平成23年村上市議会第4回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成23年12月22日(木曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 9号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を求める請願      第 3  請願第 7号 農業用軽油にかかる軽油引取税の免税等を求める請願          第 4  請願第 8号 塩谷海岸の浸食防止対策事業の推進を求める請願            第 5  議第140号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負契約の締結について         議第142号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について 議第143号 村上市情報通信施設条例及び村上市情報通信施設条例の一部を改正する条             例の一部を改正する条例制定について   議第144号 岩船地域土地開発公社の解散について    議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第148号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第149号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第150号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第151号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第152号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第153号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第154号 公の施設に係る指定管理者の指定について   第 6  議第155号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について   議第156号 村上市森林公園設置条例の一部を改正する条例制定について   議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第159号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第169号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第170号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第171号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第172号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第173号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について   第 7  議第176号 スポーツ基本法の施行に伴う関係条例の整理に係る条例制定について   議第177号 村上市養護老人ホームやまゆり荘条例の一部を改正する条例制定について      議第178号 村上市急患診療所条例の一部を改正する条例制定について   議第179号 村上市重要文化財若林家住宅等管理条例の一部を改正する条例制定につい             て        議第180号 村上市郷土資料館条例の一部を改正する条例制定について   議第181号 村上歴史文化館条例の一部を改正する条例制定について   議第182号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議第183号 公の施設に係る指定管理者の指定について   議第184号 公の施設に係る指定管理者の指定について        議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について   第 8  議第186号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第9号)        議第187号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)        議第188号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)        議第189号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)        議第190号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)        議第191号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議第192号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)         議第193号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)        議第194号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)        議第195号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)        議第196号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)        議第197号 平成23年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)   第 9  議第198号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第10号)           第10 議員発議第12号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を求める意見書の提               出について                           第11  議員発議第13号 農業用軽油にかかる軽油引取税の免税等を求める意見書の提出につい               て                               第12  議員発議第14号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定               について                            第13  議員発議第15号 高速交通等対策特別委員会の設置について             第14  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   12番   川  崎  健  二  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は26名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、14番、三田敏秋君、18番、滝沢武司君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 請願第9号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第9号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を 求める請願を議題といたします。   本件は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書が議 長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) おはようございます。ただいま上程されました請願第9号 郵政 改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を求める請願は、去る12月14日の総務常任委員会におい て審査を行いました。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。特に意見なく、討論を求めました が、討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願第9号は採択すべきものと決定いたしました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまです。委員長にお伺いいたします。   いろいろなサービスが低下したとか、間違いが多いとか、職員にお願いしても、自分ところでは 扱えないというようなことで、いろいろと今までの郵便局のイメージとはまるっきりかけ離れた、特 に山合いの集落等では大変な不便さを感じているというような声がたくさん聞こえます。間違い等も 非常に多いのです。同じような間違いをするのです。それで、聞きますと職員の人の雇用体系が非常 に不安定な雇用で、研修も短期間の1カ月とか、本当の短い期間の研修で終わっているというような ことが原因かと思います。   そこでお伺いいたしますが、3事業から成り立つ郵政事業とするということがあるのですが、こ ういうふうに3つの3事業に分かれていて、いろいろな不便さとか不満とかが述べられておりますが、 それは解消するというようなことは議論はされたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいまの報告いたしましたとおり意見等は出ませんでした。委 員会の中では。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 法案は、金融の全国一律サービスの義務づけは親会社だけで、直接金融サー ビスを提供する金融2社には義務を課していないというか、非常に問題が多い法案なのです。そこで、 日本共産党は本当に国民が望んでいる郵政民営化見直しではないと、そんなふうに考えております。 利潤の追求でなく、公共の福祉の増進を…… 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬さんに申し上げます。質疑ですので。 〇22番(相馬エイ君) 質疑ですね。はい、わかりました。   そこで、とにかく3社分化というこのままでは今住民が不便さを感じていたり、いろんな利用で もそれぞれの会社に分かれているということは問題の解決にならないと考えております。ですから、 郵便局長さんの願いは十分わからないわけでもございませんが、反対させていただきます。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第9号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第9号は採択することに決定しました。                                              日程第3 請願第7号 農業用軽油にかかる軽油引取税の免税等を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第7号 農業用軽油にかかる軽油引取税の免税等を求める請 願を議題といたします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) おはようございます。ただいま上程されました請願第7号  農業用軽油にかかる軽油引取税の免税を求める請願は、去る12月15日の市民経済常任委員会において 審査いたしました。   初めに、紹介議員からの補足説明を求めた後、審査に入りました。   国会では閣議決定はされておりますが、正式には決まっておりません。農業、漁業者にとって大 変厳しい状況の中でもありますので、賛成したいという意見がありました。   その他意見もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第 7号は採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第7号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第7号は採択することに決定しました。                                              日程第4 請願第8号 塩谷海岸の浸食防止対策事業の推進を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第8号 塩谷海岸の浸食防止対策事業の推進を求める請願を 議題といたします。   本件は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されました請願第8号 塩谷海岸の浸食防止対 策事業の推進を求める請願は、去る12月19日の建設企業常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   本委員会では、この審査に先立ち、12月13日、現地調査を行い、その状況等については委員各位 に事態の重大さをよく把握してもらっておりました。委員からは、現地調査で事の重大さはよくわか ります。一刻も早い対策を講ずるべきです。しかし、県だけの要望にはとどまらず、国に対しても同 時に働きかけて事業の推進を図るべきとの賛成意見がありました。   その他意見なく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第8 号は採択すべきものと決定しました。   以上、報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第8号を起立により採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第8号は採択することに決定しました。                                              日程第5 議第140号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負契約の締結につ             いて                                議第142号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制             定について     議第143号 村上市情報通信施設条例及び村上市情報通信施設条例の一部を             改正する条例の一部を改正する条例制定について     議第144号 岩船地域土地開発公社の解散について    議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について    議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第148号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第149号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第150号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第151号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第152号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第153号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第154号 公の施設に係る指定管理者の指定について    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第140号及び議第142号から議第154号までの14議案を一括して 議題といたします。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されました議第140号及び議第142号から議第154号 の14議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月14日午前10時から荒川支所旧議場において、委員6名、副市長、担当課長、担当職員、 議会事務局長出席のもと総務常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第140号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の工事請負契約についてを議題とし、 担当課長、山北支所長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、説明ではプロポーザルでの一部2階建てを平屋にするとか、震災で部材の高騰、地質 の問題等で変更せざるを得なかったなど激動している。山北庁舎は、市役所にとっても住民にとって も大切だし、ぜひ立派なものを建てたいとの気持ちで対応してきた。最初に提案されてからは、山北 支所長をはじめ関係者から大変熱心に説明されていたし、立派な建物ができると期待をしていた。と ころが、委員会に対しては3月10日の委員会の後、一切の説明も資料の提示もなかった。この議案は、 工事請負契約の締結であり、十分な説明があればそれほどの問題ではないと考えるが、プロポーザル のとおりであればまだしも、大きく変動したにもかかわらず何の説明も資料提供もなかったことが一 番大きな問題だ。今後はこのようなことのないようにとの質疑に、設計が二転三転し、いろいろ問題 があり、提示する資料に変更が生じて説明のタイミングを逃してしまったことについては深くおわび します。今後はこのようなことのないようにその都度しっかりとした説明をしていきますとの答弁で した。   また、委員より、8月4日開催の第16回入札契約手続運営委員会の協議内容が情報公開で配られ たが、協議の中で臨時議会になるとこれだけ集中的に議論されるとある。この種の問題が臨時議会で 集中的に議論されると何か困ることでもあるかのようにも読み取れるが、このようなことが本当に手 続運営委員会の中で話し合われているのか。一向に説明がなかった、資料が出てこなかったことに関 連しているのではないかとの質疑に、契約案件は委員会付託を受けてやるようにとの議会からの指導 もあり、それを受けての発言であったと思う。やむを得ず臨時議会にお願いすることはあるが、なる べく定例会での委員会付託することが望ましく、臨時議会は避けたほうがよいとの趣旨での発言だと 思うので、了承いただきたいとの答弁でした。   委員より、善意に受け取ればそうかもしれないが、この表現は何か問題を明らかにしたくないの かなとも読み取れる。このような表現は、後から見ても誤解を招く表現であり、協議内容を正しく残 すことが大切だとの発言がありました。   また、委員から、新たに提示された資料に設計業務委託契約の経緯が示されたが、これまで閉会 中も大震災もあり、防災等の関係で委員会を何回か開いている。説明の機会はあったはずだが、改め て変更の経緯について聞きたいとの質疑に、大震災に加えて地盤改良に時間がかかり、実質設計に入 る時期がずれ込んだ。震災により部材等の積み上げができなかったため、提示する資料が整わなかっ た。7月に入り、積み上げをしていく中で新たに地盤改良などがあり、プロポーザルで示された金額 では当初の850平米の一部2階建ての建物は予算の範囲内ではおさまらないことになり、計画平面の 見直しをしなければならなくなった。やむなく平屋建てに方向転換し、10月7日まで工期変更した。 プロポーザルで示された業者のコンセプトと我々の示したコンセプトをすり合わせた結果が大幅に変 更された現在の平面となったもので、確定した段階で説明すべきところを配慮に欠けたことに改めて おわびをしたいとの答弁でした。   委員より、プロポーザルには相当の金額がかかるが、計画をつくる参考意見程度で、そのとおり でなくていいような今回の態度はこれからもプロポーザルをやっているところ、予定しているところ もその考え方で臨むのかとの質疑に、基本となるコンセプトをまとめて、これに沿った形での設計と なり、大幅な変更はないとの答弁でした。   委員より、床面積が100平米ほど少なくなって、移転費用などはあるが、金額が5,000万円もふえ るが、この要因は何かとの質疑に、予想外のボーリング調査の結果、地盤改良や設計業者が1年前に 積み上げた金額と現在のものとの価格差があり、当初プロポーザルで示された金額ではおさまらなく なったため、設計変更して現設計となったものですとの答弁でした。   委員より、10月7日に建設工事費が決定して、11月15日の入札まで1カ月とちょっと。設計変更 や部材の動向などさまざまなファクターの中で期間が短過ぎるのではとの質疑に、12月議会に提案す るために急いだ案件ではありますとの答弁でした。   委員より、急いだことにより工事請負契約に不備はないかとの質疑に、通常の契約の事務執行で あり、不備はないものと考えているとの答弁でした。   ほかの委員からも議会に対して説明不足であったことについて、厳しく反省してもらいたい旨の 発言がありました。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、山北支所庁舎建設は山北地区の皆さんが待ち望んで いることを考え、この議案には問題があるからだめですということにはならないと思うが、質疑の中 にもあったが、単に工事請負契約の問題でなく、議会と理事者側との説明、また資料提示など大きな 問題を残しているという点でしっかり考えていく必要がある。これだけ大きく変わりながら所管する 委員会に説明がなかった、資料の提供もなかったことについて返す返すも残念に思う。このようなこ とが他の委員会には出ないように、今回の例をしっかりと教訓にしながら対応してもらいたいと思う し、またいろいろ意見のある事案については運営委員会といえども臨時議会になると集中して審査と なる、危惧を持つような向かい方はいかがなものかと思います。文章のとおりでないのかもしれませ んし、これ以上かもしれませんが、このような気持ちで事に当たったのでは議会としては大変迷惑で あり、議会としての役割そのものにもかかわると思う。副市長にはきょうのことはしっかりと教訓に しながら、今後の市政執行、議会とのかかわりに十分生かしてもらいたいと思いながら、待っている 山北地区の皆さんの気持ちを考え、幾つか説明でも納得できないところはあるが、賛成したいとの賛 成討論がありました。   起立採決の結果、起立全員で議第140号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第142号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について を議題とし、担当課長に議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、対象となる職員は何人いるかとの質疑に、事務の臨時職員、現場の臨時職員合わせて 480名が対象となる。部分休業は、5時間45分の勤務が最低となっており、主に臨時の保育士167名が 対象となるとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第142号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   続いて、議第143号 村上市情報通信施設条例及び村上市情報通信施設条例の一部を改正する条 例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課長に議案の説明を受けた後、質疑に入りま した。   委員より、今回提案されている条例改正は現在審査中であるが、朝日地区において9月9日付で 情報通信施設使用料の改定についてのお知らせが配付された。問題ではないかとの質疑に、朝日地区 でのお知らせと条例の不備に前後があり、申しわけなく思っているとの答弁でした。   委員より、朝日地区に配付された誤ったお知らせの後始末はどのようにするのかとの質疑に、検 討して訂正文書を配付するなり、おわびしながらそれらの措置を講じていきたいとの答弁でした。   その他質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第143号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   続いて、議第144号 岩船地域土地開発公社の解散についてを議題とし、担当課長に議案の説明 を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第144号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第145号から議第154号までの10議案は、いずれも公の施設に係る指定管理者の指定につ いてであります。これを一括議題とし、担当課長に議案の説明を受けた後、質疑に入りましたが、質 疑なく、順次討論の後、起立採決の結果、議第145号から議第154号の10議案についてはいずれも討論 なく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   いろいろと委員会で時間をかけて協議がされたようですが、ことしは3.11の大震災がありまして、 そして災害時、それから特に山北の支所の建物は住民の避難場所にも指定されている公共の施設です。 そこで、建物を建てる、特に公共の施設を建てる地盤というのは、コンサルタントも入っているはず なのですが、一番建物を建てる、そして公共の施設だという点では関心を持ち、そしてその地盤がど ういうものかというのは最初からそういうことがしっかりとわかってなければならない仕事の進め方 だったのではないかと思うのですが、その点ではどのような協議の中から明らかになったのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) 審査の中でその話も出たわけでありますけれども、答弁の中では 言ってみれば地盤のことは今までも建っていたし、地盤のことは最初は眼中にはなかったと、こうい う答弁であったと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今回山北支所建てかえの工事の進め方の中で、今建っている庁舎の下にパイ ルが入っていたということが仕事を進めていく中でわかり、そしてボーリングを3カ所しなければな いという新たな予算が追加になっているというか、いろいろと変化をせざるを得ないような状況が生 み出されたということは公共の建物を建てるときの地盤というもの、特に災害が多いわけですので、 しっかりとどの施設、今後建物を建てるにしても、これは今回教訓にすべきと考えますが、委員長は どのようにお考えですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) 言われればそのとおりだと思います。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほか質疑ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第140号の討論を行います。   通告のありました原案の反対の討論を許します。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) ただいま上程されました議第140号 山北支所庁舎建設工事(建築工事)の 工事請負契約の締結について反対の立場から討論をさせていただくのはまことに残念ではありますが、 議題となっているのは建設工事の締結であります。しかし、私が問題視しているのは設計段階からと いうことで、非常に疑問視するところがあるからであります。当初予算内での設計プロポーザルでの 基本設計から現設計に至る間に4回の契約変更や、いざ、建築工事の契約の設計書がプロポーザルで の図面と全く違う点など非常に納得いかない部分がたくさんあるからであります。   きのうの新潟日報の地域版で、長岡市のアオーレ長岡の建設工事変更相次ぐという記事が出てお りました。こちらは建設工事が行われている最中に3度もの変更工事を行ったようであります。長岡 市議会側から執行残があるからといって、安易に変更をしていないか、そもそも設計や金額が妥当だ ったのかという苦言が相次いだということであります。これに対して、市は基本設計段階の予算内の 追加工事であることを強調しているとのこと、またある市議会議員は後づけ工事といっても、最初か ら予想できたものが多い、滑り込みで入ってきたものをほとんど議論しないうちに通した議会側にも 問題があるのではという声もあったそうであります。また、このたびその件に関しましては部材の価 格が上がっただとか、東日本大震災の影響で変更せざるを得なかったなどというようなものは何もな かったように思われます。   さて、この議第140号はどうでしょうか。長岡とは違いは確かにございますが、議会として、ま た議員としての考え方は同じようなところもあるのではないでしょうか。建築工事の入札参加業者や 落札業者にしてみれば、本当に死活問題で仕事の激減、工事単価の減少など利益が上がってこないの は事実であることだと私も思っております。しかし、山北地区の住民や職員は新庁舎の建設に期待を しているのは間違いはありません。なおさらのこと、少しでも早くというより、納得のいくすばらし い建物を建てることのほうが大切ではないのでしょうか。議会も議会基本条例が施行され、開かれた 市民にわかりやすい議会を目指しております。議員一人一人が勉強して力量を上げていかなくてはな りませんが、議会全体での底上げも大切ではないのでしょうか。問題を提起しても、議論しても、結 局は1人の議員だけ。そのことについて議会全体で議論していく体制が必要ではないのでしょうか。   最初に戻りますが、私はこの問題で設計した図面と全く違う建物が建つこと、何のための住民か らも委員になってもらい、選定委員会でのプロポーザル決定だったのか、まことに不思議な点がある から、議会で問題視したわけであります。最近の理事者側には議会軽視の部分がものすごくあるよう に感じます。これは、さきの長岡市議会でもあるように、議会側にも責任があると私は思います。ど うせ議会なんて何でも採決になる。このようなことがないよう議会人として議論を深め、審査するこ とが大切ではないのでしょうか。業者さんや山北地区の方々には大変申しわけないこととは思います が、この議案には議会議員として反対をさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第140号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第140号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第142号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第142号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第143号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第143号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第144号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第144号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第145号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第145号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第146号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第146号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第147号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第147号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第148号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第148号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第149号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第149号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第150号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第150号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第151号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第151号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第152号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第152号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第153号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第153号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第154号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第154号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第155号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について   議第156号 村上市森林公園設置条例の一部を改正する条例制定について  議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第159号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第168号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第169号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第170号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第171号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第172号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第173号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第155号から議第157号及び議第159号から議第175号までの20議 案を一括して議題といたします。   本案は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第155号から議第157号及び議 第159号から議第175号までの20議案について、その審査の概要と経過について報告いたします。   去る12月15日午前10時から朝日支所において委員7名、副市長、担当課長及び議会事務局長の出 席のもと市民経済常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第155号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この施設は5年間経過していますが、その成果はとの質疑に、年間200ヘクタール、8 00トンの堆肥が利用されています。成果としては、茎が太くなって倒れにくくなったり、反収も多く とれているようです。コストについては肥料と同じくらいですとの答弁でした。   委員から、指定管理の時期はとの質疑に、この条例が制定された後、3月定例会に提案をお願い する予定ですとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第155号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第156号 村上市森林公園設置条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員で議第156号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第157号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、指定管理者の社名の変更や合併により会社が大きくなった場合はどのようになるのか との質疑に、審査委員会で指定管理を受けたときと同一性が確認でき、問題がなければ指定管理者と なりますとの答弁でした。   委員から、このような施設で管理期間が違うのはとの質疑に、運用のガイドラインの中で導入済 みと初めての場合で違うものがありますとの答弁でした。   委員から、管理料はどのぐらいなのかとの質疑に、5年間で1,470万ですとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第157号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第159号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第159号は 原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、この施設はどのぐらいたっているのかとの質疑に、昭和45年に建設されたものですと の答弁でした。   委員から、修繕費が少ないようですが、どのようにしているのかとの質疑に、軽微なものは管理 者で行ってもらい、研修生などで修理するものもありますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第160号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第161号は 原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、管理料はトイレの管理が主なものですが、足りているのかとの質疑に、消耗品費につ いては市から支給していますので、このようなことでお願いしておりますとの答弁でした。   委員から、大衆が使用する場所であり、きれいな管理をしていただきたいとの質疑に、管理者と 連携を強め、進めてまいりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第162号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第163号は 原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、説明の中でこれからの協働のまちづくりのキーステーションとなるとあるが、それ以 外はどのような事業をしているのかとの質疑に、わんぱく交流事業や笹川流れ波物語など各種事業を 行って、その地域の交流の拠点となっていますとの答弁でした。   委員から、最近の経営状況はとの質疑に、震災の影響で一時は落ち込みましたが、経営努力や日 帰り客が平年並みに推移することなどで努力をしておりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第164号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 求めた後、質疑に入りました。   委員から、利用客の形態はとの質疑に、渓流釣りや地域のイベント事業に参加する方々ですとの 答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第165号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第166号から議第171号までの6議案、いずれも公の施設に係る指定管理者の指定につい ての議題を一括議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   質疑を終結し、議第166号は討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第166号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第167号について討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第167号は原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第168号については討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第168号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第169号については討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第169号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第170号については討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   次に、議第171号については討論もなく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   次に、議第172号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、同じ農村公園でも5年と10年の管理契約があるが、それはなぜかとの質疑に、使用料 をいただいているところは5年とさせていただいておりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、議第172号は原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第173号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第173号は 原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第174号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、村上牛に放射性セシウムが検出され、ふんからも検出されましたが、肥料には影響は ないのかとの質疑に、検査して別に保管してありますとの答弁でした。   委員から、良質な肥料で生産量はあるが、なかなか利用がふえていないが、その対策はとの質疑 に、地産地消協議会などで有機肥料をさまざまなイベントや施設でPRし、消費の拡大に努めてまい りたいとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で174号は原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   次に、議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明を 受けた後、質疑に入りました。質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で175号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   155号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定についてでお伺いさせていただきます。 この議案は、9月議会、委員会採決も終わった後金額の間違いに気づき、取り下げをした案件であり ます。それで、議運のときに、議運というか、条例の一部改正の提案という形で数字の間違いが入り ましたが、これはいつ届けられたのでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) この委員会に入る前にその正誤表は届けられておりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議会運営委員会がありまして、こういう議件書の提出がされるわけです。そ して、新旧対照表にもしっかりと載せられて、そして155号として載せられた堆肥散布1トン当たり 金額1万3,750円とここにしっかりと議案書にとじられております。しかし、委員会で協議をした数 字は間違いでしたということで、1トン当たり1万1,250円で審議がされております。不思議なのは、 議運のときに議案書にしっかりととじられて1万3,750円という数字が載っているということは、朝 日支所の関係する課、そして本庁の関係する課、そしてこの議案書をつくる総務課、そしてしっかり とこれでよろしいという確認を上司がして、初めて議会に、議運の議会運営委員会で提出をされるも のだと思うのです。その数字でなくて、間違いましたという形で1トン当たり1万1,250円で審査を するという、この流れが私はどうも理解できないのです。1万3,750円は、どうしてここに載ったの だかその辺の説明はありましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) 大変申しわけないですが、これは私の報告の外ではあります が、委員会の中ではそういう話もありませんでしたし、先ほど私が言われたとおり委員会が始まる前 に正誤表がありまして、それを委員の方々はみんな確認済みでこれを協議なされたものと私は確信し ております。 〇議長(佐藤宮吉君) 2問です。 〇22番(相馬エイ君) 2問ですね。もう一ついいですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) では、もう一問どうぞ。 〇22番(相馬エイ君) もし単なる数字の間違いだとしたら、幾つかの部署で間違いをしっかりと通 しているというそのお粗末さ、そしてもし最初から1万1,250円の数字が出てこなかったという、1 万3,750円でしっかりと議会に提案されたというこの数字のまやかし。ここには私は何らかの見えな い部分があったのではないかという疑問を持っております。   以上、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第155号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第155号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第156号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第156号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第157号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第157号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第159号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第159号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第160号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第160号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第161号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第161号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第162号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第162号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第163号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第163号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第164号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第164号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第165号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第165号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第166号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第166号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第167号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第167号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第168号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第168号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第169号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第169号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第170号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第170号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第171号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第171号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第172号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第172号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第173号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第173号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第174号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第174号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第175号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第175号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時20分まで休憩します。           午前11時08分  休 憩                                                        午前11時19分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第7 議第176号 スポーツ基本法の施行に伴う関係条例の整理に係る条例制定に             ついて     議第177号 村上市養護老人ホームやまゆり荘条例の一部を改正する条例制             定について     議第178号 村上市急患診療所条例の一部を改正する条例制定について   議第179号 村上市重要文化財若林家住宅等管理条例の一部を改正する条例             制定について     議第180号 村上市郷土資料館条例の一部を改正する条例制定について        議第181号 村上歴史文化館条例の一部を改正する条例制定について    議第182号 公の施設に係る指定管理者の指定について    議第183号 公の施設に係る指定管理者の指定について    議第184号 公の施設に係る指定管理者の指定について         議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定について   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第176号から議第185号までの10議案を一括して議題といたしま す。   本案は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) おはようございます。ただいま上程されております議第176 号から議第185号の10議案について、その審査の概要と経過についてをご報告いたします。   去る12月16日午前10時から神林支所旧議場において委員6名、副市長はじめ関係課長及び関係職 員、議会事務局長出席のもと委員会を開催いたしました。   初めに、議第176号 スポーツ基本法の施行に伴う関係条例の整理に係る条例制定についてを議 題とし、担当課長から説明を求めた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、討論を求めましたが、 討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第176号については原案のとおり可決すべきものと決定 いたしました。   次に、議第177号 村上市養護老人ホームやまゆり荘条例の一部を改正する条例制定についてを 議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑もなく、討論を求めました が、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第177号については原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   次に、議第178号 村上市急患診療所条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、ここの使用料の料金設定は他の医療機関と合わせたものなのか、またはこの診療所特 別の設定になっているのかとの問いに、ここの料金設定については厚生連の村上総合病院を基準とし て、市内の他の病院の休日診療料金を参考に設定したとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第178 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第179号 村上市重要文化財若林家住宅等管理条例の一部を改正する条例制定及び議第1 80号 村上市郷土資料館条例の一部を改正する条例制定について、そして議第181号 村上歴史文化 館条例の一部を改正する条例制定についての3議案を一括議題とし、担当課長から説明を受けた後、 質疑に入りました。3議案のいずれについても特に質疑もなく、3議案それぞれに討論を求めました が、討論もなく、議第179号、議第180号、議第181号はそれぞれ起立採決の結果、起立全員で原案の とおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第182号、議第183号、議第184号の3議案は、いずれも公募による公の施設に係る指定 管理者の指定についてであり、この3議案を一括議題とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入 りました。   委員から、この公募については3件とも同じ業者の共立メンテナンスが指定されているが、公募 については1件ずつ行ったのかとの問いに、公募も審査も採用についても1件ずつ行い、共立メンテ ナンスに決定しているとの答弁でした。   委員から、共立メンテナンスについて、社長の所在は地元の人間であるか、また新潟県内にこの 会社が指定管理を受けている施設はあるかとの問いに、この会社の本社は東京にあるが、社長の出身 地までは承知していない。また、この会社が新潟県内で指定管理している施設管理は今回が初めてで あるとの答弁でした。   委員から、共立メンテナンスの村上事務所があるということだが、何年に設立されたのかとの問 いに、七湊にありますが、設立年度は承知していないとの答弁でしたので、後ほどの報告で平成23年 9月30日の設立で、男性の営業所長1人と女性1人が常駐しているという答弁でした。   委員から、今後これら3カ所の施設の雇用に関してはどのような関係になるのかとの問いに、雇 用については議会で承認後、具体的に協議されることになっているが、現在の雇用関係を継続するよ うお願いしている。現在シルバー人材センターに委託している荒川憩いの家と寿山荘については、そ のままの形で委託することは指定管理業者が業務全体を採択することとなるので、注意を促している。 また、指定管理者側もなれた方の業務の継続を希望していることもあり、その場合シルバーさんから の委託ではなく、指定管理者との直接雇用の方法もあるという話をしているが、いずれにしても地元 の雇用を優先するよう依頼をしているとの答弁でした。   委員から、この会社は県内で指定管理は今回初めてということだが、ここ以外にどのような業務 をしているのかとの問いに、新潟市では図書館の委託、また保育園、小学校、コミュニティーセン ターのそれぞれのバス運行の委託、また長岡市では国税局の独身寮の運営、山口県では小学校学校給 食調理の委託、福島県では行政の宿直業務、そして今回のような温泉施設の指定管理としては北海道 や石川県で業務をしているとの答弁でした。   委員から、指定管理料の積算についてだが、平成21年度から23年度のものを見ると人件費は400 万円だったのが今回556万円と約150万円もアップしているが、管理費については今まで800万円から9 00万円だったのが697万円と約200万円前後も下がっているが、今回の積算根拠は正しくなされている のかとの問いに、人件費について今まではセンター長に対して月額報酬としており、他の用務員さん は日額計算をしていた。今回は今まで施設への送迎経費としてシルバー人材センターに委託していた 分を送迎の運転手経費として委託料から人件費に移させてもらった分が数字としてあらわれたという ことで、総体的には大きな差はないと理解しているとの答弁でした。   委員から、この3議案の指定管理の公募は何社の申し出があったのかとの問いに、3議案とも2 社の公募で、次点の1社は地元の方でしたが、このような福祉施設などの経験がないということであ り、全国展開をし、経験豊富な共立メンテさんに決定したとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、3議案それぞれに討論を求めましたが、討論もなく、議第182号、議第183 号、議第184号はそれぞれ起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしま した。   最後に、議第185号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長から説明 を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、 起立採決の結果、起立全員で議第185号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で当委員会の報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   182と3と4と一緒の指定管理の指定で、相手は東京千代田区の共立メンテナンスさんにしたい という報告で協議がされました。それで、まず最初に伺いますが、営業所設置が平成23年9月30日と 報告が後でされました。それで、申請受け付けはいつ、市役所に書類、申請書の届けられたのはいつ というふうに委員会では報告されたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) たしか申請は、この設立後だったと記憶しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 指定しようとする共立メンテナンスさんは、公募受け付けが9月15日から10 月14日までで、そして公募受け付けが始まった2週間後、9月30日に営業所を設置しています。それ で、指定申請書の提出は公募受け付けぎりぎりの10月14日に市役所に届けております。余りにも急な こういう届け出があるわけですが、関係する課は事務所の設置場所を確認されているのでしょうか。 どのように報告されておりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 村上市七湊に所在しているというふうな報告でございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 七湊に住んでいる議員さんもどこに事務所があるかわからないと言っており ました。それで、私が確認しましたらメゾンパルポートというアパートの1階の1室でございます。 そして、委員会のときの説明では男性1人、女性1人、それも常駐していないという報告でありまし た。常駐していないということは、指定する対象の施設が老人の福祉施設なのです。それで、温泉も ありますので、おふろもありますので、何か事故が起こるという条件はいっぱいあるわけです。例え ばおふろの中で転んだり、階段から滑り落ちたり、お年寄りが特に使いますので、一般の人も使いま すけれども、そういうことがあったときに常駐していないような事務所の職員さんでいざというとき の対応、運営に責任持つ会社が責任をとれるのでしょうか。その辺はどのような議論がされていたの でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 男性職員は営業で常住ではないが、女性職員は常駐している という報告がございまして、それを受けて委員会では今相馬議員がご指摘のような部分についての質 疑、討議はなされませんでした。 〇22番(相馬エイ君) 3つ目です。 〇議長(佐藤宮吉君) 4つです。3つ終わりました。終わりました。 〇22番(相馬エイ君) 終わった。そうですか。わかりました。今ちょっと疑問を感じるところいろ いろと…… 〇議長(佐藤宮吉君) これは、委員長に対するあれですから。 〇22番(相馬エイ君) はい。申し上げましたが、非常に民間の企業も手を挙げたそうですが、東京 の業者に指定をしたということは…… 〇議長(佐藤宮吉君) やめてください。 〇22番(相馬エイ君) 地元企業に潤わせるという姿勢がないと感じました。   以上、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 委員長にお伺いいたします。   今村上事務所が男の方1名、共立メンテさんです。女性1名ということでしたけれども、営業所 の規模的な部分について、それがどうなのだということは委員会での審議としてはあったのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 今のご指摘については特にございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 委員長の報告の中で、こういう福祉関係は初めてというようなことの報告が あったのでしょうか。新潟のバスとかの業務はやっているというような報告があったのですけれども、 指定管理の明細の中で。その辺のところの確認をしたいと思います。お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 先ほど私の報告で福祉関係が初めてと申し上げたのは、今回 の公募に応札した企業が2社、そのうちの落札をした共立メンテさん以外の地元企業さんが福祉関係 の施設の運営については初めてだったということで、先ほども何点か、何カ所か説明申し上げた箇所 についての運営についてはすべて共立メンテさんが受託をしている案件であるというふうにご理解く ださい。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第176号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第176号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第177号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第177号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第178号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第178号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第179号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第179号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第180号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第180号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第181号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第181号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第182号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第182号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第183号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第183号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第184号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第184号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第185号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第185号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第186号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第9号)            議第187号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第188号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)       議第189号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)      議第190号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議第191号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議第192号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第193号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1             号)                                議第194号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第195号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)      議第196号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)      議第197号 平成23年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第186号から議第197号までの12議案を一括して議題といたしま す。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第186号 平成23年度村上市一般 会計補正予算(第9号)のうち当委員会所管分について及び議第187号 平成23年度村上市情報通信 事業特別会計補正予算(第1号)について、さきに報告しました議案に引き続き審査をいたしました。 その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第186号のうち歳入全款について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、個人市民税で1億4,000万円と多額の増額補正となったが、その要因はとの質疑に、 当初予算を見込むに当たり、景気の低迷と所得の落ち込みを予想して給与所得と営業所得は10%、農 業所得は40%の落ち込みを見込んで積算したが、給与所得、営業所得とも前年並みで推移したもので す。また、徴収率は当初97.96%を見込みましたが、今回22年度決算の数値をもとに見込んだもので すとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当課長に説明を受けた後、質疑に入りました。質疑は款ごとに行いまし たが、その主なものは第9款消防費では、委員より、デジタル化に伴う測量設計等委託費が当初予算 からすると半額以下と大幅な減額となったが、その理由はとの質疑に、当初予算ではデジタル化の基 本設計委託費を各市町村単独での発注だったが、県が音頭をとり、県内19の消防署を一括で発注する ことで大幅に委託料が減額になったものですとの答弁でした。   また、第2表、債務負担行為補正では、委員より、債務負担行為の運用ガイドラインの中に期間 内に必要な額を期間で除すると書いてあるが、契約年度と指定年度を別にしないと分母が違ってこな いかとの質疑に、契約をするための年度と実際に契約する年度を分けているのが実情ですとの答弁で した。   その他さしたる質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第186号のうち、当委員会 所管分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第187号 平成23年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長に議案の説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起 立全員で議第187号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第186号 平成23年度村上市 一般会計補正予算(第9号)のうち、当所管分及び議第188号、議第189号の3議案について報告いた します。   初めに、議第186号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち当所管分を議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   第2款では、防犯灯の修繕料についての内容はとの質疑に、本年度から全地域で市が管理する計 画で予定しておりますが、当初よりも、件数的には予定とほぼ同じでありますが、機材が古くなって 新規に取りかえたり、場所の移設等でその経費を追加するものでありますとの答弁でした。   第3款では、委員から、新ごみ処理場の調査委託の件ですが、今県から調査命令がないというこ とですが、決定ですかとの質疑に、届け出から3カ月以内にその命令が来るとなっておりますが、県 に確認しているところ、今のところはそのようなことはないとの答弁でした。   第6款では、委員から、農業委員会の職員が9人から4人に削減されておりますが、業務に支障 はないのかとの質疑に、本年度から本庁に集約して、支所は兼務の職員で行っております。また、局 長も兼務で行っており、業務もふえているところもありますが、職員の努力で対応させていただいて おりますとの答弁でした。   委員から、局長が兼務で会議等で支障はないのかとの質疑に、議会等で他の会議に出席できない 場合があるが、その場合は次長に代行させて、その対応をとっておりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第186号のう ち当所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第188号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)を議題とし、担当 課長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、売り上げがふえたのは高速道路の開通以外にはほかに考えられることはないかとの質 疑に、これといった要素はありませんとの答弁でした。   委員から、料理等で工夫などをし、業務を行ってはいるのかとの質疑に、時期のものを取り入れ たり、食堂の混雑にも工夫を行ったりして業務を行っておりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第188号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第189号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担 当課長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、重機は修理をすると高くなることが多いので、点検などや専門家と相談するなど計画 的にしなければならないのではとの質疑に、あらゆる方々と協議しながら努めてまいりますとの答弁 でした。   質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第189号は原 案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 委員長、お疲れさまでございます。   みどりの里の件でちょっとお聞きしたいのですが、収入が上がって一般会計から繰り入れした金 額を減額して、一千幾らですか、減額処分にしてあるわけですが、歳出のほうで見ますとそれとちょ うど行って来いみたいな形で、またその分を歳出では一般財源から繰り入れをして、それで物産会館 の運営経費やら食堂運営経費ということで充てているわけでありますが、これは結局売り上げが上が って一般会計から繰り入れしなくてもよくなったから、その分をそこに充当したのだという考え方、 それとももう一般財源から借り入れしなくても、売り上げが上がった分を同じ分で、上がったので、 その分をここに充当して使おうというような考え方なのか、その辺は委員会で何か審議されましたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) 説明の中ではそういう説明もありましたが、委員からは特に そういう議論はございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。 午後1時まで休憩します。           午前11時52分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) それでは、ただいま上程されております議第186号 平成23 年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち当委員会所管分について及び議第190号から議第193号 の5議案についてを先ほど報告いたしました議案の審議に引き続いて審査いたしましたので、その審 査の概要と経過について主なものをご報告申し上げます。   まず、議第186号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち、第3款民生費につい て、委員から、全国的に経済の低迷の中で生活保護者が大変急増しているということであるが、村上 市の生活保護者の人数の推移をできればことし、昨年、おととしの3カ年の数値を教えてほしいとの 問いに、昨年と一昨年のデータは持ち合わせていないが、ことしの4月1日の数値で生活保護世帯は 305世帯で400人だったのが、今年11月1日では生活保護世帯が326世帯、21世帯の増、人数では444人 の44人の増となっているとの答弁でした。   委員から、生活保護の受給に当たり、わずかな資産でもあれば受給できない決まりがあるようで あるが、今山間地の山林や住宅は売るに売れず、買う人がないのが現状であり、売ったとしてもわず かなお金しかならず、税金を払うならもらってもらったほうがいいという人がいるような、このよう な状況の中で、この方たちに対して手助けとなるような国の基準などはないものかとの問いに、生活 保護費の申請者には資産所有者もおりますが、まずは資産の売却等で生活の収入に充ててもらうこと になっています。私どもの調査により、その方が生活困窮者であれば、まずは生活保護を受給しても らってから、その資産を売却してもらい、生活保護法の63条の規定により資産の売却金から受給した 保護費を返納してもらうという国の制度がありますとの答弁でした。   委員から、共稼ぎ世帯がふえてきて、学童保育所の需要も高まっている中で、荒川地区にある保 内地区の学童保育所は旧保育園の建物を利用しており、十数年前から老朽化が激しく、保育園として 利用するには危険であるとして社会福祉協議会の事務所と兼用で学童保育所として利用し始めている が、現在はさらに老朽化が進み、とても危険な状態である。建てかえ計画はないのかとの問いに、建 築年数が経過している建物で、危険箇所についてはその都度修繕をして対処しているが、今後の整備 計画の中に考えていきたいと思っているとの答弁でした。   委員から、今当市には4つのグループホームがあると思うが、その利用状況はどうなっているか との問いに、本年度以前までは開所している施設はほぼ満床状態であると認識している。また、こと しツーユニット新設されるが、既にその1カ所は開設をしており、ここもほぼ満床の9人に近い状態 であると聞いているとの答弁でした。   委員から、要介護者の家族が葬儀など突然どうしても預かってもらわなくてはならない状況にな ったときなどは、地域包括センターなどでどのような対応をしているのかとの問いに、地域包括セン ターで対応できるのは要支援の方で、今後どのような支援体制をとっていくかを相談する場合であり、 要介護1から5に該当する方たちはその方が契約をしているケアマネジャーと相談をして対処しても らうことになっているとの答弁でした。   次に、第4款衛生費について、委員から、予防接種の接種率について、子宮頸がん、ヒブワクチ ン、小児肺炎球菌について教えてほしいとの問いに、12月15日現在の数値で申し上げます。子宮頸が んは、中学1年83.8%、中学2年77.0%、中学3年67.6%、高校1年51.8%です。ヒブワクチンは、 生後2カ月から7カ月80.6%、7カ月から12カ月44.7%、1歳34.5%、2歳29.7%、3歳25.4%、4 歳20.6%です。肺炎球菌は、生後2カ月から7カ月までが59.4%、7カ月から12カ月51.1%、1歳32. 6%、2歳35.2%、3歳29.8%、4歳23.5%となっており、ヒブワクチンも肺炎球菌も5歳を過ぎる とまずかかることがないと言われているので、接種率も大きく下がっておりますとの答弁でした。   委員から、母子保健経費が急増したのは当市の出生率が上がり、40人もの子供たちがふえたとい うことで大変喜ばしいことと思うが、なぜ出生率がふえたのかとの問いに、出生率が上がったのは村 上市だけのことではなく、東北地域に共通の傾向であるようで、その大きな要因として言われている のは東日本大震災の影響だと言われている。一人っ子よりも多人数の子供たちを持ちたいと願う傾向 が出てきていることや外出を控える傾向がふえて、家庭円満になったためであるとか、いろいろな社 会的な要因が考えられるようです。しかし、これが一過性のものになるのか、継続的な傾向となるの かはわからないという答弁でした。   委員から、生活習慣病予防対策費がふえたのは受診者がふえたことによると思うが、どのような 対策をとったのかとの問いに、一番ふえたのが後期高齢者健診の部分です。これは、毎年1月に次年 度に健診を受けるかどうかの調査票を送付しているが、その調査票を数枚のものから一枚物に変え、 わかりやいものに変えたことで高齢者の受診者数が前年度よりも大きくふえたので、これが一番の要 因であると考えているとの答弁でした。   次に、10款教育費について、委員から、本年度より小学校でも英語教育が始まったということだ が、日本の英語教育は文法から入り過ぎて会話ができないと言われているようであるが、小学生のこ ろから生の英語を多く聞かせることが小学校の英語教育には大切なことであると考えるが、もっとA LTの人数をふやすことはできないのかとの問いに、村上市ではできるだけ多くのALTを使って小 学校の授業に出てもらっているが、今の人数で足りているのか少ないのかについては今後検討しなが ら、できるだけ多くの子供たちに生の英語に接する機会をふやしていきたいと考えているとの答弁で した。   委員から、学校だよりを見ていると介助員の短期間での退任のあいさつ文がよく目につくが、介 助員の勤務体制はどのようになっているのかとの問いに、原則的に全員が1年間を通しての勤務とな っているが、夏休み期間は休みとなっている。その介助者にお子さんができたとか、家庭の事情によ って途中で退任されることもあるので、そのようなときのあいさつ文が目にとまったのではないかと 思われるとの答弁でした。   委員から、来年度より中学校で武道の授業が必修となるようだが、それはどの科目か決まってい るのかとの問いに、保健体育の授業の中で武道が必修となるが、柔道と剣道の選択制である。これは、 今でも保健体育の授業の中でやっていることで、来年度についても同様にやっていく予定であるとの 答弁でした。   委員から、柔道の授業ではマットを敷いて指導しているということだが、その際にけがをしたと いう事例はなかったのかとの問いに、体育の授業で心配なのは柔道の受け身の練習で、指導不足によ る不慮の事故が発生することでありますが、他市ではそのような事例があったと聞いていますが、幸 い村上市では今のところそのような事例はなかったとの答弁でした。   委員から、小学校のAEDのリースについて、リース期間中の故障等に対する手当てはどのよう になっているのかとの問いに、リース期間は5年契約で、各学校では毎日AEDの電源を入れ、点検 ボタンを押して点検をしている。万が一故障が発生された場合は、とりあえず最寄りの行政施設にあ るAEDを学校に持っていくようにしているとの答弁でした。   委員から、学校給食において当然安全な食材で給食をつくっていると思うが、食材に対する放射 線のチェックに対してはどのようにしているのかとの問いに、学校給食に使用される食材は新潟県産 のものは県のほうで機械を購入し、毎日検査し、安全が確認された結果が届けられています。また、 県外産のものについて、特に過去に放射線が検出された地域のものはすべて検査する取り組みが進め られており、新潟県で検査機械を発注していますが、全国的に生産が間に合わないということで、機 械は2月中旬ごろから導入になる見込みである。検査する食材は、市町村の負担で検査場まで持ち込 む必要があり、村上市としてもその取り組みに応じていく予定であるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、議第186号のうち当 委員会所管分については原案どおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第190号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑はなく、質疑を終結し、討論を求めました が、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第190号については原案のとおり可決すべきものと 決定いたしました。   次に、議第191号 平成23年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、質疑を終結し、討論を求めまし たが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第191号については原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、議第192号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑はなく、質疑を終結し、討論を求めましたが、 討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第192号については原案のとおり可決すべきものと決定 いたしました。   最後に、議第193号 平成23年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を議題と し、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑はなく、質疑を終結し、討論を求め ましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第193号については原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   以上で当委員会の報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ご苦労さまです。委員長に伺いますけれども、衛生費の中の予防業務経費の 中で子宮頸がんの予防ワクチンの接種助成金というのがございますけれども、この辺について委員の 中でもう少し細かい議論というのはあったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 今の質疑のほか、特にそれ以上の細かい部分についてはなか ったと記憶しています。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 質疑がなかったということは、いろんな細かい説明があったのかなと思うの ですけれども、その辺説明の中でもなかったのでしょうか、細かい内容について。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 担当課長からは細かい説明がなされておりますので、それぞ れの委員もそれで納得されたのだと思います。ちょっと細かい説明について、今ここで述べるのにち ょっとその辺については記憶のほうが定かでないので、控えさせていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今子宮頸がんの予防ワクチンのだけ言いましたけれども、ではほかの部分に 関しても細かい説明があって、委員の方の議論がなかったのでしょうか。いかがでしょう。子宮頸が ん以外の予防接種の部分について。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま申し上げましたようにここに載っていたのが子宮頸 がん、ヒブワクチン、小児肺炎球菌、これについて、そのほか予防接種は2点ほどございましたが、 この3点について特に年齢を追ったパーセンテージの受診者の数の報告を質問された旨を報告させて いただきました。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第186号、議第194号から議第 197号までの5議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月19日山北支所において、請願第8号の審査に引き続いて委員6名、副市長、担当課長及 び担当職員、議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第186号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち当委員会所管分を議 題として、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、道路対策経費で町屋広場にトイレの設置とは、上町の広場のことですかとの質疑に、 現在あるログハウス風のトイレは使い勝手が悪いので、それとは別に新設するもので、引き続き上町 区で管理していくものですとの答弁でした。   委員より、トイレの設置に2,130万もの予算がついているが、どのくらいの規模なのかとの質疑 に、トイレの工事費は2,000万で男子用小便器が3個、大便器が2個、女子用小便器が2個で町屋に 合った構造のトイレを考えているとの答弁でした。   委員より、牛沢線の歩道で地下水が湧出し、その対策工事の予算とあるが、どんな状況なのかと の質疑に、背後にある山の中腹から7号に向かって掘削工事を進めていたら水が出てきたので、それ をポンプで水をくみ上げ、地盤の改良工事と補強工事を施工するものですとの答弁でした。   委員より、最近の土木工事等で地盤改良等の変更工事が多過ぎるのではないか、この際土木や建 築の専門職員を雇うべきではないかとの質疑に対し、今年度専門職員を1名雇用しましたとの答弁が ありました。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ起立全員で、原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   次に、議第194号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、担 当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今下水道事業の地方債を一般会計から繰り入れしてまで1億9,100万もの繰上償還を 図るのはなぜですかとの質疑に、利息の高い公債費はできるだけ早く償還したほうが財政上有利なわ けになりますが、それには補償金が必要になっています。今回特別措置として、19年度から3年間財 政健全化計画を作成して、それが承認されればその補償金は要らなくなったとの説明でした。そして、 その特例が24年度まで延び、もう一度財政健全化計画が承認されたので、利息の高い地方債を繰上償 還することにしたものですとの答弁でした。   委員からは、債務負担行為の産業廃棄物収集運搬処分業務委託料、次の産業廃棄物収集運搬業務 委託料、ともに今年度中に入札実施の予定ですが、何社入札に参加する予定ですかとの質疑に、前者 が産廃業者3社が入札ですし、後者が一般廃棄物運搬業者4社の入札予定になっていますとの答弁で した。   委員からは、村上浄化センターの隣に株式会社開成がバイオマスプラントを建設し、間もなく稼 働する運びになっていて、そこには浄化センターの汚泥も投入する計画になっていますが、どのくら いの処理量になるのかとの質疑に対し、量的には1日2トンを処理してもらう計画で現在工事を進め ていますが、処理場の許可をとってから搬入することになりますとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ起立全員で、原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第195号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採決を求 めたところ起立全員で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第196号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題として、 担当局長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、公債費の補正で今年度2,330万の償還金があるが、これはなぜなのかの質疑に対し、 平成5年以前に借り入れした金利が5%から6%の起債については、財政健全化計画を作成すること により補償金なしで繰上償還が可能となることから、平成23年度におきまして、利息が高い平成5年 以前の地方債を繰上償還するものですとの答弁でした。   その他さしたる質疑なく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第 196号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   最後に、議第197号 平成23年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題として、担当 局長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、水道会計企業債が減額になるのはよいことですが、毎年この時期こういうパターン で還元していましたかとの質疑に、今年度9月に財政健全化計画を作成しました。それにより金利の 高い企業債が補償金なしで繰上償還が可能になり、9,868万7,000円を償還できたものですとの答弁で した。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ起立全員で、原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第186号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第186号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第187号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第187号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第188号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第188号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第189号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第189号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第190号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第190号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第191号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第191号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第192号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第192号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第193号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第193号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第194号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第194号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第195号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第195号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第196号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第196号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第197号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第197号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第198号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第10号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第198号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第10号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 大変ご苦労さまでございます。ただいま上程をいただきました議第198号に ついて提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成23年度村上市一般会計補正予算(第10号)であります。このたびの補正につきまし ては、去る9月21日発生の台風15号により被災した林道3路線4カ所について、今月8日、国の災害 査定が行われ、事業費が確定したことから、このたび復旧に要する工事請負費を措置したものであり ます。このため、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,900万円を追加し、予算の規模を307億880万円に しようとするものであります。   歳入では、第15款県支出金で1,870万9,000円を、第19款繰越金で79万1,000円を、第21款市債で9 50万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第11款災害復旧費に2,900万円を追加いたしました。   また、第2表、地方債補正では災害復旧事業費の限度額変更を行うものであります。なお、これ らの復旧工事費については降雪期により次年度に繰り越すための手続を行う予定であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   説明では3路線6カ所とのご説明でした。それぞれの路線、そして6カ所の場所をお願いいたし ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(本間誠一君) お答えします。   朝日地区で……           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇農林水産課長(本間誠一君) 4カ所です。3路線4カ所でございます。 〇22番(相馬エイ君) 失礼しました。4カ所と訂正します。 〇農林水産課長(本間誠一君) 場所について説明いたします。   朝日地区で元屋敷線、高根の奥でございます。同じく高根の集落の奥で平床線、それから村上地 区で海府南線、これが柏尾工区が1カ所、それから羽下ケ渕工区が1カ所の2カ所被災しております。 それで4カ所、3路線になります。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 工事の完了のめどはいつごろとなっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇農林水産課長(本間誠一君) 査定が12月7日、8日、議会が始まりましてから査定が終わりまし て、今この議会で予算計上しまして至急発注します。ただ、これからの降雪の状況で工事中止になっ た場合には繰り越しで雪解け後すぐ継続して工事をしたいと、そういうふうになりますので、雪解け 後の完成になるかと思います。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この災害復旧に関しましては、激甚災害ですと国の予算交付措置ということ で全額交付金措置になるわけでありますが、こういう突発的な災害の場合県負担金と地元負担金とい う形に分かれるとは当然思うのですけれども、市債を使って、950万という地方債を今回また使って いるわけでありますが、こういった災害復旧費に関しましては県支出金とプラス市の負担金に関して はどうしてもこういった地方債を起債して事業を行わないとだめなものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この災害復旧事業債というのが非常に有利な市債でございまして、交付 税で見ていただけて、それの元利償還の95%を交付税で見てくれるという非常に有利な市債でござい ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 災害復旧事業債として、それが交付税で、95%は後ほど交付税として戻って くるということでそれを利用される。そうすると、市としては5%分だけが負担になると、利息分プ ラス。なのだけれども、例えばこの事業債を使わずに、今市だって財政調整基金というのがあるので すから、それを一時それに充当して後に交付税措置ということで、そうすれば利息分とかも要らなく 済むわけではないですか。いっときの立てかえ払いみたいに財政調整基金から取り崩してこういうも のに充てるというようなことはできないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 予算化するときに災害復旧事業債を使わないと一般財源だけの扱いにな ってしまいます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第198号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第198号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第12号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成立を求め                る意見書の提出について               〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議員発議第12号 郵政改革関連三法案(郵政改革法案)の早期成 立を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) ただいま上程されました議員発議第12号は、郵政改革関連三法案(郵政改革 法案)の早期成立を求める意見書の提出についてであり、会議規則第14条の規定により提出をするも のです。本案は、去る12月14日開催されました総務常任委員会で審査され、採択すべきものと決定さ れた請願に基づく意見書の提出についてであります。   なお、意見書の概要は資料に記載のとおりでありますので、ごらんをいただきたいと思います。   提出先は、内閣総理大臣、総務大臣、衆議院議長、参議院議長であります。   賛成者は、木村貞雄議員、滝沢武司議員、小野七五三議員、石嶋修平議員、小池晃議員、そして 提出者は私瀬賀秀雄でございます。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第12号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第12号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第13号 農業用軽油にかかる軽油引取税の免税等を求める意見書                の提出について                   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員発議第13号 農業用軽油に係る軽油引取税の免税等を求める 意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) ただいま上程されました議員発議第13号は、農業用軽油にかかる軽油引取税 の免税等を求める意見書の提出についてであります。会議規則第14条の規定により提出するものであ ります。   本案は、去る12月15日に開催されました市民経済常任委員会で審査され、採択すべきものと決定 された請願に基づく意見書の提出についてであります。意見書の概要についてでありますが、お手元 の資料をごらんいただきたいと思います。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣であります。   賛成者は、鈴木いせ子議員、小杉和也議員、山田昭夫議員、齋藤信一郎議員、三田敏秋議員、大 滝国吉議員、そして提出者は私板垣栄一でございます。   よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第13号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第13号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第14号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正                する条例制定について                〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第14号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一 部を改正する条例制定についてを議題といたします。   ここで皆様に申し上げます。小林重平議員から提案理由の説明に際し、水分補強のため、水の準 備をしたい旨の申し出があり、これを許可しましたので、ご了承願います。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) それでは、条例の一部改正の提案理由の説明を申し上げます。   ただいま上程されました議員発議第14号 村上市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改 正する条例制定についてでありますが、このことについてはさきに設置しておりました議員定数等調 査特別委員会で調査研究を進めてきた案件でありますが、本年3月に議員定数に係る条例制定を行い、 その任務を一たん終えたわけであります。議員定数以外の調査事項については新たな受け皿で協議を するよう、当時の石嶋委員長からの最終的な委員会としての報告をいただきました。そのうち政務調 査費に係る調査研究については、議会運営委員会でその調査に当たるよう改めて議長から諮問があっ た案件であります。   これまで議会運営委員会では、本年1月に当時の議員定数等調査特別委員会でお取りまとめいた だいた各会派からの意見に基づき、政務調査費のあり方について調査研究を進めてきたわけですが、 現在会派に対して所属議員1人当たり6万円を交付することとしている規定について、議員個人がそ れぞれの目的に応じてより積極的に政務調査を行うことができる仕組みづくりの導入やこれに伴う政 務調査費の額のあり方等について調査課題として取り組みを進めてまいりました。その際、類似団体、 この類似団体というのは村上市と面積、人口がほぼ同じ自治体の例をとったわけであります。そうい うふうに理解をしていただきたいと思います。及び近隣市議会の状況、またその使途基準等について は政務調査費が公費により会派及び議員に交付される補助金であることから、その基準等の決定状況 についても鋭意先進事例等の調査研究を進めてきたところであります。また、さきの定例会において、 当市議会の最高規範として制定した議会基本条例の本旨に図り、当市議会がこれまで以上に本市の重 要な意思決定機関としての役割を果たしていく上においても、議員一人一人の政策立案能力や政策提 言能力の向上を図るよう努めることが最も重要となるわけであります。これらのことを踏まえ、この たび議会運営委員会全員での議員発議により政務調査費の交付に関する条例の一部改正を提案するも のであります。   改正の概要についてでありますが、1点目は会派に交付するとしている規定を会派及び議員にそ れぞれ交付する改正を行い、その額をそれぞれ会派に所属する議員1人当たりの政務調査費の額につ いては9万円、議員個人に交付する政務調査費の額については議員1人当たり15万円とするものであ ります。   2点目は、一般選挙、補欠選挙により年度途中に会派及び議員に異動があった場合にその異動の 状況に応じて政務調査費の額を増減して交付する規定を新たに設けたほか、3点目としてはこれまで 会派に経理責任者を置いて補助金の実績報告を行ってきましたが、これに新たに議員個人に交付され る政務調査費の経理については当然のことながら議員個人がそれぞれ当たることとなるわけでありま す。改めて条例に規定し、政務調査費の執行に当たっての責任を明確に規定するとしたものでありま す。   そのほかこのたび会派及び議員に交付することとしたことに伴う所要の改正は、各条例にわたっ て行うこととしたものであります。   このたびの改正条例の施行日は、平成24年4月1日とし、平成24年度からの適用とするわけであ りますが、市民協働のまちづくりを進める村上市にとって、議会の果たす役割は今後ますますその担 うべき責任の重要性はもとより、議会基本条例にうたうその使命を達成するため、これまで以上に公 平、公正、透明な議会となるべく議員各位の一層の奮起をお願いしながら会議規則第14条の規定によ り提出するものであります。   賛成者は、石嶋修平議員、本間清人議員、冨樫宇栄一議員、板垣栄一議員、板垣一徳議員、木村 貞雄議員、長谷川孝議員、そして、提出者は小林重平でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げましたが、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申 し上げます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまです。伺います。   まず最初に、議員発議で提出されました議員発議第14号、お名前が書いてあります裏に村上市議 会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例ということで、ここに書いてございます。   そこで伺いますが、第3条の第2項、手元にございますか。その2項の「一般選挙後の会派及び 議員に対する政務調査費のうち、会派に交付する政務調査費は」とございます。しかし、第1条、第 3条の1項等いろいろ見ておりますと会派、議員に対するという表現になっておりまして、2項の2 行目、「会派に交付する」とありますが、「交付する」という表現は「会派に対する」の間違いでは ないのでしょうか。もしこういう言葉の間違いがあった場合はどのような対応がされるのでしょうか。 ちょっと事務局に確認をしていただきたいと思います、提案者。 〇議長(佐藤宮吉君) 小林重平君。 〇19番(小林重平君) ちょっとそれでは休憩とっていただいて。 〇議長(佐藤宮吉君) では、暫時休憩します。           午後 1時55分  休 憩                                                        午後 1時58分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   提出者。 〇19番(小林重平君) 今事務局と確認しましたが、特段問題はないということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今1問目でちょっと異議がございます。第3条の旧のところに「会派に対す る政務調査費は」と、旧でこのようにしっかりと表現が「対する」という表現がついております。し かし、新しいほうでは、第3条の1項は「会派に対しては」とあるのです。そして、2の2行目が 「交付する」という表現になっていて、それで旧で第3条、「会派に対する」としっかりと書いてあ るにもかかわらず、事務局が問題ないといってさらっと片づけようとするのはおかしいと思います。 「対する」というのは、会派とか議員に対しての表現であって、「交付」というのは、私辞典引いて きました。役所などが手続を踏ませてお金や書類を渡すこととありますが、交付するというのはまた 別な面で、別なところで交付すると書いてあるので、当然2行目も「会派に対して」という表現にな るべきです。事務局気づかなかったのでしょうか。1番目です。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇19番(小林重平君) 議長、休憩。 〇議長(佐藤宮吉君) では、休憩します。           午後 1時59分  休 憩                                                        午後 2時01分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 〇19番(小林重平君) 納得できるかできないかわかりませんが、今相馬議員のおっしゃった点につ いては特段条例の規定そのものを左右するものではないというふうに理解をしているということでご ざいます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 2番目の質問に入る前にこういう間違いを犯しておいて、間違いでしたと謝 らない準備した側の姿勢が問われます。   2番目の質問に入ります。議会運営委員会での協議の中で、議会基本条例を制定しました、9月 議会。そして、最初の議員発議が議員みずからの政務調査費の引き上げでよいのか、市民に金額など も含めて意見を聞いたらどうか等の意見はありましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇19番(小林重平君) これは、議会運営委員会についてはございませんでした。きのう議長に対し て市民ネットワークのほうですか、そちらのほうから議長に対しての申し入れはあったそうでありま して、皆さんのお手元にあろうかと思いますが、議長の答弁書があるはずでありますが、そのように なっております。議会運営委員会についてはこのことについては何も会議は開いておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) チラシを出した後、多くの方からファクス、電話等がどんどんと届いており ます。それで、きのう村上市民ネットの皆さんが市民の意見を聞くべき、採決を即するのではなくて、 継続するべきではないかと申し入れを行ったと聞いておりますが、そのことに関しては継続という考 えはお持ちでなく、きょうこのような形で提案されたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇19番(小林重平君) そのとおりでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 板垣千代子さん。 〇1番(板垣千代子君) お伺いいたします。   議運のほうで慎重審議をされて、この24万円という金額を出された根拠といいますか、話し合い はいつごろからされていたものかお伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇19番(小林重平君) これは、先ほど提案理由の中で述べておりますが、本年1月から回を重ねて まいりました。また、その間全員協議会、会派代表会議等においてもその経過を説明し、そしてまた 確かに全員協議会の中で高いのではないかと、この時世に高いのではないかという声もありました。 それらも含めてまた議運でよく各会派とも協議を重ね、最終的にこの額で決定をいたしたというわけ でございます。 〇1番(板垣千代子君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。   最初に、反対の討論を許します。   板垣千代子さん。           〔1番 板垣千代子君登壇〕 〇1番(板垣千代子君) 反対討論をさせていただきます。   この政務調査費については、今まで年間6万円では到底足りるはずがございません。しかし、い きなり4倍にすることについては他の議員からも全員協議会で異議が出ておりました。また、その後 会派と議員個人に対しての案分をして支払う協議が議運でされております。きのうの12月21日の新潟 日報の記事にも載っておりました。きのうの新聞記事で初めて知った市民の方も多いのではないでし ょうか。本市における財政状況の厳しいことは、市民も十分認識されております。そんな中で市民の 理解を得られるのか疑問を感じております。もっと時間をかけ、市民に説明をする必要があり、また 市民の声を聞きながら議論を尽くす必要があると考え、反対討論をさせていただきます。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成討論を許します。   平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) それでは、賛成の立場で討論します。   議会の役割、そして議員の役割は、国政をはじめ時代の趨勢をしっかりととらえ、アンテナを高 くして情報収集するとともに、市民の日常生活や地域に密着した問題をきめ細かく調査し、しっかり と市民の意見をとらえながら、それを政策提言、政策立案をしていかなければなりません。そのため には地方住民自治の根幹をなす議会として政策についての調査研究する機能、議員がみずから立案し、 議案を提出する必要があります。しかしながら、現在の政務調査費は会派に交付されるもので、個人 単独では支出できない性格のもので、単独で勉強会に出席しようと考えても調査費は使えない状況に あります。政務調査費支出については、何に使ってもいいというわけではありません。政務調査費の 支出については、厳密に管理されており、その性格上決して無駄なお金ではないと考えます。議員の 資質向上のためにはますます我々は勉強しなければならないと考えます。それには当市議会にとって、 現在必要不可欠なものは政務調査費の増額ではないかと考え、賛成討論にいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の討論を許します。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 反対の立場で討論いたします。   私たち議員は、選挙によって多くの市民の皆さんから支持され、そして議員として送り出され、 このように働いております。議会基本条例が9月議会で制定されました。その中に今まで以上に調査 研究を行い、政策立案及び政策提言を行うことが必要というふうに書かれております。しかし、議会 基本条例があるかないかにかかわらず、私たち議員は勉強し、市民の暮らしを守るためにしっかりと 議員として頑張ることは当たり前のことではないのでしょうか。   11月4日に会派代表者会議がありました。政務調査費24万が議運で決まったと事務局長から報告 がありました。なぜ6万円から4倍の24万になったのかと、根拠はどこでと何回もその後の会議で質 問いたしましたが、議員は勉強しなければならないので、数回の視察等は必要だ、議会報告などいろ いろと事務費等もかかるので、このぐらいは必要だろうというような答弁でなかなかすっきりいたし ませんでした。確かに各会派から意見の取りまとめが議員定数等調査特別委員会で行われました。23 年3月25日の最終報告資料によりますと鷲ヶ巣会、12万、清流会、要検討、かけはし、12万、つきさ ら、12万、村上未来、8万、新生会、現状維持、民主村上、24万、日本共産党、要検討、公明党、12 万という形で24万と書いた会派は1会派でございました。次、12万が4会派ございました。にもかか わらず、会派代表者会議でぽんと24万の提案がなされたことには非常に今でもすっきりいたしており ません。   基本条例制定後の最初の議員発議が市民のための議員発議ではなく、議員のための政務調査費増 額でよいのでしょうか。市民は怒っています。自分たちのための調査費4倍の値上げはてんこ盛りだ、 市民の暮らしが大変なとき何を考えているのだ、議会事務局にも抗議の電話がいったそうであります。 それぞれの議員さんのところにも、あなたはどういう態度をとるのかと問い合わせの電話が届いてい ると聞いております。議員はみずから学び、行動し、立派な実績を残して、市民からよくやっている、 今の政務調査費では低いのでないかと市民からそのように言われてから政務調査費の検討をしても遅 くはなかったのではないのでしょうか。   議会運営委員会には1人議員ということで、公明党の板垣千代子議員、日本共産党の私は出席で きません。本会議前の議運には案内が来ております。そして、今回の政務調査費は会派に属している 議員と1人議員とで差別をする条例の項目があります。20市県内の政務調査費を見ておりますと佐渡 市、阿賀野市、魚沼市、南魚沼市、胎内市では、会派に属している議員、そして1人議員にも金額に かかわらず、同額の政務調査費を支給しております。会派に入らなければ議員にあらずとでもいうの でしょうか。議員は公平で、男女を問わず、差別があってはならないと思います。9月議会で制定さ れた議会基本条例では、会派代表者会議の申し合わせ事項から、ただし公党にあっては1人議員も会 派とみなすとあったものを申し合わせ事項を削除いたしました。公明党と日本共産党は、会派代表者 会議の正式メンバーから外されたのです。   政務調査費は税金です。市民は、何で市民の声を聞かないで最終日に議員発議し、そして即採決 するとは何事か、余りにも市民を忘れた議会になっているのではないかと怒りの声、抗議の声がファ クスで、電話で私のところにたくさん届いております。   以上、反対の立場から意見を申し上げました。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論を許します。   川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) 賛成の立場で討論をさせていただきます。   先ほど来話に出ております議員定数等調査特別委員会、私もその委員会に在籍をさせていただい ておりましたが、そこにおいては議員定数を削減する、これは議会経費を削減しようという我々議員 の大きな意思のあらわれでございました。その調査委員会の中でいろいろ討議されてきた中で議員報 酬及び政務調査費、そして議員定数、これは一体のものであるというふうなことで、あえて議員定数 等調査特別委員会においてこの項目を各会派に意見を求め、会派で意見調整をしながら長時間をかけ て調整を見、まずは議員定数を4人削減すると、こういう英断を下されたわけであります。そして、 ことしに入り9月定例会で議会基本条例の制定に至ったという流れの中で、今回政務調査費の交付に 対する条例の一部改正に当たっては今言った定数及び基本条例、そして政務調査費、3案が一体のも のであるというふうなとらえ方をすべきであると私は強く皆様及び市民の皆様に申し上げたい、この ように思っております。   次回の選挙では、議員定数が30人のところ、4人減の26人に減員されます。大まかに議員1人の 年額報酬を400万円としますと4人減で1,600万円の議員経費が削減されることになります。そして、 政務調査費、これについては今るる話がありました年間議員1人当たり6万円という金額からプラス 18万円され、24万円になるということで、その増額分は26人で468万円ほどになります。議員定数削 減による議員報酬の削減分と政務調査費の増額分を単純に比較すれば30%弱というふうになるでしょ うか。この額が高いか低いか、これはそれぞれの議員の考え方によってさまざまだと思います。そし て、市民の皆様においてもやはりさまざまなとらえ方があると私も承知しております。しかしながら、 我々は議会基本条例の制定において、この村上市に開かれた、そして正当で活性化した議員活動をし たい、していこうという強い決意を共有しているものと私は考えております。従来の政務調査費、個 人支給額として6万円となっておりますが、これはあくまで会派単位で支給されるものでございまし て、個人としての議員活動には活用できません。今回の改正においては会派に対しては1人当たり3 万円の増額となります。そして、議員個人に対しての政務調査費としては15万円の新たな支給規定と なります。これは、政務調査費は今までの議員報酬とは違い、議員の個人的な生活費全般にわたって 使用する報酬とは違い、議員個々の、みずから議員としての資質や能力を高めるために活用されるも のであり、そしてまた市民の皆様に私たちの議員の活動の内容を細かく知ってもらうための経費等に 使われるものであり、この活動経費については、その使途については領収書等、そしてまた詳細な報 告を議会事務局に提出し、そして市民の皆様に開示をされ、確認をされることを前提としているもの でございます。   今回この改正案に当たって、会派への政務調査費の支給要件として2人以上の議員数を要するこ とがうたわれております。従来の村上市の会派においては、公党とみなされる国内で有数の政党、お わかりと思いますが、公党とみなされる会派にはお一人でも会派としてみなし、今まで6万円の政務 調査費は支給されております。このたび会派規定を盛り込み、個人の政務調査費の支出を認めたこと により、この会派の支給については公党たりといえども議員数がお一人である場合は支給ができない、 このような規定になったわけでございます。   いずれにしても、私たちは定数削減の機会、そしてまた議会基本条例を制定した年度において政 務調査費の改正を盛り込むことは今後の村上市議会の活性を促すためには必要不可欠であると思いま すし、また今後の我々議員一人一人の議員活動、そして議会活動が市民の皆様に向いたものである限 りこの決断は市民の皆様にご了解をいただけるものであると私は信じて、賛成の意見を述べさせてい ただきました。ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議員発議第14号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第14号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第15号 高速交通等対策特別委員会の設置について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議員発議第15号 高速交通等対策特別委員会の設置についてを議 題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) それでは、特別委員会設置の提案理由を説明を申し上げます。   ただいま上程されました議員発議第15号 高速交通等対策特別委員会の設置についてであります が、このことについては既にご承知のとおり日本海沿岸東北自動車道の当市における計画路線のうち、 朝日まほろばインターチェンジまでが本年3月に開通いたしました。残すところ山形県境を含めた温 海インターチェンジまでの約39キロを早急に開通させることが今まさに熱望されているところであり ます。このたびの東日本大震災の際にも明らかになったわけでありますが、災害時の即応性を確保す ることはもとより、国全体の活動を停止させることなく国民生活の安定確保を図る観点から、ダウン した道路や鉄道等のインフラを速やかに代替できるインフラの必要性は国民すべての望むところとな ったわけであります。とりもなおさず国民の安定した生活確保と国の活動の安定確保を図るため、太 平洋側と日本海側の2軸による国土形成を図ることが今必要であるといった認識から、朝日まほろば インターチェンジから温海インターチェンジまでの計画路線が14年の年月を経て、計画段階評価に至 っているということであります。私ども地元市民にとりましては、国土形成のためのインフラ整備は もとより、命の道として、また生活の道として全線開通が悲願であります。計画段階評価から一刻も 早く実施段階に移行することを強く望むものであり、当市議会としても関係機関に対して強く働きか けることを、また開通後の元気な村上市をつくり上げていくための調査研究を進めていくことが必要 であると考えているわけであります。   また、日本海沿岸東北自動車道と連絡する新潟山形南部連絡道路の整備促進は太平洋側と日本海 側の2軸を接続する重要な路線であること、またこれらとあわせて羽越本線の複線化、高速化につい ても当地域における総合的な社会基盤整備として考慮すべき事項であることから、これらの早期整備 促進にも取り組むことを主たる目的として本特別委員会を設置するものであります。   また、本市では現在高齢者の交通確保と利用者に優しい使い勝手のよい公共交通を目指すための 実証運行に取り組んでいるわけですが、これらが有効に機能する仕組みとなり、市民の皆さんが使い やすい公共交通が日常生活で確保されることとともに、これと接続する高速道路やJRとの関係を効 果的なものにしていくことで本市における社会交通基盤が強固なものになるものと考えるわけであり ます。これらを達成するための取り組みを進めるためにも議会に高速交通等対策特別委員会を設置す るものであり、委員会の名称、目的、委員定数及び設置期間については別記に記載のとおりでありま すから、よろしくお願いし、会議規則第14条の規定により提出するものであります。   賛成者は、石嶋修平議員、本間清人議員、冨樫宇栄一議員、板垣栄一議員、板垣一徳議員、木村 貞雄議員、長谷川孝議員、そして、提出者は私小林重平でございます。   以上、提案理由の説明を申し上げました。ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し 上げます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第15号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第15号は原案のとおり可決されました。   続いて、特別委員会委員の選任を行います。   ただいま設置されました高速交通等対策特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8 条第1項の規定によって板垣一徳君、大滝国吉君、大滝久志君、冨樫宇栄一君、本間清人君、平山耕 君、川崎健二君、川村敏晴君、瀬賀秀雄君、長谷川孝君、山田昭夫君、相馬エイさん、板垣千代子さ んの13名の諸君を指名いたします。   これから高速交通等対策特別委員会の委員長及び副委員長互選のため、暫時休憩いたします。   なお、休憩中に委員会条例第10条第1項の規定によって、委員長互選のため、第1委員会室に高 速交通等対策特別委員会を招集します。高速交通等対策特別委員会は、正副委員長を決定次第、議長 あて報告願います。           午後 2時33分  休 憩                                                        午後 3時30分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に高速交通等対策特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その当選報 告書が提出されておりますので、報告いたします。   高速交通等対策特別委員会委員長に板垣一徳君、副委員長に大滝久志君が互選されました。   高速交通等対策特別委員会委員長から就任のごあいさつをお願いいたします。   板垣一徳君。           〔高速交通等対策特別委員長 板垣一徳君登壇〕 〇高速交通等対策特別委員長(板垣一徳君) 皆さん、ごめんください。   先ほど高速交通等対策、第1回の特別委員会を開会をいたしました。13名の委員構成でございま すが、私を推薦していただいた1つの理由は旧山北町と旧温海町と、今は新村上市、鶴岡市とこの高 速交通網、いわゆる日東道、そして羽越線の高速化について長い間の期成同盟会、あるいは議会の活 動をともにした、そういう長い歴史があるから、おまえさんがやったほうがいいというご推薦でござ いました。また、反面、特別委員長を欲張って2つもするのはいかがなものかという本当にご意見も いただきました。私は、両方の意見が正しいと判断をし、野球で言うならばいわゆる中継ぎピッチ ャー、来年の4月までの4カ月間の委員長になりますが、準備の間の委員長として私の今までともに 活動してきました鶴岡市の議員の皆さん、あるいは鶴岡市の榎本市長さん、副市長さんともども我が 村上市の大滝市長、鈴木副市長と一緒に活動できるような準備委員長として、今後委員13名と力を合 わせ、英知を結集して一日も早い高速交通網の整備のために、微力ではありますが、務めさせていた だきたいと、こういう考えでお引き受けをいたした次第でございますので、議員各位、行政の皆さん 方からもご指導、ご支援を賜りますよう伏してお願いを申し上げまして就任のごあいさつといたしま す。本当にありがとうございました。(拍手)                                              日程第14 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成23年第4回 定例会を閉会します。   長期間にわたりまして大変ご苦労さまでした。           午後 3時35分  閉 会