平成26年村上市議会第4回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成26年12月2日(火曜日) 午前10時00分開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  請願第 7号 国に対し「消費税10%への増税の中止を求める意見書」の提出を求める             請願書                               第 5  報第 18号 専決処分の報告について                            報第 19号 専決処分の報告について                       第 6  議第133号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第134号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて               議第135号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 7  議第136号 専決処分の承認を求めることについて                 第 8  議第137号 行政組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例制定について          議第138号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例             制定について                                 議第139号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                    議第140号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改正             する条例制定について                             議第141号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第142号 村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例制定について            議第143号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について            議第144号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第148号 市道路線の認定について                       第 9  議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号)           第10  議第150号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)           議第151号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第152号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)          議第153号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第154号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)            議第155号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)           議第156号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)           議第157号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)                                                      〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農 業 委 員 会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選 管 ・ 監 査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 会 〇議長(板垣一徳君) おはようございます。ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出の ある者1名です。定足数に達しておりますので、これから平成26年第4回定例会を開会をいたしま す。   市長から招集のご挨拶をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日平成26年村上市議会第4回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告2件、人事案件3件、専決処分の承認1件、条例の制 定1件、条例の一部改正6件、市道路線の認定1件、補正予算9件の合わせて27件であります。よ ろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集の挨拶といたします。 〇議長(板垣一徳君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いを いたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、齋藤信一郎君、22番、大滝国吉君を指名 をいたします。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いを いたします。   議会運営委員長、大滝国吉君。           〔議会運営委員長 大滝国吉君登壇〕 〇議会運営委員長(大滝国吉君) おはようございます。会期日程案及び議案の取り扱いについて申 し上げます。   平成26年第4回定例会の会期日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る11月25日午前 10時から市役所第1委員会室において、委員7名、議長、総務課長、総務課参事、議会事務局長の 出席のもと議会運営委員会を開会いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日2日から17日までの16日間といたしました。   審議日程については、本日の本会議で諸般の報告の後、即決事件の審議、採決の後、残る議案の 上程を行い、提案理由の説明、質疑を受けた後、各委員会へ付託いたします。   4日、5日、8日、9日の4日間は本会議を開会し、一般質問を行います。   10日は総務文教常任委員会、11日は市民厚生常任委員会、12日は経済建設常任委員会をそれ ぞれ開会いたします。付託議案の閉会中審査をお願いいたします。   17日は本会議を開催し、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行い ます。なお、追加議案が上程された場合は、当日審議を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、請願第7 号については単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた後、総務文教常任委員会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案について申し上げます。以下議案名を省略させていただきますが、報第 18号及び報第19号については一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   次に、議第133号から議第135号までの3議案については、いずれも人事案件につき一括上程、 一括質疑の後、討論を省略し、それぞれボタン式投票により即決いたします。   議第136号については単独上程とし、質疑、討論の後、ボタン式投票により即決といたします。   次に、議第137号から議第148号までの12議案については一括上程、一括質疑の後、各常任委 員会に付託することとし、議第137号から議第141号までの5議案については総務文教常任委員会 へ、議第142号から議第145号までの4議案については市民厚生常任委員会へ、議第146号から議 第148号までの3議案については経済建設常任委員会へそれぞれ付託いたします。   議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号)については単独上程、質疑の後、 3常任委員会に分割付託といたします。   最後に、議第150号から議第157号までの8議案については一括上程、一括質疑の後、議第 150号については総務文教常任委員会へ、議第151号から議第153号までの3議案について市民厚 生常任委員会へ、議第154号から議第157号までの4議案については経済建設常任委員会へ付託い たします。   次に、一般質問の通告は、11月27日正午まで締め切ったところ、17名の通告があり、先ほど 申し上げました4日、5日、8日に各5名、9日に2名が本会議において質問を行うことといたしま す。   最後に、討論通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は12月15日、その他の意見書の提 出期限は12月9日のそれぞれ正午までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終わります。 〇議長(板垣一徳君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から12月17日までの16日間としたいと思います。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から12月17日までの16日間と決定をいたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(板垣一徳君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告について申し上げます。   このたびの本市職員による酒気帯び運転及び速度超過による道路交通法違反で現行犯逮捕という 不祥事の概要及び処分内容につきましては、先日開催いたしました全員協議会及び報道等で公表した とおりでございますが、改めて議員各位並びに市民の皆様に市長として深くおわびを申し上げます。   これまで交通法規の遵守及び安全運転の徹底について再三にわたり注意喚起を行ってきたところ でありますが、このたびの事態を受け、去る7日、改めて本庁、各支所及び消防本部で訓示を、また 10日には緊急協議を行い、交通法規の遵守及び交通安全の徹底により一層努める公務員としてのモ ラルや意識の向上をさせ、一日も早い市民の皆様からの信頼回復を図るよう強く指示したところであ ります。   次に、災害の発生状況であります。平成26年第3回定例会でご報告申し上げた以後配付報告書 のとおり、火災は建物火災2件、その他2件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付資料のとおりであり、多く の善意が寄せられました。深く感謝申し上げますとともに、有効に活用させていただきます。また、 ふるさと村上応援寄附金につきましては、件数で7件、金額で21万円であり、児童手当法第22条 2の規定による寄附につきましては、件数で1件、金額で4万円であります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) ご苦労さまでございます。伺います。   今ほど市長から職員の不祥事のご報告がございました。ちょっと私もきちんと記録はしていない のですが、合併になってからです、相当の数の職員の不祥事が相次いでいると。その後必ず職員に再 発防止のためにしっかりと訓示をし、職員に対しての意識に対して強化しているというようなご報告 がございます。そういう点で、ちょっと私も総務課長に調べておいていただきたいということをお願 いしておきませんでしたので、急に質疑しても、多分ちょっとまとまっていないとは思うのですが、 合併になってから5件以上はいろんな分野の不祥事があったのではないかなというふうに記憶してお りますが、その辺数字は手元にございますか、件数だけでいいです。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 合併後の主な処分、減給等の事例でありますが、懲戒処分事例につきま しては4件、その他懲戒処分の一般服務に関しては4件であります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 合併になってから、大滝市長が市長として、この村上市のリーダーとして 頑張ってこられたわけですけれども、このように職員の不祥事が相次ぐというのは、範囲も広いです し、広範なところでそれぞれ職員が仕事しているという部分もあって、やはり目が行き届かない部分 もあるのではないかというような気もしてならないのです。その点で、再発防止ということも含めま して、原因というか、どういう点がこういう不祥事が多発する原因だというふうに市長はお考えなの でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 1つには、事由にはなりませんけれども、合併前のそれぞれの5つの自治体 があったわけでございますが、それが一つになったというようなことで、非常にパイが大きくなった、 目が届かないという点もあろうかと思います、それは理由になりません。と同時に、やはり何といっ ても職員個人の資質、モラルの問題であると私は認識しておりまして、徹底して資質の向上、モラル の向上を図っていかなければならない、そのように考えているところでございます。徹底してこのよ うな案件が、事案が起きないように、再度喚起を促していきたい、そのように考えております。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) この懲戒委員会は、副市長が会長か何かですよね。それで、平成22年の 5月17日のときの臨時会のときには、同じような酒気帯び運転での不祥事があったのですが、その ときは停職6カ月ということだったのですけれども、今回の場合懲戒免職になっているのですが、今 回との違いはどういうところに重点を置いた審査が行われたのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私ども懲戒審査委員会におきまして、2回開催をさせていただきまし た。前回の事案につきましては、酒気帯び運転検挙に係る処分ということであります。今回は、酒気 帯び運転及び速度超過の現行犯逮捕ということで、2つの案件といいますか、ダブルでこういう違反 行為がなされたということで、厳重にやはり処分をしなければいけないということで、全会一致でこ ういう決定になったところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 不祥事が市民に与える不信感というのは、職員の場合には非常に大きい のではないかというふうに思うのですが、市長とか副市長にお尋ねしたいのですけれども、管理者と しての責任というものを重く受けとめていると思うのですが、みずからの給料の減額とかということ に対しては何も考えておられませんか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今副市長からお話しありましたように、懲戒委員会の結果をもとに、最終的 に私が判断するわけでございますけれども、私どもが減俸をする事案ではないと、そのように判断を いたしました。 〇17番(長谷川 孝君) はい、終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   諸般の報告を終わります。                                              日程第4 請願第7号 国に対し「消費税10%への増税の中止を求める意見書」の提出            を求める請願書                       〇議長(板垣一徳君) 日程第4、請願第7号 国に対し「消費税10%への増税の中止を求める意 見書」の提出を求める請願書を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   10番、竹内喜代嗣君。           〔10番 竹内喜代嗣君登壇〕 〇10番(竹内喜代嗣君) それでは、請願理由についてのご説明を申し上げます。   請願書を読み上げる形、そして少しつけ加えさせていただきまして説明とさせていただきます。   村上市議会議長、板垣一徳殿。団体名は、消費税廃止新潟県各界連絡会の代表名、渡部睦夫でご ざいます。   国に対し「消費税10%への増税の中止を求める意見書」の提出を求める請願書。   請願趣旨、日頃から県民の生活向上のためにご尽力いただいていることに感謝申し上げます。   安倍政権は、消費税10%への増税を先送りしてでも実施すると報じられています。しかし8% への増税と「異次元の金融緩和」による物価上昇により、実質賃金は下がり、地域経済や国民の暮ら しはいよいよ深刻さを増しています。   多くの国民は「景気回復」を実感しておらず、雇用情勢や個人消費もまだきびしい状況にありま す。「消費税が10%に増税されれば店を閉めるしかない」「これ以上、どこを切り詰めて暮らせば いいのか」と県民や中小業者からかつてない切実な声が高まっています。   消費税はそもそも、低所得者ほど重い税金です。たとえ1年半再増税を先送りしても、税率を 10%に引き上げれば国民の消費はさらに落ち込み、県内の地域経済は大打撃を受けます。日本国憲 法は、能力に応じて税金を支払い、国民のくらし、福祉優先に使うことを原則にしています。いま必 要なのは、国民の懐をあたためる施策です。賃上げと人間らしく働けるルールをつくり、国民の所得 を増やす経済改革で、消費と国内需要を活性化させることです。税の原則に照らして能力に応じた負 担、応分の負担を求めれば、消費税を増税しなくても社会保障の財源確保も確保でき、財政危機も打 開できます。かつて政府は応能負担の原則に基づいた税制を行ってきました。   私たちは、住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える10%への消費税増税を 中止することを強く求めます。   以上の趣旨から地方自治法第99条の規定により請願いたします。   なお、参考に紹介したいと思います。新聞に掲載された元西武百貨店の社長で、さきがけの参議 院議員だった水野誠一さんが言葉を寄せて、ご意見を寄せています。「1997年に自民党の橋本内閣 が消費税率を5%に引き上げたとき、国の税収はふえるどころか減りました。景気悪化で法人税、所 得税の税収が減ったからです。私は、当時新党さきがけの政調会長でした。今回の8%でも、私がか かわってきた百貨店など流通業で消費が非常に冷え込んでいると実感しています。アベノミクスで株 価は高くなっても、株を持たない一般生活者は恩恵を受けず、給料も中小企業は上がらない。生活が 楽になった実感がないまま、円安政策でいろんなものが値上がりしています。安倍首相も、今税率ア ップはまずいと思ったのでしょう。しかし、消費税増税先送り実施は、目先の利益で国民を誘導する 策と見抜かねばなりません。私は、将来的に消費税引き上げはやむを得ないという考えですが、その 前に問題が幾つもある。安倍内閣は、消費税を上げ、法人税を下げようとしています。これでは財政 再建も達成できない。法人税を下げてメリットを受けるのは大企業、アベノミクスはターゲットがす べて大企業で、しわ寄せは一般生活者にという構造です」、こういうご意見を寄せていました。参考 に紹介させていただきました。   議員各位のご賛同を得るべく、よろしくお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) ただいま議題となっています請願第7号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり総務文教常任委員会に付託をいたします。                                              日程第5 報第18号 専決処分の報告について      報第19号 専決処分の報告について 〇議長(板垣一徳君) 日程第5、報第18号及び報第19号は、いずれも専決処分の報告について であります。これを一括議題といたします。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第18号及び報第19号の2件について一 括してご報告申し上げます。   最初に、報第18号は、議会の委任事項であります損害賠償について専決処分したものでありま す。   事故の状況については記載のとおりでありますが、平成26年10月12日、村上市山居町二丁目 地内におきまして、相手方車両が左折しようと市道側溝上を走行したところ、側溝のコンクリート製 のふたがはね上がり、車両左側底部を破損させたものであります。本件は示談が成立し、このたび報 告するものであります。   次に、報第19号は、新潟県市町村総合事務組合規約の変更についての専決処分の報告でありま す。これは、見附市及び新潟県中越福祉事務組合から、公平委員会に関する事務について共同処理事 務に加入したいとの申し出があったことにより変更を行うものであります。   以上、一括してご報告を申し上げました。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   報第18号についてお伺いいたします。内容的にはわかったのですが、以前にもこういうのがあ りましたですよね。それで、そのときに、この側溝のふたのはね上がりで車を傷つけたというのは、 それこそ合併後何件ぐらいありますか。たしか以前にもあったような気がするのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 合併後というと、ちょっと私調べてこなかったのですが、私が平 成23年に今の道路を管理する立場になってからでいきますと、今回が3回目になります。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) そうですよね。たしか以前にこういう損害賠償あったときに、職員も減ら されていますし、2人一組でたしかパトロールしていますというような答弁があったような気がした のですけれども、非常にそういう側溝のふたの破損等、そういうのを職員がパトロールで見つけると いうのは、そういう余裕って今現在職員が減らされてきている中はないのだろうと思うのです。です から、地域の方とか区長さん等です、やっぱりきちんとそういうのを見つけたら市に報告するような 仕組みというか、体制みたいのはつくられてあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) 基本的に区長さんのほうから私どものほうにそういうことが上が ってくるような形にはなっているのですが、なかなか今回もそうなのですけれども、表面上見てもわ かりにくい部分なのです、下のほうがこう、ふたを受ける側のところが欠け落ちていたりするもので すから、非常にその辺は難しい調査といいますか、なると思います。 〇21番(相馬エイ君) 担当課としては、例えばそういう側溝のふたの危険性のあるようなところ の調査というのですか、関心みたいなのは年何回か定期的にやるというような、そういう仕組みはあ るのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 都市整備課長。 〇都市整備課長(船山三喜雄君) なかなかそのことに関してだけ調査するということはやっており ませんが、側溝の清掃等のときにです、その辺を注意をしながら点検するというふうなことはしてお ります。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかにございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 議第133号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第134号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第135号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第6、議第133号から議第135号までの3議案は、いずれも人権擁護 委員の推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第133号から議第135号までの3議案につ いて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案は、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち3人の方が、平成27年6月30日をもって任 期満了となりますので、議第133号においては富樫勇巳氏を、議第134号においては佐藤弘氏を、 議第135号においては稲葉眞知子氏をそれぞれ適任と考え、引き続き推薦しようとするものであり ます。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   議第135号の稲葉眞知子さんの経歴の正誤表が、きょう机の上に乗せられておりました。そこ でお伺いしたいのですが、この経歴はどのようにして、ご本人からでも書いていただくのをここに載 せるのでしょうか、それとも総務課で以前にあった経歴の資料を精査して、こういうふうに載せるの でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市民課長。 〇市民課長(佐藤勝則君) 略歴のところで、議第135号議案のところ、本人に確認した際に、私 ども聞き漏らしがあったようなので、議案の略歴が誤っておりましたので訂正させていただきました。 これから再確認するようにいたしますので、お願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) きちんとお聞きしたのは、口頭でお聞きしているのですか、こういう間違 いが起きているということは。 〇議長(板垣一徳君) 市民課長。 〇市民課長(佐藤勝則君) たまたま略歴を本人にも確認していただいたところなのですけれども、 落としてしまい、私どもも落としてしまったところに原因があったと思います。 〇21番(相馬エイ君) ちょっと議長、済みません。今同じ答弁しているのですけれども、だから 電話で聞いたりしているのかと、そうではなくて、ちゃんと聞いたことをメモして、普通こういう場 合ってお聞きしたことを再確認いたしますというようなことで受けた側が復唱して、そしてこれで間 違いございませんねと言うと、相手がそうですというのが普通のやりとりというか、確認事項の仕事 の仕方だと思うのですが、それがこういう間違いが出てきたということは、電話ででもさらっとお聞 きしたのかと、それを聞いたのですよ、2番目。 〇議長(板垣一徳君) 市民課長。 〇市民課長(佐藤勝則君) いいえ、そうではございませんで、この略歴のページを確認していただ きましたところ、本人も見落としてしまい、私どもも落としてしまったところに原因があったと思い ます。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 3つ目の質問になりますけれども、そうすると、それが気づいたのがいつ だったのか。きょう私たち、机の上にこれがぽんと上がっているわけですよ、もしもっと早く気づい ているのだったら、事前に議会事務局にここを訂正してくださいということもできたのでしょうけれ ども、きょう机の上にぽんとこの経歴の訂正が上がっていたということは、この経歴の間違いが気づ いたのはいつだったのですか、少し遅いのではないですか。 〇議長(板垣一徳君) 市民課長。 〇市民課長(佐藤勝則君) 先月の27日でございます。 〇21番(相馬エイ君) 遅いです、対応が遅いです。   終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今と同じところなのですが、この議案は正誤表をもとにして議員の手書き で直させるような議案の訂正ではないと思うのです。何を言いたいかというと、もしわかればです、 差しかえ、これずっと残るわけです。一つは、やっぱりその人の経歴ということになると、対してや っぱり失礼なことなのですよ、相手があっての話なので。それは、今相馬エイ議員さんが言われてい ましたけれども、やりとりの中での失敗は失敗として、今後改めていただきたいと思うのですが、そ の訂正の仕方に問題があると。手書きでこれ直して、これ加えるわけですよね、2つの経歴を直した 上で加えると。これは、やっぱりこういったものは議案の差しかえという方法を、手段をとっていた だきたいと思いますが、市長はどうですか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 本来はそうあるべきだと、そのように考えています。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) その一言で終わりですか。私の言っているのは、やっぱり人の経歴にかか わっての略歴で議案が出ている、そこに間違いが起きて、文字の間違い等であればまだ訂正もきくの ですけれども、これはもう全く加える部分が多々ありますということになれば、こういった場合は議 案書を差しかえてということを冒頭の説明のときに、市長がそういうことで訂正した上で議案の審査 に入るということだと思うのですが、市長はそれについてどう思いますかと聞いているのです。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 先ほども言いましたけれども、本来はそうあるべきもので、そういう性質の ものであるということは十分に認識をいたしております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ですから、今後はこういったことの人事案件等出てきたときには、そうい ったような配慮をしていただきたいと、こういうふうに申し上げているのですけれども、副市長どう ですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今ほど市長が言われたように、それが適切であるということで、これ からは厳重に注意して、どうするかまた検討をさせていただきます。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで、直ちに採決をしたいと思い ます。これにご異議はございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、ボタン式投票により採決をいたします。   最初に、議第133号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第133号は原案のとおり同意することに決定をしました。   次に、議第134号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第134号は原案のとおり同意することに決定をしました。   最後に、議第135号を採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第135号は原案のとおり同意することに決定をしました。                                              日程第7 議第136号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(板垣一徳君) 日程第7、議第136号 専決処分の承認を求めることについてを議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第136号について提案理由のご説明を申 し上げます。   本案は、平成26年度村上市一般会計補正予算(第10号)について、地方自治法第179条第1 項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるもの であります。   歳入歳出それぞれ4,010万円追加し、総額を332億9,090万円にいたしました。補正の内容は、 12月14日執行の衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要する経費であります。   歳入におきましては、第15款県支出金に選挙費委託金として4,010万円を追加いたしました。 歳出におきましては、第2款総務費で選挙費用として歳入と同額の4,010万円を追加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 討論なしと認めます。   これから議第136号をボタン式投票により採決をいたします。   投票を開始してください。           〔ボタン式投票〕 〇議長(板垣一徳君) 投票を締め切ります。   賛成全員です。   よって、議第136号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。                                              日程第8 議第137号 行政組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例制定につい             て                                 議第138号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改             正する条例制定について                       議第139号 村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する             条例制定について                          議第140号 村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の             一部を改正する条例制定について                   議第141号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                議第142号 村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例制定について       議第143号 村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定について       議第144号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第145号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第148号 市道路線の認定について 〇議長(板垣一徳君) 日程第8、議第137号から議第148号までの12議案を一括して議題といた します。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第137号から議第148号までの12議案に ついて提案理由のご説明を申し上げます。   最初に、議第137号は、行政組織の改編に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてであ ります。都市整備課について、平成27年4月1日から建設課と都市計画課に二分するため、関係す る村上市行政組織条例、村上市都市計画審議会条例及び村上市景観審議会条例の3条例について改正 を行うものであります。   平成23年度部制の廃止の際、都市整備部に限っては他の部と違い、そのまま一つの課になって 現在に至っており、新年度においては日本海東北自動車道の建設関係業務の進捗に伴う本市の推進体 制をさらに強化する必要等業務範囲がさらに広がり、課長一人体制で網羅することが困難と想定され ます。この対応策として、機動性を高め、業務を的確に処理するため、都市整備課について平成27 年4月1日から建設分野と都市計画分野の2課に分けるものであります。   次に、議第138号は、村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条 例制定についてであります。本年度の国の人事院勧告における特別職の期末手当の支給月数引き上げ に準じ、平成26年12月1日から本市議会議員の期末手当の支給月数を0.15カ月分引き上げ、12 月支給分現行1.55月分を1.70月分とするものであります。   次に、議第139号は、村上市常勤の特別職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定 についてであります。先ほどの議第138号の市議会議員と同様に、平成26年12月1日から市長及 び副市長の期末手当の支給月額を0.15月分引き上げ、12月支給分現行1.55月分を1.70月分とする ものであります。   次に、議第140号は、村上市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を改 正する条例制定についてであります。議第138号の市議会議員、議第139号の市長及び副市長と同 様に、平成26年12月1日から教育長の期末手当の支給月数を0.15月分引き上げ、12月支給分現 行1.55月分を1.70月分とするものであります。   次に、議第141号は、村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてであ ります。国の人事院は、8月7日、国会及び内閣に対し、国家公務員給与の改定を勧告いたしており ます。公務員と民間の給与比較においては、月例給、ボーナスのいずれも民間が公務員を上回ったた め、年間給与を平均で1,090円、0.27%引き上げるという内容であります。また、新潟県人事委員会 では、10月10日、県議会及び知事に対し、給与改定を勧告いたしております。職員給与と民間給与 との実態を調査し、月例給を7年ぶり、期末勤勉手当を9年ぶりに引き上げるとともに、寒冷地手当 の改定や給料表、諸手当のあり方を含めた給与制度の総合的見直しを実施することを適当と勧告した ものであります。   引き上げについては、月例給を若年層に限定して、平均0.1%、また期末勤勉手当については、 支給月数を0.15月分引き上げるというものであります。本市を含め、人事委員会を設置していない 市町村にあっては、国家公務員の給与制度を基本とし、その水準は地域の民間給与をより重視する均 衡の原則を適用し、地域民間水準を適切に反映することが適当とされているため、県人事委員会から の勧告内容を参考に、適正に改正するよう県から指導をされているところであります。勧告を受けて、 本市職員の給与改定に当たって、これまでの対応どおり新潟県人事委員会の勧告によって決定するこ とが適当な給与水準に適合するものと考えておりますので、今回の県人事委員会の勧告に準じて、本 年改定実施分について本条例の改正を提案するものであります。   改正内容でありますが、1点目は、世代間の給与配分の見直しの観点から、若年層に限定し、行 政職給与表、1級及び2級について、平均0.1%をことし4月1日にさかのぼって引き上げるもので あります。   2点目は、期末勤勉手当を0.15月分引き上げ、年間3.95月分を4.10月分とし、今回12月支給 分から反映するものであります。   寒冷地手当の改定、給与表の諸手当のあり方を含めた給与制度の総合的見直しについては、今後 平成27年度実施に向けて対応してまいります。   なお、これら給与改定に伴う本案に係る今年度の影響額でございますが、月例給については、関 係職員数179人、総額で448万円となり、関係職員1人当たりで約2万5,000円増、また期末勤勉 手当では、市長、副市長、教育長を含む職員数791人、総額で3,473万円となり、関係職員1人当 たりでは約4万4,000円増となります。   次に、議第142号は、村上市ごみ処理施設条例の一部を改正する条例の制定についてでありま す。新ごみ処理場につきましては、皆様のご協力により工事も順調に進み、11月4日、火入れ式を 行い、現在試運転を行っており、工期間終了後の来年3月23日から本稼働に入ることとしておりま す。新ごみ処理場の本稼働に伴い、地番の変更、新たに処理する下水道汚泥の項目の追加が必要とな り、条例の改正を行うものであります。   なお、あわせまして、今後稼働の見込みのない荒川ごみ処理場の廃止を行い、処理手数料を定め た別表の整理を行いました。これにより、今までの手数料が変更になるものではありません。   次に、議第143号は、村上市国民健康保険条例の一部を改正する条例制定についてであります。 国の社会保障審議会医療保険部会において、参加医療保障制度の掛金の額を見直すこと及び加算額を 含めた出産育児一時金の総額を維持する方針が決定されたことに基づき、健康保険法施行令等の一部 が改正されております。これに伴い、出産育児一時金を39万円から40万4,000円に改正するもの であります。   次に、議第144号から議第147号までの4議案は、いずれも公の施設に係る指定管理者の指定 についてであります。議第144号は、荒川いこいの家であり、平成27年度から指定しようとする施 設であります。指定については、公募により指定しようとするものであり、指定期間を3年間として おります。   続いて、議第145号は、村上市老人福祉センターであり、平成27年度から指定しようとする施 設であります。指定については、公募により指定しようとするものであり、指定期間を3年間として おります。   議第146号は、朝日みどりの里、朝日まほろばふれあいセンター、朝日みどりの里屋根付き多 目的広場、朝日温泉活用健康増進施設、朝日まほろば温泉スタンド、朝日みどりの里体験交流センタ ー、朝日みどりの里休養施設及び朝日みどりの里農産物直売施設であり、平成27年度から指定しよ うとする施設であります。指定については、公募により指定しようとするものであり、指定期間を3 年間としております。   続いて、議第147号は、二子島森林公園であり、平成27年度から指定しようとする施設であり ます。指定については、公募によらず指定するものであり、いずれも指定期間を3年間としておりま す。なお、選定の経過、指定管理者となる団体の概要、施設管理及び運営の提案要旨等につきまして は、指定管理者の指定に係る資料をお示しいたしましたので、あわせてご参照をお願いいたします。   次に、議第148号は、市道路線の認定についてであります。本案は、村上地区南町二丁目地内 において、道路用地の寄附により帰属を受けたものについて新たに3路線を認定するものであります。   以上、一括してご説明申し上げました。よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお 願いを申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議第137号から議第140号まで、私らも含めてです、報酬のアップという こと、いわゆる手当のアップということなのでしょうけれども、私これちょっと議会も絡んでいるの で、これでいいのかどうかというのをちょっとお聞きしたいのですが、これ付託されますよね、とい うことは、最終決定は12月17日、ところが我々いただくのは12月10日ですよね、この対象にな るのは。我々が決めてもいないことを12月10日に支給して決まっていく、これたしかこういう案 件は、前の旧村上市の時代は、臨時議会開いてまでも、11月の末までに通そうとしていることもあ るのです。これでいいのかなというのが、議会運営委員会との話し合いの中で議案出す側との関係な のでしょうけれども、そんなことでこういう議案の審査というのは通るものなのですか、その辺ちょ っと、12月1日から施行すると、みんなそうですよね、これでいいのかなというのが非常に私、こ んなことでいいのかなというのが心配なのですが、どうですかその辺。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 今回人事勧告を受けての改定なのですが、基準日はおっしゃるとおり 12月1日、支給についてが12月26日というふうになっております。           〔何事か呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 12月26日、差額支給という形で26日に支給されることになっており ます。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 12月26日に差額の支給、では2回支給されるということなのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 12月21日は通常の月例給、それと賞与、そして26日には今言った、 遡及措置をとった1年分の差額が支給されるということであります。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと私勘違いしているかもしれませんが、12月10日に手当とか出な かったでしたか、期末手当にも影響するし、これすべて、どうなのだろう、12月10日に期末手当と して議員も含めて皆さん10日ですよね、たしか。それにも影響しますよね、これ、しないのですか。 しないのであれば、私はいいのですけれども、これが改正になって、影響するのが12月10日の分 にも影響するのであれば、ただ12月10日は今までどおり支給するよと。その12月10日も含めて の差額分は議会終わってから、これがもし通る、何かでNGになればあれですけれども、通るという ことになってからの差額で支給するのだという考え方なのであれば、それはそれでよろしいのですけ れども、何でわざわざそんなことするのかなと思ってです、それも含めてちょっと。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 姫路議員おっしゃるとおりで、12月10日に通常の基準での賞与、期末 勤勉手当、12月21日には給与として支給されます。26日については、その差額分だけ支給すると いうふうな形になります。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。それはやらないと言われるよりは、やっていただければそ れでいいですけれども、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 17番、長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 議第144号と145号、これ私の所管なので細かいことは委員会で聞きま すけれども、1つだけ教えてもらいたいのですが、1次審査だと共立メンテナンスとNKS、旧新潟 管財の2社が応募して、共立メンテナンスが100点余り両方とも高かったわけなのですけれども、 ところが11月5日から12月4日まで、指定の停止処分を受けたと、1カ月の。そのために11月6 日に選定委員会を開いて、プロポーザルの結果、もう一つのNKSコーポレーション、旧新潟管財に なったといういきさつがあるのですけれども、この選定委員会の委員長も副市長ですよね、この指定 停止というのですか、それはどういうのが原因でこういうふうに変わったのですか、その原因を教え ていただきたい。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 私は、この選定委員会の委員ではございません。それで、この11月 5日付で指名停止処分を1カ月させていただきました。それは、いろいろ交通事故等、やはり公共の バスを運転している業者が相次いで事故を起こしたり、そういうことも重なりましたので、1カ月間 の指名停止をした、そういうことで資格の喪失ということになって、今回外れたということでござい ます。 〇議長(板垣一徳君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) はい、わかりました。きょうの1次では、また3年間やるというような 形になったのが、偶然に、事故がいつ起きたのかちょっと記憶ないのですけれども、そういうのが重 なって、次はやってもらいたくないみたいな手法に見えるのだけれども、その辺は違うのですか。 〇議長(板垣一徳君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) そういう意図ではございません。たまたまちょうど重なったというこ とで、外すとか、そういうあれは一切ございません。公平に私ども判断をしている。ただ、規定の中 で、やはり資格停止とか、そういう処分を受けた場合は喪失をするということになっております。詳 しい内容については、総務課長から答弁させます。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 今副市長申し上げたとおりでありますが、事故は10月25日に発生し ております。県外での事故でありますが、この事故だけではなくて、以前にも同様の事故を起こして いるということで、管理監督上ふさわしくないということで指名停止にはなっています。私どものほ うの指定管理のガイドラインには、そういった部分は載っておりませんが、いわゆる公募によって選 定する指定管理については、入札と同様の基準で私どもも考えております。したがって、入札での指 名停止の基準、それに合わせて今回資格喪失をさせたということであります。 〇議長(板垣一徳君) 10番、竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 質問させていただきます。   議第142号のごみ処理施設条例の改正の件でございます。この条例案の中に、桧原の地番変わ ったので改めるということに付随して、荒川ごみ処理場の項を削るというふうにあります。この荒川 ごみ処理場の項を削るということで生ずることはどういったことでしょうか。私、看板見に行ったら、 ごみ処理場の入り口のところに行ったら、私も見に行ったことなかったのでまことに申しわけなかっ たのですが、もう既に平成24年までの期間ということで表示がありまして、これはおかしいなと思 っていたのですが、どういうことが生ずるのか教えてください。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 荒川郷のごみ処理場につきましては、数年ずっと使っておりません。そ れで、今後また再稼働する見込みもございませんので、条例上から削除するということでありますし、 また今議員おっしゃった、平成24年までというのは、荒川郷の最終処分場の看板でございます。議 員さんが県のほうに問い合わせをしたということで、昨日県の環境センターの方が見えられまして、 私も立ち会いして場所を確認してまいりました。荒川郷の最終ごみ処分場につきましては、平成21 年度をもって、その後の主灰等の搬入はしておりません。それで、あそこの看板は平成24年3月末 になっておりますけれども、その後物は入れておりませんので、特に違法性はないというようなこと であります。   また、看板の監査等が、名前が旧荒川郷の名前になっておりましたので、それにつきましては即 直すような形できのう指示をしたところであります。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) 処理場の排水の分析ですね、分析データを課長からいただいたわけです けれども、ダイオキシンの量で基準値内ではあるのですけれども、朝日地区の処分場と比べて100 倍の濃度ということでびっくりしたのですけれども、今後の管理、使用していない処分場あるいは処 理場ということなのですけれども、廃液が昔の基準で見立てているものですから、遮水シートとか敷 いていないかと思うのですけれども、今後というか、今の管理も含めてどうされるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 荒川郷の最終処分場につきましては、ちゃんと遮水シートもされており ます。それらにつきまして、適正に業者のほうへ管理委託を行っております。 〇議長(板垣一徳君) 竹内喜代嗣君。 〇10番(竹内喜代嗣君) その100倍、1,000倍だったかな、とにかくデータちょっと持ってこな かったのであれですけれども、これだけ差があるというのはどういうふうにお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 環境課長。 〇環境課長(吉村和昭君) 数字につきましては、今私も数字持ってきておりませんけれども、環境 基準内ということでありますので、また今後より基準が下がるような形、データが下がるような形で 指導してまいりたいと、そのように考えております。 〇10番(竹内喜代嗣君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第137号から議第148号までの12議案については、議案付託 表のとおり会議規則の規定によって、各所管常任委員会に付託をいたします。   11時20分まで休憩します。           午前11時04分  休 憩                                                        午前11時20分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。                                              日程第9 議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号) 〇議長(板垣一徳君) 日程第9、議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号) を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第149号について提案理由のご説明を申し 上げます。   本案は、平成26年度一般会計補正予算(第11号)についてであります。歳入歳出予算の総額 にそれぞれ1億3,580万円を追加し、予算の規模を334億2,670万円にしようとするものでありま す。   補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第10款地方交付税で、普通交付税 6,697万4,000円を、第14款国庫支出金で、生活保護費等負担金4,500万円を追加し、社会資本整 備総合交付金を4,377万5,000円を減額するなどで、差し引き2,826万9,000円を、第15款県支出 金では、保険基盤安定負担金などで5,158万8,000円をそれぞれ追加いたしました。第21款市債で は、農業農村整備事業債などで1,530万円を減額いたしました。   歳出におきましては、第1款議会費では、議員報酬及び職員人件費の調整により163万8,000 円を追加いたしました。第2款総務費では、4月以降の人事異動に伴う職員人件費の調整などにより 1億2,161万1,000円を、第3款民生費では、障害者自立支援経費及び生活保護扶助費などにより 1億4,708万3,000円を追加いたしました。第4款衛生費では、職員人件費の調整などにより231 万4,000円を、第6款農林水産業費では、農地等経費などで3,957万6,000円をそれぞれ減額いた しました。第7款商工費では、観光施設管理費などで290万4,000円を追加いたしました。第8款 土木費では、交付金決定額にあわせ、道路整備事業費の調整などにより1億2,311万8,000円を減額 いたしました。第9款消防費では、職員人件費の調整などにより516万5,000円を、第10款教育費 では、職員人件費の調整などにより2,221万3,000円をそれぞれ追加いたしました。   第2表、債務負担行為補正では、生活困窮者自立支援業務委託料及び機械警備業務委託料、各施 設の指定管理料を追加し、第3表、地方債補正では、農業債及び河川海岸債の限度額を変更するもの であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから質疑を行います。   2番、尾形修平君。 〇2番(尾形修平君) お尋ねします。   ページ、24、25になりますけれども、生活保護費の扶助費が6,000万と大きく補正予算で計上 されておりますけれども、具体的に世帯数がふえたのか、中身についてちょっと教えていただきたい と思います。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 当初予算におきましても、前年の5%増しということで一応考えており ましたのですけれども、世帯数のほうの増加がそれ以上ありまして、年度末までにこのくらいの金額 が必要になってくるということで、今回上げさせていただきました。 〇2番(尾形修平君) ですから、具体的に世帯数がどのぐらいふえたのかお聞かせ願えればと思い ます。 〇議長(板垣一徳君) 福祉課長。 〇福祉課長(長 研一君) 済みません。細かな数字ちょっと持ってきておりませんので、後で連絡 させていただきます。 〇2番(尾形修平君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんね。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題になっております議第149号については、予算付託表のとおり会議規則の規定に よって、各所管常任委員会に付託をいたします。                                              日程第10 議第150号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)       議第151号 平成26年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議第152号 平成26年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1              号)                                議第153号 平成26年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第154号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第155号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)       議第156号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)       議第157号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)   〇議長(板垣一徳君) 日程第10、議第150号から議第157号までの8議案は、いずれも平成26 年度各特別会計並びに上水道事業会計の補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第150号から議第157号までの8議案に ついて、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第150号から議第157号までは、平成26年度特別会計補正予算についてであります。最初に、 議第150号は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第3号)についてであります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ320万円を追加し、予算の規模を4億7,580万円にしようとするものでありま す。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、4款繰入金で一般会計繰入金285万 6,000円、5款繰越金で、前年度繰越金34万4,000円をそれぞれ追加いたしました。歳出におきま しては、第1款総務費で、情報通信事業一般管理経費に26万7,000円を追加し、職員人件費の調整 分を4万6,000円減額、2目施設管理費で、神林地区施設維持管理経費に300万円を追加いたしま した。   次に、議第151号は、村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出 予算の総額に1億2,160万円を追加し、予算の規模を75億9,060万円にしようとするものでありま す。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第5款療養給付費等交付金において、 前年度精算交付により256万9,000円を、第11款繰入金では、保険基盤安定繰入額の確定などによ り一般会計繰入金3,922万1,000円を、第12款繰越金では、前年度繰越金7,981万円をそれぞれ追 加いたしました。歳出におきましては、第1款総務費において、職員人件費の調整等により348万 6,000円を減額し、第11款諸支出金では、国庫支出金等精算返還金として1億2,474万3,000円を 追加いたしました。   次に、議第152号は、村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算総額にそれぞれ10万円を追加し、予算の規模を6億4,310万円にしようとするもので あります。補正の主な内容といたしましては、職員人件費の調整に伴い、歳入におきましては第3款 繰入金を、歳出では第1款総務費をそれぞれ同額の10万円追加いたしました。   次に、議第153号は、村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入 歳出予算の総額からそれぞれ1,320万円を減額し、予算の規模を73億4,390万円にしようとするも のであります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、職員人件費の調整などに伴 い、第4款国庫支出金で51万4,000円、第5款支払基金交付金で116万6,000円、第6款県支出金 で25万7,000円、第8款繰入金で1,286万8,000円をそれぞれ減額いたしております。また、介護 認定審査システムの改修に伴い、第9款繰越金で160万5,000円を追加いたしました。歳出におき ましては、職員人件費の調整などにより第1款総務費で1,042万3,000円、第3款地域支援事業費 で277万7,000円を減額いたしました。   次に、議第154号は、村上市下水道事業特別会計の補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額からそれぞれ2,280万円を減額し、予算の規模を44億6,740万円にしようとす るものであります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、社会資本整備総合交付 金額の確定により、第3款国庫支出金6,040万円を減額いたしております。また、第4款繰入金 2,441万3,000円を減額し、第5款繰越金1,008万1,000円、第6款諸収入873万2,000円、第7款 市債4,320万円をそれぞれ追加いたしております。歳出におきましては、第1款下水道費の施設管 理費では、光熱水費で電気料の不足分1,100万円を追加し、浄化センターと下水道施設の一時的な 工事を実施するため、修繕費210万円、工事請負費250万円を追加いたしております。また、下水 道建設費では、交付金事業の事業費の縮小に伴い、事業箇所及び規模の見直しを行いまして、測量設 計等委託料3,300万円、工事請負費3,100万円、補償金3,000万円、職員人件費の調整により143 万7,000円をそれぞれ減額いたしております。第2款公債費では、決算の見込みから元金7,694万 1,000円を追加し、利子1,944万8,000円を減額いたしました。第2表の債務負担行為の補正につい ては、平成27年度の下水汚泥収集運搬及び処分の委託業務の業者選定に今年度中に行うため、債務 負担行為の設定を行うものであります。   議第155号は、村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。歳入歳 出予算の総額にそれぞれ940万円を追加し、予算の規模を10億7,930万円にしようとするものであ ります。補正の主な内容といたしましては、歳入におきましては、第3款県支出金120万6,000円、 第4款繰入金102万3,000円、第5款繰越金167万1,000円、第7款市債550万円をそれぞれ追加 いたしました。歳出につきましては、第1款集落排水費の総務管理費で、職員人件費の調整により 264万6,000円を減額し、施設管理費では光熱水費で電気料450万円を追加いたしました。第2款 公債費では、決算の見込みから元金558万8,000円を追加し、利子256万6,000円を減額いたしま した。   次に、議第156号は、村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ100万円を追加し、予算の規模を6億7,840万円にしようとするも のであります。補正の主な内容といたしましては、歳入においては、第4款繰入金を214万6,000 円減額し、第5款繰越金を128万2,000円、第6款諸収入を186万4,000円それぞれ追加いたしま した。歳出におきましては、第1款総務費の一般管理経費で、人事異動に伴う職員人件費120万 4,000円減額し、施設維持経費の光熱水費40万円、修繕料370万6,000円をそれぞれ追加し、水道 台帳作成業務委託料216万円を減額いたしました。また、第2款施設費では、人事異動に伴う職員 人件費25万8,000円を追加いたしました。   最後に、議第157号は、村上市上水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。収益 的収入及び支出につきましては、支出では、人事異動等に伴う職員人件費401万7,000円減額し、 総額10億248万2,000円といたしました。資本的収入及び支出におきましては、支出では、人事異 動等により職員人件費を8万5,000円追加し、総額11億7,142万8,000円とし、6億7,642万 7,000円の不足となりました。この不足する額を当年度分消費税等資本収支調整額6,208万6,000円、 当年度分損益勘定留保資金3億6,956万2,000円、減債積立金1億円及び建設改良積立金1億4,477 万9,000円で補填いたしました。   以上、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(板垣一徳君) これから一括質疑を行います。   21番、相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 伺います。   156号でしょうか、156号の簡易水道の特別会計の補正で伺います。先ほど稲葉さんの経歴間違 いと同じように、差しかえが机の上にきょうございました。そこで、まず最初にお聞きしますが、歳 出のページが本来入るべきところを、1ページ前にある歳入、同じのが組み込まれたと。こんな初歩 的なことがなぜ起きたのか、気づいたのはいつだったのですか。 〇議長(板垣一徳君) 水道局長。 〇水道局長(東海林則雄君) 先月の末の金曜日、28日の夜に気づきまして、1日の朝に総務のほ うと相談させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) 先ほども市民課長が11月の末に気づきましたと言ったのですけれども、こ の印刷とか、こういうとじたりするもとが水道課でつくるのですか。それと、それを編集というか、 とじるのが総務課なのですか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) おっしゃるとおり、元データについては各所管課、私ども総務課に来ま して、議案として製本するのは私どもでやっております。 〇議長(板垣一徳君) 相馬エイさん。 〇21番(相馬エイ君) どこかで気づかなかったかというのが不思議でならないのです。歳入があ って、終わって、次歳出になるのが、こんな初歩的なことが、それも印刷する段階で間違っているの ですよ、裏表ね。これ総務課にやるというときに、見ないのですか。何でこういうことで質問するか というと、余りにも、例えば数字、事情があって若干ここの数字が間違っておりましたなんていうの と違って、歳出で総務課、第1款総務課といって印刷されて9ページ入るべきところが、1ページ前 の歳入の同じ数字というか、ページがそっくりそのまま入っているのですよね。それ先月末に気づい たなんていうのは、25日に議会運営委員会があって、私たちこれもらうわけですよ、私もうっかり ここまで見なかったので、きょう、おや、こういう間違いをしたのだと思ったから、今あえて質問し ているのですけれども、総務課に出す前に、きっちり見直ししない、そして総務課もとじるときに、 あれ、歳入が2枚あるぞとどうして気づかなかったのですか、どこかで。きょうの初日が始まってか ら、こんな間違いの差しかえ、それも黙ってこの差しかえを置いておくのですよね、失礼いたしまし たとか何の言葉もなく。   そこで、最後の質問ですので市長にお伺いします。こういうちょっとした簡単なことというか、 だけれども、余りにもこういう間違いが非常に多い。どの議会でも数字の間違い、正誤表の取りかえ、 ない議会はありませんよ。やっぱり仕事の仕方が雑なのだと思うのです、注意散漫というか。こうい うことで村上市議会、さっき職員の資質向上なんて市長おっしゃいましたけれども、本来地方公務員 として本来あるべき仕事の実務上でも気が緩んでいる、その結果がこういうことですよ。今後どうい うことでしっかりとこういう間違いがないようにご指導なさるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 初歩的な間違いでございますので、いわゆるこういう間違いが起きるという のはモチベーションが低いと、そういうふうに捉えていますので、できる限りモチベーションを高く 持って、そして村上市の職員として恥じないような、そういうような仕事をするようにこれから徹底 して指導してまいりたい、そのように考えています。 〇21番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(板垣一徳君) 16番、姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 情報通信の議案なのですが、10ページです、歳出の部分です。これ維持管 理経費、修繕料となっていますけれども、これ何ですか、具体的に。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) これにつきましては、神林地区の電柱等の移設に伴いまして、光伝 送路設備の移設ですとか修繕、それから利用者宅への引き込み設備の移設修繕に係る経費として計上 させていただきました。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) あと情報通信というのは、その会計の中で基金というか、そういったもの はないのですか、この会計の中で動かせるお金というのはないのですか、ちょっとよくわからないの ですが、何かあるたびにみんな一般会計から持ってこなければならないのですか、その辺ちょっとお 聞きしたいのですけれども。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) その年、その年の状況に応じまして、特にこの伝送路の移設等につ きましては、電力柱ですとか、それから電話柱等の移設…… 〇16番(姫路 敏君) 聞こえない、済みません、もう少し近間で。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) この電柱ですとか、電力柱の移動、移設につきましては、なかなか 年度当初でわかりにくい部分がございますので、その都度予算措置をして執行していくということで やっております。 〇議長(板垣一徳君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) この会計の中にないのかと聞いている、会計の中で持ってこれるようなも のはないのかと、その都度計上していくとか、そんなことではなくて。 〇議長(板垣一徳君) 政策推進課長。 〇政策推進課長(渡邉欽也君) 基金としてはございますが、当初の設備の設置するときにしか使っ ていないものですから、日常的な維持管理的なものには使ってはおりません。 〇16番(姫路 敏君) はい、わかりました。 〇議長(板垣一徳君) 5番、本間清人君。 〇5番(本間清人君) 議第154号の下水道事業特別会計補正予算なのですが、総額につきまして は2,280万円の減額ということでありますけれども、中身を見ますと、下水道費、それと下水道の 建設費、あわせまして特定財源のほうが約2億近い減額という形になっております。下水道事業に関 しては、村上市平成32年度までたしか工事続くかなと思ったのですけれども、これだけの減額とい うことで、工事費、建設費のほうが特定財源のほうで減額処分という形になりますと、工事の期間的 なもの、そういったものが今後変更になっていくのかということについてはどんなものでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) お答えします。   今回の減額につきましては、毎年補助事業の要望を国のほうに行います。11月に本要望という のを、これ要望するわけでございますが、それに対して内示が少なく来たというふうなことで、今回 補正させていただいております。議員おっしゃる平成32年というようなことでございますが、私ど ものほうは平成30年度まで終わらせようというふうなことで整備スケジュールを組んでおります。 今回の予算につきましては、その平成30年度を延びるというふうなところの予算の減額には達して ございませんので、予定どおりできるかと思っております。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) もう一点だけ、今現状でその下水道事業に関しては、何%工事完成している のでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) 工事の復旧率という言葉で、どれだけ復旧開始した区域がふえたかと いうふうなパーセンテージで申し上げますと、昨年度末で約93%の進捗になってございます。今年 度一部荒川地区の残った関係整備終わってございますので、残りは村上地区、村上地区の国道7号沿 線、この部分が残ってございます。 〇議長(板垣一徳君) 本間清人君。 〇5番(本間清人君) 当然本管を引くわけですから、その全長本管で、例えば村上地区、あと荒川 地区はまだ残っているのでしょうか、それで全体で例えば数十キロの本管を引くのだと。そのうち今 全体で何キロ分ができて、残りは何キロ分だなんていうような資料というのはあるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 下水道課長。 〇下水道課長(中村則彦君) まだ残りの分がです、概略設計の段階でございまして、これから実施 設計をしまして、あと何キロ残りというような数字が出ます。今の段階では面積で捉えてございます。 〇5番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) ほかに質疑はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(板垣一徳君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第150号から議第157号までの8議案については、予算付託 表のとおり会議規則の規定によって、各所管常任委員会に付託をいたします。                                              〇議長(板垣一徳君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会をいたします。   なお、4日、5日、8日、9日、本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集く ださい。   大変ご苦労さまでございました。           午前11時48分  散 会