平成23年村上市議会第2回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成23年6月21日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和祈願祭の開催について請            願                                  第 3  請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に係る            意見書の提出を求める請願                       第 4  議第82号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                   議第83号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について          議第84号 市有財産の譲与について                        議第85号 市有財産の譲与について                        第 5  議第86号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について             第 6  議第87号 村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定について      第 7  議第89号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について      第 8  議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)                  議第91号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)             議第92号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       第 9  議第93号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について         第10  議第94号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第3号)             第11  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    8番   小  杉  和  也  君     9番   山  田  昭  夫  君   10番   齋  藤  信 一 郎  君    11番   平  山     耕  君   12番   川  崎  健  二  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    齋   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会 計 管 理 者    百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名全員です。定足数に達しておりますので、これ から本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、14番、三田敏秋君、17番、長谷川孝君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和祈願祭の開催            について請願                        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する平和 祈願祭の開催について請願を議題といたします。   本件は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書が議 長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) おはようございます。ただいまは、永年勤続表彰で栄えある受賞 されました5名の皆さん、まことにおめでとうございます。これを契機にますますご研さんの上、健 康に留意され、一層のご活躍、ご発展をお祈り申し上げます。まことにおめでとうございました。   それでは、ただいま上程されました請願第2号 村上市主催・神林平和祈念碑保存会が協賛する 平和祈願祭の開催についての請願は、去る6月13日の総務常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員より、合併前旧神林村としてどのような支援があったのかとの質問に、紹介議員から建立の 趣旨に賛同して支所の前、農村改善センター敷地という立地条件のよい場所を用地提供という形で支 援したとの説明でした。   また、委員から、これまで毎年8月に平和祈念祭が行われてきたとのことだが、財政的な支援等 もあったのかとの質問に、今まで財政的な支援はなかったと思うが、この請願がかない、市の主催で やることとなったときには、改めて協議することとなると思うとの説明でした。   委員から、請願の趣旨には賛同するが、市の主催でやるときに政教分離の問題が気になるところ だがとの質問に、戦没者慰霊祭とは違った意味でのこれから未来に向けて平和を願う立場からの平和 都市宣言であった思うし、政教分離の問題に抵触するものではないと考えますとの説明でありました。   以上で審査を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で請願第2号は 採択すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   板垣一徳君。 〇29番(板垣一徳君) それでは、委員長に質問をさせていただきます。   平成21年の8月に村上市は、非核平和都市を宣言をされました。そこで、今委員長の報告でお話 を聞きますと、この請願のいわゆる請願事由につきましては、私もこれはまことによろしいと、こう 思っております。しかし、この請願の趣旨、ちょっと読んでみますが、村上市民を挙げて祈願する式 典を村上市神林支所庁舎前に建立された平和祈念広場において村上市が主催する。神林平和祈念碑保 存会が協賛する形で、村上市平和祈願祭を毎年行うように定例行事として実行してもらいたい、ここ に私はいささか疑問を2点ほど感じております。まず1点はこの政教分離、先ほど説明ありましたが、 説明員は紹介者が説明をされたと思っております。いわゆる政教分離第20条、第89条に本当に委員会、 委員長としてでもいいです。抵触しないという考えでございますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいまの政教分離の問題に抵触しないかというご質問だと思い ますけれども、確かに紹介議員からもそういったお話がございました。   私も、委員会の中ではそれ以上の突っ込んだ議論はありませんでした。そういうことで、今後の 運用の問題でいけるのではないのかなというふうに考えているところです。 〇議長(佐藤宮吉君) 板垣一徳君。 〇29番(板垣一徳君) では、2点目です。   平和祈念碑、これ合併をされまして旧村単位で、私が現地に行って見たのは3カ所です。神林、 朝日は平和の礎でございます。山北町、ほかの地域にも形は変わってもあるというふうに受けとめて おります。そこで、旧市町村、この碑との関連性はどういう審議されたのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいまの関係でありますけれども、今朝日と山北ですか、形は 変わっても同じようなものがあるというお話でございましたけれども、委員会の中ではそういった話 はありませんでした。   ただ、神林平和祈念碑保存会から上がってきたこの請願についての審査だというふうに思ってい ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 板垣一徳君。 〇29番(板垣一徳君) そこしか審議しなかったと。そこはしなかったというふうに受けとめられる わけですが、非常に重要なことでございますので、この神林の祈念碑はすばらしい祈念碑であります し、しかし533名の犠牲になった方々が銘をなしているわけです。朝日村もそのとおり。   おのおののところは、山北は銘をなしていませんでしたけれども、そういう方々の祈念碑を利用 して村上市が主催になってやることについては、これは審議しないでいいですから、委員長個人の考 え方はどう思っているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇総務常任委員長(小池 晃君) 確かに真ん中に立派な平和祈念碑がございまして、両側にその53 3名といったですかの名前が刻まれています。   ただ、この請願がかなって、例えば市主催でその祈願祭をやるということになれば、先ほどもち ょっと申し上げましたけれども、運用の関係でクリアできるのではないのかなというふうに私は思っ ております。 〇29番(板垣一徳君) 議長、3問で終わりですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 終わりです。 〇29番(板垣一徳君) その運用面で、これはご要望でしておきますが、できないことを行政にやら そうてとしても、無理な点があります。私は、やることに反対しているのではありません。   やはり憲法は縦に読んで、そして政教分離にならないようにしっかりした指導をしていただけれ ば大変ありがたいと、こう思っています。   以上で終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第2号を起立により採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおりのとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第2号は採択することに決定しました。                                              日程第3 請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度            拡充に係る意見書の提出を求める請願             〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国 庫負担制度拡充に係る意見書の提出を求める請願を議題といたします。   本件は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) おはようございます。報告の前に、ただいま受賞されました 5人の議員の皆様に、今までのご活躍に対しまして心から敬意を示すとともに、お祝いを申し上げた いと思います。   それでは、ただいま上程されております請願第3号について、去る6月15日の厚生文教常任委員 会において審査を行いました。その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   請願第3号 30人以下学級の実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の 提出を求める請願を議題とし、紹介議員に補足説明を求めた後、審議に入りました。   委員から意見を求めました。委員から、自分たちが学生のころは1クラスが45人から50人であっ たにもかかわらず、切磋琢磨しながら学力の向上を目指していたが、現在は1クラス35人以下となっ ているにもかかわらず、学力の世界的なレベルは二十二、三番に位置していると聞いているので、果 たして少人数学級にしてもいいのかという疑念を持っているとの意見や、また他の委員からは、現在 国家公務員も給与削減傾向にある中、この請願の項目2については、特にこの地域に全国的な差異が 生じていないということであり、非常に違和感を感じているとの意見がなされました。   その後、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、可否同数となりました。そして、 村上市議会委員会条例第17条の規定に基づき、委員長の決するところとなり、私が起立少数ですので、 本案は不採択とすべきものと決定したと宣言をいたしました。   しかし、この採決の仕方は、当議会の委員会条例の規定に違反した採決であったため、再審査に 付すこととする決定を得てから再審査をすることとなり、去る6月20日午前10時、厚生文教常任委員 会を開き、再審査を行いました。まず、請願第3号は、その採決の取り扱いに誤りがあったことから、 これを再審査することについての賛成者に起立採決を求めたところ、起立全員により再審査をするこ とに決定をいたしました。   その後、さきの委員会の審査の際に委員から意見をいただいていたところでございますが、改め て各委員から意見を求めましたところ、委員から、この請願は旧村上市時代から継続してきているも のであり、過去に一度も不採択となったことのない請願であり、また項目2の給与改善についても、 一見賃金アップに見えるが、よく読めば勤務実態上の超過勤務に対する改善であり、この請願に対し ては賛成であるとの意見でした。   また、他の議員から、請願とは地域住民の切なる願いが込められているものであることを考慮す べきものと考えているが、そのことを十分配慮した採決であってほしいと願っているもので、この請 願に対しては賛成であるとの意見でした。   また、委員から、前回の審査で述べたとおりであり、意見は変わらず、この請願に対しては反対 であるとの意見でございました。   また、委員から、この請願は数年も同様の内容で採択されてきているものであり、昨年8月に文 部科学省から出された教職員の定数改善計画にも当てはまる内容であり、早期実現を願うものである し、2項目めの給与改善であるが、教職員の場合は超過勤務に対する手当が支給されていないと聞く が、超過勤務については、警察官同様の手だてが必要と思うので、この請願に対しては賛成であると の意見でした。   また、委員から、この請願内容は平成20年、21年では2の項目の賃金改善は載っていなかったの が、22年の請願から載ってきているが、そのときにも違和感を感じていたが、国家公務員の賃金が低 減される中、教職員賃金の改善が妥当であるとは考えられないし、またこの請願は新潟県教職員組合 村上支部執行委員長の請願であり、県下の支部の意向が明らかではないことから、この請願に対して は反対であるとの意見でした。   また、委員から、現在の民間企業の給与削減の上のサービス残業等が求められていることなど、 大変厳しい状況の中にあるのに、教職員の給与改善はふさわしくなく、この請願に対しては反対であ るとの意見でした。   以上で審査を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、次に採決に移りましたが、採決に当た りましては、起立しない場合は不採択と判断することを宣言して後、起立採決を行いました。結果は、 起立が3名となり、起立しない委員も3名であることから、可否同数となりましたので、村上市議会 委員会条例第17条1項の規定により、委員長の私が本件に対して、請願第3号については不採択とす べきものと裁決をいたしました。   以上で報告を終了いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) どうも委員長、ご苦労さまでございます。3点では質問させていただきます。   昨日2時半ぐらいに、私のほうにファクス入りました。全議員のほうに多分きのうのその審議内 容についてのファクスが流れたと思うのですが、その中でちょっと1点、採決に瑕疵があったという ことでございます。普通どおりに行っていればきのうの審議はないはずであると思うのですが、先ほ ど委員長のほうから同数だと。可否同数で、委員長のほうでその宣言なく採決をしてしまったという ようなことでありますが、私もその瑕疵ということについてちょっと調べてみたのですけれども、瑕 疵にはいろいろ担保物件だとか売買だとか、不動産の瑕疵というのは結構よく使われますが、その行 政処分の瑕疵、行政行為の瑕疵についてといいますと、法律に従って行われていない。しかし、その 処分が有効に成立するためには、法律上不能でないこと、法令に違反していないことが前提である。 その上で、権限のある行政機関による執行がなされなければならない。以上の要件のいずれかを欠く ときは、その行政処分は違法な処分となり、これを瑕疵ある行政処分というというようなことが見解 でなされております。委員長、この瑕疵あるその今回の問題について、委員長はどのように考えてい らっしゃいますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま本間議員から質問受けましたこの瑕疵については、 全国市議会議長会法制部のほうに今回の15日の同委員会での私の決裁のあり方について確認をさせて いただいたところ、やはりこの採決には事前に委員長が可否が同数であるときには委員長が裁決をす る旨委員の皆様に伝えておくとともに、起立しない委員の意見が賛成であるか、反対であるかの確認 をしておくべきことであったと。それは、村上市の委員会条例に違反した採決の方法であったという ふうなところを一応私のほうで瑕疵に当たるものというふうなことで判断をさせていただきました。 〇3番(本間清人君) 3問なので、余りそれに突っ込みたくないのだけれども、それについて、で すから委員長はどう思っていらっしゃいます。委員会は、何の責任もないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) やはり委員会運営上、皆様にお手数をかけてしまったという ことに対しては、心から遺憾であったというふうなことでおわびをしたいと、このように思っており ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 6月1日の今定例会初日に、紹介議員のほうから学級編成基準の改善のほか は、これまで3回提出された請願と同趣旨だということでの補足説明がありました。   委員長は、昨年の委員長就任を含めてこれまで3回とも賛成してきていると私は受けとめていま すけれども、今回委員長として否決をした理由をお聞かせいただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) この採決に当たりまして、やはり1つは教職員の給与改善を 求める項目に対しまして、他の委員からの意見もございましたように、昨今、これは昨年のこの請願 が出た後変わったことというふうに認識しておりますが、国家公務員や我が村上市職員、そしてまた 我々議員の報酬についても、削減をしているような環境にあります。   また、そこに30人学級に削減するということは、すなわち教職員の職務実態も改善されていくこ とになるだろうというふうなことで、昨年よりもことしその給与に関しての世の中の環境が変わった ことによって、この項目は不適切だというふうな判断をしました。   また、もう一つの観点としては、学級の生徒数を減らす取り組みについては、従来進めてきて40 人から35人、徐々に減らしてきたことについて、私どもも同じ委員会の中で賛成をさせていただいて おりますが、この村上市について考えれば、市内の学校の中で30人以上という部分については、半分 を割っている状況でもあるというふうなことを踏まえ、また子供たちの学力の向上について、果たし て30人、またその次は25人になるのかなというふうな思いの中で、もっと別な視点で学力の向上等を 考えていく時期に来ているのではないかというふうな思いを、従来であれば、昨年までは他の委員か らこのような反対の意見は出てこなかった中で、今回半数の委員がこのような意見、私もそこに同調 できる部分を強く感じまして、今回不採用というふうな判断をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 採択すべきとする意見の主なものとか、附帯委託とするべき意見の主なもの ということで、今委員長報告もありましたように、またきのうファクスにもそのことが書いてありま すので、その内容がどうだとかということは別に言うつもりはないのですが、ただその反対意見の中 に30人以下と現在その村上市は既になっているような感じもするので、実態としてなっていることか ら不採択とする。   ところが、反対に県の教職員組合、村上支部からの請願であり、県下の支部の意向が明らかでな い。別々ですよね。片方が村上市でこうなっているのだから、でも片方は村上市はこうだけれども、 ほかのところはどうなのだということをとっている。何か矛盾している反対意見だと私は思っている のです。これまでの3年間の中で、請願という形で出されたものに関しましては、市民の声をできる だけ聞き入れたいということで、付託された委員会では委員長はじめ各委員会のご努力で、問題のあ る部分や受け入れられない部分があって判断しにくい部分がある場合でも、趣旨採択や部分採択を行 ってきたような例がございます。今回の場合は、可否同数であったことから、委員長判断で否決とし たという報告でありますが、委員会での審査でその質問や意見の中に明確に反対すると意思表示をさ れた委員はいなかったようにも聞いております。討論もなかったようですが、この請願はその努力も 必要のない請願であったと委員長は判断して、委員長の否決としたと受けとめてよいものか、委員長 の見解をお伺いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 15日の委員会の折、私も今本間議員ご指摘の内容によって否 決をさせていただきました。   そのことが瑕疵ある採決であったということで、改めて20日の日に皆様に賛否の意見を確認をさ せていただき、そこで改めて私の判断を示させていただいたということでございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 今回の定例会は、初日に議長から第4回臨時会で議会運営委員会の副委員長 の件で陳謝があって始まった議会であります。そして、今回の最終日にまた、いわゆるその議会運営 にかかわってこのような問題が出てくるというのは、私は非常に異例な定例会ではないのかなという ふうに思います。   それで、今回の一連のその経過については、15日と20日と2回にわたるその経過の中に、私は今 委員長が報告されました委員会の内容以上に、いわゆる純然たるその議会運営に関する質問をしたい と思うのですが、議長にお伺いしますが、委員長が答弁できない部分が生じた場合は、どのように議 長として取り扱われるか、まず議長の見解をお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 議長としましては、私で答えられると判断したもの以外は、一応もう一回そ の内容によって議運で協議させてもらいます。 〇18番(滝沢武司君) 委員長、今のような方向ですので、これから質問させていただきますが、い わゆる第1番は、その瑕疵ある議決という15日の決定後の取り扱いについてお伺いします。   議決については、今委員長報告のとおりの経過をたどって議決をし、それが瑕疵ある議決、いわ ゆる議決は誤りであったという判断に立ったと。そのために、20日に再審査を行うという経過をとっ ているようであります。本市の市議会要覧には、会議における諸原則というのがありまして、そこの 5番目に一事不再議の原則というのが明らかに書かれています。その一事不再議の原則の例外規定も また書いてあります。これは長、いわゆる市長です。市長が行う再議、これは4項目とされています が、例外規定はこれだけだと、村上市議会の要覧にはそのように明らかに書いてあるのですが、そう すると、今回行った瑕疵ある議決をやった場合に、一事不再議の関係でこの取り扱いが、先ほど委員 長は、全国市議会議長会の法制部にいろいろお伺いしたら、もう一回委員会開いてやってもいいとい うような話があったということで再開したという報告がありましたけれども、私も旧市議会で議会運 営をやったことありますので、全国市議会議長会法制部には何度か議案の進め方あるいは取り扱い、 そういったことで聞いていますけれども、法制部の考えは、大体パターンが決まっているのです。と いうのは、こういうことができます。こういうこともありますといって、その後、後の判断はあなた の議会の判断ですよと。ですから、法制部としてこうしなさい、ああしなさいという指導はないので す。   そこで、今のように一事不再議の原則、それから全国市議会議長会法制部の見解に基づいて20日 に再度やったと。私は、やっぱりどうしても当てはまらない部分が委員長の説明の中にはあるという ふうに思うものですから、そこをどのようにクリアして20日の常任委員会の再開に踏み切ったのか、 その辺お伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 今申し上げましたように、全国市議会議長会法制部様からの ご助言をもとに、当委員会条例を当議会事務局局長、次長以下精査させてもらい、このような再審査 というふうな形で皆様に再度審議をしていただくということが一番正しいやり方であるというふうな 判断をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 幸いというか、20日の日1日日程があったので、そこにはまったというよう な、はめることができたというような格好ですけれども、私は今の委員長の報告を聞いても、そうす ると、委員会の採決というのが非常に軽いものになる。委員長が採決を間違ったとしても、救われる 余地のある場合が生じてくると、今後も。そういったことから考えると、非常にやっぱり大きな問題 だったのではないかというふうに思うのです。   そういったことで、今定例会の初日に議会運営委員長が今議会の日程についての報告、議会運営 委員会の協議の結果の報告があって、日程についてはここで初日全体で確認をしているわけです。何 月何日何をやる。何月何日が休会だと。にもかわらず、日にちがあるからそこに当てはめることがで きる、この辺が非常にわからないのです。そういうふうに指導を受けたので、やったということは、 今委員長の報告のとおりなのだろうと思うのですけれども、そうすると、これも一番最初に日程確認 をすると、定例会の。日程を確認をするという、そのこと、いわゆる議会運営委員長の議会への日程 報告も非常に軽いものになる。いつ何が起きるかわからないという、結果そういうふうに受けとめら れる部分もあって、非常にこういう点でもやっぱり大きな問題だと。   そしてもう一つは、6月17日、私のうちのファクスの受けとめでは、ファクスで厚生常任委員会 の開催のお知らせという表題で、20日の委員会の招集といいますか、委員会の開催が知らせられた。 そこには、なぜ日程外、いわゆる当初決めた日程外にやるのか、あるいはこういう見解に立って再度 やるのですということは何も書いていない。ただお知らせだけ。そして、事件としては、請願文書表 による請願の再審査について、このことがさっき言ったその一事不再議の私の疑問を大きくするとこ ろでありますが、そういう日程のないものを入れる場合の案内というのは、これでいいのかどうかと いうのが、議会事務局長の差し出し名ですから、これは委員長にお聞きするわけにもいかないのだろ うと思うのですけれども、きのう議長名による厚生文教常任委員会の日程変更に伴う討論提出期限の 延長についてという通知が入りました、同じくファクスで。ところが、その内容は討論期限の延長、 なるほどそのことについては鏡の部分といいますか、前文と一番最後にきょうまででもいいですよと いうことであるのですけれども、厚生文教常任委員会の今委員長が報告した賛成、反対の内容にまで ここに記載されているわけ。こうやってファクスで落とせば、きょうの委員長の報告は要らないこと になるのです。そのことについて、これはやっぱり委員長の名でなくて議長の名ですから、さっき一 番最初にお聞きしたように、かかわることかもしれないので、そこはどうするのですかということが あります。非常にその日程のない委員会を開催するに、余りにも手だてが整っていなかったのでない かと、今の経過のように。そういったことについての、委員長としてはどのようにお考えですか。今 の議長のは別です。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) あくまでも、私も初めての事態処理ということになってしま いましたので、ここは何回も言いますが、全国市議会議長会の法制部様のご意見と、また当事務局の 意見を聞きながら善処したというふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先ほどの議長への質問事項は、今すぐどうこうということでなくて、今後の やっぱり議会運営を非常に心配する余り、今のような一連の経過の問題点をお話ししましたので、議 長あるいは議長が議会運営委員会にというようなことで、できるだけ明らかにしてもらいたいという こと、これはお願いしておきます。   そういうふうに、私も十何年やっていまして、こういう経過をたどった例というのはわからぬも のですから……わからぬというか、なかったものですから、やっぱりこういう事態が起きたときには、 こういう事態に対する議会としての反省なり、あるいは教訓にして、これからの正常な議会運営がで きるように、これは議長にお願いをして私は質問を終わらせてもらいます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第3号を起立により採決いたします。   本件の委員長報告は不採択です。よって、原案について採決します。本件を原案のとおり採択す ることに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 採決の結果、可否同数です。   したがって、地方自治法第106条第1項の規定によって議長が本件に対して裁決いたします。   本件については、議長の裁決は否決と裁決いたします。   よって、請願第3号は不採択とすることに決定しました。                                              日程第4 議第82号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について      議第83号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について      議第84号 市有財産の譲与について      議第85号 市有財産の譲与について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第82号から議第85号までの4議案を一括して議題といたします。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第82号から議第85号までの4議案 について、その審査の概要と経過についてご報告を申し上げます。   去る6月13日午前10時から山北支所の旧議場において、委員5名、副市長、担当課長、担当職員、 議会事務局長出席のもと委員会を開会いたしました。   初めに、議第82号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題とし、担当課長から、 辺地総合整備計画は、優良債である辺地債を活用するために必要となる計画であり、今回提案の5地 区はいずれも簡易水道施設整備事業を実施するものです。中継、板貝、越沢の3地区は、事業費の増 嵩が見込まれるための計画の変更を行うものであり、雷、荒川の2地区は、計画期間が終了すること から新たに計画を策定するものです。いずれの地区も、事前に県との協議を行い、同意を得ているも のですとの説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論を求めましたが、討論なく、起立 採決の結果、起立全員で議第82号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第83号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、消防長よ り説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員で議第83号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第84号と議第85号は、いずれも市有財産の譲与についてであり、関連があることから一 括議題とし、担当課長から国道345号線の拡幅に伴い、墓地を移転せざるを得ない状況があり、その 代替地として寝屋自治会に払い下げるものですとの説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、墓地を移転する費用はどうなるのかとの質疑に、現在の墓地は県が買い取ることにな るが、その買収費用をもって移転費用となると聞いているとの答弁でした。   その他質疑なく、議第84号、議第85号、それぞれ討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結 果、議第84号、議第85号、いずれも起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第82号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第82号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第83号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第83号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第84号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第84号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第85号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第85号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時10分まで休憩します。           午前10時56分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第5 議第86号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第86号を議題といたします。   本案は、市民経済常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長あて 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第86号について、その審査の 概要と経過について報告いたします。   去る6月14日の午前10時から荒川支所旧議場において、委員7名、副市長、担当課長及び議会事 務局次長出席のもと市民経済常任委員会を開会いたしました。   直ちに、議第86号 村上市税条例の一部を改正する条例設定についてを議題とし、担当課長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この改正は、全国同じ内容で6月に提出されるものかとの質疑に、全国までは承知し ていませんが、県下は同じ内容で今回出されているものと認識しておりますとの答弁でした。   委員より、この改正に本市でも対象になる方はおられるのかとの質疑に、今の時点ではいません が、被災者が本市に住所を移したとき、また23年度の申告をした時点で出てくることも考えられます との答弁でした。   委員より、市民への周知はどのようにしていくのかとの質疑に、市報などでお知らせをしていき たいと思っておりますとの答弁でした。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第86号は原案のとおり可決すべきも のと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第86号を起立により採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第86号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第87号 村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第88号 村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第87号及び議第88号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第87号と議第88号の2議案に ついて、去る6月15日午前10時から朝日支所旧議場において、委員6名、副市長はじめ関係課長及び 関係職員、議会事務局次長出席のもと委員会を開会いたしました。   その詳細については省略をさせていただきますが、その審査の概要と経過について主なものをご 報告申し上げます。   まず、議第87号 村上市コミュニティデイホーム条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、討論を求めましたが、討 論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第87号については原案のとおり可決すべきものと決定いた しました。   次に、議題88号 村上市老人福祉センター条例の一部を改正する条例設定についてを議題とし、 担当課長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑もなく、討論を求めましたが、討論も なく、起立採決の結果、起立全員で議第88号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしま した。   報告は以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第87号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第87号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第88号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第88号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第89号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第89号を議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長あて 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第89号の議案について、その 審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る6月16日午前10時から神林支所旧議場において、委員6名、副市長、担当課長、局長及び担 当係長、議会事務局次長の出席のもと委員会を開会いたしました。   議第89号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑はなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採 決の結果、起立全員で議第89号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第89号を起立により採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第89号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)      議第91号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)      議第92号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第90号から議第92号までの3議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものでありますが、各委員 長から審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第90号 平成23年度村上市一般会 計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分について、先ほど報告しました議案に引き続き審査を いたしました。   初めに、歳入全款について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、保育所等緊急整備事業補助金は、いずみ幼稚園に未満児21人を受け入れるための増設 工事に対する助成とのことだが、文科省所管の幼稚園も助成の対象になるのかとの質疑に、この整備 事業の主体は事業者は社会福祉法人、学校法人、広域法人等が含まれているので、保育所に限らず幼 稚園も対象になる補助金ですとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当課長に説明を受けた後、質疑に入りました。   その質疑の主なものは、委員より、先般の一般質問の中でも津波ハザードマップの作成、津波避 難計画の策定は早急にやるとのことだったが、いつごろまでできるのかとの質疑に、当初から年度内 を目標にしていたが、県が示す被害想定は検討会を始めて検討しているが、年度末までとのことであ った。県が示す被害想定が大きなポイントとなることから、それを踏まえると年度内の策定は難しい のではないかと考えているとの答弁でした。   委員より、津波避難経路は地域によって条件が違うが、どのようにして決めていくのかとの質疑 に、長い沿岸部にあって地形が違っていて条件が異なることから、画一的に決めるのではなく、まず 地域に入って話し合い、地域の人が一番避難しやすい経路を尊重していきたいと考えているとの答弁 でした。   委員より、津波避難計画の策定を業務委託するが、その内容はどの程度のものかとの質疑に、避 難計画は可能な限り具体的なものを内容に盛り込まなければと考えていて、避難ビルの指定や避難タ ワーが必要な地域か、また避難道は舗装が必要かなど、計画の中に位置づけていきたいと考えている との答弁でした。   委員より、津波ハザードマップ作成に当たっては、市内在住の外国人や観光客など、外国人への 配慮としての外国語での表示も必要ではないかとの質疑に、貴重な意見であり、検討したいとの答弁 でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第90号の うち当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第90号のうち、当委員会所管 分について及び議第91号について、その審査の概要と経過についてご報告いたします。   初めに、議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分につ いて、担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   第2款では委員から、普通旅費について当初予算では見込めなかったのかとの質疑に、当初では 派遣の職員が決まっていないため、今回お願いするものでありますとの答弁でした。   委員から、人選について考慮はなかったのかとの質疑に、人選した結果、中堅で地元で働きので きる職員を選ばせていただきましたとの答弁でした。   第6款については質疑もなく、第7款では委員から、荒川商工会青年部の主催で商店街を盛り上 げるためイルミネーションをつける事業が予定しておりますが、いつごろの予定をしているのかとの 問いに、12月初旬からの予定をしておりますとの答弁でした。   委員から、この事業については今回初めてなのかとの問いに、今回初めて取り上げたものでござ いますとの答弁でした。   委員から、ゴルフ場の空調機の修理についてあるが、耐用年数は何年かとの質疑に、耐用年数は 13年です。14年をたっているので、今回お願いしているものでございますとの答弁でした。   以上、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第90号のうち当所管分につい ては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第91号 平成23年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担当課 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、売り上げ200万のものに事業費が390万とは普通考えられないのではないかとの質疑に、 売り上げについては、食堂だけを今回上げさせていただきました。全体ではもっと見込めますが、今 後で修正していただきたいと思いますので、よろしくお願いしますとの答弁でした。   みどりの里全体で客がふえているようですが、食堂についてメニューなど今後の工夫は考えてい るのかとの質疑に、葡萄ケーキと紅茶のセットなど、そのほかソバの実コロッケなど今企画をしてい るところでございます。今後も努力してまいりたいと思いますとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第91号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   以上で報告終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第90号、平成23年度一般会計 補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分について、先ほど報告を申し上げました議案に引き続き 審査をいたしましたので、その審査の概要と経過について主なものをご報告申し上げます。   議第90号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)のうち、厚生文教常任委員会所管分を 議題として、歳出について予算付託表の記載順に担当課長から説明を求めました。   説明の後、款ごとに質疑を受けましたが、第3款民生費については特にございませんでした。   次に、第4款衛生費について、委員から、かつては栄養士は職員として勤務していたと思うが、 昨今は職員栄養士が退職して少なくなってきており、その不足した分を退職者に臨時でお願いしてい ると聞くが、現状はどのようになっているかとの問いに、保健医療分野の栄養士についてお答えしま すがということで、合併前は各役所に1人ずつ配置されていましたが、合併後も各支所に1人ずつ配 置しています。その内訳は、村上地区の本庁で保健衛生1人、福祉1人、総務1人の3人、そして荒 川、神林、朝日、山北に各1人ずつですが、総務課の方が休んでいますし、荒川については3月で退 職していてまだ補充されていません。不足した場合は、在宅の栄養士会があり、その都度在宅の栄養 士に依頼していますとの答弁でした。   委員から、成人歯科検診について受診状況をお聞かせくださいとの問いに、この事業は合併前に 村上市と神林村で平成14年度からスタートしており、合併後全地区で実施することになりましたが、 受診率は11.9%ですとの答弁でした。   また、委員から、もっと受診率が上がれば医療費の抑制につながると思うが、対策はとっていな いのかとの問いに、受診対象者に対して受診案内はがきを郵送しており、そのはがきを持参した方は 歯科検診が無料となります。また、歯科医師会も協力していただいて、ことし10月1日に講演会など も実施を予定しており、歯周疾患は全身の病気と関係していることを皆さんに知ってもらうためのア ピールをしていきたいと思っているとの答弁でした。   次に、10款教育費については、特にありませんでした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第90号 のうち当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。   報告は以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されています議第90号、92号の2の議案につい ては、さきに報告した議第89号に引き続き審査を行いました。   最初に、平成23年度村上市一般会計補正予算(第2号)のうち、当委員会所管分についてを議題 として担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、第8款土木費の道路対策事業経費の土地購入費は、どこの土地を購入するための経費 かとの質疑に対し、担当課長の説明では、瀬波保育園わきで民間が行う宅地造成工事に係る道路対策 経費のうちの土地購入費とのことでした。   委員より、金額が少ないが、その面積はとの質疑に対し、面積は120平方メートルですとの答弁 でした。   また、その道路の完成時期はという質疑に対し、ことしの夏以降の発注で、完成は年度内ですと の答弁でした。   その他質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第90号のうち当委員会所管分につ いては、原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第92号 平成23年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題として、水 道局長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回簡易水道整備の簡易水道事業債の補正で3,690万円が増額になるが、総額はいく らになるのかという質疑に対し、23年度末における総額は28億3,583万円になるとの答弁でした。   委員より、施設建設費の内訳はという質疑に対し、山北地区の板貝、中継、雷地区の簡易水道施 設に自家発電施設を設置する工事費で、雷地区では土地購入費も含まれているとの答弁でした。   委員より、28億円もの事業債があるが、簡易水道事業の収入総額はとの質疑に、4地区合計で22 年度計で2億3,200万円の徴収実績がある。そのうち山北地区は、1億6,000万円の徴収がありますと の答弁でした。   さらに、3,690万円の事業費を100%市債で賄うわけですが、簡易水道事業債を2分の1、辺地債 を2分の1借り入れるもので、辺地債は翌年度以降の償還がその返済額の80%が交付税算入されるも ので、有利な借り入れとなっているとの説明がありました。   その他さしたる質疑がなく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   以上で報告終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第90号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第90号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第91号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第91号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第92号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第92号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第93号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第93号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結につ いてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 大変ご苦労さまでございました。また、先ほどは永年勤続を受けられました 議員の皆様方に対しまして、心からお祝いを申し上げます。ただいま上程をいただきました議第93号 について、提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、村上市消防団に配備する消防用ポンプ積載車両等消防物品の購入契約の締結についてで あります。   本案につきましては、最終日の本会議に追加で提案することになり、議員各位に大変ご迷惑をお かけをいたしました。まことに申しわけなく、所管の消防本部消防長、担当課長及び担当係長に対し、 私から厳重に注意をし、二度とこのようなことがないよう改めて課長等管理職員に訓示をしたところ であり、深くおわびを申し上げます。   購入予定の消防物品は、添付資料にお示しのとおりであり、購入車両はポンプつき普通積載車2 台、ポンプつき軽積載車1台、軽積載車のみが3台、小型動力ポンプ4台を予定しております。普通 積載車では2台とも更新、軽積載車では1台が新規、3台が更新、小型動力ポンプではすべて更新で あり、配備先はお示しのとおりであります。   入札に当たりましては、消防ポンプ専門メーカー5社による通常型指名競争入札を5月19日に執 行し、株式会社宮嶋工業所と3,570万円で契約しようとするもので、同日仮契約を締結したものであ ります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) お疲れさまです。こういう消防ポンプ仮契約というか、この案件は、私も議 員になってまだ5年でしかないのですが、今まで旧市議会も含め何度か出てきております。   今市長答弁で入札が5社、そのうち当然そういうポンプ車等積載扱っている業者の入札であると いうことでお聞きはしているのですが、いつも落ちるところが胎内市のほうに落ちるわけですが、村 上市内の業者にはこういった積載ポンプを扱うような業者は全くないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 市内の業者で私どものほうでは登録はないというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) こういうふうにどんどん、どんどんこういう入札も出てくるわけですが、そ の市内の業者にも当然車やそういった業者も結構あるわけです。   行政として、例えばそういう入札に参加できる車両屋さんというか、車屋さんにそういった指導 というか、こういったもので村上のほうにもこういうものがあるので、ぜひおたくらでこういった業 種をやってみないかというようなことは、行政では勧めることはできないものなのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この消防ポンプの例ではございませんが、機会あるごとに市内の業者さ んにはお尋ねしたり、取り扱えるかというような問い合わせは随時やっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今ほど市長が指名競争入札で5社、それでこの会社に落ちたという報告でございましたが、たし かこういう議決を議会に求めるときには、指名競争入札でありますので、この1社を随意契約して契 約したわけではありませんので、そして既に入札が終わっているわけですので、入札に参加したとこ ろの業者名と、そしてその金額等、そういう資料も本来ならたしか他の案件では添付されたようにち ょっと記憶があるのですが、そういうものはこういう議会の議決を求めるときに関係ないものなので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 物によって出したと思うのですが、消防のポンプ車のものについては、 このような資料、仮契約書が議決のものとして添付しておったと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) しかし、指名競争入札をしたという形で議決になるわけです。そうすれば、 当然……随意契約となっていればこれでわかるのです。しかし、指名競争入札をして契約金額3,570 万と出ているのでしたら、ではその前提はどうで、この3,570万でこちらの会社が落としたのかとい う、その経緯も私は議会に資料として総務課で……総務課というのでしょうか、持っているわけです よね、関係する部署では。それもきっちりとお示しをして、そして、遅く……私は遅かったというこ とよりも、その点で今聞いているのですけれども、なぜそれを添付しなかったのでしょうか。そこは、 きちんと大事なことだと私は思うのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 議決の添付資料につきましての範囲等については、できるだけご要望に お答えできるように今後もしていきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今後もではなくて、金額は3,570万でそんなに多くのお金ではありません。   しかし、関係する部署で持っていて、そしてこの承認をもらうに当たって、しっかりとした情報 公開をしないというのはおかしいことだと思います。持っているのでしたら、採決をもらう前に、も うもちろん契約しているわけですから、やっぱり議会にしっかりとどういう企業が参加をして、そし て他の企業は幾らで入札をされたのかというのをしっかりとお知らせして、私は採決をもらうのが開 かれたというか、徹底して議会に情報をしっかりと提供する行政の責任だと思うのですが、持ってい るわけでしょう。そうしたら、それを今コピーしてきて、どっちにしろお昼ですので、休憩、お昼休 みの間に午後からそれを全議員にやって、そしてしっかりと、どっちにしろお昼前には終わりません。 そうする姿勢が私は大事だと思います。だって、指名競争入札と書いています。そうしたら、ではど ことどこ、どういう会社が参加してそれぞれが幾らで入札に参加したのかなんていうのはわからない ではないですか。私たちはどこが落ちたか、それだけわかればいいのですか、議会は。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 繰り返しになりますが、議決案件の添付資料の範囲につきましては、そ の都度議会ともご相談しながら必要な範囲、皆さんどうしてもこれが必要なのだということであれば、 お出しする用意はございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後のようですが、かたくなに拒む何物もないと思います。   資料提出できないのだったら、5社と市長が答弁しているので、ここで言葉でいいからしっかり とどういう会社が参加して、そこは幾らで入札したのかということぐらいしっかりと報告する、それ が私は大事なことだと思います。           〔「全部資料に載っている」と呼ぶ者あり〕 〇22番(相馬エイ君) 言っている。そうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) もし資料……後で、では…… 〇22番(相馬エイ君) お昼から。どっちにしろお昼からになるでしょう。           〔「休憩」と呼ぶ者あり〕 〇22番(相馬エイ君) 採決前に必要なのです。           〔「休憩すればいい」と呼ぶ者あり〕 〇22番(相馬エイ君) 休憩です。   どっちにしろこの後いろいろとあるから、12時前になんて終わりません。何を急いでいるのです か。 〇議長(佐藤宮吉君) では、資料を提出をいただいて、それから採決に入るようにしたいと思いま すので、午後1時まで休憩します。           午前11時51分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   質疑を続行します。そのほかございませんか。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いします。   契約の相手方の方なのですが、ここの会社は結構実績が今まで過去にどこかに納めたとかあるの でしょうか、いかがでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 消防用ポンプ車のこういった物品購入については、非常に取引がある業 者でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それは、村上市の中でもどこかに配備されている車両がありますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 今この会社が納入したものということでは手元資料ございませんが、か なりの数納入実績の…… 〇8番(小杉和也君) 市内で。 〇財政課長(佐藤昭一君) はい、市内でも実績がある業者でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この調書いただきまして、ありがとうございます。   この中で、金額的な部分があって入札はできたのですけれども、実績的には各社その辺のところ ばらつきみたいなのあるでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 入札の条件にもよるのですが、小型の動力ポンプ、これが実は2社大体 ございまして、市内の消防団で利用しているのが。   扱えない片方の業者がございましたりして、その各企業によって扱うメーカーさんが限定されて いるというようなことがございまして、ここにも辞退されているところがございますが、そういった 事情がかなりございます。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 先ほど1問でしたので、もう一回質問させていただきたいのですが、これ出 てきましたので、それでちょっとご質問させていただきます。   これ入札の結果見ますと、当然その宮嶋工業さんという方が3,400万という最低価格で入札にな っているわけでありますけれども、これは当然最低制限価格等もない入札でありますので、ただ市と してはその予算を執行する際、この物件を購入するに当たって算定基準みたいなのは当然立てるわけ でありますね。どこかに見積もりを出すなり、もしくは今までの例を参考にした金額で予算を組むわ けですが、当初その市の予算は幾らで組んでいるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 見積もりを徴して予算を立てておりまして、この場合の金額がたしか3, 500万ほどだったと思うのですが、ちょっと資料手元にございませんが、さほど開きのない数字でご ざいます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その3,500万の見積もりを立てたのは、まさかこの5社の中に入っているわ けではないですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) この中には入っていないと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第93号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第93号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第94号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第3号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第94号 平成23年度村上市一般会計補正予算(第3号)につい てを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第94号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成23年度一般会計補正予算(第3号)であります。   歳入歳出予算の総額に3,210万円を追加し、予算の規模を297億2,920万円にしようというもので あります。   歳入の項目について申し上げます。第15款県支出金では、東日本大震災支援負担金及び河川維持 管理委託金として2,098万8,000円追加いたしました。   第19款繰越金において、前年度繰越金1,111万2,000円を追加いたしました。   続きまして、歳出について申し上げます。第2款総務費では、土壌調査業務委託料として1,023 万8,000円を追加いたしました。旧ジャスコ跡地の土壌を調査するものであります。   第8款土木費では、河川維持管理のために269万2,000円を追加し、第9款消防費では東日本大震 災による避難者支援に要する経費として1,917万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) この1,000万の土地調査については、先般異例中の異例ということで、全員 協議会で審議賜ったところでありますが、その中でいろんな意見も当然出ておりました。   そこで、ちょっと市長に再度確認をしておきたいところが何点かございますので、お答えいただ きたいと思います。市長は、3月の時点で関川村長、そして粟島村長、3名の首長様の連名によって、 県知事に対し村上振興局の一部の土地も利用させていただくような文書を要望書として提出しており ます。ということは、病院建設ということに関して、県知事に要請書、要望書も提出するということ は、既にその土地も利用になるということでの建設青写真はできているという判断のもとで、当然知 事に対して要望書出しているわけですね。そこも利用しなければだめだという青写真がなければ、そ こには要望書も当然出す必要ないわけです。今のジャスコ跡地だけで建設用地が足りるのであれば、 別に県知事に対してそこの土地まで使わせてくれという要望書要らないわけです。その青写真もでき て、そこも使わないと建設用地が足りない。300床をつくるにはそこがどうしても必要なのだという 要望書まで出している。出しているということは、もう既にそこで建設は決まっているという判断の もとでやっているわけでありますが、そこでなぜ今1,000万をかけて調査をする必要があるのか、そ のことについて再度お聞きしたい。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、1つでございますけれども、何度も何度も申し上げておりますけれど も、村上病院の運営審議委員会で第1候補としてジャスコ跡地ということで、最適地ということで決 まっております。   そして、その旨を私どもが受けまして、病院側といたしましては、青写真はどこまでのことを言 っているのかわかりませんけれども、当然詳細設計なんてのはできていないわけでございまして、概 略的に地域振興局の一部も使わせていただくような建設をやっていきたいというような旨のお話があ りましたので、関川村さん、粟島浦村さんと連名で、そういうふうになった場合には県の振興局の一 部を使わせていただいて、村上病院の新築をさせていただきたいというような要望書を提出したとい うようなことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その審議会での決定が4つの候補に決まって、最終的には今のジャスコ跡地 に決まったということで議会に報告受けているわけですが、その厚生連からの要望書に関しましては、 土地は市の提供をいただきたいということでそこに決定したはずです。   市長の気持ちとして、そこの土地を今調査して、たとえどういう結果になろうが、土壌入れかえ しようが、その土地が例えば今ジャスコが建設しようとしたのが何かいろいろなものが出てきて、そ の土壌がちょっと悪いので、断念したというのは、もう市民の方みんなわかっているわけです。それ が結果によって、どんなのが出てきても、それを入れかえしようがどういうことになろうが、もうそ こに建てるということで市長のお気持ちは固まっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そこにどのようなことがあっても建てる、建てないというのは、最終的に厚 生連が決めることであると私どもは考えております。   厚生連から土地の提供をしていただきたいと村上市に要請があったわけでございまして、村上市 としてはしっかりとした土地を提供する必要があるというようなことでございまして、今の調査の結 果を見ながら、村上市はどのくらいのリスクを負う土地なのかというようなことも考慮しながら、こ れから検討をしていく必要があると、そのような考えでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市長、その4つの候補のうちほかの3つに関しては、議会に関してこの4つ があったうちにここに決まったという報告はないわけです。   4つの候補が出たけれども、その中で駅前のジャスコ跡地に決定しましたということだけなので すが、ほかの3つの候補地も議会に示すことはできないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) いや、それはほかの3つについても、言ったことなかったですか、私。 〇3番(本間清人君) ないと…… 〇市長(大滝平正君) 何かの機会で…… 〇3番(本間清人君) あった。 〇市長(大滝平正君) あったと思った。   この場で言っても一向に差し支えないことではないかなと思っておりますので、申し上げますが、 1つは山居山を土砂というか、山を削ってそこに建てる方法、もう一つは駅の反対側、東口ではなく て西口のほうにつくる方法、もう一つは山辺里の今基盤整備事業が終わりましたので、そこに非農用 地ができましたので、そこのその4点について討議をし、話し合いをし、そして最終的に評点をつけ てやったということでございます。 〇3番(本間清人君) もう3問終わったのですが、その山居山削るといったのは、どこの辺なので すか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 山居山に村上市の市有地があるのです。そこを……           〔「南小学校の前のほうあたり。正面の玄関です」「前のあたり」            「ああ、もうすぐうちの裏ということね」と呼ぶ者あり〕 〇市長(大滝平正君) まあそういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) すみません、お伺いいたします。   そこでお伺いいたします。先日6月3日、全員協議会のときにいろいろ行政も答弁されました。 そこで、どなたかが、実際あの土地の所有者はジャスコであります。それで、本来なら土地所有をし ている、売る側の人が法律はきちんと今の法律に基づいてしっかりと調査をし、そして不純なものが 出た場合はそこを入れかえるとか、そういう厳しい法律がありますが、それはかつてのそこの所有者、 工場を持っていた人、ジャスコの手に当然今は移っていますが、その人が責任を持ってするのが本来 の法律上の立場だと思うのですが、そのどなたかがジャスコは了解しているのかという質問したとき に、文書を提出しました。ジャスコから要望がという、私のメモはジャスコから要望まで書いてなの ですが、この説明をもう少し詳しくしていただきたいと。土地の所有者に対して、黙ってするという ことはあり得ないことだと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) この前の全員協議会の説明で、ジャスコさんに対しまして市として調査をさ せていただきたいという要望書を文書にて提出させていただいたというところまで説明をさせていた だいたと思っております。   その後の詳細については、担当課長から答弁をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 所有者が調査しなければならないという関係の法律は、土壌汚染対策法 という法律がございます。   ただ、調査をしなければならない義務者は、そこを開発する行為、改変と書いてあるのですが、 開発する行為をしたときにこの土壌汚染対策法が適用になりますので、今のまま持っているだけでは 調査の対象になりませんので、私どもが仮に取得して病院を建てるなりの開発をしたときに、必ずそ ういった調査をしなければならない状況が想定されますので、今回私どもが調査をするということに なりますし、もう一点、今価格の交渉をするときに、評価額からこの処理費用が提示されているわけ ですが、適切な金額かどうかというのをどうしても判断しなければならないということで、私どもが 主体的に調査をするということでございます。   もう一点、ジャスコからの許可でございますが、全員協議会の後に、調査してよろしいというこ とでジャスコから回答をいただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今財政課長の説明ですと、開発行為をする人がその義務を持つというような ちょっと説明だったような気がするのですが、そして価格の交渉のときに取引に使いたいというよう なことなのだろうと思うのです。   つまりそうすると、今のこのご答弁から推測しますと、市はそこを買いたいという意思表示をし っかりとジャスコに示しているのでしょうか。そうでなければ、こういう調査はできませんよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほども申し上げましたけれども、厚生連側から土地は市で提供をしていた だきたいというような申し出があったということは申し上げましたよね。   ですから、市はそこの土地を要求されていますので、そこの土地を買うにしろ、あるいは借りる ということはあり得ない、又貸しになりますからあり得ないと思いますけれども、できれば買い求め て、そしてそこにそれを厚生連の村上病院に貸与するか、売るかと、あるいは無償貸与するかという ような、それはその後の選択肢になってくるということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 調査は調査としてわかるのです。   しかし、その全員協議会のときも、調査の結果はわからない。その後どうなるのだと、何人かの 議員がたしかいろいろと聞いていたように思います。しかし、調査の結果はわからないという答弁を 一方でしながら、厚生連から要望があるので、ジャスコと交渉して調査の結果、調査をさせてもらう ことの了解を得ている。了解を得ているといいますけれども、その了解をえているというのは、調査 をしてもいいという了解だと思うのです。そうしますと、現在その段階では本来なら市の、まだ所有 権は市に移っていないわけですよね。ジャスコが法律的には所有権を持っているわけですよね。3つ 目しか聞けないので、残念ですが、そこでこの調査費1,023万8,000円を総務管理費の財産管理費の中 の委託料として調査費を計上しているというこの関係は、自治体にかかわる財政法上問題はないので しょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 前段に対して私からお答えをさせていただきます。   あの土地に関して、調査してみなければわからないというような答弁をさせていただいておりま すけれども、当然私が透視能力あるわけではないので、中にどういうものがあって、それが何メー ター下にあって、それを処理する場合、どういう処理を要求をされるのか、それもわかりません。で すから、その詳細について調査をする必要があるということでありますし、また先ほど財政課長がお っしゃったように、これからジャスコとの価格交渉もありますので、その際にどういう土地であるか ということをしっかりと市で把握をしておいて、価格交渉に臨む必要があるというようなことでござ います。   後段については、財政課長から答弁をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 総務管理費に計上した理由でございますが、財産取得が普通財産の取得 としてプロジェクトチームの担当課が財政課であるというのが1つ。   それと、財産を取得する場合に当然それにかかわる経費が発生するわけでございます。この場合 は、直接経費というよりは間接的な取得のための経費だろうということで、普通財産の管理経費に計 上させてございますので、自治法上問題はございません。 〇22番(相馬エイ君) 終わりますが、市の土地でないのにこういう先行投資的な……調査はわかる のです。調査はわかるのですが、先行投資的な予算のつけ方が果たしていいのかなとちょっと疑問を 持ちましたので、しっかりとした財政課長がきちんと対応しているのですから、決して間違いはない とは思いますが、ただちょっとその後の経緯を考えますと、果たしてこれで終わらないのかなという 非常に不安を持っております。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 調査の結果によって、いろいろ処理方法とかが変わってくるというような説 明でございましたけれども、そうすると、どうにかして処理をして、あそこの場所からはほかに変動 がないというような理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 何度も申し上げておりますけれども、いわゆる調査の結果を見てみないと、 処理にどのくらいの金額がかかるのか、どういう処理をしなければならないのか、深さはどのくらい なのかと、そういうような詳細を見てみないと、例えば何もしなくていいですよという結果が出るか もしれませんし、あるいはまた我々が想定をしている以上のものが出てきて、それを処理する費用が 膨大なものがかかるというようなことになった場合には、再度やはり皆さんとも相談しなければなり ませんし、いろいろな厚生連との交渉もする必要があると、そのようなことであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この委託料の金額というのは、どの程度の調査、10カ所でしたかだったと思 うのですけれども、そうすると、この金額で大体納まるような調査だという理解でよろしいでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) そのとおりでございます。   10カ所で5メーターの深度で、5メーターのところを6カ所測定いたしまして検査をいたします。 1点だけが10メーター掘り下げて検査をするという内容でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この河川の維持管理経費というのが上がっているのですが、私聞き漏らした のかわかりませんけれども、場所とかさっぱり説明がなかったようなのですが、場所はどこで、どん なような工事で、どんなふうな委託なのかという部分もう少し詳しくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 場所は、ちょっと私資料持っておりませんが、県管理の2級河川の除草 についての維持管理費でございます。   それで、これが増額なった理由でございますが、時間単位から、今までは何時間でということで あったのですが、それを除草する面積で変わったものですから、年度途中でこのような増額になった ということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 場所くらいはちゃんと押さえておいてください。お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 申しわけございません。   私、上のほうのジャスコの関連でずっといたものですから、急に切りかわってこちらのほうに来 たところ、ちょっと見過ごしまして申しわけございません。今財政課長おっしゃったとおりなのでご ざいますけれども、場所につきましては山北地内と村上地内の河川の除草であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この前の全員協議会のときに、ジャスコのほうに問い合わせてみたらとい う話ししたと思うのですけれども、その調査の結果とかというものの資料は届いていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 口頭でお聞きしております。   ただ、資料をいただけるというような話は参っておりますので、早晩手には入ると思います。そ の中身は、ちょっとまだはっきりしてございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 私が聞いた範囲ですと、村上高校側のほう8メートルの掘っても汚染され ているという結果が出ているというような話もありますので、この5メートルを6カ所というのは、 ちょっと不安なのではないかというふうに感じるのです。   ですから、その辺最終的な調査の結果見てまた判断したいというふうに思いますが、市長に再確 認1つさせていただきたいのですが、この土地は建設用地として市に買ってもらいたいというふうに 私どもは理解していいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) その場所に厚生連としては建設をしたいのですよと。そして、あの要望書を 見ればおわかりのとおり、用地については市で準備をしていただきたいというような要請でございま すので、当然のことながら市はその用地を確保していく必要があるということでございます。 〇17番(長谷川 孝君) わかりました。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇財政課長(佐藤昭一君) 先ほど6カ所と言ったのであれば、10カ所の誤りでございます。   そのうちの1カ所が10メートル、それ以外の9カ所は5メートルの検査となります。           〔「1カ所だけだ、10メーター」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 平山耕君。 〇11番(平山 耕君) 土壌調査して、もし10メーターも掘り下げてそれを入れかえる、土を入れか えるということですか。   あの向かい側のサテイのほうは、5センチしかいかなかったのです、あれは。そのくらいで十分 だったのです。でも、ジャスコのほうは、仮に2メーターの下が汚染されていると、そこまで掘り下 げて土地を入れかえるという考え方ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) これも、何度も申し上げておりますように、法改正がございまして、3,000 平米以上のものをつくるときには、そういう調査をしなさいというようなことでありますし、また10 メーター掘るか、10メーター掘って10メーターの土壌を入れかえるのか、あるいは5メーターでいい のか、50センチでいいのかというようなこともわからないわけです。   そして、調査をやってみて、果たしてどういう結果が出るかによって、例えば10メーターを全部 入れかえなさいと。そして、その土壌をクリーニング処理しなさいと言われた場合には、値段はもち ろんこの調査によって出てくるわけでございますけれども、それらも勘案しながらまた議会の皆さん とももちろん意見を聞かなければなりませんし、市としての対応も考えていかなければならない案件 であるということでございます。そのための調査をしているというようなことでありますので、ご理 解をいただきたい。 〇11番(平山 耕君) はい、わかりました。いいです。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第93号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第94号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成23年第2回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたりまして、大変ご苦労さまでした。           午後 1時31分  閉 会