平成22年村上市議会第2回定例会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年6月4日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  会期の決定                                    第 3  諸般の報告                                    第 4  議会選第4号 下越清掃センター組合議会議員補充選挙について            第 5  議会選第5号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について          第 6  請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に 係る意見書の採択」を求める請願                    第 7  請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る「住宅リフォ ーム助成制度」の創設を求める請願                   第 8  請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願           第 9  報第 5号 平成22事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成21事業年度岩船 地域土地開発公社決算の報告について                       報第 6号 平成22年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成21年度イヨボヤの里 開発公社決算の報告について                           報第 7号 平成22年度山北町産業振興公社事業計画及び平成21年度山北町産業振興 公社決算の報告について                        第10  報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 9号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第10号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第11号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第12号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第13号 事故繰越し繰越計算書の報告について                       報第14号 事故繰越し繰越計算書の報告について                       報第15号 平成21年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について        第11  報第16号 専決処分の報告について                        報第17号 専決処分の報告について                        第12  議第65号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて                議第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて           議第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて           第13  議第68号 専決処分の承認を求めることについて                       議第69号 専決処分の承認を求めることについて                       議第70号 専決処分の承認を求めることについて                       議第71号 専決処分の承認を求めることについて                  第14  議第72号 専決処分の承認を求めることについて                       議第73号 専決処分の承認を求めることについて                  議第74号 専決処分の承認を求めることについて                    議第75号 専決処分の承認を求めることについて                       議第76号 専決処分の承認を求めることについて                       議第77号 専決処分の承認を求めることについて                       議第78号 専決処分の承認を求めることについて                       議第79号 専決処分の承認を求めることについて                       議第80号 専決処分の承認を求めることについて                       議第81号 専決処分の承認を求めることについて                       議第82号 専決処分の承認を求めることについて                       議第83号 専決処分の承認を求めることについて                       議第84号 専決処分の承認を求めることについて                  第15  議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定について             議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定に ついて                                議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について         議第90号 市道路線の変更について                             議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について      第16  議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)             議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)                                                   〇本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                             日程第 2  会期の決定                                  日程第 3  諸般の報告                                  日程第 4  議会選第4号 下越清掃センター組合議会議員補充選挙について          日程第 5  議会選第5号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について        日程第 6  請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡  充に係る意見書の採択」を求める請願                日程第 7  請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る「住宅リ  フォーム助成制度」の創設を求める請願               日程第 8  請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願         日程第 9  報第 5号 平成22事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成21事業年度  岩船地域土地開発公社決算の報告について                     報第 6号 平成22年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成21年度イヨボヤ  の里開発公社決算の報告について                         報第 7号 平成22年度山北町産業振興公社事業計画及び平成21年度山北町産業  振興公社決算の報告について                    日程第10  報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第 9号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第10号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第11号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第12号 繰越明許費繰越計算書の報告について                       報第13号 事故繰越し繰越計算書の報告について                       報第14号 事故繰越し繰越計算書の報告について                       報第15号 平成21年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について      日程第11  報第16号 専決処分の報告について                        報第17号 専決処分の報告について                      日程第12  議第65号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて                議第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて           議第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて         日程第13  議第68号 専決処分の承認を求めることについて                       議第69号 専決処分の承認を求めることについて                       議第70号 専決処分の承認を求めることについて                       議第71号 専決処分の承認を求めることについて                日程第14  議第72号 専決処分の承認を求めることについて                       議第73号 専決処分の承認を求めることについて                  議第74号 専決処分の承認を求めることについて                    議第75号 専決処分の承認を求めることについて                       議第76号 専決処分の承認を求めることについて                       議第77号 専決処分の承認を求めることについて                       議第78号 専決処分の承認を求めることについて                       議第79号 専決処分の承認を求めることについて                       議第80号 専決処分の承認を求めることについて                       議第81号 専決処分の承認を求めることについて                       議第82号 専決処分の承認を求めることについて                       議第83号 専決処分の承認を求めることについて                       議第84号 専決処分の承認を求めることについて                日程第15  議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定              について                                    議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定につい              て                                       議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定について             議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制  定について                              議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について         議第90号 市道路線の変更について                             議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について    日程第16  議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)             議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    追加日程   諸般の報告                                                                               〇出席議員(29名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   26番   石  嶋  修  平  君    27番   大  滝  久  志  君   28番   山  田     勉  君    29番   板  垣  一  徳  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(なし)                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        企  画  部                   菅   井   晋   一   君        情報政策課長        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        市民部税務課長    渡   邉   欽   也   君        市  民  部                   増   子   要   作   君        環境衛生課長        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   遠   山   た   つ   君        保健医療課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        産業観光部長     瀬   賀       功   君        産 業 観 光 部                   本   間   誠   一   君        農林水産課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        山 北 支 所                   斎   藤   寿   昭   君        産 業 課 長        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は全員です。定足数に達しておりますので、これから 平成22年第2回定例会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。ただいまは、永年勤続によります表彰を受け られました佐藤議長、そして相馬議員さん、まことにおめでとうございます。心からお祝いとお喜び を申し上げます。本日、平成22年村上市議会第2回定例会を招集いたしましたところ、議員皆様には 公私ともお忙しい中ご出席いただきまして、まことにありがとうございます。   さて、本日提出いたしました議案は、報告13件、人事案件3件、専決処分の承認17件、条例の一 部改正6件、市道路線の変更1件、補正予算2件の合わせて42件であります。いずれも重要な案件で ありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げまして、招集 のあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、9番、山田昭夫君、18番、滝沢武司君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   最初に、議会運営委員長から本定例会の会期日程案及び議案の取り扱いについて報告をお願いし ます。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) おはようございます。今ほど佐藤議長、相馬議員、永年勤続表 彰まことにおめでとうございます。先輩議員として今後も議会向上のためにご指導よろしくお願いい たします。   改めまして、おはようございます。平成22年村上市議会第2回定例会の会期日程及び議案の取り 扱いを協議するため、去る5月28日午前10時から市役所第1委員会室において、委員全員、正副議長、 各常任委員長、総務部長、総務課長、議会事務局長出席のもと議会運営委員会を開催いたしました。 その協議内容と結果について報告いたします。   会期については、本日6月4日から24日までの21日間といたします。   審議日程については、本日の本会議で会期の決定の後、諸般の報告、報告事件及び即決議案の審 議、採決の後、残る議案の一括上程を行い、提案理由の説明を求めた後、各常任委員会へ付託いたし ます。   10日、11日、14日、15日の4日間は本会議を開催、一般質問を行います。   16日は総務常任委員会、17日は市民経済常任委員会、18日は厚生文教常任委員会、21日は建設企 業常任委員会を開催し、付託議案の休会中審査をお願いいたします。   なお、今回の各常任委員会開催は、総務常任委員会、朝日支所、市民経済常任委員会、神林支所、 厚生文教常任委員会、山北支所、建設企業常任委員会、荒川支所の各旧議場となりますので、よろし くお願いいたします。   24日の本会議最終日は、各常任委員長から委員会審査報告を受けた後、提案議案の採決を行いま す。   追加議案が上程された場合は、当日審査を行い、即決といたします。   次に、議案の取り扱いについて申し上げます。最初に、議会関係議案についてですが、議会選第 4号、第5号については、それぞれ単独上程とし、質疑、討論を省略、議長指名推薦による即決とい たします。   請願第2号、第3号、第4号については、それぞれ単独上程とし、紹介議員の補足説明を受けた 後、請願第2号と第4号については厚生文教常任委員会へ、請願第3号については建設企業常任委員 会へ付託いたします。   続いて、理事者提案議案について、以下議案名は省略させていただきますが、報第5号から報第 7号までの各公社の平成22年度事業計画及び平成21年度決算の報告については一括上程とし、一括質 疑の後、報告を終了いたします。   報第8号から報第15号までの各会計繰越計算書の報告については一括上程、一括質疑の後、報告 を終了いたします。   報第16号、報第17号の専決処分の報告については一括上程、一括質疑の後、報告を終了いたしま す。   議第65号から議第67号については、人権擁護委員の人事案件につき一括上程、一括質疑の後、討 論を省略、起立による即決といたします。   議第68号から議第71号までの条例制定について専決処分の承認を求める4議案については一括上 程、一括質疑、討論を省略、起立による即決といたします。   議第72号から議第84号までの平成21年度各会計補正予算の専決処分の承認を求める13議案につい ては一括上程、一括質疑の後、討論を省略、起立による即決といたします。   続いて、議第85号から議第91号までの条例制定などについては一括上程、一括質疑の後、議第85 号、議第86号については総務常任委員会へ、議第87号から88号については市民経済常任委員会へ、議 第89号については厚生文教常任委員会へ、議第90号、91号については建設企業常任委員会へそれぞれ 付託いたします。   最後に、議第92号、93号については一括上程、一括質疑の後、議第92号 平成22年度村上市一般 会計補正予算(第1号)については4常任委員会へ分割付託、議第93号については厚生文教常任委員 会へ付託いたします。   一般質問の通告は、6月1日正午で締め切ったところ、16名の通告があり、10日、5名、11日、 5名、14日、4名、15日、2名が本会議において質問を行うことといたします。   なお、討論通告及び請願、陳情に伴う意見書の提出期限は6月22日、その他の意見書の提出期限 は6月15日のそれぞれ正午となっておりますので、よろしくお願いいたします。   以上で議会運営委員会の協議内容と結果について報告を終了いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、お手元に配付の日程表により、 本日から6月24日までの21日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本定例会の会期は本日から6月24日までの21日間と決定いたしました。                                              日程第3 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、諸般の報告を行います。   理事者から報告をお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 諸般の報告を申し上げます。   最初に、災害の発生状況であります。第1回定例会でご報告申し上げました以後、配付報告書の とおり、火災は建物火災4件、林野火災1件、その他3件であります。   次に、寄附の申し出についてであります。寄附につきましては、配付報告書のとおりであり、多 くの善意が寄せられました。深く感謝を申し上げるとともに、有効に活用させていただきます。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、次に、議会から報告を行います。   去る5月17日に開催されました議員定数等調査特別委員会において、正副委員長の互選が行われ ました。その当選報告書が議長あて提出されましたので、報告いたします。   議員定数等調査特別委員長に石嶋修平君、副委員長に小野七五三君が当選されましたので、ご承 知ください。   委員長から就任のごあいさつをお願いいたします。   委員長。           〔議員定数等調査特別委員長 石嶋修平君登壇〕 〇議員定数等調査特別委員長(石嶋修平君) 皆さん、おはようございます。一言ごあいさつ申し上 げます。   去る5月17日の第1回議員定数等調査特別委員会の席上におきまして、委員各位のご推断をいた だきまして委員長を仰せつかりました。この特別委員会の設置の重要性をかんがみ、真義を尽くし、 よりよい結論を得たいと存じております。どうぞ議員各位のご叱正とご助言をお願いを申し上げまし て、一言ごあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手) 〇議長(佐藤宮吉君) これで諸般の報告を終わります。                                              日程第4 議会選第4号 下越清掃センター組合議会議員補充選挙について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議会選第4号 下越清掃センター組合議会議員補充選挙を行いま す。   お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づく指名推薦によ りたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、選挙の方法は指名推薦によることと決定いたしました。   お諮りいたします。指名推薦の方法については、議長において指名することにしたいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議長において指名することに決定いたしました。   お諮りいたします。下越清掃センター組合議会議員に大滝国吉君を指名します。これにご異議ご ざいませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました大滝国吉君が下越清掃センター組合議会議員に当選いたしま した。                                              日程第5 議会選第5号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議会選第5号 新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行 います。   お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づく指名推薦によ りたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、選挙の方法は指名推薦によることに決定いたしました。   お諮りいたします。指名推薦の方法については、議長において指名することにしたいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議長において指名することに決定いたしました。   お諮りいたします。新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に川村敏晴君を指名します。これに ご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました川村敏晴君が新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選 いたしました。                                              日程第6 請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担            制度拡充に係る意見書の採択」を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育 費国庫負担制度拡充に係る意見書の採択」を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   18番、滝沢武司君。           〔18番 滝沢武司君登壇〕 〇18番(滝沢武司君) おはようございます。ただいま上程されました請願第2号 「30人以下学級 の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充」を求める請願についてでありますが、請願 者は新潟県教職員組合村上市岩船郡支部執行委員長、仙田満さんですが、紹介議員の私のほうから若 干の補足説明をさせていただきます。   この請願は、議員各位もご承知のように、昨年及び一昨年9月定例会に提出され、議員各位のご 賛同により全会一致で議決いただいたと同様の趣旨でありますが、政権交代になった今日も、いまだ はかばかしい進展のないことを残念に思いながら、今年度も国の来年度予算編成に向けて本市議会に 請願を提出し、審査及び意見書の提出をお願いするものであります。請願の趣旨、請願事項はプリン トに記載のとおりでありますが、今学校教育が抱える多くの問題は、深刻な社会状況にまで発展し、 市民、保護者、地域住民にとっても一日も早い解決が望まれている多くの課題を含んでおります。学 校で学ぶ児童生徒が明るく、心豊かに学業や学校生活に心置きなく取り組むために、また当村上市学 校教育でも現在最も望まれている1学級40人編制の基準を何としても30人以下の学級編制に改善し、 児童生徒と学級担任や教職員がよりきずなを深くし、真剣にぶつかり合い、心を通わせることができ、 一人一人が大切にされる教育環境をつくることが必要だと思います。   現在、国、地方とも財政的に厳しい状況下に置かれていることは十分承知しておりますが、国、 地方の将来を担う児童生徒の現状をよりよくするため、また全国の子供たちがひとしく教育を受ける 権利が保障されるための改善要望であることをご理解いただきたいと思います。また、特に財政力の 弱い本県及び本市にあっては、何としても文部科学行政において義務教育費国庫負担制度を堅持する とともに、さきに3分の1に引き下げられた国庫負担率を2分の1に回復させることの大切さを訴え ていく必要から、本請願となったものであります。   以上、学校教育に対する期待や要望が格段に広がり、学校教育や児童生徒に課せられている各種 教育内容が拡大している今日、ぜひ児童生徒一人一人に行き届いた学校教育ができるよう、当市議会 議員各位の大きなご理解とご支援をお願いするものであります。   なお、本請願書と同様の趣旨で関川村議会、粟島浦村議会においても本議会と同様に議決してい ただくよう要請中であることをつけ加えまして、補足説明を終わります。議員各位のご理解とご賛同 をよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第2号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第7 請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る            「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の 振興を図る「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   25番、小野七五三君。           〔25番 小野七五三君登壇〕 〇25番(小野七五三君) それでは、補足説明を申し上げます。当「住宅リフォーム助成制度」の創 設を求める請願は、村上民主商工会会長、竹内喜代嗣氏の提出依頼によるものであります。   請願理由は、皆様のお手元に配付の資料のとおりであります。現在、長引く景気低迷の中、公共 工事、また住宅需要の激減で中小建設業者、また工務店では全く仕事がなくなったと言っております。 このような状況下の中、当村上市においても住民が地元建築関連業者を利用し、自宅の増改築、改修、 補修の場合、その工事費の一部を自治体が補助をするというものであります。このことは、住民の消 費意欲を高め、地域業者の建設関連工事の拡大、また地域経済に大きな効果を期待できるものと思い ます。   議員各位におかれましてもよろしくご検討の上、ぜひとも採択くださるようお願いを申し上げま して、補足説明といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第3号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり建設企業常任委員会に付託いたします。                                              日程第8 請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請 願を議題といたします。   紹介議員から特に補足して説明することがありましたら、発言を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) ただいま上程されました請願の若干の説明をさせていただきます。   提出者は、村上市羽黒口6―22、新日本婦人の会村上支部代表の佐藤直子さんでいらっしゃいま す。そして、若干の説明をさせていただきますが、この3月議会に小杉和也議員が一般質問をいたし ました。その質疑と答弁等でイメージ的には皆さんもご理解されたと思いますが、全国的に公費助成 をする自治体が広がっております。4月7日付の朝日新聞の調査によりますと、北海道をはじめとし て19都道県、そして特に新潟県では、魚沼市が対象中学1年、南魚沼市中学1年、湯沢町中学1年、 それぞれの自治体全額負担という形で報告されております。世界的にも、この請願の文書の中にもご ざいますが、オーストラリアでは12歳、13歳対象に、全員が学校で無料で受けられる。マレーシアで は、2010年1月から13歳女子全員に接種義務を決めたという形で、国としてもしっかりとした制度と して女性の命、健康をしっかりと守っていくという施策をとっている国、そして自治体が広がってい るということをご理解いただきたいと思います。現政権の民主党も、昨年の総選挙で子宮頸がんワク チンの任意接種に対する助成制度を創設しますと公約しております。一日も早い国の助成制度が急が れます。   紹介議員は姫路敏議員、小杉和也議員、本間清人議員、そして私、相馬エイであります。議員全 員の皆さんのご理解と、そして請願事項にありますように、市の実施と、国、県に対しての要望書を 提出してくださることをお願いして、終わりといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま議題となっています請願第4号については、会議規則の規定により、 請願文書表のとおり厚生文教常任委員会に付託いたします。                                              日程第9 報第5号 平成22事業年度岩船地域土地開発公社事業計画及び平成21事業 年度岩船地域土地開発公社決算の報告について      報第6号 平成22年度イヨボヤの里開発公社事業計画及び平成21年度イヨ           ボヤの里開発公社決算の報告について      報第7号 平成22年度山北町産業振興公社事業計画及び平成21年度山北町           産業振興公社決算の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、報第5号から報第7号までの3議案は、各公社の事業計画及び決 算の報告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第5号から報第7号までについてご報告申 し上げます。   これら3件は、村上市が出資をしております3法人について、地方自治法第243条の3第2項の 規定により、ご報告を申し上げるものであります。   報第5号は、岩船地域土地開発公社についてであります。平成22事業年度の事業計画については、 新規の用地取得及び償還がありませんので、事務費のみの予算となっております。   また、平成21事業年度の実績については、新規の用地取得事業はなく、償還によりすべての事業 が完結となっております。   次に、報第6号は財団法人イヨボヤの里開発公社についてであります。当公社は、平成6年度に 旧村上市において自然、伝統文化、歴史的遺産、物産等に関する観光資源を掘り起こし、維持保存し、 またはこれを有効に活用することにより、地域文化及び地場産業を基盤とした観光の振興を図り、も って観光文化都市の建設による創造性豊かで活力ある地域社会の実現に寄与することを目的に運営し ております。また、18年度からは、同公社を市が指定管理者として管理運営をお願いしております。   平成22年度の事業計画は、同公社の寄附行為、第4条の規定による観光資源調査研究発掘事業、 特産品開発宣伝事業、歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、事業費として総額1億7,15 6万2,000円であります。   平成21年度の事業実績では、計画されました観光資源調査研究発掘事業、特産品開発宣伝事業、 歴史的景観保全事業、公共施設管理運営事業など、それぞれ事業目的に沿って実施し、その収支は配 付の事業実績報告書のとおりであります。   次に、第7号は財団法人山北町産業振興公社についてであります。当公社は、平成10年2月に設 立し、農林業の担い手育成、農林漁業の作業支援や地域資源を活用した事業の取り組みを行い、地域 産業の振興を図ることを目的に運営しております。特に中山間地の条件不利地域の農作業受託は、国 土保全と山北地域の農業振興に大きく寄与しているところであります。   最初に、平成22年度事業計画についてでありますが、事業の主体であります水稲の増収、米販売 収入の増額を目指し、従前以上の圃場管理及び作業効率の徹底を図ります。なお、農業機械は設立当 初からの使用により老朽化が激しいことから、今年度においても計画的な更新を実施し、作業効率の 維持向上に取り組む予定であります。   平成21年度事業実績では、事業収入全体が予算額に対し122.5%、約1,048万円の増収となりまし た。しかし、内容的には米の増収、作業受託の増加に起因するものではなく、国体開催に伴う会場準 備作業や例年より長期間となった除雪作業受託によるものでありました。一方、支出面でありますが、 事業費及び管理費全般において経費の節減に努めましたが、その収支は配付の事業報告のとおりであ ります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   21年度の実績報告書の7ページ、報第6号のイヨボヤの里開発公社の事業計画と決算についての ところでちょっと質疑させていただきます。公社の役員名簿が7ページに載っております。21年度の 決算報告書の7ページ、そこでお伺いしたいのですが、理事長が市の市長になっておりますが、理事 長が自治体の長でなければならないという義務づけはどういうところから来ているものなのでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) お答えいたします。   理事長は、理事の互選で決めるわけでございまして、市からは市長、それから理事につきまして は現在、前産業観光部長の増子太平部長が出ておりました。その中で互選で理事長を決めたというこ とでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 選び方はそうだと理解しているのですが、ですからこうならねばならないと いう位置づけをされたもの、文書みたいなのはどういうところにあるのかという、特にそういうのが なくて、理事の中で互選をして理事長を決めているという、そういう単純なものなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) ちょっと今定款見てみないとわかりませんけれども、必ずしも市長が理事長 をするということではないのではないかなと、そういうふうに理解をしておりますが、もし間違って いたら後ほど訂正をさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 定款を今見ていたものですから、定款というか、公社の定款は寄附 行為というのがございます。その中の役員の選任ということでございまして、第14条でございます。 その中で、理事長及び副理事長は理事の互選により定めるということで定款にございます。その中で 市長が理事やっておりまして、互選で市長が理事長になったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) これから2つ目ですよね、ちょっと答弁があいまいで、結果的には今正式な 答弁なので、これが最初の質問の答弁と受けとめてよろしいでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) はい、続けてください。 〇22番(相馬エイ君) 次に、今までイヨボヤ公社の事務局長に市の職員を派遣しておりましたよね。 今度は、市の職員の派遣をやめたわけです。そういう中で、理事長が自治体の長というのがどういう ものかなとちょっと疑問に思ったものですから、どういう規定のもとに理事長がその自治体の長でな ければならないのかということを質問させていただいたわけです。ですから、その辺はやっぱり経済 情勢にあわせて、果たしていつまでもこういう体制でいいものなのかなというちょっと疑問を持って おります。   次に、評議員が何人か出ておりますが、この評議員、特にどういう団体から選ばれた方という括 弧書きがございませんが、どういう団体から代表を出していただいているという、それの見直しとい うか、そういうことはされたことがあるのでしょうか。それともイヨボヤ開発公社ができた当時から ずっと選ばれる団体はそのまんまに、現状になっているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 公社が、先ほど市長からの報告があったように平成6年に設立した わけですけれども、合併しまして、現在やはりこれは旧村上地区だけではなくて、市全体の公社だと、 全域を網羅する公社ということでございまして、昨年度あたりから見直しをしているという状況でご ざいまして、旧村上地域だけではなくて、他の地域からも入ってもらっているという状況でございま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) はい、わかりました。つまりちょっとずれた答弁だったような気がするので すが、とにかく選ぶ団体は若干の見直しがされているという理解でよろしいですね。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第10 報第 8号 繰越明許費繰越計算書の報告について       報第 9号 繰越明許費繰越計算書の報告について       報第10号 繰越明許費繰越計算書の報告について       報第11号 繰越明許費繰越計算書の報告について       報第12号 繰越明許費繰越計算書の報告について       報第13号 事故繰越し繰越計算書の報告について       報第14号 事故繰越し繰越計算書の報告について       報第15号 平成21年度村上市上水道事業会計予算繰越の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、報第8号から報第15号までの8議案は、いずれも繰越計算書の報 告についてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第8号から報第15号までについてご報告申 し上げます。   これら8件は、繰越明許費及び事故繰り越しにつきまして、平成22年度に繰り越すべき額が確定 しましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するものであります。   報第8号から報第12号までは、一般会計と4特別会計の繰越明許費であり、報第13号及び報14号 は、一般会計と介護保険特別会計の事故繰り越しであります。報第8号の一般会計では、地域活性化、 きめ細かな臨時交付金事業など、国の経済対策関係をはじめとするものであります。   報第9号の情報通信事業特別会計では、神林地区情報基盤整備事業関連の施設建設に関するもの であります。   報第10号のみどりの里特別会計では、きめ細かな臨時交付金関連の施設整備に関するものであり ます。   報第11号の集落排水事業特別会計では、下水道管移設工事関連の建設事業に関するものでありま す。   報第12号の簡易水道事業特別会計では、配水管改良工事関連の建設改良費であります。   報第13号及び報第14号は、地方自治法施行令第150条第3項の規定による一般会計及び介護保険 特別会計の事故繰り越しの報告であります。一般会計においては、防災行政無線経費をはじめとする ものですし、介護保険においてはシステム改修に伴う電算業務委託に関するものであります。   報第15号は、地方公営企業法第26条第1項の規定による配水管改良工事関連の建設改良費の繰り 越しであります。   以上、ご報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。                                              日程第11 報第16号 専決処分の報告について       報第17号 専決処分の報告について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、報第16号及び報第17号の2議案は、いずれも専決処分の報告につ いてであります。   理事者から発言を求められていますので、これを許します。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました報第16号及び報第17号についてご報告申し上 げます。   これら2件は、議会の委任事項であります損害賠償を専決処分いたしたものであります。事故の 状況については、記載のとおりでありますが、報第16号は平成12年5月19日下校中、朝日村大字荒屋 地内で村道で、車両の通行を避けるため村道敷きの集落下水マンホールの上を通過した際、ふたが外 れて転落し、受傷したものであります。当時治療後の経過を観察する期間が必要であるとのことで、 その経過を見守ることとしたもので、これまでの時間を要したものであります。   報第17号は、強風によりデイサービスセンターのアルミ笠木が破損し、駐車してあった相手方車 両に落下し、損傷させたものであります。   これらはいずれも示談が成立し、このたび報告するものであります。   以上、報告を申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 報第16号についてお伺いいたします。   (3)の事故状況のところで聞きますが、「下校中に通過した際、ふたが外れマンホール内に転 落し受傷した」と。つまりそこを通った、多分自転車なのでしょう、通っただけでふたが外れて中に 転落というのは、マンホールのふたというのは直径何センチで、深さどのぐらいだったのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(小田政秋君) 朝日支所長ですが、お答えいたします。   マンホールのふたの直径は、直径自体はちょっとはかっておりませんので承知しておりませんが、 ごく一般的な人が出たり入ったりできるふたということです。深さは2メーターぐらいだったと記憶 をしております。それで、落下の状況ですが、マンホールの鉄のふたの受けの枠が老朽化して腐食を していたために、ふたごと落下をしてしまったというものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) この方が、下校中だから、多分ある程度大きい人だったのだと思うのですけ れども、年齢的にある程度の年だったからこれで済んだのだろうと思うのですが、もしもう少し小さ い子供さんだったらどうだったのかと思うと、やっぱり非常にこのぐらいなんて言ったら失礼ですけ れども、こういう状況で済んだということは本当に幸いなことであって、あわよくば落ちたときに頭 を打ったりすればもっと重症になるわけですので、やっぱりこういうものに対しての常日ごろの安全 というのが問われるのだろうと思うのです。それで、マンホールのふたですので、こういうのに対し ての点検みたいなのはどんなふうにされているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) お答えをいたします。   昨年、この件ではございませんでしたけれども、県のほうからも通知が参りまして、主な主要道 路、それから市道関係のほうも一応点検はしてございます、目視で点検をしてございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ですから、定期的な点検のときに見つけられなかったのか、それともこうい う事故があった後、やっぱりほかにもこういうところがないかどうか、この事故があった後に安全の 点検をしたというのか、その辺を私は聞きたかったのです。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 今議題となっておりますものは、平成12年に旧朝日村のほうで起き た事故でございまして、私が先ほどお答えいたしましたのは、通常私ども下水道の担当といたしまし て行っている点検というものはやっておるということでございます。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。とにかく期間が、時間がかかったということで今回出てきた という理解をしておきます。とにかくこれでよかったという点では、もっともっと行政としての注意 は最大限払う必要があるのだろうと思います。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) マンホールに落ちたのは子供さんですか、お幾つの子供さんですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(小田政秋君) 当時8歳、小学校の3年生の女のお子さんでございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これは保険での賠償という認識で、保険の代理店というか、いわゆる村上市 として保険入っていて、そこの代理店が交渉した末の損害賠償という認識でいるのですが、その慰謝 料という形での支払いみたいなのですけれども、医療費とかそういったことに関してはどういうふう に対応なさっているのですか、ちょっとその辺保険関係で聞きたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(小田政秋君) 当事者が当時8歳ということで、その時点で治療は一応終わっており まして、その治療費の2万9,100円につきましては、日本体育学校保険健康センター災害共済で対応 を終わっております。今回は示談が成立をしまして、その賠償金額7万8,030円ですが、これにつき ましては慰謝料ということで、保険会社のほうで算定をしたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 市長、そうすればこれですね、マンホールに子供が落ちたという現実、そし て村上市は保険会社を介して、それで交渉した上で慰謝料、そしてまた治療費を払ったと。村上市が 払うということは保険会社が代理して払うわけですけれども、これはやっぱり損害賠償としてみれば、 医療費も治療費も入ってくるのではないですか。いわゆる慰謝料、慰謝料というのは怖かった、それ につけた心のダメージです、慰謝料というのは。治療費というのは、骨が折れた、あるいは皮むいた、 すりむいた、これを治すというのが慰謝料です。村上市としてみれば、慰謝料は慰謝料、保険には治 療料で、分けること自体がおかしな取り組みだと思うのですが、一体化として保険会社が支払ったお 金のすべてをやっぱり提示して、これだけの賠償を行ったという表現にしてもらわないと困ると思う のですが、いかがですか、その辺。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長。 〇市長(大滝平正君) 今詳細については、また支所長から答弁させますけれども、恐らく医療費に ついては今言ったような全国的な組織加入しているわけです、そこからお支払いしたということであ りますし、慰謝料については、そういうものがないのではないかなと考えているのですけれども、そ の点支所長、詳しく答弁してください。 〇議長(佐藤宮吉君) 朝日支所長。 〇朝日支所長(小田政秋君) お答えいたします。   治療費につきましては、平成13年1月に外科、それから歯科の治療が一応終わりまして、その時 点で精算といいますか、治療費は支払われております。今回は、当時お子さんだったということで歯 根がまだ完成していないので、例えば後遺症的なものが残って追加的な治療が必要かもしれないとい うことで、これまで年数を経たものでありまして、それからその必要がないということで示談が成立 したというものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議長、3問目の質問がちょっと答弁が少しずれているので、意見として私申 し上げて、答弁要りませんけれども、とりあえず物に傷を与えれば、その傷を直さなければならない、 車でも同じことです。そうすれば、人間であれば必ずしも精神的なダメージというのがありますから、 すべて含めて、ただではないわけです。我々も市を通して保険会社、我々というか、市も保険会社の ほうに掛金を払っているわけですから、それなりの。ですから、私は合わせた中でこういう表現とい うのは慰謝料だけの表現ではなくて、治療費、今継続治療こうだということも含めて表現したほうが、 より一層優しい提案の仕方なろうかと思いますけれども、前向きに検討していただいて、次回でもも しこういうことあった場合は、ちょっとこの表現の仕方検討していただきたいと、こういうふうに思 います。   以上ですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 報第16号にかかわって若干ご質問したいと思います。   この事故が下校中の、恐らく通学路においての事故なのだろうというふうに推察されます。そう いったことから考えると、ただ賠償金を支払えば事が済むというようなものの関係、17号だと、例え ば車が壊れたから、それについての補償をすればいいというかかわりとは若干趣を異にしているとい うふうに私は受けとめます。したがいまして、余り専決処分したことについてどうこう言うわけでは ありませんが、この専決処分をしたことと、もう一つは、こういうことの再発防止ということについ てやはり非常に大事な問題を含んでいると思うのですが、あながちこの問題は教育委員会の責任とい うわけにもいかぬと思いますけれども、こういうことが市内の学校の通学路に起きたというようなこ とについての各学校への連絡なり、あるいは通知なりというのはどの程度のことがなされたか伺いま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) これについては、朝日村時代の部分でございますので、私の ほうから答弁させていただきます。   まず、ますについては集落排水ということで、道路敷地内に集落で設置したものでございます。 しかしながら、道路内でございますので、旧朝日村の管轄でございます。この事件が発生しまして、 私どものほうもPTAあるいは学校のほうに再度通学路にこういうのがあるかどうか確認して、その 辺についてチェックをお願いしたところでありますし、また道路の担当でございました、当時の建設 課のほうにもお願いしまして、それらの部分について点検をお願いしたところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 先ほども言いましたように、あながち教育委員会だけの問題ではないという ことからいきますと、教育委員会の各教育事務所があるわけですが、教育事務所内で、あるいは支所 内でいろいろ関連する対策というのは立てられて当然だと思うのですが、教育委員会本庁から各教育 事務所に対して、この件について行政ともう少しよく連絡をとって、直すべきところは直してほしい のだという要望を出してほしいとかというアクションは行われたのかどうか伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 通学路の点検等については、各中学校区でボランティアの 方々にお願いしてございまして、また私どものほうもスクールガードリーダーということで、通学路 の点検等をお願いしてございます。その部分におきまして不ぐあいのあるもの、また照明施設なんか もそうでございますけれども、スクールガードリーダーの方から見回りをした結果についてご報告い ただき、それらにつきましては当然私ども、それと管理する事務所のほうに指示してございますし、 またその部分については担当している課のほうに、例えば照明が不足してちょっと危険だというよう なことで何とかお願いしたいという部分でご相談を申し上げているところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 上下水道部長に伺います。   こういうことが、マンホールのふたの受け口部分が腐食していたという、私はここに非常に大き な問題があると思うのです。市が広くなって、マンホールあるいはいろいろ電気とか、水道関係いろ いろなものが道路に設置されていると。この腐食によるという原因がわかった段階で、前の質問とも かかわるかもしれませんが、臨時的な対応、いわゆるそのほかにないのかどうかというようなことと か、あるいは非常に容易ではないことかもしれませんが、先ほど言ったように数が多いものですから、 定期的な全地域の、いわゆる所管するマンホールのふた、あるいはそのほか漏水検査と同じような定 期的なことはやられているのかどうか、やられてきたのかどうか、臨時的な措置と定期的な措置とい いますか、その2つの点に、この件にかかわって伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) この件につきましては、旧朝日村のほうで、平成12年でございます ので、その後の措置はされたかと思います。それで、先ほどもお答えを申し上げましたけれども、県 からそういう通知が参りましたものですから、昨年度において点検はしております。ただ、定期的に やっておるかといいますと、すべてのマンホールを定期的に点検するということは非常に困難でござ いますので、硫化水素等発生しやすい場所等につきましては行っているところでございます。 〇18番(滝沢武司君) これは子供だからということでもない、常に起こり得ることだと思いますの で、十分対応をして、再発しないような方策をぜひお願いをしたいと思いまして、質問を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わり、報告を終わります。   午前11時15分まで休憩します。           午前11時03分  休 憩                                                        午前11時15分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開します。                                              日程第12 議第65号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第66号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて       議第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議第65号から議第67号までの3議案は、いずれも人権擁護委員の 推薦につき意見を求めることについてであります。これを一括議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第65号から議第67号の3議案について、一 括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら3議案は、いずれも人権擁護委員の推薦につき議会の意見を求めるものであります。   本市区域に置かれております人権擁護委員のうち、3名の方が平成22年12月31日をもって任期満 了となりますので、議第65号においては野田光子氏を、議第66号においては阿部義人氏をそれぞれ適 任と考え、引き続き推薦しようとするものであります。   議第67号においては、同じく任期満了となります田中守氏の後任として、松井良明氏を適任と考 え、新たに推薦しようとするものであります。   よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   本件は人事案件ですので、委員会付託を省略し、討論を用いないで直ちに採決したいと思います。 これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本件は委員会付託を省略し、討論を用いないで、順次起立により採決いたします。   最初に、議第65号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第65号は原案のとおり同意することに決定しました。   次に、議第66号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第66号は原案のとおり同意することに決定しました。   最後に、議第67号を採決いたします。   本件は原案のとおり同意することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第67号は原案のとおり同意することに決定しました。                                              日程第13 議第68号 専決処分の承認を求めることについて       議第69号 専決処分の承認を求めることについて       議第70号 専決処分の承認を求めることについて 議第71号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議第68号から議第71号までの4議案は、いずれも専決処分の承認 を求めることについてであります。これを一括して議題とします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第68号から議第71号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   第68号から第70号までの3議案については、いずれも平成22年度地方税法等の改正に伴い、村上 市税条例等関係条例を改める必要が生じたため、また施行日を平成22年4月1日としていることから、 専決処分をさせていただいたものであります。   議第68号は、村上市税条例の一部改正についてでありますが、改正の内容は、扶養控除の見直し に伴う扶養親族の情報収集に関する根拠規定の創設、65歳未満の者の公的年金所得に係る所得割の徴 収方法の変更に係る規定の整備、市町村たばこ税の税率引き上げであります。また、非課税口座内の 少額上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に係る非課税措置の創設、条ずれ等の改正を行っておりま す。   次に、議第69号は、村上市都市計画税条例の一部改正についてでありますが、改正の内容は、条 ずれ等の修正を行っております。   次に、議第70号は、村上市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、改正の内容は、 国民健康保険税の医療分及び後期高齢者支援金等分の課税限度額の引き上げや、保険税の応益、応能 割合にこだわらず、保険税軽減率の設定を可能とするものであります。また、非自発的失業者に対す る国民健康保険税の軽減措置を創設し、平成21年3月31日以降に倒産、解雇などにより失業し、雇用 保険の失業給付を受ける人の税額について、前年の給与所得を100分の30とみなして算定するなどで あります。   次に、議第71号は、行政事務施設条例を廃止する条例制定についてであります。各行政区の嘱託 員については、昨年度までは旧市町村の規定、規則等により運用していましたが、これを統一するた め従前の規則等を廃止し、新たに制定するために、平成22年4月1日付で村上市区嘱託員規則を定め たところであります。このため旧荒川町においてのみ条例により嘱託員の設置を定めておりましたの で、新たな規則制定に伴い、当該条例の必要がなくなりましたので、これを廃止するための専決処分 を行ったものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   まず最初に、68号の市税条例一部の改正、ちょっと私、議運に出席できませんでしたので、延々 と難しい言葉で表現されております。一言で言って、市民の暮らしに関係する部分ではどのような改 善なのでしょうか、ちょっとご説明お願いしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(板垣純一君) 個人市民税の改正に伴うものがあります。これについての市民に影響す るもの、関係するものですが、1つは今の子ども手当、それから高校の実質無料化に伴う16歳未満の 年少の扶養控除33万円が廃止されると。それからもう一つは、16歳から19歳未満の特定扶養控除の上 乗せ分である12万円ですが、これが廃止されるということですが、これに伴いまして給与所得、それ から公的年金を受給されている方につきましては、必ず扶養親族申請書を出してもらうというのを条 例で明文化したということでございます。ちなみに、関係する当初の賦課から言いますと、関係する 人が16歳未満の控除の関係では8,740人、それから上乗せ部分の対象の方が2,049人というような状況 になっておりますが、これはあくまでも24年度の課税から対象になりますよということです。   それから、2点目が65歳未満の公的年金を受給されている方、この方が給与所得もある場合、今 までは給与所得は給与所得で特別控除され、年金は普通徴収で別々に納められていたと。これが4月 1日から給与所得に合算をして特別徴収がされることが可能になりましたということでありまして、 市民におきましては674人の方が対象になっているという状況にあります。   それからもう一つは、市町村たばこ税の税率の引き上げでございます。これは、10月1日からの 適用になりますけれども、普通品が1,000本当たり1,320円の引き上げ、それから旧3級品、安いほう のたばこですが、これが1,000本当たり626円の引き上げとなります。これによりまして、税収の影響 ということになりますと、日本たばこのほうでは25%ほど消費本数が減るのではないかというような ことを基本に試算してみますと、現段階のいわゆる当初予算に比べれば本数は減るけれども、税収は 約900万ほどふえるというような試算になっております。   それから、最後の4点目ですが、これは上場株式で得られる配当所得、それから譲渡所得、この ための非課税口座を設けた場合、開設した日から10年以内については、個人市民税は課税されません ということでありますが、この手続がいわゆる税務署長に非課税口座というのを届け出るということ でありまして、1人1口座100万円までというような条件がございます。そういった改正の内容でご ざいます。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 議第70号の国民健康保険税条例の一部改正の中で、今まで働いていた方がリ ストラ等で職がなくなったと、そういう人に対しての国民健康保険税の対応というのがちょっと市長 からご説明がありましたが、それに対象となる方はどのぐらい見ているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(板垣純一君) 6月3日、きのう現在の申請がありました、までありましたのが51名ご ざいました。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第70号の専決処分につきましてご質問させていただきます。   今ほど市長のほうからのご説明で、今金額100分の30に相当する金額ということで、いわゆる職 を失った方の軽減措置をするという条例でありますけれども、これは村上市国民健康保険税というこ とで、各自治体全国共通してこういう割合になっているのか、それともこの割合は村上市が単独で決 めた割合なのか、どういうことでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民部長。 〇市民部長(板垣純一君) 地方税法の改正ですので、全国統一して同じです。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、第11条の4というところの中に、「納税義務者は、離職理由その他 の事項で市長が必要と認める事項を記載した届出書を市長に提出しなければならない」というふうに なっているわけですが、これにつきましては、例えば会社の理由等で解雇になったり、もしくは会社 が倒産したりという理由ということでさっきから言っていましたけれども、例えば自分の都合でやめ られても、その理由をそういったふうに書くという場合もあろうかと思いますけれども、そういった のは何かその理由を書いて、当然今していないのだということの証明みたいになるのでしょうけれど も、その辺は何か会社との確認をとったりとか何かするのですか、こういうのを出して。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) これにつきましては、雇用保険のほうから受給者資格証 というものを出していただいて、それをちゃんとハローワークのほうで認めたものをこちらへ持って きていただかなくてはいけないということになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第68号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第68号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第69号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第69号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第70号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第70号は原案のとおり承認することに決定しました。   最後に、議第71号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第71号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第14 議第72号 専決処分の承認を求めることについて       議第73号 専決処分の承認を求めることについて       議第74号 専決処分の承認を求めることについて       議第75号 専決処分の承認を求めることについて       議第76号 専決処分の承認を求めることについて       議第77号 専決処分の承認を求めることについて       議第78号 専決処分の承認を求めることについて       議第79号 専決処分の承認を求めることについて       議第80号 専決処分の承認を求めることについて       議第81号 専決処分の承認を求めることについて       議第82号 専決処分の承認を求めることについて       議第83号 専決処分の承認を求めることについて       議第84号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議第72号から議第84号までの13議案は、いずれも専決処分の承認 を求めることについてであります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第72号から議第84号までの13議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これらの議案は、平成21年度村上市一般会計及び12特別会計について、地方自治法第179条第1 項の規定により専決処分を行いましたので、同法同条第3項の規定に基づき議会の承認を求めるもの であります。   議第72号は、村上市一般会計の補正予算(第11号)であります。補正の主な内容は、歳入で3月 定例会後に確定しました地方譲与税や地方交付税などを交付実績にあわせ増減額をしたほか、基金繰 入金などを減額するとともに、実施事業の完成に伴い、国県支出金や市債等で所要の調整を行いまし た。また、歳出においても各款にわたり事業費の確定などによる所要の調整を行い、歳入歳出予算の 総額からそれぞれ1億155万3,000円を減額し、予算の総額を327億5,088万円といたしました。   歳入の主なものといたしましては、第8款自動車取得税交付金の確定により2,333万1,000円追加 し、同じく第10款地方交付税の確定により5億4,398万9,000円を追加いたしました。また、第14款国 庫支出金、第15款県支出金及び第16款財産収入では所要の調整を行い、それぞれ減額いたしました。 第18款繰入金では6億円を基金に戻し入れたため、5億9,180万7,000円を減額し、第20款諸収入で市 町村振興協会基金交付金をはじめ、7,255万5,000円を追加いたしました。第21款市債では7,210万円 を減額いたしました。歳出においては、主な項目は第2款総務費で不用額の調整で2,298万3,000円を 減額し、第3款民生費では介護保険をはじめ、特別会計繰出金精算額等により1億3,376万円の減額。 第4款衛生費では、1億414万3,000円減額いたしました。同じく第8款土木費においては高速道路ア クセス道路整備事業をはじめ、各種事業の確定等により8,083万4,000円を減額いたしました。第13款 諸支出金では、社会福祉基金積み立てとして3億4,000万円追加いたしました。第2表地方債補正は、 それぞれの起債について限度額を変更計上するものでございます。   次に、議第73号は村上市情報通信事業特別会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出予算の 総額にそれぞれ109万円を追加し、予算規模を10億344万2,000円といたしました。補正予算の主なも のは、歳入で第5款諸収入109万円を追加いたしました。歳出では、第1款総務費で180万5,000円、 第5款事業費で37万円をそれぞれ減額し、第2款基金積立金では326万5,000円を追加いたしました。   次に、議第74号は村上市みどりの里特別会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出の総額か らそれぞれ1,033万4,000円を減額し、予算の規模を2億6,236万6,000円といたしました。補正予算の 主なものは、歳入では第1款売上金249万円、第2款使用料及び手数料208万円、第3款繰入金721万5, 000円をそれぞれ減額し、第4款繰越金255万1,000円を追加し、第5款諸収入では110万円減額いたし ました。歳出では、第1款総務費101万4,000円、第2款事業費932万円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第75号は村上市蒲萄スキー場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ80万9,000円を減額し、予算の規模を3,079万1,000円といたしました。補正予算の 主なものは、歳入では第2款使用料及び手数料380万4,000円を減額し、第3款繰入金では186万2,000 円を、第4款繰越金で143万円をそれぞれ追加し、第5款諸収入では29万7,000円減額いたしました。 歳出では、第1款総務費で71万3,000円、第2款予備費で9万6,000円をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第76号は村上市あらかわゴルフ場特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予 算の総額からそれぞれ259万3,000円を減額し、予算の規模を5,190万7,000円といたしました。補正予 算の主なものは、歳入では第1款使用料及び手数料430万円を減額し、第4款繰越金で207万7,000円 を追加しました。歳出では、第1款ゴルフ場管理費254万3,000円を減額しました。   次に、議第77号は国民健康保険特別会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ5,560万円を減額し、予算の総額を72億6,500万円といたしました。補正の内容は、歳入で は第1款国民健康保険税では、退職被保険者の減少による国民健康保険税の減少により939万円減額 いたしました。第4款国庫支出金では、平成21年度の普通調整交付金及び特別調整交付金の確定等に より6,778万6,000円追加いたしました。第5款療養給付費等交付金では、交付確定により3,765万6,0 00円減額、第7款県支出金では、確定により402万8,000円減額いたしました。第10款繰入金では、所 要の調整により7,260万円を、第12款諸収入で3万2,000円をそれぞれ減額いたしました。歳出では、 第1款総務費で一般管理費及び賦課徴収費において委託費等の支出見込額により395万3,000円減額い たしました。第2款保険給付費では、退職被保険者の医療費減等により3,629万3,000円を、第8款保 健事業費で特定健診委託料等の調整により857万円を、第11款諸支出金で保険税予算還付金額の確定 などにより486万9,000円をそれぞれ減額し、第12款予備費でも191万5,000円を減額いたしました。   次に、議第78号は国民健康保険診療所特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ230万円を減額し、予算の規模を1,870万円といたしました。補正の内容は、歳入で は第1款診療収入で228万1,000円を、第3款繰入金で18万6,000円それぞれ減額し、第4款繰越金で は16万7,000円追加いたしました。歳出では、第1款総務費で診療委託料を230万円減額いたしました。   次に、議第79号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算 の総額からそれぞれ3,178万5,000円を減額し、予算規模を6億1,098万7,000円といたしました。歳入 では、第3款繰入金で保険基盤安定負担金の確定などにより3,178万5,000円を減額いたしました。歳 出の第1款総務費では178万5,000円を、第2款後期高齢者医療広域連合納付金で3,000万円をそれぞ れ減額いたしました。   次に、議第80号は村上市老人保健特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出の総額にそ れぞれ685万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1,368万3,000円といたしました。歳入 の主なものでは、第2款国庫支出金では確定により480万7,000円追加し、第6款諸収入の第三者納付 金等で538万4,000円を追加いたしました。歳出では、第2款医療諸費で127万円を減額し、第3款繰 出金では819万3,000円を追加いたしました。   次に、議第81号は介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額からそ れぞれ7,409万6,000円を減額し、予算の規模を61億941万8,000円といたしました。歳入では、交付額 の確定により第4款国庫支出金414万4,000円を、第5款支払基金交付金3,428万1,000円を、第6款県 支出金318万3,000円を、第8款繰入金3,242万2,000円をそれぞれ減額いたしました。歳出では、第1 款総務費323万2,000円を、第2款保険給付費6,564万9,000円を、第3款地域支援事業費521万5,000円 をそれぞれ減額いたしました。   次に、議第82号は下水道事業特別会計の補正予算(第7号)であります。歳入歳出予算の総額か らそれぞれ9,420万4,000円を減額し、予算の規模を50億8,396万7,000円にするとともに、地方債の補 正を行いました。歳入では、第2款使用料及び手数料で下水道使用料を750万円追加し、第6款諸収 入で排水設備等設置資金貸付金収入を1,260万9,000円、受託工事収入を2,215万9,000円それぞれ減額 し、雑入では1,426万5,000円追加し、第7款市債では事業費の確定に伴い、下水道事業債を8,410万 円減額いたしました。歳出では、第1款下水道費で下水道管理費4,502万7,000円を、下水道建設費4, 917万7,000円を事業実績にあわせてそれぞれ減額をいたしました。   次に、議第83号は集落排水事業特別会計の補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の総額 からそれぞれ6,200万円を減額し、予算の規模を20億732万7,000円にするとともに、地方債の補正を 行いました。歳入では、第2款使用料及び手数料で農排施設使用料を787万6,000円追加し、第5款繰 入金で一般会計繰入金500万円を、第7款諸収入で排水設備等設置資金貸付金収入687万6,000円をそ れぞれ減額し、第8款市債では事業費の確定に伴い、集落排水事業債を5,800万円減額いたしました。 歳出では、第1款集落排水費で集落排水管理費1,384万円を、集落排水建設費4,816万円を事業実績に あわせそれぞれ減額をいたしました。   次に、議第84号は村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第6号)であります。歳入歳出予算の 総額からそれぞれ1,500万円を減額し、予算の規模を7億7,762万1,000円にするとともに、地方債の 補正を行いました。補正の主なものは、歳入では第1款分担金及び負担金で工事負担金718万2,000円 を、第5款繰入金では一般会計繰入金1,781万8,000円をそれぞれ減額し、第8款市債では簡易水道事 業債を1,000万円追加いたしました。歳出では、第1款で800万円を減額し、第2款700万円事業実績 にあわせてそれぞれ減額いたしました。第2表の地方債の補正は、簡易水道事業債の借り入れ限度額 を1億5,100万円に変更いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。   午後1時まで休憩します。           午前11時45分  休 憩                                                        午後 零時59分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   議第72号から議第84号までの13議案についてのこれから一括質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺います。   議第72号の一般会計の補正予算の件なのですが、歳入のところで15ページ、諸収入で市町村振興 協会基金交付金(新規)とありますが、これについて少し詳しく説明してください。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) これは平たい言い方すると、サマージャンボの交付金でございま す。ここの協会で基金を、これまで宝くじの基金を持っておりました。それを各市町村に配付すると いうのがこの金額でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) その上の財政調整基金繰入金とございますが、6億は戻しになっていると。 ことしの当初予算で5億計上されていますが、その5億を除いた分で現在の残高、大体概算でもいい ですから教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 約25億になる予定でおります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 続きまして、議第77号の国民健康保険特別会計補正のところの歳入の10ペー ジ、こちらも新規で出ています高齢者医療制度円滑運営事業補助金、なぜこれが新規で上がってきて いるのか、この経緯も含めまして説明をお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 保健医療課長。 〇福祉保健部保健医療課長(遠山たつ君) 70歳以上の自己負担が法律では2割ということになって いるのでございますけれども、それを1割にする措置が今とられております。それで、それを22年度 も継続して実施することになりましたので、そのために必要な高齢者受給者証を70歳以上の方に3月 末までに交付する必要がございました。それに係るお金が補助金として入ったものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   第11号のみどりの里特別会計補正予算の第6号、ここの10ページ、お伺いいたします。食堂事業 費の中の賄い材料費100万減額になっておりますが、最終の補正でこの部分で100万の減額という原因 は何だったのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) これにつきましては、要するに食堂の売り上げ、お客様の減という ことで、賄いの材料を買う金も減ったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次に13号、あらかわゴルフ場特別会計補正予算の第1号でお伺いいたします。   10ページ、この運営費の中の水質検査手数料、減額103万3,000円ございますが、この減額の理由 は何でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 入札の請け差でございまして、随分安く入札で落ちたということで ございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 入札とおっしゃいますけど、たしか荒川のゴルフ場の水質検査は、いつも同 じ業者から水質の検査の報告書が私どもに届いていると記憶しているのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 昨年からでしたか、地元企業で水質検査できる企業ありまして、荒 川の水質検査もできるということで入札に参加していただきました。そうしましたら、これもそうで すし、温泉の水質検査とかも随分安く地元の企業が落としてくれまして、こんな状態になっておりま す。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 蒲萄スキー場関係の議第75号です。   その8ページなのですが、歳入の件なのですが、今回使用料として減額380万4,000円ということ で、そしてもう一つは、繰越金が前年度からの繰越金ということで143万円ということで記載されて おりますが、前年度というのは平成20年度、去年の終わってからの繰り越しだと思うのですけれども、 この専決する前にそれを表現できなかったのですか。ずっともう遠いですよね、最後になって前年度 繰越金が今ごろになって出てくるというのは、この辺がちょっと、いつもそういう予算立てして決算 していたのか、これで締めて決算になろうかと思うのですが、その辺いかがですか、繰越金とのタイ ミングも含めてどういうことをしているのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 蒲萄スキー場につきましては、事業が12月から3月までと、毎年12 月の二十何日ごろから3月の初めごろまでスキー場運営しているのですけれども、1つは、毎年雪が 降らなくて1月10日前後からしていたのですけれども、昨年は1月の…… 〇16番(姫路 敏君) 私の言っていることと違う、質問している内容に答えてください。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 繰越金につきましては、昨年1回も補正していなかったものですか ら、昨年度ですね、それで収入が未確定であったということもございまして、歳出予算に余裕が出ま して、それを不用額が多くなって、それを繰り越し財源としたということでありまして、補正を1回 もしていなくてこの3月まで来たものですから、それそのまま、本来であれば3月の議会の補正でや ればよかったのかもしれませんけれども、それも含めた形で専決で持っていこうということで、今回 繰り越しも含めた中で第1号の補正をさせていただいたというような形でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 繰越金でも、もう去年の2月、3月に大体雪が終わって、蒲萄スキー場が閉 まる。そして、恐らく4月の予算立てには間に合わないのだろうというのはわかります。でも、確定 されたところで速やかに繰越金として上げるのが当然のことだろうと思います。最後になってみんな 一緒くたにほいではなくて、その辺はご理解いただきたいなと思います。   それともう一つは、蒲萄スキー場、何月からスタート、開催ですか、オープンして、オープンは 何日からなって、どのぐらい稼働されたのかちょっと教えていただけますか。その影響でこれが減額 されたのだとは思うのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 先ほども申し上げたように、21年度につきましては12月、いつも例 年1月10日前後、18年度は1月13日オープンの3月4日、19年度が1月16日の…… 〇16番(姫路 敏君) 昨年の話ししているのです。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 昨年は、12月26日オープンの3月14日終了で、79日やっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっとだけこういう話が飛び込んできているのです。12月22日に大雪降っ ているのです、昨年の。そして、クリスマスにあわせてスキー行きたい、23、24とスキー行こうと思 ったら、蒲萄スキー場は今言うように26日からオープン、これはやっぱりどうしても26日に合わせて の準備体制というのはあるので、そこに備わるスタッフ、その辺の準備段階からすれば、26日は26日 なのだからというのはわかるのですが、雪がやっぱり少なくとも、稼働が少ないわけですから、もと もと、なかなか暖冬も含めてです、やっぱりその二、三日前にオープンすることで相当の収益が上が るのかなという見込みは立ちますよね、どう考えても。したがいまして、何を言いたいかというと、 ことしのオープンの基準は、やっぱりクリスマス前の20日ぐらいをめどにちょっと準備体制をしてお くといいのかなと思うのです。その辺も含めてどうかなと。地元の方々のご意向もございますし、そ の辺含めてただ一辺倒の日程のやり方では困るでしょう、この使用料もそうすれば少しでも上がった のかなと、プラスに転じているのかなと思うのですが、この辺いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 今姫路議員のおっしゃられるとおりでありまして、準備というか、 オープンを26日に設定したということでございます。来年というか、ことしにつきましては、そんな 形でできたらということで準備を進めていきたいなというふうには思います。ただ、去年がたまたま 雪、12月に降ったのですけれども、そんなことでことしも雪が降ることを願って準備を進めたいとい うふうには思っております。 〇16番(姫路 敏君) 26日前にオープンができる体制がさほど経費に影響が出ないようであれば、 準備段階でもやっぱりクリスマス前に、クリスマスに滑るとかいろいろあるかと思うのですが、その 辺も含めればちょっと検討いただきたいなと思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第72号の31ページですが、学校スクールバス等の運行経費が1,990万と減 額になっております。この理由をご説明いただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) スクールバスの運行経費についての減額でございますけれど も、2段ありますが、上段についてはスクールバスの運転の業務のみをお願いする分でありますし、 通学業務委託料については、バスも運転業務もすべてお願いするという部分でございます。減額につ きましては、当然スクールバスについては児童生徒の送迎、また校外授業、部活動等に使います。そ んな形で、送迎部分についてはかなり日数が決まっておりますので予算計上できるわけでありますが、 部活動あるいは各種大会、また校外学習等につきましてはなかなか時間を把握するのが難しいという ことで、どうしても予算計上時に大目に予算をお願いしている部分でございます。そのようなことで、 実績としてこの部分について減額させていただいたものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 部活動の件なのですが、うちの子供も今一中の部活動をやっておりまして、 先般保護者会議等でお話があったのですが、市のバスをいわゆる部活も教育の一環なので運行してい ただきたいと。ところが、市ではだめだと言っているらしいではないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) このスクールバスの部活等についてでありますけれども、こ れについては朝日地区、私どもの地区朝日地区のバスを村上東中さん、一中さんあたりにも要望がご ざいまして、それについてはご利用いただいているという部分でございますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 教育の一環、同じ市で回していただいて、ぜひ部活にも、そういう遠いとこ ろに行くわけで、ぜひ使わせていただければありがたいなと思います。   それと、次のページになりますが、小学校の管理経費、中学校の管理経費、ともに燃料費が非常 に減額になっております。ほかはいろいろ大雪等の備えで、燃料費も高騰で、燃料費の増額というよ うな補正も昨年度は出てきているのにもかかわらず、今回この減額が出てきているというのはどうい うことなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 学校につきましては、ご承知のように小中合わせて29校ござ います。それで一番使うのが、当然灯油等につきましては冬期に使うわけでございまして、この部分 についてもなかなか補正的なもの、3月補正で対応というような部分が非常に難しいというようなこ とでございまして、結果としてこの分で減額が生じたと。なかなかこの冬幾ら使うというのが天候の あんばいがございますので読めないというようなことでこのような減額、実績として減額をお願いす るものでございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第72号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第72号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第73号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第73号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第74号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第74号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第75号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第75号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第76号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第76号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第77号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第77号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第78号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第78号は原案のとおり承認することに決定しました。   次に、議第79号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第79号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第80号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第80号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第81号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第81号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第82号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第82号は原案のとおり承認することに決定しました。 次に、議第83号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第83号は原案のとおり承認することに決定しました。 最後に、議第84号を採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第84号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第15 議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する 条例制定について                           議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制             定について                              議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正す             る条例制定について                          議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定に             ついて                                議第90号 市道路線の変更について                        議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定につい             て                            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議第85号から議第91号までの7議案についてを一括して議題とい たします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第85号から議第91号までの7議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   議第85号は、村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてで ありますが、関連がありますので、議第86号の村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正す る条例制定についてもあわせて申し上げます。これらの改正は、育児休業、介護休業等、育児または 家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一 部改正が行われ、本年6月30日から施行される予定であり、これら法律改正の趣旨は、少子化対策の 観点から喫緊の課題となっている仕事と子育ての両立支援等を一層進めるため、男女ともに子育て等 をしながら働き続けることができる雇用環境を整備することとしております。このためこれらの法律 の施行に伴い、村上市職員の勤務時間、休暇に関する条例及び村上市職員の育児休業等に関する条例 の一部を改正する必要がありますので、このたび提案するものであります。   改正の主な内容でありますが、議第85号では職員の配偶者の就業等の状況にかかわりなく、職員 は早出、遅出勤務及び時間外勤務の制限の請求をすることができることや、3歳に満たない子のある 職員が養育するために請求した場合、当該職員の業務の処理が著しく困難な場合を除き、時間外勤務 をさせてはならないことを規定しております。   また、議第86号では職員の配偶者の就業の有無や、育児休業の取得の有無等の状況にかかわりな く、職員は育児休業をすることができること、子の出生の日から一定期間内に最初の育児休業をした 職員は、特別の事情がない場合であっても再度の育児休業をすることができることなどの改正を行っ ております。   次に、議第87号は村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。本案 は、施設見直し計画に基づき、平成23年度村上市し尿処理事業に指定管理者制度を導入するため、本 条例に指定管理者に関する規定等を加えるものであります。   次に、議第88号は村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定につ いてであります。交流の館「八幡」の多目的ホールの利用料金については、条例制定当初、旧山北町 総合体育館の使用料を参考に、施設規模、設備を比較し、旧山北町総合体育館の6割程度を基準とし て定められました。合併に伴い、平成21年度から市体育施設使用料が改定されましたので、交流の館 「八幡」についても利用形態、施設の維持管理の面から同様と考えられることから、利用料金の見直 しを行うものであります。   次に、議第89号は村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定についてでありま す。平成23年度から指定管理者制度を導入する予定の上海府デイサービスセンターについて、現行の 一般型通所介護事業に加えて、認知症対応型通所介護事業を行うことで、今後の指定管理事業者募集 業務を進めようとするものであります。   次に、議第90号は市道路線の変更についてであります。日本海沿岸東北自動車道荒川胎内イン ターチェンジから神林岩船港インターチェンジ間の開通に伴い、新たに設置された側道に接続する市 道の路線延長の変更及び起終点の変更が生じたため、荒川地区2路線と神林地区5路線、合わせて7 路線を変更しようとするものであります。   次に、議第91号は村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。 本案は、本年11月に供用開始を予定しております上海府地区農業集落排水処理施設について、名称、 位置及び処理区域を定めた第2条に追加するものであります。   以上でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議第87号のし尿処理場の条例の一部改正の件でちょっとご質問させていただ きます。   これは、23年度より指定管理者制度を用いるということで条例を制定するということで今ご説明 ありましたけれども、これ委員会付託にもなりますので、委員会でまた詳しくやればいいのですが、 この施設というのは、例えば指定管理者制度に移行した場合に、当然その指定管理者というのはそう いうものに精通している方で入札して決められるとは思うのですけれども、一般の方がし尿処理物を 持っていった場合に、そこでも料金を直接徴収することができるような施設になるのですか、今度、 指定管理にした場合。 〇議長(佐藤宮吉君) 環境衛生課長。 〇市民部環境衛生課長(増子要作君) し尿処理、一般廃棄物の処理についてでございますけれども、 これについては市町村が責任を持って処理をする、収集、運搬、処理をするというような法律になっ ておりますので、現状では旧村上市が委託する形、あと旧町村部が許可を持っている廃棄物の処理業 者が処理していると、そういう現状になっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうすると、例えばわかりやすく言えば、そういう公衆の、よく現場等で設 置されているトイレとかをくみ取りいたしまして、それをただそこに持っていって、お金払って処理 してくれよというようなことはできないということの理解でいいわけですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 環境衛生課長。 〇市民部環境衛生課長(増子要作君) 一般の人が、個人が持っていってそこで手数料を払って利用 するというようなことはできないということだと思います。 〇3番(本間清人君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今ほど同じ87号に関してお伺いいたしますが、指定管理者に手を挙げようとする企業というので しょうか、そういうところでは、これを手を挙げる場合に、その企業内でどういう資格を持った職員 を持っているというか、そういうのが条件になりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 環境衛生課長。 〇市民部環境衛生課長(増子要作君) 資格関係でありますけれども、し尿という一般廃棄物を処理 するには市町村が責任を持ってするわけですけれども、その代行を指定管理者に行ってもらうという ようなことでありますけれども、そういう意味から、まずその一般廃棄物を処理できる資格を持った 業者、それからあと廃棄物処理施設の技術管理者、これはし尿処理の部門ですけれども、そういうよ うな資格も要ります。それから特別管理、産業廃棄物管理責任者、これらの資格も要ります。それか ら、酸素欠乏危険作業主任者、そういうような資格も要ります。それから危険物取扱者、これは乙種 の第4類ですけれども、そういうような資格も要ります。それから、今度施設を運営していく上で、 これは講習を受講していただくわけですけれども、廃棄物の焼却施設に関する業務に係る特別な講習、 教育といいますか、そういうものが必要です。それから、電気関係も扱っていますので、低電圧電気 取扱者業務の特別の講習と、そういうようなものも必要となります。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 今課長からご説明がありましたが、いろいろな分野の資格というか、専門知 識を持った職員を抱えている業者が対象ということになるのですが、そういう業者は市内にはあるも のなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 環境衛生課長。 〇市民部環境衛生課長(増子要作君) 同じようなことになってしまうかもしれませんけれども、一 般廃棄物の処理、し尿という廃棄物の処理を市が委託できる人、それから委託する場合の基準が法令 で定められております。そんなことから、施設を安全かつ適正に運営していただくには、市内の一般 廃棄物処理を現に委託を受けてやっておられる業者の方がやっぱり一番適任ではないかと、そんなこ とで思っております。ですから、指定管理者を広く公募するような形ではなくて、そういう方に指定 限定するような形で考えております。ただ、このことについては、また指定管理者の選定委員会で検 討していくことになると思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ちょっと何か今ご答弁が、施設を運営することと、今までそこにかかわった 業者とはまた全然立場が違うのだろうと思っていて、ですから私の2番目の質問は、そういういろん な資格等が必要になってくると、運営には。それで、そういうものすべてを抱えている業者は市内に はあるのですかというのですから、あるのだったらある、ないのだったらないで、対象を少し県内に 広げますとかと、そういう答弁をお願いしたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 環境衛生課長。 〇市民部環境衛生課長(増子要作君) 大変失礼いたしました。現在委託しております市内の4業者 の方については、そういう資格は持っております。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員会に付託されますので、私総務のほうは違うので、そこの部分で少しお 聞きしたいのですが、議第86号です。育児休業関係なのですが、基本的なことなのだろうかもしれま せんけれども、子供をお産みになられる女性の方、男性の方も育児休業はいいのでしょうけれども、 お産みになられる女性の方が休業をとるのが圧倒的かなと思いますが、産前産後、そのまま育児休業 という形のパターンがあり得るのかなと思うのですが、育児休業というのは基本的に何日間ぐらいな のでしょうか。それの間の給料補償とかはどんなふうになっているのか、ちょっとあわせて教えてい ただきたいのですが。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 育児休業の取得については、これまでも法律改正がたびたびされ まして、本市におきましても条例改正をしておりますが、3歳まで取得が可能となっております。育 児休業期間につきましては、無給ということになりますので、その間は給与は支払いはされません。 ただし、共済組合等に加入しておりますので、育児休業のための一時金というのが、個人によって多 少違いますけれども、おおむね給与の4割程度が支給されるという仕組みの制度がございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 先ほど市長の説明で、育児休業は再度の申請ができるというようにも今回な るというようなことも説明にございましたけれども、1回にとる長さというのは、そんなのはないの ですか。例えば3歳までの間に育児休業という形でとるということであれば、例えば生まれてからち ょっと面倒見る人いないのでということでとって、その後一度復帰して、またとるというのができる ようになったということなのでしょうけれども、1回にとる長さというのはないのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 1回でとる育児休業の期間というのは、3年間が最大で可能にな ります。しかしながら、現実的にほとんど平均しますと1年程度というのが多いわけですが、1カ月 でも3カ月でも、これまでは家庭の事情によって、いわゆる配偶者がいる場合については取得ができ ないという形でおりましたので、期間が短いものもございました。今回の改正によりまして、配偶者 の就業にかかわらず、自宅にいた場合においても育児休暇の取得が可能になりますので、そういった 場合につきましては育児休業の期間がいろいろ変わってくるのではないかというふうには思っており ますが、現状は何日間というのは定めはなく、最大で3年間が取得できるということになっておりま す。 〇16番(姫路 敏君) ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第85号から議第91号までの7議案については、議案付託表のと おり会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              日程第16 議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)       議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第16、議第92号及び議第93号の2議案は、平成22年度一般会計及び特別 会計補正予算であります。これを一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第92号及び議第93号の2議案について、提 案理由のご説明を申し上げます。   これら2議案は、平成22年度村上市一般会計及び後期高齢者医療特別会計の補正予算であります。   議第92号は、一般会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算の総額に1億460万円を追 加し、予算の規模を302億8,460万円にしようとするものであります。歳入の主な項目について申し上 げます。第13款使用料及び手数料で133万2,000円を減額し、第14款国庫支出金では722万円追加し、 第15款県支出金では緊急雇用創出事業臨時特例金交付金補助金をはじめとして、各種事業補助金を2, 656万3,000円追加いたしました。第19款繰越金において、前年度繰越金6,779万8,000円を追加し、第 20款諸収入では、弁償金ほか435万1,000円を追加いたしました。続きまして、歳出について主な項目 について申し上げます。第2款総務費では、緊急雇用創出事業等1,109万2,000円追加し、第3款民生 費137万2,000円を追加し、第4款衛生費では日本脳炎予防接種経費、新ごみ処理場経費などで7,138 万2,000円を追加いたしました。第6款農林水産業費では227万2,000円追加し、第7款商工費では、 ふるさと雇用再生事業など新規事業を主に実施するため1,437万8,000円追加し、第8款土木費では11 8万8,000円減額し、第10款教育費では527万5,000円を追加し、第14款予備費を1万7,000円追加いた しました。第2表債務負担行為では、新ごみ処理場建設業関連を追加いたしました。   次に、議第93号は村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。歳入歳出予算 の総額にそれぞれ100万5,000円を追加し、予算規模を6億2,790万5,000円にしようとするものであり ます。補正の内容といたしましては、歳入の第5款諸収入で100万5,000円を、歳出の第4款諸支出金 で同額の100万5,000円を計上しております。これは、前年度において被保険者死亡後の相続手続未了 などにより、納入年度内に還付手続が完了しなかったものについて予算措置を行う補正であります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   歳入で、県支出金の中に雇用対策費補助金、ふるさと雇用と緊急雇用とございます、緊急雇用の 補助金の1,538万6,000円でしょうか…… 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬議員に申し上げます。議第何号と…… 〇22番(相馬エイ君) 大変失礼しました。92号の一般会計補正(第1号)の中の歳入の9ページ、 雇用対策費補助金がございますが、幾つかの課で緊急雇用等の事業が組まれておりますが、幾つの課 で対象に事業を起こし、そして個々でも結構ですが、何人を対象にこの雇用対策費補助金を有効活用、 今回されているのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 課につきましては、ちょっと今まとめてございませんけれども、ふ るさと雇用が10名の雇用が生まれることにしておりますし、緊急雇用につきましてはトータルで62名 の雇用が生まれることになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 3月議会がその年度の事業を組む議会ですよね、その後のこの6月議会にこ ういう形で今の不況の中、こういう事業を取り組んでいただくということは非常にありがたいと思っ ているのですが、今後もある幾つかの課でこういうものを取り組みたいとなったときには、例えばこ の後の9月議会等でもこういう形で事業を組むことができるものなのでしょうか、それともこの6月 議会で事業の提案というか、そういうのは終わりなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 今提案してございます事業につきましても、うちの担当が県のほう にヒアリングに参って、いろいろとこの事業を採択していただくべくやっておりまして、ヒアリング の中では結構県内各市からいっぱい出てきていまして、なかなか厳しいという状況を聞いてきている ということでございまして、今後県のほうでこれぞというものでなければ、これから9月、12月議会 に出ていくというのはなかなか大変かなという部分はございます。もし出てくれば、さらに県のほう に押し込んでもらうような形にしていければというふうには思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 不況ですし、とにかく少しでもこういうものに対して考えて事業を起こして いくというのは、行政としては今だからこそ大事な事業だと思いますので、ぜひ県と交渉するぐらい の意気込みで、次から次へ知恵を出していろんな事業を考えていただきたいと思います。   3番目に、19ページの学校給食費で309万4,000円の補正が出ております。普通3月議会でいろい ろ要望が上がってきたものに対しての工事とか、そういうのが本来ならされるのかなと思ったのです が、この6月議会にこういう形で上がってきたというのは緊急の何かものがあったのでしょうか、ご 説明お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) これにつきましては、今年度に入りまして高南共同調理場の ボイラー、これ平成8年に設置されたものでございますけれども、老朽化によりまして一部ひび割れ が生じてきたということで見ていただいたところ修繕が難しいというようなことで、今回新たにこの 部分について新しく給湯器を設置する経費についてお願いしたものでございます。このままだと給食 業務に支障が出るということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   ただいま議題となっております議第92号及び議第93号の2議案については、予算付託表のとおり 会議規則の規定によって各所管常任委員会に付託いたします。                                              動議の提出           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 議長、動議を提案させていただきたいのですが、説明してよろしいでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) どうぞ。 〇3番(本間清人君) 実は本日、新聞に報道されました口蹄疫の連絡会議、村上市7日に設置とい うことで記事が出ておりました。たしか今宮崎県の口蹄疫被害を受けて、村上市は3日までに口蹄疫 連絡会議の設置を決めたと。これは、内部組織で7日に設置をするということの記事が載っておりま した。農林水産課長を議長に環境衛生など関係課長で構成、県と連帯し、情報を共有するということ で、そのことに関しましてきょうの朝新聞に出たものですから、何かしらの議会に対して報告がある のかなということでお待ちをしていたのですが、一切理事者側からの説明もございません。この埋立 地も各旧市町村で5カ所既に選定したということで載っております。非常にいいことだと私は思うの です。対応の早さも、村上は村上牛のブランドだったり、朝日豚だったり、やっぱり家畜を産業とし ている方にとっては本当に、もしこっちに蔓延してきたら非常に大変な問題になります。それをいち 早く市がこういうふうに県内でも先立ってやっているということに関しては、非常にいいことなのに もかかわらず、何でそれを場所を選定したにもかかわらず、議会等にも説明をしていただけないのか。 例えば実際産業としている方々にとってはありがたいけれども、もし選定された場所の近くにいる方 にしてみれば、ここになったのかよというような問題だってあるわけです。ぜひそういったことを、 きょう記事にも載ったわけですから、ぜひ議会に説明していただきたいということで動議を提出した いと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 賛成者はおりますか。           〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ただいま本間清人君から口蹄疫連絡協議会設置の件の説明動議が提出されま した。所定の賛成者もありますので、動議は成立いたしました。   暫時休憩いたします。 直ちに議会運営委員会を開催し、本動議の取り扱いについてご協議願います。議会運営委員長、 委員は議長室にご参集ください。           午後 1時51分  休 憩                                                        午後 2時15分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   休憩中に議会運営委員会を開催し、本動議の取り扱いについてご協議いただきましたので、議会 運営委員長からその協議の結果についてご報告願います。   議会運営委員長。           〔議会運営委員長 長谷川 孝君登壇〕 〇議会運営委員長(長谷川 孝君) 先ほどの本間議員の動議について、議会運営委員会の協議結果 を報告いたします。   議会運営委員会では、全会一致により動議を日程に追加して、理事者側から諸般の報告として説 明を求めることといたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。                                              追加日程 諸般の報告 〇議長(佐藤宮吉君) お諮りいたします。   この際、諸般の報告を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、この際諸般の報告を日程に追加し、議題といたします。   理事者から説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) このたびの案件に関しまして、議員の皆様には多大なご迷惑とご心配をおか けいたしまして、まずもっておわびを申し上げる次第でございます。   私ども対応といたしまして、後手に回らないようにというようなことで対応をするというような ことでしてきたわけでございます。後ほど部長あるいは課長から詳しく説明をいたさせますが、これ から具体的な対応等について検討をしていくという、まだ段階であったということでありますので、 詳細については担当から説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 大変申しわけありませんでした。今までの経緯につきましてご説明 申し上げ、詳細については課長のほうからもお話ししていきたいというふうに思いますので、よろし くお願いしたいと思います。   この口蹄疫につきましては、宮崎県のほうで発生しまして、新潟県にはまだ来ていない状況でご ざいますけれども、私どもの大事な村上牛、朝日豚とか、大事な畜産を抱えてございまして、なるべ く早く対処したいという思いで動いてきたのがこういう結果になったのだという部分はございます。   それで、昨日村上市口蹄疫対策連絡調整会議ということで実は開かせていただきました。この会 議は、村上市口蹄疫対策要領というのを制定しまして、これからどういうふうに対処していこうかと いうことの、その前段の連絡調整をしようということで集まっていただいた会議でありまして、具体 的にまだ、決定するのは7日の日に庁議がございまして、庁議で決まりましたら早速議員の皆様にも お知らせしようということであったのですけれども、私ども本当にそれよりも早くご説明するのが筋 だったということで大変ご迷惑かけたというふうに思っております。   そこで、中身についてご説明申し上げたいというふうに思います。この口蹄疫につきましては、 県のほうから早くマニュアルをつくって、それぞれの市町村で対処するようにということでありまし たのですが、県のほうからマニュアルができた後、市のほうでつくって対処せよということで文書が 流れてきてありましたし、指導も来てございます。ただ、まだまだマニュアルが全体的に流れてこな いものですから、私どものほうとしては来る前でもできる限り対処できる分については初動態勢をと ろうということで要領をつくって対処していこうということで、まだしっかりしたものはこれから県 と調整しながらつくっていくということでございます。   今の状況につきましては、村上市口蹄疫対策要領とございまして、要領につきましては確定しま したら7日の日に、まだ案でございましてあれなのですけれども、要領の防疫態勢及び組織というこ とで、今この要領のまだ案でございますけれども、警戒態勢が1から4までのレベルがございまして、 今の態勢につきましては警戒態勢の1レベルということで、日本国内で口蹄疫が発生した場合は警戒 態勢第1レベルなのだということでありまして、村上市口蹄疫対策連絡会議を設置して構成員へ発生 地、発生状況等の情報伝達を行い、情報の共有化を図ると。まだ情報の共有化を図る段階だという、 これが7日の日に決まりましたら、こんな状況で、まだ警戒態勢が第1レベルだということでござい ます。警戒態勢第2レベルにつきましては、レベル1から感染が拡大した場合、今度市長を本部長と して庁議メンバーで……すみません、まだ確定していないので、まだ庁議に諮ってございませんので、 そんな形で警戒態勢をつくりながら対応していこうということで、一応要領を作成、準備してござい ました。   そういうことで、先ほど本間議員から埋却地につきまして話ございましたが、そういうことで確 定している状況でございますので、これからまた一応庁議なり、諮りながらいろいろと検討していこ うということになっております。埋却地につきましては、基本的には飼っている人たちが自分たちで、 もし病気が発生しましたら埋却するということが第一原則でございまして、場所がないときになれば 行政なりがお手伝いするという形になりますし、県、国というふうな形になろうかと思いますけれど も、一緒にやっていくということになろうかと思います。   私のほうからはあれですけれども、足りない分については課長のほうからお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) ただいま部長が細かく説明していただきましたが、県の ほうから5月18日に県防災局危機対策課、それから農林水産部畜産課の名前で口蹄疫対策会議を開く から市町村から担当者を出してくれと、そういうことで会議がありました。その中で、今後マニュア ルの作成、それと埋却場所の候補地の選定を今後時間をかけてつくっていただきたいと、そういうこ とで打ち合わせがありました。それで、県のほうは5月31日まで県のマニュアルを作成すると。それ で、市町村につきましては6月末まで、家畜保健所振興局のお力をかりてマニュアルを作成してくだ さいよということで説明がありました。ただ、今部長が言われたとおり、6月末までそのマニュアル を作成していては、もし入ってきたときに対応が後手になるということで、昨日ですか、6月3日に そういうたたき台をつくりまして一応の計画を組んでみたと、そういうことでございます。その中で、 その口蹄疫の細かいこと、またどういうふうに対応すればいいかということは、きのう本庁の課長さ ん方に集まってもらったわけですけれども、その中で下越家畜保健衛生所の防疫課長、それから主査 の方、それから振興局の企画振興課の方にも来ていただいて、どういう県の考え方、また保健所の考 え方でいるのかということを綿密に打ち合わせさせていただいたところでございます。今後いろいろ そういう計画をつくりながら、マニュアルづくりに対応していきたいと、そういうことで考えており ますし、先ほどから言われています、そういう埋却場所については決定しておりませんので、これか ら県有地とか、そういうところも候補に入れて考えていかなければならないかなと、そういうふうに 考えているところでございます。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) どうもありがとうございました。   今のご説明ですと、7日に設置されて、これから庁議を行い、細部に関してはその後というお話 ではあるのですが、やはりこれが報道の悪いところなのです。こういう記事が出てしまいますと、こ の内容については別に悪いことでもない、大変いいことなのです、先行してやっていただけると。赤 松農林水産大臣も、今回宮崎の対応が1週間遅れたと。そのことに関して、宮崎は非常に怒っている わけではないですか。だから、もしこういったのをやるのであればやるで、私は大変ありがたいこと だと思っているのです。でも、この記事がこう書いてあるのです。「感染した牛などの家畜を殺処分 する際の埋却地として市内に5カ所、計約1万平方メートルを選定した」、一番最後には「埋却地は 旧5市町村ごとに選定した。牛なら3,400頭、豚なら5,600頭を埋却できる」という記事なのです。こ れは、普通読んでいたら、今課長や部長が答弁したのとはちょっと違うふうに、普通一般市民という か、私らだってこの記事読めば、どこなのだろうということが先に思い浮かぶと思うのですけれども、 その辺どうなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 一応市有地として候補はありますが、それで決定したと いうことではなく、新聞社が早とちりしたということだと思います。すみません。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ということは、これは全く記事がしたと、3,400頭やら5,600頭というのは何 の根拠もないのだという記事なのだということでよろしいわけでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) そのとおりでございます。ですから、一応市有地として 候補として挙げた面積がそういうことで、それを決定したとか、そういうものではないということで ご理解いただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その記事が先走っているというか、すべて決定したような記事にはなってい ますけれども、これが記事が違うのだと、まだ実際は決定していない、選定として市有地のある土地 はこのぐらいの1万平方メートルあるよというようなことでは今計画というか、協議をしているとい う段階ということで理解していいでしょうか。   そうしたら、では7日に設置をされて、もし今後その経過については常時、例えば間違った報道 をした新聞社に対して、ぜひ前回のことは違って、まだ決定していないと、今こういった形で進めて いる、もしくはこういう形で決定したという、常時そのことはぜひこの新聞のほうの報道に載せてい ただきたい。これはやはり市民の方これだけだと、もうどこに決定したのだろうということは多分ず っといくと思います。例えば市有地にしたって、近くにいる方、何も人間には害がないとはいえども、 例えば地下水をくみ上げている方々とか、そういった三面川の下流で、これから漁が始まってくる 方々、そういった方々にしたら本当に何の影響もないのかということが心配になろうかと思いますの で、その辺もきちっと議会に対しても、7日の設置以降まだ今月は議会あるわけですから、常時その 経過は議会に対して説明をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) わかりました。庁議で決定した後に、機会を見て議員の皆様にご説 明したいというふうに思います。 〇3番(本間清人君) よろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) これは大事なことだと思うのですけれども、まず最初に議会運営委員会で、 この記事が正確なものなのかどうか、議場で説明できるものかどうかというところも含めてやっぱり 検討していただきたいとは私は思うのですけれども、今言ったように、腰砕けになるようなことでは、 これをもとにして議論している我々が、これしか資料ないわけですから、あるわけです。そうやって 考えてみると、やっぱりこの記事は農林水産課長は、今本間議員の話だと、選定されたということも 言っていない、そして3,400頭も言っていない、5,600頭も言っていないということを農林水産課長は 今この議場で言われたわけですから、そんなものを我々が真剣にここで、本当に説明を受けて、こう やって議論していいのか。例えばその辺で雑誌のゴシップ誌持ってきて、これこんなこと言っている けれども、説明を求めるといったときにいいのかという部分なのです。こんなとんでもない数字が違 うものを出されて、新聞社も新聞社でどうなっているのだということです。どうなのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 今の件ですが、市有地についてその候補に挙がった部分 についての面積と、そこに埋却したらそういう頭数になるという、そういうものでありまして、それ に決定したというものでございませんので、ご理解願いたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) あなた違うでしょう、言っていることが。ここにいる頭数とか全部違うと言 ったではないか、さっき。課長、どういう答弁しているのですか、さっきから。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 今課長が申し上げたのは、違うということで、その後訂正させても らったと思うのですが、訂正させてもらったというか、言いかえたということで…… 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、確認いたします。この記事は正しいのですか、正しくないのですか。 間違いがあれば、どこが間違っているのですか。ここから始まらないと先進まないでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) その記事につきましては、うちのほうでそういう候補地 を調査して、もしそこに埋却したらそういう頭数になるということであれですけれども、そこに決定 したとか、そういう記事の書き方については、決定しておりません。そういうことでご理解願いたい と思います。 〇16番(姫路 敏君) 決定なんてどこにも書かれていない、選定しているということでしょう。選 定しているのであれば、まさにいいのではないですか、新聞社間違っていないでしょう。選定してい るのでしょう、選定したということなのでしょう、何カ所か。そして、あなたは頭数も違うと言って いるのですよ、さっきの答弁で。 〇産業観光部農林水産課長(本間誠一君) 頭数は、ではそういうふうに理解したとすれば、頭数と かそういうものについては訂正して、おわびします。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 頑張ってください。これしか言いようがない。 〇議長(佐藤宮吉君) 川崎健二君。 〇12番(川崎健二君) きょう配付されました村上市議会第2回定例会説明員の出席の説明員と書い てありますけれども、ここのところに……           〔「上程された議案についてだよ」と呼ぶ者あり〕 〇12番(川崎健二君) これだけ。 〇議長(佐藤宮吉君) 農林水産課長の出席につきましては、議長が許可しました。   長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) 今同僚議会から議会運営委員会の信憑性という問題も含めた中でお尋ねし たいのですけれども、結局この記事自体がどこから発信されたのですか。市の理事者側から話がなけ れば、新聞社なんか書かないわけでしょう、どこからこの記事は発信されたか教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(瀬賀 功君) 昨日の会議のときに、新聞社の皆さんが出ていまして、それで聞い ていかれたということです。 〇議長(佐藤宮吉君) 長谷川孝君。 〇17番(長谷川 孝君) そうすれば、この記事は信憑性があるということになりますよね。でも、 庁議が開かれていないということを考えた場合に、庁議が開かれて、そこの中で決定したことを議会 で報告するというのが当たり前なわけです。ですから、こういう問題になってくるわけです。まして やこの農林水産課長が議長になんて書いてあると、こんな細かいことまで書いてあると、もう決定し ているのではないかと誤解されるのです。だから、議会にも庁議とかそういうもののルールの中でき ちんと説明するまで、こういう記事は公表しないというふうにしてもらわないと大変なことになると いうことをつけ加えて、終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) あとございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これで諸般の報告を終わります。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。   なお、10日から本会議を開き、一般質問を行いますので、定刻までご参集ください。   大変ご苦労さまでした。           午後 2時37分  散 会