平成26年第3回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成26年9月26日(金) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  請願第 5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願                   議第111号 市道路線の認定について                           議第112号 市道路線の廃止について                           議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)                議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)           議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)          議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定につ                いて                                    議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい                て                                     議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ                いて                                    議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ                いて                                    議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定について      4 出席委員(8名)         1番  尾 形 修 平 君    2番  姫 路   敏 君         3番  平 山   耕 君    4番  山 田   勉 君         5番  齋 藤 信一郎 君    6番  竹 内 喜代嗣 君         7番  川 村 敏 晴 君    8番  片 野 鉄 雄 君 5 欠席委員         なし 6 委員外議員         相 馬 エ イ 君   大 滝 久 志 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  板 垣 一 徳 君 8 説明のため出席した者         副市長          鈴 木 源左衛門君         農林水産課長       瀬 賀   功 君         同課農業振興室長     佐 藤 義 信 君         同課農業振興室副参事   阿 部 正 昭 君         同課農業振興室係長    樋 木 義 昭 君         同課林業振興係長     森 山 治 人 君         同課水産振興係長     本 間 研 二 君         農業委員会事務局長    遠 山 昭 一 君         商工観光課長       佐 藤 憲 昭 君         同課観光交流室長     建 部 昌 文 君         同課観光交流室副参事   小 池 一 栄 君         同課観光交流室係長    片 岡 昌 幸 君         同課商工振興係副参事   佐 藤 克 也 君         同課雇用促進係副参事   小 川 智 也 君         都市整備課長       船 山 三喜雄 君         同課整備室長       伊与部 善 久 君         同課整備室係長      鈴 木 義 貴 君         同課整備室係長      小 田 康 隆 君         同課管理室長       山 田 広 良 君         同課管理室副参事     小 野 道 康 君         同課管理室副参事     高 橋 和 憲 君         同課計画室長       小 田 正 浩 君         荒川支所産業建設課長   小 川   剛 君         神林支所産業建設課長   遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長   齋 藤 泰 輝 君         山北支所産業建設課長   増 子 和 治 君         下水道課長        中 村 則 彦 君         同課管理業務室長     早 川 明 男 君         同課管理業務室係長    風 間 貴 志 君         同課工事係副参事     中 村 宣 信 君         水道局長         東海林 則 雄 君         同局管理業務室長     三 須   淳 君         同局管理業務室副参事   内 山 治 夫 君         同局管理業務室係長    宮 村   勉 君         村上水道事務所長     山 田 知 行 君 9 議会事務局職員               局  長    橋 邦 芳               書  記   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前9時58分) 委員長(片野鉄雄君)開会を宣する。 〇当委員会の審査の順序については、陳情第9号について、陳情者の意見を聞くこととしたので、  最初に協議会を開催し、これを審査し、委員会再開後、審査日程のとおり付託議案の審査するこ  とに異議なく、また、議会申し合わせにより陳情者の説明及び質疑の間は休憩として会議録に残  さないこととし、そのように決定する。 委員長(片野鉄雄君)暫時休憩を宣する。 (午前10時01分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)委員会の再開を宣する。 (午前10時18分) ──────────────────────────────────────────── 日程第1  請願第5号 政府による緊急の過剰米処理を求める請願についてを議題とし、審査に       入る。 (審 査) 竹内喜代嗣  きょうは紹介議員の三田議員が不幸ということで欠席であるので、賛成の意見という ことでお話をさせていただきたいと思う。現在米価が請願の趣旨のとおりであって暴落をして、農協 は1万2,000円で仮払いということではあるけれども、民間の米取引する業者の皆さんはどうかと 言えば、コシヒカリの価格を出さないという、提示しないという状況になっている。どこまで下がる かわからないというふうなことで言われている。あときょうの新聞持ってくればよかったのだけれど も、秋田県は県自身が下がった分の補填をするというふうなことで準備をしているようである。自治 体によっては1俵当たり千幾らだったか、補助金を出すというようなところも出てきたようである。 あきたこまちは8,000円を割って仮渡しということである。こういう状況がどうなるのかというこ とだけれども、去年の持ち越し在庫の米が余りにも多くて、それを引き受けた米卸、民間在庫がその まま残っていて、それを親不孝価格というのだそうだけれども、去年買った米よりもことしの米が安 いとなると、去年の米を売り切ってしまわなければ、ことしの米買えないわけだから、当然去年の米 を買った価格よりも安く売るというようなことを、今米屋さんや米卸がやっているのだ。それで何が どうなるかわからないと。だから卸屋さんとか米屋さんが倒産するのではないかと言われている。実 際私どものグループ、産直センターの米の交流会ということで卸業者さんとか米屋さんとか集まる機 会が東京であって、8月の末に行ってきたのだけれども、大変な状況だということであった。玉突き 状態になっていくので、この過剰米を・・・。 川村 敏晴  竹内委員、簡潔に。 竹内喜代嗣  ということで、このまま放っておくと3年は続くということで大変な事態が、多数の 自殺者が出るのではないかと今言われている。冗談でなくなってきた。以上である。大賛成である 姫路  敏  趣旨は賛成なのだ。送るところは参議院の議長、衆議院の議長でよろしいのか。こう いったものはやっぱり農林水産大臣とか内閣総理大臣とかうんぬんとかというところ、これでいいの かなということ。こうしてくれというのであればこれでいいのだけれども、参議院や衆議院の議長に 出しても。 事務 局長  請願の願意を了承して、その趣旨に基づいて議会として意見書を提出するということ になれば、今度議会側にゆだねられるので、議会のこの委員会の判断として意見書の体裁を整えると きに、例えば経済産業大臣が必要だとか内閣総理大臣が必要だとか農林水産大臣が必要だとか、さま ざまなところは議会として加えるのは何ら問題はない。 姫路  敏  そうすれば、これは委員会の中で決める話なのだけれども、ここの上のほうにでも内 閣総理大臣あるいは農林水産大臣の大臣さんを二、三つけたほうがちょっといいのではないか、せっ かく市議会が出すので、その辺委員長にゆだねておく。 片野委員長  わかった。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、請願第5号は、起 立全員にて採択すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第111号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長(都市整備課長 船山三       喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 おはようございます。それでは、議第111号 市道路線の認定についてをお諮りす る。本案は、議会の初日に市長のほうから提案あったとおり、村上地区新町地内の道路、それから大 欠地内の道路用地の寄附によって帰属を受けたもの3路線について道路法第8条第2項の規定により 認定をするものである。次のページを開いていただくと、一覧表と図がある。そちらのほうで説明を させていただくが、図面のほうをごらんください。ちょうど中ほどに裏新町支線2号の黒い矢印があ るが、丸の部分が起点側であって、起点が村上市新町1077番4、それから終点が矢印の側であって 1077番の4、同じくである。延長は49.1メートル、幅員が4メートルである。一般質問のあたりで も50メートルという規定にもかかわらず49.1というふうなお話もあったけれども、市道認定基準 におおむね50メートル以上というふうなことで、この場合、奧のほうにちょっとごらんになられる と思うけれども、アパート等があって、かなりの利用者があるというふうなこともあって、49.1メ ートルであるけれども、認定をお願いしようというものである。それから、次のページをめくってい ただきたいと思う。次のページのほうへ行くと、上のほうの黒い矢印、短いほうだが、これ中川原佐 野支線3号である。起点が村上市大欠4794番1、終点側が同じく大欠の4795番の1である。その 下かぎの手に矢印ついているほうが中川原佐野支線2号・・・ごめんなさい。先ほどの起点、終点は これからお話しする支線2号の側のほうであった。こちらのほうの延長が113.1メートル、幅員は6 メートル。それから、先ほどさきに申した支線3号のほうについては、幅員が6メートルで延長が 50.6メートル、起点が大欠の4795番7、終点も同じく4795番7である。以上である。 (質 疑) 姫路  敏  ある議員の一般質問でもあったけれども、幅員は4メートル以上をキープするという のは必要なのだろうと思うけれども、おおむね50メートルという部分なのだが、そこのところとい うのは今後市道認定基準の部分で言うと、5メートル、10メートルはあんまりだけれども、20メー トルとかそのぐらいになってくると、整備されているような道路でも市道にというところも結構ある かと思うのだが、その辺いかがか。 都市整備課長 おおむね50なので、私は40を切るとなかなか認定というふうなことにはなりづら いのだろうなと思っている。あと人家の張りつきぐあいというか、そういったようなものを見ながら ということになると思うけれども。 姫路  敏  だから、おおむね50メートルの認定基準を変更して、おおむね20メートルとかあ るいはおおむねつけないで20メートルとか、そういうふうにして、そのかわり20メートルとかの 場合だと、そこでアパート、民家がどどどどと並んでいるところもあると思う。そういうところはや っぱり認定の、ただ畑のところにすとんとあるようなのではちょっとあれだけれども、利用頻度が高 いという部分から言わせると、幅員は4メートル以上、これは譲れない部分が多々あると、救急車の そういうのあるから。でも距離は延長はそういうふうに変えても今後よろしいのかなと思うけれども、 いかがか、そこら辺。 都市整備課長 この間一般質問の中でも私お話ししたと思うのだけれども、私の気持ちの中ではまだ そこまで至らないので、今後いろんな状況が変わってくれば、そういうふうに次の代の方にその辺譲 りたい。 姫路  敏  わかった。副市長、延長が20メートルぐらいのところでも家が五、六軒建ち並んで アパートとかあるところも、私見た感じ、そういう相談もいただいたこともあるけれども、結構ある のだ、幅員はきちんと4メートル以上キープされていて。そうやって考えてみると、そういうところ に関してみては、基準的なところは少し見直しも必要なのだろうなと思うけれども、いかがか。 副 市 長  今課長言われたように、おおむね50メートルという線はやはり崩せないのかな。そ れを崩すとなかなかやっぱりいっぱいそういう箇所が出てくる可能性がある。また、管理上非常に混 乱することも考えられるので、おおむね50メートルというふうなことの基準の中で20メートルも、 そういう状況に応じて臨機応変にそれらは考えていきたいと考えている。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第111号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第112号 市道路線の廃止についてを議題とし、担当課長(都市整備課長 船山三       喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第112号 市道路線の廃止についてである。本案は、村上地区の羽下 ヶ渕地内において、道路機能がもう既になくなった路線があって、それについてその払い下げの申請 があったというふうなことで、このたび2路線の廃止をするものである。次のページのほうに図があ るので、ごらんをいただきたいと思う。起点側が白い丸になっているけれども、村上市羽下ヶ渕タテ ノ渕482番地である。それから、終点側が矢印のほうで同じく480の2番地である。この終点側の 矢印側のほうの上に少しカーブかかった道路があるけれども、これ羽下ヶ渕3号線と申して、この道 路が過去にできる前は、今の廃止を予定している道路を地元の方が通行していたようだが、上のほう の羽下ヶ渕3号線ができたということで廃止しようとする道路については、誰も使わなくなっている というふうなことであったので、このたび廃止をさせていただくということである。よろしくお願い する。 (質 疑) 尾形 修平  伺う。この4号線、延長とできれば面積わかれば教えてください。 管理 室長  延長のほう、ちょっと資料正確なものがないが、面積のほうが101.37平方メートル である。用途廃止の申請出ている部分である。 尾形 修平  今課長のほうから払い下げ申請が出ているというお話だったけれども、これ当然隣接 される方お二方いると思うのだけれども、申請はお一人か。一人の方に払い下げするという方向なの か。 管理 室長  用途廃止の申請は申請書としては1名の方である。 姫路  敏  これ地図、私なんか何となくわかるのだけれども、名前をちょっと誰が見てもわかる ように、これ恐らく欠けているけれども、公民館がこの辺にあるのかなと思うのだけれども、ちょっ とポイントを押さえてやってもらいたいなということ、こういう表示するときは。それともう一つは、 今尾形委員も言われたように、認定のときは延伸、幅員とか言っておいて、認定ではない、廃止する ときには知りませんでは、これ勝負にならないので、やっぱりある程度の幅員と延伸、延長をお願い したいと。これは記載面の話。それともう一つ、払い下げということだけれども、これはやっぱり隣 地住民だけに払い下げるのではなく、何か公募したり何かするわけか。申請者にそのまますとんとや るわけなのか。 管理 室長  この箇所については隣接が1名の方の、申請者の方の宅地内を通っているような、ぐ るっと全部隣接が1名の方なものだから、そういう意味で隣接者が1名ということである。 姫路  敏  隣接者とだけ話ししたのか。要するに区長さんもいらっしゃるよね、区長さんとかそ の辺いかがか。 管理 室長  当然用途廃止の申請については、隣接と地元区長さんの同意もいただいている。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第112号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第113号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第6号)のうち経済建設常任委員       会所管分を議題とし、担当課長(農林水産課長 瀬賀 功君、農業委員会事務局長        遠山昭一君、商工観光課長 佐藤憲昭君、都市整備課長 船山三喜雄君)から歳入の       説明を受けた後、歳入についての質疑に入り、歳入についての質疑終了後、歳出につ       いての説明を受けた後、歳出についての質疑に入る。 歳入 第15款 県支出金 (説 明) 農林水産課長 それでは、9P、10Pをお開きください。15款2項5目農林水産業費県補助金であ る。1の有害鳥獣捕獲の担い手確保事業補助金7万9,000円であるけれども、新規狩猟免許取得希 望者に対する補助金である。当初3名分を予定して予算計上してあったけれども、もう3名取得した いということで希望があったので、その分3名分、これ県の歳入である。県が2分の1、市が2分の 1ということで歳出のほうはこの倍の予算を計上しているけれども、県からの歳入ということで計上 している。 農業委員会事務局長 同じ項目のところで2から4の部分であるが、今年度から始まる農地中間管理 機構による事業推進のため、農地基本台帳等を農地法の改正も行われて、公表を法定化された。それ に伴って2番の農地制度実施円滑化事業費補助金446万2,000円を減額して、組み替え等また追加 を入れて3番、農地台帳システム整備費補助金390万1,000円、4番、機構集積支援事業補助金 399万8,000円を計上したものである。こちらについては新たな農地台帳システムの改修、合わせて 農地の利用状況、耕作意向調査等を行うためのものであり、100%補助のものである。以上。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり) 歳出 第5款 労働費 (説 明) 商工観光課長 17P、18Pをお開きください。1目労働諸費、15節の工事請負費である。129万 6,000円、この中身については職業訓練校の屋上防水工事である。工法については軟質FRP工法を 施すものである。現状ではパラペットの上部が剥がれているので、危険なためにあわせて屋上防水工 事を行うものである。以上である。 第6款 農林水産業費 (説 明) 農業委員会事務局長 1目の農業委員会費である。補正273万3,000円をお願いするものである。 説明欄をお願いする。農地制度実施円滑化事業経費ということで、先ほどお話しした業務について遊 休農地化している農地に対する状況調査並びに意向調査を行うための切手代ということで通信運搬費 40万、あわせてその下であるが、システムの改修、全国一律の項目等で台帳整備を行うということ で、農地基本台帳システム改修業務委託料ということで233万3,000円をお願いするものである。 農林水産課長 次に、下段になる。有害鳥獣対策経費については、歳入のほうで申し上げたので、省 かせていただく。次に、2の中山間地域等直接支払交付金経費885万6,000円であるけれども、こ の内訳については今年度第3期対策が終了して、来年度から第4期対策に向けて航空測量をやって傾 斜を出さなければならないというところがあって、今までやっていない山北、朝日、村上、155団地、 31集落を対象として行うものである。次に、5目農地等経費のうち、1の農地等経費の工事請負費 180万円については、がんばる地域交付金の中で杉平頭首工の修繕、既設の根固めブロック設置及び 寒川頭首工は護岸修繕工事の分である。次に、6目農山村振興事業費の工事請負費5,734万5,000 円については、1、村上農村環境改善センター経費575万7,000円の工事請負費であるけれども、 建物の軒先破風板改修工事である。 都市整備課長 5目の農地費の中の説明欄2、地籍調査経費がある。これ私どもの担当であって、社 会保険料8万6,000円と事務補助員賃金55万4,000円を計上させてもらっているが、山北地域の山 熊田地区と中継地区で地籍調査の、主に登記作業がこれから混んでくるということで臨時職員を1名 お願いするというための経費である。 農林水産課長 そうしたら1は説明したので、2番の農村公園等経費である。2番の農村公園等経費 736万3,000円については、がんばる地域交付金で海府ふれあい広場交流棟の外壁の修繕工事、それ からその広場のブランコ交換工事、それから中倉農村公園の盛り土等の整備工事、それから中野水辺 公園木橋取りかえ工事である。 商工観光課長 その下3の交流の館「八幡」経費である。工事請負費4,422万5,000円のお願いで あるが、工事内容は設計委託がまとまったので、多目的ホールの解体工事876平方メートルの解体 工事の工事費である。以上である。 農林水産課長 そうしたら、次のページをお願いする。19、20Pになる。2項1目林業総務費の工 事請負費92万9,000円は、がんばる地域交付金で岩船夕日の森森林公園の看板設置と木柵の修繕工 事である。2の林業振興費の19節の負担金、補助及び交付金である。1,056万1,000円の1の間伐 推進経費の森林作業道整備事業補助金916万1,000円については、作業道開設延長が当初予定した 6事業体1万9,440メートルから、8事業体2万8,853メートルに延長したための補助金を計上す るものであって、市が22%、国、県が68%の補助率である。次、2の森林・林業再生基盤づくり事 業補助金、これについては旧林業構造改造事業である。140万円の補助金である。山北木材加工協同 組合が実施する木質資源利用ボイラー及びワーキングクロスカットソー設備の導入に係る補助金であ って、事業費2,800万円、うち国が50%、県5%、市が5%を補助するというものである。3の林 道維持費の1の林業施設経費の工事請負費151万2,000円については、山北地区林道の法妙線及び 芦谷板屋沢線の路肩修繕工事である。3項2目水産業振興費の1のイヨボヤ会館経費67万円につい ては、がんばる地域交付金であって、鮭公園の木製遊具の修繕ということである。 第7款 商工費 (説 明) 商工観光課長 7款1項4目の企業対策費である。19節の負担金、補助及び交付金10万円であるが、 これは企業誘致奨励条例の新規雇用促進奨励金であって、対象会社は株式会社クレコオ様である。村 上市新規雇用分として1名、10万円掛ける1名ということで10万円を計上している。その下、6目 観光費である。観光振興一般経費で居繰網漁協力謝礼、以下機械器具借上料、この金額までが前回一 番下の鮭居繰網漁保存会補助金130万計上していたが、これの組み替えである。まず1点目、協力 者謝礼であるが、10月25日から11月30日の午前中、今うらいといって一括採捕があるわけだが、 その下流部で居繰り網漁を行うということになっている。それから、消耗品費5万3,000円、これ についてはライフジャケットなどの購入費である。それから、保険料5万3,000円、これは傷害保 険料である。それから、機械器具借上料であるが16万1,000円、これはコンテナハウス、それから 川船である。それから、その下借地料であるが、3,000円であるが、これは羽越線の岩船町駅の100 周年記念事業として駅前に記念碑を建立したいということで、建立する土地代、月500円であるが、 その6カ月分を計上している。岩船町駅前である。それから、その下「うまさぎっしり村上」春のキ ャンペーン推進協議会負担金、これ20万円であるが、中身については同じく11月1日に行う駅前 での100周年歓迎イベント、プラス、イベントだけでは活性化につながらないということで、各料 理屋さんのご協力を得て鮭ランチの企画を計画している。それらを合わせての負担金である。それか ら、その下、岩船町駅開業100周年記念事業実行委員会負担金60万であるが、これについては岩船 町駅の100周年記念イベントであるが、これについてはさきの記念碑、それから写真展等のイベン ト事業の負担金である。その下、坂町駅開業100周年記念事業実施委員会負担金20万であるが、具 体的な事業内容は今検討中であるが、主に電車等においてのPR作戦を行っていきたいということで 今考えている。一番下、居繰り網漁については先ほど申し上げた組み替えについての減額である。続 いてその下、7目の観光施設管理費である。1の村上市営あらかわゴルフ場経費で、指定管理料502 万1,000円の増額である。これについては下のゴルフコース整備用機械リース料、それから厨房設 備リース料、これがマイナスになっているが、これは市が契約者として契約する予定であったけれど も、リース会社から契約相手は直接管理している指定管理者が依頼すべきだということで、市の支出 を減額して上の指定管理料が増額になったと。あわせてゴルフ場のポンプが故障したために人力で芝 生に水をやる分の人件費、12月分までの金額を計上した。なお、支払いについては実績で後に支払 うことになる。次の21P、22Pをお開きください。次に、みどりの里経費であるが、工事請負費 176万6,000円、これはきれい館のドゴール湯ろ過タンク、それからプールの三方弁の交換である。 それから、機械器具購入費62万7,000円であるが、これはまろほば温泉の券売機が故障したために 1台購入するものである。それから、3、村上市民ふれあいセンター経費である。修繕料122万 6,000円であるが、これは冷温水発生器の修繕61万5,600円に、排煙窓修繕61万200円の合計額 である。それから、その下、機械器具購入費であるが94万9,000円、これは自家用発電装置の手動 用の蓄電池の購入である。 第8款 土木費 (説 明) 都市整備課長 それでは、8款の1項1目土木総務費の中で22Pの説明欄の中で説明させていただ く。1番、土木総務管理経費だが、朝日温海道路の事業推進協議会委員の報償というふうなことで 118万8,000円を計上させていただいた。ご承知のとおり、朝日温海道路の事業化に伴ってかなりの 勢いで作業が進んでいるので、これに伴って対応するために地元の区長さん方に協議会をつくってい ただいたところである。そういう人たちに今後用地交渉だとかいろんな形でご尽力いただくというふ うなことになるので、こういう形で報償費を設けさせていただいたものである。 商工観光課長 その下2番、神林道の駅管理経費である。修繕料17万3,000円であるが、中身は消 雪パイプの部分修繕である。それから、その下3、山北道の駅管理経費、工事請負費として200万 7,000円であるが、中身としてはエアコンの取りかえ工事2台分である。 都市整備課長 2項1目道路橋りょう総務費である。右のほうの道路橋りょう一般管理経費、施設維 持管理委託料51万9,000円であるけれども、これは日本海東北自動車道におけるいわゆる地域活性 化インター神林岩船港、村上山辺里、それから朝日三面インターがあるけれども、ここのランプ部に ついて国のほうに管理委託をしている部分だが、その契約に変更が出てくるというふうなことになっ て51万9,000円を追加させていただいたものである。続いて、2目道路維持費である。既に財政課 からも説明されていると思うけれども、がんばる地域交付金の活用をして、これまで区あるいは集落 から要望のあったもの、あるいは議会等でも取り上げられたようなものについて、計上させてもらっ ているものがほとんどを占めている。まず、修繕料である。これについては朝日地区の石住堀野線、 布部、そういったところの舗装修繕、そのほか通年を通して不時修繕でこれまで修繕料かかった分と、 今後の3月までの見通しを立てて不足する部分をあわせて計上させていただいている。それから、次 の施設維持管理委託料である。これについては、これもがんばる地域交付金を活用して、村上地区の 街路樹の剪定等をここにお願いをしている。次の測量設計等委託料であるが、これについては市道の 下相川8号線の用地測量あるいは南大平11号線の測量設計、それから山北地区の道路台帳の補正業 務、そういったものが今回追加をさせていただいている。それから、工事請負費の部分であるが、こ れについてもがんばる地域交付金を活用して、岩船地区の市道弁天線の側溝の改修あるいは荒川地区 の坂町15号線、鳥屋13号線、それから藤沢大津線の側溝改修等である。神林地区については、神 林福田橋高欄の修繕、朝日地区については舗装の修繕等である。山北地区においては下大鳥2号線、 カリヤス線等々に工事請負費として計上をさせていただいている。それから、土地購入費については 市道肴町1号線、これについて用地を購入させていただくというものである。それから、説明欄の2 の除雪対策経費である。これについてこれまでに修繕あるいは委託料等で費やした部分、今後冬場に かけて例年と比べて不足するような部分を追加でお願いしている。それから、3目の道路新設改良費 のほうに移らせてもらう。これもがんばる地域交付金を活用したものが主である。説明欄1の市道整 備事業経費において、測量設計等委託料については牧目23号線の道路改良の測量設計の委託である。 それから、工事請負費については市道西興屋線の道路側溝の新設、朝日地区中原の道路、小須戸地区 の道路、それから早稲田、山北地区においては立島、朴平、そういったところの道路の舗装工事等で ある。土地購入費については、牧目23号線の道路改良に伴うものである。補償金も同じく牧目23 号線の道路改良に伴うものである。続いて、2番の幹線道路整備事業経費についてである。これは測 量設計等委託料であるけれども、桃川牧目線とそれから下新保の道路において若干構造変更等が生じ たもので、ここに追加で計上させていただいた。工事請負費については、布部高南線の用地取得が可 能になったことから、道路の改良に入るというふうなものである。それから、説明欄3の歩道等整備 事業経費においては、次のページのほうに工事請負費がある。市道坂町荒屋線の歩道設置工事をこと しで完了させるために95万円を追加をさせていただいている。それから、3項の1目排水路維持費 である。施設維持管理委託料として243万3,000円を計上させていただいている。これについては 春先に緊急的に排水路の江ざらいを行わせてもらったので、今後不足すると見込まれる部分を計上さ せていただいたものである。それから、工事請負費、排水路の工事請負費であるが、これについては 荒川地区の野口地内の流末対策ということで、がんばる地域交付金を活用させていただいているもの である。それから、4項1目の河川総務費である。水辺の楽校経費として修繕料50万円を追加させ ていただいている。これは水辺の楽校に備えてあるテーブルあるいはベンチ等の修繕に係るものであ る。次の2目河川改良費である。測量設計等委託料として126万円計上させていただいているが、 これもがんばる地域交付金の活用である。山北地区の法妙寺川の護岸工事のための測量設計委託であ る。3目の河川海岸維持費である。修繕料70万円については山北地域勝木地内、寝屋地内の普通河 川の護岸修繕等によるものである。それから、次の測量設計等委託料68万1,000円は神林地域山屋 川の用地測量業務である。それから、最後工事請負費である。これもがんばる地域交付金を活用して、 神林地区の赤坂川川床掘削、それから山屋川の護岸工事、朝日地区布部の塩口川の災害復旧等の工事 に充てるものである。以上である。 委員長(片野鉄雄君)暫時休憩を宣する (午前11時01分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前11時15分) 歳出 第5款 労働費 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  職業訓練校の屋根の防水工事ということだったが、これは平成26年度の予算に間に 合わなかったのか。4月以降屋根の漏れに気づいたのか。 商工観光課長 現場確認して屋上のほうに上ったところ、パラペットが剥がれ落ちているような状況 だったので、落ちそうなパラペットの上部については人為的に落として、周りに迷惑かからないよう にしている。であるので、パラペットの上部が破損しているということは、そこから雨漏りが発生す るわけであるので、早急に躯体を守るということで防水工事を行っていきたいということで補正にお 願いしたわけである。 相馬 エイ  屋根に上ったというのは毎年そういう点検をしているわけではないのだろうが、やっ ぱり4月以降学校からちょっと調査して調べてほしいという要望があったから屋根の点検をしたとい うことか。 商工観光課長 詳しいことは雇用促進係副参事に答弁させる。 雇用促進係副参事 6月の後半に職業訓練校の事務局長さんのほうから連絡を受けて、現場を確認し た。以上。 第6款 農林水産業費 (質 疑) 尾形 修平  20P、林業振興費だけれども、先ほど課長のほうから2事業体がふえたということ だけれども、その2事業体、どちらかというのと、路線はどの地区にあるのか、お願いする。 農林水産課長 担当の係長から説明してもらうので、お願いする。 林業振興係長 ふえた事業体は中島木材さん、あと高根産業会さんが事業体としてふえている。路線 名はちょっと、作業道なので正式にというかは申し上げられないが、中島木材さんの分で延長で 2,800メートル、高根産業会さんのほうで500メートルふえている。あと既に6事業体それぞれ当初 から申請していたわけだけれども、それぞれの事業体も相当に延長数を伸ばして補助金交付の増額が 必要になったというような形である。 尾形 修平  地区で言うと朝日地区でいいのだね。 林業振興係長 中島木材さんと高根産業会さんであるので、路線の位置は高根地区ということである。 尾形 修平  18P、農地制度実施円滑化事業経費なのだけれども、今現在の農地中間管理機構の 現状をお聞かせ願えればと思う。 農業振興室長 農地中間管理機構の現状ということであるが、今ほど前の6月議会にも答弁したかと 思うが、市と機構との契約によって、JAさんとか農業委員会さんとか市とかが機構の業務委託を受 けて現在進めている。現在受け手として登録をしているのが297経営体、出し手としては13名で約 23ヘクタールぐらいの農地を中間管理機構に貸し付けを予定している。なお、今後秋、これからに なるのだが、10月過ぎになると説明会を開いて、より一層地区からの出し手としての推進をしてま いりたいと今考えている。以上である。 尾形 修平  今出し手が13事業体ということだけれども、地区別で言うと23ヘクタールどのよ うな状況になっているか。 農業振興室長 今ちょっとその資料等は持ち合わせはないのだが、今出てきている地区は神林地区と 村上地区と朝日地区の3地区から約23ヘクタールということになっている。 平山  耕  農業振興費なのだけれども、中山間地域の直接支払制度の交付金の測量なのだけれど も、これはどの地区でどのぐらいの面積を指しているのか。 農業振興室長 面積的には把握していないが、先ほど課長のほうからの答弁があったように、主に山 北地区が主であって、あと朝日の一部と村上地区の一部、155団地を測量するということになってい る。以上。 竹内喜代嗣  神林には中山間地の直接支払いは来年度の事業では、現状もどうかも含めてなかった、 あったような気がするのだけれども、いかがか。 農業振興室係長 現在の直接支払交付金を受けている部分については、神林地区であれば南大平と河 内、指合、以上3集落が該当になっている。 竹内喜代嗣  来年は入らなくなるのか。 農林水産課長 継続してもらう。測量していない部分が先ほど申し上げたように、朝日、山北、村上 の一部、測量していないので、きちっとしたものを出すということで航空測量して出して県のほうに 申請をするということである。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  農林水産業費の全体の中でちょっと聞きたいのだが、今回の補正、公園等の遊具等の 改修というのが意外とちょっと数があるのだが、こういう農村公園とそれからイヨボヤ会館等の遊具 も含めて、今回補正が上がってきたのだが、点検みたいなのはどのような体系になっているのか。 農林水産課長 一番一般の人たちが使われる、私ども管理しているのは農村公園も地域の集落で管理 はしていただいているけれども、全体として地域の皆様が使えるというふうな形になっている。そん な中で管理している人たちからここが悪い、橋が落ちそうだとか、遊具が壊れそうだとか、ちょっと 腐れてきたという部分については新しくするか、現場を見て補修できるものについては、物が木製の 滑り台とかブランコついているものについては非常に高額である。かえるとなると何百万という経費 かかるので、補修できるものについては補修して、できないものについては海府のブランコのように 潮風が当たるということで鉄製であって腐れて落ちそうなんていうこともあって、それについては新 しくステンレス製にして危険のないようにしたいということで今予算を上げさせていただいたという ことである。 相馬 エイ  場所も多いからこういうふうにして数も出てくるのだろうけれども、改修しなければ ならない、改善しなければならない、取りかえなければならないということだったら、去年もその辺 でそろそろ危険だねというのが気づいたのだろうに、ことしになって急に改修が必要という形になっ たのか、その辺はどうなのか。 農林水産課長 今いっぱい上がってきたというのは、がんばる地域交付金というのもあった。来年度 の新年度予算に上げてくれという財政課の話もあったけれども、今そういうお金があるのであれば、 それを使わせていただきたいということで早期に改修させていただくということであって、どうして もことしやらなければならないのかということになると、今すぐ危険ではないと。しかし、どうせ直 すのであれば早目に直したいということで予算を計上させていただいた。 第7款 商工費 (質 疑) 尾形 修平  観光費でお願いしたいのだけれども、岩船町の100周年実行委員会、同じく坂町の 実行委員会の実行委員会の組織としてはどのようになっているのか。 神林支所産業建設課長 神林の産業建設課長だけれども、実行委員会の構成員名簿ということで、会 長が神林の区長会の会長の大島さん、副会長が磯部幸男さんというようなことで、岩船まちづくり協 議会の岩船地区区長会の会長である。そのほか岩船の大越さん、それから神林地区の公民館長、それ から岩船の株式会社マルエスさん等で、合計18名で構成されている。 尾形 修平  荒川も、そんな面倒くさい話ではなくて、民間だけの団体ではなくて、行政も含めた 実行委員会になっているのかということだけで結構だ。 荒川支所産業建設課長 坂町駅開業100周年記念事業実行委員会のほうだが、実行委員会は正式に は10月7日の日に立ち上げる予定である。委員の構成だが、この事業母体が村上市観光協会荒川支 部が事業母体になるので、商工会関係者、JR関係者、あとOB会、あと周辺区長、あと行政のほう で支所のほうがメンバーとして入る予定である。 尾形 修平  同じ事業をやる中で、今回補正で出てきた金額が60万と20万ということで、駅の 規模からすれば坂町のほうが大きいのではないかと感じるのだけれども、この違いというのはどこか ら来ているのか。 荒川支所産業建設課長 荒川の坂町のほうは事業としては計画の段階だけれども、毎年実施されてい るきらきらフェスティバル、駅前通りをイルミネーションを点灯すると、そのきらきらフェスティバ ルに今回100周年の冠をかぶせて、今回駅舎も一緒にイルミネーションで飾るという事業を主体と して考えているので、このような額になる。 神林支所産業建設課長 先ほど詳し過ぎたということであるが、委員の構成としては荒川の課長さん おっしゃったとおりと同じである。事業の内容については、商工観光課長が申し上げたが、記念碑の 建立及び式典を11月1日に行う。それと記念パネル展、それから祝賀会ということを予定している。 尾形 修平  今回負担金ということなのだけれども、事業規模としてはどのぐらいで、神林は60 万なのだけれども。 神林支所産業建設課長 事業規模まではちょっと把握はしていないが、寄附金が170万ほどあって、 そのほか今ほど60万を足した230万、それで特に大きいのが記念碑の建立である。等をやりたいと いうことである。 尾形 修平  わかった。続いて、観光施設管理費なのだけれども、あらかわゴルフ場の件だが、先 ほど課長の説明をちょっと聞き間違ったのかどうだか確認したいのだけれども、ゴルフの機械リース 費及び15節のリース料を指定管理者との契約にすると。その残りの差額はポンプが壊れたので、水 まきにかかった人件費の分だよというふうに伺ったのだけれども、そのとおりでいいのか。 商工観光課長 そのとおりである。 尾形 修平  そうすると、指定管理料に労務費の分を上乗せして今回補正するというのは、果たし ていかがなものかなと私感じているのだけれども、課のほうの見解伺えればと思う。 商工観光課長 本来ポンプの調子がよければ、自動散水機でまくわけであるけれども、ポンプが壊れ ているため、遠くから、今生きているポンプからホースを引っ張って手まきをしなくてはいけないと。 それがゴルフ場の利用状況によっては朝3時ごろからまかなければいけないと。まかないと芝生が全 部枯れてしまうので、労務費については当然見るべきだろうということになっている。ただし、これ は一応12月までは予算化は見ているが、実際どのぐらい出動したのかということで、後ほど実績で 支払いをするということであるので、よろしくお願いする。 尾形 修平  ちなみにこの期間としてポンプが壊れて水まき始めたのはいつからなのか。 商工観光課長 観光交流室係長から説明いたさせる。 観光交流室係長 5月の末からになる。 尾形 修平  5月の末からであれば、6月の補正にも間に合ったのではないかなと思うし、たしか 6月のときにこれ補正でポンプ出たよね、その後もやったということなのか。ポンプの修繕というか やったはずだというふうに感じるのだけれども。 観光交流室係長 当初工事にすぐかかるとその分というのが間に合うかと思っていたのだが、実はポ ンプの納期がかなりかかることがわかって、納期だけで3カ月以上ポンプの納期がかかるということ で、ちょっとその分の水まき分ということである。 尾形 修平  今説明してもらえばわかるけれども、約100万円の人件費を、ただ投げたというの と同じ感覚になるわけ、俺なんかにすれば。いい、わかった。 姫路  敏  今本当に言うように170万、差額、これは後で人件費の実績等は締めたところで配 付していただけるか。 商工観光課長 そのようにしたいと思う。 姫路  敏  それと村上の駅の開業というか、岩船と坂町だよね、村上の駅というのは何かやるわ けか、何かもっと違う形で。 商工観光課長 実は名称が統一していなくて大変申しわけなかったのだが、その上に「うまさぎっし り村上」春のキャンペーン推進協議会負担金20万とあるが、これが村上駅の100周年の負担金の額 ということになる。先ほどご説明申し上げたように、やる内容としては駅前での歓迎イベント、まだ 詳細詰めていないが、それプラス観光客を市内に滞留させるという意味で、鮭のとれる時期であるの で、鮭のランチを企画したいと。これは市内の料理店さんにご協力を願って、できるだけ安く提供し ていただけないかということで、今交渉をしている。 姫路  敏  そうすると、日にちは11月1日、みんな一緒に一斉にやるわけ。 商工観光課長 担当している観光交流室係長に説明させる。 観光交流室係長 11月1日にちょうど100周年を迎えるので、その日JRのほうで特別列車が走る。 それに対しての歓迎イベントは1日なのだけれども、それにあわせた形でJRが10月の24日から 12月の15日までスタンプラリーを開催する。その期間にあわせた形でランチの企画を盛り込みたい と思っている。 姫路  敏  だから坂町と岩船と村上とばらばらの日付でやっているわけ。要するに村上は10月 24日から12月15日までの間ランチを提供することをやっているわけか、駅前で。 観光交流室係長 ランチ企画については駅前というよりも市内中心部というか、この部分の飲食店さ んと協力してやるということである。 姫路  敏  ちょっと私あほなのだかわからないけれども、坂町は1日やるのでしょう、イベント を。岩船も1日やるのだろう。村上はどんな・・・。 (「3駅の違い」と呼ぶ者あり) 商工観光課長 大変申しわけございませんでした。いずれの3駅とも11月1日にイベントはする。 イベントはするが、JRさんが記念列車を運行するので、やはりその期間もお客を村上市内に滞留さ せたいということで、その期間中ランチを提供するということ。 (「それは村上。岩船と坂町はどうなのだという質問」と呼ぶ者あり) 荒川支所産業建設課長 坂町駅のほうでは先ほど課長が申し上げたように、11月1日臨時列車を運 行する。新津村上間往復される。その往路で各駅7分間の停車なのだ。この7分間の間で乗車されて いる方マックスで120名だそうだが、その方々を歓迎するイベント、1日だ。2日から坂町駅のほ うでは先ほど言ったようにきらきらフェスティバルに相乗りする形で、1月中旬までイルミネーショ ンを街路樹だけではなくて、駅舎も飾って盛り上げようという計画である。 神林支所産業建設課長 岩船町駅については、11月1日の1日であって、記念事業については1日、 10時からである。その前にはいろいろ準備、新聞チラシあるいは記念誌作成というふうなこともし ているし、記念パネルについてはそこで1日かどうかというのはちょっと確認していない。パネルに ついてはその後も可能だかと、考えである。 姫路  敏  商工観光課長、できれば坂町の開駅事業の計画と、全体の予算とこれだけ市が投入す ると、金額はこれでわかっているけれども、岩船の事業と村上の駅の事業と3つそれぞれちょっと出 してもらってどんなことをしてみんなやっていくのかというのを比べたりもしたいし、やりたいと思 うのだけれども、そんなことは可能か。 商工観光課長 まだ坂町駅のほうは実行委員会が組織されていないということであったので、その後 でよければ一覧表をお出しできるかとは思う。 姫路  敏  それで結構なので、お願いする。 片野委員長  商工観光課長、それ委員の方にもお願いできるか。 竹内喜代嗣  今の議論聞いてて私思ったのだけれども、開業の記念のお話なのだけれども、これ3 つ連携させて同じ日にイベントそれぞれやっているのだから、特別列車で来られる方も含めて、ちょ っと岩船町駅でおりていろいろ記念のパネル展を見たりして、また電車に乗って今度村上へ行くとか、 そういうようなことができるように市のホームページなんかで紹介されたらいかがか。そういう宣伝 企画なんていうのはどうなっているのか。 商工観光課長 大変ありがとうございます。まだはっきりとした計画が煮詰まっていない段階もある ので、その辺煮詰まり方によってPRしたいというふうに思っている。 竹内喜代嗣  私ら関心のない人は余りあれなのだけれども、鉄道マニアいる。全国から集まってく るので、うまく表現できないのだけれども、アピールするようなやり方をすれば非常に屏風まつりは 終わって・・・と思うので、ぜひ企画してください。以上。 姫路  敏  岩船の駅の近くのJAの、くだらないことであんなこと言うななんて言われるかもし れないけれども、ガソリンスタンドは岩船駅となっている、案内が。岩船町駅だよね。一応岩船町駅 なのだ、あれ。岩船町駅開業だから、岩船町駅。後でJAのほうに言っておいたほうがいい、岩船駅 となっている。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。20Pの企業対策費で伺う。奨励金1件というのか1事業というのか、それは ご説明あった。新しい企画で大いに宣伝されているのだろうとは思うが、1名の結果だったというの はどういうことなのか。 商工観光課長 実は対象者は4人ほどおったのだが、村上市の住民の方が1名だということで、残念 ながら対象が1名だけだということである。 相馬 エイ  その下の観光費で伺う。居繰り網漁の保存会の補助費との組み替えがのっているが、 保存会を目指すということなのだが、なかなか保存会の今後の方向性というのか、課題というのか、 それは何なのか。 商工観光課長 一番の課題はやはり高齢化しているということであって、居繰り網漁の保存に係る保 存の育成をどうしていくかということが一番の大きな問題かと思う。 第8款 土木費 (質 疑) 姫路  敏  山北の道の駅のたしか課長の説明でエアコンの2台分の修理とか何とかと言っていた けれども、ちょっともう一回お願いする。 山北支所産業建設課長 2階のレストランの和室あるけれども、その部屋のエアコンが6月の中旬ご ろだと思ったのだが急遽故障して、これから暑いシーズンを迎えるので、工事費ある中でちょっと対 応させていただいたので、今回その分を補正させていただいた。 姫路  敏  ちょっとよくわからないのだけれども、あそこの部屋って何畳なのか。たしか30畳 ぐらいでなかったかな、雰囲気的に。 山北支所産業建設課長 畳数、ちょっと今正確に把握していないけれども、2部屋あって、20畳ぐ らいが2つだと思ったのだが、結構西日も入って夏はかなり暑くなる部屋であるので、そういうよう な対応させていただいた。 姫路  敏  それにしても200万というのは何か非常に高いような気がするのだ。1台100万で はないか。大体家庭用とは言わないが、業務用でもあのぐらいのスペースの2台で冷やそうと思った ら50万もあれば上等なものできるなと私はそう感じるけれども、いかがなものなのだろう。 山北支所産業建設課長 家庭用のエアコンと違って天井に取りつける4方向吹き出しの形になって、 冷房能力で12.5キロワット、これ2台を室外機とも交換している。 姫路  敏  これ入ってくるのはがんばる地域交付金か何かでするのか。単費か、これ。 山北支所産業建設課長 単費になるかと思う。 姫路  敏  まだこれからやるわけだよね、補正だから。いつごろ考えているか。 山北支所産業建設課長 道の駅の工事請負費、窓のシーリング工事200万ほど当初予算に計上して いて、急遽だったので、それ流用させていただいて6月までに工事は終了している。 姫路  敏  6月までに工事終了しているのが、何でここに補正出てくるの。専決に出てくるので はないのか、通常は。 山北支所産業建設課長 先ほどちょっと申したように、シーリング工事の工事費を流用させていただ いて、この工事に充てたと、そういうことである。 姫路  敏  これはシーリング工事なの、このお金は。 山北支所産業建設課長 シーリング工事の予算を流用させていただいたので、これから10月、11月 にシーリング工事を実施する上で、エアコンの取りかえ工事を実施した分を補正させていただいて、 今後対応したいというふうに考えている。 姫路  敏  それはおかしな話で、流用とかそういうことを言うけれども、副市長、これ上げ方と してみればおかしいのだ、これ。要するにシーリングの予算はもう予算で出ているわけではないか、 それはそれで。その流用とかそういうことではなくて、エアコンが壊れてしようがないと。だから夏 までの間に涼しくエアコンの新設あるいは修繕をしなければならないので、幾ら幾ら計上するという のが、本来であれば6月の補正あるいはその前に専決という形でそうやったということで上がってこ なければ、予算の計上の仕方の問題を全くこれ過っている。どういうのだ、これ。 副 市 長  本当に委員おっしゃるとおりだと思う。今後このようなことのないようにやっていき たいと思うし、しっかりとしたそういう決裁を受けながらやっていきたいと考えているので、今回は そういう工事費があったということでそれを活用させていただいたということであるので。 姫路  敏  これは今回も何も、計上の仕方の基本的なスタイルが、皆さんこれから課長さんにな られる方もたくさんいらっしゃるけれども、計上の仕方としてみれば、真にエアコンが壊れたのだか らできないのだから直してください、予算がこういうふうに余っているから持ってきてやるというの ではなくて、そしてエアコンを直すのでお願いする、これが本来。そしてもう夏に間に合わないので、 市長、副市長に了承をとって専決でやろうというのが本来。だから本来であれば9月の専決処分のや つで上がってこなければならない。それでお願いすると。補正というのはこれから使うとこうなるか ら、これだけ用意準備させてくださいというお金であって、その辺が逆転しているので、これはしっ かりとその辺は足元をきちんとつけて、そしてそのときにそういう話が出れば、そのときにエアコン に200万の補正を考えているのは高いのではないかとかそういう話にその場でなるわけだ、今度。 だから、私はどうしても200万円のエアコンにあそこの部屋のところ2台というのは非常に高いと いう感じしかないものだから、そこから今お話ししているけれども、その辺しっかりと計上してもら わないと困る、山北の課長、どうなのだ。 山北支所産業建設課長 この工事を実施するに当たっては、当然本庁、それから財政のほうとも協議 していて、とりあえずこちらに工事費あるからそれで対応してくれということで決裁は受けている。 副 市 長  今後についてはそういうことの、決裁は受けていたのだけれども、適正な執行に留意 をしていきたいと考えているので、よろしくお願いする。 姫路  敏  項目的に似た修繕とか、例えば電灯の球を取りかえるのがいわゆる似たようなものと 取りかえるとか、そういうふうなことであれば流用も何もできる、同じ修繕ということで。まるっき り違う。やっぱりそういうものに限ってみれば、副市長、やっぱりきちんと上げてもらわないといけ ないと思うので、今後十分そういうところは、財政も含めて話ししていくのだろうけれども、お願い したいなと思う。 副 市 長  わかった。 片野委員長  重く受けとめてください。 竹内喜代嗣  22P、桃川牧目線の話が出ているけれども、話というか工事の予定が出ているけれ ども、牧目集落の人からも桃川牧目線の工事が今途中で、非常に通るのに不便になっているわけなの だが、地元の人から補正予算がついてもっと進展しそうだが、いいあんばいでありがとうなんて言わ れたのだけれども、よくわからなかったので、これどんなふうになるのか、23号線の話とあわせて ちょっと説明をお願いする。 都市整備課長 それでは桃川牧目線の本線の話ちょっと私のほうから説明させていただく。今JRの 踏切も委託に出して、来年度平成27年度で工事が終わる予定になっている。それで今現在桃川牧目 線の牧目の集落のほうからやってきているけれども、それらあわせて来年度末には何とか開通をさせ たいということで今やっている所存である。それから、もう一つのほうの市道については担当のほう から説明させていただく。 整備 室長  もう一点のほうの牧目23号線だが、これについては今回の地域活性化事業のいわゆ るがんばる地域交付金の活用事業の中で、地元から今の桃川牧目線の本線から入って行く道なのだけ れども、用地も協力できるし、4メートル以上に改良もできるからやってくださいということで、地 区の区長会から要望あったもので、その分を今回の地域活性化事業の中で上げさせていただいている ものである。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。22Pの道路維持費で伺う。いろいろご説明があったが、街路樹の伐採の説明 はあったのだが、歩道、車道の雑草対策みたいなのはどの部分に入るのか。 都市整備課長 予算上入るとすれば、施設維持管理、委託する場合は委託料あるいはちょっとしたも のを直すとなれば修繕料とかに入るわけだけれども、このたびそういった通常のものは当初予算の中 で一応予算を確保していると。その中で上半期過ぎてこれからまた下半期、残り半分を賄うだけのも のが足りなそうだというふうなものについては修繕料の中で少し今追加で補正をさせていただいてい る。そういったところに皆入るかと思う。 相馬 エイ  とにかく雑草が目立つ、めぐさいからとにかく観光者が来るイベント前に対応をとい うことでずっと言ってきて、そして予算がないので補正待ちだというような回答をしていて、そして 今の答弁では当初予算でそういうのは入っているということはおかしい対応だなというふうに思う。 そこで2番目なので伺うが、排水路維持費、次の24Pにあるけれども、春江ざらいしたと。その後 後半のそういう事業だというのだが、江ざらいは市内全般なのか、それとも江ざらいのこの道路路線、 この道路路線という形である程度計画あるのか。私が一般質問で問題提起したように、ものすごく雑 草が30センチも伸びていて、下から伸びているということはものすごい排水路の役割を障害をして いる、雑草が。そういうのに対しての対応の予算なのか。質問は終わる。 都市整備課長 それでは、最初のほうの予算の絡みのご質問なのだけれども、当初予算の中でなくて、 補正がついたらやるというふうな言い方については、街路樹の話であって、雑草だとか通常やるべき ようなことについては、当初予算であったので、たまたま私どものパトロールで見つけなかった部分 だとか、そういったところで大変申しわけないところもあるのだが、そういったところについては市 民の皆さんあるいは議員の皆さんから言われてすぐ対応したというところである。だから、予算がな いからやらないということでは決してないので。もう一つのほうは担当のほうから説明させる。 管理 室長  排水路の関係であるが、こちらについては主に村上市街地の山居、南町、羽黒町、こ ちらのほうの区長会要望等もあって、計画的にやっているところもあるのだが、まだまだ間に合って いないので、そちらのほうの不足分として計上させていただいている。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第113号のう ち経済建設常任委員会所管分については起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)暫時休憩を宣する (午後0時01分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午後1時10分) ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、       担当課長(下水道課長 中村則彦君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第115号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第1号) になる。その概要についてご説明させていただく。予算書の1Pをごらんいただきたいと思う。第1 条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,410万円を追加して、予算の総額を44億9,020万円 といたした。歳入歳出の主なものについてご説明する。予算書の7P、8Pをごらんいただきたいと 思う。歳入についてご説明させていただく。第5款1項1目繰越金である。前年度からの繰越金 1,410万円を追加させていただいた。次に、歳出についてご説明させていただく。9P、10Pをお開 きいただきたいと思う。第1款1項の2目施設管理費である。説明欄をごらんいただきたいと思う。 1の公共下水道事業施設維持管理経費については、処理場やポンプ場、管渠などの維持管理費になる。 修繕料である。修繕料の900万円であるが、処理場、ポンプ場などの緊急対応の修繕費を追加させ ていただいた。内訳としては、計画修繕が2件、浄化センターの監視装置とマンホール、ポンプの水 位計の修繕であって90万円である。そのほかに緊急対応の不時修繕費として810万円を追加させて いただいた。これで900万になる。次に、工事請負費である。処理場、ポンプ場の維持的な工事費 として510万円を追加させていただいた。内容的には平林浄化センターの汚泥脱水機に設備と電気 系統にふぐあいが生じているので、修理を行うものである。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 相馬 エイ  今ほどの説明で修繕費の中で約810万、緊急修繕を生じたものということだが、中 身はどういうことか、緊急というと。 下水道課長  810万については不時修繕費であって、細かい修繕工事が、場所を特定できないもの がいっぱいこと発生するので、そのために不足分の予算を計上させていただいておるものである。 相馬 エイ  細かい修繕ということは確かに細かいのだろうけれども、810万もかかるような、そ ういう箇所数とかそういうのなのか。 下水道課長  公共下水道の処理場が10カ所あって、そのほかにマンホールポンプ、管渠等がかな りの数ある。その修繕費として調査していただく関係でかなりの修繕費が必要になってくるというこ とである。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第115号につ いては、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  議第116号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、       担当課長(下水道課長 中村則彦君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、引き続いて平成26年度村上市集落排水事業特別会計の補正予算(第1号) になる。その概要について説明させていただく。こちらも予算書の1Pをごらんいただきたいと思う。 第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ410万円を追加して、予算の総額を10億6,990万 円とした。歳入歳出の主なものについて説明書よりご説明申し上げる。7P、8Pをごらんいただき たいと思う。歳入になる。第5款1項1目繰越金である。前年度からの繰越金410万円を追加させ ていただいた。次に、歳出についてご説明させていただく。こちらは9P、10Pをお開きいただき たいと思う。第1款1項4目の農業集落排水施設管理費である。説明欄をごらんいただきたいと思う が、こちらのほうも農業集落排水事業施設維持管理経費については処理場、マンホールポンプ、管渠 などの維持管理費である。修繕料の410万円であるが、処理場、ポンプ場の緊急対応の修繕、こち らのほうも不時修繕費として410万円を追加させていただくものである。以上で説明を終わらせて いただく。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第116号につ いては、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第7  議第120号 平成25年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定についてを議       題とし、担当課長(商工観光課長 佐藤憲昭君)から議案の説明を受けた後、質疑に       入る。 (説 明) 商工観光課長 それでは、決算書236Pから239Pにかけて蒲萄スキー場特別会計の決算である。歳 入総額5,171万5,664円、歳出総額については4,982万6,228円で、差し引き188万9,436円を翌 年度に繰り越すものである。なお、歳入歳出の説明に参るが、240P、241Pが歳入である。款項目 節等についてはごらんのとおりであって、予算現額に対して平成25年度決算は、歳入では1.8%増 の5,171万5,664円というふうになった。続いて歳出である。242P、243Pをお開きになっていた だきたいと思う。まず備考欄であるが、1の蒲萄スキー場一般経費である。一番上の外部委員会委員 報酬6万3,400円であるが、これは委員5名、2回ほど委員会を行った。それから、その下スキー 場安全対策連絡協議会委員報酬2万5,200円であるが、委員14名の委員報酬である。飛んで2番目、 蒲萄スキー場運営経費である。一番上、事務補助員賃金62万3,500円だが、これは12月から3月 までの2名分の補助員の賃金である。その下、現場作業員賃金985万7,125円である。かなりの額 であるが、この内訳としては索道技術管理者1名、それからペアリフト係員14名、それからパトロ ール員2名の賃金である。その下、消耗品費137万1,198円であるが、この中身はレンタル用のス キー、ブーツ、ウエア等の消耗品の購入である。3つほど飛んで修繕料567万5,183円であるが、 中身としては第1ペアリフトの機械の修繕68万2,500円、それから圧雪車の点検、不良箇所の整備 であるが286万8,610円、それから第2ペアリフトの制御装置の修繕34万1,565円、それからくら したロッジの水回り修繕などである。7つほど飛ぶが、設備維持管理委託料である。46万2,241円 であるが、これは電気工作物の保安管理及びくらしたロッジの清掃業務の委託である。その下、測量 設計等委託料であるが、これは圧雪車の格納庫の車庫の修繕の実施計画委託料43万6,800円である。 続いて、4つほど下になるが、圧雪車借上料218万2,425円だが、これは圧雪車のほかキャリアダ ンプ1トンの借上料である。その2つ下、借地料であるが、借地料274万2,901円、これは37件の 地元の土地の借地料及び案内看板の敷地料である。一番下、機械器具購入費261万90円であるが、 これは中古のスノーモービル1台、レンタル用スキー77台、それからブーツ50足、スノーボード5 台、子ども用スノーボード6台、ボードブーツ6足の購入費である。以上である。 (質 疑) 尾形 修平  243P、運営経費なのだけれども、蒲萄スキー場の再開に当たっては昨年の6月定例 会において地元利用促進協議会の方から陳情を受けた案件である。その折に借地料、市からもかなり の金額が出るわけだから、地元としても協力できる部分はないかというふうに問うたところ、270万 円のうち個人契約の部分はだめだかもしれないけれども、民有林、共有林の部分に関しては40万ぐ らいあるので、その中から幾らでも減額に協力したいという旨の陳情者からのご提案をいただいたの だけれども、現状の決算を見ると昨年の決算と何ら変わっていない状況なのだけれども、その辺の交 渉の過程及びその金額についての内訳についてお聞かせ願えればと思う。 商工観光課長 確かに共有地40万ほどの減額の話は伺っているが、外部委員会並びにワークショッ プの中で例えば初心者コースの必要性だとか、新しいコースの必要性、滑れない子どもたちのそり遊 びをするような場所とか、いろんなグレープロードの新設だとかというご要望もあるので、その辺の ことを絡めて用地交渉に臨みたいなというふうに考えている。 尾形 修平  地元からの提案で40万のうち、例えば半分でも10万でもというふうなことは地元 から提案はなかったのか。 商工観光課長 特別委員会での話として減額しても差し支えないよということをお聞きしているが、 その後減額させてくださいというふうな話は今のところないというふうに記憶している。 尾形 修平  その上のゲレンデ草刈業務委託料、これ去年も質問させていただいたのだけれども、 委託先が朝日地区の猟友会ということで、何で猟友会に委託したのかなというのが1点疑問あったの だけれども、これも森林組合とかそれ相当の業者の方に委託すれば、100万もかからないでできるの ではないかなというふうに提案していたわけなのだけれども、その辺は検討なされたのか。 商工観光課長 その辺は観光交流室の副参事に答弁いたさせる。 観光交流室副参事 ゲレンデの草刈りについては、以前は地元の何人かの方に人夫賃金を支払いして やってもらっていたのだが、それができなくなって地元朝日の猟友会に委託していた経緯がある。昨 年も金額の面で指摘があったので、いわふね森林組合、それから村上市森林組合のほうから見積もり をいただいて検討はしたが、倍以上の見積もりが出てきていたので、また同じ朝日猟友会のほうに委 託している。 尾形 修平  見積もりの提出先が森林組合になると必然的に高くなるのだ。一般というか、林業関 係やっている業者さんなんかいっぱいいるので、農林水産課のほうから逆に紹介していただいて、見 積もりの提出を願えればというふうに、今後検討してみてください。 姫路  敏  歳入のほうの、いつも感じることなのだけれども・・・。 (「何ページ」と呼ぶ者あり) 姫路  敏  240、241の売り上げというところが私的な感覚からいうと、前もちょっと言ったよ うな気するのだけれども、あそこの売り上げはスキーの貸し出しとロッジ等の使用料と、これがメー ンになってくるのだろうけれども、これが何で売り上げのほうに入ってこないのかなと不思議でしよ うがないのだけれども、その辺はどういうことでこうなった。それから雑収入、何か違うよね、やっ ぱり売り上げはそれが売り上げのメーンなので。何で盛ってこないのかなと、こう思うのだが、いか がか、その辺。 商工観光課長 その辺の経緯もあるので、担当の副参事から説明させていただく。 観光交流室副参事 売り上げについてはスキー場売上金というのが計上してある。これはスキー場の 売店で取り扱っている手袋、帽子、ワックスとか、そういったものの売り上げがここに計上してある。 その次の一般使用料、こちらのほうにリフトの使用料、リフト券の売り上げが計上してある。この2 つ以外のレンタルスキーの貸出料、ロッジの使用料、電気料の実費、コインロッカーの使用料という のが雑入として計上してある。 川村 敏晴  何で入場料が売り上げという項目にならないかという質問だよね。何でこういう仕分 けになっているかという、その答弁を。 姫路  敏  副委員長言うとおりなので、売り上げと言えばメーンでいわゆる872万5,000円、 これがメーンになってきて、またそれに付随して雑収入のところが入ってきて、今言った売り上げの メーンになっている手袋の売店販売こそが雑収入でないのかなと、こういうふうに私は商売やるとす ればそういう感覚で見るのだが、何でそうなっているのかなということなのだ。 商工観光課長 おっしゃるとおりだと思う。ただ、行政財産を扱うものとしてはやっぱりスキー場に ついては使用料、それから中で物販して売ったものは売り上げということにならざるを得ないという ことで、こういう歳入歳出の書き方になっているということでご勘弁いただきたいなと思う。 姫路  敏  わかった。見ればわかるけれども、とりあえずその辺もちょっと来年度の予算立ての ときにでも少し知恵入れてみてもらいたいなと思う。243Pの先ほどの借地料の件なのだが、今ここ の委員さんでいるのは委員長と私と尾形委員と、この3人はそのときの委員でいるので、やりとりな んか十分によくわかっているわけ。その中で地元の会長のほうから、何の会長だったかちょっと、地 元の推進の会長のほうから、借地料についての我々から少しでも下がらないものかというお話を提案 したら、その会長さん、ちょっと名前も忘れたけれども、個人のはどうもこうもちょっといかないの だけれども、いわゆる集落のやつは40万ほどあるので、それについて見ればこの際見直しをかけて ということもできるということを言われていたので、それをもってやっぱりこういう財政厳しいとき なので、やっぱり半分にしてもらうとか、3分の1削るとか、なくしてもらうとか、やっぱりそうい う交渉は積極的に行政から提案していかないと難しいのではないか。 商工観光課長 ごもっともである。その辺の交渉については、月日についてはいついつというわけに いかないけれども、この後地元、蒲萄スキー場関係者と話し合いを持たせてもらうことになっている ので、そちらのほうで交渉していきたいというふうに思っている。 姫路  敏  ぜひ来年度の予算のときの参考に今のことをしてもらいたいのだが、もう一つは先ほ ど言った草刈りの件もそうなのだが、私らは福島のほうだったか蔵王のほうのスキー場で白石スキー 場なんかちょっと視察に行ったときに、草刈り料100万から上がっているけれども、あそこは自衛 隊に協力していただいて、自衛隊の演習というか冬山の演習に提供すると。そのかわりに草刈りして くれということで、そういうのをやっているということで、何でその発想が出てきたかというと、や っぱりお金が足りないから、まともに草刈りしていたら大変な出費がするので、知恵を絞ってそうい うふうなことに投げかけてやっていっていると。だから、この100万をそういう方向の中でも自衛 隊の何かやりとりの中でもできるのではないかなと思うし、またもし入札するのであれば、何々組合 とか個人とか関係なしに草刈り業務これだけの平方メートルで募集すると投げかければ、もしかして 全く違う荒川のどこかの団体がやらせてくれなんて言ってくるかもしれないし、そうやって考えれば やっぱりそういうふうなやり方で募集をかけたほうがいいかなと思うけれども、そうすれば少しでも これ下がるだろう、その辺いかがか。 商工観光課長 大変貴重なご意見いただいたので、検討させていただきたいと思う。 山田  勉  借地料なのだが、どのぐらいの面積でいつからいつまで、年じゅう借りているのか。 商工観光課長 詳しくは担当の副参事から話をするが、借用期間は5年で、来年の5月末までの契約 である。 観光交流室副参事 借地料の内訳だが、山林で17万3,240.25平方メートル、それから田んぼ、畑、 宅地で1万8,199.53平方メートル。 山田  勉  これは人数的にはどのぐらいの方に借りているのか。一括で借りて。 観光交流室副参事 集落も含めて37人の方から借用している。 山田  勉  それから、機械器具購入費ということで77台ということで言っておられたけれども、 これはスノーモービルが5台ということで、これはリースのほうで借りたほうがかえって安いのかな と、どっちがあれなのかなと思って。 商工観光課長 もう一度申し上げるが、中古のスノーモービルを1台、それからレンタル用のスキー を77台、ブーツが50足、スノーボード5台というか5枚というか。それと子ども用にスノーボー ド6台、それから同じくボードブーツを6足と、合計である。 姫路  敏  すみません、借地料の件なのだけれども、5年契約ということであれば、契約という のは去年契約した、どうなっているのか。 商工観光課長 副参事から説明させる。 観光交流室副参事 契約の期間は平成22年6月1日から平成27年5月31日の5年契約である。 姫路  敏  そうすれば、ちょうど来年からということなので、少しその辺も練って、お願いする。 尾形 修平  今回この予算で外部委員会から報告書が出たけれども、報告書の中の今後の運営、方 向性ということで、私前から言っているように、行政よりも民間の運営するメリットが大きいので、 村上市直営のスキー場から民間運営への移行を検討するということだけれども、具体的にこれは来年 あたりから検討に入るという理解でよろしいか。 商工観光課長 答申を受けたので、すぐに検討に来年度から入りたいと思っている。 川村 敏晴  すみません、私から1点。工事請負費1,294万6,500円あるが、これちょっと具体 的に教えてもらっていいか。 商工観光課長 それでは工事請負費1,200万強であるが、この内訳なのだが、第1、第2ペアリフ トの修繕工事、これが892万5,000円、それから圧雪車格納庫の修繕工事402万1,500円である。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第120号につ いては、起立全員にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第8  議第125号 平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題       とし、担当課長(下水道課長 中村則彦君)から議案の説明を受けた後、質疑に入       る。 (説 明) 下水道課長  それでは、平成25年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算について概要につい てご説明する。決算書の325Pから特別会計になっている。初めに、歳入の主なものについて説明さ せていただく。329P、330Pをお開きいただきたいと思う。第1款1項1目の都市計画下水道負担 金である。1節現年度の収入済額は1億1,561万4,670円の収入があって、未納額が722万3,060 円、収納率としては94.1%であった。2節の滞納繰越分については480万1,050円の収入であって、 未納額が1,997万8,213円である。収納率は18.3%であった。また、経済的な理由あるいは本人と 連絡がとれないことなどの理由によって、150万3,710円を不納欠損処理いたしている。次に、2款 1項1目の下水道使用料になる。1節現年度分であるが、5億6,725万4,383円の収入であって、 未納額が310万8,804円、収納率は99.5%である。2節の滞納繰越分であるが、346万4,502円の 収入で、未納額については314万9,736円、収納率は48.4%であった。また、事業所の倒産あるい は本人の所在不明などの理由によって、54万6,632円を不納欠損処理いたしている。平成25年度の 使用料の収入については、下水道整備済み区域の拡大に伴う使用料の伸びなどで、昨年と、平成24 年度のことであるが、比べて580万1,092円の収入増になっている。3款1項1目の下水道事業費 国庫補助金である。1節の下水道事業費補助金9億81万7,500円については、補助事業で進めてい る村上、荒川地区の下水道管渠の布設工事や、浄化センターなどの長寿命化計画、耐震計画策定に伴 う社会資本整備総合交付金である。説明欄1、現年度分の補助金だが、4億8,081万7,500円。2 の前年度からの繰越分4億2,000万の合計になる。次に、歳出の主なものについて説明させていた だく。333、334Pをお開きいただきたいと思う。第1款の1項2目になる施設管理費である。この 施設管理費については浄化センターやポンプ場などの下水道施設の維持管理に伴う経費であって、5 億9,390万4,961円を支出した。その中の13節委託料3億2,793万2,709円の主な支出内訳である が、備考欄をごらんいただきたいと思う。1、公共下水道事業施設維持管理経費の下から4行目にな るが、施設維持管理委託料については浄化センターポンプ場、マンホールポンプなどの施設の運転あ るいは維持管理の委託料になって、2億2,486万905円を支出している。その下になるが、設備維 持管理委託料については、主に各浄化センターからの下水汚泥の運搬や処分、また浄化センターやポ ンプ場の電気工作物の保守管理あるいは消防設備の保守管理の費用であって9,116万6,154円を支出 した。次ページの、335、336Pをお開きいただきたいと思う。第1款2項1目下水道建設費である。 この下水道建設費は、現在村上地区と荒川地区で整備を進めている下水道工事と浄化センターなどの 長寿命化計画、耐震計画の策定が主な事業になるが、20億588万2,328円を支出した。その中で15 節、工事請負費の16億5,312万9,500円の支出内訳であるが。備考欄の1、公共下水道建設経費の 工事請負費、下から3行目になる。8億467万1,000円と、3の繰越明許費分の工事請負費8億 3,079万8,850円については、村上と荒川地区で整備を進めている下水道工事の管渠整備に伴う工事 請負費になる。なお、繰越分については、平成24年度に大型の補正予算をいただいて、それを翌年 度に繰り越したものである。平成25年度の工事実績としては、村上地区で延長8.8キロメートルの 管渠を布設した。荒川地区においても3.9キロメートルの管渠を布設して、合計では総延長12.7キ ロメートルの管渠を布設して、54ヘクタールの区域で下水道が整備された。その中の整備人口は 1,517人の増加となっている。なお、下水道と集落排水を合わせた平成26年4月1日現在での市の 汚水処理の普及率であるが、92.7%となっている。これは前年度に比べて2.7%のアップということ になっている。次に、水洗化率だが、整備した区域のうちでどれだけ接続できたかというふうなこと の数字になるが、67.7%となって、これは前年度比では1.1%のアップになっている。以上で説明を 終わらせていただく。 (質 疑) 姫路  敏  歳入歳出一緒でいいね。 片野委員長  はい。 姫路  敏  334Pの公共下水道事業施設維持管理経費ということで、汚泥を処理場から運搬する よね、それはどこの経費に、施設維持管理委託料の中に入っているのか。 下水道課長  施設維持管理委託料の中に入っている。 姫路  敏  それで瀬波の処理場から運搬される経費、汚泥の処理運搬経費というのはどのぐらい かかるか。 下水道課長  初めに、汚泥の処分費になるが、それが2,967万8,000円である。それとそれを処 分場所まで運搬があるが、その運搬が2,328万1,000円であって、合わせて5,124万5,000円ほど になるかと思う。 姫路  敏  それで昨年の途中あたりからかな、あそこの開成さんのところに汚泥の処理等をいわ ゆるしてもらっているというか、運搬のかわりにやっているということをこれまでやってきたのだけ れども、途中でやめたということだと思うのだけれども、それはどのぐらいの金額的な影響出ている のか。 下水道課長  昨年の8月から運搬をやめている。半年になるわけだけれども、その後新潟のほうに 全量運んでいて額は余計になっているけれども、その額がどれだけ差があるかというところまで、今 つかんでいない。 姫路  敏  市としてもやっぱり開成さんのほうに汚泥を受け入れていただいている部分で安く維 持のほうも貢献されていると思う。なお、そこで循環型ということでのあそこはいろんなところから 視察に来られる人もいらっしゃるし、その中で村上市の汚泥の脇にあるの、今までのをやらないとい う状態になって、今もそういう状態なんだかわからないけれども、今もそういう状態なのか。なぜそ ういうことになっているのかというのが不思議でしようがないのだけれども、村上市にとってもマイ ナスだし、また開成さんにとってもどういうことなのだがわからないし、非常にそれはよくないこと なのではないか。その辺ちょっとどうなっているのか。 下水道課長  当初隣のバイオマスプラントさんのほうに運んでいたわけなのだけれども、プラント 側のほうの機械トラブルが発生して、モーターが停止したというふうな事態が起きた。それをいろい ろ分析していくと、下水汚泥の中に含まれている、例えば髪の毛なんかも入っているし、スクリーン、 目皿でとれない輪ゴムとかも入っている。さまざまなものが入っているわけだけれども、それがプラ ント側の機器に影響を与えたというふうなことがあって、それを改善する、プラント側で改善すると なればかなりの投資がさらに必要だというふうなことで、向こう側で受け入れをやめているというふ うな状態である。 姫路  敏  何か開成さんのほうに私ちょっと行って聞いてきたのだけれども、今課長が言われる のと少し内容がちょっと食い違っている部分も多々あるので。私思うのだけれども、せっかく循環型 のもので汚泥をまた再利用してああやってやっているということになれば、いろんな意味で言うと村 上市のほうがきちんと後押ししなければならないと思う、あれだけの設備投資して、そして汚泥の処 理も含めての循環型のことをやろうとしているのに、汚泥のものの中にいろんな異物が入って、異物 はどうしても入るのだろうけれども、その辺のやりとりというのをもう少し話し合ってやるべきこと だと思うのだけれども、金額は結局決算のときになってくれば、運搬費は当初予算では一部安くつい ているはずだから、これは。やっぱりその分決算になってくれば上がってくるわけだ。そうやって考 えてみれば、将来的なことも考えれば、そういうことに一応話し合っていくべきなのだろうと思うけ れども、課長のほうではいかがか、それ。 下水道課長  今バイオマスプラントで使っているプラント、機械の設備はドイツ製のものであって、 これが第2号機というか、第1号機は米沢に入っていたのだ。米沢では鶏ふんを処理したと聞いてい る。2号機が村上のほうに来て、瀬波温泉の厨芥、残飯、それと下水汚泥入れたわけだけれども、下 水汚泥の恐らく実績というのは今までなかったのかなと思う。それらの受け入れ側のものの違い、プ ラント側のほうでトラブルが発生したと。それを改善するとなるとかなりのプラント側の費用がかか るから、それ改善するとそれなりの処理コストが上がるかと思う。 姫路  敏  だからそれはかなりのコストがかかるとか、幾らだからなんて見当のつかないことを 幾ら語っていてもしようがないのではないかということを私は言いたいわけ。せっかくああやって循 環型で、よその自治体からも議員さんが見に来たりもしているわけだ、行政視察で。ということにな れば、それを目玉としてやっている、そしてそこに汚泥の処理もお願いする村上市があるわけだから、 よくよく考えれば幾らかかるのだと、まず。5,000万かかる、1億かかる、わからない、これは、幾 らかかるかは。その部分に対してこれぐらいかかるけれども、市としての支援がどうあるべきなのか、 それを設備として入れるに当たって補助がないのか、あるいは県、国と話し合ってそれを支えるだけ のものがないのかというところを探して一緒になってそれを形成するのが課長のやっぱり第1の仕事 ではないの。結局プラント側に原因があって何とかこんとかばかり言っていないで、それはやっぱり そういう話し合いができる環境を整えるべきなのではないかと思うけれども、いかがか、それは。 下水道課長  プラント側のほうも初めてこうしたいろいろ事業に取り組んでいるわけであるし、私 どもも初めての経験でいろいろ勉強不足の点もあるし、今後も勉強しなくてはならない部分があるか と思うので、このことについては検討させていただきたいなと思う。 姫路  敏  副市長、あそこにある事業そのものは国、県からも相当の補助金入って、そして設備 投資をされて動いていて、さらに言えば汚泥の処理に相当貢献しているということを踏まえてよその 自治体からも見に来たりしている施設だ、民間だけれども。そこでやっぱりそういうプラント側の、 確かに民間側のほうのトラブルもあるのだろうけれども、一緒になって解決するというのが村上市と しての仕事ではないかなと私は思うのだが、この辺いかがか。 副 市 長  今課長おっしゃられたとおりである。導入の経過はそういうことで非常にいい施設と いうことである。ただ、やはり機具が外国製ということで発注もまた単価的にも非常に全体をやるに はなかなか高額だということで、100%私どもが補助してやるわけにもいかないので、そちらの業者 の体力もある。今まで本当にやってきた経緯は非常にありがたいのであるけれども、あくまでも私ど もは業者さんからのいろいろ申し込み、またそれらの設備投資に対する今後の対応について十分また 検討をさせていただきながら、話し合いを進めていきたいと考えている。 姫路  敏  幾らかかってどうなるのかというのは想像の世界でしかないではないか、今考えるに。 やっぱりプラント側でどのぐらいの設備投資で再修繕費がかかるのかを検討していただいて、それを まず明らかにしてもらうと。それで要は、私思うのだけれども、蒲萄スキー場やらいろんなところの 港湾やら何だかんだとお金相当かけている。でも、今の循環型社会を目指してああやってやって、そ して国県の後ろ盾もやりながらやっている民間の施設を、ほったらかしにしておくということは、私 はとても考えられない。やっぱりこうやって決算上上がっているわけだから、金額だって。考えれば 1つは一歩踏み込んで解決策を一緒になって見つけるというふうにしていただかないと困ると思う。 その辺力強いやっぱり答弁いただかない限り、私は何度も質問していく、どうか。 下水道課長  近々開成さんとちょっと話し合う機会を設けたいと思う。先ほどの村上浄化センター からの汚泥の処理費がどのぐらい出ているかという話、それ私説明したけれども、ちょっと計算が違 っていたので訂正させてください。運搬費は同額639万6,000円になるけれども、処理費が2,328 万1,000円ほどで、合計で2,967万8,000円である。さっき五千幾らと言った。別なやつを足して いた、失礼しました。 姫路  敏  これ少しでも下がるようにしないと。 下水道課長  先ほど申し上げたけれども、お盆から休止しているけれども、これが年間、最初から 運ばなかったとすれば、1,110万ほどの差になる。 姫路  敏  1,000万でも何ぼでも、やっぱり設備投資していただいてちょっとでも後押ししなが ら、その部分でも年間、年間考えれば10年たてば1億ではないか、まず簡単に言えば。だからそう いう部分で何とか踏み込んでいかないと、環境社会を形成していくに容易でないと思うので、よろし くお願いする。以上。 尾形 修平  今の議論聞いていて私思うのだけれども、今回今たまたま瀬波の処理場の話出たけれ ども、ほかの処理場の下水汚泥に関してはどのようになされている。 下水道課長  ほかの処理場から出る汚泥についても、公共下水道関係の処理場については荒川にあ る産廃処理場、日本建機さんの、そちらのほうで処理している。そのほかに村上浄化センターの分は 今新潟のほうに運んでいる。集落排水の汚泥については、それは脱水機を持っていないので、生汚泥 のままアクアセンターのほうに運んでそこで脱水して処理している。 尾形 修平  し尿処理場、アクアセンター。 下水道課長  アクアセンター、し尿処理場になる。 尾形 修平  先ほどの課長の説明だと、プラントがドイツ製のやつで第1号機が米沢に入って鶏ふ んを処理していると。第2号機に関して瀬波に入って本来残飯のためのプラントであって、当初から 機械自体の能力として下水汚泥の処理ができるというふうに市役所側は思って委託していたのか。 下水道課長  プラント側のほうもできるというふうなことであったので、運んだというふうなこと になる。 尾形 修平  歳入に関してお願いする。330P、都市計画下水道負担金、これ不納欠損額が150万 ほど出ているけれども、このやつは各家庭の負担金の村上で言えば20万の件を言っているのか。 下水道課長  村上で言えば20万というふうな負担金である。 尾形 修平  単純に考えると、私の自宅なんかもそうなのだけれども、分納しているわけだ。そう すると、不納欠損というのは基本的に5年ということだから、不納欠損にならないのではないかなと、 欠損処理しなくてもいいのではないかなと思うのだけれども、何でこんな150万も上がっているの か。 下水道課長  私どものほうもなるべく不納欠損にならない分納確約をお願いして、少ないお金でも いいからということで支払える範囲内でご協力をお願いしているところであるが、支払いが滞って5 年経過すると時効になってしまうものだから、不納欠損にしている。 尾形 修平  今処理したやつは全部一括でということで、分納扱いではなかったということなのか。 下水道課長  細かいところまではつかんでいないが、分納確約していただいている方88名ほどお られる。最初は分納確約してお支払いいただいているわけだけれども、途中で滞るというような方も おられるので、含まれているかと思う。 尾形 修平  それにしても本年度末というか、平成25年度の未収入額が約2,000万あるわけだ。 2,000万というと、20万でいうと100世帯分ぐらいになると思うのだけれども、ちょっと数字的に 余計過ぎないか。 下水道課長  件数でいくと998件になる。人数でいくと239人になる。私どものほうも収納率を 上げるためにいろいろな取り組みをして努力はしているが、このような結果になっているところであ る。 片野委員長  下水道課長、先ほど前段の数字についてもう一度、九百幾らとか、ゆっくり言って。 下水道課長  収入未済額の1,997万8,213円の未納者が239人、そして件数、1人の方が何期も やっている場合もあるので、それが998件になる。 姫路  敏  これ収入未済額のところというのは、分納とかもこれ入ってきているのだろうけれど も、分納の一番長い口なんていうのは5年、やっぱり。 下水道課長  一番最低で1,000円ずつというふうな方、総額20万を毎月1,000円ずつというふう なことでお支払いいただいている方もある。17年かかるわけだけれども、これは5年ごとに分納確 約を再度リセットして取り直していただいて、こんな形でやらせてもらっている。 姫路  敏  そうすれば、不納欠損になりそうなというか、これは全く行方不明とかそういうこと か。 下水道課長  分納確約をしていただかないで、支払っていただけない方もいるし、行方不明の方も いるし、今欠損の内訳をちょっと申し上げるけれども、催促したけれども、納入してもらえなかった がために時効期間過ぎて欠損をしたというのが27件あるし、本人が死亡して相続もならないという ようなことで5件ある。そのほか服役している方とか生活保護受給者とかさまざまあるわけだけれど も、一番余計なのはやはり催促はするのだけれども、理由もはっきりしないで納付いただけないとい うようなパターンが一番余計なパターンである。 姫路  敏  私、催促してもだめだとか、そういう方は不納欠損に上げてしまえばもう処理はそれ で終わってしまう。私、このやり方はちょっとまずいなと思う。やっぱりそれは1,000円ずつでも いいから持ってくるようにしておかないと、10年かかろうが、何年かかろうが、とりあえず。そう いう形をとらないと、だだこね勝ちみたいなところが出てきたら、やっぱりだめだなと思うのだが、 その辺もう一回ちょっと課内で考えられないのか。 下水道課長  今委員ご指摘のとおり、幾らでもとにかく払えるだけでもいいから納めてもらうとい うふうなスタンスで、私どもも何回も何回もお願いして分納確約をとるような努力はしている。 尾形 修平  だから最長の方で今17年ぐらいの期間あるわけだ。それをたった5年で不納欠損扱 いにしてしまうという事態は、私もやっぱり納得いかないわけだ。 (何事か呼ぶ者あり) 尾形 修平  だから実際しているわけではないか、今、不納欠損扱い。 下水道課長  分納確約したものについては不納欠損していない。していないものについては、地方 自治法で5カ年というの決まっている。 尾形 修平  それはわかるのだけれども。だから、さっきから言っているように1,000円ずつで も分納していただけませんかというお願いをすれば、不納欠損は生じないだろうということを私は言 っている。 下水道課長  委員おっしゃるとおりである。 姫路  敏  不納欠損に上げてしまえばそれで終わりになってしまう、処理が終わってしまう。い わゆる取りにも行かない、払いもしないで終わってしまう。そういう処理をなるたけしなくて、100 円ずつでは大ごとだけれども、1,000円でも幾らでももらえるような体制を課内でつくって、不納欠 損を減らすという努力をしていただきたいというのが意見なのだ。 下水道課長  ありがとうございました。私どものほうも努力させていただきたいと思う。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  330Pの使用料の収入未済額のそれぞれの人数と不納欠損の人数教えてください。 下水道課長  それでは申し上げる。下水道使用料になるが、収納未済額の件数で504件である。 人数であるが、197人である。それと滞納繰越分であるが、こちらのほうが373件の71人である。 不納欠損の50万4,000円、この部分であるが、45件の12人である。 相馬 エイ  334Pの開成さんの汚泥の件が委員からちょっと意見が集中しているようだが、つま りもとを絶つというか、処理場から出る汚泥にいろんなごみが入っているということだよね。それで プラントの機械に詰まりが生じると。それでもとを断つという言葉があるように、そういう髪の毛と かくずが出ないように処理場の出口に細かいふたをするというか、細かい網目の何かをそこに設置す るというような方法は当時考えて、ある程度それをつけるとしたらどのぐらい予算がかかるかとか、 それの国の補助があるかどうかみたいなところまでは考えなかったのか。 下水道課長  先ほどもちょっと触れさせてもらったけれども、そのプラントは下水汚泥の処理をす るのは国内で経験のない、初めてのプラントであって、私どもの下水道処理場のほうからスクリーン というか、目皿、そういうものについては基準どおりのもので処理しているわけであって、産業廃棄 物処理場のほうに運搬しているが、今までそれにごみが入ったとかそういうふうな苦情も一切、当然 ないし、それなりの下水汚泥を処理する施設が産業廃棄物処理は保有していて、それで処理している。 それ以上の除じん機というか、さらに細かいごみをとる施設をつくるという話になると、村上浄化セ ンターあれだけの規模であるので、試算はしていないが、億単位以上のもちろん工事費がかかるかと 思う。  以上で質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第125号につ いては、起立多数にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)暫時休憩を宣する (午後2時15分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午後2時25分) ──────────────────────────────────────────── 日程第9  議第126号 平成25年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議       題とし、担当課長(下水道課長 中村則彦君)から議案の説明を受けた後、質疑に入       る。 (説 明) 下水道課長  議第126号を説明する前に、先ほどの125号で一部訂正をお願いしたいのだけれど も、よろしいか。 片野委員長  はい。 下水道課長  村上浄化センターから開成のほうに運んだ場合の差額であるけれども、先ほど1,000 万ほどとお話をさせていただいたけれども、数量にちょっと間違いがあって603万5,000円の差で あった。 片野委員長  了解願う。 下水道課長  それでは、議第126号 平成25年度村上市農業集落排水事業特別会計の歳入歳出決 算について額の大きいものについてその概要を申し上げたいと思う。決算書の344、345Pをお開き いただきたいと思う。事項別明細書でご説明をさせていただく。歳入であるが、第2款1項の使用料 である。第1項の使用料については、農業集落排水、漁業集落排水、個別浄化槽の施設使用料の合計 額になる。1億8,257万9,944円の収入があって、未納額が79万5,852円、収納率は99.6%であっ た。使用料の収入については、昨年度比で1%ほどに当たる157万5,334円の、こちらのほうは収 入減になっている。次に、第3款1項1目の集落排水事業の県補助金である。これは改築更新経費に 伴う補助金と、これまでに実施した事業の起債償還に伴う県からの補助金であるが、5,347万6,000 円の歳入であった。引き続いて歳出の主なものについてご説明させていただく。348、349Pをお開 きいただきたいと思う。第1款1項4目の農業集落排水施設管理費である。農業集落排水施設管理費 については、処理場やマンホール、ポンプ場などの集落排水施設の維持管理に伴う経費になって、1 億6,879万4,011円を支出した。その中で13節委託料の1億123万1,173円の主な内訳であるが、 備考欄1の農業集落排水事業施設維持管理経費の下から4行目になるが、施設維持管理委託料、これ については処理場、マンホールポンプなどの施設維持管理委託料になる。4,803万4,431円を支出し た。また、その下の設備維持管理委託料になる。これは処理場から発生する汚泥の引き抜き、運搬、 処分に伴う委託や処理場の電気工作物保守点検、それと消防設備等の保守点検などの委託料になって 5,069万2,492円を支出している。15節の工事請負費である。同じく備考欄の工事請負費225万 150円については、処理場やマンホール、ポンプ場の維持的な工事3件を行ったものである。続いて、 350P、351Pをお開きいただきたいと思う。第1款2項の1目農業集落排水の建設費である。これ については村上地区滝の前集落の農業集落排水事業による整備が主なものである。13節委託料735 万6,300円については、滝の前集落の管渠の実施設計延長1,030メートルを行ったものである。滝 の前の整備については、今年度分は延長約594メートルを既に発注している。ことしの工事と来年 度に残り436メートルを発注して完了させる予定としている。以上で説明を終わらせていただく。 (質 疑) 姫路  敏  歳入の部分、344ページ、負担金のところ。これまだ滝の前のは入っていないよね、 どうなのだろう。 下水道課長  滝の前はまだ入っていない。平成25年の決算なので。今年度から入る。 姫路  敏  そうすれば、滝の前のほうの分担金の回収というのは、話うまくいっているか。 下水道課長  今年度からというふうなことで賦課の通知をさせていただいて、今のところ全世帯の ほうから回答をいただいている。 姫路  敏  351Pの歳出のほうなのだが、個別浄化槽施設管理というの、これ河内地区の26世 帯ぐらいのものかなと思うのだが、そうか。 下水道課長  これ河内集落の24戸分の浄化槽維持管理になる。 姫路  敏  それで河内集落の場合はいわゆる上水道ねじったところで使用料がかかってくるとい うことで、歳入のほうが108万6,120円でよろしいのか。 下水道課長  歳入108万6,120円になる。 姫路  敏  それで修繕料というのが351Pの歳出の部分で出てきているけれども、これは主にど んなことか。 下水道課長  これはブロワの取りかえが2件ある、空気を送る機械。それと排水管の詰まりの改修 を2件している。排水管の詰まりというのは、浄化槽のすぐ脇の排水管の中に木の根っこが入ってし まって水をとめたというようなことで、その処理をしている。 姫路  敏  これやっぱり集落というか、持ち主から支所のほうに電話が来て、ちょっと何かおか しいので見てくれということで業者を向けてというスタイルでいいのかな、手順としてみれば。 下水道課長  そんな形になる。 姫路  敏  朝日と山北はこういった方法はとらずに、いわゆる補助金という形で、1万5,000 円の補助金やるから、管理はおめさん方でやってくれということだろうけれども、もうそろっと取り かえなくてはいけないとか、そういったようなのも浄化槽のほうのあれから出てきているか、現実問 題として。 下水道課長  詳しくは聞いていないけれども、何件か問い合わせはあったという話は聞いている。 浄化槽が故障したので、補助金あるでしょうねという話を聞いている。 姫路  敏  副市長、山北、朝日の浄化槽関係の維持管理等々の担当部署というのが環境課なのだ。 ところが、河内地区の今のところの個別浄化槽の担当がここ、いわゆる下水道関係の課長さんやられ ているけれども、私思うのだけれども、合併浄化槽等の維持管理を含めて担当部署というのは、やっ ぱり環境というよりも下水道関係だと思うので、こっちのほうで管理というか許可も含めて出せるよ うな方向性というのはとられないものか、これ。 副 市 長  今年度から朝日、山北地区については補助というか負担を市で負担するということに させていただいた。今のところトラブル等のことは聞いていない。改修についてはやはり申請が環境 課で上げていろいろ手続するものだから、そういう形でずっと来ているものと思う。その辺どこでこ ういう形で制度もあるし、全体でこちらのほうにこういう形での浄化槽のあれが出てくるので、その 辺本予算と特別会計の予算のいろいろ編成もあるので、その辺も十分担当をどっちかに、スムーズに 住民サービスにつながるか、その辺も検討をさせていただきたいと思う。 姫路  敏  これ決算は予算立ててからいってこうなっているわけで、予算案つくるときでもちょ っといろいろその辺も検討していただいて、あと同じ水を扱う、それも排水を扱うということになれ ば、これだけ処理場だの何だのということを経験も豊かに、そしてまた技術力も下水道課のほうがあ るわけだから、そうやって考えてみるとそっちの方が無難だと思うので、ちょっとその辺も検討して みてください。決算は決算でこれでよろしいのだけれども、お願いする。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  345Pの不納欠損と収入未済額、後で結構なので件数と人数、後でいい、私に教えて ください。 下水道課長  それでは申し上げる。収入未済額で農集排、漁集排、個別、みんな合計して224件 である。75人である。これは使用料である。負担金のほう、負担金が収入未済額が24人である。 105期になる。不納欠損が8人で18期になる。以上である。  以上で、質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第126号に ついては、起立多数にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第10  議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議       題とし、担当課長(水道局長 東海林則雄君)から議案の説明を受けた後、質疑に入       る。 (説 明) 水道 局長  議第127号 平成25年度村上市簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算認定について 説明する。初めに、355、356Pをごらんください。歳入の項目別決算額の合計額により説明する。 予算現額7億5,670万8,000円に対して調定額7億5,738万1,091円、うち収入済額7億5,377万 5,096円、不納欠損額35万9,360円、収入未済額は324万6,635円である。なお、不納欠損額は水 道料金であって対象者が10人、件数は104件である。収入未済額の内訳については、水道使用料の 現年度分の対象者76人、251件である。滞納繰越分の対象者は80人で462件である。続いて、 357、358Pをごらんください。歳出の項目別決算額の合計は予算現額7億5,670万8,000円に対し て、支出済額7億4,939万2,923円、不用額731万5,077円である。平成25年度の主な事業として は、北中、大毎、大沢地区の統合簡易水道整備事業で、内容は中継ポンプ場及び大毎配水池を築造し た。ほか蒲萄の簡易水道整備事業では、蒲萄配水池、大毎の圧送ポンプ場の築造を行っている。次に、 最後のページであるが、369Pをお願いする。実質収支に関する調書について説明する。歳入総額は 7億5,377万5,000円、歳出総額は7億4,939万3,000円で、歳入歳出差引額は438万2,000円と なり、同額を翌年度に繰り越しした。説明は以上である。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で、質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第127号に ついては、起立多数にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第11  議第128号 平成25年度村上市上水道事業会計決算認定についてを議題とし、担当課       長(水道局長 東海林則雄君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  それでは、別冊に資料になっているので、よろしくお願いする。議第128号 平成 25年度村上市上水道事業会計決算の概要を説明する。最初に、給水状況であるけれども、給水量は 655万5,350立方メートルで前年度比19万・・・。 川村 敏晴  ページあるか。 水道 局長  概要は、附属書類のほうには書いてあるけれども、概要。 片野委員長  概要説明、資料は何ページということはないね、全体の説明。 水道 局長  給水状況であるが、給水量は655万5,350立方メートルで、前年比2.9%の減少とな った。また、給水人口であるが5万1,513人で、前年度比1.1%の減少である。減少の主な理由とし ては自然減と考えている。給水戸数については2万330戸と前年度と比べて190戸、0.9%の微増で あるが、給水状況については主な変化はないものと思われる。続いて、財政状況を説明させていただ く。決算書の1Pから決算書は消費税込みで、5Pからの財務諸表は消費税抜きで金額を表示してい る。それでは、決算書の1、2Pをお願いする。それでは、収益的収入及び支出のうち収入について である。水道事業収益は決算額9億8,106万5,192円で、予算額に対して985万7,808円の減額で あった。主な要因としては、営業収益で大口使用者の使用水量の減少等で711万9,767円の減額と なっている。営業外収益では当初予算において消費税の還付を見込んでいたけれども、工事の繰り越 し等による当年度の工事費が減額となり、消費税が還付となったために340万1,867円の減額にな ったものである。次に、支出についてである。水道事業費用は決算額8億9,078万5,356円で、予 算額に対して2,173万8,644円の不用額である。営業費用は施設の運転管理費、水道事業の運営経 費である。営業外費用については企業債償還利息と消費税である。特別損失については不納欠損等で ある。内容は水道料金であって、対象者が23人、79件である。なお、収益的収支の明細については 23Pから28Pに記載されているので、説明は省略させていただく。続いて、3、4Pをごらんくだ さい。資本的収入及び支出のうち収入についてである。収入総額は決算額4億2,237万9,000円で、 予算額に対して4,326万2,000円の減額である。要因としては、下水道工事との調整で工事補償金 が減額になったものである。次に、支出についてである。支出総額は決算額10億419万6,126円で、 予算に対して2億7,778万6,911円の不用額である。主な要因としては、荒川第3次拡張工事緊急遮 断弁室の築造、下水道工事に伴う配管工事を繰り越したことにより請け差が生じた減額である。なお、 資本的収支の不足額5億8,181万7,126円については、下の欄外に記載のとおり、消費税資本的収 支調整額や減価償却費などの当年度分の損益勘定留保資金等で補填している。続いて、5Pをごらん ください。損益計算書は経営状況を明らかにするために、当年度に得た全ての収益と費用を消費税抜 きで記載したものである。当年度純利益については下から3行目にあるように、5,638万5,946円と なっている。以上である。よろしくお願いする。 (質 疑) 尾形 修平  1点、意見書の9ページなのだけれども、給水原価が平成24年から平成25年にか けて立方メートル当たり15円ということで、かなり大きく上がっているのだけれども、要因として 何があるのか。 管理業務室係長 給水原価が上がった主な要因としては、配水管の漏水工事等の緊急修繕工事が例年 よりかなりふえて、その修繕費が大きくなったことと、あとどうしても下水道工事に伴って新しい管 を入れかえたのが多くなったので、その資産減耗費がかなりふえたと、固定資産除却費、資産減耗費 がふえて、現金は伴わない支出なのだが、費用としてかさんだために給水原価が上がったというのが 主な要因である。 尾形 修平  決算とちょっと関係ないかもしれないのだけれども、今言ったように下水道に伴って 入れかえやっているのだけれども、現在石綿管の入れかえも並行してやられているのだけれども、石 綿管延長でどのぐらい残っている、村上市全部で。 管理業務室係長 石綿管については村上地区及び荒川地区に今現在残っているが、総延長として正確 なところはあれだけれども、大体12キロぐらいは残っているかと思われる。 尾形 修平  今言った12キロで村上と荒川だけれども、荒川は今第4次拡張工事やっているけれ ども、それとは別なのか。 水道 局長  3次の拡張事業とは別に個々に石綿管の改良を実施している。 尾形 修平  12キロの改修を何年ぐらいをめどに行うつもりなのか。 水道 局長  石綿管なのだけれども、村上地区においては今200ミリとか、もっと大きな300ミ リとか大きなのがあって、その辺をどのようにしていくかというようなことを村上水道事務所と検討 しながら、小さい部分については大分解消されてきて、一部緑町の下水道の絡みで残ったところとか、 今瀬波温泉の大観荘の前を去年実施しているし、あと松山から温泉に行くところに大きな管が残って いる。そのようなことの大きなものだから、事業費も結構かかるので、ただいま検討しているところ である。 竹内喜代嗣  今の石綿管の入れかえ工事のことでちょっとお聞きしたいのだけれども、入れかえの 工事の手順というかやり方というのは、石綿管の入れかえには特別な手順が必要だということなのだ が、それはきちんとやられているのか。というのは、荒川在住のがんにかかった私の知り合いが、そ ういうがんになるような給水管を使っているのは問題だと言って、でも通常使っている分には健康被 害そんなになくて、パンクしたりしたようなときに粉になって給水されるのが問題なのだよという話 をしたら、それもまた問題だというようなことを言われたのだけれども、やって当たり前なので、確 認なのだけれども、ちゃんとした手順に基づいてやられているのか。 水道 局長  そのように処理しているし、基本石綿管掘り上げたりすると害出るので、掘り上げた り持ち運びしないように埋め戻しのままで管を入れたりというようなこともしていると聞いている。 竹内喜代嗣  一言だけ、石綿管パンクするような事例あったか、わからなければいい。 水道 局長  以前はあったと思うのだけれども、近年は知る範囲では余り聞いていない。 〔委員外議員〕 相馬 エイ  伺う。この意見書で企業債に頼るところが大きいという文言があった。そこで伺うが、 下水道ではたしか3つの条件をクリアすれば借換債ができるというような制度があったようだが、水 道に関しては幾つかの条件をクリアすれば借りかえができるみたいなのはあるのか。 水道 局長  二、三年前までは大分高率なものがあったりして随分整理しているようだったので、 細かい内容については担当のほうから説明して。 管理業務室係長 上水道については補助金免除の繰上償還については大体済んでいるので、今借りて いるものについては全て低利な起債となっているので、今後それらも補償金免除の繰上償還ができる というような通知が来れば、また改めて検討したいというふうに考えている。 相馬 エイ  企業債は財務省、それから地方公共団体金融機関というのは民間の銀行を指すのかな。 違うのかな。もしそうだとしたら融資の金利の交渉等はできるのか、それを教えてください。 管理業務室係長 以前は地方公営企業金融機構を使っていたけれども、現在ほとんど財務省のほうを 使っているので。それと金利の交渉については借りる時点で金利の変更ができるかできないかという 設定を最初にしてから借りるというのが基本となっているので、私ども借りているものについては基 本的にできないものと考えている。  以上で、質疑を終了し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第128号に ついては、起立多数にて原案のとおり認定すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された議案の審査等を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを  決め閉会する。 委員長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午後2時56分)