平成23年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成23年9月1日(木曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤退を求め             る意見書提出に関する請願                      第 5  請願第 5号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことをもとめ             る請願                               第 6  請願第 6号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出 を求める請願                            第 7  報第 18号 継続費精算の報告について                      第 8  報第 19号 専決処分の報告について                       報第 20号 専決処分の報告について                            報第 21号 専決処分の報告について                            報第 22号 専決処分の報告について                       第 9  議第 98号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて            議第 99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第10  議第100号 専決処分の承認を求めることについて                 第11  議第101号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について              議第102号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定             について          議第103号 山熊田長期滞在施設条例の一部を改正する条例制定について        議第104号 朝日グリーン・ツーリズム推進施設条例の一部を改正する条例制定につい             て          議第105号 朝日シルクフラワー製作工房施設条例の一部を改正する条例制定について      議第106号 朝日みどりの里農産物直売施設条例の一部を改正する条例制定について       議第107号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について         議第108号 神林いこいの家条例の一部を改正する条例制定について          議第109号 市道路線の認定について          議第110号 市道路線の変更について               議第111号 市道路線の廃止について          第12  議第112号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第6号)        議第113号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)        議第114号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)        議第115号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議第116号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第117号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)        議第118号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)        議第119号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)   第13  議第120号 平成22年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について        議第121号 平成22年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について        議第122号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第123号 平成22年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について        議第124号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第125号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について      議第126号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第127号 平成22年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て        議第128号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第129号 平成22年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について        議第130号 平成22年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第131号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第132号 平成22年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第133号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第134号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第135号 平成22年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   12番   川  崎  健  二  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        代表監査委員     種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は26名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成23年第3回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いいたします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成23年村上市議会第3回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告5件、人事案件2件、専決処分の承認1件、条例の一 部改正8件、市道路線の認定、変更及び廃止で3件、補正予算8件、決算認定16件の合わせて43件で あります。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあ いさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、2番、鈴木いせ子さん、20番、小田信人君を指名 いたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成23年第3回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る8月25日午前10時から市役所第1委員会室において、委員全員、 議長、4常任委員長、総務課長、総務課参事及び議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いた しました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日9月1日から27日までの27日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明を求め、質疑の後、各所管委員会へ付託いた します。   5日、6日、7日の3日間は本会議を開催、一般質問を行います。   9日、12日は総務常任委員会、13日、14日は市民経済常任委員会、15日、16日は厚生文教常任委 員会、20日、21日は建設企業常任委員会を開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   27日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提出議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、請願第4 号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務常任委員会へ委託いたします。   請願第5号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、市民経済常任委員会へ付 託いたします。   請願第6号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、厚生文教常任委員会へ付 託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第18号については単独上 程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第19号から報第22号までの専決処分の報告については一括上程、一括質疑の後、報告を終わり ます。   議第98号、議第99号については、人事案件につき一括上程、一括質疑の後、討論を省略、即決と いたします。   議第100号については単独上程とし、質疑の後、討論を省略、即決といたします。   議第101号から議第111号までの条例制定、市道路線の認定などの11議案については一括上程、一 括質疑の後、議第101号から議第107号までの7議案については市民経済常任委員会へ、議第108号に ついては厚生文教常任委員会へ、議第109号から議第111号までの3議案については建設企業常任委員 会へそれぞれ付託いたします。   議第112号から議第119号までの平成23年度村上市各会計補正予算の8議案については一括上程、 一括質疑の後、議第112号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第6号)については4常任委員会 へ分割付託、議第113号及び議第114号の2議案については市民経済常任委員会へ、議第115号及び議 第116号の2議案については厚生文教常任委員会へ、議第117号から議第119号までの3議案について は建設企業常任委員会へ付託いたします。   議第120号から議第135号までの平成22年度村上市各会計歳入歳出決算認定については一括上程、 一括質疑の後、議第120号 平成22年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については4常任委員会へ 分割付託、議第121号及び議第122号の2議案については総務常任委員会へ、議第123号から議第125号 までの3議案については市民経済常任委員会へ、議第126号から議第131号までの6議案については厚 生文教常任委員会へ、議第132号から議第135号までの4議案については建設企業常任委員会へそれぞ れ付託、審査をお願いすることといたします。   次に、一般質問の通告は、8月29日の正午で締め切ったところ、15名の通告がありました。5日、 6日、7日の3日間にそれぞれ5名が本会議において一般質問を行うこととし、8日については予備 日といたします。   討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は9月22日、その他の意見書提出期限は9月9日の それぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   最後に、議会運営委員会では合併当初から議長から諮問を受け、検討を重ねてまいりました議会 基本条例案について、去る8月11日答申をいたしたところであります。紆余曲折を経てまとめ上げる ことができましたこの条例案が本会議最終日に議会運営委員会委員全員の発議で提案されることとな ります。条例制定後は、一層の議会改革、行革活性化に向けさらなる前進を市民に約束することとな ります。議員各位のご協力のほどよろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から9月27日までの27日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月27日までの27日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   最初に、昨日市職員が去る5月3日、胎内市のゴルフ場について時価40万円相当の腕時計1個を 窃取したとして胎内警察署に逮捕をされました。事実関係については、報道された内容しか承知して おりませんが、事実とすれば大変遺憾なことであり、市の職員として、また管理職にある立場の者と してこのような事件を起こしたことは、大変申しわけなく思っております。今後詳細な事実関係を把 握いたしますが、議員各位並びに市民の皆様方には大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますこと に対しまして、市長として深くおわびを申し上げます。今後は、より一層職員の更生、綱紀粛正に努 めてまいる所存でございます。   次に、災害の発生状況であります。第2回定例会でご報告申し上げた以降、配付報告書のとおり 火災、建物火災1件、林野火災2件、その他4件であります。また、去る7月24日から8月1日にか けての豪雨により、新潟県内の各地に甚大な被害をもたらし、本市では7月29日、本日配付資料のと おり市内各地において道路や河川の公共土木施設、農地、農業用施設や林道施設などに被害が発生を いたしております。さらに、8月18日には前線の南下により、山北地区で道路等の被害がありました。 これら被災箇所については、できるだけ早い時期での復旧に努めてまいる所存であります。   次の寄附申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多くの 善意が寄せられました。深く感謝を申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。   次に、東日本大震災による避難者に対する9月以降の本市の対応についてでありますが、その状 況については、本日配付資料のとおりでありますので、ご参照いただきたいと思います。   雇用促進住宅村上宿舎については、8月を応急仮設住宅への移行期間として位置づけ、8月1日 1カ月間は引き続き第2次避難所としての対応をしてまいりました。こうした中で、福島県では8月 末を目途に避難所を閉めることを決定したことから、避難者に対してこの方針を伝えて、よいとの回 答を得たこと。また、仮設住宅に切りかえる際の自己負担の取り扱いについては、基本的に被災県内、 特に福島県内の仮設住宅入居者は、原発30キロ圏内や自宅がない世帯においても、入居者は食事や光 熱水費等が自己負担となっていることもあり、その状況と新潟県内の避難者の対応についてはバラン スをとらなければならないとの考え方が新潟県から示されました。このようなことから、本市ではこ うした福島県、新潟県からの意向を受け、雇用促進住宅村上宿舎は、本日から応急仮設住宅に移行さ せており、なお新潟県内の避難所も原則同様な対応となっております。   また、この応急仮設住宅への移行に当たっては、避難者の安定的な生活確保を図るため、避難者 に仮設住宅として民間賃貸住宅を提供する制度、いわゆる借り上げ住宅制度が創設をされております。 具体的には、避難者が希望する民間アパートや貸し家などの家賃について、入居人数4人までが月額 6万円を、5人以上で月額9万円を限度とし、家賃を公費負担するものであります。   なお、雇用促進住宅村上宿舎は、避難所から応急仮設住宅となったわけですが、家賃はこの制度 に関係なく引き続き無料となります。この借り上げ住宅制度を利用し、松原町の雇用促進住宅から11 世帯、30人の方が村上市内のアパート、貸し家をはじめ新潟市や柏崎市などのアパートなどに順次移 られる予定でおります。   さらに、このたびの応急仮設住宅への移行により、海外の赤十字社から寄せられた海外義援金を もとに日本赤十字社から入居される避難世帯に対して洗濯機、冷蔵庫、テレビ、炊飯器、電子レンジ 及び電気ポットの家電6点セットが寄贈されることになりました。このため、雇用促進住宅村上宿舎 に引き続き入居される方のほか、市内のアパートや貸し家に入居される方も受けられることになり、 8月30日これら家電製品の搬入作業を終えております。   なお、村上市からこれまでの貸与しておりました冷蔵庫と洗濯機については、寄贈家電品が搬入 の翌日回収しております。   7月に実施した雇用促進住宅入居者のアンケート調査では、約61%の35世帯が入居期限の平成25 年3月まで入居したいとの意向でありました。福島第一原発事故の放射能の放出がいまだ収束してい ないことから、新潟県での避難生活も長期化が避けられない状況でありますので、今後とも避難者の ニーズを踏まえ、対応してまいりたいと考えております。   次に、本市と見附市及び妙高市の3市による災害時相互応援協定の締結についてであります。平 成8年8月30日、旧村上市、見附市及び旧新井市の3市は風水害、地震等で被災した場合、職員派遣 や物資の提供などを迅速に行えるよう相互応援を実施するため、村上市、見附市、新井市、災害時相 互応援協定を結んでおりましたが、東日本大震災を教訓に、市役所機能を失う自治会があったことな どから、旧協定を廃止し、市役所の機能確保のために必要な施設、設備の提供のほか、避難が必要な 被災者の受け入れを盛り込んだ新たな協定が必要であるとの認識で一致し、去る8月30日、村上市、 見附市、妙高市、災害時応援協定を締結したところであります。今後役所機能をどの施設に移すか、 避難者等をどう受け入れるのかの調整を進めていくことにしておりますが、同時被災の可能性が低い 上越、中越、下越のそれぞれの3市が締結したことに大きな意義があると考えておりますので、これ から具体的な調整を進めてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   諸般の報告の最初に市長から報告されましたきょうの日報の新聞記事の件でありますが、合併に なりまして、特に新聞をにぎわうようないろんなことがちょっと多いのではないかなと、そんなふう に感じるのです。地方公務員として自分みずからを律し切れなかった本人が間違っていたことは当然 のことでありますが、やはり本体というので、本庁がここに村上にあります。そして、他の旧の町村 の自治体が支所になっているわけですが、本庁機能という形で教育委員会、下水道課はそれぞれのと ころにあるわけですけれども、やっぱりその建物の中に長がいない、議場がないという1つの気の緩 みが出てきているのではないかなと、ちょっと危惧するところがあるのです。それで、今後やっぱり 若い職員に与える影響は大きいですし、市民にとってもショックになると思います。もちろん私ども もショックを受けておりますが、幹部といえども地方公務員として住民に奉仕するという、その基本 姿勢についてわかっているだろうではなくて、やっぱりこれを機会にさらなる教育というのでしょう か、お互いが今後絶対こういうことがないようにという、そういう体制を本当にしっかりとつくるべ きだと私は思うのですが、諸般の報告を受けて市長はどのように感じていらっしゃるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告でも申し上げておりますけれども、決してあってはならないこと であるわけでございます。   事あるごとに職員に対しましては、地方公務員としての自覚、綱紀粛正に努めるようにと、その ように申し上げておりますし、また管理職を集めまして部下に対しましてそのような徹底した指導を するようにというようなことをしておるわけでございます。そのような中でこういう事件が起きたこ とは、非常に残念であるわけでございます。   なぜ起きるかということでございますけれども、850人くらい職員がいるわけでございますので、 一人一人に目が届いているというようなわけでもありません。そういう点もあろうかと思いますけれ ども、そうではなくてそれぞれの部局、課であるいは係で徹底してそういう地方公務員のあり方等々 についてこれから検証をし、そして綱紀粛正に向かっていっていただきたいと、そのように考えてお るわけでございます。私自身も、徹底してこれから一層職員に対しまして指導をしてまいりたい、そ のように考えております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今の質問の問題でもう一つちょっとお聞きしたいのですが、水道局の今職員 の幹部ということでありますけれども、その時計を換金してということになりますと、そんなにお金 に困っていたのか、その辺がちょっと個人のことなのでわからないとは思います。   ただ、公平、公正の立場で行う公務員の立場として、今業界内でもその水道局発注の工事物件な どに大変疑問視するような入札状況が起きているところがあるように思われます。その辺で、今回警 察担当しているその窃盗事件のほかに、いろいろな庁内での物事に関して、入札ですとかそういった その本人が担当しているものに関しての業務などについては、市長のほうは今後は何もしない、市役 所庁内でどういった仕事で関与していたのかということに関しては、何もしないつもりですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今回のこの窃取事件を機に、この担当職員のいわゆる公金に対しての取り扱 いがどうだったか、徹底して調べるようにというようなことは指示をいたしております。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた原発からの撤 退を求める意見書提出に関する請願              〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第4号 自然エネルギーの開発と普及、プログラムを決めた 原発からの撤退を求める意見書提出に関する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) ただいま上程されております請願について、若干のご説明をさせていただき ます。   請願者は、団体名、原発問題住民運動新潟県連絡センター代表の関根征士さんでいらっしゃいま す。   福島原発事故は、間もなく9カ月になろうとしていますが、被害が拡大し続け、日本の災害史上 でも類を見ない深刻さを持つ災害となっております。原発事故には、他の事故には見られない異質の 危険があるということです。すなわち、一たび重大事故が発生し、放射性物質が外部に放出されると、 もはやそれを抑える手段は存在せず、被害は空間的にどこまでも広がる危険があり、時間的にも将来 にわたって危害を及ぼす可能性があり、地域社会の存続さえも危うくします。   空間的ということでいえば、福島原発事故による放射能汚染は、福島県だけでなく既に岩手県、 宮城県、茨城県、群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県などの広範囲で校庭 の土壌、水道水、牧草、農産物、水産物などに被害を及ぼしております。海洋汚染がどの程度なのか、 どこまで拡大するのかも定かではありません。   時間的ということでは、放射能汚染による影響は長期にわたって続きます。とりわけ懸念される のは国民、特に影響が大きい子供たちへの健康被害です。放射能による健康被害には、急性障害とと もに晩発生障害があり、放射線被曝はたとえ低線量であっても、将来発がんなどの晩発性障害が起こ る危険につながっております。25年前に起こったチェルノブイリ原発事故でも、事故の影響は現在進 行形であり、世界保健機関WHOは、事故によるがん死亡者数の増加を9,000人と推計しております。 放射線被曝は、将来にわたって人間の命と健康を脅かし続ける危険があるのです。   社会的ということでは、原発事故による被害は、個々の人間に対する脅威であるということにと どまらず、人間社会、地域社会そのものを破壊する危険性を持つものです。計画的避難区域を含む避 難指示が12市町村に出され、自主避難を含めると約10万人の人々がいつ戻れるかわからない避難生活 を強いられております。これらの地域では、地域社会が丸ごとその存続を危うくする危険に見舞われ ているのです。もちろん事故を一刻も早く収束し、放射能被害の拡大を食いとめ、子供たちをはじめ 国民への健康被害を抑え、避難を余儀なくされた地域社会を再建するために、あらゆる力を傾注する ことが今求められております。   ということで、特に日本は世界有数の地震国でありまして、原発の立地条件が悪く、原発技術は 未完成、危険性である放射性廃棄物の処理方法が確立していないなど、問題点が多くあります。   要望事項は、1つとして国民の命と暮らしを守るために、政府は自然エネルギーの開発を進め、 原発から撤退するプログラムを策定すること。   2つ目として、太陽光、小水力、風力、木質バイオマスなど、自然エネルギーの本格的導入、自 然エネルギーの開発と普及を積極的に進めることという要望であります。   この自然エネルギーの開発と普及は、新しい仕事と雇用を創出することにもつながる大きな意義 を持つものであります。   紹介議員は、私相馬エイであります。   議員の皆さんの賛同をお願いをいたしまして、説明を終わらせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第4号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務常任委員会に付託いたします。                                              日程第5 請願第5号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないこと            をもとめる請願                       〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第5号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は 行わないことをもとめる請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) ただいま上程されております請願について、若干の説明をさせていただきま す。   請願者は、消費税廃止新潟県各界連絡会代表、能登惣五郎さんであります。   政治生命をかけてやる覚悟で臨みたい、ことしの1月5日の民放番組で前菅首相はこう述べまし た。在任期間の最初から最後まで、消費税増税への執念を燃やし続けました。菅前首相は、就任直後 の昨年6月17日の会見で、自民党が提案している税率10%という数値を1つの参考とさせていただき たいとぶち上げ、参議院選の最大争点にいたしました。来年の通常国会に消費税の法律を提出する。 当然秋口に税制の抜本改革をやると、新しく誕生いたしました野田新首相は、代表選で繰り返し消費 税増税を行う姿勢を示しております。09年の総選挙で民主党は、消費税について4年間は上げないと 訴えました。しかし、その国民との約束を平然と投げ捨てて、菅内閣は2010年台半ばまでに消費税率 を段階的に10%まで引き上げるとした社会保障税一体改正案を決定いたしました。菅内閣で財務大臣 を務めました新しい野田新首相は、この成案を継承し、消費税増税の着実な実施を目指そうとしてお ります。さらに、復興財源でも税制措置をとらざるを得ないと述べております。社会保障税一体改革 では、消費税増税のほか医療費のさらなる負担増、年金の支給開始年齢の引き上げ、生活保護制度の 支給額の見直しなども内容も含まれております。   また、8月21日に東京で開かれました日本医師会と4病院団体協議会のセミナーの中でも、消費 税増税で医療の崩壊は間違いなく起こると、講師でいらっしゃる方々も述べていらっしゃいます。   7月25日、新潟日報世論調査によりますと、社会保障と税の一体改革で2010年台半ばまでに消費 税率を10%に引き上げると決めたことに関してのアンケートでは、世論調査では反対派52.2%、賛成 派45.0%となっております。消費税は、所得の低い人ほど負担が重い不公平な税金です。東日本大震 災で被災された方々にも容赦なくのしかかり、家や工場などを失った被災者の生活再建に大きな負担 を強いることになります。弱い者に負担を強いる消費税は、社会保障の財源として最もふさわしくあ りません。   要望事項は、消費税の増税は行わないことであります。   紹介議員は、私相馬エイであります。   議員の皆さんの賛同をお願いいたしまして、説明を終わらせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第5号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり市民経済常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 請願第6号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見  書の提出を求める請願                    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第6号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫負担制度拡充 に係る意見書の提出を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま上程されました請願第6号 30人以下学級の実現、義務教育費国庫 負担制度拡充に係る意見書の提出を求める請願についての請願提出者は、記載のとおり前回と同様で ありますが、紹介議員として私滝沢から若干補足説明をさせていただきます。   ご承知のとおり、さきの6月定例会に提出されました請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃 金改善、義務教育国庫負担制度の拡充は、付託常任委員会及び本会議においていずれも可否同数とな り、委員長及び議長の否の裁定により不採択となりました。新市発足以来3年間、毎年大多数の賛成 を得て採択され、また議会における諸原則の1つである可否同数の場合の現状維持の原則、すなわち 当議会が毎年採択してきたことにもかかわらず不採択となったことに多くの疑問を持ちながらも、再 度請願として請願事項を若干修正して提出されることになりましたので、補足説明をするものであり ます。   提出者からは、子供たちの教育にかかわる重要な課題に対する請願であり、何とか請願採択して ほしいと再度提案したいが、不採択になった請願内容をそのままというのは、議会に対して失礼であ ることから、3項目あったうち最も異論のあったと聞く2項目めの教員賃金改善部分を削除し、30人 以下学級の実現、及び義務教育国庫負担制度の拡充の2点に請願事項を絞り、提出することにしたと 聞いております。6月に当市議会に提出された請願と同様に、県内各市町村議会にも提出され、審議 されたわけですが、その結果は20市のうち未提出の2市を除き村上市以外の17市においてそれぞれ採 択され、意見書の提出がなされたと聞いております。また、近くの関川村、粟島浦村両議会において も、6月両村定例会において採択され、意見書が関係機関に提出されている状況にあります。   請願の趣旨及び請願事項につきましては、6月議会でその大要を申し述べましたので、省略させ ていただきますが、3月の東日本大震災の復旧、復興が緊急の課題となっている現在、目前に迫って いる厳しい来年度国家予算編成の時期にある今、再度請願提出に至った経緯にご理解をいただくとと もに、請願事項が児童生徒の保護者や教育関係者等の大きな願いであることを受けとめ、また学校で 学ぶ児童生徒が明るく、心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り組むことのできる環境づくりのた めに、議員各位の賛同を期待し、お願いして紹介議員の補足説明とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第6号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第7 報第18号 継続費精算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、報第18 継続費精算の報告についてを議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第18号についてご報告申し上げます。   本件は、継続費精算の報告についてであります。平成21年、22年度の2カ年継続事業で実施しま した山辺里学童保育所建設事業、村上南小学校耐震補強、大規模改修事業及び山辺里統合小学校建設 事業の3事業について、それぞれ事業が完了いたしましたので、精算の上、これを報告するものであ ります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第8 報第19号 専決処分の報告について      報第20号 専決処分の報告について 報第21号 専決処分の報告について      報第22号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、報第19号から報第22号までの4議案は、いずれも専決処分の報告 についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第19号から報第22号までの4件についてご 報告申し上げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決したものであります。事故の状況 については、記載のとおりであります。報第19号は、平成23年5月31日、大須戸地内の救急業務現場 において、消防署員がストレッチャーを移動させたところ、玄関左わき部屋入り口のガラス戸にスト レッチャーの握り手付近がぶつかり、ガラス1枚を破損させたものであります。   報第20号は、平成23年4月7日、市道田端4号線の田端町地内において、相手方車両が停車中の ごみ収集車を追い越すため側溝の上を通過した際、側溝に係るグレーチングふたが持ち上がり、車体 底部を損傷させたものであります。   報第21号は、平成23年6月28日、市道佐々木学校町線の下刈谷地内において、保内小学校での救 急法講習終了後の帰署中の消防車両が走行側の路上わきに停車していた乗車を避けて通行した際、相 手方所有の車庫の下屋の角及び雨どいに車両の右側後方上部を接触し、破損させたものであります。   報第22号は、平成22年10月6日、山居町保育園において園児をトランポリンで遊ばせていた際、 園児がトランポリンから飛びおりる瞬間にトランポリンの上にいた保育士がジャンプしたところ、園 児がバランスを崩しトランポリンから落下し、左じょうしを骨折したものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。これらの件も含め、これまでもその 都度職員に対し、注意を促してきたところでありますが、改めて公用車も含め車両の運転に当たって 細心の注意と施設の管理徹底を指示したところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。伺います。   もう本当に嫌になるぐらい毎議会に損害賠償専決処分報告が、1件でなく数件必ず恒常的にこの ような形で報告される。それで、いつの議会だったが忘れましたけれども、私総務課長に合併になっ てからこの損害賠償専決処分書の各課の数値をしっかりと押さえたことがございますかと聞いたこと があるような気がするのですが、そして今日まで何件こういうことが起きていますかと聞いたけれど も、その段階でたしか押さえていない、各課で区分けしていないとおっしゃったような気がしますが、 私がこの議場で指摘した後、どのように対応されていました。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) これまで損害賠償のご報告をさせていただいて、合併以来今回の件も含 めて合わせて40件ほどの損害賠償の報告になっております。   そのうち、公用車に伴う事故が14件ということでございまして、その都度におきまして厳重注意 をさせていただいているということであります。   またあわせて、課長級の調整会議におきまして、この案件についてのご報告を申し上げ、市長か ら指示をしていただいているということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 特に今回の報告されたこの案件は雑というか、元気がよ過ぎるというのか、 ちょっと注意をして気配りをすればこういうことが起きないようなことですよね。   ようなことで、何とか力があり過ぎるというのか、元気があり過ぎというのか、仕事が雑と、表 現がどう表現したらいいのかわかりませんが、起きなくてもいいようなことで起きているという。も ちろんこういう対象になった職員は、始末書を書かされているのでしょうけれども、こういう場面で 名前ももちろん出ませんし、本人にしてみれば始末書書いたからという気持ちがあると思うのですけ れども、やっぱりこういうことが繰り返されるということの私は体質をぜひ改善していただきたいと 思うのです。特に今回なんか、本当に注意をすればこんなこと起こらないだろうと思うようなささい なようなことでこういう報告をせざるを得ないという。   さきの件も、諸般の報告でも申し上げましたように、しっかりと職員の気持ち、仕事をするとき の心構えをやっぱりしっかりと、安易な形で仕事をしないということをこれを機会にしっかりと訓示 というか、職員の心に届くような注意をしていただきたいと思いますが。市長でしょうか、これは。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今おっしゃったように、事故というのは本当に幾ら気をつけても避けられな い場合もあります。そのようなときには、細心の注意を払って、あるいはまたふだんの私生活におい ても規則正しい生活をしていることによって、こういう事故というのは未然に防げるというようなこ ともありますので、それらについても職員に対して徹底的に指導をしているということでございます。   合併してから40件ということでございますが、村上市の人口規模において、あるいは職員数の数 において多いか少ないかはこれからちょっと調査させていただきますけれども、それらについても十 分に把握をして徹底した交通安全の啓蒙に努めてまいりたい、そのように考えております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第9 議第98号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第98号及び議第99号の2議案は、いずれも人権擁護委員の推薦 につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第98号及び議第99号の2議案について提案 理由のご説明を申し上げます。   これらは、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に 置かれております人権擁護委員のうち、お二人が平成24年3月31日をもって任期満了となりますので、 議第98号では細野忠行氏を、議第99号では和田勝義氏をそれぞれ適任と考え、引き続き人権擁護委員 に推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決いたします。   最初に、議第98号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第98号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第99号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第99号は原案のとおり同意することに決定しました。   午前11時10分まで休憩します。           午前10時51分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第10 議第100号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第100号 専決処分の承認を求めることについてを議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第100号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、新潟県市町村総合事務組合規約の変更についてでありますが、これに係る議決書謄本の 提出期限が8月26日まででありました。このため、地方自治法第179条第1項の規定により、8月10 日付で専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるものでありま す。   規約変更の内容についてでありますが、小千谷市から共同処理事務加入の申し出があり、非常勤 職員に対する公務災害の補償等に関する事務について、対象職員の増加に対応するため、本組合の共 同処理事務に加入したいというもので、本組合の規約を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第100号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第100号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第11 議第101号 村上市税条例等の一部を改正する条例制定について         議第102号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正              する条例制定について         議第103号 山熊田長期滞在施設条例の一部を改正する条例制定について       議第104号 朝日グリーン・ツーリズム推進施設条例の一部を改正する条              例制定について         議第105号 朝日シルクフラワー製作工房施設条例の一部を改正する条例              制定について         議第106号 朝日みどりの里農産物直売施設条例の一部を改正する条例制              定について         議第107号 朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定について        議第108号 神林いこいの家条例の一部を改正する条例制定について         議第109号 市道路線の認定について         議第110号 市道路線の変更について              議第111号 市道路線の廃止について        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第101号から議第111号までの11議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第101号から議第111号までの11議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第101号の村上市税条例等の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 平成23年度地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行 規則の一部を改正する省令の交付に伴い、本条例の一部を改正するものであります。   改正の内容は、寄附金税額控除の適用下限額の引き下げ、及び申告書等不提出等に係る罰則の見 直しと、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に対する軽減税率の特例期間及び施行日を延長するも のであります。   次に、議第102号の村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定に ついてであります。本案は、宿泊利用料金の改定であります。当施設の宿泊利用料金は、設置当初か ら同業宿泊施設を経営している関連業者との整合を図るべく料金を設定してきましたが、このたび関 連業者が宿泊料金を改定したことから、当該施設につきましても宿泊利用料金を改定するものであり ます。   次に、議第103号の山熊田長期滞在施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、本条例の中で利用時間及び休館時間等の規定内容に不備がありましたので、これらを明文化す るための改正であります。   次に、議第104号の朝日グリーン・ツーリズム推進施設条例の一部を改正する条例制定について であります。本案は、グリーンツーリズム推進施設について、平成24年4月1日からの指定管理者制 度への移行を予定しておりますことから、指定管理者導入に向け条文の追加等を行うものであります。   次に、議第105号の朝日シルクフラワー製作工房施設条例の一部を改正する条例制定についてで あります。本案は、朝日シルクフラワー製作工房施設について、平成24年4月1日からの指定管理者 制度への移行を予定しておりますことから、指定管理者導入に向け条文の追加等を行うものでありま す。   次に、議第106号の朝日みどりの里農産物直売施設条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。本案は、朝日みどりの里農産物直売施設について、平成24年4月1日からの指定管理者制度 への移行を予定しておりますことから、指定管理者導入に向け条文の追加等を行うものであります。   次に、議第107号の朝日有機センター条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、指定管理者の更新に当たり、本条例の規定内容に不備があり、あわせて神林有機資源リサイクル センター条例との整合性を図るために改正を行うものであります。   次に、議第108号の神林いこいの家条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 神林いこいの家について、平成24年度から指定管理者制度への移行を予定しておりますことから、指 定管理者導入に向け条文の追加等を行うものであります。   次に、議第109号の市道路線の認定についてでありますが、いずれも日本海東北自動車道の整備 に関連しておりますので、議第110号の市道路線の変更及び議第111号の市道路線の廃止について、あ わせて申し上げます。提案の市道路線は、認定路線が5路線、路線変更が14路線、路線廃止が1路線 となります。認定の5路線は、日本海東北自動車道の整備に伴い、整備された新規2路線と宅地開発 によって帰属を受けた3路線であります。   また、変更の14路線は、いずれも日本海東北自動車道整備に伴う市道のつけかえ等が生じたため、 起終点や延長等の変更をするものであります。   さらに、廃止の1路線も、日本海東北自動車道整備に伴い市道としての形状がなくなったため、 このたび廃止するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第101号から議第111号までの11議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第12 議第112号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第6号)       議第113号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)       議第114号 平成23年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)       議第115号 平成23年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第116号 平成23年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議第117号 平成23年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第118号 平成23年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議第119号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第112号から議第119号までの8議案は、平成23年度一般会計及 び特別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第112号から議第119号までの8議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらは、平成23年度村上市一般会計及び特別会計の補正予算であります。   最初に、議第112号は、一般会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出の総額にそれぞれ7 億2,050万円を追加し、予算規模を305億950万円にしようとするものであります。歳入の主なものは、 第14款国庫支出金で、社会資本整備総合交付金などで7,370万9,000円を減額し、23億1,840万2,000円 とし、第15款県支出金では、緊急雇用創出事業臨時特例交付金補助金などで1,718万8,000円追加して、 18億805万8,000円といたしました。第19款繰越金では、前年度繰越金7億5,634万円を追加し、10億8, 941万円といたしました。第20款諸収入では、コミュニティ助成自治総合センター交付金などで798万 1,000円を追加し、13億601万7,000円とし、第21款市債では1,270万円追加し、25億6,890万円といた しました。歳出の主なものは、第2款総務費では、情報システム改修関係など4,706万5,000円を追加 し、28億3,110万4,000円といたしました。第3款民生費では、緊急雇用として保育士賃金など1,701 万2,000円を追加し、80億3,356万7,000円とし、第4款衛生費では、日本脳炎予防経費など1,696万6, 000円を追加し、21億2,822万7,000円といたしました。第6款農林水産業費では、農林水産業振興資 金利子補給で1,272万2,000円追加し、19億612万2,000円とし、第7款商工費では、プレミアム商品券 など2,688万円追加し、15億9,210万1,000円といたしました。第8款土木費では、高速アクセス道路 関係などで7,229万4,000円減額し、32億821万7,000円とし、第10款教育費では、奨学基金などで4,45 5万4,000円追加し、36億1,511万円といたしました。第11款災害復旧費では、公共土木施設の災害復 旧経費として2,200万円追加し、8,180万3,000円とし、第13款諸支出金では、ごみ処理場建設基金に 6億円を追加し、6億262万円といたしました。第2条の債務負担行為の補正は、農林水産業振興資 金利子補給金の追加であります。第3条の地方債の補正は、総務債などの変更であります。   次に、議第113号は、みどりの里特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ680万円を追加し、予算の規模を2億4,700万円にしようとするものであります。補正の主 なものは、歳入では、第1款売上金を300万円、第2款使用料及び手数料280万2,000円、第4款繰越 金99万8,000円をそれぞれ追加いたしました。歳出では、第1款総務費を工事等により72万7,000円、 第2款事業費を修繕費により607万3,000円それぞれ追加いたしました。   次に、議第114号は、蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ390万円を追加し、予算の規模を2,850万円にしようとするものであります。補正の内容 は、歳入では、第3款繰入金を390万円追加いたしました。歳出では、第1款総務費で修繕料390万円 を追加いたしました。   次に、議第115号は、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ1億3,870万円を追加し、78億6,670万円にしようとするものであります。補正の主な内 容は、歳入では、第1款国民健康保険税において平成22年度所得額の確定や資格の移動などにより1, 741万2,000円減額し、15億6,595万7,000円といたしました。第5款療養給付費等交付金では、退職者 医療交付金決定額通知等により2,467万8,000円追加し、4億8,381万7,000円といたしました。第11款 繰越金では、平成22年度国民健康保険特別会計の決算による繰越額として1億3,143万4,000円追加し、 1億3,143万6,000円といたしました。歳出では、第1款総務費では、国保連合会の新電算システム移 行に対応するためなどにより一般管理経費を88万9,000円追加し、1億2,323万9,000円といたしまし た。第2款保険給付費では、新たな保険給付対象診療等の追加などにより、診療諸費等を371万2,000 円追加し、53億3,404万4,000円といたしました。第3款後期高齢者支援金等では、平成23年度納付額 決定通知書により、後期高齢者支援金等を147万3,000円追加し、8億2,966万1,000円といたしました。 第6款介護納付金では、平成23年度納付額通知により、介護納付金を2,774万円追加し、3億9,835万 3,000円といたしました。第11款諸支出金では、平成22年度国庫支出金の実績報告により精算返還金 が必要となったことにより、償還金及び還付加算金を1億481万6,000円追加し、1億1,872万円とい たしました。   次に、議第116号は、介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額に それぞれ3,420万円を追加し、予算の規模を63億5,720万円にしようとするものであります。歳入では、 過年度精算交付分として第5款支払基金交付金では350万2,000円を追加し、18億839万2,000円に、第 6款県支出金では456万3,000円を追加し、9億2,498万2,000円とし、第9款の繰越金では前年度の繰 越金2,613万5,000円を追加いたしました。歳出では、第6款諸支出金では、前年度介護給付費及び地 域支援事業費の交付金確定により国、県支払基金への返還が生じたため3,421万7,000円を追加し、3, 522万3,000円といたしました。   次に、議第117号は、下水道事業特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額からそれぞれ5億4,500万円を減額し、予算の規模を48億8,980万円にしようとするとともに、地方 債の補正を行いました。補正の主な理由は、東日本大震災の影響で国の交付金が削減されたことによ るものであります。歳入では、交付金額の確定により、第3款国庫支出金を3億540万円減額し、8 億880万円といたしました。また、第4款繰入金では、一般会計からの繰入金2,094万円を追加し、18 億3,520万9,000円、第5款繰越金では、前年度繰越金4,333万3,000円追加し、5,333万3,000円といた しました。第6款諸収入では、受託事業収入等1,197万3,000円を減額し、4,945万3,000円とし、第7 款市債についても、事業費の縮小に伴い下水道事業債を2億8,190万円減額し、15億3,600万円といた しました。歳出の主なものにつきましては、第1款下水道費で、第1項の下水道管理費で処理場など 下水道施設の維持的な工事請負費及び修繕費で1,272万1,000円を追加いたしました。また、第2項の 下水道建設費では、県道の歩道橋改修工事に伴う補償工事の設計委託料と工事請負費を追加するとと もに、国の交付金額の額の確定により、工事請負費の減額と受託料及び補償金の減額と組み替えを行 い5億5,772万1,000円減額し、24億5,075万6,000円といたしました。   次に、議第118号は集落排水事業特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ880万円を追加し、予算の規模を9億210万円にしようとするものであります。歳入は、 第5款繰越金に前年度繰越金880万円を追加し、880万1,000円といたしました。歳出では、第1款集 落排水費は、第1項の集落排水管理費で処理場など集落排水施設の維持的な工事に伴う工事請負費30 0万円を追加し、第2項の集落排水建設費でも、市道の道路改良工事に伴う管渠布設の工事請負費580 万円をそれぞれ追加して、2億7,999万3,000円といたしました。   次に、議第119号は、簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ410万円を追加し、予算の規模を7億5,200万円にしようとするものであります。補正の 主なものは、歳入では、第5款繰越金で前年度繰越金から410万円を追加いたしました。歳出では、 第1款総務費で平成22年度の消費税及び地方消費税の確定申告に伴い、消費税額412万3,000円を追加 いたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   19ページの民生費の児童措置費で、緊急雇用創出事業(保育園支援)とあって、賃金等の金額が 出ておりますが、この時期にこういう形で予算計上されたということは、背景にどのような事情があ るのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉課長。 〇福祉課長(斎藤 勉君) これは、当初予算で実は臨時保育士6人分を予算計上しておりましたけ れども、今後は10月以降保育園に入園が申し込みされる予定がございますので、子育て支援の事業と してこの緊急雇用創出事業の拡大を図ってこのたび予算計上させていただきました。   保育園に臨時保育士を5人、パートの6時間をお二人、4時間1人を雇用し、今回の臨時保育士 賃金補正をお願いするものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 国民健康保険税のところに、特別会計のところに飛びまして、8ページお伺 いしたいと思います。   繰越金が前年度繰越金1億3,143万4,000円となっておりますが、昨年度は7,619万になっており ました。前年度の約倍近い数字が繰越金として出たということは、どういう事情があったのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) お答えいたします。   この繰越金でございますが、私どものほうで療養給付に係るお金について国のほうにお願いした 分よりも多く3月に振り込みがされておりました。国のほうから、こちらで申請したよりも多くいた だいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 繰越金が多くなったということの説明が今でいいのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) こちらのほうでは、いつも2月ごろにこのぐらいの医療費がかかり ますので、その分をお願いしますということで国のほうに申請を出すことになっております。   それで、こちらで出しました申請よりも、国のほうから3月末に入ってきたお金が多かったとい うことでございます。歳入でございますよね、歳入につきましては。それで、それに…… 〇22番(相馬エイ君) 違うのでない。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 8ページの前年度繰越金が…… 〇22番(相馬エイ君) ちょっといいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) いい。 〇22番(相馬エイ君) それは…… 〇議長(佐藤宮吉君) 収入が余計であったから、収入が余計入ったということでしょう、予定して いたより。そういうことになる。 〇22番(相馬エイ君) だけれども、それちょっと……では、3つ目。   請求より多く振り込まれたといったら、それそのままもらっておいていいのですか。結果的には、 戻さなければないですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) それで、それは歳入のほうにそういうふうになっております。   歳出のところの12ページでございます。そこに6月に実績報告というものをしますと、それに基 づきましていっぱいやり過ぎたから返してくださいということになります。その分がそこに1億481 万6,000円ということになります。ですので、本当に入った繰り越されたお金というのは、2,600万円 程度ということになります。 〇議長(佐藤宮吉君) はい。 〇22番(相馬エイ君) そうすると、やりくりして……私も、向こうも何かちょっと意思の疎通がな かったようですが、なぜこのようなややこしい仕事になったのですか、そこだけ答弁お願いいたしま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 国のほう、例年ですと、2月に申請すると、ほとんど同額のお金が 3月に入ってきます。   しかし、今年度国のほうから6,000万円近いお金が多く入ってきました。どうしてそのお金が多 く入ってきたのかということにつきまして、私どももどうしてだろうということで県とかにも聞いて みましたが、わからないというのが本当のところです。 〇議長(佐藤宮吉君) あと委員会もありますから。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。   何かこんな仕事されるのかなと、ちょっと疑問思います。   終わり。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第112号から議第119号までの8議案については、予算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第13 議第120号 平成22年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第121号 平成22年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につ              いて         議第122号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定              について         議第123号 平成22年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定に              ついて         議第124号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定              について         議第125号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算              認定について         議第126号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定              について         議第127号 平成22年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決              算認定について         議第128号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認              定について         議第129号 平成22年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につ              いて         議第130号 平成22年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につ              いて         議第131号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算              認定について         議第132号 平成22年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定に              ついて         議第133号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定              について         議第134号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定              について         議第135号 平成22年度村上市上水道事業会計決算認定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議第120号から議第135号までの16議案は、平成22年度一般会計及 び特別会計歳入歳出決算認定についてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第120号から議第135号までの16議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成22年度村上市一般会計及び各特別会計の決算認定についてであります。上下水道会 計を除く平成22年度の村上市一般会計及び各特別会計については、平成23年5月31日に出納を閉鎖し、 会計管理者によって決算が調製された上、市長あて提出をされております。地方自治法第233条第2 項の規定により、決算書を監査委員の監査に付したところ、8月19日付で決算審査意見書が市長に提 出されましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第120号の一般会計の決算であります。歳入総額352億8,151万7,624円、歳出総額339 億7,329万8,826円で、差し引き13億821万8,798円を翌年度へ繰り越しました。   なお、繰越明許費繰越額8,417万3,128円を差し引いた実質収支額は12億2,404万5,670円でありま す。   議第121号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額とも11万1,115円であります。   議第122号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額10億3,587万670円、歳出総額10億2,850万8, 935円で、差し引き736万1,735円を翌年度へ繰り越しました。   議第123号のみどりの里特別会計決算は、歳入総額2億5,879万209円、歳出総額2億5,769万1,77 4円で、差し引き109万8,435円を翌年度へ繰り越しました。   議第124号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額3,533万9,795円、歳出総額3,487万3,578円 で、差し引き46万6,217円を翌年度へ繰り越しました。   議第125号のあらかわゴルフ場特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに5,934万9,208円であ ります。   議第126号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額73億7,980万5,308円、歳出総額72億4,836万 9,350円で、差し引き1億3,143万5,958円を翌年度へ繰り越しました。   議第127号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額1,809万9,101円、歳出総額1,767万3, 631円で、差し引き42万5,470円を翌年度へ繰り越しました。   議第128号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億775万9,842円、歳出総額6億641万8, 842円で、差し引き134万1,000円を翌年度へ繰り越しました。   議第129号の老人保健特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに390万5,255円であります。   議第130号の介護保険特別会計決算は、歳入総額64億4,587万7,256円、歳出総額64億1,852万9,69 3円で、差し引き2,734万7,563円を翌年度へ繰り越しました。   議第131号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額6,787万928円、歳出総額6,685万7,761 円で、差し引き101万3,167円を翌年度へ繰り越しました。   議第132号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額49億4,383万5,769円、歳出総額48億7,825万1, 507円で、差し引き6,558万4,262円を翌年度へ繰り越しました。   議第133号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額11億2,809万6,078円、歳出総額10億9,756万 4,483円で、差し引き3,053万1,595円を翌年度へ繰り越しました。   議第134号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額6億4,767万9,854円、歳出総額6億2,146万 2,195円で、差し引き2,621万7,659円を翌年度へ繰り越しました。   議第135号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後、決算を調製してこれを監査委 員の監査に付したところ、8月19日付をもって監査委員からの決算審査意見書が提出されましたので、 この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。   業務量は、給水量676万3,333立方メートルとなり、対前年比24万3,652立方メートル、3.7%の増 となりました。経営状況は、税抜きの損益計算では総収入で9億4,349万3,090円、総費用8億1,479 万741円となり、差し引き1億2,870万2,349円の当年度純利益を計上しました。資本的収支では、企 業債、工事補償金等による収入額3億4,105万8,426円に対し、建設改良費に6億2,656万5,900円、企 業債の償還金に2億3,496万6,010円、支出全体で8億6,153万1,910円となり、差し引き5億2,047万3, 484円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,664 万2,752円、過年度分損益勘定留保資金2億449万9,850円、当年度分損益勘定留保資金2億8,933万88 2円で補てんをいたしております。   以上、16の会計の決算内容につきましては、当初予算あるいは補正予算の審議の際にご説明申し 上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の積 極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。   22年度の各意見書、この監査委員報告の意見書が私たちに今回決算書と一緒に出されております。 それで、39ページにむすびということで決算審査を終わっての監査委員の総評というのでしょうかが 載っております。それで、特に一番下のほうに書いてあります「最小の経費で最大の効果」という財 政運営の原点に立って、健全な財政運営と行財政の効率化を進めていかなければならない。また、市 民との情報の共有や市民と行政が協働のまちづくりを推進し、市民にわかりやすい行政運営と説明責 任を果たすとともに、活気ある元気な村上市の創造に向け、より一層の努力を望むものであるという 結んでございます。この中で、市民との情報の共有や市民と行政が協働のまちづくりを推進し、これ はある意味でわかるような気がするのですが、市民にわかりやすい行政運営と説明責任を果たすとと もにと、これは今この言葉は言うのは簡単ですが、実際これを行政のプロである行政の方々がする仕 事を市民にわかりやすい行政運営と責任責任を果たすという、これは実際言葉では簡単に言えるけれ ども、それを実践していく上では非常に難しい面、相当の創意工夫があるのだろうと思うのですが、 監査委員の立場からこういう言葉を結びに述べられまして、そして具体的にはどのような考えを持っ てこういう結びとされたのでしょうか、お伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 代表監査委員。 〇代表監査委員(種部義秋君) ただいまの件につきましては、おっしゃるとおり確かに難しい問題 だと思っております。   ただ、今回書かせていただきましたことにつきましては、3月11日の大震災がございまして、そ の後テレビ等ニュース報道などで、生活の不安ですとかそういったことを訴える場面が多々出てまい りました。そのために、実際に震災に遭っておられない国民の方も、そういうものを常々見ておりま すと、行政に対して不安というか、イメージができ上がってくるような気がしたものですから、こと のほか関心が高まってきているのではなかろうかということから、基本と申しますか、わかりやすい 説明、こういうものが、これは常々言われているわけでございますけれども、ことさら必要になって くるのではなかろうかということで書かせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 確かに3.11の震災後、自治体が住民の安全で、そして健康で福祉、暮らしを 守る自治体でという本来の自治体の役割がさらに見直されてきているということ、今おっしゃいまし たように、本当にその点ではこの決算をもとに予算作成に当たっても一番原点として貫かねばならな いことだと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第120号から議第135号までの16議案については、決算付託表の とおり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、5日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午前11時52分  散 会