことにつきましては、関係課やスポーツ施設管理者ともに検討してまいりたいと考えているところで あります。   次に2項目め、介護予防事業との連携についての1点目、老人クラブで行う健康講座などの支援 事業の成果はとのお尋ねについてでございますが、支援事業については老人クラブで行っている健康 講座やシニア健康づくり教室のほか、生涯学習課で実施している出前講座を活用し、健康に関するこ と、認知症予防などの介護予防に関する講座を実施しております。また、高齢者の実態把握訪問の際、 閉じこもりや生活機能の低下が見られる高齢者に対し、各種支援事業に参加を促し、要介護状態にな らないよう支援をしております。成果については、運動を継続することで身体機能の維持、向上が図 られております。また、外出の機会がふえた、食事に注意するようになったなど生活を見直すきっか けの場ともなっているようであります。   次に2点目、村上地区が行っている湯ったり塾の利用状況はとのお尋ねについてでございますが、 湯ったり塾とは生活機能の低下が見られる高齢者を対象に実施している2次予防事業で、23年度は86 人の方が参加しています。村上地区を4コースに分けて、1コース当たりおおむね週1回年間を通じ て実施をいたしております。事業内容は、運動、口腔、栄養指導を中心とした温泉を活用した事業と なっております。成果については、参加者の平均年齢が80歳を超えていることから、著しい各種機能 の向上は見られませんが、現在の身体機能を維持しております。また、外出の機会が少ない方の参加 が多く、閉じこもりの予防にもなっている現状であります。   次に3点目、デイサービスセンター「ゆきわり荘」は、指定管理に移行するのかとのお尋ねにつ いてでございますが、12月定例会中の全員協議会でお示ししましたとおり、第5期介護保険事業計画 の概要でご説明いたしましたが、平成25年4月から公募による指定管理に移行する計画であります。   次に3項目め、デイサービスセンター7施設について、公募をせず、今までどおり村上市社会福 祉協議会が指定管理者となる議案が上程されたが、その経緯はとのお尋ねについてでございますが、 今ほど申し上げたデイサービス「ゆきわり荘」の指定管理への移行に合わせ、公設デイサービスセン ターの指定管理者公募の可能性も検討するため、指定期間を1年とし、社会福祉協議会へ限定してし ようとするものであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 一通り答弁をいただきまして、ありがとうございます。   1項目めから再質問をさせていただきます。1項目めの長寿・健康宣言都市をめざそうというス ローガンを掲げさせていただいてあるのですが、市長は長寿・健康宣言都市というものを全国的に宣 言されているところもあるのですが、このような形で健康づくりの宣言都市を目指していろいろな施 策をやるというようなことは考えていないでしょうか。その辺についてちょっとお伺いしたいのです けれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 宣言都市を宣言しようがしまいが長寿高齢化問題は私ども行政にとっては欠 かすことのできない重要な課題でありますので、宣言をするしないは別といたしまして、重要施策の 1つとして取り組むべき施策であると、そのように認識をいたしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、ありがとうございます。   そこで、各地域の行政区に保健師さんが地域のそれぞれの把握に努めているということなのです が、保健師さんというものは現在各地区ごとに、例えば行政区にまたがって保健師さんが担当されて いると思うのですが、その辺の現状的にはどのぐらいの保健師さんがいて、それでそれぞれの健康づ くりもちろんそうでしょうけれども、悩み相談とか、そういうようなものも含めた中で把握されてい るのか、ちょっと教えていただけますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) お答えします。   現在村上市の保健師は29名でございます。それで、地域を担当する保健衛生関係が19人になりま して、包括支援センターのほうに10人というような配置になっております。健康づくりのほうは、元 気な人についてもその19人の人が地区を担当してやるということになりますし、包括支援センターの ほうはいろんな相談に乗って、どちらかというと個の対応と介護予防になりますので、連携して実施 するようにしています。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そこで、ウエルネスとかと連携した中で、各町内ごとに出前講座とかやら せてもらえればというようなことでやられているというのは、各区長さんか何かの要望とかそういう ものを取り入れた中でやっているのでしょうか。その辺教えてくれますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 今お話しした29人の保健師のほかに国保のほうに2名看護師を雇っ てあります。それで、地域のほうの体操事業といいますかのほうは、ウエルネスさんとか希楽々さん あるいは朝日のほうとかも委託事業を展開していまして、区長さんのほうからうちのほうで体操教室 をやってほしいというような要望があれば、うちの看護師さんと、それからそのウエルネスの方と一 緒に行って、そして体操を聞かせたりということをしています。また、介護のほうでも似たようなこ とを今度包括支援センターが中心になってやってもらっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そこで、私はいつも心配するというのは、気苦労で済めばいいのですけれ ども、その窓口が、庁内単位でもその窓口がいろいろあって予算が分かれていたりして、そういうよ うなところでなかなかスムーズにいかないようなことを気苦労をするわけなのですが、その辺は今う まくいっているというふうに考えていいわけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 包括支援センターのほうと、それからうちのほうの保健師と、それ から国保のほうと連携をとり合って実施しておりますので、私どもの認識としてはうまくいっている のではないかというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そこで、2番目の健康づくりに対する解決が困難なような相談は受けてい ないということですから、うまくいっているのではないかというふうに思いますが、生涯学習課長の 高田課長にお聞きしますが、今ウエルネスとかそういう地域総合型スポーツクラブとかが出かけてい ってやられているのもありますよね。そういうようなことのその人たちのいただくお金とかそういう ようなものはきちんと予算化されているというふうに思っていいのですか。例えば数がふえれば、ど こからその予算が出てくるのかわからないとか、そういうようなことはないわけでしょうか。その辺 はうまくいっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 議員おっしゃるとおり、村上にある3クラブでは、介護予防事業の 委託を受けましてさまざまな事業を展開しております。すべて委託料の中でいわゆる事業をしている ということですので、例えば参加者がふえたので、その額がふえるかというようなことはないとは思 うのですが、今のところ事業費に見合った事業を展開しているというふうに認識しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。   健康づくりというものは、非常に各町内とか地域単位で非常に重要なことですので、ますます盛 んになっていただきたいというふうに希望しておりますので、よろしくお願いします。   それで、B番目の老人クラブの解散については、先ほど市長答弁ですと12が解散しているという ことであります。私どもの岩船地区においても、3つの町内がここ最近解散してしまって、それで解 散した町内から隣の町内のところの老人クラブに入って活動している方もいるのですが、全部が全部 そういうふうにはならないというようなところにあります。   それで、何が解散まで行ったのかなといろいろ考えて、いろいろな方に聞くと、60歳とか70歳の 人たちが加入、60歳代の人が加入するには、老人クラブという名前自体が非常にちょっともう抵抗あ るみたいなことを言う方もおられるのです。実際12が解散した中で、まずそういう老人クラブという、 その老人クラブという名称自体をというようなところが考えられないものなのかどうかということを お聞きしたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 私のほうでは、直接その名称うんぬんということでは話聞いている 部分はないのですが、ただやはり若い世代の方が敬遠といいますか、するということについては、や っぱりそういった印象も少なからずあるのかなと、こんなふうには思っておりますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そこで、老人クラブの活動等の事業経費として1,223万7,000円今回の予算 が上げられているのですけれども、その中で健康づくり事業補助金の介護高齢課の100万というもの はどういうような事業をやられるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) これは、シニア健康づくり教室とかというものがやはりウエルネス さんに委託したりしていますので、そういった部分になるのかなと思っていました、今ちょっと詳し いあれがなかったものですから。そんなところに使われていると思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 予算書に介護高齢課というふうに今回は課別に名前も載っていて、健康づ くり事業補助金で100万のっていて、それで中身が余りはっきり説明できないというのはちょっとお かしいのでないかなというような気がしますけれども、それはそれでいいです。   この中で、老人クラブ運営費補助金と老人クラブ連合会補助金というものが別項目でありますよ ね。それで、この老人クラブ運営費補助金というものは、各町内の単位か何かに、今ですと155ぐら いですか、そこに割り当てるというふうな形になっているのですか、教えてくれませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 各単位クラブごとの申請に基づいて支出をするものです。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 何でこの高齢者の健康づくりが大事かということ、うちの町内を事例にち ょっとお話しさせていただくと、うちの町内ですとグラウンドゴルフとかそういうもので、きょう天 気いいからやろうというふうに練習に出かけるのが大体14人いるのです。その14人の人たちがものす ごく元気で、それで平日のお昼ですと子供はいない、それで若い人たちはお勤めに行っている、夫婦 で勤められている方がいっぱいいて、町内ががらがらだと。その中で寝たきりの人たちも何とかでき ないかということで今頑張っているというようなうちのその老人クラブ、えびすクラブという名前な のですけれども、老人クラブという名前使わないで。非常に元気で、それで上大町というところの老 人クラブもまた別名の名称を使っているのですけれども、この2つの町内の高齢者の人たちが非常に 元気なのです。ですけれども、上町という非常にでかい町内がもう老人クラブを解散してしまったと。 ですから、町内の大きさとか小ささではなくて、本当に元気な人たちが何とか自分たちの地域を守ろ うでないかという人たちがいっぱい今出てきているということを理解した上でこの健康づくりをこれ からも力を入れていっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。   そこで、4番目にそのグラウンドゴルフのことが出てくるのですが、グラウンドゴルフの人口は、 先ほど市長答弁にもありましたように、非常に市民の交歓大会とか、それから老人クラブグラウンド ゴルフ大会とかいろいろ町内ごとでも大会やっていますし、岩船の場合には特にグラウンドゴルフが すべての町内がミニ練習場みたいなものを設けていて、非常に活発です。それで、岩船地区から市の 村上地区の中州公園とかで練習されている人もいっぱいこと出ていて、それで最後に朝日の温泉入っ て帰るというのが毎日の何かコースみたいになっているのですが、そこで言われているのが、150名 ぐらいの実績のあるその大会をやるには、先ほどコースの広さというものがこれがゲートボールとか と比べ物にならないぐらい、50メートルぐらいの大きさが必要だということで、なかなかつくりにく いのですが、今現在やっているその中州公園とかは緊急時の休息の場所とかトイレがないということ で、非常に困っていると。それからもう一つは、会場の場所と駐車場が離れ過ぎていて、何度も何度 も車に傷つけられて困っているのだけれども、解決していないというようなことがありまして、何と かできればつくっていただきたいということなのですが、今東のほうに移ってサッカーと一緒にやら れて、サッカーやられる方と一緒にやられているというのは、そういうようないろいろな諸問題があ ってそちらのほうに移って今やられているというふうに理解していいのでしょうか。   生涯学習課長、お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 平成22年ごろから中州公園で利用されていたグラウンドゴルフのグ ループの皆さんからご要望いただきまして、中州公園の芝刈りの頻度が非常に長くなって、芝が伸び てしまっていると、そういう状況ではなかなかグラウンドゴルフができないので、三面川の東河川公 園を使いたいというふうな要望いただきました。   おっしゃるとおり、サッカーグラウンドとして今使われているところですが、グラウンドゴルフ の皆さんが使う日中、平日の日中、ほとんどあいていますので、サッカー協会の皆さんと協議して使 えるような形で今やっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) まだいろいろ向こうから聞いてきていろいろなことあるのですけれども、 それは後で個人的な話で行きますので、5番目の先ほどの体育館の使用料の100円については、市長 答弁ですとこれから担当課長とかと検討させてもらうということなのですが、この前のこれいつ…… たしか11月ぐらいでしたか、この第3回運営審議会というものをやられたの。そのときに介護高齢課 長がその委員の答弁で、生涯学習課と協議しますというふうに答弁しているのだ。それからもう何カ 月もたっているのに結局結論出なかったのか、それともまだお互いに協議しなかったのかという話に なるのだけれども、協議ぐらいはしてくれたのではないのですか。全く検討、これから検討するとい うことだったら、協議もしなかったということになるのだけれども、でもあれだけ委員の方からちゃ んとこういうふうなものはどう思っているのかということで聞かれたのだから、やっぱりある程度速 やかに協議、検討すべきでないかと思うのですけれども、その辺どう思われますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 議員おっしゃるとおりでございます。   ただし、いろいろ絡んでくる問題もあるものですから、それでまだ今のところ具体的な協議はし ていないということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) では、これから期待していますので、協議してください。   2項目めに入らせていただきます。1番目は、先ほど出前講座とかそういうようなものの一連の ことですので、とりあえず時間もありませんので、わかりました。   Aについての湯ったり塾の利用状況なのですが、これ利用されている人が86人ということですが、 当初から始められて、今現在この利用者数というものはふえているのですか、その辺教えてくれます か。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 細かい数字は持っていないのですが、ただ担当との話の中では、や っぱり若干減ってきているという部分はあるようです。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) これについては、今後もずっと続けていくという考え方なのでしょうか。 その辺教えてくれますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 事業としては、取り組んでいくということなのですが、ただ今ほど も言いましたように、参加者の減、それから今参加されている方もどうもやっぱり状態が思わしくな くてというような方もいらっしゃいますので、若干やっぱり縮小、統合の形では考えなければならぬ かなということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 介護予防の重要性から始めたこの事業だと思うのですが、今包括支援セン ターには理学療法士が今何名おられましたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 今年度途中からようやく1名の方今来てもらっています。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 1名しかいないのですか。1名しかいないということは、途中では1名も いなかったというふうに理解していいのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 今年度当初には、私が着任した当時はまだおりませんで、それで途 中からちょうどこちらのほうに、地元のほうに戻ってこなければならなかったという事情の方もおら れまして、ちょうどいいタイミングで今は来てもらっています。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この理学療法士さんというものは、湯ったり塾とかというときにはある程 度そのかかわりというものは全くないわけですか。その辺は、介護予防というものを一連の考え方か らしたら、理学療法士の力も必要だと思うのですが、湯ったり塾にはその理学療法士さんはかかわっ ておられないのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 当然その湯ったり塾、それからしゃっきり教室とか、そういったと ころで活動していただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、ありがとうございます。   3項目めではなくて、ごめんなさい、B番目の要支援1、2の対象者となるデイサービス「ゆき わり荘」は指定管理に移行するのでしょうかということで、先ほど市長は移行していくという考え方 だということなのですが、私もこの第5期介護保険事業計画とか、それからそこに書いてある福祉計 画とかをこれだけの厚さのあるものが保健福祉計画とか23年の12月につくられたのですが、これ私ど もの委員会でもらっていないのでないかなと思うのだけれども、これは運営審議会のとき私ちょうど 傍聴してもらった資料なのです。   それで、その中に書いてあるところですと、認知症がこれからますますふえてくるということで、 ゆきわり荘の最初の23年度の6月議会でしたか、そのときには特別浴槽もつくって、認知症対応型デ イサービスにするのだということだったのですが、いろいろないきさつで議案を撤回したということ になりました。   それで、この第5期の介護保険事業計画とかいろいろ見ていると、それから今までの一連のそれ 以後の介護高齢課長のいろいろな話しぶりだと、そういうものを整備して、認知症型にするのではな くて、介護予防のほうに力を入れていくのだというようなことを言っているのですが、このゆきわり 荘は指定管理にするしないは別にして、今後どのような方向性を持っていくのかというのが、私ども が最初の議案では認知症対応型というふうに聞いていたのが、今ですと介護予防のほうにシフトする のだとなれば、180度違うやり方になってしまうのだけれども、この辺がなかなかわかりにくいので す。今回の上程、また今度来年の4月から指定管理に上げてくるときというのは、一体どっちのほう にするつもりなのかというのはもう決まっているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) ゆきわり荘につきましては、これまで認知症対応型の事業所という ことで議員の皆さん方にはお話をしたりしてまいりました。その当時の考え方では、その第5期の事 業計画の中で、ゆきわり荘だけでなくて、その公設のデイサービス全体で考えていくということでた しかその当時市長答弁もしていただいたかと思います。その第5期の事業計画の中で、ではそれデイ サービスについてどうするということで、課内でもかなり時間をかけて協議をいたしました。   それで、先ほど申し上げました全員協議会の中でも若干その辺説明をさせていただいたつもりだ ったのですが、通常今の状態の中でも認知症の方の利用もほかのデイサービスもかなりあるというこ とで、その辺からいってゆきわり荘だけといいますか、公設のデイサービスで今その認知症対応型の 事業所を展開するということにはちょっとまずならないのかなと。というのは、やはり施設的にもき ちっと区分けをした中、一般の方と、それから認知症の方とやっぱり区別してその対応すべきだとい うようなこともお話も聞いておりましたので、それらからいくと、まず第5期の計画の中ではその認 知症対応型の事業所の取り組みはしないという結論を出させていただきました。   ゆきわり荘につきましては、当初からどちらかというと予防重視のデイサービスというようなこ とで、その辺もあって恐らく8つの公設のデイサービスを指定管理へ出すときにゆきわり荘だけ1つ 残したというようなところもそういったことがあったのかなというふうにも考えております。それら もあわせて考えますと、この指定管理に出すときにもやはりこれまでのそのゆきわり荘のどちらかと いうと予防重視のスタイルを継続していきたいということで考えております。   新年度の予算の中にもできればそちらのほうで活動していただく理学療法士を何とか採用してと いうことで、新年度予算の中ではそういった経費も計上をさせていただいております。なるべく早い 時期に手当てをして、まず24年度の段階からそういう方向性をやっぱりつけていきたいと。指定管理 に移行するに当たっても、それをやはり継承していっていただく事業所に何とかお願いをしたいと、 こんなふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今介護高齢課長言われたものは、平成25年の4月から公募による指定管理 に移行することで進めていると。そして、その運営形態は予防重視のデイサービスとして指定管理を 今までのようなやり方で継続していくという考えだということと、それから私も今年度の予算の平成 24年度の中に委員会では理学療法士をゆきわり荘に置いて、それで常時直営の時期からそういうよう な形で介護予防を重視しながらやってもらいたいという話で、理学療法士もう一人採用したらいかが ですかということを言っていたのですが、今回の平成24年度の中では理学療法士の予算は組んである ということを今課長言われましたけれども、そういうふうに解していいということですよね。私が今 言った内容と変わりないという考え方で進むのだというふうに理解していいということですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 介護保険の特別会計の中に理学療法士の賃金といいますか、経費を 計上してございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。   それで、3項目めと今のゆきわり荘に関連するのですが、この7施設について1年間の、平成24 年4月から25年3月までの1年間にした理由というものはもう一回教えてくれますか。1年間社会福 祉協議会に指定管理に……今までですと例えば3年とか5年、全部の指定管理のこの決定されたまと められている中身で1年契約というものはなかなか今までなかったのですが、今回デイサービス7施 設について1年間としたということはどういう理由なのでしょうかということをもう一度お願いしま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 今のその更新の時期に当たりましては、実際のところ継続をして限 定してということをまずは考えました。そうしますと、なかなか限定指定というはっきりした理由づ けができない部分もありました。正直なところを申し上げますとございました。   それで、それが1つと、それから先ほど来申し上げていますゆきわり荘について、これは25年4 月という指定管理の時期が早くから打ち出されておりましたので、今回7施設について3年、5年の 時期にしますと、またゆきわり荘1つだけ時期がずれていくというようなことも考えまして、それで あれば1年という形でさせていただいて、そして8施設を足並みそろえた形でまたその次の指定管理 については考えようというふうにさせていただいたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 8施設一緒にするには、平成25年度の4月からのほうがいいと。ですから、 1年間この7施設についてはまず今までどおり社会福祉協議会のほうに限定指定したというふうに理 解しているのですけれども、そのゆきわり荘に関しては、先ほど私が説明したように、公募による指 定管理にするのだというようなことを言ったのに関しては、全然否定もしなかったですよね、課長。 ということは、この7施設についても、公募することを建前とした指定管理に移行していくというふ うに考えていいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 建前といいますか、そのこともやはり検討をしなければならないと 思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) これは、代表質問のときにもこのデイサービスの7施設については1年間 で収益が相当あると。これ利用料金型にして3年ですよね、この7施設に関しては。利用料金型にし て3年間に、言葉が悪いのだけれども、内部留保して収益上がった金額というものはわかりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 社協さんからの事業報告の中に決算添付をしていただいております。 そうしますと、今のところ合計で8,300万ほど資金として残っているという報告のようでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この金額というものは、3年間で8,300万の収益上がって、社会福祉協議 会は、普通社会福祉協議会というものは福祉団体だから福祉のほうにその部分を還元してくれれば〔 質問時間5分前の予告ブザーあり〕別に私は何にも文句も言わないつもりなのですが、前の代表質問 でも言われたように、片方では市民1人当たりから500円をいただいて、寄附金として集めているの に片方では収益事業をやっていると。これは、新潟市はこういうやり方しないで、収益の事業は極力 民間に全部任せるのだと。それで、寄附とかボランティアに関して社会福祉協議会の仕事なのだとい うふうに分けてやっているところも見えてきているのですが、その辺に関してはちょうど来年の平成 25年の4月から公募して民間のほうにシフトしていければ何にも問題ないのです。それだけ厳しい条 件になるかもしれないけれども、民間にとってみれば厳しい条件になる、指定管理になるかもしれな いですけれども、そういうやり方をして、民間にできることは民間にやってもらったほうがいいので はないですかというのが私の考え方なのですけれども、課長に聞いてもあれなので、市長はどのよう に考えておられますか。 〇市長(大滝平正君) 基本的には、そのとおりだと思っております。   しかし、そこに移行するには、何らかのやはり問題もありますので、それらを解決して、当然の ことながら民間でできるものは民間にやるのが私どもの趣旨でございますので、そのような体制をと っていきたいと、そのように考えているところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この指定管理のあれというものは、副市長が一番の責任者みたいな形なわ けですね。これ、こういうふうに利益が内部留保されているその福祉団体というものがあるわけなの ですけれども、この辺に関して、その審議会か協議会かわからないですけれども、そういう場で今回 の場合にはとりあえず1年間社会福祉協議会に任せようというふうになったいきさつというものは、 何も問題指摘とかはなくてこういうふうな形で毎回毎回やられているのですか。何か所見とかにも何 も書いてないし、今回の場合に。だから、できれば私の考え方だと、ある程度部外者の人たちが社協 のこれからの進むべき道とか、そういうようなことをきちんと考えるような協議会を持っていただい て、もう一度ちょっと別枠で考えてもらったらいいのでないかと思うのですけれども、その辺につい てどういうふうに考えているのか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) この7施設につきましては、合併前から社会福祉協議会、それぞれの 旧市町村単位での委託事業というようなことでさせていただいたと記憶をしております。その中で、 合併して3年間過ぎまして、ではこれからどういう形態でやるべきかというようなこともいろいろ課 内で協議した中で、公募も一応視野に入れて、その可能性をことし1年かけて検討して、来年度どう いう形で指定管理に出せばいいか、その辺十分これから検討をさせていただきたいということで提案 をさせていただいたものでございます。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。では、よろしくお願いします。   以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 木村君、動議ですか。 〇13番(木村貞雄君) 今ほどの長谷川議員の1番の質問の中で、老人クラブの健康づくり事業の関 係で介護高齢課長説明不足だったのだけれども、これは生涯学習課長の答弁になるのではないのです か。どっちなのですか。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 市長からちょっと補足してもらいます。 〇市長(大滝平正君) 長谷川議員の質問にありますいわゆる100万円のあれですけれども、高齢者 見守り支え合い事業でございます。それで、老人クラブを何とか元気に組織を解体しないようにとい うようなことでみんなで頑張っていただきたいというような事業でございます。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) 介護高齢です。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで長谷川孝君の一般質問を終わります。   午後2時5分まで休憩します。           午後 1時52分  休 憩                                                        午後 2時05分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 次に、6番、冨樫宇栄一君の一般質問を許します。   冨樫宇栄一君。           〔6番 冨樫宇栄一君登壇〕 〇6番(冨樫宇栄一君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただ きます。私の一般質問は、2項目であります。   1項目め、市民協働のまちづくりについて。市民協働のまちづくりは、各地区で熱心に取り組み が行われ、現在地域まちづくり組織の設立総会が各地区で開催されているようであります。   しかし、悩みの声だとかも聞かれ、試行錯誤を繰り返しているようなお話も聞いております。市 民全体の拡大波及もまだまだ不十分で、難しい面もあるようであります。現状をどのように認識し、 何が課題であり、市としてはどのように指導するのか、市長のお考えをお伺いしたいと思います。   2点目は、村上健康コホート調査についてであります。このたび新潟大学、新潟医療福祉大学、 国立がん研究センターによる県北地域における40歳から74歳の人を対象とした生活習慣病の大規模な 健康コホート調査、長期間にわたる健康調査だそうでありますが、行われていますが、対象者の参加 状況は余り芳しくないように感じます。追跡調査が期間20年間の予定であり、大変息の長い取り組み とのことですが、生活習慣病予防、介護予防、医療費削減を目指す総合健康プロジェクトであり、市 は最大限の力を入れて取り組むべき事業と思われます。このことについて、どのように取り組んでこ られたのか、また今後どのように取り組みを進めるのか、市長のお考えをお伺いいたします。   市長答弁の後、再質問をさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、冨樫議員の2項目のご質問について順次お答えいたします。   最初に1項目め、市民協働のまちづくりについて、市では現状をどのようにとらえ、どのような 指導をしていくのかとのお尋ねについてでございますが、まず各地におきましてこの3月末までに地 域まちづくり組織が設立される見込みとなりました。これもひとえに区長、総代はじめ関係各位の皆 様方のご理解とご努力のたまものと深く感謝を申し上げ、この場をおかりして厚くお礼を申し上げま す。   本市が進める市民協働のまちづくりは、少子高齢化社会の対応と定住の里を目指した地域の元気 づくりが目的であります。このため、画一的な行政主動のまちづくり手法から脱却し、集落、町内や これらを含む広い地域における課題等を克服して、地域の特色や資源を生かしながら、地域に根差し た、地域住民が主体となったまちづくりや地域おこしを推進しようとするものであります。   この推進体制として、各地区に地域まちづくり組織を結成し、担当する市職員を配置しながら行 政もバックアップを図っていこうというものであります。ご指摘のとおり限られた時間の中では、地 域の課題の整理や資源活用に加え、組織づくりに至るまで十分な検討ができなかったところもあった やに聞いております。このため、新年度も引き続き具体的な各種事業計画等を検討していただくとと もに、市民に対して市民協働のまちづくりの意識をあらゆる機会をとらえ、さらに浸透をさせていき たいと考えております。   なお、今後本市といたしましては、まちづくりの手法や地域まちづくり交付金の活用方法につい て強く指導することはありませんが、歩き出した地域まちづくり組織の地盤固めのためにも市報など による情報共有や交流会などによる情報交換を進めるとともに、有識者からのアドバイスをいただく 予定であります。   さらに、行政内部に設置した市民協働推進員が窓口となり、全庁的な支援体制をとるとともに、 今まで以上にすべての市職員が地域に出て同じ汗を流すことも強く指導してまいる所存であります。   次に第2項目め、村上健康コホート調査に対する今まで及び今後の市の取り組みについてのお尋 ねについてでございますが、この調査はがんなどの生活習慣病等の予防にかかわる因子を明らかにす ることを目的として、国立がんセンターが中心となり、国の補助金を受けて全国数カ所の地域で大学 等の研究者が実施する大規模な追跡調査であります。平成22年に新潟県と新潟大学等の研究者から村 上保健所管内でこの調査をしたいので協力してほしいとの依頼がありました。本市では、この調査で 市民の生活状況と病気の関連が地区ごとに明らかになることが期待されることから協力することとい たしております。   しかし、調査内容を見ると、項目も多く、20年間の長期間の調査であり、市民の負担もあること から、調査の内容を市民にお示しし、調査に同意してくださる方を募り、同意した方に調査票を届け ることといたしました。平成23年4月から本市保健所、大学が協力し、市内で実施した特定健診会場 や健康教育の場でパンフレットを配るあるいはポスターを区の集会所に掲示する、市報に掲載する、 各地区区長会や地区組織、地域医療フォーラムや町内の公民館で大学の先生による調査説明を行うな どの広報活動を実施いたしております。9月から1月にかけて本市から40歳から74歳までの全市民に 調査内容と調査依頼書を届けて意向を確認いたしました。12月から2月には、調査に同意した方につ いて大学のほうから調査票が届けられ、調査が開始されたところであります。今後は、大学で調査票 を分析を行い、結果を個人に返すこととしておりますし、本市にも地区ごとの健康データをいただく ことになっておりますので、このデータを今後の健康づくりに計画的に生かしていきたいと考えてお ります。   なお、住民の参加状況は、調査に同意した人が1万2,630人、約40%でございましたが、大学等 の調査実施者のほうでは調査に参加同意をしてくださる方をもう少しふやしたいとしておりますので、 平成24年度も特定健診会場や調査で調査の説明を実施したり、企業や団体に調査への協力依頼に出向 く予定でおります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) はい、ありがとうございました。   市民協働のまちづくりについて、荒川地区の例を見ますと、比較的よそから見てはうまくいって いるのではないかという感じは持っているのでありますが、4回のワークショップを開いて115名の 住民の方が参加されて、多数の意見が出されたと。これをまちづくりのワークショッププロジェクト 16名で構成をされているのだそうでありますが、ここでワークショップで出された意見をベースにし てまちづくり計画案の素案がつくられたということでございます。   中身を見ますと、非常に立派な中身になっているなというふうに思うわけでありますけれども、 ただその後の具体的にではこれから進めていくときの組織のあり方について、参加されている皆さん とちょっと市の取り組みについてずれがあるというのか、認識の違いがあるようで、ちょっと不満の 声だとかが聞こえるということであります。素案を検討してまちづくり計画案をつくることで作業を 進めているまちづくり協議会の設立準備会のメンバーが主にといいますか、当初地域審議会の委員と プラス区長会の役員で構成をするということになっていたということでありますが、これに対して、 自分たちが一生懸命に検討してつくり出したものを何かどこかへ上がっていくというのか、吸い上げ られていくというそういうふうに感じたプロジェクトチームのメンバーがかなりいたということであ ります。設立準備会、地域審議会のメンバーだとか区長会役員だとかは、まちづくりに対しては責任 を持ちながらいろいろ先進的一生懸命にやっておられるのでありますので、それはそれとしていいか とは思いますけれども、しかしせっかくのこの協働のまちづくりの案を考え出した人たちが何か疎外 感を持つというのですか、そこに自分たちが入っていかない、いけないというのか、そういう感じを 受けたということで、これはちょっと大変問題があるなという感じが私はしたわけでありまして、そ のメンバーの方ともいろいろお話を聞きましたけれども、そういう面ではこの準備会にも実際その案 を考え出した人たちをもっと入れてもらって、自分たちが本当にやっているのだと、そういう感じを 持ってもらいながらやっていただくということが極めて重要なのではないかという感じが私はするも のですけれども、その辺について担当課の認識はどうなっているのか、ちょっとお伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) 今荒川地区の例での取り組みの経過がありましたけれども、荒川地 区のやり方がありまして、皆さんでいろいろ検討してワークショップをやって、そしてそれを素案を つくるのはプロジェクト、そのワークショップに出た皆さんから十何名の皆さんが取りまとめをして いこうと。そして、設立準備会に素案として出していこうというようなことで、皆さんのいろんな人 の意見、提案が出されたものを準備会にかけるわけですので、当然一部の人の提案ではないわけです ので、そしてそれを今総会があって、総会に上程をして、その後いわゆる実行に移されていくと。そ の実行に移されていくに当たりましても、一部の人間、役員が実行するのではなくて、そのまちづく りの体制として専門部会、いろんな多種多様な展開が予想されますので、専門部会を設置していこう と。そこには、構成員のどなたでも希望される人が入って、自分が提案したもの、また皆さんが提案 したものをそれを実行していこうというような取り組みですので、決して一部の人間だけがその実行 されるところにかかわっていく、いわゆる提案した人が阻害される、そういうものではないというこ とをまずもって地域の皆さんに周知をしていく、理解を求めていくというようなことも必要かと思い ます。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 住民説明会も荒川で3回やったようでありまして、説明はされたというこ とではありますけれども、なかなか全体に理解がされていないというのですか、それからその先のこ とに対する透明性がちょっとなかなかわからないので、その専門部会はどのように一定のイメージを わくような説明だとかをしていかないと、なかなか一般の住民の方あるいは当初ワークショップにい ろいろ参加して意見を述べられた方々がすっと胸に落ちないという感じがお話の中から読み取れます ので、その辺についてもっともっと具体的な今後の進め方についてこうなのですよというふうな住民 に対する説明というものをもうちょっとやる必要があるのではないかと。それは、各地区どういう形 にするのか、それは各地区のやり方があるわけでありますから、さまざまこうだというふうに一概に は言えない面もあるかもしれませんけれども、もうちょっと住民に参加をしていただくためには、も うちょっとイメージを住民も持ってもらうような、その集落単位というふうにはできないかもしれま せんけれども、もうちょっと小まめなそういう説明の場を持つことができないのか、お伺いいたしま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) 今荒川地区の取り組みの状況ですので、荒川支所長から補足をお願 いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 荒川支所長。 〇荒川支所長(平野俊之君) お答えをさせていただきます。   今ほど議員から言われたように、ちょっと不満を持たれている方がいるということは、残念に思 っております。当初荒川地区の地域のこの事業の進め方については、公募をさせていただきました。 いわゆるまちづくりに思いを込めた人お集まりいただけますかということで公募をさせていただきま した、60人弱でありましたが。いわゆるワークショップをやって、この地域を活性化、まちづくりを 大いにやっていただきたいということで議論していただきました。いっぱい荒川地域の思いや課題、 意見、いろんな意見が出てきました。その意見を反映すべく、ワークショップの中からさらに選抜を していただいて、17名だったでしょうか、プロジェクトチームをつくっていただいて、そのワークシ ョップの皆さんのご意見を反映した素案づくり、それから組織づくりをしていただきました。ですか ら、皆さんの、いわゆる市民の手でつくり上げた素案、また組織づくりをしていただきました。   それで、先ほど議員がおっしゃった準備委員会というメンバーがございました。これは、地域審 議会の皆さんと、それから区長役員の皆さんで構成をしたわけでありますが、何しろどういったその 組織が皆様方からのご意見を拝聴して最終的に案として決定する機関がいいものかということで、私 どもいろいろ検討させていただきました。そうしました中で、やはり地域審議会と区長会の役員の皆 さんで最終的な案で決定していただくのが一番いいのだろうということで、今回その準備委員会をつ くりました。それで、最終的には皆様方がおつくりになった素案がそのまま、ほぼそのまま案という 形になったわけであります。その案をこの3月18日に設立総会をさせていただいて、決定をいただい て、実際その総会で決定していただきましたら、その後実際の詳細のその事業、それからこれ市民全 体の協議会でありますので、大いにワークショップで練っていただいた皆さんが実行部隊となるよう な形で大いに皆様方、市民の皆様方に参加していただこうということで、今後いろいろな説明会とか 市報に掲載とか大いに参加していただくような進め方をやっていきたいというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) はい、ありがとうございました。大分イメージがわいてきたという感じが しますけれども、やっぱりこの準備会ができるときに、プロジェクトの人たちが別なところで準備会 が提起をされたということに対するやっぱり不満というものがあったのです、これ誤解なのでしょう けれども。   だから、実際これやる作業を見れば、プロジェクトがつくった素案を検討、協議して、今支所長 が言われたように、ほぼそのまま決定をされたということでありますけれども、それと関連して組織 構成をどうするかだとか規約だとか予算だとか、こういうものを検討するときになると、一定のそう いうところになれた地域審議会の委員だとか区長会の役員だとかがむしろ妥当なのかもしれませんけ れども、しかしせっかくそういう人たちを入れるのは、プロジェクトの人たちが納得するというか、 これはむしろそういう人たちにしてもらったほうがいいのだというような納得の上でやるということ がこれから全体の参加を求めるには必要なのではないのかということで、その辺についてなかなか説 明がされないまま準備会が提起をされて、そしてこういったということでどうも不満というのか、不 信みたいなものが生まれているという感じがするので、その辺についてむしろそういう形よりは、い かにやろう、まちづくりを真にやろうという気のある人たちに本当にそれをさらにやる気を起こさせ るような取り組みというものが一番大事なのではないかというふうに思いますので、その辺について 十分今後ご配慮をいただきたいというふうに思います。これは、今後のことでありますので、そうい うことを踏まえてぜひやっていただきたいという要望として申し上げておきたいと思いますが。   あと最近配布された市報のほうで、平成23年度の地域審議会の定住の里づくりに向けての地域の 声をというふうなことでのいろいろ取り組みが各家庭にされていますけれども、この定住の里づくり と、それから協働のまちづくりのその関連性といいますか、どういうまちづくり、市民協働のまちづ くりとこの定住の里づくりのプロジェクトですか、ここの関係もちょっとまだ私自身がちょっとすっ きりしないので、ご説明をお願いしたいと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(相馬正喜君) 議員言われているのは、総合計画の今度24年度につくり込みをいた しまして、25年度から4カ年の実施計画をつくっていく中で、重要な中でも特に力を入れるべきでな いかということで、それぞれの審議会にお願いして答申をいただいたものとの連携だと思いますが、 こちらのほうは今ほど申し上げましたように、総合計画、市内全体の事業どうあるのかと、それを具 体的にめり張りつけた事業展開して、今以上に定住の里というものをつくって元気“eまち”村上を つくろうという大きな柱であります。   それから、きょうご質問いただいているそれぞれの地域の協議会は、まさに地域の課題、その他 を整理をしまして、自分たちの地域はこういうふうなものをつくろうというようなことでみずから取 り組んでいくというようなことですから、大きなところでは当然結ばれますが、個々具体的な事業に ついて直接の関連というようなものは整理して今動き出すということになります。先ほど言ったよう に、定住の里づくりと協働のまちづくり、同じようになっていますけれども、意味合いは総合計画の 事業計画をまとめるための骨組みの議論、それから地域の協働の議論と、こんなふうに整理をお願い したいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) その辺が住民の皆さんにはなかなか理解をされていないといいますか、し かもこのまちづくり協議会の設立準備会の委員が要するに地域審議員プラス区長会の役員ということ なものですから、ここら辺が十分整理をされていないので、一番自分たちが阻害されたのではないか という感じを持ったというふうに思うのですけれども、その辺については……では、よろしくお願い します。 〇議長(佐藤宮吉君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(相馬正喜君) 荒川地区は、議員ご承知のとおり、この地区でまちづくりの協働の 協議会幾つにするかというような議論の中で、地域の皆さんが1つでやろうというようなことを選択 していただいたわけでございます。   そして、最終的にその議論を地域のものとして具体的に進めようといったときに、荒川地区では 合併の計画を十分見ていくという、審議会を一緒でいいというようなことで、委員も横滑りしてくれ というような議論があったというふうに聞いております。ですから、これが全市的なものというふう にご理解いただくのはいささか違いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 今言われたように、たまたま荒川地区が旧荒川1つの単位にしたものだか らこういう、なかなかちょっとこんがらがるような形になったのだとは思いますけれども、しかしそ ういう面ではまだまだ説明が不十分で、ちょっと拙速ではないのかという声も聞こえてくるようです ので、もっとその住民だとかあるいはそのプロジェクトに参加された方々に説明をもうちょっと丁寧 にぜひやっていただければいいのではないかというふうに思いますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) 先ほど市長の答弁にもありましたけれども、本当に初めての大きな 組織の中でこれからまちづくりを、しかも地域が主体になって初めて取り組むというようなことであ りますので、今段階においては本当に手探りとか戸惑いとか、そういうもの確かにあろうかと思いま すので、これを地域に根差していくためには、やっぱりある程度の時間が必要でないかということで、 今後引き続き、新年度に入りましても引き続きやはりこの市民協働のまちづくりの意義、そういった ものを皆さんに周知、浸透させるように努力をしていかなければならないと。あらゆる機会を通して 周知をしていきたいなというふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) では、よろしくお願いいたします。   次に、健康コホート調査については、私の所管でもありますので、基本的なことについて若干お 伺いいたしますが、現在の参加状況が、同意された方が1万2,630人、約40%ということだそうであ りますが、確かに私もちょっと参加して、取り組んでみたのですけれども、非常に難しいというので すか、時間のかかるようなアンケートだとかがありましたので、それしかも20年もかかるというふう なことで、結論が20年後に出るのかあるいは中間、それぞれにその時点その時点で出たものが参加者 あるいは住民に還元されてくるということだと思いますけれども、20年だとかあるいはアンケートが 難しいだとかということで参加がなかなか少ないのかもしれませんけれども、この40%というこの参 加率というこの種の取り組みについては、多いのか少ないのか、この辺はどんなものなのか、担当課 からちょっとお伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) お答えいたします。   この話が来ましたのは、22年のときでございますが、新潟県の健康対策課長さんあるいは村上保 健所長さん、それから大学の先生などがいらっしゃって、全国何カ所かで取り組む、新潟県内でも1 カ所取り組みたいのを村上地域でやってほしいということで来てくださったわけです。お話を聞いた ところで、私どもではなかなか難しい調査でありますので、40%ぐらいの回収率しか見込めないでし ょうというふうにお答えしたところでございまして、一生懸命頑張りましたが、まず予想どおりとい うふうに考えております。そのほかのいろいろな調査でも大体この種の調査では、大体このぐらいで ございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) この種の取り組みについては、こんなところだということでありますので、 特に取り組みが不十分だというふうには言えないとは思いますけれども、この調査確かに難しい面も もちろんあるのですけれども、中身をちょっと見ますと、非常にいい中身というのですか、取り組み としては力を入れて取り組む価値のあるものだというふうに感ずるわけですけれども、その辺につい て、単に健康あるいは介護予防だとか保健だとか、そういう観点からだけではなくて、もっと力を入 れる中身もあるようにまず感ずるのですけれども、この健康調査の愛称といいますか、愛称、このプ ロジェクトの愛称は「鮭で元気プロジェクト」というふうに愛称をつけて取り組んでいるようであり ますけれども、これについては非常にこの地域を選ばれたのもこの鮭の産地ということが村上地区が 選定された1つの理由ではないかというふうに思うのですけれども、こういうところからすれば、必 ずしも保健医療だけではなくて、もっと産業面あるいは観光面だとかを含めた観点からこれにアプ ローチをする必要があるのではないかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 研究者の説明でございますと、最近の研究の結果、ビタミンDとい うものが大変健康のためにいいという研究結果が出ていると。そして、その鮭の中にこのビタミンD をいっぱい含んでいるということもわかっているということで、この村上の人は鮭をいっぱい食べる のではないかということで、ぜひ村上でこの調査を受けていただきたいというようなことでございま した。   そしてまた、その分析の結果、やっぱり鮭をいっぱい食べている人は健康だというような結果が 出れば、村上市のその観光やらそういうことにも貢献するのではないかというような説明もございま した。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 今課長がおっしゃられたことでは、これをそういう意味では健康福祉だけ ではなくて、もっと観光だとか産業面から取り組む価値があるというふうに思うのですけれども、ち ょうどいいある意味ではチャンスではないかと、村上を売り出すと。静岡はお茶の産地でがんが少な いとかというのはもう一定程度定着をしているわけでありますけれども、この鮭が非常にビタミンD が含有量が抜群のようでありますし、ほかにカレイもそれに次ぐものとしてあるようでありますが、 この地区の産物である鮭あるいはカレイだとかを含めて、こういうものを摂取をしていたり多く食べ ると健康上いいというようなことを全国に知れ渡らせる一つの機会になるのではないかというふうに 思うのですが、そういう面では観光あるいは産業面からのこれに対する見方はどのように見ているの か、お伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今コホート調査を始めたばかりですので、結果的に鮭を食べることによって ビタミンDが非常に多いと。それで健康が保てるのだということになれば、それはすばらしいものが この村上市にもあるのではないかなと、そのように考えておりますので、まずは今調査の段階ですの で、調査に協力をできる限りしていきたいなと、そのように思っております。結果を見てみたいなと、 そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) その研究者の先生のあれ見ると、そういうことが学術的には証明されてい るのだと。これを実際のこの健康調査で証明をしたいのだというふうなことを研究者の人たちが言っ ているようでありますので、その辺についてもっとそういう面からのこの取り組みに対する検討をぜ ひ市のほうともやっていく必要があるのではないかというふうに思うので、よろしくお願いをしたい と思います。   村上市も健康づくり指針で健康万歳運動なんかを推進をして、生活習慣病の予防だとかを進める というふうに取り組むことになっておりますけれども、これをこの運動とあるいは一緒になって並行 してさせることによって、この地域の健康、生活習慣病予防あるいは介護予防だとかが進むことを、 そのことによってこれは市民の健康維持に役立つだけではなくて、引いては市の医療費抑制にもつな がるというふうに思うわけでありますので、また細かい件についてはまた委員会の中でも質問いたし ますので、この辺の取り組みをしっかりやっていただくということをお願いをして、私の今回の一般 質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) これで冨樫宇栄一君の一般質問を終わります。   午後2時55分まで休憩します。           午後 2時42分  休 憩                                                        午後 2時56分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 次に、2番、鈴木いせ子さんの一般質問を許します。   鈴木いせ子さん。           〔2番 鈴木いせ子君登壇〕 〇2番(鈴木いせ子君) きょう最後の質問となりました。皆さんお疲れでしょうが、よろしくお願 いいたします。   それでは、私の一般質問を始めます。まず、私の一般質問は3項目についてであります。   1項目め、村上総合病院移転新築の早期実現についてであります。地域医療の充実なくして市民 の命は守れないと考えます。鷲ヶ巣会では、2月15日に政務調査のため厚生連佐渡総合病院に行って きました。すべての病室に光が注がれ、廊下は広く、全体が明るく、さわやかな病院として建設され ておりました。研修医が来ないのは、村上総合病院か佐渡総合病院と決まったように言われ続けてき ましたが、新築された佐渡総合病院には4月から関東方面より2名の研修医が来ることになり、ほと んどの診療科目の医師もすべてそろったそうであります。電子カルテの導入により、看護師さんの仕 事も減少し、患者さんの待ち時間も短縮されたそうであります。屋上にはヘリポート、普通病棟と隔 離病棟は別棟で、緊急時には待合室のいすはベッドに変わります。それにもまして一番充実していた のは、救急医療体制であります。市の要望をすべて受け入れ、救急隊員の夜間待機室も準備されてお りました。市長も私たち議員もこの4年間にあったことをうやむやにして終わらせることはできませ ん。これについて、市長のお考えをお伺いいたします。   @、地域医療調査研究特別委員会では、各地区ごとに区長さん、総代さんから要望やご意見をお 伺いしましたが、場所も大事だが、とにかく早く建設してくれという要望が一番多かったように思い ます。これについて、市長のお考えをお伺いします。   A、災害拠点病院としての建設が急務です。今の村上総合病院では、耐震性が十分でないことに 加え、大型医療機器の更新時期も近づいてきています。また、救急体制の整備等についても困難な状 況であります。県立新発田病院においては、慢性的な満床状況が解消されず、日常の救急医療にも問 題が生じていることから、村上市にも大きな影響を及ぼしているのが現状です。特に災害拠点病院に は、ヘリポートの施設が必要となります。これらについて、市長はどのようにお考えになりますか。   B、がん拠点病院の建設が急務です。現在村上総合病院には、放射線治療機器がなく、手術はで きても術後は県立がんセンターや新潟市等にある術後の可能な病院に通院しているのが実態でありま す。このことから、先進的ながん治療や化学療法の導入等も必要となってくると考えますが、これに ついてもお伺いいたします。   C、市長は、医療の充実こそが若者が地元に残って安心して子育てをできる第一番の条件だと思 いますが、どのように思いますか。   2項目め、日本海沿岸東北自動車道延伸による朝日みどりの里の活性化についてであります。新 潟、山形県境区間36キロメートルが計画段階評価に移行し、国土交通省北陸地方整備局では、住民ア ンケートの結果を踏まえ、Bルートで検討することが決定されました。合併前の朝日地区では、高速 道路の整備を見込んで先行投資38億円余りを投じてみどりの里の整備をしてきました。この朝日みど りの里の活性化なくして朝日地区の農、商、工は衰退します。市では、どのように対処するのか、お 伺いいたします。   @、豊栄の道の駅から朝日みどりの里までは休むところがありません。このことから、一般道等 の周囲道路を整備し、高速道路からの乗り入れや退出も可能で、ガソリンスタンド等も備えたハイウ エイオアシスとしての整備をすることはできないのかお伺いします。   A、Bルートに決定されたことで今後の進捗には計画等市に示されたのかお伺いいたします。   3項目め、公共交通の朝日地区での実証運行についてであります。平成23年度、市の各地区にお いて公共交通の実証運行の取り組みが開始されました。朝日地区については、1年遅れて、今年度平 成24年度からの取り組みとなりますが、どのように実施していくのか、お伺いいたします。   @、朝日地区における運行区間を村上総合病院、村上駅から朝日地区全域を対象とする病院帰宅 乗り合いタクシーの運行を計画しているようですが、利用するときはどのように申し込むのか、事前 予約等はできるのか、料金設定はどのようになっているのか等をお聞きいたします。   A、公共交通空白集落を対象に迎えの対応も試行するということですが、どのような取り組みで 計画しているのかをお聞きいたします。   以上であります。よろしくお願いいたします。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇2番(鈴木いせ子君) 申しわけありませんでした。A、瀬波温泉に宿泊し、イヨボヤ会館や朝日 みどりの里をめぐる観光ルート等を提供することにより、村上市の観光拠点とするお考えはないのか、 お伺いします。   1つ言い忘れました。すみませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、鈴木議員の3項目の質問について順次通告どおりにお答えをさせ ていただきます。   最初に1項目め、村上総合病院移転新築の早期実現についての1点目でございます。場所も大事 だが、とにかく早く建設してほしいという要望が多いが、市長の考えはとのお尋ねについてでござい ますが、ご要望の点は十分に承知をいたしておりますので、私といたしましても村上総合病院の新築 につきましては、建設に早期に着手できるよう建設場所の確定に向け厚生連との協議を進めてまいり ます。   次に2点目、災害拠点病院としても建設が急務と考えるが、いかがかとのお尋ねについてでござ いますが、現在の村上総合病院は耐震性や大型医療機器の整備の面からも新築が急がれているところ であり、またヘリポートについての必要性も十分に認識をいたしております。   次に3点目、村上総合病院に先進的ながん治療や化学療法の導入等も必要と考えるが、いかがか とのお尋ねについてでございますが、村上総合病院のさらなる医療の充実につきましては、市民が最 も期待をしているものと考えております。私も同感でありますので、まず建設場所の選定が急務であ りますが、今後とも厚生連には医療体制の充実も要請をしてまいる所存であります。   次に4点目、医療の充実こそが若者が安心して子育てができる第一条件と思うが、いかがかとの お尋ねについてでございますが、全く同感であります。市民の安心感を高めるため、昨年地元医師会 のご協力により、平日夜間診療を開始したところでもあります。村上総合病院における医療の充実も 望まれているわけでありますので、さらなる地域医療体制の確保を図る上からも村上総合病院の新築 に向けて努力をさせていただきます。   次に2項目め、日本海東北自動車道延伸による朝日みどりの里の活性化についての1点目、朝日 みどりの里をハイウエイオアシスとして整備すべきと考えるがいかがかとのお尋ねについてでござい ますが、先日の小林議員への答弁でも申し上げましたとおり、私も朝日みどりの里につきましては、 日東道の整備計画に合わせた地域の活性化、地域の発展につながるような対策が必要と考えておりま す。現在国土交通省において、法線決定作業や事業手法について準備が進められているところであり ますので、新潟県などとも連携をとりながら、朝日みどりの里がサービスエリアやハイウエイオアシ スのような役割を果たすことができるように十分に働きかけてまいりたい、そのように考えておりま す。   次に2点目、瀬波温泉に宿泊し、イヨボヤ会館や朝日みどりの里をめぐる観光ルート等を提供す ることにより、村上市の観光拠点とする考えはないかとのお尋ねについてでございますが、現在朝日 みどりの里をめぐる観光ルートとしては、村上市観光協会ではお勧め観光コースの1つとして、吉祥 清水、道の駅、笹川流れ、夕日会館とあわせてめぐる村上道の駅・よくばり直売所めぐりを設定をし ております。また、村上駅からタクシーで市内の人気観光スポットをめぐる駅から観タクンの観光 コースの1つとして、大満虚空蔵尊と普済寺を訪ねての中で、朝日みどりの里をめぐる観光コースを 設定しています。新たな観光ルートの設定につきましても、今後観光協会等と検討をしてまいりたい と考えております。朝日みどりの里は、観光客に人気のある地元特産品を販売する物産館や農産物直 売所をはじめ、温泉施設、食堂があり、さらに朝日スーパーラインや二子島森林公園などの観光スポ ットの玄関口ともなっているところであり、本市の重要な観光拠点であると考えております。   次に3点目、Bルートに決定をされたことで今後の進捗計画等は市に示されたのかとのお尋ねに ついてでございますが、現在国土交通省において法線決定作業や事業手法等について検討が進められ ている最中であります。現段階では、工事着手までのスケジュールや事業計画等は示されておりませ ん。都市計画決定や環境影響評価の必要か否かによっても左右されることから、現段階においてはス ケジュール等を示すことができないようであります。   次に3項目め、公共交通の朝日地区の実証運行についての1点目、朝日地区全域を対象に実施す る病院帰宅乗り合いタクシーの運行について、利用するときの申し込み、事前予約、料金設定等のお 尋ねについてでございますが、利用方法は昨年10月から神林地区全体を対象として行っている病院帰 宅乗り合いタクシーと同様に利用に際しての予約は不要とし、利用料金は他の地区での取り組みと同 様集落までの距離に応じて1キロ当たり100円の設定となります。運行時間は、現在病院で行ってい る聞き取り調査の結果や鉄道ダイヤを考慮し、4月2日から12時に村上病院を出発する設定とし、運 行便数はまず1便の運行から始め、利用状況を検証し、運行時間の見直し、増便等の対応を行いたい と考えております。なお、利用人数が多く、1台の車両に乗り切れない場合については、複数の車両 を運行し対応することとしております。   次に2点目、公共交通空白集落を対象に試行する迎えの対応についてでございますが、朝日地区 における次の展開を視野に入れ、まず路線バスの運行がない集落を対象に、事前に予約をしていただ き、迎えの便の乗り合いタクシーを試行し、運行上の課題を探っていきたいと考えております。なお、 試行の開始時期、時間、期間等については、対象集落、朝日支所等と調整を行い、決定したいと考え ております。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 1年前、平成23年2月25日に厚生連経営管理委員会会長の万歳会長さんよ り村上総合病院新築に伴う支援の文書がちょうど届きました。旧ジャスコ跡地及び隣接する新潟県村 上地域振興局の一部を利用し、新病院建設予定地と財政支援をお願いするという文書でありました。 具体的に示されたことで、病院も患者さんもみんな新しい病院が建つと喜んでおりました。   でも、あれから1年、一筋の明かりさえ見えなくなった状況にあります。私たちも2月25日に佐 渡総合病院に行ったことにより、殊に詳しい調査をしてきました。まず、この去年の2月25日に示さ れた土地の提供ということでありますが、私も佐渡総合病院に行って確かめられたのですが、土地と いうものはあくまでも無償貸与をお願いしたということなのですが、名義は市の名義で、厚生連は1 年ごとにその市からお借りする、あくまでも病院の土地ではなく、市の土地としてお借りしていると いうことですので、それで1年ごとに契約を更新するという仕組みであるとお聞きしてきました。そ して、多分村上病院同じになるのではないかなと思ってお聞きするのでありますが、そうしますと病 院が何年間はそれは市が免除したとしても、何回目からの更新になれば、厚生連も借りているわけで すから、借り賃とか、それからそういう法的な免除とか、そういうものも何年後になるか今約束はで きないにしても、病院の経営がうまくなればそういう手だてを考えているということでしたが、市長 さんご存じでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今鈴木議員から一筋の明かりも見えなくなってきたと。決してそんなこと言 っていないです。やるのですと、建設はしますと言っているのですから、そんなに悲観なさらないで いてください。   土地の問題ですけれども、村上総合病院側のほうからは、そういうようないわゆる貸与あるいは 譲渡とか、そういう1年更新とかそういう具体的な話には至っておりません。面積等については、要 望を聞いております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 大きく考えれば、全然厚生連病院のものになるのではなくて、市でもそこ から固定資産税なども、それからもしうまくいって借地料なんかも来れば、そんなに急いでも暗い問 題ではないかなと思って市長にお伺いしました。   あともう一つですが、土地と財政支援という面がありましたけれども、財政支援については佐渡 総合病院もそうでしたけれども、まずやらなければならないのが市として救急医療、それから健康管 理活動とか夜間診療とか、そういうものはもう市のまず主体的な仕事ですよね。それがもう厚生連病 院の中にはきちんと組み込まれてやっておりましたので、市の支援は例えば一部には民間病院に市の 税金を投じてどうするのだというような声も私には聞こえてきますけれども、そうではなくて、この 病院にそういう市でやる仕事の部分について市がやっぱり支援していくべきだと思いますので、市長 はどのようにお考えになりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然村上総合病院は、厚生連で運営しているわけでございますけれども、私 どものとらえ方はやはり公的機関を持った病院の1つであるというとらえ方をしておりまして、今お っしゃったように、村上市としてやらなければならないあるいはこの地域にとって欠かすことのでき ない医療機関の1つであると、そのようなとらえ方をしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) それと、私もさっき言いましたけれども、今一番問題になっているのは医 師不足、幾ら市長にいい医者連れてこいとだれが言っても、今の厚生連に来る医師もないし、研修医 もないというのは市長も十分知っていることと思いますが、今の村上病院もそうですけれども、坂町 病院も同じようなもので、幾ら医師とか研修医を要望しても、今の状態では無理に近いと思いますが、 本当に新しくなった佐渡病院は本当にきれいで、広くて、行っただけでも「ああ、別世界に来た」と いうようなきれいな病院ができておりましたので、ああなればやっぱりどこからも先生も研修医もい らっしゃるのだなというふうに感じてきました。市長が努力する前に、病院さえ新しくなれば、離島 でさえも……離島というのは失礼な言い方ですけれども、離島でも医師はちゃんと来るのです。だか ら、医師がなければ病院は成り立たないわけですので、その医師の確保のためにもまず病院の建設だ と思いますが、市長どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 当然医療制度の医師のあれが改革されましてから、今のドクターはやはりき れいな施設で、そして近代的な医療機器が整っていて、自分も研究できる、そういうような病院でな ければ来手がないという現状は十二分に承知をいたしておるところでございます。そのようなことか ら、何回も何回も申し上げておりますように、病院は建設は必要であるというようなことを言ってい ますので、決して建てる必要がないとか、まだ早いとか、そんなこと言っているわけではございませ ん。建設は必要であるというふうに言っていますので、ご承知おきをいただきたいと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) だから、私は早く建ててくれと言っているわけであります。市長は、建て る、建てると言っているのだから、いっときも早く、土地がどうなるか、その跡地をどう利用するか というのは当たり前の検討ですけれども、そっちばかり何かして、本当であれば土地さえ決まってい れば、もう図面は引かれているような段階であったと思うのですけれども、土地問題で今苦しんでい るわけなのですけれども、だから苦しむのも大事だけれども、まず建てることを先に考えたほういい なと思うのですけれども、土地でなくて、まず春には建てようとか、そういうふうに思えば、まず土 地もそうすればどこにしたらいいかなというのが決まってくるのでないかと思うので、ちょっと市長 考え逆転したほういいのではないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) その考えにはちょっと異議があると思っております。土地はどこでもいい、 建てればいいという問題では私はないと。一番大事なのがそれでありまして、例えば村上市を預かる 私とすれば、例えば今の厚生連病院がどこかに新しく移転した場合、その移転先の広大な面積をまず 確保しなければならない。それが適地がどこにあるのかということでありますし、またあの場所から 厚生連村上病院がなくなったときに、では跡地を私ども知りませんよというわけにはいきません、市 として。では、跡地利用をどうしていくのかというようなことも真剣に取り組んで、それらも解決を しながら厚生連村上病院の新築にかかっていかなければならないというようなことでありますので、 鈴木議員がおっしゃるように、まず建てればいいというような簡単な問題ではないということをまず ご理解をしていただかなければならないと思っておりますし、そうあるべきであるというふうに考え ております。   そして、新しいところに行くとすれば、今言ったように、では旧村上病院の跡地はどうするのか あるいはその新しい場所の社会資本整備も必要であります。莫大な金額がかかるかもしれません。そ れを村上の今の財政事情と勘案しながらやっていく必要もありますので、十分に検討をしながら、将 来の村上市の財政運営に禍根を残さないそういうような体制をつくった上での新築に取りかかってい く必要があるということを厚生連のほうにも十分に理解をしていただきながら今進めていると、そう いうことでございますので、お願いをしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) そうしたら、市長、その厚生連とのそういう話し合いの期日なんかはもう 決まっているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 話し合いの期日といいますと、例えば今話し合い進めているのは、村上市役 所内にプロジェクトチームをつくって、副市長が座長でやっておりますし、村上厚生連側には新築の 準備室が立ち上がっておりますので、そこと連絡をとりながら今いろいろな話し合いをしているとい うことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) それでは、副市長さんにお伺いしますが、12月議会では市長は旧ジャスコ 跡地を再度建設用地としては考えにくいという答弁をいただきましたが、29日の代表質問の中で副市 長は現在地を含めて4カ所を考えているという答弁がありましたが、何か進展あったからの答弁でし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私どもも村上市の課長級におきまして、支援検討プロジェクトチーム をつくって今まで検討してきました。その中で、先般2月の16日に私どものプロジェクトチームと病 院側の検討委員会、それとUR都市機構ということで、前の独立行政法人都市再生機構さん、それら を招いてちょっと勉強会をさせていただきました。今のジャスコ跡地が総合病院もまだまだそこにち ょっと何か補助を入れてその土地、汚染土壌の手当てはできない補助はないかというようなことで、 それらの話をさせていただいて検討をしているところであります。4カ所というものは、以前から指 定をしておいた中で、まだ村上病院側とすればまだそこに何らかの可能性があるのかなということで 勉強会をさせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) この1年間かけて検討した集大成が今の副市長さんの答えではないかなと 思うのですけれども、そうすると1年間かけても何にも進まなかったのでないかな、逆戻りしたので ないかなというのがみんな市民も考えているところで、もうあのとき聞いた時点の去年の今ごろは大 分盛り上がっていたのですけれども、さほど進展がなかったことにちょっと残念に思っております。   それで、また佐渡総合病院に行ってきたら、ばか感激してきたのでいっぱい言いますけれども、 佐渡総合病院は入院患者数のベッドが90%以上の回転率というのだろうか、それでもう新発田病院に 近いほど患者さんがいっぱい来るようになったそうです。だから、運営的にはとてもよくなっている というか、新しい病院が出れば、そういうふうに人は集まると思います。それですので、余り心配し ないで、市長さん早く建てたほうがいいのではないですか、どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 私心配しているのは、病院の患者の数がどうとかこうとかということを心配 しているのではございませんで、本当に新しい病院をつくるときにはどこが一番最適地なのだと。そ して、村上病院厚生連のほうで望んでいるようなものをかなえさせていくにはどうしたらいいかと。 そしてあるいはまた、今あるところ等をまちづくりの観点からどういうようなものを持ってきて再生 をしていったほうがいいのかあるいは今副市長言ったようなことも含めまして、そういうような行政 として責任のある結果を出していかなければならないということで非常に悩んでいるわけでございま すので、当然悩んでしかるべきだと思います。お金が幾らかかってもいいからやれという問題ではな いと思っておりますので、最善を尽くすにはどうしたらいいかというようなことを考えていますので、 早くやれ、早くやれという気持ちも、私も早くやりたいのです。やりたいけれども、そういうような やはり解決をしなければならない問題が数多くあるということでございまして、それを一つ一つ丁寧 に解決をしながら最終的な建設にかかっていかなければならない問題であるというような受けとめを しておりますので、ご理解をいただきたいと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 今本当に災害が多いですので、災害病院も時を待っていられなく整備しな ければならないと思いますし、本当にがん治療を受けている方は、手術は村上病院でやっても、本当 に治療には何年も新潟のほうに通わなければならないという不便さを感じております。   もうなぜかというと、急いでばかりいてもいろいろ考えねばならないことあるというのは私もわ かりますけれども、もう新発田病院が受け入れてくれられない状態にあるということも市長も十分承 知でしょうけれども、やはり命の問題ですので、いっときも早くやっぱり、それはわかっているとは 言うものの、だれかがまた催促しないと、市長早く腰上げてもらうようにもう言っているわけなので すが、どうぞよろしくお願いします。   そして、私も1つ、市長がいつも言っていますけれども、人口の減少、人口が減少していると。 7万人あった人口が6万7,000に減っていると。若者が定住しないのは何だかというと、仕事がない という。もし病院が新しくなれば、やはり何百人という雇用が生まれると思います。そして、ほとん どそこにつくのは若者だと思います。その若者も今の若い人は、一番考えているのは、医療の充実と 教育の充実だと思います。それさえ整って、そしてそこに何百人という雇用が生まれたならば、この 病院はいろんな意味、村上市にとっていろんな意味において本当に深い意味を持っていると思います。 若者定住のためにも1つの方策だと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全く同感であります。まず、若い人が住む条件として、まず安全、安心な地 域でなければならないと思っておりますし、また教育がしっかりとした地域、市でなければならない。 そして、医療が充実していなければ若い人たちは喜んで住めない、住んでいただけない土地であると いうことは十分に理解をしておりますので、それらの解決に向かっていきたいなと、そのように考え ておりますので、よろしくお願いをしたいと思っております。   また、機会あるごとに質問してください。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) たんびに質問していきたいと思います。毎回質問していて、やはりそうし ないと、市長が一歩でも早く腰上げてもらうようにお願いしたいと思います。   それで、市長は佐渡総合病院見に行く予定なんかはありませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 見に行く予定はないですけれども、大体わかります。新発田病院見ていても わかりますし、新潟市民病院も見ておりますし、大体新しいところというものはきれいで近代的で医 療機器がそろっている。当たり前の話なのです。だから、機会があったら見に行きたいと思っており ますが、今のところ予定はございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 村上市の命を預かっている市長でありますので、いっときも早い決断をお 願いしたいと思います。   それでは、次に日東道の件についてお伺いいたします。日東道の早期開通のために、市長は14日 の日に国土交通大臣にお会いになるという代表質問の中でお話がありました。きっと市長が行くこと によって時期は早まると思いますが、一番大変に思うのは、全線開通しても通過都市とならない魅力 ある地域づくりが大事だと思います。   その中で、先般市長が朝日に来たときにちょっとお話しになったのですけれども、みどりの里は 村上市の銀座だというお話をしていきましたので、「ああ、市長は大したものだ」と思いました。や っぱりみどりの里は、村上市の銀座になるのかなというふうに期待をしたのでありますが、ぜひその ためにはこの14日に行ったときにも市長さん大きな声で言ってほしいのですが、やっぱりみどりの里 まではもう開通しているわけだから、考えるのはこの先しか考えられないわけで、市長もさっきのこ とで観光ルートというものはいろいろ考えているとおっしゃいましたけれども、やはり総合的にやは り瀬波温泉と結びついた、瀬波温泉に泊まって村上市を全部行って買い物してみどりの里にお金をお ろすというそういうルートはいろんなルート市長もおっしゃったようにありましたのですが、そうい う面についてぜひ頑張ってきていただきたいと思いますが、市長いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 14日行ってきますけれども、国交大臣が会ってくれるか会ってくれないかは 別でありまして、行くのは国交省の国交大臣のところに行くわけでございますので、当然のことなが ら今朝日まほろばインターチェンジでとまっているというようなことでございまして、あそこにすべ て高速道路から乗り入れするわけでございますので、全くにぎわいを見せているというようなことで あるわけでございます。その先について、これから延伸をすることによって、災害時あるいは緊急医 療時等について当然ネットワークが必要でありますので、努力をさせていただきたいと、そのように 考えております。   そして、その先全線開通したら、やはりどのインターでおりてどこの施設に行くか、行きたくな るのかというようなことを思わせるような、そういう施設づくりがこれから非常に大切になってくる というようなことでありますので、私どももそういうようなことを地域の皆さんに訴えながら、魅力 のあるハイウエイオアシスあるいはそれに類したものをつくっていかなければならないのだよという ようなことをお願いをしてまいりたいなと、そのように考えているところでございます。   いずれにいたしましても、非常にこれから早い時期に全線開通に向けた動きになるのではないか なと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) それと、あそこには広大な土地があります。現在のところよりも奥のほう がずっと広いのです。市長も念願であったクラインガルテンも全部の希望者があったりして盛況にや っているのですが、そのことしの状況とかについて商工観光課長さんにお伺い、どんな状況だったの でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(本間誠一君) クラインガルテンは、18施設で営業しておりますし、今新年度に向 けて希望をとっているところでございまして、現在で16施設の要望が来ていると聞いております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) では、ことしは現状維持でいくということなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(本間誠一君) 経営の計画は、指定管理をしておりますので、クラインガルテンの 経営は計画どおりやっていこうと思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 商工観光課長さんにお伺いしますが、指定管理になったみどりの里につい てどういうことを期待しておりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) これから(株)まほろばが4月から指定管理を受けていろいろやっ ていくわけでありますけれども、今以上に物産の販売を強化してもらうということ、それからお客様 に対しても大いに誘客、宣伝をしていただいて、本当に市長先ほど申し上げましたけれども、今もそ うなのでありますが、もう村上市内の物産があそこにほとんど集中して、そこに行けば何でも買える というようなさらなる状況にしていけばいいかなというふうに思っておりますので、そんな形で大い にそこがにぎわいをさらに持てればいいかなというふうに期待しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) どうもありがとうございます。   ぜひみんなで頑張って朝日みどりの里のにぎわいが村上市のにぎわいとなるように頑張っていた だきたいと思います。   それでは、3項目めの公共交通体系の運行事業でありますが、私の考えが間違っていたのか、も っと運行便というものは自由に何ぼでも出してくれるのかなと思ったら、市長あれですよね、村上病 院から12時に1便しか出さないという、私聞き漏らしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) 朝日地区の乗り合いタクシーについては、24年度初めてですし、今 後の状況を見るためにも、スタートは12時の1便の送り、帰宅対応ということで考えておりますし、 答弁にもありましたように、その利用状況等を見て便数をふやす等の考えはございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 4月からということですけれども、今3月ですよね。だけれども、意外と 知らない人が多いと思うのです。私もだれに聞いても、タクシー出るのだなどということはわからな い人のほうがほとんどですけれども、もうちょっと利用する人はほとんど老人会の皆様だと思うので すけれども、そういうところへの周知も徹底すべきだと思いますが、どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) ごもっともだと思います。まず、今時点でもう村上総合病院に職員 が行って、そういう朝日地区の乗り合いタクシーを運行する予定ですよというようなことは話をして おりますし、また各集落単位のチラシ、その集落によって料金も違ったり、時間が違ったりしますの で、そういうその集落向けの専用のチラシをつくって配布する予定ですし、告知端末等もございます し、いろいろとそういう集落の高齢者が集まるようなときをねらってPRしたりする予定でもござい ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 料金というものは、大体どのように設定、バス料金と同じぐらいで運行で きるということですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) これも先ほど市長答弁にもありましたように、1キロ100円という ことでございますので、朝日地区におきまして遠いところ2,200円ほどかかるようなところございま すけれども、そんな状況です。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) いや、12時に1便で多ければ増便しますよという課長さんのお話ですけれ ども、ほとんどが老人の方だと思うのですけれども、呼ぶ方法も何にもわからないと思うのです。自 分が利用したくてもどこに何でどう利用するか、そういうものを私でさえもなどというと大変あれな のですけれども、私でもわからないのですけれども、そういうものを集落にみんな配ればわかると思 うのですけれども、村上総合病院からというものはそれはわかるのだけれども、それでも先回の説明 の中で民間の病院からも乗られるみたいなことをおっしゃっていたのですけれども、それは違うので すか。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) これは、あくまでも市の活性化協議会で実証運行するというものは、 村上総合病院から村上駅からの帰宅対応ということになりますし、確かにおっしゃるとおり高齢者が 対象ですので、きめ細やかなPRは必要だと思いますので、今現時点でも村上総合病院に出向きまし ていろいろそのきめ細かな聞き取りとか今の朝日地区の予定だとか、そういうことを話をしておりま すし、また今後引き続き〔質問時間5分前の予告ブザーあり〕PR、きめ細かなPRをしていきたい というふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) そうすると、今のところ村上病院が中心でございますので、村上病院のど なたかが、わからないから聞いているのですけれども、呼んで、そうするとタクシーが来るというこ とに、そういう方法に。まず、患者さんがタクシーで帰りたいのだけれどもとかとその窓口に言えば 乗られるということですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 自治振興課長。 〇自治振興課長(板垣純一君) 時間になれば運転手さんがその待合室とかあの辺に行って、運転手 さん着ているものもピンクの目立つユニフォーム着ていますし、ジャンボタクシーがほとんどだと思 いますけれども、ジャンボタクシーにも表示してございますし、運転手さんが待合室に行って、「こ れから出発しますよ」というような呼びかけをして高齢者の方が利用できるように、乗りやすいよう にPRをしていくという形をとっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 鈴木いせ子さん。 〇2番(鈴木いせ子君) 若い人でもわからないような今の状況でありますので、ぜひ本当にみんな にわかるようにきちんと説明していただければ、集落の方に説明していただければありがたいなと思 います。   では、これで私の一般質問を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 今質問終わりましたけれども、今農林水産課長から発言を求められておりま すので、そのままお待ちください。   農林水産課長。 〇農林水産課長(本間誠一君) 先ほどクラインガルテン朝日夢農園の件について、指定管理という ような言い方したと思いますが、指定管理ではなくて、組合委託の管理でございまして、都岐沙羅 パートナーズセンターに管理を委託していると、そういうことで訂正お願いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) これで鈴木いせ子さんの一般質問を終わります。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 本日はこれで散会いたします。   明日は午前10時から一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   長時間大変ご苦労さまでした。           午後 3時44分  散 会