平成26年第4回定例会 経済建設常任委員会審査記録 1 日  時  平成26年12月12日(金) 午前10時00分 2 場  所  市役所 第一委員会室 3 議  題  議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定について                   議第148号 市道路線の認定について           議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号)               議第154号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)           議第155号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)          議第156号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)          議第157号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)     4 出席委員(8名) 1番  尾 形 修 平 君 2番  姫 路   敏 君 3番  平 山   耕 君    4番  山 田   勉 君         5番  齋 藤 信一郎 君    6番  竹 内 喜代嗣 君         7番  川 村 敏 晴 君    8番  片 野 鉄 雄 君 5 欠席委員         なし 6 委員外議員 渡 辺   昌 君   大 滝 久 志 君 7 地方自治法第105条による出席者         議 長  板 垣 一 徳 君 8 オブザーバーとして出席した者         なし 9 説明のため出席した者         副市長          鈴 木 源左衛門君         農林水産課長       瀬 賀   功 君         同課農業振興室長     佐 藤 義 信 君(課長補佐)         同課農業振興室副参事   阿 部 正 昭 君         同課農業振興室係長    樋 木 義 昭 君         同課林業振興係長     森 山 治 人 君         同課水産振興係長     本 間 研 二 君         農業委員会事務局長    遠 山 昭 一 君         商工観光課長       佐 藤 憲 昭 君         同課観光交流室長     建 部 昌 文 君(課長補佐)         同課観光交流室副参事 小 池 一 栄 君         同課雇用促進係副参事 小 川 智 也 君(雇用促進係長事務取扱)         都市整備課長   船 山 三喜雄 君         同課整備室長   伊与部 善 久 君(課長補佐) 同課管理室長       山 田 広 良 君(課長補佐)         同課計画室長   小 田 正 浩 君(課長補佐)         下水道課長    中 村 則 彦 君 同課工事係副参事     中 村 宣 信 君(工事係長事務取扱)         同課管理業務室長 早 川 明 男 君(課長補佐)         同課管理業務室係長  風 間 貴 志 君 水道局長     東海林 則 雄 君         同局工事係長   中 川 博 之 君         同局管理業務室長     三 須   淳 君(課長補佐)         同局管理業務室係長    宮 村   勉 君         同局村上水道事務所長 山 田 知 行 君(課長補佐)         荒川支所産業建設課長   小 川   剛 君         神林支所産業建設課長   遠 藤 利 博 君         朝日支所産業建設課長   齋 藤 泰 輝 君         山北支所産業建設課長   増 子 和 治 君 10 議会事務局職員               局  長    橋 邦 芳               書  記   鈴 木   渉 ──────────────────────────────────────────── (午前10時00分) 委員長(片野鉄雄君)開会を宣する。 〇当委員会の審査については、審査日程どおりに進むことに異議なく、そのように決定する。 ──────────────────────────────────────────── 日程第1  議第146号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長(商工       観光課長 佐藤憲昭君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 おはようございます。議第146号は、公の施設に係る指定管理者の指定についてで ある。1に示してあるとおり、朝日みどりの里以下8施設の施設を指定管理をしようするものであっ て、先般9月18日に指定管理現地説明会を開催したところ3社の申し込みがあり、その後9月3日 から10月3日の1カ月間公募を行ったわけだが、株式会社まほろばの1社のみの申し込みがあった ということで、10月27日第8回村上市指定管理者選定委員会において選定されたものである。なお、 選定の期間においては、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3カ年である。この3カ 年の理由としては、日本海沿岸東北自動車道延伸に伴う道の駅としての整備等検討を要するというこ とで3カ年とさせていただいたものである。以上、よろしくお願い申し上げる。 (質 疑) 姫路  敏  これ、朝日みどりの里だよね、今。 片野委員長  そうだ、そうだ。 姫路  敏  これ、いわゆる朝日みどりの里にはいろいろ施設があるわけだ。これというのはセッ トなのか、全部。 商工観光課長 一体的な利用を行っているわけだが、各施設管理条例あるので、セットといえばセッ トであるし、単独といえば単独ということになるが、ただ効率の運営をするとなると、一体的な運用 が望ましいということである。 姫路  敏  公募したわけだ。公募というのは、朝日みどりの里(1)番から(8)番の7施設あ るだろう。この公募というのは、例えばの話まほろばふれあいセンターだけやらせてくれということ は可能なのかどうか。要するにまほろば温泉だけやらせてくれとか、例えばの話だ。そういうことの は取り扱いできるのか。それとも、やるのであればこれ7施設全部一緒なのだよという前提なのか、 ここを聞かせてもらいたい。 商工観光課長 後段のとおり、全部一緒でお願いしたいということだった。 尾形 修平  今これ前回の指定管理料よりも、今回かなり指定管理料が上がっているように見受け られるのだけれども、その主な理由を聞かせてくれ。 商工観光課長 確認するが、平成26年度の予算ということであるか。 尾形 修平  全体のこれ指定管理期間のあれで2,910万6,000円になっているよね、ここ3年間 なのだけれども。その大きな理由だ。 商工観光課長 観光交流室副参事に答弁させる。 観光交流室副参事 主なものとしては施設の修繕料、それから人件費となっている。 (「もうちょっと」「内容的に詳しく」と呼ぶ者あり) 片野委員長  内容的にもう少しお願いする。 (何事か呼ぶ者あり) 片野委員長  観光交流室副参事、時間かかるようであれば後にするか。どうする。 商工観光課長 今調べて後ほどご説明申し上げる。申しわけない。 片野委員長  尾形委員、いいか。 尾形 修平  はい。 片野委員長  そのようにお願いする。 山田  勉  見積もり段階で3社来たということで、1つは大体落ちついて、あとそのほかの2社 どんな方が見積もり参加したのか。 商工観光課長 見積もりではなくて現地説明会にご参加された方あって、ちなみにほかの2社につい ては、株式会社新潟ビルサービス、それから株式会社日本水泳振興会、この2社である。 山田  勉  ありがとうございました。 尾形 修平  これ、以前からまほろばさんと私どもの委員会で意見交換会させていただいていると きに、朝日の温泉活用健康増進施設、いわゆるプールの部分を何とかこの指定管理から外してもらえ ないかというようなお話があって、その部分に関しては、体育施設のほうでできないかというような お話もあったのだけれども、今回そういうようなお話はなされなかったのか。 商工観光課長 当然ながら株式会社まほろばさんにおいては先進地を視察してあって、このように一 体施設でありながら分割して体育施設として指定管理に出しているケースがあるということをお話を 聞いている。そういう意味からして、この3年間の指定管理の中において、その辺のこともあわせて 検討したいなということである。 片野委員長  尾形委員、いいか。 尾形 修平  はい。 姫路  敏  今言ったように、その部分だけでも私思うのだけれども、市から払い下げるとか、そ ういう委託というよりも。そういうような方向性というのは出せないものかなとは思うけれども、い かがか。 商工観光課長 指定管理制度そのものは、私の口からは申し上げられないが、全国的な指定管理制度 に対するご批判等もあるので、その辺も考慮入れて検討させていただきたいなと思っている。 姫路  敏  一応副市長。 副 市 長  この施設は、全体的ないろんな雇用もそうだけれども、いろいろ管理面でやはり1つ のグループ、また1つの団体で管理するのが望ましいと思われる。温泉のお湯を配湯しながら上手に 回している関係で、やはり個々になるといろいろそういうところでトラブル等も発生する可能性もあ る。その辺これからスポーツ施設また健康増進施設、きれい館については本当になかなか厳しい経営 であるので、その辺もこの3年間で要望また地域の実情に合わせて検討をさせていただく。 姫路  敏  参考まで、参考になるかわからないけれども、そのきれい館の部分、ああいう少し上 手に賄えれば、いわゆる民間の考え方で、あの部分の施設だけが民間で客を寄せてこれるようなアイ デアが民間の中でたっぷりと出てくれば、あそこの部分に市がお金を投入しなくても民間のその経営 という立場の中でやると市は随分楽になって、逆に朝日みどりの里のほうも一緒にその民間と持ち上 がっていくのではないかなという考え方も考えられなくもないので、その辺も踏まえて3年間のうち にちょっと方向性少し違う角度で見てというか、そこの民間のところがにぎやかになって、それでう まく人が入れるようになると、朝日みどりの里全体もぶうっと上がっていく可能性もあるということ もひとつ含めてちょっと考えて3年間見てもらいたいなと思うが、いかがか。 商工観光課長 今ほど副市長申し上げたが、その辺も含めて検討させていただきたいと思う。 齋藤信一郎  今回から農産物直売所が参入されたようであるが、これに対する考え方、あるいは今 までの売り上げと今後の経営に対する考え方があったらお伺いする。 商工観光課長 8番の朝日みどりの里農産物直売施設であるが、これも条例等で定められていて、こ の施設を全て管理運営するということではなくて、この施設に対してやはり公募を広くとって管理を していくということになるので、まほろば様がこの施設を直接管理するということにはならないと。 結果的に募集がなくてそうなる場合もあるが、今までの管理状況とは、市が管理したのと何ら変わら ないということである。なお、運営益、販売収入等については、担当の観光交流室副参事のほうから ご説明申し上げる。 (何事か呼ぶ者あり) 片野委員長  時間かかるか。 観光交流室副参事 農産物直売所の利用状況なのだが、平成25年度の売り上げで約7,027万円、平 成24年度が約7,049万円、平成23年度が約7,301万円、平成22年度が約6,210万円というところ で、平成22年度あたりから比べれば若干増減はあるが、ふえている。利用者のほうも、平成22年 度のほうが約7万4,000人、平成25年度が約8万人ということで、利用者のほうはふえている。以 上だ。 片野委員長  いいか。齋藤委員、よろしいか。 齋藤信一郎  はい。 竹内喜代嗣  今の朝日みどりの里の農産物直売施設の件でお伺いする。7,000万の売り上げがある ということだから、そうすると売り上げに対して2割ぐらい多分・・・2割か1割5分か経費をいた だいて農家の皆さんが農産物売っているかと思うのだ。そうすると、販売に対する経費というのは、 そこで賄えるのではないかなと考えるのだ。ひるがえって、神林の道の駅は繰入金、補助金、指定管 理料等いただいていない。売り上げも2億円ということだ。こう独立した、そうすれば当然施設で働 く方にも還元できるわけであるし、どうしてそういう神林のような政策がとれなかったのか。それか ら、原因と対策、今後の見通しもお聞かせください。 商工観光課長 この直売所については、条例で管理方法決められていて、この直売所を利用する、今 現在というか管理組合が経営しているわけであるが、こちらのほうから月額5万円を市にいただいて いる。その中、収入はそれだけであるが、あとは中の管理組合が経費等を収入から経費をお出しして いるという状態であって、神林道の駅とは若干運営形態が違っている。 竹内喜代嗣  どうしてこう一括した指定管理にしなければならないのかということを改めてもう一 度お聞きする。 商工観光課長 この農産物直売施設の運営を行っている組合のほうから、もう高齢等によって管理で きないという申し出があったものだから、この施設もあわせて指定管理の施設として一体的な利用を 図りたいということである。 竹内喜代嗣  今後そういった形態で、そういう困っているとおっしゃっているわけだから、独自の 支援あるいはその農業指導等も市の援助必要だかと思うのだが、そのこと最後にお聞きしたいと思う。 商工観光課長 組織としては、なかなか運営していくのが大変だということであるが、やはり農産物 の販売振興等については、今後何ら変わらなくて行っていきたいなということである。 竹内喜代嗣  困っている。だから、高齢化してきて大変だとかいろいろ問題お抱えなのだが、この 問題を抱えている直売所に対して必要な支援を検討する考えはあるかということなのだが、お願いす る。 商工観光課長 当然ながら支援をしていきたいと思っている。 竹内喜代嗣  結構だ。 〔委員外議員〕 渡辺  昌  日本玩具歴史館のことなのだけれども、朝日みどりの里の中では特異というか、ちょ っと雰囲気違った建物だと思うのだけれども、今現在経費かかるということで常に職員の方いないし、 外側の雰囲気も何かどうぞ、入ってくださいという雰囲気でもないわけで、商工観光課のほうではこ の日本玩具歴史館のあり方についてはどのように考えているか。 商工観光課長 その辺についても、まほろば様と協議をして、ディスプレイもあわせた検討の仕方、 それから現在まだ展示されていない寄附をいただいたものも多数あるので、その辺のことも含めて今 後来館者にとって見やすい、それからその玩具について、本当に見たい方は1日かけても見たいとい う方もおいでになるので、施設の効率化を今後図っていきたいというふうに思っている。 渡辺  昌  ゴールデンウイークとか人出の多い時期に無料で開放しているけれども、例えばまほ ろばさんのほうで通年通して無料で開放したいという考えがあれば、それはどういうことになるのか。 商工観光課長 観光交流室副参事から答弁させる。 観光交流室副参事 日本玩具歴史館のほうも、条例で使用料を取るということが決まっているので、 その辺減免申請とか手続が必要になるので、協議し、手続を踏めば可能であると考えている。 (「さっきの回答全然していない」「まだ回答来ていないんですて」と呼ぶ者あり) 片野委員長  さっきの。 (「できないって」と呼ぶ者あり) 片野委員長  先ほどの尾形委員に対する回答、休憩とるか。 (「いや、指定管理料が上がった主な理由を述べてもらえればいいわけだ。ただ、漠然と・・・」 「委 員長、修繕と言ったけども、具体的にこれだけは優先にしたいということでいい」と呼ぶ者あ り) 片野委員長  副参事、先ほど人件費と施設の修繕費というお話だったけれども、もうちょっと具体 的に中身を聞かせてもらえばいいのだ、ふえた理由というか。 (「説明できねえなんて問題ないんですか、それ」と呼ぶ者あり) 観光交流室副参事 修繕料の積算をやっていたけれども、今回の積算で年間700万修繕がかかると いう見積もりを私どものほうで積算したので、そこが上がっている。あと、人件費のほうなのだが、 前回の指定管理の積算のときよりも人数のほうがふえているので、そこで指定管理料がふえている。 (「どのぐらいふえた」と呼ぶ者あり) 片野委員長  どのぐらいふえたのか。 (「年に100万だったのが150万になりましたと。3名ふえましたとか、そういう言い方しないと だ めだよ」と呼ぶ者あり) 片野委員長  どうか。 商工観光課長 申しわけない。時間かかるみたいなので、休憩をお願いする。 (「後でも構わない」と呼ぶ者あり) 片野委員長  では、後でお願いする。そうすると、これはあれだ、決められないね。 (「採決にならないです」「採決後にしたほうがいいんじゃない」と呼ぶ者あり) 片野委員長  採決後にするか。それでは、この議第146号の採決は・・・ (「一時都合により一旦ここでとめて、次の審査に移りますということで」と呼ぶ者あり) 片野委員長  議事の都合により一旦この議第146号はとめて次の日程に移ってよろしいか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ──────────────────────────────────────────── 日程第2  議第147号 公の施設に係る指定管理者の指定についてを議題とし、担当課長(商工       観光課長 佐藤憲昭君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 商工観光課長 議第147号は、二子島森林公園の指定管理にかかわるものである。この指定管理す る団体については、公募によらない限定指定で指定を行いたいということであって、理由としては昭 和57年二子島森林公園開園当初から管理をしてきた実績等により、発電所周辺整備管理組合に指定 管理として指定するものである。なお、この指定管理者については、10月17日第7回村上市指定管 理者選定委員会において選定されたものである。選定の期間においては、平成27年4月1日から平 成30年3月31日までの3カ年である。この3カ年の理由であるが、2つあって、1つはオートキ ャンプ場以外の附帯施設の老朽化が著しいこと。それから、管理組合員の高齢化等によって、今後運 営面を考慮し3年といたしたいということである。よろしくご審議をお願いする。 (質 疑) 尾形 修平  二子島の森林公園、年間の入り込み客数でどのぐらいなっているか。 朝日支所産業建設課長 今入り込み客数とおっしゃられたので、平成26年、今年度は6,494人とい う数字が出ている。ちなみに、昨年度、平成25年度は2,463人なので、2.6倍ほどにふえている。 尾形 修平  今それ聞きたかったのだけれども、平成23年が2,500人で、どんどん、どんどん減 っていくわけだね、平成24年が2,000、平成25年がさっき言った2,400。ことし、平成26年度が 6,400人になった主な理由は何か。 朝日支所産業建設課長 昨年度については、観光の施設の目玉である浮き桟橋という湖面に浮いてい る渡り橋があれが実は途中で沈んで、それで観光客が入れなくなったということだ。ことしについて は全日営業できたので、それが全然違う数字であらわれている。 (何事か呼ぶ者あり) 尾形 修平  そうすると、この利用者数の使用料収入を見ると、それに比例していないのではない かなというふうに見えるのだ、利用者数と使用料収入が。ちなみに、平成26年度は幾らぐらいだっ たのか、使用料収入が。 朝日支所産業建設課長 平成26年度現在、今までののは78万1,300円になっていて、昨年度が48 万2,700円なので、ほぼ倍近くにふえている。 尾形 修平  だから、この平成24年度の私見ていたのだけれども、4,600人に対して80万ぐらい の使用料収入あるわけだよね。去年というか、ことしが6,000人に対してその70万ぐらいだと、1 人当たりに直すと単価が安くなっているというか、そういう計算になると思うのだけれども、そうで はないのか。 (「減免したとかそういうのでねえんけ、減免したとか団体割り引きとか」と呼ぶ者あり) 尾形 修平  お金を使わない人がいっぱいいたということなのか。 朝日支所産業建設課長 すみません、私の持っている平成24年度の入り込み客数は4,667人・・・ (「うん、合っている」と呼ぶ者あり) 朝日支所産業建設課長 それで、ことしは6,400ということで、確かにふえているが、これ特に何、 この辺の分析まで実はやっていない。 尾形 修平  だから、2,000人もお客さんがふえているのに売り上げが下がっているということは、 やっぱりそれなりの原因があるのだろうから、利用収入をもうちょっと上げる、2,000人も入ったの だったら上げるような手だてができないのかなということだ、私が言いたかったことは。 朝日支所産業建設課長 実は、この平成26年度、今年度について管理体制が少し変わって、管理人 が常駐してカウントで、実際数字のカウンターを使ってはかった数字である。それと、裏というか、 施設にはここはお金取る施設だけではなくて、ただの見学でもできるので、宣伝すればお客は来るの だけれども、それがイコール収入に結びつくわけではないということでご理解いただければと思って いるが。 姫路  敏  何かよくわからないのだけれども、では使用料払わないで来れて、来るお客もいると いうことね。 (「そうだい」「それがいっぱいいると」と呼ぶ者あり) 朝日支所産業建設課長 逆に言うと、使用料取るのはサイクルボートというような、白鳥のこぐよう なボートを借りるだとか、あとバンガローで宿泊するだとか、会議室を利用するとか、そういうもの であって、単なる一般の普通の車に乗ってこられた方は、カウントはことしはかちゃかちゃやるけれ ども・・・ 尾形 修平  かちゃかちゃね。わかった。 姫路  敏  そうしたら、そんなような言い方の表にすればいい。そうすればわかりやすいわけだ。 みそもくそもなんて言うと悪いけれども、一緒くたにして何人といって使用料幾らと上げられると、 割り算すれば合わないではないのという質問に変わってくるから、一生懸命やっているのだから、正 確にだからちょちょちょとメモしておけばいいのだと思うけれども。 (「いいです」と呼ぶ者あり) 姫路  敏  221万3,000円ほど指定管理料上がっているけれども、何かこれ。 (何事か呼ぶ者あり) 姫路  敏  年間に。 朝日支所産業建設課長 これ、実は水質検査というのが市直営ではらっていた。それで38万円ほど 毎年払っていたのだが、それを今回この中に加えているという形で、その落差で若干人件費等は下が っている。 姫路  敏  わかった。 竹内喜代嗣  すみません、私最近めっきり行けなくなったけれども、キャンプが大好きで子ども連 れたり・・・子ども大人になってしまったけれども、昔行っていたのだけれども、やはり収入につい てこれはバンガローとかキャンプができたりするわけだから、そういったこの指定管理者に丸投げし てしまうと、宣伝の仕方とかホームページ見ると、全国のキャンプ場がぱっとわかったりするのだけ れども、そういうところでアピールするような宣伝の仕方、それからトイレの施設をきれいにすると か何か伴わないとだめだと思うのだが、それは管理組合に全部丸投げなのか。いろいろ研究するお考 えはあるのか、お聞きする。 朝日支所産業建設課長 これは、管理組合とよく協議しながら進める案件だと思っていて、丸投げと いうことではないのだが、費用は市が持っているので、その辺よく協議して進めていきたいと考えて いる。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第147号につ いては起立全員にて原案可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第3  議第148号 市道路線の認定についてを議題とし、担当課長(都市整備課長 船山三 喜雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 都市整備課長 それでは、議第148号 市道路線の認定についてである。本議会の初日に市長から 提案あったとおり、村上地区の南町地内にある道路用地の寄附を受けたので、道路法第8条第2項の 規定によって認定するものである。次のページのほうを見ると、別記と図がある。そちらのほうでご 説明をさせていただく。まず、図のほう見ていただきたいと思うが、黒の丸と矢印で示してあるが、 これが今回お願いするものである。丸のほうが起点、矢印の先のほうが終点になる。上のほうからち ょっと図面の説明せさていただくと、上のほうの大きい通り、北のほうに向かっているのが郵便局、 村上桜ケ丘高校のほうに向かう市道肴町山居前線である。それと直行する横に走っている、斜めに走 っている右のほうに県道村上神林線とあるが、これ県道である。そこの吉村電工さんの付近から山手 のほうに入っていくというところであるが、その1つで南町5号線、これについては幅員が4メート ルから6メートル、延長で61.9メートルになる。起点が南町の2丁目2578番の8番地先、それか ら終点のほうが同じく2578番の4になる。続いて、図の南町6号線のほうだが、幅員が6メートル、 延長が73.7メートル、起点のほうが南町2丁目の2,571番の1、終点のほうが2574番の1である。 それからもう一つ、最後に南町7号線であるが、幅員が4メートルから6メートル、延長が69メー トルになる。起点が南町2丁目の2578番8地先から終点が2578番14になる。以上である。 (質 疑) 姫路  敏  南町7号線のあの角っこから山の上まで・・・山の上と言ったらおかしいけれども、 上のほうまでずっと道路続いているけれども、ここはもう市道か。 都市整備課長 ここの部分は、まだ市道になっていない。 姫路  敏  そうすると、これはどういうのか。上のほうまで今後市道の検討されているか。 都市整備課長 このたび寄附をいただいたところもそうなのだけれども、ずっと赤道と申して狭い国 有地があったわけだけれども、その両サイドに住宅地が張りついて、必要な幅員だけを確保している という状況で、その部分について今回寄附をいただいてこういう形になったのだが、この7号線より 先の山のほうについては、まだそういったところがそのまんまで個人の所有地になっているので、そ のままになっている。 姫路  敏  これは、市道認定に伴って例えば区長さんとかがいわゆる積極的に入り込んでやって いるとか、そういうことか。ただ、ぼうっとしていれば誰も動かないよね、これ。ぼうっとしている わけではないのだけれども、よくこの路線の方理解していないと、そこまで市道なったけれども、あ とわからないというままになっていたなんていうと悪いから、どうなっているのかなと思って。 都市整備課長 すみません、管理室長から答弁させる。 都市整備課管理室長 この市街地の山居町かいわいの市道認定については合併前、平成4年ころにな るけれども、一体的に私道の認定を前提として調査した経緯がある。そのときにおいて、個人所有の 不動産会社も含めて市道認定が可能かという調査、当事者、地権者にもお伺いしてやったという、で きるところをまず市道認定を進めたという経緯あって、その地権者のほうで寄附という前提であった が、そういったところが難しいところについては、その市道認定できる状態になったときにやるとい うようなことで一旦処理した経緯がある。 姫路  敏  私が聞いていることと答弁が違う。私は、何もなければそこに住んでいる人もそうい う市道だだの私道だのと余りよく理解されていない方がいっぱいいらっしゃるのだ、普通に道路使っ ているから。ところが、行政はそうやってはかっていけばこうやってここまで認定、ここからはまだ とかわかるわけだ、こうやって見ていれば。でも、市道認定にすることによって、舗装なんかでも市 のほうの管轄になってくるし、それは付加価値も高まってくるので、そういう方向性に行きたいとい うのはあるのだが、何も言わなければ誰も働きかけないではないか。これは、私の言いたいのは行政 側からこの先のこともあるので、どうだという地権者と話ししていくのか。それとも、あることを待 っているのか。来るのを待っているのかということなのだ。もう一つは、今のこの5号、6号、7号 の市道認定に当っても、これは積極的に区長さんあたりが動けば、どんどん、どんどんなってくるの だろうけれども、その辺のぐあいはどうだったのかということを聞いているのだ。 都市整備課長 区長さんが動いたかどうか、ちょっとその辺私も確認できていないのだけれども、基 本的に今室長から話あったとおり、平成4年度ごろに一斉にそういう市がもらえそうなところは全部 お願いした経緯があると。それで、その時点でもらったものは全部市道になっていると思うのだけれ ども、ようやく何らかの形でけりがついて、これが所有権を持っている方から帰属いただいたという ふうなことで今動き出したのだと思っている。今後市のほうでまた積極的にやるのかというようなお 話であるが、その辺についてはちょっと検討させてもらいたいと思う。 姫路  敏  要するにここまで市道だろう。その上までずっと舗装には線引かれているわけでない ので、ずっと舗装がされている、上まで。だっときれいに、しかも。だから、その分について見れば、 今度市道認定ということにかかわってくるのだろうけれども、それについては待っているのか。それ とも、行政側で働きかけるのか、その辺を知りたい。 都市整備課長 先ほどもお話ししたけれども、一度もらいかけて案内を出したところがもらえていな いということであったので、そういう経緯で来たのだが、また大分時間もたっているので、その辺に ついてはまた今後内部で検討した上でもらえそうなものはもらっていくような方向で考えたいと思う。 齋藤信一郎  議案にちょっと関係ないのだが、課長にお伺いしたいのだが、今現在合併後特にどこ の集落行っても市道の枝線を改良してくださいというところがかなりやっぱり1集落に二、三カ所あ ると思うのだ。幅員のこともあるし、買収のことも絡むことだけれども、今後この道路改良というの はどういうふうに進めていく予定なのか。 都市整備課長 私ども基本的には市道の整備計画というふうなものを持っていて、そういったものの 中で地域のほうから要望のあったものを見直しながら優先を上げたり、いろいろやっている。一番私 どもがお願いしているのは、基本的に4メートルの幅員を必要とするよというふうなことを言ってい るので、最低限その4メートルになる分については、地元のほうで必要であれば寄附もするというふ うなことになれば、割と私どものほうとしては簡単に動けるのであるが、用地買収をしてさらに改良 してくれという要望になると、その辺はもう少し検討を加えながらというふうな形でやってきている。 齋藤信一郎  本来であれば、道路改良のついでに枝線もというふうな話はあるのだが、おじいさん が反対したとか、あるいは建物を動かすのがうまくなかったとかいうことで残された部分がたくさん あるわけだ。ところが、おじいさんが死んで今度せがれさんになったから、いつでも広げてもいいよ というふうな話がたくさんあると思うのだ。また、4メートルの規格内、3メートルぐらいでもいい から現況舗装できないだろうかという要望もたくさんあると思うのだが、そういった点はどういうふ うに解釈すればいいのか。 都市整備課長 整備室長からちょっと答弁させる。 都市整備課整備室長 市道整備の基本的な考え方なのだが、まず1つには先ほど課長のほうから答弁 申し上げたとおり建築基準法、消防法との絡みで4メートルに今拡幅するという形をとるのが原則的 に考えている。ただ、委員おっしゃるとおり当時何らかの理由で拡幅できなかったとか、または最初 からもう家が建っていて拡幅できない、そういったところを舗装してくれとか、排水だけ整備してく れというご要望も多々ある。ただ、うちのほうでは4メートルに拡幅できるところを優先的にやって いるが、そういったもう現実的に無理な路線についても、地域の状況を勘案しながらご要望等も含め た中で必要があればやっていく必要があるということで、現実に舗装してきているところもあるので。 ただ、全体が市全体の中でどれだけご要望があるのかという話については、地域からのご要望がない となかなか見えないところもあって、その辺が出てきた時点で優先順位等も含めてそういったところ も進めていきたいというふうには考えている。 齋藤信一郎  現実的にそういう要望が今度要求に変わっていって、何十年もこうやって陳情してい るのだけれども、できないのでないかというふうな受益者がたくさんいるわけだ。下から支所なんか は、支所長と産業建設課長はその方々に謝る役にいるようなもので、毎日そういう接待に追われてい るわけだけれども、特に雪の降ったこういう時点、砂利道だから除雪しないのだというふうなことに なると、非常に迷惑しているところがあるのだが、砂利道だと除雪は不可能なのか。 (「ちょっと話が・・・」と呼ぶ者あり) 片野委員長  議案ずれるが、この点だけ。 都市整備課長 砂利道が不可能ということではないのだけれども、いろいろと砂利を削ってしまって、 それが田んぼとか畑に入ったりして春先になるとかなり苦情が来たりというようなこともあるし、そ ういう点で砂利道はなるべく避けたいというふうなのは本音である。除雪については、舗装がされて いるにこしたことはないのだけれども、先ほどから言っているとおり、市道4メートルというふうな ことを基本にしているので、それ未満だとなかなか今のところ対応ができていないというふうなとこ ろである。 齋藤信一郎  終わる。 姫路  敏  この3路線、測量はこの住民たちが測量しているはずなのだ。住民というか、寄附さ れる方が全部測量はするわけだ、市道認定を受けるときは。ご存じだと思う。幾らぐらいかかってい る。 都市整備課長 整備管理室長から答弁させる。 都市整備課管理室長 市道認定に当っての境界確認ということであるが、この場所については、直接 当事者からの経費等は伺っていなかった。 姫路  敏  今度市道認定していくときの一番のネックになってくるのが測量と、測量するのは寄 附する側の仕事なのだ。行政は一円も出さないのだ。今後進めていくときに、だから上のほうも今度 進めていくときに、測量が誰のお金でどうなっているのかぐらいは、やっぱり少し行政でも把握する べきだろうと思う。寄附して測量をかけて、大体ざっと今まで見ると30万ぐらいかかるわけだ、測 量したりなんて。みんな寄附者の負担だから、これ。そこら辺も踏まえてその先の沿線もお願いした いなと思うが、いかがか。 都市整備課管理室長 今後は、その点も含めて申請段階でお伺いしたいと思う。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第148号につ いては起立全員にて原案可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 片野委員長  観光交流室副参事、どうか。 商工観光課長 それでは、私のほうから簡単にご説明申し上げる。 片野委員長  ちょっと待ってくれ。それでは、ここで一旦議事を休止した議第146号の議事を再 開する。議第146号に対する尾形委員の質疑に対する答弁を許す。 商工観光課長 大変失礼した。それでは、その増分のことについてご説明申し上げる。詳しい細かな 数字は勘弁していただきたいと思うが、平成24年から平成26年までの指定管理料の合計であるが、 これが2,678万7,000円である。平成27年から平成30年の同じ3カ年の指定管理料、ご指摘のと おり2,910万6,600円であるが、この差が231万9,000円になっている。この理由としては、朝日 みどりの里の施設、経年経過の影響で老朽化も進んでいるので、1年、単年度で150万円の修繕費 を増している。合計で450万円の修繕費の増。それから、当然ながら消費税が平成26年4月から 3%上乗せされたわけであるが、平成27年から丸々3カ年消費税がかかる。これによって、この消 費税についてのでは幾らなのだということはちょっと把握できていないが、その消費税の増額。それ と、その分であると、かなりの額が増額になるわけであるが、このまほろば様の営業努力によって収 入もふえているので、その差が231万9,000円だということでご理解いただければありがたいと思 う。 尾形 修平  市の考え方は、今課長から説明あってわかったのだけれども、そうすると指定管理者 は幾ら努力してもこの修繕費がこれから年々、年々かさんでいくと思うのだけれども、その利益の分 をその修繕費に充てているから、結局それ以上の利益は生まないということになるか。 商工観光課長 それでは、観光交流室副参事から答弁させる。 観光交流室副参事 指定管理の考え方で、市が出した指定管理料、それから指定管理者が収入支出で の差額が利益になるわけだけれども、指定管理料は基本的な変更がなければ変わらないので、営業努 力により収入が下がれば利益が下がるということになるし、修繕料がふえるということになれば、そ の圧縮された利益は下がるということになる。 片野委員長  よろしいか。 尾形 修平  はい。  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第146号につ いては起立全員にて原案可決すべきものと決定した。 委員長(片野鉄雄君)休憩を宣する。 (午前10時56分) ──────────────────────────────────────────── 委員長(片野鉄雄君)再開を宣する。 (午前11時05分) ──────────────────────────────────────────── 日程第4  議第149号 平成26年度村上市一般会計補正予算(第11号)のうち経済建設常任委員 会所管分を議題とし、担当課長(農林水産課長 瀬賀 功君、都市整備課長 船山三喜      雄君、水道局長 東海林則雄君、商工観光課長 佐藤憲昭君、農業委員会事務局長 遠山      昭一君、下水道課長 中村則彦君)から議案の説明を受けた後、質疑に入る。 歳入 (説 明) 農林水産課長 そうしたら、10、11Pをお開きください。12款1項1目農林水産業費分担金の1節 農業費分担金である。46万7,000円であるけれども、寒川頭首工護岸復旧工事の受益者分担金とい うことで、工事費の5%、46万7,000円を計上した。 都市整備課長 同じページをごらんいただきたいと思うが、14款国庫支出金、2項国庫補助金の3 目土木費国庫補助金である。右のページのほうへ行くと、道路橋りょう費補助金という節があるが、 社会資本整備総合交付金のほう、シーリングよりも減となったということで4,377万5,000円を減 額するものである。 農林水産課長 次に、12、13Pをお開きください。15款2項5目農林水産業費県補助金、1節農業 費補助金減の638万9,000円であるけれども、1の県単農業農村整備事業費補助金は、寒川頭首工 護岸復旧工事ほか3件の県単補助金1,127万6,000円である。2の環境保全型農業直接支援事業交 付金12万5,000円については、有機農業の減と堆肥使用の増によって差し引き県補助金分4分の1 の歳入で県、国2分の1分については直接交付されるし、県分について歳入として見た。3の基幹水 利施設ストックマネジメント事業補助金は、県の予算割り当ての減によって減額するものである。詳 細については、歳出のほうで細かくご説明申し上げる。 片野委員長  議員の皆様にお諮りする。歳出も全部説明受けてから質疑に入ってよろしいか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 片野委員長  それでは、歳出のほうの説明をお願いする。 歳出 (説 明) 水道 局長  予算書の26、27Pをお願いする。第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費、28節の 繰出金で説明欄の3番、簡易水道事業特別会計繰出金を214万6,000円減額するものである。内容 については、簡易水道事業の特別会計の補正予算で説明させていただくので、よろしくお願いする。 商工観光課長 30P、31Pをお開きください。5款労働費の2目の労働施設費である。なお、人件 費等については説明を省かせていただきたいと思う。この中の1の勤労青少年ホーム運営経費、光熱 水費であるが、16万7,000円であるけれども、これは電気代の値上がりによる補正であって、3月 までの補正分をお願いするものである。以上である。 農業委員会事務局長 1目農業委員会費であるが、人件費、人事異動による調整である。 農林水産課長 次、2目農業総務費の説明欄をお願いする。1の農業総務費職員人件費については 19名分である。次に、3目の農業振興費、次のページになるが、24万9,000円は環境保全型、歳入 でも申し上げたけれども、農業直接支払交付金で有機農業分の減、22アール分の減である。8,800 円。堆肥施用で1,171アール増の25万7,620円で、差し引き24万8,820円の増ということである。 2の農地面的集積推進事業経費の人・農地プラン作成支援システム改修業務委託料149万1,000円 は、ことしから農地中間管理機構が始まって人・農地プランと連携してやらなければならなくなった ことから、国で定める様式の変更と人・農地プランと連携した農地中間管理システムの整備のための 経費ということである。5目農地費の1、農地等経費測量設計等委託料540万円は、県からの予算 割り当ての減によって瀬波排水機場改修の測量設計費を減にしたものであるし、工事請負費は寒川頭 首工護岸工事、それから助渕川排水路護岸復旧工事、立木沢池排水管布設工事の追加及び瀬波排水機 場改修工事の減額分である。基幹水利施設ストックマネジメント事業負担金については、県営事業の 予算減によるものである。2の農業土木職員人件費については3名分である。 都市整備課長 3番の地籍調査事業職員人件費であるが、人事異動に伴って人員減となった分である。 1,138万3,000円の減ということである。 農林水産課長 6目農山村振興事業費の1、村上農村環境改善センター経費12万6,000円について は、空調操作盤圧力計及び換気扇の交換経費である。2の朝日有機センター経費133万円について は、堆肥散布機マニアスプレッター2台の腐食による修繕費経費である。2項1目、一番下になるが、 林業総務費職員人件費については9名分の人件費である。次に、3項1目水産業総務費職員人件費2 名分である。それから、3目漁港管理費の1、漁港管理一般経費は、寝屋漁港公園の電気水道料とト イレランプ等の修繕料である。2の漁港管理費職員人件費については1名分の調整である。 下水道課長  それでは、下水道課所管分についてご説明申し上げる。第6款4項1目の集落排水処 理施設費の繰出金である。説明欄をごらんいただきたいと思うが、集落排水事業特別会計のほうに 102万3,000円の繰り出しを行っている。繰出金の内容については、特別会計の歳出のほうで説明さ せていただく。以上だ。 商工観光課長 5目の工業団地費であるが、修繕料8万5,000円である。説明欄、工業団地経費で あるけれども、これは中浜工業団地にある農林水産加工公社の油分の分離用汚水ポンプが壊れたため、 1基取りかえるものである。続いて次のページ、36P、37Pをお開きください。7目の観光施設管 理費である。説明欄でみどりの里経費であるが、91万8,000円。これは、朝日みどりの里食堂の換 気設備の修繕工事である。ご承知のとおり昨今朝日みどりの里の食堂に大変人がいっぱい来ていただ いて、食堂もフル回転で操業しているので、修繕も換気扇も壊れてきたということで取りかえるもの である。その下、2番の村上市ふれあいセンター経費である。これは、機械器具購入費であって、 124万6,000円。内容としては、ワイヤレスアンプ、これはCDとカセットがついているワイヤレス アンプであるが、これの購入と、それから研修会議室のプロジェクターの一式を購入するものである。 以上である。 都市整備課長 それでは、土木費について説明させていただく。1項土木管理費の1目土木総務費で あるが、土木総務費職員人件費、これも人事異動に伴うものである。2項道路橋りょう費の1目道路 橋りょう総務費の需用費であるけれども、これは光熱水費270万円を増額させてもらっているが、 電力量の燃料調整額というふうなものに伴って増額となったものである。続いて、2目の道路維持費 である。説明欄のほうに道路対策事業経費のところであるが、歳入のところでも申したけれども、社 会資本整備総合交付金のシーリング減に伴って542万3,000円を測量設計等委託料で減ずるもので ある。それと、ごみ・危険物等収集委託料、これについては荒川にあるバスストップのトイレの処理、 それについて若干ふえて30万円を追加させていただいたというものである。説明欄の2の除雪対策 経費であるが、これについても若干であるが、社会資本整備総合交付金に基づいてやっているので、 23万2,000円の減となっている。3目の道路新設改良費であるが、これについても人事異動に伴う 人件費の減である。続いて、3項の排水路費のほう、次のページである。の2目排水路新設改良費、 説明欄のほうを見ていただきたいと思うが、これについても社会資本整備総合交付金のシーリング減 というふうなことで5,579万5,000円を減額させてもらっている。次の河川費のところだが、これ も説明欄のほうでご説明申し上げる。急傾斜地崩壊対策経費、山北の芦谷地区でやっている県事業に 対する負担金、これが若干ふえるということで95万円を追加させてもらうものである。続いて、都 市計画費、6項だが、1目都市計画総務費、これも人事異動に伴うものである。都市政策室が当初都 市整備課のほうにあったけれども、その室そのものが政策推進課のほうに移動したというふうなこと で大幅な減になっている。 下水道課長  それでは、下水道課所管分である。8款第7項下水道費になる。第1目の下水道整備 費の繰出金であるが、説明欄をごらんいただきたいと思う。これについては、事業費の精算見込みか ら下水道の特別会計のほうに繰出金を2,441万3,000円減額させていただいた。内容については、 特別会計のほうで説明させていただく。以上だ。 都市整備課長 続いて、8項の住宅費、1目住宅管理費であるけれども、住宅使用料の納付書の発行 システムにちょっと改修を伴った関係で、用紙を印刷する必要があったということで6万9,000円 を追加させてもらっている。次のページのほう行って、住宅管理費の職員人件費、これも人事異動に 伴うものである。以上である。 商工観光課長 5Pであるが、債務負担行為である。これ、二子島森林公園の指定管理料であって、 平成26年度から平成29年まで協定に基づく額である。その下、みどりの里一帯の指定管理料であ るが、これも平成26年度から平成29年度まで指定管理者との協定に基づく額である。以上である。 片野委員長  これから款ごとに質疑に行う。まず、歳入のほうからだ。 (「一緒でいいて」「全部一緒で」と呼ぶ者あり) 片野委員長  皆さん、お諮りする。全部一括でよろしいか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 片野委員長  ということであるので、一括して質疑を行う。 歳入、歳出、第2表 債務負担行為補正 (質 疑) 姫路  敏  37Pのみどりの里の経費あるのだけれども、朝日みどりの里あたりだと観光客がい っぱいこと来るので、すぐ直していくけれども、たまたまなのだけれども、海岸通りのところの板貝 の公衆トイレ、もうぼろぼろになっていてあれなのだけれども、ああいうあたりのというのは誰の管 轄でどういうふうになっているのだか。 商工観光課長 ご指摘の施設、そのほかの施設もあるけれども、商工観光課所管であって、平成27 年度に予算要求を今しているところである。 姫路  敏  副市長、みどりの里あたりだと本当にいつもこうやって出てくるのだけれども、そう いう見えないところでも結構観光客来ているところもあるし、ぜひそういうのを前向きに、山北の通 りだけれども、下海府の。よろしくお願いしたいのだが、いかがか。 副 市 長  トイレの整備については、かなり古くなったりまた海岸沿いであるので、老朽化もま た腐食も進んでいるということで、非常に苦情も寄せられている。今新年度予算の編成であるので、 その中で検討をさせていただく。 姫路  敏  以上だ。 竹内喜代嗣  33Pの一番上に出てくる委託料、負担金か、この中に出てくる1つは農業直接支払 交付金の環境保全型、これが有機農業に対してということで、従来支払われていたその畜産物を使っ た、畜産の豚ぷんとか牛ふんを使ってつくったような肥料については該当しないということだったの だが、畜産農家の方から耕畜連携が壊れるものだということで要望が上がっているかと思う。このこ とについて、担当課としてはどうお考えか。 農林水産課長 担当の係長から答弁させる。 農林水産課農業振興室係長 今ほどの環境保全型農業直接支払の部分で、有機農業ということだが、 耕畜連携の立場からいけば当然に推進していくべき内容だと思っております。この直接支払事業に関 してメニュー2本あって、そのうちの1本のほうとしては、化学肥料及び化学合成農薬の使用を地域 の環境から原則として5割以上低減する活動と炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用を組 み合わせた取り組みというメニューもあるので、堆肥の施用という形で取り組まれている事例も実際 にある。というわけでよろしいか。 竹内喜代嗣  朝日地区と神林地区に堆肥センターあるのだけれども、この堆肥が該当するのではな いかなと思うが、いかがか。わからなければわからないでいい。 農林水産課農業振興室係長 こちらについては、水稲なりの作物作付する側からの申請による事業な ので、どこの堆肥を利用しているかは個々のケースで異なってくるので、実際朝日の方、神林の方こ の事業取り組まれている方いらっしゃるが、その堆肥の出どころについては、ちょっと今手元になか ったので、こちらで確認しておきたいと思う。 竹内喜代嗣  同じ節で、農地中間管理機構の問題でお伺いしたいと思う。来年2月の期日までに従 来の小作契約を一旦廃止をして、農地中間管理機構を通したものにすれば補助対象になるということ を県の担当係長からもお聞きしてきたのだが、朝日地区では全面的にそれを推進しているというお話 あったが、私もほんの少しだけれども、小作を受けているのだけれども、情報が来ないが、これはど ういう方針でこうなっているのか、課長お願いする。 農林水産課農業振興室長 ただいまの質問についてお答えするが、農地中間管理機構へ貸し付けする ための協力金については3つの種類があって、1つは経営転換協力金という制度、経営をやめるから つくってくださいという制度と、あとは集落全体で取り組む地域集積協力金という制度、あとは耕作 者集積協力金、この3つの制度があって、多分委員ご質問なのは地域集積協力金のことで、集落ぐる みまたは地区ごとで取り組むことに関してのご質問だと思うが、今朝日地区で取り組んでいるのは、 ことし取り組んでいるのが薦川という集落である。そこの集落は、大変コンパクトな集落であって、 ほぼ8割くらいが集積を完了している集落で、その8割を集積したのを一旦機構のほうへ貸し出して、 機構からまた貸し出してもらうというようなコンパクトな集落で、ことしの今年度手を挙げたところ については、その薦川集落のみである。それで、来年度も引き続きこの制度を取り組む、あるのだが、 それが館腰地域がその地域集積協力金に取り組みたいということでこの冬をかけて話し合いをすると いうような段階になっている。他の地区についても、今後この冬場を利用して進めてまいりたいと考 えているので、そのような形で私どもは今スケジュールを組んでいる。以上である。 竹内喜代嗣  ぜひ情報提供はきちんと農家の皆さんにお願いする。続いて、37Pの道路維持費、 管理の問題で消雪パイプの水の出が悪くて困っているということで、もう神林の平林地区の方から、 区長さんから何回もお話し聞いているのだけれども、ちょうど私街頭宣伝しているところで消雪パイ プの試験をやっていたのだけれども、相変わらずちょろちょろ、ちょろちょろとしか出なくて、あれ では大雪が降ればもう対応できないのではないかなと思うのだが、こういった試験運転とそれに対応 したような改良というのはどんなふうに、平林の問題でお聞きする。よろしくお願いする。 都市整備課長 基本的なところを私のほうから説明させてもらいたいと思うが、11月にその電気関 係を通電させて調査をして、その結果に基づいて悪いところを見ていくというふうな作業のやり方だ。 それで、井戸が悪かったりポンプが悪かったりとかいろいろあるわけだけれども、それについても修 繕を加えていくというふうなことで、今回のように急に雪降ってなかなか、ちょっとまだ右往左往し たところもあったけれども、基本的には12月から開始できるようにということでは努めている。平 林の件について、ちょっと神林の産業建設課長のほうから。 神林支所産業建設課長 平林については、確かに水が出ないかと思うのだけれども、ことし調査やっ たのは別なところであって、湯ノ沢と宿田がとても井戸が崩落していて、中には二重ケーシングして ようやく現状に回復してきたということである。平林についても、年次計画的にそのようなことがあ るのではなかろうかと思われるので、調査して現状というか、もとどおりの水量に回復していきたい と考えているところである。 尾形 修平  では、1点だけお願いする。37P、道路対策事業経費のごみ・危険物等収集委託料、 先ほど課長から荒川のバスストップの仮設トイレのくみ取り料ということでお聞きしたのだけれども、 あれ設置しているのは国土交通省ではないのか。 荒川支所産業建設課長 荒川のバスストップの仮設トイレのことであるが、設置は国土交通省で、管 理は村上市が協定に基づいて荒川支所のほうで、私どもの課で管理している。 尾形 修平  あの施設に関しては、本来パーキングのところにトイレというのはできないけれども、 緊急避難的にやっているということなのだけれども、国土交通省と市の協定の中で将来的にあのまま 仮設トイレで置くような方向性で話は進んでいるのか。 都市整備課長 緊急避難的にやったのは確かなのだけれども、今後あそこについては、道の駅とかそ ういうふうなことではないのだけれども、パーキングとしてもう少し位置づけていこうということで、 正式なトイレも今後計画していきたいというふうな話は聞いているが、まだ具体的なところまでは聞 いていない。 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第149号のう ち当委員会所管分については、起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第5  議第154号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、       担当課長(下水道課長 中村則彦君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 下水道課長  それでは、議第154号 平成26年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第2号) である。その概要について説明させていただく。予算書の1Pからご説明する。第1条で歳入歳出予 算の総額から歳入歳出それぞれ2,280万円を減額して総額を44億6,740万円とした。第2条で債務 負担行為の補正、第3条では地方債の補正を行っている。それでは、歳入歳出の主なものについて説 明書によりご説明申し上げる。9P、10Pをお開きいただきたいと思う。歳入についてご説明させ ていただく。第3款1項1目の下水道事業費国庫補助金である。これは、下水道事業に伴う国の交付 金事業になるが、説明欄をごらんいただきたいと思う。1、社会資本整備総合交付金事業の交付金額 が確定したので、6,040万円を減額した。この予算額4億4,100万円に対して、今年度の交付決定額 が3億8,060万円であった。6,040万円、約14%に相当するが、縮減されて割り当てを受けたので、 減額補正させていただくものである。次に、第4款1項1目の一般会計繰入金である。事業の精算見 込みから一般会計からの繰入金2,441万3,000円を減額した。5款1項1目繰越金である。前年度 決算によって昨年度からの繰越金1,008万1,000円を追加している。6款は諸収入である。4項1 目の雑入である。9月に行われた確定申告によって873万2,000円の還付があったので、雑入に加 えさせていただいた。第7款1項は市債になる。1目下水道事業債である。事業費の減額によって、 下水道事業債の借入額3,360万円を減額させていただいた。2目は借換債である。資本費平準化債 の借りかえを行うために、こちらのほうは7,680万円を追加させていただいた。次に、歳出につい て説明させていただく。11P、12Pをお開きいただきたいと思う。歳出の第1款1項1目総務管理 費である。こちらも説明欄をごらんいただきたいと思う。1、公共下水道事業総務管理経費の消費税 については、こちらのほうも納付税額が確定したので、328万6,000円を減額させていただいた。2 の公共下水道事業職員人件費である。人事異動や給与改定によって、人件費37万9,000円を減額し た。2目施設管理費である。説明欄をごらんいただきたいと思う。1、公共下水道事業施設維持管理 経費については、浄化センターや管渠などの維持管理費になる。消耗品費270万円については、浄 化センターで使用する薬品の購入費が主なものになる。処理水量の増加などで薬品の購入費が不足す る見込みなので、追加させていただいた。これは、主に村上処理区である。次に、光熱水費1,100 万円については、電気料の不足料を追加計上した。この電気料の値上げによるものであるが、先ほど も話があったが、この電気料金の計算には燃料調整単価というふうな項目が含まれている。この単価 については、発電に使用する石油、LPGだ。これは液化天然ガスだ。これらの国際単価が変動する と、これによってこの単価も増減するわけであって、昨年度からこれらの燃料が大幅に上昇している。 このために電気料が値上げされたものである。次に、修繕料の210万であるが、これは浄化センタ ーポンプ場などの緊急対応の修繕費を追加させていただいた。計画修繕が1件26万円、不時修繕費 として184万円を計上させていただいている。次、工事請負費250万である。これは、下水道施設 の維持的な工事費を追加させていただくものであって、内容的には荒川地区の羽ケ榎ポンプ場がある が、そこの電気設備、これは停電時の軌道用のUPS装置である。電気がとまったときにバッテリー への切りかえを行うための設備であるが、故障のため入れかえを行うものである。次に、工事材料等 の購入費であるが、この70万円については、管渠の緊急修繕用の材料をストックするために直管あ るいはジョイントなどの材料を購入させていただくものである。次に、1款2項の1目下水道建設費 である。歳入でもご説明させていただいたけれども、補正の主な理由としては、交付金事業の減額に 伴うものである。内示のあった交付金額に合わせて事業規模の縮小あるいは組みかえを行って9,543 万7,000円を減額させていただいた。内容については、説明欄で説明させていただきたいと思うが、 1、公共下水道建設経費については、村上地区と荒川地区で整備を進めている公共下水道事業になる。 なお、荒川地区については、今年度ほとんど舗装のみの工事を行っている。その中で、測量設計等委 託料であるが、交付金の減額配分によって管渠の実施設計の委託範囲などを縮小して2,600万円の 減額を行った。次に、工事請負費である。工事請負費についても、配分された交付金内での事業規模 の縮小を行って管渠布設工事の施工区域を縮減して工事請負費2,500万円を減額している。当初予 算では、村上処理区の管渠整備延長を5.6キロメートルと説明していたが、これらの予算の縮小によ って900メートルほど少ない4.7キロメートルの今年度は施工延長になる見込みである。なお、今 後の工事の進捗に大きく与えるものではない。次に、補償金である。これは、下水道管の布設位置あ るいは布設延長の減少に伴って支障となる水道管あるいはガス管の布設替えの延長にも変更を生じた ので、埋設管の移転補償費3,000万円を減額させていただいた。次、2の公共下水道改築更新経費 については、下水道施設の長寿命化計画に基づく浄化センターやポンプ場管渠の改築や更新工事が主 なものになる。その中の測量設計等委託料である。この測量設計等委託料については、瀬波1号幹線 圧送管渠、これは瀬波の瀬波病院脇に保安林があるけれども、その保安林を横断して海岸のほうに汚 水を送る圧送管である。この管の老朽化に伴って布設替えのための実施設計を予定しているが、委託 業務の内容の見直しなどによって不用額700万円を減額している。次に、工事請負費である。これ は、マンホールぶたの更新工事であるが、こちらについても施工箇所を縮小して600万円を減額し た。3の公共下水道建設事業職員人件費である。こちらのほうも、人事異動や給与改定によって人件 費143万7,000円を減額したものである。次に、2款1項公債費であるが、13P、14Pをお開きい ただきたいと思う。第1目元金である。この元金については、資本費平準化債の償還金7,694万 1,000円を追加させていただいた。2目の利子である。利子の利子額の確定によって1,944万8,000 円を減額させていただいている。3款1項1目、最後になるが、予備費である。この予備費について は、予算書の端数調整などのために19万1,000円を流用し減額させていただいた。前のほうに戻っ ていただいて、4Pを再度お開きいただきたいと思う。第2表の債務負担行為の補正である。浄化セ ンターから発生する下水汚泥の処分場までの運搬と廃棄物処理についての債務負担行為になる。これ らの、これは平成27年度業務であるが、4月1日早々から業務される。そのために、入札による業 者選定を今年度内、平成26年度であるが、3月中に行う必要があるので、毎年債務負担行為をお願 いしているものである。なお、本業務については、平成27年4月1日に契約して1年間の履行期間 となっている。以上で説明を終わらせていただく。よろしくお願いする。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第154号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第6  議第155号 平成26年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、       担当課長(下水道課長 中村則彦君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) (「委員長、簡潔に説明をお願いしたいんです」と呼ぶ者あり) 片野委員長  下水道課長に申し上げる。要点を捉えて簡潔にお願いする。 下水道課長  それでは、簡潔に説明させていただく。1P目を省略させていただいて、8P、9P をお開きいただきたいと思う。歳入についてご説明させていただく。第3款1項の県支出金であって、 1項1目の集落排水事業県補助金である。これについては、起債償還に伴う県からの補助金であるが、 補助金額が確定したので、120万6,000円を追加した。次に、4款1項1目の一般会計の繰入金であ る。事業の精算見込みから一般会計の繰入金を102万3,000円を追加させていただいている。5款 1項1目の繰越金であるが、昨年度の決算によって繰越金167万1,000円を追加した。借換債であ るが、こちらのほうも資本費平準化債の借りかえを行うために550万円を追加させていただいてい る。10P、11Pをお開きいただきたいと思う。歳出になる。第1款1項1目の農業集落排水総務管 理費である。説明欄をごらんいただきたいと思う。こちらのほうの第1の農業集落排水事業総務管理 経費であって、消費税についてはこちらのほうも納税額が確定したので、必要額437万2,000円を 追加させていただいた。次は、集落排水事業の職員人件費であるが、省略させていただく。4目の農 業集落排水施設管理費になる。こちらは、集落排水施設の維持管理費になる。光熱水費であるが、先 ほど同様に燃料調整単価が大幅に上昇したので、450万円追加させていただいている。第2項の1目 農業集落排水建設費である。こちらのほうは職員人件費であるので、省略させていただく。次に、第 2款1項の公債費である。こちらのほうは、1目元金であるが、同様に資本費平準化債の借りかえ分 償還費558万8,000円を追加させていただいた。あわせて利子であるが、利子の確定によって256 万6,000円を減額させていただいている。予備費については、予算調整によるものである。以上で ある。よろしくお願いする。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第155号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第7  議第156号 平成26年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、       担当課長(水道局長 東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  では、予算書の1Pよろしくお願いする。第1条は、歳入歳出の予算の補正で、歳入 歳出予算の総額にそれぞれ100万円を追加し、総額を6億7,840万円とするものである。内容につ いては7P、8Pをお願いする。なお、8P、9Pについては、印刷に手違いあって大変申しわけな かった。議会の初日に差しかえをお願いさせていただいたので、よろしくお願いする。それでは、歳 入で第4款繰入金、1項1目一般会計繰入金を214万6,000円減額し、第5款繰越金では前年度繰 越金を128万2,000円増額、また第6款雑収入では186万4,000円を増額させていただくものであ る。なお、雑収入については、消費税の還付金140万6,000円及び福島原発事故に起因して平成25 年度に行った水道水の放射性物質の検査の費用の補償料45万8,000円である。次に、9、10Pをお 願いする。歳出で総務費1項1目一般管理費では、人事異動等に伴う職員人件費を120万4,000円 減額し、2目施設管理費では電気料を40万円、及び施設の不時修繕を370万6,000円増額お願いす るものである。あわせて、蒲萄地区の水道台帳作成業務委託料を216万円減額させていただくもの である。また、2款施設費、1項1目施設建設費では人事異動に伴う職員人件費を25万8,000円増 額させていただくものである。人件費の内容については、10Pの説明欄に記載してあるし、11Pか ら15Pに給与明細について記載してある。簡単だが、以上である。よろしくお願いする。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第156号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 ──────────────────────────────────────────── 日程第8  議第157号 平成26年度村上市上水道事業会計補正予算(第1号)を議題とし、担当       課長(水道局長 東海林則雄君)から説明を受けた後、質疑に入る。 (説 明) 水道 局長  予算書1Pをお願いする。第2条は、収益的収入及び支出の補正で、1款水道事業費 用、1項営業費用を401万7,000円減額し、収益的収支の予算を10億248万2,000円とするもので ある。第3条は、資本的収入及び支出の補正で、2Pを、次のページをごらんください。1款資本的 支出、1項建設改良費を8万5,000円増額し、資本的収支の予算を11億7,142万8,000円とするも のである。第2条及び第3条については、いずれも人事異動などに伴う職員人件費の補正である。人 件費の内容は、3Pから6Pの備考欄に記載のとおりである。次に、第4条は債務負担行為の補正で ある。内容については、現在水道局で使用しているコピー機を次年度以降の契約手続を行うために今 年度中に来年度の手続を行うためにお願いするものである。第5条については、議会の議決を得なけ れば流用できない経費で、職員給与を368万8,000円減額し、1億2,110万3,000円とするもので ある。給与明細については、7Pから11Pに記載のとおりである。以上である。よろしくお願いす る。 (質 疑) (「なし」と呼ぶ者あり) 〔委員外議員〕 (「なし」と呼ぶ者あり)  以上で質疑を終結し、討論を求めたが討論なく、起立による採決を行った結果、議第157号は、 起立全員にて原案のとおり可決すべきものと決定した。 〇以上で当委員会に付託された案件の審査を終了し、本委員会の報告を委員長に一任することを決  め閉会する。 委員長(片野鉄雄君)閉会を宣する。 (午前11時56分)