平成22年村上市議会第2回臨時会会議録(第1号) 〇議事日程 第1号 平成22年2月12日(金曜日) 午前10時開会 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  議第2号 専決処分の承認を求めることについて 第 4  議第3号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第8号) 第 5  議第4号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号) 第 6  議第5号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4号) 第 7  議第6号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第 8  議第7号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号)                                              〇本日の会議に付した事件  議事日程に同じ                                              〇出席議員(28名)    1番   板  垣  千 代 子  君     2番   鈴  木  い せ 子  君    3番   本  間  清  人  君     4番   板  垣  栄  一  君    5番   川  村  敏  晴  君     6番   冨  樫  宇 栄 一  君    7番   中  山  悌  一  君     8番   小  杉  和  也  君    9番   山  田  昭  夫  君    10番   齋  藤  信 一 郎  君   11番   平  山     耕  君    12番   川  崎  健  二  君   13番   木  村  貞  雄  君    14番   三  田  敏  秋  君   15番   小  池     晃  君    16番   姫  路     敏  君   17番   長 谷 川     孝  君    18番   滝  沢  武  司  君   19番   小  林  重  平  君    20番   小  田  信  人  君   22番   相  馬  エ  イ  君    23番   大  滝  国  吉  君   24番   瀬  賀  秀  雄  君    25番   小  野  七 五 三  君   27番   大  滝  久  志  君    28番   山  田     勉  君   29番   板  垣  一  徳  君    30番   佐  藤  宮  吉  君                                              〇欠席議員(1名)   26番   石  嶋  修  平  君                                              〇地方自治法第121条の規定により出席した者        市     長    大   滝   平   正   君        副  市  長    鈴   木   源左衛門    君        総 務 部 長    小   田   吉   雄   君        総務部総務課長    斎   藤   甲   三   君        総務部財政課長    佐   藤   昭   一   君        企 画 部 長    小   田   貞   明   君        企  画  部                   相   馬   正   喜   君        政策推進課長        企  画  部                   菅   井   晋   一   君        情報政策課長        市 民 部 長    阿   部   正   一   君        福祉保健部長     佐   藤   正   幸   君        福 祉 保 健 部                   西   村       治   君        介護高齢課長        福 祉 保 健 部                   斎   藤       勉   君        社会福祉課長        産業観光部長     増   子   太   平   君        産 業 観 光 部                   瀬   賀       功   君        商工観光課長        都市整備部長     五 十 嵐   孝   次   君        上下水道部長     渡   辺   成   一   君        上 下 水 道 部                   田   島   正   昭   君        下 水 道 課 長        会 計 管 理 者    吉   川       強   君        選管委書記長        監 査 委 員    板   垣       圭   君        事 務 局 長        農 業 委 員 会                   渡   辺   正   信   君        事 務 局 長        教  育  長    工   藤   泰   則   君        教 育 部 長    平   山       浩   君        教  育  部                   大   滝   和   春   君        学校教育課長        教  育  部                   斎   藤   敏   夫   君        スポーツ振興課長        荒 川 支 所 長    平   野   俊   之   君        神 林 支 所 長    田   村       豊   君        朝 日 支 所 長    佐   藤   健   吉   君        山 北 支 所 長    富   樫   昌   平   君        消防本部次長     斎   藤   文   夫   君                                              〇事務局職員出席者        事 務 局 長    忠       隆   司        議 事 係 長    建   部   昌   文        書     記    伊   藤   良   子           午前10時00分  開 会 〇議長(佐藤宮吉君) ただいまの出席議員数は28名です。欠席の届け出のある者1名です。定足数 に達しておりますので、これから平成22年第2回臨時会を開会いたします。   市長から招集のごあいさつをお願いします。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) 皆さん、おはようございます。本日、平成22年第2回臨時会を招集いたしま したところ、議員皆様には公私ともお忙しいところご出席をいただきまして、まことにありがとうご ざいます。   さて、本日提出いたしました議案は、専決処分の承認1件、一般会計及び特別会計の補正予算5 件の合わせて6件でありますので、よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申 し上げまして、招集のごあいさつといたします。 〇議長(佐藤宮吉君) これから本日の会議を開きます。   本日の会議は、お手元に配付の議事日程により議事を進めますので、よろしくご協力をお願いい たします。                                              日程第1 会議録署名議員の指名 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則の規定によって、15番、小池晃君、23番、大滝国吉君を指名いたし ます。ご了承願います。                                              日程第2 会期の決定 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   お諮りします。本臨時会の会期は、議会運営委員会を開き協議した結果、議案については委員会 付託を省略して本会議審査とし、本日1日間としたいと思います。これにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) ご異議なしと認めます。   よって、本臨時会の会期は本日1日間と決定いたしました。                                              日程第3 議第2号 専決処分の承認を求めることについて 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第3、議第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたし ます。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第2号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、近江新地区県営圃場整備事業の実施に伴う胎内市との境界変更について、さきの12月定 例会で議決をいただいたものでありますが、その後事業主体である新潟県から申請内容の一部に誤り があったとして、1月20日付で境界変更の再申請書が提出され、即事の対応を求められたことから、 1月22日付で専決処分を行いましたので、地方自治法第7条第1項の規定に基づき議会の承認を求め るものであります。   変更内容については、添付の正誤表のとおりであり、編入区域に含まれている譲与手続済みの法 定外公共物について、本来「公有地」と表現するところを誤って「国有地」としたためのものであり ます。   なお、関係する胎内市においても、当市と同様専決処分を行ったところであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   今市長からご報告ありましたが、言葉の違いでありますが、12月議会で承認されたのに、県から 訂正して再度提出という指摘を受けるまで結局見つけなかったというか、わからなかったと。それは、 どういうことなのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 提案をいたしまして議決いただいて新潟県のほうから再申請の手 続をいただくまで全く気がつきませんでして、誤っておりましたので、今回専決をさせていただいた ということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 市民の人がする仕事でなくて、行政にかかわっている人の仕事ですよね。そ れも、議会に提出して承認されたものがこういう形で訂正をされるというのは、複数の目でやっぱり 見なかったのか、どこかで気づくことができなかったのか、そういう点ではどうなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 全く確認が足りなかったということで、大変反省をいたしており ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 言葉の違い、それも国有地と公有地を間違えたという、それは前後の文章か らして判断できるものだったのだろうと思うのですが、仕事のやり方に、合併になったからといえば それまでかもしれませんが、やっぱり少し、こういう間違いをするということは、緊張感が欠けてい るのではないかというふうに思えてなりません。   以後、こういうような、単純といえば単純ですけれども、しかし県から指摘されるまで気づかな かったということは、村上市としてやっぱり恥ずべきことではないかと思いますが、いかがでしょう か。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務課長。 〇総務部総務課長(斎藤甲三君) 議員おっしゃるとおりでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから議第2号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり承認することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第2号は原案のとおり承認することに決定しました。                                              日程第4 議第3号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第8号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第4、議第3号 平成21年度村上市一般会計補正予算(第8号)を議題 といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第3号について提案理由のご説明を申し上げ ます。   本案は、平成21年度村上市一般会計補正予算(第8号)であります。歳入歳出予算の総額に6億 9,590万円を追加し、予算の規模を324億2,893万3,000円にしようというものであります。   補正予算の内容につきましては、主に地域活性化・きめ細かな臨時交付金に係る事業について新 規に計上したほか、地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の確定に伴う処置を行ったものであり ます。新規の地域活性化・きめ細かな臨時交付金につきましては、国の平成21年度第2次補正予算に おいて当市に4億324万1,000円の内示を受けたものであります。対象となる事業につきましては、橋 梁の補修、電線の地中化、都市部の緑化、森林の路網整備、公共施設または公用施設の建設または修 繕であります。   初めに、歳入から申し上げます。歳入の第14款国庫支出金では、地域活性化・きめ細かな臨時交 付金の追加及び地域活性化・経済危機対策臨時交付金の確定に伴い、4億644万8,000円追加いたしま した。   第15款県支出金では、725万6,000円追加いたしました。第19款繰越金では、1億1,289万6,000円 を追加いたしました。   第21款市債では、小学校債1億6,930万円を追加いたしました。   続きまして、歳出の主な事項について申し上げます。第2款総務費では、本庁舎非常階段修繕や 情報通信事業特別会計への繰出金をはじめ1億3,726万7,000円を追加いたしました。   第3款民生費では、あかまつ荘の改修工事費などの高齢者福祉施設及び児童公園整備など7,748 万3,000円を追加いたしました。   第6款農林水産業費では、林道海府線、海府南線ののり面改修工事を含む11路線の林道整備をは じめ4,374万1,000円を追加いたしました。   第7款商工費では、みどりの里特別会計への繰出金及び夕日会館外壁改修工事をはじめ観光施設 整備として4,378万4,000円を追加いたしました。   第8款土木費では、橋梁整備など9,539万9,000円追加いたしました。   第9款消防費では、防災情報通信整備事業として1,100万円計上いたしました。   第10款教育費では、2億8,722万6,000円追加いたしました。内訳は、教育総務費において学校情 報通信技術環境整備事業経費の減額、小学校費の学校建設費で山辺里地区統合小学校建設事業費など 追加いたしました。そのほか中学校費、社会教育費、保健体育費で臨時交付金を計上いたしました。   第2条の継続費の補正は、山辺里地区統合小学校建設事業費を変更するもので、第3条の債務負 担行為補正は、保育園通園バス運転業務委託料に関するものであります。   第4条の地方債の補正は、教育債の限度額を変更するものであります。   よろしくご審議の上、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、歳入の11ページ、総務費国庫補助金のところで、 地域活性化・経済危機対策臨時交付金、村上駅のバリアフリーというのがありまして、9月にいただ いた資料では1億1,433万3,000円の交付金というようなことで予定されておったのですが、この戻し が2,433万3,000円ということは、実行されたのが9,000万ということですが、9,000万で足りたのかど うか。どんなことを9,000万でしたのかということをちょっと詳しく教えていただきたい。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 村上駅のバリアフリーにつきましては、エレベーターの設置とい うことでご説明申し上げておったわけでございますが、なかなかJRのほうから正確な数字というの が出てきませんでした。   それで、今般そういった正確な数字が出てまいりましたので、このような数字を減額補正という ことでこの範囲でやるということで計上させていただきました。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) それから、歳出の21ページ、教育費、学校情報通信技術環境整備事業経費の 中で、市長の説明ではこれだけの金額が減額になったというふうに説明があったのですが、これは備 品とか購入の請け差とかなのか、その辺。計画された整備は、順調に進んでおるのか、その辺のとこ ろを教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今回の大幅な減額補正お願いしたわけでございますけれども、 これにつきましては今ご説明申し上げましたけれども、主に備品関係、テレビ、それから電子黒板、 パソコン等設置、導入させていただいたわけですが、これについては単価的に設計時に国から示され た単価、テレビでありますと、設置費を含めまして30万、それから電子黒板70万、パソコン13万とい うようなことで設計をさせていただきましたけれども、落ちるかどうか心配だったのですけれども、 おかげさまでテレビについては約22万、それから電子黒板については44万、パソコンについては7万 2,000円というようなことで、非常に台数も多かったせいか単価的に非常に安く導入できたというふ うなことで大幅な減額になったものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) 同じく教育費で、23ページ、地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業の中の スポーツ施設の部分で、荒川のテニスコートということで、ちょっと伺いましたら、6面から8面に するというようなお話のようなのですが、私も聞いたところによりますと、8面あると大きな大会が 開かれると。テニスの協会の方も要望されての実行だと思うのですけれども、その辺のところ、この 金額で2面を増設するのに足りるのかという部分と、その経緯的なものです。私が今言った経緯でよ かったのかどうか、その辺のところ教えてください。 〇議長(佐藤宮吉君) スポーツ振興課長。 〇教育部スポーツ振興課長(斎藤敏夫君) 3,800万お願いしているわけでございますけれども、工 事費的にはメーン工事で約1,300万ぐらいかかりますので、その他附属の工事がありますので、大体3, 800万くらいあれば工事的には間に合うのではないかというふうに思います。   それから、今の議員からご提案ありました北信越のミニ国体というのがあるのですけれども、そ れは連盟のほうに伺いますと、やはり最小限8面あればそういうような大きな大会は開催されるので はなかろうかということが1つの原因だということでございます。連盟の県大会あるのですけれども、 それににつきましては6面あれば十分なのですけれども、北信越大会のミニ国体あるわけですが、そ れらにつきましては8面以上なければ開催不可能ということでございます。 〇8番(小杉和也君) はい、ありがとうございます。終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ページ数でいきますと17ページなのですが、3款の民生費のこの部分の中に 子供手当等支給経費という新規事業ということで入ってきていまして、これ今国会で決まれば4月か らの支給制度に合わせてということになると思うのですけれども、この部分は当然3月、この議決を 経て3月1カ月分の経費ということで、当然21年度分ですから計上されているとは思うのですが、こ の電算業務の委託料につきましては、どのような計算方式というか、これを委託契約すれば1回切り で終わるものなのか。それとも、また来年、22年度には新たな電算業務としての委託契約になるのか、 その辺はいかがでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 子供手当の電算業務委託につきましては、このたび909万9,000円お 願いしてありますが、これにつきましては21年度の分、それと22年度分を含めてお願いしているとこ ろであります。   金額的には、21年度処理分につきましてはこの約半分、470万ぐらいを見込んでおりますが、残 りにつきましては、繰り越しをしまして22年度執行というふうに考えております。   なお、詳細につきましては、課長のほうから申し上げますので、お願いします。 〇議長(佐藤宮吉君) 社会福祉課長。 〇福祉保健部社会福祉課長(斎藤 勉君) 委託料の詳細につきましては、現行の福祉ささえという システムがございますが、そこに新たに子供手当のシステムを構築するという作業と、それから子供 手当の案内通知の出力処理、それから移動、住基による一括更新予定者のリストの抽出などをこの委 託の中に作業として見込んでおるということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) その新規事業のこの業務委託等で、今回その933万3,000円上がっていまして、 来年以降からもこれがずっと法律で続く限り委託したり、別職員としての枠がとられるわけですが、 これは国の事業として各地方自治体のほうに来ている事業ですから、その経費分、この分はそっくり 後から交付金措置として国のほうの予算で戻ってくるお金と考えてもよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 21年度の予算につきましては、電算委託業務だけ国の交付金で財源 を見るというふうな決まりになっておりまして、今回お願いしております社会保険料あるいは事務補 助員の賃金につきましては、市の単独でございます。   22年度につきましても、当然準備費用がかかりますので、こういった経費につきましては国の財 源で賄えるというふうになっております。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) それと、ページ数でいきますと21ページなのですが、第10款の教育費なので すけれども、この山辺里地区統合小学校建設事業経費で2億4,395万6,000円の増額ということで計上 はされておりますけれども、4ページのほうのこの第2表の継続費補正というところを見ますと、補 正前と補正後、21年度の年割額は同じで、逆に22年度その同じ同額分が減額という形で継続費の補正 になっております。そうなると、今この21年度の増額分というのは、この継続費の補正の第2表から 見ますと、何か全くこっちではその分まるっきり減額になっておりますのに、この補正のほうでその 2億4,000万が全部増額に出てきているというのは、これちょっと私が頭悪いのか理解できないので すが、その辺のご説明お願いしたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) この学校統合につきましては、当初22年度で実施の予定でござい ました。   ただ、補助対象の分として申請を行っておりますので、これらを前倒しで予算化するということ で今回特にお願いしている部分でございます。           〔「議長、3問たったんですけど、ちょっと今のでは……。ちょっ             といいでしょうか」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 答弁のほうもう少し詳しくしてください。   財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 継続費を前倒しで予算化をしたという内容になります。   細かい点につきましては、担当課でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今ほど財政課長のほうから答弁あったとおりでございますが、 当初今回計上しております測量委託、それから工事請負費については、次年度というようなことで継 続費に計上していたわけでありますが、今回国の補助の関係等もございまして、21年度に前倒しして お願いするというようなことで、それ相当の分について減額補正をお願いしたものでございます。           〔「そうなんでしょうけど、議長、ちょっといいですか」と呼ぶ者             あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) いや、そうなのでしょうけれども、ですからこの第2表の継続費の補正を見 ますと、全部の総額がその2億4,000万減額になっているわけですよね。なのに、その年割としては2 1年度は同額なわけです、補正前と補正後が、第2表は。数字が同じではないですか、21年度。   ですから、当初で6億7,508万3,000円を年割額としてなっているのであれば、何で今その2億4, 000万が増額として出てこなければいけない。当初予算でもう入っているわけですよね。逆に来年度 の予算の中で12億5,600万を計上している分がその2億4,000万減額になるということで、22年度の予 算で上がってくるのだったら私も理解できるのだけれども、21年度の当初予算は6億7,508万3,000円 でまず同額なわけではないですか、補正前も補正後も。何で、21年度が同額なのに、今21年度の補正 やっている中で2億4,000万が出てくるのはおかしいでしょうという、同額なのに、この表は。この 表が間違っているのか。前倒しであれば、21年度の補正後がその2億4,000万を足した金額にならな ければいけないのではないですか、例えば9億ぐらいとか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 22年度に継続費として計上していた金額が要らなくなったという 状態になったので、21年度分については金額は変わらないと。表は誤りでないということになろうか と思います。 〇3番(本間清人君) ちょっと後で担当課に行きます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   19ページの商工費の観光施設管理費の中の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の減額につ いてお伺いをいたします。 〇議長(佐藤宮吉君) 産業観光部長。 〇産業観光部長(増子太平君) お答えします。   これにつきましては、国の第1次補正、9月に補正をお願いした分でございますが、鈴ケ滝のつ り橋、二子島森林公園の浮き桟橋、ふれあいセンターの修繕工事、これの関係が確定したと。事業確 定したことによって減額をさせていただきたいというものでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 次、その同じ19ページの地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業の内容につ いてお伺いいたします。   細かい内容については、別表で出ておりますが、この対象事業とするものは、今までいろいろの 地域から要望が出てきている部署の何%ぐらいになるのでしょうか。道路維持費です。ごめんなさい。 〇産業観光部長(増子太平君) 道路維持ですか。 〇22番(相馬エイ君) すみません。19ページの金額で1億2,470万のきめ細かな臨時交付金のこの 事業がいろいろ道路のふたの修理とかございますよね、修繕とか。それは、今までいろんな要望が地 域から出てきているところのどのぐらいの割合をこの事業によって解消されようとしているのかとい うことです。 〇議長(佐藤宮吉君) 都市整備部長。 〇都市整備部長(五十嵐孝次君) 申しわけございません。その何%というところまでは計算はして ございません。   ただ、今回3,000万計上させていただきましたので、等分にして各支所のほうに配分をする予定 でございます。地元の要望にこたえるということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 17ページの寿山荘の経費200万についてお伺いいたします。   寿山荘は、大がかりな改修されたわけですが、今ここに来て200万の修繕費の内訳は何なのでし ょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 福祉保健部長。 〇福祉保健部長(佐藤正幸君) 寿山荘の経費200万でございますが、実はこれ源泉ポンプが使用不 能になったということで、今回補正をお願いしたわけでありますが、温泉の湯花の成分がポンプ内配 管に詰まりまして、くみ上げができない状態になってしまったというふうなことから、まずポンプ1 基を新しく新設し、今のポンプをオーバーホールしたいというふうな内容でございます。 〇22番(相馬エイ君) 3問目ですので、終わりますが、大がかりな改修をした割にはなぜこのよう な形で追加の修繕費が出てくるのかと。その辺は、改修する段階での調査を怠ったのかなと、そんな 疑問も浮かびましたので、質問させていただきました。   終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) よろしくお願いします。   21ページのところですが、今のように国庫支出金が入った関係もあり、学校建築費というのが補 正をされているわけですが、それにかかわって4ページの先ほど本間議員から話がありましたように、 継続費の補正のこの一覧表の中で、私もそうすると、当初山辺里小学校の統合小学校建設事業費とい うのはほぼ19億というふうに感じて、またそのようにほかの人にもお話をしたのですが、これでいく と、補正後の建築費というのは16億8,700万円くらいに減額をしたというふうにこの表からとらえて もいいのかどうか伺います。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 建設費そのものについては、変わらないということになります。 19億3,000万で変わらないということでございます。   今回継続費については減額を、22年度で行おうとしていたものを21年度に持ってきたということ で、継続費の中からは外させていただいたということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) そこがわからぬのです。先ほども聞いていたけれども、どうもそこがわから ない。事業費の総額は同じなのに、何でここで16億に変わるのかというところが。今のように、前倒 ししたのだったら前倒ししたように21年度の事業費がふえるはず。そこがわからぬので、また後から ゆっくり聞きますけれども……。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 内容の話をしますと、継続費のほうは21年、22年度の事業費として国の ほうに補助申請をしておりましたが、22年度の国のほうの予算確保が若干難しいということで、21年 度の枠ならば補助対象にある程度可能ですということで、22年度に送った補助金を21年度、今今回の 補助対象に組み替えさせていただいたということで、同額の補正をさせていただいたということでご ざいます。 〇18番(滝沢武司君) 議長、確認させていただきたいのですが、そうすると、あの事業費というの は19億3,172万4,000円変わらないということでいいのですね。ここの数字は改正前、改正後のこの数 字は別として……別になるのかどうかわからないけれども、変わらないということですね。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 総額の金額で19億3,172万4,000円、これ22年度2億4,395万6,000円を継 続費のほうから減額をいたしまして、先ほどの21ページの補助のほうの金額のほうに振り替えた、組 み替えたということでございますので、総額の工事費の金額は変更ないということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 滝沢武司君。 〇18番(滝沢武司君) 数字だけを見れば、今のように不可解な部分が出てくるということですから、 やはりそのことについてはきちんと説明をしていただくように今後お願いをしたいと思います。   21ページのところに学校教育費の関係で小学校費、これは21年度第1次補正ですか、それで13兆 くらいの大規模な補正が行われたということにかかわって、学校でのいろいろな施設設備を充実する ということで、例えば電子黒板を各学校に2基ずつとか、各教室にテレビとかあるいはパソコンを入 れるというようなことで、細かい数字の説明がこういうのが入るのですということで説明がありまし た。本会議でも、また全員協議会でもその話があったかと思うのですが、削るほうになったら、今の 6,000万くらいの減額、6,000万ですか、削るほうになったら、これとこれとこれが減るのですという ような細かいデータが示されないと、私らのほうでは例えば保護者の皆さん方に、会った人に各学校 に電子黒板2台入るのですよとかいろいろ説明してきたわけ。ところが、その後のこの削減の部分に ついては説明がないと、前に説明したことがそのまま受けとめられていくということになりますが、 そこで細かいデータをこういう項目で、こんなことでこれだけ減ったという、個々のデータを後で出 していただく用意はございますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 学校教育課長。 〇教育部学校教育課長(大滝和春君) 今読み上げるとかなり時間かかると思いますので、それにつ いてはデータとして提出できますので、それでよろしゅうございますでしょうか。 〇18番(滝沢武司君) ありがとうございました。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) ちょっと学校の今の件なのですけれども、4ページの件で、16億8,700万何 がしかになったことで、そうなるわけですよね、これ確実に。その中での補助金、国からの補助とか そういった関係と、今その少なくなった分は前倒しで今年度に持ってきて、それと別枠で切りかえて そこにいわゆるお金を2億4,000万ぐらいかけるという行為そのものによって、補助金対象金額とい うのは違ってくるとは思うのですけれども、いかがですか。   学校の建設そのものというのは、総枠は変わらないのだよと。19億3,172万4,000円なのだよと。 しかしながら、来年度予算がどうもちょっと予定している12億までいかないと。そうすれば、2億の 何がしかを本年度予算の中で組み替えてやろうではないかというのがその趣旨にここにあらわれてい ると思うのですけれども、その2億何がしかというのを組み替えることによって、全体の補助枠、学 校等を建設するといろいろ国の補助とかそういった有利なものもあるのだろうし、それとの兼ね合い はいかがなりますか。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) 今ほどの件ですが、国の補助の金額は、21年度の補助対象と22年度の補 助対象ということで年度の組み替えをしただけでございますので、金額の対象、金額及びその対象経 費は同じであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) では、補助率は変わらないということですか、全く。 〇議長(佐藤宮吉君) 総務部長。 〇総務部長(小田吉雄君) そのとおりでございます。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第3号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第3号は原案のとおり可決されました。                                              日程第5 議第4号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第5、議第4号 平成21年度村上市情報通信事業特別会計補正予算(第 4号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第4号について提案理由のご説明を申し上げ ます。   本案は、村上市情報通信事業特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額にそ れぞれ1億873万9,000円を追加し、予算規模を10億2,803万円にしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では第3款繰入金1億850万円、第5款諸収入で光伝送路等貸付料2 3万9,000円を追加いたしました。   歳出では、第5款事業費にテレビ放送再送信設備工事として1億873万9,000円を追加いたしまし た。   よろしくご審議の上、原案どおり決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) この特定財源の分が歳出のほうで1億850万円、これが特定財源分、それが 歳入のほうの繰入金から支出する額と同額ということになっているわけですが、この特定財源という のはどういった名目の特定財源になるのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 一般会計から繰り入れたものの原資といいますか、それは経済危 機対策交付金、これの請負差額をここの神林の分に使わせていただくという内容になっております。 〇3番(本間清人君) はい、わかりました。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第4号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第4号は原案のとおり可決されました。                                              日程第6 議第5号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第6、議第5号 平成21年度村上市みどりの里特別会計補正予算(第4 号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第5号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、みどりの里特別会計補正予算(第4号)であります。歳入歳出予算の総額にそれぞれ2, 420万円を追加し、予算の規模を2億7,270万円にしようとするものであります。   補正予算の主なものは、歳入では地域活性化・きめ細かな臨時交付金を充当し、第3款繰入金を 2,420万円追加いたしました。   歳出では、第2款事業費においてきめ細かな臨時交付金事業としての施設整備費を2,420万円追 加いたしました。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) このきめ細かな臨時交付金事業の中で、一般会計予算での臨時交付金と、特 別会計にこういった形でその臨時交付金を併用してというか、特別会計にも組み込む予算になってい るということでありますけれども、今回総額4億何百万でしたでしょうか、その臨時交付金として出 ている金額から特別会計に行くその交付金の割合というのは、国の中で例えば今回特別会計には使っ てはだめだよとか、その割合の中から何割は特別会計に使ってもいいよとか、そういった指導という のはあるのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 企業会計、これについてはいけませんよということは出ておりま すが、特別会計については各自治体さまざまでございますので、これについての制約というのは特段 指摘されてございません。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ということは、それがその4億の中から、単体の自治体で決めれば、例えば その4億のうち2億を特別会計に使おうが幾ら使おうがそれはその自治体にお任せしますよという理 解でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 企業会計以外についてはよろしいということ。 〇3番(本間清人君) はい。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第5号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第5号は原案のとおり可決されました。                                              日程第7 議第6号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第7、議第6号 平成21年度村上市下水道事業特別会計補正予算(第5 号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程をいただきました議第6号について提案理由のご説明を申し上 げます。   本案は、下水道事業特別会計補正予算(第5号)であります。歳入歳出予算の総額からそれぞれ 3,404万9,000円を減額し、予算の規模を52億2,997万1,000円にしようとするものであります。   補正の主なものについて申し上げます。歳入では、第4款繰入金で一般会計繰入金を3,404万9,0 00円減額いたしました。   歳出では、第1款水道費で予算の組み替えを行ったほか、第2款公債費で償還金利子及び割引料 確定に伴い減額いたしました。   第2表、債務負担行為の補正は、平成21年度から平成22年度までの国庫債務負担行為1億1,350 万円をお願いするものであります。   よろしくご審議の上、原案どおりご決定賜りますようお願いを申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   本間清人君。 〇3番(本間清人君) 結局今下水道事業費の一般会計からの繰入金ということで、一般会計から今 こうやって補正を起こしているわけですね。   先ほどきめ細かな交付金に関しては、そういう特別会計の中でも企業会計には使ってはだめなの だと。しかしながら、言葉はそうであっても、こうやって結局一般会計の繰入金の中から持ってきて いるということは、確かにその特別交付金を使っているわけではないのだけれども、何でその一般会 計からこうやって繰り出さなければならないかということの説明はどういうことなのかということで す。 〇議長(佐藤宮吉君) 財政課長。 〇総務部財政課長(佐藤昭一君) 企業会計というのは、水道会計になりますので、制約はございま せんが、やはり一般的な一般財源を使ってするのが通常の形態でございますし、この交付金につきま して限った場合だと、やはりその使途の制約というのがございますので、事前の県との折衝もござい ますし、そういった内部の制約というのは当然ありますので、何に使ってもいいという交付金ではご ざいませんので、適切な特別会計に充当しているというふうにご理解いただければと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) では、伺いますけれども、今の市長の説明で、建設経費を組み替えたという のがありまして、補償金が減って工事費がふえたことなのですが、この補償金が4,300万減ったとい うその理由というのはどういうことなのでしょう。 〇議長(佐藤宮吉君) 下水道課長。 〇上下水道部下水道課長(田島正昭君) 私らのほうで下水道工事に伴いまして水道の移設工事が当 然出てきますので、並行してやってきましたが、移設補償の補償金が確定したということで、今回額 が確定しましたので、それを工事費のほうに回して工事を施工したいということであります。 〇議長(佐藤宮吉君) 小杉和也君。 〇8番(小杉和也君) そうしますと、当初予定していた工事よりもかなり多くの工事ができるよう になったというような理解でよろしいですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 下水道課長。 〇上下水道部下水道課長(田島正昭君) どうしても埋設物を掘削してやるわけですから、地下の中 で水があったりする部分もありますけれども、少しでも工事が進むようにということで今回お願いし ております。 〇8番(小杉和也君) はい、ありがとうございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) 伺います。   公債費3,404万9,000円の減額になっております。公債費が減るということは、ある意味でいいこ となのですが、ご説明ではちょっと理解しにくい表現でしたので、もう少し内容を丁寧に説明してい ただきたいと思います。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 公債費というものは、当初予算編成のときに翌年度の分を計上する わけでございますが、今回この21年度予算を組むときには1月、今ごろの時期に編成を組むわけでご ざいます。そのタイムラグといいますか、実際20年度の工事のやっている最中、確定しない段階での 当初予算が計上になりますので、その差額が今回こういうふうにあらわれてきたということでござい ます。 〇議長(佐藤宮吉君) 相馬エイさん。 〇22番(相馬エイ君) わかりました。   そうしますと、当初予算の予算ではある程度20年度の工事が全部確定しないのだけれども、この ぐらいだろうということで大まかな公債費を組んだということでいいのでしょうか。それで、20年度 の工事が確定したために、その分を今こういう形で減額というか、調整するというか、そういう受け とめ方でよろしいのでしょうか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) そのとおりでございます。 〇22番(相馬エイ君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第6号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第6号は原案のとおり可決されました。                                              日程第8 議第7号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 〇議長(佐藤宮吉君) 日程第8、議第7号 平成21年度村上市集落排水事業特別会計補正予算(第 3号)を議題といたします。   理事者から提案理由の説明を求めます。   市長。           〔市長 大滝平正君登壇〕 〇市長(大滝平正君) ただいま上程いただきました議第7号について提案理由のご説明を申し上げ ます。   本案は、集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。歳入歳出予算の総額からそれぞ れ479万4,000円を減額し、予算の規模を21億1,952万6,000円にしようとするものであります。   歳入では、第5款繰入金で一般会計繰入金を479万4,000円減額いたしました。   歳出では、第1款集落排水費で予算の組み替えを行ったほか、第3款公債費で償還金利子及び割 引料の確定に伴い減額いたしました。   よろしくご審議の上、原案のとおりご決定賜りますようお願い申し上げます。 〇議長(佐藤宮吉君) これから質疑を行います。   姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 今回減額の補正ということでですが、先般の臨時会のときにも農業排水事業 についてはちょっと質問したのですが、合併浄化槽の河内地区、旧神林の河内地区27世帯について見 れば、この集落排水事業からの予算の中でいわゆる維持管理をやると。また、上水道関係でのいわゆ る利用料金の形式をとっているということで、それは農業集落排水事業の中でやると。いわゆる計上 されてやりとりしているということが言われて答弁ございましたが、そのときにも申し上げましたが、 山北地区、そして朝日地区での合併浄化槽設置世帯への利用料金制度についてはどのようにというこ とで質問しましたが、その件については今後高齢化なればそういう可能性も出てくるので、前向きに 検討していきたいということになっていますが、この予算上はまだそれはどんな状態になっているの かわからないのですけれども、減額の補正やっておりますけれども、その件についてはどういうふう に進行中ですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 今議員おっしゃることについては、今回の補正予算のところには別 にそのことについては触れてございません。 〇16番(姫路 敏君) どうなっているのですか。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 本来原則的には合併浄化槽の維持管理費については、それぞれ旧市 町村での経緯もあってこういうふうな形になったのだというわけですけれども、それまだ現在も検討 中でございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 姫路敏君。 〇16番(姫路 敏君) 副市長にお聞きしたいのですが、このようにせっかく集落排水事業が減額と いうことになってくれば、その分また戻してというよりも、そういったところに当て込めるような体 制をいち早くとったほうがいいかなと思いますが、先般の臨時会のときも高齢化でひとり暮らしのお ばあちゃんがメンテナンス等の事業者といろいろと話し合いするということは、かなりやっぱり難し い域に入るということですので、どういうふうに考えて、それは高齢化に即した中で考えていきたい ということも答弁されておりましたが、それはどんなふうにあれですか、この減額補正も含めて。 〇議長(佐藤宮吉君) 副市長。 〇副市長(鈴木源左衛門君) 今回の減額につきましては、利子というようなことでございます。そ んなことで、今回はそういうことはまだのせてございません。   今後につきましては、下水道また上水道の料金改定もございます。それらも含めて今後十分に検 討していきたいと考えております。 〇16番(姫路 敏君) 終わります。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) 当初今市長の最初の提案理由の説明でありますと、この479万4,000円は公債 費の組み替え等による利子、そういった割り引きの戻し分なのだというようなご説明でありましたが、 そうすると、その起債を起こした公債費を今借り入れしているどこかからの分を別なほうのローンの 組み替えというか、借り入れで利息をこっちが安いほうに組み替えた分の差額分でその470万が戻っ てきたという理解でいいのかなとは思うのですが、その公債費を組み替えた分は総額でお幾ら組み替 えたのですか。 〇議長(佐藤宮吉君) 上下水道部長。 〇上下水道部長(渡辺成一君) 今ご提案申し上げておりますのは、集落排水事業の公債費だけでご ざいまして、これ先ほど相馬議員にもお答えいたしましたように、実際の計画の借り入れ利率と実際 借り入れたときの利率の差がこういうふうにあらわれてきたものでございます。   当初の計画では、2.5%程度の借り入れを予定して予算のほうにも計上したのでございますが、 実際には1.5%から2.1%の範囲で納まったということでございます。 〇議長(佐藤宮吉君) 本間清人君。 〇3番(本間清人君) ということは、借り入れを別なところで組み替えたのではなくて、その利率 が初め当初予算でのせた利率よりも、実際決算に近くなってきたらそのパーセンテージが下がってい たということでいいわけですね。はい。 〇議長(佐藤宮吉君) そのほかございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) これで質疑を終わります。   これから討論を行います。討論はございませんか。           〔「なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐藤宮吉君) 討論なしと認めます。   これで討論を終わります。   これから議第7号を起立により採決いたします。   本案は原案のとおり決定することに賛成諸君の起立を求めます。           〔賛成者起立〕 〇議長(佐藤宮吉君) 起立全員です。   よって、議第7号は原案のとおり可決されました。                                              〇議長(佐藤宮吉君) 以上で本日の日程はすべて終了しましたので、会議を閉じ、平成22年第2回 臨時会を閉会いたします。   大変ご苦労さまでした。           午前11時03分  閉 会