平成23年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成23年6月1日(水曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会選第3号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦について          第 5  議員発議第5号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について       第 6  請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和祈願祭の開催について請            願                                  第 7  請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に係る            意見書の提出を求める請願                       第 8  報第 2号 平成23事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成22事業年度岩船            地域土地開発公社決算の報告について                       報第 3号 平成23年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成22年度イヨボヤの里            開発公社決算の報告について                           報第 4号 平成23年度山北町産業振興公社事業計画及び平成22年度山北町産業振興            公社決算の報告について                        第 9  報第 5号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 6号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 7号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 9号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第10号 平成22年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について        第10  報第11号 専決処分の報告について                             報第12号 専決処分の報告について                             報第13号 専決処分の報告について                             報第14号 専決処分の報告について                             報第15号 専決処分の報告について                             報第16号 専決処分の報告について                             報第17号 専決処分の報告について                        第11  議第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて           第12  議第69号 専決処分の承認を求めることについて                  第13  議第70号 専決処分の承認を求めることについて                       議第71号 専決処分の承認を求めることについて                       議第72号 専決処分の承認を求めることについて                       議第73号 専決処分の承認を求めることについて                       議第74号 専決処分の承認を求めることについて                       議第75号 専決処分の承認を求めることについて                       議第76号 専決処分の承認を求めることについて                       議第77号 専決処分の承認を求めることについて                       議第78号 専決処分の承認を求めることについて                       議第79号 専決処分の承認を求めることについて                       議第80号 専決処分の承認を求めることについて                  第14  議第81号 専決処分の承認を求めることについて                  第15  議第82号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                   議第83号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について               議第84号 市有財産の譲与について                             議第85号 市有財産の譲与について                             議第86号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                  議第87号 村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定について           議第89号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について      第16  議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)                  議第91号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)             議第92号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)                                                    〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(26名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    6番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)    5番   川  村  敏  晴  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        山 北 支 所        産業建設課長     佐   藤   庄 一 郎   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は26名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成23年第2回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成23年村上市議会第2回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告16件、人事案件1件、専決処分の承認13件、計画の策 定1件、条例の一部改正5件、市有財産の譲与2件、補正予算3件の合わせて41件であります。よろ しくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたし ます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、山田昭夫君、25番、小野七五三君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成23年第2回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る5月25日午前9時30分から市役所第1委員会室において、委員全 員、正副議長、3常任委員長、総務課長、総務課参事、議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開 催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日6月1日から21日までの21日間といたしました。   審議日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採決の後、残る 議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたします。   3日、6日、9日、10日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   なお、7日、8日に全国市長会総会が開催されることから、一般質問の日にちがあくこととなり ますが、ご承知ください。   13日は総務常任委員会、14日は市民経済常任委員会、15日は厚生文教常任委員会、16日は建設企 業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   6月21日は本会議を開催、各常任委員長から委員会報告を受けた後、提案議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてでありますが、議 会選第3号 農業委員会の委員となるべき者の推薦については単独上程、即決といたします。   議員発議第5号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定については単独上程、質疑、 討論の後、即決といたします。   請願第2号、第3号については、それぞれ単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、請願 第2号については総務常任委員会へ、請願第3号については厚生文教常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第2号から報第4号まで の各公社の平成23年度事業計画及び平成22年度決算報告の3議案については一括上程、一括質疑の後、 報告を終了いたします。   報第5号から報第10号までの各会計繰越明許費繰越計算書の報告6議案については一括上程、一 括質疑の後、報告を終了いたします。   報第11号から報第17号までの損害賠償にかかわる専決処分の報告についての7議案については一 括上程、一括質疑の後、報告を終了いたします。   議第68号については、人事案件につき単独上程、質疑の後、討論を省略、起立による即決といた します。   議第69号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についての専決処分の承認を求 めることについては単独上程、質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   議第70号から議第80号までの平成22年度各会計補正予算の専決処分の承認を求めることについて の11議案については一括上程、一括質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   議第81号については、東日本大震災支援関係予算の専決処分の承認を求める議案についてである ことから単独上程とし、質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   次に、議第82号から議第89号までの条例制定などの8議案については一括上程、一括質疑の後、 議第82号から議第85号までの4議案については総務常任委員会へ、議第86号については市民経済常任 委員会へ、議第87号から議第88号までの2議案については厚生文教常任委員会へ、議第89号について は建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   最後に、議第90号から議第92号までの3議案については一括上程、一括質疑の後、議第90号につ いては4常任委員会へ分割付託、議第91号については市民経済常任委員会へ、議第92号については建 設企業常任委員会へ付託いたします。   なお、今回の各常任委員会開催会場は、総務常任委員会が山北支所、市民経済常任委員会が荒川 支所、厚生文教常任委員会が朝日支所、建設企業常任委員会が神林支所とそれぞれ旧議場での開催と なります。理事者側の準備も大変とは思いますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。   一般質問の通告は、5月27日正午で締め切ったところ、16名の通告があり、先ほど会期のところ で報告した4日間に本会議において質問を行うことといたします。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は6月17日、その他の意見書提出期限は6 月10日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果について報告を終了いたします。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月21日までの21日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月21日までの21日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。本年の3月定例会でご報告申し上げた以後、配付報告書の とおり、火災は建物火災等7件であります。また、5月16日、地域住民からの通報により、高根地内 の市道鈴ケ滝線において路肩の決壊、のり面の崩壊がありましたので、その復旧に向けて準備を進め ているところであります。   次に、寄附の申し出についてでありますが、寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、 多くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   次に、東日本大震災による本市の支援状況について、5月11日の臨時会以降の経過をご報告いた します。なお、本日その内容について資料を配付いたしておりますので、ご参照いただきたいと存じ ます。社会福祉協議会での災害義援金受け付け状況でありますが、さらに多くの善意をいただき、5 月20日では1,300万円余りとなっておりますほかに、本市に対しましても前回以降6団体等から避難 者支援のための寄附を賜っており、これまで414万円余りとなります。   なお、さきの臨時会での報告の中で、市への寄附金の総額について誤りがありました。これまで の寄附を受けました金額の総額は今回の資料のとおりでありますので、訂正させていただき、おわび を申し上げます。皆様方からの善意には厚くお礼を申し上げますとともに、有効に活用させていただ きたいと存じます。   雇用促進住宅への入居状況についてでありますが、5月30日正午現在での入居者数は57世帯、16 3人であります。入居者数は日々増加し、当初と比べて世帯数で8割、人数で6割もふえておる現状 であります。このような受け入れ状況の中で、当初入居の方で約1カ月半を経過すること、人数も 徐々にふえていることなどから、5月20日に避難所入居者総会を開催をいたしております。当日は、 市からの連絡事項についての説明を行うとともに、皆さんからは促進住宅での避難生活について、例 えば食事のこと、ごみ出しのこと、本市や被災地からの情報提供のあり方などについてさまざまなご 意見をいただいております。   また、避難者同士、そして市との連絡体制をつくり、相互の円滑なコミュニケーションを築き上 げていくために、棟ごとに4班、合計8つの班を編成していただき、それぞれに班長と副班長、合わ せて16人を選任していただいたところであります。早速5月26日に正副班長会議を開催し、班の具体 的な活動内容についての協議や、諸連絡の伝達などを行いました。   また、就業支援の参考とするため、20歳以上の方を対象に、特に就業希望についての意向調査を 実施したところであり、その結果については資料として配付をいたしておりますが、仕事をしている 方は18人、仕事がしたいという方は34人おる現状であります。市では、仕事がしたいという方に対し、 勤務条件などについて個別に相談させていただいておりますが、今すぐ勤務はできないなどの理由も あり、市として雇用するまでには至っておりません。今後も随時相談させていただきますが、加えて 近々ハローワークが避難者を対象とした就業相談会を開催することとしております。   また、避難者の児童生徒の皆さんに対する保育園、学校への受け入れ状況についてでありますが、 前回報告した人数と変わりありません。   現在雇用促進住宅は、7月末まで避難所として対応しておりますが、8月以降については現時点 において、その方向づけがまだ示されておりません。福島第一原発の処理が収束する気配が見えない 現状であることから、長期化は避けられないと想定をされますので、可能な限り村上市として支援を 継続してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思っております。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、次に、議会から報告を行います。   去る4月25日に開催されました議会運営委員会において、副委員長の互選が行われました。その 当選報告書が議長あて提出送付されましたので、報告いたします。   議会運営委員会の副委員長に小林重平君が当選されましたので、ご承知ください。   これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会選第3号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議会選第3号 村上市農業委員会の委員となるべき者の推薦につ いてを議題といたします。   お諮りします。農業委員会等に関する法律第12条第2号の規定により、議会が推薦する農業委員 会委員に山田昭夫君、板垣栄一君、村上市金屋2258番地、遠山かづえさん、村上市松山151番地、東 海林節子さんを推薦したいと思います。これにご異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名しました山田昭夫君、板垣栄一君、遠山かづえさん、東海林節子さんを村 上市農業委員会委員に推薦することに決定いたしました。                                              日程第5 議員発議第5号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議員発議第5号 村上市議会委員会条例の一部を改正する条例制 定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いします。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) おはようございます。それでは、議員発議第5号 村上市議会委員会条例の 一部を改正する条例制定についてをご説明申し上げます。   ただいま上程されました議員発議第5号についてでありますが、平成18年法律第53号による地方 自治法の一部を改正する法律の施行により、第109条の常任委員会の規定、第109条の2の議会運営委 員会の規定及び第110条の特別委員会の規定に、それぞれ閉会中においては、議長が条例で定めると ころによりそれぞれの委員を選任することができる旨の規定が追加されたところであります。   このことから、当議会においても閉会中にあっては、議長がそれぞれの委員を選任することがで きる旨を当議会委員会条例に規定することとし、所要の改正を行うものであります。   また、常任委員の申し出による当該委員の委員会所属の変更についても、同様の改正を行いたい とのことから、閉会中にあっては、議長が変更できる旨の改正を行うものであります。   これにより、このたびの改正に伴う閉会中の委員の指名及び閉会中の委員の委員会所属の変更に ついては、次の会議に報告するとした規定を新たに追加するというものであります。   このたびの改正条例の施行期日は、公布の日から施行するとしたものであり、会議規則第14条の 規定により提出するものであります。   賛成者は、石嶋修平議員、本間清人議員、冨樫宇栄一議員、板垣栄一議員、板垣一徳議員、木村 貞雄議員、長谷川孝議員、そして提出者は私、小林重平でございます。   以上、提案理由のご説明を申し上げました。ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願いを 申し上げます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第5号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第5号は原案のとおり可決されました。                                              日程第6 請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和祈願祭の開催            について請願                        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和 祈願祭の開催について請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) 皆さん、おはようございます。それでは、ただいま上程されました請願第2 号について補足説明をさせていただきます。   この第2号は、村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和祈願祭の開催を求める請願で あります。請願者は、神林平和祈念碑保存会会長、齋藤勇氏、そして紹介議員は、本間清人議員と私、 板垣栄一であります。   議員の皆様には、神林平和祈念碑保存会が主催する平和祈願祭にご案内をさせていただき、参加 された方々には平和祈念碑が建設されているその姿や、そしてまた周りの環境、祈願祭の式典などに ついてはよくご認識されておられるものと思いますが、改めてご案内を申し上げます。   祈念碑建設の建立の位置は、舗装された大変大きな広場を前にしておりまして、そして周囲は公 園ゾーンという大変恵まれた立地条件の中、旧神林村役場庁舎用地の一等地に、平和の尊さ、大切さ を後世に語り継ぐために貢献することを旨として建立され、平成12年12月2日に竣工されたものであ ります。   平成20年には、市町村合併による新しい村上市が誕生いたしました。そして翌年、21年の8月に は皆様もよくご存じのとおり非核平和都市宣言がなされ、平和に対する市民の情熱がますます高揚す る中で、村上市から全県に向け、そして全国、全世界に向けて平和運動が発進できることを考え合わ せながら、請願の趣旨に上げる記述により、村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する形の中で、 平和祈願祭の開催について請願することを重く受けとめていただきたいと思います。   私は、神林の選出議員でありますが、ご案内のとおり毎年のように市長さん、県会議員さん、多 くの方々を来賓に迎えながら平和祈願祭を実施してまいりました。これは、神林地区だけの話ではな くて、村上市全市民、そしてまた日本、世界、すべての人たちがこの平和を望むものであります。   そういった意味で、ただいま請願されました神林地区にある平和祈念碑、そのすぐれた立地条件 を生かしながら、そこで村上市が主催して毎年平和祈願祭を行っていただきたい。そのためには、神 林地区の平和祈念碑保存会の方々も協力を惜しまない、そういった意味合いのものだとお聞きいたし ております。ぜひとも請願の趣旨をご理解いただき、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げま して、補足説明とさせていただきます。ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第2号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務常任委員会に付託いたします。                                              日程第7 請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度            拡充に係る意見書の提出を求める請願             〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国 庫負担制度拡充に係る意見書の提出を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) ただいま上程されました請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、 義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出を求める請願についてでありますが、請願者は新潟 県教職員組合村上市岩船郡支部執行委員長、伴田寛明さんですが、紹介者である私から若干の補足説 明をさせていただきます。   この請願は、議員各位がご承知のように、新市になって以来毎年この時期に提出され、大多数の 皆さんの賛同により議決いただいたと同様の趣旨であり、今回も再三となるお願いでまことに恐縮と は思いますが、来年度の教育予算編成に向けて意見書の提出をお願いするものであります。   請願の趣旨、請願事項は請願書に記載のとおりでありますが、今学校教育が抱える多くの問題は、 多くの市民、保護者、地域住民にとって一日も早い解決が望まれている多くの問題を含んでおります。 学校で学ぶ児童生徒が、明るく心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り組むために、要請し続けて きた30人以下の学級編制の改善につきましては、昨年度までとは若干違いが出てきており、今年度文 部科学省の新公立義務教育小学校職員定数改善計画によって、30年ぶりにこれまでの40人編制が見直 され、今年度は小学校1年生のみでありますが、35人学級編制が実現されました。しかし、この計画 は8年間の改善計画であり、30人以下学級編制にはまだまだ遠い道のりでありますが、義務教育小学 校の児童生徒と学級担任や教職員がよりきずなを深くし、真剣にぶつかり合い、心通わせることがで き、一人一人が大切にされる教育環境をつくることの第一歩を踏み出したと言えると思います。今後 も粘り強く拡充を要請していく必要があると考え、提出するものであります。   義務教育国庫負担制度の拡充につきましては、これまでもお話し申し上げてきましたように、現 在国、地方とも財政的に厳しい状況下にあることは十分承知しており、特に今回の東日本大震災の今 後の復旧、復興のためには、膨大な予算措置が必要となり、教育予算においても大きな陰を落とすこ とは否めないのかもしれませんが、国、地方の将来を担う児童生徒の現状をよりよくするために、ま た全国の子供たちがひとしく教育を受ける権利が保障されるための改善要望であることをご理解いた だきたいと思います。   また、特に財政力の弱い本県あるいは当市においては、何としても文部科学行政において義務教 育国庫負担制度を堅持し、さきに3分の1に引き下げられた国庫負担率を2分の1に回復させること の大切さを訴える要望であります。   学校教育に対する国民の期待や要望が格段に広がり、学校教育や児童生徒に課せられている各種 教育内容が拡大している今日、ぜひ児童生徒一人一人に行き届いた教育ができるよう、議員各位の大 きなご支援とご理解をお願いするものであります。   なお、本請願書と同様の趣旨で、関川村議会には請願書を、村上市長、関川村長、粟島浦村村長 及び粟島浦議会には要望書という形で、本議会と同様に要請中であることをつけ加え、補足説明を終 わります。議員各位のぜひご理解とご賛同をお願いして、説明を終わらせていただきます。ありがと うございました。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第3号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第8 報第2号 平成23事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成22事業           年度岩船地域土地開発公社決算の報告について      報第3号 平成23年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成22年度イヨ           ボヤの里開発公社決算の報告について      報第4号 平成23年度山北町産業振興公社事業計画及び平成22年度山北町           産業振興公社決算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、報第2号から報第4号までの3議案は、各公社の事業計画及び決 算の報告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第2号から報第4号までについてご報告申 し上げます。   これら3件は、村上市が出資をしております3つの法人について、地方自治法第243条の3第2 項の規定により、ご報告するものであります。   最初に、報第2号は、岩船地域土地開発公社についてであります。平成23事業年度の事業計画に ついては、新規の用地取得及び償還がありませんので、事務費のみの予算となっております。   また、平成22事業年度の実績については、新規の用地取得事業はありませんでした。   次に、報第3号は、財団法人イヨボヤの里開発公社についてであります。当公社は、平成6年度 自然、伝統文化、歴史的遺産、物産等に関する観光資源を掘り起こし、維持保存し、またはこれを有 効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興を図り、もって観光文化都 市の建築による創造性豊かで活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営をいたしておりま す。また、平成18年度からは同公社を市が指定管理者として管理運営をお願いしております。   平成23年度の事業計画は、同公社の寄附行為、第4条の規定による観光資源調査研究発掘事業、 特産品開発宣伝事業、歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、事業費として総額1億8,91 0万1,000円であります。   平成22年度の事業実績では、計画されました観光資源調査研究発掘事業、特産品開発宣伝事業、 歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、それぞれ事業目的に沿って実施し、その収支は配 付の事業実績報告書のとおりであります。   次に、報第4号は、財団法人山北町産業振興公社についてであります。当公社は、平成10年2月 に設立し、農林業の担い手育成、農林漁業の作業支援や地域資源を活用した事業の取り組みを行い、 地域産業の振興を図ることを目的に運営しております。特に中山間地の条件不利地域の農作業受託は、 国土保全と山北地域の農業振興に大きく寄与しているところであります。   平成23年度事業計画についてでありますが、平成22年産米が異常気象の影響により品質の低下と 減収につながったことを踏まえ、より徹底した管理体制のもとで作業効率の向上を図り、天候に左右 されにくい米の安定生産を目指してまいります。   平成22年度事業実績では、事業収入が予算額に対し113.2%、約767万円の増となりました。しか しながら、内容的には米の増収、作業受託の増加に起因するものではなく、本年度から実施された農 業者戸別所得補償や、本年1月以降の豪雪による作業量の増に伴う農業外受託収入の大幅増によるも のでありました。一方、支出面でありますが、事業費及び管理費全般において経費の節減に努めまし たが、その収支は配付の事業報告のとおりでありますので、よろしくお願いをいたします。   以上、ご報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでございました。伺います。   歴史的景観保全事業の中で、イヨボヤの里開発公社に関してちょっと質疑させていただきます。 ここの事業の中で、三面川鮭居繰網漁の助成の事業がございます。その目的は、PR、保存継承のた めの助成でございます。大事なことと考えます。そこで伺いたいのですが、この技術の継承、居繰網 漁をやっていなさる方が高齢でいらっしゃるのです。以前にも私一般質問でもやっているのですが、 継承者を本気でやっぱり育てていくことが村上の秋の風物詩となっております三面川の居繰網漁の風 物詩が大事な、絶えないためにということで、この点では助成のお金は出しているようですが、継承 者を育成という点ではどのような形で本気で取り組まれているのでしょうか、ちょっとそこが心配で すし、予算上お伺いさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 今ほどのご質問でございますけれども、2ページの歴史的景観保全 事業の三面川居繰網漁助成150万円でございます。これにつきましては、合併前から、その居繰網漁 というのは、全国でもあちこちの河川でやってきたわけでございますけれども、今全国の中で居繰網 漁をやっているのはここの三面川だけであります。伝統的漁法ということで、これを途絶えさせない ためにも、どうしてもこれは市からも助成したいと、しなければならないということで、地元、鮭産 漁協からも要望がありまして、継続して助成をしていると。鮭産漁協にしてみれば、なくても鮭はと れるのだと、一括採捕事業もございまして、とれるのだということで、市としてはどうしてもこの居 繰網漁、伝統漁法です、観光の面でもどうしてもやっていただきたいということでお願いしながら、 公社を通しながらお願いしているという状況でございます。   後継者育成につきましては、議員ご存じのように、一昨年まで後継者育成事業ということで三面 鮭産漁協のほうに委託して、募集しながら育成をしたのでありますが、なかなか育たないという状況 でございまして、今のところ鮭産漁協のほうでその川でやっておられる、私的にやっておられる方が ございまして、その中からえりすぐって今のところやっている状況でございまして、後継者育成どう するのだと言われますと、なかなか育っていかないのが現状でありまして、非常に厳しいという状況 でございます。市としても、今後また新たな手だてがあれば考えていきたいというふうに思っており ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) このイヨボヤ開発公社の、以前は市の職員を派遣して、事務局長が行ってお りましたが、公募になって、民間から事務局長が仕事に携わっておりますよね。そこで、理事長が依 然として村上市の市長になっております。指定管理にもなったことですし、この点では関係する評議 員、理事者の中からはこういう体制についてのご議論というのは出ないものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 出ておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後に、山北町の産業振興公社について伺います。ご苦労さまでございます。   こういう事業は非常に地味ですが、大事なことと考えますが、全国のどこかの自治体あるいは議 員さん等の視察とか、そういうものというのはあるものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 山北支所産業建設課長。 〇山北支所産業建設課長(佐藤庄一郎君) お答えいたします。   私、4月から参りまして、詳細はちょっとわかりかねますが、結構他県からの視察も来ていると いうようなことは聞いております。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 現在この公社につきましては、県内17の市町村がこういう農業公社を 持っております。持ち回りで各地区を視察を兼ねながら総会をやっているのが現状であります。ただ、 このことにつきましては、これから公益法人の見直しによりまして、平成25年度11月末までに公益法 人するのか、また一般財団にするのか、また解散するのか、そんなことで今それぞれ県内でも動きが あるようであります。 〇22番(相馬エイ君) はい、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 前議員今質問したイヨボヤの里開発公社について、私もちょっと二、三ご質 問させていただきたいと思います。   こういった施設でございます、私も一般質問で今回指定管理のことについて入っておりますので、 そのときにも細かく質問したいと思いますが、利益を上げていくとか、損があるとか、そういうこと ではなくて、市民の方、また地域の観光という目的でやっていくという分にはいいと思うのですが、 全体的な収支のバランスを見てみますと、当然年々収支に関しましては減少傾向にあるという中で、 今回事業費の中を見てみますと、職員の手当、そして臨時雇用の賃金ですか、こちらだけで1,000万 以上の金額がふえております。それに伴いまして、福利厚生費であるとか、旅費、交通費などもかな りの増額という形になっておりますが、この辺の理由を説明いただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 前年度は職員減ったはずなのですけれども、産休職員とかもいたと いう部分もありましたので、額的に、ことし復帰したという部分もありましてふえたという部分もご ざいます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 私は、臨時雇用賃金が878万4,000円ほどふえていますね。それと、職員の給 与手当でも201万6,000円ふえています。そうしますと、当然福利厚生費もそれに伴って167万8,000円、 こんなにふえているわけです。それが例えば臨時雇用でも、緊急雇用の交付金で出た分で、いわゆる 働き場をふやすためにこの場所をそれだけの臨時パート職員を採用したのだということであれば、私 はそれでいいのですが、事業も減少していく、収支も減少していく中で、その職員だけが増加してい くということに関して何の対策もとっていないのかということをお聞きしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 全体としては、職員の数はふえてございません。逆に減っているよ うな状況でございまして、当初に比べましたら職員数にして2人、当初一番最初から比べますと減っ ているような状況でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、郷土資料館、三の丸、若林邸、旧成田家等いろいろ、まいづる公園 とか、そういった建物が今歴史的景観ということであるわけでありますが、こちらは収支とか云々関 係なく、いわゆる維持費自身が毎年毎年あるわけです、前もちょっと質問しました、わらぶき屋根の ふきかえで400万だとかというのもかかってくるわけです。それをどういうふうな形で今後運営して、 そのバランスとか、もしくは廃止にするのだとか、もしくはもう民間にすべてを譲渡して、市ではも う管理は一切しないのだというような方向性とか、そういったものについては何か検討されているの ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今おっしゃったような施設につきましては、市の大切な財産でありますので、 やはり市が管理をしながら、修復をしながら維持をしていきたいと、いかなければならない施設であ ると、そのように考えております。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   午前11時まで休憩します。           午前10時51分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ここで、商工観光課長より先ほどの本間議員の質問について補足説明を求められておりますので、 これを許します。   商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 先ほど本間議員にお答えした給料、賃金の話でございますが、給料 につきましては、先ほど話あった事務局長が職員から交代して、民間から採用した分ということでご ざいますし、臨時職員の賃金につきましては、町娘を6名採用しておりまして、その分の賃金がここ に入ってきているということでございますので、ご了解をしていただきたいというふうに思います。                                              日程第9 報第 5号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 6号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 7号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第 9号 繰越明許費繰越計算書の報告について      報第10号 平成22年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、報第5号から報第10号までの6議案は、いずれも繰越明許費繰越 計算書の報告についてであります。   理事者から発言を求められておりますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第5号から報第10号までについてご報告申 し上げます。   これら6件は、一般会計及び特別会計の繰越明許費につきまして、平成23年度に繰り越すべき額 が確定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、また上水道事業会計につ きましては、地方公営企業法第26条第1項の規定により、建設改良費の繰越額を同条第3項の規定に より議会に報告するものであります。   報告第5号から報第9号までの5件は、地方自治法施行令第146条第2項の規定による繰越明許 費計算書であります。報第5号の一般会計では、地域活性化きめ細かな臨時交付金事業など、国の経 済対策関係をはじめとするものであります。   報第6号の情報通信事業特別会計では、地デジに関するものであります。   報第7号のみどりの里特別会計では、きめ細かな臨時交付金関連の施設整備に関するものであり ます。   報第8号の介護サービス事業特別会計では、きめ細かな臨時交付金関連の施設整備に関するもの であります。   報第9号の下水道事業特別会計では、豪雪の影響により工事がおくれたものであります。   報第10号の上水道事業会計では、豪雪や下水道工事のおくれに伴い、完成に至らなかったもので あります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 報第11号 専決処分の報告について       報第12号 専決処分の報告について       報第13号 専決処分の報告について       報第14号 専決処分の報告について       報第15号 専決処分の報告について       報第16号 専決処分の報告について       報第17号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、報第11号から報第17号の7議案は、いずれも専決処分の報告につ いてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました報第11号から報第17号についてご報告申し上げ ます。   これら7件は、議会の委任事項であります損害賠償について専決処分を行ったものであります。 事故の状況については、記載のとおりであります。報第11号は、平成22年12月3日、県営南町住宅駐 車場内において、相手方車両が駐車場敷地内の排水路上を通過した際、排水路にかかるグレーチング が持ち上がり、車両底部を損傷したものであります。   報第12号は、平成23年2月12日、市道山添線の新町地内において、相手方車両が走行中、車道の 陥没部分に左前輪部が落ち、左前タイヤを破損したものであります。   報第13号は、平成23年3月18日、飯野一丁目地内において、駐車していた公用車両が発進する際、 相手方敷地内に設置してあった駐車ポール及び三角コーンに車両前部が接触し、損傷させたものであ ります。   報第14号は、平成23年3月11日、県道高根村上線関口地内において、公用車両が走行中、S字 カーブで雪のためスリップし、ガードレールに車両前部が接触し、損傷させたものであります。   報第15号は、平成22年11月22日、市道下助渕七湊線下助渕地内において、公用車両が走行中、側 方駐車場から侵入してきた相手方車両が公用車後部に接触し、双方の車両を損傷させたものでありま す。   報第16号は、平成23年3月19日、県道山熊田府屋停車場線山熊田地内において、スクールバスが 走行中、右カーブで前方に対向車を確認し、すれ違いのためブレーキをかけ減速したところ、路面が 凍結していたためスリップし、スクールバス右後部が相手方車両右前部に接触し、損傷させたもので あります。   報第17号は、平成23年3月17日、瀬波温泉一丁目のニューハートピア新潟瀬波駐車場において、 湯ったり塾の帰りの送迎の際、介助のヘルパーが参加者の押し車を乗せるため折りたたんでいたとこ ろ、押し車の固定レバーを破損させたものであります。   これらはいずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。   今回の市道における事故に際して、改めて管理の徹底を指示したところであり、また公用車の運 転に当たっても、常日ごろから細心の注意を払い、事故防止に努めるよう訓示をいたしており、この たびの事故においても当事者及びその管理職に対し、厳重注意を行ったところであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今回の6月議会、損害賠償専決処分、件数的には非常に多い。いつも議会の始まる最初にこの件 がありますと、非常に関係課で注意をするようにというようなことがそれぞれの議員からご指摘があ って、おりましたが、今回このような件数が非常に多いということに関して、市長どのような気持ち でいらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 非常に件数が多い、軽微なものとはいえ、件数が多いということに対しまし て、どのような事情があれ、大雪であれ、あるいは道路事情がどうであれ、決してあってはならない、 遺憾なことと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 以前にこの損害賠償の質疑をしたときに、各どの課、合併になってからそれ ぞれの課でこういう損害賠償が起きた件数の記録というか、調査をしたことがございますかとたしか 質疑したことがあるような気がしているのですが、そのときはしていないという答えだったので、現 在もそういう、どの課が非常に多いという、表を見たときに一目瞭然でわかるような、そういうこと はされているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) 議会に報告するこういう損害賠償については、年度ごとに整理をさせて いただいております。今議員ご指摘のように、非常に多いのは交通事故でございまして、その件数が かなりを占めております。そのほか施設の管理上の不備、そういった瑕疵によって発生しているとい うことでありますので、記録をとってその都度注意をさせていただいているということでございます。   私どものほうでそれぞれの損害賠償の内容、それから損害額等を整理させていただいております。 課ごとの集計は、ちょっと今のところ手持ちの資料としては整っておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) その事故の中身がどうのこうのと言っているのではないし、私はそれは起き たのは起きたので仕方ない、しっかりと対応して、相手方があれば相手方にしっかりと支払いすると いうのは、それは当然なことなのでしょうけれども、職員の気持ちの戒めの分でです、やっぱり合併 になってから、件数でいいですので、この課で例えばこの22年度3件あったと、それでどの課はゼロ と、それは仕事上いろいろあるかとは思いますが、やっぱりそこの課の課長を含め、職員が自分の課 は非常に多いぞと、やっぱり自分も起こさないように気をつけなければないなというような、その数 字をしっかりとお知らせすることによって、それぞれの戒め、それぞれの課長が職員に対して常日ご ろ運転には気をつけるように、そうでなければちょっとした気持ちの油断が、それから緩みが損害賠 償という形で議会にかかるのだぞ、議員から指摘されるのだぞというようなことを常日ごろ職員の教 育として言っているかどうか、そして職員がその数値を見ることによって、自分みずから気をつける という、そういう習慣がつくられていくかどうか、そのことが私は金額が大きい、小さいにかかわら ず大事なことだと思うのです。その点では、市長今後どのようにされますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) こういう案件につきましては、議会にかかろうが、かかるまいが、議員から 意見があろうが、あるまいが、あってはならぬことでありますので、十分に注意はいたしてまいりま すし、また訓示もいたしてまいります。800人近い職員がいますので、いろいろな施設を入れるとも っともっと多い職員がいますので、それらを徹底して、いわゆる交通事故、今軽微な事故ですけれど も、こういう事故が常日ごろ起きるということは大きな事故につながる可能性を秘めているというよ うなこともありますので、徹底した事故の防止策を検討をしてまいりたい、そのように考えておりま す。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 報第16号についてお伺いしますけれども、これはスクールバスということな ので、子供たちの命を守っている、そのバスであります。この辺のです、3月19日に起きたというこ とですが、天気的な部分と時間、発生時間とか時系列的な部分で少し報告を詳しくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 細かいことにつきましては、課長に答弁させますので、よろしくお願いい たします。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(大滝和春君) それでは、ただいまのご質問にお答え申し上げます。   3月19日の、時間的には午前7時10分ころでございました。ここにありますように、県道山熊田 のほうに向かいまして、生徒を迎えに行くときでございました。天候につきましては、雪は降ってお りませんでしたけれども、下が一部凍結していたということで、ここにありますように、カーブの手 前で相手車両を発見してブレーキをかけたのでありますが、たまたま凍結していたということ、それ と幅員についても5メーターから6メーターというようなことで、バスが滑った関係で横向きになっ て相手車両にぶつかったということであります。相手車両を目いっぱい反対側によけたところであり ますけれども、そんなことで横向きになっていったということで衝突をしたということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) スクールバスの件で、皆さん注意されているとは思うのですけれども、子供 たちを乗せているときと迎えに行くときと、やはり気持ちが同じでないとだめだと思うのです。時間 間に合わないからとかではなくて、その辺あたりはこの事件後徹底されたのかどうか、お伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(大滝和春君) それにつきましては、事故起きる前からもやはり時間には余裕を持 って出発し、スピードをできるだけ控えた形で事故防止については努めてくださいということで指導 しておりますし、またこの事故を受けまして、その辺についてそれぞれ指導したところでございます。 今後このようなことのないように、また指導を徹底してまいりたいと考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この賠償額もかなり大きいのですけれども、相手の方のけが的な部分とか、 そういったものはまず今後心配ないのでしょうか、40万近い金額なので、どういった状況で、その後 の心配はないのかどうか、ちょっとお尋ねします。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(大滝和春君) 相手の方のけがの状況につきましては、病院にも行っていただきま して、幸いけがはないということであります。ただ、車両につきましては、この方の車両については 軽トラックということで、私どものバスについては15人乗りのマイクロバスということで、トラック の前面部分がかなり破損したというようなことで、金額的には40万近い大きな金額となっております。 その後につきましても、特に健康状態に異変はないというようなことで、今般5月17日に示談をさせ ていただいたものでございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第11 議第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第68号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、平成23年12月31日をもって任期満了となりま す小川ミエ氏につきまして、適任と考え、引き続き人権擁護委員に推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決いたします。   お諮りいたします。本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第68号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第12 議第69号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第69号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第69号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度地方税法施行令の一部改正に伴い、村上市国民健康保険税条例の一部を改正 するものであります。   改正の内容についてでありますが、国民健康保険税の基礎課税額の課税限度額を現行の50万円を 51万円に、後期高齢者支援金等の課税額の課税限度額を現行の13万円を14万円に、及び第2号被保険 者が納める介護納付金課税額の課税限度額を現行の10万円から12万円にそれぞれ引き上げるものであ ります。   なお、施行期日が平成23年4月1日でありましたので、専決処分により対応させていただいたも のであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今回この一部改正の条例が、この6月議会に出たのはちょっとご説明からよく理解できないので すが、もう少し説明していただきたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) この提案につきましては、当初予算のときに算定したわけでございま すけれども、それに基づいて今回6月というのは、施行令が4月のときに行われましたので、今回の 6月が一番早いという時期になろうかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今回こういう形で出されて、そして即決という出し方をされているわけです が、関係する委員会の委員の方々にはご報告はされているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 特に委員会等では説明はいたしておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この条例をこういうふうに改正することによって、対象になる人数は押さえ られていますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 22年度ベースでは算定しております。それから、あと23年度につきま してはテストいうケースで押さえております。その数値を申し上げますと、22年度のベースで、仮に 51万円に医療分についてなった場合、評価世帯数としては105世帯、それから支援金分につきまして は243世帯、介護分につきましては98世帯となっております。あくまでも参考でございますが、23年 度のものにつきましては、51万円になった場合、医療分につきましてでございますが、133世帯、そ れから支援金分につきましては222世帯、介護分につきましては140世帯というような試算をしている ところでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第69号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第69号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第13 議第70号 専決処分の承認を求めることについて       議第71号 専決処分の承認を求めることについて       議第72号 専決処分の承認を求めることについて       議第73号 専決処分の承認を求めることについて       議第74号 専決処分の承認を求めることについて       議第75号 専決処分の承認を求めることについて       議第76号 専決処分の承認を求めることについて       議第77号 専決処分の承認を求めることについて       議第78号 専決処分の承認を求めることについて       議第79号 専決処分の承認を求めることについて       議第80号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議第70号から議第80号までの11議案は、いずれも専決処分の承認 を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第70号から議第80号までの11議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成22年度村上市一般会計及び10の特別会計について、地方自治法第179条第 1項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるも のであります。   議第70号は、村上市一般会計の補正予算(第10号)であります。歳入歳出それぞれ1,100万円を 追加し、総額を327億7,510万円とするものであります。補正の内容は、税務課固定資産税の賦課誤り による過誤納還付金及び還付加算金合計1,104万5,000円であります。   次に、議第71号は、村上市一般会計の補正予算(第11号)であります。補正の主な内容は、歳入 で、3月定例会後に確定しました地方譲与税や利子割交付金などを交付実績にあわせ増額したほか、 実施事業の完成に伴い、国県支出金や市債等で所要の調整を行いました。また、歳出においては、各 款にわたり事業費の確定などにより所要の調整を行い、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,200万円を 増額し、予算の総額を328億710万円といたしました。第2表地方債補正は、それぞれの起債について 限度額を変更計上するものであります。   次に、議第72号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算 の総額をそれぞれ119万1,000円減額し、予算規模を1億6,135万1,000円といたしました。補正予算の 主なものは、歳入では、第4款繰入金で公債費利子の支払い減により282万2,000円減額し、7,873万3, 000円に、第6款諸収入では、全国自治協会から情報通信施設センター設備等の罹災に伴う共済金が 入りましたので、132万4,000円追加し、2,854万6,000円といたしました。歳出では、第1款総務費で、 山北地区の施設修繕料等の減により121万4,000円減額し、6,864万5,000円に、第3款基金積立金は28 4万5,000円追加し、477万7,000円に、第4款公債費は、公債費利子の支払いが当初予定より減ったた め、282万2,000円減額し、5,595万2,000円といたしました。   次に、議第73号は、村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ670万円を減額し、予算の規模を2億5,550万円といたしました。補正予算の主なも のは、歳入では、第1款売上金447万円、第2款使用料及び手数料188万円、第3款繰入金35万円をそ れぞれ減額いたしました。歳出では、第1款総務費64万8,000円、第2款事業費605万2,000円をそれ ぞれ減額いたしました。   次に、議第74号は、村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ173万6,000円を増額し、予算の規模を3,561万7,000円といたしました。補正予算の 主なものは、歳入では、第2款使用料及び手数料422万3,000円を減額し、第3款繰入金595万9,000円 を追加いたしました。歳出では、第1款総務費173万6,000円を追加いたしました。   次に、議第75号は、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ156万2,000円を増額し、74億8,076万2,000円とするものであります。補正の主な内容は、 歳入では、第4款国庫支出金において、平成22年度調整交付金が確定により1,922万2,000円減額し、 18億5,000万4,000円といたしました。第10款繰入金では、保険基盤安定繰入金の確定などにより一般 会計からの繰入金を2,078万4,000円増額し、7億9,456万8,000円といたしました。歳出では、第2款 保険給付費では、死亡者の増加により葬祭費を45万円増額し、52億1,098万4,000円とし、第11款諸支 出金では、平成21年度国庫支出金の精算返還金10万2,000円と、へき地診療所分の特別調整交付金が 一部認められたことによる繰出金105万円追加し、3,458万2,000円といたしました。第12款予備費で は、国庫支出金精算返還金の調整金額として4万円減額し、1,996万円といたしました。   次に、議第76号は、国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ180万円を減額し、予算の規模を1,810万円といたしました。補正の内容は、歳入 では、第1款診療収入を外来収入減により183万9,000円を減額し、第3款繰入金でも38万5,000円減 額、第4款繰越金では、項目計上の精査により42万4,000円追加するものであります。歳出では、第 1款総務費の診療委託料を外来診療収入の減収により180万円減額するものであります。   次に、議第77号は、下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ7,377万4,000円を減額し、予算の規模を52億1,722万6,000円にするとともに、地方債の補 正を行いました。歳入では、決算見込みにより、第1款分担金及び負担金で2,250万円を追加し、9,5 50万2,000円とし、第2款使用料及び手数料でも下水道使用料を503万6,000円追加し、5億2,903万9, 000円といたしました。また、第4款繰入金では、一般会計からの繰入金を1,692万1,000円減額し、1 8億1,837万3,000円とし、第6款諸収入でも、排水設備等設置資金貸付金収入852万5,000円、受託事 業収入340万2,000円をそれぞれ減額し、雑入においては1,553万8,000円追加し、5,240万2,000円とい たしました。第7款市債では、事業費の確定に伴い下水道事業債を8,800万円減額して、16億9,660万 円といたしました。歳出では、事業実績にあわせ、第1款下水道費で下水道管理費2,391万3,000円、 下水道建設費4,704万2,000円を減額して、27億8,197万5,000円とし、第2款公債費でも281万9,000円 を減額して、24億3,275万1,000円といたしました。   次に、議第78号は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ3,900万円を減額し、予算の規模を10億7,500万円にするとともに、地方債の補正を行い ました。歳入では、決算見込みにより、第2款使用料及び手数料では農工施設使用料を628万2,000円 追加して、1億6,589万円とし、第5款繰入金では一般会計繰入金1,068万9,000円を減額し、4億497 万円といたしました。また、第7款諸収入でも排水設備等設置資金貸付金収入329万3,000円を減額し て、2,611万6,000円とし、第8款市債では、事業費の確定に伴い集落排水事業債を3,130万円減額し て、2億9,420万円といたしました。歳出では、事業実績にあわせ、第1款集落排水費で集落排水管 理費1,176万4,000円、集落排水建設費2,723万6,000円をそれぞれ減額し、4億6,112万3,000円といた しました。   次に、議第79号は、村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ2,700万円を減額し、予算の規模を6億3,410万円にするとともに、地方債の補正 を行いました。補正の主なものは、歳入では、第1款分担金及び負担金で工事負担金211万円を、第 4款繰入金では一般会計繰入金3,098万4,000円を、第7款市債では簡易水道事業債1,220万円をそれ ぞれ減額し、第5款繰越金では前年度繰越金1,533万6,000円を、第6款諸収入では消費税還付金295 万8,000円をそれぞれ追加し、6億3,410万円といたしました。歳出では、第2款第1項施設建設費の 簡易水道建設改良経費で測量設計等委託料、基本計画策定業務委託料として工事請負費を事業実績に より2,700万円減額し、6億3,410万円といたしました。また、第2条の地方債の補正は、簡易水道事 業債の借り入れ限度額1,220万円を減額し、1億1,380万円といたしました。   次に、議第80号は、村上市上水道事業会計補正予算(第2号)であります。収益的収入及び支出 において、支出では、第1款第1項営業費用で有形固定資産減価償却費2,359万4,000円を、固定資産 除去費1,978万7,000円と第1款第2項営業外費用で消費税及び地方消費税898万1,000円をそれぞれ追 加し、8億8,823万2,000円といたしました。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 訂正して、お詫びを申し上げたいと思っております。   議第80号につきまして、村上市上水道事業会計補正予算(第2号)と提案するところを、村上市 「下水道」事業と申し上げましたので、「上水道」の誤りでございましたので、訂正しておわびを申 し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 伺います。   議第70号の件なのですが、こちらの専決が3月28日、ほかの議案は全部3月31日です。平成22年 の6月の議会のときには、こういった3月28日とか3月31日以外の専決というのはなかったのですけ れども、この辺のところ賦課の誤りというような説明ありましたが、何か3月28日でなければならな かった理由があるのでしょうか、いかがでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 議第70号につきましては、税務課の課税誤りが内容でございます。議員 ご指摘のように、3月28日の専決でございます。3月の議会の追加議案に間に合わなかったというの が1点、それから既に議会にもそのときにご説明は申し上げてございますが、一日も早く納付者に返 還したいということで、3月28日ということで専決させていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 議第71号の件ですけれども、こちらのちょっと内容的なもので教えていただ きたかったのですけれども、16ページの特定不妊治療の助成金がございますけれども、予算組みが15 0万円ぐらいあったところ、戻りが100万もあるのですけれども、その辺のところは何か理由でもあっ たのでしょうか、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) お答えいたします。   予算上は前年の実績、保健所のほうで申請した方が17人ほどいらっしゃったということで、私ど もでも大体そのぐらいの人数ということで予算をとらせていただきましたが、実際は6人の方がこの 制度を活用なさいまして、48万4,247円という決算になったので、この分が不要になったということ でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 17名から前年度6名ということですけれども、この辺大変ありがたい制度だ と思っていたのですけれども、PRとかその辺の部分で不足があったとか、何かそういった部分はな かったでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇保健医療課長(遠山たつ君) 17名の方が県のほうの補助を申請なさったと。そして、県のほうで 15万円で2回分の補助を受けたと。そして、さらに不足の部分につきまして村上市が10万円を限度に 補助するという、そういう制度になっております。県の2回の補助で足りたという方がいらっしゃっ たと。県のほうに問い合わせましたところ、平成22年度は延べ15件の申請があったと、そのうちの6 件が村上市の上乗せ分を利用なさったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 先ほど質問がございましたが、過誤納付、間違いの税金を返すという、そう いう手続がこの補正の15だわけですが、これはたしかご説明では、職員が新潟の記事が新聞に出たと きに、もしかしてということでみずからの仕事を検証したらこういうことが気づいたということだっ たのですが、そういう点では本当にみずから見つけて発見したということは大事だと思うのですが、 そのほかにそういうのがあるということではないのでしょうが、そういう検証するみたいなことはど のようにご指導されているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 特別個々の事案について指導ということはございませんが、常に法に 基づいた事務を徹底するように指導しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 一般会計の補正の11号で伺います。   12ページ、商工雑入のところに、新規で信用保証料補助金返還金(新規)86万6,000円となって おりますが、これは具体的にどのようなことなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) これにつきましては、市のほうで貸し付けた借り入れの信用保証料、 市が100%保証しておりますけれども、その借りた企業の皆様が繰上償還した場合、市の保証料を償 還した期間の分を返してもらうという分でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 20ページ、伺います。   いろいろ歳入があって、そして支出があって、最終的に諸支出金の基金費で2億3,000万円の持 ち出しとなっております。これは、どの基金に入って、現在の残はどのような状況なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この基金の積み立ては、義務教育施設の準備基金でございます。これの 2億3,000万円を積みますと、約10億7,480万円の残高になります。今後年度ごとに耐震の工事が6億 ほど毎年予定されておりますので、そういった財源に充てたいというふうに考えております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市長にちょっとお尋ねしたいのですが、このたびの議会提案、専決処分が非 常に多いわけであります。私も議会の事務局にちょっとお願いをいたしまして、その専決処分につい て自治法をちょっと調べさせていただきました。それで、私もきょう朝またインターネットでいろい ろ引っ張ってきて、事例なんかもいろいろ見てきたわけでありますが、専決処分に関しましては、損 害賠償80万円以下に関しては承認でオーケー、あとは専決処分はすべて枠規定なく、市長の権限のも と専決処分ができるわけであります。その専決処分の内容についてなのですけれども、例えば今議第 70号に出ました徴収税の過誤納の返還について、これは全員協議会で農業用の小型自動車であるとか、 建設用の小型自動車に対して、掛けなくてもいい税金を掛けていたので返還しますという議会に対し て説明ありました。ところが、その後何件あって、どういった形で、何でこういったものが過誤納に なったのかという説明もなく、ただ専決になれば議決を得て、即決で物事が通っていくという、そう いう専決処分に対して市長はどのように考えていらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 専決処分といいますのは、字のごとく市長が専決できる範囲内で専決しても いいということであります。過誤納金については、全員協議会でどのような説明があったか報告を受 けておりますが、十分な説明のもとに議員の皆さんの理解を得ながら、専決で処分をしたということ であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それはわかるのです。市長の権限のもと専決処分は何でもできますから、専 決処分でそれは結構なのです。だから、議会上のその手続や何かに対しては、全然私は問題を今言っ ているわけではなくて、議会としてはその行政のチェック機能の第一である目的の仕事が、全員協議 会でその前に説明して、今後そういった形で返還しますと、これから調査をして、今件数を調べてい るところです、金額に関しても今後の後説明しますという全員協議会の説明があったわけです。にも かかわらず、こうやって専決でぼんと出されて、ただ物事が通り過ぎていくだけの専決で、市長はそ れでいいのかということなのです。庁議でも、多分このことに関して専決を担当課から上がってきて、 これを専決処分しました、3月28日にもう執行しますと、それはそれでいいのです。そのことに関し て議会の説明もあり、協議もないうちに、ただ通り過ぎていった場合、何でこういう原因になったの かということも一切何もかかわらず、通り過ぎていくという行政に対してどう思っていますかという ことなのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) といいますのは、いわゆる全員協議会で説明した後、そういうような案件が 何件あって、どういう事由で発生したかということが議会に説明がないままに専決処分をしたことに 対してどうかと、そういうことをお聞きになりたいということでありますね。その点につきましては、 十分に議員の皆さんが私は理解をしていただいているというような上で専決をさせていただいたとい うようなことでありまして、何が何でも専決をしていいというものでは、私はないと考えております。 問題なりましたよね、いろいろ大きな問題になりまして、阿久根市の竹原市長が何でもかんでも専決 したというようなこともありましたけれども、専決していいものと専決して悪いものがありますし、 また専決をする場合には、十分に説明をした上で専決をするべきものであると、そのような認識を持 っておりますので、今回そういう説明が足りなければ、以後はそういうような説明もつけ加えまして 専決をしていきたいと、そのように考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その市長の、今議員が皆さん理解をしているという、その理解はどこから来 ているかよくわかりませんが、議長に確認をしたのか、それとも全員協議会において、皆さんそのこ とについて納得したかという確認もせずに、ご自分一人が議会の皆さんがただ納得した、すべてご理 解をいただいているので専決にしたというのは、これはおかしいのではないかなと。ただ説明受けて、 いきなりぼんと全員協議会に振り出されて、過誤納があって、このことについて今後村上市としての 中も調査し、件数も調べて、幾らあるかは後で説明しますという、そういう全員協議会を開いておき ながら、いきなり今回の議案に提案されて、専決処分でただ1,100万4,500円ですか、それの金額が決 定して、過誤納だったので返納します、専決処分を3月28日付でしましたというのでは、私はおかし いということを言っているのです。そのことに対して、市長は今度議員の皆さんがご理解をいただい ていると、私は全然理解していません。何でそこに過誤納になった経緯があったのか、それと過去何 年にわたってこの過誤納を返還しなければいけなかったのか、その辺については全然何も審議されな いうちに通っているわけです。庁議では何にもそういったことに関して、専決する前に議会に一応全 員協議会集めて、このことについて説明しませんかとか、そういったような協議もなかったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 一番先に全員協議会を開かせていただきまして説明したときには、おおよそ の金額あるいはおおよその件数、あるいはどういう事由で発生したかということは、一切説明がなか ったということですか。 〇3番(本間清人君) と思います。 〇市長(大滝平正君) そうすると、全員協議会どういう説明したかということになってきますので、 それについては、私全員協議会出ておりませんので、ただそういうものもある程度私は説明をしてい るというような認識をいたしておりました。 〇3番(本間清人君) 3問なので終わりますけれども、もうちょっとその辺協議して、庁議なんか でも…… 〇市長(大滝平正君) 担当課長いますので、担当課長がどういう全員協議会で説明したか、ちょっ と…… 〇3番(本間清人君) いや、税務課長違っていたよね、説明したときの課長。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇税務課長(伊与部純夫君) 私、当時の税務課長でございませんので、詳細については承知してお りませんが、一応市議会の全員協議会の資料として配付された資料が皆様方のところにあろうかと思 うのですが、それによって説明をしたと承知しておりますが、そこにはその時点で押さえた納税義務 者数、それから延べ件数とか、それから賦課の更正額、大まかなところでございますが、一応のその 辺の説明と、それからどうしてこの誤りが発生したのか、そしてどういう経緯で発見したのか等につ きまして、全員協議会のほうで説明していたものと承知しております。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第70号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第70号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第71号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第71号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第72号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第72号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第73号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第73号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第74号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第74号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第75号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第75号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第76号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第76号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第77号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第77号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第78号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第78号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第79号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第79号は原案のとおり承認することに決定しました。   最後に、議第80号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第80号は原案のとおり承認することに決定いたしました。   午後1時まで休憩します。           午前11時58分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第14 議第81号 専決処分の承認を求めることについて            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議第81号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第81号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度村上市一般会計について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分 を行いましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認を求めるものであります。   本案は、一般会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出それぞれ6,360万円を追加し、総額 を296億4,360万円としたものであります。補正は、東日本大震災による避難者支援に要する経費であ ります。その内容についてでありますが、第2次避難所開設までの市内5カ所の第1次避難所の運営 と、4月16日から7月末までの期間における第2次避難所である雇用促進住宅の運営に要するそれぞ れの経費を計上しております。また、このほか市内のホテル、旅館等で1人当たり1泊3食5,000円 を全額公費負担とすることでの受け入れが可能となったことから、この点も考慮をいたしました。予 算上の受け入れ予定人数については、雇用促進住宅で70世帯300人を、ホテル、旅館で20人を見込み、 積算をいたしております。   被災地では、仮設住宅への入居が進められておりますが、いまだ避難者の多くは当市をはじめ、 新潟県内外の各地において避難生活を送られておりますので、引き続き支援を続けてまいりたいと考 えております。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 県支出金の負担金の分、これ4,000万ですけれども、先ほど言われた70世帯3 00人とか、そういったものでの積算根拠なのか、4,000万の積算根拠というのはどういったことだっ たのでしょうか、もう少し詳しくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) 国からの経費に対する助成の中身というのが、まだはっきりしておりま せん。これは、最終的に国が負担をいたしますが、新潟県に請求し、福島県に請求するということに なりますが、その中で確実に費用として見られるというのが、例えば食事代とか、避難所の施設の運 営費等であります。そこで職員も当然も携わっておりますので、そういった人件費については事務費 として、また別途支給されるというお話でございますので、現在のところ避難所の運営にかかわって いる経費を確実な範囲で見込んだのが4,000万ということで、大変つかみの数字でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 繰越金で2,307万4,000円入っていますけれども、これもいずれ全額戻ってく るというような理解でよろしいでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) 今予定しております経費の中で、すべてが全額見られるかどうかという のは、まだ疑問でというよりも、はっきりしておりません。例えばその中に、これは市の支援策とし てやっているという、例えば入居支度金というものは市の独自でやっておりますので、こういったも のは当然外されるのではないかというふうに思っておりますので、そういった経費の精査というのは、 実は22年度におきましても国の作業が進んでおりません。22年度における経費についても、概算で申 し上げますと2,000万余りかかっております。その大半というより、半分近くが職員の時間外勤務手 当でございます。それについて、国のほうでは概算金として500万ほどしか22年度交付されないこと になりました。これは、新潟県も福島県も、国もそうですが、事務が追いつかないという状態でござ いまして、概算として支払うという通知をいただいております。したがいまして、22年度にかかる経 費も、23年度において手当てをするという方針は伺っておりますが、その中身についてきちんとした ものがまだ届いていないというところで、大変恐縮ですが、つかみの数字と、全額できるかどうかと いうところがまだはっきりしていないということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 先ほどホテル、1人当たり5,000円ということで言われていましたけれども、 これ県の観光協会か何かからのあれだと思うのですけれども、この辺全国的にばらつきはあるもので しょうか、全国的にホテルは一律5,000円ですよというようなことだったでしょうか、いかがでしょ うか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) これは、福島県の要請にこたえて、第2次避難所として避難所の住環境、 避難者の住環境を改善するという意味で、私どもの雇用促進住宅とか公営住宅、それでは不足をいた しますので、旅館、ホテル等についても入居をしていただいていると。現に月岡温泉でも入居してい ただいております。この扱いにつきましては、1泊3食で5,000円、これは統一したものでございま す。これを全額国が面倒見ましょうということで統一されております。 〇8番(小杉和也君) 全国で統一されているのですか。 〇総務課長(齋藤甲三君) 全国で統一された金額でございます。それ以上の金額で扱うかどうかと いうのは、各自治体のご判断ということになります。 〇8番(小杉和也君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   10ページに災害援助経費がのっております。関係して、被災地に出向かれた職員の方、大変ご苦 労さまでございました。そこで、お伺いいたしますが、テレビ等見ますと、九州とか遠い地方から自 治体の職員が派遣されて復興の支援に、その職員が亡くなった自治体、大半の方が亡くなったような 自治体へ全国から支援に行っている様子がいろいろ報道されておりますが、村上市としてはそういう ような職員を実際現地に行って、救援というよりも、復興のための手助けというようなことは全然考 えておられないのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(齋藤甲三君) 前回ご報告いたしましたように、2名を福島県に9日間ほど派遣をさせ ていただきました。全国市長会を通じまして、各自治体、市の自治体に対しましてその調整をしてい るところでありまして、現時点において被災地からの要求についてはおおむね足りていると。実は応 援をしたいという自治体が数多く、被災地での要望と大分格差があるようでありましたので、今のと ころは足りているということでありますが、まだまだ復興には時間を要しますので、私どもとしてそ の技術的な支援ができることは市長会のほうに申し上げておりますので、そちらのほうからの要請を 待っているという状態でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今の総務課長のご説明でわかりましたが、こういうときにこそそういうとこ ろに行って、地域の人と苦難をともにすることが、機会があれば職員の方の今後の仕事上にも大いに 生きるのではないかなと、ちょっとそんなふうに思いましたので、この災害救援経費に関係して質問 させていただきました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第81号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第81号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第15 議第82号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について              議第83号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について          議第84号 市有財産の譲与について                        議第85号 市有財産の譲与について                        議第86号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について             議第87号 村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定             について                               議第88号 村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定につい             て                                  議第89号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につい             て                            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議第82号から議第89号までの8議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第82号から議第89号までの8議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第82号は、村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。辺地総合整備 計画は、優良債であります辺地債を活用するため必要となる計画であり、今回提案しております5地 区におきましては、いずれも簡易水道施設整備事業を実施するものであります。中継、板貝及び越沢 地区の3地区については、事業費の増嵩が見込まれているため計画の変更を、雷及び荒川地区の2地 区については、計画期間が満了することから、新たに計画を策定するものであります。   なお、当該5地区の辺地総合整備計画策定及び変更にあっては、事前に県との協議を行い、同意 を得て議案を上程するものであります。   次に、議第83号は、村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 住宅用防災警報器または住宅用防火警報設備等を設置しないことができる場合として、複合型居住施 設用自動火災警報設備を設置した場合を追加するため、住宅用防災機器の設置及び維持管理に関する 条例制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令が平成22年8月に公布され、平成22年12月 1日に施行されたことにより改正するものであります。   次に、議第84号は、市有財産の譲与についてであります。本案は、登記簿上、大字寝屋となって いるものを、実質所有者である寝屋自治会に譲与するものであります。大字名義の土地については、 原則市町村に帰属することになっておりますが、当該地は寝屋集落が墓地として使用しているもので あり、本来の所有名義となるように譲与しようとするものであります。   議第85号は、先ほどの議第84号の墓地が国道345号線道路改良工事に伴う拡幅のための道路用地 となることから、墓地移転先の代替地として譲与するものであります。   次に、議第86号は、村上市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、東日 本大震災の被災者の負担軽減を図るため、平成23年度地方税法等の一部改正を行い、住民税の雑損控 除及び住宅借入金等特別税額控除について特例が創設される改正内容であります。   なお、施行期日は、附則第19条は公布の日から、附則第20条は平成24年1月1日から施行するも のであります。   次に、議第87号は、村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。本案は、村上市コミュニティデイホームについて、平成24年度から指定管理者制度を導入す るに当たり、本条例に指定管理者による管理と指定管理者が行う業務等について新たに条文につけ加 える必要があるため、一部改正を行うものであります。   次に、議第88号は、村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、村上市老人福祉センターあかまつ荘について、平成24年度から指定管理者制度を導入するに 当たり、本条例に指定管理者による管理と指定管理者が行う業務等について新たに条文につけ加える 必要があるため、一部改正を行うものであります。   次に、議第89号は、村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、県営圃場整備事業村上山辺里地区の事業完了に伴い、山辺里地区農業集落排水処理施設用地 の換地処分登記が完了いたしましたので、第2条に定めております処理場位置の土地表示を変更する ものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第82号から議第89号までの8議案については、議案付託表のと おり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第16 議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)       議第91号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)       議第92号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第16、議第90号から議第92号までの3議案は、平成23年度一般会計及び 特別会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第90号から議第92号までの3議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、いずれも平成23年度村上市一般会計及び2つの特別会計の補正予算であります。   議第90号は、一般会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額に5,350万円を追加 し、予算の規模を296億9,710万円にしようとするものであります。歳入の項目について申し上げます。 第15款県支出金では、保育所等緊急整備事業補助金1,441万6,000円追加いたしました。第19款繰越金 において、前年度繰越金3,908万4,000円を追加いたしました。続きまして、歳出について主な項目に ついて申し上げます。第3款民生費では、市立保育所等緊急整備事業補助金など2,103万9,000円を追 加し、第7款商工費では、みどりの里特別会計繰出金などで335万円追加し、第9款消防費では、津 波対策のためのハザードマップ作成など2,453万2,000円を追加いたしました。   次に、議第91号は、村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額に390万円を追加し、予算の規模を2億4,020万円にしようというものであります。補正予算の主 なものは、歳入では、第1款売上金200万円、第3款繰入金190万円をそれぞれ追加いたしました。歳 出では、高速道路の延伸に伴う入り込み客の増により人件費が不足することから、第2款事業費の食 堂事業費を390万7,000円追加し、調整のため予備費を7,000円減額いたしました。   次に、議第92号は、村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ3,690万円を追加し、予算の規模を7億4,790万円にしようとするものであります。 補正の主なものは、歳入では、第7款市債で簡易水道事業債3,690万円を追加し、7億4,790万円とい たしました。歳出では、第1款総務費で一般管理経費の水質検査手数料43万4,000円を減額し、第2 款施設費で簡易水道建設改良経費の測量設計等委託料26万3,000円、工事請負費3,693万9,000円、土 地購入費13万2,000円をそれぞれ追加し、7億4,790万円といたしました。第2条の地方債の補正は、 簡易水道事業債の借り入れ限度額3,690万円を追加し、2億3,200万円といたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第90号から議第92号までの3議案については、予算付託表のと おり、会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、3日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 1時21分  散 会