平成23年村上市議会第3回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成23年4月12日(火曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  諸般の報告 第 4  議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任について                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 課 長    斎   藤   甲   三   君        財 政 課 長    佐   藤   昭   一   君        政策推進課長     相   馬   正   喜   君        自治振興課長     板   垣   純   一   君        税 務 課 長    伊 与 部   純   夫   君        市 民 課 長    西   村       治   君        環 境 課 長    増   子   要   作   君        保健医療課長     遠   山   た   つ   君        介護高齢課長     川   内   信   一   君        福 祉 課 長    斎   藤       勉   君        農林水産課長     本   間   誠   一   君        商工観光課長     瀬   賀       功   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下水道課長     中   村   則   彦   君        水 道 局 長    太   田       薫   君        会計管理者     百   武   勇   一   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        消  防  長    本   間   善   和   君        教  育  長    工   藤   泰   則   君        学校教育課長     大   滝   和   春   君        生涯学習課長     高   田       晃   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    斎   藤   敏   夫   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    菅   井   晋   一        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。定足数に達しておりますので、これから 平成23年第3回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成23年第3回臨時会を招集いたしま したところ、議員皆様には公私ともお忙しいところご出席をいただき、まことにありがとうございま した。   本臨時会は、地方自治法第101条第2項の規定により、議会議長からの請求に基づくものであり ます。   以上、簡単ではありますが、招集のごあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、6番、冨樫宇栄一君、23番、大滝国吉君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員会を開き協議した結果、本日1日間とした いと思います。これにご異議ございませんか。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) おはようございます。今発言を求めましたのは、今臨時会が開催するに適当 なのか、あるいはいろいろな自治法等の規定から見て適切でないのか、そこをお伺いしたいと思いま す。よろしいでしょうか。   自治法の109条の2の3項に、閉会中においてはその条例の定めるところにより、議会運営委員 会を選任することができるということで、これは議長の権限としてあるわけですが、今回の招集の議 案は、この議会運営委員会の委員の補充という案件であります。果たしてこの109条の2の3項から 見て、招集をしなければならないのかどうか。ならなかったのかどうかですね。そこのところをもう 一度はっきりさせていただきたいと思いまして、その点をお伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 暫時休憩します。           午前10時04分  休 憩                                                        午前10時28分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢議員に申し上げます。   議会運営委員の欠員が生じたことによりまして、これを早急に補充しなければならないというこ とで、議会運営委員会上に支障を来さないと、そういう考え方から臨時会の招集を市長に求めたもの であります。   以上であります。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、自治法上の問題から離れて、この村上市の議会としての、例え ば先例とか、あるいは申し合わせとか、そういう部類に入って処理をするということと理解していい わけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) これは、私が議会運営委員会に諮問した問題でありまして、今先ほど申し上 げました問題に関連しまして、そういうことでありまして、自治法上にも議長の権限におきまして招 集、そして選任の条項がございます。それにのっとった行動であります。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、自治法の109条の2の3項の議会運営委員が交代、これは委員 長、副委員長は別にして、委員の場合交代するというのは、常にこういう形で今後も進めるというふ うに考えていいわけですか。というのは、会派の案分によって議会運営委員が選出されるということ ですと、会派の結成というのは、ことし私、ああそうかなと思ったのだけれども、3月31日に一たん 終わって、4月1日に結成をするという届けを出すという形になるわけですよね。そうすると、この 問題は毎年度初めに必ず出てくる問題と思ったから、これでいいのかなということで問題提起をした わけです。   というのは、今まで旧村上市議会だと、会派というのがそのままずっと、いわゆる大きな変更と か解散がなければ、4年間だったら4年間そのまま会派として認められてきたと、そういうふうに受 けとめられてきた。ですから、議運の委員は常にかわらないと。あるいはかわったとしても、ごく少 数であるということがあったものだから、今回はこういうやり方でいくと、最悪毎年度ごとに会派を 結成し直すということになると、毎年度ごとにこの問題が出てくると。そのたびごとに臨時会を開か なければならないということになるからです。私は一番そこを心配するのです。特に今回は私は代表 者会のメンバーでありますから、代表者会でこのように各会派で割り振りましょうということで、一 応協議が整っていたと。それで、12日の臨時会とも小耳に挟みました。しかし、この問題でというこ とは、私は一度も聞いていない。   むしろ今回大地震があって、理事者側のほうからこの大震災に対する何らかの議案なりが必要で 臨時会招集されたのかなと思ったら、招集通知にはこの補充だけということになりますと、私は非常 に今回招集されたこと自体、果たしてこれでいいのかどうか。いわゆる法令上からこれまでの議会運 営の先例あるいは申し合わせ事項にないことからの疑問を持ったわけです。今のようなことで、議運 で了承されたというふうに理解するとすれば、そういった問題をぜひ解決をしてから、解決するよう に議員各位にも連絡をしてほしいというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 今回の場合は、会派の変更があったということによって、しかも3人の委員 がおやめになったということから、このまま放置しておくわけにいかないという議長の判断で招集を したということでご理解をいただきたいと思います。   滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そうすると、先ほど言ったように毎年度こういうことが起こり得る、今後も こういう形で臨時会を開いて補充は議決すると。議決事項として今後も取り扱うということでいいで すね。 〇議長(佐藤宮吉君) 通常の場合は変更がありませんからですけれども、こういう、特にこういう ようなことはいまだ初めてのケースでありますから、今後いろいろ先例等も見直す場合もあり得るか もしれません。 〇18番(滝沢武司君) そうすると議会を開く、しかも議会側から理事者側にお願いをして招集をす るという形をとっているわけですよね、今。議長の招集権限ありませんから。そうすると、そういっ たときの何か、この場合はこうやるし、この場合はこうしないというのは、思いつきとか思い込みで 今後議会を開かれることあるいは開くことを理事者側に要請をするということは、非常に私は今理事 者側の皆さんに大変失礼な、議会内のことをこうやってやっているの大変申しわけないと思っている のですよ。   そういったことが今後起こらないように、十分議運あるいは議長、副議長のきちんとした説明を やっていただくようにお願いをして終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) では、日程第2につきまして、これから報告させていただきます。   会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期は議会運営委員会を開き、協議した結果、本日1日間とした いと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   3月11日発生の東日本大震災に対する本市の支援状況について、さきの3月定例会最終日に申し 上げましたが、その後の経過についてご報告いたします。なお、本日その概要について資料として配 付いたしましたので、ご参照いただきたいと存じます。   最初に、市内避難所の状況についてでありますが、当初500人の避難者を受け入れるため、市内 5カ所の避難所を開設いたしましたが、受け入れ者数は減少傾向にあること。また、避難生活の長期 化に備え、避難者の住環境の改善を図ることなどから、市では雇用促進住宅や市営住宅への入居準備 を進める一方、民間アパート等への紹介も行ってきたところであります。   その中で、松原町地内にあります雇用促進住宅77戸の改修工事に見通しが立ち、今月16日からの 入居が可能となったことから、避難者の方々に対し、4月1日に入居のご案内をさせていただいたと ころであります。このようなことから、市内の避難所については、4月8日午前10時をもって受け入 れ者のいない3つの避難所を閉鎖し、村上農村環境改善センター及び神林農村環境改善センターの2 避難所については、引き続き開所していくことといたしました。   また、避難所への救援物資の提供については、大変多くの皆様方から善意をちょうだいいたしま した。避難所の一部閉鎖などにより、物資の受け付けは一時休止とさせていただきましたが、市民の 皆様のご支援に改めて感謝を申し上げる次第であります。   また、避難所では多くのボランティアの皆様方に、連日炊き出しの提供をはじめ救援物資の区分 けなどのお手伝いをいただくなど、ご支援に対し感謝にたえないところであります。なお、ボランテ ィアの募集につきましても一時休止させていただきますが、皆様のご協力まことにありがとうござい ました。   さらには、災害義援金として多額の善意をいただいたほかに、本市に対しても避難者の支援のた めの寄附を賜り、厚く御礼を申し上げますとともに、有効に活用させていただきたいと考えておりま す。   一方、国ではこのたびの地震等の被害状況が甚大であることに加え、雇用促進住宅の提供期限に ついての延長を望む声が寄せられたこと。福島第一原子力発電所の自主避難を含む避難者に対する支 援についても、十分考慮して対応することとなり、今般雇用促進住宅の取り扱いが改正された旨、新 潟県を通じて通知を受けました。   この雇用促進住宅取り扱いの改正内容の1点目は、原則本年9月末日までの提供期限が、被災者 が希望すれば6カ月ごとに最長2年、平成25年3月末日までの更新が可能となったこと。2点目は、 入居対象者には福島第一原子力発電所の30キロメートル圏内に関係なく、自主避難を含む避難者の方 も対象として追加されたことであります。このことから、この取り扱いの変更と、福島県の意向も踏 まえ、公営住宅等は第2次避難所として取り扱われることになりましたので、市では市内の雇用促進 住宅を村上市の第2次避難所とすることにいたし、原則入居者の方には現在開設の避難所と同様に対 応させていただくことにいたしました。   したがいまして、雇用促進住宅への入居者の方々については、家賃、光熱水費、教育費の負担は なく、また食事の提供をはじめ生活必需品として寝具一式、ストーブ、冷蔵庫及び洗濯機を貸与する ほか、市民の皆様からお寄せいただいた救援物資についても、入居される皆様方にご提供したいと考 えております。   なお、雇用促進住宅が第2次避難所対応になったことから、さきに全戸配布しました入居案内の 応募条件と、その取り扱いが変わりましたので、避難所には直接出向いて説明し、また知人宅等の避 難者には電話でお知らせし、改めて入居の意向を募ったところであり、昨日現在で雇用促進住宅には 29世帯、91人の方々が入居される予定であります。これに伴い、開設中の2避難所の受け入れ者はご く少数となり、これらの方々は入居も視野に、近いうちには現在の避難所から退所される予定であり ますので、これにより2つの避難所とも受け入れ者はゼロとなる見込みとなりますことから、その際 にはともに閉鎖する考えでおります。今後避難者が村上市に見えられた場合の対応についてでありま すが、空き室がある限り、雇用促進住宅へ入居していただく考えであります。   次に、避難者の児童生徒の皆さんに対する保育園、学校への受け入れ状況についてでありますが、 まず保育園については、上海府保育園に2人が入園しており、一時保育園や子育て支援センターも利 用していただいております。また、学校についてでありますが、小学校では7小学校に10人が、中学 校では2中学校に3人がそれぞれ入学しております。   現在まだ余震が続く一方、福島第一原発事故は鎮静化するどころかその影響は広がっており、放 射性物質の拡散は米づくりの基盤である土壌への検査と作付制限の検討という異例な事態にまで発展 しております。   また、この原発事故により、電力事情も大きな影響を受けており、電力使用制限や節電に向けた 一層の取り組みが求められております。計画停電が実施されないよう、市でも庁舎も含め公共施設に おいて日々節電に努めているところであり、各家庭や事業者等では既に節電に取り組んでおられると 思いますが、より一層の取り組みをいただきますよう改めてご理解とご協力をお願いするものであり ます。   既に新聞等で報道されておりますとおり、明日4月13日と4月27日に、新潟県では東北電力と協 力し、県民、産業界、行政が一体となったピーク時に計画的な節電を行う節電社会実験ピークカット 15%大作戦トライアルを実施いたします。これは電力需要がピークとなります夏場の電力供給不足対 策のあり方を検討する取り組みとして実施するものでありますが、市といたしましても計画停電が与 える社会生活への甚大な影響を考えますと、何とか停電を避けることができるよう、節電計画に積極 的に取り組んでまいりますとともに、広報等を通じ、市民の皆様にも継続的に呼びかけてまいりたい と考えております。   震災後、早くも1カ月が過ぎ、避難生活も長期化していくものと予想されますが、市では引き続 き避難者に対し、可能な限りの支援をつけていく所存であります。議員各位のご理解とご協力を賜り ますようお願いを申し上げ、ご報告といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 今市の対応について詳しく説明がありましたので、理解はするわけであり ますが、一般の市民の方の中に、なかなかカンパだとか義援金の要請について理解が行き届いていな いというのですか、そういう面がありますので、あえて質問をさせていただくということであります が、市報の号外版、保存版ということで、災害に対する義援金の受付だとか、災害についての特集号、 立派なものをつくってもらって、これ読めばわかるというのはわかるのですけれども、特に義援金の 受付について、これは義援金箱を各所に設置すると。それからあとは銀行へ振り込むと、金融機関に 振り込むと、こういうふうにしてくださいというふうになっているわけですけれども、一般の市民の 中には普通の寄附と同じように、封筒なんかでこう回ってくるのではないかというふうに思っている 人が非常に多いというふうに思うのです。各それぞれの団体で、それぞれのやり方で寄附集めをされ ておるようですから、各種団体だとか、そういうところに加入をされている人は、そういう方面から の要請でされるわけですけれども、特にその組織だとか団体に属していない方は、来るだろうという ふうに思っているのですね。多額の金は寄附はできない、わざわざ持っていくまででもないけれども、 こんな状況だから、当然行政のほうから義援金の要請が来るだろうというふうに思っている人が非常 に多いというふうに感ずるのですよ。   その辺について、あえてそれはしないというのか、できないということではないと思うのですが、 それをしないということを、その理由はこういうことなのだということをちょっとわかりやすく説明 をしていただきたいということなのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(斎藤甲三君) 義援金についてのご協力につきましては、市報等を通じてこういう方法 でお願いをしたいということでお願いさせていただいています。今議員ご提案の個々の家庭への要請 というのは、今回あえてそういったことも考えてはおりませんでした。皆さんからお知らせすること によって、各支所、本庁に募金箱も設置をいたしましたので、そういったまた口座への振り込み等で 十分耐え得るということで、皆さんの志がそれで受けられるというふうに判断をいたしましたので、 社会福祉協議会のほうでの設置ということで、現在の対応をさせていただいたということでございま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) わかりました。それをはっきりしていただければいいというふうに思うの です。いや、行政からは特にそういうものはないのですと。各自で義援金、カンパをお願いいたしま すということを徹底すれば、まだ義援金は集まるというふうに思うのですけれども、来るのを待って いると、ほかの団体が、「また市からも来るでしょうからね」というふうな声をよく聞くということ なので、あえて行政からそういうやつはいたしませんと。持参してもらうやり方しかやらないのです ということをはっきりしてもらえば、それはいいということなので、あえて質問をさせていただいた わけであります。   それから、あとちょっと耳にした話なのですが、避難所への救援物資の申し出がいろいろあって、 食料品だとか生鮮野菜については受け付けいたしませんというふうになっているわけですけれども、 米だとか、それから野菜だとかを結構持ち込まれているようですけれども、自分たちのところで処分 できないで、どこかでうまく有効活用することできませんかというふうに市のほうにお話ししたら、 いや、それは自分たちで処分してくださいというふうに言われたというふうな話も聞いているもので すから、もう少し、もうちょっと他の避難所と調整するだとか、あるいは例えば新発田だとか新潟だ とか、大勢避難者を受け入れているところなんかと調整をして、いかにもそういうものも有効に使う ように、市がもうちょっと骨を折るべきでないかという感じがいたしましたので、その辺の対応につ いて若干お聞きしたいということなのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 質問の内容がちょっとわからないのですけれども、避難所に救援物資を届け る際に、いわゆるお米とか生鮮食料品を避難所に持っていったけれども、受け取れなかったと。受け 付けてもらえなかったと。その処理をどうするかと聞いたら、自分たちで処理してくださいと。どう いうことなのですか。内容的に、もう少し簡略に説明していただけますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 持ち込んで、それを受け入れたわけですよ。だけれども、自分たちのとこ ろではそれを使い切れないから、ほかの避難所だとかに使うところないですかと。どこかでいい処分 の方法ないですかというふうに聞いたら、それはあんたたちのところで考えなさいというようなこと を言われたということを耳にしたのですけれども、その辺はなかったのでしょうかね。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 基本的に救援物資等については、そのお知らせ版にも書いてありますとおり、 どういうものが一番必要としていますので、そういう品物に限ってできればお願いしたいというよう なことを書いてありますので、生鮮食料品とか米を受け付けしたということは、ちょっと今担当者に 答弁させますけれども、私のあれでは存じておりませんけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民課長。 〇市民課長(西村 治君) 今ほど申し上げたとおり、基本的に救援物資としてお預かりする品目に ついてはこういうものだということでお知らせしましたけれども、お聞きしますと直接避難所のほう に生鮮のそういったものをお持ちされた方もあったということをお聞きしましたけれども、そういう ものがちょっと直接調理とか、その場で処理というか、使うこともちょっとめどもなかったものです から、それで申しわけないのですけれども、これはちょっとお預かりはできかねるというふうなこと をお話、返事させていただきました。米については、私もちょっと聞いておりませんけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 冨樫宇栄一君。 〇6番(冨樫宇栄一君) 行政が把握していないのであれば、それはそれでわかりました。そういう 話を聞いたものですから、担当者からもって、処分をどうすればいいかって大分困っていたという話 を私は聞いたものですから、行政がもうちょっとうまく活用をするために手を貸してしてやるという か、骨を折ってもらいたいなということを思ったものですから、あえて質問したということなのです が、これで終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。2ページの3の市の施設による入浴支援というと ころでちょっとお伺いいたします。   この無料開放されている入浴施設、これの条件は1週間全部無料の開放になっているのでしょう か、それぞれの箇所で。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 公共の入浴施設については、無料ということでやっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 無料は当然なのでしょうけれども、例えば月、火、水、木、金、土、日、こ の7日間全部無料の対象になっているのかということの実態をまず聞きたかったのです。次に質問は あるのですけれども、まずその実態を聞いてから次の質問したいと思って最初の質問させていただき ました。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 施設ごとにそういった曜日とか時間を割り振った表があったのです が、ちょっと手元に持ってきておりませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) なぜこの質問をしたかといいますと、ちょっと悪いからその場所は言いませ んが、ある施設に4人で日曜日、おふろに行ったのだそうです、避難されてきた方が。そうしたら、 日曜日に来てもらっては困りますというふうに言われたというのですね。それで、どういうことかな と思って、その管轄のちょっと職員の人にお聞きしました。そうしましたら、その入浴施設では、月 曜から金曜日まで無料開放いたしますという場所だったのだそうですね。それで、やっぱりそういう すべての場所が土日はできればご遠慮をという対象になっているのか。それとも、私が聞いたその施 設だけが土日はできればご遠慮していただきたいというか、月曜から金曜日までという条件があった のか。その辺がどのような形で対象の人たち、避難場所にいらっしゃる方、市内の避難者に伝えられ たのかなということでお聞きしたかったのですよ。やっぱりその説明が徹底されていなければ、そう いう嫌な思いをするわけですよね。その辺ではどうなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇介護高齢課長(川内信一君) 今のご質問の関係につきましては、それぞれ避難所に施設ごとにす べて張り出しておりますので、周知されなかったということではないと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 最後になります。張り出せば皆さんが見るということでもないのだろうと思 います。当然張り出すことは同時に、やっぱりそこの施設に職員たちもいるわけですので、しっかり とやっぱり知ってもらうというか、そうでなければ嫌な思いがまた繰り返されるわけですので、申し わけありませんが、この施設はこういうことになっておりますので、わかってくださいみたいな、そ ういう言葉でも伝えるという、それが親切な対応ではないかと思いますので、今後よろしくお願いい たします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今課長が答弁したとおり、施設にはいろんな情報を掲示板等に張り出してお ります。その中で、どこどこの温泉施設は何曜日使えますというようなことを職員の口からも恐らく 伝えているはずでありますので、その点については職員に落ち度はないと、そのように考えています。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) どうもご苦労さまでございます。雇用促進住宅のこの位置づけの中で、7月 末まで第2次避難所的な位置づけとして原則扱うというようなことで書いておりますが、今回の特別 交付金等で、避難地域となっているところに対して、政府のほうから特別交付金等を支給されて、す べてその市で賄うことになるのか。それとも、この雇用促進住宅そのもの自体は県の持ち物でありま すので、その管理維持費などを含めますと、それが全部市の都市整備課になるのでしょうか。その所 管ですべてをやるのか、それとも県がやるのか、その辺はどういうふうになっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) まず、雇用促進住宅につきましては、独立行政法人が管理をしている建物で あるということをまずご理解していただきたい、そのように考えております。   そのほかについては、担当課長から答弁をいたさせます。 〇議長(佐藤宮吉君) 商工観光課長。 〇商工観光課長(瀬賀 功君) 雇用促進住宅につきましては、借りるのは入居者と、先ほど市長が 申し上げましたように、独立行政法人のほうで雇用促進協会のほうに管理委託を受けておりまして、 雇用促進協会から一たん市と全部の借り受けをしました、市が。それで、市が一たん引き受けまして、 無償で貸してもいいですよということで市が引き受けまして、その後入居者が今度入居者と雇用促進 協会との借り受け契約ということでなりますので、そんな形で契約行為はなされていきます。お金に つきましては無償であります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうすると、その独立行政法人との契約で、市がそこから無料で借りて、無 料でその避難者の方に貸し付けていいですよというのが、今のところ7月の末までということで書い てあるわけですが、その間にかかる電気、水道、ガス、そういったものの維持経費に関しては、すべ て市が交付金として請求、後でできることになるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務課長(斎藤甲三君) 市長からも申し上げましたように、まず基本的に雇用促進住宅そのもの が第2次避難所という扱いをさせていただいております。避難所でございますので、基本的に公費負 担ということになります。その財源はどうするかということでありますが、最終的には国が面倒を見 るということで、私どものほうの受け入れ先としては、避難元であ る福島県に請求をして、福島県 が国から財源の補てんを受けると。基本的にはそのかかる経費は無料で、自治体の負担はないという のが現在の考え方でございます。   なお、7月末というのは、基本的に災害救助法ではっきり決定したものではなく、福島県の意向 として、8月以降仮設住宅の建設が進んでおりまして、まだ数字的には上がっておりませんけれども、 福島県で8月ころには県外にいる福島県の方にお帰りをいただく見通しがつくのではないかというよ うな見込みでおりまして、とりあえず7月末まで受け入れをお願いをしたいというのが福島県の意向 でありますので、それに沿ってその手当をさせていただくと。なお、状況が変われば7月末が8月末 ということで、その時期については今時点としては見通しがはっきりはしていませんけれども、現在 福島県の意向として、7月末まではお願いいたしますと、こういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) あとは最後ですけれども、教育のほうの関係で、小中学校の生徒の受け入れ ですね。今、うちの子の同級生にも何名か今来ているようでありますけれども、今後もその受け入れ がふえる見込みなのか。また、ふえると学級編制とかにもいろいろ影響もあるのか。また、今来てい る十数名の方々は、今の仮設住宅ができると例えば福島にまた帰るというようなお話もあれば、例え ば1学期間だけ学校に今来ていて、途中でまた向こうにその生徒たちは戻られるのか。そういったの というのはもうはっきりされているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇学校教育課長(大滝和春君) 児童生徒の受け入れについては、先ほど市長が申し上げたとおりで ございます。今後の見込みについてでございますけれども、確たるものはございませんけれども、今 動いている状態で、若干ではありますが、減少の傾向にございます。   それから、学級編制関係でございますけれども、これについては各クラス1名ないし2名という ことで、これが例えば今2クラスが3クラスになるとか、そういうことはないように想定してござい ます。   以上でありますが、よろしくお願いします。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議会選第1号 村上市議会運営委員会委員の補充選任を行います。   議会運営委員の補充選任は、委員会条例第8条第1項の規定によって、冨樫宇栄一君、本間清人 君、小林重平君、以上3名の諸君を指名いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成23年第3回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前11時06分  閉 会