平成22年村上市議会第2回定例会会議録(第6号) 〇議事日程 第6号 平成22年6月24日(木曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について撤回の            件                                  第 3  請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に            係る意見書の採択」を求める請願                    請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願           第 4  請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る「住宅リフォ ーム助成制度」の創設を求める請願                   第 5  議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ いて                                     議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について  第 6  議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定に ついて                                第 7  議第90号 市道路線の変更について                             議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について      第 8  議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)                  議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      第 9  議第94号 日沿道村上山辺里IC整備工事及び朝日三面IC整備工事の委託契約の締結 について                               第10  議員発議第11号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度   拡充」を求める意見書の提出について               第11  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(27名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(2名)   26番   石  嶋  修  平  君    29番   板  垣  一  徳  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    相   馬   正   喜   君        市 民 部 長    板   垣   純   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     瀬   賀       功   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所                   後   藤   智   秀   君        地域福祉課長        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    小   田   政   秋   君        山 北 支 所 長    斎   藤       誠   君        消  防  長    小   川   利   栄   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        事 務 局 次 長    高   橋   邦   芳        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は27名です。欠席の届け出のある者2名です。定足数 に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、14番、三田敏秋君、24番、瀬賀秀雄君を指名いた します。ご了承願います。                                              日程第2 議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定につ            いて撤回の件                        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条 例制定について撤回の件を議題といたします。   理事者から撤回の理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。ただいま上程をいただきました議第89号 村 上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例議案の撤回についてでありますが、この議案は 平成23年度から指定管理者制度を導入する予定の上海府デイサービスセンターについて、現行の一般 型通所介護事業に加えて、認知症対応型通所介護事業を行うことで今後の指定管理者募集業務を進め るために提案したところであります。   このたびの議案の撤回理由といたしまして、この事業分を条例中、事業に追加する改正に加えて、 条例中の利用料も改正すべき不備などがありましたので、撤回をお願いするものであります。まこと に申しわけなく、深くおわびを申し上げる次第であります。 〇議長(佐藤宮吉君) お諮りいたします。   ただいま議題となっています議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例 制定について撤回の件を許可することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議第89号 村上市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例制定について撤回の 件を許可することに決定いたしました。                                              日程第3 請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担            制度拡充に係る意見書の採択」を求める請願               請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、請願第2号及び請願第4号を一括議題といたします。   本件は、厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) 皆様、おはようございます。ただいま上程されております請 願第2号、そして請願第4号について、去る6月18日の厚生文教常任委員会において審査を行いまし た。その審査の概要と経過についてをご報告申し上げます。   最初に、請願第2号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充に 係る意見書の採択」を求める請願を議題とし、紹介議員に補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員から特に意見もなかったので、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立多 数により請願第2号は採択すべきものと決しました。   次に、請願第4号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願を議題とし、紹介議員 に補足説明を求め、審議に入りました。   委員から特に意見もなかったので、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立多 数により請願第4号は採決すべきものと決定いたしました。   報告は以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、請願第2号を採決いたします。   本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第2号は採択することに決定しました。   次に、請願第4号を採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第4号は採択することに決定しました。                                              日程第4 請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る            「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願        〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、請願第3号 地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の 振興を図る「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願を議題といたします。   本件は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) おはようございます。ただいま上程されました請願第3号  地域を支える中小建設業者の仕事確保と地域経済の振興を図る「住宅リフォーム助成制度」の創設を 求める請願は、去る6月21日の建設企業常任委員会において審査を行いました。初めに、紹介議員に 補足説明を求めた後、審査に入りました。   委員からは、隣の胎内市では900万の予算づけで98件の申し込みがあり、811万を拠出していると いう例や、ほかにも県内では津南町や十日町市がこの事業に取り組んでいる。ぜひ村上市でも実施す べきである。それなりに地域活性化や経済波及効果は見込まれるとの賛成意見がありました。これに 対し担当部長は、胎内市やその他の市や町でも緊急経済対策で取り組んだもので、胎内市、津南町は 22年度で、十日町市は21年度でこの事業は終了する予定になっている。村上市では同じ事業で中小建 設業者に緊急の土木工事を発注しているとの答弁がありました。   その後討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員により請願第3号は採択すべ きものと決定しました。   以上、報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第3号を起立により採決いたします。   本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第3号は採択することに決定しました。                                              日程第5 議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例制定について                            議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定            について                          〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第85号及び議第86号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、総務常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告書が 議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) おはようございます。ただいま上程されております議第85号及び 議第86号の2議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る6月16日午前10時から朝日支所旧議場において、委員6名、副市長、担当部長、担当課長、 担当職員、議会事務局長出席のもと総務常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第85号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ いてを議題とし、担当部長より説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この条例の対象人数は現時点でどれくらいかとの質疑に、現在介護休暇を取得してい る職員はいませんが、介護をしている職員の把握はしておりませんとの答弁でした。   そのほか質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第85号は原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   続いて、議第86号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを 議題とし、担当部長の説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、職員が育児休暇を取得すると臨時職員で補充すると思うが、臨時職員は発生した時点 で雇用するのか、それともあらかじめ確保しているのかとの質疑に、育児休業を取得する前に産休に 入るが、本人の育児休暇の申し出により、登録されている方の中からお願いしていますとの答弁でし た。   また委員から、長期休暇を取得すると給料の何%支給されるのかとの質疑に、育児休業は無給で すとの答弁でした。   委員より、親が常態として養育することができる場合は、育児休業ができないとの文言が削除さ れるが、これによる影響はとの質疑に、母親である職員が育児に専業するときは、父親である職員は 育児休業の申請ができなかったが、今回の改正で母親の就業に関係なく育児休暇の取得が可能になっ たものですとの答弁でした。   また委員より、病気や仕事の関係などで家庭環境が変化して、後になって休暇をとりたいときに 今回の改正では影響はないかとの質疑に、仕事と育児の両立をさせるというのが法律改正の趣旨であ り、影響はないものと考えていますとの答弁でした。 その他質疑なく、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第86号は原案のとおり可決すべきも のと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第85号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第85号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第86号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第86号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第6 議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定について        議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する            条例制定について                      〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第87号及び議第88号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、市民経済常任委員会に付託して休会中にご審査願ったものですが、委員長から議長あて 審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) おはようございます。ただいま上程されております議第87号、 議第88号の2議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る6月17日午前10時から神林支所旧議場において、委員8名、副市長、担当部長、担当課長及 び職員、また議会事務局長の出席のもと、市民経済常任委員会を開会いたしました。   初めに、議第87号 村上市し尿処理施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、第13号をつけ加えるのは理解するが、9条、10条の時間や休業日は今まで定めていな かったのかの質疑に、今までは規則で定めていたが、23年度から指定管理に委託することから条例化 するものですとの答弁でした。   委員より、受け入れ時間の定めた根拠はとの質疑に、受け入れして処理し、職員が退庁する時間 を想定して定めており、今までも問題なく同じ時間で定めていたとの答弁でした。   委員から、今後流れ的にはどのようになるのかの質疑に、限定指定した中で選定委員会で選定し ていただき、8月ころに現場説明を行い、9月ころに指定申請書を提出していただき、12月の議会で 議決をお願いしたいとの答弁でした。   委員から、今現在従事職員として採用された職員については、指定管理された後はどのようにな るのかとの質疑に、あくまでも市の職員として別の部署での勤務となりますとの答弁でした。   委員から、4月1日から施行の理由はの質疑に、23年度から指定管理を委託することから、準備 期間もあり、4月1日の施行日としたものとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第87号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   次に、議第88号 村上市山北ゆり花温泉・交流の館「八幡」条例の一部を改正する条例制定につ いてを議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、改正後は対象者を団体だけにしたのはとの質疑に、今までも個人の利用はなかったた めとの答弁でした。   委員から、利用者の市内外の基準はあるのかとの質疑に、特に基準はありませんとの答弁でした。   委員から、市内で同じような施設の料金形態が違うので、市民に納得のいけるように考えていた だきたいとの質疑に、これから検討していきたいとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第88号は原案のとおり可決すべ きものと決定いたしました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) ご苦労さまでございます。議第87号についてなのですが、初日に私質問させ ていただいたのは、その施設での直接受け入れに関して、料金徴収に関して出てくるかということで、 理事者側からはその施設へ直接料金を支払うことはないというご説明でありました。ところが、その 条例改正案の中にはいろいろなほかの他の条例を見ますと、例えば何立方まで幾らであるとか、そう いった料金表みたいなものも提示された条例になっているわけです。今回この条例の中には、23年度 から指定管理者にする必要があるので条例を制定したいということで、今提案あったわけですが、例 えば市役所に事前にその料金を業者が支払うなり、例えば何立米を今回持ち込んだ、その計算したの を後で料金表が来るのかわかりませんが、そういった料金の設定がこの条例の中には取り込まれてい ないのですけれども、そういった部分についての質疑は委員会の中でありましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) 委員会の中では、そういう料金設定の質疑は一度もありませ んでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 例えば今これから始まります91号なんかですと、集落排水なんかでもその基 本料金やら超過料金等、その地域によっての違いとかいろいろ条例の中に出てくるわけです。委員長 の見解としては、そういった料金制、当然ただで市がし尿処理を処理場で受け入れるわけはないわけ です、指定管理にしたとしても。必ずその受け入れる料金を、持ち込む業者は市に対して料金を支払 わなければいけないわけです。そういったものが明記されていなくても、この条例はいいのだという 委員長は解釈していらっしゃいますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 市民経済常任委員長。 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) あくまでも委員会で決めたことを私は守って報告していくも のだと感じておりますので、委員会で今こういうふうに原案どおり可決されたものでありますので、 それで私はよろしいかと思っております。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第87号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第87号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第88号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第88号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第90号 市道路線の変更について                        議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第90号及び議第91号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものですが、委員長から審査報告 書が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第90号 市道路線の変更につ いては、去る6月21日、先ほど報告した請願第3号の審査から引き続き、委員7名、副市長、担当部 課長及び担当職員、議会事務局長出席のもとで審査を行いました。その審査の概要と結果について報 告します。   初めに、担当部長より今回の変更は日沿道胎内荒川インターから神林岩船港インターまで高速道 路が開通し、通り抜けができなくなる市道路線、荒川地区2路線、神林地区5路線の起点、終点の変 更を行うものですとの説明があり、質疑に入りました。   委員より、今までの道路はどうなるのかという質疑に対し、通り抜けができなくなるわけですの で、当然廃道になるという答弁がありました。   以上、質疑を終結し、討論もなく、起立採決の結果、起立全員にて議第90号は原案のとおり可決 すべきものと決定しました。   次に、議第91号 村上市集落排水処理施設条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員からは、今回上海府地区が農業集落排水事業により下水道が整備され、11月から供用開始と なるが、すぐ隣にある滝の前集落は、下渡、羽下ケ渕の農業集落排水事業にも加わることができず、 その推移が宙に浮いたままですが、今後どういう方向で下水道事業を行う考えかという質疑があり、 それに対して担当課長は、下水道事業には国の補助事業が前提で、公共下水道事業にも農業集落排水 事業にも基準を満たしていないため事業を進めていくことはできません。今後は、合併浄化槽方式で 対応していくという考えですという答弁がありました。   そのほかさしたる質疑もなく、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第91号は原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 委員なので、委員長のことには全然問題ないのですけれども、ちょっと今の 説明で1点間違っているなと思いますので、確認だけあれですけれども、滝の前は公共下水道に属し ているのです。委員長の報告だと、公共下水道にも属さない、集落排水にも属さないということでの ご答弁がございましたけれども、集落排水の基準は満たしていないのですが、公共下水道たるものの 部分では満たすというか、流れとしては属すということであるはずですが、ちょっとその辺確認して いただきたいなと思っています。 〇議長(佐藤宮吉君) 建設企業常任委員長。 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) 当時の会合の中で、ちょっと私勘違いしたかもしれません。 〇16番(姫路 敏君) では、その辺もう一回確認した上でお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第90号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第90号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第91号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第91号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)             議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第92号及び議第93号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査を願ったものでありますが、各委 員長から審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 小池 晃君登壇〕 〇総務常任委員長(小池 晃君) ただいま上程されております議第92号 平成22年度村上市一般会 計補正予算(第1号)のうち当委員会所管分について、さきに報告しました議案に引き続き審査をい たしました。その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   初めに、議第92号のうち歳入全款について担当課長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、今年度予算執行から2カ月ちょっとで1億円もの多額の補正であり、国、県からの補 助金もあるが、大部分が繰越金での補正となっている。中身は新ごみ処理場建設関係のようだが、当 初予算には見込めなかったものかとの質疑に、新年度に入って国、県への申請等が始まったという事 情があり、当初予算に計上することが難しかったが、大きな金額を補正するのはなるべく早く情報を 伝えたいということで、今回間に合う分を計上したものですとの答弁でした。   また委員から、緊急雇用創出事業で今回14名追加との説明であったが、当初予算にも計上されて いて、今回プラスになったのは環境が変わったのかとの質疑に、この事業は23年度までの3カ年の計 画で実施しているもので、今回計上したものは県から今年度分として2次的に事業をいただいたもの で、改めて計上したものですとの答弁でした。   続いて、歳出全款と債務負担行為補正について担当部課長から説明を受けた後、質疑に入りまし た。   委員より、公有財産土地調査業務委託料として588万円計上されているが、この調査の内容はと の質疑に、旧5市町村のデータベース化は既に終わっているが、うち所有地の番地と法務局の番地が 合わないものがあり、これを法務局の番地に合わせるのが主な中身ですとの答弁でした。   また委員より、4名配置され、588万円の経費をかけるには、単に台帳の突合だけではなく、大 がかりな測量のし直しなどが必要だということなのかとの質疑に、一時的には台帳の突合ですが、そ の後に土地の現状がどうなっているか確認するところまでがこの範囲になっていますとの答弁でした。   委員より、新ごみ処理場建設は23年度では終わらないとの説明を受けているが、債務負担行為は 23年度まででよいのかとの質疑に、環境影響調査委託料については1年間四季を通じて調査すること となります。今年度途中から来年度途中までの調査となり、2カ年の債務負担行為となります。また、 総合支援業務委託料については、PFIの可能性調査や基本計画、基本設計など、工事の前段の委託 経費になります。現在のところ23年度までの2カ年の債務負担行為を予定していますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第92号  平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち、総務常任委員会所管分については原案のとお り可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 大滝国吉君登壇〕 〇市民経済常任委員長(大滝国吉君) ただいま上程されております議第92号 平成22年度村上市一 般会計補正予算(第1号)のうち市民経済常任委員会所管分について、先ほどの報告しました議案に 引き続き審査をいたしました。その審査の概要と経過について報告いたします。   初めに、歳出の当委員会分について担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   総務費では委員から、自転車置き場の仮設工事をする場所はとの質疑に、村上駅に向かって左側 にある市有地の空き地ですとの答弁でした。   委員から、利用者に周知する看板等の予算は含まれているのかとの質疑に、あくまでも工事費だ けですが、利用者に迷惑のかからないよう検討し、進めていきたいとの答弁でした。   委員から、市民表示データ作成事業は当初では見込めなかったのかとの質疑に、緊急雇用創設事 業の中で行う予定で補正したものですとの答弁でした。   商工費では委員から、町屋屏風祭りや支援事業とはとの質疑に、期間は7月から10月までの1名 雇用して、屏風祭りの支援や観光案内施設修繕などをしていただくつもりですとの答弁でした。   委員から、物産販売拠点整備について委託された方々との今後の計画についてどう話し合われて いるのかとの質疑に、この事業は2カ年の事業で、その後も引き続き行っていきたいとの話でした。 市としてもできる限りの支援をしていきたいとの答弁でした。   委員から、高速道路が朝日まほろばインターまで今年度中開通するに当たり、それに付随する観 光案内看板も必要かと思うがとの質疑に、今回の補正は市内全部の観光案内施設調査と修繕事業です。 高速道路関係については、9月までに計画をして補正をお願いしますとの答弁でした。   その他質疑もなく、討論もなく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべき ものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川村敏晴君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川村敏晴君) ただいま上程されております議第92号 平成22年度一般会計 補正予算(第1号)のうち当委員会所管分及び議第93号の合計2議案について、去る6月18日午前10 時から山北支所旧議場におきまして、委員6名、副市長はじめ関係部課長及び関係職員、議会事務局 出席のもと委員会を開催いたしました。その審査の概要と経過について主なものを報告申し上げます。   議第92号 平成22年度村上市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会所管分を議題とし、歳 出について予算付託表の記載順に担当部長から説明を求めました。   説明の後、款ごとに質疑を受けましたが、第3款民生費については特にございませんでした。   次に、第4款衛生費についても質疑はございませんでした。   次に、第10款教育費について委員から、高南小学校の給食センターについて、前回このセンター との意見交換会を行った際、食器がまだアルミを使っているので、カレーライスを食べるときにとて も熱くて持ちづらいとのことであったが、この件について教育部で検討したかとの問いに、まだ検討 していませんとの答弁でした。   委員から、市内の各学校でまだアルミ食器を使っているところの割合はどの程度かとの問いに、 学校給食費については現在それぞれ学校によって異なっておりますので、昨年度から各学校の栄養士 の先生方と私ども事務局とで検討を重ねて、学校ごとの格差をなくすことに取り組んでいますとの答 弁でした。   また委員から、当市内の学校に配属されているALTは、日本の教員免許のような資格を持った 人が来ているのかとの問いに、外国人招致事業からの派遣であり、その外国人招致事業に登録する外 国人の方は、主に他国の大学で日本文化に関する内容を修めた方、または外国語教育や教育学を修め た方を主に招致する制度になっているということです。ただし、外国語指導を行うのに特別な資格を 有するかどうかについては、現段階では特別な資格というのは必要ではないと受けとめていますとの 答弁でした。   委員から、日本では教師になるのに教員免許のある方々が3倍、4倍の競争をしているのに、A LTの方々については日本に興味があるとか、その事業団の要件を満たしていれば採用されるという ような感じに受け取れるのですが、こちら側からいろいろと要求はできないのでしょうかとの問いに、 これについては財団法人国際化協会を通してお願いをしているので、その際に自分たちからお願いで きる部分といえば、車の免許を有しているとか、または日本語をできるだけ話せる方だとか、あとは 年齢的にこのくらいの方にとか、このような部分についてお願いができるのでありますが、教員免許 については要件ではないということであります。しかし、ALTも学校の現場に入って子供を指導す るわけなので、その部分について意欲のある方を要望していますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第92号 のうち当委員会所管分については、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第93号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とし、担 当部長に議案の説明を求めた後、質疑に入りましたが、委員から特に意見もなく、討論を求めました が、討論もなく、起立採決の結果、起立全員で議第93号は原案のとおり可決すべきものと決定をいた しました。   報告は以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 平山 耕君登壇〕 〇建設企業常任委員長(平山 耕君) ただいま上程されております議第92号 平成22年度村上市一 般会計補正予算(第1号)のうち当委員会所管分を議題として、担当部長に説明を求めた後、審査を 行いました。   委員からの質疑では、1つ、なぜ6月議会で幹線道路整備予算が減額され、市道整備予算が増額 になるのかという、そのような予算の組み替えがあるのかという質問がありました。答弁、予算を組 んだのが昨年の11月ごろで、国の公共事業予算措置に対して情報不足で、国が道路特定財源を利用し た補助事業を行う場合、通常事務費の60%が国庫補助で賄えると判断していたのが、マイナスシーリ ングにより削除されたため事業執行ができず、その分を一般財源に組み替えたものですという答弁で した。   1つ、3月議会の説明では、道路橋梁費は道路特定財源の補助事業が使えるという説明であった が、これはどういうわけか。国の公共事業費18%削減の影響で、事務費相当分の削られた予算を内示 されたのが3月議会なので情報不足でしたという答弁でした。   1つ、車両購入費とあるが、それは現在使っているリース車なのかという質疑に対し、答弁、現 在建設課で使っている四輪駆動車、5年リースで契約しているが、ことしで契約が終了するので、そ れを残存価格で買い取るものですという答弁でした。   1つ、契約が終了するリース車を買い取ることは、必ずしも得策なやり方ではない。契約が終わ ったら、持たずに返却したほうがよい場合もあるが、今後リース車の契約をするときはよく検討すべ きと考えるがという質疑に対し、答弁、今後はどのような形でリース契約を結ぶかということを慎重 に協議して決めるようにする。   以上、質疑を終了して、討論はなく、起立採決の結果、起立全員で議第92号 平成22年度村上市 一般会計補正予算(第1号)のうち当所管分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第92号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第92号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第93号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第93号は委員長報告のとおり可決されました。 午前11時10分まで休憩します。           午前10時51分  休 憩                                                        午前11時10分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第9 議第94号 日沿道村上山辺里IC整備工事及び朝日三面IC整備工事の委託            契約の締結について                     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第94号 日沿道村上山辺里IC整備工事及び朝日三面IC整備 工事の委託契約の締結についてを議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第94号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、日沿道村上山辺里IC及び朝日三面IC整備工事の委託について、北陸地方整備局と委 託契約を締結したいので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであ ります。   本工事は、今年度完成を予定しております神林岩船港インターチェンジから朝日まほろばイン ターチェンジ間に、2カ所の地域活性化インターチェンジを整備するもので、舗装工事と道路附属設 備工事を予定しており、その内容については添付の工事概要のとおりであります。   このたび北陸地方整備局に委託することとしましたのは、本線工事との同時施工によりこれらの 工事の施工期間の短縮が図られることや、本市において自動車専用道路の施工実績がなく、施工管理 等の技術力が十分でないことなどによるものであります。このため北陸地方整備局に工事の発注から 管理、精算報告までの工事の施工に関するすべてを委託するものであります。   これまで工事に関する請負において、議会の議決に付すべき契約を締結するときは、議会の議決 を得たときに本契約とみなす旨を記載した仮契約書を作成しなければならないことになっております が、本来市が実施しなければならない工事について、先ほど申し上げました理由により国の機関に委 託をする方法であるため、北陸地方整備局ではその取り扱いについては工事受委託の手続をとるとの ことでありますので、資料1にお示しのように、村上市と北陸地方整備局との間で本工事に係る受託 契約書を取り交わす形で提案をさせていただいたものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) この議案につきましては、私も所管している建設企業常任委員会の所管では ありますけれども、先日委員会の中で、この資料3になっている部分がカラーになったのを委員会で 説明をいただきました。その締結についてというのが、これ追加議案で後で郵送されてきたわけです が、この部分はそのときにどうして委員会でこれについても資料は提出して、その審議はやっぱりで きないものだったのですか、あのとき。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) きょうの最終日に追加議案ということでございましたので、きょ う審議いただくということで、委員会のときには箇所の説明だけをさせていただくものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) そうしたらこの1億8,100万なりのこの金額が、その両方とものインターチ ェンジ合計の金額になっているわけですけれども、前も神林でしたか、あのときにその部分は国から 1回お金は来るのだけれども、同じ工事なので、それを市がまた逆に来たお金をバックするみたいな 形で全部一緒にやってもらうような、たしかそういった説明でしたけれども、この1億8,000万なり の契約金額というのは、いわゆる道路特定の財源ということで、今回高速道路を事業することに関す る事業費で、一度は村上市に入ったお金の中からまたその1億8,000万分を向こうに契約として返す というか、そういった形の契約なのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 神林の場合は、議員ちょっと勘違いなさっていると思うのですけ れども、受けた道路のほうが市道で、それが補助事業として事業をやっている部分でございますし、 神林のほうもインターの取りつけについては、たしか単独費でやっていたかと思いますし、今回の場 合は単独費でもってこれを計上しているということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 単独費ということは、全くその1億8,000万の工事費というのは一般財源の 中から出ている財源なのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) ちょっと今資料ないのではっきりしたこと申し上げられませんが、 たしか一般単独費ということで解釈してございます。調べてまたご報告させてもらいますが。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   この議第94号、平成22年6月24日提出、村上市長大滝平正ということで、今回追加議案としてな っておりますが、都市整備部長の決裁日、それから市長の決裁日はいつ、何月何日でしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) うちのほうで起案したのは6月14日でございます。この契約でご ざいますか、決裁日、6月14日に市長のほうに決裁を上げてございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 6月14日に市長が決裁をしているということなのですか。ちょっと1つ目の 答弁、はっきりすかっとしないので確認しますけれども。私の最初の質問は、部長の決裁はいつで、 市長の決裁日はいつですかと2つの決裁日を答えればいいわけです。それはきっちり答えてください、 質問しているので。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 私のほうは6月14日でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 市長の決裁日は。   都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 市長の決裁も同日でございます。 〇22番(相馬エイ君) 2つ目ね、6月14日でしたら、結果的には追加議案にせざるを得ないという か、議運にきちんと、本会議に出て常任委員会経由でという、6月議会の正式な議案に組み入れるこ とができないということなのかもしれませんが、手続上具体的になぜ追加議案にしなければならなか ったかという、ポイントだけで結構ですのでおっしゃってください。それなりの理由があるはずです。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 国交省のほうに設計を依頼しているわけでございますけれども、 それが当初6月定例会に間に合うようにはお願いをしていたのですが、設計のほうがちょっと手間取 ったということで、当初のときには間に合わなかったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) そう言われればそうですかと答えざるを得ませんが、これはこういう形で進 めるということが当然わかっていたわけですので、急にこういう契約を国とすることになったという わけでもないわけですので、結果的には追加議案にするという、私は嫌みで言うようで申しわけない のですけれども、担当部としてはしっかりと、6月議会にしっかり提案できるようにもっと、事前に わかっているのですから、向こう設計なんてプロですので、しっかりと余裕をもってお願いするとい う、そういうような仕事をしなければ困ります。   3つ目、11条、工事の請負契約等というところに、この工事を実施するために必要な請負契約、 資機材の購入契約、その他の第三者との契約は甲が締結するという形で、2もあります。金額的に1 億8,000万の大きい工事でありますので、例えば議員が情報公開でこの仕事が終わった後、いろんな 中身をしっかりと押さえたいと思った場合です、この11条に関してというか、この全体に関しての情 報公開の場合はどんな形になるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 発注は国交省が契約するということになっていますので、国交省 のほうでも開示はできるかと思いますが。うちのほうには後で精算調書が来るということでございま す。 〇22番(相馬エイ君) ちょっと理解しにくいので、つまり市に求めても市では出せない。議員が直 接国の情報公開を求めていただきたいという答弁ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 入札行為自体が国で行っていただきますので、うちのほうには契 約書は手元にないわけですので、申し上げたわけでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。                                              動議の提出           〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) これ資料不足でもありますし、1億8,000万という金額を随意契約でござい ますので、ここで議決ではなくて、議運今ちょっと開いていただいて、委員会付託するなり、きちっ とした資料を提出した上で議決をしていただきたいと思うのですが、そういう提案をしたいと思いま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 提案というか、動議ですね、賛成者は。           〔「はい」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) それでは、動議成立しましたので、暫時休憩して議運を開きます。議長室へ お集まりください。           午前11時22分  休 憩                                                        午前11時44分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   ただいま本間清人君から資料提出等の動議については、議会運営委員会で協議の結果、理事者か らいま一度詳細に説明を求めることといたしましたので、ご了承願います。   理事者から説明を求めます。   都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) それでは、お答えいたします。   財源でございますが、一般単独費で3月に予算議決いただいたものでございまして、そのうちの 90%、合併推進事業債を充てることとなってございます。   また、国交省との随契でございますが、本線と同時施工することによって工期の短縮ができると いうことと、市のほうでは高速道路の設計等がいま実績ございませんので、国交省に委託をするとい うことでございます。   あと1億8,000万の総額での契約でございますが、インターが2カ所ということでございますの で、村上山辺里インターのほうは約8,600万、朝日三面インターのほうが約9,500万というようなこと で分けることができるかと思います。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第94号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第94号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議員発議第11号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務教育費                国庫負担制度拡充」を求める意見書の提出について   〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議員発議第11号 「30人以下学級の実現、教職員賃金改善、義務 教育費国庫負担制度拡充」を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   1番、板垣千代子さん。           〔1番 板垣千代子君登壇〕 〇1番(板垣千代子君) ただいま上程されました議員発議11号 「30人以下学級の実現、教職員賃 金改善、義務教育費国庫負担制度拡充」を求める意見書の提出についてを議会規則第14条の規定によ り提出をいたします。   本案は、去る6月18日に開催されました厚生文教委員会で審査され、採択すべきものと決定され た請願に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、大滝久志議員、川村敏晴議員、冨樫宇栄一議員、長谷川孝議員、そして提出者は私板 垣千代子でございます。   意見書の案は、お手元に配付のとおりでありますので、説明は省略をさせていただきます。   提出先は、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから提出者に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第11号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第11号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませ んか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定し、その内容の変更については議長に一任されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成22年第2回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり、大変ご苦労さまでした。           午前11時50分  閉 会