平成23年村上市議会第1回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成23年1月20日(木曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  諸般の報告 第 4  議第1号 村上市の木、花及び鳥の制定について 第 5  議第2号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号) 第 6  議第3号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号) 第 7  議第4号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   20番   小  田  信  人  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総  務  部                   川   村   甚   一   君        総務課長補佐        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     瀬   賀       功   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        教  育  部                   百   武   勇   一   君        生涯学習課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時01分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成23年第1回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。年の初めに当たりまして、村上市のますます の発展、そして村上市議会の発展、皆様方のご健勝心から祈念を申し上げます。   本日、平成23年第1回臨時会を招集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しいところ ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、本市の木、花及び鳥の制定と一般会計及び特別会計補正予 算3件の合わせて4件でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い 申し上げまして、招集のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、12番、川崎健二君、25番、小野七五三君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本臨時会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成23年第1回臨時会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、本日9時から議会運営委員会を開催しました。その協議内容と結果に ついて報告いたします。   会期については、本日1日といたします。   審議日程については、会期の決定の後、諸般の報告を行います。   提出議案の取り扱いについてですが、議第1号から議第4号までの4議案をそれぞれ単独上程と し、提案理由の説明を求めた後、質疑を行い、討論の後、起立による採決といたします。   なお、議第2号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号)につきましては、「地域活性 化・きめ細かな臨時交付金」及び「地域活性化交付金(住民生活に光をそそぐ交付金)」などに伴う 補正予算であること、またそれぞれの事業が全課にまたがっていることから、慎重審議を期するため に議第2号に限って歳入全款について1人3回まで、歳出は款ごとに1人3回まで質疑を認めること といたしました。国の緊急対策でもあり、村上市における効果を速効性のあるものとするため、議会 運営委員会で協議の結果、さきの平成21年7月17日の臨時会決定の例に倣い、その取り扱いを決定し たものであります。   以上、報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員長報告のとおり本日1日間としたいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。   なお、議第2号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号)に対する質疑は、議会運営委員 長報告のとおり歳入全款について1人3回まで、歳出は款ごとに1人3回までとします。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   去る1月12日、本庁舎に設置しております市政提案箱の中に市長あての茶封筒が入っており、開 封したところ現金10万円と手紙が添えられておりました。差出人は、三面のイヨボヤ、伊達直人とな っており、恵まれない児童さんがおられると推察します。些少ではありますが、市長さんの判断にて お使いくださいと書かれておりました。善意ある寄附として深く感謝いたすものであり、その使途に つきましては、寄贈者のご意志に沿うよう障害を持つ児童の保護者で活動されております村上市手を つなぐ育成会に活用していただくことといたしました。去る17日、私から育成会長さんに現金をお渡 しし、子供たちのために有効に使っていただきたいとお伝えをさせていただきました。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議第1号 村上市の木、花及び鳥の制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第1号 村上市の木、花及び鳥の制定についてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第1号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、村上市の木、花及び鳥の制定についてであります。市の木、花及び鳥の制定に向けては、 各地区の自治組織代表や産業団体、教育文化などの分野から16人の方に議員を委嘱して村上市観光審 議委員会を設置し、審議いただきました。   委員会においては、本市が先人から受け継いだ豊かな自然や伝統、文化を守り、また人情あふれ る豊かな人づくりを大切にする市の将来像を元気いいまち村上市と定めていることから、市のシンボ ルとしての木、花、鳥の選定に当たっては、この思いを市民だれもが共有し、次代に引き継ぐために も、この恵まれた自然を大切にするなど、柱とする将来像実現をイメージできるものを選定する方針 を決定いたしました。   また、昨年9月には市民の皆様からの意見を募集するなど、慎重に審議を重ね、昨年の11月5日、 委員会から意見をまとめた提案書が私に提出されたところであります。市では、この提案を十分に検 討の上、同委員会の意見を尊重し、このたび提案するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この決定に当たりまして、それぞれ本当にすばらしい決定だとは思っております。しかし、ハマ ナスについて決定に当たってちょっとどのような考えのもと決定されたかという点でお聞きしたいの ですが、ハマナスは確かに情熱的な色であり、またすてきな花だということは私も承知しています。 しかし、とげがあるのです。それで、砂地に群生して本当に砂地をはうように咲いているのが自然の ハマナスだと思うのですけれども、旧の村上市時代にもちょっと質問したことがあるのですが、やっ ぱり上手に生かし切れなかったような気がするのです。ですから、とげのあるあのハマナスを本当に 市の花として生かすという点でどのような議論がされたのか、その辺ちょっともし聞けるようだった らお聞きしたいなと思って。決して反対しているのではないのです。すばらしい花だと思うのですが、 ただとげがあるし、この村上市の市役所の中にもやっぱり市の花ですという意味でハマナスを生かす ような市の決定の花として生かすには、その辺も議論されたのかなと思ってお聞きいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 企画部長。 〇企画部長(相馬正喜君) ご質問の花のハマナスにつきましては、9月1日に選定委員会で、まず 委員会としての考えをまとめようというようなことで、先ほど市長が申し上げたような基本的な方針 を定めて、いろいろ委員会で議論をしていただきました。   この中で、ハマナスにつきましては、旧村上市で市の花としていたこともあるというのも1点。 それから、新しい本市においては、海岸一帯に群生して自然環境が保護されているという条件が育っ ている、そこで育っている花だというようなこと。それから、訪れている人の心をなごませるのだと いうようなこと。それから、この日本海側では多くの市がこのハマナスを市の花または町、村の花と しているところもあるし、ほかの候補とあわせまして市民にご提案し、多くの賛同をいただいてご提 案したものであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今ご説明あったような点ではそれなりにわかるのですが、そのとげがあると いうか、そしてこの市内に海岸線だけではなくて、やっぱりこのまちの中にもそれなりに市の花とい う位置づけを必要だと思うのです。   本来は、本当に海岸にはうように咲いているのが自然の花なのです。そういう点では、ではこの 村上市の海岸線で群生しているところは何カ所ぐらいあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 企画部長。 〇企画部長(相馬正喜君) 委員の中には、植物または生態に詳しい委員の方にも参画していただき、 またこの議論の前に専門の団体等のご意見もいただいたりしながら議論を深めてきたところでありま す。   そちらからの委員からの話であれば、海岸には市内50キロほどあるわけでありますが、条件の整 っているところには多く見られるというようなことで、どことどこということでなくて、先ほど言っ たような条件のところには育っているというようなことで、全市的にそういう意味では見れるのでな いかというふうな議論をしてきたところです。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 市の花と決定するからには、例えば観光客の人がこちらの市の花を見たい。 どこへ行けば見れるのでしょうかという、それから市民の人も群生しているハマナスを見たいといっ たときに、場所はわかりません。海岸沿いに多く見られるそうです。それではだめだと思うのです。   やっぱりどの海岸のどの地域に群生しているというそれなりの位置づけを、はっきり場所を…… マップです。その担当した部ぐらいはしっかりと持っていく。そうしなければ、その辺に咲いている でしょうでは、決してハマナスが市の花として生かされないのではないかと思って質問いたしました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第1号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第5 議第2号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第2号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第2号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成22年度村上市一般会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出予算の総額に4億 9,500万円を追加し、予算の規模を322億8,930万円にしようというものであります。   補正予算の内容につきましては、主に地域活性化・きめ細かな交付金及び地域活性化・住民生活 に光をそそぐ交付金に係る事業について新規に計上したものであります。これらの交付金事業につき ましては、国の経済対策として実施されるものであり、当市には全体として3億602万4,000円の割り 当てを受けています。   なお、予定しております実施計画の内容については、配付資料のとおりであります。   主な歳入を申し上げます。第14款国庫支出金では、さきに申し上げました交付金のほか社会資本 整備総合交付金及び生活保護費負担金の増額によるもので、4億529万9,000円追加いたしました。   第15款県支出金では、住宅整備費補助金及び子宮頸がん等ワクチン接種緊急推進臨時補助金110 万9,000円追加いたしました。   第19款繰越金では、前年度繰越金として5,199万2,000円追加いたしました。   第21款市債では、道路橋梁債を3,660万円追加いたしました。   続きまして、主な歳出を申し上げます。第2款総務費では、庁舎工事費などで2,260万2,000円追 加し、第3款民生費ではあかまつ荘修繕工事など1億2,908万1,000円追加いたしました。   第4款衛生費では、休日急患診療所整備などで687万円を、第6款農林水産業費では、林道整備 などで2,800万円追加いたしました。   第8款土木費では、橋梁及び道路整備などで1億7,500万円追加し、第10款教育費では、学校整 備などとして9,546万円追加し、第14款予備費では、調整のため11万3,000円を減額いたしました。   第2表、地方債補正では、道路橋梁債の限度額を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから歳入全款について質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、お伺いしますが、この地域活性化の交付金につきましては、円高、デ フレ対応のための緊急総合経済対策新成長戦略実現に向けたステップツーというようなことで、平成 22年の10月8日に閣議決定されたものだと思うのですけれども、この辺実施計画を策定する地方公共 団体が交付対象になっていますが、10月8日に閣議決定して、今提案されているわけですが、余り時 間のない中で結構大変だったとは思うのですけれども、この辺の流れについて少し教えていただけま すでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 議員おっしゃるとおりに、非常にせっぱ詰まったスケジュールの 中でこういった計画の策定をやったわけでございますが、23年度の当初予算の編成の時期でもござい ましたので、各課から当初予算で上がっているものなどを中心にして前倒しできるものについては、 前倒しをしていくというような姿勢でこれらの交付金に対応するということで今回提案させていただ きたいおります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) これ、計画を策定する地方公共団体ということですが、私の試算的な部分で すと、きめ細かなほうが全体の0.1%強ぐらいでしょうか。それで、住民生活に光をそそぐ交付金の ほうが0.08%……全体の補正の国の総額に対してですけれども、この辺各市町村で金額が違ってきて いるとは思うのですけれども、村上市が多いのか少ないのかも含めましてこの辺のところの金額の積 み上げというのはもう少しできなかったのかどうなのか、その辺のところもお伺いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) それぞれの交付金につきましては、国から内示額が決定されます。 それがその内示の金額がきめ細でありますと、2億5,800万ほどということでございます。   これらは、財政力指数等を加味したもので、地方交付税に非常に近い算定の仕方をやっておりま して、20市の1つの例をとりますと、例えば新発田市さんだと一応きめ細かですと、新発田市さんが 1億7,500万円、あるいは長岡市さんだと4億1,000万ということで、それから胎内市さんが8,300万 ほどでございますので、20市の中では多くいただいているほうだというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) かなりありがたいものだと思うのですけれども、この辺当初予算を組んでい く中でこういったのがあることによって、随分ある程度別なこともできるというのがあると思うので すけれども、この辺のところは先ほど各課から前倒しというようなことが上がっているのですけれど も、各課の中では最優先で取り組んでほしかったというような補正の事業なのかどうか、その辺のと ころもちょっとお伺いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 当然各課からヒアリングをいたしまして、優先度の高いものにつ いて該当するものを優先させております。   それともう一点考慮いたしましたのが光の交付金でございます。これらについては、自殺予防あ るいは障害者用の図書ということで、歳出のほうでも見ておりますが、こういったなかなか予算が今 までついてこなかったものについて重点的に配分したいというふうに考えております。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この県支出金の110万9,000円という歳入に関しては、今市長のご説明ですと、 子宮頸がんのワクチン接種の部分も入っているというご説明がございました。   子宮頸がんのワクチンに関しましては、この県支出金で全額補助金賄えるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 子宮頸がんワクチンの接種の補助金につきましては、県からの財源 としては2分の1補助するというふうになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この対象者の中に実は私の娘も入っておりまして、先般市のほうから封書来 まして、後日説明会日程が組まれているわけでありますが、今現在村上市のその子宮頸がんのワクチ ン接種の対象者というのは何名いらっしゃいますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) お答えいたします。   中学1年生が300人、中学2年生が324人、中学3年生が328人、合計952人でございます。   そのうちの3月1カ月間のみ、今年度はということになりますので、そんなに大勢の方は受けな いのではないかと。その後1年間の猶予がありますのでということで、10%、94人を見込んでおりま す。 〇3番(本間清人君) わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 先ほど小杉議員の質問に少しつけ加えてまた質問したいのですが、財政の課 長から今回のきめ細かな交付金のその何をもとにしてという部分なのですが、いわゆる当初予算で上 げられなかったというか、予算上で不足していてできなかったような事業を対象に各課にヒアリング した上で聞いて出していたというやり方をとったということで答弁なさいましたけれども、私このき め細やかなという部分からいうと、例えば各請願ありますよね、住民が議会に対して議会を通して議 会がそうであるべきだといって請願が上がってオーケーになったものたくさんあります。あるいは、 お金がないので、ちょっと待ってくださいという部分もたくさんあります。こういったものこそ、住 民にとってきめ細やかなという位置づけではないのか。それを最初に考えられなかったのかというこ とです。そこら辺ちょっとお聞きしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 私今ほど小杉議員にお答えしました内容も含めて、市民の皆さん から請願等あるいはご要望等があったものを各課のヒアリングでこの中に入っているのではないかと いうふうに考えております。   例を挙げますと、各保育園等あるいは防犯あるいは道路の修繕、細かい修繕なんかも今回入れて ございますので、市民の要望におこたえできているというふうには感じております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) それでは、請願で達成されていない部分の金額的な総体的な割合といったら、 今回どのぐらい入っていますか。   市民要望が全部かなうとするならば、1億かかると、例えば。その中で、今回のきめ細やかなの で投入された部分というのが1,000万であれば、10%をクリアしているという考え方のもとで約金額 的にどのぐらいクリアできていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 金額的に議員のおっしゃったような統計はとってございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私いつも、前回もそうだったのですが、きめ細かなという部分からいうと、 その主体性を住民の意見書あるいは請願というところにまず目を向けていただいて、それトータル的 にどのくらいの金額かかるのだやということを常に行政で把握した上で、そして今回このような交付 金あれば歳入の部分でもしっかりとキープしていくというような形をぜひ今後またこういうときあっ たら第一にそっちに目を向けてもらいたい。   当初予算でクリアできなかったのをその今が幸いに上げれるという形もありますでしょう、それ は。それもありますでしょう。しかし、その我々が日夜行動している中で、必ず定例会ごとに住民の 切なる請願が上がってまいります。それらがクリアできるかどうかということからはかっていきたい と、このように思いますが、市長どうですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 財政課長、ちょっと答弁舌足らずなところもありますけれども、いわゆる一 般会計の当初予算でできない分を前倒しをやったというようなところもありますけれども、決してそ うではない。   やはり住民から請願が上がったり、あるいは陳情が上がったり、要請がある分について各課から ヒアリング受けてやったというようなことでありまして、全部合わせますと大した金額になります。 例えば広域林道一つにしても、もちろん住民から上がっておりますし、全部合わせますと、もうそれ こそ膨大な金額になりますので、その何%をこのきめ細かな交付金事業で対応できたかというような ことについては、本当に正直微々たるものではないかなと、そのように考えております。しかし、急 を要するようなもの、あるいは切なる要望等があるものについては、拾っていったということであり ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   では、請願を見させていただいて市に請願上げたものがクリアできたという考え方で後でちょっ と調べさせてもらいますので、よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで歳入についての質疑を終わります。   次に、歳出についての質疑を行います。   質疑は款ごとに行います。最初に、第2款総務費について質疑はありませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   13ページの一般管理費の相談室設置のこの予算についてお伺いいたします。以前から委員会等で も要望出しておきました税務課と会計のところの間の小さな相談室の改善の予算なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) その部分も含みます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) その部分ということは、税務相談の相談室とほかの相談室も改善をというこ とでとらえてよろしいのですか。もう少し具体的に、回数に限度がございますので、答弁はできれば 具体的に答弁していただくとこちらは助かるのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 今想定しているところはその場所と、それ以外にまだ2階のフロアには 相談室がございますので、もう少し細かく相談室を設置できるかどうか。   例えば今ある保健医療課の相談室、あるいは福祉にある相談室、それもそのままでいいかどうか もあわせて今検討中でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この相談室設置、改良も含めてなのでしょうけれども、完成はいつを目指し ているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) できれば年度内で済ませたいというふうに考えておりますが、若干延び るかもしれません。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、企画費の市民連携交流推進事業経費の詳細につい て説明お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 企画部長。 〇企画部長(相馬正喜君) こちらにつきましては、先ほど議決をいただきました市のシンボル、市 の木、花、鳥の議員のほうからも質問がありましたように、これを定めただけでなくて、市民への周 知または全国への発信等いろいろそれを活用していかなければ意味がないというようなことで検討し ておりまして、できれば認めていただいて、小学生に市の木、花、鳥をカラーで刷り込んだクリアホ ルダーを配布したいというようなことで周知を心がけたいと思っておるのと、各公共施設等にポス ターの掲示等をして周知を図りたいと。できれば新年度に間に合わせたいということで計上させてい ただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今クリアホルダーとかポスターとかあったのですけれども、その辺の部数の 見積もり的な部分は、数はどんなものでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 企画部長。 〇企画部長(相馬正喜君) 小学生に対する部数につきましては、ホルダー7,000部用意したいとい うようなことで、これはまず初年度でございますので、小学生全員と数年間新しく小学校に就学する 子供たちへの対応もできるというような部数をまとめますと、それなりの単価下がりますので、計画 をいたしました。   また、ポスター等につきましては、約300部をつくりたいというふうに計上したものであります。 〇8番(小杉和也君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第2款総務費の質疑を終わります。   次に、第3款民生費についての質疑はありませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   民生費の13ページの老人福祉費の介護サービス事業特別会計繰出金、この実施計画の中身を見て みますと、すみれ荘の給油ボイラー交換工事、さくら荘特殊浴槽修繕工事となっておりますが、さく ら荘の特殊浴槽修繕工事とありますが、さくら荘ができて何年たっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇福祉保健部介護高齢課長(西村 治君) さくら荘は、平成10年の7月に開所してございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それで、特殊浴槽修繕工事と出ておりますけれども、今まで特殊浴槽の修繕 工事というのは、何か補正でも余り出てこなかったような気がするのですけれども、どういう形でこ のような改善しなければならないことが起きたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇福祉保健部介護高齢課長(西村 治君) 現在使用しております特殊浴槽設備につきまして、若干 ですけれども、漏水が出てきているというようなことの報告を受けまして、改善する必要があること で予算づけをさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 15ページの生活保護扶助費が出ております、5,704万1,000円。   この時期にこの扶助費が出るということは、今の社会現象をあらわしているのかもしれませんが、 今ここで生活保護扶助費を出した経緯、そして何人ぐらいを対象にしてこの数字を算定されたのでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 生活保護の支給につきましては、年度当初265世帯の338人でスター トしたわけでありますが、この1月1日現在調べで見ますと、297世帯の385人の方が受給されている という現実がございます。   そういったことで、非常にふえているというところでございまして、特に生活扶助、それから住 宅の関係、それから医療費の関係、ここが非常にふえているという現状がございます。 〇22番(相馬エイ君) 何人を対象にこの数字を算定したかというの答えていないのですが、すみま せん。これで終わりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長、答えてください。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 対象は、今ほど申しましたように、今現在385人が対象となってお りますので、ある程度今後の見込みをつけまして、5,700万を計上をお願いしたわけでございます。 〇22番(相馬エイ君) 数字を出すにはもとがあるのですから、その計算をある程度出さなければ、 何人を対象にしてこの数字を出したかという答弁をもらわなければ回答にはならないのでしょうけれ ども、よろしいです。大体わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 介護高齢課長。 〇福祉保健部介護高齢課長(西村 治君) すみません、今ほど相馬議員のさくら荘の開設の時期、 私平成10年4月と答えたかと思いますが、平成11年の4月だったので、訂正させてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 今この中に児童福祉施設整備2,320万円計上されております。   今回このきめ細かな交付金事業というのは、一括交付金であればよかったのですが、すべて当然 ひもつきの事業なはずだと思います。その中で、内容見てみますと、岩船と上海府保育園の下水の接 続工事にも使うのだというふうな明細が出ているわけでありますが、下水道工事の接続は、別なこの きめ細やかな交付金を使わなくてもどうしてもやらなければいけない工事なはずであります。それを せっかくこうやってきめ細やかな交付金の中でその工事費を入れてきたという理由をお聞かせいただ きたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 確かに下水道工事の接続につきましては、どうしても市がやらなけ ればならない工事でございますが、きめ細かな交付金事業にも該当するというふうなことで、財政の ほうと協議しましてお願いしたわけでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その概算というか、予算立てでその2,320万円の中からその下水接続工事は どのくらい見込んでいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 岩船保育園と上海府の保育園、2つの園を合わせますと約610万か ら620万というふうに見ております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 先ほど歳入の際に、姫路議員等も言っていたこともあろうと思うのですが、 その今600万円の割合につきまして、どうしてもやらなければいけない工事だとお認めいただいてい るわけです。   ほかにも学童保育やら児童施設はいっぱいあるわけであります。そこからも、多分いろいろなそ こに勤めている方、もしくはそこに児童を入れている保護者の方からの要望等出ていると思うのです。 そこにどうしても市でやらなければいけない工事の600万をわざわざこの交付金で使うのであれば、 その六百数十万のお金をそういった各施設、各学童保育所、その各児童施設に配分をするような手だ てがどうしてできなかったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 先ほど市長からも申し上げましたとおり、市がどうしても必要な工 事も含めまして、そのほかに住民あるいは施設のほうから要望もある工事も今回は計画させていただ いております。   具体的に申し上げますと、村上地区の保育園では厨房室にエアコンがないということで設置をし たいというふうなこともありますし、朝日の学童保育所にはちょっとボイラーがふぐあいを起こして いるというふうなこと、それから神林の学童保育所も外壁の修繕が必要になっているというふうなこ ととか、あるいは保育園の外の手洗い場とか、いろいろ要望が出ておりますので、そういったところ もあわせて今回の工事に含めております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 生活保護扶助費の件なのですが、これ本当なのかどうかちょっとその辺も確 認したいのですが、よその自治体から村上市に引っ越してこられて、そしてあるところを拠点として 何人か生活保護を受けるためにというのですか、そういうふうに引っ越されてきてまとまったところ で皆さんで生活保護を受けているなんていう話、私何か聞いたことあるのですけれども、そういう事 実があるのかどうか、ちょっとお聞きしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 村上市の中に大栗田集落にそういった方が住まいをして申請された という経緯がございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 日本国籍の日本人であればどこであろうと住まれると、これは確かに何も違 法的なものではないからそうなっているのでしょうけれども、いわゆる当初予算で人数が265世帯、 そして現在297世帯の、しかも人数が53人ふえていると。いわゆる異常なほどふえているという感覚 でいるわけです。   今回の補正も、10%以上の補正が補正として組まれていると。これは、やっぱりよく考えてみる と、そういったところの集落にそのような方々が多く越されてきたという事実があるからでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 今ほど申し上げました大栗田集落の中の件につきましては、それ1 件でございますが、やはり先ほども申しましたように、雇用情勢等非常に悪化しておりまして、退職 を余儀なくされた方がその後就職が困難であるというような方々が非常に多くふえています。   それからまた、年金の関係者で何とか年金で生活を維持してきたのですが、高齢になると医療費 もかかるというふうな方もふえてきています。そういったいろんな事情があって、生活保護費が増額 しているというふうに受けとめております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では最後に、その生活扶助を受けるに当たり、よその自治体から引っ越され て我が村上市に定住なされて、そこで生活保護を受けられたという方は何人いらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 今現在そういった方の統計はとっておりませんので、ちょっとお答 えできません。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、後でいいので、教えていただければと思います、参考までに。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第3款民生費の質疑を終わります。   次に、第4款衛生費についての質疑はありませんか。   長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 住民生活に光をそそぐ交付金の116万円についてちょっと質疑させていた だきますけれども、自殺予防対策というのは、新規なわけなのですが、今村上市でその件数とか若年 化傾向なのか、その辺についてちょっと知り得る程度に教えていただきたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 村上市の件数ですが、ちょっと古いデータでありますけれども、平 成19年においては29人、平成20年におきましては20人というふうに受けとめております。 〇17番(長谷川 孝君) 傾向はどうなのです。若い人がとか…… 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) すみません、ちょっと今全部答えていなかったものですから。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 村上市の傾向につきましては、担当課長から申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 村上市の傾向を見ますと、どちらかといえば高齢者が多 いということがありましたが、近年やはりその不景気の関係もありまして、若干若い人がふえている 状況があります。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) それで、今回研修会等をやるということなのですが、この研修会、そして パンフレットの印刷とかというのは、どのぐらいの人数の研修会を開催予定なのか。   それとあと、パンフレットはどのぐらいを配布する予定なのか教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) この研修でございますが、自殺に関しては初期の介入が 大事であると言われておりまして、そのゲートキーパー研修というような研修を新潟県のほうでも22 年度から始めたところでございます。   この研修をできる講師がそんなにいっぱいありませんので、村上市では20人の方を対象にして保 健師とか病院のケースワーカー、それからケアマネジャーというような人たちを対象に20人で、講師 を東京のほうから呼んで、2人1組の講師という設定になっておりますので、職員に初期の介入の仕 方についての研修をさせる予定でございます。   それから、相談場所がどこかということが皆さんにわかりやすいようにということで、名刺大ぐ らいのものをつくりまして、あちこちに置かせてもらいたいというような、そういうメッセージカー ドというようなものをつくりたいと考えておりますし、それから全戸配布でチラシというかも入れた いというふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) それで、お願いなのですが、私も議員でいのちの電話というのにちょっと かかわっていて、それでそのポスターとかがどこかに張ってくださいというポスターがあるのですけ れども、黄色いポスターなのですけれども、あれを1カ月ぐらい張ると真っ白くなってしまう、その 光の太陽のあれで。   それで、そのポスターを白くなったのだからはがしていいですよと言っても、いや、これ大事な ことだからずっと張っているのだといって張ってもらっている人がいるのです、実際。そういうポス ターが非常に大きい、これは例えば市報とかで折り込んだとしても、なかなか難しい問題があったり しまして、やっぱり万が一のとき電話してくれというところで助かっている命もあることなので、県 が多分そのポスターつくっていると思うのですけれども、そのポスターを若干多目に分けてもらって、 それで議員さんにもお願いしながら各地域で張るとかというのも速効性があるような気がするのです けれども、そういうようなこともちょっと検討していただきたいのですけれども、いかがなものでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) ポスターの件ですが、ほとんどが県のほうから配布されますので、 県のほうに今ほどお話ありました部数の関係要望していきたいと思いますし、また張る場所につきま しても、適切な場所をお願いしてこれから進めていきたいというふうに思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) この休日診療所に機械の機器購入費ということで335万円計上されておりま すが、この休日急患の診療所の機械というのは、どういった機械を入れられる予定なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 休日診療所のことでございますけれども、来年度平日、 夜間も実施したいというふうに考えておりまして、医師会等と調整してきましたが、協力してくださ る先生方も多く出てきて、ぜひということになっております。   つきましては、医師会のほうからまず1つは心電計ですが、78万7,000円ほどするものなのです けれども、これをぜひ買ってほしいということでございましたし、それからCRPの測定装置という、 炎症があるかどうか、感染があるかどうかというものを調べる装置でございます。これが63万円、こ れをぜひ買ってくれということでございました。それから、分封器、今薬を分ける分封器というのが あるのですけれども、ずっと前によそで使っているものをもらったものを使っておりまして、古くな っておりますので、これを新しくしたいということでございます。それから、診療報酬の計算するも のですが、今手作業でやっているのですが、これをシステムでできるものを各医療機関にもう入って おりますので、それを入れたいと。それから、前々から看板が見にくいということを皆様方からご指 摘もありましたので、ぜひこの際このお金を使いまして見やすい看板をつくりたいということの内容 でございます。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第4款衛生費についての質疑を終わります。   11時15分まで休憩します。           午前10時59分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、第6款農林水産業費についての質疑はありませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   15ページの林道維持費です。ここで、説明書では林道大毎山熊田線ほか2路線改修工事とござい ます。ほか2路線とはどこの路線なのでしょうか。   そして、この林道大毎山熊田線は全長どのくらいで、そして今回の工事によってどのくらい工事 が進むのでしょうか、お伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) お答えします。   今回この事業に林道3路線を計上させていただきました。林道大毎山熊田線改良工事につきまし ては、まだ今県営事業で開発中でございます。そこで、今回のり面が崩壊した、そういうことで大毎 地内で延長で30メーター、これを改良したいということで計上したものでございます。   それから、林道沢内線、これは朝日地内で関口地内の林道でございます。これについては、路肩 が流失したということで、延長約9メーターの復旧でございます。   もう一本が林道海府南線、これは村上地区で羽下ケ渕地内、これものり面が崩れたと、そういう ことで延長12メーターの改良工事でございます。   いずれも、災害該当の日雨量80ミリ、時間雨量20ミリの雨が降らなかったために、被災して災害 該当にならなかったということで、今回大変危険性があるということで計上させていただきました。   以上です。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第6款農林水産業費についての質疑を終わります。   次に、第7款商工費についての質疑はありませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第7款商工費についての質疑を終わります。   次に、第8款土木費についての質疑はありませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   17ページの道路新設改良費の幹線道路整備事業経費、この件についてお伺いいたします。来週火 曜日でしたでしょうか、牛沢線の歩道の工事の入札があるようでありますが、この工事請負費はその 内容なものなのでしょうか、まず最初にそれをお伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 今回計上いたしました幹線道路整備事業費でございますが、社会 資本整備総合交付金事業、牛沢線も入ってございますが、そのうち23年度予定をしている路線の中か ら前倒しできる事業ということで、今回瀬波1号線と桃川牧目線の改良の予算を計上したものでござ いまして、牛沢は22年度の既決予算の発注でございます。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。よろしいです。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで第8款土木費についての質疑を終わります。   次に、第10款教育費についての質疑はありませんか。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) お伺いしますけれども、小学校の図書購入と中学校の図書購入とあるのです けれども、これは各校で幾ら幾らという金額の基準があるのか、それとも生徒数とかによるものもあ るのか、その辺のところはいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今回の小学校と中学校の図書購入費を計上させていただいて おります。   これについては、議員おわかりのとおり、国から示された交付税の金額ございます。その部分を ちょっと大幅に超えた金額になっておりますけれども、各学校への配分等につきましては、その学級 数を考慮した配分とさせていただくこととしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 財政課長に聞いたほうがいいのかもしれませんけれども、住民生活に光をそ そぐ交付金の場合、使い道が地方消費者行政、DV対策、自殺予防等の弱者対策、自立支援、あと3 番目に知の地域づくりというのがありまして、多分こういう図書購入というのは知の地域づくりとい うものが該当しているとは思うのですけれども、この辺のところ今の3つの使い道について、知の地 域づくりの部分は何割だよというような縛りがあったのかどうなのか、その辺のところはいかがなの でしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 特に国のほうからその配分について指定はございません。   ただ、交付金が光をそそぐということでございましたので、特に力を入れたのが今ほど議員がお 話しあった図書購入ということで私どもは考えておりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) この明細のほうにも1次交付金限度額というのがありまして、この概要を私 調べた中にも、残りの500億が1次以外の効果の高いものにも充てられるというのがあるのですけれ ども、村上市の図書の部分なんかはこういったもにはちょっと該当していかないのでしょうか、残り の。   これ1次の交付金ですし、1次ということは2次があると思うのですけれども、2次の部分にも う少し図書とかというのが当たっていかないのかどうか、その辺のところいかがでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 確かに追加の分ございます。   ただ、制約がございまして、1次で盛った中での範囲内が来るということで、同じ金額が来るよ うには情報は入っておりません。ですから、どの程度積み増しができるのか今のところ不明でござい ますので、ちょっと不透明だということになろうかと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 昨年の末に市P連の協議会行いまして、今後5年間村上市の小中学校の児童 数の減りぐあいという数字が出されました。   5年間しか出されていなかったので、私9年はわかるはずなので、出せということで後資料来る と思うのですが、実は5年後には今の小中学校の数が450名ほど、いわゆる今の村上南小学校の全校 の数よりも多い数がこの地域5年後には小中学校減るのです。その中で、その小学校、中学校の今議 員からもありました図書購入費についてなのですが、今その学級数等で割って算出しているという答 弁ありましたけれども、本当にその学校としてその図書購入費が必要なのかどうかという確認と、ま た校長会などで集まっていただいてその割合を決めているのでしょうけれども、例えば一中なんかの 人数の多い中学校でありますと、本当に図書購入に対しての数十万よりも、もっと使い勝手があるお 金にしてほしいというような要望も確かにあろうかと思うのですが、その辺は教育課のほうはいかが な見解で金額を決定されましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 議員おっしゃるように、学校からさまざまな施設の改修であ りますとか、要望をいただいております。   その中で、学校の図書活動につきましては、いろんな分野の知識を吸収するという部分では、非 常に重要であろうかと考えております。また、おっしゃいましたように、図書購入よりも要望が強い ものというご意見もございまして、確かに施設の改修等につきましては、学校のほうからもぜひとい うようなこと、ご意見をちょうだいしておりますけれども、それと同時に先ほど申し上げましたよう に、この図書購入につきましても非常に重要な部分であろうかと私どもとらえております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その図書費の総額が今かなりの金額、小学校の図書費で810万、中学校の図 書購入費で500万という、1,310万ですか、非常に図書購入費としては金額が高いわけですよね。   その割合がどうしても国で算出した交付金は、これひもつきですから、その1,300万、どうして もその金額で図書費の割合で使えという国の指示だったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) この割合については、特に国からの指示はございません。   ただ、各小中学校への配分あるいはまだ国の指定する図書の冊数に達していない小中学校もござ います。また、当然図書につきましては、毎年新刊なりが発行されるわけでございますので、冊数が あればいいというものでもないというふうに感じております。随時新しい図書購入の必要もあろうか と思いますので、このような金額ということでありますし、また仮にこの図書購入につきまして金額 が余るということはないですが、差額が出た場合につきましては、これ補正は必要であろうかと思い ますけれども、施設の整備等にも充てられるというようなことでありますけれども、今回につきまし ては先ほど申し上げましたように、まだ国の示した冊数に届いておらない学校もあるというようなこ とで、この事業を活用させていただいて図書の充実を図ってまいりたいと考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 補正でその設備費にも回してもいいということは、では最初から設備費のほ うに要望があるのであれば使えばいいのではないかというふうに、それはまた後で。   3問しかないので、次の質問にさせていただきたいのですが、図書館の整備費ということで、こ の建築確認申請も出ているということは、三面小学校の図書館は別棟で建てるという理解でよろしい かと思うのですけれども、それは地域の方々もその図書館を利用できるような施設ということで別棟 にするのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 三面小学校の図書室につきましては、ご承知のように今年度 特別支援学級ができたということで、図書室のほうを改造して特別支援等教室ということで使用させ ていただいております。   それで、前にも申し上げましたけれども、三面小学校には空き教室がないというようなことで、 いわゆる敷地等調査しまして、要するに今ある校舎から飛び出した形で渡り廊下をつけて木造平家建 ての教室を1室設置をさせていただくものであります。これは、あくまでも学校の図書室ではありま すけれども、当然保護者と地域の方が来られた場合には、これらについても利用できるということで、 通常の学校の図書室と同様でございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 配付されました資料2をもとにして3点ほどお伺いします。   まず、私の記憶ですと、図書費を追加配分されるということは非常に珍しいことで、各学校では 大変喜んでいるのだろうというふうに思われます。そういったことで、これまで余り追加配分、しか も小学校ですと、この金額でいくと1校平均約40万、中学校ですと約60万という金額になるようです けれども、こういう追加配分の場合のいわゆるその各校への配分の基準といいますか、年度当初です と、学校割とか児童数割とかということで非常にひとつの毎年考えてきた方向でこれまでも配分され てきたのだろうと思うのですけれども、こういう追加配分の場合の基準をどのように考えておられる のか。恐らくその積算の基礎というのが考えられて、補助金の関係での申請をしているのだと思いま すが、その辺についてまず配分の基準についてお伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 配分につきましては、原則としましては各学校の学級数で配 分をさせていただくということでありますけれども、今回年度途中の追加ということもございまして、 各学校先ほど申し上げました国で定めた冊数に達していない学校、あるいはそれを大きく超えている 学校という部分もございますので、その辺につきましては勘案をさせていただく予定でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 分類別にいきますと、相当いろいろな不足数が出てくるのだろうと思うので すけれども、それは今のような方向でも私はいいのかなと思いますけれども、追加配分という関係で 考えますと、先ほど言った1校当たりの平均の金額を考えると、もしこんなふうに考えられないのか ということでお伺いしますが、新しく村上市で小学校21校、中学校8校ということになりますが、せ っかくの金額ですので、今のように細かく分けるという手もあるのだろうと思うのですけれども、小 学校だったらどの学校へ行っても共通して追加配分を活用して、大小を問わず全部の学校で辞典なり あるいはまとまったものを購入して、それぞれ新しく村上市になったというその学校の子供たちの気 持ちを本当に励ますといいますか、図書館のほうからもうそういう一体感といいますか、そういった ことをやっぱりつくり上げていくせっかくのチャンスでないかというふうに思うのです。降ってわい たようだという表現はうまくないのかもしれませんが、そういった活用の仕方、こんなところは考え られないのかどうか、教育長いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 文字離れあるいは最近の子供たちは本を余り読まない、そういうような現 象があるわけなのでありますが、今この光をそそぐというというような財源の配分から考えて、また 滝沢議員のお話を聞きながら、学校に一定の本を配布しながら、購入させながら読書活動を盛り上げ ていくということにつきましては、大変よいご意見をいただいたと、そのように思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先ほども言いましたように、せっかくの追加ですので、子供たちにとっても 教育委員会からこういうような考え方で図書を買いますというような、やっぱり一定の方針を持って 臨めば、小さい学校はもう1冊今本高いですから、十何冊かしか来ない。大きな学校は、50冊くらい というようなアンバランスをもう少しもっと方針を決めた使い方をしていただければなというふうに 考えたので、ぜひその辺もご検討いただければと思います。   もう一点、最後の1点は、一番最後の7番に図書館等整備事業ということで、いわゆる中央図書 館関係のいろいろなしつらえに、あるいは図書の購入をやりたいということで出ていますけれども、 そこに障害者用図書購入というのがあります。私は、大分前ですけれども、図書館に弱視といいます か、視力の弱い方の何か拡大をして本を読めるというしつらえがあるのだそうです、機械が。そうい った年寄りに対する、あるいは視力の弱い人に対するしつらえというのがあれで十分なのだろうかと いうような話を聞いたことがあるわけです。ここにありますように、趣旨からいけば本当に本をそろ えるということも非常に大事なのですけれども、そういういろいろな障害を持つ方あるいは子供たち あるいはお年寄り、いろいろな階層の人に対応できる今のいろいろなしつらえのことも考えてもいい のではないかなというふうに思ったものですから、お伺いしますが、今のようにその辺を直すという ことも大変大事だし、また図書の購入費というのが非常に少ないものだから控えているという部分も あろうかと思いますけれども、そういういろいろな階層の人に対応できるようなしつらえ、本を読む ということに関するしつらえをもっと充実する必要がある、あるいはいろんな角度から検討する必要 があるのではないかと思うのですが、その辺のことについてはこの中には含まれていないのかどうか、 お伺いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 生涯学習課長。 〇教育部生涯学習課長(百武勇一君) 今ほどのご質問でございますけれども、今回の図書館の図書 の購入ということにつきましては、視力の障害のある方の視力障害者に向けた録音図書ということを 主に整備したいというものでございます。   デイジー図書といいまして、視力障害者用の録音図書でございまして、今年度より視力の障害の ある方につきましては、ブレクストークという機械を3台福祉のほうからいただきまして、それで対 応しているわけでございます。図書は、県の点字図書館から借用しているという状況でございまして、 このデイジー図書につきましては非常に高額なものでございまして、1作品が1万5,000円から3万 円程度するというもので、なかなか買えないというような状況でございました。そこで、こういう交 付金を使いましてこれらを約100作品ほど充実していきたいというものでございます。   また、先ほど拡大的な機械の話もございましたけれども、中央館におきましては大活字本、これ も今回購入したいということで考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 3点終わりましたので、あれですが、ぜひ補正で、特に教育関係というのは 本当に不足な部分がいっぱいことあるものですから、補正のその使い方についてぜひ今後も検討をし ていただければと思います。   ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第6 議第3号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第3号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3 号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第3号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ2,000万円を追加し、予算の規模を2億6,220万円にしようというものであります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金2,000万円を追加いたしました。歳出では、第2款事 業費の第1目の物産会館事業費で、トイレ増築改修工事費として測量設計等委託料を含め1,550万円、 第8目の温泉活用健康増進施設事業費で、受水槽改造工事費として測量設計等委託料を含め400万円 をそれぞれ追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この説明にありましたように、トイレの増改築とおっしゃったのでしょうか、ちょっとはっきり 聞こえなかったのですが、物産館の入って左側の右と左にありますよね。ちょっとどっちのトイレを どのように改修するのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 現在の物産館にありますトイレにつきましては、正面から入りまし て入ったら左側に男女のトイレがございます。それとぶつかりの奥のほうのトイレがございますが、 中のほうに。そのトイレの一部に増築して、そちらのほうに新しいトイレを設けます。   現在のトイレにつきましては、改修しまして休憩所にしたいというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 早急にこういう形で予算をつけて改善していただいて非常にありがたいと思 っております。   そこで、工事の完成はいつごろで、高速開通までには間に合う予定なのでしょうか。それとも、 それまでには間に合わないという現状なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 工期は、大体4カ月くらいかかるということでございますので、3 月までにはできないでございますので、それは間に合いませんが、現在のトイレは使えますので、で すから場所同じ場所ないので、そこは使いながら、別な場所につくるということになります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 温泉活用健康増進施設受水槽改修工事というのは、具体的にはどのような改 修工事なのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 実は、きれい館の受水槽なのでございますが、現在雑用水、要する に井戸水でございますが、井戸水と、それから海水井戸、水道水が同じタンクに仕切りをつくって受 けております。   保健所の指摘ございまして、分けて分離させろと。仕切り板ではなくて別々にしなさいというこ とで、8メートルの長さの受水槽なのですが、それを4メーター、4メーターなのですが、雑用水を 3メートルにして、現在の海水井戸についてはそのままそれを切り離すという工事でございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第3号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 議第4号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第4号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算 (第3号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第4号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ1,380万円を追加し、予算の規模を8,468万6,000円にしようとするものであり ます。   歳入では、第2款繰入金の一般会計繰入金に1,380万円を追加しました。   歳出では、第2款のサービス事業費に地域活性化・きめ細かな交付金によるデイサービス施設事 業分として修繕料50万円、測量設計等委託料80万円、及び工事請負費1,250万円を計上したものであ ります。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから第4号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第4号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成23年第1回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前11時48分  閉 会