平成24年村上市議会第1回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成24年3月22日(木曜日) 午後1時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  諸般の報告                                    第 3  請願第1号 公的年金の改悪に反対する意見書の採択を求める請願           第 4  議第24号 損害賠償の額を決定し和解することについて               議第25号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                   議第26号 村上市地域コミュニティセンター条例制定について                 議第27号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について                          議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第29号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について               議第30号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について               議第31号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について              議第32号 多目的研修集会施設設置事業分担金徴収条例を廃止する条例制定について       議第33号 山北町集落集会施設建設事業の分担金徴収条例を廃止する条例制定について      議第34号 市有財産の譲与について                             議第35号 市有財産の譲与について                             議第36号 市有財産の譲与について                             議第37号 市有財産の譲与について                             議第38号 市有財産の譲与について                             議第39号 市有財産の譲与について                             議第40号 市有財産の譲与について                             議第41号 市有財産の譲与について                             議第42号 市有財産の譲与について                             議第43号 市有財産の譲与について                             議第44号 市有財産の譲与について                             議第45号 市有財産の譲与について                        議第46号 市有財産の譲与について                             議第47号 市有財産の譲与について                             議第48号 市有財産の譲与について                             議第49号 市有財産の譲与について                             議第50号 市有財産の譲与について                             議第51号 市有財産の譲与について                             議第52号 市有財産の譲与について                             議第53号 市有財産の譲与について                             議第54号 市有財産の譲与について                             議第55号 市有財産の譲与について                        議第56号 市有財産の譲与について                        議第57号 市有財産の譲与について                        議第58号 市有財産の譲与について                        議第59号 市有財産の譲与について                        第 5 議第60号 村上市墓地等の設置場所及び構造設備の基準に関する条例制定について        議第61号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                  議第62号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について             議第63号 村上市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定について           議第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 6 議第68号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例制定について         議第69号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について          議第70号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について         議第71号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について                議第72号 村上市立図書館条例の一部を改正する条例制定について               議第73号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第74号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第76号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第77号 公の施設に係る指定管理者の指定について                     議第78号 公の施設に係る指定管理者の指定について                第 7  議第79号 市道路線の認定について                             議第80号 市道路線の変更について                             議第81号 市道路線の廃止について                             議第82号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について                議第83号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について          第 8  議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)                 議第85号 平成23年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)         議第86号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)            議第87号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4号)             議第88号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)       議第89号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)            議第90号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)           議第91号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第92号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)        第 9  議第11号 平成24年度村上市一般会計予算                         議第12号 平成24年度村上市土地取得特別会計予算                     議第13号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第14号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第15号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第16号 平成24年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算                議第17号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第18号 平成24年度村上市介護保険特別会計予算                     議第19号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計予算                 議第20号 平成24年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第21号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第22号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第23号 平成24年度村上市上水道事業会計予算                 第10  議第93号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第15号)            第11  議第94号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)        第12  議員発議第5号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の一部              を改正する条例制定について                    第13  地域医療等に関する調査について                          第14  議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について       第15  議員発議第2号 公的年金の改正に反対する意見書の提出について           第16  議員発議第3号 TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める意見書の提出について   第17  議員発議第4号 永年在職議員表彰決議            第18  閉会中の継続調査について                             第19  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   12番   川  崎  健  二  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門   君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        監 査 委 員    種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は26名です。定足数に達しておりますので、これから 本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。   なお、本日の議事日程については、本会議前に開催した議会運営委員会において、議第34号から 議第59号までの議案については、いずれも各集落の集会施設に係る市有財産の譲与についての件であ りますので、平成20年第3回定例会の例にのっとって、起立により一括採決することとしたほか、議 員発議第4号の表決の方法については、単独簡易によることといたしましたので、ご了承ください。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、8番、小杉和也君、27番、大滝久志君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 大変ご苦労さまでございます。諸般の報告について申し上げます。   今定例会初日の本会議においてご報告いたしました報第2号の損害賠償の件及び平成21年度の支 払い遅延の件、合わせて2件の事案に関し、関係する職員に対する処分を決定いたしましたので、ご 報告いたします。   処分の内容についてでありますが、当時の担当職員を減給10分の1、二月、担当課長を減給10分 の1、一月、当時の担当係長を戒告、課長補佐を文書による厳重注意といたしました。   本件に関する関係職員の処分については、私から職員懲戒審査委員会に諮問し、同委員会では村 上市懲戒処分の指針に基づき審議を行い、その答申結果を踏まえて決定したものであります。今後こ のようなことが発生しないよう、改めて全職員に対し、文書による注意喚起を行うとともに、特に管 理職に対してはチェックを怠ることのないよう強く訓示したところであります。   なお、このたび市が遅延損害金2万6,499円を支払わなければならない事態を招いたことに対し、 去る3月8日、関係する職員4人から市に全額弁済の申し出があり、既に納付を受けておりますので、 申し添えておきます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今その職員の処分と延滞金に関しては、3人で今支払われたということを報 告受けたわけでありますが、今後こういうことは当然あってはならないことであります。ありますが、 今後そういった内容の規定とか、こういう範囲とか、そういったものに関しての協議というのは、今 回その中ではなされたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今回の職員懲戒審査委員会につきましては、今までどおり村上市懲戒 処分の指針に従いまして検討をさせていただきました。その中で、いろんな事例があるものですから、 同一の事例というのはほとんどないというような現状であります。そういう中で、類似した案件につ いて、そういうことをいろいろ全国から調べさせていただいて決定をした次第であります。そういう ことで、今後もそういう類似する例について検討をして、処分を適正にいたしていきたいと、そのよ うに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、今回の事件といいますか、今回の賠償につきまして、20年、21年と いう古い、前の事柄が今になって発覚しているわけでありますが、なぜその課の内部で、例えば予算 書にも提案がされているレンタルスキーであるとか、そういったものに関しての支払いが未納であっ たということが、なんでずっとわからずにこうなっているのかというのが不思議でしようがないわけ でありますが、その辺の経緯はちゃんと調べたというか、どのような状況だったのかわかりますでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) 今議員がおっしゃられた21年度と22年度という2件の支払い遅延になり ます。   本人当該の担当職員に対しまして、その事情聴取をさせていただきました。いわゆる個人、本人 が抱え込んでしまったということで、いわゆる上司との連携がうまくなかったということと、いわゆ る支払いが出納整理期間を過ぎてしまったということで、自分で持ってしまったということで、その 上司への報告を怠ったというようなことで、上司についてもその部下からの報告を待つ一方で、自分 からみずからの指示を行わなかったというようなもろもろの経過が事情を聞かせていただきましたの で、それらについていわゆるコミュニケーション不足ということと、いわゆる報告、そういった復命 等が十分になされていないというような事情が判明いたしましたので、このような形にさせていただ いたわけでございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第3 請願第1号 公的年金の改悪に反対する意見書の採択を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第1号 公的年金の改悪に反対する意見書の採択を求める請 願を議題といたします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) 皆さん、ご苦労さまでございます。ただいま上程されており ます請願第1号 公的年金の改悪に反対する意見書の採択を求める請願は、去る3月12日の市民経済 常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員の補足説明を求めた後、審査に入りました。   慎重審査の結果、願意妥当であるという意見もあり、その後討論を求めましたが、討論もなく、 起立採決の結果、起立全員による請願第1号は採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第1号を起立により採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。   本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第1号は採択することに決定しました。                                              日程第4 議第24号 損害賠償の額を決定し和解することについて          議第25号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について              議第26号 村上市地域コミュニティセンター条例制定について            議第27号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について                議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て                                  議第29号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定について          議第30号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について          議第31号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について         議第32号 多目的研修集会施設設置事業分担金徴収条例を廃止する条例制定            について                               議第33号 山北町集落集会施設建設事業の分担金徴収条例を廃止する条例制            定について                              議第34号 市有財産の譲与について                        議第35号 市有財産の譲与について                        議第36号 市有財産の譲与について                        議第37号 市有財産の譲与について                        議第38号 市有財産の譲与について                        議第39号 市有財産の譲与について                        議第40号 市有財産の譲与について                        議第41号 市有財産の譲与について                        議第42号 市有財産の譲与について                        議第43号 市有財産の譲与について                        議第44号 市有財産の譲与について                        議第45号 市有財産の譲与について                   議第46号 市有財産の譲与について                        議第47号 市有財産の譲与について                        議第48号 市有財産の譲与について                        議第49号 市有財産の譲与について                        議第50号 市有財産の譲与について                        議第51号 市有財産の譲与について                        議第52号 市有財産の譲与について                        議第53号 市有財産の譲与について                        議第54号 市有財産の譲与について                        議第55号 市有財産の譲与について                   議第56号 市有財産の譲与について                   議第57号 市有財産の譲与について                   議第58号 市有財産の譲与について                   議第59号 市有財産の譲与について                   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第24号から議第59号までの36議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議長あ て審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第24号から議第59号までの36議案 について、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   去る3月8日午前10時から第1委員会室において、委員6名、副市長、担当課長、担当職員、議 会事務局長出席のもと総務常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第24号 損害賠償の額を決定し和解することについてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、事故発生時の職員の職員の配置等はどのようなものであったかとの質疑に、当日は利 用者が13名、職員は7名おりましたが、そのうち介護職員1名と看護職員1名の2名でホール内の13 名の利用者の世話に当たっていました。他の職員は、当日の入浴等のサービスの準備に当たっていま した。ベッドを利用される方もおられ、1人はその方の世話、もう1人はほかの方の世話に当たって いましたが、たまたま事故発生時には2人ともけがをされた方に背中を向けていた状態の中で転倒事 故が発生したものですとの答弁でした。   委員より、事故に遭われた方は現在どのような状況かとの質疑に、事故前と同様、週4回利用さ れていますとの答弁でした。   委員より、施設の中には指定管理で運営されているところもあるが、ゆきわり荘は直営での運営 かとの質疑に、現在は直営で運営しているが、25年4月からは指定管理での運営を準備していますと の答弁でした。   委員より、指定管理で運営されている施設では、けがや賠償などはどのようになっているのかと の質疑に、指定管理での運営ではけがや賠償について、その事業者で対応していますとの答弁でした。   委員より、この事故の後、施設の設備や職員の指導などで大きく変えたところはあるかとの質疑 に、設備等で変えたところはないが、事故後の対応を職員で対策、検討を進めていますとの答弁でし た。   意見より、事故発生から和解成立まで約1年かかっているが、このくらいの時間がかかるものか との質疑に、入院、加療、その後の通院などで、和解成立までかなりの時間がかかったとの答弁でし た。   委員より、賠償額125万7,000円の内訳はとの質疑に、治療費関係で85万7,000円、慰謝料で40万 円ですとの答弁でした。   委員より、慰謝料の40万円は妥当な金額かとの質疑に、治療費の50%相当額を提示させてもらい ましたとの答弁でした。   委員より、事故発生から約1年、和解が成立し、損害賠償の金額が確定してから、初めて議案と して出されるが、事故やトラブルが発生した際、可能なものは事前に情報として所管の委員会なりに 示せないものかとの質疑に、今までは金額も少額で軽症のもので、市長の専決で処理してきたが、今 回のようなケースは今後もあり得ることであり、何らかの形で議会に知らせる配慮をすべきと考えて いますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第24号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第25号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とし、担当課長の説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回提案の3地区については、20年から23年度までも簡易水道事業をやってきて、24 年度以降の計画は新たなものでないと理解してよいのかとの質疑に、提案の3地区は簡易水道事業を さらに充実したいものが1地区、2つの簡易水道事業を統合して1つの事業とするもの、簡易水道か ら上水道と統合するものの3つの計画であり、統合事業等については、今回初めて提案するものです との答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第25号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第26号 村上市地域コミュニティセンター条例制定についてを議題とし、担当課長の 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この条例制定は指定管理を前提としたものかとの質疑に、市の直営であり、指定管理 を前提としたものではないとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第26号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   続いて、議第27号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部を改正する条例制定について、議第28号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制 定については、それぞれ担当課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りましたが、いずれも質疑な く、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第27号、議第28号は原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   続いて、議第29号 村上市特別会計条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、附則でみどりの里特別会計の廃止の際、同会計に属する債権債務及び財産は、一般会 計に帰属するものとするとあるが、これに該当するものはあるかとの質疑に、債権債務はないが、特 別会計で購入したものが財産となり、必要なものについては一般会計に帰属する手続を行うことで終 了となるとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第29号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   続いて、議第30号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について、議第31号 村上市 消防手数料条例の一部を改正する条例制定について、議第32号 多目的研修集会施設設置事業分担金 徴収条例を廃止する条例制定について、議第33号 山北町集落集会施設建設事業の分担金徴収条例を 廃止する条例制定について、それぞれ担当課長に説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質 疑なく、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第30号から議第33号の4議 案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第34号から議第59号までの26議案については、いずれも市有財産の譲与についてであ り、これを一括議題とし、担当課長に説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回譲与する26施設の中には、建設後相当期間経過しているものもあると思うが、修 理、修繕等の必要な物件はどうなるのかとの質疑に、個別の具体的な修理箇所等についての検討はし ていませんが、市独自の補助金制度があり、これらを活用することになるとの答弁でした。   委員より、これからも順次条件を満たす施設を地縁団体に譲与することになると思うが、いつご ろをめどに譲与するのか、移譲するのかとの質疑に、現在61施設あるが、今回の26施設移譲すると、 残りは35施設となる。補助金、起債等が残っていて移譲できないものがあり、条件をクリアしたもの から相手方と協議して譲与することとなるとの答弁でした。   委員より、今回譲与するものと同じような集会施設等で無償で譲与されたものと、市有地である ことから有料となっている施設との整合性からして、まずは有料化をやめるという考えはないかとの 質疑に、市有財産の貸し付けについては、個人に貸しているものもあり、無料とする考えはないが、 公共的なものについては、できるだけ地元の要望を入れながら進めていく方針ですとの答弁でした。   また、委員より、集会施設等にはさまざまな形態、経過のあるものがあり、格差や疑問の生じな いよう十分検討して進めてほしい旨の要望がありました。   以上で質疑を終結し、26議案を一括して討論を求めたところ、賛成の立場での討論が1件ありま した。   議第34号から議第59号の26議案について、一括して起立採決の結果、起立全員で議第34号から議 第59号までの26議案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) どうも委員長、お疲れさまでございます。   今議第34号から議第59号までの市有財産の譲与についてでありますが、今までの例でございます と、例えば町内にあります集会施設、集会所でありますとか、公会堂、公民館なるものは、大体指定 管理で今来ていたような気がしたのですが、今回はこのように市有財産の譲与ということになってお ります。そのことにつきましては、何かご協議ございましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) 指定管理の関係の議論はございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ないということでありますと、その指定管理の場合は市が所有したまま、そ の管理をその町内の代表者である方を代表として、その町内に指定管理をするものでありまして、譲 与となればその町内のものに今後はなってしまうわけであります。例えばその場所によっては、その 集会施設の前の道路もしくは駐車場がその土地、建物自体は市の財産であったとしても、道路が私有 地であったり、私道であったりする場合があります。今まで除雪等に関しては、そこの集会所がある からということで除雪も行っていたわけですが、このようにもし譲与という形になった場合に、そう いった今後道路に関しては、除雪作業等とか今後のそういう規定等について、何やら問題生じるとか、 そういった議論もありませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) 確かに同じような集会施設の中にはさまざまな形態、さまざまな 経過を持った施設があるという話は委員の中からもありましたし、今後その周辺の道路整備、除雪だ とかそういったところまではいきませんけれども、ただこれらの譲与だとかとなったときに、ほかと の整合性というのですか、格差、矛盾が生じないようにというような要望、意見というのはありまし たけれども、具体的なそういうところまでは議論の中にはなかったと思います。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第24号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第24号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第25号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第26号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第26号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第27号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第27号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第28号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第28号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第29号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第29号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第30号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第30号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第31号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第31号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第32号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第32号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第33号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第33号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第34号から議第59号までの26議案を一括採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第34号から議第59号までは26議案はいずれも委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第60号 村上市墓地等の設置場所及び構造設備の基準に関する条例制定に            ついて                                議第61号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について             議第62号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定について        議第63号 村上市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定について      議第64号 公の施設に係る指定管理者の指定について           議第65号 公の施設に係る指定管理者の指定について           議第66号 公の施設に係る指定管理者の指定について           議第67号 公の施設に係る指定管理者の指定について           〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第60号から議第67号の8議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) 市民経済常任委員会に付託されました上程されております議 第60号から議第67号までの8議案について、その審査の概要について報告いたします。   去る3月12日、13日の両日、市民経済常任委員会を開催いたしました。   初めに、議第60号 村上市墓地等の設置場所及び構造設備の基準に関する条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、県から市に移譲になった経緯はどのようなことからかとの質疑に、第2次一括法成立 制定によって、地方に権限を移す必要からですとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第60号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   次に、議第61号 村上市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、この改正で本市でも適用される方はいられるのかとの質疑に、今回の改正ではいませ んとの答弁でした。   その他質疑もなく、質疑を終結し、討論もなく、採決の結果、起立全員で議第61号は原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第62号 村上市集落集会施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、今回のこの条例を特に今出さなければならない理由はとの質疑に、新年度からこれを 適用していきたいことからお願いするものであるとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第62号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   次に、議第63号 村上市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、金額を定める基準などはどのようにしていたのかとの質疑に、面積により区分させて いただきましたとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第63号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   次に、議第64号 公の施設に係る指定管理の指定についてを議題とし、担当課長から説明を受け た後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第64号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第65号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、使用料をいただいているとのことですが、運営も厳しいようですが、今後の考え方は との質疑に、管理者からも要望がありますので、今後検討していきますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第65号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   次に、議第66号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第66号は原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第67号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明をう けた後、質疑に入りました。   委員から、3年に指定管理期間をしたのはとの質疑に、組合の高齢化や収入が減っているので、 運営条項を見据えて今回3年にしてもらいましたとの答弁でした。   委員から、施設が大分たっていますが、大きな修繕はないのかとの質疑に、今のところは特にあ りませんとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第67号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第60号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第60号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第61号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第61号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第62号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第62号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第63号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第63号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第64号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第64号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第65号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第65号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第66号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第66号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第67号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第67号は委員長報告のとおり可決されました。           〔賛成者起立〕                                              日程第6 議第68号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例制定について    議第69号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について     議第70号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について    議第71号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について           議第72号 村上市立図書館条例の一部を改正する条例制定について          議第73号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第74号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第76号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第77号 公の施設に係る指定管理者の指定について                議第78号 公の施設に係る指定管理者の指定について           〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第68号から議第78号までの11議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第68号から議第78号までの11 議案については、その審査の概要と経過について主なものをご報告申し上げます。   まず、議第68号 村上市精神障害者地域活動支援センター条例を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、この施設の利用状況はとの問いに、この施設は広域事務組合時代の平成2年に開設さ れ、定員は20名であるが、若干であれば定員枠を超えてもよいということで、現在24名の登録があり、 軽作業を行い、社会復帰を目指しているとの答弁でした。   委員から、この条例の12条の2番に指定管理の可能性もあると書いてあるが、このような精神障 害者支援センターの施設で、指定管理をしている事例はあるのかとの問いに、将来的に指定管理も可 能であるとの意味で条項に記載させていただいた。また、指定管理している施設としては、市内には 山北地区のぬくもり工房という施設があり、またほかに村上地区でははまなす病院にある地域支援セ ンターはまなすに業務を委託しているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第68号 については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第69号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定を議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員から、この介護保険の計画は40歳から65歳未満が第2号被保険者、そして65歳以上が第1号 被保険者ということであるが、1割の利用者が負担する残りの9割の保険料を、65歳以上の第1号と 第2号被保険者と公費が半分ずつ負担するというのがこの保険制度であるが、インターネット等で調 べるとほとんどのところが40歳から65歳未満の第2被保険者が30%で、残り65歳以上の第1号被保険 者が20%の割合で負担することとなっているが、当市の場合は第4期の第1号被保険者の場合は20% だったのが、第5期には21%になっているのはなぜかとの問いに、人口割合で計算するので、第5期 の場合は40歳から45歳未満と65歳以上の人口割合において、65歳以上の割合がふえたことによるため であるとの答弁でした。   委員から、今後市では在宅介護への方向を強く打ち出す必要があると思うが、そのための施策と してどのような取り組みをしているかとの問いに、要介護状態の方に対して、訪問介護などを取り入 れて予防を強化した予防事業の取り組みを考えていきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第69号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第70号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定を議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、質疑を終結し、討論を求めましたが、討 論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第70号については、原案のとおり可決すべきものと決定い たしました。   次に、議第71号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、4つの分館にある図書室については機能しているのか。また、その図書室への増書は 行っているかとの問いに、今村上市には中央図書館、朝日分館、そして山北地区、神林地区、荒川地 区の公民館にそれぞれ図書室があるが、村上市の条例に定められている図書室はそこのみであり、こ こでいう4分館内にある図書室は、地元の方々が読書などができるスペースという位置づけであると の答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第71号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第72号 村上市立図書館条例の一部を改正する条例制定を議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、質疑を終結し、討論を求めましたが、討論 もなく、起立採決の結果、起立全員で議第72号については原案のとおり可決すべきものと決定いたし ました。   次に、議第73号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   この施設の指定管理期間を1年にしたのはなぜかとの問いに、期間を1年にしたのはこの施設内 にデイサービスセンターゆり花館と社協の山北支所の事務局の3者が同一の建物の中で運営されてい るので、一体的に管理運営することが適切であるということから、当初は3カ年で指定管理すること で検討されていたが、ゆり花会館の指定管理料の調整の中で、利用者が昨年の大震災の影響もあり、 入館が減ってきており、社協側から経営が不安定であるので1年間様子を見させてほしいとの申し出 があったことと、他のデイサービス7施設の関連も含めて1年間としたとの答弁でした。   委員から、この施設の24年の指定管理料は1,490万円となっているが、利用料は市の一般会計に 入っているのかとの問いに、この施設は併用型となっているので、利用料も指定管理料も施設側に入 っているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第73号 について原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第74号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員から、建物の建築年数などの施設状況については、まだ利用可能な状況であるかとの問いに、 この神林いこいの家は平成12年に改築工事を行っており、その後生活支援事業を中心に委託事業を受 ける形となり、現在の利用状況となっているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第74号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第75号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員から、この鍛冶町のコミュニティデイホームは旧村上市時代には補助金の関係で身体障害者 の方が雇用となっていたと思うが、指定管理者に移行された場合は、その方の雇用についてはどのよ うになるのかとの問いに、当時介護保険の関係の補助金を受けて、1,147万4,000円の工事費で改修し たが、雇用についての制限はなかったが、障害者団体から要望があり、身体障害者の方を1名雇用し、 現在も雇用されている。しかし、指定管理後については指定管理者の判断となるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第75号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第76号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員から、この施設は公募によらない指定管理としてから何年たつかとの問いに、平成18年から であるとの答弁でした。   委員から、社会福祉協議会の事業内容について、社会福祉協議会のホームページによれば、社協 とは地域福祉を推進する中核的な団体として、だれもが安心して暮らせる福祉のまちづくりの推進を 図ることを目的とした団体で、社会福祉法109条に規定されていて、市民や社会福祉団体が参加する 公共性の高い非営利団体ですとなっていて、市民や企業から会費を納入してもらい、また行政から補 助金をもらいながらさまざまな福祉事業を行っている団体であるということであるが、それなのにこ の7施設の介護施設の事業が6億5,630万円の収入が上がってきていて、その72.65%が介護保険事業 である。新潟市では民業圧迫であり、分離する必要があるとの指摘を受けて、介護施設のあり方、研 究会が設立され、何度も協議された後、平成19年に分離されている収益があり、内部留保を8,000万 円も持ちながら、市民等から寄附を集めて民間ができる介護施設の運営を公募も社協が独占するよう なやり方はいかがなものか。民間企業も社協も含めて正々堂々と公募により、指定管理者としての選 定委員会がそのよしあしを判断すべきであると思うが、この件についてはどうかとの問いに、これら の施設の設立時には各市町村とも民間の事業者がなく、旧市町村で社会福祉協議会を立ち上げて運営 を開始したという経緯がある。最近は民間事業者も出てきて競争性があらわれてきているというのが 現状であるが、今後は指定管理事業者の公募の検討も含めて、可能性を探る意味で1年という期間を 設定したとの答弁でした。   以上で質疑を打ち切り、討論を求めたところ、1名の反対討論があり、ほかに討論はなく、起立 採決の結果、起立多数で議第76号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第77号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員から、理事職には定年制はあるのかとの問いに、社会福祉法人村上岩船福祉会理事の定年に 関する規則によると、理事は就任時において満年齢で75歳未満でなければならないこと。そして、任 期中に75歳を迎えた者は、その期間は理事として在任するものとする。ただし、在任期間は10年を超 えることはできない。任期期間中において10年を超えた者は、その期間を理事として在任するとなっ ているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第77号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第78号 公の施設に係る指定管理者の指定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。   委員から、この12施設の全部の指定管理料は幾らで、主な管理業務はどのような内容かとの問い に、平成24年度予算で2,229万8,000円である。主な業務は野外であれば草取りなどの環境整備、屋外 では施設管理などで、利用者の利用調整なども入っているとの答弁でした。   委員から、以前総合型スポーツクラブの方々と議員との懇談会があり、その席で今の指定管理料 での運営はとても大変であるとの発言があったが、市として今後これらの指定管理料について検討を 加える考えはないのかとの問いに、ご指摘の点は昨年度来事あるごとにご指摘、ご指導をいただいて いるところであり、昨年度から指定管理料の見直しをさせていただき、同時に今3つある総合型ス ポーツクラブへの事業の委託料についても、人件費を含めて見直しをしたところである。また、指定 管理期間についても、神林地区があと2年で指定管理が終わることもあり、それにあわせて3つのク ラブの期間を合わせるとともに、指定管理料も使用料も含めた併用型にしたいと考えている。また、 3つのクラブのネットワーク化を図り、財政基盤の安定化を図っていることを進めているとの答弁で した。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第78号 については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   ご報告は以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第68号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第68号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第69号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第69号 村上市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、反対の 討論を行います。   今回の条例改正は、第5期介護保険計画、平成24年度から26年度の3年間の保険料引き上げのも のであります。月平均4,200円から5,300円に引き上げになるものであります。所得段階的には第1段 階から第6段階までございますが、今申し上げました数字は標準的な第4段階の数字であります。村 上市の介護保険の実態、平成23年3月末、第1号被保険者、要支援から要介護度5までの方の合計は、 3,318人となっております。第2号被保険者は70人となっております。年金生活者のお年寄りは、年 金は減らされております、年々と。介護保険料は上がってきております。サービスを受けたくとも負 担が重く、大変だというお年寄りの声が非常に寄せられております。   村上市は保険料減免制度があるのですから、納付書に書き込むだけではなく、市民への周知にい ろいろと工夫するべき、努力するべきではないのでしょうか。22年度の実績、2人で1万7,000円、2 3年度の実績見込みも2人の1万7,000円という現状であります。500人もの特養待機者がいます。3 年間で58床の特養ホームのベッド増、根本的な深刻な問題は解決されるのでしょうか。デイサービス の現状、実態も十分つかんで、計画に反映されたのでしょうか。保険料を取られてサービスなし、介 護保険制度が導入されるときに、この言葉は毎日のように報道されておりました。まさにこの言葉が 現実となってきているのではないのでしょうか。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第69号をを採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第69号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第70号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第70号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第71号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第71号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第72号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第72号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第73号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第73号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第74号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第74号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第75号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第75号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第76号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第76号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第77号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第77号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第78号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第78号は委員長報告のとおり可決されました。   午後2時20分まで休憩します。           午後 2時08分  休 憩                                                        午後 2時20分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第7 議第79号 市道路線の認定について                        議第80号 市道路線の変更について                        議第81号 市道路線の廃止について                        議第82号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について           議第83号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第79号から議第83号までの5議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第79号から83号までの5議案 について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月16日午前10時から第1委員会室において、委員6名、副市長、担当課長及び担当職員、 議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第79号 市道路線の認定を議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りまし た。   委員より、私道に下水道工事が入る場合、当然これは私有財産なので問題が生ずると思いますが との質疑に、当然問題はありますし、そうした場合は個人と協議をしてから工事に入りますが、その 用地を占有という言葉を用いますが、無償で用地提供をしてもらうという答弁でした。   委員より、私道を市道認定する場合、一定の基準があると思うが、その要件とはとの質疑に、市 道認定の基準は道路幅が4メーター、長さが50メーターが基準で、舗装は認定要件になっていないと の答弁でした。   委員より、土橋線の場合、分譲地の8割くらいが売却できた段階で認定すべきではないのかとの 質疑に、開発行為という市の許可をもらって行っている工事ですから、終了とともに市に帰属します との答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第79号は可決すべきものと決定し ました。   次に、議第80号 市道路線の変更についてを議題として、担当課長から説明を受けた後、質疑に 入りました。   さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第80号は原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第81号 市道路線の廃止についてを議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入 りました。   委員より、今になってなぜこんな入り組んだ道路の廃止認定をするのですかとの質疑に、荒川地 域と胎内市にまたがる圃場整備が完了して、胎内市との境界協議が終了したためですとの答弁でした。   委員より、2つの自治体の住民が受益者となるこの圃場整備の事業主体は胎内市ですかとの質疑 に、そのとおりですとの答弁でした。   その他さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第81号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第82号 村上市営住宅の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第83号 村上市簡易水道条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第79号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第79号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第80号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第80号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第81号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第81号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第82号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第82号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第83号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第83号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)            議第85号 平成23年度村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)    議第86号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第87号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4号)        議第88号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)  議第89号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議第90号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第91号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第92号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第84号から議第92号までの9議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議案のうち、当委員会分の議第84号 から議第86号の3議案について、先ほど報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その審査 の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)について、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   主なものを報告いたします。   歳入では、委員より、イヨボヤ会館の入館料が約15%、680万円減と、予算からして大きく下回 ったが、この要因はとの質疑に、4月から7月までの入館者が大幅に落ち込みましたが、8月以降は 回復しており、大震災の影響と見ていますとの答弁でした。   委員より、雑入で前年度生活保護費の負担金として、国、県から約2,500万円、新規で受け入れ たが、生活保護の現状はどのようなものかとの質疑に、前年度一般会計で立てかえていたものを精算 により受け入れたもので、生活保護世帯は400名ほどとなっており、全国的にも同じ傾向で、十数% 伸びているとの答弁でした。   また、歳出では、委員より、繰越明許費の小学校施設改修経費で1億8,000万円ほど繰り越すが、 これはどこの分かとの質疑に、岩船小学校の耐震補強と大規模改修の工事が翌年度に繰り越すもので すとの答弁でした。   これで質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第84号の うち当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第85号 村上市土地取得特別会計補正予算(第1号)について、議第86号 平成23年度 村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)については、それぞれ担当課長の説明を受けた後、 質疑に入りましたが、いずれも質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第85号及び議第 86号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第84号 平成23年度村上市一 般会計補正予算(第14号)のうち、当所管分及び議第87号並びに議第88号の3議案について報告いた します。   初めに、議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)のうち当所管分を議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   第4款では、し尿処理の全地区委託について、第6款では三面左岸用水路改修事業負担金並びに 神納郷北部地区冠水防除事業負担金並びに岩沢耕作放棄地対策事業負担金について、第7款では雑煮 イベント企画実行委員会負担金について、第8款では都市公園一般管理費についてなどの質疑があり ましたが、いずれも担当課長より説明があり、ご理解をいただいた後、質疑を終結し、討論を求めま したが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第84号のうち、当所管分については原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第87号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4号)を議題とし、担当課 長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、燃料費や調理師・栄養士賃金などについて質疑がありましたが、担当課長より説明を 受け、ご理解をいただき、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第87号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第88号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当 課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、積算データ管理について、また集客数の質疑がありましたが、担当課長より説明を受 け、ご理解をいただき、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第88号は原案の とおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ございません。これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第84号 平成23年度村上市一 般会計補正予算(第14号)のうち当委員会所管分及び議第89号から議第91号までの3議案について、 先ほどの報告いたしました議案に引き続き審査をいたしましたので、その審査の概要と経過について 主なものをご報告申し上げます。   まず、議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)のうち、当委員会所管分の第3 款民生費について、委員から、福祉タクシーの利用者が100人もふえたということであるが、これは 利用者がふえた原因は、利用者がふえたのか、それとも制度が周知されたことによるものなのかとの 問いに、従来は1人1回の利用制限を設けていたが、23年度より利用制限をなくし、1人何回でも利 用することが可能となったためと考えられるとの答弁でした。   次に、第4款衛生費について、委員から、母子健康経費の里帰り出産妊婦健診健康診査費助成金 はどのようなところに使われるのかとの問いに、妊婦健診は妊娠してから出産するまでの間に、合計 で14回受けることになっているが、1回およそ5,500円前後かかるその経費を国と市で全額助成する ことになっている。そして、実家に帰ってお産をすることにしている方には、申し出をされた方の分 について、市が助成することになっているものであるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第84号 のうち、当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第89号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、国保が4月から値上げするわけだが、国の額の決定も含めて説明をお願いしたいとの 問いに、平成24年度の予算の見込みで説明しますが、税率改定時につきまして国庫支出金を21億1,00 0万円見込んでおりましたが、23年度の実績が現在19億2,000万円で、その差1億8,000万円の差です。 これは、基本的には医療費のかかった分の約50%を国、県が負担することになっておりまして、医療 費が減じられることによって、国庫支出金と県支出金の比例して減じられることになり、医療費が減 ってもなかなか黒字になりにくいという状況となっております。国民健康保険というものは大枠の中 でくくられており、いわゆる一般国保と退職者国保と、前期高齢者国保の3つに分けられており、大 半を占めているのは65歳から74歳までの前期高齢者国保というものでありまして、前期高齢者国保は 国、県の支出ではなくて、支払基金から交付をされるのが大半であります。前期高齢者にかかる医療 費がふえ続けていますので、1億1,000万円ほど増額の見込みであります。そして、その他の収入と 保険税が若干減じていますので、収入としては保険税率改定時に比べて1億7,300万円ほど減額にな る見込みであります。   それに対して、支出ですが、医療費も国のほうの指針で24年度の試算をしていますが、国のほう 自身が全国的に医療費が減じているということで、1つには東日本大震災によって、東北3県の医療 費が減じたことによって、村上市のほうでも村上総合病院などに対して長期投与の部分で医薬品の投 与に対して制限が加えられました。医薬品についても、従来は1カ月単位での調剤であった医薬品が、 診療方針の改定で3カ月ごとの長期投与が認められ、3カ月病院に行かなくてもよいというようなこ ともあり、医療費が減額し、2億7,000万円ほど税率改定時の見込みよりも減じています。しかし、 それとは逆に高齢者の医療費はどんどん増加していますので、後期高齢者支出金が5,700万円、介護 納付金が5,900万円ほどふえています。これは23年度の実績の算出金の中でもふえております。高額 医療にかかわる部分の共同事業拠出金もふえており、ほぼ2,000万円ふえていますので、国庫の支出 金としては1億6,661万3,000円の減になっていますが、歳入のほうも1億7,300万円の減になってい ますので、おおむね個別の部分でいけば、増減はありますが、全体的な差し引きからいけば、税率改 定時の見込みとさほど差はないといえます。非常にわかりにくい国保の仕組みとなっていまして、一 般的には医療費が10%減ずれば黒字になると思われがちですが、医療費が減ると逆に国、県の補助金 が減ってくるという仕組みもあり、医療費が減った分だけでは黒字にならないという構造的な仕組み があり、苦慮をしています。   もう一点、23年度の県内の20市の税率順位ですが、村上市は1世帯当たりで11番目で、1人当た りにしても11番目となって、真ん中くらいの位置にあります。税率改定で村上市は所得のない方、ひ とり暮らしやふたり暮らしの少人数世帯に対して大きく配慮をしており、所得ゼロの軽減世帯の場合、 17位という低い位置にいますし、2人世帯の場合は他市で資産割を課税しているところもあるので、 それを考慮すると11位が18位、9位が11位となり、順位的にも対所得者に考慮した形になっていると いえますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第89号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第90号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、 起立採決の結果、起立全員で議第90号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第91号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当部長 から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、介護認定審査会経費だが、平成23年度1年間で介護認定を受けた人の人数は何人で、 その認定された方の中で要支援1、2から介護にシフトされた人数は何人かとの問いに、平成23年度 1年間で介護認定された方は3,738人で、そのうち今回要支援1、2から介護認定された方は73人で、 認定者数の5.8%に当たりますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第91号 については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。   ご報告は以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 委員長、どうもご苦労さまでございます。23年度の一般会計の補正予算の中 で、3款民生費のほうなのですが、この老人福祉センター寿山荘、老人ホーム、そして保育園の運営 経費というのは委員長の所管でよろしかったのですよね。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) はい。 〇3番(本間清人君) この中で、燃料費及び光熱費、これがほとんど追加予算で補正されてきてい ます。これにつきましての内容等について何かご協議ございましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 委員の中から1点だけ記憶にあるのが、なぜ上がっているの にかということで、燃料費の高騰のせいだというふうな答弁がありました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうしますと、この議案書は初日が2月28日招集でありますから、我々手元 に届くのは1週間前に届くわけです。そうすると、この作成やら何やらで理事者側はそういった内容 を盛り込むには、当然2月の初めもしくは1月中にはそういった所管で協議をされた上で、当然3月 の定例会であるからこそこの補正を起こしてきているのだと思うのですが、その協議の時期と、また 計算をして、当初の予算からやはりこのぐらい足りないのだよということで、当然のせてくるのはわ かるのですけれども、それで6月の補正なんかでは大体減額処分の補正のほうが多くなるわけですね。 その定例会に間に合わせるためには、ほとんど多分この1カ月前、もしくは以前からその所管の課で は当然燃料費、もしくはその光熱費に関して予算をオーバーするので何とか補正をお願いしたいと。 これは当然の筋道だと思うのです。その日程とか、その所管ではいつごろ協議したかなんていう内容 までは、では協議していなかったでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ご指摘の件については、協議をしておりませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第84号及び議第92号の2議案 について、先ほど報告した審査に引き続き行いました。その審査の概要と経過についてご報告申し上 げます。   初めに、議第84号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第14号)のうち、当委員会所管分を議 題として、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、公共土木施設災害復旧費が減額になっているのはなぜかとの質疑に、昨年の7月の豪 雨で荒川の烏川にかかる橋が崩落したため、当初災害復旧工事ということで、市のほうで予算組みを しましたが、烏川は県の管理になっていて、県が改修工事を進めていました。今橋をかけかえても、 県が再びそれをかけかえなければならなくなるので、県の改修工事にあわせて工事をしてもらうため に予算の減額があったものですと答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第92号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当課 長に説明を求めた後、質疑に入りました。   委員より、大川橋の改修工事に伴う下水管移設工事で、県からの補償金が1,700万円で、工事請 負費は3,200万、それに繰越明許費も発生している。この工事は来年度に行う工事で、なぜ今補正を 組む必要があるのか疑問に思うとの質疑に、この補償は昨年県からの依頼を受け、昨年の9月議会で 委託設計業務と工事予算を確保しておりましたが、その設計で県と協議を重ねると、工事箇所が海に 近いところから塩害の問題等でパイプのグレードを上げなければならない。パイプをステンレスにし て、それをFRPで保護するという工事なので、工事費が増額になり、補正をお願いするものですと の答弁でした。   委員より、繰越明許費5,500万がこの工事の予算となり、施工されるのでしょうかとの質疑に、 この移設工事の工事費は5,500万円となり、県の補償金は3,499万9,000円となりますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で議第92号は原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第84号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第84号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第85号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第85号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第86号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第86号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第87号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第87号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第88号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第88号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第89号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第89号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第90号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第90号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第91号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第91号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第92号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第92号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第11号 平成24年度村上市一般会計予算                    議第12号 平成24年度村上市土地取得特別会計予算                議第13号 平成24年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第14号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第15号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第16号 平成24年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算           議第17号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第18号 平成24年度村上市介護保険特別会計予算                議第19号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計予算            議第20号 平成24年度村上市下水道事業特別会計予算               議第21号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第22号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第23号 平成24年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第11号から議第23号までの13議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議案のうち、当委員会分の議第11号 から議第13号の3議案について、先ほど報告しました議案に引き続き審査をいたしました。その審査 の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第11号 平成24年度村上市一般会計予算のうち、当委員会所管分について担当課長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   主なものをご報告いたします。   歳入では、委員より、地方交付税で昨年比1億7,000万円の増を見込んでいるが、大震災復興等 の関係でむしろ減額されるのではないかとの危惧があるがとの質疑に、普通交付税については、県も 昨年どおりとの見通しであり、地方財政計画によれば昨年比0.5%の伸びが見込まれていることと、2 3年度実績等も勘案して計上したものですとの答弁でした。   歳出では、1款議会費で議員年金が昨年廃止されたが、共済会負担金が5,000万円計上されてい る。今後も共済負担金は続くのかとの質疑に、議員年金制度は昨年6月に廃止され、その後に任期満 了を迎える議会は一時金での受領か年金での受領かを選択できるが、ほとんどが一時金受注となって おり、多額の共済金支払いが必要となり、任期満了となる市に振り分けた金額です。年金での受給を 選択されたものについては、70年まで続くと見られており、それまでは金額はわずかだが、残ること となるとの答弁でした。   2款総務費では、委員より、協働のまちづくり事業には大いに期待しているが、必ずしも市民に 浸透していないのではないかとの質疑に、PR不足は否めないと思っており、市報で6月と11月と2 月か3月ころの年3回、8ページの特集号を発行したいと予算計上したところです。また、2月か3 月ころ各協議会の交流会も計画しているとの答弁でした。   9款消防費では、委員より、津波対策について、消防団に対しての指導はどのようにしているの かとの質疑に、海岸部の消防団には機会あるごとに津波対策について各分団、各班で検討してほしい ことと、訓練では消防団だけでなく、住民、自主防災組織も一体となった訓練をやってほしいとお願 いをしているとの答弁でした。   また、委員より、23年度予算と3.11発災後の24年度予算では、津波対策等防災面でどのように予 算上強化されたかとの質疑に、当初予算での比較はできていませんが、震災発災後、避難所計画の必 要性を強く感じ、早急に住民に行動指針を示したいと。ハザードマップの作成を6月補正でお願いし たところです。今後避難計画ができれば補正予算の中で取り組んでいきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第11号の うち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第12号 平成24年度村上市土地取得特別会計予算、議第13号 平成24年度村上市情報通 信事業特別会計予算について、それぞれ担当課長から議案の説明を受けた後、質疑に入りましたが、 いずれもさしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、いずれも起立全員で議第12号、議第13号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第11号のうち、当所管分につ いて及び議第14号について、その審査の概要について簡単にご報告させていただきます。   初めに、議第11号 平成24年度村上市一般会計予算のうち、当所管分について担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   歳入の1款で、法人税、固定資産税、たばこ税、軽自動車税、入湯税についてや収納率について、 11款では交通対策特別交付金について、12款で旅券交付事務負担金並びにごみ処理場運営負担金につ いて、13款で放置自転車等返還手数料並びに農業委員会諸証明手数料について、14款では循環型社会 形成推進交付金について、第20款で村上大祭臨時ごみ収集場使用料についてなどの質疑がありました が、担当課長の説明により、ご理解をいただきました。   歳出では、第2款で防災防犯対策費、口座振替手数料、防犯灯について、第3款で人権同和対策 費について、第4款で排水水路清掃等経費並びに荒川郷布設施設維持管理経費、自動車騒音常時監視 業務委託料並びにし尿処理設置管理運営経費、ごみ袋等取り扱い手数料について、6款で農地・水保 全管理支払い経費について、農業委員会の職員体制について、7款で町娘コンシェルジュ事業業務委 託料並びに企業誘致経費並びにみどりの里経費などについて、8款で公園費についてなどの質疑があ りましたが、いずれも担当課長の説明によりご理解をいただき、その後質疑を終結し、討論を求めま したが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第11号のうち、当所管分については原案のとお り可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第14号 平成24年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、索道施設変更許可申請書作成業務委託料や広告料についての質疑がありましたが、担 当課長の説明によりご理解され、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第14号 は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第11号のうち、当委員会所管 分及び議第15号から議第19号までの5議案は、先ほどご報告いたしました議案に引き続き審議をいた しましたので、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   まず、初めに議第11号のうち、歳入中の第12款から第16款及び第18款、そして第20款について担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、14款の1項2目の生活保護費負担金だが、今年度及び昨年度の生活保護世帯の数はと の問いに、23年度は326世帯で440人、22年度は295世帯で382人であり、世帯数で31世帯の増、人数で は58人の増となっているとの答弁でした。   それから、委員から、村上市には山北地区、村上地区、荒川地区の3カ所に土曜保育が開設され ているが、坂町保育園では神林地区の保育園児が来ているにもかかわらず、そこに顔見知りである神 林地区の保育士がいなくて、園児がなじめずに困っているとのことや、土曜保育開設地区の保育士だ けが負担となっている現状であるようだが、各地区に土曜保育を開設する考えはないのかとの問いに、 23年度は土曜保育開設地区に在住する保育士のみで対応してもらっていたが、それではなかなか大変 であるということでもあり、24年度の体制からは近隣在住の保育士にも担当してもらい、地元保育士 の負担軽減を図りたいとの答弁でした。   次に、歳出中の第3款民生費について、委員から、次世代育成支援行動計画策定経費が計上され ているが、これは旧村上市時代にも策定されたはずだが、当時各市町村でも行い、既に結果が出てい るのではないのかとの問いに、合併前はそれぞれの市町村で策定していたが、22年度から26年度の5 年間の中間の年にも当たり、計画の見直しをするためのものであるとの答弁でした。   委員から、緊急雇用創出事業の保育園支援は、臨時保育士の雇用だと思うが、臨時雇用は1年契 約であるが、保育士がちょくちょくかわることは園児にも大変迷惑がかかり、再雇用される率はどの 程度になっているのかとの問いに、率は出してはいないが、ほとんどの方が臨時として継続雇用され ており、長い人だと10年以上になっているとの答弁でした。   委員から、新設される荒川統合保育園の臨時職員の待遇については、一般質問でも考えていくと 市長答弁がありましたが、それらいつどのように検討していくのかとの問いに、保育園等施設整備計 画検討委員会は昨年の12月に設置をしたが、年度がわりということもあり、時期はまだ未定だが、新 年度に入ってから検討委員会を開催し、統合のあり方、指定管理のあり方、配置のあり方等について 審議をしてもらい、その中で臨時の方についても審議をしてもらう予定であり、市長答弁でも臨時の 方の待遇改善は早期に行うとしているので、早いうちに進めたいと考えているが、策定計画について は10月ころをめどに意見を提出してもらう考えであるとの答弁でした。   委員から、24年度から計画されている特養の58床であるが、新設されるのかどこかの施設に増設 されるのかとの問いに、今回の整備計画は29人の小規模特養を24年度と25年度にわたり、2カ所に新 設する予定である。しかし、設置場所についてはまだ未定であるとの答弁でした。   次に、第4款衛生費について、委員から、地域医療懇談会の委員構成と懇談会の傍聴は可能か否 かを聞かせてほしいとの問いに、メンバーは各市町村長と議会議長、病院長、医師会の代表者と住民 代表者から3名で成り立っている。また、懇談会は新聞記者の取材も可能なので、傍聴は希望すれば 可能ではないかとのご答弁でした。   委員から、休日診療所の運営について協力をいただいている医師や看護師の方から苦情や要望は 出ていないかとの問いに、看護師や医師の方の話を聞くために、何回か話し合いを持っている。円滑 に運営をする工夫をしているとのことだが、苦情という話は現段階では出ていない。病院との連携を とることが大切なことであるので、状況に応じて大きな病院との連携を速やかにとってもらっている と認識しているとの答弁でした。   次に、第10款教育費について、委員から、奨学金について、今年度は申請が53人との説明であっ たが、今年度は何人を採用することができるのかとの問いに、今月11日に選考委員会が開催され、そ こで選考条件の1つとなっている収入600万円以下、事業所得で400名以下等の条件の中で検討をし、 決定する予定であるが、例年だと条件から外れる人はそう多くないので、申し込みから大幅な減員に なるとは考えられないとの答弁でした。   委員から、保健体育総務費に関して、体育施設を利用して使用料をもらっているが、その利用者 の延べ人数を年代別の利用率で教えてほしいとの問いに、23年度の見込みで社会体育施設の利用者の 延べ人数は34万3,437人となるが、年齢別の利用者の把握はしていないとの答弁でした。   委員から、高齢者の利用に際して1日100円のところを、月単位だと900円にするなどの制度があ るとのことだが、詳しく説明してほしいとの問いに、この制度は高齢者だけでなく、利用者全員に対 してで、個人1回100円のところを、回数券だと11回で1,000円となり、定期券だと一月600円になり ます。定期券の場合は団体登録をすると8割減免になるとの答弁でした。   委員から、スクールガードリーダーについて、その活動の内容や人数、年齢等の採用規定はどう なっているのか。そしてまた、スクールリーダーの活動によって何が変わったのかとの問いに、活動 については小中学校の登下校時の安全管理や各学校での防犯管理に対する指導、助言をもらっており、 日々の活動内容を活動日誌によって報告され、それによって指摘されたことが学校教育課や他課にお いても可能な改善は対応をしている。また、採用に当たっては、できれば警察関係者や武道の経験の ある方で、できるだけ若い方が望ましいとは考えているが、平日の日中の業務であり、対象者はやは り現職を退職された方になっており、現在は警察官OB、教師のOB、そして牧師さんの3名にお願 いをしているとの答弁でした。   委員から、先日新聞で小学校の体育授業に地域総合型スポーツクラブの方々がスポーツ指導をし たと報道されていたが、このことにより、市民の方から本来であれば学校の教師が体育指導をするべ きで、スポーツクラブがその教師に対して指導すべきで、直接児童に対して指導することはいかがな ものかとの意見をお聞きしているが、これに関してはどのように考えているかとの問いに、報道され ていたのは文科省の補助事業で、十分小学校の体育事業に地域のスポーツクラブがサポートするとい う事業ですが、23年度の途中から導入された事業で、今年度は神林地区において試行的に取り入れま したが、24年度からは全市的に取り組みたいと考えている。指導者の活動の関係も出てくるが、将来 的な構想としては全市的な取り組みにしていきたいと考えている。また、この事業は小学校の体育に 対する事業で、小学校には体育専科の先生がいないので、例えば女性の高齢の先生が飛び箱や鉄棒な どの実技指導をすることが大変な場合があるので、その辺を社会体育の指導者が担うということであ り、今回神林地区で試行的に学校に派遣している人は、もちろん体育の資格を持っており、厚生労働 省の認定する健康運動指導士の資格を持っている指導者ですとの答弁でした。   委員から、小中学校の連携について、今全国では7割以上が推進をしていると言われているが、 村上市の取り組みはどうなっているとの問いに、村上市では郷育教育の中で、幼保小中の連携事業の 取り組みが行われておりますが、学校教育の中での三条市のような小学校と中学校の同一にするよう な話は教育委員会の中では現在のところ出ていないとの答弁でした。   次に、第2条第2表の継続費について、委員から、継続費と債務負担行為はどう違うのかとの問 いに、2つともとても類似点が多い制度で、簡単に説明させていただくと、継続費は予算としてしっ かりしたものであり、支出の権限、例えば年度ごとの予算額が付与するということで、形式的に歳出 予算に計上するもので、これに対して債務負担行為は支出の予想額、限度額とするが、これについて 表記して、将来的な支出の見込みをあわせて報告し、議会に予算としての承認を得るということにな っている。よく似た制度であるので、実際の運用については事業の性質によって選択していくことに なり、一般的には大きな工事、投資的な事業は継続費のほうを採用するということでありそれ以外の 一般的な複数年度にわたる契約については、債務負担行為を採用するということが一般的に行われて いるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第11号 のうち、当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。   次に、議第15号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、運営協議会についてだが、委員数と開催回数、そして協議内容についての問いに、委 員は12名で、委員会は年4回開催されるが、年によっては3回のときもあり、協議内容については、 大きなものは予算編成にかかわることについてであり、おおむね秋ごろの10月に翌年度の事業計画を 運営協議会に図り、事業の承認を得て予算編成にかかる。さらに、補正がある都度委員会に図り、議 会に報告をするものであるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第15号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第16号 平成24年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算を議題とし、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第16号につ いては原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第17号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。   特に質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第17号につ いては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第18号 平成24年度村上市介護保険特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を受け た後、質疑に入りました。   委員から、包括支援センターで採用している理学療法士の仕事内容について説明してほしいとの 問いに、2次予防事業として村上市でしゃっきり教室と湯ったり塾、神林地区では健康教室、また荒 川地区で元気のみなもと教室に対して出かけていき、一人一人に個別に指導したり、リハビリに行け ない方にはそこに出向いてリハビリの指導をしているとの答弁でした。   委員から、前回の介護保険の運営審議委員会でも、これからは包括支援センターでこのような活 動を強化していくとしていたが、臨時職員の理学療法士1人で村上市全域を回って、すべての職務を 全うできるのかを伺いたいとの問いに、現在理学療法士が地域を回ってかかわっているのは介護保険 を使っていない方や、難病で介護保険が該当しない方のみであり、周知の方法が不足なのかもしれな いが、今のところ1人で対応をできているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第18号 については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第19号 平成24年度村上市介護サービス事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説 明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、24年度から上海府デイサービスセンターには理学療法士を配置すると言われているが、 その予算はここの介護支援専門委員報酬と理解してよいのかとの問いに、このセンターの理学療法士 の経費については、介護保険特別会計の通所型介護予防事業経費の中の理学療法士賃金の604万2,000 円で2人分を計上しているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第19号 については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。   以上でご報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後3時35分まで休憩します。           午後 3時24分  休 憩                                                        午後 3時34分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されています議第11号及び議第15号から議第19 号までの審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   初めに、議第11号 平成24年度村上市一般会計予算のうち、当委員会所管分を先ほど報告いたし ました議案に引き続き審査をいたしました。   担当課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   最初は、歳入についての質疑を行いました。   委員より、市営住宅の滞納繰り越し分83万1,000円が予算計上されているが、例年並みの金額な のでしょうかとの質疑に、平成19年度が一番低い額だったのですが、安全率を見込んでこの金額にし ていますとの答弁でした。   委員より、公営住宅資金利子という項目があるが、資金はどれくらいの金額なのかという質疑に、 家賃の3カ月分で、現在2,000万強の資金を預かっていて、そのうち1,000万はゆうちょに定期預金し ていますとの答弁でした。   委員より、土木貸付金元利収入とは何のことですかの質疑に、旧山北町で行っていた住宅建設資 金貸付供託金のことで、現在5件の対象者がいますとの答弁でした。   委員より、住宅費委託金は家賃のどれくらいが交付されるのかの質疑に、23%ですとの答弁でし た。   委員より、住宅費県補助金で、木造住宅耐震診断事業補助金等があるが、今年度は何件くらいの 申請があると考えているのかとの質疑に、耐震診断20件、耐震リフォーム2件を予定していますとの 答弁でした。   委員より、市庁舎経費2,900万ほどあるが、この仕事に携わられる会社は当村上市内に何社くら いありますかの質疑に、実績があるのは2社ですが、参加資格がある会社は9社となっていて、現実 にこの仕事は測量だけではなく、データの処理、台帳図面の作成等で、相応の会社規模でないと委託 できない面もありますとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑はなく、討論もなく、起立全員により、議第11号のうち建設企業常任委員 会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第20号 平成24年度村上市下水道事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員より、地方債の借りかえがあるが、何件なのかとの質疑に、12月議会でも補正をしているが、 5%以上の事業債を1件借りかえしていますとの答弁でした。   委員より、昨年震災の影響で下水道事業の補助金が3割削減されましたが、新年度からは減らさ れたの方針だったはずですが、予算書を見ると減額されているがとの質疑に、市の財政計画でこのよ うな金額になったもので、震災の影響は関係のないものですとの答弁でした。   委員より、それでは下水道事業の完成はいつごろになるのかとの質疑に、荒川地区で平成25年を、 村上地区で平成30年の完成を予定していますとの答弁でした。   委員より、一般会計の繰り入れが3億円ほどあるが、30年度工事が完了して、全世帯がつなぎ込 みをして下水道料金を支払った場合、一般財源からの繰り入れは必要でなくなるのか。そうはならな かったら、料金の値上げも検討しなければならないと考えるかの質疑に、維持管理費はそれで賄える としても、過去に借り入れた事業債については、一般会計からの繰り入れに頼らざるを得ないという のが現状で、将来は値上げということも検討する必要がありますとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数により、議第20号は原案 のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第21号 平成24年度村上市集落排水事業特別会計予算を議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、集落排水事業の予算は10億なのに、地方債の借り入れ総額は95億にもなっている。気 の遠くなるような数字だが、担当者としてはどのように考えていますかの質疑に、下水道事業債は5 年据え置きの25年償還が原則で、30年のスパンで返済している。単年度ではできるだけ借入額よりも 返済額が多くなるように苦心して予算をつくっていますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと 決定しました。   次に、議第22号 平成24年度村上市簡易水道事業特別会計予算を議題とし、担当局長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、水道使用料の収納率は何%で、滞納繰り越し分は幾らですかの質疑に、収納率が98.4 7%で、繰り越し滞納分は325万7,000円ですとの答弁でした。   そのほかさしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   最後に、議第23号 平成24年度村上市上水道事業会計予算を議題として、担当局長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員からは、剰余金合計58億7,727万もあるのだから、それを減債資金として借入金の返済に回 すことができないのですかとの質疑に、基本的に剰余金は減債資金等に使うものですが、内部留保資 金として9億3,000万あります。それを活用しながら建設改良工事等を進めてまいりますとの答弁で した。   そのほか質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第11号について、通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第11号 平成24年度村上市一般会計予算について、反対の討論をいたしま す。   今年度の予算では、市税の市民税が前年度より2億5,669万円増になっております。個人市民税 が1億9,832万円の増です。国の扶養控除の見直しにより、ゼロ歳から15歳、33万円控除が廃止され、 対象は試算で5,814名、16歳から18歳まで、控除額45万が33万に変わり、対象は試算で1,485名となっ ているそうであります。平成23年度より1億2,580万円の増になる見込みだそうであります。つまり このことは、国の扶養控除の見直しにより、市民の暮らしが大変になるということであります。財政 調整基金が32億円ありますが、職員の退職者の3割程度しか採用しないという職員削減によるものが 大きいのではないでしょうか。いざ災害があったときに、住民の暮らしを守る体制は大丈夫なのでし ょうか。   教育費で生ごみ処理器1台購入の予算がついております。学校や病院の食材の残りは安全なもの であるので、再利用すべきではないかという質問に対して、早速このような形で予算をつけていただ きました。安全な食料を再利用し、肥料にして野菜をつくり、給食の食材にするということだそうで ございます。   また、就学援助費の項目拡大も2年越しではございましたが、クラブ費を除き拡大になっており ます。ほかにも幾つか市民の要望に基づいた市民の健康、暮らしを守る事業がたくさん予算化されて おります。そのことはしっかりと認めております。   議会費の政務調査費6万を4倍の24万にした626万予算計上されております。市民がなぜこの時 期、自分たちは負担増になっているのに、なぜこのようなことを市民の声も聞かずに決めるのかとい う批判が高まっております。20市のうち8市が特別職報酬等審議委員会での審議対象になっておりま す、政務調査費が。村上市はなっておりません。   人件費構成比20.1%、60億5,300万円計上されております。ここ1年、そして2年の間、いろい ろと職員のいろいろ問題が起きております。しかし、あいさつがうまくできたからといって、職員の 資質向上には決してならないのではないかと思います。若い職員が前向きに他市の市民の暮らしに役 立つような政策を、自主的に勉強するような、そういう研修研修制度の増設など、もっともっと職員 の資質向上、政策能力を高めるという視点が、この村上市には私は欠けていると思います。   子育て政策充実、市長はよくおっしゃいます。そのためにも、ひとつ子供の医療費助成をもっと もっと拡充すべきではないでしょうか。荒川統合保育園の指定管理の方向は、行政が子供たちが安心 して育つ、子育ての責任を放棄することになるのではないでしょうか。   国民健康保険、22年度、23年度と2年連続値上げになっております。他市ではやっていますが、 市民の負担軽減のための一般会計からの法定外繰り入れを村上市はしておりません。   新ごみ処理場建設事業経費がのっております。設計施行監理業務委託料2,348万9,000円、技術支 援業務委託料700万、工事請負費11億1,975万3,000円今回のっております。村上市がつくろうとして いる新ごみ処理場は、最新鋭のごみ発電施設であります。まだまだこの分野は未知の技術と言われて おります。安全性は大丈夫なのでしょうか。建設費、維持費とも高額になるのは必至であります。高 温、高圧を維持する施設でありますので、ごみ減量、環境保全に逆行しています。リサイクルできる 資源も焼却することになるのではないのでしょうか。ごみ問題で重要なのはごみをもとから減らすこ と、可能な限り再利用することです。これから村上総合病院の建設候補地が決定になりますと、市に 対して財政支援が当然求められてくることでしょう。数年後にはごみ処理場の建設費、維持管理費は 20年間で約140億円も投入されます。数年後には合併による交付金の一本算定で交付金は減らされま す。市債残、3月末337億円の見込みで、平成24年度予算を大きく上回っております。これから将来 の村上市の健全財政に不安を感じております。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第11号を採決いたします。   本案に対する各委員長の報告はいずれも可決です。本案は各委員長報告のとおり決定することに 賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第13号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第14号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第15号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第15号 平成24年度村上市国民健康保険特別会計予算について、反対討論 を行います。   国民健康保険税は平成22年、平成23年と2年連続で値上げになりました。平成23年3月、税制改 正後の見込みでは、基金繰入金は1億8,700万円、基金残は1億1,400万円と説明されました。しかし、 2月末では基金繰り入れ、入金のうち1億円のみで、8,000万円はまだ投入されておりません。基金 の残は2億円となっております。なぜ説明と違うのでしょうか。   23年8月1日現在、資格証192世帯、短期証472世帯、分納相談約510件にもなっております。村 上市の国保加入世帯の約48%がひとり暮らしの高齢者で低所得者であります。平成23年度に無理に国 保税値上げをしなくとも、様子を見てからでもよかったのではなかったのでしょうか。市民の負担軽 減のために、一般会計からの繰り入れも一円もしておりません。他市ではやっております。決算時の 滞納金は一向に減る様子はございません。村上市政は払いたくても払えないという市民の悲痛な叫び を、そして市長はしっかりと受けとめているのでしょうか。福祉の心はあるのでしょうか。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第15号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第17号 平成24年度村上市後期高齢者医療特別会計予算について反対の討 論をいたします。   後期高齢者医療の実態は、22年度の実態で収入未済額413万4,000円、滞納者は現年度分で70人、 滞納繰り越し分85人もいます。これらの方は普通徴収の方で、月額1万5,000円未満の年金の方で、 納付書か口座振替納入する方であります。後期高齢者医療制度はこのような人々から保険証を取り上 げてもよいというのが冷たい制度であります。しかし、村上市は保険証取り上げは配慮していただい ております。そのことは当然のことであります。保険料を払えないお年寄りが医療にかかることが、 10割払って医療を受けるという実態は深刻なものであります。現代のうば捨て山と言われているこの 制度の一日も早い廃止を望みます。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第18号 平成24年度村上市介護保険特別会計予算について反対の討論をい たします。   介護保険特別会計予算は、介護保険料の値上げを前提とした予算が組み込まれております。保険 料は値上げ分増になっておりますが、基金からの繰入金はゼロであります。12月議会で保険料を少し でも値上げ幅を安く抑えるために、繰入金を活用すべきではありませんかの質問に、基金取り崩しも 考えて決めたいと答弁されておりましたが、結果はこのような形になっております。   利用料の負担軽減も他市に学び、研究すべきです。例えば平成23年4月1日、現在の利用料減免 状況で、上越市の例では社会福祉法人等による負担軽減4分の1(25%)に、市独自軽減として4分 の1、25%を上乗せする。ほかにすべての事業者のすべてのサービスを2分の1に軽減するという内 容のもので、人数的には22年実績482人、金額は軽減額は5,181万6,000円、平成23年度の見込みとし ては人数542人、軽減額としては5,491万2,000円という、上越市だけを述べさせていただきましたが、 金額的に大きな予算でなくても市民が助かる、そして負担軽減をするという姿勢があるならば、もっ ともっと他市の実態を研究して、村上市でも後期計画の中で考えていきますというような悠長な考え ではなく、保険料取られてサービスなしにならないような、行政、そして関係者のご努力を望みます。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第20号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第22号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第23号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第23号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第10 議第93号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第15号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第93号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第15号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第93号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度村上市一般会計補正予算(第15号)であります。歳入歳出の予算の総額に歳 入歳出それぞれ2億5,110万円を追加し、予算の規模を314億5,120万円にしようとするものでありま す。   補正の主なものは、歳入では第10款地方交付税で、普通地方交付税として8,299万2,000円を、特 別地方交付税として1億6,810万8,000円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第7款商工費で、水道料などみどりの里特別会計への繰出金を550万円追加いたしま した。第8款土木費では、除雪対策経費として2億4,560万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 歳入の明細の8ページにありますその内訳なのですが、普通地方交付税8,29 9万2,000円と、特別地方交付税1億6,810万8,000円と内訳がございます。今豪雪対策特別委員会等、 政府のほうで立ち上げています。   その内容で、歳出のほうに、除雪費のほうに回る部分の特別地方交付税というのは理解できるの ですが、この普通地方交付税の8,200万余りの金額が、なぜこの時期に普通地方交付税として村上市 のほうに繰り入れされているのかがちょっとお聞きしたいなと思うのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 歳入の部分の普通交付税の繰り入れでございますが、この8,299万2,000 円で普通交付税の精算が終わったということで、今回最終的な確定数値を入れさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 除雪費のほうに今回特別交付税プラスアルファの分で、その一般会計は多分 普通交付金から算入されていると思うのですが、その分の予算というのも当然後々の交付金措置で、 特別地方交付金として返ってくる金額ですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 除雪費に限った数字を申し上げますと、全体の除雪費が約8億7,000万 かかっております。   それで、特別交付税が現在のこの1億6,800万の補正を入れまして、5億2,000万ほどなっており ます。ただ、これは最終の数字でなくて、この確定が3月の本当の末になる予定で、もう少し上積み あるのでないかということで、除雪費に幾ら入るかという数字は押さえられてございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 都市整備課長にお聞きしたいのですが、今回この除雪対策経費の修繕費、除 雪費委託料、合わせまして2億4,560万、この金額で、これで最終ですか。今8億7,000万というふう な総額とおっしゃいましたけれども、これで最終なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) これは3月末までの見込みを入れていますので、これで最終であ ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   歳入ではなくて歳出のほうで、除雪費と商工費からみどりの里の特別会計繰出金550万が計上さ れております。みどりの里の特別会計の補正は、先ほど採決されました23年度の補正でも出ておりま した。   それで、次にみどりの里の特別会計があるわけですけれども、この3月の最終日の段階になぜみ どりの里の特別会計繰出金がこのような形で550万、計上されることになったのでしょうか。その辺 の経緯を担当課、そして財政、そして決裁に至るまで、詳細にご報告をお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 後で市長のまた提案理由、次のみどりの里の特別会計の部分でもお 話申し上げるかとは思うのですが、(株)まほろばに4月1日から指定管理に移るという中で、1月 に指定管理者の議決をいただきまして、その後指定管理者と協議をしながらでも、市のほうから移行 するいろんな手続を担当のほうでやっておったわけでございますが、その中で電気料、水道料につき ましては、3月末までの分については当然市のほうで払っていただけないだろうかという話の中で出 てきた中で、上司と相談しながら、最終的には3月末の分を市のほうで払うということでなりまして、 急遽今の補正に上げさせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そこで伺いますが、副市長でもいいです、市長でもいいですけれども、いろ んな団体に指定管理でいろいろと委託をしております。そこで、このような3月分の光熱費を市で持 ってほしいというような、こういう事例というのはあるのでしょうか。今まで余り聞いたことないの ですよね。指定管理に出しているところ、ここは特例なのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 4月1日から指定管理を出しますので、当然3月31日までは市が責任を持っ て払うべき性質のものであると、そのように認識をいたしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 市長、それ間違いありませんかね。全部の指定管理に出しているところが3 月分まで村上市で払っていますか。間違いありませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 全部かどうかはわかりませんけれども……。 〇22番(相馬エイ君) そんなあいまいなことは言ってはいけませんよ。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) では、私のほうで答弁させていただきますけれども、このみどりの里 の件は、指定管理をいただきまして、いろいろ額も大変大きいものでありますし、また経営にも熱心 にいろいろ委員の皆さんが協議をして、いろんな要望事項も結構出てきております。スムーズに移行 するために、いろいろ株式会社まほろばさんとどういう形で引き継ぎをすれば円滑にいくかというふ うなことで協議をさせていただきました。その中で、3月で一応精算をして、指定管理にしていただ きたいというふうなことの要望がありましたので、そういう形にさせていただきました。   ほかの事例はございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 契約書もこれから書き直すというか、直すという状況だそうであります。そ れで、とにかく金額が大きいので、3月分までは市で持ってほしいという株式会社まほろばからの強 い要望があったのではないかと私は推測いたします。他の指定管理のところは、3月分、上下水道料、 それはそれから電気料等、光熱費は特に今までこのような形でぎりぎり追加補正で出てきた例はござ いません。そこで、財政課に3月14日起案が出、そして次の日市長決済、そして追加議案3月15日と いう、このような流れを見てみますと、それまで話し合いはされてきたのかもしれませんが、株式会 社まほろばに対して特別な便宜を図ったとしか考えられません。   なぜこのような質問をするかというと、私は先輩議員から3月議会の最終日の追加議案はしっか りと審議をするようにという指導を受けておりました。ですから、このような厳しいことを申し上げ ますが、再度言います。他の指定管理のところでは、このような形で3月分の光熱水道費は相手方に 払ってもらうというのが実例だそうでありますが、なぜ株式会社まほろばだけがこのような最終日の 追加補正で便宜を図るのでしょうか、市長。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も申し上げておりますように、朝日まほろばと指定管理をスムーズに、 今副市長がおっしゃいましたように移行するに協議をいたしておるわけでございますので、その中に おいて当然3月分の光熱水費あるいは水道料については、市が負担していただきたいというようなこ とでございますので、当然のことだなということでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わりますが、今後このような事例は決してないことを信じております。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 今回提案されております補正予算、除雪費が入っておらなければ反対したい 気持ちで十分でございます。しかし、除雪費も入っておりますので、賛成せざるを得ません。しかし、 質疑で、質問席で申し上げましたように、不透明な部分がいっぱいあるということをあえて言わせて いただきます。   仕方なく賛成いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほか討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第93号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第93号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議第94号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第94号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5 号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第94号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ350万円を追加し、予算の規模を2億6,260万円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第2款使用料及び手数料を200万円減額し、第3款繰入金を550万円 追加いたしました。   歳出では、光熱水費と燃料費を追加いたしました。これは朝日のみどりの里関連施設を本年4月 1日から指定管理者に引き渡す際に、光熱水費である電気料と上下水道については、3月末日で精算 するため、その支払い見込額を追加するものであります。また、燃料費については、この冬の大雪の 影響を受けて追加するものであります。   歳出予算の内容は、第1款総務費で7万円追加いたしました。第2款事業費では、第1目物産会 館事業費で12万5,000円を、第2目食堂事業費で10万5,000円を、第3目またぎの家事業費で1万円を、 第4目玩具歴史観事業費で4万円を、第5目保養センター事業費で52万円を、第6目体験交流施設事 業費で18万円を、第7目多目的広場事業費で2万円を、そして第8目温泉活用健康増進施設事業費で 243万円をそれぞれ追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおり決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 私は先ほどと逆に550万円が議案に入っておりましたので、先ほどは反対さ せていただきました。23年度の一般会計補正の中に、先ほど質問しましたあかまつ荘や寿山荘、あと 老人ホームもすべて指定管理で出しております。そこに関しましては、当然その前から、今回その経 過措置として多分足りなくなるだろうという金額を想定して、その23年度の14号議案で、補正予算で 上がってきているわけですよ、ほかは。ところが、今回このみどりの里の補正に関しましては、当然 光熱費やましてや燃料費に関しましては、調べなければわからなかったという金額ではないはずなの です。特に温泉活用施設に関しましては、243万円。これは保育園にしても燃料費が215万2,000円、 光熱費が30万7,000円。これだけ大きい金額は、もう既に何カ月も前からこのぐらいの金額は足りな いだろうというのは想定されるはずなのです。昔のようにそろばんはじいたり、そのことが全然その 月にならないとわからないということはないはずなのですよ。パソコンにすべて入力して、今までの 燃料費は幾らかかっている。今までどのくらいの例えば石油を頼んでいる。それが全部わかるはずで すよ。それが当初予算で、うちのこの課には幾らの燃料費、例えば石油、そういった光熱費の金額が これだけある。そうすると、残り例えば15万では恐らく足りないだろうと。この計算からいくと、3 月末までにはもう何十万、もう何百万足りないという計算は当然前からできているはずですよ。だか らこそ3月の平成23年度の補正予算がまとまって出てくるわけですよ、前の議案で。それが何でここ のまほろばだけが外れた議案で出てくるのですか。副市長、そんな議案の出し方あるのですか。ちゃ んとチェックしているのでしょう、全部。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今回先ほどの市長の提案理由の説明の中でもありますように、4月1 日から指定管理に引き渡すということで、一応3月いっぱい末で精算をしていただきたいということ で提案をさせていただいた光熱水費の分はその部分であります。また、健康増進施設の燃料費につい ては100万が上がっておりますけれども、これは大変今冬の冬の燃料費の影響というようなことで追 加をしたということで提案をさせていただいたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 株式会社まほろばは関係ないのですよ。3月まではだって今市の施設のなの でしょう。それを追加予算で、例えば今まで50万しかなかった予算が、75万かかりましたから、もう 25万は追加してください。これは市の予算でやるのが当たり前ではないてすか。なんで株式会社まほ ろばから3月までの精算をしてくれと頼まれたから、その精算をこんな追加でしてくるという、その 議案の出し方おかしいでしょうと言っているの。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 先ほどから申し上げているように、ほかの施設については3月分を 4月に入った分については、引き受けの指定管理者がやるということでありましたのですけれども、 このまほろばについては、3月末で精算して指定管理を引き受けたいということから、急遽予算が不 足するということで、補正をさせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 予算があって、今の答弁おかしいでしょう。だって、3月31日までは市のも のなのでしょう。それまでかかっているものに関しては、別に当然のごとくに補正で出てくるのは当 たり前ではないですか。株式会社まほろばから精算してくださいと言われたから、3月31日までの分 を追加で補正してくるという、そのやり方はおかしいと思いません。だって、まだまほろばにやった わけではないのでしょう、4月1日からなのでしょう、指定管理。我々が決定した部分というのは。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 市の支払い方法としましては、3月分というのは例えば今の場合は 大体3月10日から15日あたりに検針しまして、3月の10日から15日あたりの、そこから4月分の検針 した分については、4月分の支払いということになるわけです。だから、3月の10日から3月末の分 については、その日に本来であれば指定管理者が払う形になっていたのですけれども、それを3月の 10日から3月31日までの分については、市のほうで当然払ってくださいよと。今までは例えば3月10 日から3月、4月の9日までの分については、指定管理者が払うことになっていたのですけれども、 このたびは3月10日から3月31日までの分についてはちゃんと精算して、市のほうでその分について 払ってくださいということなのであります。市の会計制度の中でそういうふうな形になっているもの ですからそうしてきたのです。 〇3番(本間清人君) 議長、もう3問終わりましたよね。ちょっとわからないですよ、その意味が。 では、4月から新しく指定管理するところも全部そうだということですか。だって、4月から指定管 理になるところもあるでしょう、ほかにもいっぱい。では、それも全部ということは、なんでまほろ ばばっかりなのですかって。 〇議長(佐藤宮吉君) 確認の意味で、では副市長答えてください。 〇副市長(鈴木源左衛門君) まほろばにつきましては、かなり大きな予算組みでございまして、そ の事前の円滑に移行するために、いろいろ事前協議をいろいろしてまいりました。施設も多いもので すから、なかなか経営的にも最初の投資ということで、大変だということのいろいろ協議の中でそう いう形をさせていただきました。   ほかにつきましては、金額も少のうございますし、今まではそういうことはしておりません。今 後こういうことが発生することもございますが、それらは柔軟に対応してまいりたいと考えておりま す。 〇3番(本間清人君) 副市長、これからこのまほろばについては、せっかく指定管理で進められた のですから、きちっとこんな問題また出ないように、副市長しっかり頼みますよ。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 副市長に伺います。   今説明ありました、本間議員に対して。他の指定管理のところでは、3月分はその指定管理にな ったところで払ってもらっていると。ところが、株式会社まほろばは施設も多いし、経費、光熱費の 金額が大きいので、市で追加予算という形で相手方の要望を認めたというふうにさっきの説明では受 けとめているのですが、金額が大きいか小さいかではなくて、指定管理に指定する施設に対する対応 というか、考え方がなぜ株式会社まほろばだけは違うのですか。金額の大きい関係なく、なぜここだ けがこういう便宜を図ろうとするのか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 会計年度をきっぱりと4月1日からやりたいというふうな要望がござ います。ほかにつきましては、指定管理に出す前に、4月にも市で払う、そういうこともずれ込むわ けでありますけれども、指定管理期間が終わっても、今度事業者が4月分を払うということでありま すので、循環、回っているわけでありますので、何ら問題はないということであります。このまほろ ばについては、しっかりとした会計年度を保ってやって、しっかりとした経営でやっていきたいと、 そういうことをいろいろ話し合って、その中で決定をしたということでございますので、ご理解をい ただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それから、契約書はこれから3月分まで市が払うという内容で協定書を直し て、最終的に契約を結ぶという、そういうつまり最初はそんな約束ではなかったと。ところが、金額 が余りにも大きいので、相手方がそれでは困るという形でねじ込んだというふうに私は受けとめざる を得ないのですよね。   それで、雇用する人たちとの契約もまだされていないそうです。これからだそうです。そこで、 今までの責任者から聞きましたら、本人が希望したら優先して採用してください、雇用条件は今まで 同等以上にしていただきたいということをしっかりとお願いをしていますということでありましたが、 市の息のかかった人は要らないというふうなことも関係者の人たちは言っているという、指定管理に なったからといって決して安上がり、そして行政に頼めば何でも融通してくれるというような経営方 針では、決して事業は成功しないのではないかと思います。   そこで、副市長に伺いますが、旧の朝日村でつくられた施設でありますし、ここを指定管理で受 ける関係の方たちが、朝日の住民の方たち、経営者の方たちであります。ですから、いろんな面でも しかしたらこれからもいろんな要望が寄せられるかもしれませんが、そこはしっかりと対等の、どの 指定管理に出した団体にも対等の態度で接する。ここだけに決して便宜を図るようなことはしていけ ないと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 基本的にはそのとおりでございます。ただ、みどりの里については、 いろいろ大分施設も老朽化しておりますので、いろいろ設備等にもいろいろ支障が出てきているとこ ろもございます。その辺十分会社等といろいろ詰めていただいて、その中で協議をして、直すところ は直して経営をしていただきたいと、そんなことで対等に、しっかりと経営理念を持って対応してい きたいと考えております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第94号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第94号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第5号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正す               る条例の一部を改正する条例制定について        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第5号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一 部を改正する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いします。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) 大変お疲れのところご苦労さまです。ただいま上程されました議員発議第5 号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正する条例の一部を改正する条例制定につい ては、村上市議会会議規則第14条の規定により提出するものであります。   賛成議員は、冨樫宇栄一議員、小池晃議員であり、提出者は私滝沢であります。   まず、本議案の提案理由を申し上げます。   ご承知のとおり去る12月定例会に提案され、議決を見た村上市議会政務調査費の交付に関する条 例の一部を改正する条例が平成23年12月26日に平成23年条例第53号として公布され、平成24年4月1 日に施行される問題については、諸般の事情などを検討した結果、その施行時期を次の理由から延長 したいことを趣旨に提出したものであります。   今回提出した改正議案の議案提出の趣旨につきましては、まず会派及び議員に対する政務調査費 の交付金額、交付理由等に幾つかの市民の疑念があり、特に会派及び議員に対する政務調査費の決定 が、旧条例の会派に対する政務調査費年間6万円が会派及び議員に対する交付に拡大されるとともに、 一挙に4倍増の年間24万円の交付になったことに、市民から市議会のあり方や信頼にも及ぶ不信感が 出てきていること。また、その増額の決定内容が市民感情や市民感覚から納得できないとの反対意見 や疑問の声が多く聞かれることにあります。このことは、市民への十分な理解を得る手だてに不十分 さがあり、当議会として先の議会基本条例の制定趣旨にもかかわる問題として、慎重に対処すべきも のであり、憂慮すべき事態を招いていることと判断したことにあります。   次に、この施行が議員改選時期をまたぐことから、新しく立候補を予定している方々の中には議 会の基本的な姿勢やあり方等として大きく取り上げている状況にあることは、改選後の議会に大きな 課題と混乱を残すことになるのではないかと危惧されることが挙げられます。また、会派及び議員に 対する政務調査費の交付の施行により、必要な使用基準細目、いわゆる規則部分が条例議決後に検討 され、決定されたことは、会派及び議員に対する政務調査費の金額ありきの感を深く市民に与えるこ とになり、条例と規則とのかかわりで順序が逆ではないかという指摘もあります。このような問題が 残っていると言わざるを得ません。   これらについて、私たちはこれまで今定例会で何らかの動きがあるものと期待していましたが、 何もなく、先ほど申し上げました市民の反応や期待にこたえることを考えると、看過できないという ことから、この提案に至ったわけであります。このことによって、条例改正、村上市議会議員政務調 査費の交付に関する条例、いわゆる条例第53号はさらに慎重に検討する時間が必要であると考え、ま た市議会が市民の声を大事にしている姿勢を明らかにするためにも、議案を提出し、附則の施行規則、 4月1日から施行するを規則で定める日から施行すると、その延長を求める議案を提出したわけであ ります。   新旧対照表にそのことについては記載してありますので、比較していただきたいと思います。こ の議案提出にかかわって、本日午前全員協議会が開かれ、正副議長及び議員各位から議案の趣旨を申 し合わせの形で生かそうとする努力が払われましたが、一部に反対意見があり、意見の一致ができず、 実現しませんでしたが、そのご労苦に対しては敬意を払いながら議案提出したものであります。   最後に、私的ではありますが、さきの条例の改正の際にも私は反対の態度で臨み、その意思は今 も変わっておりませんので、仮に交付対象になった場合であっても、議員に対する政務調査費の交付 申請しないことを申し上げながら、提案といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 滝沢議員にお伺いいたします。   今一部を改正する条例ということで、旧と新の、ここで規則で定める日から施行するという形に なっております。今この3月議会の最終日に議員発議という形で提案されておるのですけれども、市 民からの議会に対しての信頼が本当に非常に薄れているとか、いろんなご意見をおっしゃいました。   そこで、議員発議をするのでしたら、施行の延期と、この金額も含めて24万の例えば撤回とか、 一時凍結とか、そういう金額に対しての発議された3人の皆さんでのご相談はなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) してありません。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、金額に対しては、市民は4倍その理由がよくわからないとい う、6万では少ないだろうという認識は持っているようですが、それが議員発議で一気に4倍と。そ こはちょっと上げ過ぎではないか、お手盛りではないかという市民の疑念、疑問があるわけですけれ ども、そこに対しては施行期間を延長したとしても、金額に対しての提案がないということは、24万 そのものでお認めというふうに受けとめられますが、そこはどうなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先ほど言いましたようにその金額については検討はしていないということは はっきりしていますので、その後私ら先ほど言いましたように、大きな項目で3つの点を挙げて今回 の議案を提出したわけです。   そのことからいくと、もう少し市民の納得のできる方法を議会としてとるというやっぱり姿勢を 私は一番大事にしたいということでありまして、議員本体の金額あるいは交付対象の拡大、そういっ たことについては、その中であるいは問題になるかもしれませんけれども、ともかくもう少しゆっく りと、特にこの全体の問題が新しく選出される議会の議員が対象になりますので、皆さん方でしっか りと議論をしていると。あるいは今のように、本体のいわゆる条例の公布についての問題ですから、 その中であるいは金額の問題とか範囲の問題というのは出てくるのかもしれませんが、今回の条例提 案ではそのこともしっかりと検討する時間を持ちたいということでありますので、一挙にその金額と か範囲とか、そういったことについてのことには触れておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この政務調査費の金額と施行、そして内容については、期間をかけて会派代 表者会議で、そして議運等で協議してきたわけですよ。それで、12月の最終日に議運の委員の皆さん で議員発議という形で提案者もおりましたし、賛成反対の討論も、そして質疑もあったわけですよね。 つまりこの政務調査費に関しての議員として、それから会派としての考え方というのは、十分考える ことが、期間があったわけですね。そして結論が出たわけですよ。そこに対して、今決して悪いこと ではないですよね、延長するということは。しかし、今この3月議会の最終に来て、議員発議という 形、そして本当は全員協議会で申し合わせ事項として全員一致度を図ろうとされようとしたわけです けれども、このような形で議員発議をしたとしても、市民は議員はどういうことでもできるのだと。 では、12月議会の最終日のあの採決は何だったのだと、こういう市民の怒りとか、市民が納得しない ということを予測、洞察できないような議員の感覚だったのかということで、市民はさらに疑念を抱 くのではないかという気がしているのです。   それで、全員協議会でこのままでは選挙やれないというせつない声も出した議員さんもいました けれども、それはそのことを覚悟して12月の22日に決断をして可決、賛成、反対の態度を議員はやっ たのではないかと。そんなことで、非常にこの時点においてこういう形で施行の延期という形が出さ れること、わからぬわけではありませんけれども、非常におかしいことではないかなという疑念を持 ちます。つまり滝沢議員がこのような行動を起こすに至った、つまり私これは市民の世論の勝利だと 思うのですよ。ですけれども、村上市民ネットワークから延期をせよ、そして市民から意見を聞く場 を設けよと、最終日に採決をするなという議長に申し入れがありましたにもかかわらず、議長はそれ をけって、そして今日の事態を招いたのであります。ですから、議員の質、そして議会のあり方とい うのは再度市民からしっかりと見られる機会をつくったのではないでしょうか。滝沢議員、お願いい たします。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 意見の部分は意見として承りました。ただ、今ここで何もないと。4月1日 から始まるわけですよ。それでもいいかということを問いながら、私らは4月1日では今のいろいろ な問題が解決できないから、もう少し延ばしてもらいたいということでありますから、そこまでの経 過、議決されたことについては議決されたということで、私は反対しましたけれども、認めざるを得 ないと。今の状況をどう打開するかということで、施行期日を延ばすということの提案でありますか ら、その辺はほかのこれまでの経過あるいは市民の皆さん方の声、そういったことと、もっと大事に する意味で提案していますから、その辺はご了解をいただきたいと思います。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。                                              会議時間の延長 〇議長(佐藤宮吉君) ここでお諮りいたします。   会議規則第9条第2項の規定によって、本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを 延長したいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本日の会議時間を延長することに決定しました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) そのほか質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   討論はございませんか。反対ですか、賛成ですか。はっきりしてください。   まず最初に、反対の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論を許します。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 本来、本日は10時から本会議が始まる予定でありました。しかし、政務調査 費に関しての施行延期について、議員発議、きのうだったのでしょうか、おとといだったのでしょう か、突然出されて、その扱いについて議長、副議長のあっせんで、全員協議会で申し合わせ事項とい う形で議論が進められました。本来なら、本会議という大事な22日、きょうですね、それなのにもか かわらずこのような時間延長という本会議になったということは、まさに異例であります。   質疑でもいろいろ申し上げましたけれども、市民のいろんな批判、いろんな意見を受けて、施行 延長する、そして新しい議会の中でしっかりと議論をしてもらうという提案者のその趣旨には賛成い たします。しかし、まだまだ金額の撤回もしっかりと本来なら議員発議として出すべきではなかった のでしょうか。そういう点で、12月22日の採決は何だったのかという議員としての私は態度のあり方 にも疑問を持っております。   しかし、この土壇場に来てこういう議員発議が出たというのは、私は市民の世論がこうさせたと いう観点から、延期という点で賛成をさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第5号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立少数です。   よって、議員発議第5号は原案のとおり否決されました。                                              日程第13 地域医療等に関する調査について                    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、地域医療等に関する調査についてを議題といたします。   地域医療調査研究特別委員長の報告を求めます。   地域医療調査研究特別委員長、板垣一徳君。           〔地域医療調査研究特別委員長 板垣一徳君登壇〕 〇地域医療調査研究特別委員長(板垣一徳君) 大変ご苦労さまでございます。地域医療調査研究特 別委員会の調査事項については、最終結果についてご報告を申し上げます。   本委員会は、平成21年9月定例会最終日の9月25日、本会議において地域医療の問題及びあり方 について調査研究を行うことを目的として、委員12名で設置をされ、同日に第1回の特別委員会を開 催し、以来数えて10回の委員会を開催をいたしました。その結果については、去る1月24日に開催し た全員協議会の際に、明細に説明をし、ご報告を申し上げたところであります。   その後、これまでの調査研究の結果を各地区の区長会及び総代会の席上、ご説明を申し上げ、市 民の皆様の率直なご意見やご要望をお聞きしてまいりました。非常に多くのご意見やご要望をいただ き、1つ1つが切実な内容でありましたし、地域医療の体制整備といった非常に大きな事柄に対する 取り組みではありますが、議会としても不断の取り組みを進める中で、目に見える形で制度整備を一 歩一歩確実に進めることが重要であると改めて認識をしたところであります。   このことを踏まえて、最終的には行政としてどのようにこの諸課題に対応すべきかについて、報 告書の最後に提言としてまとめたところでありますが、この提言は行政のみならず引き続き議会とし ても積極的に市民の意見に耳を傾け、行政の施策に対しても最大限の支援体制を構築し、ときには連 携をしながら、本市における地域医療体制の確立に取り組むことが必要であり、議会に課せられた使 命であるとの認識を持って提言をするものでございます。   その概要についてでありますが、調査研究を進めるに当たっては、当地域における地域医療の課 題と問題点を洗い出すことが必要であることから、本市も含む下越圏域の医療の現状をつぶさに調査 し、当管内の各医療機関や医師会との意見交換を踏まえ、これまでの地域医療の現状、またそれら問 題解決のためには何をなすべきかについて、鋭意調査研究を進めてきたところでございます。その調 査研究を進める中で、当管内における厚生連村上総合病院、県立坂町病院などの2次医療機関と、各 診療所における1次医療との連携が安定した地域医療の体制確保のためには非常に重要であること、 とりわけ救急医療体制の整備にとっては、まさに不可欠のことであることが明らかになったわけであ ります。   このことについては、提言の1項目め、2項目め及び3項目めにおいて、その対応のあり方など についてまとめたところでありますが、その基盤をなす医師の確保については、国家的に慢性化する 医師不足解消のため、これまでの大学や県に対応する要望活動をさらに強化する必要性とあわせ、当 地域の医師や看護師はみずからが育てるといった理念から、新たな奨学金制度の創設にも言及をした ところでございます。また、勤務医の過重労働の実態が明らかになったことから、現在これの軽減策 の一環として、これまでの休日急患診療所を医師会の絶大なるご協力をいただき、急患診療所として の平日、夜間の急患にも対応する地域医療制度として創設されたことは、市民にとって非常に有意義 な施策であると当特別委員会としてもこれに鋭意取り組まれた医師会並びに行政に対し、深く敬意を あらわすわけであります。   次に、国家的に危機感を持って語られる少子高齢化の進む現在、本市においても行政を初めとし た関係機関が全力を掲げて、不断の努力を続けているわけですが、効果的な対策を講ずることができ ない状況にあることは否めない事実であります。このように歯どめのかからないまま高齢化が進む中、 疾病や高齢に起因して入院を余儀なくされる方々が安心して入院できるベッド数の確保についても、 一般病棟の不足と相まって、療養型病床にも大きな不足を生じているのが現状であります。   また、高齢者世帯の増加に伴い、介護を要する方が増加している現状においては、特別養護老人 ホームなどの介護関連施設を整備することが1つの方策として必要となるわけでありますが、このた び議会に対してもその概要が示され、第5期介護保険事業計画においては、3年間で58床を確保する 特別養護老人ホームの整備計画が示されたところであります。このことについては、現在本市におい ても多くの入所希望者を抱えているわけですが、これを解消するため多くの特別養護老人ホームを整 備することが得策ではあるかどうかについては、一概にその結論を導き出すことができないことも事 実ではありますが、本市における必要十分な施設整備についても、引き続き十分調査研究を進め、必 要に応じて県など関係機関に対し、要望することが重要であるとともに、民間の力を活用した在宅介 護のあり方についても、鋭意検討することとして、4項目めにまとめたところでございます。   高齢化の進む本市にとっては、近々の課題として地域医療体制の整備を進めることは言うまでも なく重要なことではありますが、病気にならないこと、元気な高齢者でいること、これらのことは抜 本的な解決策として重要なことではあると認識しながら、自分の体を自分で守るといった視点で、小 さいうちに食生活の重要性や健診による指導を充実させることにより、病気にならないための取り組 みを進めるため、所要の措置を講ずることが重要であるとして、6項目めにまとめたところでござい ます。   また、本市における3次医療機関への救急搬送においては、命の道として日東道が大きな力を発 揮するわけでありますが、現在朝日まほろばインターチェンジまで延伸した日東道も14年の時を経て、 あつみ温泉インターチェンジまでの県境区間が計画路線から計画段階評価に移行され、ルート決定に まで至ったということは、まさに感慨深いものであります。本議会においては、さきに高速交通等対 策特別委員会が設置され、日東道の早期完成に向けて議会の取り組みは高速交通等対策特別委員会に その多くの役割をゆだねるわけでありますが、本市における地域医療体制の整備推進にとっては、日 東道の全線開通はまさに欠くことのできない社会基盤整備でありますので、当特別委員会としてもそ の取り組みを強く進めることとして、7項目めにまとめたところでございます。   以上、さきに議会において報告した調査研究事項については、各地区の区長会、総代会でのご意 見及びご要望を市民の皆様の声として提言に盛り込む方でまとめを行い、皆様にはその概要を報告さ せていただきましたが、最後に8項目めとして新たに村上総合病院の新築の促進を提言することとい たしました。全地域の区長、総代さんに参加をいただき、5地区で開催をした説明会の際に最も多く のご意見をいただいた内容は、村上総合病院の早期新築要望でございました。このことについては、 一民間の病院の新築といったことにとどまらず、本市またはこの地域における基幹病院として、その 役割の重要性を民間の皆様は強く認識し、早期に新築されることを要望している結果であると判断の もと、当特別委員会としては、8項目めに新たに提言を行うこととしたところでございます。   以上、本特別委員会の調査研究結果について、最終報告をいたしましたが、いずれも最終的な制 度創設には至っていない現況であり、また今後の状況の変化に即応して、時事刻々とその対応につい ても図られることが重要となるわけであります。このことから、当特別委員会としての役目はこれで 終了させていただくこととなるわけでありますが、改選後の新たな議会においても、引き続き本市に おける地域医療の体制整備を調査研究するため、特別委員会の設置を議長にお願いするとともに、議 員各位のご理解をお願いするものでございます。   重ねて申し上げますが、このたびの中間報告については、行政の果たす役割について、それを議 会として提言するといった方でのまとめとさせていただいたわけですが、このことについては行政だ けでなし得るものではございません。議会としても、行政との強い連携のもと、その取り組みを不断 なく進めることが必要となりますので、このことについては私のほうから議長ともども市長に対し申 し入れを行いたいと考えているところでありますし、引き続き議員各位におかれましても、安心して 生活のできる元気な村上市を実現するための地域医療体制の整備促進に向けての取り組みを力強く進 めていただくことをお願いを申し上げまして、今議会任期中の最後の報告とさせていただきます。   平成24年3月22日、地域医療調査研究特別委員会委員長、板垣一徳。   大変長時間ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) どうもご苦労さまでした。   これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件については、委員長報告をもってご了承いただいたものといたします。                                              日程第14 議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制 定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) それでは、私のほうから説明をさせていただきます。   議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について。   ただいま上程されました議員発議第1号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定につ いてでありますが、本年4月に施行される村上市議会議員一般選挙から本議会の議会議員定数が現行 の30名から26名に4名減員されることとなるわけであります。   現在本議会においては、委員定数を8名または7名とする4常任委員会を設け、それぞれの部門 に属する本市の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査をしているところであります。これが 改選後の議員定数の減員に伴い、各常任委員会の委員定数が減少することとなることから、より審査 を深めるために、この際委員会の設置数を4常任委員会から3常任委員会とし、各常任委員会の委員 定数を9名または8名としたいというものであります。   改正後の常任委員会の名称等については、総務文教常任委員会を委員数9名とし、市民厚生常任 委員会を委員定数9名とし、経済建設常任委員会を委員定数8名としてそれぞれ設置し、各常任委員 会の所管については、別記の改正文に記載のとおり改正することとしたいというものであります。   このたびの改正条例の施行期日は、公布の日から施行し、来る4月8日に告示される一般選挙後 において選任される常任委員会から適用することとするものであります。   これにより、委員会条例の一部を改正する条例制定については、村上市議会会議規則第14条の規 定により、提出するものでございます。   賛成者は石嶋修平議員、本間清人議員、冨樫宇栄一議員、板垣栄一議員、板垣一徳議員、木村貞 雄議員、長谷川孝議員、そして提出者は私小林重平でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。   ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いお願い申し上げます。以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) まず、今回提案された小林議員、大変ご苦労さまです。といいますのは、9 月定例会の議会基本条例の際の、また12月議会の政務調査費の際も、今回も、いわゆる提出者として 提案をいただいているわけです。この3つとも非常に議会の現在と今後の運営については、非常に基 本となる条例です。この審議を、このメンバー見ますと、議会運営委員会でやって、そしてそのメン バーが提出者あるいは賛成者となっているようでありますが、小林議員、議運の副委員長であります ね。そういったことから、責任ある議案提案はやっぱり委員長がするべきだとこれまでも思っていた のですが、その辺の事情についてまずお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 小林重平君。 〇19番(小林重平君) 正直申し上げまして、そうしていただければありがたいなと思っております。 いつも何か私悪いのばっかり仰せつかっているような感じもしますので、ですけれども、やはりこれ は規則として副委員長が提案するべきものだということで、暗黙なのでしょうけれども、決まってお るように聞いております。ですから、私はあえていい悪いは別として、自分の副委員長としての責任 を果たすべきであろうということで提案をさせてもらったわけであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 副委員長が規則で議案を提案するということは、私は今まで聞いたことない ので、その辺はもう少し調べてみますけれども、やはり今小林議員がお話しのように、非常に重要な 問題を本当に一手に引き受けて提案をされているというご苦労は本当に認めます。ですけれども、請 願とか陳情の意見書の提出などとは性格が全く違う。先ほど言いましたように、議会の基本にかかわ る部分でありますので、やはり私はこの問題については、責任ある委員長がやるべきことなのだろう ということで、また機会があったらその辺のことについては、メンバーの皆さん方にお話をされたほ うがいいのではないかということで、今の新旧対照表を見ますと、自治振興課が総務文教常任委員会 というところに位置されていますけれども、私は今進んでいるまちづくりの関係とか、いろいろな関 係から、これはいわゆる市民にかかわる非常に大きな問題を扱っていくわけですから、市民厚生常任 委員会のほうに入れたらどうかというふうに前から思っていたのですけれども、その辺の議論はござ いませんでしたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 小林重平君。 〇19番(小林重平君) そういった深い議論はいたしておりません。これからそういった滝沢議員さ んのご指摘が出てきた場合に、また今後皆さんで議会運営委員会等でおいてまた改正すべき点は改正 すべきであろうと、私はそう思っております。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第1号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第15 議員発議第2号 公的年金の改正に反対する意見書の提出について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議員発議第2号 公的年金の改正に反対する意見書の提出につい てを議題といたします。   提出者の提案理由の説明をお願いします。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) 大変お疲れさまでございます。   それでは、ただいま上程されました議員発議第2号 公的年金の改正に反対する意見書の提出に ついて、別紙のほうに要旨が書かれてありますが、村上市議会会議規則第14条の規定により、提出を いたします。   賛成議員は鈴木いせ子議員、小杉和也議員、山田昭夫議員、齋藤信一郎議員、三田敏秋議員、大 滝国吉議員、そして提出者は私、板垣栄一であります。   裏面のほうに意見書案が載っておりますので、どうぞお目通しをお願いいたします。   これらは地方自治法第99条の規定により提出するものであります。   そして、またこの意見書の提出先は内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣であります。   よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第16 議員発議第3号 TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める意見書の提出               について                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第16、議員発議第3号 TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める意 見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) それでは、ただいま上程されました議員発議第3号 TPP交渉参加に向け た協議の中止を求める意見書の提出について、村上市議会会議規則第14条の規定により提出を申し上 げます。   賛成者は鈴木いせ子議員、小杉和也議員、山田昭夫議員、齋藤信一郎議員、三田敏秋議員、大滝 国吉議員、そして提出者、私板垣栄一であります。   裏面のほうに意見書案要旨が載っております。   これは地方自治法第99条の規定に基づき、意見書の提出をいたすものであります。   提出先は衆議院議長、参議院議長、以上であります。   よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いを申し上げます。以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。ご苦労さまです。   これは、議員発議第3号は、市民経済に出された陳情でしたね。それで、3月19日提出となって おりますけれども、本来の市民経済の常任委員会は、この19日ではございませんよね。なぜ19日提出 という形になったのでしょうか。聞くところによりますと、何か市民経済の委員会の後の協議会では 意見の一致を見なかったと聞いておりますが、なぜこういう形で19日提出という形になったのでしょ うか。 〇議長(佐藤宮吉君) 板垣栄一君。 〇4番(板垣栄一君) それでは、お答えを申し上げます。   今議員言われるとおり、意見の一致ということがなかったということでありますが、それではど うするのかというお話になりまして、継続審査という言葉もありました。しかしながら、そういった ことでその場は終了したわけでありますが、ご案内のように今回議会最後であります。来月になれば 改選もあると。継続審査にしておいて、そのままいった場合には、これは廃案になってしまうわけで あります。それでは余りにも乱暴だというようなことで、再度委員長と私とで協議をさせていただき まして、皆様にお集まりいただき、ご審議をいただき、こういった結果でなったわけであります。   以上であります。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第3号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第3号は原案のとおり可決されました。   ここで、議事の都合により、地方自治法第106条第1項の規定に基づき、副議長が議長の職務を 行うため、副議長と交代いたします。           〔議長、副議長と交代〕 〇副議長(三田敏秋君) それでは、これより議事の都合により、地方自治法第106条第1項の規定 に基づき、私副議長が議長の職務を行いますのでご了承ください。                                              日程第17 議員発議第4号 永年在職議員表彰決議 〇副議長(三田敏秋君) 日程第17、議員発議第4号 永年在職議員表彰決議についてを議題といた します。   お諮りいたします。ただいま議題となっております議員発議第4号 永年在職議員表彰決議につ いては、佐藤宮吉君、石嶋修平君、小野七五三君並びに板垣栄一君、それぞれの一身上に関する事件 となるわけでありますが、地方自治法第117条ただし書きの規定により、議会の同意があったときは 会議に出席し、発言することができるとされていることから、この際各議員には議場に在籍のまま本 件を審議することに同意いただきたく存じますが、これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇副議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、議員発議第4号 永年在職議員表彰決議については、ただいま該当となっている各議員 に議場に在籍のまま審議を進めることに同意されました。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   17番、長谷川孝君。           〔17番 長谷川 孝君登壇〕 〇17番(長谷川 孝君) ただいま上程しております議員発議第4号 永年在職議員表彰決議につい ては、この表彰該当者であります2名を除く議会運営委員全員による発議で提案するものであります。   賛成者、小林重平議員、本間清人議員、冨樫宇栄一議員、板垣一徳議員、木村貞雄議員、そして 提出者は長谷川孝です。   別記による4議員の永年在職議員表彰内容を紹介し、決議案といたします。   村上市議会議員、佐藤宮吉殿。   貴殿は昭和50年以来、村上市議会議員に当選すること10回、在職37年に及び、常に市政発展のた め尽力されました。その間、合併新市の初代議長に就任するなど、円満なる人格と卓越した手腕によ り、市議会の円滑な運営に多大な貢献をされました。村上市議会は、ここに貴殿が長年の功労を多と し、特に決議をもってこれを表彰します。   村上市議会議員、石嶋修平殿。   貴殿は平成3年以来、議会議員に当選すること6回、在職20年に及び、常に市政発展のため尽力 されました。その間、朝日村議会議長に就任するなど、円満なる人格と卓越した手腕により、市議会 の円滑な運営に多大な貢献をされました。村上市議会は、ここに貴殿が永年の功労を多とし、特に決 議をもってこれを表彰します。   村上市議会議員、小野七五三殿。   貴殿は平成7年以来、議会議員に当選すること6回、在職17年に及び、常に市政発展のため尽力 されました。その間、神林村議会議長に就任するなど、円満なる人格と卓越した手腕により、市議会 の円滑な運営に多大な貢献をされました。村上市議会は、ここに貴殿が長年の功労を多とし、特に決 議をもってこれを表彰します。   村上市議会議員、板垣栄一殿。   貴殿は平成16年以来、議会議員に当選すること3回、在職8年に及び、常に市政発展のため尽力 されました。その間、神林村議会常任委員長に就任するなど、円満なる人格と卓越した手腕により市 議会の円滑な運営に多大な貢献をされました。村上市議会はここに貴殿が長年の功労を多とし、特に 決議をもってこれを表します。   平成27年3月22日、新潟県村上市議会。   4月の26日をもって引退されます4名の議員については、それぞれ議会運営委員として、そして 議長として、合併後の4年間、議会改革、議会活性化に向けて全力で取り組んでいただきました。そ の成果が村上市議会基本条例制定に結びついたものと確信しております。4議員の功績は永久に不滅 であり、議会運営委員長として衷心より感謝を申し上げ、提案説明といたします。   以上です。(拍手) 〇副議長(三田敏秋君) お諮りいたします。   ただいま議題となっております議員発議第4号 永年在職議員表彰決議については、提案者の申 し出のとおり決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇副議長(三田敏秋君) ご異議なしと認めます。   よって、議員発議第4号 永年在職議員表彰決議については、提出者の申し出のとおり決定いた しました。   ただいまの決議に基づき、これより各議員を表彰いたしますので、ご了承ください。   4名の方は中央に用意しますいすに着席を願います。           〔表彰〕 〇副議長(三田敏秋君) ただいま表彰された皆様方には、これまで大変ご苦労さまでございました。 改めて私からも感謝の意を表します。引き続き当市議会に対してご指導、ご支援賜りますようお願い を申し上げます。   これをもって議長と交代をいたします。           〔副議長、議長と交代〕                                              日程第18 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第18、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ております。   お諮りいたします。各委員会にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり 決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              日程第19 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第19、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定いたしました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成24年第1回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでした。           午後 5時46分  閉 会