平成22年村上市議会第4回定例会会議録(第5号) 〇議事日程 第5号 平成22年12月17日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第 7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採択を求め             る請願                                    請願第 8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願       請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関する請願   第 3  請願第 5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願                請願第 6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願      第 4  議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止について               議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定について              議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定について          議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定について              議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定について             議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について             議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定について       第 5  議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について           第 6  議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 7  議第168号 山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締結について       議第169号 山辺里地区統合小学校電気設備工事の工事請負変更契約の締結について       議第170号 山辺里地区統合小学校機械設備工事の工事請負変更契約の締結について       議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について             議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の条例制定に             ついて                                    議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制             定について                                  議第174号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について             議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について               第 8  議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関す             る協定の一部を変更する協定の締結について                   議第177号 市道路線の認定について                            議第178号 市道路線の変更について                            議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定について 第 9  議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)            議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)            議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第2号)         議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)          議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第188号 平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第189号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)         第10 議第192号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第5号)            第11 議員発議第15号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の提出につい               て                                    議員発議第16号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出について            議員発議第17号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出について              議員発議第18号 米価の大暴落に歯止めをかけるための意見書の提出について          議員発議第19号 TPPの参加に反対する意見書の提出について           第12 議員発議第20号 高齢者に関わる社会保障制度の拡充を求める意見書の提出について       議員発議第21号 後期高齢者医療制度をすぐ廃止し、真に安心できる医療制度のために               国庫負担を大幅に増やすことを求める意見書の提出について     第13  議員発議第22号 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求める決議        第14  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  請願第 7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採択を               求める請願                                  請願第 8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願       請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関する請願 日程第 3  請願第 5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願                請願第 6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願    日程第 4  議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止について               議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定について              議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定について          議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定について              議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について         議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定について             議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について             議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定について     日程第 5  議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について         日程第 6  議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について                 議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定について          議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について                    議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について             日程第 7  議第168号 山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締結につい               て                                      議第169号 山辺里地区統合小学校電気設備工事の工事請負変更契約の締結につい               て                                      議第170号 山辺里地区統合小学校機械設備工事の工事請負変更契約の締結につい               て                                      議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について             議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の条例制               定について                                  議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正する条               例制定について                                議第174号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について             議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について             日程第 8  議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に               関する協定の一部を変更する協定の締結について                 議第177号 市道路線の認定について                            議第178号 市道路線の変更について                            議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定につ               いて                              追加日程第1 請願第 9号 市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願                  請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の整備計画の               促進並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願について     日程第 9  議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)             議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)           議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)            議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第2号)         議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)           議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)          議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)             議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)         議第188号 平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議第189号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)       日程第10 議第192号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第5号)          日程第11 議員発議第15号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の提出に                 ついて                                  議員発議第16号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出について            議員発議第17号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出について              議員発議第18号 米価の大暴落に歯止めをかけるための意見書の提出について          議員発議第19号 TPPの参加に反対する意見書の提出について         日程第12 議員発議第20号 高齢者に関わる社会保障制度の拡充を求める意見書の提出につい                 て                                    議員発議第21号 後期高齢者医療制度をすぐ廃止し、真に安心できる医療制度のた                 めに国庫負担を大幅に増やすことを求める意見書の提出について 日程第13  議員発議第22号 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求める決議      日程第14  議員派遣の件                                                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     瀬   賀       功   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消防本部次長     小   田   幸   男   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、10番、齋藤信一郎君、24番、瀬賀秀雄君を指名い たします。ご了承願います。                                              日程第2 請願第 7号 「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の             採択を求める請願                          請願第 8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願       請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関す             る請願                          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第7号、請願第8号及び請願第11号の3議案を一括議題とい たします。   本件は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) おはようございます。ただいま上程されました請願第7号  「高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める」意見書の採択を求める請願は、去る12月10日の 市民経済常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員の補足説明を求めた後、審査に入りました。特に意見もなく、討論を求めまし たが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第7号は採択すべきものと決定いたしまし た。   引き続き請願第8号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める請願を議題とし、 紹介議員の補足説明を求めましたが、特になく、審査に入りました。特に意見もなく、討論を求めま したが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により、請願第8号は採択すべきものと決定いたし ました。         次に、請願第11号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加の反対に関する請願を議題 とし、紹介議員の補足説明を受けた後、審査に入りました。   委員から、40%の自給率が12%まで下がるという試算もあることから、ぜひとも採択したいとい う意見もありました。   その他意見もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第11号は採択すべきもの と決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) ご苦労さまです。おはようございます。TPPの交渉参加に反対に関する請 願の件なのですが、確かに農業関係、農作物つくっている方につきましては、これものすごく大変な ことで、今の政権で降ってわいてきたような話なものですから、私もその件については大反対なので すけれども、委員会の中で例えば輸出業されている産業の方は、これが参加されますと、非常に物が 外国では売りやすくなって、例えば1台車シンガポールあたりでホンダの車がフォードで1,000万ぐ らいするやつが、その関税率が大分下がって結局安く向こうで流通できるというような部分での、輸 出をやっている業界に関してはすごくメリットがある部分もあるかと思うのですが、そういった部分 は委員会の中で何か審議されませんでしたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま報告の中でもありましたけれども、意見が1件しか ございませんでした。それは先ほど私が発言したとおりでございますが、そのほかについては委員か らは特別にそういう意見もございませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。 最初に、請願第7号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第7号は採択することに決定しました。   次に、請願第8号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第8号は採択することに決定しました。   最後に、請願第11号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第11号は採択することに決定しました。                                              日程第3 請願第5号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願      請願第6号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第5号及び請願第6号の2議案を一括議題といたします。   本件は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 皆様おはようございます。ただいま上程されました請願第5 号 高齢者に関わる社会保障制度等の拡充を求める請願と請願第6号 後期高齢者医療制度の廃止に 関する意見書の提出を求める請願、この2件の請願について去る12月13日午前10時から厚生文教常任 委員会において審査を行いました。   初めに、請願第5号を紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りましたが、特に意見がなく、 討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第5号は採択すべきものと決 定いたしました。   その次に、請願第6号を紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りましたが、特に意見がなく、 討論を求めましたが討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第6号は採択すべきものと決 定をいたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   初めに、請願第5号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第5号は採択することに決定しました。   次に、請願第6号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第6号は採択することに決定しました。                                              日程第4 議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止について          議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定について         議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定につい             て                                 議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定について         議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につ             いて                                議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定について        議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について        議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定について  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第149号から議第156号までの8議案を一括して議題といたしま す。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) おはようございます。ただいま上程されました議第149号から議 第156号の8議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月9日午前10時から神林支所旧議場において、委員6名、副市長、担当部長、担当課長、 担当職員、議会事務局長の出席のもと総務常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第149号 村上・岩船地域広域計画協議会の廃止についてを議題とし、担当部長より 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この条例の目的に広域市町村圏の広域にわたる総合的計画の策定、管理及び執行に関 する事務を共同で処理するとなっていますが、この3年間どのような活動または協議をされてきたの かとの質疑に、ふるさと市町村圏計画に基づいた事業を引き継いだものだが、大きなものは計画事業 の推進、進捗管理、その中で地域医療懇談会の事業への支援、広域物産振興事業への支援、広域雇用 促進事業への支援、これらが主なものですとの答弁でした。   また、委員より、今後は広域圏にかかわって発生した執行しなければならないものが生じた場合 は、これにかわり協議する組織は別にあるのかとの質疑に、最終的には10月の協議会で解散すること となったが、議論の中では取り組んできた地域医療や雇用、物産の振興など今後も力を入れていかな ければならないことでは一致しており、23年から新たな研究会を立ち上げようということで確認をい ただいており、その中で課題等について議論していくということですとの答弁でした。   その他質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第149号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   続いて、議第150号 村上市議会の議決すべき事件を定める条例制定についてを議題とし、担当 部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、地方自治法第96条第2項に基づき、この3つの事項について議会で議決すべきものと 判断されるものというのはどのような点にあるのかとの質疑に、これまでは旧市であれば公布して本 会議の中で説明して承認をいただいたり、また議員発議で議決をいただいたり、さまざまな方法をと ってきましたが、新市になって市の代表とすべきものは議会の議決をいただいた上で公表したいと考 えたものですとの答弁でした。   また、委員より、今後この3つの事項と同じように議決すべきものと行政が判断した項目があっ た場合は、条例の一部改正となるのかとの質疑に、新たな議決すべき事件が発生した場合は、条例の 一部改正でお願いすることになると思いますとの答弁でした。   その他質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第150号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   続いて、議第151号 行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてを議題と し、担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今回の行政機構の改革、再編の目玉は自治振興課と自治振興室、本庁と支所のかかわ りだと思うが、その連携、つながりについてはとの質疑に、全体的な取りまとめのものを本庁に自治 振興課として置いて、それぞれの地域をそれぞれの担当が受け持つ形で協働のまちづくりの推進、地 域の課題、地域の活性化を市民とともに議論できるように各支所に自治振興室を、また村上地区にお いては本庁の中に村上地区担当ということで別に設けて、それぞれの地区でスタッフが動くという位 置づけにしていますとの答弁でした。   また、委員より、機構改革、再編に限らず、職員の意識改革は必要だと強調されていますが、ど のような研修をされるのかとの質疑に、職員の意識改革は合併後も進めています。内部的には人事考 課制度を導入して今試行を始めましたし、これを踏み台に意識改革していこうということです。地域 を担当する職員だけが課題や活性化に取り組むのではなく、全職員で取り組むという協働のまちづく りの精神をみんなで共有しなければならないということで、今年度からいろんな意味での研修等も始 めているとの答弁でした。   また、委員より、消防団については本庁の総務部が事務取り扱いをしていたと思いますが、消防 本部、消防署も消防団について担当していたのかとの質疑に、消防団の事務については本庁総務の防 災担当が取り扱っていたが、23年度からは消防本部で事務取り扱いをやるということですとの答弁で した。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第151号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第152号 村上市職員定数条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 部長の説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議 第152号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第153号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題 とし、担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、基本的には今までの職務の級は維持されるのかとの質疑に、現級は保証するので、例 えば6級にいる者が5級に降格するようなことはないとの答弁でした。   また、委員より、今後5級から6級へ、6級から7級へなどのわたりなどと、今試行している人 事考課制はかかわってこないのかとの質疑に、人事考課制度の研修を始めているが、これを人事、昇 級、昇格に取り入れる考えは今のところないとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第153号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第154号 村上市ふるさと振興基金条例を廃止する条例制定についてを議題とし、担 当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、新市になってからこの基金を活用したことはあるかとの質疑に、運用益を財源として 医療、雇用、物産等の振興事業、協働のまちづくりの推進、これらに合併後も活用してきたとの答弁 でした。   また、委員より、運用益は活用してきたが、基金そのものには手をつけていないということかと の質疑に、合併前に地域医療のシネアンギオという機器を入れるときに基金から支援したが、運用益 での地域づくりが大原則であり、基金はいじっていないとの答弁でした。 また、委員から、この基金の中には関川、粟島浦も出資していると思うが、これとのかかわりは との質疑に、20年4月に合併したときに持ち分をそれぞれで管理することとなり、今回関川、粟島浦 も同じ条例を提案して、これを整理するということですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第154号は 原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第155号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当部長の説明を受けた後質疑に入りましたが、質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議 第155号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第156号 村上市情報通信施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、平成23年度に神林地区と村上市の一部も入っているが、供用を開始することによって 朝日地区、山北地区とあわせてサービスの拡大に伴い料金統一を図るものだが、附則の経過措置によ って朝日地区と山北地区を例外として別の料金が数年間残ることに非常に違和感を感じる。情報通信 基盤がある程度確立されるというこの時点で、一気に統一できなかったのかとの質疑に、料金統一な どサービス区域の拡大に伴い、使用料の検討委員会を設けていただいた。その中で今回の統一料金が 決められたが、朝日地区においては40%、山北地区では33%の値上げとなり、市民の皆さんに値上げ について周知期間を十分にとって理解をいただきながら、この料金体系をスタートさせていきたいと の答弁でした。   また、委員より、同じサービスを受けながら、最初から高い料金を払うほうからすれば、どう受 け取るだろうか。情報基盤整備が一応終結を見る今こそ、統一した料金を出すチャンスではなかった のかとの質疑に、今まで違う料金体系の中で統一を図ることに経過措置をして納得いただいてという こともあり、ご理解をいただきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、賛成の立場での討論がありました。起立採決の結果、 起立全員で議第156号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第149号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第149号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第150号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第150号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第151号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第151号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第152号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第152号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第153号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第153号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第154号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第154号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第155号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第155号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第156号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第156号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第157号 村上市都市計画税条例を廃止する条例制定について を議題といたします。   本案は、都市計画税特別委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されています。   委員長から審査の概要について報告をお願いします。   都市計画税特別委員長。           〔都市計画税特別委員長 瀬賀秀雄君登壇〕 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) ただいま上程されております議第157号 村上市都市計画 税条例を廃止する条例制定について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月8日午前10時から第1委員会室において委員25名、市長、副市長、担当部課長及び担当 職員、議会事務局長出席のもと委員会を開催いたしました。   初めに、担当部課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   なお、当特別委員会は議長を除く全議員で構成する委員会でありましたので、以下質疑の主なも のを申し上げます。   一つ、都市計画事業の中でごみ処理場建設に都市計画税を充当することは可能ですか。答弁、都 市計画内区域での事業は関係部局との調整が必要となってくるので、今後検討していきます。   一つ、条例を廃止した場合、新たな財源はどこから持ってきますか。答弁、平成28年度までの財 政シミュレーションで示したとおり、できるだけ経常経費を減らして1億6,600万円を捻出してまい ります。   一つ、新潟県内で都市計画税を廃止したところはありますか。答弁、県内20市の中で15市課税し ていますが、現在廃止している市はありません。しかし、検討している市はございます。   一つ、廃止した場合、新たな住民負担に転嫁されることはないですか。答弁、公平性を欠いた都 市計画税を廃止した後、市民に新たな目的税的なご負担をお願いすることはありません。   一つ、廃止した場合、交付金算定等に影響はありますか。答弁、県と情報交換をしましたが、影 響はないとのお話でした。   以上で質疑を終結し、討論に入りました。1名の賛成討論の後、起立採決の結果、起立全員で議 第157号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。1点、今の質疑の内容で大事なところ一つだけちょっとな かったように思いますので、ちょっと確認したいのですが、都市計画税を廃止することの影響につい て、今現在都市計画税が充てられている、いわゆる下水道工事あるいは街路工事、その他に影響は及 ばないかというのが委員長の報告からなかったもので、私が委員会で聞いたの、一番それが大事だと、 いわゆる都市計画税がなくなることでこれからの下水道工事に支障はないのか。答弁はそういうこと のないように行うということが市長の答弁からありました。これ確認したいのですけれども、それで よろしかったですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) 今議員よりご質問のとおり、中身としてはそのようなご質 疑もあり、そのような回答もありました。冒頭今私のほうから申し上げたとおり、ごみ処理場に関す る税負担及び税の充当ということに関しては、今後検討はしていかなければいけないけれども、今の 議員のおっしゃったとおりの中の回答であったと理解をしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 下水道工事等に支障はないということで認識してよろしいわけですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) 下水道工事等に関しては議員もご存じのとおり、すべてが 都市計画税がその中に入っているという答弁ではなかったと思うのですが、今後の下水道工事に関し ては支障はないというふうな理事者側の答弁でございました。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。ご苦労さまです。   賛成討論が1人ありましたと言いました。私です。ただし、修飾語がございまして、消極的賛成 の立場からということで、ちょっと若干の意見を申し上げました。   それで再度この本会議場での採決に当たって確認したいのですが、村上市の全体の予算の中で都 市計画税の占める割合はわずかな金額だと思います。しかし、今回明らかになりましたように、生涯 学習センターが当初の合併の予定事業費よりも2億も減らされて建設に向けて仕事がさらに厳しい状 況の中で進められるというような事態が明らかになったわけです。そういうようなことが全体の市の 事業の中でないのかという非常にしつこいぐらい質問したのですが、その点につきましては市長答弁 はどのように委員長は受けとめておられますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) 今議員ご質問のとおり、そのような議員からのご質問あり ました。その中で理事者側、市長も含めた答弁では、あくまでも合併のときにのせた登載事業の中の 金額というのは予定の金額であり、実際その中で事業を進める中では縮小なり改善をして予算を最終 的に決めていくというご判断がありましたので、それで金額が減った部分、それが事業が縮小されて なおかつ市民にご不便をかけるというようなことにはつながらないという答弁だと私は理解をしてお ります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 予算が厳しくなりますと、市民のいろんな要望に対してまず最初に予算がな いのですという言葉が行政から出てくるのが今までの通例であります。これから決してそういう言葉 が出ないとは私は思っておりません。それで私の質問に対して市長は、あなたが市長でいる限り、絶 対住民へのサービスは低下させないとはっきり言い切れますかという厳しい質問もいたしましたが、 それに対して市長はどのように答えましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) 事業を行う上でこの都市計画税が廃止をされた場合、住民 負担及び新しいそういう目的税的なものは設けないと同時に、ここの私の報告の中で申し上げたとお り、経常経費等を極力減らしながら住民サービスに努めるという答弁があったと理解をしております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ご苦労さまです。今委員長の報告の中に今後交付税の算定に関しましては県 のほうと相談した結果、別段問題ないようだという答弁はいただきました。しかし、その後の質問の 中で、今後の実質公債費比率に関しましては、当然28年度以降一本算定がどんどん、どんどん減って いって、平成33年には現在の交付税よりも20億減るわけでありますが、そうなってきますと、実質公 債費比率に関しては多少なりの影響はあるだろうと。そうすると、これだけの事業をやっていますが、 起債制限も当然受ける可能性もあるのだということを私は受けとめていたのですが、その件につきま して今報告がなかったようですけれども、委員長としてはどういったお考えでございますでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) 私個人の意見を申し上げる場ではないので、委員会として の報告の中で今回要点だけを5点ほど申し上げましたが、今議員がご質問された部分も確かにありま した。その中での答弁は私が一番最後のほうに申し上げた県との協議の中で影響はないというところ にすべて含まれているというふうに私は理解をしております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その部分に関しては交付税の資産税率、算定方法に関しては影響がないとい う答弁でありましたが、実質公債費比率に関しましては当然自主財源を減らすわけですから、恐らく 影響は出てくる可能性がありますという、たしか市側の答弁だったと私は思いましたが、いかがでご ざいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 特別委員長。 〇都市計画税特別委員長(瀬賀秀雄君) そのとおりだと私も理解しております。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第157号を起立より採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第157号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定について            議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定につい             て                                 議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について          議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第163号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第164号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第165号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第166号 公の施設に係る指定管理者の指定について               議第167号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第158号から議第167号までの10議案を一括して議題といたしま す。   本案は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第158号から議第167号までの 10議案について、その審査の概要と経過を報告いたします。   去る12月10日午前10時から山北支所旧議場において委員8名、副市長、担当部長、担当課長及び 議会事務局長出席のもと、市民経済常任委員会を開催いたしました。   初めに、議第158号 村上市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当部長か ら説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、議第157号が可決されないときはどのようになるのかとの質疑に、最終日の本会議で 否決になればこの議案は取り下げになりますとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第158号は原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   次に、議第159号 村上市笹川流れ夕日会館条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、住所の番地が変わったのはなぜかとの質疑に、国土調査により合筆されて変わってお りましたが、今回そのことをお願いするものでございますとの答弁でした。   委員より、前から指定管理者が条例化されているのではないかとの質疑に、うたわれてはおりま したが、23年から指定管理者に移行することから、細部について整備するものであるという答弁でし た。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第159号は原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   次に、議第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について(村上し尿処理場)を議題とし、 担当部長から議案の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、指定管理の期間はどのように定めているのかとの質疑に、行政改革大綱の指針を基準 として定めているところですとの答弁でした。   委員から、特殊性などを考慮し定めることもあるのかとの質疑に、指定管理を導入していく際に、 基本的には行政大綱の指針を基準に最初は行っているところであるとの答弁でした。   委員から、公募の内容のところに大まかな説明はあるが、かなり高い高度な技術が必要です。技 術の資格などは万全なのかとの質疑に、選定委員会で審査をしている中でその資格などもきちんと調 査し、管理しているところであるとの答弁でした。   委員から、指定管理していただくためにその引き継ぎは万全なのかとの質疑に、議会の議決によ り指定管理の指定を行っていただくわけでございますが、選定委員会が終わった後で自主的にその 方々から研修をしていただいて、その準備に努めているところでございますとの答弁でした。   委員より、公募によらない理由の中に地元業者の育成とあるがとの質疑に、今までも各施設で管 理などを行っていただいた業者が組合をつくってこの指定管理にしていただく予定であるとの答弁で した。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第160号は原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について(村上市営あらかわゴルフ場)を 議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、1位と2位の差が大きく開いたという説明があるが、それはどのようなところからか との質疑に、2位の方が余計な部分までも見積もり提示したことや、1位の方が今までもよそである さまざまな分野でこのような指定管理や委託を受けていることから安く提示してきたものと考えられ るとの答弁でした。   委員より、説明の中でいろいろなところを指定管理していただいていることから、その集客が望 まれるとの説明があるが、その根拠はどのようなところからかとの質疑に、いろいろな指定管理、委 託を受けているところから、そのようなところでのPRをしていただくことや、あらかわゴルフ場の 自然環境を十分にPRしながら経営していただくという思いもあるところから、集客が望めるのでは ないかとの答弁でした。   委員より、施設などは現状のまま引き継ぐのかとの質疑に、仕様書の中で協議をしながら不便を かけないように努めていきたいとの答弁でした。   以上、質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第161号は原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第162号 公の施設に係る指定管理者の指定について(荒島地区農村公園)から議第167 号公の施設に係る指定管理者の指定について(大須戸ため池農村公園)までを一括議題として担当部 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、大綱だと10年になっているが、3年になったのはなぜかとの質疑に、他の地域でも公 園の指定管理をしていただいていくつもりではあったが、調整がつかないためできないところがある。 そのため3年間のうちそういうところの調整をしていただいて、3年の後そういうところを一括して これからお願いしたいという思いもあり、3年にしていただく予定であるとの答弁でした。   委員より、指定管理料はどうなっているのかとの質疑に、荒島地区農村公園については無料であ るが、高根、大須戸地区については今までも委託料を支払っているところから、その額を管理料とさ せていただいておりますとの答弁でした。                 以上、質疑を終結し、順次採決を行いました。討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議 第162号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、討論もなく、起立採決を行った結果、議第163号は起立全員により原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   次に、討論もなく、起立採決を行った結果、議第164号は起立全員にて原案のとおり可決すべき ものと決定いたしました。   次に、討論もなく、起立採決の結果、議第165号は起立全員により原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   次に、討論もなく、起立採決の結果、議第166号は起立全員により原案のとおり可決すべきもの と決定いたしました。   最後に、討論もなく、起立採決を行った結果、議第167号は起立全員により原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第158号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第158号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第159号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第159号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第160号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第160号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第161号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第161号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第162号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第162号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第163号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第163号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第164号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第164号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第165号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第165号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第166号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第166号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第167号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第167号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時10分まで休憩いたします。           午前11時00分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第7 議第168号 山辺里地区統合小学校建築本体工事の工事請負変更契約の締結             について                              議第169号 山辺里地区統合小学校電気設備工事の工事請負変更契約の締結             について                              議第170号 山辺里地区統合小学校機械設備工事の工事請負変更契約の締結             について                              議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定について        議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の             条例制定について                          議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部を改正             する条例制定について                        議第174号 村上市教職員住宅条例の一部を改正する条例制定について        議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定について          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第168号から議第175号までの8議案を一括して議題といたしま す。   本案は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されました議第168号から議第175号までの合計 8議案は、去る12月13日午前10時から荒川支所旧本会議場において委員7名、副市長及び教育長、関 係部課長及び関係職員、事務局長出席のもと委員会を開催いたしました。   その詳細については省略をさせていただきますが、その審査の概要と経過について主なものを報 告を申し上げます。   まず、議第168号から議第170号についてを議題といたしましたが、これは山辺里地区統合小学校 建築工事に係る工事請負変更契約の締結について一括議題といたしましたので、担当部長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、工事の変更に当たり、変更項目についてはだれがチェックしてだれが提案するのかと の問いに、工事の進捗に当たり月2回の工程会議を開催して担当課と設計士、工事関係者、そして必 要がある場合には学校の先生にも出席してもらい、打ち合わせをしながら進めている。こういう中で ここがこうしたほうがいいとか悪いとかという意見が出た場合は、コストや使いやすさを聞きながら、 最終的には教育委員会や教育長に確認しながら進めていますとの答弁でした。   委員から、村上市の約80%以上は森林であるが、三条市や阿賀町では木材を燃焼させたり、ペレ ットを使用した暖房や、またはその熱を利用した冷暖房需要がふえていると聞くが、この小学校を計 画するときにこのような木材を利用した冷暖房施設を採用することは検討されませんでしたかとの問 いに、一般の家庭などではそのような設備が利用されていることは承知していますが、山辺里小学校 の建設計画では検討しませんでした。ただ、暖房については子供たちの火災への安全面を考慮してF Fの暖房器具がよいと判断しましたとの答弁でした。   委員から、灯油を使うということは何かがあれば値段の高騰が心配されるわけですが、環境問題 でも日本、新潟県もCO2の削減が叫ばれている中で、木材を使用した熱利用には補助率の高い制度 も多くあり、またそのような熱源は子供たちの体にもよい熱源であると聞きます。そして、村上市の 中に新しい産業を育てる意味においても今後検討すべきであると考えますが、いかがですかとの問い に、大変よいご意見をいただきましたので、必ず検討させていただきますとの答弁でした。   また、委員から、この3つの工事の合計は約16億円ぐらいですか、過疎債の予定が9億6,650万 と聞いていますが、今回の工事変更部分については過疎債の対象としてプラスされるのか、または一 般財源として対応されるのかとの問いに、工事全体が過疎債の対象となりますが、申請が今月中であ るということで、増額部分について財政課と連絡をとり合っていますが、工事の完成予定が1月末と いうことで、全体額がまだ確定していませんが、かなりの部分が完成していますので、12月には申請 をしたいと財政課では言っていますとの答弁でございました。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第168 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第169号についてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質 疑は特になく、質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第 169号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第170号についてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に 質疑はなく、質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第17 0号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第171号 村上市学童保育所条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、現在の学童保育所の利用状況はとの問いに、12月1日の利用状況は二之町学童保育園 48名、南町学童保育所39名、瀬波町学童保育所46名、岩船学童保育所20名、山辺里学童保育所23名、 南町学童保育所(なんしょうクラブ)11名、保内学童保育所36名、金屋学童保育所9名、神林学童保 育所22名、朝日学童保育所34名、山北やまゆり学童保育所6名、山北はまゆり学童保育所12名ですと の答弁でした。   委員から、定員オーバーな施設がありますが、この施設は重要な施設であると考えます。今後す べての施設を指定管理者制度にしていくつもりなのかとの問いに、市内全域で12カ所の学童保育所が あるわけですが、保内、神林、山北やまゆりの学童保育所は旧保育園を利用して開設しており、築後 40年から19年を経過している大変古い施設ですので、施設を含めた整備計画を検討していますし、そ の他については村上市総合計画にのっとって指定管理者制度の導入を検討してまいりたいと考えてい ますとの答弁でした。   委員から、現在学童保育園に勤務している職員はすべてが臨時職員なのか、それとも正職員なの かとの問いに、村上地区においてはすべて非常勤の特別職で、山北地区ではNPO法人お助け山北に 委託しております。保内と朝日は臨時職員、神林地区は正職員の保育士が勤務していますとの答弁で した。   委員から、非常勤特別職と臨時職員の違いは何ですかとの問いに、非常勤特別職は条例で報酬が 定められていて、勤務年数は2年となっていますし、臨時職員は予算の中で定めていますとの答弁で した。   委員から、学童保育園は小学校3年生までで4年生以上は受け入れられないが、定員よりも受け 入れ数の少ない施設もかなりあるが、学童保育園の設立趣旨は勉強を一生懸命させるというようなこ とではなく、学校が終わって自宅へ帰っても親の仕事の関係等で保護者が不在である児童の安全や安 心を確保するためにできた一時預かり所の施設であると認識しているが、施設のあきがあるなどの地 域ではその家庭の実情を確認して保護者からの要望があったら市長判断、そしてまた部長判断でもよ いが便宜を図ってやることが学童保育所の基本的な姿だと思うが、このことについてどう考えるかと の問いに、現実的には4年生や5年生のご家族からも希望があると理解しています。山北地区では入 所者数が少ないので受け入れスペースはありますが、他の地域で希望者が多く施設に無理なところも ございますので、指定管理者制度を導入した後でそういったことも含めて検討してまいりたいと思っ ていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第171 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第172号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する等の条例制定につ いてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、質疑を終結し、 討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第172号については原案のとおり 可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第173号 村上市ひとり親家庭等の医療助成に関する条例の一部を改正する条例制定に ついてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。特に質疑もなく、質疑を終結 し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第173号については原案のと おり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第174号 村上市教員住宅条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当部 長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、大欠の教員住宅はリハビリ大学の先生が居住しているのではないですかとの問いに、 大欠については合併前の旧村上市で新潟リハビリ専門学校との契約で職員の方に入居していただいた もので、村上市の小中学校の教員ではないので、今後は市の一般財産として継続して居住していただ く予定ですとの答弁でした。   委員から、一般財産に変更することには大賛成ですが、その建物をそのまま残しておくことは地 域環境上余りよくないことですので、解体するにしても大変な費用がかかるわけで、売却して地域に 還元したほうがいいと思っていますが、一般財源になるということは教育部より市長部局に移ること になりますが、教育委員会としてもぜひ提言してもらいたいと思いますが、教育長はどのように考え るかとの問いに、いろいろな使い道があると思うが、教育の上での使い道は教職員のみの使い方にな ってしまいますが、市長部局であればもっといろいろな活用が可能となってくるのでよいことだと思 っていますとの答弁でした。   委員から、大欠にはほかに教員住宅がたくさんあったと思いますが、今はどのようになっていま すかとの問いに、このほかにも何棟かあったようですが、合併前に解体して土地についても普通財産 となり、今は私たちの所管外になっていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第174 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第175号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当部長から説明を 求めた後、質疑に入りました。   委員から、今の国や市の財政から言えば指定管理者制度の導入はやむを得ないと理解しています が、自分の見方を言わせていただければ、国をはじめとする各自治体の姿勢だと思っている。ただ、 単に言葉をかえて指定管理者に指定すれば安い管理費でサービスを変えずにやっていけるととらえて いるだけだと思えるが、NPO法人である希楽々またその他のNPO法人の受け皿となっている法人 の若い方たちがちゃんと結婚して生活を営んでいけるだけの保証がある状態で勤務しているかどうか 心配であるが、現状はどのような状況になっているかとの問いに、現在指定管理を受けているNPO 法人の地域総合型スポーツクラブは、希楽々とウエルネスむらかみの2つありますが、いずれも雇用 条件については決して高い水準であるとは言えないと思います。今までは業務委託を受けていました が、今回は指定管理を受けて賃金基準を新たに定めるということで、若い男性職員が結婚してもある 程度生活ができるような給与水準に持っていきたいと考えています。しかし、限られた財源の中で指 定管理をしているわけですので、現実は厳しい環境であるように聞いています。できる限りそのよう な方向に向かうように検討していきたいと考えていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第175 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   報告は以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第168号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第168号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第169号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第169号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第170号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第170号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第171号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第171号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第172号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第172号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第173号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第173号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第174号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第174号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第175号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第175号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事             委託に関する協定の一部を変更する協定の締結について         議第177号 市道路線の認定について                       議第178号 市道路線の変更について                       議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制             定について                        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第176号から議第179号の4議案を一括して議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、委員長から審 査報告書が議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第176号から議第179号までの 4議案について審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る12月14日請願第10号の審査から引き続き、委員7名、副市長、担当部長、課長及び担当職員、 議会事務局長出席のもとで審査を行いました。   初めに、議第176号 村上市公共下水道村上浄化センターの機械・電気設備増設工事委託に関す る協定の一部を変更する協定の締結についてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り ました。   委員より、当初協定より7,800万円の減の中で当初計画と変更計画の中では1,592万円の増がある のはという質疑に対し、市では浄化センターの工事はすべて下水道事業団に委託している。それはあ くまでも事業団と業者間の変更契約ですとの答弁がありました。   委員から、今後こういうような工事があった場合、下水道事業団を頼らなくて工事発注はできな いものか。職員の中に建設関連の専門知識を持つ人はいないのかという質疑に対して、そうした職員 はいないが、今後村上浄化センターの浄化水槽の増設工事があるので、できるかどうかは精査をして 検討していきたいとの答弁がありました。   その後さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第176号は原案のとおり 可決すべきものと決定しました。   次に、議第177号 市道路線の認定についてを議題として審査を行いました。担当部長より今回 の認定は田端町サティー跡地の宅地開発、天神岡工業団地跡地の宅地開発に伴う道路認定や羽黒町の 私道所有者からの寄附行為により市道認定するものですとの説明があり、質疑に入りました。   委員からは、田端町の市道については、市が購入するのかという質疑に対し、この開発は3,000 平米以上の開発行為で市との協議の中で計画が進められている。完成後は市に無償で帰属されるもの ですとの答弁があり、そのほか質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第177号は 可決すべきものと決定しました。   次に、議第178号 市道路線の変更についてを議題とし審査を行いました。担当部長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員からは、この開発は何社で行う宅地開発ですかとの質疑に対し、それは1社ですとの答弁が ありました。   また、市道の買収対象者は何名ですかとの質疑に対し、それは2名ですとの答弁がありました。   以上で質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員にて議第178号は原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第179号 村上市公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを 議題とし、審査を行いました。初めに、担当部長より説明を受けた後、審査に入りました。   委員からは、上水道事業が公営企業になるということはほかの他の仕事も扱うのかとの質疑に対 し、現在公営企業法を適用しているのは上水道事業のみであるが、今後は下水道事業等も扱ってもら う考えですとの答弁があり、その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員に て議第179号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   齋藤信一郎君。 〇10番(齋藤信一郎君) 委員長、ご苦労さまです。1件だけ、176号について質問させていただき ます。   この案件は協定変更によるものであり、何ら問題はないのですが、委員会のやりとりの中でその 施設に入ったときに悪臭を感じるというお話がございました。その悪臭に対する答弁はなれるという お話だったのですが、なお引き続いて西風が吹く、つまりだしの風が吹くと松波町あたりが非常に悪 臭を感じる、苦情があるというお話だったのですが、それは事業団が改良するということなのですか、 それとも松波町の方々はなれていただくということで結論が出たと。 〇議長(佐藤宮吉君) 建設企業常任委員長。 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) その件については確かに話は出ました。出て問題もあったの ですけれども、この議案に関しては直接関係ないものですから取り上げませんでした。ただし、委員 会で出たことは間違いないし、この減になった予算の中から悪臭対策をしたほうがいいというふうな 意見は出ました。それで引き続きこのことについては下水道事業団でなくて、市の下水道課のほうで もってその対策を進めていくと、自分としては考えていますので、そういうことですので。 〇10番(齋藤信一郎君) わかりました。終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第176号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第176号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第177号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第177号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第178号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第178号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第179号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第179号は委員長報告のとおり可決されました。 午後1時まで休憩します。           午前11時40分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程の追加 〇議長(佐藤宮吉君) 議事日程の追加を行います。   お諮りします。請願第9号及び請願第10号について議事日程から欠落しておりましたので、この 際これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、請願第9号及び請願第10号についてを日程に追加し、追加日程第1として議題とするこ とに決定しました。                                              追加日程第1 請願第 9号 市道、山屋地内前谷線の道路拡張を求める請願             請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の               整備計画の促進並びに花立集落の地盤沈下の調査に関する               請願について                     〇議長(佐藤宮吉君) 追加日程第1、請願第9号及び請願第10号の2議案を一括議題といたします。   本件は建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されております。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されました請願第9号 市道、山屋地内前谷線 の道路拡張を求める請願は、去る12月14日の建設企業常任委員会において審査を行いました。   初めに、紹介議員より補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員から、神林地区には本請願のように圃場整備で造成し、買収してある用地がほかにもあるが、 市全域には随所にこういう要望箇所があります。旧村上市では区長会でそれらを図り、取りまとめて 市に要望してきた経緯がある。地域住民にとっては切実な要望だと思いますが、財源にも限りがある のではないかという意見があり、それに対し理事者からは、請願の趣旨はよくわかります。それぞれ の事業には優先順位があり、財源の問題もあるが、優先順位を上げて検討したいとの答弁がありまし た。   また、委員からは神林圃場整備は一律7%減歩方式で事業敷地を捻出してきたと聞いているが、 この用地は道路を拡幅するために確保されたものなのか、それとも7%減歩の中で工事費を拠出する ために確保されたものなのかという問いに対し、理事者からは両方の意味があったと理解していると の答弁がありました。   その後討論を求めましたが、討論はなく、起立採決の結果、起立全員により請願第9号は採択す べきものと決定しました。   次に、請願第10号 市道坂町荒屋線の交通安全対策と都市計画道路南中央線の整備計画の促進並 びに花立集落の地盤沈下の調査に関する請願の審査を行いました。   初めに、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員からは、この請願事項に関しては緊急性もあるので、できるだけ要望に沿う形で動いてもら いたいという意見が出されました。担当部長からは市道坂町荒屋線はJR保内踏切の立体交差化も視 野に入れているので、そのときの都市計画道路南中央線の整備計画とあわせて交通量の動向を見なが ら整備を進めるべきで、今すぐ工事に着手するというのは無理があるとの答弁でありました。   また、地盤沈下調査の問題では、一般住宅にもそうした問題が起きると大変なので、早急に調査 すべきであるとの意見が出され、担当課長からは観測点5カ所を設けて調査しているし、写真にある 問題の箇所は修復して整備されていて、現在は防火水槽として使用されているとの答弁がありました。   その後討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により請願第10号は採択す べきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   初めに、請願第9号を採決いたします。本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起 立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第9号は採択することに決定しました。   次に、請願第10号を採決いたします。   本件は委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、請願第10号は採択することに決定しました。                                            日程第9 議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)            議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)      議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)       議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第2             号)                                議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)      議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2             号)                           議第188号 平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)  議第189号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第180号から議第191号までの12議案を一括して議題とします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものでありますが、各委員 長から審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第180号 平成22年度村上市一般 会計補正予算(第4号)のうち当委員会所管分について及び議第181号 平成22年度村上市情報通信 事業特別会計補正予算(第2号)について、先に報告しました議案に引き続き審査をいたしました。 その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第180号のうちの歳入全款について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、市民税が3,000万円減額補正だが、当初予算の審査のときに徴収率が年々下がってい るとのことだったが、さらに落ち込みが激しいということなのかとの質疑に、市民税は11月末現在で 昨年比0.8%ふえていますとの答弁でした。   委員より、固定資産税は9,000万円増額されるが、その要因はとの質疑に、企業設置奨励条例に 基づく課税免除ということで減らすほうの金額が減らさなくてよくなったことと、当初の積算で少な く見積もっていたことによるものですとの答弁でした。   また、委員より、消防雑入で高速道救急業務支弁金が増額されるが、この理由はとの質疑に、荒 川胎内インターチェンジ供用開始後6年間支払われ、7年目以降も継続して運営費相当分が支払われ るもので、当初予算編成時は額が確定していなかったことから、これが確定したため追加補正となっ たものですとの答弁でした。   続いて、歳出に移り、担当部課長に説明を受けた後、質疑に入りました。その主なものは、第12 款公債費について、委員より、起債償還金で繰上償還が約6,000万円あるが、この内容はとの質疑に、 年利6.3%以上の高金利のものが繰上償還の対象であり、中身は平成2年度、3年度に借り入れた小 中学校の建設費ですとの答弁でした。   また、委員より、高金利の起債もまだ多くあると思うが、高金利のものをかえたいという今後の 見通しはとの質疑に、繰上償還は市独自ではできなくて国からの指示がある。今後国の方針として5 %台のものについても繰上償還を考えているということでは話は出ているとの答弁でした。   また、委員より、市債は多額に上るが6%以上、5%以上の高利のものがまだ多くあるのかとの 質疑に、6.3%以上のものはこれでなくなったと思うが、起債残高が340億8,000万円ほどあるので、 国からの通知があって財政に余力があれば繰上償還して有利な形に持っていきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)のうち、総務常任委員会所管分については原案のとお り可決すべきものと決定しました。   続いて、議第181号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)についてを議 題とし、担当部課長の説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なく、討論なく、起立採決の結果、 起立全員で議第181号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) それでは、ただいま上程されております議第180号のうち  市民経済常任委員会所管分及び議第182号及び議第183号の審査の概要についてご報告いたします。   まず、最初に議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)のうち、市民経済常任 委員会所管分を議題とし、担当部長から説明を受けた後、審議に入りました。   第4款衛生費では、職員が減という説明がありますが、影響はないのかとの質疑に、シルバー人 材や臨時職員を対応しながら行っておりますとの答弁でした。   また、委員から、まゆの里の光熱水費がプラスになるがその要因はとの質疑に、夏の猛暑による 電気料がふえたことからですとの答弁でした。   第6款農林水産費では、委員から、秋の熊の出没が多くささやかれておりますが、捕獲頭数はど うなっているかとの質疑に、秋だけで熊の捕獲が57頭、ことし1年で70頭ほど捕獲されておりますと の答弁でした。   また、有害駆除対策費の内容はとの質疑に、秋の熊の出没にかける猟友会のパトロールのときに 出動した時間などの手当に充てられるものですとの答弁でした。   また、委員から、ことしは人的被害も起こっており、猟友会にどのような指導を行いながらパト ロールをしているのかとの質疑に、猟友会でも仕事を持っている方々がほとんどで、なかなか協力体 制がとれないのであるが、仕事のない猟友会などを主体に随時パトロールをお願いしながら行ってい るところですとの答弁でした。   また、委員から、県では生息調査などを行いながら、熊の頭数を調査していると。市ではどんな とらえ方をしているのかとの質疑に、保健所と協議をしながら生息数についても把握をしていきたい との答弁でした。   また、委員から、捕獲計画については何を根拠に行っているのかとの質疑に、県では保護を目的 に計画をしなさいという指導もありますが、人的被害なども起きており、そういうところを優先的に 許可を出しながら行っているという答弁でした。   また、委員から、農地費、三面左岸水路工事がありますが、この計画は何年ぐらいの計画なのか との質疑に、予定では20年から25年の予定でありますが、ご承知のとおり予算が年々少なくついてお ります。この分であるとこれ以上も計画が延びるのではないかとの答弁でした。   また、委員から、市民農園の看板2カ所とあるが、場所はどこなのかとの質疑に、国道のみどり の里向かい側と施設の入り口を計画しておりますとの答弁でした。   また、委員から、林業振興費の増額があるがその内容はとの質疑に、国、県の配分がふえたため 今回お願いするものですとの答弁でした。   また、第7款商工費では、日東道の観光協議会の補助金があるがその内容はとの質疑に、開通当 日のイベントを村上と朝日で行う予定でその経費にお願いしたいとの答弁でした。   以上、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、議第180号、市民経済常任委員会所管分に ついては起立全員により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第182号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第2号)を議題とし、担当 部長から議案の説明を受けた後、審議に入りました。   委員から、各施設の修繕費とあるが、その内容はとの質疑に、朝日きれい館の機械室のポンプ、 地下タンクなどの修繕14カ所を予定しておりますとの答弁でした。   また、委員から、時間外手当があるがその内容はとの質疑に、臨時職員がやめたため、それを補 充するためにシルバー人材センターにお願いした分でありますとの答弁でした。   以上、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、議第182号は起立全員にて原案のとおり可 決すべきものと決定いたしました。   次に、議第183号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算を議題とし、担当部長 から説明を受けた後、審議に入りました。特に質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、議第183 号は起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第180号 平成22年度村上市 一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管分及び議第184号から議第187号までを先ほど報告 いたしました議案に引き続き審査を行いました。その審査の概要と過程について主なものをご報告申 し上げます。   初めに、議第180号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管分に ついてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   まず、第3款民生費について、委員から、民生委員の高齢化が指摘されていますが、村上市の民 生委員の交代をするときに困ったことはなかったかとの問いに、このたびの一斉改正については各地 区から特段問題はなかったと聞いていますとの答弁でした。   次に、第4款衛生費については、特に質疑はありませんでした。また、次の第5款労働費につい ても特に質問はございませんでした。   次に、第10款教育費について、委員から、修繕費に村上第一中学校の柔道用の畳の修繕費用が計 上されており、平成24年度からは中学校の体育授業に武道が必須となると聞いていますが、中学校に おける武道場の必要性と市内中学校の現状はどのようになっているかとの問いに、各学校で柔道や剣 道に取り組んでいるわけですが、必要性については当然専門の施設があればそれにこしたことはない のですが、今の体育館で畳を敷いて対応していけると考えておりますし、現在武道場的な施設を持っ ているのは村上第一中学校と東中学校、そして山北中学校ですとの答弁でした。   委員から、新聞報道によれば地域産材を使って武道場をつくれば相当の補助が出ると書いてあり ましたが、ただ単に体育館に畳を敷いただけの状態で柔道をすることの安全性への配慮の面でどのよ うに考えていますかとの問いに、できれば各学校に武道場があることが理想ですが、しかしながら財 政的なことを考えると、ある予算の中で最高の実績を上げていくことを考えながらやっていくつもり ですとの答弁でした。   委員から、学校給食費についてですが、新聞報道などでも給食費の滞納が問題となっており、し かも生活に困っての滞納ではない人の滞納も多くあるとのことですが、村上市の状態はどうなってい ますかとの問いに、この件については一般質問でもお答えしましたが、各地区によって違いがありま すし、高級車に乗っていても滞納する方もいらっしゃいますが、それらも各地区ごとに個別面談や対 策会議を開いたりして滞納解消に努めています。また、ほとんどの場合は数カ月単位での滞納であり ますので、そのような方々には最終的には納付をしていただいている状況ですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第180 号のうち当委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第184号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題として、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、新聞等で国民健康保険もとても厳しい状況で、広域連合にしなくてはだめだとの指摘 もあるようですが、国や県からはこのような状況が村上市に対してどのように報告されているのか教 えてくださいとの問いに、私どものほうにもそんなに詳しい話が来ているわけではないのですが、高 齢者の今後の医療体制を考える会議が昨年の11月から始まって、今現在12回ほど討議がなされており ますが、来年の1月の通常国会に国のほうでは案を提出するということが言われております。それに よりますと、現在後期高齢者医療と言われている75歳以上の方については、県のほうが財政運営を行 うことになっており、そうなると保険料は県下で統一してその保険料を徴収したり資格管理をしたり することを市町村が行うことになると言われております。保険料がどのぐらいになるかということに ついては、今後の話し合いをしていくことになると考えています。ほかに70歳から74歳の方の一部負 担金が少しずつ上がるというような案も含まれているようですが、国の方針も二転三転するところも ありまして、担当者としても大変苦慮しているところですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第184 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第185号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてを議 題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑はございませんでした。討論 を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第185号については原案どおり可決す べきものと決定いたしました。   次に、議第186号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題とし、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、今回グループホームが3カ所できたわけですが、この3カ所の施設について県からの 交付金をどのような割合で出資したのかとの問いに、今年度の交付金を活用してグループホームが2 カ所、小規模多機能型居宅施設が1カ所に対して、1カ所当たり2,625万円の交付金を申請していま すが、まだ実際に交付はされていない状況ですとの答弁でした。   委員から、その3施設についての定員と現在の利用状況を教えてほしいとの問いに、グループ ホームのほっとむらかみは10月1日に開所して定員が9人に対しまだ少し余裕があるとのことです。 田端町ひかり苑は12月1日に開所して定員が9人で既に満室となっているそうです。また、小規模多 機能居宅型施設の山居の杜あすかは12月1日開所で定員が23人で現在13人が登録しているそうですと の答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第186 号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第187号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)について を議題とし、担当部長から説明を受け、質疑に入りましたが、特に質疑はなく質疑を終結し、討論を 求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第187号については原案のとおり可決す べきものと決定いたしました。   以上で当委員会の審査をすべて終了しましたことを報告申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第180号 平成22年度村上市 一般会計補正予算(第4号)のうち、建設企業常任委員会所管分の審査を議第179号の審査から引き 続き行いました。審査の概要と結果について報告します。   初めに、担当部長より説明を求めた後、審査を行いました。委員からの質疑では、土木費、道路 維持費のうち、ごみ危険物収集委託料というのはどういうものですかという質疑に対し、国や県、市 道で犬、猫等の動物の死骸が出た場合、区域内にある自治体が火葬にして処理をするという決まりが あるので、その委託料ですとの答弁でした。   委員より、道路新設改良費で幹線道路整備事業経費増の内訳はという質疑に対して、新規に9路 線が採択されたもので、主なものでは桃川牧目線と牛沢線、2路線の整備が増になり、坂町長坂線で 減になるなど事業の実施において予算の組み替えを行ったものですとの答弁でした。   委員より、牛沢線の進捗状況はという質疑に対して、今回の予算措置は用地の取得と物件の補償 ですとの答弁でした。   その他さしたる質疑はなく、討論もなく、起立採択を求めたところ起立全員で、本案のうち建設 企業常任委員会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第188号、平成22年度村上市下水道事業特別会計補正予算を議題として、担当部長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、下水道事業事業団への工事委託料7,800万円のマイナスがあるが、プラスになるこ ともあるのかという質疑に対し、昨年の6月プラスになり補正を求めたこともありますという答弁で した。   委員からは、7,800万円の減を議決もしていないのに予算書にのせるのはいかがなものかと考え るがという質疑に対し、予算措置と契約は一緒のものと考えているし、その契約はあくまでも議決に より効力を発揮するものであって、あくまでも議決が最優先であるとの答弁がありました。   質疑を終結し、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第189号 平成22年度村上市集落排水特別会計補正予算(第1号)を議題として、担当 部長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、農業集落排水総務管理費のうち工事請負費、説明では井戸メーター設置経費とある がという質疑に対して、上海府地区では思いのほか下水道のつなぎ込みが進み、この地区では約3割 の家庭が水道と井戸の使用を併用していて、52件分の井戸メーターが不足になり補正したものですと いう説明でした。なお、井戸メーター1個は3,800円ですとの答弁がありました。   その後さしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   次に、議第190号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題として、 担当部長より説明を受けた後、質疑に入りました。委員からはさしたる質疑はなく、討論もなく、起 立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   最後に、議第191号 平成22年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題として、担当 部長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、上水道事業会計は毎年利益剰余金が出ているわけですが、一方簡易水道事業の場合 は一般会計からの繰り出しがなければ運営が困難なわけです。そこで上水道事業会計と簡易水道事業 会計を一体化されて運営できないかという質疑に対し、実は国のほうからは平成28年度までに上水道 事業会計と簡易水道事業会計を統一しなさいという通達が来ていますという答弁がありました。   委員からは、市民の中で水道料金3カ月滞納して水道をとめられたという話をよく聞くが、昨年 と比べて実際はふえているのですかという質疑に対し、料金の納入状況を精査すると同じ方が滞納し ていたわけで、ふえている状況ではないとの答弁がありました。   その他さしたる質疑なく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第180号を採決します。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第180号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第181号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第181号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第182号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第182号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第183号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第183号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第184号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第184号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第185号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第185号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第186号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第186号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第187号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第187号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第188号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第188号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第189号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第189号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第190号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第190号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第191号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第191号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第10 議第192号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第5号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第192号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第5号)を議 題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ご苦労さまでございます。ただいま上程をいただきました議第192号につい て提案理由のご説明を申し上げます。   本案は、平成22年度村上市一般会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の総額にそれ ぞれ1,660万円を追加し、予算規模を317億9,430万円にしようというものであります。   補正の主なものは、歳入では第15款県支出金で589万5,000円を、第19款繰越金で230万5,000円を、 第21款市債で840万円をそれぞれ追加いたしました。   歳出においては第6款農林水産業費では農業用施設の修繕に要する補助金60万円を、第9款消防 費では普通積載車1台の購入等に500万円を、第11款災害復旧費では9月豪雨により被災した林道2 路線の復旧に1,100万円を追加いたしました。   第2表地方債補正では、災害復旧事業債を追加するとともに、消防債で限度額の変更を行うもの であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   災害復旧費、9月の豪雨で2路線ということだそうですが、この工事は大体いつごろまで完成の 予定になるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) この事業につきましては、11月17日に査定が終わりまし て額が決定したものでございます。早急に竣工したいということで、一応ただいま予算計上しまして 早期発注して完成したいと、そういうふうに考えております。ただ、天候の状況で今後雪の状況等を 勘案して繰り越しもあり得ると、そういうふうに考えております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この2路線はどこかで説明はされたかと思うのですが、どことどこでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 北中の赤沢線、これが1路線、これが法面崩壊でござい ます。それから、北中線、これが2カ所路肩崩壊が発生しておりまして、L型のプレキャスト鋼を擁 壁で復旧する、そういう計画でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 消防費の500万、この非常備消防施設経費、これいろいろと出ておりますが、 機械器具購入費488万3,000円、この項目についてもう少し詳しいご説明をお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 今回お願いをいたしますのは、先般報告させていただきました車 両火災の更新を一日も早く図りたいということで、現在ありました普通積載車と同様のものを新たに 購入したいということで補正をお願いしたものでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第192号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第192号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第15号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書                の提出について                         議員発議第16号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出について       議員発議第17号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出について         議員発議第18号 米価の大暴落に歯止めをかけるための意見書の提出につ                いて                              議員発議第19号 TPPの参加に反対する意見書の提出について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員発議第15号から議員発議第19号までの5議案を一括して議題 といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   4番、板垣栄一君。           〔4番 板垣栄一君登壇〕 〇4番(板垣栄一君) ただいま上程されました議員発議15号から議員発議第19号までの5議案は、 いずれも去る12月10日に開催されました市民経済常任委員会及び閉会後の市民経済常任委員会協議会 において了承された意見書の提出についてでありますので、会議規則第14条の規定により提出するも のであります。   まず、最初に議員発議第15号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の提出に ついてであります。本文は皆様方にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略さ せていただきます。提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣であります。   次に、議員発議第16号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の提出についてであります。こ れにつきましても、本文は皆様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略させ ていただきます。提出先は、内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。ご審議の上、ご賛同賜ります ようよろしくお願い申し上げます。   次に、議員発議第17号 TPP交渉参加反対に関する意見書の提出についててであります。本文 は皆様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。提出先 は、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣であります。   次に、議員発議第18号 米価の大暴落に歯止めをかけるための意見書の提出についてであります。 これにつきましても、本文は皆様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略さ せていただきます。提出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣であります。   最後に、議員発議第19号 TPPの参加に反対する意見書の提出についてであります。本文は皆 様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、これまた説明を省略させていただきます。提 出先は、内閣総理大臣、農林水産大臣であります。   以上、5議案について説明を申し上げました。いずれも賛成者は、鈴木いせ子議員、中山悌一議 員、小杉和也議員、山田昭夫議員、三田敏秋議員、齋藤信一郎議員、大滝国吉議員、そして提出者は 私板垣栄一でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまです。委員会での方向性の中で請願が上がってきたので、それを もとにして意見書ということになっているのでしょうけれども、19号と17号というのは全く、いわゆ る言葉では違いますが、同じ趣旨のものですよね。これは請願を了承した時点で請願の上げてきた 方々が違うという理由もいろいろあるのでしょうけれども、同じものであれば一つに合わせて一つと いう考え方はできなかったものですか、これは。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇4番(板垣栄一君) それでは、お答え申し上げます。   今ほど議員おっしゃるとおり、17号と19号につきましては大変よく似ているということは、私ど もも承知をしております。15号、16号、17号につきましては委員会の請願として審議され、18号、19 号につきましては陳情ということで委員会終了後の協議会で協議がなされたわけでありますが、先ほ ど議員も申されましたとおり提出者が違うと、これはまさに賛同するべきものであれば内容がある程 度、かなり似かよっていても取り上げるべきなのだろうなという他の皆様方の全員の賛同を得たとい うことでありますので、ここに提案をさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 私もこのTPPについてみれば、今政府でやろうしていることなので、出口 で私反対するということはちょっとおかしいなと、私個人的には思っております。参加した上で日本 の主張もしていくというのが私は方向性としてみれば正しいのかなと私は思っておりますけれども、 今政府与党でやろうとしていることを出口でやめろというのはちょっとおかしいなと、自分ながら思 っておりますが。   ただ、意見書を土台にしてやれば、提出先が一つは内閣総理大臣と、一つは農林水産大臣、2つ ですよね。ということになれば、これも提出先をそういうのであれば一方は外務大臣とか経済産業大 臣もついているわけですから、これも提出先をこういう場合は一つにして大きく幅広くして提出して 差し上げたほうが、いわゆる請願者の気持ちとしてみればかなうのではないかなと思うのです。今後 委員会でこういったことがあった場合、ぜひその辺をもんでいただいて、似たようなのが議会通して 2つ上がっていくよりも、そのことを精査して考えればより有効な手段として一つにまとめるという 方法もあろうかと思いますので、ぜひ今後委員会の中でこういうのあった場合は前向きにご検討くだ さって、請願者の趣旨と意思を酌んだ上で多くの大臣に出したほうがより一層よろしいのかなと思い ますので、その辺も踏まえてお願いしたいと思いますが、いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇4番(板垣栄一君) ただいまの議員のおっしゃることはよく私も理解をしております。ただ、提 出者が意見書として提出先についてもこの方々に提出をしていただきたいという思いを我々は願意了 承として取り上げたわけであります。ただ、今ほど議員が言われるとおり、幅広い方面に要請してい くことは多分提出者の方と直接私お話をしたわけではありませんが、思いを酌み取るためには大きな 効果となろうかと思いますので、もし今後このようなことがありましたら、前向きに検討させていた だきたい。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから順次起立により採決を行います。   最初に、議員発議第15号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第15号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第16号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第16号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第17号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第17号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第18号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第18号は原案のとおり可決されました。   最後に、議員発議第19号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第19号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第20号 高齢者に関わる社会保障制度の拡充を求める意見書の提                出について                           議員発議第21号 後期高齢者医療制度をすぐ廃止し、真に安心できる医療                制度のために国庫負担を大幅に増やすことを求める意見                書の提出について                  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第20号及び議員発議第21号の2議案を一括して議題とい たします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   1番、板垣千代子さん。           〔1番 板垣千代子君登壇〕 〇1番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議第20号及び議員発議第21号の2議案を、 いずれも去る12月13日に開催されました厚生文教常任委員会において採択された意見書の提出につい てでありますので、会議規則第14条の規定により提出するものです。   最初に、議員発議第20号 高齢者に関わる社会保障制度の拡充を求める意見書の提出についてで あります。本文は皆様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略させていただ きます。提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。   次に、議員発議第21号 後期高齢者医療制度をすぐ廃止し、真に安心できる医療制度のために国 庫負担を大幅に増やすことを求める意見書の提出についてであります。本件につきましても、本文は 皆様にお配りしてあります資料のとおりでありますので、説明を省略させていただきます。提出先は、 内閣総理大臣、厚生労働大臣であります。   以上、2議案について説明を申し上げました。いずれも賛成者は、板垣一徳議員、大滝久志議員、 小林重平議員、冨樫宇栄一議員、長谷川孝議員、川村敏晴議員、そして提出者は私板垣千代子でござ います。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっとお聞きいたしますけれども、後期高齢者は当時与党であった自民党 と、まさに板垣千代子議員が属している公明党が絶対的な与党でつくられたものですよね。その板垣 千代子議員が早くやめろというのも何かおかしいなと私は思っているのですが、個人的には。   ひとつお聞きしたいのですが、提出者ですので、議員発議第20号、1番、年金制度について、 (4)番、国連が提唱する責任投資原則PRIの趣旨に沿って行うことというのはどういう意味なの か、ちょっとお聞かせください。 〇1番(板垣千代子君) 済みません、議員発議20号でございますか。 〇16番(姫路 敏君) 議員発議20号の責任投資原則PRIの趣旨に沿って行うことと、これ相当な ボリュームで意見書が成り立っておりますので、提出者のほうでは全部把握した上で当然出してきて いるのでしょうけれども、そこら辺私もちょっと理解しにくいところがあるので聞かせていただきた いと思うのです。   1番、年金制度について、2番、医療制度についてとつながっていくではないですか。その1番 の(4)番です。どういう意味なのか、簡単に教えていただきたいということで私質問しているので す、提出者に。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇1番(板垣千代子君) 失礼いたしました。私もちょっと詳しく説明はできないと思いますが、国 連が提唱する責任投資原則ということに関しまして、国として責任投資をするという意味と考えてお りました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これだけやっぱりボリュームのある、そしていわゆる村上市議会として議決 する、そして国に上げる意見書です。やっぱりしっかりと私は把握していただきたいと思います。済 みません。   それともう一つ、2番目の医療制度についてなのですが、eのところに、前期高齢者医療財政調 整を75歳以上まで拡大するということですよね。後期高齢者やめてそれをまた75歳まで拡大すること というのはちょっとちぐはぐなところがあるのですが、この趣旨たるところを私に教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇1番(板垣千代子君) これも私が感じるところで申しわけございませんが、今まで65歳から74歳 までの高齢者、75歳からの方を後期高齢者という区分けで申し上げていたと思いますが、その75歳か らのまた余分な出費を防ぐために高齢者だけということにしたいというふうに私は考えておりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっとよくわからないのですけれども、本当に私思うのですけれども、こ れだけボリュームあるものであれば、把握した上でやっぱり一度委員会の中でしっかりとこれは議論 されたことなのでしょうけれども、1つ、2つの意見書であればまだよろしいかと思いますけれども、 その辺のところをお願いしたいなと思います。議会として通して、そして上げてあるものですから、 お願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第20号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第20号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第21号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第21号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第22号 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求める決議 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議員発議第22号 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求め る決議についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いします。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) 議長のお許しをいただきましたので、ただいま上程いたしました議員発議第 22号 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求める決議につきまして、会議規則第14条の規定に より提出をいたします。   賛成者は、小杉和也議員、小池晃議員、滝沢武司議員、そして提出者は私本間清人でございます。   この議案に関しましては、去る9月定例会におきまして滝沢武司議員から提出をされ、否決され た議案でありますが、再度議員の皆様に再考していただくものでございます。皆様ご存じのように、 村上市補助金等に関する基本指針では、補助金はその効果が広く住民の福祉の向上に寄与するもので あり、その公平性、公正性、透明性を確保しなければなりませんとされています。また、村上市補助 金等交付基準では、補助金の効果的、効率的な運用を図るとともに、補助事業者に対しても補助金等 の交付基準を明らかにすることにより、公平性、公正性、透明性を確保し、より適切な補助金等の交 付及び執行を図るため策定するものであるとなっております。それらをもとに市民の皆様に補助金等 の使い道や金額を公表しているのだと思います。平成21年度は交付件数143件で7億5,830万7,000円、 平成22年度は交付件数125件、8億431万5,000円と件数では18件減ですが、4,600万8,000円増となっ ております。現在の日本経済にはこの先が予想できず、地方の中小企業は閉塞感が増すばかりであり ます。金融緩和措置がされた今でも根本たる受注に結びつくものではありません。銀行等では企業に 対して融資をする場合には、返済計画を立て、運営資金か設備投資かを明確にしますが、実行されま すと、お金の使途につきましては余り追求いたしません。それは返済があるからであります。しかし、 補助金は税金を投入して補助するものであり、補助事業者にとりましては、なくてはならない大切な お金であることは間違いありませんが、中小企業の多くはこれらの補助金など全く無縁なところが圧 倒的なはずであります。冒頭にあります基本指針の補助金はその効果が広く住民の福祉の向上に寄与 するものであるというようにありますし、厳しい財政の中で特定の事業や活動を助長するため公益上 必要があると認め、支出する補助金等は有効に活用する必要があるとなっております。   これらから今後の村上市の財政状況や経済状況等を判断いたしますと、あれもこれもというわけ にはいかないことでしょうし、都市計画税の廃止により地方自治に定められた目的税も削減されまし た。合併による地方交付税の一本算定では平成28年から下がる一方であり、平成33年度には20億もの 交付税が削減されます。その準備期間であります現在にしっかりとした指針を持たなければならない と思います。これから先、行政としてさらに深刻化される少子高齢化に伴い、弱者救済を考えないと いけない時期に来ていると思います。その補助金がこの圏域、そして住民の公益性に寄与できるもの と信じ、指導を徹底していくのが行政の務めであり、またそのことを強化していただくよう努めるの は、議員の務めであると思い、再度提案させていただくものであります。   村上市議会として良識ある判断をお願いいたしまして、提案理由とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。   木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 伺います。   この補助金に関しては直接市が団体に補助しているものと、また国、県の負担金や補助事業もこ こに絡められると思いますけれども、その辺が具体的に示されていないので、その辺の説明をお願い したいと思いますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 補助金に関しましては、当然国、県からの割合等で国から県から入ってそれ で市で執行する場合がありますし、また市単独でその補助金を執行することもあろうかと思いますが、 すべて一般会計から繰り出されている補助金に関しては、私はすべてその補助金の範囲として見てい ただければと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) その中で補助金の上限とか書かれていますよね、文書の中に。その件で私お 伺いしたいと思っておりますけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 上限と申しますのは、先般私の一般質問の際にありましたシルバー人材等を 例に出して言いましたが、市長の答弁の中に国や県の割合が例えば足りなかったから、市のほうでそ の分を補てんして補助するものではないという答弁をいただきました。その辺がしっかりそのような 形で補助されているのかということを含め、またこれだけ百数十の団体に支給されている補助金であ りますので、それは単なる一例ではありますけれども、そういったものも含めましてすべて確認する べきであろうということで提出しております。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 当初から言いますように、国、県の補助事業になりますと、大小いろいろな ものがあるわけですので、特に農業関係なんか小さいものもありますけれども、その全体を絡めた私 質問しているのですけれども、ただ上限を決めたりそういうふうな文章になっておりますので、その 辺でお聞きしたいということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 質問の意味がちょっと。 〇13番(木村貞雄君) 例えば大小の補助事業あるわけですけれども、その上限はパーセントで決め るのか、その辺を極端に言いますと、そういうことでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 私の提出文書の中にはパーセンテージとか別に上限がどうだとかという文書 は入っておりませんけれども、その文書の中のどこの部分のことを言ってらっしゃいますでしょうか。 〇13番(木村貞雄君) 今もらったやつです。 〇3番(本間清人君) 提出文書。この提出文書の中にそういうの何も入っていませんけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 木村貞雄君。 〇13番(木村貞雄君) 5行目なのですけれども、補助率の上限や補助対象経費の制限等を定めとな っておりますけれども、それでお伺いしたわけです。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 5行目、5行目といいますと、まだまだ指針や基準の意図が十分達成できな いと感じられ、まことに残念なことでありますということでしょうか。   補助率の上限ということで。 〇13番(木村貞雄君) はい。 〇3番(本間清人君) その基準、補助率の上限等に関しましては、これは村上市補助金交付基準と いうのが策定されておりますので、その基準において正しくその基準どおりに施行されているかどう かということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 文書の誤解あるような感じ。どっちの文書を読んでおられるのか、2つある ものだから、ちょっと違った分あるのかな。何か行き違いになっているようなので。   質疑は一応これで。 〇13番(木村貞雄君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかご質疑ございますか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。   最初に、反対の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成の討論を許します。   小杉和也君。           〔8番 小杉和也君登壇〕 〇8番(小杉和也君) 市補助金交付団体等への適切な指導強化を求める決議に賛成の立場で討論い たします。   村上市行政改革大綱前期実施計画によれば、補助金の見直しに関して今後の行政運営の基本とな る市民の参画と協働を前提に公平性、透明性、公益性が確保され、市民福祉の向上につながる活動を 支援することを念頭に補助金等に関する基本指針、補助金等交付基準に沿った個別の補助金交付要綱 を策定することとし、その使途等の情報についても積極的に公開しますとなっております。   提出者は、公平性、公正性、透明性が一層確保され、十分な市民の理解が得られるように適切な 市補助金申請交付団体等への指導の強化を求めるという決議であり、類似補助などの統合を進めるこ とや、飲食費、親睦会費等の団体運営に係る経費は制限することなどはあるものの、決して市民活動 の活性化には欠かせない市民団体全体への補助金支出に対して、市から今まで以上にブレーキをかけ ることを望むものではありません。実際に地域の特性を生かした産業政策を進めるため、地域資源を 活用した新品種、新製品等の開発や地域ブランドの構築、取引先の開拓等の販路拡大、商店街の活性 化事業、観光イベント事業等の取り組みを支援する産業等の活性化支援補助制度を創設しており、新 たな価値創造につながる多種多様な挑戦企業等の自立的な取り組みを支援しております。   村上市行政改革大綱前期実施計画の改革スケジュールによりますと、平成23年度には補助金を検 証する制度の構築という取り組みを計画しており、その制度を創設し、実施に移していこうとしてい ます。もしこの決議が可決されましたならば、理事者側には公平性、公正性、透明性が一層確保され るように取り組んでもらいたいと思いますし、補助金の公平性、公正性、透明性に対して疑問を抱く 市民の方に対してはこう答えてほしいと思います。議会からもしっかりと取り組んでほしいと決議を いただいている。そのためにも検証する制度を構築し、快適で安全なまちづくり、福祉健康の増進、 環境対策、産業の発展、教育文化スポーツの振興、市民参画協働を促進する取り組み等に寄与すると ともに、公益性を有し、その効果が十分発揮される補助金を交付していきたいと答えてほしいと思い ます。市民の理解を得て協働のまちづくりを進めてほしいと願うものであります。   以上で私の賛成討論といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、反対の討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、賛成討論ございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 以上で討論を終わります。   これから議員発議第22号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立少数です。   よって、議員発議第22号は否決されました。                                              日程第14 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成22年第4回 定例会を閉会します。   長期間にわたりまして大変ご苦労さまでした。           午後 2時28分  閉 会