平成24年村上市議会第1回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成24年1月23日(月曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  諸般の報告 第 4  議第1号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負契約の締結           について                                第 5  議第3号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第11号)             第 6  議第2号 公の施設に係る指定管理者の指定について                      議第4号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第12号)                                                          〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   12番   川  崎  健  二  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成24年第1回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。新年明けましておめでとうございます。年の 初めに当たりまして、村上市の発展、そして村上市議会のさらなる発展を心からご祈念を申し上げま す。本日平成24年第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しいところご 出席いただきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提案いたしました議案は、工事請負契約の締結1件、公の施設に係る指定管理者の指 定1件、一般会計補正予算2件の合わせて4件であります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定 賜りますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、15番、小池晃君、19番、小林重平君を指名いたし ます。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本臨時会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成24年村上市議会第1回臨時会の会期 日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る1月16日午前10時から市役所第1委員会室において、 委員7名、正副議長、4常任委員長、総務課長、総務課参事及び議会事務局長出席のもと議会運営委 員会を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日23日とあす24日の2日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定、諸般の報告の後、即決議案の審議を行い、採 決の後、残る議案を一括上程、提案理由の説明を求めた後、2常任委員会へ付託いたします。   2常任委員会審査日については、本日の本会議散会の後、市民経済常任委員会、あす24日午前10 時から総務常任委員会をそれぞれ開催し、審査をお願いすることといたしました。   24日午前1時から本会議を開催し、委員長の委員会報告の後、提出議案の採決を行います。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。議第1号 (仮称)村上市生涯学習学習センター 建設(建築本体)工事の工事請負契約の締結については単独上程、質疑、討論の後、起立による即決 といたします。   議第3号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第11号)については単独上程、質疑、討論の後、 起立による即決といたします。   議第2号 公の施設に係る指定管理者の指定について(朝日みどりの里関連施設)、議第4号  平成23年度村上市一般会計補正予算(第12号)については一括上程、一括質疑の後、先ほど審議日程 で説明いたしましたとおり、議第2号については市民経済常任委員会へ、議第4号については総務常 任委員会へそれぞれ付託、審査をお願いいたします。   なお、付託議案の討論提出期限は設けず、討論を可能といたしましたので、ご承知ください。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日と明日の2日間としたい と思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日と明日の2日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   本市職員が飲酒運転により検挙された事件について、改めて議員各位並びに市民の皆様方に市長 として深くおわびを申し上げます。当該職員は、去る1月2日午後6時ころ、胎内市内において酒気 帯び運転と赤信号で停止していた相手方車両に追突したため、検挙されたものであります。早速本人 からの事情聴取と警察での事実確認を行った上で、6日に懲戒審査委員会を開催し、村上市懲戒処分 の指針に基づき処分内容についての協議を行い、市として当該職員を停職6月、その上司の課長も監 督責任を問い、減給10分の1、1月の懲戒処分とし、公表をいたしたところであります。職員に対し ては、機会あるごとに交通法規の遵守など、綱紀粛正を強く喚起してきたところでありますが、この 事態を受け、去る11日、改めて本庁、各支所及び消防本部で訓示を行い、職員に対してはこれまで以 上に公務員としての意識の向上を図るよう、また各職場においては今回の件も踏まえ、綱紀粛正につ いての話し合いなどを行うよう指示したところであります。   次に、本年も降雪量が多く、除排雪作業が負われる日々が続いております。今後の降雪状況にも よりますが、昨年のように寒波の状況によっては除排雪経費が不足する事態も想定されますので、そ の際には係る経費の補正予算について専決処分により対応させていただきたいと考えておりますので、 ご理解を賜りたいと存じます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今報告いただきました職員の懲戒の件でありますけれども、これ1月6日の 全員協議会で我々にも一度お示しいただきました。   事件が発覚したのが1月2日、それで追突を起こした相手方にもご迷惑をかけたと。ところが、 新聞に出たのは、我々の全員協議会の6日過ぎました7日の朝の日報の朝刊に出たのです。私は、も う市長から6日に報告があるので、何だろうなということで、全然その内容もわからずに、そういう ことがあったということをやっとその6日にわかったわけでありますが、実は4日の仕事始めの日に 既にその事件が職員の中であったというようなことを、特に朝日支所ではわかっていたみたいなので す。それで、4日には朝日支所のほうから、神林であるとか荒川支所にだれなのだ、だれなのだみた いな、そんな問い合わせの電話が殺到していたような感じがするということなのです。それで、村上 市職員の懲戒の手続及び考課に関する条例を見ますと、副市長、教育長、そして総務課長がこの任に 当たります。それから、市長が指名した数名の課長さんがこの委員会になる。多分委員長は、副市長 がやられているのでしょうけれども、そうなるとその情報が警察及び当局からこういった形の事件が ありましたというのは、多分市長はじめ副市長には2日の夜ぐらいには当然連絡は入っていると思う のです。それがどうしてほかの職員がその4日わかっているのでしょうか。   まして、朝日でわかっているということは、教育長、その辺4日の日に出勤されてからだれかに 何かそんなことしゃべっています。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 今の質問にお答えいたします。   4日の事始めのときに、副市長が苦渋を出るような声で、教育長、あってはならないようなこと がまた起きてしまったと。住民に対してどうおわびすればいいのかわからないというような、苦渋に 満ちた話でもって私に語ってくれました。そういうことから、起きてはいけないようなことを再度ま た私が勤務している朝日支所で起きてはいけないと、そのようなことを感じましたので、朝日の支所 長あるいは3人の課長に、こういう酒気帯び運転というものが起きてしまったと。朝日支所からは絶 対出さないようにというようなことを言いました。そのときには、氏名とかあるいは支所の名前など は決して言わず、そういうふうなことを起こさないようにということを話をしたわけであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 副市長、その懲戒の委員長として、その日にそういう委員会が開かれた後の 決定で今のようなことを訓示するのであればいいです。まだその懲戒委員会も開かれていない。その 職員に対してどうするかということも決定しないうちに、そういうことを職員の前でしゃべるという ことは、大責任なのではないですか。どう思われます。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) ただいまの件ですけれども、私は教育長だけにお話をした。三役であ りますので、市のやはり責任を負っている方でありますので、話をさせていただきました。   そういうことで、今回組合からも抗議文が出されました。その事実を今後これからの守秘義務等、 そういう面でこれからしっかりと綱紀粛正をしていきたい、考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) いつも何か起きるたびに、しっかりと、強く言っておくとかと言うけれども、 その前にきちっと正すものは正していただいて、責任の所在をしっかりさせていただきたい。   その委員会の、ましてや委員であります教育長から、そういうことを支所内でしゃべるというの は、本当にもってけしからぬということだと私は思いますので、その辺市長、副市長含めてぜひご検 討いただきたい。   3問目の質問に移りますが、この事件は前回の飲酒、酒気帯びで停職6カ月、それに伴って今回 も6カ月なのでしょうけれども、前回窃盗で逮捕された職員は懲戒解雇、今回はまた6カ月の停職。 そして、今回の場合は、相手方に追突をしているということは、相手方の時間も奪っていることにな っているわけです。追突されなければ、その方だって警察からの事情聴取も受ける必要がない。その 時間を奪っているにもかかわらず、同じ6カ月というその基準がわからないのです。そういう窃盗で 懲戒解雇、そして今回の相手方にも追突して迷惑もかけているのにもかかわらず、同じ6カ月。本当 に何かいつもこの基準がわからぬ。その辺の基準は、何か今検討されているのですか、余りこんなの がしょっちゅう、しょちゅうあっては困るのだけれども。副市長、その辺どうなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今の懲罰の程度ですけれども、いろいろケースバイケースで全く事案 が異なるケースが多うございます。   各県、市町村のそういう前例をいろいろ引っ張り出してやっていますけれども、同じそういう対 応というのはございません。その中で、その適切な処理をどうするかということで懲戒委員会にかけ て、それで全会一致でこういう決定を見たところであります。 〇3番(本間清人君) 3問終わりましたけれども、最後確認で、ぜひもうこんなことがないように していただきたい。   合併前の市議会では余りこんな経験なかったのですが、副市長、あとこんなような職員の不始末 やらそういうのは、あとほかには絶対ないのでしょうね。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今後につきましては、出るか出ないかというのは、本当にそれはわか りません。   ただ、出ないようにということで、改めて職員には訓示をして、このようなことのないよう綱紀 粛正には十分、また職場でも十分話あって、市の職員たるそういう資質を保っていただきたいという ことで訓示をさせていただいたところであります。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議第1号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工事の工事請負           契約の締結について                      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第1号 (仮称)村上市生涯学習センター建設(建築本体)工 事の工事請負契約の締結についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第1号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度より2カ年事業として進めております(仮称)村上市生涯学習センター建設 (建築本体)工事の工事請負契約の締結について、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会 の議決を求めるものであります。   (仮称)村上市生涯学習センターは、市民の学習意欲にこたえるため、その中核施設として、ま た学びを広める社会教育施設としての活用を目指しているものであります。当該施設の建設場所につ いては、これまで学びの一画を担ってきた教育情報センター中央図書館に隣接させ、渡り廊下によっ てつなげることで、一体的かつ総合的な学習ゾーンとしての整備を図るものであります。   契約金額は3億3,285万円、契約の相手方は加藤組・内山組特定共同企業体であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   建設に係る経過、資料の4の中で、昨年の8月24日の全員協議会で建設予定地内に2カ所ボーリ ング調査を実施したいので、45日間の工期延長を行いたいという報告がございました。そのボーリン グ調査は、行われたのでしょうか。もし既に行われているとしたら、どのような結果が出たのでしょ うか。それとも、まだなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 8月24日の全員協議会でお話ししたとおり、ボーリング調査、いわ ゆる支持基盤の確定をするための調査をいたしました。   結果的に、私ども当初計画していた場所、基本計画では旧警察跡地の西寄り、これが情報セン ターと中間になった関係で、やはり適切なデータを出したいということで、情報センターのデータを もとにして再度東西2カ所でボーリング調査を行いました。結果的には、やはり情報センターの地盤 と同じような傾斜が見られました。その傾斜によって、当初計画していたいわゆるくいの長さであり ますが、それを10メートルから15メートルに確定させ、実施設計に反映させていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) すみません、今の1番目の質問で、いつその調査をやったのかというのも一 緒に聞いたのですが、日にちちょっと漏れているようなのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) たしか8月24日の全員協議会以降、9月に入ってでの調査だという ふうに記憶しておりますが、ちょっと正確な日数、もしあれでしたら後でご報告させていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) このボーリング調査を請け負った事業者は、どちらでいらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 株式会社新研基礎コンサルタントであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 入札結果でお伺いいたします。   最初の入札は、5つの共同企業体が入札をしております。それで、再入札になりました。この段 階で、2つの共同企業体のみの再入札になったのですが、この辺の経過は、それは業者に聞かなけれ ばわからないのかもしれませんが、最初の入札のところに5つの企業体が参加申し込みしていて、そ れなりの意欲を見せたにもかかわらず、なぜ3つの共同企業体は再入札に参加しなかったのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 1回目の入札で予定価格に達しなかったということで再入札を行ったわ けでございますが、1回目の入札で不落になった一番安い金額、3億3,500万という数字を各5社に 申し上げますので、そこに達しないという方については、辞退されたのでないかなというふうには想 像しております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いいたします。   金額とちょっと絡んでくるのかなという形もあるのですけれども、施設概要のところで2階渡り 廊下でつなぐと。市長の説明でも、一体化、総合的に利用するというようなことで、渡り廊下をつけ て一体で使用するということで、大変いいなと思っていたのですけれども、この図面のほう見ていま したら、長さ11メートルのところ75センチくらいの段差ができるような図面になっているのですけれ ども、この辺の段差については、例えばフラットであればもう少し安くできるのかなというようなこ とも素人考えで考えればそんなふうに思うのですけれども、この辺傾斜がついたという理由をちょっ と詳しく教えていただきたいと思うのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今議員のご質問は、渡り廊下の部分の段差でしょうか。   渡り廊下での段差、確かにここ70センチほどの段差がついておりますが、構造上どうしてもこの 部分でその段差が生じてくるというふうに聞いておりますが、この辺コスト的な部分があるのかどう か、ちょっと私詳細のほうわかりませんが、段差解消のためにある程度スロープ等を利用して、障害 のある方でも渡れるようなものにしたいというふうには考えておりますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) スロープをつけたということで、その辺はバリアフリーをちょっと目指して いるのでしょうけれども、理想的なのはやっぱりフラットです。   つなぐということがまず前提にあったわけですから、最初のもう設計段階で新しく建てるほうの 高さをいろいろ調整してできたのではないかというようなことをちょっと感じるのですけれども、あ と耐久性の部分とか、その辺のところは大丈夫なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 構造上の耐久性については、実施設計あるいは確認申請の上で間違 いないというふうなことで確認されております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 新潟でそんな事例もありましたので、その辺のところはしっかりと、何かあ ってからでは遅いですし、あと段差の部分も今構造上といって、これから直せというのもなかなか難 しいのでしょうけれども、やはり設計していくときにそういったことも必要だったと思うのです。   最後の質問ですけれども、ここのところに現在中央図書館に設けられている学習室の機能移転で というところが書いてあるのですけれども、今学習室で使っているところをどんなふうな構造につく りかえるかというのも、腹案としてあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(高田 晃君) 今現在教育情報センターにあります学習室、これにつきましては図 書館の開架率を向上させるということで、いわゆる図書館スペースとして開架を、今14万冊ぐらいの 蔵書があるわけですが、開架率が非常に悪いということですので、あくまでも蔵書を上げて開架率を 上げたいというスペースにしたいと思っております。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この入札結果表見ますと、この5つの共同企業体は、前回山北支所の共同企 業体とほぼ同じ企業体で入札をしているわけであります。   今回入札ですから、その企業体がどういう単価でどういう積算をしてどういう金額を入れるかは、 それはまことに勝手ではございますけれども、その山北支所は850平米で2億円、今回この建物は1,9 50平米で3億3,500万。そうしますと、どちらの建物が基準なのかわかりませんけれども、そういう 建物の面積、そういったまた、向こうは木造ですし、こちらは鉄骨造RCですから、どっちがどっち ということもないのでしょうけれども、それにしてもそういう基準が何か全然わからないのです。仕 様も、当然建物の中の内部にしても、いいカーペット、いいクロスを張れば当然その分単価も上がる。 天井材にしたって、いいやつを使えばそれは当然単価も上がってくるのはわかるのですが、これ総務 課長もしくは財政課長、どちらかが答弁していただきたいのですけれども、こういった公共施設の建 物に関しては、住宅なんかですと、坪何十万というようなものがまず基準にあって、例えばふろ場を よくする場合にはこのぐらい上がりますよとかとやっていきますよね。こういう公共施設の場合には、 坪幾らまでの建物にしなさいとかというようなそういう規定は何もないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 私が知る限りでは、坪幾らというような記載のところはございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今後こういった入札でいろんな物件が出てきた場合に、そういった規定を決 めますと、逆に今度入札の金額の幅が狭くなりますので、大体同じ業者がとっていくという可能性も なるから、ばらつきのある最低価格を決めるというのは、非常に談合がしにくくなるのでというよう な部分で今やっています。   あと、新潟市やらいろんなところで、今その談合の問題に関しまして入札の精度もやっぱり…… 私も前からこの入札精度言っているのですが、そういった入札精度のやり方自体も、村上市として今 後やっぱり改めるべきな部分はいっぱいあろうかと思うのです。例えば今回富樫組さん、カエツハウ ス、又助さんの共同企業体は、山北をとっているときには一番だったのです。その単価からいくと、 本当はやっぱりここが一番の上の単価で来るべきなのだろうと。それは、さっき言ったように入札で すから、その会社の規定、積算とかいろいろありますので、何かいかにも前回の工事がここがとった ので、ここはこの工事はとれないのだよみたいな、そんな感覚でなっている。それは、いろんな方々 にいろんな仕事をしてもらいたいという市長のお考えのもと、こういう企業体でやっているわけです から、それはそれいいのでしょうけれども、その入札そのもの自体の精度というのを今後やっぱり見 直すということに関しては、何か考えございませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 村上市は、他の市町村から比べても一番公平で、一番公正なやり方をしてい ると、私たちはそう思っているのです。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第1号を起立により採決いたします。   本件は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第1号は原案のとおり承認されました。                                              日程第5 議第3号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第11号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第3号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第11号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第3号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度村上市一般会計補正予算(第11号)であります。歳入歳出予算の総額に1億 9,280万円を追加し、予算の規模を309億160万円にしようというものであります。   昨年の11月、国の第3次補正予算の成立に伴い、東日本大震災関係経費のほかに全国防災対策費 として学校施設の耐震化や防災対策等の予算措置がなされました。   このたびの補正の内容でありますが、この第3次補正を受けて平成24年度事業として予定をして おりました岩船小学校耐震補強大規模改修事業の予算化を前倒しすることとし、同じく消防団員の安 全対策設備品としてライフジャケット、投光器の購入経費を計上いたしております。   また、(仮称)荒川保育園建設用地については、土壌汚染対策法第4条第1項の規定による届け 出を行ったところ、同法第5条第1項の規定により、新潟県から土壌調査の実施命令を受けましたの で、係る調査経費を計上したものであります。   なお、いずれにしても年度末までにわずかな期間しかないことから、3月定例会において繰越明 許の議決を得た上で平成24年度に繰り越したいと考えております。   歳入について申し上げますが、第10款地方交付税では、特別地方交付税として281万円追加いた しました。   第14款国庫支出金では、さきに申し上げました学校施設及び消防団関係で7,626万7,000円追加い たしました。   第19款繰越金では、前年度繰越金1,502万3,000円を、第21款市債では、教育債を9,870万円それ ぞれ追加をいたしております。   次に、歳出についてでありますが、第3款民生費では、土壌調査費として630万円を、第9款消 防費では、備品購入費として421万5,000円を、第10款教育費では、岩船小学校校舎耐震補強大規模改 修経費として1億8,227万3,000円をそれぞれ計上いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、土壌調査についてお伺いをいたします。この土壌調査はいつごろ、何日間ぐらいか かるのか。そして、どのような方法で調査される計画になっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) この土壌調査の調査期間といたしましては、県との協議の中では入札等 の手続を含めまして、調査及び県の報告含めて約4カ月を要しておるということでございます。   それから、調査方法でございますけれども、その建設予定地でございます土壌の採取をするとい うことと、それから地歴の調査、それから測量、それから報告書の作成ということになることを考え ておりますけれども、土壌採取の結果その分析をするというふうな調査方法になるかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) その下の学校の大規模の耐震工事について伺います。   今この岩船小学校やりますと、小学校、中学校で今後残っているところはどことどこで、そして 残は何%ぐらいになりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(大滝和春君) ただいまご質問にお答えします。   残る学校については校名を申し上げます。校舎で村上小学校、瀬波小学校、平林小学校、神納小 学校、三面小学校の5校であります。体育館ではさんぽく北小学校、三面小学校、神納小学校の3校 であります。中学校においては、平林中学校の校舎及び体育館です。   それで、今年度末におきます耐震化率でございますが、小学校で72%、中学校で81%となってご ざいます。そういうことで、次年度以降については、残り19%になろうかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そこで伺います。   今回第3次補正を受けて、今回のきょうの臨時議会で提案をして工事を始めるという、それによ ってこの前のちょっとご説明ですと、2,800万円節減できるという財政のほうで検討されたようです が、今回こういう形で提案をしてきたというのは、この2,800万円の節減ももちろんでしょうが、や っぱりより早く学校の耐震工事をしたいという、その辺の教育関係の部署と財政関係の部署との話し 合いの結果、今回こういう形で提案されたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 学校の耐震につきましては、できるだけ早くというのが原則でございま すので、前倒しできるのであれば前倒しをするということで、今回の機会を使わせていただきました。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 財政課長にちょっとお聞きしたいのですけれども、この小学校の施設改修 経費なのですが、これ岩船小学校ということで前倒しにしていただくということで非常に感謝してい るのですが、今回第3次補正でもってその学校債とか使わないでやるということだと、先ほど相馬議 員のように2,800万円が節減できるということをもう少し詳しく教えていただければと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この第3次の補正の中に、全国防災対策費というのが費目がございまし て、これを利用するということで、その起債が名称が緊急防災減災債という名称でございますが、こ れが交付税算入率が80%、後で80%戻ってくると。   24年度では過疎債を使う、その他を使う予定でございましたが、過疎債の場合は交付税の算入率 が70%でございますので、より多く交付税を後年度でいただけるということで、その差額が試算いた しますと2,800万になると、こういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) よくわかりました。   それで、これは前倒しで補正予算には上げるのだけれども、実質的には平成24年度中に改修工事 に入るということで、繰越明許費で3月補正か何かに上げてくるというふうな理解の仕方でいいわけ でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) そのとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第3号を起立により採決いたします。   本件は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第6 議第2号 公の施設に係る指定管理者の指定について      議第4号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第12号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第2号 公の施設に係る指定管理者の指定について及び議第4 号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第12号)を一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第2号及び議第4号の2議案について一括 して提案理由のご説明を申し上げます。   これら2議案は、みどりの里関連施設の指定管理者の指定と、その指定管理者との協定に基づく 額の債務負担行為の設定を内容とするものであります。   最初に、議第2号は、公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、さきの第 4回定例会において朝日みどりの里関連の7施設に係る指定管理者の指定を提案いたしましたが、当 該施設の指定管理者候補団体より株式会社としての法人登記を完了した旨の届け出がありましたので、 改めて村上市指定管理者選定委員会での協議が必要なことから撤回をさせていただいたものでありま すが、去る12月13日開催の第6回選定委員会での審査結果を受け、改めて提案するものであります。   指定管理者となる候補団体については株式会社まほろばで、指定期間は3年間とし、本年4月1 日から新たに指定管理者の指定をしようとするものであります。   なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、ご参照をお願いいたします。   次に、議第4号は、平成23年度村上市一般会計補正予算(第12号)であります。議第2号に関連 して、みどりの里関連施設における指定管理者との協定に基づく額について、新たに債務負担行為の 設定を提案するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 副市長、これ前回の定例会のときに、12月1日にその株式会社の申請をして いるというお話をいただきました。   定例会の議案としては撤回をして、今こうやって出てきたわけでありますが、そういう事実を副 市長はご存じだったのにもかかわらず、その6日の提案に上程してきたわけですよね。団体の名称も、 そういう株式会社に今法人登記をしているのだというようなお話をされました。そういう出し方する のであれば、今名称の変更、団体の変更等手続しているのだから、普通であればその定例会に上程を せず、本当はきょうこういった臨時会が予定をされているのであれば、それに合わせてその提出をし てくる。この期日にその団体の株式設立が間に合いませんでしたので、次回の改めて出し直しします というのが普通の提案の仕方ではないのでしょうか。その辺、副市長はいかがお考えですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 議員おっしゃるとおりであります。   私どもの指導不足もあります。その辺、今後については、また十分検討させていただきたいと思 っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) これは、今回委員会付託されますので、委員会の方々でいろいろもんでいた だければいいのですが、私も委員外でありますので、ちょっとそのことについてお聞きしたいのです。   私も、ここの実はプールの会員等を入っていまして、今まで職員の館長さん、歴代の方々とたま にそのプール、温泉などで会ったときに、何か議員さんとしていい案ないだろうかねと。本当にこの プールだけがネックなのだというような話をされていたときに、やはり職員さんで今まで館長として やられている方、何とかまほろばをよくしようということで、一生懸命ご努力してきたのだと思いま す。それがいきなりこういう指定管理にされて、今までの館長さん方の努力が水の泡というわけでは ないのでしょうけれども、それを指定管理になっていく。普通の指定管理のやり方ですと、例えば今 まではそこがシルバー人材さんが管理をしていたので、では社会福祉協議さんにその建物は指定管理 しましょうとか、そういったような指定管理だったらわかるのですけれども、今回の指定管理につき ましては、全く今までまほろばを何かしらやっていたとか、それは野菜入れたり、何かそこで販売し ているのはあるかもしれませんが、その16社の出資者にしましても、そこの地域の商工会のメンバー ではありますけれども、そのまほろばの営業そのもの自体とは全く関係ないわけですよね。やっと高 速が延伸されて、今まで本当多分旧朝日村の方々も、建てたはいいけれども、毎回毎回一般財源から の持ち出しがあって大変な建物だったのだろうなというふうにお察ししますけれども、それがやっと ここに来て利益が出てきて、軌道にも乗ってきたにもかかわらず、それを簡単に指定管理に出してし まうという、利益が出たのであれば、村上市の利益にしておけばいいではないかなと私は思うのです が、わざわざそれを何で指定管理する必要がある。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 突然にして管理したというお話を今しておりますけれども、決してそうでは ございません。前から指定管理にするというようなことで話し合いを私どもはしていたというふうで ございます。   なぜ指定管理に出したかということでございますけれども、さきにご説明いたしましたとおり、 民間の指定管理を出すことによりまして、委託料が大幅に減額をいたしております。それと同時に、 地域の民間の人たちが力を合わせて自分たちの地域をつくっていこう。そして、自分たちの地域のも のを売っていこう。販売していこう。そして、地域を活性化させていこうと、そういうような意欲の ある人たちの集まりで、これからあの地域一帯を活性化させていこうという意欲になりますので、当 然その人たちはこれから頑張っていただけるものと。そのことがとりもなおさず将来的には村上市地 域の発展につながっていくと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 商工観光課長にお聞きしますけれども、その朝日商工会で当初は私聞いたら 20社集める予定だったと。一口200万でしょうか。   その出資して集まって会社をつくったこの株式会社まほろば、そういう商工会の活動、こういっ た形で指定管理を今市長が言われた、要するにぽんと出てきたわけでなく、それは前から準備期間が あって、そういう資金も集めていたのは十分知っています。それは、いつごろから始めていたのです か、では。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 資金をいつから集めたというのは、ちょっと把握しておりませんけ れども、徐々に話が聞こえてきまして、20社集まるという話はその後聞いておったような形でござい ます。いつからというのは、ちょっと確認しておりませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 私委員外ですけれども、もしよかったらそれいろいろな協議の中で、そうい った活動をいつからやって、こういった形で今株式会社になりましたというような説明も、ぜひ委員 会の中でやっていただきたいなと思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   議第2号につきましては、私所管でございますので、そちらのほうで詳しく聞いていきたいと思 いますけれども、議第4号について、きょう机の上に債務負担行為の補正に係る参考資料ということ で、金額入ったものがありました。2,049万6,000円となっております。前にいただいた資料ですと、 1,980万となっているのですけれども、この辺の金額の違いについてはどんなふうになっているので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 12月の補正で電話機のリースをみどりの里特別会計で補正しております。   これが年間23万2,000円でございますので、掛ける3で69万6,000円を債務負担というふうな増額 になろうかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 例えばですけれども、指定管理に出した後こういった事例がわかった場合と いうのは、どんなふうな形で進んでいくのでしょう。   今は、まだ議決されていないので、増額したということですけれども、議決された後であればど んなふうな形になってくるのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 議第4号をごらんになるとわかるとおり、限度額が指定者との協定に基 づく額ということで金額を明示してございません、議案の場合は。   それがそれぞれの補正で上がっていくわけでございますので、今回は非常に数が12月補正で多か ったものですから数字を上げさせていただきましたが、これが変動することがままございますので、 文言で議案については今後も進めたいというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そういった事例が出てきたときには、議員のほうにもいろんな形で報告はあ るのですよね、いかがでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 個別で指定管理の分が債務負担が上がりますというような報告はござい ませんが、それぞれの会計で補正予算が上がりますので、そのときに所管課で説明することになろう かと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 3点についてお伺いします。   まず、一番簡単な点ですが、これは何回も聞いたかと思うのですが、指定管理者選定委員会の、 たしか5人だったかと思いますが、メンバーを改めてお聞かせください。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 委員長が副市長でございまして、そのほか民間の各団体の代表の方が登 録されております。 〇18番(滝沢武司君) 名前は差し控えられますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 今手元に名前の名簿等ございませんので、ただスポーツ団体の関係とか 税理士さんとか、そういった関係の各種団体の構成員の代表の方でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) では、第2点目は、資料の4ページのところに10行目くらいですか、商工会 や各種団体と連携しながら経費の節減に取り組む提案が評価されたと。   この経費の削減に取り組む提案という、具体的にはこれ書いていないものですから、例えばどん な提案があってそのことが評価されたのか、そこのところちょっとはっきりしません。これ、これか らの恐らく経費の削減ということになると、今後の市としての負担にやっぱり大きくかかわるという ふうに思いますので、提案の内容についてよろしかったらお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 最終的な選定につきましては、総合的な判断ということでご理解いただ ければと思うのですが、その中の1つの要素といたしまして、地元のそれぞれの周知している業者の 方等が集まって、みどりの里を一体的に運営できるというような判断が一番大きかったように記憶し ております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 一体的にということとその地域のことがどのように経費削減という点で関連 するのか、今のところではちょっとわかりにくい部分がありますが、それは後ほど委員会もあるよう ですから、その中でお聞きしたいと思います。   3点目は、指定管理者制度が発足してから七、八年になろうかと思うのです。旧村上市の場合は、 例えば介護施設の社会福祉協議会への移管とか、いろいろなふれあいセンターあるいはイヨボヤ会館、 それから郷土資料館、こういったものをいわゆる旧村上市議会あるいは村上市としてもう移行を進め てきたと。非常に大きな市の施設について、いわゆる直轄にするか、指定管理にするかという2つの 選択の中で、そうせざるを得なかったということがこれまでの経過の中にあるのですが、この問題、 指定管理者の制度を活用するという手続の関係で旧朝日村はどのような対応をしてきたのか。なぜこ こまで7年、8年も検討するだけの時間が必要だったのか、そこのところを副市長、旧朝日村の村長 さんでいらっしゃいましたから、その経過については十分おわかりかと思いますので、旧朝日村で指 定管理の進めあるいは手続がとれずにここまで来た経緯について伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) みどりの里につきましては、村営でずっとやってまいりました。   なかなか毎回、職員の人件費等でございますけれども、非常に持ち出しが多いというようなこと で、たびたび議会からもいろいろご質問やらいろいろな提案がございました。その中で、合併後に指 定管理ということでいろいろその協議がなされてきたわけであります。行政改革の一環としていろい ろ話し合われてきたわけでありますけれども、その中でようやく今の状態、いろんな面でなかなか市 営、村営では大変維持管理というか、経営的に非常に難しい。また、民間活力によりましていろんな 総合的な地域の活性化につながっていくのではないか。インターチェンジも朝日まほろばまで延びま したので、その辺を踏まえて今回十分民間活力でやっていけるのではないかというようなことから、 指定管理に移行したらどうかということで提案をさせていただいたところであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今の答弁ですと、条件的には旧朝日村の時期であっても、現在の村上市の段 階であっても、余り変わらないような条件あるいは環境ではないかなというふうに思いながら、あと は委員会で審査を待ちます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   資料の4ページで、先ほど滝沢議員がちょっとお聞きしていたようですが、住民サービスの向上 と……4ページに。住民サービスの向上と経費の節減を目的とする指定管理者制度の趣旨にかなう提 案を行った第1の団体というふうに評価しております。その提案を行っているわけですので、住民 サービスの向上と経費の節減については、それなりの内容的な面も含めて提案されたのだろうと思う のですが、委員会にはこの提案の内容を、あえて2日臨時議会をもって委員会が開催されるわけです ので、委員会ではこの提案は開示されるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 質疑の中では当然お答え申し上げますが、それぞれの提案の内容につい て資料を提示する予定はございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) その下の団体の概要のところに、出資者が事業経験豊富であることと、特に 朝日地区内の情報等に精通していることから、地域に根差した管理運営が期待できる団体ですという ふうに評価しております。   今までみどりの里を中心としてあの一帯は、市の職員を派遣して、そして相当な努力の結果今日 まで頑張ってこられたということは、私どもも知っております。そこで、この会社をつくった関係の 方々は、それぞれの会社の社長あるいは商店の店主の方々がこの会社をつくるのだと思うのです。そ うしますと、市の職員が出向してそこで頑張ってきたような、単なる個人の営業的な感覚では済まさ れないと思うのです。つまりその立地条件を生かし、地元の産物をどう付加価値をつけてさらなる商 品にしていくか。研究部門です。それとか、他市の同じようなところのより進んだことを学ぶとか、 そういう点で中心になって関係の出資者をまとめて、そしてプランナー的な形で引っ張っていく方は、 この会社の中のどなたがされるというようなことを関係担当課では聞いていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) ここに指定管理者となる団体ということで、まほろばの島田好様が 名前になっていますが、この人が中心になって引っ張っていくということになろうかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 指定管理者に今度移行するにしても、関係する現場で働いている人の職員の 意識の向上、そして職員からアンケートをとって、職員の提案をそれぞれのところで生かしたり、お 客様からアンケートをとったりというか、相当の目に見えない努力がされて今日に至っている、そう いうような財産を、やっぱり建物があってそこに売れる品物があるから、それが売り上げを上げてい くのではないと思うのです。そこで働く人たちの相当な努力、そして意識というのは、無視できない ものだと思うのです。   そういう点で、今日まで頑張ってきた関係で働いた職員の人たち、そしてパートの人たち、そし て中心になって働いてきた人たちのつくり上げた財産は、指定管理するこの会社の人たちにどのよう な形で受け継いで、全部はそっくりできないにしても、それはやっぱりどこか棚の上に上げてしまう ようなことでは私はいけないのだと思うのです。それをどのような形で財産として生かしてもらうか と、その点ではどのような話し合いがされていますか、されていませんか。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 現在まだ議決してございませんので、具体的には話は進んでいない 形でございます。   職員は引き揚げますけれども、現在いる臨時職員につきましては、継続雇用していただくという ことでお願いしてございますので、全員が引き揚がるわけでございませんし、現在おります臨時職員 につきましても、今までどおり一生懸命仕事しておりますので、その部分ではすべてがいなくなると いうことでございません。   さらには、今後この議決いただいた後には至急引き継ぎ業務もございますし、十分に連絡をとり ながらやっていきたいというふうに思っております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 石嶋修平君。 〇26番(石嶋修平君) みどりの里の管理の関連でございますので、私から要望を兼ねてお願いを申 し上げます。   各同僚議員から、ご心配の余り今いろいろとお話が出ております。先ほど副市長もお話ししまし たように、朝日村当時からこのみどりの里に関しましては、試行錯誤した点がございます。要するに 一般財源の投入というものが年々ふえておる傾向もございます。その中にあって、やはりみどりの里 のまず大きな大きな要点の1つの中に、憩いの場という1つの、潤いを与える場所の一つというとら え方も1つございました。その潤いの場というものは、お金で換算できない心の安らぎを与える場所 だという観点からもございました。そんなところで、今管理の方向で今回から発足するわけでござい ますけれども、この選定は朝日村の一人としましては、的を射た選定であると同時に、よく16名の会 社が心を1つにして手を挙げていただいたということに対して、感謝を申し上げておるところでござ います。どうぞ皆さん方、批判は批判として、また手を差し伸べる温かい心をひとつみどりの里にご 提供願いたい、このように思いますし、また行政側といたしましても、今後とも大きな試練が待って おるかと思いますけれども、その辺適材適所にひとつご尽力を仰ぎたい、このように思っております。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この今みどりの里の指定管理出したということは、とりもなおさず新しい時 代の幕あけであると私は考えております。   これから高速道路が延伸され、そしていかに魅力ある地域、いかに魅力あるところをつくってそ のインターにおりていただくか、それが重要な問題になってまいりますので、非常に的を射た私は時 期ではないかなと。これぞ民間活力の最高の産物であると、そのように考えておりますので、これか らもしっかりと連携をとりながらやっていきたい、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第2号及び議第4号については、それぞれ議案付託表及び予算 付託表のとおり会議規則の規定によって、議第2号は市民経済常任委員会に、議第4号は総務常任委 員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   明日も本会議を開きますので、午後1時までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午前11時10分  散 会