平成22年村上市議会第3回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年9月1日(水曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  報第 18号 継続費精算の報告について                      第 5  報第 19号 専決処分の報告について                       報第 20号 専決処分の報告について                       第 6  議第 95号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          議第 96号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          議第 97号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて          第 7  議第 98号 水槽付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について           議第 99号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について             議第100号 村上市過疎地域自立促進計画の策定について                   議第101号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について                  議第102号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について              議第103号 村上市ごみ処理場建設基金条例制定について                   議第104号 村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定について            議第105号 村上市民ふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定について         議第106号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について            議第107号 村上市営あらかわゴルフ場条例の一部を改正する条例制定について         議第108号 朝日まほろば夢農園条例制定について                      議第109号 荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定について              議第110号 老人いこいの家寿山荘条例の一部を改正する条例制定について           議第111号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について               議第112号 市道路線の認定について                            議第113号 市道路線の変更について                            議第114号 市道路線の廃止について                       第 8  議第115号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第2号)                 議第116号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)           議第117号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)            議第118号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)           議第119号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1号)         議第120号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)           議第121号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)          議第122号 平成22年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)             議第123号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)             議第124号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)    第 9  議第125号 平成21年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について              議第126号 平成21年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定について          議第127号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第128号 平成21年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定について         議第129号 平成21年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定について        議第130号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認定について      議第131号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について        議第132号 平成21年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                      議第133号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について       議第134号 平成21年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について          議第135号 平成21年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について          議第136号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      議第137号 平成21年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について         議第138号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について        議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計決算認定について                                                       〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        市民部税務課長    渡   邉   欽   也   君        市  民  部                   増   子   要   作   君        環境衛生課長        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     瀬   賀       功   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        監 査 委 員    種   部   義   秋   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    石   井   美   紀           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成22年第3回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成22年村上市議会第3回定例会を招 集いたしましたところ、議員皆様には公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがと うございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告3件、人事案件3件、契約の締結2件、計画の策定2 件、条例制定2件、条例の一部改正8件、市道路線の認定、変更及び廃止3件、補正予算10件、決算 認定16件の合わせて49件であります。いずれも重要な案件でありますので、よろしくご審議の上、原 案どおりご決定賜りますようお願い申し上げまして、招集のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、15番、小池晃君、25番、小野七五三君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いい たします。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。平成22年村上市議会第3回定例会の会期 日程及び議案の取り扱いを協議するため、去る8月25日午後1時半から市役所第1委員会室において、 委員7名、正副議長、3常任委員長、総務部長、総務課長、議会事務局長出席のもと議会運営委員会 を開催いたしました。その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日9月1日から9月29日までの29日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定、諸般の報告の後、即決事件の審議を行い、採 決をいたします。その後、残る議案の一括上程を行い、提案理由の説明を受けた後、各常任委員会へ 付託いたします。   6日、7日、9日の3日間は本会議を開催、一般質問を行います。   13日、14日は総務常任委員会、15日、16日は市民経済常任委員会、17日、21日は厚生文教常任委 員会、22日、24日は建設企業常任委員会をそれぞれ開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたしま す。   29日は本会議を開催、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行います。   なお、追加議案が上程された場合は当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。理事者提案議案、以下議案名について省略させて いただきますが、報第18号は単独上程とし、質疑の後、報告を終わります。   報第19、報第20号の専決処分の報告については一括上程、一括質疑の後、報告を終わります。   議第95号から議第97号までの人事案件については一括上程とし、一括質疑の後、討論を省略、起 立による採決といたします。   議第98号から議第114号までの購入契約締結、条例制定などの17議案については一括上程、一括 質疑の後、議第98号から議第102号までの5議案については総務常任委員会へ、議第103号から議第10 8号までの6議案については市民経済常任委員会へ、議第109号から議第110号までの2議案について は厚生文教常任委員会へ、議第111号から議第114号までの4議案については建設企業常任委員会へそ れぞれ付託いたします。   議第115号から議第124号までの10議案については一括上程、一括質疑の後、議第115号 平成22 年度村上市一般会計補正予算(第2号)については4常任委員会へ分割付託いたします。議第116号 については総務常任委員会へ、議第117号から議第119号までの3議案については市民経済常任委員会 へ、議第120号から議第124号までの5議案については厚生文教常任委員会へそれぞれ付託いたします。 議第125号から議第140号までの平成21年度各会計歳入歳出決算認定16議案については一括上程、 一括質疑の後、議第125号 平成21年度村上市一般会計歳入歳出決算認定については、4常任委員会 へ分割付託いたします。議第126号から議第127号までの2議案については総務常任委員会へ、議第12 8号から議第130号までの3議案については市民経済常任委員会へ、議第131号から議第136号までの6 議案については厚生文教常任委員会へ、議第137号から議第140号までの4議案については建設企業常 任委員会へそれぞれ付託いたします。   一般質問の通告は、8月27日の正午で締め切ったところ、14名の通告があり、先ほど会期のとこ ろで述べました3日間に本会議において質問を行うことといたします。   最後に、討論及び陳情に伴う意見書の提出期限は9月27日、その他の意見書提出期限は9月10日 のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会での協議内容と結果についての報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から9月29日までの29日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から9月29日までの29日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告を願います。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。第2回定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書の とおり、火災は建物火災1件、その他2件であります。   また、8月15日未明の大雨により、荒川地内で住宅の一部が床下浸水したほか、市道や林道等に 被害が発生いたしましたので、現在復旧に向けて準備を進めているところであります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   次に、去る7月20日、朝日地区の岩沢浄水場においてジ亜塩素酸ナトリウムの注入不足により、 浄水中の残留塩素濃度が基準値以下となる事故が発生しました。これは、浄水施設内でジ亜塩素酸ナ トリウム注入配管チューブが破損したことに加え、残留塩素濃度が低下したときに作動するシステム が誤設定で作動しなかったことにより、同日午前10時より一部給水区域にて、飲用制限の措置を行い、 同日午後5時25分に基準値以上の数値を確認し、飲用制限を解除したものであります。   地域住民の皆様には多大なご迷惑をおかけし、まことに申しわけなく、おわびを申し上げます。 関係職員に対しましては、厳重注意を申し渡したところであり、今後はこのような事故の未然防止に 向けた設備の点検を徹底するなど、施設の管理により一層努めてまいりたいと考えております。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、諸般の報告を終わります。                                              日程第4 報第18号 継続費精算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、報第18号は継続費精算の報告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第18号についてご報告申し上げます。   本件は、継続費精算の報告についてであります。神林地区の統合保育園、みのり保育園の建設事 業が完了いたしましたので、精算の上、これを報告するものであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第5 報第19号 専決処分の報告について      報第20号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、報第19号及び報第20号は、いずれも専決処分の報告についてであ ります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第19号及び報第20号についてご報告申し上 げます。   これらは、いずれも議会の委任事項であります損害賠償を専決処分したものであります。事故の 状況については記載のとおりであり、報第19号は相手方車両が市道本小須戸5510号線を走行中、道路 を横断する側溝の上を通過した際、側溝にかかるグレーチングが持ち上がり、車両底部を損傷させた ものであります。   報第20号は、市道牧ノ目線において、相手方車両が対向車とすれ違うため、道路左側に寄った際、 路肩の陥没部分に左前輪部が落ち。左前タイヤを破損したものであります。いずれも示談が成立し、 このたび報告するものであります。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。 2件とも道路等の当然整備されていなければならない個所に対してのこの損害賠償専決処分の対 象場所になっております。   職員も少なくなって、こういう部分をパトロールするという体制も非常に厳しくなってはいるの だろうと思うのですが、その点ではどんなふうな体制になっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) お答えします。   各支所によって職員の数も違いますので、均一にはしてございませんが、当村上支所につきまし ては日中、月2回、夜間は月1回のパトロールを定期的に行って、未然に防ぐようには努力はしてい るのでございますけれども、なかなか今回のところにつきましては見つけられなかったということで ございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 月2回、そこに住んでいる人のほうが意外と、ここ危ないかなと気づくのだ と思うのです。   それで、そこに住んでいる方々、例えば住民の方、区長さん等、そこに住んでいる人がここ危な いぞ、危険だぞというような気づいたときに、迅速に担当部に、あるいは支所の担当部署に連絡が行 くような体制とかシステムみたいなのはどんなふうになっているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 地元の方、区長さんから連絡入った場合は、現場確認の上、すぐ 対応するということになっていますので、迅速に対応はしてございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ここのこの場所危ないですよと連絡が来れば、当然そこは直すでしょう。で すけれども、何かの機会に危ないような箇所は、もしお知らせくださいというような呼びかけを常に やっぱりしておくことが、道路の管理は市なのだというのを意識を変えて、住民の皆さんも危ない場 所は早急に連絡をする。そして、すぐに直してもらうというような意識の共有というのでしょうか、 ちょっと表現間違っているかもしれませんが、そういうのがより一層これから求められていく。そう すれば、このような損害賠償というようなことも減っていくのではないかなというふうに思いますが、 いかがなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 十分研究させていただきたいと思います。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第6 議第95号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第96号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて      議第97号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第95号から議第97号までの3議案は、いずれも人権擁護委員の 推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第95号から議第97号までの3議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらはいずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。本市区域に置 かれております人権擁護委員のうち、お二人が平成23年3月31日をもって任期満了となりますので、 議第95号においては加藤登代氏を適任と考え、引き続き推薦するものであり、また議第96号において は大平寅雄氏の後任について加藤紘教氏を適任と考え、推薦するものであります。   議第97号においては、本年12月31日をもって任期満了となります小野良子氏の後任について、佐 藤八重子氏を適任と考え、推薦するものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、起立により順次採決いたします。   最初に、議第95号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第95号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第96号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第96号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第97号を採決いたします。   本件は同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第97号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第7 議第 98号 水槽付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について 議第 99号 消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結について      議第100号 村上市過疎地域自立促進計画の策定について      議第101号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について      議第102号 村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定について      議第103号 村上市ごみ処理場建設基金条例制定について      議第104号 村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定について      議第105号 村上市民ふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定につ             いて      議第106号 村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定について      議第107号 村上市営あらかわゴルフ場条例の一部を改正する条例制定につ             いて      議第108号 朝日まほろば夢農園条例制定について      議第109号 荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定について      議第110号 老人いこいの家寿山荘条例の一部を改正する条例制定について      議第111号 村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定について      議第112号 市道路線の認定について      議第113号 市道路線の変更について      議第114号 市道路線の廃止について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第98号から議第114号までの17議案についてを一括して議題と いたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第98号から議第114号までの17議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。 最初に、議第98号の消防署配備の水槽付ポンプ自動車の購入契約の締結についてであります。購 入予定の水槽付消防ポンブ自動車は、添付資料にお示しのとおりであり、このたび消防署に配備の消 防ポンプ自動車が更新時期を迎えるためのものであります。   入札に当たっては、専門的で特殊な技術を要することから、消防ポンプ専門メーカー5社による 通常型指名競争入札を8月5日に執行し、株式会社宮島工業所と4,987万5,000円で契約しようとする もので、同日仮契約を締結したものであります。   次に、議第99号は村上市消防団に配備する消防用ポンプ積載車等消防物品の購入契約の締結につ いてであります。購入予定の消防物品については、添付資料にお示しのとおりであり、購入車両は軽 積載車8台であり、このほか小型動力ポンプ3台を予定しております。これらは、更新時期を迎えた もののほかに、軽積載車については神林地区で2台、山北地区で1台の合わせて3台が新規の配備と なります。   入札に当たりましては、消防ポンプ専門メーカー5社による通常型指名競争入札を8月12日に執 行し、株式会社宮島工業所と3,754万8,000円で契約しようとするもので、同日仮契約を締結したもの であります。   次に、議第100号の村上市過疎地域自立促進計画の策定についてであります。本市は、市町村合 併に伴い、市全域が過疎地域の指定を受けておりましたが、平成22年4月1日をもちまして過疎地域 自立促進特別措置法が一部改正され、法の執行期限が6年間延長されることとなりました。これに伴 い、村上市過疎地域自立促進計画を新たに作成し、地域の総合的かつ計画的な対策を実施するととも に、過疎対策事業債等の財政支援を得るものであり、計画作成に当たっては県と事前協議を行い、同 意を得ております。なお、計画期間は平成27年までの6カ年となっております。   次に、議第101号の村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。辺地総合整備計 画は、辺地に係る公共施設総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の適用を受けるために 必要となる計画であり、平成20年度に13地区、平成21年度に1地区について計画を定めたところであ ります。本年度において雷、荒川、薦川、中継、中津原、今川、板貝及び越沢地区の8地区において、 簡易水道施設整備事業を予定しており、優良債であります辺地債を活用するため、同法第3条第1項 に基づき、当該地区の辺地総合整備計画の策定及び一部変更を行うものであります。   なお、計画策定に当たっては事前に県との協議を行い、同意を得ております。   次に、議第102号の村上市火災予防条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 総務省令の改正及び権限移譲により、一部改正を行うもので、改正の内容についてでありますが、1 点目は新たに対象火気設備等として、固体酸化燃料電池を位置づけ、固体燃料電池による発電設備の 位置、構造及び管理の基準を加えるものであります。   2点目は、特定共同住宅等における必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等 に関する省令の一部を改正する省令の施行に伴い、同省令との整合性を図るためのものであります。   3点目は、平成20年10月に発生した大阪市浪速区の個室ビデオ店の火災を踏まえ、個室型店舗で 遊興に供する個室に避難管理を義務づけるものであります。   4点目は、村上市が煙火消費に係る許可事務を新潟県から平成22年4月1日に権限移譲を受けま したが、消防事務委託を受けている関川村及び粟島浦村については権限移譲を受けていないことから、 2村内での煙火の消費については従来どおり新潟県知事の許可を受ける者が消防長に届け出をする義 務が生じることになりますので、適用外とするものであります。   次に、議第103号の村上市ごみ処理場建設基金条例制定についてであります。新ごみ処理場の建 設には多額の財源が必要となることから、これを基金に積み立て、健全な財政運営に資するため条例 を制定するものであります。   次に、議第104号の村上市企業設置奨励条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、産業を振興し、雇用の増大を図るため、市内に工場または事務所を設置した場合に行う奨励措 置の要件を緩和し、今以上に企業誘致を含めた企業の設備投資を促進させ、雇用を生み出すことを目 的に改正を行うものであります。   次に、議第105号の村上市民ふれあいセンター条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。本案は、センターの催し物がない日の開館時間を変更するとともに、使用料の利用区分を時間単 位に改め、利用者が施設を利用しやすくするというものであります。   次に、議第106号の村上市蒲萄スキー場条例の一部を改正する条例制定についてであります。本 案は、スキー場の利用者の減少により、ロッジの売り上げも年々減少しており、運営が困難な状況で ありますので、使用料を改めるとともに、乗車運賃表のシーズン券につきましても駐車料金が加味さ れたものであったことから、現状に合わせた料金に改正しようとするものであります。   次に、議第107号の村上市営あらかわゴルフ場条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。本案は、本年度から指定管理者制度に移行する予定の施設でありますが、利用料金制の導入に当 たり一部条例の改正が必要なことから提案するものであります。   次に、議第108号の朝日まほろば夢農園条例の制定についてであります。恵まれた自然環境の中 で農業体験等を通じて定住や地域の活性化につながる交流人口の拡大と既存施設のさらなる利用増進 を図るため、モデルケースとして朝日みどりの里に隣接したクラインガルテン計画の具現化を進めて きたところであります。このため本案は、平成23年4月から開設予定の農園を使用させるために条例 を制定するものであります。   次に、議第109号の荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案は、 荒川いこいの家を平成23年度から指定管理者制度を導入するに当たり、現行条例に指定管理者による 管理と指定管理者が行う業務等について、新たに条文に明記する必要があるため、条例の一部改正を 行うものであります。   次に、議第110号の老人いこいの家寿山荘条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、老人いこいの家寿山荘を平成23年度から指定管理者制度を導入するに当たり、現行条例に指 定管理者による管理と指定管理者が行う業務等について、新たに条文に明記する必要があるため、条 例の一部改正を行うものであります。   次に、議第111号の村上市営住宅条例の一部を改正する条例制定についてであります。市営坂町 住宅は、築後48年が経過し、老朽化が進んでおりますが、この住宅は耐用年数が過ぎた平成8年から 空き家となった住宅を用途廃止してきたところであります。本案は、平成21年度に空き家が生じまし たので、同様の措置をとるため、条例の改正を行うものであります。   次に、議第112号の市道路線の認定についてであります。本案は、荒川地区で道路用地の寄附を いただいた1路線と、日本海東北自動車道の整備で整備された側道1路線、国道113号、荒川道路の 整備に伴う4路線、計6路線を新たに市道認定しようとするものであります。   次に、議第113号の市道路線の変更についてであります。本案は、荒川地区で国道113号、荒川道 路の整備に伴い設置された側道に接続する市道の路線延長の変更及び起終点の変更であり、7路線を 変更しようとするものであります。   次に、議第114号の市道路線の廃止についてであります。本案は、荒川地区で国道113号、荒川道 路の整備に伴い機能しなくなった1路線を廃止しようとするものであります。   以上のとおりでありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し 上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) おはようございます。第102号の村上市火災予防条例の一部の改正なのです が、消防長のほうにちょっとお聞きします。   この第37条の3という中に、これらに類する施設を含むという文言が出てきておりますけれども、 この類する店舗というのは、例えばスナックですとか飲食店なども含むということの解釈でよろしい のでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 消防長。 〇消防長(小川利栄君) あくまでも個室扱いの施設ということになりますので、飲食店等は含みま せん。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それで、同じ37条の中に外開き戸のうち、避難通路に面するものにあっては 開放した場合において自動的に閉鎖するという文言が出てきておりますけれども、これは防火戸とい うことではなくて、出入り口の戸、いわゆる外開き戸が自動ドアでないとだめだということを意味す るものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 消防長。 〇消防長(小川利栄君) 基本的には自動的に閉まる方式のものを指導してまいりますけれども、こ れでない、つまり避難が容易にできればいいということでございますので、自動的に閉まらないドア については、その反対外のあいているスペースが避難できるような状態であれば、自動閉塞しなくて もいいという決まりがございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 続いて、105号の村上市民ふれあいセンター条例の一部改正なのですが、こ の別表にあります新しい料金の改正ということになっているわけですけれども、旧の料金表には全館 利用料金の掲示がされておりまして、今回の新料金表にはその全館利用という部分がないようなので すが、全館利用の場合はこの各部屋の施設、全部の合計が全館利用となるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) そのようになります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 108号なのですが、朝日まほろば夢農園条例制定について。これは、1区画 3万円でいわゆる開放というか、農業をするのに開放していくということなのです。募集方法はどう いうふうに、ここにのっていないみたいですけれども、どんなふうにやっていかれる予定ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) この条例が通りましたら、来年の4月から一応開園予定でございま すので、これから、10月以降、インターネット等で募集かけていきたいと。あと、周知も、チラシと かつくりながら周知していきたいというふうに思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) この募集の発信場所は、村上市内なのでしょうか。何かチラシつくると、全 国版のチラシつくるのですか。その辺よくわからないのですけれども。とりあえず3万円で、年間の 1年間契約をするという、これ意味合いですよね。   それで、12月から3カ月間ですか、休むと、休園にするのだということの方針でしょうけれども、 募集方法を間違えると、どういうことかというと、商売に利用するということはないでしょうけれど も、そこで農作業しているわけですから、その辺いかがなものかなとは思うのですけれども。区画数 はどのぐらいあるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 18区画ございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   来られる方、あと住まいは。これも書かれていないですけれども、条例に。住まい。いわゆる都 会からの人を持ってきて、そこで農作業をしていただいて、そしてできれば、たしか前に聞いたのは 朝日のほうに泊まるところありますよね。そこにあいているときは泊まっていただいてというような 形でいくのか。それとも猿沢の集落地域に根づいたような形で空き家を利用した中で、そこに住まれ ていくのかという部分はいかが、この条例の中ではどういうふうになっていますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 泊まる場合は、みどりの里の休養施設を利用していただくというこ とでございまして、そういうことでございます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第98号から議第114号までの17議案については、議案付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第8 議第115号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第2号)       議第116号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)      議第117号 平成22年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)       議第118号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)      議第119号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1             号)                                議第120号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議第121号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)      議第122号 平成22年度村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)        議第123号 平成22年度村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)        議第124号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1             号)                           〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第115号から議第124号までの10議案は、いずれも平成22年度各 会計補正予算についてであります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第115号から議第124号までの10議案につい て一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成22年度の村上市一般会計及び特別会計の補正予算であります。議第115号は、村上 市一般会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億3,840万円を追加し、 予算の規模を308億2,300万円にしようというものであります。   初めに、主な歳入から申し上げます。歳入の第15款県支出金では、森林林業木材産業づくり交付 金4,933万3,000円減額したのをはじめ、主要の調整を行い、3,707万7,000円減額いたしました。   第19款繰越金において、前年度繰越金5億818万7,000円を追加し、第21款市債では臨時財政対策 債5,000万円を追加いたしました。   続きまして、主な歳出を申し上げます。第2款総務費では、電算業務委託料等2,192万1,000円を 追加し、第3款民生費では児童扶養手当など2,093万9,000円を追加いたしました。   第6款農林水産業費では4,465万3,000円減額し、第7款商工費では観光案内看板等1,105万円追 加し、第8款土木費で道路対策経費など1,379万8,000円追加し、第10款教育費では1,020万8,000円を 追加し、第13款諸支出金を新ごみ処理場建設基金として5億円追加いたしました。   第2表、債務負担行為では、社会福祉法人村上岩船福祉会関係の建設資金借りかえ分などを追加 いたしました。   第3表、地方債補正は、臨時財政対策債、限度額の変更であります。   次に、議第116号は村上市情報通信事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ334万2,000円を追加し、予算規模を14億364万2,000円にしようとするものであります。   補正の主なものは、歳入では第1款繰越金334万2,000円を増額しました。   歳出では、第1款総務費280万円、第5款予備費54万2,000円を増額いたしました。   次に、議第117号は村上市みどりの里特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ269万1,000円を追加し、予算の規模を2億3,889万1,000円にしようとするものであり ます。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金を109万5,000円、第4款繰越金を159万3,000円それぞ れ追加いたしました。   歳出では、第2款事業費で需用費の修繕料から工事請負費への組み替え等により267万9,000円を 追加いたしました。   次に、議第118号は村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ68万1,000円を追加し、予算の規模を3,388万1,000円にしようというものでありま す。   補正の主なものは、歳入では第4款繰越金を68万1,000円追加いたしました。   歳出では、第1款総務費で作業路路面改修工事費で68万1,000円追加いたしました。   次に、議第119号は村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出 予算の総額にそれぞれ95万2,000円を追加し、予算の規模を5,755万2,000円にしようとするものであ ります。   補正の主なものは、歳入では第3款繰入金を82万7,000円、第4款繰越金12万5,000円をそれぞれ 追加いたしました。   歳出では、第1款ゴルフ場管理費95万2,000円を追加いたしました。   次に、議第120号は村上市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ810万円を減額し、予算の総額を73億1,290万円にしようというものであります。   補正の主なものは、歳入では第1款国民健康保険税で平成22年度の国民健康保険税本算定が確定 したことにより、5,016万8,000円減額し、14億5,091万9,000円とするものであります。   第4款国庫支出金では、平成21年度療養給付費負担金の実績精算などにより、287万7,000円増額 し、17億8,152万円とするものであります。   第5款療養給付費等交付金では、退職者医療加入者の減少により、5,832万1,000円減額し、4億 903万7,000円とするものであります。   第7款県支出金では、県財政調整交付金支援分の保健事業交付見込みにより、235万4,000円増額 し、2億8,006万2,000円とするものであります。   第11款繰越金では、平成21年度の決算処理により、前年度からの繰越金を9,516万円とするもの であります。   歳出の主なものは、第2款保険給付費では退職被保険者の減少により、療養給付費が減少するこ と等により、2,921万7,000円減額し、50億1,239万5,000円とするものであります。   第3款後期高齢者支援金等では、平成22年度後期高齢者支援金納付額確定通知に基づき151万8,0 00円増額し、7億5,984万3,000円とするものであります。   第5款老人保健拠出金では、平成22年度老人保健拠出金拠出額確定通知に基づき26万4,000円増 額し、206万6,000円とするものであります。   第11款諸支出金では、平成21年度療養給付費交付金の精算確定により、1,927万円増額し、3,327 万4,000円とするものであります。   次に、議第121号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。歳入歳出予 算の総額にそれぞれ440万5,000円を追加し、予算規模を6億3,231万円にしようというものでありま す。   歳入の主なものとしては、第4款繰越金で、前年度出納閉鎖期間に収納した保険料を含む繰越金 440万3,000円を計上いたしました。   歳出では、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で、前年度出納閉鎖期間中に収納し、繰り越し した保険料を広域連合に納付するため160万1,000円追加いたしました。   第4款諸支出金で一般会計返納分として280万4,000円を追加いたしました。   次に、議第122号は村上市老人保健特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ345万7,000円を追加し、予算規模を595万7,000円にしようとするものであります。   補正の主なものとしては、歳入では第5款繰越金で345万5,000円計上いたしました。   歳出では、第3款諸支出金で、平成21年度の医療費等の実績報告に基づき社会保険診療報酬支払 基金へ324万2,000円返還し、一般会計へ21万5,000円を繰り出すため、合わせて345万7,000円を追加 いたしました。   次に、議第123号は村上市介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総 額にそれぞれ5,066万8,000円を追加し、予算の規模を63億3,866万8,000円にしようとするものであり ます。   歳入では、第9款の繰越金に5,066万8,000円を追加し、歳出では第6款の諸支出金に前年度の介 護給付費及び地域支援事業交付金の額の確定による国、県支払基金への返還金5,066万8,000円を追加 いたしました。   議第124号は、村上市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ1,238万6,000円を追加し、予算の規模を7,208万6,000円にしようとするものであり ます。   歳入では、第2款の繰入金に一般会計からの繰入金63万6,000円を、第3款の繰越金に前年度の 繰越金1,175万円を計上いたしました。   歳出では、第2款のサービス事業費の上海府デイサービスセンター運営事業経費に63万5,000円 を追加し、第4款の諸支出金に一般会計繰出金として1,175万1,000円を計上いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これは、3常任委員会に分割して審査されるわけですので、それはそれでい いのでしょうけれども。私も別な委員会ですので、担当委員会ではないので、1点だけお聞きしてお きたいところがございますが、一般会計の補正の20ページ、森林林業木材産業づくり事業経費5,433 万3,000円とございます。減額でございますが。これは、スギトピアさんへの具体的な補助金という ことで4月に決めたものが、今要らないというか、でき上がったという。私ちょっと協議会欠席した もので、その内容をちょっと把握し切れていないところもありますが、どういう内容なのか、ちょっ とお聞かせ願いますか、簡潔に。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 簡潔に申し上げますが、姫路議員にはその資料は渡っておりました でしょうか。 〇16番(姫路 敏君) はい。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) それで、21年度事業の中で、22年度と23年度の事業分を21年度の事 業で一部賄えたものと、あと自力で、中古とか、現在あるものを補修して賄ったということで22年度 分の事業が必要なくなったということが、簡単に言いますと、そうなのですけれども。   それで、21年度分の乾燥機が一番大きなものなのですけれども、その乾燥機が容量を大きく変更 したために、22年度分、23年度分の事業についてもしなくてもよくなったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 協議会で話すのと、ここで話すのでは、きちんと議事録残りますから、全く 違いますから、同じこと話してもらわなければいけないのですが。   これ、もう一つは、再生計画のときは雇用計画も一緒にあわせ持って、ことしの10月で34名とい うことを打ち出しておりますが、この辺のところもやっぱり補助金支出するに当たっては把握してい っているのだろうとは思いますが、今現在何名ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 再生計画の中では、22年10月までで34人ということだったのですが、 22年の7月31日現在で34人ということになりました。それで計画をカバーしたということでございま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、雇用計画は達成されているという考え方でよろしいですね。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) はい。 〇16番(姫路 敏君) わかりました。   ほかの委員会なので、しゃべる機会がもうこれでないので、一応聞いておこうかと思いましたけ れども。ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 産業観光部長、前回協議会で説明された、今姫路議員のその話に若干私も質 問させていただきたいなと思うのですが。きょうの朝になりまして、私書箱の中にその資料の訂正に ついてのおわびということで入ってきました。委員会でもありますし、一般質問でもこれのことにつ いて取り上げている方が数名いらしゃいますので、余り本会議でどうかなとは思ったのですが、この 質問は私が前回全員協議会でしたことですので、若干質問させていただきます。   あの日にこの型の質問をしなければ、きょうこのおわび状なんていうのは多分出てこないと思い ます。スルーして。部長、この21年度にもうつけた機械に関しまして、一応市でも補助金を出してい るわけですから、担当課としては見に行ったり、確認しているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 品番、確認に行ってまいりました。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 品番を確認に行って、それで見に行って、全員協議会に出した資料が全然品 番が違いましたなんて、こんなふざけた話はないでしょう。ましてこの資料の第1の間違いがこの訂 正にもちゃんとこれうたわれているではないですか。平成23年、整備予定を含めた乾燥能力に計画変 更。その23年に何をしようとしているかというと、そのSKD―200型というものを4機つけようと いう計画を23年度にしているという計画になっているのです。それを含めた計画をやりましたので、 今回はいいですということは、その200型を入れたということなのでしょう。これをまた350型に戻し ているということは、これは前の計画に戻っているじゃないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 最終的に350型を4機入れたと、そういうことでござい ます。 〇3番(本間清人君) ちょっと待って、もう一回。最終的にというのはどういうことですか。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) いいえ、変更計画の資料にあるように、当初全員協議会 で説明したときには、資料で200型になっていたのですが、訂正で350型4機ということでその品番が 全員協議会で間違っていたということで訂正をさせていただいたわけでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) これは、ちょっと最後なので、余りそのことばかり本当は質問したくなかっ たのだけれども。23年度の変更、整備予定を含めた乾燥能力に計画変更しましたという、わざわざ米 印ありますよね、その下に。では、その23年当初の計画ですよ。その23年の当初の計画には、その20 0型を4機入れる計画になっているわけではないですか。だから、これを含めた計画が前倒しで21年 度でやってしまいましたので、22年度は予算いりませんよということを言っているのでしょう。そう したらこの350型を入れたのではなくて、200型というのを4機入れたので正解なのではないですかと いう。それも確認しに行っていないのですかと言っているのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 部長答えてください。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 本当にこれ転記間違いだったものですから、計画変更してこの機種、 350型を入れたということでございまして、そういう最初にその200型を入れたということではなくて、 本当に転記間違いをしたということでございますので、ご理解いただきたい。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 3問終わりましたのであれですけれども、これは委員会等にも付託されます し、またそこでも審議されるでしょうけれども、ぜひ所管の委員長、副委員長等もこの機械導入に関 しまして、補助金も出ていますし、現地の確認をぜひお願いしたいなと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) すみません。ちょっと伺います。   この補助金の申請というのは、あらかじめ最終的に実績の検査を終わって、それから補助金のそ のものは申請された相手に支払われるのですよね。補助金の流れ、ちょっと確認したいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 市の検査が通った段階で補助金の支払いはできることに なっております。   県の工事検査が7月28日でございます。それから、事務検査につきましては8月30日の検査日で 県のほうに検査していただいております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そうしますと、市と県の検査が終わって、県の事務検査も終わって、そして 実質的にこの補助金は、この補正が通った臨時議会後にこのお金は支払われるのですか。それとも既 に相手に支払われているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 今の補正については、22年度の事業の補正でございます ので、21年度の事業については補正しておりませんので、現有予算で繰り越す予算から支払いさせて いただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ちょっと質問が私間違えましたが、ですから平成21年度のこの3億分、これ の実質的に申請した相手企業への、スギトピアへの支払いはされたのか。されたとしたらいつ支払わ れたのか。それ、確認したいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) いついつという資料、ちょっと持ち合わせていないので すけれども、支払いしていると思います。 〇22番(相馬エイ君) 聞こえないの。ちょっと大きい声ではっきり答えなさい。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 支払いしております。 〇議長(佐藤宮吉君) もう少し明快に答えてください。   産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 支払い日については、後で確認して報告します。支払いはしており ます。 〇22番(相馬エイ君) 何で日にちもわからないで本会議に臨むのですか。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第115号から議第124号までの10議案については、予算付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時03分  休 憩                                                        午前11時16分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第125号 平成21年度村上市一般会計歳入歳出決算認定について         議第126号 平成21年度村上市土地取得特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第127号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第128号 平成21年度村上市みどりの里特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                議第129号 平成21年度村上市蒲萄スキー場特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第130号 平成21年度村上市あらかわゴルフ場特別会計歳入歳出決算認             定について                             議第131号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第132号 平成21年度村上市国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算             認定について                            議第133号 平成21年度村上市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定             について                              議第134号 平成21年度村上市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第135号 平成21年度村上市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい             て                                 議第136号 平成21年度村上市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認             定について                             議第137号 平成21年度村上市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ             いて                                議第138号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第139号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定に             ついて                               議第140号 平成21年度村上市上水道事業会計決算認定について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第125号から議第140号までの16議案は、いずれも平成21年度各 会計決算認定についてであります。   これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第125号から議第140号までの16議案につい て、一括して提案理由のご説明を申し上げます。   本件は、平成21年度村上市一般会計及び各特別会計の決算認定についてであります。上水道事業 会計を除く平成21年度の村上市一般会計及び各特別会計については、平成22年5月31日に出納を閉鎖 し、会計管理者によって決算が調整された上、市長あて提出されました。地方自治法第233条第2項 の規定により、決算書を監査委員の監査に付したところ、8月24日に決算審査意見書が市長に提出さ れましたので、この審査意見書を添付して議会の認定をお願いするものであります。   最初に、議第125号は、一般会計の決算であります。歳入総額331億5,034万5,227円、歳出総額31 9億7,617万1,728円で、差し引き11億7,417万3,499円を翌年度へ繰り越しました。   なお、繰越明許費繰越額2億167万8,336円及び事故繰り越し繰越額1,972万9,000円を差し引いた 実質収支額は9億5,276万6,163円であります。   議第126号の土地取得特別会計決算は、歳入総額、歳出総額ともに38万4,930円であります。   議第127号の情報通信事業特別会計決算は、歳入総額1億2,334万2,729円、歳出総額1億1,999万 9,163円で、差し引き334万3,566円を翌年度へ繰り越しました。   議第128号のみどりの里特別会計決算は、歳入総額2億3,956万7,637円、歳出総額2億3,787万3, 732円で、差し引き169万3,905円を翌年度へ繰り越しました。   議第129号の蒲萄スキー場特別会計決算は、歳入総額3,077万9,663円、歳出総額3,009万7,511円 で、差し引き68万2,152円を翌年度へ繰り越しました。   議第130号 あらかわゴルフ場特別会計決算は、歳入総額5,183万7,793円、歳出総額5,171万912 円で、差し引き12万6,881円を翌年度へ繰り越しました。   議第131号の国民健康保険特別会計決算は、歳入総額72億6,523万6,109円、歳出総額71億7,007万 5,266円で、差し引き9,516万843円を翌年度へ繰り越しました。   議第132号の国民健康保険診療所特別会計決算は、歳入総額1,866万5,829円、歳出総額1,823万86 7円で、差し引き43万4,962円を翌年度へ繰り越しました。   議第133号の後期高齢者医療特別会計決算は、歳入総額6億969万3,990円、歳出総額6億529万52 2円で、差し引き440万3,468円を翌年度へ繰り越しました。   議第134号の老人保健特別会計決算は、歳入総額1,302万840円、歳出総額956万5,691円で、差し 引き345万5,149円を翌年度へ繰り越しました。   議第135号の介護保険特別会計決算は、歳入総額61億295万9,088円、歳出総額59億9,497万3,522 円で、差し引き1億798万5,566円を翌年度へ繰り越しました。   議第136号の介護サービス事業特別会計決算は、歳入総額7,562万9,839円、歳出総額6,387万9,46 6円で、差し引き1,175万373円を翌年度へ繰り越しました。   議第137号の下水道事業特別会計決算は、歳入総額50億9,755万8,479円、歳出総額50億7,202万6, 460円で、差し引き2,553万2,019円を翌年度へ繰り越しました。   議第138号の集落排水事業特別会計決算は、歳入総額19億5,524万566円、歳出総額19億4,032万8, 211円で、差し引き1,491万2,355円を翌年度へ繰り越しました。   議第139号の簡易水道事業特別会計決算は、歳入総額7億8,155万358円、歳出総額7億5,704万1, 516円で、差し引き2,450万8,842円を翌年度へ繰り越しました。   なお、繰越明許費繰越額607万1,600円を差し引いた実質収支額は1,843万7,242円であります。   議第140号は、上水道事業会計決算であります。事業年度終了後、決算を調整して、これを監査 委員の監査に付したところ、平成22年8月20日付をもって監査委員から決算審査意見書が提出されま したので、この意見書を付して議会の認定をお願いするものであります。   業務量は、給水量651万9,681立方メートルとなり、対前年比19万9,526立方メートル、3.2%の増 となりました。経営状況は、税抜き損益計算では総収入で9億4,135万9,070円、総費用7億8,927万4, 068円となり、差し引き1億5,208万5,002円の当年度純利益を計上しました。資本的収支では、企業 債、工事補償金等による収入額3億9,391万5,278円に対し、建設改良費に7億523万7,844円、企業債 の償還金に2億6,122万608円、支出全体で9億6,645万8,452円となり、差し引き5億7,254万3,174円 の不足となりました。この不足する額を当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,754万1,349 円、過年度分損益勘定留保資金4億4,751万1,585円、当年度分損益勘定留保資金9,749万240円で補て んをいたしました。   以上、16の会計の決算内容につきましては当初予算、あるいは補正予算の審議の際にご説明申し 上げました事項を議決の趣旨に沿って忠実に執行し、事業の効率的な運営に努めながら、諸施策の積 極的な展開を図って市政の着実な進展に成果を上げてきたところであります。   よろしくご審議の上、原案どおり認定を賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   21年度の決算が終わったわけですが、当初予算がつくられるとき、収納率等、推測して予算書が 提出されているわけですけれども、今回の決算を終えられて、市税の状況が現実的には厳しい状況に なっております。   そこで、具体的にちょっとお伺いしたいのですが、21年度の市税全体の収入未済額が4億5,700 万ございます。   そこで、このような大きな収入未済額が生じたというその原因はどのように分析され、結果とし て受けとめているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇市民部税務課長(渡邉欽也君) 21年度の決算につきましては、議員おっしゃるように全体の中で、 市税の中では約3億の減になっております。   この原因につきましては、長引く景気不況の関係もございますし、徴収については極力向上する ような取り組みをしてまいりましたが、結果的にはこの金額になっているということであります。   ただ、軽自動車税につきましては、近年のエコが意識の中から新規登録がふえているということ でただ一つ増額しているというような状況がございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 不納欠損額が生じております。   そこで、地方税法第18条第1項の時効消滅の件数が昨年と比べてどのような状況になっています か。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇市民部税務課長(渡邉欽也君) 不納欠損につきましては、地方税法18条第1項の規定、それから 地方税法17条の7第4項の規定、それから15条の7第5項の規定ということで3つの規定によりまし て不納欠損されるわけでございますが、議員おっしゃる18条の第1項の規定につきましては、法定期 限から5年を経過したということで、消滅時効という規定による欠損ということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この説明を聞いたのではなくて、件数が昨年と比べて、個人市民税が件数44 6件、法人市民税が143件の欠損、数字になっているけれども、その件数は昨年に比べてふえているの ですか、減っているのですかというようなことを答弁願いたいわけです。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇市民部税務課長(渡邉欽也君) 特に法人市民税につきましては、20年度なかったわけでございま すが、今回件数が144件ということで計上させていただいております。これにつきましては、昨年、2 0年度がなかったというよりも、状況としましては20年度に、合併当初というようなこともございま して、十分に各納税者の状況が把握し切れなかったということで不納欠損処分ができなかったために 今回これだけの件数、金額になったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 3つ目です。   固定資産税の時効消滅が346件あるのですが、これは昨年に比べて、件数的にはどのように変わ っているのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 税務課長。 〇市民部税務課長(渡邉欽也君) 昨年よりは減っているということでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第125号から議第140号までの16議案については、決算付託表の とおり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   9月6日、7日及び9日は本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までにご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午前11時31分  散 会