平成22年村上市議会第1回定例会会議録(第7号) 〇議事日程 第7号 平成22年3月26日(金曜日) 午前10時開議 第 1  会議録署名議員の指名                               第 2  請願第1号 農業農村整備事業促進に関する請願                   第 3  議第27号 字の変更について        議第28号 字の変更について        議第29号 神林地区情報通信基盤整備工事の工事請負契約の締結について        議第30号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について        議第31号 村上市入札監視委員会設置条例制定について        議第32号 字の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について        議第33号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一            部を改正する条例制定について        議第34号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について   第 4  議第35号 村上市駐車場条例の一部を改正する条例制定について        議第40号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について   第 5  議第36号 村上市児童館条例等の一部を改正する条例制定について        議第37号 瀬波児童館開放条例制定について        議第38号 荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定について        議第39号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について      議第41号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について        議第42号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について        議第43号 村上市さんぽく会館条例の一部を改正する条例制定について        議第44号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について   第 6  議第45号 市道路線の認定について        議第46号 市道路線の変更について        議第47号 市道路線の廃止について        議第48号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について        議第49号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例を廃止する条例制定について   第 7  議第50号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第9号)                  議第51号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第2号)        議第52号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第5号)            議第53号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)             議第54号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)            議第55号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第2号)        議第56号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)              議第57号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第6号)             議第58号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)            議第59号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)       第 8  議第11号 平成22年度村上市一般会計予算                         議第12号 平成22年度村上市土地取得特別会計予算                     議第13号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計予算                   議第14号 平成22年度村上市みどりの里特別会計予算                    議第15号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算                   議第16号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算                 議第17号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計予算                   議第18号 平成22年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算                議第19号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計予算                  議第20号 平成22年度村上市老人保健特別会計予算                     議第21号 平成22年度村上市介護保険特別会計予算                     議第22号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計予算                 議第23号 平成22年度村上市下水道事業特別会計予算                    議第24号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計予算                   議第25号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計予算                   議第26号 平成22年度村上市上水道事業会計予算                 第 9  議第60号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について          議第61号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定につ            いて                                      議第62号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議第63号 村上市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正            する条例制定について                         第10  議第64号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第10号)            第11  議員発議第 1号 永住外国人に対する地方参政権付与に反対する意見書の提出について 第12  議員発議第 2号 地方財政制度の抜本的な改革を求める意見書の提出について     第13  議員発議第 3号 中小企業対策の充実・強化を求める意見書の提出について      第14  議員発議第 4号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採択に向けた               取り組みを求める意見書の提出について              第15  議員発議第 5号 農業農村整備事業促進に関する意見書の提出について             議員発議第 6号 農業農村整備事業促進に関する意見書の提出について        第16  議員発議第 7号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書の提出につい               て                               第17  議員発議第 8号 国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書の提出               について                            第18  議員発議第 9号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する               条例制定について                        第19  議員発議第10号 議員定数等調査特別委員会の設置について             第20  閉会中の継続調査について                             第21  議員派遣の件                                                                                〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    15番   小  池     晃  君   16番   姫  路     敏  君    17番   長 谷 川     孝  君   18番   滝  沢  武  司  君    19番   小  林  重  平  君   20番   小  田  信  人  君    22番   相  馬  エ  イ  君   23番   大  滝  国  吉  君    24番   瀬  賀  秀  雄  君   25番   小  野  七 五 三  君    26番   石  嶋  修  平  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   14番   三  田  敏  秋  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        産業観光部長     増   子   太   平   君        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消  防  長    佐   藤   秀   明   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出ある者1名です。定足数に 達しておりますので、これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、7番、中山悌一君、16番、姫路敏君を指名いたし ます。ご了承願います。                                              日程第2 請願第1号 農業農村整備事業促進に関する請願 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、請願第1号 農業農村整備事業促進に関する請願を議題といたし ます。   本件は、市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から審査報告書 が議長あて提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) おはようございます。ただいま上程されました請願第1号  農業農村整備事業促進に関する請願を審査のため、本委員会では去る3月15日午前10時から第1委員 会室において、委員8名全員、副市長及び担当部長、担当課長並びに議会事務局長の出席のもとに委 員会を開会いたしました。その審査の概要についてご報告申し上げます。   直ちに請願第1号 農業農村整備事業促進に関する請願を議題とし、紹介議員から詳細に説明を 受けた後、質疑に入りました。委員から、新聞等々でも新政権にかわったということで議題になって いるが、土地改良連合会の会長が自分の首をかけても現政権幹事長に補正予算でも何とかしてほしい との要望したことも報じられております。このままではこの圏域でも危機的な状況になると思うので、 ぜひとも採択してほしいとの意見がございました。   ほかに委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、請願第 1号は採択すべきものと決定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから請願第1号を起立により採決いたします。   本件に対する委員長報告は採択です。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起 立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、請願第1号は採択することに決定しました。                                              日程第3 議第27号 字の変更について                           議第28号 字の変更について                           議第29号 神林地区情報通信基盤整備工事の工事請負契約の締結について       議第30号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定について              議第31号 村上市入札監視委員会設置条例制定について               議第32号 字の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について         議第33号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す            る条例の一部を改正する条例制定について                議第34号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定について    〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第27号から議第34号までの8議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも総務常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議長あ て審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) おはようございます。ただいま上程されております議第27号から 議第34号までの8議案について、その審査の概要と経過についてご報告申し上げます。   去る3月10日及び12日の両日、午前10時から第1委員会室において、委員7名、副市長、担当部 長、担当課長及び担当職員、議会事務局長出席のもと、委員会を開会いたしました。   初めに、議第27号 字の変更についてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り ました。委員より質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決の結果、起立全員で議第27号は原 案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第28号 字の変更についてを議題として、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りま した。委員より質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決の結果、起立全員で議第28号は原案 のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第29号 神林地区情報通信基盤整備工事の工事請負契約の締結についてを議題とし、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、この事業は予定どおりに進んでいるのかとの質疑に、工事期間は完成を含めて予定ど おりに進めたいと思いますとの答弁でした。   委員より、金額が多いのに随意契約となっているのはなぜかとの質疑に、2回ほど入札をいたし ましたが、1社より応札がなく、競争性がなかったので、やむを得ず随意契約にしたものですとの答 弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立による採決を行った結果、起立全員で原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第30号 村上市辺地に係る総合整備計画の策定についてを議題として、担当部長から説 明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立による採決 を行った結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第31号 村上市入札監視委員会設置条例制定についてを議題として、担当局長より説明 を受けた後、質疑に入りました。   委員より、監視委員会の人数は5名となっています。条文に識見を有する者とあるが、何か考え があるのかとの質疑に、会計のこともありますし、法関係も考えられますので、上司と相談しながら 決定していきたいとの答弁でした。   委員より質疑なく、討論を求めたところ、賛成討論がありました。原案のとおり可決すべきもの と決定しました。   次に、議第32号 字の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定についてを議題として、担当 部長より説明を受けた後、質疑に入りました。委員より質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立 採決を行った結果、起立全員で原案のとおり可決することに決定いたしました。   次に、議第33号 村上市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部 を改正する条例制定についてを議題として、担当部長に説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、区長、嘱託員の報酬が半分以下になったところもあるが、これでは区長、嘱託員を引 き受ける人がいなくなるのではないかとの質疑に、県内では最上位ですので、報酬については妥当だ と思っておりますとの答弁でした。   ほかに質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決の結果、起立全員で原案のとおり可決す べきものと決定しました。   次に、議第34号 村上市消防手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、担当 部長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑なく、討論を求めたが、なく、起立採決の結果、 起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) おはようございます。お疲れさまです。   議第31号の入札監視委員会設置条例の件についてなのですが、この条例設置につきまして、この 委員会の主たる目的が入札及び契約手続の運用状況に関すること、入札及び契約手続の改善状況に関 すること、再苦情処理に関することということでしか載っていないわけですが、この委員会は、いわ ゆる入札委員会というのは今理事者側のこの市役所内にあるわけでして、それを監視する意味での委 員会でもあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務常任委員長。 〇総務常任委員長(大滝久志君) そのとおりでございます。 〇3番(本間清人君) では、よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第27号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第27号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第28号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第28号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第29号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第29号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第30号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第30号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第31号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第31号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第32号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第32号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第33号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第33号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第34号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第34号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第4 議第35号 村上市駐車場条例の一部を改正する条例制定について          議第40号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第35号及び議第40号の2議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも市民経済常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されました議第35号 村上市駐車場条例の一部 を改正する条例制定について及び議第40号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定に ついては、去る3月16日午前10時から第1委員会室において、委員8名全員、副市長及び担当部長、 担当課長並びに議会事務局長の出席のもとに開催いたしました委員会において審査をいたしました。 その概要について報告を申し上げます。   直ちに議第35号 村上市駐車場条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担当部長に 詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、月決め4,000円と設定するわけだが、2時間、3時間の駐車はJRの駐車場にとめろ ということかとの質疑に、そういうことになりますとの答弁でありました。   また、委員から、現在月決めで何台の申し込みかという質疑に、現在40台の満車状況ですとの答 弁でありました。   ほかに委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第35号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第40号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とし、担 当部長に詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、平均的世帯でどのくらいの国保税が高くなるのかという質疑に、全世帯の平均であり ますが、3.1%増の4,750円の増額になるとの答弁でありました。   また、委員から、このことは全県的な問題であるが、今回の改正でどのくらいの期間が大丈夫か との質疑に、平成25年度の国の制度改正までを見込んでいる。また、平成22年度には2億8,000万円 の基金からの繰り入れ、また平成23年度には約2億円の基金からの繰り入れ、また平成24年度には国 の補助金の増額もあり、約1億円の基金繰り入れを見込み、この時点で基金残高はゼロになるとの答 弁でありました。   また、委員から、平成25年度に条例改正が見込まれるわけだが、さらに増額になるということか との質疑に、国の改正が見えていないが、村上市は今比較的安く設定しているので、ある程度やむを 得ないとの感覚は持っているとの答弁でありました。   また、委員から、現在大変な状況であるが、この滞納状況はどうかとの質疑に、現在の滞納見込 みは1,500名、金額で4億3,000万程度の見込みであるとの答弁でありました。   また、委員から、これらの収納対策はとの質疑に、今毎月収納対策会議を開催し、実績の分析や 徴収目標を設定し、定期訪問あるいは夜間訪問など繰り返しながら納税相談の窓口を広げていくとの 答弁でありました。   ほかに委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員 により議第40号 村上市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定については原案のとおり可決 すべきものと決定いたしました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第35号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第35号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第40号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第40号 国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、反対の 立場で意見を述べます。   今回の改正は、国民健康保険税のうち、後期高齢者医療制度に係る保険税を所得割、現行2.0% を2.5%、世帯平等割4,700円をなし、個人均等割6,700円を9,900円と改定するものであります。改定 の理由として、後期高齢者医療制度の予想外の負担増加、高度医療の中でも抗がん剤治療の増加、医 療費改定(平成22年の見込み)、所得の落ち込みによる保険税の減少等を挙げております。しかし、 所得が180万円以下の世帯が85%であり、分納相談も平成20年度約500件から平成21年度は約600件に もふえております。滞納者は約1,500名、金額的にも4億3,000万円、不況の中、市民の暮らしは大変 になっております。   厚生労働省によりますと、2008年度の国保料の収納率は約88%で、前年度よりも2%全国的にも 低下。08年度から後期高齢者医療制度が始まり、保険料を納める意識が高い高齢者が国保から外れた ことに加え、景気低迷が追い打ちをかけたと報告しております。   以上によりまして、市民にさらなる負担をかけるということは大変心苦しく、いろいろな配慮も されたようでありますが、反対の立場で意見を述べさせていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第40号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第40号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第5 議第36号 村上市児童館条例等の一部を改正する条例制定について          議第37号 瀬波児童館開放条例制定について                    議第38号 荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定について          議第39号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制            定について                              議第41号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定に            ついて                                議第42号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について           議第43号 村上市さんぽく会館条例の一部を改正する条例制定について        議第44号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について     〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第36号から議第39号まで及び議第41号から議第44号までの8議 案を一括して議題とします。   本案は、いずれも厚生文教常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) おはようございます。ただいま上程されております議第36号 から議第39号及び議第41号から議第44号までの審査の概要と経過について報告いたします。   去る3月17日及び18日の両日、午前10時から第1委員会室において、17日は福祉保健部所管分を 委員7名、副市長、担当部課長、担当職員及び議会議長、議会事務局長出席のもと、18日は教育部所 管分を委員7名、副市長、教育長、担当部課長、担当職員及び議会事務局長出席のもとに委員会を開 会しました。担当部課長から説明を求めた後、質疑を行いました。   初めに、議第36号 村上市児童館条例等の一部を改正する条例制定について、委員より、今まで の瀬波児童館の建物について、4月1日以降立ち入りできないような対応は考えているのかとの問い に、閉館後は使い道がはっきりするまで施錠しますという答弁でした。   委員より、村上地区以外にも児童館はあるのかの問いに、ほかの地区にはありませんという答弁 でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第36号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第37号 瀬波児童館開放条例制定について、委員より、4月1日からの施行に伴い、住民への 周知はどのようになっているのかの問いに、3月27日の一般開放も含め、市報でお知らせしている。 開館後は多目的利用ということを考えているため、今後住民にも説明し、周知していきたいという答 弁でした。   委員より、指導員の体制、安全対策はどのようになるのかの問いに、指導員の体制としては、午 前10時から児童館として開放していたので、今後についても同じような体制でいく。また、開放後の 児童についても十分配慮していきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第37号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第38号 荒川いこいの家条例の一部を改正する条例制定について、委員より、あかまつ荘や寿 山荘などと目的が同じ施設と考えてよいのかの問いに、荒川いこいの家については、高齢者だけでな く一般市民を対象としているため、条例なども違うという答弁でした。   委員より、入湯税について条件を統一するのかという話があったが、いつごろになるのかの問い に、今後福祉施設か公衆浴場なのかを見きわめた上で検討したいとの答弁でした。   委員より、土日等の営業について、今後時間等の延長や料金の改定も含め検討することは考えら れないのかの問いに、今後利用していく中で検討していきたいとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第38号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第39号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制定について、委員よ り、6歳から12歳に対象を上げることによりふえる経費はどのくらいかの問いに、経費については4, 116万円を見込んでいるという答弁でした。   委員より、この部分について国、県からの補助はないのかの問いに、市単独であり、施政方針の 中で、子供を持つ親の医療費に係る負担が大きいことから、負担軽減のため、引き上げを検討した。 県においても、ことし9月1日より3人以上の子供を持つ保護者については12歳まで引き上げるとい う情報を聞いておるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第39号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第41号 村上市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について、討論なく、 起立採決の結果、起立全員で議第41号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続いて、議第42号 村上市公民館条例の一部を改正する条例制定について、委員より、農村改善 センターは、合併前の旧神林で公民館として認められなかったが、どういう障害があったのかの問い に、このセンターは所管が農林水産であり、以前は公民館があったが、会計検査の指摘があり、それ 以降は公民館が分かれている。合併の際にも公民館についての協議が行われたが、会計検査の結果を 引き継ぎ、公民館を入れなかった。しかし、社会福祉協議会が入っていたが、このたび神林支所庁に 移ることになったため、あいた事務所に公民館として入ることの協議が調ったとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第42号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   議第43号 村上市さんぽく会館条例の一部を改正する条例制定について、委員より、実態に合わ せたということだったが、旧山北のときには必要性があったため、8時にしていたと思うが、利用者 がいなくても8時にするのかの問いに、利用者の実態ということでほとんど8時という利用がなく、 職員は今まで早出、遅出の対応していたので、今後8時のときがあれば、そのときは今までどおり早 出、遅出で対応するとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第43号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   最後に、議第44号 村上市体育施設条例の一部を改正する条例制定について、委員より、テニス コートとして使用したのはどのくらいかの問いに、平成15年まで使用していたという答弁でした。   委員より、駐車場にするとのことだが、何台ぐらいとめられるのかの問いに、普通車約70台、マ イクロバス約20台とめられるようなスペースであるという答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第44号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 委員長、どうもお疲れさまでございます。議第38号の荒川いこいの家条例一 部の改正なのですけれども、この第4条のその利用者の範囲で……           〔「ちょっともう少し大きい声で言ってください」と呼ぶ者あり〕 〇3番(本間清人君) 第4条の中に、1番が市内に住所を有する者と。(2)は、前号に挙げる者 のほか、市長が必要と認める者というふうに書いてあるのですが、いわゆる市外の方であればどなた でもいいという条例なのにもかかわらず、市長が必要と認める者というのはどういった者なのかとい うのは何か質疑されましたでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) そういう話は出ませんでした。私個人の考えですと、多分ど こからか来た人でそういうところへ行くような感じなのかというような感じがしますけれども、うち の委員会としてはそういう話は一切出ませんでした。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 市内に住所を有する者、それの前号に挙げる者のほかということになります と、結局だれでもいいということになるわけですよね。それなのに市長が必要と認める者というもの を条例の中に入れるということになりますと、例えばが外国人のこととかそういった部分を指すもの なのか、その辺、質疑がなければ何とも言えないでしょうけれども、その辺私も理解ができないもの ですから。 〇議長(佐藤宮吉君) 厚生文教常任委員長。 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) そういう質疑が出ませんでしたので、私もよくご存じないで す。申しわけございません。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第36号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第36号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第37号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第37号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第38号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第38号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第39号の討論を行います。   通告のありました原案に賛成の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第39号 村上市子どもの医療費助成に関する条例の一部を改正する条例制 定について。   お金の心配がなく、安心して医者にかかれる、このことは子育て中のお父さん、お母さんにとっ ては大きな願いであります。子育てに係る保護者の経済的負担の軽減を目的に、県は子供の医療費助 成制度の拡充を予定しております。村上市では、さらなる子育てへの応援と健やかな子供の成長を支 援するためとして、現在入院が小学校卒業まで、通院が就学前までを、そして3人以上の子供を持つ 保護者については小学校3年生までとしている医療費助成制度を子供の人数や所得に関係なく、入院、 通院とも小学校卒業まで引き上げる計画でおります。実施については、平成22年9月1日よりとのこ とであります。   私は、昨年の6月議会で、長引く不況、雇用不安の中、安心して子育てができるよう、子供の通 院医療費助成の拡充について質問いたしました。市長の公約の若い世代に安心して住んでもらえる村 上、この立場から、医療費助成は大事な施策であると訴えました。医療費助成拡充の姿勢が行政に見 られるならば、若いお父さん、お母さんは行政に信頼を持ち、期待をし、このまちのために頑張りた いと思うのではないでしょうかと訴えました。市長は、やりたいのはやまやまです、十分にわかりま すと答弁されました。市内高等学校の代表生徒との懇談会で、私は生まれながら病弱のため、頻繁に 医療を受けてきていますので、医療費の助成を行っていただきたいという願いをしっかりと受けとめ られ、実施の方向で施政方針に載せていただきました。実施のためにご努力くださった関係部署の 方々にもお礼を申し上げ、賛成討論といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第39号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第39号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第41号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第41号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第42号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第42号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第43号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第43号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第44号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第44号は委員長報告のとおり可決されました。   午前11時まで休憩します。           午前10時49分  休 憩                                                        午前11時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                              日程第6 議第45号 市道路線の認定について                        議第46号 市道路線の変更について                        議第47号 市道路線の廃止について                        議第48号 村上市都市公園条例の一部を改正する条例制定について          議第49号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例を廃止する条例制定につい            て                             〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第45号から議第49号までの5議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも建設企業常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、委員長から議 長あて審査報告書が提出されています。   最初に、委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第45号 市道路線の認定につ いて、議第46号 市道路線の変更について、議第47号 市道路線の廃止について、議第48号 村上市 都市公園条例の一部を改正する条例制定について、議第49号 村上市簡易水道事業施設整備基金条例 を廃止する条例制定については、去る3月19日午前10時から、委員7名、副市長、担当部課長及び担 当職員、議会事務局長出席のもと、建設企業常任委員会を開催し、審査を行いました。その審査の経 過と結果について報告いたします。   議第45号から議第49号までの5議案につきましては、担当部長に説明を求め、審査を行いました が、いずれもさしたる質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、起立採決の結果、いずれも起立全 員にて議第45号から議第49号までの5議案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しまし た。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第45号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第46号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第46号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第47号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第47号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第48号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第48号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第49号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第7 議第50号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第9号)             議第51号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第2号)         議第52号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第5号)       議第53号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)        議第54号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)       議第55号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第2号)         議第56号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)         議第57号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第6号)        議第58号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)       議第59号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)  〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第50号から議第59号までの10議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長あて提出されています。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) それでは初めに、議第50号 平成21年度村上市一般会計補正予算 (第9号)のうち、当委員会所管分を議題として、歳入全款について担当部長の説明を受けた後、質 疑に入りました。   その質疑の主たるものは、委員より、トキめき新潟国体で収入が出ているが、事業効果はどうな っているのかとの質疑に、事業効果は2億4,000万円ほどになる試算ですとの答弁でした。   次に、歳出について担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。委員より、公共交通一般 経費について、現在高はどうなっているのかとの質疑に、今回の補正を入れると、1億4,339万円で 確定となるとの答弁でした。   次に、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費、第2条、2表、継続費、第3条、3表、 繰越明許費、第4条、4表、地方債補正は、一括質疑としました。質疑なく、討論を求めましたが、 なく、起立採決の結果、起立全員で議第50号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第51号 平成21年度村上市土地取得特別会計補正予算(第2号)についてを議題として、 担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決 の結果、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第52号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第5号)を議題として、担 当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。質疑なく、討論を求めたが、なく、起立採決の結果、 起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   以上であります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されました議第50号 平成21年度村上市一般会 計補正予算(第9号)のうち、産業観光部及び農業委員会所管部分、そして市民部所管部分につきま しては、前段産業観光部、農業委員会所管部分については3月の15日、また市民部所管部分について は3月16日に審査を実施いたしました。その概要について報告いたします。   最初に、議第50号の産業観光部、農業委員会所管部分についてを議題とし、農業委員会局長、そ してまた産業観光部長から詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。質疑は、款ごとに行いました。   第6款農林水産業費関係では、委員から、松くい虫防除対策の減額があるが、オオタカの生息地 との説明がありましたが、詳しくとの質疑に、当初防除面積を52.47ヘクタール計画しておりました が、さつき園付近にオオタカの巣があり、その付近を除外し、39.5ヘクタールに変更し、減額となっ たものでありますとの答弁でした。   また、委員から、三面左岸用水路の改修で補正予算がついたとの説明がありました。総事業費と の割合はとの質疑に、総事業費29億円のうちの1億2,950万であり、日下のトンネル部分改修ですと の答弁でありました。   第7款商工費関係では、委員からの質疑はございませんでした。   また、第11款災害復旧費関係でも委員からの質疑はございませんでした。   次に、3月16日、市民部所管部分についての審査の概要を報告いたします。直ちに平成21年度村 上市一般会計補正予算市民部所管部分を議題とし、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑は、款ごとに行いました。   第2款の総務費関係では、委員からの質疑はございませんでした。   第4款衛生費関係では、委員から、荒川郷の焼却施設の水質管理は施設の解体後も継続するのか との質疑に、最終処分場の使用料が6割強ありますが、その雨水処理の関係もありますので、当分の 間続くものと思いますとの答弁でありました。   また、委員から、最終処分場の業務は村上市だけかとの質疑に、現在も関川村とも委託契約して いるが、焼却施設も最終処分場も朝日地域のものを使用しているとの答弁でありました。   また、委員から、ごみ袋手数料の増額補正があるが、ごみの量がふえているということかとの質 疑に、ごみの処理量は年々減っていますとの答弁でありました。   また、委員から、ごみ処理機の補助事業の考えはとの質疑に、平成21年度も実施しましたが、平 成22年度も助成の実施を予定していますとの答弁でありました。   ほかに委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員 により議第50号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち、市民経済常任委員会所管部 分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第53号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第5号)についてを議題とし、 担当部長から詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。委員会から質疑もなく、また討論を求めま したが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員により議第53号は原案のとおり可決すべきものと決 定いたしました。   以上、報告をいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第50号 平成21年度村上市一 般会計補正予算(第9号)のうち、厚生文教常任委員会所管分について報告いたします。   第3款民生費について、委員から、学童保育費の保育士賃金が減額になったのはなぜかとの問い に、学童保育職員は平日、土曜日、春休み、冬休み等があり、当初平日の勤務時間を5時間の勤務体 系で見ていたが、利用者数の減少や利用時間が短かったため、減額となった。また、荒川地区等で複 数の施設を利用者が少ないことから1カ所にまとめたため、減額となったという答弁でした。   委員より、老人福祉施設費のあかまつ荘経費の負担金について、中身は何かという問いについて、 現在道路改良を進めている市道瀬波1号線の工事に伴い、老朽化している配湯管を歩道の下に布設替 えするということで、協議した結果、負担割合に基づいた額であるとの答弁でした。   第4款衛生費について、委員より、予防業務経費の乳幼児予防接種委託料の減額について、理由 は何かとの問いに、積算時は100%受けるものと考えていたが、生まれる子供の数が少なかったこと や、接種期間が長いため、接種率が下がってきていることから、今後早目の予防接種を指導したいと いう答弁でした。   委員より、病院群輪番制病院運営補助金について、少なくなった理由は何かとの問いに、以前51 人で対応していた医師が現在は30人で対応しており、病院のほうに1次医療の軽い患者もたくさん来 ることからその分も補助していただきたいということで500万円ほど上げたが、20年度についても会 議の中で同じ状況なので負担していただきということで、そういう要望があるならと、関川村、粟島 浦村とも協議した。しかし、むしろ金額を上げてくれということよりは、平日、夜間の体制において 医師会の協力も得たいということからお金の要求にはならなかったという答弁でした。   第10款教育費について、委員から、小学校の教育振興費、中学校の振興費、特別支援教育就学奨 励費扶助について、対象が辞退したとあるがとの問いに、知的障害者等の支援を行うものであるが、 対象の中には、言い方が悪いが、金銭的に困っていないので、対象を辞退する方もおられるとの答弁 でした。   委員から、学校給食費の面で実績見込みが出たので、減ということだが、当初の見込みより数量 が減ったのか、金額が変わったのかとの問いに、前期、後期があり、10月からは新米を食べるため、 前年度の後期分を参考にしながら積算しているため、後期で安くなれば減額となるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、討論もなく、採決の結果、起立全員で議第50号は原 案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第54号 平成21年度村上市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、委員か ら、葬祭費が減額になるのはわかるが、出生育児一時金が減額になるのはどういうことかとの問いに、 子供の出生数は前年度のもので積算しているため、前年度よりも六、七十人国保対象の出生者が少な かったためであるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第54号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   次に、議第55号 平成21年度村上市老人保健特別会計補正予算(第2号)について、質疑、討論 なく、起立採決の結果、起立全員で議第55号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第56号 平成21年度村上市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、委員から、 配食サービス事業の負担金において、申込者の減少から減額となったということだが、減少した理由 は何かとの問いに、利用者が入院や施設利用のため利用しなかったことから、当初見込んでいた数よ りも減ったことによる減額であるとの答弁でした。   以上、質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第56号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   以上でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第50号 平成21年度村上市一 般会計補正予算(第9号)のうち当委員会所管分及び議第57号から議第59号までの4議案につきまし ては、先ほど報告した議案に引き続き審査を行いました。その詳細については省略させていただきま すが、その経過と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第50号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第9号)のうち当委員会所管分を議題 として、担当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、除雪費について、当初予算はいつも少ないように思うが、どうか。答弁、12月から必要に なるものですから、当初は少し抑え目の予算になっております。   1つ、今回1億3,000万円の補正ですが、稼働実績はどうなっているか。答弁、重機の委託で148 台、延べ1万600時間となっております。   1つ、朝の通勤時間に間に合わない除雪が多かったとの苦情があるが、どうか。答弁、出動基準 は変わっておりませんが、ことしの雪の特徴といたしまして朝方からの降雪が多かったため、出動時 間が遅くなったものと考えられます。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第50号のうち当委員会所管分 につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第57号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第6号)を議題として、担当 部長に説明を求めた後、審査を行いましたが、質疑なく、討論を求めたところ、討論なく、起立採決 の結果、起立全員にて議第57号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第58号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を議題として、担 当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、河内地区の合併浄化槽に係る維持管理費はどのくらいになっているのか。答弁、歳入で12 0万円ぐらいで、歳出でも120万ぐらいとなっております。   1つ、地方債の利率は5%以内となっているが、実際の利率は何%になっているのか。答弁、20 年度の実績を見ますと、1.9%ぐらいで借りられるものと考えております。   1つ、債務の借りかえは可能なものか。答弁、以前は保証金がないと政府系資金については無理 だったのですが、ここ何年かは条件に合えば可能になってきております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第58号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第59号 平成21年度村上市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)を議題として、担 当部長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、水質検査の項目でトリハロメタンの検出状況はどうか。答弁、その他の項目も含めて基準 値以下であります。   1つ、水質検査について報告はどうなっているのか。答弁、毎年市報でお知らせしております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第59号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次起立により採決いたします。   最初に、議第50号を採決いたします。   本案に対する委員長報告はいずれも可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸 君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第51号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第51号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第52号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第52号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第53号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第53号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第54号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第54号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第55号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第55号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第56号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第57号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第57号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第58号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第58号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第59号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第59号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第8 議第11号 平成22年度村上市一般会計予算                    議第12号 平成22年度村上市土地取得特別会計予算                議第13号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計予算              議第14号 平成22年度村上市みどりの里特別会計予算               議第15号 平成22年度村上市蒲萄スキー場特別会計予算              議第16号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算            議第17号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計予算              議第18号 平成22年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算           議第19号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計予算             議第20号 平成22年度村上市老人保健特別会計予算                議第21号 平成22年度村上市介護保険特別会計予算                議第22号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計予算            議第23号 平成22年度村上市下水道事業特別会計予算               議第24号 平成22年度村上市集落排水事業特別会計予算              議第25号 平成22年度村上市簡易水道事業特別会計予算              議第26号 平成22年度村上市上水道事業会計予算            〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第11号から議第26号までの16議案を一括して議題といたします。   本案は、いずれも関係所管常任委員会に付託して休会中ご審査願ったものですが、各委員長から 審査報告書が議長あて提出されております。   最初に、総務常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   総務常任委員長。           〔総務常任委員長 大滝久志君登壇〕 〇総務常任委員長(大滝久志君) ただいま上程されております議第11号 平成22年度村上市一般会 計予算の歳入全款について、担当部長から説明を受けた後、質疑に入りました。   委員より、市税について、収納率が上がらないのはなぜかとの質疑に、目標を設定して収納率の 向上に向けてまいります、努力してまいりますとの答弁でした。   委員より、都市計画税は、前年に比べて22年度の固定資産税の課税標準額が上がっている理由は 何かとの質疑に、都市計画税は村上地区に限定されている。新築、増築件数が多いので、課税標準額 は高くなりますとの答弁でした。   委員より、21年度、固定資産税の課税標準額と22年度、都市計画税との比較で見ると、21年度、 固定資産税がほぼ同程度であるのに、22年度、都市計画税の上がり幅が大きくなっているのは、都市 計画税対象区域の課税評価が高くなったのかとの質疑に、都市計画税対象区域における家屋の増改築 分により課税標準額が高くなったものです。土地は、毎年下落修正をして、土地の評価を下げていま す。しかし、家屋は3年間評価が同じことから、新築、増築分が課税標準額を高くしているとの答弁 でした。   委員より、ごみ処理場運営費負担金について、関川村がふえている理由は何かとの質疑に、ごみ 処理場の運営費には、投入割、起債分、人口割ということでいただいています。維持管理費がふえて いるので、そうなりますとの答弁でした。   委員より、一時保育利用料、学童保育利用料は統一されたのかとの質疑に、12の施設があります が、統一されていますとの答弁でした。   委員より、子ども手当負担金について国県からも負担されていますが、市でも県と同じくらい負 担するのかとの質疑に、子ども手当については全額国費で負担することになっています。児童手当に ついては残っております。これについて負担することになりますとの答弁でした。   委員より、生活保護費負担が昨年、一昨年と比較して増となっているが、保護世帯件数の増加な のかとの質疑に、既に2月末までで相談件数で109件、申請件数で74件、確定で54件になっており、 昨年を上回っていますとの答弁でした。   委員より、年々税の収納率が下がるので、前年に比べて新しい取り組みがあれば伺いたいとの質 疑に、夜間窓口を開いたり、納税相談窓口を広くしていきたいとの答弁でした。   委員より、人件費の関係ですが、21年度末で勇退される人数はどのくらいかとの質疑に、既に退 職された人を含めて、21年度末において60人となりますとの答弁でした。   委員より、工事請負費について、グラウンドの整備状況が悪くて使いづらいことはわかっていた が、その他の要望事項はなかったのかとの質疑に、グラウンドの段差や池の取り払い、保育園保護用 フェンスの整備、衛生面の整備、トイレ、更衣室の設置、運動場までの送迎バスの提供などがありま すとの答弁でした。   委員より、市の木、市の花、市の鳥について、いつごろから始め、いつ決定するつもりかとの質 疑に、市の慣行検討委員会を新しく立ち上げ、委員数15名で年報酬として、具体的には委員の選任に ついては4月初めとして、市民より市の木、市の花、市の鳥について広く市民に公募して、秋ごろに は議会に報告できるようにしたい。22年度末には決定したいとの答弁でした。   委員より、グラウンド、運動場として使用するには段差があり、隣の保育園もあり、フェンスが 必要でありますが、いろいろと出てくる要望に対して市として一つの線引きが必要と思うが、どうか との質疑に、大学へのグラウンド無償貸与については、4年制大学ができることによってこの地域の 活性化にもつながると思い、できるだけ協力したいと思ってまいりましたとの答弁でした。はっきり した線引きについてはやっておりませんので、市長としっかりと相談し、話し合ってまいりますとの 答弁でした。   委員より、昨年の5月に21年間グラウンドの無償貸与の契約を結んだとのことですが、資料の提 供をお願いしたいとの発言があり、資料提供の後、その中で第7条と第9条に対して整合性があるよ うに要望しますとの発言がありました。   委員より、山北支所庁舎建設事業費について、2億6,000万円のうちの5%が測量設計委託料と なっているが、その内容はとの質疑に、この2億6,000万円ですが、本庁舎のみの建設費となってい ます。現庁舎の解体もあります。車庫の建設等々もありますが、これは本体に限る委託料であります との答弁でした。   委員より、山北支所庁舎建設検討委員会はどのようなメンバーかとの質疑に、産業団体関係者、 建築団体関係者、高齢者団体関係者、福祉団体関係者、一般見識者3名の合計7名となっていますと の答弁でした。   委員より、検討委員会はゼロベースからの検討委員会かとの質疑に、そのとおりになりますとの 答弁でした。   委員より、職員の退職者数は60名となっているが、新規採用はことしは何人かとの質疑に、消防 職で7名、事務行政職で7名の計14名ですとの答弁でした。   委員より、職員数は3割補充となっているが、採用が少なかった理由は何かとの質疑に、今回22 年の採用は初級職から上級職まで早くから対応させていただいておりましたが、一般退職者数が増加 したことによるものですとの答弁でした。   委員より、魅力ある集落づくり事業補助金について具体的に説明してほしいとの質疑があり、22 年度分については12委員会から17件の事業が上がってきています。花いっぱい事業、府屋にある古舘 城のあずまや建設、登山道の整備、集落の案内看板の修繕等が内容になっていますとの答弁でした。   委員より、参議院選、県議選について、旧5市町村の締め切り時間がまちまちであるが、もっと 短縮してもいいのではないかとの質疑に、確かに旧郡部については2時間繰り上げております。旧村 上市の場合もあります。支所の係も含めて考えていきますとの答弁でした。   次に、消防費の質疑に入りました。   委員より、山北への高規格救急車が全域に配備されたと思っていましたが、これは車の入れかえ によるものかとの質疑に、これは車の入れかえによるものですとの答弁でした。   委員より、新規消防士が入ってきますが、一人前になるまでに時間がかかると思いますが、不安 はないのかとの質疑に、新しい消防士に対しては1年間の訓練がありますが、先輩の消防士が日ごろ 指導していますとの答弁でした。   委員より、水槽付消防ポンプが昨年の価格に比べて下がっているが、どういうことかとの質疑に、 昨年入れたものは救助資機材が取りつけてありますが、今回は本署に配置しますので、救助機材があ りませんので、価格が下がっていますとの答弁でした。   次に、第12款公債費、第13款諸支出金、第14款予備費、第2条、2表、債務負担行為、第3条、 第3表、地方債、第4条、一時借入金、第5条、歳出予算の流用は、一括質疑としました。   委員より、公債費の関係ですが、5市町村が合併して、市町村債で発行の仕方が変わっていると 思うが、借換債はあるのかとの質疑に、借換債については、当初協議の上で、許可を得てやるもので 現在はありませんとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めましたが、なく、議第11号 平成22年度村上市一般会計のうち当委 員会所管分について起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可決すべきものと決定しまし た。   次に、議第12号 平成22年度村上市土地取得特別会計を議題として、担当部長から説明を受けた 後、質疑に入りました。質疑なく、討論を求めましたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員 で原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第13号 平成22年度村上市情報通信事業特別会計予算を議題として、担当部長に説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員より、朝日と山北地域の違いは、自主放送、あさひちゃんねると思われますが、どこに委託 しているのかとの質疑に、朝日地内大須戸にある時空映像ですとの答弁でした。   その他質疑なく、討論を求めたが、なく、起立採決を求めたところ、起立全員で原案のとおり可 決すべきものと決定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後1時まで休憩します。           午前11時53分  休 憩                                                        午後 1時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、市民経済常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   市民経済常任委員長。           〔市民経済常任委員長 中山悌一君登壇〕 〇市民経済常任委員長(中山悌一君) ただいま上程されております議第11号 平成22年度村上市一 般会計のうち、産業観光及び農業委員会所管部分につきましては3月の15日、市民部所管部分につき ましては3月16日審査を実施いたしました。その審査の概要についてご報告を申し上げます。   議第11号 産業観光部及び農業委員会所管部分を議題とし、農業委員会事務局長、産業観光部長 から歳出について詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。質疑は、款ごとに行いました。   第5款労働費関係では、委員から、勤労者総合福祉センターの測量設計委託料は工事に係るもの かの質疑に、下水道工事のつなぎ込みに係る設計委託ですとの答弁でありました。   第6款農林水産業費関係では、委員から、農業委員会職員が4名の減となり、9名となっている が、仕事量は大丈夫かとの質疑に、各支所を1名体制とし、本庁5名でのそれぞれの事務調整をして いるとの答弁でありました。   また、委員から、受付等の事務は支所となるが、1名の職員で大丈夫かとの質疑に、産業課の職 員にも事務をお願いすることとしているので、窓口業務には支障がないものと思いますとの答弁でし た。   また、委員から、水田利用推進事業補助金とはの質疑に、自給率向上対策事業には、大豆であれ ば3万5,000円、その他激減対策としてもあるようでありますが、市としても自給率の向上と農地の 荒廃を防ぐ意味で、国の基準を満たしたものについては10アール当たり2,000円の助成をしていくも のとの答弁でありました。   また、委員から、不耕地の解消と言われたが、対象とする作物はとの質疑に、国が認めるものは すべてと、また野菜についても販売するものについては対象としたいとの答弁でありました。   また、委員から、水田農業推進協議会の統合はとの質疑に、協議はしているが、生産調整方針の 違いや基準反収の違いなど難しいことが多い。統合に向けて進めていきたいとの答弁でありました。   また、委員から、農政の大転換となり、農家が不安を持ち、苦慮している。そうした協議会の事 務局体制を今後どのように考えていくかとの質疑に、JAからも事務局を行政にという話はあるが、 農家を守るのはJAだと思います。大変大きな問題ですし、今後協議会の場で検討していきたいと思 いますとの答弁でありました。   また、JAから、このことについてもJAも一つの政策方針者でしかすぎない。基幹産業と位置 づけている本市でもあるし、JAだけでは対応できない部分が多くあるがとの質疑に、今後こういっ た施策に対応できる体制を検討していきたいとの答弁でした。   また、委員から、今後の推移によっては人事についても配慮してほしいがとの質疑に、農家から も強い声が出ているが、農家を守る使命はJAも市も同じであり、今後1年を通してJAとも検討し ながら対応を示していきたいとの答弁でありました。   また、委員から、中山間地域の対象定義とはとの質疑に、旧荒川、村上、朝日、山北、22集落で 取り組んでいる事業であるが、1ヘクタール農地の急傾斜及び緩傾斜角度によって決まる。国が50%、 県が25%、市が25%を負担している事業であるとの答弁でありました。   また、市から、そうした対象となる地域もまだほかにあると思うがという質疑に、あることはあ ると思いますが、採択の条件もあり、辞退した集落もありますとの答弁でありました。   また、委員から、村上市も合併したわけでありますから、いま一度該当すると思われる集落には 説明会をとの質疑に、更新年度にはいま一度精査し、対応したいとの思いですとの答弁でありました。   委員から、地産地消協議会のメンバーはとの質疑に、副市長を会長とし、JA、漁協、森林組合、 観光業者等20名で構成している組織ですとの答弁でした。   また、委員から、この協議会を地域の振興にどう生かしていくのかとの質疑に、メンバーに生産 者、消費者、観光業者すべての方々がおられますので、こういった方々との連携を生かしながら、地 域のブランド化も含めて共通認識を深めていきたいとの答弁でありました。   また、委員から、他地域にも消費を求めていくことも必要と思うが、将来的にはアンテナショッ プ的なことも視野にあるのかとの質疑に、まずこの地域での地産地消を目指し、誘客を図りたいとの 答弁でありました。   また、委員から、村上牛素牛導入資金利子補給とあるが、前年実績はとの質疑に、21年度現在13 7頭ですとの答弁でありました。   また、委員から、飼養頭数は減少しているかとの質疑に、飼養戸数は減少しているが、頭数は横 ばいで800頭前後が肉用牛であるとの答弁でありました。   また、委員から、村上牛素牛導入資金利子補給の割合を上げるなど元気づけられるような施策と して対応してほしいとの質疑に、今後全頭対象となるようなことも検討していきたいとの答弁であり ました。   また、委員から、種川浄化計画業務委託とありますが、旧村上市でも検討してきたことであるが、 23年度に工事になるのかとの質疑に、22年度調査をし、順次県などの補助事業を取り入れながら対応 していきたいとの答弁でありました。   また、委員から、稚魚放流事業で、サケの回帰率にはサケの放流時期とか水温の関係は調査され たことがあるのかとの質疑に、承知はしていないが、漁業組合が栽培漁業センターから指導を受けな がら放流しているとの答弁でありました。   委員から、有害鳥獣被害防止協議会での事業とは何かとの質疑に、村上市、JA、NOSAI等 で構成する組織であり、国からのソフト事業の200万円で、被害防止計画にあるような電気さく、モ ンキードッグなど実証事業を模索し、PRに努めていきたいとの答弁でありました。   また、委員から、そうしたソフト事業を終えて、年度内でもハード事業に取り組むのかとの質疑 に、22年度はソフト事業で取り組み、原則ハード事業は23年度の見込みであるとの答弁でありました。 しかしながら、できるものがあれば10月くらいからでも取り組んでいきたいとの答弁でありました。   また、委員から、茶畑拡大業務委託とあるが、最終的な目標面積はとの質疑に、50アール程度の 観光茶畑を目標としているが、国交省の事業もあることから、改めて検討しながら拡大していきたい との答弁でありました。   また、委員から、村上市産材利用住宅建築奨励金について、21年度の申請はとの質疑に、現在38 棟の申請があるとの答弁でありました。   次に、第7款の商工費関係では、委員から、ふるさと雇用再生特別事業とはどのような方法で推 進するのかという質疑に、村上商工会議所に委託したものであり、3カ年事業であるとの答弁でした。   また、委員から、空き店舗も相当あるが、今後まだ考えているのかという質疑に、県の事業もあ るし、要望があれば検討していきたいとの答弁でありました。   委員から、神林工業団地の残りはとの質疑に、現在2カ所あり、今現在の売買価格を調査してい ますとの答弁でありました。   また、委員から、山北工業団地には残地があるかとの質疑に、まだ残地はありますとの答弁であ りました。   また、委員から、プレミアム商品券は非常に評判がよい。ふやす計画はとの質疑に、今は検討し ていないとの答弁でありました。   第8款土木費関係では、委員から、道の駅の関係で、山北、朝日、神林のそれぞれの道の駅の指 定管理に大きな違いがあるが、なぜかとの質疑に、清掃、警備管理委託に大きな差があることから発 生しているとの答弁でありました。   第11款災害復旧費関係では、委員に質疑を伺いましたが、ございませんでした。   次に、3月16日に実施しました市民部所管の審査について報告申し上げます。市民部長から歳出 について詳細に説明を受けた後、質疑に入りました。質疑は、款ごとに行いました。   最初に、第2款総務費関係では、委員から、防犯対策経費の見直し等との質疑に、今防犯灯及び カーブミラーの台帳を整理した。その結果、予想以上に、予想したより多く設置されていましたので、 そういったものを精査しながら、平成23年度の統一に向けて計画をしていきますとの答弁でありまし た。   また、委員から、交通安全指導員の委嘱は何年ごとかの質疑に、2年の任期でお願いし、合併前 のものをそのまま引き継いでいるとの答弁でありました。   また、委員から、指導員になるための講習はとの質疑に、特別な資格はないが、指導員として登 録されてからいろいろな県の講習会、研修会などに参加してもらっているとの答弁でありました。   また、委員から、インターネット公売は年間何件くらいかとの質疑に、21年度は5回の実施で、 入札件数は61件、額にして42万3,233円でしたとの答弁でありました。   第3款民生費関係では、委員から、人権擁護委員は議会の推薦となっているが、協議会の負担金 として上がっているとの質疑に、村上人権擁護委員会協議会では21名で構成しているが、市で法務局 に納めている金額であり、人件費については承知していないとの答弁でありました。   第4款衛生費関係では、委員から、新ごみ焼却場建設に入るが、今後ますますごみの減量作戦が 使命と思うがとの質疑に、具体的なものはまだ持ち合わせていないが、国の基準に沿ってごみの資源 化並びに減量化が必要であるとの答弁でありました。   委員から、それぞれ目標を定めて集落の競争意識を高めることも必要と思うがとの質疑に、そう いう方法も有効と思いますし、啓発を高め、分別の精度を高め、資源化に向かうことも必要との答弁 でありました。   委員から、新ごみ焼却場建設地内にあるまゆの里はどうなるのかとの質疑に、利用の減少もあり、 また老朽化もあり、近くに温泉もあることから、廃止の方向で近隣集落の了承は得ているとの答弁で ありました。   また、委員から、最終処分場の利用度はとの質疑に、今現在4万3,600立方メートルで、年間約4, 000立方メートル程度の流入であります。現在4割程度との答弁でありました。   また、委員から、リサイクル処理委託料とあるが、資源ごみの収益はとの質疑に、リサイクルで きないものはリサイクル処理委託をしていますし、資源になるものは村上市の会計に入ります。22年 度は2,076万9,000円を見込んでいますとの答弁でありました。   また、委員から、新ごみ処理場に係る土地購入費の平方メートル当たり5,000円とあるが、その 根拠はとの質疑に、平成13年度の土地購入を基準としたとの答弁でありました。   また、委員から、水質、臭気検査の回数と委託先及びその数値の保管はとの質疑に、平成20年か らのデータは市が保有してありますとの答弁でありました。   また、委員から、下水道のつなぎ込みが進むと管理収集業者が困ることも想像されるが、考えは との質疑に、管理収集業者と定期的に打ち合わせをしておりますとの答弁でありました。   委員から、今までそうした業者を育成してきたことから、業者に資格取得をさせて施設の管理な どは考えられないかとの質疑に、今後検討していきますとの答弁でありました。   また、委員から、朝日地区で実施される合併処理浄化槽の設置が上がっているが、他地区への考 え方はという質疑に、他の地区にも当然出てくると思うし、検討したいとの答弁でありました。   また、委員から、合併処理浄化槽設置補助金要綱とはの質疑に、7人槽で124万円、5人槽91万 円の補助金ですが、ほとんど全額助成ですとの答弁でありました。   また、委員から、火葬場のそれぞれの指定管理料の額はとの質疑に、村上394万6,000円、荒川42 7万4,000円、山北296万7,000円との答弁でありました。   委員から、村上無相院の借地料が上がっているが、その面積はとの質疑に、6,436平方メートル との答弁でありました。   また、委員から、火葬場の友引での運用はどうかとの質疑に、指定管理者には話は通してありま すが、改めてお願いすることとするという答弁でありました。   第8款土木費関係では、委員から質疑はございませんでした。   その他委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員 により議第11号 平成22年度村上市一般会計のうち市民経済常任委員会所管部分は原案のとおり可決 すべきものと決定いたしました。   次に、議第14号 平成22年度村上市みどりの里特別会計予算を議題とし、担当部長から説明を受 けた後、質疑に入りました。   委員から、山ぶどうワインの収支はどうかとの質疑に、原料の買い上げ代が62万3,200円、醸造 委託料が83万1,989円であります。販売は235万円となりましたとの答弁でありました。   委員から、食堂での収入が減額となっているのはなぜかとの質疑に、計画段階での積算をより精 査したものとの答弁でありました。   その他委員から質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員 により議第14号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   次に、議第15号 平成22年度村上市葡萄スキー場特別会計予算を議題とし、担当部長から説明を 受けた後、質疑に入りました。   委員から、第1リフトの整備はとの質疑に、第1リフトは平成21年度に整備をし、今回平成22年 度に第2リフトの整備との答弁でありました。   また、委員から、現地調査を実施したが、その結果はどうかとの質疑に、支障木等の調査を実施 し、春以降伐採するものもあるとの答弁でありました。ゲレンデ等については、雪消えに調査をし、 必要があれば対応したいとの答弁でありました。   その他委員から質疑もなく、討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全員によ り議第15号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   最後に、議第16号 平成22年度村上市あらかわゴルフ場特別会計予算を議題とし、担当部長から 説明を受けた後、質疑に入りました。   委員から、平成23年度から指定管理に向かうと思うがとの説明があるが、ゴルフ場の看板はどう なっているかという質疑に、長政集落入り口と国道7号、荒川橋付近に1カ所つけてあるとの答弁で ありました。   委員から、高速道路も入り、集客に努めたいが、目玉となるような活性化策はどうかとの質疑に、 プレー料金の問題やコンペ開催の問題など難しい問題であるが、職員も精いっぱい頑張りますので、 アドバイスをお願いしたいとの答弁でありました。   その他委員からの質疑もなく、また討論を求めましたが、討論もなく、起立採決の結果、起立全 員により議第16号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   次に、厚生文教常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   厚生文教常任委員長。           〔厚生文教常任委員長 川崎健二君登壇〕 〇厚生文教常任委員長(川崎健二君) ただいま上程されております議第11号 平成22年度村上市一 般会計予算のうち厚生文教常任委員会所管分及び議第17号から議第22号までの6議案について、審査 の概要と経過について報告いたします。   初めに、第3款民生費について、委員から、子ども手当について、市ではどのような支給の仕方 を考えているのかの問いに、4月1日が対象になり、最初の支払いが6月となるので、子ども手当の 中に児童手当を含むということで、6月の支払いの時点で22年の2月、3月分の児童手当と4月、5 月分の子ども手当を含めて支給します。4月1日から対象となる方については、子ども手当のみの支 給となる。月1万3,000円となり、国の法律制定の関係もあるが、4月9日に申請書を発送する予定 であるとの答弁でした。   委員より、子ども手当について、給食費の滞納などから手当からの天引きは考えられないのかと の問いに、現時点で国の考え方からそういう形はとれないとの答弁でした。   続きまして、第4款衛生費について、委員から、母子保健経費について、7カ月児等個別健診委 託料において子供の異常はどのくらい出るものかとの問いに、異常の程度にもよるが、重症の場合は 出生児から発見される場合や身体的なものは既に発見されている場合が多く、むしろ出が遅いことや 情緒的なもの、また子供には何もないが、母親に不安がある場合などがあり、大体300ケースを見た 場合、要指導となるのは要観察などを含めて50ケースほどであるとの答弁でした。   第5款労働費について、委員から、職業相談業務等委託で全体から見るとどれくらいの割合かと の問いに、厚生労働省からの委託料は人件費を含めて1,500万ほどであり、そこからすべて賄ってい る。そのほかこちらの委託料が130万であるので、約1割弱である。   委員から、サポステに関してだが、小中を対象とした事業ということで、小中にかかわる先生方 や子育てにかかわる保育園の先生との意見交換などは今後どのように考えているのかとの問いに、こ の4月から施行される子ども・若者育成支援推進法というのがあるが、市町村の努力事項として子ど も・若者支援地域協議会の設置があり、支援を要する方の協議会を立ち上げることもあり、今後福祉 のほうも協議して対策を考えていきたいという答弁でした。   続いて、第10款教育費について、委員より、奨学生選考委員報酬だが、何名分かとの問いに、3 名分、3,000円ですとの答弁でした。   委員より、奨学生選考委員というのは、委員会があるが、委員会にはこの3名以外どのようなメ ンバーかとの問いに、学識経験者ということで、民生委員の代表の方、教育委員長、学校関係では地 域の高等学校の代表の方、市の中学校の校長会の会長、教育長、教育部長の6名であるとの答弁でし た。   委員より、教育委員会経費において、学校施設は年何回ほど行っているのかとの問いに、毎月定 例会を行い、春と秋の年2回の定例訪問を行い、何かあればその都度行っている。また、委員の方が 自発的に訪問して、学校の状況や子供の状況を把握しているとの答弁でした。   委員から、スクールガードリーダー謝礼が4人にふえたようだが、その理由は何かとの問いに、 スクールガードリーダーについては、子供の登下校の安全や各学校の管理状況、マニュアルのチェッ クなどをお願いしている。今までは2名の方で3地区をお願いしていたが、きめ細かにチェックして いただくために、小学校21校を3地区に分け、さらに中学校もお願いするものであるとの答弁でした。   委員から、調理場が委託になってから子供が残すようになったと聞いたことがあるが、そういう 変化はあるかとの問いに、各調理場において委託された部分についても、献立は県の学校に配属され た栄養士が献立、また材料の発注はその中で各地域における郷土料理なども出しております。委託に なって残す量もふえたということは聞いておりませんが、各栄養士がその日の残量を頭に入れながら、 次に生かせるよう考慮しながらやっていると感じていますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立多数で議第11号のうち厚生文教常任委員 会所管分については原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第17号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計予算について、委員から、出生 育児育児金で前年度は38万円で60人の積算だったが、今年度は42万円の50人という積算でよいかとの 問いに、そのとおりであるという答弁でした。   委員から、国民健康保険税について、短期証と資格証においてどういう観点で振り分けられるの かとの問いに、2カ月と4カ月を交付しており、分納を守られた方については4カ月と、できない方 については2カ月としており、納税相談で決めておりますとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の討論がありました。起立採決の結果、起立多 数で議第17号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   議第18号 平成22年度村上市国民健康保険診療所特別会計予算について、委員から、布部診療所 について、小田医師はまだ担当していただけるものかとの問いに、小田医師については7月で86歳に なられるが、体力も気力も元気なので、地域医療に貢献したいとのことですとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員で議第18号は原案のとおり可決すべ きものと決定しました。   続きまして、議第19号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計予算について、委員から、現 在の滞納状況についてどのようになっているかとの問いに、21年度決算見込みでは200万円ほど、後 期高齢者は100人ほどいるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の討論がありました。起立採決の結果、起立多 数で議第19号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第20号 平成22年度村上市老人保健特別会計予算について、質疑、討論なく、起 立採決の結果、起立全員で議第20号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第21号 平成22年度村上市介護保険特別会計予算、委員から、AEDのリース契 約について何年くらいかとの問いに、リース料に関しては5年契約で契約しており、介護予防の普及 啓発活動で会場に持っていき、高齢者を対象に使用しているとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、討論を求めたところ、反対の討論がありました。起立採決の結果、起立多 数で議第21号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第22号 平成22年度村上市介護サービス事業特別会計予算について、委員から、 上海府デイサービスセンターの収支バランスを教えていただきたいとの問いに、収入については3,00 0万円ほどあり、歳出については通常3,400万ほどかかるため、400万円の赤字であるとの答弁でした。   以上で質疑を終結し、起立採決の結果、起立全員で議第22号は原案のとおり可決すべきものと決 定しました。   以上で報告を終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   最後に、建設企業常任委員長から審査の概要について報告をお願いいたします。   建設企業常任委員長。           〔建設企業常任委員長 小田信人君登壇〕 〇建設企業常任委員長(小田信人君) ただいま上程されております議第11号 平成22年度村上市一 般会計予算のうち当委員会所管分及び議第23号から議第26号までの5議案につきましては、先ほど報 告しました議案に引き続き審査を行いました。その詳細については省略させていただきますが、その 経過と結果についてご報告申し上げます。   最初に、議第11号 平成22年度村上市一般会計予算のうち当委員会所管分を議題として、担当部 長に説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、旭橋の進捗状況はどうなっているか。答弁、平成27年に完成するということしか把握して おりません。   1つ、環状3号線の県への働きかけはどうなっているか。答弁、岩船村上土木振興会で県のほう に働きかけを行っております。   1つ、日東道の同盟会負担金、今後の活動方針について。答弁、3つの同盟会があり、今後県境 地区の整備計画路線への格上げを目指して活動を行ってまいりたいと考えております。   1つ、幹線道路整備事業の補償金の内容について。答弁、桃川牧目線においての移転補償費であ ります。   1つ、岩船港利用促進協議会について動きが見えてこないと思うが、どうか。答弁、特定振興重 要港湾ということで、全国で14港のうちの一つとして選定されております。岩船港については観光と いうテーマで選定されており、今後にぎわいの場を創設するということで、プレジャーボートの係留 施設を民間でお願いしたいと県の港湾課と相談している段階であります。   1つ、促進協議会において、名ばかりの会長であれば、会長職を返上してもらいたいと思うが、 どうか。答弁、あくまでも促進協議会で決定する事項でありますので、委員会の報告として報告した いと思います。   1つ、住宅対策経費の中の入居者選考委員はどういう方が選ばれているのか。答弁、委員数は12 名で、各地域の区長会長さん、民生委員、学識を有する者として司法書士の方、社会福祉協議会の会 長さんが選定されております。   1つ、市営住宅に入居されている方については、その後の審査についてはどうなっているのか。 答弁、毎年所得明細を提出してもらって、翌年度の住宅賃金に反映しております。   1つ、古くなっている市営住宅の今後の計画は。答弁、総合計画の後半に検討することとなって おります。   1つ、市営住宅に入居されている方で家賃を滞納されている方はいるか。答弁、厳しい社会情勢 ですので、12月末現在、現年度分で92万円、過年度分で490万円ほどとなっております。   1つ、橋梁長寿命化修繕計画について、昨年度から予算化されているが、進捗状況はどうか。答 弁、調査については21年度、22年度で終了し、21年度に調査した分については修繕実施設計に入るこ ととなっております。   1つ、急傾斜地崩壊対策費について詳細を伺いたい。答弁、県単事業の負担金については、今年 度から原則的に廃止となったわけですが、土地改良事業と急傾斜地対策事業につきましては、受益者 等の要望に基づく事業であるため、例外として現行どおりの事業方針で行うものであります。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第11号 平成22年度のうち当 委員会所管分につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しました。   次に、議第23号 平成22年度村上市下水道事業特別会計予算についてを議題として、担当部長に 説明を求めた後、審査を行いました。   1つ、下水道事業費が53億円で、歳入が6億円ぐらいだから将来どうなるのか心配である。10年 後のシミュレーションはできているか。答弁、荒川地区が平成24年、村上地区は平成30年を完成予定 で、まだまだ事業の促進を図っていかなければならないのが現状です。起債を起こす場合、計画を立 てて行っておりますが、料金の統一等がありますので、今後の検討課題として受けとめております。   1つ、公共ますを取りつけてから3年以内に本管に取りつけることとなっていると思うが、現状 はどうか。答弁、法的には3年以内につなぎ込みを行ってくださいとなっていますが、罰則規定がな いため、加入促進をお願いしているのが現状であります。   1つ、銀行を通さず、市単独でつなぎ込み促進資金の貸付制度は考えられないか。答弁、一部分 を負担している自治体もありますので、今後の検討課題とさせていただきます。   1つ、人口減少が進んでいる中で、将来の負担にならないよう最重要課題ととらえて将来設計を 考えていただきたいが、どうか。現在、公共下水、農集排を含め、下水道処理原価は1立方当たり80 0円かかっており、収入は1立方当たり100円台であります。維持管理費を賄えられる料金設定につい ては検討委員会で取り組んでいきたいと思っております。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第23号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第24号 村上市集落排水事業特別会計予算についてを議題として、担当部長に説 明を求めた後、審査を行いました。   1つ、旧村上地区で処理方式がいまだ決まっていない集落があるが、どうか。答弁、現在中心市 街地の整備を進めているのが現状ですが、処理方式の決まっていないところにつきましては早急に検 討してまいりたいと思っています。   1つ、神林有線放送がなくなることによる工事請負費について詳細を伺いたい。答弁、マンホー ルポンプの非常用通報を今まで有線放送で行っていましたが、NTTに切りかえるための工事です。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第24号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第25号 村上市簡易水道事業特別会計予算についてを議題として、担当部長に説 明を求めた後、審査を行いました。   1つ、浄水施設は全体で何カ所あるのか。答弁、村上4カ所、神林2カ所、朝日5カ所、山北15 カ所となっております。   1つ、浄水施設ごとの浄水処理方法はどうなっているのか。答弁、後日書面で提出したいと思い ます。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第25号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   続きまして、議第26号 村上市上水道事業会計予算についてを議題として、担当部長に説明を求 めた後、審査を行いました。   1つ、繰越金が13億円もあり、企業債を借りる必要がないように思うが、どうか。答弁、資金計 画については、1年間の金の流れであり、決算期の3月31日時点で現金が残っているということでは ありません。また、減価償却もあり、現金として出ていかない部分もあることをご理解願います。   1つ、給水戸数が前年と比較して47件の減となっているが、人口減少を考えると少ないように思 うが、どうか。答弁、旧村上地区では宅地造成などがあり、それほど大きな減少になっておりません。   以上で質疑を終結し、討論なく、起立採決の結果、起立全員にて議第26号につきましては原案の とおり可決すべきものと決定しました。   以上、報告いたします。 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   午後2時まで休憩します。           午後 1時49分  休 憩                                                        午後 2時00分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   議第11号に対しては、本間清人君外2名からお手元に配付の修正案が提出されております。した がって、これを本案とあわせて議題といたします。   修正案提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) ただいま上程されております議第11号 平成22年度村上市一般会計予算に対 する修正案を別記のとおり地方自治法第115条の2及び会議規則第17条の規定により提出をいたしま す。   賛成者は、姫路敏議員、冨樫宇栄一議員、そして私提出者、本間清人でございます。   修正案の内容につきましては、歳出の2款総務費、1項総務管理費を400万減額いたしまして、1 4款予備費、1項の予備費にその400万円を充当するものであります。歳出の合計額に変動はございま せん。その内容を説明をさせていただきます。歳出の2款1項5目財産管理費の中に15節工事請負費 がございます。この工事請負費500万のうち400万円分、こちらは普通財産管理経費、学校法人北都健 勝学園に無償貸し付けした新潟リハビリテーション大学の運動場用地にかかわる工事請負費を削除す るものでございます。その削除した400万円分を14款1項1目予備費にその400万円を充当する修正案 の提出でございます。この用地に関しましては、北都健勝学園が4年制大学に移行するということで、 5月臨時議会の際に、5月中には文科省に対し、その運動用地を20年間、いわゆる長期に借りられる というものが文科省のいわゆる大学新設に対しての要項であるということで、5月には議員の皆様の 承認を得て、旧神納中学校の跡地を無償で貸し付ける契約ということで可決した議案でございます。 ただし、その契約書の内容につきましても、いろいろまだまだ精査しなければならない内容もあろう かと思いますし、その際には大学に設置する申請書類がどうしてもその5月中に提出をしなければ間 に合わないのだという理事者側の説明でございました。そして、その用地に関しましても、当然あそ こはグラウンド用地ではなく、グラウンド用地であったところには既に保育園が建設されており、今 その空き地としてなっている部分に関しましては旧校舎の跡地であるということは、既にその契約の 時点で了承済みのはずであります。ましてその5月の議会に際して我々議会に、グラウンド用地とし て整備をして、そしてネット等も設置し、隣の保育園とも考慮して、その整備をした上で貸すのだと いう契約書にはなっていないはずであります。皆様のお手元に議長のお許しをいただきまして参考資 料としてその当時の契約書、そしてもう一つには、同じく普通財産を今使っております日本海スケー トパーク協会、こちらの契約書、これは有償貸し付けの契約書類ではございますけれども、参考資料 として提出をさせていただきました。こちらの契約書に関しまして見れば、当然リハビリテーション は無償貸し付け、スケートパークは有償貸し付け、ところがその管理委託料を有償貸し付けでもらっ た金額からまた管理料としてお返しをするというような契約書になっております。その差額は1万円 弱逆に借りている側が市に対してお支払いするような金額にはなっておりますけれども、市長が前々 から言っております施政方針の中に人をつくるのだということを何度もおっしゃっております。であ るならば、スケートパークは今回新潟国体に関しましても、公開競技ではございましたけれども、あ あやって全国から若者がスケートボードの村上でやっている子供たちの活躍を見に集まったり、また そこにいる子供が今オリンピックの強化選手として小学校も公休扱いで、同じくいろいろな学校の生 徒などと一緒にそのオリンピックの強化チームではぐくんでいる、これこそ市長が言う人を育てる部 分に入るのではないかと。そこに関する契約と今回の4年制大学に関する契約とでは全くもって意味 が違うものではないのでしょうか。私は、このグラウンドに関して設置、またはその整備をするのが いけないと言っているわけではございません。ただ、順番として、当時も委員会付託をせず、時間が ないので臨時議会を開き、今であればその委員会付託も十分にできるはずでありますし、なおかつ大 学側からその大学設置に関しては議員さんを学校に呼んで説明をしました。ところが、このたび設置 になりましたということで、どういった募集要項、それで今の状況はどうだということに関しまして は何ら説明もなく、グラウンドだけは整備していくというのは、私はいささか乱暴ではないのかなと いうふうに思われます。できればこの予備費の充当をさせていただき、また今後学校とも議会側も含 め協議を重ねた上でよき計らいをしていただければと思います。   また、当時の議事録におきましても、私はいろいろまた見させていただきましたが、当時そうい った整備をして貸すのだ、立ち木も周りの区長さん方から整地してもいいという了解は得ているとい う副市長の答弁はありますが、それは市が整地していいかという答弁ではなく、そういったものも邪 魔になるので、グラウンドとしてはどうなのだろうという小杉議員の質問に対して、区長さん方から はそういったものを整地してもいいという了承はいただいているというだけの答弁でありますので、 全くその整地に関しては以前の5月議会では出ていないと私は認識しております。そういった意味で このたびの提出をさせていただきました。どうか議員の皆様の良識あるご判断と、ぜひともこの修正 案に皆様のご賛同を賜りますようよろしくお願いを申しまして、上程とさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから修正案提出者に対する質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) ご苦労さまです。伺います。   私は、たしか番外でこの審査の委員会に出席はしておりましたが、提出者にお伺いいたします。 番外ですので、質疑が限りがありますので、ちょっと何でこんな厚いの持ってきたかといいますと、 ここにメモされているのがありますので、ちょっとこの予算書持ってきたのですが、番外の席から副 市長が答弁するのを聞いていまして、何かだんだん、だんだんと副市長の答弁が変化していったよう に感じたのですよ。それはどんなふうにかといいますと、最初は、名前は言いません、質問者ちょっ と時間ないから。学長の説明は受けていないので、詳しくわかったら議会と相談するとか、線引きを するべきではないかと委員が言ったら、そのとおりだと思います、市長と話ししてそこまでと決めて いきたいというようなことが前半答弁されたのですが、だんだん、だんだん皆さんが質問してきまし たら、わきにゲートボール場があるので、トイレと更衣室は一緒に併用できるというようにリハビリ テーション大学からの要望書の2のほうの部分にももう、予算は今つけていないけれども、いずれこ れもするのだというような答弁をしていたのを私は副市長の答弁に変化があるな、そしてあいまいさ もあるなというふうに感じたのですが、提案者はどんなふうに感じましたですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) 大変申しわけございません。多分その審議に関しましては2日目の審議だと 思うのですが、私2日目の審議に関しましては番外議員でも出席しておりませんので、その件に関し ては私は答弁しかねます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) それでは、次に伺います。   市有財産使用貸借契約書、ここでは先ほど提案者がおっしゃいましたようにグラウンド用地、こ れを貸すという形になっているのですが、ただし書きというのが一つもないように思うのですが、そ の点は今おっしゃいましたですよね。 〇議長(佐藤宮吉君) 提出者。 〇3番(本間清人君) この契約書につきましても、5月の提出した時点でもう少し審議をすればよ かったのかもしれませんが、どうしても契約書の中を精査しますと、整備に関してとか、あとその管 理、維持に関してという部分に関しては、もう少し詳しい契約書が必要なのだろうと。まして20年と いう長期にわたっての契約書でありますので、例えばそこでけがをした場合とか賠償とかいろんなも のが、やっぱり市の名義の土地でありますものですから、そういったものの普通は契約書やただし書 きも必要なのではないかということを私も今感じておるところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) もう一問だね。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) やっぱり予算に関した答弁が当然されていくのが筋だと思うのですが、要望 の2のほうの照明設備の設置とかトイレ、更衣室等の言葉を理事者が出して不透明にさせていくとい うのがちょっと疑問を感じたのです。そういう点で、提案者には再度質問はいたしません。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさんに申し上げます。   修正案に対する質疑ですから、横へそれないでください。 〇22番(相馬エイ君) はい。ということで、修正案を出されましたが、私も番外議員として審査を 伺って、ちょっと行政の不安を感じましたので、質問いたしました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから修正案について討論を行います。   初めに、修正案に反対の討論を許します。   川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま提案されました22年度一般会計予算の修正案に対しまして、私は反 対の立場で意見を述べさせていただきます。   昨年5月、21年度の第2回臨時議会におきまして、北都健勝学園、いわゆる新潟リハビリテーシ ョン専門学校が今年度、22年度から4年制大学に昇格することから、旧神納中学校グラウンドの跡地 を無償で貸与するこの議案が上程され、この質疑におきまして、グラウンド跡地に対します無償貸与 においての質疑におきまして、当該隣接地の保育園と境界部分の段差、または校庭跡地に残っている 立ち木や校門わきの遺跡等についてどのように取り扱うのかというふうな質問が小杉議員からなされ、 その際に市長からは、段差等についてはこれから考慮して、整地等について考えていきたい、このよ うな答弁。そしてまた、副市長からも地元住民、そして議員からもそれらについての了解を得ている というふうなことで、我々はこの整地について当然今後行政が整地をしていくのだと、このように想 定をさせていただいたものであります。それにおいて、今回この予算について行政側が予算措置をす ることは至極当然であると、このように理解をしているところであります。   また、この臨時議会においては、新潟リハビリ大学校の文部科学省認定については、このグラウ ンドを持つということが必須条件であるというふうなことを皆さん理解をし、その所有に当たり、市 からの無償貸与に賛成をし、大半の方がこの大学が村上市における活性の起爆剤となり、今後の発展 を村上市に与えてくれるということを大きく切望し、賛成をしたものと私は理解しております。   いろいろお聞きするところによりますと、このリハビリ専門学校は平成7年開学時、当初は93名 の入学があったと聞きます。毎年それから少しずつ入学者がふえ、多い年は167人の生徒を我が村上 市、旧村上市に受け入れ、その生徒たちの流入は村上市や岩船地域の経済の発展、そしてまた地域の コミュニティー、地域の活性に大きな貢献をしたものと、これは皆さん周知のことと思います。しか し、残念ながら、4年ほど前から入学数が徐々に減ってきて100人を割ってきているというふうに聞 いております。理由としては、せっかく4年間一生懸命勉強しても大学卒業の資格は得られない、こ のようなことが理由の一つであると、このようにも聞いております。そんな中で北都健勝学園さんは、 努力により大学に昇格するという努力をなし遂げたわけであります。合併し、人口7万都市としての 村上市において市内に大学と名のつく学園があることは、学生人口のこれからのますますの流入によ り、地域の経済の発展、そしてまた地域コミュニケーション力の向上につながることは、このリハビ リ専門学校が十数年ここにあったことで、その存在がこのことを実証していると、このように感じて おります。今後は市としても身体に障害のある方々の生きるための力となるこの大学で教える学問を 村上市の推奨すべき学問として位置づけ、ますます当大学との連携を深めて村上市の小中学校におけ る学校教育や、そしてまた要介護施設などとの連携を図り、我が村上市から新しい文化、産業の創造 につながるよう積極的に協力体制を整えていくべきと考えております。   昨今の当学園への入学数の減少が生徒たちに住居を提供している地元アパート経営の方々に少し ずつダメージを発生させているとのことでございますが、今回の予算措置によりこのリハビリテーシ ョン大学で勉強する生徒が勉強の傍らよりよい学生生活を送ることができますよう、予算の許す限り すばらしいグラウンドに整地をしていただきたい。そして、それを提供することが我々村上市の活力 を盛り上げるために行政がなすべき大きな役割であると、このように強く感じ、今回この予算を削減 する修正案に対しまして反対の討論をさせていただきました。よろしくご理解をお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に賛成の討論を許します。   冨樫宇栄一君。           〔6番 冨樫宇栄一君登壇〕 〇6番(冨樫宇栄一君) 私は、修正案に賛成する立場で討論をいたしたいというふうに思います。   あらかじめ申し上げておきますけれども、私たちはリハビリテーション大学に反対をするわけで ももちろんありませんし、運動場それ自体の建設に反対だということでは必ずしもありません。まず は、この地域において4年制の大学が開学するということは、大変喜ばしいことでありますし、お祝 いを申し上げるところでございます。そして、市としてもできる限りの支援をするということも、こ れもまた必要だというふうに思ってはおるところであります。ではありますが、今回の取り扱いにつ いて行政執行上の問題として手続上問題があるということから、私は修正案に賛成するものでありま す。   昨年の5月に学校法人北都健勝学園との間で取り交わしました貸借契約書では、この土地の貸借 契約日は平成21年5月21日となっており、契約物件の引き渡し日も第6条において平成21年5月21日 というふうに決められております。そして、第9条において、この貸し付け物件の維持保全に要する 費用は乙の負担とするというふうに明記をされております。5月21日で引き渡したということであっ て、以後の維持保全については北都健勝学園さんが負担するのだというふうに明記をされておるわけ であります。そして、貸借契約書には特記事項として3点ほど書かれてありますが、この中において グラウンドを整備をして対応するだとか、あるいは開学が認可された段階で運動場を整備をして引き 渡すとか、こういうことは一切書かれていないということであります。平成21年5月21日から平成42 年3月31日までの20年間無償で貸し付けるということ以外に市の履行すべき事項は特に書かれてはい ないということであります。確かに土地の使用目的は運動場用地としてはなっておりますけれども、 貸付条件の中にグラウンド整備の問題については全く盛り込まれていないわけでありますし、先ほど の川村議員のほうから昨年5月21日の第2回臨時会のこともお話ありましたけれども、この中でもグ ラウンド整備の問題については一切提起もありませんし、審議もされていなかったわけであります。 確かに保育園との関係だとか段差の問題だとか議論にはなりましたけれども、それがこの貸付条件の 中に入るとか、そういうことは一切議論はされていなかったはずであります。4年制大学としての認 可を受けるための土地の貸し付け契約であったのであって、議会はこの貸し付け契約書に何条かにわ たって書いてあります貸付条件での契約であったのであって、この貸し付け契約に基づく記載されて いる条件によって20年から無償貸し付けを承認したのが第2回臨時会であったはずであります。大学 として認可される2運動場が確保されていることが条件ということで、借地の場合は20年以上の貸借 契約が必要だということで先ほど提出者が述べておりましたけれども、そういうことを踏まえてこれ にこたえるものとして、平成21年5月21日から平成42年3月31日まで無償貸し付けをしたわけであり ます。これによって新潟リハビリテーション大学の開学が認可をされたわけでありまして、したがっ て北都健勝学園さんからの要望には市としては間違いなくこたえたというわけであります。そもそも 契約書とはそういうことではないでしょうか。お互いの約束事を文書化したものであり、それを誠実 に守っていくことが契約書の意味ではないのかというふうに思うわけであります。   ことしの2月の4日付ですか、に大学側から市長あてに要望書が出されているそうでありますけ れども、それによりますれば、要望事項といたしましてグラウンドの無償貸し付けは不可欠な開学で の要素でございました。その際、現状では使用できる状態になく、整備につきましても開学時にご援 助いただけるとの強いお言葉をいただきというふうに書いてありますけれども、これは議会の中でそ ういうことは一切されていなかったことでありますし、具体的な要望事項としましては、運動場用地 としての整備として段差や池を取り払う等の整地を行うこと、それから保育園等の保護用のフェンス の設置だとか、そしてその他の安全衛生面の整備といたしましては、照明設備の設置だとか、トイレ、 更衣室の設置、運動場地までの送迎用バスの車両の提供など要望が出されておるわけであります。企 業誘致した場合の奨励措置としては条例に基づいて行うわけでありますが、教育機関といえどもそれ は一定の基準、そうしたものに基づいてやらなければならないわけでありますし、大学だから要望が あったからできることはしてやろうという扱いをすることには問題があるというふうに思うわけであ ります。したがいまして、もし支援助成が必要だとするならば改めて協議をすべきでありますし、無 償貸し付けした市有財産を市の経費で整備をする必要があるとすれば、それは改めて議会に提案する なり全員協議会に諮って了解を得る等の扱いをするべきであります。副市長が、要望があったので、 急遽予算計上したと、議会に説明する暇がなかったことは遺憾だというふうなことも委員会の中で述 べておったようでありますが、しっかりとした手続を踏んで、契約書に基づいた取り扱いをぜひとも やっていただきたい、やるべきであるということを強く申し上げまして、提案者のされている取り扱 いをされるように皆様にお願いを申し上げまして、修正案に賛成する討論を終わらせていただきます。 よろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に反対の討論を許します。   平山耕君。           〔11番 平山 耕君登壇〕 〇11番(平山 耕君) 反対の討論します。   先ほど来、初めですね、新潟リハビリテーション大学の設立に関しては、文科省の基準でどうし てもグラウンド確保は必要な条件でした。村上市としては、市内に大学が設立されることは地域の活 性化につながります。経済効果の面でも大いに期待されるわけでありまして、最も歓迎されることな のです。また、大学側においても、年々志望者が減ずる専門学校に見切りをつけ、大学の開設に踏み 切ったことは、相当勇気のある決断だったと推測されるわけであります。そんなとき市としてできる こと、何がしかの協力することは至極当然当たり前のことであります。現在あいている旧神納中学校 跡地は、我々の母校です。私たちの思い出がたくさん詰まっている場所でもあるのです。その場所を 今のままでは何もならないのですよ。それをグラウンドにして、大学生に利用してもらう。ならば、 我々卒業生にとってみてもこんなうれしいことはないし、地域のにぎわいにもつながることであるの です。受け入れ側の市としては、あいている土地を整備して貸し出す。それは、大学の設立を決心し た北都健勝学園に対する最低限の協力だと言えます。したがって、グラウンド整備に要する400万を 除く修正案には絶対反対するものであります。よろしくお願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に賛成の討論を許します。   姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 修正案に賛成した一人でございます。本当はここで討論する予定ではなかっ たのですが、平山耕議員もそうですけれども、川村議員もそうなのですけれども、論点が違うところ で討論なさっているので、余りにも私は聞いていてその提案者の気持ちをわかってもらえていないと いうことで、ここで討論いたします。   本間議員は、400万を削減してなくしてしまえということではないのです。皆さんご存じのよう に、あの契約書の中にはうたわれていない部分が多々あります。そしてまた、2月に入ってから急遽 リハビリテーション学校から要望書が出されて、皆さんも見たとおりです。整備をしてくれ、あるい はその往復のバスまで出してくれというような要望書が届いております。これは余りにも唐突なこと でその予算がつけられるということでは、今後先にいってまた新たに違うことが出てきたときに、補 正予算あるいは違う予算で上げられるということに危惧をいたしているということなのです。提案者 言うように、一時400万を予備費に入れておきましょうよと。それで、もう一度そのリハビリテーシ ョン学校に対してのいわゆる支援の仕方を議会も含め一緒にみんなで考えていって、それからその40 0万円をまた執行すればいいではないかと。2月に出されて、要望書が3月の本予算にすとんてのっ てくること自体もちょっと問題ではないかと。私は、そういう姿勢に賛同しているのです。リハビリ テーション大学を全く否定はしておりません。私も否定する気はございません。その分でいうと、平 山議員もそうですし、川村議員もそうです。恐らく提案している本間議員が一番その中では知ってい るかと思います。そういう方向性の中であるのだろうと。ここをひとつ思っていただき、この修正案 がもし通ったとしても、何らその原案を削減したり、はたいたり、たたいたりするものでもございま せん。ぜひその気持ちをわかっていただきながら賛同していただければと思う次第でございます。論 点がリハビリテーション大学を否定するような方向にいっているから、私はあえてここで演壇に立た せていただきました。賛成でございます。本当にその中でこれからもやっていきたいと。大学の発展 も祈りながらやっていきたいという思いであるのです。そこを理解していただきたいと思います。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に反対の討論を許します。   大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) 修正案に反対の討論をさせていただきます。   今ほど姫路議員から論点が違うということをおっしゃられました。では、私はもう一回論点のこ とで話したいと思います。確かに本間議員の言われていることも理解はいたします。しかし、総務委 員会で原案を可決しております。そういうことから、私は新潟リハビリテーション大学については地 域の活性化を図る手段として、地域経済に与える効果のみならず、今後のまちづくり拠点として最も 有効であり、かつ地域の将来的発展に大きな可能性を秘めていることから、昨年3月定例会において 大学の学部設置に関する要望が全会一致で決議されたものであります。昨年10月末に文部科学省の認 可を受け、この4月からいよいよ開学する運びとなっております。医療学部を卒業すれば、学士の単 位、各専攻の国家試験の受験資格のほか、任意で認定心理士の資格取得も可能であると聞いておりま す。地方大学の生き残りが一段と厳しさを増す中で、同大学は専門教育の強化とともに、地域に密着 した学校づくりにも力を注ぎ、公開講座の開設や学生のイベントの協力など地域の交流を目指してお ります。また、旧村上市では平成7年に前身の新潟リハビリテーション専門学校が開校する際にも、 土地の無償貸し付け、建物の無償譲渡のほか、補助金を支出した経緯もあります。今回の新潟リハビ リテーション大学グラウンド造成工事に支援をすることは、市長が平成22年施政方針で、村上岩船圏 域初の4年制大学として、本市の教育水準と福祉環境の向上、さらには地域活性化につながるものと 期待しておりますと述べていることと合致しております。先ほど言われたとおり、このことは総務委 員会でも可決しておりますので、このたび私はあえて修正案に反対をさせていただきます。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に賛成の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、修正案に反対の討論を許します。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから修正案を起立により採決いたします。修正案に賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立少数です。   よって、修正案は否決されました。   次に、議第11号の原案について討論の後、採決いたします。   最初に、通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第11号 平成22年度村上市一般会計予算について、反対の討論を行います。   村上市施政方針では、「予算編成にあたり実施する事業は、総合計画における事業計画を精査し、 市民の生命財産を守り、活力あるまちづくりの創造のため、メリハリのある編成を行ったところであ ります。社会経済の不況により、税収の大幅な落ち込みが予想され、大変厳しい財政状況にあります が、本年度の予算規模を一般会計総額で301億8,000万円を計上いたしました」と述べておられます。 市税で67億3,768万、22.3%を見込み、自主財源として99億6,104万円、33%、依存財源は202億1,896 万円、67%、市債は31億9,310万円、10.6%、市債の平成20年度末見込額は360億5,400万円となりま す。継続費の当該年度末の支出予定額は、16億3,895万円、さらに債務負担行為による支出額も多額 になっております。市の財政は深刻な状況になり、景気はますます悪化し、不安な社会状況の中で市 税納入はどうなっていくのでしょうか。   政策面では、子供の人数や保護者の所得に関係なく、医療費助成制度の入院、通院とも小学校卒 業までや村上市不妊治療費助成事業、情報教育充実の児童文庫の開設、学校における耐震補強工事の さらなる実施、種川浄化計画調査設計業務委託料をはじめとしての幾つかのありがたい事業もたくさ んございます。   しかし、次の事業につきましては疑問があり、反対の立場で述べさせていただきます。1つは、 山北支所庁舎の建てかえ事業であります。施政方針で、老朽化が著しく、地域の防災拠点として、市 民の安全、安心の提供と市民協働のまちづくりの拠点に、建てかえに当たっては、重要な地域拠点施 設ではありますが、今後の組織、職員体制のスリム化等を考慮し、コンパクトな支所とすることとし ておりますと述べています。山北支所は、数年後には35人体制となります。山北支所庁舎建設検討委 員会も14名でつくられるようでありますが、コンペティション謝礼20万円、測量設計等委託料1,300 万円は、今回3月議会に予算としてのせるのは早過ぎるのではないのでしょうか。合併前に、役場庁 舎建設基金、平成12年度に2億57万6,000円ありました。しかし、平成19年度には102万円になってお ります。特定目的基金とは、特別の目的のために自治体が積み立てている基金であります。先日山北 支所長から議員の要請によりまして提出されました資料によりますと、保育所建設事業、道路等建設 事業の財源として庁舎建設基金の取り崩しを予定した。その取り崩しは議会で承認をしてもらった。 しかし、過疎対策事業債が要望額どおり許可されたことから、弾力的に運用できる財政調整基金とし て積み立てを行い、合併時に財政調整基金として新市に引き継がれたものであるという文書をいただ きました。しかし、山北庁舎建てかえは、合併前からの旧山北町の計画があったわけです。しかし、 それを基金を100万のみ残して合併したということは、そのようなことは合併するまで他の自治体の 住民にとっては知らされておりませんでした。   次に、農林水産業費、林業振興費に森林・林業・木材産業づくり事業補助金が載っております。 県から4,933万3,000円が歳入で入り、そして市として500万円、合計5,433万3,000円の補助金であり ますが、平成22年1月21日の臨時議会で、平成21年分の補助金が賛成多数で可決となっております。 今回のこの金額は、平成20年度分の補助金であります。平成21年度議会提出資料として、新潟県北部 木材加工協同組合(スギトピア)の償却資産申告及び所有状況が議員に配られました。平成21年度償 却資産申告書(償却資産課税台帳)、平成20年度種類別明細書(全資産用)、この資料に不自然さが あり、私は非常に疑問が残るところであります。   次に、総務費、財産管理費、普通財産管理経費で工事請負費500万円のうち400万円、新潟リハビ リテーション大学の運動場用地の整備費が載っております。委員会での質疑の中から新潟リハビリ テーション大学からの要望書が議員に配付されました。要望書には記として、1、村上市有財産使用 貸借貸し付け物件の土地の運動場用地としての整備、そしてぼちとして、段差や池を取り払う等の整 地、次に保育園用フェンスの設置とあり、2としてその他、安全、衛生面の整備、照明設備の設置、 トイレ、更衣室の設置、運動場地までの送迎用バス車両の提供等、このような内容になっております。 昨年の暮れに私ども全議員に新潟リハビリテーション大学から酒がお歳暮として届けられましたが、 受け取るわけにはいかないと全議員が返品をいたしました。その後、22年2月4日、市長あての要望 書、それがこの今の内容の要望書でございます。委員会の質疑の中で副市長は、議会にも要望書が出 されていたと思っていた。必要なら出しますよということで、今読み上げました内容の要望書が委員 会に提出されたものであります。平成21年5月21日臨時議会で締結されました市有財産使用貸借契約 書には何のただし書きもありませんでした。しかし、委員会で副市長は、そばにゲートボール場があ るので、トイレ、更衣室は一緒に使えるのではないかとまで答えております。委員が、グラウンドの 整備はわかる。しかし、要望には一線を引くべきではないのかという問いに対しまして副市長は、 ゲートボール場があるので、更衣室やトイレは一緒に使えるとまで答えております。大学への協力は、 あるときは大事と考えております。しかし、協力の手続や副市長の答弁にはあいまいさがあり、行政 の仕事のやり方がこれでいいのかと疑問を感じております。   以上、述べました点で非常に疑問を持っておりますので、私は反対の立場で意見を述べさせてい ただきました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 次に、原案に対し賛成討論の通告がありませんので、通告のありました原案 に反対の討論を許します。   16番、姫路敏君。           〔16番 姫路 敏君登壇〕 〇16番(姫路 敏君) 反対討論いたします。お疲れのところ、大変申しわけないです。いましばら く耳をこちらに向けていただきたいと思いますが、平成22年度村上市一般会計予算に反対の立場で討 論いたしますが、今から説明いたします今年度の予算で納得のいかない箇所が数点ございます。その 納得のいかない部分をそのままにして本予算を賛成するということは、市民の付託を受けて選出され た一議員としては了承するわけにはいきません。したがいまして、私がこれから示しますことを村上 市に対して早急に改めていただき、平成22年度一般会計予算の出し直しを求めていくために討論をい たします。   最初に、先ほど本間議員からリハビリテーション大学のグラウンド整備に係る予算400万円の予 備費への移動、この修正案が出されましたが、ご存じのように私も賛成者でした。私は、予算の400 万円だけを問題として修正案を賛同したものではございませんが、問題としてリハビリテーション大 学と行政側との意思疎通が図れないまま場当たり的な考え方のもと予算計上がされていることにあり ます。もっと真剣に、この地域で初めての大学の開学として村上市は今後どのように対応していくの か、どのような支援がソフト面、ハード面で必要なのかを十分に話し合いながら、できれば大学支援 検討委員会なるものを立ち上げるべきであろうと私は考えております。   次に、林業の振興として、森林・林業・木材産業づくり事業経費の5,433万3,000円です。これは、 スギトピア岩船を対象とした補助金でございます。平成21年度から平成23年度までの3年間で、予定 でいけば総額5億2,500万円の設備に対する補助金ですが、村上市が窓口となり、約3億円の税金を 補助金として支給する事業でございます。平成21年度分は、ことしの1月21日の臨時会でご存じのよ うに採択され、約1億8,000万円の税金が既にスギトピア岩船に支給されていると思います。臨時会 でも申し上げましたが、今なぜこのような多額の税金を補助金として、それも一企業に支給されなけ ればならないのか疑問でなりません。なぜなら、対象となるスギトピア岩船は、これまで平成12年度 から平成14年度の3年間にわたり総額21億円を超える設備に対して補助金として14億円を超える税金 を注ぎ込んできました。あれからまだ10年たっておりません。ことしでやっと10年目です。一体その 設備はどうなったのか。一覧表はいただいたものの、疑問点が多うございます。納得できるものでは ございません。以前に購入した設備の実態調査もされないままに、税務課もしていないと言います。 そんな状態で新たな補助金を支給することは、どう考えても市民の納得を得られるものではございま せん。そこで、議員の皆さんにもお願いがございます。まず、10年前、当時の多額な税金や血税を注 いだ設備が今どうなっているのか現物を確認した上で、しっかりと法律に基づいて処理されているの かどうか議会として見定めることが必要なのではないでしょうか。うやむやにしてはいけないと思い ます。担当常任委員会を中心に再度確認してみようではありませんか。その後に補助金支給を考えて みてはいかがでしょうか。そのような行為こそが本来の議会としての機能であり、市民の負託にこた える議員としての仕事ではないでしょうか。再度考えていただきたいとお願い申し上げます。   この不況の中で資金繰りに困っている事業はたくさんございます。多くの事業主の皆さんは、雇 用を維持しながらも一生懸命各自で努力しながら企業経営を行っております。もちろん何億円もの補 助金などあろうはずがありません。そんな中、ある製材屋さんが私に寄せられた声を紹介しますと、 姫路さん、もし何億円ものお金をスギトピア岩船に補助するのであれば、我々小さな製材所にも100 万円ずつでもいいから補助していただきたい。そうしたら、小さな製材所ももっともっと救われるの でございます。それこそが政治ではないですか、それこそが行政ではないですかと声を上げておりま す。今回で2回目となる設備でございます。補助金を入れてございます。過去の設備を確認しないま ま支給することとなれば、今お話ししたような朝から晩まで一生懸命経営をしている中小零細事業所 に説明がつきません。ふざけるのではないというような怒りの声まで聞こえてまいります。今民事再 生法を実施しているスギトピア岩船に行政が行う政策とは多額の補助金を与えることではございませ ん。地元木材を3割程度しか利用していないスギトピア岩船に対して、地元木材を多く利用できるよ うな環境を醸成することへの事業支援やソフト面での経営支援こそが求められるのではないでしょう か。まずはそこからスタートするべきではないでしょうか。いま一度補助金のあり方を考えていただ きたいと思います。   次に、反対する理由として、山北支所庁舎の新築工事であります。この事業は、多くの市民から 反対の声が届けられております。アンケート調査でもその内容が明らかにされております。   さて、今年度の山北支所庁舎事業の予算は1,342万1,000円であります。先ほど相馬議員もおっし ゃっておりましたが、新庁舎建設は木材を利用した庁舎の本体が2億6,000万円程度、そして車庫や 倉庫に旧庁舎の解体事業として総額4億円ということで説明を受けております。平成22年度の予算は、 その設計料として1,300万円計上しております。企業へのコンペティション謝礼として20万円、検討 委員会の報償として22万1,000円、これらの予算はすべて新庁舎の建設のためにかかる費用であり、 旧山北分校の耐震診断費用などは一切含まれておりません。それなりに建設検討委員会では旧山北分 校の有効利用を含めゼロベースから検討していくと言っておりますが、予算の内容からいっても、そ の気もないくせにあたかも真剣に考えているような振りをしていることに憤りを感じます。大きな怒 りも感じます。つまり耐震診断を行って新築の場合と対比させる考え方が検討委員会では検討されて いかないということを意味しております。   山北町では、大滝市長が町長時代に合併前の平成15年度末に新庁舎建設基金として2億円を持っ ておりました。その建設基金は、市町村合併の協議が進むにつれてどんどん切り崩され、合併前の平 成19年3月末には何と基金は100万円しかなくなりました。この現実を新市の多くの皆さんにまず知 っていただきたいと私は思っております。もし仮に2億円の基金が取り崩されないで現在あって、そ して大滝市長の口から、私が山北町長時代に2億円を庁舎建設基金としてためてきて、その2億円を、 少ないかもしれないけれども、この2億円を利用して、新市の皆さんのご理解をいただきながら有効 に活用して、山北地区住民のためにも建設お願いしたいと言われたらどうでしょうか。庁舎の建設は これほど大きな問題にはならなかったと思います。なぜなら、それが本来の人間としての道理である からです。平成16年までためてきた基金を合併前に使い果たして、合併したのだから庁舎の新築を頼 むでは道理が通らないでしょう。市長はどのように思っているのでしょう。村上市のトップリーダー としてガバナンスを持って対応していただきたい。今考えれば、山北町時代にためておいた建設基金 2億円は一体何だったのでしょう。不思議でなりません。   さらに、平成18年3月に旧村上高校山北分校を新潟県から4,856万円で購入しております。山北 町長でした大滝市長は当時の説明で、総合コミュニティーセンターとして生涯学習の支援並びにコミ ュニティー活動を推進するために役立てたいと述べられております。今こそ当時の説明のとおり旧山 北分校を庁舎として有効活用すべきではないでしょうか。住民はそう思っております。そこで、旧山 北分校の耐震補強工事を実施した場合の行政からの金額提示では、職員が見積もりした最近の耐震工 事が行われた山北北小学校を参考にして積算した内容では1億1,800万円かかると見積もっておられ ます。また、後日山北支所長に聞いたところ、耐震診断はしていないということも聞いております。 私は、思わずえっと口ずさみました。何でそんな大金がかかるのですかと大変疑問に感じたところで す。たった4年前、旧山北分校校舎を有効利用するのに、現在説明している多額な耐震工事費用がか かると知りながら当時その物件を購入したことになれば、当時の執行役員は背任行為としか言いよう ありません。また、知らなかったのだとすれば、無計画のきわまりない愚かな予算執行であったとし か言いようがありません。当時有効利用するためにという大義名分のもと、新築するほどのお金がか かる物件を購入して新市に押しつける行為は断じて許されるものではございません。要望書を出した ときの市長の発言では、市長は生涯学習センターに利用するなんていうこともおっしゃっておられま したが、これだけ大金がかかるのであればそれも不可能であるでしょう。その辺も問うていきたいと 思います。   そこで、耐震工事に大金がかかるという説明でしたので、参考になった山北北小学校の耐震工事 がどのような工法でされたのかちょっと調べさせてもらったら、聞くところによると、ピタコラム工 法であると聞きます。もしピタコラム工法であるとするならば、その工法については簡単に申し上げ ますと、外側からコンクリートを流し込み固める手法で、現在では他の耐震補強工事に比べ、1.5倍 から2倍くらいのコストがかかると言われております。また、選定される施工業者も協会員に登録さ れている建設会社が窓口となり、実際の工事は名古屋市にある矢作建設グループが行うため、地元下 請業者はなかなか仕事にありつけないという品物でございます。したがって、ピタコラム工法では価 格帯も高く、業者も絞られるため、最近自治体では採用する場合は、耐震診断から耐震工事までの一 連の流れにおいて随意契約をしなければ工事ができないということも聞いております。なぜこのよう なピタコラム工法が村上市で採用されたのか不思議でなりません。今後村上市内にある中学校や小学 校の耐震工事を進める際には、一連の契約状況も含め、十分な調査が必要であることも市民へ訴えて いきたいと考えております。   参考までに、田端町にある県立村上高校もつい最近耐震工事を終えておりますが、どのような工 法で行ったのか聞いてみますと、予算的にも格安な鉄骨材を利用した工法を用いたと聞いております。 どうやら新潟県としてはこの鉄骨材を利用した工法で、ピタコラム工法という割高な方法ではなく、 鉄骨材を利用した工法で耐震工事をこれから進めていくことを考えているようです。村上市としても、 教育関係者並びに市民と一緒に考えるべきであると考えております。なぜこのようなことを申し上げ ますというと、私は昭和55年の鉄筋コンクリートづくりの校舎を再利用するのに言われるほど大金が かかるとはどうしても思えないからです。お金はかけようと思えば幾らでもかかります。税金という 市民からのお金で報酬をいただいている限り公僕でなければなりません。したがって、税の執行には どうしたら少ない費用で大きな成果を上げられることができるか常に考えるべきではないでしょうか。 それが既存施設の有効利用にほかならないのです。   長くなりました。最後に、行政には先を見据える行政運営が必要です。市民のだれしもがおかし いと思っている非難の声にはあえて耳を傾けて、真摯に受けとめていただき、改善していただきたい と思います。そして、持続可能な政策を持っていってもらいたいと願うものです。今回はこれだけ多 くの問題を抱えている一般会計予算にどうしても賛成することはできません。心ある議員の皆様にも 私の反対討論の趣旨をご理解いただき、市民目線で堂々と一般会計予算の出し直しを要求してまいろ うではありませんか。どうか市民の代弁者として反対していただきたく、お願い申し上げます。   これで反対討論終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第11号を起立により採決いたします。   本案に対する各委員長報告はいずれも可決です。本案は各委員長報告のとおり決定することに賛 成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第11号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第12号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第12号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第13号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第13号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第14号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第14号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第15号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第15号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第16号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第16号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第17号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第17号 平成22年度村上市国民健康保険特別会計予算について、反対の討 論を行います。   社会保障及び国民保険の向上を目的として、住民に医療を保障するための制度である国民健康保 険。払いたくても払えない、この現実に多くの市民が苦しんでおります。平成21年8月1日の数字で、 資格証、165世帯261人、短期証、530世帯1,147人。資格証は、病院の窓口で医療費の負担を一たん10 割払わなければなりません。保険料を払えない人が窓口で10割の医療費をどうして払うことができる というのでしょうか。分納相談も平成20年度約500件から21年度600件にふえております。病人や子供 たちがいる家庭に対しては、資格証を発行せず、配慮してもらっております。このことは非常にあり がたいことであります。納税相談をさらに重視していただきたいと思います。命を守るべき医療保険 の負担が重過ぎて、病院にかかれず命を落とす、あるいはそのことを苦にしてみずから命を絶つ深刻 な現状が全国で起きております。高い保険料の最大の原因は、医療費の増加とともに、1984年までは かかった医療費の45%が国庫負担でしたが、それ以降保険給付費の50%となり、つまりかかった医療 費の38.5%に引き下げられているからであります。さらに、事務負担金の国庫補助が廃止されました。 負担軽減に義務的経費以外の一般会計からの繰り入れを、さらには市として、自治体として、国に対 し、国庫負担増を強く要求すべきであります。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第17号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第17号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第18号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第18号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第19号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第19号 平成22年度村上市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の 討論を行います。   後期高齢者医療制度は、小泉自民党、公明党の政権が強行した医療費削減の大改悪の一貫であり ました。後期高齢者医療制度は、2006年の医療制度改悪で創設されました。法律の目的に、高齢期に おける医療費の適正化を掲げているように、高齢者の医療費抑制そのものをねらったものであります。 この大改悪では、高齢者の窓口負担増、長期入院の高齢者から食費、居住費を取るなどが行われた上 に、老人医療費の伸び率を下げていく、このことを明記した医療費適正化計画が導入されました。医 療費削減のために数値目標までつけて、入院日数の短縮、療養病床の削減が進められたのです。目標 を達成できない都道府県には、独自の診療報酬(医療の公定価格)を適用して、強制的に医療費を下 げる仕組みまでつくりました。高齢者の入院が90日を超えると、医療機関に支払われる診療報酬が下 がる仕組みも強行されました。高齢者が病院から追い出しを迫られ、医療難民、介護難民が生み出さ れました。さらに、地方自治体の責任で行われてきた基本健診を廃止し、特定健診、特定保健指導に した結果、健診の受診率は大幅に低下しています。特定健診は、病気になるのは悪い生活習慣を続け た自己責任という考え方で、健診の受診率やメタボリックの人の減少率が悪い保険者に罰則を科す仕 組みを導入。その一方で、75歳以上を健診の実施義務から外しました。保険料は、月額1万5,000円 未満の年金受給者は、納付書や口座振替で納入、普通徴収です。平成22年3月末で、滞納者は約100 人、金額は約300万円です。これらの人々から保険証取り上げはすべきではありません。保険証を奪 えば死に直結します。人道的対応をすべきであります。厚労省は、65歳以上の高齢者の全員を国民健 康保険に加入させ、65歳以上と65歳未満では別勘定とする後期高齢者医療制度廃止後の新制度案を考 えております。お年寄りを医療から差別する後期高齢者医療制度直ちに廃止を、この声はさらに大き く大きくなっております。   以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第19号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第19号は委員長報告のとおり可決されました。   午後3時30分まで休憩します。           午後 3時19分  休 憩                                                        午後 3時29分  開 議 〇議長(佐藤宮吉君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。   次に、議第20号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第20号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第21号の討論を行います。   通告のありました原案に反対の討論を許します。   22番、相馬エイさん。           〔22番 相馬エイ君登壇〕 〇22番(相馬エイ君) 議第21号 平成22年度村上市介護保険特別会計予算について、反対討論をい たします。   保険あって介護なしと言われた介護保険制度。平成21年4月1日現在でのひとり暮らし老人世帯、 男性651世帯、女性2,282世帯、合計2,933世帯、高齢者のみの世帯2,425世帯、65歳以上の高齢化率は 30.5%です。介護保険が始まってから4月で10年。高い保険料の一方、サービスが削られ、施設に入 れないなど制度の行き詰まりが深刻です。中でも介護の必要度を判定する要介護認定の仕組みが問わ れています。要介護認定の仕組みを変えても、軽度や非該当(自立)を増せば、介護保険への国の負 担も減らせる、そんなねらいを明記した厚労省の内部文書も09年4月2日、参議院厚生労働委員会で 日本共産党の小池晃参議院議員が追及し、明らかになっております。   65歳以上の保険料は3年ごとの改定が原則で、昨年4月に改定されたばかりです。40歳から64歳 までの第2号保険者は、毎年改定される仕組みです。65歳以上のすべての人が加入し、第1号被保険 者となり、年金が月額1万5,000以上の人の保険料は特別徴収、2カ月ごとの年金から自動的に天引 きされます。普通徴収は1万5,000円に満たない人で、口座振替や納付書による直接納付であります。 利用料1割の応益負担が低所得者から必要な介護を奪っているのではないのでしょうか。普通徴収で 平成22年2月末で滞納者は約250人、金額で2,300万円となっております。介護保険が始まってから介 護疲れによる心中事件など全国で400件も、家族介護による離職者は年14万4,800人にも全国的に上っ ているとのことであります。   以上、高齢者をめぐる介護保険、まだまだ問題がございますが、以上述べましたような観点から 反対といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これで討論を終わります。   これから議第21号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第21号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第22号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第22号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第23号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第23号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第24号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第24号は委員長報告のとおり可決されました。   次に、議第25号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第25号は委員長報告のとおり可決されました。   最後に、議第26号を採決いたします。   本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり決定することに賛成諸君の起立 を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議第26号は委員長報告のとおり可決されました。                                              日程第9 議第60号 村上市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定につい            て                                  議第61号 村上市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条            例制定について                            議第62号 村上市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定            について                               議第63号 村上市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の            一部を改正する条例制定について               〇議長(佐藤宮吉君) 日程第9、議第60号から議第63号までの4議案を一括して議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第60号から議第63号までの4議案について、 一括して提案理由のご説明を申し上げます。   これら4議案は、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正に法律における地方公務員法 の一部改正が平成22年4月1日に施行されるほか、法定割増し賃金率の引き上げや代替休暇制度の創 設等を主とする労働基準法の一部を改正する法律がこの4月1日に施行されることなどにより、村上 市職員の勤務時間、休暇等に関する条例を含む4条例を改正する必要が生じましたので、このたび提 案するものであります。   主な改正内容でありますが、月60時間を超える時間外勤務に係る時間外勤務手当の支給割合を引 き上げる規定の追加及び時間外勤務手当の支給割合引き上げ分の支給にかえて勤務することを要しな い時間、いわゆる時間外勤務代休時間制度の創設であります。このため、これらの規定を明記するた め、関係条例について所要の改正を行うものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 内容的には問題ないのですが、ちょっとお聞きしたいのですが、この条例、 給与に関する、議長、60号から64号全部一緒でよろしいのですのね。 〇議長(佐藤宮吉君) 一括。 〇16番(姫路 敏君) それで…… 〇議長(佐藤宮吉君) 63までです。 〇16番(姫路 敏君) 63までね。そうだよね。ごめんなさい。それで、一応代休とかなんとかって 今時間外というのは、これ職員さんからの自己申告ですか。別にタイムカードを押しているわけでも なさそうだし、それが代休だとか、それはいわゆる時間外だとかなんとかというはかる基準というの はどこにあるのですか。それちょっと教えていただきたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 時間外の勤務につきましては、上司からの命令によって行うとい うことになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) そうすれば、それをチェックしているのは、あなた、私の命令で部下が1時 間残業だよねってつけて、上司が総務のほうに申告するとか、こういう手順で進むか、そこら辺も含 めて、例えばさまざまなそれに限らず手当とかもすべてあると思うのですよね。そういったことも含 めて、自己申告ではなくて上司の命令で手当もつくわけですか。交通費とか、そういったものも含め て。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 交通費、通勤手当につきましては、これ通勤の距離に従って通勤 手当を支給しておりますので、これ申告していただいて、いろいろ類似している職員間もおりますの で、必要があればチェックをして、通勤手当を距離に応じて支給すると。   時間外の勤務手当につきましては、先ほど申し上げましたように、上司が命令をして、それをチ ェックして、その時間外を1カ月に集計をして、翌月に時間外手当として支給するという形になりま す。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 申告による部分なのですが、職員さんから、そういうことで最近いろいろ修 正とか、支給し直したとか、そういう虚偽の報告があったとか、そういったことはないですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) ちょっと範囲がどこまでかというご質問の中身がよく承知できま せんけれども、そういう虚偽の内容についての話は承っておりません。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立により採決いたします。   最初に、議第60号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第60号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第60号は原案のとおり可決されました。   次に、議第61号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第61号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第61号は原案のとおり可決されました。   次に、議第62号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第62号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第62号は原案のとおり可決されました。   最後に、議第63号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第63号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第63号は原案のとおり可決されました。                                              日程第10 議第64号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第10号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第10、議第64号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第10号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第64号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、一般会計補正予算(第10号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,000万円を 追加し、予算規模を328億5,243万3,000円にしようとするものであり、国の平成21年度第2次補正予 算の地域活性化・きめ細かな臨時交付金の追加配分がありましたので、補正を行うものであります。   歳入では、地方交付税を324万1,000円、国庫支出金で1,675万9,000円を追加いたしました。   歳出では、土木費で2,000万円を追加いたしました。   第2表繰越明許費の補正は、翌年度に繰り越しして使用する経費について、新ごみ処理場建設事 業を追加するとともに、臨時交付金の追加交付分を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますが、国の補正予算の追加配分ということですが、2,000万あ るのですけれども、この中身的な部分ですね、どういったことをしていくとか、そういう予算的なも のというのはどういうことなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 2月の臨時会でも橋梁等ということで、道路の修繕費に3,050万、 それからあと橋梁のほうで8,380万というようなことで上げさせていただきました。それで、道路補 修ということで、緊急に要するものということで事業をやっているわけでございますが、今回の2,00 0万も道路補修のほうに回させていただくということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 当初では上がっていなかった部分で、追加の部分でここに回していくという ような理解でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 先回の2月の分につきましては、3,000万がやっぱり側溝のふた の取りかえであるとか、舗装の補修であるとかというところに入れています。今回は4月以降に改め てまた補修費ということで2,000万追加ということでございます。同じ仕事の内容でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 最終的にあれですけれども、より手厚く補修ができるようになるというよう な理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) おっしゃるとおりでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第64号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第64号は原案のとおり可決されました。                                              日程第11 議員発議第1号 永住外国人に対する地方参政権付与に反対する意見書の提               出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第11、議員発議第1号 永住外国人に対する地方参政権付与に反対する 意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   19番、小林重平君。           〔19番 小林重平君登壇〕 〇19番(小林重平君) ただいま上程されました議員発議第1号 永住外国人に対する地方参政権付 与に反対する意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、平山耕議員、川崎健二議員、小田信人議員、石嶋修平議員、そして提出者は私小林重 平でございます。   意見書の内容については、お手元に配付されているとおりでございます。   なお、提出先には、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、副総理、財務大臣、総務大臣、国 家戦略担当大臣、内閣官房長官であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしく申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第1号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第1号は原案のとおり可決されました。                                              日程第12 議員発議第2号 地方財政制度の抜本的な改革を求める意見書の提出につい               て 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第12、議員発議第2号 地方財政制度の抜本的な改革を求める意見書の 提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) ただいま上程されました議員発議第2号 地方財政制度の抜本的な改革を求 める意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、冨樫宇栄一議員、小杉和也議員、滝沢武司議員、姫路敏議員、小野七五三議員、小池 晃議員、そして提出者は私本間清人でございます。   三位一体の改革やアメリカに端を発しました世界的な金融危機により、今や100年に1度という 未曾有の危機にございます。   また、現行の地方交付税などによる財政調整制度、財源保障制度では、地方が直面する厳しい財 政状況、拡大した地方間財政格差に対応し切れなくなっているのが現状でございます。   よって、厳しい地方の財政状況を踏まえ、住民が必要とする行政サービスを維持するため、地方 の財源を安定的に確保することなど3項目につきまして、国に対し、強く求めるものであります。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第2号は原案のとおり可決されました。                                              日程第13 議員発議第3号 中小企業対策の充実・強化を求める意見書の提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第13、議員発議第3号 中小企業対策の充実・強化を求める意見書の提 出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   3番、本間清人君。           〔3番 本間清人君登壇〕 〇3番(本間清人君) ただいま上程されました議員発議第3号 中小企業対策の充実・強化を求め る意見書を会議規則第14条の規定により提出いたします。   賛成者は、冨樫宇栄一議員、小杉和也議員、姫路敏議員、小野七五三議員、滝沢武司議員、小池 晃議員、そして提出者は私本間清人でございます。   日本経済は依然として厳しい状況にあり、中でも日本経済を支える礎であります中小企業の倒産 が相次いでおり、資金繰りの円滑化などによる中小企業の再生を図るとともに、国際展開の支援とい った中小企業の活性化に資する諸施策を充実、強化することが求められています。   よって、現在の自体を打開するために、中小企業対策予算の増額や中小法人に対する軽減税率の 引き下げなどに重点を置いた施策の推進、独占禁止法、下請代金法等の厳正な運用により、中小企業 の経営圧迫につながる不公正な取引を是正すべきであることを踏まえ、中小企業対策の充実、強化に 努めるよう、国に対し、強く要望するものです。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、財務大臣、経済産業大臣、 厚生労働大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第3号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第14 議員発議第4号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での採               択に向けた取り組みを求める意見書の提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第14、議員発議第4号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討 会議での採択に向けた取り組みを求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   15番、小池晃君。           〔15番 小池 晃君登壇〕 〇15番(小池 晃君) ただいま上程されました議員発議第4号 「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の NPT再検討会議での採択に向けた取り組みを求める意見書を会議規則第14条の規定により提出いた します。   本案は、去る3月12日に開催されました総務常任委員会協議会で了承された意見書の提出につい てであります。   賛成者は、滝沢武司議員、瀬賀秀雄議員、小野七五三議員、石嶋修平議員、大滝久志議員、そし て提出者は私小池晃でございます。   核兵器廃絶を早期に実現するためには、明確な期限を定めて核保有国をはじめ各国政府が核兵器 廃絶に取り組む必要があります。そのため、ヒロシマ・ナガサキ議定書の趣旨に賛同し、2010年のN PT再検討会議において同議定書を議題として提案していただくとともに、その採択に向け、核保有 国をはじめとする各国政府に働きかけるよう国に対して要請するものです。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、外務大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第4号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第4号は原案のとおり可決されました。                                              日程第15 議員発議第5号 農業農村整備事業促進に関する意見書の提出について       議員発議第6号 農業農村整備事業促進に関する意見書の提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第15、議員発議第5号及び議員発議第6号の2議案を一括して議題とい たします。   提出者から提案理由の説明をお願いいたします。   23番、大滝国吉君。           〔23番 大滝国吉君登壇〕 〇23番(大滝国吉君) ただいま上程されました議員発議第5号及び第6号は、いずれも農業農村整 備事業促進に関する意見書の提出についてであり、会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る3月15日に開催されました市民経済常任委員会で審査され、採択すべきものと決定 された請願に基づく意見書の提出についてであります。   賛成者は、いずれも鈴木いせ子議員、板垣栄一議員、山田昭夫議員、三田敏秋議員、山田勉議員、 齋藤信一郎議員、中山悌一議員、そして提出者は私大滝国吉でございます。   当地域にとって農業農村整備事業の推進は重要な課題でありますが、平成22年度政府予算では農 業農村整備予算を半減以下にするという異常事態になっています。そのため、土地改良施設の促進を 図るため、更新事業、維持管理事業、新規採択に必要になる農業農村整備事業費を平年並みに確保し、 継続することを国に対して強く求め、また県に対しては国に対して強く要請することを求めるもので す。   議員発議第5号の提出先は内閣総理大臣、財務大臣、農林水産大臣、議員発議第6号の提出先は 新潟県知事であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから一括質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) ご苦労さまでございます。   この意見書に関しましては、どういった方々からの声で意見書になるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 大滝国吉君。 〇23番(大滝国吉君) 市民経済の会議の中では、土地改良区からもそういう要請がありましたとい うことの説明がありました。そしてまた、農業の方々からも要請がありましたということも聞かれて おりますので、そういうことを全部踏まえて我々市民経済ではこのことを意見書にして取り上げてい たしたところでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 土地改良区でありますとか農協というのはそういう事業主体でございますの で、当然そういった声が出るのは当たり前なはずでございますが、実質受益者であります農家の方々 からは、こういった促進してくれ、そういった猿害事業をもっともっとやってくれというような声は、 受益者が一番大事なわけですから、農家の皆さんからはそういった声はあるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 大滝国吉君。 〇23番(大滝国吉君) 土地改良区、例えば農協の方々の下に受益者の方々がいるわけでありますし、 当然その方々の要請もその中に入っていると我々委員会は認識し、そういうふうな理解でこの提出を したわけでございます。 〇3番(本間清人君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから順次討論の後、起立より採決いたします。   最初に、議員発議第5号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第5号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第5号は原案のとおり可決されました。   次に、議員発議第6号について討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第6号を採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立多数です。   よって、議員発議第6号は原案のとおり可決されました。                                              日程第16 議員発議第7号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書の               提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第16、議員発議第7号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する 意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第7号 350万人のウイルス性肝炎患者の 救済に関する意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る3月17日に開催されました厚生文教常任委員会で審議され、願意了承された陳情に 基づく意見書の提出であります。   賛成者は、板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、小林重平議員、川崎 健二議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   すべての肝炎患者を救済することを国の責務と定めた肝炎対策基本法が平成21年11月に制定され ましたが、国の肝炎対策基本指針の制定、必要な個別法の制定、予算措置がなければ、患者の救済は 進みません。よって、肝炎患者を救済するため、肝炎対策基本法をもとに患者救済に必要な法整備、 予算化を進め、全患者の救済策を実行することなど7項目について、国に対し、強く要望するもので す。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働 大臣であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第7号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第7号は原案のとおり可決されました。                                              日程第17 議員発議第8号 国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意               見書の提出について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第17、議員発議第8号 国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額 を求める意見書の提出についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   5番、川村敏晴君。           〔5番 川村敏晴君登壇〕 〇5番(川村敏晴君) ただいま上程されました議員発議第8号 国民健康保険に対する国庫負担の 見直し・増額を求める意見書の提出についてを会議規則第14条の規定により提出いたします。   本案は、去る3月17日に開催されました厚生文教常任委員会協議会で審議され、了承された意見 書の提出であります。   賛成者は、板垣千代子議員、小杉和也議員、長谷川孝議員、相馬エイ議員、小林重平議員、川崎 健二議員、そして提出者は私川村敏晴でございます。   国民健康保険料が高くなった原因は、医療費の増加とともに、国が国庫負担率を引き下げたこと が大きく影響しており、さらに市町村国民健康保険の事務負担金の国庫補助が廃止されたことにより ます。その結果、市町村国民健康保険の総収入に占める国庫負担の割合は、現在では3割に減ってい ます。よって、国民健康保険をもとに社会保障として存続させ、加入者が安心して必要な医療が受け られるようにするため、国庫負担を見直し、増額するよう、国に対し、強く要望するものです。   提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣であり ます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第8号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第8号は原案のとおり可決されました。                                              日程第18 議員発議第9号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部               を改正する条例制定について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第18、議員発議第9号 村上市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する 条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) ただいま上程されました議員発議第9号 村上市議会議員の報酬及び費用弁 償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを会議規則第14条の規定により提出するもので あります。   議会議員の費用弁償の支給方法については、市町村合併に伴う取り扱いとして、旧市町村区域内 は支給なし、新市の区域内は支所から本庁までが一律車賃定額計算となっており、本来議会の正規の 活動に要した経費として支給される費用弁償が公務としての起点や距離の問題などから均衡と言えな い状況にあります。このことから、別記のとおり、改正条例第4条第2項で、「旅費の額は、その者 の住所又は居所から目的地までの旅行を計算する」と規定し、また同条同3項で、「旅費については、 片道2キロメートル以上のものについて支給する」と一部改正を行い、その是正を図るものでありま す。   賛成者は、板垣一徳議員、小野七五三議員、冨樫宇栄一議員、大滝国吉議員、長谷川孝議員、本 間清人議員、石嶋修平議員、そして提案者は私瀬賀秀雄でございます。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ご苦労さまでございます。   これ内容を反対するものではないのですけれども、ちょっとお聞きしたいのですけれども、これ どうなったのだか議運のメンバー含めてなったのでしょうけれども、当然議案の上程というのは理事 者側が、どこから、議会からなろうが議員発議でなろうが一緒なのですけれども、大体は理事者側の ほうに申し出て、理事者側のほうから提案していただくという手法のほうがいいのだろうなと思うの ですけれども、議会そのもののことなので、議会でやろうかという発想に基づいているのか。今後の 問題なのですけれども、議会の中を変えようとしたときには、理事者側のほうからは一切提案しない のだということになればまた考え方も違うのでしょうけれども、いつも変えていくときは、では議員 発議でやっていくのか、こういうスタンスを設けていくのか、ここら辺ですよね。そこら辺ちょっと お聞きしたいのですけれども。 〇議長(佐藤宮吉君) 瀬賀秀雄君。 〇24番(瀬賀秀雄君) お答えを申し上げます。   今の姫路議員のご質問の中では、もちろん以前に本会議で審議されたように職員の旅費規程等の 変更がございました。その中で、今回はその職員等の旅費規程と同じく、議員も自宅、あるいはその 支所、本所に近いところからこちらのそれぞれの議会活動の中に移動するという中で、我々議員側サ イドで、理事者側からのご提案でなくて我々議員サイドの中からこれを発議して、自分たちでこの整 合性をとった上で決めるべきだろうという考えのもとでこれを出したものです。   なお、今後のすべて議会側のものは議会側で出すべきかうんぬんという考え方については、今後 の議論にゆだねるべきだというふうに考えます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 議員発議について見れば、理事者側の不再議というのはついて回るわけです。 いわゆる理事者側がだめだと言えば、勝手に議会が可決したのだということで不再議という可能性も 出てくる、大げさにとらえれば。したがいまして、当然この内容について見れば理事者側とのコンタ クトもとれているのだろうとは思いますけれども、例えば非常勤の特別職といったら我々のこといい ます。非常勤の特別職のいわゆる期末手当あるいはその報酬を何%削減するとか、そういったことが 多々上がってきますね、最近。そういうのも踏まえてこれが一つの先例になって、議会議員に値する ことになれば、すべて議会議員としての発議でやりなさいということになったら大変なことになるな と、こういうことがちょっと危惧されたものですから、ちょっとその辺を提案者に申し上げて聞いた わけなのですけれども、今後また議運の中でいろいろもみ合って、いろいろと議論し合って出してく るのでしょうけれども、そこも踏まえた上で議運の中でも議員の報酬あるいは手当についても議論し てもらいたいと思います。その辺いかがですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 瀬賀秀雄君。 〇24番(瀬賀秀雄君) 先ほど申し上げましたように、今後議会側から発議する中身というのは、そ の案件、議員発議の中で個々に議運等も含めて審議されるものと考えます。今回の議員発議に関して は、先ほど私が答弁したように、一般職の旅費規程、それから距離程の変更がありました。その中で 整合性をとるという意味でも、我々議会議員サイドの問題でもあるし、今回この案件に関しては我々 で発議するべきだということでこれを出してあります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 以上です。 〇議長(佐藤宮吉君) 副委員長に申し上げます。   改正条文の中で、第1条 議長、副議長及び議員が招集に応じ、若しくは委員会に出席するため 旅行したとき、または公務のため旅行したときは、その旅行について費用弁償として旅費を支給する。 となっていますが、第4条ということで、副委員長、今ここで訂正してよろしいですね。それでは訂 正します。   そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第9号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第9号は原案のとおり可決されました。                                              日程第19 議員発議第10号 議員定数等調査特別委員会の設置について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第19、議員発議第10号 議員定数等調査特別委員会の設置についてを議 題といたします。   提出者に提案理由の説明をお願いいたします。   24番、瀬賀秀雄君。           〔24番 瀬賀秀雄君登壇〕 〇24番(瀬賀秀雄君) ただいま上程されました議員発議第10号 議員定数等調査特別委員会の設置 についてを会議規則第14条の規定により提出するものであります。   平成20年4月の新村上市誕生から2年を経過しようとしていますが、このたび村上市議会の議員 定数、議員報酬、政務調査費及び行政視察研修費について調査研究することを目的に、議員定数等調 査特別委員会を設置しようとするもので、委員会の名称、構成、期間はお手元に配付のとおりです。   賛成者は、板垣一徳議員、小野七五三議員、冨樫宇栄一議員、大滝国吉議員、長谷川孝議員、本 間清人議員、石嶋修平議員、そして提案者は私瀬賀秀雄であります。   ご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議員発議第10号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議員発議第10号は原案のとおり可決されました。   続いて、特別委員会委員の選任を行います。   ただいま設置されました議員定数等調査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第8 条第1項の規定によって、大滝国吉君、石嶋修平君、川村敏晴君、小野七五三君、板垣千代子さん、 山田勉君、小林重平君、小杉和也君、本間清人君、小田信人君、板垣栄一君、山田昭夫君、相馬エイ さん、以上13名の諸君を指名いたします。                                              日程第20 閉会中の継続調査について 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第20、閉会中の継続調査についてを議題といたします。   各常任委員長から会議規則第104条の規定によって、お手元に配付の申出書が議長あて提出され ております。   お諮りいたします。各委員会にかかわる閉会中の継続調査については、各委員長申し出のとおり 決定することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、閉会中の継続調査については、各常任委員長申し出のとおり決定いたしました。                                              日程第21 議員派遣の件 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第21、議員派遣の件を議題といたします。   お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元に配付 の議員派遣の件のとおり議員を派遣したいと思います。   なお、内容に変更が生じた場合は議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございません か。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、議員派遣の件は別紙のとおり決定いたしました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成22年第1回 定例会を閉会いたします。   長期間にわたり大変ご苦労さまでした。   また、この3月末をもって退職される職員の皆様には長い間大変ご苦労さまでした。議会を代表 いたしまして、厚く御礼を申し上げます。           午後 4時28分  閉 会