平成23年村上市議会第2回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成23年2月4日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  諸般の報告 第 4  議第5号 専決処分の承認を求めることについて 第 5  議第6号 財産の取得について                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    13番   木  村  貞  雄  君   14番   三  田  敏  秋  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(2名)   12番   川  崎  健  二  君    19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        市  民  部                   増   子   要   作   君        環境衛生課長        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     瀬   賀       功   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上 下 水 道 部                   川   内   信   一   君        水 道 局 長        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名です。欠席の届け出のある者2名です。定足数 に達しておりますので、これから平成23年第2回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成23年第2回臨時会を招集いたしま したところ、議員皆様には公私ともお忙しいところご出席いただきまして、まことにありがとうござ いました。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の承認1件、財産の取得1件の合わせて2件であ りますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集のご あいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、13番、木村貞雄君、26番、石嶋修平君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りいたします。本臨時会の会期は、議会運営委員長と協議した結果、議案については委員会 付託を省略して本会議審査とし、本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   大雪に対する対応状況についてでありますが、本年1月に入り冬型の気圧配置の日が続いたため 降雪量が多くなり、市内においても近年にない大雪に見舞われました。市では去る1月28日、関係課 による大雪に関する情報連絡会議を開き、現状や除排雪状況などについて情報を共有し、各課におい てより一層取り組みを進めることとし、生活道路の確保等に全力を挙げているところであります。   また、本市における大雪による被害状況については、配付資料のとおり昨日時点で作業中での負 傷者が7人、空き家や車庫等建築被害が9件であります。高齢者世帯等への対応といたしましては、 区長さんや民生委員の方々に見守りや安否の確認等をお願いしているところであり、高齢者世帯や障 害者世帯などに対する雪おろし支援の周知にも努めているところであります。   また、今後の降雪見通しについてでありますが、新潟地方気象台の1月28日発表の1カ月予報で は、向こう1カ月の天気は曇や雨の日が多く、平年に比べ雪の日が少ないとのことであります。この ため本市といたしましては、予報の見通しや現在の雪の状況等を考慮し、当面は各課の所管業務を強 化していきながら、今後も積極的に取り組んでまいる所存であります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) おはようございます。ご苦労さまです。   その除雪の件に関してなのですけれども、結構建設課のほうに苦情等は来ていると思うのですが、 除雪のそのやり方につきましてクレーム等を市に言いますと、どうしても区長さんを通してくれとい うような形で言われるのだそうです。それで、除雪が入っていない場所に関しまして、旧村上市内の 件でありますが、町内にそういった重機など運転できたり、持っている方もいらっしゃいまして、ボ ランティアで今やっている方も何人もいらっしゃいます。それで、一中の新聞にも出ましたように、 一中の校舎内もそういう地域の住民の方が重機を出していただいて除雪をしていただいた経緯もある わけですが、そういった点市のほうとしては委託業者にだけ委託するのではなくて、何かそういう町 内、区長さんを集めて町内にそういった方いらっしゃったらご協力お願いしたい。ただでというか、 お金がどうのこうのはそのまた二の次の問題でありますが、そういった部分の対策としてはどのよう になされているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) お答え申し上げます。   今議員のほうからボランティアによるということでお話ございますけれども、まず市のほうで専 門の業者さんということで委託をしている現状でございます。ボランティアの方に関しましては、ま ず継続性が必ず確保できるかというようなこと1つ問題あるかと思いますし、あと車両保険、事故等 の処遇と申しますか、対応がなかなか難しい面があるということで、市のほうではちょっと踏み込ん でいないということが現状でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今市長のお話ですと、今月はもう冬型の寒波も余りないようだということで すけれども、これは来年、再来年もどう雪が降ってくるかわからないわけです。   ことしのこういった経験を踏まえて、ことしの雪は非常に初めに降った雪が1回も消えずにその まま根雪になってしまって、凍ってしまって、そのまま上にどんどん積もっていくというような形の 雪になったものですから、道幅の狭い4メーター道路、6メーター道路なんかには除雪が非常におく れている対応が見れたわけです。特に旧村上市内に関しましては、ただ除雪車が通っていくだけで、 わきにどんどん雪がたまっていって、それを排出しないものですから、もうどうにもならないという、 屋根の雪もおろしたいのだけれども、おろす場所もないし、それを運ぶところもないというような状 況だったのですが、その辺の対策はどうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 昨年もそうだったのですけれども、私らのほう夜間12時以降にパ トロールして、そのときの降雪が10センチ以上あった場合出なさいという業者のほうには指示をして やってもらっているわけですが、去年、それからことしも明け方に降るような雪が多うございまして、 どうしても除雪体制が遅れているというのが現状でございます。   あと、気温がずっと低くなっていまして、今議員おっしゃるように溶けていないものですから、 わきへ上げようとしてもなかなか凍っているというのもありまして、処理できなかったということで、 半ばぐらいから業者のほうではちょっとこれ以上は無理ですよという情報は来ているのですけれども、 市長のほうとも指示をいただきまして、29日からですか、土曜日からは運び出しというようなことを 一部やらせていただいた経緯がございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) きのう村上情報ネットにメールが入りました。   それ、介護高齢課のほうからお年寄りに対する思いやりを持って、村上市の人情を出してくださ いみたいなメールが来ました。非常にいいメールだと思いますが、ただそれはあくまでメールでいか にも市が周知しますよみたいな言い方だけであって、ではその具体的にどうするかというのは何もな いわけではないですか。例えば今市長が言われましたように、区長さんや民生委員さんにその連絡協 議会を進めて除雪に関してそういったお一人暮らしの方、お年寄りの方なんかも含めて、市全体とし てどういった対応をして、そういう方々の雪おろし作業や例えば家の前の除雪などをどうするかとい うことに関して、ただあのメールをよこして、思いやり持ってください、隣の人の面倒見てください なんて、そんな今やる人いません。その辺どういうふうに考えて、あのメールの趣意は何なのですか。 ただそのメールを流しただけなのか。それとも、今後は市としてその対応として民生委員さんや区長 さんと協議をして、そういった方々の手伝いは市のほうでやりますというような明言はできないので すか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇福祉保健部介護高齢課長(西村 治君) 今ほどの質問ですが、1月28日に庁内の連絡会議があり まして、その会議の中身も踏まえまして、課内で民生委員、それから区長さんのほうにもいわゆる地 域での見守り、声かけとあわせまして、できればその除雪のお手伝いもしていただけないかというこ とで、文書をもちまして31日と1日のうち、本庁とそれから支所合わせまして各区長、それから民生 委員のほうに文書でそのようなお願い等も含めて通知を出させていただきました。   また、区長会とか、それから民生委員の研修会も予定入っておりますので、その席に出向きまし て、さらにその辺のお願い、それと高齢者に対する、ひとり暮らし等に対する除雪費の援助事業をや っておりますので、この辺の周知と申請につなげていただくような形でのお願い、こういったことで 今後とも進めていきたいというふうに考えています。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議第5号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第5号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第5号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、一般会計補正予算(第7号)であり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、緊急 を要するため専決処分をいたしましたので、同法同条第3項の規定により議会の承認をお願いするも のであります。   歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億5,000万円を追加し、予算の総額を325億3,930万円といたし ました。   補正の内容については、1月に入り除雪経費が大幅に不足する見込みとなりましたので、係る経 費を追加したものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 歳入の部分でちょっとお伺いしたいのですけれども、専決が1月26日でござ いましたが、この入りの部分の地方交付税の分です。この辺の経緯を少し教えていただきたいと思い ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 現在繰越金が今回の1億1,700万ですべて出し切ったものですか ら、今後交付税が上積みがございますので、それらを財源に充てたと、そういう事情でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この専決26日ですが、もう少し早くとか、そういったことは可能だったので しょうか。   かなり雪がいっぱい降りまして、早く除雪をしてくれというような要望が多分あったと思うので すけれども、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 半ばぐらいから一応市のほうでというか、建設課のほうでおおむ ねどのぐらいこれから見込めるかというような計算等いたしましたので、26日になったということで ございます。   協議は、ちょっと早目にはさせてもらっているのですけれども、なかなか今後の見通しのことも ありましたので、26日にさせていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) ということは、26日がぎりぎり早い段階での専決だったということでしょう か。   もう少し早くはできなかったのかというふうに少し聞かせていただきたかったのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 支所、それから本庁全部含めての計算等もございますので、少し 時間が要したということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この2億4,950万の除雪対策経費でありますが、この金額で今後どの程度で きるというか、どういうぐらいの見込みでこの金額を計上してきたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 当初予算で1億9,000万いただいてございます。   それで、1月分のおおむねのつかみ、それからあと2月、3月の見込みを立てまして、この金額 でやれば何とか年度末まで持てるというような見込みで計上した額でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今言われたように、当初予算が1億9,000万、それで今その補正で専決して 来たのが2億4,900万、当初の金額に例えば5,000万足りませんよとか、3,000万足りませんよという ぐらいだったらいいのですが、当初計画していたのが2億もいかない金額で、それで今補正で追加し てきているのが2億5,000万、非常にそのけたも当然大きい。また、ことしの状況考えますと、いろ いろなニュース見ましても、自衛隊派遣されたり、また県の土木工事をストップさせてその中越地方 の大雪地帯に協力要請を県でしたりということで、大変それは多分金額こんなになるのだろうなとは 思っておるわけでありますが、ではその最初当初の1億9,000万はどこの時点で使い切ったのでしょ うか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 1月の半ばぐらいで当初予算のほうの金額がもう底をついている 状態でございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 1月の半ばといいますと、大体今回の村上地域の雪に関しましては、年末ク リスマスぐらいからでしたでしょうか、除雪をしなければいけないようになっているような雪になっ たというのは多分。   そうしますと、わずか1カ月もしないで当初予算の金額が終わっているということに関しては、 その市が見込んでいた、例えばすべて業者に委託契約をしているわけですけれども、その委託の契約 が全くそういった日数で契約をされていなかったのか。それとも、量的に出動回数が当然ふえている からこれだけの補正が出てくるわけですけれども、その委託の状態、最初の業者との委託契約の時点 でどういった見込みで契約されているのでしょう。例えばその1月、2月、3月の中で10センチ以上 降ったら出る回数が5回しか見てないのでというような金額なのか。それとも、もう30日継続で降っ たものを見込んでそういった契約になっているのか、その辺の契約内容というのはどんな契約内容に なっていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 委託業者さんのほうとは、1時間当たりとかという時間単位での 契約をさせてもらっていまして、1月が何日とかという日数での契約ではございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまです。伺います。   今本間議員が質問した件にちょっと関係してなのですが、この段階で確かに除雪に非常に対応が 集中するということはわかるのですが、ここでこの大きな金額を除雪に繰り入れるという判断をした ということも、それなりのまた市民生活を守るという立場からなのかもしれませんが、ここでこの金 額を全部充当しないで、例えばある程度予算を組んで、そして最終的に3月で最後の補正で帳じりを 合わせるというか、そういう方法はできないものなのでしょうか、ちょっと伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 21年度も3月補正でたしか1億3,000万上げさせていただきまし た。   ただ、去年の場合は2月に降ったものですから、請求が何とか3月の補正で間に合うということ の判断を立てました。ところが、今回は12月、1月の降雪なものですから、その3月まで請求を延ば すということはちょっと不可能という判断をいたしまして、今回の補正にお願いしたものでございま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それで伺いますが、除雪の仕方が上手な業者とちょっと雑な業者というかで、 それで大分違うのです。   それで、オペレーターというか、そういう人が経験が浅い人が今回というか、最近多くなってい るのでしょうか。それで、何か二度手間の除雪をしなければならないようなところが若干見受けられ るというか、そういう点ではオペレーターの年齢とかそういう、それから業者が操作をする人を確実 に抱えているとか、そういう関係はどのような状況になっているのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) これはうち、当市だけではなくて一般論としてお答え申し上げま すけれども、まず公共事業の激減によりまして、建設業者さんの社員が不足してございます。   あと、世代交代ということで、昔プロ級のうまかった方も、当然定年退職ということで世代交代 がなっています。会社のほうでも、後継者の育成というのがなかなか経費的にも難しいというのが面 があると思いますので、少し若い方で経験不足の方が見受けられるというふうに県のほうでもそんな ふうな話が聞いていますので、市のほうもそんなものかなというふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それと、こういう大雪がどかっと降った場合は、まさに緊急対応が求められ るのですけれども、5年前ごろでしたでしょうか、合併する前に本当に大雪が降って、消雪パイプが 出て、もう消雪パイプから流れる水がはけないでという大変なときに、町内の担当課以外の若い職員 の方が長靴はいて、スコップを持って出動した経験があるのです、1回だか2回。   やっぱり建設課だけが除雪の対応すればいいということではなく、やっぱり庁内の課を超えてと にかくどうしても急がなければならない仕事でない人の場合は、スコップ持ってまちに出る、集落に でるだけでも、やっぱりちょっと排水をつくりだすだけでも、緩和されるというか、そういうのがあ ちこちで見られますので、先ほど庁内のボランティアの協力体制はというような、本間議員も先ほど おっしゃいましたが、今後またどか雪が降るかどうかわかりませんが、そういう場面になったときに は、やっぱり建設課だけが除雪をしていればいいのだという、その意識は超えて、庁内挙げて除雪に 取り組むという、その体制をしっかりとつくり出すということが大事と思うのですが、その点ではど んなでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) そのような必要が生じたときには、そのようにいたします。 〇22番(相馬エイ君) します。   はい、わかりました。終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 除雪ご苦労さまでございます。   私も、12年間建設畑でいろいろとお世話になりまして、当初予算は暖冬を見込んで予算を立てて いくというのが、ずっとそういう形で、まず暖冬を見込んでというか、少ない予算でというか、除雪 以外に使えるようというのもありますでしょうし、除雪に対して見れば、その冬の状況を見ながら随 時補正していく、補てんしていくというのが私はそれでよろしいかとは思います。ただ、今回考えら れるのは、人的な被害もあります。ということになると、これは除雪以外にも観点からいうと、緊急 のいわゆる対策として国のほうあるいは県、国のほうに何らかの手だてをしていただくと。いわゆる これ見ると、一般財源からの繰り出しということなってきますけれども、その辺はやっぱり人的な被 害もございますし、国のほうにも訴えていくと。豪雪対策ということでの方向性はありますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 除雪対策費につきましては、県を通して国に全体像が固まったと ころで上げます。それで、それが特別交付税という形で戻ってきます。   ただ、その積算の何%戻ってくるとかというのが不明確なので、金額は確定できませんが、そう いった作業をやって特別交付税に反映させていただくということをやっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ということは、特別交付税に反映させる、請求させる金額という幅を考えた ときに、例えば当初予算でこれ4億ぐらいですか、除雪費で上げているのは。ちょっと見てこなかっ たのですけれども、4億からたしか1回補正で1億9,000、その次に2億5,000万ぐらいというふうに 上がっていっているわけですけれども、当初予算からはみ出た部分、これを対象として国のほうに面 倒見てもらうという考え方でよろしいのですか、この辺ちょっとあれでしょう。   最初から、1から全部面倒見てくれというわけにはいかないでしょう、恐らく。その辺の兼ね合 い、ちょっと当初予算等含めてお願いしたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 除雪にかかった経費をすべて報告するという形になっております。 〇16番(姫路 敏君) 当初予算ですか。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 当初予算も含めて全部かかった経費を請求する形になります。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 当初予算では除排雪委託料は1億9,779万円計上しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   とりあえず除雪、雪降るのは天災というか、天の仕事ではないですけれども、天から降ってくる わけですから、どうしようもないですけれども、それにかかる経費は市のほうもぎりぎりでやってい るわけですから、どんどんやっぱり県、国のほうに訴えていくという姿勢をとっていただきたい。そ して、そのお金を十分に市民のほうに回していただけるようにご配慮願いたいと思いますが、副市長 どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) おっしゃるとおりであります。   今の雪ですけれども、この対応につきましては、課内で十分協議を、全庁的に協議をしながら、 それ積み上げて市民生活の不安にならないような対策を今後ともやっていきたいと考えております。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第5号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第5号は原案のとおり承認されました。                                              日程第5 議第6号 財産の取得について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第6号 財産の取得についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第6号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、村上市新ごみ処理場建設用地を取得することについて、地方自治法第96条第1項第8号 の規定により議会の議決を求めるものであります。   新ごみ処理場の建設用地については、平成21年10月に現村上市ごみ処理場の後ろ、東側に当たり ますが、建設することで関係2集落から建設同意を得て、その後用地測量等を行い、今回地権者39人 と土地売買仮契約書を締結するに至ったものであります。   取得予定面積は2万5,240.86平方メートルで、価格は1億1,863万2,037円で取得しようとするも のであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) これ、取得価格をその敷地面積で換算しますと、坪当たり1万5,000円ぐら いの金額に平均ではなっておりますけれども、当然地目が山林であったり畑であったり、今雑種地と いうのでしょうか、そういった形で違うわけでありますので、全部その今取得される土地がすべて価 格帯が一緒というわけではないとは思うのですが、その最低の価格と最高の価格、教えていただきた いなと思うのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(板垣純一君) その取得の価格の考え方なのですけれども、一応ごみ処理場建設用地と いうことで、1団地の用地を購入するという考え方から、建設用地の目的であるために、宅地見込み 地として一律4,700円という単価で決定をして購入したいということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) では、その土地に差別をつけるわけではなくて、全くその土地全部が一律も う平米4,700円で買い上げるということで今回はやったということですね。   わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第6号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第6号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成23年第2回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前10時33分  閉 会