平成26年村上市議会第4回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成26年12月9日(火曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  一般質問                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(25名)    1番   渡  辺     昌  君     2番   尾  形  修  平  君    3番   板  垣  千 代 子  君     4番   鈴  木  い せ 子  君    5番   本  間  清  人  君     6番   川  村  敏  晴  君    7番   冨  樫  宇 栄 一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   齋  藤  信 一 郎  君    10番   竹  内  喜 代 嗣  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   20番   佐  藤  重  陽  君    21番   相  馬  エ  イ  君   22番   大  滝  国  吉  君    23番   大  滝  久  志  君   24番   山  田     勉  君    25番   片  野  鉄  雄  君   26番   板  垣  一  徳  君                                              〇欠席議員(1名)   19番   小  林  重  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        教  育  長    圓   山   文   堯   君        総 務 課 長    高   田       晃   君        財 政 課 長    菅   井   晋   一   君        政策推進課長     渡   邉   欽   也   君        自治振興課長     大   滝   一   芳   君        税 務 課 長    板   垣   喜 美 男   君        市 民 課 長    佐   藤   勝   則   君        環 境 課 長    吉   村   和   昭   君        保健医療課長     林       与 市 次   君        介護高齢課長     冨   樫   孝   平   君        福 祉 課 長    長       研   一   君        農林水産課長     瀬   賀       功   君        商工観光課長     佐   藤   憲   昭   君        都市整備課長     船   山   三 喜 雄   君        下 水 道 課 長    中   村   則   彦   君        水 道 局 長    東 海 林   則   雄   君        会 計 管 理 者    忠       芳   夫   君        農業委員会                   遠   山   昭   一   君        事 務 局 長        選管・監査                   米   山       聡   君        事 務 局 長        消  防  長    板   垣   恵   一   君        学校教育課長     板   垣       圭   君        生涯学習課長     田   嶋   雄   洋   君        荒 川 支 所 長    渡   辺   正   信   君        神 林 支 所 長    鈴   木   芳   晴   君        朝 日 支 所 長    本   間   誠   一   君        山 北 支 所 長    斎   藤   寿   昭   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長       橋   邦   芳        事 務 局 次 長    小   林   政   一        書     記    鈴   木       渉           午前10時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) ただいまの出席議員数は25名です。欠席の届け出のある者1名です。定足 数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願 いをいたします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(板垣一徳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、1番、渡辺昌君、13番、木村貞雄君を指名をい たします。ご了承願います。                                              日程第2 一般質問 〇議長(板垣一徳君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。   本日の一般質問は、2名を予定しております。ご了承願います。   最初に、7番、冨樫宇栄一君の一般質問を許します。   7番、冨樫宇栄一君。           〔7番 冨樫宇栄一君登壇〕 〇7番(冨樫宇栄一君) おはようございます。一般質問最終日となりました。きょうは、市の10 年表彰をいただいた2人がやることになりましたが、最初は市民クラブの冨樫でございますが、10 年表彰に恥じないようにやりたいと気持ちだけは込めておりますので、よろしくお願いいたします。   私の質問項目は、2項目でございます。1項目め、地域活動の活性化についてでありますが、各 集落での自主的事業や活動は、地域の実情に合わせて創意工夫しながら行われているわけであります が、行政は各地域の活動に注意を払い、先進的な取り組みやあるいは成功例などを他地区に紹介する などの適切な支援を行ったり、普遍化を図る必要があると思われます。各町内や集落、さらには自主 防災組織などの活動に対する指導や助言が必要と思われますが、市長のお考えを伺います。   2項目め、社会教育活動についてでありますが、高齢者人口の増加と健康への関心の高まりから、 各種の団体やグループでの学習活動やスポーツ・健康づくり活動が盛んになっております。本市でも “スポーツで元気いいまち村上”をスローガンに「むらかみスポーツ元気プラン」を策定をして取り 組みを進めておりますが、総合型スポーツクラブや体育協会に依存する傾向はあるのではないでしょ うか。市民の自発的なグループ・団体の育成強化や市のイベント的行事の充実など行政の取り組みの 強化が必要と思われますが、市長のお考えをお伺いいたします。   市長答弁後、再質問させていただきます。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。それでは、冨樫議員の2項目のご質問につい て順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、地域活動の活性化について、自主防災組織などの活動に対する指導や助言が 必要と思われるがとのお尋ねについてでございますが、本年度は、自主防災組織の活動に重点を置き、 防災士の養成講座を開催したほか、8月末に行った防災訓練では多くの市民に参加をいただき、各地 域の特性に合わせた訓練を実施することができました。また、これまでに9町内から出前講座の要請 があり、想定される災害に対する具体的な対応策や助言を行ったほか、11月には山北会館を会場に 自主防災セミナーを開催し、震災の教訓や事例紹介を交えた活動についての講演を聞いていただきま した。当日は、防災士も含め、120人の参加をいただいております。防災は、これで十分ということ はありませんので、今後も活動事例等を紹介する機会などをつくってまいります。   また、ふだんの地域の活動における住民のつながりが、結果として防災につながるものと考えて おりますので、今後も自主防災組織等への支援に努めてまいります。   次、2項目め、社会教育活動については、教育長に答弁をいたさせます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) それでは、冨樫議員の2項目め、社会教育活動についてのお尋ねでござい ますが、スポーツ活動では総合型地域スポーツクラブや体育協会に依存する傾向にあるのではないか とのご指摘ですが、本市は“スポーツで元気いいまち村上”を基本理念とする村上市スポーツ振興基 本計画、いわゆる「むらかみスポーツ元気プラン」を定め、成人のスポーツ実施の向上等の目標数値 を掲げ、取り組んでいるところであります。このため、これらを推進する上でも重要な役割を担う総 合型地域スポーツクラブの設立を進め、地域の皆様のご理解とご協力により、本年、市内全5地区に 設立されましたが、現在は、体育協会やスポーツ少年団などの団体と連携し、それぞれの機能や専門 性を生かしながら、生涯スポーツの推進等、本市のスポーツ推進にご協力いただいているところであ り、これらのクラブを育成支援するとともに、各種生涯スポーツ・学習・文化活動の開催をお願いし ております。   事業内容には、本市からの委託事業のほか、各地域スポーツクラブ等が地域の実情に応じて、自 主的に企画・実施する自主事業があります。各地域スポーツクラブには、専門資格を習得しているス タッフも配置されており、活発な事業展開がされております。本市といたしましては、こうした各地 域スポーツクラブに依存しているのではなく、各地域スポーツクラブが地域に定着するよう支援して いるところであります。また、体育協会やスポーツ少年団には、それぞれの種目の専門資格や能力を お持ちの方々がおり、こうした団体へも支援を行うとともに、競技力の向上や指導者の能力向上、青 少年の健全育成支援をお願いしているところであります。   次に、市民の自発的なグループ・団体の育成強化や市のイベント的行事の充実など、行政の取り 組み強化が必要ではないかとのお尋ねですが、市民の皆様がそれぞれの興味や関心等に応じてグルー プ・団体を組織し、積極的に活動を展開することは大変すばらしいことであります。こうした自主的 な活動をされているグループや団体の育成強化につきましては、社会教育団体や社会体育団体として 認定し、活動の際に使用される施設の使用料金を減免するなどの支援を行っております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) ありがとうございました。   地域活動についてお伺いいたしますが、先ほど市長のほうから自主防災組織について詳しくご説 明がありましたので、こっちのほうを先ちょっとやりたいと思いますが、先月の長野県北部地震にお いては、地元の人たちの活動が非常にすばらしかったと、犠牲者は出さないで済んだし、救援隊が来 る前に車用のジャッキを使って埋まった人を救出するなど、非常にマスコミでも高く評価されながら 報道されておりました。自主防災組織は、村上市は組織率は非常にいいほうではないかと思いますが、 現在の状況どうなっておりますでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 現在の状況でありますが、今ちょっと私資料を用意しておりませんので、 後ほどまたご報告させていただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) わかりました。   村上市の場合は、比較的組織率は高いというふうに思われますが、問題は結成したとしても、そ の後の活動がなかなか続いていないというのですか、日常の訓練というのがどうもまだ不足している のではないかという感じが非常にするわけであります。補助金が結成時は5万円ですか、2年目以降 は2万円の補助金というふうになっていますけれども、その使い道が資材購入とほぼ限定されておる ということから、資材をある程度整えてしまうと、結局地域での自主防災の活動が停滞をしてしまう というのが現状だというふうに思うわけです。そういう意味では、先ほど答弁にありましたように、 セミナーだとか取り組みがされておるわけでありますけれども、各地区での定例的な訓練ですか、そ ういうものを継続するような働きかけというのか、指導というのですか、そういうものがぜひ必要で はないかというふうに思うのですが、いかがでございましょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 議員おっしゃるとおりだと思います。今年度に入りましても、先ほど市 長答弁いたしましたとおり、各地区、自主防災組織も含めてですが、各町内あるいは集落に入って、 出前講座として地域の防災力の向上について、さまざまな講習あるいは地域の皆さんからの意見を取 り入れているところであります。今活動を継続化してやるというお話でありますが、市としては村上 市の統一した防災訓練が年1回ございます。あるいはことしのように、山北のほうに防災セミナーと いうことで、地域に入ってさまざまな活動を展開している場面もあります。あとは、各地区の消防団 と連携しながら、そういった日常の訓練を継続ができるように今後も推進していきたいというふうに 考えております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 講座だとか、セミナーだとか、そういう質の高いというのですか、そうい うものについては、それはまたそれとして大事でありますけれども、どうも本当の地域における小さ な取り組みというのですか、集まって話し合いをするだとか、そういうのが欠けているのではないか というふうに思うのです。自分の地元を見てもそうなのですけれども、自主防災の役員体制なんてい って区の区長だとか防災の長を決めて、役割いっぱい決まっているのですけれども、それが役員は毎 年変わるのですけれども、定期的な、定例的な集まりというのか、そういうものはないために、何年 か前の役員体制そのままであったり、あるいは自分の役目は何だったっけというふうな感じで、どう もうまく機能していないなというふうに非常に感ずるのです。基本的には、まず自主的な活動ですか ら、余り行政から細かく指示するべきことでもないのかもしれませんけれども、しかし現実見ている と、これではやっぱりいざというときに、ちょっとうまく機能しないのではないかという心配をする わけです。そういう意味では、おまけにというのですか、今個人情報うんぬんで自分の地元でさえも、 いや、どこがひとり暮らしだとか、見れば近くの人はわかるのですけれども、区の役員と言えども全 体を把握をしているということではないということです。区長のほうには行政のほうから連絡が行っ て、全部わかっているようでありますけれども、全役員に知らされているわけでもない、防災の組織 の人たちにそういうあれをしているのではなく、何かあったとき区長が持っている情報を自主防災の ところにして、それで対応するというようなやり方に陥っている感じが非常にするわけです。そうい うことに対する指導というのは、どうしても必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 本年6月に村上市の防災マニュアルを作成いたしました。先ほど申し上 げました8月の防災訓練の際には、各区長を通じて配付しているところであります。議員おっしゃる とおり、そういった組織が形骸化しているのではないかというふうなお話でありますが、私どもこの 7月の26、27日に防災士の育成講座を行いまして、市内で約50名の防災士が誕生いたしました。 そういった防災士を通して、各地域で活動が日常的に行われる、あるいは防災意識を高めるというふ うな牽引役になっていただきたいなということで育成講習をしたわけですので、議員ご心配の部分に つきましては、今後改善していきたいというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) これも前にちょっと申し上げたことがあるのですが、自主防災組織に対す る補助金、これをもっと集まってまた、それこそお茶菓子代ぐらいに使ってもいいような、もっと人 を集める、集まる機会をつくってもらうというのか、そういう補助金、交付金、むしろ交付金みたい な形で組織結成されたところでは2万円なら2万円、毎年特に申請をしなくても交付すると、どうい うことをやったかという報告だけを望めることのほうが定例的に、そんなしっかりとした講座だとか セミナーではなくても防災組織が集まって、そして検討をし合うだとか、そういうことを奨励するよ うな補助金の使い方のほうがいいのではないかというふうに思うのですが、いかがでございましょう か。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) あくまでも自主防災組織が活動がしやすくなるように、あるいは地域の 防災力を向上できるようにという目的の補助金でありますので、議員がおっしゃるようにみんなが集 まって、そこでお茶菓子というふうな部分にその補助金を使うというのはいかがなものかなというふ うに感じております。むしろ今自主防災組織も地域のまちづくりの組織あるいは町内集落と直結して おりますので、その辺の部分についてはそういった組織を通じながら行っていくべきと考えておりま す。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 補助金に対しては、前私質問したとき市長のほうから、地元からそういう 声がないのですというお話でしたが、地元の人たちも話をしてみれば、たかが2万円もらうのに一々 そんな区からの要請として出すだとか、そんなことはやる必要もないから2万円や3万円区費から出 せばいいからということが大体の各集落の自主防災の実態ではないかという感じが非常にするわけで す。余りこだわるわけではありませんけれども、しかし1団体に2万円や3万円の交付をすることが、 そのことによって自主防災組織がもうちょっと定例的にも、そんな難しい訓練ばかりでなくてもいい と思うのです。そういうことがむしろ情報を交換し合う、あるいは自分たちの役割を何なのかという ことを再自覚をする機会をつくってもらうと、こういうことのほうが私は同じ交付金出すのだったら 有効だろうし、そういうことが自主防災組織の活性化というのですか、いざというときに役に立つ組 織になるのではないのかというふうに思うのですが、ご検討していただきたいと思いますが、いかが でしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 議員おっしゃるそれぞれの集落あるいは自主防災組織等でいろんな情報 を交換するというものは、大事なことではないかなと。ひいてはそれがいざというときの力になると いうふうには思っております。一番大切なのは、やはり地域住民の防災に対する意識の向上、これが 最も大事だというふうに考えております。そういった中では、補助金を出したからそういった意識改 革ができないかということにはつながらないと思いますので、また別な方向でそういった集落の皆さ んへの防災力の強化についての支援をしていきたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) では、自主防災組織については、いろいろまたご検討をお願いをして、自 主防災組織以外の各地域の活動、まさに地方の自治でありますから、それぞれのところがそれぞれに 自主的に考えて活動しているわけでありますから、これも行政のほうからそうとやかく指示をするべ きものではないとは思いますけれども、しかしいろいろな活動をやっていると、すばらしい活動をや っているところもあるわけですよね。だからそういうものに対する把握の仕方ってどんな形でやって いるのでしょうか。例えば区長会を定例的にやるだとか、そういうことはやっているのか、その辺に ついてお伺いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 各町内、集落、あるいは各地域、地区の区長会の会合が定例的にやって いるかということでありますが、多分ちょっと詳しい事情まではわかりませんが、それぞれの地域、 地区で定例的に開催しているというふうに思います。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 特別なことがなければ、相手、各区から市のほうに報告だとかというのは ないのではないかと思うのですが、それはそれでいいのかもしれませんが、たまたまこの間ちょっと 飲んだときの話としてある区長から、実はこの間警察の駐在ちょっと遊びに行ったら、オレオレ詐欺 の対策のチラシ、いいチラシできたのだけれども、何かうまい活用方法はないでしょうかねというふ うに警察のほうから区長が言われたということなのです。それでいろいろ考えたら、全戸にチラシま くほどの立派な、ちょっと今持ってきたのですがあれですけれども、立派なチラシを新潟県警察とい うふうなカラーのすばらしいパンフレットできたというのです。それを警察もまさか全部配るわでも ない、どういうふうに使うのかよくわかりませんけれども、それで区長に何かうまい方法ないかねと いう話がされたということなのです。いろいろ考えて結果、これはやっぱり老人ひとり暮らしの家庭 だとか、あるいは高齢者だけの世帯だとか、こういうところ、自分の区のあれは区長は全部知ってい るわけですから、そこにポイントを絞って、区長名の信書をつくって、それと警察からのパンフレッ トをセットにして届けようというふうにしたのだという話でした。何かこれほかにももっとうまい使 う方法ないのかねというようなことがその区長から言われまして、俺たちのグループ、OB会みたい なのがあるわけですが、そんなところで活動してはどうだねというような話になりまして、それはあ れだなということを感じたわけです。そういう意味では、そういう取り組みがされていたとすれば、 それはよその地区にもこんな例がありますよというふうなことを紹介をするだとか、一つの例ではあ りますけれども、さまざまのやっぱり他の集落にも参考になるような活動をやっているところが多い と思うのです。そういうものを目を配らせながら、情報としてつかんで、そして知らせる機会を行政 のほうとしてはもっともっと力を入れる必要があるのではないかと、こういうことを感じたものです から申し上げているのですが、その辺についてはどんな体制というのか、システムになっているので しょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 議員おっしゃるオレオレ詐欺のチラシにつきましては、先般村上警察署 の警備部のほうから情報提供いただきました。市の各支所にも置いてございます。今ほどのある地区 の区長さんの配慮で、そういったひとり暮らしの世帯に配付したという話を今聞きましたが、非常に いいことだと思いますが、それをまた市の区長会等の集まりがあれば私どものほうから情報提供する ことはできますが、あくまでも警察の防犯事業の一環としてやっているものでありますので、その辺 もまた警察と機会がありましたら、また推進できるように検討していきます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 各支所も人員が少なくなって、なかなか手も回らないのかもしれませんが、 各地この広い村上市でありますから、地域によってさまざまな活動がされておると思われます。それ でそれを全部本庁でなかなか把握し切れない面もあるかもしれませんが、そういうことに目を配ると いうことがぜひとも必要ではないのかと、そういう細かいところに目が届く、それに対応できる、そ ういうことがいわば定着することによって、住みやすいまちづくりに結びつくのではないかというふ うに思いますので、その辺についてはもっと力を入れていただきたいということをお願いをしておき たいというふうに思います。   それから、社会教育活動についていろいろ教育長のほうからご答弁いただきましたが、村上市教 育基本計画並びにこの市のスポーツ振興基本計画読んでみると、すごくやっぱりいいことが書いてあ るのですけれども、いいのですけれども、現実がなかなかそう、目指すことを書いてあるわけですか ら、すぐ道づけできるわけではないわけでありますが、この推進する体制というのが不十分なのでは ないかというのがどうしても私の感じとしてあるわけですし、ある団体の人たちにしてみればそうい うのが感じますねというようなお話も聞きましたのでなんですが、社会教育を進めるための体制、シ ステムというか、教育委員会の中には社会教育主事がおられまして、いろいろ企画からあれをやって いるのだと思いますが、その辺については社会教育主事の配置というのか体制は、どんなになってい るのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 全ての地区に今現在、社会教育主事がいるわけではございませんが、 地区に配置はされております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 社会教育主事の配置の基準だとか、そういうものはあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 過去には、社会教育主事を配置するようになっておりましたが、現 在は義務ではなくなっております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 義務ではないということでありますが、社会教育主事は置くというふうに なっているわけです。だから決まっているからそれを置くということではだめなわけでありまして、 社会教育をどうやって活性化していくかというのか、進めるのかということから考えれば、この広い 村上市の中で社会教育を活発にしていくためには、では主事はどれぐらい必要なのだと、あるいはそ れを補助する主事補ですか、もあるそうなのですが、その辺をもっともっと配置を強化をしていくと いうことがないと手が回らないのではないのかという感じがするのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 議員のおっしゃるように、社会教育の専門的知識とか技術を持って いる社会教育主事が各地区に全員配置されれば、さらに専門的な知識を生かした活動が期待できると いうふうには思いますが、やはり市の職員全体の流れの中で、同じ部署にいるだけでなくて、ほかの 部署をやはり経験することによって、その職員がまた違う知識や技術を身につけることもできるもの ですから、今現在市の職員の中に社会教育主事の資格を持っている職員はたくさんおりますが、その 社会教育の現場に今現在いるという職員は、全員ではないということでございます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 資格を持っている人大勢おられるというそうなのですが、一般の職員の方 と同じに人事異動で2年、3年で交代したのでは、社会教育を進めていくにはちょっとうまくないの ではないかと、もっと専門職として長期的な、系統的な指導をやっていくということがどうしても必 要だと思うのですが、現在実際それに携わっている資格者は何人ぐらいいるのですか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 今私がぱっと言われまして、正確な数ではないかもしれませんが、 朝日に2人、それから村上に2人だったというふうに記憶しております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 行政の中心的な村上市と、今まで教育委員会あった朝日に配置をしている というのは、それはわかるのですが、しかし山北だとか、あるいは荒川だとか、ちょっと離れたとこ ろでも、ここはすごくむしろもっと地域特性に合った活動を展開しなければならないわけです。そう いう意味では、もっとそういう資格者を配置をするということがどうしても必要だと思うのです。こ の資格取るには、講習を40日だか50日だか受けなければならないのだそうで、大学2年以上の経 験だとかいろいろ条件があるわけですから、そんな人たちを金をかけてまた大学に講習に行ってもら って、そして資格を取ってもらうわけでありますから、少なくても5年、10年はその部署にいて一 定の活動を系統的にやって、そして変えていくということがぜひ必要だと思うのですが、例えば保健 師さんほど生涯の仕事というふうにはならぬだろうけれども、でもその人はやっぱりさまざまな仕事 を経験をして、行政マンとして成長していくということは、それも必要でしょうけれども、しかし一 定の系統的な、長期的な展望も必要な職務については、そんなにしょっちゅう変えては、ちょっとや っぱりせっかくの能力が生かされないということになると思うので、その辺についてはぜひ人事配置 についてご検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 教育長。 〇教育長(圓山文堯君) 今ほど議員のおっしゃったことは、大変大切な部分であるというふうには 認識しております。生涯学習課の中には、例えば遺跡関係についてはその専門員がやはりおりますし、 また本年度その部分については1人採用していただき、強化したところであります。社会教育主事と いうのは、前は学校の教職員がそういう担って、それぞれの地区に社会教育主事として派遣され、そ ういう部分についての教育を進めてきた部分がございます。しかし、教員のほうは全て引き揚げとな り、各市町村独自で社会教育主事を育成し、進めていくというような形に変わっております。議員の おっしゃるとおり、その社会教育をいかに進めていくかという専門性を持つということは大事だと思 っておりますし、1年や2年でそれが配置がえになるということもやはり不適切なものというふうに 感じております。そこら辺あたりは人事面でありますので、市長部局ともよくよく話をしながら、今 後議員のおっしゃるような形に少しでも近づけていくように努力してまいりたいと考えます。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) ぜひそういうふうにお願いをしたいと思うのですが、教育委員会というと どうしても学校教育に、もちろんメーンであります、一番基本でありますけれども、しかし今の社会 の状況だとかを考えれば、生涯学習というのは非常に重要な時期になってきておるわけでありますし、 高齢者が元気でいることがまちの活性化、ひいては医療費の抑制にもつながるわけでありますから、 もっと社会教育に力を入れていくということが今こそ求められているのではないのかというふうに思 いますので、その辺についてぜひその人事体制をまずは見直しというのですか、強化をしてもらいた いというふうに思います。   それでそういうシステムをチェックするというのですか、社会教育委員という職務もあるわけで すけれども、その辺は人数だとかあるいは配置の基準だとか、そんなのはあるのでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) これにつきましては、市の条例、規則に基づきまして配置しており ます。今現在ちょっと正確な人数をすぐに思い出せないのですが、十七、八人いたというふうに記憶 しております。申しわけございません。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 正確な数はともかくとして、その体制をやっぱりチェックをするのが外部 から出ている指導員というのですかの役目だと思うのですが、その辺に関してどうもやっぱりそこに 入っているメンバーの一人として、学校教育は非常に校長先生を私のところへ配置きちっとして指導 されているのだけれども、社会教育はそうはなっていないから、なかなか系統的な指導ができないの でないかなという声も聞こえてきます。そういう面でもう一度というのですか、金がそんなにかかる わけではないと思うのですけれども、そういう役職をもっともっと強化をして、社会教育活動が活発 化していく、そういう雰囲気というのですか、そういうものもつくり上げていく必要がどうしてもあ るというふうに思いますので、その辺についてぜひご検討をお願いしたいと思いますが、いかがでし ょう。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 先ほどの人数でございますが、社会教育委員設置条例によりまして、 委員の定数は19人以内というふうになっているのですが、今現在たしか18人だったような記憶が ございますので、定数満杯だったかどうかまでちょっと名簿を持ってきておりませんので、申しわけ ございません。19人以内であることは間違いございません。それで会につきましては、年4回の定 例会を実施しておりまして、地域の実情、それから今現在は家庭教育のあり方とか青少年教育のあり 方、それからいろいろな社会教育関係団体との連携強化のあり方について皆様方からご意見いただい て、答申とまでいかない形ですが、ご意見をいただいて、それを取りまとめさせていただいて、これ からの私どもの事業に反映させていきたいというようなことで、今会議の中で皆さんからの意見出し て検討しているという段階でございます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) 全体の体制としては、ぜひそういうことで強化をお願いしたいと思います が、まだ出ている細かい話ではありますが、公民館での活動について、今まで公民館行事としてやっ てきたものをこれをこっちの文化的な行事はこれは公民館、それから体育的なものは荒川の場合は体 育館で担当しているというのですか、そういうことになっているみたいで、今までから比べて連携体 制が非常にとりにくいと、何でそんなふうにするのだろうなんていう声が出ているわけです。そうい う面では、今やられておくことが〔質問終了時間10分前の予告ブザーあり〕システムとしていいと いうのかどうか、その辺についてちょっとお聞かせいただきたいのですが。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) スポーツにつきましては、また社会教育委員会での一部分の検討会 は行っておりますが、またスポーツ審議委員会もございまして、スポーツ専門でのまた検討会もして おります。それから、先ほども教育長のほうからの答弁にありましたように、各地区に総合型スポー ツクラブのほうが組織していただきまして、体育施設の指定管理なども一部やっていただいている地 区もございまして、その中に市のほうでこんな事業をやっていただきたいという事業を委託させてい ただいたり、あるいは各地域の実情に応じて自主的な事業なども展開しているということで、分業の ような形にはなっておりますが、それぞれ専門のスタッフがおりまして、そのスタッフがずっとその 場所から移動することなく定着するような形でこれから盛んになっていくものだというふうに期待し ているところでございます。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) その自主的な活動に対する支援というのは、これも力を入れているという ふうになっているわけでありますが、一番今必要なというのですか、スポーツ活動で困っているとい うのは、金銭的な面ももちろんあるのですけれども、人手が足りないといいますか、自分たちのグル ープが何十人かいて、それが全市民を対象にした活動に広げようとすると、受付の窓口だとか、ある いは行事をやったときに健康管理する保健師さんが足りないだとか、看護師さんが足りないだとか、 スポーツボランティアの育成というふうにも書いてあるわけですけれども、そういうところで苦慮し ている。特にまだ全体的に高齢化をしてきているので、文化活動でさえも文化祭に作品を運び込む搬 入搬出が自分たちでやっていたのが全体的にクラブが高齢化していて、重いものは自分たちでもうで きなくなって、シルバーさんに金を出して頼むだとか、こういうところになっているというのが現状 だというふうに思うのです。そういう面では、スポーツボランティアだとかそういうもの、あるいは 市の職員で保健師さんの資格ある人だとか、そういう人たちに参加をしてもらって手伝いをしてもら うというようなことをぜひしてほしいなということがある団体から言われています。その辺について もぜひ力を入れていただきたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 今市の大きな方針の中に、市民協働のまちづくりという方針がござ いますので、やはりいろいろな事業活動を行うときに、人手はやはり必要だというふうに私も感じて おります。これからも市民の皆様のボランティアの協力とか、それからスポーツに限って言えばスポ ーツ指導員などの協力などをお願いしているところがございますが、いろいろなところで市民の皆様 からぜひご協力いただくような連携、運営、それから準備段階からそのようなことで進めていただく グループサークルにお願いしていきたいというふうに思っております。 〇議長(板垣一徳君) 冨樫宇栄一君。 〇7番(冨樫宇栄一君) いろいろ細かいお話も聞いているのですが、それはそれとしてですけれど も、特に今のこんな状況の中で社会教育あるいは地域のスポーツ活動、非常に重要になってきている というふうに思いますので、体制の強化、そしてボランティア組織の確立だとか、こういうことをぜ ひ力を入れていただきたいということをお願いいたしまして、一般質問を終わります。   ありがとうございました。(拍手) 〇議長(板垣一徳君) これで冨樫宇栄一君の一般質問を終わります。   午前11時まで休憩します。            午前10時46分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(板垣一徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              総務課長の発言 〇議長(板垣一徳君) ここで総務課長から発言を求められておりますので、これを許します。   総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 先ほど冨樫議員のほうからの質問で、自主防災組織の現状でありますが、 お答えしたいと思います。   平成26年4月現在、村上地区で67、荒川地区で27、神林地区34、朝日地区36、山北地区20、 計184、市全体の結成率は77.09%であります。   以上です。 〇議長(板垣一徳君) ご了承ください。                                              〇議長(板垣一徳君) 次に、6番、川村敏晴君の一般質問を許します。   6番、川村敏晴君。(拍手)           〔6番 川村敏晴君登壇〕 〇6番(川村敏晴君) ありがとうございます。今定例会最後の一般質問となりました。いましばら くおつき合いを願いたいと思います。市政クラブの川村でございます。早速質問させていただきたい と思います。   私の質問事項は、1項目でございます。市所有バスの新たな運行規定についてお伺いいたします。 9月定例会で一般質問させていただいた件でございますが、ご答弁では今年度中に新たな規定を示さ れる予定であるとのことでございました。このことは、従来より市所有バスを利用している各種団体 の方々の次年度計画に大きく影響する関係もございますので、9月定例会に引き続いて質問をさせて いただきます。   @、新たな運行規定は、いつから効力を発生することになりますか。A、従来利用していた各種 団体で、利用ができなくなる団体の名前と事業名を教えてください。B、利用できなくなる各種団体 と事業に対して、利用できなくなることに対する対処措置は考えておりますか。考えていたらその方 法を教えてください。C、9月定例会の私の質問の中の、新たにNPO法人を立ち上げて市所有バス の運行を委託し、通学や市民活動に利用する新しい運行システムを検討できないかとの質問に対して、 同業者との競合問題や道路運送法などの課題を解消できるかなど検討していきたいとのご答弁でござ いましたが、この件についてはその後検討なされていますか。D、現在、運行実証実験中のまちなか 循環バスやのりあいタクシーの運行状況も堅調に推移していると地元紙の報道もございましたが、例 えばこのようなシステムでスポーツ少年団の活動や市民活動に寄与できる運行システムをつくり上げ ることはできないでしょうか。   以上でございますが、市長答弁の後、関連について再質問をさせていただきたいと思います。よ ろしくお願いいたします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) それでは、川村議員のご質問に順次お答えをいたします。   最初に、1項目め、市所有バスの新たな運行規定についての1点目、新たな運行規定はいつから 効力が発生するかとのお尋ねについてでございますが、本市が所有するバス利用についての統一的な 基準を定めた要綱については、昨年度より、これまでの利用実態の調査や道路運送法に基づく自家用 バスの適正な使用範囲等の確認を行い、策定作業を進めてまいりました。現在は、その原案に対する 庁内各課からの意見を踏まえた成案を固めている段階で、来年4月1日から運用ができるよう必要な 手続を進めているところであります。   次、2点目、市所有バスを利用できなくなる団体と事業についてのお尋ねでございますが、ご承 知のとおり本市が所有するバスは「自家用バス」という扱いになり、行政目的達成のために使用する ものでありますので、本市が主催または共催する事業・行事のため以外に使用することができないも のであります。また、名目のいかんを問わず、利用者からその輸送の対価を収受することは、道路運 送法に抵触するものであり、これらを踏まえ新たな運行基準を定めようとするものでありますので、 使用する団体ごとに利用可能かどうか判断されるものではなく、その事業が市の事業かどうか、また、 法令の範囲内で適正に利用できるかで判断するものであるため、新たな規定の中で、現在事業担当課 に整理をさせております。   次、3点目、利用できなくなることに対する対処措置は考えているかとのお尋ねについてでござ いますが、利用できなくなる事業と団体のこれまでの利用実態、公益性、事業効果等に配慮して、極 力支障が出ないよう対応措置を講じてまいりたいと考えております。   次、4点目、NPO法人を立ち上げて市所有バスの運行を委託し、通学や市民活動に利用する新 たな運行システムを検討できないかについてのお尋ねでございますが、NPO法人へ本市所有バスの 運行を委託した場合においても、そのバスの運行に当たっては、市の行政目的達成のための直接業務 にのみ運行することとなりますので、本市が主催、または共催していない市民活動のために運行する ことは困難であると考えております。   次、5点目、市民活動等に寄与できる運行システムをつくり上げることはできないかとのお尋ね についてでございますが、本市が運行実証実験を行っている公共交通システムにつきましては、利用 者の利便性の向上を目的としておりますが、定時定路線型の運行形態をとっており、目的地を固定し たものとなっております。そのため、運行の都度、目的地が変わるような使用形態には不向きである と考えております。   以上であります。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) ご答弁ありがとうございました。   それでは、順序によって再質問させていただきますが、まず来年度4月1日から新たに規定をし た運行規定を運用するというふうなことでございますが、この運用規定を我々市民に公表する時期と、 また公表方法はどのようなことを考えているかお聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 市の車両の管理運営規定の中にありますマイクロバスの運行に関する要 綱でありますが、4月1日には新たな要綱を定めたいというふうに思っております。それについては、 このバスの要綱が変わることによって不利益をこうむるような方々には、事前にその団体に対して説 明をさせていただきたいと思いますし、一般市民の方々に対しましては、広報等を通じて周知してい きたいというふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) できれば3月初旬だとか、そういう明確な時期が示されればありがたいなと 思っております。というのもやはり4月から各種団体等の計画がスタートするわけですから、もう既 に次年度の計画を策定中である団体もあると思いますので、従来利用されていた団体が次年度はどう なのかというところが非常に私も懸念しているところでありますので、もう一つ具体的な日時につい て、今お持ちであればお示しいただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 今市長答弁いたしましたとおり、要綱の最終的な詰めの段階に入ってお ります。先ほど私申し上げましたように、規定を新たに設けることによって、今まで使っていた事業 に使えなくなる、あるいは団体が使えなくなるというふうな部分がありますので、その救済策を今詰 めております。予算も伴うことでありますので、ことしじゅうにはある程度要綱として成案を得て、 来年1月中には決定をしたいと。したがって、一般市民の方に広報ということになると、2月の中旬、 2月の時期ということになろうかと思います。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) ありがとうございます。   まず、先ほど市長ご答弁で、従来利用していた団体及びその団体名については、市の主催事業及 び共催事業であるから、この事業に該当するかどうか自己判断しろというふうなことなのだろうと思 って聞いておりましたが、そこがやはり各種団体で私以前の一般質問でも申し上げておりますが、も ともと市の主催事業であり、共催事業であったものをみずからの主催事業として今は運行していると。 ただ、従来はバスをそういう状況の中で活用させてもらっていたという方々が多いわけであります。 例えばスポーツ少年団の各種大会出場への遠征時、また老人クラブさんあたりもそれぞれの交流会等 で利用されていたというふうなことでございます。また、これも大滝市長肝いりで立ち上げました各 地区のまちづくり協議会、これらについてもやはりいろんな視察等で市の所有バスの利用をさせてい ただいていたということでございます。これらの事業がでは主催に当たるのか、共催に当たるのかと いうところが全く不明瞭でありまして、ここについて事前にやはり確認が必要だと。さっき課長答弁 では、該当されるだろうところに事前にお示ししたいというふうなことでございましたが、該当等も やはり想定されますので、ここについてはやっぱり新しい制度を運用していこうという時期において は、やはり行政としては従来活用していた団体、事業についてこうであるというふうなことはしっか り把握しておくべきだろうと思うのでありますけれども、その辺のほうはきちっと把握はなされてい ないのでしょうかね。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) この運行規定、昨年度からいろいろ事務調整をしてきました。引き続き 今年度も調整した中で、今まで市のマイクロバスを使っていた各課との調整もさせていただきました。 議員ご指摘のスポーツ少年団のほか、これは市の主催、共催事業になり得ないような内容、事業がご ざいます。それらについても今精査しております。ただ、例えば今議員がおっしゃる高齢者の事業、 例えば敬老会のような事業については、当然これは公益性の高い地縁組織の方々がこぞってそういっ た敬老を祝う事業でありますので、これらの事業についてはほかの全国の市町村でも支援していると いうふうな形ですので、主催、共催事業には値するのではないかなと。あくまでもやはり個々具体的 なその事例によって判断せざるを得ないものも出てきますので、それらについてはまた次年度以降そ の時点で協議をしたいというふうには思いますが、全体としては把握はしております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) まだ今のニュアンスでもはっきりつかめないところがあるのですが、今スポ ーツ少年団等の活躍が非常に顕著に当市でもあらわれてきている中で、各種大会等に県外もあれば同 じ県内でもかなり遠方まで遠征する。その際に、従来そういう市の車両を使わせてもらっていたとい う事実がこれあるわけですので、ここについてはきちっとした代替措置、先ほど課長答弁されていま したが、ここについて具体的にどのようなことかということについてお聞きしたいと思いますが、そ の前にひとつ参考例として、当然新しい運行規定を策定する上では、近隣他市町村の運行状況なんか も研修中ではしたのではないかなと思いますが、お隣の胎内市の例をちょっとお聞きいただきたいと 思います。   胎内市では、3つのバスの利用規則がございました。1つは、胎内市共用バス使用規則、もう一 つ、胎内市スポーツバス使用規則、もう一つが胎内市学校外活動の委託バス貸し出しに関する規則、 このようなことで市民団体が利用できる市有バスの運行規定が3つに分けられて示されておりました。 中身をちょっとご紹介いたします。これは、いずれも使用の対象となる範囲を示した記述でございま すが、ちょっと読ませていただきます。まず最初に申し上げました胎内市共用バスの使用規則では、 市長が行政目的の遂行のため、適当と認めた市内の団体の活動に使用するときバスが使えますよとい うことです。   もう一つ、市内スポーツバス使用規則では、市の体育施設を利用するものまたはスポーツ活動の ための輸送を必要とする各種団体もしくはスポーツグループで使用人数が10人以上のものを対象と して使用することができるが、順位は以下のとおりである。@、市の主催による体育行事、A、市を 代表して出場するスポーツ大会並びに他市町村との対外交流会及び親善試合、B、各種団体及びスポ ーツグループが使用するもので次に挙げる事項、Bのアです。体育施設の利用、イ、市内における他 地域との交流及び親善試合、ウ、スポーツ活動のための輸送、同じこの規定の中の2の項目で、前項 に定めるもののほか、教育上または公益上必要と認めたもので使用人数が10人以上の使用について は許可することができるとあります。   もう一つありましたね。市内学校外活動の委託バス貸し出しに関する規則でありますが、これに ついては目的として、この規則は、子どもたちが地域社会で過ごす時間の増大に伴い、基本的な生活 習慣や生活能力を身につけさせ、地域の子どもは地域で育てる体制を支援するため、地域子ども会活 動並びに児童及び生徒が対象となるスポーツ大会等にかかわる活動に対して委託バスを貸し出すこと を目的とする。バス貸し出し条件としては、教育委員会は、前条の目的を達成するため、日帰りでバ スを利用する場合に限り、次に掲げる団体にバスを貸し出すものとする。(1)、地域子ども会にあ っては、教育委員会に登録した地域子ども会で登録時に提出した活動計画に基づく活動であること、 (2)、スポーツ等にかかわる活動をする任意団体であっては、国、地方公共団体及び各種団体が主 催するスポーツ大会等の活動であること、2、前項に規定する地域子ども会の活動及びスポーツ等に かかわる活動をする任意団体がバスを利用する場合は、以下の各号に掲げる条件を満たさなければな らない。(1)、必ず保護者または指導員等が同伴し、児童及び生徒を管理監督すること、(2)、 参加者は10人以上とすること。ただし、1団体につき10人以下の場合は、複数の団体をもって10 人以上とする。3、第1項に掲げる活動においては、年1回を限度としてバスを貸し出すものとする。 ただし、同項第2号に基づく活動にあっては、教育または公益上特に必要と認める場合はこの限りで はないというふうなことが今胎内市にある3つの運行規則の利用者に対する範囲であります。   当市の運行規則がどのような内容であるかわからないので、胎内市に準ずるものであれば私この とおりであるという答弁いただければこれで一般質問終われるのですが、非常に村上市の場合、中身 が見えませんし、今までの市長及び課長等の答弁をお聞きする限り、市の主催、共催事業にこだわっ ておられるので、今胎内市の規定を申し上げましたが、各種団体の自由な交流、これについても市の バスの運行を認めているのですよね。このような規定であってほしいなというふうなことを踏まえて 課長にお聞きします。先ほど申し上げました、では利用できなくなる団体に対してどのような救済措 置を考えられているか、お聞かせください。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 先ほど市長が答弁しました、対処措置を講じているということでありま すが、まだ確定していませんので、今の段階での考え方でありますが、スポーツ少年団等の活動に対 しては何らかの形で、本年度もそうでありますが、活動支援としての補助金で対応していきたいなと いうふうに考えております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 詳細は、まだ未定ということでございます。もう12月も入りましたが、こ の時期で未定というのも非常に先が不安になってまいりますが、当然課長の前職の関係で、スポーツ 少年団等の活動の多さ、ここはご承知だと思うのですが、その活動に対して補助金対策をするという ことは、かなりの経費を要するのではないかなと、こんなふうに考えていますが、その辺はどのよう にお考えでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) 未定ではなくて、まだ未確定ということですので、ある程度方向性は決 めております。額について、今確定できない理由の一つが額がまだ確定できない。新年度予算の計上 の時期ですので、今最終的な詰めに入っている段階でありますが、全ての市内のスポーツ少年団の活 動を支援するというふうな形であれば、かなりの額になるのではないかな。したがって、その補助金 の要綱につきましても、一定ラインを設けざるを得ないかな。例えば市内での活動以外、市外に遠征 する、あるいは大会に出場すると、あるいは運行距離が何キロ以上とかいうふうな部分でちょっと線 引きをせざるを得ないのかなというふうには、今の段階では感じておりますが、額はまだ確定してお りませんが、かなりの高額の金額になるというふうに想定しております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 今のご答弁にもあるように、やはり線引きが必要になってくるということは、 そこに従来に対する利用に不利益が発生するところが多々出てくるのだろうというふうに感じており ます。質問先がこっちかもしれませんけれども、今市内5地区に総合型スポーツクラブが既に立ち上 がっているところもあれば、今立ち上げているところもありますが、神林の希楽々と村上のウエルネ スむらかみにこれらのスポーツクラブが所有するバスがあるはずですが、このバスの運行状況といい ますか、運行規定、内容について、ちょっとご説明いただきたいなと思います。 〇議長(板垣一徳君) 生涯学習課長。 〇生涯学習課長(田嶋雄洋君) 議員おっしゃられるスポーツ振興車につきましては、今ほど村上地 区であればウエルネスむらかみ、それから神林地区は希楽々に委託をして預けているわけでございま す。内容的には、体育協会や総合型スポーツクラブでの活動等を優先して、スポーツ少年団を含めた 活動を優先して、それぞれのクラブのほうで申し込み受け付け等を調整しまして、団体に利用させて いるという状況でございます。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) バスの持っていないほかの3地区については、独自にこれらの会員の送迎等 に活用する手だては全くなくなるわけであります。新しい規定ができてくると。それらの各種スポー ツ団体の行う活動が市の主催事業であるというふうな捉え方をしてくれれば問題ないと思いますが、 しかし独立した団体であるというふうな考え方から、よくて共催というふうな捉え方にならざるを得 ないのかなというふうに懸念していますが、まずこれらのバスを所有して運行することと、先ほど課 長が答弁された補助金で対応していくという流れについて比較をすれば、やはり独自の地域で独自の バス運行によって、それぞれのクラブ活動の中にその地域活動を取り入れていく中で、運行、利便性 を図っていくというふうな考え方の方法論としてはベストのほうに入るのではないかなと、こんなふ うに考えますが、いかがでしょうか。 〇議長(板垣一徳君) 総務課長。 〇総務課長(高田 晃君) お答えする前に、先ほど生涯学習課長が答弁いたしました、今ウエルネ スと希楽々、2台宛てがえてというふうなお答えしましたが、正確にはウエルネスむらかみについて は市も購入時に半額助成したと、もう一方、希楽々については全く市の補助金あるいはお金は出した わけではなくて、希楽々独自でスポーツ振興センター等々の助成をもらって購入したバスです。訂正 させていただきます。今補助金の対応お話しさせていただきましたが、この額が多分高額な金額にな っていくだろう。とりあえず私ども今新たな運行規定を定めるに当たって、除外されるだろうと思わ れるスポーツ少年団活動に対しては、先般9月議会でも市長答弁にありました、青少年のスポーツ振 興等を政策の一環として掲げていく場合には、ある程度の支援をしていかなければならないだろうと いうことで、平成27年度についてはそういった財政支援をしていきたいと思いますが、将来的には 例えば今の総合型クラブが所有しているバス、それらを使って会員のための運行であれば、仮にスポ ーツ少年団が県内大会あるいは県外大会に出ていく場合の交通手段として使えていくのではないかな というふうなことですので、将来的にはその辺のことも視野に入れて検討はしております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 私の前に同僚議員の冨樫宇栄一議員が質問されていましたが、社会教育にお ける市の支援、これについて答弁では、やはり市民協働の立場からも行政としてできることを支援し ていきたいというふうなご答弁であったと思いますが、この総合型スポーツクラブ、スポーツという ふうな名前が載ってくるので、スポーツ活動に限定されているように捉えがちですが、ここは担当課 長ご承知だと思いますが、社会教育も含めたいろんな文化活動等を網羅した地域活動を促進していこ うというふうな意味合いを持っている団体でありますし、それらの活動をもっと活性化させるために は、他地区との交流だとかが非常に大切であるというふうなことでございます。それに対して、やは りそれぞれの地区のスポーツクラブの中に社会教育の団体の活動も取り組んでいくことによって、今 総務課長が答弁されたように、会員の輸送について考えれば、それぞれのスポーツ団体の所有する車 両運行は何ら道路交通法等に抵触はしないというふうな判断になるのではないかなと、こんなふうに 受け取れるのですが、市長の判断で運行に対して補助金を対策として当てていくというふうなことが 今ご答弁でありましたが、こういうことについては申し上げづらいのですが、市長がかわると補助金 も切れるみたいなこともこれはもう想定できますし、やはり将来この地域の社会教育、そしてまたス ポーツ活動が底辺からこの地域に根づくためにも、やはり恒久的なシステム、制度が定着することが 必要なのだろうというふうなことを考えれば、C、Dに対しての質問については私も従来から提唱し ておりますが、非常に入り込みづらいという行政側の姿勢が伝わってくるのでありますが、ここで今 実証実験を顕著に進めているという実績があるということでございますので、ここで運行しているノ ウハウ、これは運送法上いろんなものをクリアしながら、乗り合いバスだとか循環バスを料金を取り ながら運行しているわけですので、この辺を村上市としてもしっかりノウハウを持っているわけです から、各地域にNPO法人というふうな言い方をしていますが、総合型スポーツクラブにそれが変わ っても何ら差し支えないと私は考えておりますが、それぞれのバスの所有をしていただき、しっかり としたそういう地域活動に寄与できるような運行をするというお考えについてはどう考えられるか、 市長でも課長でもよろしいのですが、ご答弁いただきたいと思います。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) さっきからお話を聞いておりましたが、まず他市との例を挙げて説明をいた しておりますけれども、状況が全然違いますし、地理的条件も違います。それが全て村上に当てはま るというものではない。村上はご案内のとおり、6市町村があるわけであります。距離、面積も 1,174平方キロメートルあって、それが当てはまるかというと当てはまらないと私は考えております。 では、どうするかということでございますけれども、やはり私はNPO法人、スポーツクラブが各地 域に設立されていますので、それらの皆さんに運行専用バスというようなものを配備して、そしてお 願いするのが一番ベターではないかなと、そのように考えております。将来的には、将来的というか、 来年は補助金対応ということでありますけれども、平成28年度以降についてはそういうような体制 をとるのが村上市にとって一番いい方法ではないかなと、そのように考えているところでございます。 市長がかわればどうなるかということでございますけれども、それはそんなの当然のことです。市長 がかわれば行政も変わりますので、それはそれとして平成28年度以降については、そういうような 体制をとっていくべきではないかなと考えております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 非常にありがたいご答弁だなと思います。各地域、本当に村上市、県下一広 いエリアを有しているわけですので、非常にそこを一つのシステムで網羅しようというのは厳しい話 であるということは私も考えておりますが、しかしながらそれぞれ広い地域ながらも、旧来の5地区 の中にそれぞれの地域を従来以上にスポーツと文化活動で活性化していこうという集団があり、それ が現実的に活動しているわけであります。それをやっぱり年齢層を超えた方々の参加をさらにふやし、 維持していく上では、そういう会員の足になる車の運行というのは本当に欠かせないものであるとい うふうなことで、今平成27年度については早急に車両準備というふうなことは当然厳しいと思いま すが、平成28年度にはそういう方向で進めていくというふうなご答弁だったというふうに受け取り ますが、この辺については課長いかがでしょうか。段階的な準備の中で、平成27年度補助金措置か ら平成28年度、そういう車両所有というふうな方向で推移していける体制はしっかりとっていける かどうか、その辺最後にご答弁をいただいて締めたいなと思いますが、よろしくお願いします。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) それは、課長が答えることではなくて私が答えることではないかなと、そん なように考えております。平成27年度は、おっしゃったとおり補助金対応をさせていただきたいな と、そう思っておりますし、早くて平成28年度以降については、そういうようなNPO法人、スポ ーツクラブ等を活用しながら専用の車両を整えていきたいと、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 大変失礼いたしました。   市長権限を逸脱したようなあれでしたが、もう一点、今NPO法人化しているのは、希楽々とウ エルネスむらかみのみであります。愛ランドあさひについてもそういう方向で準備に向かっていると いうことでございますが、ただ山北、荒川についてはいま少し朝日以上に時間がかかるのかなという ふうな段階でありますが、NPOではないとだめだというふうなことで、またそこで線引きされると 非常に私のあれも半端になってしまいますが、ここは各スポーツクラブに任せるというふうなご判断 をされたというふうなことで理解してよろしいでしょうか、市長。 〇議長(板垣一徳君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 川村議員の立場も潰さないように、十分に配慮しながら善処してまいりたい と、そのように考えております。 〇議長(板垣一徳君) 川村敏晴君。 〇6番(川村敏晴君) 私の一般質問は、これで終わらせていただきたいと思います。ぜひとも平成 27年度は、そういう対処措置ではありますが、ここもひとつ漏れのないよう細かいところまで把握 しながら進めていただきたいことをお願いして、これで一般質問を終わらせていただきます。   ありがとうございました。 〇議長(板垣一徳君) これで川村敏晴君の一般質問を終わります。   以上で今定例会の一般質問を終わります。                                              〇議長(板垣一徳君) 本日はこれで散会をいたします。   なお、明日10日から第1委員会室において各常任委員会が開催されますので、定刻までにご参 集ください。   大変ご苦労さまでございました。           午前11時39分  散 会