平成26年第3回定例会 総務文教常任委員会審査記録 1 日  時  平成26年9月24日(水) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第1委員会室 3 議  題  議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について         議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)         議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)         議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について         議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定につ                いて         請願第 4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書 4 出席委員(8名)         1番  鈴 木 いせ子 君    2番  大 滝 国 吉 君         3番  冨 樫 宇栄一 君    4番  佐 藤 重 陽 君         5番  川 崎 健 二 君    7番  滝 沢 武 司 君         8番  渡 辺   昌 君    9番  小 杉 和 也 君 5 欠席委員(1名)         6番  三 田 敏 秋 君 6 委員外議員         川 村 敏 晴 君   相 馬 エ イ 君 大 滝 久 志 君      片 野 鉄 雄 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  板 垣 一 徳 君 8 オブザーバーとして出席した者         副議長  平 山   耕 君 9 説明のため出席した者         副市長           鈴 木 源左衛門君         総務課長          高 田   晃 君         同課参事       田 邉   覚 君   同課総務・危機管理室長   山 田 和 浩 君         財政課長          菅 井 晋 一 君   同課契約検査室長  大 西   敏 君   同課財務係副参事  板 垣   強 君         同課管財係副参事  須 貝 民 雄 君         政策推進課長        渡 邉 欽 也 君   同課企画政策室長  竹 内 和 広 君   同課情報化推進室長 中 村 豊 昭 君   同課情報化推進室副参事   小 林 精 司 君         同課情報化推進室係長 須 貝 正 人 君   同課都市政策室長  本 間 孝 則 君         自治振興課長        大 滝 一 芳 君         同課自治振興室長  太 田 秀 哉 君         会計管理者         忠   芳 夫 君         消防長           板 垣 恵 一 君   消防本部次長    伊 藤   功 君   同部総務課長    本 間 鉄 雄 君         選管・監査事務局長     米 山   聡 君         荒川支所長         渡 辺 正 信 君         神林支所長         鈴 木 芳 晴 君         朝日支所長         本 間 誠 一 君         山北支所長         斎 藤 寿 昭 君         教育長           圓 山 文 堯 君         学校教育課長        板 垣   圭 君   同課管理主事    鈴 木 正 美 君   同課教育総務室長  大 滝   寿 君         同課教育総務室副参事 榎 本 治 生 君   同課学校施設係長  竹 内 節 夫 君         生涯学習課長        田 嶋 雄 洋 君   同課社会教育推進室長 木 村 正 夫 君   同課スポーツ推進室長 川 村 甚 一 君      同課文化行政推進室長    富 樫 秀 之 君 10 議会事務局職員               局  長    橋 邦 芳               次  長   小 林 政 一 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(小杉和也君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、審査日程どおりに進むこととし、継続審査としていた請願第4号の  審査は、最後に行うことに異議なく、そのように決定する。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担       当課長(消防長 板垣恵一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 消 防 長  それでは、議第105号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について 説明申し上げる。本案は、平成25年12月27日に公布された消防法施行例の一部を改正する政令に おいて、野外催しの防火管理体制の構築を図るため、大規模な催しを主催する者に対して、防火担当 者の選任、火災予防上必要な業務の計画の作成を義務づけることとなったため改正するものである。 内容としては、祭日、縁日、花火大会、その他多数の者が集合する野外での催しのうち、大規模なも のとして消防庁が定める要件に該当するもので、火災が発生した場合に人命または財産、特に重大な 被害を与えるおそれがあると認めるものを指定催しと指定すること。また、指定催しを主催する者は 防火担当者を定め、火災予防上必要な業務に関する計画を作成させるとともに、必要な業務を行わせ なければならないこととし、業務に関する計画を提出しなかった者に対して罰則を科すこととしたも のである。そのほか、祭日、縁日、花火大会、その他多数の者が集合する催しに際して、露店等で対 象火気器具を使用する場合には、消防長に届けなければならないことを追加するものである。今回の 改正による大規模な催しは人出予想が10万人を超え、かつ露店等の数が100店舗を超える規模の催 しを想定している。当市には現在該当する催しはない。追加訂正箇所については、別添の新旧対照表 2ページから5ページをごらんください、以上、ご審議をお願いする。 (質 疑) 佐藤 重陽  今ほどの消防長の話で当市には該当するものがないと、こういうことだったが、でも これ条例化しなければいけないというのは、やっぱり上位法による関係のものか。今ほどの消防長の 説明で指定の屋外催しについては該当する催しは当市にはないということだったけれども、ないのだ けれども、これを条例化しなくてはいけないというのは、やっぱり上位法の関係でどうしてもこれは 条例化しなければいけないと、こういうことか。 消 防 長  指定催しについては先ほども申したが、10万人を超え、100店舗ということが指定 になる対象なのだが、今後人出予想が10万人を超える場合も出てくる可能性があるので、条例化と いうことである。ちなみに近隣町村では胎内市、新発田市も該当なしで、阿賀野市、五泉市も該当な しで、新潟市には蒲原まつり、あと白根の凧合戦、長岡市では長岡の花火、上越の高田城観桜まつり 等が指定される見込みである。 小杉委員長  佐藤委員、いいか。 佐藤 重陽  いいのだけれども、だから簡単に10万人超えるような規模の催しといっても難しい のだろうと思うのだ、当市のそういう祭礼においても。であるけれども、これをやはり条例化すると いうのは、今消防長が言ったように今後そういうふうになり得る可能性もあるという可能性も秘めて いるがゆえに条例化するということなのかもしれないけれども、それをやっぱりあえて今しなければ いけないというのは、要するに上位法からの流れの中でどうしても今制定せざるを得なかったのかど うなのか、その辺をちょっと聞いてみたかっただけ。 消 防 長  消防法の絡みで、施行令の絡みで昨年京都の福知山で12月に発生した屋台での事故 の関係があって、国のほうから制定するようにということである。 滝沢 武司  今のに関連するのだけれども、いわゆる大規模というのは100万人以上あるいは 100店舗ということだよね。 (「10万人」と呼ぶ者あり) 滝沢 武司  10万人、100店舗。村上の大祭の場合は100店舗は出ていないということになるね、 今の指定外ということになると。 消 防 長  村上大祭は281件の屋台が出ているし、人出が約2万8,500人の人出であった。 滝沢 武司  この前露店から出火しての大惨事ということが一番かかわりになると思うのだけれど も、村上の場合はそれほど大きくなくてもこれまでの何年間かの村上まつりの様子を見て、例えばプ ロパンの搬入とかあるいはそのほかの燃料の関係で危ないなとかあるいはここはもう少し気をつけな ければならないなと心配されるようなことはなかったと見ていいわけか。 消 防 長  今委員おっしゃられたものについては、3月の定例会で縁日、花火、展示会など多数 の者が集合するものの催しについては、消火器を準備することが義務づけられているので、今回もそ ういう火気器具を使う場合は消防長に届け出をするものも追加されている。なので、その点について は十分かなと思っている。 滝沢 武司  この条例を改正するに当たって、一番のポイントはやっぱり事故を未然に防ぐという ことが一番の趣旨なのだろうと思う。だから、これまでの例からしてこの条例をつくることによって 対応が違ってくるとか、あるいはこれまで心配されたことを何とか未然に修正したいというようなこ とが起こり得るのかどうか、そこのところ、あるいは条例そのものを消防法との関係でつくるのは私 はいいのだけれども、これを機会にやっぱり見直すようなことは生じないかということである。 消 防 長  今委員おっしゃられた村上大祭の警備に関しては、最初に店を出した時点で立入検査 を行って安全かどうか、消火器が備えてあるかどうか検査をしている。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  附則のところに、平成26年11月1日から施行すると。その後ろ、ただし、この条 例の施行の日から起算して14日を経過する日までに終了する催しについては・・・ずっとあって、 42条の3の規定は適用しないという、この3行の言葉が載っているが、これは具体的にはどういう ところからこういう附則のこの文言が生じるのか。 消 防 長  42条の3の2項で消防長に届けるものが記載されているが、そこに該当催しを開催 する日の14日前の日以後に前条1項の指定を受けた者にあってはということが記載されている。14 日前までに出していただきたいということである。 相馬 エイ  11月1日以前の14日前までにこの催しをするという手続をしたところは、このあれ は適用しないと、そういう受けとめでよろしいのか。ごめんね、私単純に何で、つまり11月1日か らと書いてあるから、14日を経過するまでにということは・・・ 消 防 長  14日以前に関しては、11月1日以前については適用しないということである。 相馬 エイ  違う、単純に考えると、つまり11月15日までの間の催しが手続は必要ないという ふうにこの文章から、素人から見て受けとめたものだから、これはどういう特例というか特別扱いな のかなと思ったわけ。だけれども、今の消防長の話だと、さかのぼって14日前までみたいな説明だ から、そういう受けとめ方になるのかなと。 消 防 長  11月1日に施行である。施行日が11月1日であるので、11月1日以前のものにつ いてはこの法は適用しないという解釈である。 小杉委員長  ちょっとかみ合わないので、後で詳しく聞いてくれ。  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第105号につ いては、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち総務文教常任委員       会所管分を議題とし、担当課長(財政課長 菅井晋一君、政策推進課長 渡邉欽也君、       学校教育課長 板垣 圭君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 歳入 第14款 国庫支出金、第15款 県支出金、第18款 繰入金、第19款 繰越金、第21款 市債 (説 明) 財政 課長  それでは、歳入の予算であるが、9P、10Pをお開きいただきたいと思う。第14款 国庫支出金、2項国庫補助金である。10Pの上から2段目、総務管理費補助金、説明の欄であるが、 1、がんばる地域交付金2億2,059万円である。これについては1次配分で4億3,000万、それか ら2次配分で1,470万ほどあって、合計で4億4,617万4,000円の通知があった。うち6月補正予 算で2億2,558万4,000円計上した残りを今回全額予算を補正するものである。 政策推進課長 その下、2番であるが、社会保障・税番号制度システム整備費補助金である。これは 2,661万9,000円であるが、これは社会保障・税番号制度システム整備補助金ということで、住民基 本台帳、税宛名関連のシステム、それから社会保障関連のシステムの構築に伴う総務省及び厚生労働 省からの補助金である。以上。 学校教育課長 同じページである。ちょうど真ん中あたりである。15款県支出金の3項委託金、4 目の教育費委託金で、今回は毎年この時期にお願いしているが、スキー体験拡大パイロット事業の委 託金100万8,000円を計上させていただいた。ことしについては6校が採択になって、この金額を 委託金として歳入させていただく予定にしている。以上。 財政 課長  続いて、第18款繰入金である。財政調整基金繰入金2億円を減額するものである。 これについては次の繰越金を予算計上することによって、財源が確保されたということで、当初予算 に計上した2億円の繰入金を全額減額するものである。続いて、第19款繰越金である。前年度繰越 金は決算として11億6,044万5,000円の金額が確定した。これについてはこの予算は当初予算で5 億円、それから1号補正から5号補正までで合計1億8,912万2,000円既に予算化されている。残 る予算、残る金額、今回4億7,115万9,000円を計上いたした。なお、未計上の金額は16万4,000 円である。次に、第21款市債である。まず、道路橋りょう債、市道等整備事業債を7,750万減額す るものである。これについては先ほど説明したがんばる地域交付金を予算計上した。当初起債を充当 する予定としていた市道の整備事業2路線について市債を借り入れしないで、がんばる交付金を充て るということで今回減額するものである。続いて、臨時財政対策債である。これについては県から発 行可能額14億560万円の通知があった。当初予算で13億6,000万円計上していたので、差し引き 残額4,560万円を今回予算補正するものでございます。以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  10Pの財政調整基金繰入金を2億減額して、説明は繰越金が入ったからということ であった。前年度繰越金4億7,100万、これは当初予算を組む段階での推定とどのような結果にな ったのか。 財政 課長  前年度の繰越金については、例年10億を超える繰越金が毎年合併後来ているので、 おおよそ今回の11億6,000万というのは当初予定どおりということである。なお、当初予算は内輪 に見て5億ということで、そういうふうな計画で予算を計上してきた。 相馬 エイ  ある程度繰越金は残るものというふうにして財政を計上しているのだろうけれども、 いろんな分野で予算がない、予算がないという声が全般的に聞こえる中で、繰越金が残れば残ったほ どいいのだろうけれども、ただ各部が予算がない、予算がないというのが真っ先に言葉が出てくると いう、それは市民にもとにかくその言葉が広まっているという、そういう点で繰越金の残との関係で は財政課はどんな受けとめ方をしているのか。 財政 課長  今の合併後の財政の仕組みというか、一番の財源とするものは地方交付税である。こ れについてはご承知どおり、今現在は合併算定外ということで通常よりも一本算定になった場合との 差額が28億あるという現状である。今はそういうことである程度ゆとりを持って財政運営できるが、 今後これが終了する平成28年度以降は毎年減っていって5年後には完全に28億不足すると、今現 在より不足な交付税の収支になってしまうということをやっぱり想定して、将来的なことを想定した 財政計画を持って進めているというところで、例え今は多少余裕があったとしても将来的に見通した 財政計画を進めていくと、そういう考え方である。  次に、歳出について担当課長(財政課長 菅井晋一君、政策推進課長 渡邉欽也君、山北支所長  斎藤寿昭君、消防長 板垣恵一君、学校教育課長 板垣 圭君、生涯学習課長 田嶋雄洋君)から議 案の説明を受けた後、質疑に入る 歳出 第2款 総務費 (説 明) 総務 課長  それでは、11P、12Pになる。2款総務費の1項1目一般管理費であるが、このた び50万を補正で計上させていただいた。内容については、需用費の中の修繕費である。当初58万 2,000円ほどの修繕費であったが、不時修繕のほかに消防用設備点検等で指摘を受けた部分、これら の修繕が発生したことに加えて、今後も緊急的な修繕が予定されていることから、このたび50万を 計上させていただいた。以上。 財政 課長  続いて、財産管理費である。まず、説明の欄の測量設計等委託料、これについては市 有地の土地の境界調査をする箇所2カ所あって、その調査委託料を計上するものである、105万円。 それから、伐採業務委託料については、隣接者からの強い要望があった関係で松枯れをおこした木の 伐採、それから隣接地に支障があるというようなことで、4カ所ほどの伐採委託料325万4,000円 を計上した。続いて、工事請負費であるが、当初予算で2,072万7,000円の工事請負費4件分計上 している。これは施設の解体工事費であるが、工事を進めているが、労務単価の上昇、撤去処分費の 増により不足が生じた関係で今回153万8,000円を追加計上するものである。 政策推進課長 同じく11P、12Pの6番、企画費でございます。1番の定住化推進事業経費が最初 にあるが、このうちの上のむらかみ若者交流事業委託料108万である。この事業は村上市人口減少 問題対策チャレンジプランの中に中長期的に取り組む事業ということで掲載させていただいているも のである。内容的には(仮称)若人サークルを平成26年度中に組織化し、平成27年度にサークル の企画運営による婚活事業を実施したいというふうな内容にしていた。若者のサークル、昔で言う青 年団的な組織ということで、以前ご説明申し上げたが、今非常に個が重要視される中で、そういった 集まりを結成するのが非常に難しい状況になってきている。行政のほうから頭ごなしにこれやってく れとか、これやったらどうだみたいなことというのは、なかなか今の若い人たちには受け入れられな いのではないかなということで、とりあえずは若い人たちが集まり、集い、意見を交わしたりコミュ ニケーションをとる場面を設定をしたいというふうに考えていて、たまたま昨年12月に行った市内 の若い人たちの団体の代表の皆さんに集まっていただいて、市長とのふれあいトークを実施した際に、 その後継続して当課の職員と交流が続いている。そういった集まり、まだきちっとした団体ではない が、そういったものをベースに若者が集まる会を形づくっていきたいなということで、行政が集まれ と号令をかけるのではなくて、民間の方のノウハウを生かしながら、そういった場をつくっていきた いということで、今回委託料ということで計上させていただいたものである。それから、村上市婚活 支援事業補助金であるが、これについては既に当初予算に5件分の予算を計上させていただいて、申 請も5件、たまたまであるが5件の申請があった。これから年末また年明けにかけてクリスマスパー ティーなどいろんな若い人たちの交流機会がふえる時期となるので、今回は3件分を計上させていた だき、申請に備えたいというふうに考えているものである。それから、その下であるが、情報通信事 業特別会計繰出金である。480万である。これについては情報会計への繰出金ということで計上させ ていただいたものである。 山北支所長  同じく11、12P真ん中辺、7目支所費、11節需用費である。43万円の補正のお願 いである。山北支所庁舎管理経費であるが、この中身については露店市場管理条例に基づく指定市場 開設場所である山北支所職員駐車場の一部56平方メートル、これが水はけが悪く、利用者並びに出 店者に大変不都合をかけているので、がんばる地域交付金活用事業として今回補正をお願いするもの である。 政策推進課長 同じくその下、13目電算管理費である。1つ目が電算業務委託料ということで 2,530万1,000円を計上させていただいた。これは先ほど歳入で申し上げたが、社会保障・税番号制 度のシステムにかかわる整備の内容である。1つは、住民基本台帳、税宛名関連システム及び社会保 障関連のシステムの改修に関する経費ということであるが、この制度導入に伴って従前からある公営 住宅の管理システムの構築についてもあわせてこの制度の準備のためのシステムの構築をすると、改 修をするということで今回計上をさせていただいたものである。改修の内容については、個人番号管 理機能の追加だとか各帳票への個人番号欄の追加等を内容とするものである。それから、その下の庁 用器具購入費106万であるが、これについては庁内の統合提案システム機器購入費であって、中間 サーバーとデータ連携を行うためのシステムの導入を行うためのサーバー及び管理用端末機1台を購 入するというものである。 第8款 土木費 (説 明) 政策推進課長 23P、24Pである。都市計画総務費である。村上駅周辺まちづくりプラン等策定経 費ということで、平成25年度3回、今年度3回の委員会を開催し、最終段階には入っているものの、 委員長さんとの打ち合わせの中でもう少し議論を深めていきたいということで、今年度あと3回程度 の委員会が必要になるのではないかというお話になった。このためそれに関する経費を上げさせてい ただいたわけだが、委員報酬14万5,000円、費用弁償が2万7,000円、それから策定委託料という ことで96万2,000円を計上させていただいたものである。以上。 第9款 消防費 (説 明) 消 防 長  同じページで9款1項1目常備消防費、補正額が69万5,000円、内容については救 急救命士法の施行規則が一部改正されたことにより、救急救命士の処置拡大がされた。それに係る追 加講習に係る旅費、テキスト代、研修負担金である。以上。 総務 課長  それでは、25P、26P消防費の5目災害対策費であるが、このたび248万4,000円 計上させていただいた。この内容としては備品購入費、機械器具の購入であるが、防災ボックスとい うものを9カ所設置する予定である。今までも避難場所あるいは拠点避難場所も含めてだが、有事の 際に誰がどのような方法で鍵をあけるのか、開錠するのかというふうなことが議論になっていたが、 このたび津波の浸水想定区域にある拠点避難施設9カ所、学校であるが、こちらに揺れを感知して鍵 の入っているボックスがあくものを設置させるということである。小学校7校、中学校2校、計9校 で248万4,000円計上させていただいた。以上。 第10款 教育費 (説 明) 学校教育課長 同じページの下である。10款教育費、1項教育総務費、3目の教育振興費である。 先ほど歳入でもご説明申し上げたが、新潟っ子スキー体験拡大パイロット事業にことし平成26年度 6校採択を受けた。その歳入と同じ金額100万8,000円を計上させていただいた。それから、2項 小学校費、3目学校建設費である。13の委託料ということで221万1,000円を計上させていただい た。これについてはもう既に校舎には耐震改修をしている学校の体育館について、もしくは武道場に ついて、まだ交付金制度があるうちに2次診断をしてその耐久性を確認したほうがいいだろうという ことで、ことしその耐久の2次診断をお願いすることにしていた。今回小学校費のほうで村上南小学 校の体育館、それから村上小学校の体育館について2次診断を行った。その結果なのだが、まだ最終 的な国の第三者機関の耐震診断委員会はまだ開催をされておらないのだが、そこに提出をする資料の 中でいわゆる耐震の数値は満たさないだろうという、クリアは難しいだろうという、そういう予想が 立った。そういう結果で耐震診断委員会のほうでも結果が出るのではないかなと思っている。そのた め先ほど申し上げたように、平成27年度で一応現在の文教施設への交付金制度が終了する予定にな っている。交付金制度があるうちに来年度に小学校であれば2校の運動場の耐震を行いたいというこ とで、現在の既決予算も活用しながら今回小学校費のほうで221万1,000円を予算をお願いすると いうことにさせていただいた。それから、先ほど申し上げた武道場、これ村上第一中学校の武道場な のだが、この部分についても先ほどの2小学校の体育館と同じように数値のクリアが難しいのではな いかという予想が立ったので、小学校の2運動場と同じように来年度平成27年度の交付金制度があ るうちに耐震補強をしていきたいなということで考えている。中学校の部分については、今回の既決 予算の執行残で対応可能であるので、今回補正は上げてはいない。以上である。 生涯学習課長 続いて、その下社会教育費の社会教育振興費の説明欄のほうで話をさせていただく。 社会保険料と事務補助賃金については、これは年度の途中の人事異動があったために正規職員1名減 員となったので、臨時職員1名採用したいというものである。それから、その下の欄、図書館費のほ うであるが、これについても社会保険料とその他賃金だが、これは今年度の最初の段階から正規職員 が1名減員となったものなので、臨時の司書を1名増員していたのであるが、これを増額要求すると いうものである。それから、その下の欄の文化財保護費については、これは一般財源で2,400万円 予定していたものを、がんばる地域交付金を充当するという財源の更正をお願いするものである。そ れから、その下の欄、社会教育施設費の説明欄の1、教育情報センター経費の測量設計等委託料、そ れから工事請負費であるが、これについては教育情報センターの冷暖房施設の基盤が経年劣化で壊れ てしまって、冷暖房の空調設備が壊れたものを今回改修しようとするものである。今回の使用できな くなった部屋は、教育情報センターの2階の村上教育事務所、それからその隣のふれあいルーム、そ れからその隣の機材室と、それから研修室の4部屋あるが、村上教育事務所とふれあいルームについ ては夏の業務に支障を来すということで、現在ある予算を使用して教育事務所とふれあいルームにつ いては既に修理を行ったが、当初予定している工事を補填する形になるので、これ以外の部屋につい ても今回工事をお願いしようとするものである。それから、説明の2の公民館施設管理費については、 これは施設の修繕料で場所は山北会館である。山北会館の非常放送用の蓄電池の取りかえ、照明器具 安定器の修繕が2カ所、非常口の引き戸がうまく開かないということで、ここが1カ所改修というよ うなことで追加をお願いするものである。それから、説明欄の3番の総合文化会館経費についても修 繕料であるが、これは文化会館の機械室の中の配管の水漏れや蒸気漏れを起こした箇所が2カ所ある。 それから、エントランスホールのダウンライトの器具取りかえ箇所が10カ所ということである。次 の27P、28Pであるが、説明欄のほうで1番の体育施設経費、伐採業務委託料については3カ所を 予定している。1つは、村上体育館脇の三之町側の桜の木が大きくなっていて、これを枝落としした いということ。それから、2つ目の場所は旧山辺里小学校グラウンドの桜の木が大きくなっていて、 周辺住宅にかかってきたということで伐採するものである。3カ所目は、旧茎太小学校のグラウンド の周辺の木の伐採である。合わせた金額が224万9,000円ということになる。それから、工事請負 費については朝日の多目的グラウンドのナイター照明が切れて、照度不足ということが起きてこれを 修繕したいと。なお、これについては夏の利用の予約がたくさんあったものだから、ほかの予算を流 用して既に改修工事をして利用に不便を来さないように実施している。それから、2つ目の工事とし ては、旧茎太小学校のグラウンドの周りを覆っている鉄製のフェンス、それからグラウンドの中にあ る野外遊具、これらが腐ってきていて、鉄が腐食したりしているものだから、これを撤去しようとい うものである。この工事請負費、合計で241万5,000円。以上である。 第14款 予備費、第2表 地方債補正 (説 明) 財政 課長  続いて、第14款予備費2万1,000円の減である。これは今回の補正予算歳入歳出予 算の端数調整のために計上したものである。戻っていただいて、第2表、5Pをお開きいただきたい と思う。第2表地方債補正である。先ほど歳入のところでご説明申し上げたが、まず臨時財政対策債 については、当初で13億6,000万円計上していたものを、今回4,560万円を追加して、14億560 万円とする金額の限度額の変更である。続いて、道路橋りょう債についてもこれも歳入でご説明申し 上げた、今回がんばる地域交付金を充当することで市道の路線、それから排水路1カ所と、2カ所の 市債の発行を減ずるものであって、7,750万円を減じて2,160万円に変更するものである。以上であ る。 委員長(小杉和也君)休憩を宣する (午前10時47分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(小杉和也君)再開を宣する。 (午前11時00分) 第2款 総務費 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 川村 敏晴  12Pのむらかみ若者交付金事業、これ民間委託を、ノウハウをということで委託先 とかは決まっているのか。 政策推進課長 先ほど申し上げた市長とのふれあいトークに参加しておられたメンバーでもあるのだ が、都岐沙羅パートナーズセンターの女性の職員というか、そういった方が2名参加していたので、 また今までのまちカフェとかさまざまなそういった交流事業のノウハウがあるということで、都岐沙 羅パートナーズセンターを今想定をしている。 川村 敏晴  個人ということではなくて、都岐沙羅組織に運営をお願いするというふうなことか。 政策推進課長 なかなか個人でこういったことを請け負うというのは大変かなということで、組織と してパートナーズセンターのほうに委託をしたいというふうに考えている。 相馬 エイ  伺う。一般管理費のご説明で50万の修繕費はどこの修繕費なのか、ちょっとよく聞 き取れなかったが、説明の中で今後も緊急的対応が求められているところもあるがと言ったように聞 こえたのだが、その辺具体的に教えていただきたいと思う。 総務 課長  先ほど説明したとおりであるが、当初予算で修繕料が58万2,000円あったが、その 後不時修繕はもちろんだが、消防用の設備点検で指摘を受けて緊急に修繕するものが発生した。なか なか今後緊急的なものもあるので、不足が生じるおそれがあるので、今回補正させていただいたわけ だが、今現在でも漏電に伴う自動ドアの修繕の関係だとか、あるいはトイレの修繕等の修繕が予定さ れているので、今回50万を補正させていただいたということである。 相馬 エイ  2つ目の質問に行くけれども、ちょっと1問目の質問で、申しわけないけれども、指 摘を受けたと言っていて、どこをどのように指摘を受けたかという説明がないと、ちょっと修繕費を 出してきた意味がないので、それは後でいいけれども、もっと詳しく、指摘を受けたということはそ れなりの指摘なのだろう。そこはきちんと説明していただきたいと思う。2つ目に行く。山北支所の 修繕費だが、水はけが悪く露店業者に迷惑をかけているので修繕をすると。これ当初そこ駐車場を整 備して完成したときに、そういう水はけとかそういうのの点検等は施工業者はしないのか。何で今ご ろになって水はけが悪いなんてということで出てくるのか。 山北支所長  駐車場は当然完成したときに全部点検しているけれども、地盤が粘土質というふうな 部分もあっで、出入り口付近、特に通行量が余計なために沈下したという状況である。 第8款 土木費 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。本会議場でもちょっと質疑したのだが、本来平成26年度の3月で基本計画を つくって、それで終わりという計画だったよね。それが延々と続いていると。そしてこの9月議会に もう少し議論を深めたいので、もう3回ぐらい会議が必要かということで出されてきているが、委員 長のご判断というような説明だけれども、結果的には行政の判断だろう。 政策推進課長 行政のほうでは各委員の皆様方に審議内容をお諮りし、議論していただいているとこ ろであるので、あと何回しなさいとかということを、こちらの立場として言えるものではない。委員 長さんとは毎回会議の前に今回の進め方だとか内容についてどんなふうに整理しようかというふうな ことを打ち合わせをした上で臨むわけであるが、6回まで終わった段階でまだ答申までにはもう少し 議論をしたほうがいいというような委員長さんとのお話し合いの中で、今回3回分の予算を計上させ ていただいたということである。 相馬 エイ  まちづくりプランの本来の目的、この条例をつくってこういうまちづくりプランの委 員を選んで、そして計画を立てるという目的が、病院が移転すると。そしてその病院の移転後を中心 とした駅周辺の計画だよ。ところが、村上総合病院の建設計画がまだ厚生省の建設計画の中にも登場 してこないというか、のってこない段階で、そこで病院を延々と経営して運営しているにもかかわら ず、病院の跡地をどうするかなんていうこと自体、ものすごい矛盾のあるまちづくりプラン策定委員 会の会議になっているのではないか。委員の人がお気の毒という受けとめ方をせざるを得ないのだが、 その当事者としてはそういうことは矛盾を感じていないのか。 政策推進課長 もともとのスタートは議員おっしゃるように村上総合病院が現在地から駅西のほうに 移るというふうなことであったわけであるが、その前から総合計画、それから都市計画マスタープラ ン等で整備についての計画はあったわけなので、そのスタートとして村上総合病院の移転計画がきっ かけになったということであるが、村上病院が動かないから全て違うのではないかというご指摘は、 少し違うのかなというふうに考えている。 第9款 消防費 (質 疑) 佐藤 重陽  本会議がないので、諸般の報告の中身にないと思うのだけれども、せんだって、私の 一般質問に関連づける気はないのだけれども、飯野で火災があってあの方亡くなられたのだよね、た しか。で思ったのだけれども、やっぱりその日も私も現場に行って思ったのだけれども、財政的な問 題もあるのではあれなのだけれども、消防署で考えるような大がかりなものでない、やはり高所作業 車はあったほうがいいのではないかなと思ったのだが、いかがか。 消 防 長  現場に次長が行っているので、次長に。 消防本部次長 9月19日の火災であるけれども、私もメール等で連絡を受けて現場に行ったのが23 時半過ぎだったかと思うのだけれども、一応先発隊の消防隊、あと救急隊来ているけれども、先般の 火災は木造2階建ての建物であって、他に類焼等もなく、消防戦術としてはスムーズにいったのでは ないかと思っている。 佐藤 重陽  特に手際が悪かったとか、そういうことでは全然ないのだけれども、当然消防のセオ リーというかあるわけで、玄関から入って、要するに2階の火元というのか、亡くなった方のところ にたどり着くまでというのは、かなり最初火が2階からぼっと出ていたので、いきなり入るわけにい かないので、火元に近づく方法としてやはりもうちょっと装備を考えたらいいのかなというふうに思 っていたので、あえてちょっと聞いてみたのだけれども。全然この間の消防の対応がよくないとか、 消防団のあれが不備であったとか、そういうことではないのだが、なかなかあの後外から、西側の窓 から結局放水し、消防の方は東側とあと玄関北側から攻めていったわけだけれども、本当であればあ れ西側のトタン屋根だったので、破れなくて苦労していたので、あれが高所作業車や何かでぶち破っ たらもう少し早かったのかなみたいなところがあったので、だからといってそれであの方が助かった ということではないのだと思うのだけれども、ただやっぱり装備としてはやはり近い将来そんなこと を考えていただきたいなということをまたあえてお願いして終わる。 消防本部次長 将来的にはそういった先般の質問で消防長のほうからも答弁あったと思うけれども、 財政的または人員的に余裕があれば、あったことにこしたことはないと思う。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  救急救命士の講習で追加というようなことなのだが、追加ということは何かが変わっ て再度それをきちんと勉強しておく必要があるから、こういう旅費が計上されたのだと思うのだが、 どういう変化なのか。 消 防 長  これまでは救命士が行う処置は心肺が停止してからの処置だったのだが、今回の改定 で心肺停止前にも医師の指示を受けてできるものが、心肺停止前の重症病者に対する静脈路の確保と 輸血、もう一つは血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖液の投与が医師の指示をもらってでき ることになった。このための追加講習である。 相馬 エイ  直接旅費とは関係ないと思うのだけれども、これから冬場になると暖房器具を使う。 そういう点でこの前の火事もそれなりのひとり暮らしの方だったし、残念ながら亡くなられているが、 火事の発生を抑える、そして火事によって亡くなられる方を、とにかく出さないためのこれからの教 訓というか、そういうことの対策みたいなのは考えておられるのか。 消 防 長  1つは、住宅火災警報器、設置は村上市は80%というぐらいになっているが、まだ ついていない部分、この前の住宅についてはついていなかったということであるので、その警報器を つけていただくように指導を徹底したいと思うし、この前の火災の原因については裸電球が熱くなっ て延焼したものと今のところ推定されている。 第10款 教育費 (質 疑) 冨樫宇栄一  ちょっと参考のためにお聞きするのだが、26Pの社会教育振興費の事務補助員賃金、 これ自体には問題があるということではないのだけれども、年度途中の人事異動で正規職員が1人減 ったので、その分臨時職員を入れるのだという説明だったが、正規職員はどこの部分が足りなくなっ て生涯学習課から1人引き揚げることになったのかということをお聞きしたいのだが。 総務 課長  社会教育振興費の事務補助員の関係の賃金だが、先ほど政策推進課のほうからも補正 予算で説明があったマイナンバー制度、今年度から市民課が担当になって準備を進めていたわけだが、 担当での事務がなかなか進まないということで、今担当部署を政策推進課に移した。そのマイナンバ ー制度の政策推進課で受ける上での担当の職員がそこにどうしても1人必要だということで、神林支 所から1名担当にした。その関係でもう2人ほど動いているのだが、その関連で生涯学習課の職員が 1人減になったということである。 滝沢 武司  26Pの教育振興費の中のそこにパイロット事業について書いてあるのだが、先般の 平成25年の決算でも子どもたちのスキー指導あるいはスキー授業、そういった関係ではほとんどこ れ以外支出がなかったということなのだが、昨年は蒲萄スキー場が閉鎖されているものだから、それ はやむを得ないことなのだろうというふうに思うが、ことしのパイロット事業以外のスキー指導ある いはスキー指導の支援体制というか、そういったことについては当初予算を見てもちょっと見当たら なかったので、これからシーズンが始まる、また蒲萄スキー場を再開するということで子どもたちも 活用してもらいたいということになると、どうしても学校としてのスキー教室みたいなのが必要にな ってくるのだと思うのだが、そういう支援の体制についてはどのように考えて、今回補正にそういっ た点が出なかった部分についてのお考えを伺う。 学校教育課長 スキーパイロット事業に該当しなくて、蒲萄スキー場を活用している学校もある。例 えば朝日地区の学校、それから山北地区の学校、それから去年から村上第一中学校のほうでも蒲萄ス キー場を活用していただいていると聞いている。私どものほうで直接学校のほうに何か手だてをして いるかといえば、確かに何も予算化はしていないが、ただスキー場のほうとしていろんな手だてをし ていただいている。また、職員からのボランティアも募って、スキー場に来る初めての子どもさん、 児童生徒もいらっしゃるので、安全等も考えながら職員からボランティアを募ってやっているという ことも聞いている。 滝沢 武司  パイロット事業はもう指定された学校の3校ないし4校の、ここにある内容のことで の支援体制を組んで進めるということなのだが、そのほかの学校のスキー教室のようなことについて、 もっと教育委員会のほうで力を入れた支援体制を組まないと、いわゆる経済的な面での支援体制を組 まないと、なかなかやりにくいのではないかということから、そういう心配をするわけである。だか ら、私は今回の補正の中に時期が来ているし、それに対する非常に教育委員会の考えている方向、あ るいは蒲萄スキー場が再開したということをきっかけに、もっと支援体制をこういうふうにするのだ ということがあらわれるような予算組みがされるものかなと思っていたものだから、今のように伺っ た。これから各学校にはどんな形で蒲萄スキー場を使ってスキー教室を大いに子供たちの体験として やらせてほしいというような、指示ではないけれども、教育委員会の方針を打ち出すつもりで考えて いるか。 学校教育課長 確かに地元のスキー場であるので、多くの児童生徒からスキー場を活用していただけ ればありがたいなと思っている。また、今回のスキーパイロットで3年目になる学校が2校ほどある。 そうすると、スキーパイロットでは3年が限度であるので、次年度以降も当然使っていただきたいと いう気持ちは私どものほうにはあるが、いろいろとスキー場の会計の中で、スキー場の担当の中でい ろんな支援は考えてくださっていると思うが、私どものほうでもそういう3年目終わった学校を今後 どうするのかというようなこと、そしてまた該当しない、中学校は当然該当しないわけだが、そうい う中学校の拡大も当然していかなければならないときに、私どものほうでいかに支援をしていくかと いうのは、これから次年度平成27年、今シーズンはもうちょっと、すぐそこに来ているので、こと しできることもあるかもしれないし、その辺のことも考えながらやっていきたいと、スキー場担当と 協議しながらやっていきたいなと思っている。 滝沢 武司  今の大体の気持ちはわかるのだけれども、市全体としてスキー場の活性化も踏まえて 子どもたちに、学校ぐるみで活用してもらいたいのだという方向性を今とっている中で、そういう点 ではやはり方向として弱いのではないかということで、私は今後の補正なりの中でそのことについて やっぱりはっきりした形で、学校教育としてはスキーは指導要領の中にもできることになっているわ けだし、きちんとした方針がないと、行政全体でスキー場を活用してほしいという方向と合わないこ とはないのだけれども、非常に弱い点になってくるのではないかというふうに考えるので、その辺は 教育長、再度検討をお願いをしたいというふうに思う。 教 育 長  委員のご指摘大事なポイントだと思っている。ただ、学校事情があって全部の学校が スキー授業で蒲萄スキー場を活用できるというようなことにはならないと思うけれども、その面につ いて検討していきたいと思うし、とりあえずはパイロット事業終わると補助金がなくなるわけである ので、今行っている学校がそのまま継続する方向に支援をしていくということがまず第一義であろう と。その次に、全体の学校が蒲萄スキー場を使えるためにどういう支援があればそれが使えるように なるのかと。物的なものであればそのものについてしていきたいと思うし、ただ教育の時間的な問題 とか距離的な問題とかいろんな問題があると思う。そこら辺を勘案しながら方針を示していきたいな と、このように考えている。 滝沢 武司  ただやりなさい、パイロット事業も去年はわかぶな高原スキー場へ行ったのかな。そ れをただ蒲萄スキー場へ持ってくるだけのことではやっぱり事業としては非常に弱いだろうし、あと 学校でやりたいあるいは教育委員会でやりなさいという方向を出したとしても、これだけの支援体制 があるからというのがはっきりしないと、学校では計画立てられないと思うのだ。なかなか全部自己 負担ということにはいかぬ部分があるのだろうと思うが、その辺ひとつ十分検討をしてもらいたいと。 2点目は、28Pの体育施設経費、ここに伐採業務委託料ということで、今崩している公民館の桜の 木を伐採をするというのが1番目に上げられたように思うのだけれども、これはそれでいいか。 (「滝沢さん、今の体育館の脇の三之町側」と呼ぶ者あり) 滝沢 武司  間違えた。 鈴木いせ子  滝沢委員に続いてなのだが、子どもたちのスキー授業についてスキー用具の借上料と して上がっているけれども、1校にしたら12万ぐらいになるのだが、用具はどのようにお考えか。 朝日中学校なんかずっと行っていたのだけれども、なかなか父兄の負担が大きくなってなんていうこ とがあって、休んだ経過があるので、どのようにお考えか聞かせてほしい。 学校教育課長 スキー用具の借上料であるが、これはレンタルスキーの代金と、それからレンタルウ エアの代金ということで聞いている。スキー場のほうでそういう用具、それからウエアを持っていな い児童生徒については、スキー場のほうでいろんな手だてを考えていただいて、こういう形で、当然 サイズもいろんなサイズがあるので、それらも踏まえてスキー場の担当のほうで準備をしていただい ている。ここに計上させていただいたものについては、全てスキー場担当と打ち合わせが済んで、そ して何人分のスキーのレンタルが必要かというようなこともみんな調査をした上での予算計上をさせ ていただいている。先ほど申し上げたように、村上第一中学校も同じような形でスキー場のレンタル を活用するというようなことを聞いている。 佐藤 重陽  28Pの工事請負費、生涯学習課長にお願いしたいのだけれども、先ほど茎太小のグ ラウンド周辺の整備改修ということだったのだけれども、大変よいことだと私は思っているが、実は 3月に私が行ったときにお願いしたが、なかなかそこだけの問題ではなくて、さらに簡単ではないな と思ったので、なかなかこんな形で出てくるとは思わなかった、よかったと思う。それはいいのだけ れども、問題はどんな形でグラウンド、体育施設を整備するのはいいのだけれども、あの建物そのも のを物置にしておくのはいかがなものなのかなと。逆に生涯学習課長単独ではわからない話かもしれ ないけれども、あの規模の施設だと、コミュニティの施設だとか、高齢者の施設だとか、そんな形で 生かすことができるのではないかなと思うのだけれども、いかがか。 生涯学習課長 現在茎太小学校の校舎のほうの部分については、旧三面というか朝日地区の民具だと か元屋敷遺跡から出土した土器などの遺物等も保管していて、保管庫としてうちとしては利用してい るという状況である。 佐藤 重陽  もっと言っていくと茎太小に限らないのだけれども、私もああいう廃校というか学校 跡地、保育園施設を見て思うのは、大きなところというのは以外と物置みたいにしか使えないのだけ れども、ある程度のコンパクトな規模のものであると、特に保育園なんかそうなのだけれども、そこ の担当課で抱えていないで、もっと活用の仕方があるのではないかなというふうに思って見て回った のだ。例えば旧朝日の中津小学校、塩野町中学校なんかは障害者介護施設になっている。神林の保育 園の跡地なんかは介護施設みたいなところに開放しているということがあるわけだ。そうなるとちょ っと飛ぶので、副市長にちょっとお尋ねしたいのだけれども、今後ああいう規模の学校、地域のコミ ュニティ、要するに大きなものというのはさっき言ったみたいに難しいので、ある程度規模がコンパ クトなもの、また保育園のそういうコンパクトな施設というのは、地域コミュニティまたは介護、障 害者施設として何か活用できるのではないかなと。逆に言えば多少行政が整備をして民間に活用させ るような、そんなところまで発展して活用できないかなというふうに思っているのだけれども、いか がか。 副 市 長  大変いいご意見である。こういう施設については、やはり地域の住民の要望を一番大 事にしている。それでその中で何もないということになると、やはり我々の行政の中で必要とする部 署でいろいろ調整をして使用しているわけである。ただ、民間で使うとか開放施設にするについても、 やはり耐震補修ということも考えられるので、その辺の費用が非常にかかる、本当に老朽化して廃校 になったわけであるので、それを改めてするには新しく建てるよりかかるのではないかなという、そ ういう懸念もある。そんな中でとにかく地域の要望を第一に我々も考えているし、そういうことがで きる施設であれば、有効に今後とも活用していきたいというふうに考えている。 佐藤 重陽  ありがとうございます。それで結構なのだけれども、本当に建てるより高いみたいな ことも確かに考えられる部分もあるので、施設の現状にもよるが、私も茎太行ったときに、その地区 の方々の学校に対する思いと、やっぱりもっと活用の仕方があるのではないかなという期待もあった ものだから、それは今度考えてみれば茎太小学校に限らないことなので、そんなことも考えていって いただきたいと思う。よろしくお願いする。以上。 渡辺  昌  スキー体験パイロット事業に関連してなのだけれども、ことしのスキー授業の参加校 というのはどのぐらいか教えてほしい。 学校教育課長 今回のパイロット事業に県のほうで採択になったのは、今シーズンが3年目になる神 納小学校と平林小学校である。それから、2年目となる上海府小学校、そしてこれが今まで平成25 年度シーズンも行っていたし、それからことし平成26年度シーズン初めて参加するのが瀬波小学校、 神納東小学校、さんぽく北小学校、この3校が1年目、初年度の採択となっている。 (「全体」と呼ぶ者あり) 学校教育課長 全体となると、私が今聞いているのは朝日地区の小学校、それから山北中学校、それ からさんぽく南小学校と、先ほどからお話に出ている村上第一中学校がスキー場を今シーズン利用す るということで聞いている。これが全てかどうかはちょっとあれだが。 渡辺  昌  あとパイロット事業を含めて全体のスキー授業に関してなのだけれども、講師とか指 導員のここに謝礼上がっているけれども、例えば学校がスキー授業をするに当たって、そういう講師 とか指導員頼む場合のそういう態勢というか窓口とか、そういうのはきちんとしたものがもうできて いるのか。 学校教育課長 当然先ほどから申し上げている初めての児童生徒も行くわけなので、当然安全面とい うふうなことも十分考えなければならないわけだが、来ていただく日にちの児童生徒の技量的なこと も考えながら、スキー場の担当のほうでは何人インストラクターを準備できるけれども、でも学校側 でも保護者の方のご協力を得て何人かの支度をしていただきたいというようなことは聞いている。今 回インストラクター、講師、指導員謝礼であるが、これはスキー場にお願いするインストラクターの 方の指導員の方の謝礼を計上させていただいている。 渡辺  昌  個々の学校で対応していると考えていいのか。 学校教育課長 ここで上げている講師指導員謝礼のほかは、個々の学校でどういう形か、先ほど申し 上げたようにPTAの方、保護者の方にお願いしているケースが多いと思うが、その方々には学校側 でお願いしていると思う。ただ、一部の学校では総合学習の時間と捉えているようなところもあるの で、その中で金額的にはちょっと定かではないけれども、報償費、お礼、謝礼的なものも支払われて いるようである。 〔委員外議員〕 片野 鉄雄  26Pの小学校費の測量設計委託料、これ体育館、武道場の2次診断ということだが、 1次診断やって耐震補強をやる、診断基準でも変わったのか、1次診断と2次診断の違い、教えても らいたい。 学校教育課長 基準そのものは変わっていない。1次診断でいわゆる耐震補強が必要ないよというよ うな数値が出た場合については2次診断までは行かない。そして耐震補強の工事をするに当たって交 付金をいただくわけだが、その交付金をいただくには2次診断も受けて、そして耐震補強が必要だよ という判定を受けないと交付金制度には乗ることができない。先ほど申し上げた3校については、平 成17年に1次診断を行っている。その時点では耐震の数値についてはクリアをしていた。ただ、こ の3校とも校舎のほうで耐震工事を行っている。その時点で平成17年には1次診断ではクリアして いたけれども、今の交付金制度がある平成27年までにもし必要があればやらなければならないよね、 やったほうが当然いいわけなので、その関係で今回体育館とと武道場について2次診断をお願いする ことにした。その結果、私どものほうで速報値と申し上げているが、国の耐震診断委員会のほうにか ける前の速報値の中で、耐震補強が必要なIS値0.7未満というようなことの想定があったので、そ こで今回平成27年の当初予算に早いスタートを切れるようにということで、今回耐震設計の委託料 を計上させていただいたということである。 相馬 エイ  伺う。26Pの社会教育施設費の2番と3番、それぞれ金額的にはわずかなのだが、 修繕費が両方とものっている。補正予算の伺い書はいつごろ提出されているのか。 生涯学習課長 まず先ほどお話しした公民館のほうの、こちらのほうは消防の非常用設備等なものだ から、今ある予算等を使って既に修理をさせていただいたものである。それから、文化会館について はエントランスのダウンライトについては修理をさせていただいた。機械室の配管については、機械 室の水漏れや蒸気漏れについてはこれからということでまだ修理をしていないという状況である。 小杉委員長  いつごろそういうのが発覚して、いつごろ上がってきたかというのを聞きたいわけだ よね。 生涯学習課長 済みません。発覚したのはどれも全てちょうど6月の議会に間に合わないという時期 であったので、正確な時期はわからないが、5月から6月ごろだったように記憶している。以上。 相馬 エイ  細かいような質問で悪かったのだけれども、金額的にはわずかなのでどうのこうのと いうのではないのだけれども、両方とも修繕。それで当初予算の中に組み込めなかったのかなとちょ っと思ったものだから、9月の補正でこういう、金額的にはわずかなのに、なぜ今ごろ出てくるのか なとちょっと思ったものだから、その辺このぐらいのもしあらかじめこれは予算の対象になるぞとわ かっていたのだったら、きちんと堂々と当初予算に計上して、申請するべきなのではないかなと思っ たのでお聞きした。 大滝 久志  28Pの体育施設費、この中で伐採業務委託料、これ3カ所ということで、そこの体 育館と旧山辺里小学校のものと、それと茎太小学校のグラウンドの桜だと。全てこれ桜ということな のでお聞きするのだが、金額的にも先ほど出てきた伐採手数料も、どう見てもどっちかというと1カ 所80万ぐらいの見当でなっているのかな、そういうふうな感じでやっておられるのか、それとも伐 採料とかそういうようなものを積算してやっているものなのか、そこいら辺教えていただけるか。 生涯学習課長 細かい部分についてはスポーツ推進室長のほうから答弁をさせていただくが、基本的 には見積もりをいただいていて、それから場所によって村上体育館の脇だと高圧の電線があるものだ から、それに対する備えをしなければならないというようなことで、ちょっと経費がかさむだとか、 それから茎太のほうは切る本数が多いとかということで違いはあるが、合計した金額については見積 書をいただいているという状況である。 スポーツ推進室長 ただいま課長からお答え申し上げたことについて、多少詳しくお答えを申し上げ たいと思うが、冒頭説明の中で3件と申したが、それぞれ金額で申し上げると、村上体育館、正面の 体育の横である。こちらについては104万8,000円、旧山辺里小学校グラウンドの桜の木について は2本である。それから、旧茎太小学校のところが97万2,000円であるが、特に村上体育館のほう が本数は6本と少ないけれども、今ほど課長からも申し上げたとおり、諸経費、例えばこちらは伐採 ではなくて枝の処理というふうなことであるので、枝の傷口の治癒の作業だとか、場所柄交通誘導員 の設置あるいは電線が近くにあるので、そちらの保護の経費であるとか、こういったものが、いわゆ る経費がかさんでいてそのような額になっている。以上である。 大滝 久志  私が心配したのは、例えば先ほど言った体育館、そのものについてはわかる。旧山辺 里小学校の点についてもわかったし、茎太小学校のことについてもわかったのだが、これが伐採する のではなくて、切ってその本体は残して傷口の手入れをすると、そういう形で残されるのであれば非 常にいいのだが、今の知事さんも道路とかいろいろなところに桜の木を植えようというような話もあ る中で、なぜ桜ばかりが切られていくのかなという、そういう気持ちを持ったものだからお聞きした が、そのよう理解でいいのだね。 生涯学習課長 先ほどお話ししたように、村上体育館については枝落としであるので、木の伐採では ない。それから、旧山辺里小学校については何本かある中の2本だけが民家に枝が伸びてきたので、 ここについては将来的なことも考えて伐採をしたいと、2本伐採ということである。それ以外の桜の 木は残る。それから、旧茎太小学校のものについてはかなり、これはいつ植えられたのかわからない のだが、校舎が建設されたのが昭和55年、それから体育館が昭和51年に建設されているので、恐 らくそれ以前からあったのではなかろうかなということで、高さが高いことや大分老木というか、な ってきたということで、今回これは全て付近のことも考えて伐採をしたいということである。 第14款 予備費、第2表 地方債補正 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第113号のう ち総務文教常任委員会所管分については起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 委員長(小杉和也君)休憩を宣する (午前11時49分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(小杉和也君)再開を宣する。 (午後 1時00分) ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、       担当課長(政策推進課長 渡邉欽也君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 政策推進課長 それでは、議第114号 平成26年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第2号) について説明申し上げる。この議案は、歳入歳出予算総額にそれぞれ1,420万円を追加し、予算の 規模を4億7,260万円にしようとするものである。補正の主な内容については、最初に7P、8P をごらんください。歳入であるが、4款の繰入金480万円である。これは朝日地区の工事請負費に 伴う道路改良工事支障移転施設工事に伴うものである。それから、5款の繰越金については前年度の 繰越金ということで確定額を計上させていただいた。それから、6款の諸収入であるが、これは先ほ ど申し上げた朝日地区の県道の改良に伴う支障移転補償料である、120万である。それから、歳出で あるが、1款総務費の総務管理費、施設管理費である。1番が山北地区施設維持管理経費557万 6,000円である。これは山北地区の電柱等の移設に伴う光伝送路設備の移設や修繕及びセンター施設 設備の修繕に要する経費を計上させていただいた。それから、設備の維持管理委託料であるが76万 3,000円である。これは同センターの電源盤メーター法定交換に伴う無停電メーターへの切りかえ対 応に伴うものである。2番の朝日地区の施設維持管理費870万円であるが、これについては修繕料 はセンター施設にあるブースターアンプという装置の修繕に要する経費ということで270万円を計 上させていただいた。それから、工事請負費については朝日地区の荒沢ほか2カ所の県道の道路改良 工事に伴う電柱等の支障移転に係る光伝送路設備の移転工事などに要する経費として600万を計上 させていただいたものである。それから、5款の予備費であるが、これは端数調整に伴うものである。 以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第114号につ いては、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第118号 平成25年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定についてを議題と       し、担当課長(財政課長 菅井晋一君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 財政 課長  それでは、平成25年度の歳入歳出決算書の214Pから土地取得特別会計の決算書で ある。めくっていただいて歳入からご説明申し上げる。218P、219Pをお開きください。歳入の1、 財産収入、財産運用収入、利子及び配当金であるが、219Pの備考欄、土地開発基金運用収入5万 7,404円、これは土地開発基金の現金を預金してある利子収入である。これが歳入の総額である。続 いて、次の220P、221Pをお開きください。2款諸支出金の1項土地開発基金費である。221Pの 備考欄、土地開発基金積立金、利子積立金である。歳入で収入となった同額を積立金に積み立てるも のである。以上、歳入歳出とも同額の5万7,404円である。次の222P、実質収支に関する調書であ るが、歳入歳出同額ということで差引額はゼロということである。以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  利子が計上されているが、土地開発基金はどういうところに預金をして、金利はお幾 らなのか。 財政 課長  現金が2億4,000万ほどあって、これを北越銀行に預金したものである。利率は 0.025%である。 相馬 エイ  この基金を積み立てるときには利息の交渉をしたのか。 会計管理者  会計管理者の責任において公金管理委員会を開催させていただいて、それでどこの金 融機関にお願いするか、決定させていただいている。そんなことで借入金、起債されている市中金融 機関から借入額と、それに見合うような形も考えながら運用先を決定させていただいている。  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第118号につ いては、起立全員にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第119号 平成25年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議       題とし、担当課長(政策推進課長 渡邉欽也君)から議案の説明を受けた後、質疑に       入る。 (説 明) 政策推進課長 それでは、平成25年度村上情報通信事業特別会計の決算状況についてご説明申し上 げる。本特別会計においては、歳入総額3億5,584万6,173円、歳出総額3億4,730万814円で、 差し引き残額は854万5,359円となった。これは朝日、山北及び神林の各地区の情報通信施設の管 理等に要する経費を決算したものである。初めに、歳入の主なものを順に説明を申し上げる。最初に、 1款1項1目の情報通信施設負担金については、加入を希望される方から納入していただいた負担金 である、110万円である。それから、その下の情報通信施設使用料については、現年度分は前年と比 較して39万ほどの減になったが、収納率が約98.2%であった。それから、滞納繰り越し分というこ とで95万7,600円であったが、前年度比47万ほどの増となった。それから、6款1項1目の雑入 であるが、1番の光伝送路等貸付料については、NTTドコモ、auに携帯電話用として、NTT東 日本にはBフレッツに光回線を貸し付けているものである。それから、2番の道路改良工事支障施設 工事補償料であるが、これは前年度は国道の工事だとか河川改修などがあったが、本年度は県道北中 府屋停車場線県単道路改良工事に伴う9万6,983円だけであったので、大幅な減となっている。そ れから、7款の市債である。7款1項1目の情報通信基盤整備事業債であるが、これは山北地区伊呉 野集落において超高速インターネット情報通信基盤整備のために光ケーブルの敷設工事を行ったこと に伴う財源としての市債である。それから、次に歳出であるが、231P、232Pをごらんください。 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費のうち、1番の情報通信事業一般管理経費の決算額は、 前年度より104万6,000円ほどふえていて1,446万3,132円となった。この要因としては、上から 5つ目の告知端末の再設定手数料として101万1,150円が新たに支出されたことによる。また、平 成25年度は朝日地区において告知端末の更新を行っているが、朝日地区で使用していた告知端末機 を山北地区及び神林地区で再利用するための再設定の手数料もある。これについては告知端末の修繕 に関する経費を抑制するために行ったものであって、端末300台を再設定をさせていただいている。 次に、その下から3つ目の工事補修等材料費については、障害発生時に速やかに部品等を交換、復旧 するために光受信機や電源アダプター等を購入して、ストックとして備えたものである。2目の施設 管理費であるが、これは各地区の施設の維持管理に係る経費である。1の山北地区については、前年 度より79万ほど減っていて2,704万ほどとなっている。この要因としては修繕料が前年度より340 万ほど増となっている。これは情報通信事業一般管理経費の告知端末再設定手数料で説明したとおり、 故障の際に再設定した告知端末を再利用したため、告知端末の修繕料は前年よりも118万ほど減っ ている。しかしながら、支所移転に伴う修繕料が349万ほどふえたために修繕料の全体としては増 となっているということである。次に、朝日地区であるが、これについては前年度よりも1,135万 ほどふえていて4,893万5,311円となっている。この主な要因としては、修繕料が前年度より738 万ほどの減している。このうち告知端末の修繕に係る分としては923万ほどの大きな減となってい る。次に、通信運搬費が前年度より241万ほど増となっている。これは新しい告知システムのため の外部サーバー用専用回線及びシステム遠隔操作のための電話回線等回線使用料が新たに支出となっ たことによるものである。次に、3番の神林地区であるが、前年度よりも37万ほど減の1,544万 7,204円となっている。この要因としては修繕料が前年度より83万ほどふえている。幹線設備の修 繕料は前年度より112万ほどの減となったが、支所移転に係る修繕料が前年度より153万ほどの増 となっている。なお、神林地区の告知端末機については、朝日地区、山北地区よりも新しいために、 平成24年度の設置であるが、新しいために修繕料としては少なくなっているということである。次 に、2款の事業費、1目施設管理費、施設建設費の1の施設整備経費では、歳入の市債のところでも 申し上げたが、山北地区伊呉野集落において超高速インターネット情報通信基盤整備のための光ケー ブルの敷設工事を行ったことによるものが大きいものである。それから、3款基金積立金であるが、 利子分として2万6,657円を積み立てている。以上、説明申し上げた。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  まず、最初に232P、旅費がのっている。2万7,000円の予算に対して支出が7,350 円、不用額が1万9,650円と不用額が使用額よりも多くなっているが、これは何かの変更があった のか。 政策推進課長 これについては朝日地区の朝日チャンネルの放送審議会に伴う費用弁償であるので、 回数が1回ということであった関係で減っているということである。残っているということである。 相馬 エイ  この年だったのか、その前の年だったか、ちょっとそこが定かではないのだが、朝日 地区で告知端末を利用しているお宅のデータを車の中に業者の方が入れておいて盗難に遭ったことが あったよね、この年なのか、この前、年度ちょっと忘れたのだけれども。それで非常に今で言うテレ ビ等で報道されている個人情報が漏れたということだよね。その後なかなか質問する機会がなかった のだが、再発防止ということで業者に対し、そして対応についてはどのような徹底がされているのか。 再発防止という意味での対策。 政策推進課長 今議員おっしゃる事例については今聞いた、平成23年度のようなのだが、あのとき はたしか顧客名簿のようなデータを持ち帰り、車の中に置いて車上荒らしで盗難に遭ったというよう な事例だったと思うのだが、その後対策としてはそういった個人情報について絶対に持ち帰らないと いう形で、仕事終わったら速やかにしかるべき場所に戻しておくということに徹底をさせていただい ているので、今後そういった事例については発生しないというふうに認識している。 (「会社に徹底しなければだめだ」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第119号につ いては、起立全員にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  請願第4号 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更することに反対する請願書を議題       とする。 委員長(小杉和也君) 協議会に移す。 (午後1時21分) ──────────────────────────────────────────── (午後1時27分) 委員長(小杉和也君)委員会の開催を宣す。 小杉委員長  審査に入ってご意見のある方の発言を願うということになるのだけれども、委員会の 場で何もなかったというのもあれなので、同じようなことでもいいので委員の方の意見をもしあれば お願いする。 佐藤 重陽  前回6月定例会で継続ということで8月に継続審査、委員会でやったわけだけれども、 やはり賛成にしろ、反対にしろ、合意点に至らないということが1つと、やはりおのおの委員の方々 の考え方に違いがあり過ぎるので、今ここで採決をとるというのは現実的に無理なのではないかなと いうふうに思っている。 小杉委員長  委員の方のご意見を聞いていると、採決を行わずに、審査を終了するというようなこ とだと思うので、請願第4号については採決を行わず、審査を終了することとする。これにご異議な いか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 小杉委員長  異議なしと認める。これで審査を終わる。 〇以上で当委員会に付託された議案の審査等を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを  決め閉会する。 委員長(小杉和也君)閉会を宣する。 (午後1時28分)