平成22年村上市議会第4回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年12月1日(水曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  都市計画税特別委員会の設置について                        第 5  請願第 5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願           第 6  請願第 6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願           請願第 7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採択を求め             る請願                                    請願第 8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願       第 7  請願第 9号 市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願             第 8  請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の整備計画の促進             並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願について         第 9  請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関する請願   第10  報第 21号 専決処分の報告について                            報第 22号 専決処分の報告について                            報第 23号 専決処分の報告について                            報第 24号 専決処分の報告について                       第11  議第148号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第12  議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止について                  議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定について              議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定について          議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定について              議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定について             議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について             議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定について            議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について                議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第168号 山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締結について       議第169号 山辺里地区統合小学校電気設備工事の工事請負変更契約の締結について       議第170号 山辺里地区統合小学校機械設備工事の工事請負変更契約の締結について       議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について             議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の条例制定に             ついて                                    議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制             定について                                  議第174号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について             議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関す             る協定の一部を変更する協定の締結について                   議第177号 市道路線の認定について                            議第178号 市道路線の変更について                            議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 第13  議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)                 議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)            議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第2号)         議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)          議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第188号 平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)            議第189号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)           議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)                                                      〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    26番   石  嶋  修  平  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(2名)   25番   小  野  七 五 三  君    27番   大  滝  久  志  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        企  画  部                   菅   井   晋   一   君        情報政策課長        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        市民部税務課長    渡   邉   欽   也   君        市  民  部                   増   子   要   作   君        環境衛生課長        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     瀬   賀       功   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   大   滝   清   考   君        事 務 局 次 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        教  育  部                   高   田       晃   君        スポーツ振興課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名です。欠席の届け出のある者2名です。定足数 に達しておりますので、これから平成22年第4回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成22年村上市議会第4回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の報告4件、人事案件1件、協議会の廃止1件、 条例の制定1件、関係条例の整理条例の制定1件、関係条例の一部改正等の条例制定1件、条例の廃 止2件、条例の改正10件、変更契約の締結3件、変更協定の締結1件、指定管理者の指定9件、市道 路線の認定1件、市道路線の変更1件及び補正予算12件の合わせて48件であります。いずれも重要な 案件でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、 招集のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、6番、冨樫宇栄一君、19番、小林重平君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成22年第4回定例会の会期日程及び議 案の取り扱いを協議するため、去る11月24日午前10時から市役所第1委員会室において、委員全員、 正副議長、3常任委員長、総務部長、総務課長及び議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催い たしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日12月1日から12月17日までの17日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決の後、残る議案の上程を行い、提案理由の説明を求め、質疑の後、各所管委員会へ付託いた します。   なお、議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定については、議長を除く28人の委 員をもって構成する都市計画税特別委員会に付託、審査を願うことといたします。   3日、6日、7日の3日間は本会議を開催、一般質問を行います。   8日は都市計画税特別委員会を開催、付託されます村上市都市計画税条例を廃止する条例制定に ついての審査をお願いいたします。   12月9日、10日、13日、14日は各支所旧議場を使用した常任委員会を開催いたします。9日は神 林支所で総務常任委員会、10日は山北支所で市民経済常任委員会、13日は荒川支所で厚生文教常任委 員会、そして14日は朝日支所で建設企業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願 いすることといたします。   12月17日は本会議を開催、各常任委員長、特別委員長から委員会審査報告を受けた後、提出議案 の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、請願第5 号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、厚生文教常任委員会へ。請願第6号、 請願第7号及び請願第8号については一括上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、請願第6号は 厚生文教常任委員会へ、請願第7号及び請願第8号については市民経済常任委員会へ、請願第9号及 び請願第10号についてはそれぞれ単独上程とし、紹介議員から説明を受けた後、建設企業常任委員会 へ付託いたします。また、請願第11号については単独上程とし、紹介議員から補足説明を受けた後、 市民経済常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案、以下議案名を省略させていただきますが、報第21号から報第24号まで の専決処分の報告については一括上程とし、一括質疑の後、報告を終わります。   議第148号は人事案件につき単独上程、質疑の後、討論を省略、即決といたします。   議第149号から議第179号までの31議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第157号は先 ほどの報告のとおり都市計画税特別委員会へ、議第149号から議第156号までの8議案については総務 常任委員会へ、議第158号から議第167号までの10議案については市民経済常任委員会へ、議第168号 から議第175号までの8議案については厚生文教常任委員会へ、議第176号から議第179号までの4議 案については建設企業常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第180号から議第191号までの12議案については一括上程とし、一括質疑の後、議第180号 平 成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)については4常任委員会へ分割付託、議第181号につい ては総務常任委員会へ、議第182号及び議第183号については市民経済常任委員会へ、議第184号から 議第187号までの4議案については厚生文教常任委員会へ、議第188号から議第191号までの4議案に ついては建設企業常任委員会へそれぞれ付託、審査をお願いいたします。   次に、一般質問の通告は、11月26日正午で締め切ったところ14名の通告があり、12月3日、6日 にそれぞれ5名、7日に4名が本会議において一般質問を行うことといたしました。   最後に、討論及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は12月15日、その他の意見書提出期限は12 月8日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から12月17日までの17日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から12月17日までの17日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。第3回定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書の とおり、火災は建物火災4件であります。   次に、去る9月11日から14日にかけての豪雨により、荒川上鍛冶屋地区の住宅等の建物が一部床 下浸水したほか、市道、林道、河川、農地及び農業用施設等に被害が発生いたしました。被災箇所に ついては既に工事に着手したところもありますが、一日も早い復旧に努めているところであります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 都市計画税特別委員会の設置について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、都市計画税特別委員会の設置についてを議題といたします。   お諮りいたします。村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について審査を行うことを目的に、 議長を除く全議員で構成する都市計画税特別委員会を設置したいと思います。これにご異議ございま せんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について審査を行うことを目的に、議長を除 く全議員で構成する都市計画税特別委員会を設置することに決定いたしました。   ただいま設置されました都市計画税特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条 第1項の規定により、議長において議長を除く全議員の皆さんを指名いたします。   これから都市計画税特別委員会の正副委員長互選のため、委員会を開会いたしますので、暫時休 憩いたします。   なお、休憩中に委員会条例第10条第1項の規定によって、正副委員長互選のため都市計画税特別 委員会を第1委員会室に招集します。正副委員長決定次第、議長あて報告願います。           午前10時13分  休 憩                                                        午前10時34分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に都市計画税特別委員会が開催され、正副委員長の互選が行われました。その当選報告書 が提出されておりますので、報告いたします。   委員長に瀬賀秀雄君、副委員長に板垣栄一君、以上のとおりです。   委員長から就任のごあいさつをお願いいたします。   都市計画税特別委員長、瀬賀秀雄君。           〔都市計画税特別委員長 瀬賀秀雄君登壇〕 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) ただいま特別委員会で委員全員からご指命、ご支持をいた だきまして、委員長の重責を拝命いたしました瀬賀でございます。   申すまでもなく、この委員会は村上市財政の根幹にかかわる大変重要な案件を議論する委員会で あると認識をしております。村上市の今後百年の大計をも左右するかもしれないと言っても過言では ないかもしれません。それほど重要な委員会の委員長を努めるということで、大変身の引き締まる思 いでございます。各委員のご協力、そして理事者の皆様方のご協力も得ながら、実のある委員会にし たいというふうに思っております。   よろしくお願いをいたします。(拍手)                                              日程第5 請願第5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、請願第5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願 を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) おはようございます。ただいま上程されました請願第5号 高齢者に関わる 社会保障制度等の拡充を求める請願についての補足説明をいたします。   請願者は連合新潟村上地域高齢者協議会、長浜武士さんと県退職教職員連絡協議会村上岩船支部、 佐藤芳男さんであり、紹介議員は私、滝沢武司であります。   この請願は、市内に住む多くの高齢者、退職者の日々の生活にかかわる年金、医療、介護保険な ど社会保障制度を中心とした強い要望であることをご理解いただき、政府に対して本議会の名のもと に意見書の提出を願うものであります。これまでも個々の問題に対して請願あるいは陳情など何度か お願いしてきましたが、来年度予算編成の山場を迎えていること、各種協議が重要な段階にあること、 来年度また一区切りとして検討される時期を迎えているものなどを考えて、議会に請願書を提出し、 議員各位の審査及び意見書の提出をお願いするものであります。   請願の趣旨、請願事項はプリントに記載のとおりでありますが、年金問題につきましてはまだま だ不確定な要素が多く、高齢者の生活に明るさと安心感を持つに至ってはおりません。医療制度関係 では後期高齢者医療制度の廃止と新たな医療制度への移行の論議が進められておりますが、高齢者に とってはまさに命に関する問題であり、確かな制度を一日も早く確立されることを願っての請願であ ります。介護保険制度につきましては、来年度は第5期介護保険事業計画の見直しの時期を迎えます が、保険事業給付の改善や介護保険料の動向など、高齢者の立場に立った検討あるいは見直しを要望 しながら、介護保険制度の一層の充実をお願いするものであります。   以上、大変盛りたくさんな請願事項でありますが、これだけ多くの問題を抱えている高齢者の生 活に直結する要望であることをご理解いただき、総括的な補足説明となりましたが、付託される厚生 文教常任委員会でもさらに補足説明を行いたいと思っております。高齢化社会が急激に進む中、市内 に住む多くの高齢者の熱い願いをぜひご理解いただき、ご賛同くださるようお願いするものでありま す。   なお、本請願書と同様の趣旨で、関川村議会、粟島浦村議会へも両団体から要請書の形式をとり ながら、本議会と同様に審査していただくよう要請中であります。   議員各位のご理解とご賛同をよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第5号については、会議規則の規定により 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第6 請願第6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願      請願第7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採            択を求める請願      請願第8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を 求める請願、請願第7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採択を求め る請願及び請願第8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願を一括議題とい たします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 請願第6号、7号、8号は全日本年金者組合村上岩船支部支部長、佐藤啓さ んから提出されたものであります。請願3件とも紹介議員は私となっております。   最初に、請願第6号から若干の説明をさせていただきます。2009年6月に民主党を含む野党4党 (当時)は、後期高齢者医療制度廃止法案を参議院で可決いたしました。最も深刻な問題は、お年寄 りの尊厳を傷づけたことであり、お年寄りの尊厳を取り戻すためには廃止法案可決しかない、当時鳩 山前首相はこのように訴えていたのでした。民主党は後期高齢者医療制度を直ちに廃止し、まずは老 人保険制度に戻すことを国民に約束し、連立政権の合意でも廃止を掲げていました。ところが、新し い制度をつくる2012年度まで廃止を先送りする方針に転換いたしました。ただでさえ高い保険料は2 年ごとに際限なく負担が重くなる仕組みのため、2010年4月から31都道府県が保険料を引き上げまし た。しかも、政府は先送り期間中の負担軽減策を公約にしておりましたが、保険料を据え置くための 財源措置をとりませんでした。   医療費が際限なく上がっていく痛みを後期高齢者がみずから自分の感覚で感じ取っていただくこ とにしたと、厚労省の高齢者の医療の確保に関する法律を出している土佐さんもこの言葉に、この制 度そのもののねらいが示されていると述べております。75歳以上の高齢者をこれまで加入していた医 療保険から脱退させ、強制加入させたのが後期高齢者医療制度です。サラリーマンや公務員の扶養家 族となっていた人は74歳までは保険料がかからなかったのに、75歳から保険料が徴収されることにな りました。高齢者の中には高い保険料負担が払えない人が出ております。そこで保険料の取りはぐれ がないように月1万5,000円以上年金がある人からは保険料を天引き、年金が月1万5,000円に満たな い人は保険料を自分で納めます。このように低所得者が1年以上滞納した場合は、保険証を取り上げ て資格証明書、窓口全額負担を発行いたします。後期高齢者医療制度は医療費の適正化を推進するた めの計画の作成(高齢者の医療の確保に関する法律第1条)を促し、医療費抑制が最大の目的になっ ている制度です。したがって、財源である保険料、支援金、公費負担のすべてが医療給付費の増加に 対して抑制的に機能する仕組みがつくられております。   現在厚労省の高齢者医療制度改革会議では、後期高齢者医療制度にかわる新しい高齢者医療制度 として4つの案が検討されております。この案は真新しいものではなく、2009年9月に前厚労大臣が 示した試案と枠組みは同じものとなっております。新制度案は同じ国保と言っていますか、財政運営 主体、医療内容も別立てにするとしており、年齢で区別するという問題は実質的には解消されており ません。医療費の財源負担の仕組みは後期高齢者医療制度と同じで現役世代とは別勘定にするという ことであります。当然保険料も別勘定で決められることになります。65歳未満と65歳以上が同居する 世帯では医療費や保険料はそれぞれの財布で賄う仕組みになります。65歳以上の被用者保険の本人及 び扶養家族はそのまま残り、国保の65歳以上の人は新しい国保へ移行することになります。高齢者の 医療を別勘定にして高齢化の進行や医療費の増加にあわせて高齢者自身の保険料が現役世代より大き く上がる仕組みを残すことが、この案の本質的な内容であります。今の後期高齢者医療制度の仕組み と同じで根本問題を解消するところか、その対象を65歳以上に広げるもので、まさにうば捨て山の入 山年齢を75歳から65歳に引き下げの内容で、到底認めることはできません。政府は2010年末までに法 案をまとめ、次年度に決定するという考えも持っております。   いろいろと問題はもっともっと多くあるようでございますが、長くなりますので、この辺で終わ りますが、高齢者が後期高齢者医療制度が始まりまして非常に大変な思いをしているということをぜ ひ知っていただきたいと思います。   次に、請願第7号、8号について少しご説明をさせていただきます。鳩山内閣のもとで低所得者 世帯数が推計されました。簡単に言えば高齢者で単身世帯の方は保護を受けている人が44万人います が、保護基準よりも低い生活をしていながら保護を受けていない人が同じく44万人いるということが わかりました。このようなデータはこれまでの政権のもとでは全然出ませんでした。政権が変わった からこのような数字が出るようになったのであります。この10年間を見ても格差がどんどん広がって いる状態です。株価などが下がったから高額所得者の総所得が減っていますが、それ以上に中低所得 者層の所得が減少し、格差が拡大しております。2008年は国際投機資金の暴走による異常な物価高に 苦しめられました。しかし、政府はさまざまな理由をつけて2009年度の年金を据え置きました。2005 年から公的年金等控除の縮小、老年者控除の廃止が行われ、年金課税が大幅に引き上げられました。 住民税額の余りの引き上げに驚いた高齢者が市役所や町役場に殺到したのは記憶に新しいところであ ります。その上医療保険、介護保険保険料が相次いで大幅に引き上げられました。こうして年金の収 入のうち使える部分が大きく目減りしております。   現役時代厚生年金保険料を継続して支払い、ある程度の年金を受け取っている高齢者でさえ、預 金の取り崩しや給与で補い、さまざまな節約の努力をしていることが生活実態調査、08年の9月の年 金者組合調査でも述べられております。まして膨大な数の無年金、低年金者の生活は深刻であります。 所得125万円以下の高齢者への住民税非課税措置が廃止され、低所得者にも住民税均等割が課税され るようになりました。均等割が課税されると低所得者とは認められず、負担軽減の対象から外されま す。高齢者の生活実態に見合った年金引き上げと無年金、低年金者への手当支給は切実な要求であり ます。   以上です。どうぞよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第6号から請願第8号については、会議規 則の規定により請願文書表のとおり、請願第6号は厚生文教常任委員会に、請願第7号及び請願第8 号は市民経済常任委員会にそれぞれ付託いたします。                                              日程第7 請願第9号 市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、請願第9号 市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願を議 題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) それでは、請願第9号について私のほうから補足説明をさせていただきます。   この第9号は市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願であります。請願者は、山屋区長さ ん、齋藤茂芳さん、山屋地区健康クラブ会長、木村寿さん、山屋地区小学校PTA代表、木村和行さ ん、山屋地区中学校PTA代表、木村静夫さん、山屋地区交通安全母の会代表、斉藤文子さん、そし て紹介議員は私、板垣栄一であります。   請願の趣旨は、皆様のお手元にある文書のとおりでございます。隣に図面もつけてありますが、 この図面の中には国道7号線は記されておりますが、図面中央を縦のほう、そしてまた左のほうへ若 干カーブしている道路が290号線であります。途中山屋地区から7号線までの間、点線であらわして おりますが、これは去る10月の13日に上助渕バイパスとして開通したものであります。その290号線 に分断されるように請願箇所となっておりますが、マジックでちょっと太く塗られているところがご ざいます。これは平成6年、7年の圃場整備事業において拡幅用地を確保されておりますが、いまだ 舗装もされておらず、危険解消の当初の目的が達成されておりません。この路線は小学生の通学路に も利用されておりますが、大変幅員が狭いため、もとより住民からも危険である、いち早い拡幅をと いうような声が出ておりました。また、この地区にはやまゆり荘、やまやの里等の2つの社会福祉施 設もございます。その所員が天気のいい日には散歩に出かけて山屋の住民の方々と会話をしたり、ま たは前谷線を散歩しながら健康の確保もしておられると。そういう非常にいわば車が来ると歩いてい る方がおられるのに、道路幅が狭くて非常に危険であるという状況であります。これからは冬期間の 降雪になるわけでありますが、さらに危険性も増して広く住民の身が危険にさらされている現状から いち早い道路改良を願うものであります。そしてまた道路改良が皆様方のご理解を得ながら達成でき ましたならば、山屋集落としては290号線を安全横断するようなことも後々いろいろとお願いをして いきたいと、そのように申しておりました。どうか集落皆様方の要望を強く受けとめていただきまし て、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。   これで補足説明終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第9号については、会議規則の規定により 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第8 請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の整備             計画の促進並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願につ             いて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中 央線の整備計画の促進並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願についてを議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) 請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の整備 計画の促進並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願でございます。これは代表は荒川地域区長 会会長、松田昭平さんでございます。   この事業というのは、旧荒川町時代から計画をされていたものであります。そして圃場整備の整 備により道路幅を確保し、そして現在その道路も整備が進んでおるところでございます。そして、ご 承知のとおり西大通り線が荒川道路、いわゆる113号線に直結し、高速道路につながったことにより 交通量が大幅にふえました。このことにより以前より普通車1台分ぐらいしかなかった保内踏切の拡 幅が必要になったわけでございます。現在でも上下ですれ違いができないものですから、渋滞を起こ しているような状態であります。この安全対策は地域住民の願いでもあります。どうかよろしくお願 いをするところであります。   また、南大通り線というのは、いずれ烏川を越え、そして7号線に直結するという旧荒川地区に とっては大変重要な道路になるところであります。そういう点を踏まえてお願いをするものでござい ます。   また、花立集落は42年の羽越水害によって移転をいたしました。谷間を埋め立てたところであり、 最近地盤沈下が著しく見えるようになってきました。住民の不安もあり、一日も早い調査をお願いす るものであります。皆様方のご賛同をよろしくお願いいたします。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第10号については、会議規則の規定により 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第9 請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関す             る請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の 反対に関する請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   11番、平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) それでは、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関する 請願書について補足の説明をいたします。   請願の趣旨はそこに記載されてあるとおりでありますけれども、特に農業に関してはもしこれが 締結されますと、例外なき関税撤廃がこの交渉の主題でありますので、農業、特にそれを取り巻く農 村に関しては壊滅的な打撃をこうむることが必至であります。ここに請願者として農協出ていますけ れども、農業者のみならず、農村は必ずこれによって大きな打撃をこうむります。したがって、我々 農家、そして農業者としては絶対にこれに関しては反対するわけでありますので、皆様の絶大なるご 理解をお願いいたします。   以上で説明を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第11号については、会議規則の規定により 請願文書表のとおり市民経済常任委員会に付託いたします。                                              日程第10 報第21号 専決処分の報告について       報第22号 専決処分の報告について       報第23号 専決処分の報告について       報第24号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、報第21号から報告24号まではいずれも専決処分の報告についてで あります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第21号から報第24号までの4件についてご 報告申し上げます。   これらはいずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の状 況については記載のとおりであり、報第21号は公用車が神林いこいの家から左折で市道に出た際、左 から走行してきた相手方車両に接触し、相手方車両の右側面を損傷させたものであります。   報第22号は、利用者がまほろば温泉の露天ぶろに入浴中、浴槽内の排水栓のとめ金具が右足裏に ひっかかり負傷させたものであります。   報第23号は、相手方車両が市道藤沢前坪線藤沢地内の駐車場に進入するため排水路を横断した際、 排水路のふたが落下し、相手方車両左前部及び底部を損傷させたものであります。   報第24号は、消防はしご車の走行訓練のため大沢地内の国道7号上り坂車線を走行中、追い越し てきた車両に気をとられ、道路わきのデリネータポールにはしご車は接触したものであります。   いずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。2件の車両事故については運転者の 不注意によるもので、交通安全に努めるよう厳重に注意をいたしました。また、まほろば温泉と道路 排水路の件につきましては、施設管理に問題がありました。特にけがをされた方には大変申しわけな い思いであります。今後施設の安全な管理により一層努めてまいります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   まず、最初に報告22号からお聞きいたします。不備の部分を針金で代用していたということであ りますが、これは上司に報告しないで、それでこのような対応をされていたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) それぞれの施設につきましては、それぞれ担当がございまして、担 当の者に任せてございまして、排水の栓とチェーンをつなぐ部分を買ってきて、ちょうどいいのがあ るのに、売っていますのですけれども、それを針金で代用したためにこういう事故が起きたところで あります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) お金がかかるから針金で代用したということでもないようですので、やっぱ り市民の人が裸でおふろって入るわけです。ですから、そういうところで針金で直すという、そのこ と自体が公のこういう浴槽だという視点がやっぱりちょっと足りなかったのではないかなという気が するのですが、その点では今後も含めてどのような対応。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) この事故が起きてから管内の施設につきましては再度点検しまして、 事故のないようにしておりますし、今後こういうことがないようにということで職員には十分に注意 しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次に、23号についてお伺いいたします。   ふたにひびが入っていたと。そこに車が乗り上げたので、このような事故になったわけですが、 前にも危険に対しての点検はどのようにしているかと、たしかこの場所で損害賠償の以前のときに聞 いた記憶があります。このようにパトロールしておりますということですけれども、これは荒川支所 管内の出来事ですよね。やっぱりこういうのは市内をしっかりと担当課がパトロールする、あるいは パトロールが非常に忙しい中、回数も少なくなっているのだったら、だれかが気づいているはずなの ですよね、そこを通る人たちは。それでやっぱり常にこういう危険箇所は市民からすぐ支所あるいは 本庁等に連絡、区長さんを通じなくても見つけた人が危険な場所がありますよという形で通報をする ようなシステムというか、そういう体制が大事ではありませんかと、たしか私前にこの場所で言って いるのです。こういうのが繰り返されますので、再度お聞きいたしますが、これはこの事故があるま で本当に気づかなかったのでしょうか。それとも連絡があったけれども、処理というのでしょうか、 補修改善がおくれたためにこのような事故が起きたのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 荒川支所のほうの建設水道課のほうでパトロールしまして、ひび 入っているものは確認をしておりました。ひび入っているのは確認しておりまして、業者のほうに発 注する手配と、それから仮囲いで危険の回避ということで安全措置をしたのでございますけれども、 ちょっとその仮囲いに不備がございまして外れてしまったと、それに車が乗ったということでござい ました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。対応はしていたと、そして対応はしていたけれども、その対 応の仕方に不備があってこのような件になったと。まさにちょっとした気配りが足りないというか、 これは起こるべくして起こる事故ではないですよね、わかっていたし、対応していたのですから。こ ういうのがどんどんふえるのではないかと危惧をしております。やっぱり心配りというか、市民に対 しての安全な道路とかそういうことに対しての意識が非常に弱ってきているのではないかと思います。 このような損害賠償事件が今後起こらないことを祈って終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今の報第23号ですけれども、ひびは確認していたということで仮囲いはして いたのだけれども不備だったということですけれども、ちょっと具体的にお伺いしたいのですけれど も、このふたのところは設置してから何年たっていたところでしょうか、いかがでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 設置したのが何年かはちょっと把握してございませんけれども、 かなり古いふたでございまして、表面、コンクリートは少しはげまして骨材が出ているようなふたで ございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 今わからないということですけれども、何年経過したからこういうふうにな っていったというのは、これは把握しておかなければならないものだと思いますので、その辺のとこ ろのチェックをしっかりしていただいて、何年たったらどうなるのだというものをしっかりつかんで いただきたいと思っております。   こういったふたの耐用年数というのは、ではわかりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 一応荷重を計算してやっておりますので、順調にいけば30年とか はもつことになっていますけれども、やっぱりがたつきとか何かという要因が入りますと、寿命が短 くなるということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) さっき市長の報告の中で安全な管理をしていきたいというようなことがござ いましたけれども、こういった耐用年数的なもののチェックというのでしょうか、実際にひひが入っ ていれば目に見えるのですけれども、耐用年数とかから押してきて、この辺のところは危ないぞとい うふうなところの把握というのはつかんでおりますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) あとはパトロール等で監視することになろうかと思います。 〇8番(小杉和也君) しっかりやっていただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 済みません、私も側溝のふた、排水路なのですが、当然マンホールが落ちる わけではなくて、多分セメントの側溝のふただと思うのですけれども、今市内ではきめ細やかな 補 正ついたやつで新しいふたがあちこちついておりますので、その後実施した箇所も含めて、あのきめ 細やかな事業で補正でついて、ふたが新しくなった部分やらそういった部分に関しての点検ですね、 実際につけて回って、そしてその確認は所管の課でしているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 設置して検査のほうには参りますけれども、その後の確認という のはやってございません。パトロール等で目視をしているということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) やはり予算ついて歯抜けになっているところとか、区長さんからの要望をま とめたやつできめ細やかな予算をつけたわけですから、その設置した場所についてもやはりその後確 認はしないとだめなのではないでしょうか、その調査も含めて要望と違うところをやっていたとか、 例えばここも要望したのにここはやっているけれども、ここはやっていないという場所とかも多分出 てくるのだろうし、その辺はぜひ所管で確認はきちっと予算を執行したわけですから、必ず確認はし ていただかないといけないのではないかなと思います。   それと2点目なのですが、南町、山居町ではもともとほとんどが田んぼだったもので、造成、造 成、造成を繰り返して道が袋小路になって、また側溝をつなげてという形で側溝が同じ道路に2本、 片側1本、片側が2本平行についているような市道も実はあるのです。そして、南町にはその側溝の ふたすらかかっていない側溝もあるのです。例えばこれ側溝のふたが落ちて損害賠償になりましたけ れども、ふたがかかっていない側溝に万が一車が落ちた場合というのは、これも損害賠償の対象にな るのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) ふたがかかっていない側溝に落ちた場合は、ご本人の過失という ことになりますので、損害賠償の対象にならないというふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうすれば、今きめ細やか事業でふたを補修しましたけれども、もし古いや つを何枚か外した。そしてそこに落ちた場合というのはふたがないわけですから、その場合は損害賠 償にはならないわけですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 本来ふたかかっている道路に補修のためにふたを外したと、それ で落ちた場合は当然損害賠償の対象になります。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。報告を終わります。                                              日程第11 議第148号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議第148号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについ てを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第148号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に置かれてお ります人権擁護委員のうち、平成23年6月30日をもって任期満了となります塩谷輝彦氏につきまして は、同氏を適任と考え、引き続き人権擁護委員に推薦するものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により採決いたします。   これから議第148号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第148号は原案のとおり同意することに決定しました。   11時30分まで休憩します。           午前11時18分  休 憩                                                        午前11時30分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                                              日程第12 議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止について       議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定について       議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定につ              いて       議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定について       議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に              ついて       議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定について       議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について       議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定について       議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について       議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について       議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定につ              いて       議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第168号 山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締              結について       議第169号 山辺里地区統合小学校電気設備工事の工事請負変更契約の締              結について       議第170号 山辺里地区統合小学校機械設備工事の工事請負変更契約の締              結について       議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について       議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等              の条例制定について       議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改              正する条例制定について       議第174号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について       議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工              事委託に関する協定の一部を変更する協定の締結について       議第177号 市道路線の認定について       議第178号 市道路線の変更について       議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例              制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第149号から議第179号までの31議案を一括して議題といたしま す。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第149号から議第179号までの31議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第149号の村上・岩船地域広域計画協議会の廃止についてであります。市町村合併に 伴い、旧岩船地域広域事務組合で策定いたしました第2次岩船広域ふるさと市町村圏計画の進行管理 等を計画期間の満了までということで引き継いでまいりました。この計画が平成23年3月31日をもっ て終了することから、去る10月25日開催の第2回協議会において村上・岩船地域広域計画協議会を解 散することが承認されましたので、地方自治法第252条6の規定により議会での議決を求めるもので あります。   次に、議第150号の村上市議会の議決すべき事件を定める条例の制定についてであります。本案 は、地方自治法第96条第2項の規定により、議会の議決をお願いしたい事件について、新たに条例で 定めたいと考え、提案するものであります。議会の議決すべき事項については、同法第96条第1項に おいて規定されておりますが、同条第2項ではこれ以外で議会の議決が必要と認められるものについ ては条例で定め、議会の議決事項に加えることができることになっております。このため市民憲章及 び市の木、花、鳥並びに各種都市宣言のそれぞれの制定、改廃については今後の市政運営において極 めて重要な事柄でありますので、同条第2項の規定に基づき議会の議決すべき事件として条例に位置 づけるものであります。   次に、議第151号の行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてであります。 合併市町村基本計画の中で人件費の削減による合併のスケールメリットを十分生かすこととしており、 このため職員数削減の確実な実行を見据え、新たな行政課題や多様化する市民ニーズに対応できる行 政組織の再構築が必要であると考え、既にお示しのとおり、村上市行政改革大綱の中で組織再編計画 を定めたものであります。この組織再編計画においては部制を廃止するとともに、組織数や支所機能 の見直し、協働のまちづくりの推進などの方針を定め、平成23年度に組織再編を行うこととするもの で、このたび村上市行政組織条例をはじめ関係する6条例について改正を行うものであります。   次に、議第152号の村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 村上市行政改革大綱の職員定員適正化計画に基づき職員数の削減を進めているところでありますので、 職員定数について現行1,020人を903人に改めるものであります。   次に、議第153号の村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。本案は、平成23年度の組織再編に伴う部制から課制に移行するに当たり、行政職給料表級別分類 表について必要な部分のみ改正を行うものであります。   次に、議第154号の村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定についてであります。本案 は、議第149号の村上・岩船地域広域計画協議会の廃止に伴い、ふるさと市町村圏基金造成事業で取 得した村上市ふるさと振興基金を全額処分し、本条例を廃止するものであります。処分に当たっては 今定例会に提出しております一般会計補正予算(第4号)において、歳入にふるさと振興基金からの 繰入金8億4,153万6,000円を計上し、歳出では基金造成時の新潟県助成金分の返還金1億円と、財政 調整基金への積立金として7億4,153万6,000円を計上しております。   次に、議第155号の村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、指定数量以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う製造所等の設置許可に係る手数料を、地方公共 団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が平成22年9月8日に公布され、平成22年10 月1日から施行されたことにより改正するものであります。   次に、議第156号の村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は平成23年度から情報通信施設の運用が開始される神林地区を追加するとともに、これまで不均一 だった朝日地区と山北地区の使用料について、神林地区等を含め料金の統一を図るための改正を行う ものであります。なお、3地区における統一料金の設定については、平成27年度からを予定しており ますので、朝日地区及び山北地区についてはその間段階的な経過措置を講じたいと考えております。   次に、議第157号の村上市都市計画税条例を廃止する条例制定についてであります。旧村上市の 一部に課税していた都市計画税については、平成20年4月の市町村合併に伴う協定書において、合併 後3年間は現行のままとするとしていたものであります。庁内プロジェクトで新市全体としての税の あり方を検討した結果、目的税として課税するには市全体として統一する必要があり、今後の都市計 画事業を勘案すると課税することでの統一は困難であり、廃止することが妥当であるとの提言を受け、 今後の財政運営や他の事業への影響等を検討した結果、都市計画税の廃止を提案するものであります。   次に、議第158号の村上市税条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、村上 市都市計画税条例の廃止提案に伴い、市税条例における都市計画税に関する条文を削除するものであ ります。   次に、議第159号の村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、笹川流れ夕日会館について平成23年4月1日からの指定管理者制度導入に備え、指定管理者 に関する規定を加えるため改正を行うものであります。   次に、議第160号についてでありますが、議第167号までの8議案は公の施設に係る指定管理者の 指定についてでありますので、あわせて申し上げます。これらの議案に係る8施設について、平成23 年4月1日から新たに指定管理者を指定しようというものであります。指定に当たっては公募による ものがあらかわゴルフ場の1施設、公募によらないものがし尿処理場、農村公園及び交流広場の7施 設であります。それぞれの施設の選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提 案要旨等につきましては、お示ししております指定管理者の指定に係る資料のとおりでありますので、 ご参照をお願いいたします。   次に、議第168号の山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締結についてであ りますが、議第169号の電気設備及び議第170号の機械設備についての統合小学校に係る工事請負変更 契約の締結についてでありますので、あわせて申し上げます。統合小学校については、日下地内に建 設を進めているところでありますが、それぞれの工事において工事仕様書等について一部設計変更を 行うための変更であります。議第168号の建築本体工事の主な変更は、教室内の家具の位置変更、形 状変更、体育館へスクリーンの設置などであります。議第169号の電気設備工事の主な変更は、体育 館棟付近へ設置する計画でいた屋外放送設備の設置位置の変更などであります。また、議第170号の 機械設備工事の主な変更は、衛生器具、給湯設備の増設と排水設備の仕様変更などであります。   次に、議第171号の村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、平成23年4月1日から指定管理者制度の導入予定の山北やまゆり学童保育所と山北はまゆり学童 保育所について、指定管理者に関する規定等を加えるとともに、平成23年4月の山辺里小学校の開校 に伴い、山辺里学童保育所を移転するための位置等の改正するものであります。   次に、議第172号の村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の条例制定につ いてであります。本案は、平成23年4月1日より新潟県子ども医療費助成事業実施要領の改正に伴い、 乳児の医療費助成事業を子ども医療費助成事業へ統合したことによる改正であります。   次に、議第173号の村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定 についてであります。本案は、村上市乳児の医療費助成に関する条例を廃止することに伴い条文を削 除し、新潟県ひとり親家庭等医療費助成事業実施要綱の改正にあわせて、里親に委託された児童のみ ならず、児童福祉法に規定する措置を受けた者については、措置費で医療費が支弁されることから関 係条文を改正するものであります。   次に、議第174号の村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、教職員住宅のうち2施設について廃止をするものであります。教職員住宅は現在村上地区と大欠、 朝日地区の長津、山北地区のか勝木と大川谷の合わせて4施設があります。このうち大欠と勝木の2 施設については現在も教職員住宅として利用されていないことから、今後もその利用が見込まれてい ないことから、さらには施設も老朽化してきていることなどから、村上市行政改革大綱の施設見直し 計画において廃止する方向となっているものであります。   次に、議第175号の公の施設に係る指定管理者の指定についてであります。本案は、神林球場、 神林ゲートボール場、神林総合体育館、神林多目的グラウンド、神林プール、パルパーク神林総合運 動公園、神林体育館、西神納体育館及び北新保ゲートボール場の9施設について、総合型地域スポー ツクラブNPO法人、希楽楽にそれぞれ指定しようとするものであります。なお、選定の経過、指定 管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきましては、お示ししております指定 管理者の指定に係る資料のとおりでありますので、あわせてご参照をお願いいたします。   次に、議第176号の村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関する 協定の一部を変更する協定の締結についてであります。本案は、村上市財務規則第133条第3項第2 号の規定に基づき、村上市公共下水道村上浄化センターの機械、電気設備増設工事委託に関する協定 の一部を変更する協定の締結について、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決をお 願いするものであります。当初の協定は平成21年3月の第1回定例会で債務負担行為の議決を経て日 本下水道事業団と仮協定し、平成21年6月25日の平成21年第2回定例会において議決をいただいたも のであります。本協定により平成21年度、平成22年度の2カ年事業で水処理施設の機械、電気設備増 設工事を進めてまいりましたが、日本下水道事業団執行の工事入札による入札差金の発生及び発注設 計書作成時の再積算に伴い不用額が発生することから、協定額の減額を行うものでございます。この たび現協定第7条第1項の協定額を変更するもので、平成22年11月4日日本下水道事業団と仮協定を 締結しております。   次に、議第177号の市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区で田端町地内の民間 開発行為に伴う新設道路4路線と、天神岡地内の民間開発行為に伴う新設道路2路線、道路用地の寄 附をいただいた1路線、合わせて7路線を新たに市道として認定しようとするものであります。   次に、議第178号の市道路線の変更についてであります。本案は、村上地区の瀬波地内で民間の 宅地造成計画にあわせて市道の新設工事を実施するため、路線の終点と延長について変更しようとす るものであります。   次に、議第179号の村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてで あります。本案は、平成23年度組織再編に伴い、名称の変更が生じたため関係する条例を改正するも のであります。   以上のとおりでありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し 上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 議第152号の村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてですが、 こちら市長の説明で職員定数適正化計画に基づくものだというふうな説明があったのですけれども、 たしか前期の目標が平成24年のものだったと思うのですけれども、この時期に上程されてきたという ような、何か理由的なものというのはあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 23年度の組織再編を見据えて20年度から職員の定数の削減は定員 計画に基づいて行っておりますが、23年度の組織再編も控えておりますので、職員の減が大幅に減っ ておりますので、この機会に定数の条例を提案させていただいてということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。  〇8番(小杉和也君) そうしますと、年々計画で減っていくような計画だと思うのですけれども、 毎年こういった条例改正が出てくる可能性もあるというような理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 毎回というわけにもいきませんので、大幅な減少の数が見据えた 時点において、現定数条例と比較して大幅に減少している段階におきまして、再度提案ということが あり得るということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 数字的なものは常任委員会で細かく審議されると思うのですけれども、かな りの減になっているのですけれども、この辺のところの見通しも含めての提案ということでよろしい ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) そのとおりだと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。議第171号、学童保育所条例の一部を改正する条例制定について でお伺いいたします。   指定管理ということでありますが、担当の常任委員会にはこの本会議前にはいつどのようにご説 明されていましたか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 学童保育所に関した指定管理につきましては、まだ委員会には報告 をしておりません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、担当の常任委員会の委員さんもこの本会議の、この12月議会 の議案をもらって初めて文章を目にしたという受けとめ方をしておきます。   それで次にお伺いいたしますが、この条例を改正するに当たって、実際受け皿となるようなとこ ろは村上市に幾つぐらいあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 受け皿となる事業所ということでございますが、村上市の行財政改 革大綱にも記載されておりますとおり、限定でNPO法人のお助け山北さんが今委託で実施しており ますので、委託から指定管理者として継続していきたいと、こんなふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。   3番目です。149号のご説明を市長がされました。それで解散についてという表現を読み上げら れたのですが、私どもにもここ解散ではなくて廃止で訂正をお願いしますという文章がきょう机に来 ていたのです。ですから、市長のところにはいっていなかったのかなと思ってそのままテープから活 字になりますので、ちょっと失礼ですけれども、お伺いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 議第149号 村上・岩船地域広域計画審議会の廃止ということで私は提案し ていたと思いますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 企画部長。 〇企画部長(相馬正喜君) 今市長申し上げたとおりで、議案は廃止とさせていただきました。ただ、 その説明の中で協議会を解散したのでと申し上げました。 〇22番(相馬エイ君) ちょっと私が、その部分だけ印象に残ったのですね。はい、了解。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第168、第169、第170、この3つについてちょっと関連していますので、 質問させていただきます。   当初の入札の時点から業者間の金額がぴったりだったりとか1,000円違ったりとかと、いろいろ あのころ入札の問題もあった時期ございました。この建築本体、設備、電気と3つの部分に分かれま すと、全部の建設総額が15億9,236万3,850円になっております。これが従来の契約です。今回の追加 金額が3事業追加で1,747万4,100円という金額になります。この金額をパーセンテージにしますと大 体1.1何%とか、それで大体建築、設備、電気ともこれも市長が前のそのときの答弁から言えば、た またまそういうことで数字が一緒になることはあり得るのだということなので、このパーセンテージ も大体が似たような追加金額になっております。別はそれはそれでよろしいのでしょうが、追加項目 につきましては一般会計からの繰り出しというのはどのぐらいあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 補助率についてはそれぞれ定まっておりますけれども、議員 おわかりのとおり全部の工費について補助対象になってございません。それでおおむねでございます けれども、全体を通しての補助率については約3割程度でございます。規定ですと、建物については 55%でございますけれども、補助対象外のものも、認められないものもあるということで、補助金に ついてはおおよそ3割、ですから起債も含めまして市の財源については残りの7割になろうかと思い ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 前から追加等で工事の関係でいろいろ質問されてきている方もいます。私も 大分質問はしてきたのですが、その追加の工事に関しましてというのはいろいろな理由で当然追加に なるのでしょうけれども、行政側としてはどこで追加これも追加設計で上がってきたものに関して、 初めの設計とは当然違うから変更して追加になっているわけです。それについてどこで協議をするの ですか、その追加を認めるとか、例えばこれは、今回の工事には必要ないので、この追加は認めませ んとかというところはないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 原則的には設計に沿って工事をさせていただくわけでありま すけれども、その中で工程が進む中で月2回ほど工程会議等実施してございます。その中で設計また は場合によっては学校の先生方にもおいでいただいて、この部分についてはどうなのだろうかという ようなことで審議をさせていただきまして、例えば何かが個数が足りないとか、そういう意見が出た 場合につきましては、近隣市町村で最近建てた学校、この辺ですと関川さんあたりあるわけですけれ ども、その辺の状況等を聞きながら、最終的には教育長に話をして決定していただくわけであります けれども、そんなようなことでどうしても設計はこうだけれども、これから子供たちが学校の中で生 活していく中でやっぱりこの個数は必要だろうというような部分については審議させていただいて変 更をお願いする部分であります。また、出てきたものについてもそれはちょっと金銭的にどうなのだ ろうかというふうなことで、それは設計どおりでこのままいきましょうというような部分もございま す。そんなことで決定をさせていただいているところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 教育長、村上第一中学校の私今PTAの会長やっておりまして、一中のぼろ ぼろだった屋根、早速直していただきまして本当にありがとうございました。非常にぼろぼろで大変 な屋根だったので、何とか直していただいたことには感謝しております。   今課長の答弁でいきますと、1,700万円の追加工事のうち7割がいわゆる債務負担行為をしなけ ればいけない、いわゆる一般会計から支払いをしていかなければいけないわけです。確かに今その工 事的に各学校、村上市内今21の小学校と、中等教育入れますと9校ですか、中学校がある。その学校 からもいろんな多分要望出ていると思うのです。危険箇所だ、ここが危ない、ここを直していただき たい。でも、その件に関してはやっぱりいろいろ精査しながらできるところ、できないところも当然 あるのでしょうけれども、大体の答弁が予算がない。予算の配分がなかなか難しいのだということは 当然言われてきました。でもこういった新築には債務負担行為をして追加をやっていく、その分7割 と言ったってやっぱり1,000万超えるわけですから、何かほかの現在通っている学校だってまだまだ 机にしろ備品にしろ廊下にしろ水飲み場にしろ直さなければいけない箇所はほとんどいっぱいどの学 校もあろうかと思うのです。その辺をもう少し割合的にどうなのだということをぜひとも考えていた だきたいなと思うのですけれども、教育長その辺いかがなものでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 教育長。 〇教育長(工藤泰則君) 各学校からはそのような改善しなければならないところの要望、そういう ようなものが出てきておりますが、事務局ではそれらのところを点検しに行き、そして早急にやらな ければならないところは補正予算などを組みながら、あるいは危険が及ばないように一生懸命に努め ているところでありまして、第一中学校もそうでありましたが、ここはやらなければならないという ようなところはすぐやれよというふうに命じましてやっているところであります。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第149号から議第179号までの31議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会及び都市計画税特別委員会にそれぞれ付託いたしま す。   午後1時まで休憩します。           午前11時57分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第13 議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)            議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)       議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)       議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第              2号)                               議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3              号)       議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第              2号)                               議第188号 平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第189号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議第180号から議第191号までの12議案は、いずれも平成22年度各 会計の補正予算であります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第180号から議第191号までの12議案について 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成22年度の村上市一般会計及び各特別会計の補正予算であります。議第180 号は、村上市一般会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額に9億4,800万円を追加 し、予算の規模を317億7,770万円にしようとするものであります。   初めに、主な歳入から申し上げます。歳入の第1款の市税では、個人市民税及び固定資産税見込 額から6,000万円追加いたしました。   第9款の地方特別交付金では、交付額の確定により422万円、第14款国庫支出金では補助金など の決定で394万8,000円減額をいたしました。   第15款県支出金では、地域子育て創生事業補助金1,536万1,000円追加いたしました。   第18款繰入金では、ふるさと振興基金の繰入金として8億4,153万6,000円追加いたしました。   第21款市債では、農林水産業債を1,050万円減額いたしました。   続きまして、主な歳出を申し上げますが、人件費の調整により多く占めております。第2款総務 費では、県への返還金1億円などで2億3,857万7,000円追加し、第3款民生費では特別会計繰出金な ど3,414万6,000円減額をいたしました。   第4款衛生費で5,563万1,000円を、第6款農林水産業費では9,197万3,000円減額いたしました。   第8款土木費で高速道路整備事業の確定などで9,188万9,000円減額し、第12款公債費では繰上償 還分として6,875万4,000円追加し、第13款諸支出金では財政調整基金7億4,153万7,000円及び義務教 育施設整備基金2億円の合わせて9億4,153万7,000円を追加いたしました。   第2表の債務負担行為補正では、運転業務委託料や指定管理料などを追加いたしました。   第3表の地方債補正は、農業債限度額の変更であります。   次に、議第181号は村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ2,208万円を追加し、予算規模を1億6,572万2,000円にしようというものであります。   歳入では第4款繰入金を144万円、第6款雑収入を784万円、第8款市債を1,280万円それぞれ追 加いたしました。歳出では、第1款総務費を605万4,000円減額し、第2款事業費を2,813万4,000円追 加いたしました。   第2表地方債は、情報通信基盤整備事業債であり1,280万円を追加いたしました。   次に、議第182号は村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ330万9,000円を追加し、予算の規模を2億4,220万円ににしようというものでありま す。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金330万9,000円を追加いたしました。歳出では、第1款 総務費を給与改定等により16万6,000円、第2款事業費を修繕等により314万3,000円それぞれ追加い たしました。   次に、議第183号は村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ94万8,000円を追加し、予算の規模を5,850万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では第3款繰入金を94万8,000円追加いたしました。歳出では、第1款ゴル フ場管理費で修繕料94万8,000円を追加いたしました。   次に、議第184号は村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ1億1,380万円増額し、予算の総額を74億2,670万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では第4款国庫支出金で医療費給付額の増に伴う国庫負担分の増加見込み及 び特定健康診査の実績に基づく国庫負担額増加により4,898万9,000円追加し、第7款県支出金では特 定健康診査の実績に基づく県負担額増加により308万9,000円追加いたしました。第10款繰入金では医 療給付費の増加に伴う財源として基金繰入金などで6,172万2,000円を追加いたしました。   歳出では、第1款総務費で人件費の減少により職員給与費等繰入金を3,516万4,000円減額いたし ました。第2款保険給付費では、診療報酬改定による先進医療の給付額増加に伴い1億4,896万4,000 円追加いたしました。   次に、議第185号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ2,060万円を減額し、予算規模を6億1,171万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では第1款後期高齢者医療保険料で収納見込額から1,665万8,000円を減額い たしました。歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で、歳入の保険料収入見込額による減 額補正にあわせて1,665万8,000円を減額するものであります。   次に、議第186号は村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ1,333万2,000円を追加し、予算の規模を63億5,200万円にしようとするものであります。   歳入では、第1款保険料では1,439万7,000円を減額いたしました。第5款支払基金交付金では43 5万1,000円を追加いたしました。第8款繰入金では1,357万4,000円を、第9款繰越金では1,022万1,0 00円をそれぞれ追加いたしました。   歳出では、第1款の総務費で職員人件費の調整による減額等で490万9,000円を減額いたしました。 第2款保険給付費に1,200万円を追加いたしました。第3款の地域支援事業費では職員人件費の調整 により768万3,000円減額いたしました。第4款基金積立金では1,034万3,000円を、第6款諸支出金に 返還金358万1,000円をそれぞれ追加いたしました。   次に、議第187号は村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出 予算の総額からそれぞれ120万円を減額し、予算の規模を7,088万6,000円にしようとするものであり ます。   補正の内容は、歳入では第2款繰入金の一般会計繰入金を120万円減額いたしました。歳出では 第2款のサービス事業費の居宅介護サービス事業経費120万円を減額いたしました。   次に、議第188号は村上市下水道事業特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ7,850万円を減額し、予算の規模を53億1,450万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では社会資本整備総合交付金の確定により、第3款国庫支出金を5,710万円 追加いたしました。第4款繰入金では一般会計繰入金を2,856万5,000円減額し、第5款繰越金では前 年度繰越金2,553万1,000円、第6款諸収入では消費税の還付金253万4,000円をそれぞれ追加いたしま した。第7款市債では事業費の変更に伴い、下水道事業債を1億3,510万円減額いたしました。歳出 では、第1款下水道費では工事委託料及び給与改定に伴う職員人件費等7,850万円減額いたしました。   第2表費の債務負担行為の補正につきましては、平成23年度の汚泥収集運搬及び処分の委託業務 の業者選定を今年度中に行うため、債務負担行為の設定をいたしました。   また、第3表の地方債の補正では、事業費の変更に伴いまして、限度額について変更するもので あります。   次に、議第189号は村上市集落排水事業特別会計の補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ1億3,400万円を減額し、予算の規模を11億3,400万円にしようというものであ ります。   補正の内容は、歳入では今年度に事業完了予定であります上海府地区農業集落排水事業の事業費 の精算見込みにより第3款県補助金を4,050万円減額し、第5款繰入金では一般会計からの繰入金を1, 682万6,000円減額いたしました。第6款繰越金では前年度繰越金1,150万7,000円を、第7款諸収入で は消費税の還付金額の確定により1,681万5,000円を追加いたしました。第8款市債につきましては、 事業費の変更に伴い、農業集落排水事業債を1億500万円減額いたしました。歳出では、第1款集落 排水費の集落排水管理費では上海府地区農業集落排水事業費の精算見込みなどにより1億3,400万4,0 00円減額いたしました。第2款基金積立金4,000円を追加いたしました。   第2表の地方債の補正では、事業費の変更に伴いまして、限度額について変更するものでありま す。   次に、議第190号は村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ310万円を追加し、予算の規模を6億6,110万円にしようというものであります。   補正の内容は、歳入では第5款繰越金で前年度繰越金から310万円追加いたしました。歳出では、 第1款総務費で人事異動等に伴う職員人件費を405万4,000円減額し、施設維持経費の修繕料を700万 円追加いたしました。第2款施設費では委託料を360万円減額し、工事請負費を360万円1,000円追加 いたしました。   第2表の債務負担行為の補正については、村上地区浄水施設管理業務の業者選定を今年度中に行 うため、債務負担行為を設定いたしました。   次に、議第191号は村上市上水道事業特会計補正予算(第1号)であります。収益的収入及び支 出において、支出では営業費用で委託料を142万6,000円、薬品費を107万1,000円それぞれ追加し、人 事異動等に伴う職員人件費を975万6,000円減額し、総額を8億3,587万円にしようというものであり ます。   資本的収入及び支出において、支出では給与改定に伴う職員人件費を15万3,000円減額し、総額 を10億6,866万円にしようというものであります。   第4条の債務負担行為の補正については、簡易水道事業特別会計と同様の内容で設定いたしまし た。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。ちょっと所管外の部分で質問しておきますが、最初に181 号の通信事業特別会計補正予算の債務負担行為、地方債補正ということで5.0%以内ということで1,2 80万ございますが、これは政府系銀行なのですか、それとも市中銀行なのか、この2つが書かれてお りますけれども、市中銀行であれば恐らく入札をして、銀行の利息の入札をして決めていくのでしょ うけれども、この辺のところをちょっとお聞きしたいのですが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 過疎債が主なもので、政府系の金融機関になります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。政府系銀行ということでよろしいですね。   次に、国民健康保険の184号なのですが、基金が今回9,688万6,000円を基金として繰り入れると いうことなのですが、それを繰り入れた後の基金の残高と、あと当初基金は予算上だと3億8,000万 円が繰り入れられるということで予算上はあったと思いますが、現行の状況とあわせて3.8%の底上 げした税率アップが今年度から行われているはずなのですが、それとの効果の因果関係ちょっと教え ていただけますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) お答えいたします。   基金ですけれども、基金は4月というかこの間まで5億112万円ございました。それを12月1日 で1億円取り崩します。医療費が診療報酬の改定等によりまして大変伸びておりますので、ここで1 億取り崩します。残りが4億112万円になります。そうしますと、当初の予算は2億8,601万9,000円 を想定しておりましたが、そこに補正額、7ページにあるとおりで今9,688万6,000円を入れるという ことで、3億8,290万5,000円を今年度基金に繰り入れることになります。3月の時点で療養給付費等 の負担金や調整交付金の額が確定しますので、そこで2億4,000万円程度を取り崩す必要があるので はないかと考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。5億の基金を持っていて、それが最終的に3月になると、今 回約1億取り崩しているということになれば、2億8,000万基金を繰り入れるということになれば、 3億弱になってしまうわけですよね、今度次年度に繰り越し。そうすると、今年度税率アップさせて もまだまだ間に合わない。いわゆる来年度以降基金を、来年度は恐らくぎりぎり間に合ったとしても、 再来年のことを考えればまた来年度に税率アップという方法も考えざるを得ないという考え方であり ますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 今年度税率を上げていただきまして、後期高齢者の支援 費分を上げていただきまして、約5,000万程度の増額を見込んだのですけれども、なかなか税収が伸 びませんで、結局5,000万ほど税収が減っております。ですから、上げたつもりが上がっていないと いう状況になっておりますので、今後につきましては皆様方とご相談をさせていただく必要があると 考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 3問で終わりですけれども、3問になりましたので、終わりますけれども、 これ一般質問でも私ちょっとその辺を聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。182号のみどりの里特別会計補正の2号でちょっとお伺いをいた します。   ここに保養センターと温泉のいろいろな事業費がのっておりますが、みどりの里の特別会計と予 算の決定というのでしょうか、伺って決定という関係はどんな仕組みというのでしょうか、関係にな っているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 産業観光部で予算編成、みどりの里のほうで館長おりますので、予 算を組みまして、財政課と協議をさせていただいて予算を決定させてもらっております。これにつき ましては、一般会計からの全額の繰り入れということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 高速が間もなく通過というか、最終まで一応完成しますよね。それでみどり の里の入り口というのでしょうか、入り口の階段、あそこに手すりがないのです。それで4つの階段 を上らなければならないということで雨も降りますし、雪も降りますし、何かあそこはとにかく手す りをつけたいという考えはあるようでしたが、こういうところにも出ておりませんし、その事業と補 正との関係は具体的にはどんな形になるのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 今修繕料の予算組ませてもらっておりまして、今まだ執行中でござ いまして、予算が少し余るだろうという部分もございまして、今模様を見ておりまして、どうしても 予算余らない場合は3月なりにやらせてもらおうということで話しておりましたが、なるべく少しで も余して手すりをつけたいということで頑張っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 大事な目玉というか場所です。やっぱり4つも階段年寄りが、わきにスロー プがあるようですが、ちょっと目立たないし、遠回りになると。それで車からおりないお年寄りも多 いようです。やっぱりそういうところはきちんと担当と打ち合わせをしながら、きちんとお迎えする 体制をしっかりと今のうちに用意するという姿勢は大事だと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第180号から議第191号までの12議案については、予算付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                               〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、3日、6日、7日は本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 1時24分  散 会